ついてない女
母子家庭で育った私。
絶対的な立場の母親。
反発しグレた兄。
高校卒業してから勤めていた会社が倒産。
次の仕事が見つかるまでと思いバイトで働き出した、ラブホテルのフロント兼メイクの仕事。
つなぎのつもりが1年になる。
3年付き合って、結婚も考えていた彼氏に振られた。
何人かお付き合いした人もいたけど、絵にかいた様なダメ男ばかり。
男運も悪いらしい。
こんな私は今年は厄年。
お祓いに行った帰りにスピード違反で捕まった。
こんな私のくだらないつぶやきです。
ぼちぼち書いていきます。
13/07/13 11:26 追記
ガラケーからスマホに変えました。
まだうまく使いこなせないため、ご迷惑をお掛け致します。
少し慣れてから改めて更新したいと思います。
- 投稿制限
- スレ作成ユーザーのみ投稿可
「今日もヘルス日和だねぇー」
男一人で部屋に入るのをフロントの小窓から見届ける。
勤務先のラブホテル。
全部で15室ある部屋のうち、安い部屋は男一人でデリヘルが来るのを待っているお客さんで埋まる。
控え室にあるコンピューターが入室を確認し、ピコピコとベルが鳴る。
私は夕方5時から夜中2時までの勤務。
サービスタイムがあける時間のため、出勤すぐは忙しいけど、掃除が終わればゆっくり出来る。
一つの部屋に3人のメイクが入る。
一人がベッド。
一人が部屋の中。
一人がお風呂。
これをローテーションで回して行く。
一つの部屋を10~15分で綺麗に仕上げなくてはならないため、お客さんが退室してからは戦場となる。
「あー💢もう💢お風呂のお湯抜いてってくれてない‼」
同じく夜のメイクで働くゆうちゃんが叫ぶ。
お風呂の浴槽にお湯が入ったままの場合、のんびりお湯を抜く時間がないため、お風呂場に置いてある洗面器でお湯を掻き出さなくてはならない。
これだけで5分のタイムロスになる上、結構体力が消耗される。
特に暑い夏場は、これだけで汗だくになる。
ゆうちゃんはぶつぶつ文句を言いながら、洗面器でお湯を掻き出した。
私は部屋。
サービスタイム後は長い時間いるお客さんが多いため、部屋の中も汚い💧
たまに「住んでたの⁉」と思うくらい、ゴミの山になっている事がある。
燃える、燃えない、ペットボトル、缶、ビンと分けながら買い物袋に入れる。
分けていってくれる親切なお客さんはほとんどいないため、買い物袋に入れる時に分ける。
このお客さんは、部屋で備え付けのコーヒーを飲んで、床にコーヒーをこぼしたまま💧
時間が経ってるから、なかなか汚れが取れない😫
「自分の部屋でも、こぼしたままなのかなぁ?」
つぶやくと、ベッド担当の愛ちゃんが「んなわけないじゃん‼ラブホだから関係ないって思ってんでしょ?」とシーツを引き延ばしながら答えてくれた。
「そうだよね😅」
こんな事は日常茶飯事。
やっと掃除が終わっても、次々出ていくお客さん。
安い部屋から掃除をしていく。
やっと掃除が一段落ついて、控え室兼休憩所に戻って来た。
夜のメイクは皆喫煙者。
各々、灰皿を取り出してタバコに火を点ける。
さっきお風呂担当だったゆうちゃんは、まだ23歳の若いギャル。
昼間は美容師をしていて、夜は週3回メイクに入っている。
美容師という仕事柄なのか良く髪型や髪色が変わる。
ラブホテルのメイクは裏方仕事なので、髪形髪色制限は何にもないし、服装もジャージやスウェットでオッケー👍
寝癖、素っぴん何でも大丈夫‼
ベッド担当だった愛ちゃんは、28歳のシングルマザー。
小学生の娘さんが一人いる。
昼間は保険外交員をして、夜は子供さんを両親に預けてメイクに来ている。
愛ちゃんのススメで一つ保険に入った。
人数が少ないので、年は違うけど人間関係のわずらわしさが少ない。
みんな、和気あいあいでなかなか楽しい職場である。
だから、つなぎのつもりで入ったけどなかなか辞められない。
他に純子さんという、勤務歴10年になるベテランさんと絵美さんという同じ30代の人がいるけど、今日はお休み。
一服していると、ヘルス嬢の迎えが来た。
「そろそろ仕事かなぁ?」
おっちゃんが楽しんだ後の掃除、頑張りますか(笑)
私と兄の父親は、地元では手広く不動産をやっている成金。
あちこちにビルやらマンションやらを持っている。
母親ではない妻と、子供が3人いる。
そう、母親はめかけさん。
私と兄は認知してくれてるし、成人するまで養育費も払ってくれたし、住んでいるマンションは父親のマンションだから家賃かからないし、生活費も面倒をみてくれていたので特に生活が困窮している訳でもなかった。
たまにマンションに来ていた父親。
小さかった私は「遊んでくれる優しいおっちゃん」くらいにしか思っていなかった。
ただ、おっちゃんが来る日は母親は朝帰りをする。
普段はしない派手な化粧をして、髪も気合いを入れて巻き巻きにする。
今でこそ「大人の事情」だとわかるけど、小学生の私にはわかるはずもなく、その日は兄と2人で留守番。
普段は少しでも口答えをすると、母親から容赦なく殴られた。
でも、おっちゃんがいる時に同じ事をしても殴られた試しがない。
「母親」ではなく「女」だった。
今なら虐待で通報されてただろうなぁ。
母親の言われた通り、思った通りにならないとフライパンで殴られた後にパイプ椅子で殴られた。
鼻血が出ようが、歯が折れようが「お母さんを怒らせるお前が悪い。お母さんの言う事を聞かないお前が悪い」と言われて、とことん殴られる。
だから母親が怖くて、自分の気持ちを我慢して母親に従う。
母親が決めた時間までにご飯を食べ終わらなかったら、無理矢理口に押し込まれた。
そして、それからしばらくご飯がなくなる。
母親が怖くて、いつも顔色を伺っていた。
それに反発したのが兄。
中学生になってから荒れに荒れまくり、度々警察のお世話になった。
母親は「親に恥をかかせやがって💢」と兄を殴る。
兄は「死ね💢色ボケババア💢」と捨て台詞を吐き家を出る。
その怒りの矛先が必ず私に来る。
いつもとばっちりな私。
そんな兄だけど、私の事は可愛がってくれた。
兄は高校には進学しないで近所の自動車整備工場で働き出した。
本当は家を出たかったらしいけど、私はまだ中学生になったばかりで、母親の元にいなくてはならなかったため、私を心配し私が卒業するまでうちにいてくれた。
兄は「お前は高校に行け‼兄ちゃんが高校に行かせてやるから‼」と毎日の様に言われた。
母親からは「義務教育が終わった時点でお母さんの義務も終わった。高校に行きたきゃ自分で何とかしろ」と言われた。
悩んだ末、定時制の高校を選んだ。
定時制だから、昼間は何かしらのバイトをしなければならない。
なので近所のコンビニで働き始めた。
学費は兄が出してくれた。
昼間のバイト代は、家を出るために貯金に回した。
母親は高校生になってから一度も起こしてくれたり、朝御飯を作ってくれたりはなかった。
今までも余りなかったけど😅
自由気ままな愛人生活。
働かなくてもお金が入る。
月に何度か父親とデートするだけで、生活が出来るんだからうらやましい話しである(笑)
母親も父親に捨てられない様に自分磨きは忘れない。
なので年よりもかなり若く見えるし、子供2人生んだとは思えないくらいスタイルも良い。
多分、飽きさせないために頑張っているのであろう。
少しは子供のために頑張って欲しかった💧
卒業式と父親のデートが重なった母親は、迷わずデートを優先し「行けたら行くわ」と言っていたけど結局来なかった。
期待はしていなかったから「あぁ…やっぱり💧」としか思わなかったけど😅
こんな母親だからなのか、私がして欲しかった事をお付き合いする男性にしてしまうため、男性をダメ男にしてしまうらしい。
「お前といると俺がダメになる」
そう言って振られた事が何度かある。
どうしたらいいものやら…😢
最初に彼氏が出来たのは17歳の時。
バイト先の人で当時23歳の健太郎。
本職は塾の講師。
塾は基本的に午後からなので、午前中の空いた時間にコンビニでバイトをしていた。
テストが近くなると塾の仕事が忙しくなるけど、合間を見ては私のテスト勉強にも付き合ってくれた。
初めての彼氏が出来て、毎日が楽しかった。
それを邪魔したのが母親である。
「高校生のクソガキが彼氏なんか作ってんじゃねーよ💢生意気なんだよ💢」
「別にいいじゃん‼何がいけないの?」
「お前、誰に向かって口を聞いてるんだ⁉「わかりました、お母様」だろ?」
「はぁ?意味わかんないし‼」
その後は殴られたのは説明するまでもない💧
相手の親に「社会人が高校生の娘に手を出すなんて、なかなか勇気ありますね」と電話をかけた。
私に彼氏が出来るのが面白くないらしい。
自分は金のために親父を相手しているのに、娘は若い男と楽しくしているのが面白くないというのが理由。
じゃあ働けよ、と思うけど言うとまた殴られるから言わなかった。
これが原因で健太郎から別れを告げられ、健太郎はバイトを辞めた。
たった半年で終止符を打った。
大好きだったのに…😫
今でもたまに思い出す初めての彼氏。
母親の教え。
「女は若いうちは体を売ってお金を稼げ」
「男はおごらせてなんぼ、割り勘とほざく男はろくなもんじゃない」
「とりあえず外見を磨け、美人にはいい男が寄って来る」
これはいつも言われていた。
体は売る程立派なもん持ってないし、好きでもない男に裸は見せたくない。
おごられるより、割り勘の方が気が楽なんだけどな。
たまに「今日パチンコで勝ったから飯でも行くか⁉」と言われたらごちそうになるかもしれないけど(笑)
外見を綺麗にするのは、女性として最低限必要かもしれないけど、私は中身も磨きたいな✨
母親みたいな女にはなりたくないな⤵
兄に彼女が出来た時も「あんなあばずれ女、気持ち悪い」と言った。
それから兄はプツンと連絡が途絶えた。
兄の彼女、見た目は派手だったけどいい人だったのにな。
母親は普通の仕事をしていないため、デートという仕事以外は基本暇である。
家事は父親が来る時だけ、「母親してます」アピールをする。
普段は全て私に「手が荒れるから」だの「疲れてる」だの「あんたの花嫁修行のためにわざわざ家事をやらせてあげてる」だの理由をつけて一切やらない。
おかげ様で家事は全て出来る様になりました(笑)
美容にお金をかけて、毎日毎日高そうな化粧水だのクリームだのを塗るのは構わないけど、13日の金曜日に出てくるジェイソンみたいなフェイスマスクをしていきなり登場するのはやめて頂きたい。
夜中にトイレに起きた時に、薄暗い中顔が白い人間が突然現れるこの恐怖は母親にはわかるまい。
母親が父親と飲んで帰って来た時の事。
「みゆき‼聞きなさい💢」
まだ何も話してないのに、いきなりキレ出す母親。
「お母さんはね、別にあんたの父親との結婚は望んでないのよ💢」
私も今更、何も母親には望んでいない。
「あんたが出来た時ね、お互いに酔ってたからねーあの人が外に出すタイミング間違えて出来ちゃったのよ‼あはは~(笑)」
笑い事ではない気がするが…💧
そうか。
私はあなた達の「失敗作」か。
酔ってるとはいえ、一応私はあんたの娘だぞ?
言って良い事と悪い事があるだろうよ⤵
でもお礼は言っておくよ。
こんな「失敗作」でも生んでくれてありがとう。
「失敗作」でもこの世に誕生したのなら、人生楽しく生きようじゃないか✋
これを言われたのが高校卒業間近の時。
就職も決まったし、高校を卒業したら一人暮らしも決まってるし、これからはこの母親から離れた自由な暮らしが待っている🎵
それだけでも十分楽しい生活になりそうだ。
母親も「やっとお母さんも自由になる」と嬉しそう。
これからは関係なく、父親を家に呼べるし遊びにも行けるね😄
母親は母親の人生を謳歌してもらいたい。
父親の本妻は、母親の存在も私と兄の存在も知っている。
しかしお金持ちの特権なのか、父親を自由にさせている。
何不自由ない生活をしているため、下手に騒いだら離婚と言われかねない。
離婚となれば、今の生活を手離さなくてはならない。
もしも父親から離婚を切り出した場合は、私達親子をネタに慰謝料をガッパリもらうつもりなんだろう。
旦那をうまく利用している賢い奥さんである。
高校生になった時に、父親の妻と名乗る人物が学校に来た。
「藤村みゆきさんですね?」
友達の亜希子ちゃんと下校途中だった。
「はい…そうですけど…」
心の中で「誰⁉」と不安になるも返事をした。
亜希子ちゃんは空気を読んだのか「みゆきん‼あたし忘れ物したから一回教室に戻るわ✋先に帰ってて‼」と言って引き返して行った。
「あなたにお話しがあるの。悪いんだけど付き合って頂けないかしら?」
年齢は40代だろうか?
少しふくよかな体型。
背は低め。
優しそうな雰囲気だけど、眼鏡の奥の眼が鋭く感じた。
彼女は寺崎美和と名乗った。
名前を聞いてピンときた。
父親の奥さんだと。
母親から良く聞いていた名前だった。
待っていたタクシーに乗る様に促され、私は無言でタクシーに乗り込んだ。
「私はあなたをどうにかしようとは思ってないの。ただ色々と話しを聞きたいの」
私は無言のまま。
タクシーはあるマンションの前についた。
到着したマンションは、高層マンション。
見るからに高そうなマンションだ。
「降りて」
私は言葉に従う。
不安と恐怖が駆け巡る。
逃げ出したかったけど、そんな勇気もない。
ただ従うしかなかった。
奥さんはオートロックの鍵を開け、エレベーターに乗り込む。
私も後についてエレベーターに乗った。
エレベーターの中は無言。
最上階に到着。
奥さんは無言のまま、一番奥にある部屋の鍵を開けた。
「どうぞ入って」
「はい…お邪魔します」
部屋に通された。
「ここは私専用の部屋なの。誰も来ないから安心して」
一人で過ごすには広すぎる部屋。
20畳はありそうなリビングに大きな窓。
街の夜景が綺麗に見える。
高そうな真っ白な革張りのソファーが向かい合わせで置いてある。
間に挟まれて、お洒落なガラスのテーブルが置いてある。
「どうぞ、ソファーに腰掛けて」
「はい…」
すごくフカフカしていて座り心地が良い。
奥さんはステンドグラスの様な派手なコップに、りんごジュースを入れて持って来てくれた。
「早速なんだけど藤村さん…」
奥さんが早速話し掛けて来た。
「あなた達親子の事は全て調べさせて頂きました」
「…そうですか」
「あなたの母親の名前は藤村恭子さんで間違いないわね」
「はい」
「お兄さんの名前は藤村隆太さんで自動車整備工場勤務で合ってますね?」
「はい」
「あなたは高校生だから母親のしてる事はわかりますよね?」
「はい」
「…あなた、良く見たら目元が寺崎にそっくりね」
無表情で私を見る奥さんの眼力に負けてしまい、思わず無言で目を反らす。
「あなたが自分のお母さんの事はどう思っているのか聞きたいわ」
そう言って奥さんはタバコに火を点けた。
「母ですか?ロクに働きもせずに父親とデートしてお金もらって、気に入らないと殴る蹴る。はっきり言うと…どうでもいいです。母親らしい事は余りしてくれませんでしたから特に思い出もないし。母親じゃなくて女なんです。子供よりまず自分。戸籍だけは母親ですが」
私は素直に答えた。
別に嘘をついても仕方ないし、これが本音だから。
奥さんは目を丸くしていた。
きっと思っていた事と全く違う答えだったのだろう。
「あなた、ずいぶん冷めてるのね」
「そうですか?」
「私は20年、あなたの母親…藤村恭子さんとの付き合いを我慢して来ました。全く家庭を省みない人でした。その代わり、お金も時間も自由にさせてもらってました」
「…そうですか」
「本当は離婚したいの。でもこの生活を捨てられない。本当は寺崎から離婚を言って欲しいんだけど、今まで一度もそんな話しは出て来ない。ここの部屋もいつ離婚してもいい様に借りているんだけど…」
高校生の私には重すぎる話しだった。
結婚もした事がないのに離婚の話をされてもわかる訳がない。
ただ、わかる事は奥さんにとって私の母親は憎い存在なんだという事。
父親と離婚したいけど、この生活も捨てたくないという事。
私は奥さんの愚痴を聞きに来たのだろうか。
意味がわからない。
奥さんは延々と話し続ける。
話しているうちにヒートアップするのか、起こり出したり泣き出したりする。
ふと時計を見ると私がこの部屋に来てから、2時間余りが過ぎていた。
「はぁ」
思わずため息をついてしまった。
私はいつまで母親の愚痴を聞かされなければならないのだろうか。
確かに奥さんからしてみたら「旦那の愛人」である母親は憎い相手なのはわかるが、私は一応その「愛人」の娘だ。
聞いていて余り気分の良いものではない。
「あの…すみません…お話しと言うのは…」
思い切って聞いてみた。
すると「はっ?今までずっと話してたでしょ?聞いてなかったの?やっぱり愛人の娘ね。バカも遺伝するみたいね」
今度は愚痴から罵り出した。
どうやら話を切り出すタイミングを間違えたらしい。
バカだの死ねだの、そんな話がそれから1時間。
まるで拷問の様だった。
りんごジュース一杯で、既に4時間が経過。
遅く帰っても心配する母親ではないが、帰りたくて仕方がなかった私は「あの…もう時間が遅いので帰らないと…」と切り出した。
さっきはタイミングを間違えたから今度は慎重にタイミングを見計らった。
すると今度は「あら、もうこんな時間💦未成年がこんな時間まで他人の家にいるのはダメね。今タクシー呼ぶから」とタクシーを呼んでタクシー代もくれた。
やっと拷問から解放された。
結局奥さんは何を言いたくて、何を聞きたくて私をこの部屋に連れて来たのか私にはわからなかった。
愚痴りたかっただけなのか?
少しでも愚痴ってスッキリしたのなら…タクシー代は愚痴り代としてありがたく頂きます。
このミクルでも「主人が不倫をしています」という悩みを見掛ける。
こっちで言えば父親の本妻、寺崎美和の立場だ。
私は不倫を肯定する訳ではないが、母親が愛人という立場のため強く否定は出来ない。
不倫というものに酔いしれてる本人達はそれでいいかもしれない。
この間は周りが見えなくなっているから、何を言っても無駄であろう。
大変迷惑な話である。
不倫で出来た子供は白い目で見られる事もある。
知らない人にわざわざ「私は愛人の子供です」と言う必要はないが、知っている人には格好の噂のネタになる。
「あの子、ほら‼寺崎さんの…」
「あぁ…めかけの子ね」
なんて話をコソコソされる事もある。
「それが何か?だったら何ですか?あなた達に迷惑かけました?」
コソコソ聞こえる話しに母親がキレる。
「コソコソ話してないで堂々と文句言えよ💢」
開き直るのである。
逆にこれくらい強くなければ愛人はつとまらないのかもしれない。
しかし、本人は不倫をしているという罪は感じていない。
「寺崎が私を必要としているし、私も寺崎がいなければ生活が出来ない」
父親は母親と体の関係を求める。
その見返りで母親は父親からお金をもらう。
母親は「ビジネス」だと言う。
何とも勝手な両親である。
父親の本妻や3人の子供がどれだけ悲しんでいるかなど微塵もわからない。
私や兄がどれだけ苦労したかなどわかる訳もない。
自分達が良ければそれでいい。
こんな自己中な人間が不倫するのかもしれない。
自分を正当化し、良くわからない屁理屈を言う。
自分の保身のために嘘もつく。
父親と母親を見ていてそう思う。
19歳。
高校を無事に卒業して就職と一人暮らし。
母親に気を使う事がなくなり、精神的にも落ち着く。
普通自動車免許も取り、初めてローンを組んで車も買った。
安い中古の軽自動車ではあるが、私にとっては大事な車だった。
しかし買ってから2ヶ月。
その日は休日。
天気が良かったためドライブに出かけた。
運転が楽しくて仕方がない。
好きな音楽を聞きながら一人でドライブ。
その時‼
目の前に突然野生の動物が飛び出した。
「危ない‼」
ハンドルを切ると車は辺り一面に広がる畑にダイブ。
一回転して止まった。
何が起きたかわからず放心状態の私に「大丈夫ですか⁉」という男性の声が聞こえた。
まるで神の声に聞こえた。
その男性は私のすぐ後ろを走っていた大型トラックの運転手。
幸いたいした怪我はなかったが、車は廃車になりローンだけが残った。
「大丈夫ですか⁉怪我はありませんか⁉」
やっとの思いで車から這い出た私に道路から叫ぶ。
街まで彼のトラックに乗せてもらい、後で車をレッカー移動した。
後にこの人が人生2人目となる彼氏になる。
彼は当時25歳の佑介。
助けてもらったお礼をしたいから、と私から連絡先を聞いた。
素直に応じてくれた佑介。
佑介からも「変わりありませんか?」という連絡が来る様になり、それから恋仲になった。
助けてもらって酷い言い方だが、この男…。
特別天然記念物並みのマザコン野郎だった。
佑介は母親の事を「ママ」と呼んでいた。
別に「ママ」でも「かーちゃん」でも「おかん」でも呼び方は個人の自由なので特に気にはならなかった。
佑介も母子家庭。
だから最初は「母親を大事にする優しい人なんだな」と思っていた。
ところが…💧
付き合っていくうちに「ちょっとおかしいぞ?」と思う事が出て来た。
デートをする。
例えばどっかの店に到着すると「ママ😄今、言ってた店に着いたよ‼」と連絡。
「今、店出てゲーセンに向かうよ‼」
「これからみゆきの家に行くよ‼」
「今、みゆきの家に着いたよ‼」
等々逐一連絡。
何故そんなに細かく連絡をするのか聞いたら「ママが心配するから」
たまにデートをドタキャンされる。
理由は「今日はママからご飯食べに行こうって言われたから」とか「ママが今日はデートダメだって」とか何せ理由は「ママ」
夜は必ず家に帰るため、一度もうちに泊まった事もなければ、どっかに一泊旅行も行った事がない。
理由は「ママと一緒じゃなきゃ落ち着かないし、ゆっくり眠れないんだ」
未だに一緒に寝ているらしい。
ご飯を作っても必ずママと比べられる。
「美味しいけど…やっぱりママのご飯の方が美味しいな😄」とか「ママはフライには醤油だけど、みゆきはソースなんだ」とか全てにおいての基準がママ。
別れを決めたのは私の誕生日。
その日は偶然にも日曜日でお互い仕事は休み。
「プレゼントがあるんだ😄」
そう言われて素直に喜んだ。
恒例のママへの電話が終わり、早速プレゼントをくれた。
とても小さな袋に入っている。
「指輪かな😁」
勝手に期待に胸を弾ませ袋を開けた。
100円ショップの爪切りが一つ出て来た。
「何故爪切り?」
思わず聞いた。
「みゆきって爪いつも長いでしょ?ママに言ったら「女性は家事をするから爪を伸ばすなんてダメ‼プレゼントは爪切りにしなさい‼」ってママが買ってくれたの😄」
爪切りは使うから有難いがママが買ってくれたって…⤵
言っておくがこれはネイルサロンに行って綺麗につけてもらったつけ爪だ。
このくらいのお洒落もダメなのか?
悪気がなく全てがママだった佑介。
この日を持って別れを告げた。
就職してすぐに、連絡が途絶えていた兄から連絡があった。
「お前の就職祝いと引っ越し祝いをしたい」
久し振りの兄の声。
断る理由などない。
むしろ久し振りに兄に会いたい。
お互い仕事が休みである日曜日に兄がうちに来る事になった。
アパートは1DK。
8畳の居間に6畳の寝室。
荷物は必要最低限のものしかないため、かなり広く感じる。
基本的に余りごちゃごちゃしているのは苦手である。
物がなければ散らからない。
必要最低限なものだけあれば生活は出来る。
余り女性らしさがないシンプル過ぎる部屋に驚かれる。
兄は私の部屋を見て「お前らしい」と言っていた。
兄は彼女も一緒だった。
前に母親から「あばずれ女」と言われた彼女、平井香織さん。
前に会った時より少しふくよかになり、金髪だった髪は茶色くなっていた。
結婚を考えているらしい。
兄の彼女は元レディース。
いわば兄とはヤンキー仲間である。
見た目は派手だがとても優しくて気さくな彼女。
見た目が怖い人達は、兄が良く実家に連れて来ていたため見慣れている。
うちが溜まり場になっていた。
兄と彼女から就職祝いのプレゼントでお洒落なハンドバッグをくれた。
「私が選んだの😄気に入るかどうかはわからないけど良かったら使ってね‼」
すごくデザインが凝った高そうなハンドバッグ。
「ありがとうございます‼」
お洒落なハンドバッグは職場に持って行っても良さそうだ。
素直に嬉しかった。
夜は居酒屋で就職祝いをしてくれた。
兄も彼女も明日は仕事のため帰って行った。
久し振りに兄と彼女にも会い、楽しい時間を過ごしアパートに帰って来た。
しかし…
何処を探しても玄関の鍵が見つからない。
さっきまでいた居酒屋に電話をする。
「鍵の忘れ物はありませんか⁉」
「はい😄ございます」
特徴を聞く。
まさに忘れた鍵である。
どうやらバッグからハンカチを取り出した時に引っ掛かり落ちたらしい。
またさっきの居酒屋まで戻る。
近い距離で良かった…💧
その日から部屋の鍵には手のひらサイズのキーホルダーから、大きな猫のキーホルダーに取り替えた。
邪魔だが存在感たっぷりなので、落としてもすぐにわかるだろう。
鈴までつければ最強だ。
>> 27
そうでもないですよ。
大丈夫でした。
書きたいこともよく分かり、
分かってもらってくれているってよく分かりました。
そうですね。
成績が悪かったし、やる気がないブーたれた生徒だったから
いじめられてもいて、先生にもなんだか嫌われていたね。
ストレスは怖い。
私とっても乱暴な子に変身をするから
そうなる前に やっぱり 精神安定剤と
外出ですね。
料理をしたり美味しいもの食べるってことも基本ですよね。
勉強が嫌とか平気で言ってしまわないよう、これからも気をつけます。
で、私は、邪魔になるだろうと思うから、本当に、これが、
最後のレスポンスとなると思います。
お休みなさい。わざわざありがとう。
母親は相変わらずの愛人生活。
父親とデートしてはお金をもらう。
母親は愛人生活の前はホステスをしていた。
母親が働いていた店に客として来ていたのが父親だった。
どうやら父親は当時の母親に一目惚れをしたらしく、毎晩の様に店に通い母親を口説いた。
父親の根気に負けた母親は父親と付き合う事になる。
不倫と知った上でのお付き合い。
何度か父親の本妻、寺崎美和と話し合った事もあるそうだ。
しかし母親はこの時にはホステスを辞めて父親に養ってもらっていた上、お腹の中には既に兄が宿っていた。
本妻から再三「主人と別れて欲しい、お腹の赤ちゃんも堕ろして欲しい」と言われるが「お腹の赤ちゃんを殺せと言うのか?」と激怒したという。
母親からは一度も本妻に連絡はした事はないが、本妻からほぼ毎日の様に連絡があり「別れて欲しい」と言われたらしい。
そのうちに「早く死ね」「消えろ」「ゴミ女」と暴言を吐く様になり、次第に1日中電話が鳴り止まなくなった。
電話を取るとすぐ切れて、またすぐに電話が鳴り取るとまた切れて…を繰り返す様になった。
母親曰く「あんな女なら私が男ならおかしくなるわ」
本妻は母親のストーカーと化し、毎晩の様に嫌がらせをした。
母親が陣痛で苦しんでいた時も、本妻は母親が電話に出るまでコールを鳴らした。
耐えきれなくなった時に父親が母親の元に駆け付けた。
鳴り止まない電話に父親が電話に出て一言。
「美和、こんな事をしても無駄だ。俺はこいつとは別れない」
その一言で本妻からの嫌がらせはなくなったそうだ。
それから本妻は父親を自由にさせている。
ただ、精神的に病み入退院を繰り返す。
父親の気を引くために手首を切った事もあるらしいが悲しむ子供達の顔を見て止めた。
妻ではなく母親として生きようと決めたら、気持ちが楽になったらしい。
それをいい事に母親は父親とデートを重ね私を身籠る。
母親は悪い事とは思っていない。
「離婚されないだけ有難いじゃない、妻だから何?」
母親もある意味病気なんだと思う。
ただ一つだけ言える事は、母親が父親と別れない理由、本妻が父親と別れない理由。
それは「お金」
もし父親が成金じゃなければこんな事はないだろう。
同じ高校で仲が良かった田中亜希子ちゃん。
今でも付き合いがある。
彼女も母子家庭で育つ。
ただ、うちと違うのは亜希子ちゃんの母親はうちの母親とは違い、一生懸命働いて子供達のために必死で頑張ってくれている。
亜希子ちゃんが小1になってすぐに両親が離婚したという。
亜希子ちゃんと妹さんは母親に引き取られた。
離婚理由は「父親の度重なるギャンブルによる借金」
どうやら競馬が好きだったらしく、生活費のほとんどを競馬に注ぎ込んだらしい。
母親が一生懸命働いても借金は膨らむばかり。
苦渋の選択をし、離婚に至ったそうだ。
何処の家庭も色んな悩みがある。
私はたまにパチンコはするが借金をするまでしたいとは思わない。
1円パチンコを2~3千円程度遊んで負けたら帰るし、勝てばタバコ代の足しにする。
「ギャンブル依存」というのもあるのだから、はまる人ははまるのだろう。
亜希子ちゃんの父親はもしかしたら競馬で大勝でもしたのだろう。
それがはまるきっかけになると聞いた事がある。
人間何事も「ほどほど」が必要である。
亜希子ちゃんは「今度のお母さんの誕生日は、いつも頑張ってくれているお母さんに親孝行で家族で温泉一泊旅行に行って来るの😄」
嬉しそうに話していた。
素敵な話である。
ゆっくりと温泉で楽しんで来て欲しい✨
話しは遡るが、私が小学校入学の時の話し。
父親から立派な机とランドセルを買ってもらった。
入学式の時に着ていく可愛い服も買ってもらった。
嬉しくて早速家で着てみた。
「お母さん‼どう?」
ニコニコしながら母親に聞いてみた。
そんな私をチラっと見た母親は一言「別にどうでもいいわ」
母親は私のこの服を買ってくれた時に父親に「私も服も買って欲しいな❤」と高級ブランドの服をおねだりした。
しかし父親は買わなかった。
それが面白くなかった母親。
6歳の娘と張り合うのである。
怒りはそれだけに留まらず、入学式は休めと言い出し嫌だと言ったら母親は入学式に来なかった。
親が来ていないのは私だけ。
寂しかったが母親を怒らせた私が悪いと思い、口には出さなかった。
そんな姿を見た兄が学校を早退して、荷物を持って一緒に帰ってくれた。
家に帰ると母親は鼻歌を歌いながら「ジェイソンパック」をしていた。
どうやらデートらしい。
「お母さん…学校からもらったプリントあるから…」
恐る恐る母親に伝える。
「今忙しいから、そこに置いといて」
言われたテーブルの上にプリントを置く。
しばらくして父親が来た。
「みゆき‼入学おめでとう😄これで隆太と好きなご飯買って食べなさい😄」と一万円渡された。
本当はお金はいらないから家族でご飯を食べに行きたかった。
でもサカリついた父親と母親は、子供のお祝いよりもセックスの方が大事らしい。
翌日、置いてあったプリントは一応目は通した様子だった。
母親は朝方帰り、プリントに目を通した後に眠った様だ。
学校に行く時は母親は布団の中だった。
運動会。
見に来てくれたのは一度だけ。
しかもビール一箱抱えてやって来た。
花見か何かと勘違いをしているのか。
酔っ払い、周りの父兄に絡み始めた。
ドン引きの父兄達。
「何見てんだよ💢」
キレる母親。
酔っ払ってるから声もでかい。
自分が周りに迷惑をかけておいて、それが原因なのに「感じ悪い💢もう二度と運動会なんか行かない💢」と言い出し、二度と来てくれる事はなかった。
学校と家が近かったから兄と一緒に家に帰り、たまごかけご飯を食べた事もあった。
兄が中学生になってからは兄がお弁当を作って応援に来てくれた。
ただ、バリバリのヤンキーだったため柄が悪い中学生が友達を連れて運動会の応援に来ているのは異様な雰囲気だった。
兄のお弁当はほとんどが冷凍食品だったけど、早起きは苦手な兄が私のために頑張って朝早くからお弁当を作ってくれた事が嬉しかった。
まん丸でボールみたいなおにぎりもすごく美味しかった。
礼儀正しく、騒がず、ただ妹の応援に来ているだけの兄達を見た目がヤンキーというだけで父兄の視線を集める。
ヤンキーがお弁当食べるのがそんなに珍しいですか?
小学生の頃、学校から戻り当時の友人美沙子ちゃん家に遊びに行った。
美沙子ちゃんは団地に住んでいる、ごくごく普通の家庭。
遊びに行くと美沙子ちゃんの母親がいつも手作りのお菓子を「良かったら食べて😄」とごちそうしてくれた。
美沙子ちゃんの母親はお菓子作りが趣味。
たまに良くわからないものが出てきたりするが、とても美味しかった。
羨ましかった。
いつもニコニコしていて、手作りのお菓子でもてなしてくれて、参観日や親子行事には必ず参加して娘のために頑張ってくれる。
私の母親に美沙子ちゃんの母親を見習って欲しいとまで思った。
家に帰ってから「今日美沙子ちゃんちでお母さん手作りのお菓子食べて来た😄」と報告。
母親はマニキュアを塗りながら「ふぅーん…だから何?」という返事だった。
料理が苦手なのは仕方ないにしても、少しは母親らしい事をして欲しかった。
入学式すらも出てくれず、遠足のお弁当もコンビニで買えとお金を渡され、掃除洗濯はほとんどやらず、母親らしい事など何にもしてくれないくせに、父親とのデートと自分磨きには人一倍気合いが入る母親。
父親の前ではいつもはしないエプロンをして、普段は見る事がない家事をする母親。
いつもは居間でテレビを見てると自分が見たい番組に勝手に変えられ「ガキはさっさと寝ろ」と居間からつまみ出すくせに、父親がいる日はニコニコして「みゆきはこれ好きなやつで、いつも一緒に見てるよね😄」とほざく。
一緒になんか見た事がないくせに💢
母親はだいたいドラマを見る。
見ている時に話しかけても一切無視する上、無言でボリュームをあげられる。
ただ唯一母親らしいのは、学校からもらうプリントや先生からの手紙には目を通し返事を書く事。
だからいつ何がある、というのは知ってるはずなのだが一切参加はしない。
こんな母親に兄と2人でぶちギレた事がある。
しかし母親は「生んでやったんだからガキはガキらしく母親を敬え‼口答えすんな💢育ててやってるんだから有難く思え‼誰に口を聞いてるんだ💢クソガキが💢」
話しにならないと思い、それからは何も言わなくなった。
母親って何?
確かに五体満足に人並みに生んでくれた事は感謝する。
でも、生んだらそれで終わりなの?
一度聞いた事がある。
「何故私を生んだの?」
母親の答えは「出来たから仕方なく。あんた達がいれば父親と離れなくて済むから」
父親をつなぎ止めておく「道具」ですか。
仕方なくなら母性愛はないのか?
小学生ながら、母親に何も望まなくなった。
割り切れば行事に一切参加しない母親でも気にならなくなった。
好きにしたらいい。
その代わり母親が年と共に体が不自由になっても一切関わらない。
この仕返しが来る。
私が働く様になってから母親は脳梗塞で倒れたのである。
午後3時過ぎ。
プチ休憩で休憩室で同僚と雑談しながら一服していた。
すると係長が「藤村‼お母さんが脳梗塞で病院に運ばれたと連絡が来た‼今すぐ帰れ‼」と言って休憩室に来た。
普通なら慌てるのだろうが冷静な私がいた。
「そうですか…わかりました」
早速帰り支度をし、言われた病院に向かう。
総合病院の救急外来。
父親がいた。
「仕事中に悪かったね」
「別に、全然かまわないけど…状況は?」
「まだ何にも…」
どうやら父親からの話を聞くと、デート中に突然不調を訴えて倒れたらしい。
父親が一緒で良かったよ。
診察室から先生が出てきた。
私達の姿を見つけ「藤村さんのご家族の方ですか⁉」と聞いて来た。
「はい」と返事をする父親。
「旦那さんですか?」の問いかけに少しの沈黙の後「はい」と答えた父親。
ここは仕方ない、黙っておこう。
母親は比較的軽い脳梗塞。
少しの入院で何とかなりそうだ。
母親の入院生活。
わがまま三昧で看護師さんや先生を困らす。
ナースコールを押し「どうしましたか?」の問いに「看護師さん、売店で本と飲み物買って来て」と言ったり、「ご飯がまずい💢こっちは金払ってるんだからもっとうまいもの食わせ💢」と看護師さんに怒鳴る。
点滴が邪魔だと勝手に抜いた。
私に母親は「母親が入院している時は仕事を休んで面倒を見るのが普通だろう💢」と怒鳴る。
さすがの看護師さんもどうやらぶちギレた様子。
病院に行くと担当の看護師さんから「お母さん、いつもこんな感じなんですか?」と言われた。
「そうですね、余りにもうるさくてムカつく様ならたっぷり薬飲まして眠らせておいて下さい」
そう答えた。
これだけ元気なら大丈夫そうだ。
そう思いお見舞いに行くのを止めた。
行っても文句を言われ、行かなくても文句を言われるなら行かない方がずっといい。
「娘なら仕事を休んででも母親の世話をするのは当たり前だろう💢」
いやいや、世間様はそうかもしれないが、あんた子供の世話をしたか?
仕事を休んでまで面倒を見る母親ではない。
要はパシりで私を使いたいだけだ。
私は母親と違って働かなくてもお金が入る訳ではないから、仕事に行かなくてはならない。
生活もある。
まぁ、気が向いたら来るよ。
母親が入院中、兄は一度もお見舞いに行っていない。
最初は驚いてはいたものの「そっか」で話しは終わった。
母親と兄はほぼ絶縁状態なのだ。
絶縁状態になる出来事があった。
兄は彼女である平井香織さんと結婚をしたいと言って彼女と一緒に挨拶に来た。
私はお姉さんが出来ると思い喜んだ。
しかし母親は条件をつけた。
1⃣結婚しても子供は絶対に作らない
◎理由…ばあちゃんにはなりたくないから。
2⃣結婚したら同居をする
◎理由…香織さんに家事全てをやって欲しいのと、老後の面倒を見て欲しいから。
3⃣同居を始めたら家に20万円入れる事
◎理由…最近父親からの援助が少なくなり小遣いが欲しい、これ位ないと美容代や化粧品代が出ないから。
この3つの条件を全て飲んだら結婚を許す、とむちゃくちゃな事を言って来た。
要はどこまでも自分本位な考えを押し付けて、嫌なら結婚は許さないという事なんだろう。
兄は「そんな条件飲めるか💢」と激怒、母親は「じゃあ結婚は認める訳にいかない💢お前は長男なんだから親の面倒を見るのが普通だろ💢」
「小遣い20万円って何だよ💢働きもしないで何言ってんだよ💢金がないならパートでもしろよ‼」
「どうしてお母さんが働かなきゃならないんだよ💢息子のお前が親を食わして面倒見てくれればいいだけじゃないか💢わかった‼毎日来て家事と朝昼晩のご飯を用意してくれて、小遣いをくれれば同居はしなくていいから‼」
「香織は家政婦じゃねーんだよ💢自分の事くらい自分でやれよ‼」
喧嘩勃発である。
香織さんは苦笑い。
私もこうなると止められなくなる。
この喧嘩以来、兄は母親とは一切関わらなくなった。
母親が退院。
父親から「どうしても今日は迎えに行けないから頼むよ」との連絡があり、私は仕方なく仕事を午前中だけ休みを取り、病院に迎えに行った。
母親の入院費用は父親が全額負担した。
入院期間の諸経費もほぼ父親が負担した。
父親が迎えに来ると思った母親は、さっきまで入院していたとは思えない派手な出で立ちで待っていた。
「父親から連絡があって、今日はどうしても行けないから頼むよって言われたから迎えに来たよ」
「寺崎が迎えに来ると思ったから化粧までしたのに💢」
何故か怒っている母親。
「いいから早く乗って」
「あんた💢病人が立ってたら荷物を持ってドアを開けてくれるのが普通だろう💢」
はぁ。
ため息をつきながら車を降りて、荷物を後部座席に乗せて助手席のドアを開けた。
「みゆき、今日は仕事休み?」
助手席から運転している私に話し掛ける。
「午後から仕事だから、お母さんを送ったら会社に行くけど?」
「…みゆき、仕事休みなさい」
「えっ?無理だよ💦今、仕事忙しいし💦今日だって無理して来たんだよ‼」
「母親が退院する日に休めない会社なんか辞めちまえ💢」
出た出た。
自分の思い通りに行かないと始まる、いつもの「辞めちまえ」
だいたいの想像はつくが、母親は私をパシりにしてあちこち行きたいからだ。
美容室に行けば3~4時間は平気で待たす。
買い物では荷物持ち。
父親とのデートの待ち合わせ場所まで送らせる。
「免許を取らせてやったんだから」
母親はそう言うが、母親は一円も出してなければ何にもしていない。
自動車学校の費用の8割は私が頑張って働いて貯めていたお金で、2割は父親が出してくれた。
父親が「自動車学校の費用は出してあげるから」と言っていたが断った。
母親が「いつまでも甘えんな💢」と言い出したからである。
母親よ。
どの口がそう言ってるんだ?
あんたはずっと父親に甘えっぱなしじゃないか💧
私の想像だが、母親は私にそんなお金を回すなら母親に回して欲しい、と思っているのだろう。
何度断っても父親は「そういう訳にはいかない」と言うため、2割だけ出してもらった。
父親のお金=母親のお金
母親はそう思っているため「免許を取らせてやったんだから」と言うのだろう。
母親は自分とお金しか信用が出来ない。
母親の過去は壮絶なものだった。
だからこんな風になってしまったのかもしれない。
母親の父親、私の祖父は外科医だった。
戦時中は軍医をしていた。
母親の母親、私の祖母は産婆さん。
戦時中でも赤ちゃんは生まれる。
今の様に設備が整っている訳ではなく、戦時中で物資もなく衛生面も良くない中、陣痛で苦しむ母親を精一杯の笑顔で励まし、赤ちゃんを取り上げた。
防空壕の中や上空にアメリカの飛行機が飛ぶ中での出産もあったという。
栄養も不足していたため未熟児が生まれたり、母親が出産と共に力尽き亡くなる事もあったという。
防空壕の薄暗い中、懸命に陣痛に耐え抜き赤ちゃんが生まれた時は、同じ防空壕に避難していた人達から拍手が起こったと聞いた。
そんな両親の元に生まれた母親。
幼少の頃は比較的裕福に育った。
しかし母親が5歳の時にマザーテレサの様な祖母が亡くなった。
しばらくして祖父が再婚。
この「継母」になる後妻が母親を苦しめた。
後妻は父親との間に3人の子供を生んだ。
母親が違うのはうちの母親だけ。
あからさまに実子と差をつけた。
お風呂は一番最後に入る。
その頃にはお湯もぬるくなり、寒い冬は辛かった。
実子には色んな物を買い与えるが、母親には実子が使わなくなったお古を与える。
いわば「お下がり」ではなく「お上がり」
母親が着るとどう見ても小さいのだが、継母は「嫌なら裸で過ごせ」と言う。
実子の誕生日には必ずごちそうが出たが、母親の誕生日にはケーキすらなかった。
だから実子達も姉である母親をバカにする。
それを見ている継母も注意する訳でもなく、笑いながら一緒になって母親をバカにした。
悔しくて悲しくて、バカにする弟や妹を叩く。
すると継母がすっ飛んで来て母親をぼこぼこに殴ったらしい。
「うちの子に何をするんだ💢お前は他人の子なんだから、うちの子に手を出すな💢出てけ‼」
そう言って母親の荷物を窓から投げて鍵を閉めた。
母親は「この時ほど、人を恨んだ事はない」と言っていた。
家を追い出され行き場がなかった母親。
幸い母親は可愛かったため声を掛けてくる男性が絶えなかった。
母親は毎晩、体目当てで声を掛けて来る男性とセックスをする代わりに、お金をもらったりホテルに泊まったりして飢えや寒さからしのいでいた。
母親にとってセックスは生きる糧であった。
誰でも良かった。
母親はおちるところまでおちてやろうと思ったらしい。
最初は見知らぬ人とセックスをしている最中に泣いた事もあったそうだ。
気持ち悪くて終わってから吐いた事もあったそうだ。
しかし慣れて来ると何の抵抗もなくなった。
お金のためと割り切り、1日10人とセックスをした事もあったそうだ。
だから母親が「若いうちは体を売れ」と言っていたのかもしれない。
母親の幼少期が、今の母親を形成してしまったのだろう。
>> 40
初めまして🙇ずっと読ませて頂いてます。
このレスを読んで、主様のお母様に対する怒りの感情(ごめんなさい🙇💦)が少し変わりました…やはり、幼少期の環境って大切なんですね……
質問なのですが、お母様のお父様は、継母に苛められる娘を助けてはくれなかったのですか⁉医師という職業柄、多忙で留守がちなのをいい事に、旦那の目を盗んで、お母様を苛めていたのでしょうか…また、お母様は父親に助けを求めなかったのか⁉
継母から家を追い出され、そのまま体を売るような生活になったなんて、あまりにお母様の少女時代が可哀相すぎて…
長文、失礼致しました🙇これからも、ずっと読ませて頂きますね‼
そんな生活から抜け出せたのは、ある人のおかげだと言っていた。
ある人とは、母親が性病の検査で訪ねた婦人科の先生だった。
母親の体を診察した先生。
母親に一言「自分を大事にしなさい」と言ってくれたそうだ。
その言葉を聞いた母親はその場で号泣。
この先生なら話せるかもしれない、と思った。
母親はそれから度々この病院を訪ねた。
先生は嫌な顔一つしないで真剣に母親の話を聞いてくれた。
すると先生は「知り合いにあなたの様に心の傷を癒してくれて、自立を手伝ってくれる方がいますから連絡をしておきます。必ず助けになってくれるはずです」と言って、その方の住所と連絡先と名前を紙に書いて渡してくれた。
母親は早速、その方を訪ねた。
「藤村さん😄先生からお話は聞いております。どうぞ上がって下さい😄」
今でいうカウンセリングとシェルターの様なところらしい。
その方の名前は佐藤さん。
40代くらいの優しそうな雰囲気の男性だった。
母親は今まで誰にも話せなかった事を、泣きながら佐藤さんに話した。
佐藤さんはメモをとりながら、真剣な眼差しで母親の話を聞いてくれた。
佐藤さんは「辛かったですね…でも、勇気を出して全て話してくれてありがとう‼しばらくはここにいていいですから、まずはゆっくり休んで下さい😄」と言ってくれた。
家を追い出されてから初めて、男性抜きでゆっくり出来た時だったという。
母親の他にも何かしらの事情があり、ここに来ている女性がいた。
幼い子供を連れていた女性もいた。
母親はこの頃、自暴自棄になりわざと自分を苦しませていたらしい。
本当は知らない男性とセックスなんてしたくない。
ただただ苦痛だった。
早く終わって欲しかった。
お金のため。
ただこれだけでこなした。
でも、ここは苦痛なセックスをしなくてもゆっくり眠れる。
それだけで気が休まり、安心感があったという。
母親はしばらくの間、この施設で過ごす。
心身共にどん底からゆっくりではあるけど、回復して行った。
母親はこの施設で1人の女性と知り合う。
当時19歳の太田さんという方。
太田さんは母親の再婚相手、義父から性的暴行を受けてここにやって来た。
年が近いのもあり仲良くなった。
それを見ていた佐藤さんが母親と太田さんを呼び出した。
「藤村さん、太田さん。仲良くなるのは素晴らしい事です😄話せる相手がいるというのは大切です。どうでしょうか?ここを出てそろそろ自活をしてみませんか?」
佐藤さんは母親と太田さんに就職先を紹介した。
洋裁工場だった。
「ここは9割が女性で、福祉施設が運営する工場です。ほとんどの方があなた達の様に事情があり悩んでいた方々ばかりなので、皆さんきっとわかって下さいますよ😄」
母親も太田さんも快諾をした。
母親にとっては初めての就職になる。
住むところは下宿を紹介してくれた。
母親は太田さんと共にこの洋裁工場で働く事になった。
母親と太田さんは同じ下宿で隣の部屋になる。
寝る以外は常に一緒だったという。
洋裁の「よ」の字も知らなかった母親だったが、基礎からしっかり教えてくれたおかげで3ヶ月後には一人前に仕事をこなせる様になった。
ただ、ここは女の世界。
佐藤さんが言う程甘くはなかった。
確かに色んな事情を抱えている人達が多かったが、中には噂好きな人もいた。
色々聞いてきては「あの子はこうみたいだよ」と噂をしたり、どうでもいい事を話を大きくして話して来たりする。
母親も太田さんもそういうのが苦手だったため、適当に話を流していたらしい。
そんなある日、母親と噂好きな人が喧嘩を始めた。
理由はその人が母親の事を「淫乱女」と罵ったからである。
昔から短気だった母親はその人を「もう一回言ってみろ💢」と胸ぐらをつかみ殴った。
すると相手は「傷害事件よ‼警察に電話して‼」と叫ぶ。
騒動になり、母親とその人は別室に呼ばれた。
母親はそのまま洋裁工場を辞めた。
そして次に働き出したのがホステスで、父親と出会う事になる。
洋裁工場を辞めて、ホステスをしていた時も住まいは下宿のままだったため、太田さんとは付き合いがあった。
太田さんは母親がホステスになってからも、変わらず仲良くしてくれた。
休みの日に太田さんと一緒にご飯を食べに出掛けた。
すると突然太田さんが苦しみ出してその場に倒れた。
持病の喘息が酷くなり、息が出来なくなったのだ。
仕事も良くなかった。
布を切った時に出る細かいカスを知らず知らずのうちに吸い込んでいた。
病名は「喘息重積発作」
息を吸う事も吐く事も出来なくなり、喘息の発作で一番重篤な状態。
太田さんは人工呼吸器をつけて懸命に治療が続けられたが、1週間後に息を引き取った。
母親は何でも話せる無二の親友を亡くしたショックで仕事を休んだ。
太田さんはいつも笑顔だったという。
義父に性的暴行を加えられ心身共に参っているはずなのに、母親の心配をしてくれて親身になって話しも聞いてくれた。
今度休みが合った時は、一緒に映画でも見たいねって話していたばかりだった。
一緒に銭湯に行って背中を洗いっこしたり、どっちが長く湯船につかれるか競争して母親がのぼせてしまい太田さんが慌てていた事。
ラーメンは好きだけどメンマが嫌いな太田さん。
母親のラーメンにメンマを乗せたついでに、チャーシューをつまみそのまま食べてしまった太田さん。
チャーシューを楽しみにしていた母親だったが、余りの早業に声が出なかった事。
洋裁工場時代は夜遅くまで話をし、2人して寝坊してこっぴどく怒られた事。
色んな事を思い出し、母親は太田さんの死を追悼した。
身体中の水分が全て涙になって流れたと思う程泣いて泣いて…。
それからは太田さんの分も頑張って生きていこう。
心に決めて、ホステスという仕事ではあったが休む事なく頑張った。
太田さんの月命日には必ず花を添えて手を合わせる。
今でも手を合わせる母親を見る。
きっと今でも母親の中には太田さんがいるんだろう。
それから母親は友人を作らなくなった。
この話を聞いたのは最近の事。
ラブホテルでの勤務を終え携帯を見ると、母親から着信があった。
折り返すとずいぶん賑やかなところだった。
「みーゆーきー‼」
余りの声の音量に思わず耳を離す。
「どうした?」
自然とこっちも声が大きくなる。
「仕事終わったのー?」
「終わったよ」
「じゃあ街まで迎えに来てよ‼」
ついでだし近いし、と思い言われた場所に向かった。
いい気分になり大声で笑っている母親を発見。
飲み仲間がそんな母親の側にいた。
「みゆき‼早かったじゃないの‼」
そう言って私の車の助手席に滑る様に乗り込んだ。
うわ…酒臭い💧
思わず窓を開ける。
帰り道に母親が「今日わね、太田さんの命日なのよ」と言い出した。
それから過去に遡り、自分の過去の話をしていた。
いいだけ話して、家に着いた頃には助手席で爆睡。
「お母さん‼着いたよ‼」
…返事がない💧
仕方ない、おんぶするか。
母親が痩せていて良かった。
「よっこいしょ💦」
母親をおんぶして部屋まで連れて行く。
ふぅ。
母親はそのままの姿で眠っている。
お母さん、若い頃苦労したんだね。
大変だったね。
でもね、それを聞いても「そっか」と思うだけかな。
えっ?
冷たい?
そうかもしれない。
でも、どう頑張っても同情しかわかない。
愛情がわかない。
私もやっぱり幼少期が幼少期だったから、性格が曲がっているんだと思う。
彼氏が出来た時には愛情がわく。
でも家族愛というものを知らない。
もっと家族で思い出が欲しかった。
熱を出して苦しかった時くらい、側にいて欲しかった。
お金だけじゃないんだよ。
確かにお金は大事だけど…
父親も物を買い与えるだけじゃなく、愛情が欲しかった。
愛に飢えているのかな。
もし私が家族を持ったら、お母さんになったら、私は父親や母親みたいな親じゃなく子供を目一杯愛したい。
旦那になる人を目一杯愛したい。
平凡でいいから家族で一緒にご飯を食べて、テレビを見て笑って。
子供と旦那に囲まれた食卓。
憧れである。
その前に、まずは相手を見付けなければならない。
まだまだ先の話しになりそうだ。
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