背中の白いトラ
この世に、生まれて後悔した出来事…
取り返しのつかない事…
失った苦しみ…
今から、話す事はオレの39年にマジ話です。
文章力は、あまりないですが続けて話して行きたいので読んで下さい。
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待ってる間 達也が真剣な顔で『マジ勝負だからな❗』と言った
オレも『 絶対負けねぇ』と達也に言った❗
二人で 興奮しながら あーでもねえ❗こうでもねえ❗とバトルをしていると
かおりと由奈が 店に入って来た
かおりが 『お待たせ』と言うと 由奈がニッコリ笑った💕
何となく ファミレスで話始めていた
オレは 今度こそ 由奈と話そうと思っていた❗
オレが由奈に 専門学校は 何の学校行ってるの⁉と聞くと
由奈は 『美容』と答えた
また オレが何処に住んでるの⁉と聞くと
由奈は下を向いたまま 『隣の駅』と答えた
達也が 『由奈ちゃん 休みいつ』と聞くと達也の方を見て
『夜のバイトは 金曜日と土曜日だけだから』と答えた
達也と飲んだ帰り道 飲み足りないオレは 一人でバーに寄った。
そのバーは、たまに一人で飲みたい時に行く場所だった。
物静かな オレの親父位の人が一人でやってるん 静かなジャズバー
店に入るのと奥のカウンターに一人女の人が飲んでいた。
オレは カウンターの端に座り 飲んでいた。
恵美とどうしたら 良いかぁ…
ボーッとしながら 飲んでいた。
『あれ?太郎くん?』と 女の人に声をかけられた。
声がする方を見ると 由奈だった⤴
オレも『由奈ちゃん?』と言った
由奈が自分のグラスを持って オレの隣に来た。
由奈『久しぶりだねぇ』とニッコリした。
オレは ビックリしていたけど 由奈から 声をかけられて嬉しかった❗
オレ『一人で飲んでるの?』と聞くと
由奈『一人だょ! 変かなぁ』
オレ『変じゃないよ! 由奈ちゃんでも 一人で飲むだぁ?』
由奈『たまにねぇ!色々 息詰まった時に(笑)』
オレ『そうだ!』と笑った
前と違って その日は 話が弾んだ⤴
気が付くとお店の閉店時間を過ぎていた。
慌てて 会計をして 二人で店を出た。
オレ『由奈ちゃん 連絡先聞いて良い?』
由奈『いいよ』と携帯を出した。
オレは 自分の携帯に番号を登録した❗
オレ『今度 誘っていい?』
由奈『うん!いいよ!』
オレは ガッツ💪ポーズをした❗
由奈『太郎くんって 見た目と違うんだね!』と言いながら 笑った
オレ『オレって どう見えるの?』
由奈『怖い 適当って感じ(笑)でも違うのわかったから(笑)』
そう言って 由奈はタクシーに手を上げて タクシーを止めた
由奈『太郎くん またねぇ』
オレ『うん!携帯するよ』
由奈は 手を振ってた。
オレは ハイテンションで 寮に帰った。
寮に着くと 寮母さんが 慌てて オレに近ずいて来た。
寮母『太郎くん 何処に行ってたの? 実家に電話して!』
オレは 訳もわからず 実家に電話した。
電話は 母が出た。
母の声は かすれていた。
母『太郎? お父さんが亡くなったから…』
オレは 声が出なかった…
親父とは 5年以上 会ってない…
親父とは 中2から 顔を見れば ケンカ 最後に会ったのは 最後に少年院に入る日だった。
母『太郎聞こえてる? 仕事休んで 帰って来れる?』
オレ『わかった』と言って 電話を切る。
オレが 達也と飲みに出てすぐに実家から1回目の電話があったらしい 3回目の電話の時 親父が倒れた事を寮母さんも聞いたらしく オレも 携帯を持ち始めたばっかりで 達也にしか 番号を教えて無かった。達也もオレと別れた後 彼女の家に泊まりに行って居なかった。
駅に着くと 兄貴が迎えに来てくれてた。
兄貴『何してた?』
オレ『何してた?って』
兄貴『会社の寮に何回電話したか!』
オレ『連れと出てた』
兄貴『お前は最後まで親不孝だな!』
兄貴の言葉に何も返せ無かった。
久しぶりの実家に着くと 親戚が沢山来ていた
オレは 親戚からの冷たい視線を感じながら 親父の枕元に座っている 母の隣に座った。
母『お父さん 最後まで 太郎の事心配してた』と言って 泣き出した。
オレは 母と兄貴に責められ続けた。
(親父はオレがグレ始めてから、元々持病だった心臓病が悪くなってたらしい)
オレは 黙ったまま 席を立った。
そして 駅へ向かった。
今 考えると最後位 きちんと親父を見送れなかった 自分が 子供だったと思う…
でも あの時は その場から逃げたかった。
東京に戻ると 会社の人達に変に思われるから 大阪で3日間時間を潰して帰った。
東京駅に着き 寮に帰る気にならなくって バーに寄った。
飲むにつれて 寂しくなって 由奈に携帯した。
バーで一人で飲んでると言うと すぐに行くよと言った。
20分位して 由奈が来た。
オレ『いきなり 携帯して ゴメン!』
由奈『私の携帯 いきなり 電話掛かってくるけど! 太郎くんの携帯は違うの?(笑)』
オレは 笑いながら 『久しぶりに 笑った気がするよ』と言った。
由奈『太郎くん 何かあったの?』と聞かれた
オレ『うん💦』
由奈『何があったの?私に話せる事?』
オレ『聞いてくれる』
由奈『うん』と言って オレを見た。
オレは由奈に親父の葬儀から逃げた事 親父 家族と溝が入った原因 全て話した。
今まで あまり 人には 自分の事を話さなかった。
彼女の恵美にも 自分から 自分の事を話した事が無かった。
由奈に話してる自分にビックリするくらい 自然に話していた。
由奈は 最後まで 黙って聞いてくれた。
目が覚めると オレは 由奈の部屋にいた。
凄く 頭痛い💦
周りを見回すと アイボリーのカーテンのすき間からあがりがもれてる。
今 何時なんだろう?
扉をあげると 由奈がソファーに座り本を読んでる。
オレ『ゴメン💦オレ 迷惑かけたよね?』
由奈『太郎くん ベロベロになっちゃって 太郎くんのお家知らないし… タクシーをから 下ろすの大変だったよ!』と笑う
オレ『ゴメン💦』
由奈『お水飲む?』
オレ『うん😥』
由奈が水を入れに行ってる間 部屋を見回した。
2DKの整理整頓が出来た 白色で統一された部屋だった。恵美の部屋とは 全然違う!
由奈『お水どうぞ』
冷たい水を渡してきた。
由奈『太郎くん 仕事大丈夫なの?』と聞いた。
オレ『そろそろ ヤバイ💦』
由奈『送って行くから 明日から 仕事頑張って!』
オレは 素直に『うん』と答えた。
由奈に 車で送って貰った。
寮に着き 由奈が 言った。 『また 何かあったら 携帯して』とニッコリ笑った。
オレ『ありがとう 毎日 携帯していい?』と聞いた。
由奈『いいけど 携帯代上がっちゃうよ!』と笑いながら言い
手を振って 車を走らせた。
由奈の車が見えなくなるまで 手を振った。
寮に入ると寮母さんが 駆け寄ってきた。
寮母『太郎くん 大変だったね!』
オレ『 迷惑かけてすみません』と言って 自分の部屋に入った。
ベットに横になりなが 由奈の事を考えた。
オレの今までの人生に 由奈みたいな 女は居なかった。
多分 皆 寄って来なかった。
すごく 新鮮だったし 由奈のニッコリ笑った顔が オレの中の何かを変える気がした。
夕方になり 寮の皆が仕事から 帰って来て 廊下が騒がしくなった。
オレは 親方や先輩に挨拶に行き 達也の部屋に寄った。
達也『おぅ!帰ってたんだ!』
オレ『うん ただいま!』
達也『大丈夫かぁ?』
オレ『うん まだ わからん…』
達也が 苦笑いする
達也『何回か 恵美来たぞ!』
オレ『携帯にもかかって来たけど 出る気しなかった…』
達也『そうかぁ でも 恵美は恵美なりに 心配してたぞ!連絡してやれよ!』
オレ『わかった…』
部屋に戻り 恵美に電話すると…
出るなり
恵美『お葬式って4日も5日もやるの?』と怒り口調で言ってきた。
オレも カチンっと来て 『なんだ!その言い方!』
恵美『太郎くん 携帯出ないし!ムカッく!』
コイツ 他に言葉無いのかよ!と思いながら 話すのも嫌になった。
オレ『お前 もう いいや!お前の勝手に付き合うの 疲れたから!』
恵美『何?それ?』と ぐちぐち 言ってたが オレから電話を切った。
オレは恵美と別れる決心をした。
考えて見れば…
恵美は 勝手だった…
恵美の家に行き初めて 最初のうちは 下手だったが 飯を作ってくれたり 作業着を洗ってくれたり 掃除もしてた。
オレは 食費として 5万円渡した。
その時は 『要らないよ!』と言ったが オレも 食費だからと 渡した。
でも 2週間した頃から 外食になり💦 洗濯 掃除もしなくなってた。
オレも 恵美も仕事してるから 仕方無いと最近は 明日はやるだろうと思いながら 3ヶ月経っていた。
金も 催促する様になってた。
そんな事もあり 寮に戻った。
恵美に 別れ話をしなければ…
憂鬱だった…
恵美は 凄く口がたつ!
そんな事を思っていたら 恵美から携帯が鳴った。
オレ『もしも…』
恵美『さっきは ごめんなさい。』としおらしく言う。
オレ『もう オレら 終わりにしよう!』
恵美『嫌だよ(泣) 太郎くんと別れるなら 死ぬからね!』
オレ『別れてくれないなら オレが死ぬよ!』
恵美『他に女居るんでしょ!』
オレ『居ね~よ!居たら なんだよ!』
恵美『女 人に頼んで 犯す!』
オレ『お前 女のクセにそうゆう事 よく言えるなぁ!最低だな!』
恵美『恵美は太郎くんを取り戻す為なら 何でもするから!』
オレ『今は 一人になりたい!女は要らない!』と言って電話を切った。
その日から 真面目に仕事をがんばった。
夜 毎日 由奈に携帯をする様になってた。 今日一日の話をして 15分位して 由奈が『携帯代高くなっちゃうよ』と言う。
オレ『大丈夫だょ!オレから 掛けたんだから!』と言うと
由奈『ダメ!太郎くんが困るから! また 会った時 ゆっくり話そうよ!』と言って おやすみと言って電話を切るパターンが 毎日だった。
そんな由奈が愛しく 思えた。
由奈は 物腰の柔らかい話し方。
本気で由奈が好きになっていった。
仕事が忙しく 土日も仕事だったりして 由奈と中々会えなかった💦
やっと 休みになり 由奈をデートに誘った!
土曜日に 水族館に行く約束をした。
土曜日が待ち遠しい!
土曜日が来た。
オレは 先輩に車を借りて 由奈を迎えに家に行った。
由奈は マンションの下で待ってた。
その時 由奈の全身を初めてちゃんと見た。
顔は 今で言う。 エロ可愛い!
スタイルは 真面目よい!
服のセンスも良かった!
オレは 初めて 自分の服のセンスの無さに 恥ずかしいと思い 由奈を車に乗せた瞬間に 『ゴメン💦』と言った。
由奈『何⁉なんで⁉ 謝るの⁉』
オレ『オレ 洋服センスないから 由奈ちゃんと一緒に歩いたら 由奈ちゃん 恥ずかしいと思って😥』
由奈『私は 気にしないよ❗太郎くんの個性だし スカジャン かっこいいよ⤴』
オレ『ダメダメ❗お世辞言わないの❗今度 由奈ちゃん❗洋服選んでくれないかなぁ⁉』
由奈『いいけど 私のセンスで良いの⁉』
オレ『よろしくねぇ❗』
そんな話から デートは スタートした。
オレ『オレが聞いちゃって…』
由奈『太郎くんだから 話したの❗それに 太郎くんも話してくれたよ❗』
オレ『そうだね😊』
オレは 由奈を守りたいって思った。
水族館に到着すると 由奈『水族館大好き💕』 ニコニコ(笑)
オレ『オレも好き💕なんだぁ⤴』
由奈『私 クラゲが大好き💕』
オレ『クラゲ⁉』
由奈『うん🙋ゆらゆらが癒される💕太郎くんは⁉』
オレ『オレは サメとか好き💕』
由奈『太郎くんらしい(笑)』
オレ『由奈らしい(笑)』
由奈は 子供の様に キョロキョロしながら 真剣に観ている😊
クラゲの所から 30分動かない❗
そんな 由奈がたまらず 可愛いかった💕
クラゲを観る由奈をオレが観ていると 由奈が はっ💦と気づき オレの顔を観て 笑った。
オレ『クラゲにやきもちやいた』
由奈『嬉しい⤴』ニッコリ笑った
由奈『太郎くん お腹空かない⁉』
オレ『凄い 空いてる』
ランチを食べた。
ランチを食べた後 ゆっくり 館内を観て 売店に入った。
由奈は真剣に何かを選んでた。
しばらくして
由奈『お待たせ❗』
オレ『何買ったの⁉』
由奈『秘密😉』と言って すたすた 歩き出した。
親方が オレの姿を見つけた。
親方『太郎』呼ぶ
オレ『なんで⁉兄貴がいるんだよ⁉』
兄貴がいきなり オレを殴る❗
親方が止めながら 『まだ 太郎に話しを聞いてない❗ 落ち着いて❗お兄さん❗』
兄貴『コイツの言う事なんて 信じられない❗』
オレが 親方の顔を見ると
親方『恵美さんが 妊娠してるそうだ❗太郎に連絡が取れないから 太郎の実家に連絡したって事だ❗』
オレは 恵美の顔を見ると
恵美『太郎くん 私の電話出てくれないから 私一人でどうしていいか わからなくって ママに相談したら ママが 太郎くんの実家の連絡先に調べて 電話しちゃったの』と泣きながら話した。
オレは 漠然としながら 親方 兄貴 恵美の母親の話しを聞いていた。
突然 兄貴が立った。
兄貴『きちんと コイツに責任を取らせますから❗恵美さんが産むと言うならその様に』と 頭を下げた。
オレ『勝手に決めるなよ❗』
恵美の母親『じゃあ どうするのよ❗』
オレ『恵美とは 結婚できません。それに オレ 子供育てるとか… 』
恵美『私は 赤ちゃん産む❗ 太郎くんの赤ちゃんだから 絶対産む』と泣きながら 母親に訴える
恵美の母親『恵美が結婚して育てると言うなら 私は 承諾します。』
親方『今日 直ぐに答えを出すのは 無理じゃないですか⁉太郎にも 整理する時間をあげて下さい。』
恵美の母親『貴方は 娘にこれ以上 不安な時間を過ごせと言うのかしら💢』
兄貴『太郎と母と話して 改めてご挨拶に伺いますから❗今日は すみません。』と兄貴が頭を下げる。
恵美の母親『わかりました。もし きちんとして頂けない時 出る所に出ますから❗』
兄貴『いえ❗ きちんと太郎には 責任取らせますから❗』と兄貴は ビビった様に言う。
恵美の親子は 帰って行った。
その後…親方に
兄貴『今日 本当にご迷惑 お掛けしました。今日は 帰りますが 2~3日中に母と伺います。』と言って
オレに…
兄貴『太郎❗ 母さんを幾つまで 苦労させるんだ⁉ 今までは 父さん 母さんがお前の尻拭いしてきたが 今回の事は お前がきちんと責任とるんだ❗』
オレ『責任って💢⁉』
兄貴『結婚して 子供を育てるんだな❗』
オレ『もう 3ヶ月も前に別れた女と 結婚なんて 考えられねぇよ❗』
兄貴『お前 今度は 人殺しかよ⁉』
オレ『人殺し⁉』
兄貴『お前が責任取らないとなったら 下ろすだろうな❗ お前は 散々人を傷付けてきて 今度は 我が子かよ💢』
オレは 何にも言い返せなかった。
兄貴が 帰った 後
親方『太郎❗ 大丈夫かぁ⁉』
オレ『大丈夫です。 迷惑掛けてすみません。』
親方『明日は 休め❗寝不足で 現場に出て 怪我なんて 困るからなぁ❗』と オレの肩を叩いて 親方は部屋に帰った。
オレは 頭の中で 逃げ道を探していた。
でも 兄貴の言葉が頭から 離れない💦
色々考えて居たら 朝になっていた。
8時だった…
扉をノックする音がした。
扉を空けると 達也がおぼんを持って 立ってた。
達也『これ オバサン(寮母さん)から 』おぼんに おにぎりとみそ汁が載ってた。
オレ『ありがとう。 達也 仕事は⁉』
達也『外見ろよ❗大雨だよ❗』
オレ『そっかぁ💦』
達也『何か オレに出来る事あったら 言えよ❗』と言って 扉を閉めた。
達也は 彼女から聞いて 知ってるんだなぁっと思った。
昼間 オフクロから 電話が来た。
オフクロは 電話口で泣いていた。
『太郎… 母さんは あんたに 散々心配かけらたけどね あんたを産まなきゃよかったなんて 一度も思わなかった。 太郎は 私と父さんを選んで 生まれて来たんだって❗ だから 恵美さんのお腹の赤ちゃんも 太郎を選んで授かったんだよ❗明日 お兄ちゃんとそっち 行くから❗』と言って 電話を切った。
オレは もう オフクロを泣かしたくない❗と思った。
オフクロを泣かしたくない❗でも 由奈も泣かしたくない❗
夜 いつもの様に 由奈に電話した。
オレ『もしも…オレ』
由奈『たろちゃん 元気無いね… 何かあったの⁉』
由奈は 毎回 電話の声で オレを察知する❗
オレ『元気だょ❗』
由奈『そう⁉何か違ったから(笑)』
オレ『これから 会えないかな⁉』
由奈『いいけど… 何か身体 ダルいから たろちゃん うちに来てくれる⁉』
オレ『わかった❗』
由奈の好物の栗味のアイスを買って 由奈の部屋に向かった。
チャイムを鳴らすと
由奈が 笑顔で迎えてくれた。
オレが アイスを渡すと
由奈『栗アイス⤴うれしい❗ありがとう。』
由奈は アイスを食べながら オレにカンビールを渡した。
オレは ビールを持ったまま ボーッとしていた…
由奈『たろちゃん❗ ビール飲まないの⁉
オレは ビールをテーブルに置いた。
オレ『今日は 飲まないで由奈に話があるんだ❗』
由奈の顔が少し強張った。
由奈『何⁉ いい話⁉悪い話⁉』
オレ『… 悪い話だなぁ…』
由奈『悪い話かぁ…』と 悲しそうな顔をする…
オレ『由奈 ゴメン💦オレ もう 由奈と付き合えない💧』
由奈『…好きな子できたの⁉』
オレ『オレが好きなのは由奈たけだよ❗』
由奈『じゃあ 何でかなぁ⁉』
由奈は 大粒の涙を流していた。
しばらく 沈黙…
由奈の涙をすする音だけ 聞こえる。
由奈『わかったよ… たろちゃんが理由 話せないなら 私は無理に聞かないよ… たろちゃんの言う通り 別れる…』と 由奈は 泣き笑顔でオレを見る
オレ『由奈 ゴメン❗』
そお言って 由奈の部屋を出た。
オレは 最低だ❗
由奈の部屋を出て しばらく歩いた。
由奈の事ばかり 頭に浮かぶ💧
段々 由奈が心配になって来た。
由奈は 我慢ばっかりして 自分を押さえる所が有るからだ❗
由奈の部屋に戻ると カギは空いていた。
部屋に入ると由奈の泣き声が聞こえる。
由奈は オレに気づき
由奈『たろちゃん 私もたろちゃんだけ 好きだょ』と 泣きながら言う。
オレが悪いのに 由奈をこんなに泣かせてる自分が許せなかった。
由奈『たろちゃん やっぱり理由 言って欲しい❗』
オレは 全て 由奈に話した。
由奈『私と付き合う前の事なんだ…
でも 話してくれて ありがとう たろちゃん 赤ちゃん幸せにしてあげてね❗』
支度しなが オレは 泣いていた…💧
由奈を想うと涙が 止まらなかった。
オレは かなり 情けない男だ…
兄貴の車に乗り込むと オフクロが言った。
オフクロ『太郎 母さんの為 結婚を決めたなら 結婚しなくっていいから❗』
オレは 何言ってるんだよ❗ 今更と思った。
兄貴『世間体もある❗ 太郎には シッカリして貰わないと❗』
確かに オレのした事だ…
もう 解決法はない。オレは 決心した。
オレ『オフクロ オレ 自分で決めた事だから…』
オフクロ『それなら 良いのよ❗』
オフクロは この返事を待っていたんだ❗
うちの家族は 昔から こんな感じだった…
恵美の家に着いた。
兄貴とオフクロが 深々と頭を下げる。
恵美の母親『わざわざ 遠くから 来てもらっちゃって すみません。』と 恵美と頭を下げてる
それから オレ以外の4人で 話が進んだ…
オレに 兄貴が 確認するが オレは どうでも 良かった。
兄貴と恵美の結婚の話し合いに見えた。
美優が 生まれるまでは 毎日仕事して 恵美の愚痴 ワガママ 一方的な話しを聞くだけの生活だった…
美優が 生まれてからは 毎日 美優の成長が楽しみになった。
オレも 親バカになるんだ…と自分でも 笑えた。
美優を抱きながら 美優が オレと由奈の子供だったら どんなに幸せだったんだろうと 思う。
美優が 生まれて半年が経った頃
恵美が 仕事をすると言い出した。
オレ『美優は どうするだ⁉』
恵美『太郎くんが夜見ててよ❗』
オレ『夜の仕事⁉』
恵美『だって 昼間 美優預ける所無いもん…』
オレ『オレの給料じゃあ足りないの⁉』
恵美『美優の為に貯金したいから❗』
オレ『ちょっと切りつめれば いいだろう❗』
恵美『おむつ ミルクだって かかるし💦
可愛い洋服も買ってあげたい❗』
オレも 美優が可愛いから 恵美の気持ちがわかる❗でも やっぱり 美優の事を考えると恵美を夜 働かす事は出来ない❗
オレ『じゃあ オレが週末バイトする❗』
恵美も渋々 納得した。
夜勤のトラックの運転手のバイトを見つけた❗
土曜日の夜から 日曜日の朝までの 食品の配送の仕事 1日15000円貰えた。
辛い時もあったけど 美優の為に頑張れた。
1ヶ月が立ち 初めての給料日❗
その当時 オレは 金を貯める事に生き甲斐を感じていた。
会社に頼んで 給料日を二つの口座にわけて振り込んでもらった。
恵美は 金遣いが荒い❗ 前に同棲した時に見ていたから❗
恵美が知っている 口座には 30万円
もう一つの口座に 残りの給料❗
恵美は 給料明細書を見ようともしないし 金さえ 入ればいいという感じだった。
週末のバイトの給料を恵美に渡した。
恵美は ニコニコしながら 封筒を空ける
顔色が変わった。
恵美『なんで 2万しか入って無いの⁉一日15000円なら 6万でしょ❗』
オレ『税金引かれてるし オレの夜食代 飲み物代で 1万円 美優の貯金3万円引いてあるから❗』
恵美『はぁ⁉ 2万円だけなんて 少ないよ❗』
オレ『美優のおむつとミルクは買えるだろ❗』
恵美『私が夜 働いた方が もっと稼げる❗やっぱり 私が仕事するよ』
やっぱり コイツはと 思った。
でも 夜 働きには 行かせなかった❗
美優には 寂しい思いをさせたくなかった。
少しづつ 家族になれれば いいなぁ~と 思い始めた。
それから 普通に時間が経って 美優も3歳になった 寒い夜 美優が 高熱を出した💦
救急で病院に連れて行った。
そのまま 入院する事になった
医者の話だと 原因が不明なので 検査をした方がいいと言われた。
とりあえず 美優を入院させ オレは 入院に必要な物を取りに帰った。
家に着き 恵美に言われた物を 探すが 恵美と美優の部屋は 足の踏み場の無いほど 散らかっていた。
オレは 美優とリビングで遊び オレは一人寝室を別にしていたからだ❗
物を避けなが やっと 荷造りが出来た。
病院に向かった。
途中 コーヒーを買う為 コンビニに寄った。
コンビニに入ると 美優位の男の子が 走り回ってた。
すると 母親が その子を呼んだ
オレは 固まった。
目の前で 子供を呼んで居たのは 由奈だった…
由奈は 子供を抱き上げ オレの方を見て オレに気づいた
オレ『由奈…』
由奈『たろちゃん…』
オレ『由奈の子供⁉』
由奈『うん💦 たろちゃんと別れて すぐに彼氏出来て 私も デキ婚したの(笑)』
オレ『そうかぁ…』
由奈『たろちゃん ゴメン💦 私 これから 仕事で 子供 保育園に預ける時間だから❗』
オレ『あっ💦ゴメン💦 がんばってなぁ❗』
由奈『うん ありがとう バイバイ』と コンビニの外に停めてあった 自転車に乗って行った。
由奈も結婚してたのかぁ…
勝手だが かなり ショックだった…
この何時間後にまた ショックな事が起きた。
病院に着くと 恵美がちょうど 担当医に呼ばれて 行く所だった。
オレ『美優は⁉』
恵美『薬で落ち着いたみたいで 寝てる』
担当医『お父さんもご一緒に 検査結果聞きますか⁉』
オレ『はい❗』
恵美『パパは 美優の所に居てあげて❗』
オレ『オレが聞いて来るから❗お前が 美優に付いてろ❗』
恵美『えっ💦パパじゃ わからないよ❗』
担当医『では お二人で どうぞ❗』
担当医が 検査結果が書いてある 書類をテーブルの上に出した。
担当医『氏名 生年月日 誤りありませんね⁉』
オレは 用紙に書いてある 名前 生年月日を確認した 隣に 血液型があった。 AB型だった
オレ『先生 血液型が間違ってますけど…』
担当医『そんなはずないですよ❗』と他の書類を見ながら言う。
オレ『えっ💦オレO型で 妻は A型なんで…』
担当医『確かに O型とA型からは AB型のお子様は 生まれ無いです❗』と言って 恵美を担当医が見た。
恵美『私 ちゃんと血液検査したことないから 間違ってるかも❗ うちのお父さん AB型だったし…』
担当医『では お母さんも機会がある時に血液検査なさっておいて下さい。』
担当医は 美優の検査結果を話し出した。 大事に至る事は なかった。
担当医『お母さん 美優ちゃんの予防接種が進んでないですね❗ きちんと予防接種は 受けて下さい。』
恵美『はい💦』 下を向いていた。
オレ『美優も大丈夫だったし❗ お前もついでに 検査結果してもらえよ❗』
恵美『今日は 疲れてるから 今度にする❗』と言って 部屋を出て行った。
オレも 先生にお礼を言って 部屋をでた。
オレ『明日 退院出来って良かった❗』
恵美『うん💦そうだね❗』
美優の病室にもどった。
美優が 起きていた
オレ達に気づき 恵美に抱きついた。
次の日 美優は無事に退院した。
オレは 血液型が引っかかってた。
そういえば 皆 美優は オレに似てないって言う❗
でも 恵美にも似てない
もんもんと色々な事を考えていた…
美優が生まれた時にもらった 臍のを入れる箱に 恵美の血液型が書いてあったのを思い出した❗
恵美が 風呂に入るのを待って 探した❗
見つけた❗
(母)A型とスタンプ印がしてあった。
恵美が風呂から出てきて 恵美に臍のケースを見せた。
恵美『これも 間違ってるね❗』
オレ『これは 間違ってないだろ❗美優は オレの子供じゃないのか⁉』
恵美が泣き出した。
オレ『答えろ❗』
恵美『太郎くんの子供じゃあないみたい…』
オレは 恵美の言葉に 怒りが込み上げてきた💢身体が震えている❗
いくら 飲んでも 酔えなかった💦
美優がオレの子供じゃないなんて…
美優が出来たから 恵美と結婚したのに…
その時 携帯が鳴った。
達也からだった。
オレ『もしも…』
達也『太郎 今 何処だ⁉』
達也ゎ恵美の友達のカズミと2年前に結婚していた。
達也『恵美が 太郎を探してるぞ❗ 何かあったのかぁ⁉』
オレ『なんもないよ❗』
美優が可哀想で 達也にも 誰にも言いたくなかった💧
達也『オレは 太郎の見方だからな❗いくらでも 力になるからな❗』
オレ『ありがとうな❗ただの夫婦喧嘩だから』と言って 携帯を切った。
美優…
恵美は 憎い❗ でも 美優は 可愛い❗
騙すなら 最後まで 騙して欲しかった。
また 携帯が鳴った。
知らない番号だった。
オレ『もしも…⁉』
相手『神山太郎さんですか⁉』
オレ『はい⁉』
相手『私 マンションの管理人ですが 神山さんの娘さんが 一人で 泣いてるんですが…』
オレ『妻は 居ませんか⁉』
管理人『いないみたいで… 最近 ちょくちょく 隣の人から 週末になると子供の泣き声が夜中 何時間もすると言われて 気になってて💦』
オレ『今 すぐに帰ります。』
オレは 慌てて帰った。
今に着くと 管理人さんが 美優を抱いて 隣の人がなだめていてくれた。
オレ『申し訳ありません。妻が居たので…』
管理人『ご主人には 気の毒だけど 奥さん 週末の夜 一人で出かけるみたいですよ』
オレ『ホントに申し訳ありません。』
オレは美優を抱いて 部屋に入る
美優は『 パパ パパ』と泣きながら オレにしがみついて 泣いていた。
美優『ママ いないの💧 みゅちゃんがネンネして おっきしたら ママ いないの💧』と しゃくれながら オレに話す 美優が 不敏でなかった💧
オレ『美優 パパがいるから もう 大丈夫だょ❗ もう ネンネしなね❗』
美優は オレの手を握って眠った。
家の中を見回すと 何か違う気がした。
散らかった 洋服を拾い集めると 美優の洋服ばっかりだった。
洗濯機に入れて 回した。
恵美と美優の部屋は ありえない位の 汚かった。 リビング キッチンは オレが文句を言うからか まぁまぁ 片してあるが❗
美優の布団カバーは 黄色染みだらけ だった…
(美優は オレが居ない時 恵美にちゃんと見て貰えてたのか…⁉)
一緒の家に居て この部屋に入る事は 数える事しかなかった気がした。
ゴミ箱は 溢れかえっている💦 周りのゴミを拾い 袋に入れた ゴミ箱の底に 何かへばり付いていた💦
よく見ると 使用済みの コンドームだった…
恵美は オレの居ない間に 男を連れ込んでる事もわかった❗
因みに オレと恵美は結婚はしたものの セックスの関係は まったくない❗
家中掃除をした。
気が付くと もう 朝の6時半だった。
美優を置いて 仕事には行けない…💧
親方に 連絡を入れ 理由を話して 休みをもらった。
美優に 添い寝をしながら 寝ていた。
『パパ パパ みゅちゃん おしっこしちゃった』の声で目が覚める
オレ『おねしょしちゃったかぁ💦』
美優『ごめんなさい💧』
オレ『大丈夫だよ❗洗濯しようか❗』
カバーを外し 布団を干して 美優とシャワーを浴びた。
美優『パパ おなかすいた💧』
オレ『パパもお腹空いた❗ ご飯食べに行こうか⁉』
美優『うん❗』
美優と 外食にでかけた。
美優を 車に乗せて 昔 由奈とよく行った ショッピングモールに行った。
美優が パンがいいと言うので サンマルクで 食事をした。
美優『パパ おいしいね😃』とニコニコしながら 食べていた。
美優の顔を見ていると オレは 嫌な事も忘れられる…
オレ『美優 今日 沢山遊ぼうな❗』
美優『うん❗』
サンマルクを出て キッズエリアに行った。
美優は ニコニコしながら アンパンマンに乗って オレに手を振る
美優は オレの娘だ❗ 血が繋がってなくっても オレの可愛い娘だ❗って 心でつぶやいているオレ…
美優が パパ~っと 駆け寄ってきた。
美優を抱き上げ 抱き締めた。
オレ『美優 おもちゃ 買おうかぁ⁉』
美優『みゅちゃん キティちゃんのおままごとするのが欲しい❗』
オレ『じゃあ 全部買って 帰って遊ぼうな❗』
美優『うん❗』と言ってニコニコして 売り場に 走って行った。
キティちゃんのおままごとは 沢山種類があった💦
美優が欲しがる物を 全部買い 駐車場に向かった。
エレベーターの前に 見た事がある 男の子が居た。
確か 由奈の子供⁉
『こうたん❗』
声の方を見ると
由奈が 居た。
由奈は ビックリした顔で オレを見る
オレ『また 会ったね❗』
由奈『たろちゃんの娘ちゃん⁉』
オレ『うん 美優って言うんだ❗』
由奈『 美優ちゃん こんにちは🎵』
美優『こんにちは🎵』
オレ『由奈の息子は⁉ 何歳⁉』
由奈『もうすぐ 3歳になるの…』
オレ『美優と 同じ年なんだ❗』
会話をしてると 由奈の息子が美優に近づいて来た。
オレ『こんにちは お名前は⁉』
息子『ひろせこうたろうです🎵』
オレ『広瀬⁉
由奈『私 バツイチなの💦』
オレ『そうなんだぁ💦 』
由奈『勢いで 結婚しちゃ ダメだよね❗』
オレの性だよな…と思った。
由奈『今日は 美優ちゃんと二人で買い物⁉』
オレ『うん💦』
子供達は キャッキャ言いながら 走り回って居た。
オレ『由奈は 今 何処に住んでるの⁉』
由奈『前と同じ所だよ』
オレ『そうなんだ…』
何か 由奈の言ってる事がちぐはぐだった。
オレ『携帯番号は⁉』
由奈『同じだよ❗たろちゃんは⁉』
オレ『同じだよ❗』
美優が パパ おしっこ~と駆け寄ってきた。
由奈『おばちゃんと行こうか⁉』
美優『うん❗』
由奈と美優が手を繋いでトイレに行った。
その後ろ姿を見て居て 胸に何かが込み上げた。
美優がトイレから 帰って来て 目をこすり出した。
由奈『美優ちゃん 眠いのかな⁉』
オレ『そうだな❗ そろそろ お昼寝の時間だな❗』
由奈『幸太郎も そろそろ帰ろうかぁ❗』
オレ『今度 電話していいかな⁉』
由奈『ダメでしょ❗ たろちゃん 既婚者なんだから❗』
オレ『そうか…』
由奈『たろちゃんがどうしてもって言うなら 1回だけなら いいよ❗(笑)』
オレ『じゃあ その1回 重要だな(笑)』
笑いながら 別れて 個々に家に帰った。
家に帰ると また 恵美は帰ってない💦
明日も仕事に行けない…
親方に 事情を話すと
親方『明日は 美優も一緒に会社に出勤しろ❗おばちゃんに頼んでおくから❗』
オレ『すみません。』
確かに これ以上休んだら 生活していけない💦 貯金は使いたくない❗
美優『ママ 帰って来ないね💦ヒロくんと遊んでるのかな⁉』
オレ『ヒロくんって⁉』
美優『パパが 居ない時に遊びにくるんだよ』
恵美は 何を美優に見せてるのだろうか…
オレ『そうか❗美優 明日は パパの会社に一緒に行こうか⁉』
美優『うん❗キティちゃんのおままごと 持って行く🎵』
オレ『じゃあ お風呂入って寝よう❗』
美優『は~い🎵』
美優と風呂に入って 美優を寝かした。
朝 早めに会社に向かった。
会社に着き 寮の方に寄った。
食堂に行き 寮母さんに美優をお願いした。
寮母さん『親方から 聞いてるよ❗ 一応 子供4人生んで 育てたから 大丈夫だよ❗ 安心して 仕事してきなさい❗』
オレ『よろしくお願いします。』
美優には 夕べ お風呂の時に言い聞かせてあった。
美優『パパ いってらっしゃい🎵』
オレ『おばさんの言う事聞いて 待っててな❗』
美優『は~い🎵』
その日から 美優を寮母さんに預け仕事をした。
1ヶ月経っても 恵美とは 連絡が取れなかった。
ある日の土曜日 仕事終わりに 達也に呼ばれた。
達也『今日 うちに来いよ❗カズミが飯作って待ってるから❗』
オレ『いいのか⁉』
達也『話もあるから❗』
オレ『わかった❗』
美優を連れて 達也の家に行った。
そこで 全てが わかる事になる❗
達也の家に着き カズミの料理をたべながら 飲んだ❗
美優も カズミと達也に遊んで貰えて ニコニコしていた。
あそび疲れて 美優は 寝てしまった。
達也『可哀想にな❗』
オレ『不敏でな❗』
カズミ『太郎くん ごめんなさい💧』
オレ『何⁉』
カズミ『恵美 太郎くんと別れる前から 広人とも付き合ってて 恵美が黙ってて 言うから 私 達也にも言えなかった。でも 恵美が妊娠して 恵美が太郎くんの子供だって言うから 恵美を信じた。美優が生まれて すぐに 恵美から 電話が来て やっぱり 広人の子供だったって 恵美に告白されたの…
達也から 太郎くんが美優を激愛してるって聞いて 私 達也にも 美優の事言えなくって💦 でも 今回 こうなって 達也に全部話したの❗ 今 恵美は広人と一緒にいるの 恵美 妊娠してて 太郎くんにバレる前に 広人と逃げたの…ごめんなさい💧私がもっと早く 達也にだけでも話してたら…』
オレ『 カズミは 謝らなくっていいから❗ オレが鈍感過ぎたんだよ❗ 美優がヒロくんって言う人物は 広人だったんだ❗
じゃあ 美優は 広人の子供なんだ❗』
達也『あいつら 何考えてるんだろうな⁉ 美優を置いて行くなんて❗』
オレ『全てのつじつまがあった。広人は オレから 離れて行ったのと時期が重なってるし すぐに 会社も辞めたから❗ そうゆう事か❗』
達也『太郎は これから どうする⁉』
オレ『恵美とは 離婚する❗いや❗すぐにでも 離婚したい❗ 美優の事はどうして いいか わからない…』
達也『広人と恵美に引き取らしたら⁉』
オレ『恵美と広人とに育てられるのか⁉』
達也『だって 美優の妹か弟も生まれるんだろ❗育てられるだろ❗』
オレ『オレらの勝手で 美優を振り回すのは 避けたい❗ オレは 美優が一番のポジションに行かせたい❗ オレと居るのが一番なら オレは育てる❗』
達也『太郎は 父親だな❗』
オレ『オレも不思議なんだよ❗ 恵美が妊娠して オレは 強制的に恵美と結婚したけど 恵美の妊娠中 コイツ死んでくれないかな❗って 思う事 何万回もあった❗ 恵美と腹の子供が居なくなれば オレは 由奈の所に戻れる❗ オレは 恵美なんか 愛してない❗ 由奈だけを愛してるんだ❗って 毎日 毎日 心で 叫んでた。 でも 美優が生まれてから 段々 美優の為に恵美とも家族になろうと思える様になってた。でぇ❗この様だよ❗』
達也『広人 どうするよ⁉』
オレ『広人⁉ もう どうでもいい❗広人を殴っても 時間は 帰ってこない❗』
達也『広人は 太郎と一番仲良かったのにな❗ 太郎の真似して 刺青入れようとしてたもんな❗』
オレ『そうだったな❗辞めさせたけど…』
達也『太郎の背中 なんで 白いトラなんだ⁉』
オレ『オレが小5の時に うちの近くに 移動動物園が来てさぁ そこに白いトラがいたんだよ❗ そのトラさぁ お父さん お母さん お兄ちゃんは普通の色しててさぁ 一匹だけ 突然変異で 白く生まれたんだって 親もお兄ちゃんも その白いヤツいじめるからって 一匹だけ オリが違ってた。何かオレとかぶってさ 白いトラをいつも 思い出してたんだ❗ それで オレも寂しいかったから 背中に連れて来たんだ❗(笑)』
達也『太郎は トラなんだ❗(笑)』
オレ『でも 刺青入れてから オレ 寂しくなくなった気がするんだ❗ 背中に刺青ある 親父じゃ 美優 可哀想だよな❗』
達也『それは 関係無い❗ 』
オレ『今日 全てわかって 良かった❗カズミと達也には 感謝してる❗ 家庭裁判所に行って調停申し込んでくる❗』
達也『その方が いいな❗』
オレ『達也 カズミありがとうな❗』
達也の家に泊まり 帰って来ると 恵美が居た。
美優が ママ~と駆け寄る
恵美『美優 ゴメンね❗寂しかった⁉』
美優『パパがキティちゃんのおままごと たくさん買ってくれたの🎵』
恵美『良かったね❗』
オレは 自分の部屋に入る
恵美が 部屋にきた。
恵美『太郎くん ゴメンね❗』
オレ『何が⁉ お前 何を謝ってる⁉ 謝っても許されないけどな❗』
恵美『美優の父親の事でしょ⁉』
オレ『はぁ⁉💢 お前よくも平然と 口に出せるな❗ 美優の前で』
恵美『美優は まだ わからないもん❗』
オレ『お前 いい加減にしないと お前の腹を蹴るからな❗ここに 男連れ込んでた事 美優から聞いたんだよ❗』
恵美『お腹 蹴るなんて… 物騒な事いわないでよ❗
オレ『よくも 騙してくれたな❗ オレは お前を絶対許さない❗』
恵美『太郎くんが 私を抱いてくれないから 私 寂しくて…』
オレ『オレがお前を抱かないから💢⁉』
恵美『夫婦なのに…』
オレ『お前❗ 無理矢理 結婚させられて ハイそうですかって お前のいいなりに お前を抱けるかよ⁉ 美優が生まれるまでだって お前のワガママ放題に付き合った それはお前に気持ちの無いオレの罰だと思ってお前はオレを振り向かせ様としてるんだって思った。 美優が生まれて来た時オレは本当に嬉しかった❗美優が可愛くって愛しくって❗お前に感謝する様になってた。 これから やっと家族になれる 美優にも兄弟が居た方がいいなと思った矢先 全て お前に騙されてた事がわかって
確かに オレは お前を美優の母親としか 思ってなかった❗』
でも オレは オレなりに 努力して来た。
オレは お前と結婚してから 浮気もしてない❗飲みにも行ってない❗
お前は オレが仕事してる間 広人と この部屋で何してたんだよ❗』
恵美『ハイハイ わかりました。 私が全部悪いって言いたいんでしょ❗ 私は 太郎くんを大好きで たまらなかった。 初めて会った時 一目惚れだった。だから どんな事をしても 太郎くんの彼女になるのが夢だった 彼女になったら太郎くんと結婚するのが夢になった。 でも 太郎くんは私と別れるって言い出して… 私は承諾してないのに あの女と付き合いだしたじゃない❗ どうしても 太郎くんを取り戻したかった❗丁度その時 妊娠してるってわかった 広人の子供だってわかってたけど 太郎くんの事大好きだった…太郎くんに戻って来て欲しかったから…』泣きながらはなした。
オレ『もう 満足したんだろ❗オレは 由奈と別れて お前と結婚したんだから❗』
恵美『まだ ダメ❗私 まだ あの女に勝ってないの❗』
オレ『勝つとか⁉ あの女とか 由奈は お前になにしたんだよ❗』
恵美『太郎くんは あの女を想い続けてる 写真だってまだ持ってるじゃない❗』
オレ『由奈は オレと別れて直ぐに 結婚したんだぞ❗』
恵美『でも あの女の存在が 太郎くんと私の間を壊したの❗』
オレ『人のせいにするのも いい加減にしろよ❗ オレがお前とこうなったのは 誰のせいでもない❗ 逆恨みもいい加減にしろよ❗』
恵美『……』
オレ『離婚したい❗』
恵美『わかってる…でも 後 半年待ってくれる⁉』
オレ『なんで⁉』
お腹を擦りながら
恵美『この子生まれるまで❗』
オレ『はぁ⁉ オレの子供じゃあないだろ❗』
恵美『お金無いから💦』
オレ『オレに金出せって 言う訳⁉💢』
恵美『戸籍上は 太郎くんの子供だし❗』
オレは 我慢の限界❗何かが プチっと切れた。
気が付くと 美優の泣き声がした。
目の前に 恵美が鼻から口から 血を流して 倒れていた…
達也に電話をした。
達也が 来るまで 美優を抱き締めて その場に座り込んでた。
達也『 太郎❗』
カズミは 悲鳴を上げる。
達也『警察呼ぶな❗』
オレは 頷く…
カズミ『恵美❗返事したよ❗ 救急車呼んで❗』
警察が来て オレは 警察に連れて行かれた。
色々聞かれたが 覚えてなかった。
しばらくすると 恵美は 大した事なかった事 恵美が告訴しないと言う事で釈放された。
受付の前に 達也と親方が待っていてくれた。
オレ『すみません。』頭をさげた。
親方『何にも言うな❗ 今日 寮に帰ろう❗』
達也の運転で 会社の寮に行った。
寮母さん『太郎くん お風呂入りなさい❗』
オレ『ハイ ありがとうございます。』
達也『オレも 一緒に入るよ❗』
風呂の中で 達也に 恵美との話を話した。
達也『オレは 太郎がこうなるのは 当たり前だと思う❗』
オレ『今までも 何回か 恵美を殴りそうになったけど ブレーキかかったけど… 今回は 無理だった…』
達也『もう 良いんじゃねえの❗ 太郎は よく我慢したよ❗』
オレ『しばらく 一人でゆっくりしたい…』
達也『そうだね❗』
風呂を上がると 親方と寮母さんが 飲む支度をしていてくれてた。
親方『今日は 飲むぞ❗』
達也『いいね~🎵』
親方『太郎と飲むの久しぶりだな❗』
オレは そこで泣き崩れた。
親方と達也が居てくれる事が嬉しかった❗
親方『早く飲むぞ❗』
オレ『ハイ❗』
その日は 3人で飲んだ。
次の日 兄貴からの電話で目が覚めた。
オレ『もしも…』
兄貴『何があったんだ⁉恵美さんのお母さんから 凄い剣幕で電話が来たぞ❗』
オレ『どうせ 兄貴は オレの話聞いてくれないだろ❗』
兄貴『話してみろ❗』
オレは 全て 兄貴に話した。
兄貴『わかった❗ うちの弁護士をいかせるから ちゃんと弁護士に全部話せ❗』
オレ『ちゃんと 聞いてくれてありがとう。』
兄貴『太郎が間違ってなかったからな❗ 母さんには 全て ケリがついてから 太郎が報告しろ❗』
オレ『わかった❗』
電話を切った。
夕方になって 親方が 仕事から 帰ってきた。
オレ『色々 ありがとうございました。』
親方『明日から 仕事出ろよ❗』
オレ『ハイ❗ これから 家に一度帰って来ます。 寮に戻って来ていいですか⁉』
親方『構わないぞ❗』
オレ『よろしくお願いします。』
>> 81
家に 帰ると 恵美と美優が居た。
美優は オレを見て 『パパ コワイ~💧』と泣きながら 恵美の所に行った。
恵美が 腫れた顔を冷やしながら オレの方に来た。
恵美『美優に嫌われちゃったね💦 相当 怖かったんだよ❗』
オレ『これで良いんだよ❗』
恵美『明日 病院行くから 送ってくれる⁉』
オレ『オレ 明日から寮に戻るから❗』
恵美『えっ💦 お金は入れてくれるの⁉』
オレ『明日の夜 弁護士と会う事になってる❗弁護士に相談して オレが金を出さなきゃいけない金は 払うから❗』
恵美『美優が餓死しても良いんだ⁉』
オレ『お前が付いてて 餓死するのか⁉ お前 母親だろう❗』
恵美『だって 私 お金持ってないし❗』
オレ『広人に貰えよ❗』
恵美『広人がお金持ってるなら ここには帰って来なかったよ❗』
オレ『でも オレには 関係ない❗』
恵美『じゃあ 慰謝料と養育費ちょうだい❗』
オレは その時わかった❗ 恵美は 本当のバカなんだ💦
オレ『弁護士に相談して オレが慰謝料払わなければいけないなら 払う❗逆に オレが お前に慰謝料 請求しようかな⁉』
恵美『男が慰謝料貰える訳ないじゃん❗』
真面目に 恵美はバカなんだ💦
オレは 必要な荷物を全部持って 寮に帰った。
何をするにも お金がかかるから また 気持ちを入れ替えて仕事を頑張りました。
弁護士が 来てから 1週間がだった頃…
恵美から 電話が来た。
恵美『お願いが有ります。』
また 何を言い出すのか⁉と思いながら聞いた。
オレ『何⁉ 聞ける事なら 聞くけど❗』
恵美『広人とは ちゃんと縁切るから やり直したい』
オレ『縁切る⁉ オレがお前と縁切りたい❗』
恵美『美優は 太郎くんをパパだと思ってるんだよ❗ 美優が可哀想じゃん❗』
確かに 美優は 可哀想だ❗ だから オレも簡単に 恵美を切れない💦
オレ『美優は オレとお前の犠牲者だよな❗ 美優の事は きちんと考えてる❗でも お前とは やり直しは出来ない❗』
恵美『美優の事考えてるなら 養育費ちょうだいよ❗ 妊娠してるから 仕事出来ない❗』
やっぱり お金かぁ…
オレ『いい加減 どうしたらいいか 自分で考えないと❗』
恵美『だから 太郎くんにやり直してもらいたいの❗』
オレ『じゃあ いくら有れば 良いの⁉』
恵美『家賃と生活費で30万円』
オレ『じゃあ 今月分は 振り込む❗でも 条件がある❗ 今月中に 実家に帰るなり 引越ししてくれ❗ オレの方で解約手続きするから 来月からは 住めないからな❗』
恵美『えっ💦じゃあ 私と美優 何処に住むの⁉』
オレ『実家に帰るか 安い部屋を借りるかしろよ❗』
恵美『実家は無理❗ 弟が帰って来てるし💦美優をあの環境に入れたくない❗』
オレ『じゃあ 安い部屋探せよ❗』
恵美『それも無理だよ❗敷金とか無いもん💦』
オレ『でも オレも 毎月お金は 渡せないから❗』
恵美『じゃあ 実家帰るから 30万円ちょうだい❗』
何か 嫌な予感がした❗
オレ『じゃあ 今月の家賃 光熱費はオレが払っておくから 10万円振り込むから❗』
恵美『なんで⁉さっき 30万円くれるって言ったじゃん❗』
オレ『家賃 光熱費を引いた金額だよ❗』
恵美『わかった💢ケチ💢』と言って 電話を切られた。
ケチ💢かよ💦
本当に勝手だよな❗
恵美と縁は 切れないのだろうか…
美優の事を考えると 難しい…
次の日 昼休憩にお金を振り込んだ❗
不動産屋に連絡して 部屋の解約をお願いした。
美優の為に 部屋を借りる 敷金などは オレが出すべきなのか⁉悩んだ💦
弁護士から 電話が来た。
弁護士『奥さまと会って お話をしましたが なんてゆうか… 常識的な事を全く理解して 頂けなくって💦 お母様も 自分の娘が 不定な行動をしている事を全く知らなかった様です。
美優ちゃんとお腹の赤ちゃんは 太郎さんの 子供だと思って 居たようです。』
オレ『昨日も恵美から お金の催促の電話が来ました。』
弁護士『一応調停の申請をしましょう。裁判になっても 太郎さんは 絶対 勝てますし❗』
オレ『わかりました。申請は どうしたら⁉』
弁護士『家庭裁判所に行って 申請します。 私がご一緒に行きますから❗』
オレ『明日 仕事休みをもらいますから お願いします。』
弁護士『わかりました。』
次の日 家庭裁判所に申請した。
2週間後に 通知が来た。
恵美から 電話が来たが 出なかった❗
その夜 マンションの管理人さんから 電話が来た。
管理人さん『奥さまが マンションの階段から落ちて 救急車で 運ばれました。美優ちゃんは うちで預かってますから❗』
オレ『 わかりました。直ぐに 美優を迎えに行きます。』
直ぐに マンションに行き 美優を引き取り 病院に行った。
病院に着き しばらくすると看護婦さんに 呼ばれた。
呼ばれる方へ 行くと 担当医が待って居た。
オレ『妻は⁉』
担当医『奥さまは 打撲傷程度なんですが 赤ちゃんは… 残念ですが💦』
オレ『わかりました。』
担当医『1週間程すれば 退院出来ます』
オレ『ありがとうございました。』
恵美の病室に行くと 恵美の母親が居た。
母親『警察から 電話が来たのよ💦恵美は誰かに 突き落とされたって💦』
オレ『えっ💦 じゃあ 事件なんですか⁉』
母親『太郎くんは 誰から 連絡が来たの⁉』
オレ『管理人さんからです。』
母親『後で 太郎くんに連絡が欲しいって 警察の人が』と言って 名刺を渡された。
オレ『後で かけてみます。』
母親『恵美は バチが当たったのよ❗太郎くんを騙したりするから❗こんな事言ったら 軽蔑されると思うけど お腹の子が流れてくれて良かった❗ 美優一人だって 大変なのに❗』
オレは 何にも言わず 美優を見てた。
母親『太郎くん 美優は私が見るから 帰って良いわよ❗
オレ『わかりました。警察にも連絡を入れないといけないので 帰ります。』
家庭裁判所にも行かなきゃならないし…
もう 疲れた…
そんな事を 考えながら 楽になりたい…
多分 この頃のオレは 普通では無かった。
弁護士さんが 居なかったら 恵美の言いなりになってたと思う。
恵美が 退院したと聞き 弁護士と一緒に 恵美会いに マンションに行った。
弁護士が 恵美に話しを始めた。
弁護士『お体は 大丈夫ですか⁉ もう少し 経ってからと 思ったのですが💦 家庭裁判所からの 呼び出しも 近いので…
私の方から 何点が お伝いしたい事がありまして❗
恵美『何ですか⁉』
弁護士『現状 奥さまの立場は とっても不利な立場です❗ 家庭裁判所の調停で話がつかない場合 裁判になりますが 裁判になると費用が かかります。 この費用は 今の状態だと 奥さまが支払う事になります。 』
恵美『えっ⁉ なんで 私が払うの⁉じゃあ 調停も裁判もやらない❗』
弁護士『調停の呼び出しに 来ていただかないと 裁判に持ち越されるんです。』
恵美『太郎くんが 調停を辞めてくれれば良いでしょ❗』
オレ『離婚に同意してくれるなら 調停辞めるよ❗』
恵美『じゃあ 離婚するよ❗』
弁護士『では 離婚届けに サイン お願いします。』と言って 離婚届を出した。
恵美『今⁉ 』
弁護士『はい❗ 時間が 無いので❗』
恵美『慰謝料 養育費は⁉』
オレ『払うか❗オレが お前と広人から 慰謝料欲しいよ❗』
恵美『養育費は⁉』
オレ『って言うか⁉ お前 美優 育てて行けるの⁉
恵美『育てます💢』
オレ『美優には 出来る事はしてやりたいと思ってる❗
恵美『じゃあ 毎月 10万円ちょうだい❗』
オレ『10万円⁉ 3万円だな❗』
恵美『10万円くれないと 離婚届は 書かない❗』
やっぱり コイツは 金かよ💦と思った。
弁護士『でしたら 調停をして 裁判までやなさったらどうですか⁉太郎さんは 不利になる事はないですから❗調停 裁判でも 太郎さんへ 慰謝料 養育費は 認めてもらえないでしょう❗ 奥さまは 裁判の費用を払う事になりますけど❗』
オレ『そうなんですか⁉ じゃあ オレは 養育費 払う義務は無いの⁉』
弁護士『戸籍上は お二人のお子様になってますが 奥さまが 太郎さんのお子さんではないと認めているので❗太郎さんには 養育費の請求は 認められない❗』
恵美『じゃあ 私何にももらえないの⁉どうやって生きて行けって言うの⁉』
オレ『だから 出来る事はするって言ってるだろ❗ でも お前もオレをあてにしないで 自分で稼がないとな❗』
恵美『じゃあ 3万円 きちんとちょうだいよ❗』
オレ『わかった❗』
恵美は 離婚届を書いた。
恵美との4年半の結婚は 終わった。
恵美が書いた 離婚届を弁護士が預かり
マンションを出た。
オレ『今日 離婚届を書くとは 思いませんでした。』
弁護士『私は 今日 書いて頂けると思ってました。』
オレ『何故ですか⁉』
弁護士『前回 奥さまとお母様に お会いした時 奥さまの方が 不利な事 ごねれば ごねるだけ 不利になる事を 話しました。その時 お母様の方が (太郎さんのご実家の財力と母子家庭のうちでは 勝てない❗恵美が全て悪いのだからね❗)と奥さまに言ってました。
奥さまも 唯一の味方のお母様に言われたら 考えると思ってました。』
オレ『そうなんですか…』
弁護士『でも 良かった❗ 再スタート頑張って下さい。』
オレ『はい❗ ありがとうございます。』
寮に帰って 親方に報告した。
親方『良かった❗ 明日 午前中 休みやるから 早く出して来いよ❗』
オレ『はい❗』
部屋に戻り 直ぐに 離婚届の自分の欄を書き込んだ。
見直しをしていて 親権者の欄が 恵美になってる事に 寂しさを感じだった。
美優は オレの子供だったら 離婚しても 恵美には 絶対渡さなかったのに…
こんな 悲しくなったのは 由奈と別れて以来だった。
美優は オレの事 忘れるのか…色々考えた。
今は 前を見て頑張る❗って決めた。
家裁の手続きも終わり 恵美もマンションを出て 全て終わった。
そして 半年が過ぎた。
仕事だけの毎日だった。
達也が飲みに行こうと誘ってくれた。
オレも達也には お礼をしたかったから 飲みに行く事にした。
居酒屋に行った。
達也『太郎と外で飲むの 久しぶりだな❗』
オレ『そうだよな❗ オレ結婚してから 一度だけ 一人で飲みに行ったきりだよ❗』
達也『うわ~💦 それは ヤバイだろ❗(笑)』
オレ『何か お上りさん気分だよ❗(笑)』
達也『これは また ちょくちょく 飲もうな❗(笑)』
オレ『よろしくな❗(笑)』
達也『でも 女が居る所はダメな❗(笑)カズミに怒られるから❗(笑)』
オレ『 女は 怖いから💦しばらく要らない❗(笑)』
達也『女は 確かに怖い❗(笑)』
そんな 他愛もない話をして 飲んでた。
隣の席は 女4人の今でいう 女子会だった。その中の一人がいきなり 声かけて来た。
『太郎くんと達也くんだょね❗』
由奈の親友のかおりだった。
達也『あっ💦かおりちゃんだっけ⁉』
かおり『凄い❗名前覚えててくれたの🎵』
達也『当たり前じゃん❗』と調子よく言ったが 後から 適当に言ったら 当たってたと言ってた。(笑)
達也『由奈ちゃん 元気⁉』
かおり『最近 会ってないから…』
達也『そうなんだぁ💦』
かおり『太郎くんは 結婚したんでしょ❗』
オレ『うん💦 でも 半年前に離婚した。』
達也『オレも結婚した❗
かおり『私も結婚した❗』
達也『由奈ちゃんは⁉』
オレ『由奈も結婚して バツイチだって こないだ 偶然会った時 言ってた❗』
かおり『由奈と会ったの⁉』
オレ『うん 偶然 2回会った❗』
かおり『そうなんだぁ… 由奈 何か言ってた⁉』
オレ『普通に 会話したけど❗なんで⁉』
かおり『うんん💦 元彼 彼女だから…』
達也『由奈ちゃん バツイチなんだ❗ 太郎 チャンス❗だな~🎵』
オレ『何言ってるんだよ❗ 由奈 子供もいるし❗ もう オレなんか 相手にしてもらえないよ❗』
かおり『そうかな⁉ 由奈と連絡取って無いの⁉』
オレ『取ってないよ❗』
かおり『電話してみたら❗』
達也『電話してみろよ❗』
オレ『迷惑だよ❗』と言いつつ 最後にあった時 別れ際に言った事を思いだした。
かおり『今度 また 一緒に飲もうよ❗もちろん 達也くんの奥さんもうちの旦那も❗』
達也『良いね❗由奈ちゃんも呼んで❗』
かおり『達也くん 携帯教えて❗』
達也『いいよ❗』
二人は 携帯番号を交換していた。
かおり『じゃあ またね❗』と自分の席に戻った。
達也『由奈ちゃんと会ったんだ⁉』
オレ『うん 偶然にな❗』
達也『普通 言わない⁉』
オレ『バタバタしてて 言うの忘れてた…💦』
達也『まだ 由奈ちゃんの事 好きなんだろ⁉』
オレ『うん❗由奈の事は ずーっと好きだよ❗』
達也『じゃあ 連絡すれば いいじゃん❗ 太郎だって 今は 独身なんだから❗』
オレ『電話しょうって 何度か思った。 でも オレから わかれてくれって言って 恵美と結婚して 恵美と別れたからって 電話出来ないだろ❗』
達也『確かにな❗ でも あの時はさぁ~💦』
オレ『邪魔したくないから…』
達也『太郎が 良いなら いいけどな❗』
オレ『うん…』
そう言いつつ 由奈に 会いたくなった。 寂しくなって 朝まで 飲み明かした。
それから しばらくして オレは 実家に里帰りした。
離婚の事は 電話で報告してあったが 兄貴の顔を見て お礼を言いたかった。
5年ぶりの地元の駅は また 変わっていた。
駅から 家まで 歩く事にした。
歩きながら 昔の事を思い出して居た。
ここに パン屋があって よく オフクロに買い物頼まれて 買いに来たな~
色々 思い出しながら 途中花屋に寄って花を買い歩くと実家まで あっという間だった。
実家の前に着き チャイムを鳴らした。
オフクロが出てきた。
オレ『ただいま❗』
オフクロ『太郎⁉ どうしたの⁉ 何にも知らせないで⁉』
オレ『急に休み出来たから 親父の墓参りに来た。』
オフクロ『電話くらい 出来たでしょ⁉』 と言いながら 家に通してくれた。
家に入り すぐ 仏壇の前に座って 親父に手を合わせた。
オフクロ『何日居られるの⁉』
オレ『3日間❗』
オフクロ『なら ゆっくりして行きなさい❗』
オレは 自分の部屋に行った。
ビックリした。
オレが出ていった時のままだった。
何年ぶりに 自分のベットに横になった。
さて オフクロに 話さないと…
どこから どこまで 話そうか…
離婚したって言ったら オフクロ なんて言うだろう⁉原因聞かれたら…
ありのままは やっぱり言えない💦
考えながら 寝てしまった。
凄く 懐かしい匂いで目が覚めた。
匂いにつられて リビングに行くと 兄貴も帰って来てた。
オレ『うまそうな 匂いだね❗』
オフクロ『太郎の為に 豚の角煮作ったの❗』
兄貴『久しぶりの実家は どうだ⁉』
オレ『子供の頃を思いだすよ❗オレの部屋 そのままだった。』
兄貴『母さん お前がいつ帰って来ても良い様に 掃除してたんだぞ❗』
オフクロ『さぁ~🎵ご飯よ❗ 元(兄貴)も太郎も 座って❗』
久しぶりに 家族で食事をした。
食事が終わって 離婚した事をオフクロに 報告した。
オフクロ『知ってたよ❗』
オレ、兄貴『なんて⁉知ってるの⁉』
オフクロ『弁護士さんから 聞いたのよ❗ でも 弁護士さんは 私が知ってると思って 話してくれたから 私も知ってるフリして 全部聞いたのよ❗』
兄貴『なんだよ❗あの弁護士やり手だけど 口軽いな❗』
オフクロ『弁護士さんは 悪くないのよ❗ 私が 知ってますって 言ったから❗』
オレ『また 心配かけちゃって ごめんなさい💧』
オフクロ『太郎が悪い訳じゃないから❗ 太郎は 被害者なんだから❗』
オレは 自分にも 非がある事をオフクロに話した。
オフクロ『太郎は 悪くない❗ あの女が悪いのよ❗太郎を騙して❗ お母さんは 絶対許さない❗ 美優も家とは 関係ない子❗』
オレ『美優は オレ達の犠牲者なんだよ❗ 美優の事は 悪く言わないで欲しい❗』
オフクロ『太郎❗貴方 お人好しも いい加減にしなさいね❗血の繋がりがない子は 家には 関係無いから❗』
オフクロは やっぱり こうなんだ…
兄貴が 話題をすり替える様に 話し出した。
兄貴『太郎 オレ 来月結婚するんだ❗』
オレ『おめでとう❗』
兄貴『もう オレも年だしな…』
オレ『相手の人は 何歳⁉』
兄貴『27歳だ❗』
オレ『兄貴と10歳下なんだ⁉ 何処で 知り合ったの⁉』
兄貴『見合いだよ❗ 父さんの昔からの知り合いの世話でな❗』
オフクロ『とっても 良いお嬢さんなのよ❗ 』
兄貴『太郎も 結婚式には 出席してくれよ❗』
オレ『いいの⁉オレなんかが 出席して💦⁉』
オフクロ『先方に 弟が居るって 知られているのに 欠席する方が変でしょ💦 お父さんのお友達が仲人なんだから❗ 太郎も 次の結婚は お世話になるといいわ❗』
オレ『オレは もう 結婚はしないと思うよ❗』
兄貴『今は まだ そんな気になれないだけだろ❗ しばらく ゆっくり これからの事考えろ❗』
オレ『 うん💦』
兄貴変わったな~と思った。
地元の友達に会いに行く事にした。
10年ぶりに会う友達だった。
地元で居酒屋をやってるって 前に年賀状に書いてあったのを頼りに行ってみた❗
すぐに見つかり 店に入ると (いらっしゃい❗)と 声が友達の声だった❗
友達の名前は 勇❗
オレ『勇 久しぶり❗』
勇『太郎か⁉ 久しぶりだな~❗ いつ帰って来たんだよ⁉』
オレ『今日だよ❗』
勇『来るなら 連絡しろよ❗ 皆 太郎に会いたがってたぞ❗いつまで いるんだ⁉』
オレ『明後日まで居るよ❗』
勇『まぁ 飲んで❗ ビールでいいか⁉』
オレ『おぅ❗』
勇『ビール 出して』と 奥さんらしき人に言った。
オレ『奥さん⁉』
勇『あぁ❗ かみさんの みよこだよ❗ 』
オレ『初めまして…』
みよこ『初めまして お噂は 聞いてました。(笑)』
オレ『噂⁉ 何 噂されてるんだよ💦(笑)』
勇『ガキの頃の楽しかった 話だよ❗(笑)』
オレ『あの頃は 楽しかったもんな❗』
勇と 昔の話をして 飲み明かした。
久しぶりに 楽しかった。
勇が 皆を集めてくれて 次の日 皆と会った❗
凄く 懐かしいメンバーがそろって 楽しい時間を過ごせて 今までの辛かった事を忘れられた。
東京に帰るのが 嫌になりそうだった。
でも 帰らなければならない💦
また 会う事を約束して 皆と別れた💦
東京に帰る日の朝…
オフクロ『これからは ちょくちょく 帰って来なさいよ❗』
オレ『わかった…』
兄貴『頑張れよ❗ また 何かあったら 連絡しろよ❗』
オレ『ありがとうございます。今回の事 本当に 助かったよ❗』
兄貴に 車で駅まで 送ってもらい 東京へ帰った。
寮に着き 達也に電話した。
オレ『地元の土産あるんだ❗ 届けるけど 家に居るか⁉』
達也『ありがとう❗居るよ❗ 来いよ❗』
達也の家に向かった。
達也の家に着き カズミにお土産を渡した。
カズミ『ありがとう。』
達也『地元は どうだった⁉』
オレ『友達と飲んで 楽しかったよ❗』
達也『帰って良かったな❗』
達也に地元の話をしていると カズミが ビールを持ってきた。
カズミ『太郎くん 最近 恵美と連絡取ってる⁉』
オレ『取ってないよ❗何かあった⁉』
カズミ『全然 連絡取れないの💦』
オレ『携帯は⁉』
カズミ『携帯変えたみたいなの❗』
オレの携帯から 恵美に電話する…
オレ『本当だな❗』
カズミ『実家の電話番号知ってるよね⁉ 教えて❗』
教えるとカズミは 電話をする。
誰かが出たみたいで 話しをしていた。
しばらくして…
カズミ『太郎くん 今 恵美のお母さんと話せたんだけで…』
カズミが 悲しそうに…
カズミ『美優 太郎くんと別れてすぐ施設に預けられたって…』
オレ『えっ💦なんで⁉』
カズミ『恵美 美優置いて居なくなったって 実家は 弟が 暴れたりするから 危なくって 美優を育てられないからって…』
達也『なんだそれ💢』
オレは 言葉が出なかった…
達也『太郎 毎月 金振り込でるんだろ⁉』
オレ『毎月 約束した 金額+2~3万円振り込んでるよ❗引越しとかで 金かかってると思って❗』
達也『じゃあ その金 恵美が使ってる訳⁉』
オレ『そうなるな…』
達也『アイツ ダメだな❗』
カズミ『呆れたよ💦 美優 可哀想に…』
オレ『何処の施設にいるのか わかる⁉』
カズミ『聞いたけど❗教えてくれなかった💦』
オレ『帰って 恵美の親に電話してみる…』
達也『太郎 聞いてどうする⁉』
オレ『むかえに行くよ❗』
達也『辞めとけ❗ 恵美は太郎がどうにかしてくれるって思ってるから こんな事してるんだよ❗』
オレ『恵美がどう思うか どうでもいい❗ 美優が可哀想だから…
背中の白いトラの感想 ありがとうございます。 主です。
私も更新しながら 感想も読ませてもらってます。
私がしてしまた事 償い切れない事です。
今 自分に色々な事が振りかかって来ている事は 全て 罰だと思ってます。
どんな理由があろうと 人を傷つけてしまった事は一生忘れてはいけないと思って います。
私の書いた文章の中で 『地元の友達と昔は 楽しかった』って ありますが 友達同士で 遊んだ事が懐かしく 楽しかったと 言ってしまいましたが 人を傷つけた事を 楽しかったと言ってる訳では ありません。 軽率な文章を書いてしまってすみません。
文章力が無いため 読んでて 不快な思いをさせてしまって すみません。
帰って 恵美の実家に電話した。
オレ『太郎ですけど…』
母親『あぁ…太郎くん…』
オレ『カズミから きいたんですけど❗美優が施設に居るって どうゆう事ですか⁉』
母親『恵美が居なくなって… 家じゃ育てられないから…』
オレ『なんで⁉オレに連絡くれなかったんでしか⁉』
母親『美優は 太郎くんの実子じゃないから❗落ち着いたら 迎えに行くから 大丈夫よ❗』
オレ『美優は オレの実子では無いから⁉ 戸籍上は オレの子供です❗離婚しても 養育費は 遅れず振り込んでます。なのに 金だけ取って 後は 他人ですか⁉美優は 金を取る為に居るんなんでしか💢⁉
オレにだって 美優を育てる権利が有ります❗施設は何処ですか⁉』
母親『 恵美から 養育費の事は聞いて無かった。私が教えなくっても太郎くんは探すわね❗ごめんなさいね💦でも 私が一緒に行かないと 会わしても もらえないのよ❗』
オレ『では 一緒に迎えに行って下さい。』
母親『でも 美優を引き取ったら 仕事出来ないじゃないの⁉』
オレ『どうにかします。準備が出来たら 連絡します。』
母親『わかりました。』
仕事を変えなければ ならないな…
もちろん 寮も出て行かなければ…
部屋を借りて しばらくは食べて行ける 貯金はある❗
まずは 部屋を探さなければ…
親方に 辞める事を話さないと…
次の日の夜 親方に話した。
親方『辞めるって⁉ 寮出て⁉ どうやって生活するんだ⁉』
オレ『保育園に入れて 保育園に迎えが間に合う仕事探します。』
親方『そんなに上手く行かないぞ❗』
オレ『わかってます。でも これ以上 美優をほっとけないんです。』
親方『3日まて❗』
オレ『わかりました。』
達也が 話しを聞いてた。
達也『この お人好し❗ まぁ こうなると 思ってたよ❗』
オレ『美優は オレの娘なんだよ❗』
達也『わかってる❗ 頑張れよ❗父ちゃん❗』
兄貴にも 美優の事を話す為に電話をした。
オレ『もしもし 太郎だけど… 話があって…』
兄貴『なんだ⁉』
オレ『実話 美優を引き取る事にした。』
兄貴『なんで⁉』
オレ『恵美が美優を置いていなくなってて 施設に預けられてる…』
兄貴『それでなんでお前が引き取るんだ⁉』
オレ『向こうのお母さんも弟が色々あって 美優を育てられる 環境じゃない❗』
兄貴『こないだ 母さんが言った事 覚えてるか⁉』
オレ『覚えてるよ❗』
兄貴『オレの答えも母さんと同じだ❗太郎と血の繋がりがあるなら 親として 当たり前だよ❗ オレも応援するけど でも 違うだろ❗』
オレ『美優は オレの子供だよ❗ 血の繋がりなんてどうでもいい❗オレは 美優が恵美のお腹に居る時から 父親なんだよ❗ 血が繋がってないって言われても 美優はかわいい娘なんだよ❗』
兄貴『今 オレは 賛成出来ない❗』
オレ『わかった❗オレは 美優と生きて行くから❗』と 電話を切った。
兄貴の結婚式はいけないな…
20から 家も家族も居ないもんだと 思う様にしてきたから…
オレの家族は美優だけでいい❗
親方の返事を待とう❗
約束の3日目
親方から 呼ばれた。
親方『色々考えたけどな❗ 太郎と美優だけで 生活していくのは 難しいと思うんだ❗ それでな 太郎は しばらく 職人を休んで 内勤やれ❗ 内勤なら 朝も保育園に送ってから 仕事出来る 迎えも行けるだろ❗美優が 小学校行けば 職人に戻れるだろう❗ それまで 内勤の仕事しろ❗太郎がこの仕事続けるなら 内勤の仕事も 覚えておいて 損はないからな❗ 寮に居れば 食事の心配もないだろ❗』
オレ『いいんですか⁉』
親方『職人と違って 給料は減るぞ❗』
オレ『当たり前の事ですから ここまで してもらって 文句ありません。本当に助かります。ありがとうございます。』と頭を下げながら オレは泣いた。
親方『太郎は ずーっと真面目にやって来たじゃないか❗』
オレ『一生忘れません❗』
親方『オレも結婚してしばらくは 寮に夫婦で世話になったんだぞ❗ 昔は 家族で寮生活してる人は 山ほど居たよ❗
寮のおばちゃんにも 言ってあるから 力になってくれるよ❗』
オレは涙が止まらなかった。
親方に何度も何度も お礼を言った。
やっと 美優を迎えに行く日になった。
車で 恵美の母親を迎えに行き 美優の施設に向かった。
美優の預けられた 施設は 埼玉の奥の方だった 関越道を走り やっと着いた。
施設の駐車場に車を停めて 少し歩いた所に門があった。
施設の庭で子供が沢山 遊んでた。
門に近ずくと 子供達が門に寄って来た。
オレは こんなに 沢山の子供が居るんだと思った。
門の中から 先生が駆け寄ってきて『 美優のお祖母さんですね❗』と言って 門を開けてくれた。
先生『美優ちゃん お待ちかねですよ❗』と 事務所に案内してくれた。
事務所に入ると 園長さんが待っていてくれた。
園長『どうぞ こちらに』と ソファーに座って 美優をまった。
しばらくすると ノックする音がして 扉が開いた。
美優が オレを見て 『パパ~🎵』と抱き着いてきた。
オレ『美優 ごめんな❗ 』と抱き締めた。
美優『みゅちゃんおりこうにしてたから パパ 来てくれたの⁉』と オレの頬を小さい手で触った。
オレ『うん❗そうだよ❗美優は お利口だな❗』と泣き崩れた。
美優は オレの頭をいい子いい子しながら 『パパ 男の子は 泣いちゃダメよ❗』怒る❗
もう 二度とこんな 想いはさせません。と心に誓った。
恵美の母親が 手続きをして 園長 先生方にお礼を言い 門を出た。
恵美の母親『太郎くん 私は 電車で帰るから…』
オレ『送りますよ❗』
恵美の母親『ふたりでゆっくり帰って❗』 美優に『パパの言う事聞いてね❗』と 手を振って 行った。
美優『バァバァ 行っちゃったね❗』
オレ『うん… 美優 ご飯食べようか⁉』
美優『みゅちゃん ケーキ食べたいし ジュース飲みたい』
オレ『わかった❗ じゃあ行こう❗』
美優を車に乗せて 施設を後にした。
美優と会うのは 半年以上ぶりだった。
話も上手に出来る様になって オシャマになってる…
オレ『美優 今日から パパと会社の寮で 暮らすんだよ❗』
美優『みゅちゃんの お着替えとおもちゃある⁉』
施設を出る時 小さいリック一つだった…
確かに 美優が心配するのもわかる❗
オレ『じゃあ❗ご飯食べたら 買って帰ろう❗』
美優『パパ お金ある⁉』
オレ『あるよ❗大丈夫だよ❗』
美優『ママは お金ないんだよ❗だから みゅちゃん 置いて お仕事行ったの…』
オレ『パパは 美優一人にしないから❗』
美優『うん… 指切りげんまして❗』
オレ『いいよ❗』
美優と指切りをした。
オレは 心の中でゴメンな💦と何度も言った。
美優の希望で ファミレスで食事をした。
美優は ニコニコしなが お子様ランチとケーキを食べた。
その後 ショッピングモールに寄り 美優の身の回りの物を買った。
寮に着くと 夜になってた。
美優と買ってきた物を片付け お風呂に入った。
脱衣場で 美優の体を見ると 傷跡が 何ヵ所もあった。
オレは どうゆう事⁉と思ったが 美優には 聞かず ふろに入って 急いで美優を寝かせた。
夜の9時を過ぎていたが 美優が居た 施設に電話した。
オレ『もしもし 夜分遅くに申し訳ありません。 今日まで お世話になって居た 神山美優の父親ですが お聞きしたい事が…』
施設の先生『あっ❗美優ちゃんの❗ 今 担当の者に変わります。』
オレ『はい❗』
担当の先生『はい 変わりました 美優ちゃんを担当していた 中里です。』
オレ『お世話になりました。 あの~美優が施設に来た時 どんな状態だったんですか⁉』
中里先生『美優ちゃんは 4か月前にこちらに児童相談所の人に連れてこられました。 児童相談所方の話では 虐待を受けて居たと聞いてます。近所の人からの通報がある度に お家の方に行くといつも 美優ちゃん一人で アパートに居たそうです。 その度に保護して 児童相談所の方で保護していて 最終的には 迎えに来てもらえなく こちらにきました。その時に体中 怪我だらけでした。』
オレ『母親の親が連れて行ったんでは ないんですか⁉』
中里先生『違います❗保護してから お婆様に連絡しました。』
話しを聞いてて 恵美の母に対して 疑問を感じた。
オレのオフクロでさえ 全て知る前までは 遠くに 住んでても 美優を可愛がってた。 毎月 美優にと 洋服やおもちゃ 本などが届いたり 写真を遅れなど言って一日おきに電話が来たり 誕生日は 必ず オレの家にプレゼントとケーキを持ってきた。
娘の子供なのに 可愛くないのか…
凄く 疑問に感じた。
次の日 美優を保護した 児童相談所に電話した。
オレは 詳しい事を知りたかった。
児童相談所の担当した人の話だと…
初めての通報が 半年前 凄い物音と 男女の怒鳴り声『ママ~痛いよ~』と泣き叫ぶ声が一昼夜聞こえてると 通報があって 駆けつけると 美優が 一人で居た為 保護された。母親(恵美)は 買い物に行ってただけだと言い張り 美優を連れて帰った。 それから 何度か 同じ様な事が続き 施設に預けられた。 保護する度に 恵美の母親にも 連絡を入れていたが 仕事が忙しいなどの理由で 迎えには 一度も来なかったとの事だった。
身体の傷跡は 保護する度に増えていたが 誰にされたか 美優に聞くと わからないと 答えてたそうだ…
話しを聞いて 絶句だった…
我が子に 我が子の子供に そこまで 出来るのか…
オレは 苦しくなった…
次の朝 美優の可愛い声に起こされた。
美優『パパ 起きて❗』
オレ『おはよう 美優』
美優『パパ ごめんなさい💧 みゅちゃん おねしょしちゃった』
オレ『あらら💦 お風呂に入ってる 夢見たのかな(笑)』
美優『パパ 怒らないの⁉』
オレ『怒らないよ❗美優 寝る前 ちゃんとトイレ行っても おねしょしちゃったんだから❗』
美優『ママは おねしょすると お尻 沢山叩いたよ❗』
オレ『パパは 美優を叩いたりしないよ❗絶対に❗』
美優が ニコニコと笑って オレに抱きついて来た。
オレ『さぁ 布団干して カバー洗おう❗』
美優『うん❗ みゅちゃん お手伝いする❗』
美優と 布団干し カバーを洗濯して 食堂に朝ごはんをたべに行った。
親方『おはよう 美優❗』
美優『おはようございます。』
オレ『おはようございます 今日から お世話になります。』
親方『はいよ❗ 太郎 区役所行って 保育園の相談してこいよ❗』
オレ『はい❗ 今日 行って来ます。』
親方『しばらくは 色々大変だな❗』
オレ『すみません。』
美優と食事を済ませ 区役所に向かった。
>> 139
主さんが、感想スレに書かないから削除してるのですか?
主さんが、必ず感想スレにとおっしゃってるレスがあるのですか?
私も楽しみに更新見ていますが
削除ばかりで、内容がわからず
主さんのレスが削除されていると思っていました…
感想スレを書いて削除された方にも、主さんはお礼レスされていたと思いますが
主さんが削除しているとは、私は思えません
もし私が主さんの立場なら
自分のスレが削除ばかりで、感想スレに書かないからと、いざこざみたいになってたら
申し訳なくて、書けないと思う…
あえてこちらに書かせていただきましたが
すみません
主さん
色々な問題もまだ残っていると思いますし
お忙しい毎日を送られていると思います
真面目な印象のある主さん
頑張りすぎて体調など壊さないで下さいね
幸せに日々を暮らせていると信じておりますよこレス大変失礼いたしました
- << 142 憶測ですが、削除は主さんではなくコチラにレスするのを良しとしない方達の削除票ではないでしょうか? 元々、感想スレも主さんが立てたのではありませんし…。
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