背中の白いトラ
この世に、生まれて後悔した出来事…
取り返しのつかない事…
失った苦しみ…
今から、話す事はオレの39年にマジ話です。
文章力は、あまりないですが続けて話して行きたいので読んで下さい。
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支度しなが オレは 泣いていた…💧
由奈を想うと涙が 止まらなかった。
オレは かなり 情けない男だ…
兄貴の車に乗り込むと オフクロが言った。
オフクロ『太郎 母さんの為 結婚を決めたなら 結婚しなくっていいから❗』
オレは 何言ってるんだよ❗ 今更と思った。
兄貴『世間体もある❗ 太郎には シッカリして貰わないと❗』
確かに オレのした事だ…
もう 解決法はない。オレは 決心した。
オレ『オフクロ オレ 自分で決めた事だから…』
オフクロ『それなら 良いのよ❗』
オフクロは この返事を待っていたんだ❗
うちの家族は 昔から こんな感じだった…
恵美の家に着いた。
兄貴とオフクロが 深々と頭を下げる。
恵美の母親『わざわざ 遠くから 来てもらっちゃって すみません。』と 恵美と頭を下げてる
それから オレ以外の4人で 話が進んだ…
オレに 兄貴が 確認するが オレは どうでも 良かった。
兄貴と恵美の結婚の話し合いに見えた。
美優が 生まれるまでは 毎日仕事して 恵美の愚痴 ワガママ 一方的な話しを聞くだけの生活だった…
美優が 生まれてからは 毎日 美優の成長が楽しみになった。
オレも 親バカになるんだ…と自分でも 笑えた。
美優を抱きながら 美優が オレと由奈の子供だったら どんなに幸せだったんだろうと 思う。
美優が 生まれて半年が経った頃
恵美が 仕事をすると言い出した。
オレ『美優は どうするだ⁉』
恵美『太郎くんが夜見ててよ❗』
オレ『夜の仕事⁉』
恵美『だって 昼間 美優預ける所無いもん…』
オレ『オレの給料じゃあ足りないの⁉』
恵美『美優の為に貯金したいから❗』
オレ『ちょっと切りつめれば いいだろう❗』
恵美『おむつ ミルクだって かかるし💦
可愛い洋服も買ってあげたい❗』
オレも 美優が可愛いから 恵美の気持ちがわかる❗でも やっぱり 美優の事を考えると恵美を夜 働かす事は出来ない❗
オレ『じゃあ オレが週末バイトする❗』
恵美も渋々 納得した。
夜勤のトラックの運転手のバイトを見つけた❗
土曜日の夜から 日曜日の朝までの 食品の配送の仕事 1日15000円貰えた。
辛い時もあったけど 美優の為に頑張れた。
1ヶ月が立ち 初めての給料日❗
その当時 オレは 金を貯める事に生き甲斐を感じていた。
会社に頼んで 給料日を二つの口座にわけて振り込んでもらった。
恵美は 金遣いが荒い❗ 前に同棲した時に見ていたから❗
恵美が知っている 口座には 30万円
もう一つの口座に 残りの給料❗
恵美は 給料明細書を見ようともしないし 金さえ 入ればいいという感じだった。
週末のバイトの給料を恵美に渡した。
恵美は ニコニコしながら 封筒を空ける
顔色が変わった。
恵美『なんで 2万しか入って無いの⁉一日15000円なら 6万でしょ❗』
オレ『税金引かれてるし オレの夜食代 飲み物代で 1万円 美優の貯金3万円引いてあるから❗』
恵美『はぁ⁉ 2万円だけなんて 少ないよ❗』
オレ『美優のおむつとミルクは買えるだろ❗』
恵美『私が夜 働いた方が もっと稼げる❗やっぱり 私が仕事するよ』
やっぱり コイツはと 思った。
でも 夜 働きには 行かせなかった❗
美優には 寂しい思いをさせたくなかった。
少しづつ 家族になれれば いいなぁ~と 思い始めた。
それから 普通に時間が経って 美優も3歳になった 寒い夜 美優が 高熱を出した💦
救急で病院に連れて行った。
そのまま 入院する事になった
医者の話だと 原因が不明なので 検査をした方がいいと言われた。
とりあえず 美優を入院させ オレは 入院に必要な物を取りに帰った。
家に着き 恵美に言われた物を 探すが 恵美と美優の部屋は 足の踏み場の無いほど 散らかっていた。
オレは 美優とリビングで遊び オレは一人寝室を別にしていたからだ❗
物を避けなが やっと 荷造りが出来た。
病院に向かった。
途中 コーヒーを買う為 コンビニに寄った。
コンビニに入ると 美優位の男の子が 走り回ってた。
すると 母親が その子を呼んだ
オレは 固まった。
目の前で 子供を呼んで居たのは 由奈だった…
由奈は 子供を抱き上げ オレの方を見て オレに気づいた
オレ『由奈…』
由奈『たろちゃん…』
オレ『由奈の子供⁉』
由奈『うん💦 たろちゃんと別れて すぐに彼氏出来て 私も デキ婚したの(笑)』
オレ『そうかぁ…』
由奈『たろちゃん ゴメン💦 私 これから 仕事で 子供 保育園に預ける時間だから❗』
オレ『あっ💦ゴメン💦 がんばってなぁ❗』
由奈『うん ありがとう バイバイ』と コンビニの外に停めてあった 自転車に乗って行った。
由奈も結婚してたのかぁ…
勝手だが かなり ショックだった…
この何時間後にまた ショックな事が起きた。
病院に着くと 恵美がちょうど 担当医に呼ばれて 行く所だった。
オレ『美優は⁉』
恵美『薬で落ち着いたみたいで 寝てる』
担当医『お父さんもご一緒に 検査結果聞きますか⁉』
オレ『はい❗』
恵美『パパは 美優の所に居てあげて❗』
オレ『オレが聞いて来るから❗お前が 美優に付いてろ❗』
恵美『えっ💦パパじゃ わからないよ❗』
担当医『では お二人で どうぞ❗』
担当医が 検査結果が書いてある 書類をテーブルの上に出した。
担当医『氏名 生年月日 誤りありませんね⁉』
オレは 用紙に書いてある 名前 生年月日を確認した 隣に 血液型があった。 AB型だった
オレ『先生 血液型が間違ってますけど…』
担当医『そんなはずないですよ❗』と他の書類を見ながら言う。
オレ『えっ💦オレO型で 妻は A型なんで…』
担当医『確かに O型とA型からは AB型のお子様は 生まれ無いです❗』と言って 恵美を担当医が見た。
恵美『私 ちゃんと血液検査したことないから 間違ってるかも❗ うちのお父さん AB型だったし…』
担当医『では お母さんも機会がある時に血液検査なさっておいて下さい。』
担当医は 美優の検査結果を話し出した。 大事に至る事は なかった。
担当医『お母さん 美優ちゃんの予防接種が進んでないですね❗ きちんと予防接種は 受けて下さい。』
恵美『はい💦』 下を向いていた。
オレ『美優も大丈夫だったし❗ お前もついでに 検査結果してもらえよ❗』
恵美『今日は 疲れてるから 今度にする❗』と言って 部屋を出て行った。
オレも 先生にお礼を言って 部屋をでた。
オレ『明日 退院出来って良かった❗』
恵美『うん💦そうだね❗』
美優の病室にもどった。
美優が 起きていた
オレ達に気づき 恵美に抱きついた。
次の日 美優は無事に退院した。
オレは 血液型が引っかかってた。
そういえば 皆 美優は オレに似てないって言う❗
でも 恵美にも似てない
もんもんと色々な事を考えていた…
美優が生まれた時にもらった 臍のを入れる箱に 恵美の血液型が書いてあったのを思い出した❗
恵美が 風呂に入るのを待って 探した❗
見つけた❗
(母)A型とスタンプ印がしてあった。
恵美が風呂から出てきて 恵美に臍のケースを見せた。
恵美『これも 間違ってるね❗』
オレ『これは 間違ってないだろ❗美優は オレの子供じゃないのか⁉』
恵美が泣き出した。
オレ『答えろ❗』
恵美『太郎くんの子供じゃあないみたい…』
オレは 恵美の言葉に 怒りが込み上げてきた💢身体が震えている❗
いくら 飲んでも 酔えなかった💦
美優がオレの子供じゃないなんて…
美優が出来たから 恵美と結婚したのに…
その時 携帯が鳴った。
達也からだった。
オレ『もしも…』
達也『太郎 今 何処だ⁉』
達也ゎ恵美の友達のカズミと2年前に結婚していた。
達也『恵美が 太郎を探してるぞ❗ 何かあったのかぁ⁉』
オレ『なんもないよ❗』
美優が可哀想で 達也にも 誰にも言いたくなかった💧
達也『オレは 太郎の見方だからな❗いくらでも 力になるからな❗』
オレ『ありがとうな❗ただの夫婦喧嘩だから』と言って 携帯を切った。
美優…
恵美は 憎い❗ でも 美優は 可愛い❗
騙すなら 最後まで 騙して欲しかった。
また 携帯が鳴った。
知らない番号だった。
オレ『もしも…⁉』
相手『神山太郎さんですか⁉』
オレ『はい⁉』
相手『私 マンションの管理人ですが 神山さんの娘さんが 一人で 泣いてるんですが…』
オレ『妻は 居ませんか⁉』
管理人『いないみたいで… 最近 ちょくちょく 隣の人から 週末になると子供の泣き声が夜中 何時間もすると言われて 気になってて💦』
オレ『今 すぐに帰ります。』
オレは 慌てて帰った。
今に着くと 管理人さんが 美優を抱いて 隣の人がなだめていてくれた。
オレ『申し訳ありません。妻が居たので…』
管理人『ご主人には 気の毒だけど 奥さん 週末の夜 一人で出かけるみたいですよ』
オレ『ホントに申し訳ありません。』
オレは美優を抱いて 部屋に入る
美優は『 パパ パパ』と泣きながら オレにしがみついて 泣いていた。
美優『ママ いないの💧 みゅちゃんがネンネして おっきしたら ママ いないの💧』と しゃくれながら オレに話す 美優が 不敏でなかった💧
オレ『美優 パパがいるから もう 大丈夫だょ❗ もう ネンネしなね❗』
美優は オレの手を握って眠った。
家の中を見回すと 何か違う気がした。
散らかった 洋服を拾い集めると 美優の洋服ばっかりだった。
洗濯機に入れて 回した。
恵美と美優の部屋は ありえない位の 汚かった。 リビング キッチンは オレが文句を言うからか まぁまぁ 片してあるが❗
美優の布団カバーは 黄色染みだらけ だった…
(美優は オレが居ない時 恵美にちゃんと見て貰えてたのか…⁉)
一緒の家に居て この部屋に入る事は 数える事しかなかった気がした。
ゴミ箱は 溢れかえっている💦 周りのゴミを拾い 袋に入れた ゴミ箱の底に 何かへばり付いていた💦
よく見ると 使用済みの コンドームだった…
恵美は オレの居ない間に 男を連れ込んでる事もわかった❗
因みに オレと恵美は結婚はしたものの セックスの関係は まったくない❗
家中掃除をした。
気が付くと もう 朝の6時半だった。
美優を置いて 仕事には行けない…💧
親方に 連絡を入れ 理由を話して 休みをもらった。
美優に 添い寝をしながら 寝ていた。
『パパ パパ みゅちゃん おしっこしちゃった』の声で目が覚める
オレ『おねしょしちゃったかぁ💦』
美優『ごめんなさい💧』
オレ『大丈夫だよ❗洗濯しようか❗』
カバーを外し 布団を干して 美優とシャワーを浴びた。
美優『パパ おなかすいた💧』
オレ『パパもお腹空いた❗ ご飯食べに行こうか⁉』
美優『うん❗』
美優と 外食にでかけた。
美優を 車に乗せて 昔 由奈とよく行った ショッピングモールに行った。
美優が パンがいいと言うので サンマルクで 食事をした。
美優『パパ おいしいね😃』とニコニコしながら 食べていた。
美優の顔を見ていると オレは 嫌な事も忘れられる…
オレ『美優 今日 沢山遊ぼうな❗』
美優『うん❗』
サンマルクを出て キッズエリアに行った。
美優は ニコニコしながら アンパンマンに乗って オレに手を振る
美優は オレの娘だ❗ 血が繋がってなくっても オレの可愛い娘だ❗って 心でつぶやいているオレ…
美優が パパ~っと 駆け寄ってきた。
美優を抱き上げ 抱き締めた。
オレ『美優 おもちゃ 買おうかぁ⁉』
美優『みゅちゃん キティちゃんのおままごとするのが欲しい❗』
オレ『じゃあ 全部買って 帰って遊ぼうな❗』
美優『うん❗』と言ってニコニコして 売り場に 走って行った。
キティちゃんのおままごとは 沢山種類があった💦
美優が欲しがる物を 全部買い 駐車場に向かった。
エレベーターの前に 見た事がある 男の子が居た。
確か 由奈の子供⁉
『こうたん❗』
声の方を見ると
由奈が 居た。
由奈は ビックリした顔で オレを見る
オレ『また 会ったね❗』
由奈『たろちゃんの娘ちゃん⁉』
オレ『うん 美優って言うんだ❗』
由奈『 美優ちゃん こんにちは🎵』
美優『こんにちは🎵』
オレ『由奈の息子は⁉ 何歳⁉』
由奈『もうすぐ 3歳になるの…』
オレ『美優と 同じ年なんだ❗』
会話をしてると 由奈の息子が美優に近づいて来た。
オレ『こんにちは お名前は⁉』
息子『ひろせこうたろうです🎵』
オレ『広瀬⁉
由奈『私 バツイチなの💦』
オレ『そうなんだぁ💦 』
由奈『勢いで 結婚しちゃ ダメだよね❗』
オレの性だよな…と思った。
由奈『今日は 美優ちゃんと二人で買い物⁉』
オレ『うん💦』
子供達は キャッキャ言いながら 走り回って居た。
オレ『由奈は 今 何処に住んでるの⁉』
由奈『前と同じ所だよ』
オレ『そうなんだ…』
何か 由奈の言ってる事がちぐはぐだった。
オレ『携帯番号は⁉』
由奈『同じだよ❗たろちゃんは⁉』
オレ『同じだよ❗』
美優が パパ おしっこ~と駆け寄ってきた。
由奈『おばちゃんと行こうか⁉』
美優『うん❗』
由奈と美優が手を繋いでトイレに行った。
その後ろ姿を見て居て 胸に何かが込み上げた。
美優がトイレから 帰って来て 目をこすり出した。
由奈『美優ちゃん 眠いのかな⁉』
オレ『そうだな❗ そろそろ お昼寝の時間だな❗』
由奈『幸太郎も そろそろ帰ろうかぁ❗』
オレ『今度 電話していいかな⁉』
由奈『ダメでしょ❗ たろちゃん 既婚者なんだから❗』
オレ『そうか…』
由奈『たろちゃんがどうしてもって言うなら 1回だけなら いいよ❗(笑)』
オレ『じゃあ その1回 重要だな(笑)』
笑いながら 別れて 個々に家に帰った。
家に帰ると また 恵美は帰ってない💦
明日も仕事に行けない…
親方に 事情を話すと
親方『明日は 美優も一緒に会社に出勤しろ❗おばちゃんに頼んでおくから❗』
オレ『すみません。』
確かに これ以上休んだら 生活していけない💦 貯金は使いたくない❗
美優『ママ 帰って来ないね💦ヒロくんと遊んでるのかな⁉』
オレ『ヒロくんって⁉』
美優『パパが 居ない時に遊びにくるんだよ』
恵美は 何を美優に見せてるのだろうか…
オレ『そうか❗美優 明日は パパの会社に一緒に行こうか⁉』
美優『うん❗キティちゃんのおままごと 持って行く🎵』
オレ『じゃあ お風呂入って寝よう❗』
美優『は~い🎵』
美優と風呂に入って 美優を寝かした。
朝 早めに会社に向かった。
会社に着き 寮の方に寄った。
食堂に行き 寮母さんに美優をお願いした。
寮母さん『親方から 聞いてるよ❗ 一応 子供4人生んで 育てたから 大丈夫だよ❗ 安心して 仕事してきなさい❗』
オレ『よろしくお願いします。』
美優には 夕べ お風呂の時に言い聞かせてあった。
美優『パパ いってらっしゃい🎵』
オレ『おばさんの言う事聞いて 待っててな❗』
美優『は~い🎵』
その日から 美優を寮母さんに預け仕事をした。
1ヶ月経っても 恵美とは 連絡が取れなかった。
ある日の土曜日 仕事終わりに 達也に呼ばれた。
達也『今日 うちに来いよ❗カズミが飯作って待ってるから❗』
オレ『いいのか⁉』
達也『話もあるから❗』
オレ『わかった❗』
美優を連れて 達也の家に行った。
そこで 全てが わかる事になる❗
達也の家に着き カズミの料理をたべながら 飲んだ❗
美優も カズミと達也に遊んで貰えて ニコニコしていた。
あそび疲れて 美優は 寝てしまった。
達也『可哀想にな❗』
オレ『不敏でな❗』
カズミ『太郎くん ごめんなさい💧』
オレ『何⁉』
カズミ『恵美 太郎くんと別れる前から 広人とも付き合ってて 恵美が黙ってて 言うから 私 達也にも言えなかった。でも 恵美が妊娠して 恵美が太郎くんの子供だって言うから 恵美を信じた。美優が生まれて すぐに 恵美から 電話が来て やっぱり 広人の子供だったって 恵美に告白されたの…
達也から 太郎くんが美優を激愛してるって聞いて 私 達也にも 美優の事言えなくって💦 でも 今回 こうなって 達也に全部話したの❗ 今 恵美は広人と一緒にいるの 恵美 妊娠してて 太郎くんにバレる前に 広人と逃げたの…ごめんなさい💧私がもっと早く 達也にだけでも話してたら…』
オレ『 カズミは 謝らなくっていいから❗ オレが鈍感過ぎたんだよ❗ 美優がヒロくんって言う人物は 広人だったんだ❗
じゃあ 美優は 広人の子供なんだ❗』
達也『あいつら 何考えてるんだろうな⁉ 美優を置いて行くなんて❗』
オレ『全てのつじつまがあった。広人は オレから 離れて行ったのと時期が重なってるし すぐに 会社も辞めたから❗ そうゆう事か❗』
達也『太郎は これから どうする⁉』
オレ『恵美とは 離婚する❗いや❗すぐにでも 離婚したい❗ 美優の事はどうして いいか わからない…』
達也『広人と恵美に引き取らしたら⁉』
オレ『恵美と広人とに育てられるのか⁉』
達也『だって 美優の妹か弟も生まれるんだろ❗育てられるだろ❗』
オレ『オレらの勝手で 美優を振り回すのは 避けたい❗ オレは 美優が一番のポジションに行かせたい❗ オレと居るのが一番なら オレは育てる❗』
達也『太郎は 父親だな❗』
オレ『オレも不思議なんだよ❗ 恵美が妊娠して オレは 強制的に恵美と結婚したけど 恵美の妊娠中 コイツ死んでくれないかな❗って 思う事 何万回もあった❗ 恵美と腹の子供が居なくなれば オレは 由奈の所に戻れる❗ オレは 恵美なんか 愛してない❗ 由奈だけを愛してるんだ❗って 毎日 毎日 心で 叫んでた。 でも 美優が生まれてから 段々 美優の為に恵美とも家族になろうと思える様になってた。でぇ❗この様だよ❗』
達也『広人 どうするよ⁉』
オレ『広人⁉ もう どうでもいい❗広人を殴っても 時間は 帰ってこない❗』
達也『広人は 太郎と一番仲良かったのにな❗ 太郎の真似して 刺青入れようとしてたもんな❗』
オレ『そうだったな❗辞めさせたけど…』
達也『太郎の背中 なんで 白いトラなんだ⁉』
オレ『オレが小5の時に うちの近くに 移動動物園が来てさぁ そこに白いトラがいたんだよ❗ そのトラさぁ お父さん お母さん お兄ちゃんは普通の色しててさぁ 一匹だけ 突然変異で 白く生まれたんだって 親もお兄ちゃんも その白いヤツいじめるからって 一匹だけ オリが違ってた。何かオレとかぶってさ 白いトラをいつも 思い出してたんだ❗ それで オレも寂しいかったから 背中に連れて来たんだ❗(笑)』
達也『太郎は トラなんだ❗(笑)』
オレ『でも 刺青入れてから オレ 寂しくなくなった気がするんだ❗ 背中に刺青ある 親父じゃ 美優 可哀想だよな❗』
達也『それは 関係無い❗ 』
オレ『今日 全てわかって 良かった❗カズミと達也には 感謝してる❗ 家庭裁判所に行って調停申し込んでくる❗』
達也『その方が いいな❗』
オレ『達也 カズミありがとうな❗』
達也の家に泊まり 帰って来ると 恵美が居た。
美優が ママ~と駆け寄る
恵美『美優 ゴメンね❗寂しかった⁉』
美優『パパがキティちゃんのおままごと たくさん買ってくれたの🎵』
恵美『良かったね❗』
オレは 自分の部屋に入る
恵美が 部屋にきた。
恵美『太郎くん ゴメンね❗』
オレ『何が⁉ お前 何を謝ってる⁉ 謝っても許されないけどな❗』
恵美『美優の父親の事でしょ⁉』
オレ『はぁ⁉💢 お前よくも平然と 口に出せるな❗ 美優の前で』
恵美『美優は まだ わからないもん❗』
オレ『お前 いい加減にしないと お前の腹を蹴るからな❗ここに 男連れ込んでた事 美優から聞いたんだよ❗』
恵美『お腹 蹴るなんて… 物騒な事いわないでよ❗
オレ『よくも 騙してくれたな❗ オレは お前を絶対許さない❗』
恵美『太郎くんが 私を抱いてくれないから 私 寂しくて…』
オレ『オレがお前を抱かないから💢⁉』
恵美『夫婦なのに…』
オレ『お前❗ 無理矢理 結婚させられて ハイそうですかって お前のいいなりに お前を抱けるかよ⁉ 美優が生まれるまでだって お前のワガママ放題に付き合った それはお前に気持ちの無いオレの罰だと思ってお前はオレを振り向かせ様としてるんだって思った。 美優が生まれて来た時オレは本当に嬉しかった❗美優が可愛くって愛しくって❗お前に感謝する様になってた。 これから やっと家族になれる 美優にも兄弟が居た方がいいなと思った矢先 全て お前に騙されてた事がわかって
確かに オレは お前を美優の母親としか 思ってなかった❗』
でも オレは オレなりに 努力して来た。
オレは お前と結婚してから 浮気もしてない❗飲みにも行ってない❗
お前は オレが仕事してる間 広人と この部屋で何してたんだよ❗』
恵美『ハイハイ わかりました。 私が全部悪いって言いたいんでしょ❗ 私は 太郎くんを大好きで たまらなかった。 初めて会った時 一目惚れだった。だから どんな事をしても 太郎くんの彼女になるのが夢だった 彼女になったら太郎くんと結婚するのが夢になった。 でも 太郎くんは私と別れるって言い出して… 私は承諾してないのに あの女と付き合いだしたじゃない❗ どうしても 太郎くんを取り戻したかった❗丁度その時 妊娠してるってわかった 広人の子供だってわかってたけど 太郎くんの事大好きだった…太郎くんに戻って来て欲しかったから…』泣きながらはなした。
オレ『もう 満足したんだろ❗オレは 由奈と別れて お前と結婚したんだから❗』
恵美『まだ ダメ❗私 まだ あの女に勝ってないの❗』
オレ『勝つとか⁉ あの女とか 由奈は お前になにしたんだよ❗』
恵美『太郎くんは あの女を想い続けてる 写真だってまだ持ってるじゃない❗』
オレ『由奈は オレと別れて直ぐに 結婚したんだぞ❗』
恵美『でも あの女の存在が 太郎くんと私の間を壊したの❗』
オレ『人のせいにするのも いい加減にしろよ❗ オレがお前とこうなったのは 誰のせいでもない❗ 逆恨みもいい加減にしろよ❗』
恵美『……』
オレ『離婚したい❗』
恵美『わかってる…でも 後 半年待ってくれる⁉』
オレ『なんで⁉』
お腹を擦りながら
恵美『この子生まれるまで❗』
オレ『はぁ⁉ オレの子供じゃあないだろ❗』
恵美『お金無いから💦』
オレ『オレに金出せって 言う訳⁉💢』
恵美『戸籍上は 太郎くんの子供だし❗』
オレは 我慢の限界❗何かが プチっと切れた。
気が付くと 美優の泣き声がした。
目の前に 恵美が鼻から口から 血を流して 倒れていた…
達也に電話をした。
達也が 来るまで 美優を抱き締めて その場に座り込んでた。
達也『 太郎❗』
カズミは 悲鳴を上げる。
達也『警察呼ぶな❗』
オレは 頷く…
カズミ『恵美❗返事したよ❗ 救急車呼んで❗』
警察が来て オレは 警察に連れて行かれた。
色々聞かれたが 覚えてなかった。
しばらくすると 恵美は 大した事なかった事 恵美が告訴しないと言う事で釈放された。
受付の前に 達也と親方が待っていてくれた。
オレ『すみません。』頭をさげた。
親方『何にも言うな❗ 今日 寮に帰ろう❗』
達也の運転で 会社の寮に行った。
寮母さん『太郎くん お風呂入りなさい❗』
オレ『ハイ ありがとうございます。』
達也『オレも 一緒に入るよ❗』
風呂の中で 達也に 恵美との話を話した。
達也『オレは 太郎がこうなるのは 当たり前だと思う❗』
オレ『今までも 何回か 恵美を殴りそうになったけど ブレーキかかったけど… 今回は 無理だった…』
達也『もう 良いんじゃねえの❗ 太郎は よく我慢したよ❗』
オレ『しばらく 一人でゆっくりしたい…』
達也『そうだね❗』
風呂を上がると 親方と寮母さんが 飲む支度をしていてくれてた。
親方『今日は 飲むぞ❗』
達也『いいね~🎵』
親方『太郎と飲むの久しぶりだな❗』
オレは そこで泣き崩れた。
親方と達也が居てくれる事が嬉しかった❗
親方『早く飲むぞ❗』
オレ『ハイ❗』
その日は 3人で飲んだ。
次の日 兄貴からの電話で目が覚めた。
オレ『もしも…』
兄貴『何があったんだ⁉恵美さんのお母さんから 凄い剣幕で電話が来たぞ❗』
オレ『どうせ 兄貴は オレの話聞いてくれないだろ❗』
兄貴『話してみろ❗』
オレは 全て 兄貴に話した。
兄貴『わかった❗ うちの弁護士をいかせるから ちゃんと弁護士に全部話せ❗』
オレ『ちゃんと 聞いてくれてありがとう。』
兄貴『太郎が間違ってなかったからな❗ 母さんには 全て ケリがついてから 太郎が報告しろ❗』
オレ『わかった❗』
電話を切った。
夕方になって 親方が 仕事から 帰ってきた。
オレ『色々 ありがとうございました。』
親方『明日から 仕事出ろよ❗』
オレ『ハイ❗ これから 家に一度帰って来ます。 寮に戻って来ていいですか⁉』
親方『構わないぞ❗』
オレ『よろしくお願いします。』
>> 81
家に 帰ると 恵美と美優が居た。
美優は オレを見て 『パパ コワイ~💧』と泣きながら 恵美の所に行った。
恵美が 腫れた顔を冷やしながら オレの方に来た。
恵美『美優に嫌われちゃったね💦 相当 怖かったんだよ❗』
オレ『これで良いんだよ❗』
恵美『明日 病院行くから 送ってくれる⁉』
オレ『オレ 明日から寮に戻るから❗』
恵美『えっ💦 お金は入れてくれるの⁉』
オレ『明日の夜 弁護士と会う事になってる❗弁護士に相談して オレが金を出さなきゃいけない金は 払うから❗』
恵美『美優が餓死しても良いんだ⁉』
オレ『お前が付いてて 餓死するのか⁉ お前 母親だろう❗』
恵美『だって 私 お金持ってないし❗』
オレ『広人に貰えよ❗』
恵美『広人がお金持ってるなら ここには帰って来なかったよ❗』
オレ『でも オレには 関係ない❗』
恵美『じゃあ 慰謝料と養育費ちょうだい❗』
オレは その時わかった❗ 恵美は 本当のバカなんだ💦
オレ『弁護士に相談して オレが慰謝料払わなければいけないなら 払う❗逆に オレが お前に慰謝料 請求しようかな⁉』
恵美『男が慰謝料貰える訳ないじゃん❗』
真面目に 恵美はバカなんだ💦
オレは 必要な荷物を全部持って 寮に帰った。
何をするにも お金がかかるから また 気持ちを入れ替えて仕事を頑張りました。
弁護士が 来てから 1週間がだった頃…
恵美から 電話が来た。
恵美『お願いが有ります。』
また 何を言い出すのか⁉と思いながら聞いた。
オレ『何⁉ 聞ける事なら 聞くけど❗』
恵美『広人とは ちゃんと縁切るから やり直したい』
オレ『縁切る⁉ オレがお前と縁切りたい❗』
恵美『美優は 太郎くんをパパだと思ってるんだよ❗ 美優が可哀想じゃん❗』
確かに 美優は 可哀想だ❗ だから オレも簡単に 恵美を切れない💦
オレ『美優は オレとお前の犠牲者だよな❗ 美優の事は きちんと考えてる❗でも お前とは やり直しは出来ない❗』
恵美『美優の事考えてるなら 養育費ちょうだいよ❗ 妊娠してるから 仕事出来ない❗』
やっぱり お金かぁ…
オレ『いい加減 どうしたらいいか 自分で考えないと❗』
恵美『だから 太郎くんにやり直してもらいたいの❗』
オレ『じゃあ いくら有れば 良いの⁉』
恵美『家賃と生活費で30万円』
オレ『じゃあ 今月分は 振り込む❗でも 条件がある❗ 今月中に 実家に帰るなり 引越ししてくれ❗ オレの方で解約手続きするから 来月からは 住めないからな❗』
恵美『えっ💦じゃあ 私と美優 何処に住むの⁉』
オレ『実家に帰るか 安い部屋を借りるかしろよ❗』
恵美『実家は無理❗ 弟が帰って来てるし💦美優をあの環境に入れたくない❗』
オレ『じゃあ 安い部屋探せよ❗』
恵美『それも無理だよ❗敷金とか無いもん💦』
オレ『でも オレも 毎月お金は 渡せないから❗』
恵美『じゃあ 実家帰るから 30万円ちょうだい❗』
何か 嫌な予感がした❗
オレ『じゃあ 今月の家賃 光熱費はオレが払っておくから 10万円振り込むから❗』
恵美『なんで⁉さっき 30万円くれるって言ったじゃん❗』
オレ『家賃 光熱費を引いた金額だよ❗』
恵美『わかった💢ケチ💢』と言って 電話を切られた。
ケチ💢かよ💦
本当に勝手だよな❗
恵美と縁は 切れないのだろうか…
美優の事を考えると 難しい…
次の日 昼休憩にお金を振り込んだ❗
不動産屋に連絡して 部屋の解約をお願いした。
美優の為に 部屋を借りる 敷金などは オレが出すべきなのか⁉悩んだ💦
弁護士から 電話が来た。
弁護士『奥さまと会って お話をしましたが なんてゆうか… 常識的な事を全く理解して 頂けなくって💦 お母様も 自分の娘が 不定な行動をしている事を全く知らなかった様です。
美優ちゃんとお腹の赤ちゃんは 太郎さんの 子供だと思って 居たようです。』
オレ『昨日も恵美から お金の催促の電話が来ました。』
弁護士『一応調停の申請をしましょう。裁判になっても 太郎さんは 絶対 勝てますし❗』
オレ『わかりました。申請は どうしたら⁉』
弁護士『家庭裁判所に行って 申請します。 私がご一緒に行きますから❗』
オレ『明日 仕事休みをもらいますから お願いします。』
弁護士『わかりました。』
次の日 家庭裁判所に申請した。
2週間後に 通知が来た。
恵美から 電話が来たが 出なかった❗
その夜 マンションの管理人さんから 電話が来た。
管理人さん『奥さまが マンションの階段から落ちて 救急車で 運ばれました。美優ちゃんは うちで預かってますから❗』
オレ『 わかりました。直ぐに 美優を迎えに行きます。』
直ぐに マンションに行き 美優を引き取り 病院に行った。
病院に着き しばらくすると看護婦さんに 呼ばれた。
呼ばれる方へ 行くと 担当医が待って居た。
オレ『妻は⁉』
担当医『奥さまは 打撲傷程度なんですが 赤ちゃんは… 残念ですが💦』
オレ『わかりました。』
担当医『1週間程すれば 退院出来ます』
オレ『ありがとうございました。』
恵美の病室に行くと 恵美の母親が居た。
母親『警察から 電話が来たのよ💦恵美は誰かに 突き落とされたって💦』
オレ『えっ💦 じゃあ 事件なんですか⁉』
母親『太郎くんは 誰から 連絡が来たの⁉』
オレ『管理人さんからです。』
母親『後で 太郎くんに連絡が欲しいって 警察の人が』と言って 名刺を渡された。
オレ『後で かけてみます。』
母親『恵美は バチが当たったのよ❗太郎くんを騙したりするから❗こんな事言ったら 軽蔑されると思うけど お腹の子が流れてくれて良かった❗ 美優一人だって 大変なのに❗』
オレは 何にも言わず 美優を見てた。
母親『太郎くん 美優は私が見るから 帰って良いわよ❗
オレ『わかりました。警察にも連絡を入れないといけないので 帰ります。』
家庭裁判所にも行かなきゃならないし…
もう 疲れた…
そんな事を 考えながら 楽になりたい…
多分 この頃のオレは 普通では無かった。
弁護士さんが 居なかったら 恵美の言いなりになってたと思う。
恵美が 退院したと聞き 弁護士と一緒に 恵美会いに マンションに行った。
弁護士が 恵美に話しを始めた。
弁護士『お体は 大丈夫ですか⁉ もう少し 経ってからと 思ったのですが💦 家庭裁判所からの 呼び出しも 近いので…
私の方から 何点が お伝いしたい事がありまして❗
恵美『何ですか⁉』
弁護士『現状 奥さまの立場は とっても不利な立場です❗ 家庭裁判所の調停で話がつかない場合 裁判になりますが 裁判になると費用が かかります。 この費用は 今の状態だと 奥さまが支払う事になります。 』
恵美『えっ⁉ なんで 私が払うの⁉じゃあ 調停も裁判もやらない❗』
弁護士『調停の呼び出しに 来ていただかないと 裁判に持ち越されるんです。』
恵美『太郎くんが 調停を辞めてくれれば良いでしょ❗』
オレ『離婚に同意してくれるなら 調停辞めるよ❗』
恵美『じゃあ 離婚するよ❗』
弁護士『では 離婚届けに サイン お願いします。』と言って 離婚届を出した。
恵美『今⁉ 』
弁護士『はい❗ 時間が 無いので❗』
恵美『慰謝料 養育費は⁉』
オレ『払うか❗オレが お前と広人から 慰謝料欲しいよ❗』
恵美『養育費は⁉』
オレ『って言うか⁉ お前 美優 育てて行けるの⁉
恵美『育てます💢』
オレ『美優には 出来る事はしてやりたいと思ってる❗
恵美『じゃあ 毎月 10万円ちょうだい❗』
オレ『10万円⁉ 3万円だな❗』
恵美『10万円くれないと 離婚届は 書かない❗』
やっぱり コイツは 金かよ💦と思った。
弁護士『でしたら 調停をして 裁判までやなさったらどうですか⁉太郎さんは 不利になる事はないですから❗調停 裁判でも 太郎さんへ 慰謝料 養育費は 認めてもらえないでしょう❗ 奥さまは 裁判の費用を払う事になりますけど❗』
オレ『そうなんですか⁉ じゃあ オレは 養育費 払う義務は無いの⁉』
弁護士『戸籍上は お二人のお子様になってますが 奥さまが 太郎さんのお子さんではないと認めているので❗太郎さんには 養育費の請求は 認められない❗』
恵美『じゃあ 私何にももらえないの⁉どうやって生きて行けって言うの⁉』
オレ『だから 出来る事はするって言ってるだろ❗ でも お前もオレをあてにしないで 自分で稼がないとな❗』
恵美『じゃあ 3万円 きちんとちょうだいよ❗』
オレ『わかった❗』
恵美は 離婚届を書いた。
恵美との4年半の結婚は 終わった。
恵美が書いた 離婚届を弁護士が預かり
マンションを出た。
オレ『今日 離婚届を書くとは 思いませんでした。』
弁護士『私は 今日 書いて頂けると思ってました。』
オレ『何故ですか⁉』
弁護士『前回 奥さまとお母様に お会いした時 奥さまの方が 不利な事 ごねれば ごねるだけ 不利になる事を 話しました。その時 お母様の方が (太郎さんのご実家の財力と母子家庭のうちでは 勝てない❗恵美が全て悪いのだからね❗)と奥さまに言ってました。
奥さまも 唯一の味方のお母様に言われたら 考えると思ってました。』
オレ『そうなんですか…』
弁護士『でも 良かった❗ 再スタート頑張って下さい。』
オレ『はい❗ ありがとうございます。』
寮に帰って 親方に報告した。
親方『良かった❗ 明日 午前中 休みやるから 早く出して来いよ❗』
オレ『はい❗』
部屋に戻り 直ぐに 離婚届の自分の欄を書き込んだ。
見直しをしていて 親権者の欄が 恵美になってる事に 寂しさを感じだった。
美優は オレの子供だったら 離婚しても 恵美には 絶対渡さなかったのに…
こんな 悲しくなったのは 由奈と別れて以来だった。
美優は オレの事 忘れるのか…色々考えた。
今は 前を見て頑張る❗って決めた。
家裁の手続きも終わり 恵美もマンションを出て 全て終わった。
そして 半年が過ぎた。
仕事だけの毎日だった。
達也が飲みに行こうと誘ってくれた。
オレも達也には お礼をしたかったから 飲みに行く事にした。
居酒屋に行った。
達也『太郎と外で飲むの 久しぶりだな❗』
オレ『そうだよな❗ オレ結婚してから 一度だけ 一人で飲みに行ったきりだよ❗』
達也『うわ~💦 それは ヤバイだろ❗(笑)』
オレ『何か お上りさん気分だよ❗(笑)』
達也『これは また ちょくちょく 飲もうな❗(笑)』
オレ『よろしくな❗(笑)』
達也『でも 女が居る所はダメな❗(笑)カズミに怒られるから❗(笑)』
オレ『 女は 怖いから💦しばらく要らない❗(笑)』
達也『女は 確かに怖い❗(笑)』
そんな 他愛もない話をして 飲んでた。
隣の席は 女4人の今でいう 女子会だった。その中の一人がいきなり 声かけて来た。
『太郎くんと達也くんだょね❗』
由奈の親友のかおりだった。
達也『あっ💦かおりちゃんだっけ⁉』
かおり『凄い❗名前覚えててくれたの🎵』
達也『当たり前じゃん❗』と調子よく言ったが 後から 適当に言ったら 当たってたと言ってた。(笑)
達也『由奈ちゃん 元気⁉』
かおり『最近 会ってないから…』
達也『そうなんだぁ💦』
かおり『太郎くんは 結婚したんでしょ❗』
オレ『うん💦 でも 半年前に離婚した。』
達也『オレも結婚した❗
かおり『私も結婚した❗』
達也『由奈ちゃんは⁉』
オレ『由奈も結婚して バツイチだって こないだ 偶然会った時 言ってた❗』
かおり『由奈と会ったの⁉』
オレ『うん 偶然 2回会った❗』
かおり『そうなんだぁ… 由奈 何か言ってた⁉』
オレ『普通に 会話したけど❗なんで⁉』
かおり『うんん💦 元彼 彼女だから…』
達也『由奈ちゃん バツイチなんだ❗ 太郎 チャンス❗だな~🎵』
オレ『何言ってるんだよ❗ 由奈 子供もいるし❗ もう オレなんか 相手にしてもらえないよ❗』
かおり『そうかな⁉ 由奈と連絡取って無いの⁉』
オレ『取ってないよ❗』
かおり『電話してみたら❗』
達也『電話してみろよ❗』
オレ『迷惑だよ❗』と言いつつ 最後にあった時 別れ際に言った事を思いだした。
かおり『今度 また 一緒に飲もうよ❗もちろん 達也くんの奥さんもうちの旦那も❗』
達也『良いね❗由奈ちゃんも呼んで❗』
かおり『達也くん 携帯教えて❗』
達也『いいよ❗』
二人は 携帯番号を交換していた。
かおり『じゃあ またね❗』と自分の席に戻った。
達也『由奈ちゃんと会ったんだ⁉』
オレ『うん 偶然にな❗』
達也『普通 言わない⁉』
オレ『バタバタしてて 言うの忘れてた…💦』
達也『まだ 由奈ちゃんの事 好きなんだろ⁉』
オレ『うん❗由奈の事は ずーっと好きだよ❗』
達也『じゃあ 連絡すれば いいじゃん❗ 太郎だって 今は 独身なんだから❗』
オレ『電話しょうって 何度か思った。 でも オレから わかれてくれって言って 恵美と結婚して 恵美と別れたからって 電話出来ないだろ❗』
達也『確かにな❗ でも あの時はさぁ~💦』
オレ『邪魔したくないから…』
達也『太郎が 良いなら いいけどな❗』
オレ『うん…』
そう言いつつ 由奈に 会いたくなった。 寂しくなって 朝まで 飲み明かした。
それから しばらくして オレは 実家に里帰りした。
離婚の事は 電話で報告してあったが 兄貴の顔を見て お礼を言いたかった。
5年ぶりの地元の駅は また 変わっていた。
駅から 家まで 歩く事にした。
歩きながら 昔の事を思い出して居た。
ここに パン屋があって よく オフクロに買い物頼まれて 買いに来たな~
色々 思い出しながら 途中花屋に寄って花を買い歩くと実家まで あっという間だった。
実家の前に着き チャイムを鳴らした。
オフクロが出てきた。
オレ『ただいま❗』
オフクロ『太郎⁉ どうしたの⁉ 何にも知らせないで⁉』
オレ『急に休み出来たから 親父の墓参りに来た。』
オフクロ『電話くらい 出来たでしょ⁉』 と言いながら 家に通してくれた。
家に入り すぐ 仏壇の前に座って 親父に手を合わせた。
オフクロ『何日居られるの⁉』
オレ『3日間❗』
オフクロ『なら ゆっくりして行きなさい❗』
オレは 自分の部屋に行った。
ビックリした。
オレが出ていった時のままだった。
何年ぶりに 自分のベットに横になった。
さて オフクロに 話さないと…
どこから どこまで 話そうか…
離婚したって言ったら オフクロ なんて言うだろう⁉原因聞かれたら…
ありのままは やっぱり言えない💦
考えながら 寝てしまった。
凄く 懐かしい匂いで目が覚めた。
匂いにつられて リビングに行くと 兄貴も帰って来てた。
オレ『うまそうな 匂いだね❗』
オフクロ『太郎の為に 豚の角煮作ったの❗』
兄貴『久しぶりの実家は どうだ⁉』
オレ『子供の頃を思いだすよ❗オレの部屋 そのままだった。』
兄貴『母さん お前がいつ帰って来ても良い様に 掃除してたんだぞ❗』
オフクロ『さぁ~🎵ご飯よ❗ 元(兄貴)も太郎も 座って❗』
久しぶりに 家族で食事をした。
食事が終わって 離婚した事をオフクロに 報告した。
オフクロ『知ってたよ❗』
オレ、兄貴『なんて⁉知ってるの⁉』
オフクロ『弁護士さんから 聞いたのよ❗ でも 弁護士さんは 私が知ってると思って 話してくれたから 私も知ってるフリして 全部聞いたのよ❗』
兄貴『なんだよ❗あの弁護士やり手だけど 口軽いな❗』
オフクロ『弁護士さんは 悪くないのよ❗ 私が 知ってますって 言ったから❗』
オレ『また 心配かけちゃって ごめんなさい💧』
オフクロ『太郎が悪い訳じゃないから❗ 太郎は 被害者なんだから❗』
オレは 自分にも 非がある事をオフクロに話した。
オフクロ『太郎は 悪くない❗ あの女が悪いのよ❗太郎を騙して❗ お母さんは 絶対許さない❗ 美優も家とは 関係ない子❗』
オレ『美優は オレ達の犠牲者なんだよ❗ 美優の事は 悪く言わないで欲しい❗』
オフクロ『太郎❗貴方 お人好しも いい加減にしなさいね❗血の繋がりがない子は 家には 関係無いから❗』
オフクロは やっぱり こうなんだ…
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