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神社仏閣珍道中・改
妻子を養ってあげてる。結婚してる男性
これからの時代子ども作っても大丈夫?

隆に出会うまでの日々。

レス150 HIT数 53372 あ+ あ-

秋子( 30代 ♀ 60V6h )
11/12/24 12:42(更新日時)

あなたと出会って、私は自信を持てた😃

私を必要としてくれてるから。

「俺の子供を産んで下さい❗」

あなたからプロポーズを受けて早2年😃

私、秋子30歳。
旦那、隆40歳。

私と結婚してくれて、本当にありがとう❗




読みづらい点もありますが、読んで頂けたら幸いです😃

No.1598450 11/05/22 20:11(スレ作成日時)

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No.101 11/06/29 18:58
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

約束当日、何となく冴えない気持ちで朝を迎えた。

はあ、何で久々会うのにハルキさんも一緒なんだ💧

別にハルキさんが嫌とかではないのだが、腑に落ちない気持ちは拭えなかった💧

恋人らしい事なんて、片手で数えるくらいだよ😥

考えててもしょうがないので、今日は楽しもう❗

着替えをして待ち合わせ場所へ向かった。

すると、時間直前になってマサキさんからメールがあった。

「申し訳ない、俺行けなくなったから2人で楽しんで😃」

はっ⁉⁉⁉⁉⁉⁉

え💧ちょっと何それ⁉⁉

私は慌てて電話したが

「留守番サービスに…」

……

この時確信した。

マサキさんは、別れたがってる……

呆然としてるとハルキさんが到着した。

「お待たせ😃さあ、入ろうか⤴」

ん?マサキさんがキャンセルした事には一切触れない?

「あの、さっきマサキさんからキャンセルのメール来てたよね?」

すると、予想だにしない答えが返って来た。

No.102 11/06/29 19:10
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「マサキ?え?今日は俺達だけの食事でしょ?」

私は、一瞬ハルキさんの言葉が理解出来なかった。

「え?だって3人でご飯食べに行くって話じゃなかったの⁉」

動揺し過ぎて、声を少し荒げてしまった😱

ハルキさんも動揺していた💧

「と、とりあえず中入ってゆっくり話そう」

何がなんだか分からなくなってきていた。

席に通され、飲み物を頼み話し始めた。

「てか、ハルキさんは何て聞いてたの⁉私、もう訳分かんなくて……」

頭を抱えて、困惑している私にハルキさんはゆっくりと話し始めた。

「いや、さ、あいつ秋子ちゃんと別れたって言って来たんだよ。で、俺にどうかなって話してきて…俺も秋子ちゃんタイプだったから、OKして話を通してもらったんだよ。…え、てかもしかして……」

今の話はフィクションであって欲しい…

あまりにも信じられない現実に、私は何も考えられなくなっていた…

No.103 11/06/30 17:28
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「……てか、私から別れたいとも向こうからも別れたいなんて言ってない❗💢ただ勝手に向こうが音信不通になってるだけだし💢💢」

何て奴だろう、どうしてこう平気でウソ付けるんだ⁉💢

どうして⁉何で⁉

もう頭がパニック状態の中、ハルキさんが電話していた。

「おい❗どういう事だよ⁉は⁉うまく言ってるのか⁉んな事どうでもいい💢お前、何考えてるんだよ💢」

この人は、どうしてすぐバレるようなウソを言っているのだろ…友達まで騙して……

すぐゆかりにも電話した。

「はあ💢💢何それ💢💢今どこの居酒屋いるの⁉あたしも行くから❗」

私が聞きたいよ…何それって😢

しばらく、するとゆかりとミノルさんも合流した。

「マサキのやつ、話になんねーよ💢何考えてるんだよ💢💢」

怒り心頭のハルキさん💧

するとミノルさんが話をし出した。

No.104 11/06/30 17:41
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「実はさ、この間マサキに女の人を紹介されたんだよ。新しい彼女だって。秋子ちゃんとは別れたって話してた。俺達と秋子ちゃんが会って2日経ってからだったよ。俺はてっきりそうかと思ってた反面、何となく怪しいと思ってさ。ゆかりにも話せなかった💧」

新しい彼女って……

「バカにするのもいい加減にして欲しいんだけど💢💢何よ❗それ💢💢」

私の代わりに、一番に怒ってくれてるゆかり。

ミノルさんも、色々葛藤していたんだろうな…

「秋子ちゃん、きちんとマサキと話した方がいいよ❗これはあんまり過ぎる💢」

ハルキさんも、怒りを抑えきれないのか声が高まる。

そうだよね、こんな終わり方じゃ納得行かない……

「私、マサキときちんと話す。で……別れる💢💢」

こんなにバカにされたのは、生まれて初めてだった💢

携帯を開き、マサキさんに電話した。

No.105 11/06/30 23:02
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「もしもし」

⁉意外にも早く出た⁉

「ちょっと、どういう事なの💢ハルキさんやミノルさんに、何でウソついたのよ💢それに、別れるなんて一言も言ってない💢」

すると

「え⁉君から別れたいって言わなかったっけ⁉あ~、ゴメン😃俺の被害妄想だったね😁」

何の悪気もなく、あっけらかんとした態度に怒りを通り越し呆れてしまった。

「分かったよ❗お望み通り別れましょう❗別れて下さい💢」

こんなに簡単に言える事を、何故躊躇っていたのだろう。

「そうか、君がそうしたいならそうしよう😃」

何も返す気力すらなくなった、何?自分は悪者になりたくない感じが見え見えなんだけど……

「短い間だったけど、君と付き合えて良かったよ😁じゃあ✋」

そう一方的に言われ、電話を切られた。

しかも何?名前じゃなく「君」呼ばわり💢
名前すら呼びたくないくらいまで、私と別れたかったのか⁉

「なんて言ってた⁉マサキ」

そう問いかけてきたのは、ハルキさんだった。

No.106 11/07/01 12:13
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

私は言われた事を、そのまま一言も間違いなく伝えた💢

「何だよ💢それ💢あいつ何考えてるんだよ💢」

ハルキさんもゆかりも、個々にブチギレ状態💧

ミノルさんは、溜め息つき困り顔😥

私はというと…

喜怒哀楽の分からない状態になっていた💧

悲しいのか、頭に来ているのか、泣きたいのか……

もうメチャクチャな状態になっていた😭

「しばらく、マサキと会ったり連絡したりするのは、止めよう。俺達も初めてだよ、こんな冷めたマサキ💧」

「……そうだな…ジュンペイにも話しておく…」

ミノルさんの意見に、ハルキさんも賛成だった。

「ゴメンね、俺達と出会ったばかりに秋子ちゃんがツラい目にあってしまって……ゴメン…」

「え⁉ミノルさん達のせいじゃないじゃん❗ハルキさんやミノルさんと出会った事は、良かったって思ってるよ😃謝る事じゃないじゃない❗」

ミノルさんの思いがけない謝罪で、今まで張り詰めていた糸が切れたのだろう。

私は号泣した😭

No.107 11/07/02 10:48
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

今まで押し殺してきた感情が、涙と共に流れた😭

ゆかりは背中をさすり、私を落ち着かせようとしてくれていた。

10分くらい経った頃、少し気持ちも落ち着いて来ていた。

「ありがとう😢もう大丈夫❗」

そう言い、深呼吸をした。

「秋子ちゃん、本当に申し訳ない。俺らの友人がこんなひどい事しちまって…あいつの変わりに謝る❗本当にごめんなさい❗」

突然土下座して謝るハルキさん💦

「止めて下さい💦ハルキさん達は悪くないんだから💦」

取り巻く友人達は、こんなにも優しい人達なのに…

その優しさにまた涙😢😭

しばらくは、「男」はいいや…

マサキ以外の人達との出会いには、感謝したいけど😃

「ありがとう、あとゴメン💧みんなに迷惑かけてしまって💦」

ありがとう・ごめんなさい

この言葉が多い夜でもあった。

私達は、そのまま店を出て解散した。

No.108 11/07/03 10:11
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

ぼんやりしながら運転していると、携帯が鳴った📱

見ると

マサキからだった⁉

でももう話もしたくなく、シカトしていた。

切れたと思いきやまたかかってきて、メチャクチャしつこいので出た💢

「もしもし…」

「あ~、マサキやっと出たよ😃初めまして、マサキの彼女です⤴」

は⁉⁉え⁉彼女⁉⁉

今何が起こっているのか、パニックになった😱

「え?マサキの彼女さん?」

「はい😃なんかどうしてもマサキが挨拶しとけって言うもんだから、携帯借りて電話しました❤」

は⁉な、何で挨拶されなきゃならんのだ⁉
ますますパニくる私💦

「なんかマサキが迷惑かけちゃったみたいで、あたしと出会っちゃったせいみたいですよね?ごめんなさい、マサキがあたしの方がいいって言うもんだから☺」

突然の事で、返す言葉が見つからない…💧

「それだけです😃でわ。」

そう言うと、電話を切られた。

………

何が起きたのだろう…💧

理解するに、しばらくかかった😥

No.109 11/07/03 10:23
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

家に着き、沸々と怒りが込み上げて来た💢💢

あー💢(;`皿´)💢💢

何でここまでバカにされなきゃならないんだ💢

怒りが収まらず、朝方まで車を飛ばしていた💨

もうヤダ……

また涙が出て来た😢

コンビニに車を停め、しばらくぼんやりしていた。

今日仕事休も……

バックミラー見ると、化粧も取れひどい顔になっていた😱

寝ていよう、そうすれば余計な事を考えなくていいし…

朝方家に帰り、寝間着に着替えすぐ眠りについた😪

職場には朝早くに失礼だが、店長に連絡していた。

お昼くらいに一度目が覚め、携帯を見ると2件。

1つはゆかりから。

「昨日は大変だったね😥ミノルも秋子を心配していたよ💧今度気晴らしに映画でも行こう⤴」

ありがとう😢帰りの出来事💢は後でメールしよう。

もう1つは、ハルキさんからだった。

No.110 11/07/03 10:58
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「おはよ😃昨日は本当に迷惑かけて、ゴメン。気持ちは落ち着いたかな?今度さ、ご飯でもどうかなって😃無理にとは言わないので、考えてみて下さい😃」

ハルキさんなりに、慰めてくれてるんだろうなぁ…

これも、後から返そ…

お昼だが食欲もなく、ただベッドの中でぼんやりしていた。

そういや、マサキとは1ヶ月くらいだったのかな…
これからが楽しい時だったのになぁ…

何もしてなくても、あっという間に夜になり気持ちも楽になって来ていたので、メールの返信をした📧

「こちらこそ、昨日はゴメンね💧今日仕事休んじゃったよ😥実はあの帰りに…」

ゆかりには、マサキの現カノジョから電話があった事を伝えた。

「あいつ💢とことんムカつく奴だね💢もう忘れよ💢腹立つわぁ💢💢」

ミノルさんも、マサキから連絡はあるものの、とことんシカトしているらしい💧

「俺のおかげでゆかりちゃんと出会えたのに、恩を仇で返すんだな、ふ~ん。」

なんて上から目線のメールも来るみたい😩

もうマサキの話題は聞きたくないや💧
疲れた😭

No.111 11/07/04 09:23
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

そういや、ハルキさんにも返さなきゃ📧

…どうしようかな💧

正直気分も乗らないし、申し訳ないけど断ろう💧

「この間はこちらこそすみませんでした😥お食事の件ですが、少し落ち着きたいので今回はごめんなさい💧」

するとすぐ返事が来た✉

「そっか、いや俺こそゴメンね💦今はゆっくり休んで😃」

明日は気持ち切り替えて、仕事しなきゃな✊💡

その日から、ハルキさんとも全く連絡する事はなかった。

今は1人の時間を大事にしよう、ネット見たりドライブしたりと有意義な時間を過ごす日々を送っていた😃

それから半年程経ったある日、ゆかりからメールがあった。

「あたしさぁ、ミノルと別れようかなって思ってるんだよね😩」

えぇ😱これまた何でよ⁉

「何で⁉だって、うまく行ってるんじゃなかったの⁉😥」

すると、私からするとゆかりらしい返信が返って来た(笑)

No.112 11/07/05 12:16
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「なんかさ、ミノルってパッとしないんだよね😩何か決めるのも、あたしばかり決めたりとかさ💨あたしは、グイグイ引っ張ってくれる人がいいなってさ。ミノルは、良い人なんだけど…物足りない💧」

こりゃあ、ゆかりらしい理由だこと😂

そういや、前から

「率先して動いてくれる彼氏がいいな😃」

なんて話をしていた。

「でもさ、ミノルさん本当にいい人じゃん😃ここは考え方を変えて、ゆかりがガンガン引っ張って行けばいいじゃん😁」

「…う~ん、そうだよね…贅沢な悩みだよね💧ゴメン💦ちょっと考えてみる😃」

そう言い、電話を切った📱

でも、ケンカもなさそうで順調な証拠かな😁

羨ましい限りです❤

私は自分磨きでもしようかな❗

最近腰回りヤバいし💧

将来の殿方の為に、頑張ろ⤴(笑)

No.113 11/07/05 19:24
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

それから更に半年経ち、いつの間にか1年経っていた。

ゆかり達も順調かなと思いきや…

「報告❗ミノルと別れました、あたしやっぱり先頭切ってくれる人じゃなきゃイヤだ😩向こうも特に別れる事に抵抗ないみたいだし(笑)何か、変わった人達との出会いだったよね」

何となく予想していたが、やっぱりでしたか😂

でも、話題にはなるからある意味お得な出会いだったなと、今なら逆に感謝したくなったり😁

相変わらず色恋沙汰はなかったが、仕事も持ち場を任されたりとやりがいある日々を過ごしていた😃

そんなある日、久しぶりの再会を果たす事になるのです。

No.114 11/07/05 19:57
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

店内の整理をしていると

「よう😃秋子❗久しぶり⤴」

ん⁉聞いた事ある声…

「あ😲」

そう、ヘタレ男(笑)のヤスキだった😃

「本当に久しぶりだね❗元気してた⁉」

「まあな、秋子は元気してた?」

「ん~、それなりに元気だったかな😥」

「てか、秋子今日早番⁉」

この日は偶然にも早番だったので、仕事終わりに会う事になった。

「じゃあ、終わり時間に駐車場で待ってるから😃」

そう言って、ヤスキは店を出て行った💡

あ💧

そういや、ヤスキのアドレス消したんだった💧

夜会ったら聞こう、言いづらいが正直に消しちゃった❤と言うしかないか😩(笑)

ミキちゃんとは、落ち着いたのかな?

あれから2年以上経つから、さすがに…

まあその事も兼ねて聞こう❗

No.115 11/07/06 18:41
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

仕事が終わり、店を出るとヤスキがいた😃

「おまたせ💦」

「仕事ご苦労さん😁んじゃ、メシ食いに行きますか⤴」

そういうと、市内の方へ車を走らせた🚗

「あ、そういやね…私ヤスキ達のアドレス消しちゃったんだよね💧店着いたら教えて💦」

「マジで⁉まあ、あんな事の後だったしな。分かった😃」

ヤスキは相変わらず話しやすい奴だなぁ、久々の感覚に何となく嬉しさを覚えた☺

ファミレスに着き、中に入りそれぞれオーダーをした🍴

待ってる間、色々話をしていた。

「てか、本当に久しぶりだよね😃どうしていきなり会う気になったの?」

「ハハハ💦いや、あの後から何回か店に寄ろうとはしたんだけど…秋子に合わす顔ねぇなって思っちゃって…ミキにも嫌な思いさせちゃったしな、自分自身歯止めが利いてなかったし…」

ん⁉プチストーカー(笑)行為を反省しているぞ⁉

やっぱり何かあったな…

そうしているうちに、頼んだメニューが運ばれて来た❤

No.116 11/07/07 23:56
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

主です😃

今まで読んで下さってる方々、本当にありがとうございます🎵

ちょっと仕事の都合上、日曜日まで更新はストップします💦

落ち着き次第更新しますので、これからもよろしくお願いします🙇

No.117 11/07/10 15:19
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

主です😃
ようやく仕事も落ち着きました✌

改めて自身のレスを読み、結構矛盾してるとことかありますね😂(笑)

これからもゆっくりと、矛盾しているとこも出て来るかと思いますが読んで下されば幸いです🙇✨

よろしくお願いします⤴

No.118 11/07/10 19:48
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

私は肉が食べたかったので、ステーキ定食のライス大盛り❤

こりゃあ、腰回りもヤバくなるはずだよ😂

これまた、ウマい❤

肉の旨みに浸りながら、ヤスキに話し始めた。

「てかさ、あれからミキちゃんとは落ち着いたの?さっき「イヤな思いさせた」みたいな事言ってたけど?」

すると、複雑な表情をしながらあの後の出来事を話し出した。

「俺はさ、ミキとはいつか寄りが戻りそうな気がしてた。なんだかんだで、ミキは俺のとこに戻ってくる。そんな妙な自信があって、色々メールしたり電話したりしてたけど…」

少し沈黙…

「ある日ミキから、『いい加減にして❗毎日毎日連絡とか、あたしはもう戻る気ないから❗友達としてこれから付き合って行くなら構わない、でも恋人には絶対戻らない❗迷惑なの❗』てさ…」

寂しげな表情をしながら、下を向きまた黙ってしまった。

No.119 11/07/11 18:41
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「その言葉を聞いて、目が覚めたよ。俺、ものすごくミキに迷惑かけたなって…ただただミキに戻ってきて欲しいが為に、ミキの気持ちなんて考えてなかった…最低だよな、俺…変な自信持って、気持ち押し付けてさ…」

少し涙目になりながら、ミキちゃんに対する行動に、反省の言葉を並べていた。

「そっか、そんな事が…でもさ女って、一度吹っ切れると前しか見ないから、ミキちゃんまさにそうなんじゃないかな?だから、ヤスキにも前に進んで欲しかったのかもね。で、それからミキちゃんとは?」

「ミキとは『友達』として、たまに会ったりしてるよ。完全に縁が切れるより、今の関係がずっといい。……俺、ネチっこいよな💦」

思わず

「そうだね😃」

なんて言いそうになったが、ここは言葉飲み込んで😤😤(笑)

「いいんじゃない?それも青春だよ😃」

何か意味分かんないが、良しとしよう(笑)

No.120 11/07/11 19:54
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「そういや、ミキさ秋子の事気にしてたよ。連絡取りたいけど、俺と同じ。何か後ろめたくて連絡出来ないって言ってた。良かったら、秋子から連絡してやってくれないかな?アドレス教えるからさ😃」

ミキちゃん…気にしてくれてたのか…

「…分かった、アドレス教えて😃」

そう言うと、ヤスキはアドレス付きのメールを送ってくれた✉

「😲⁉そう言えば、シンジさんとは?」

あんなに恋していた殿方を、今この瞬間思い出した😂

「シンジは、ミキと別れてから一切連絡取ってないよ。一度俺からメール送ったけど、エラーで戻って来たし(笑)アドレス変えたんだろうよ。」

そうなんだ、そう言われると何故か会いたくなる(笑)

「シンジさん、元気にしてるといいね😃」

そう話し、とりあえずご飯を食べ始めた。
白ご飯が、少しカピカピになってるし😂(笑)

お互い食べ終わり、ドライブする事にした🚗

No.121 11/07/12 18:32
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「ここ2年近くかぁ、秋子は何かあったりした?」

当時は話すのも億劫な出来事だったけど、今はとても良いネタになっているマサキとのロマンス(笑)

事細か~に、ヤスキに話した😤

ヤスキは

「うわぁ、有り得ねぇ😂でも、ある意味貴重な経験したじゃん😁」

なんて、茶化したりしてたけど(笑)

「今はいい笑い話として話せるけどさぁ😩もう、訳分かんない奴だったよ💨」

「んじゃ、今は仕事一筋ってとこかな⁉」

ヤスキに言われ、少し黙ってしまった。

「ん~、実はさ…」

この時、店長から仕事を辞めるか、続けるか。
1週間後に答えを聞きたいと話を受けたばかりだった。

私だけではなく、他の職員の人達にも同じ選択を迫っていた。

理由は、ネットの普及により店の経営が悪化。

2年計画で立て直す為に、給料20%カット・ボーナス無し。

それでも働きたいか、辞めたいか。

前日に店長より、告げられたばかりだった。

No.122 11/07/12 19:15
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「今さ、職安行ってもなかなか良いとこ無いからさ💧どうしようかなって悩んでる💧何となく売上下がって来たなとは感じてたけど……まさかここまでとはって感じ💧」

仕事はやりがいもあって、好きだから正直辞めたくはなかった。

でも、かなり給料カット・ボーナスカット。

それが一番痛かった💧

「でもさ、心機一転のつもりで転職してもいいかもよ?それも経験じゃん😁」

経験かぁ……

「ちなみに、俺は今きちんと定職に就いたんだ😃1年になる、探せばそれなりに見つかるもんだよ👍」

ヤスキ、立派になって😢(笑)

「そうだね、これがターニングポイントかもしれないよね。まだ日にちあるし、考えてみるよ😃」

少し気が楽になった⤴

じっくり考えて、後悔しない答えを出そう😃

No.123 11/07/14 18:58
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

時間も遅くなり、職場の駐車場に戻った😃

「今日は本当にありがとな😁また飯食いに行こう⤴」

「こっちこそ、久々で楽しかったよ🎵ありがとう😃」

車から降りようとすると、

「ミキにメールしてやってくれな」

そう一言。

「分かったよ😊明日にでもメールするね。」

自分の車に乗り、ミキちゃんのアドレスを見た。

「普通に久しぶりってメールすればいいかな…」

月日が経っていたので、何をメールしたら良いのか悩んでしまった💧

それに、仕事の事も…

また考えすぎて、眠くなってきた😱(笑)

帰って寝よう😪

No.124 11/07/14 19:10
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

翌日、遅番だった為携帯とにらめっこしていた💧

好きな先輩にメール送る後輩かよ⁉(笑)

それくらいどんな言葉を送れば良いか、悩んでいた😂

結果

シンプル ザ ベスト❗

「久しぶり😃秋子だよ、元気してる?今度良かったらご飯にでも行こう🎵」

シンプル過ぎたかな…てか、ご飯の誘いは唐突過ぎたかな…

また考えすぎてる😂😂

…すると、意外にも早くミキちゃんから返信があった😲

「本当に久しぶり😃あたしは元気だよ❗秋子ちゃんも、元気そうで何より⤴そうだね、ご飯食べに行こう❗」

……正直ホッとした😢

もしかしたら、返信無いかもしれないって思ってたから。

その流れで、日にちを合わせてご飯を食べに行く事になった🍴

不安と緊張が、一気にほぐれた⤴

あの日、ヤスキに会えて良かった…

感謝しなきゃ😁

さあ、後は仕事の事のみ😥

親や友人にも相談しながら、悩みながら答えを出す日が来た。

悩んだ結果、私は辞める事にした。

No.125 11/07/14 19:27
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

今辞めても、いい所が見つかる保証は無いが、これはターニングポイントだと…

それに、違う仕事をしてみるのも良い経験だと思ったからだ。

探せば、必ず見つかる❗

そう思い、店長との面談で辞めると伝えた。

「そっか、秋子さんは長いし本当は居て欲しかったけど、仕方ない…すまないね、本当に。」

それからは、残ると決めた方々に私の仕事の引き継ぎをした✏

人件費を削減する為に、1人が2つ以上仕事を受け持つ事にするという。

申し訳ないと思いながらも、手順を説明しながら、残りの日々を過ごしていた。

そして、あっという間に最後の仕事の日になった。

何となく「最後」となると、名残惜しくなってしまい仕事中涙ぐんでしまった😢

なんだかんだで、6年勤めた会社だった。

皆さん、本当にいい人達で仕事は楽しい事だかりだった☺

ここで、たくさん学ばせて頂きました❗
今までありがとうございました😢

No.126 11/07/16 16:14
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

送別会も開いて頂き、色んな思い出話で盛り上がった😃

楽しい時間も終わり、皆さんとお別れ😢

「さて、明日はゆっくり休んで明後日から職安通いしなきゃ✊」

気持ちを切り替えて、帰る時に携帯が鳴った📱

見るとヤスキだった。

「もしもし、確か今日で仕事終わりだったよな?ご苦労さんでした😁」

「それ言う為に電話してくれたの⁉😲ありがとうね😃」

ヤスキの心遣いに、気持ちがほっこりしてしまった🎵

「後さ、今週末って空いてる?久々にミキと会って遊ばないか⁉何かミキも友達連れてくるみたいだし😃」

正直少し躊躇ったけど、また前みたいに仲良くなれるチャンスだなと思った✊

「いいよ😃時間とか決まったら、教えてね❗」

そう言い電話を切った。

また新しい出会いがあるのかな⤴

なんだかウキウキしながら、車を走らせた🚗

No.127 11/07/17 10:32
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

仕事を辞めて、最初の日を迎えた。

なんだか無気力…💧

起きてご飯食べて掃除して…

何だろう…とっても無気力😱⁉

「昼寝しよ」

そう思い、夜まで爆睡した😪

目が覚めると、メールが一件。
ヤスキからだった。

「昨日話した件だけど、19時に○○ボーリング場に集合でよろしく❗」

ボーリングするんだぁ、何かボーリングにいい思い出が無いんだけど💧(笑)

「了解😁」

ミキちゃんと久々に会えるんだ…今から変に緊張してる💧

でも、普通に接すれば大丈夫だよね❗

そう思い、また眠りについた😪😪

No.128 11/07/17 10:54
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「よし❗早速今日から職安通いしなきゃ✊」

起きて身支度を整えて、職安へ向かった🚗

行くと、平日にも関わらずたくさんの人達がいた😲

「こんなに人いるなんて…こりゃ簡単な話じゃないよね💧」

少し不安になりながら、求人票を見たりパソコンを見たりしていた💻

「……いい所は、みんな遠い所なんだよねぇ…💧」

始めからヒットする所なんて、見つかる方が奇跡なんだよね😥

「明日また来てみよう❗」

前向きに考えなきゃ❗
必ず見つかると信じて✊

就職難と言われている世の中でも見つかるだろう、正直安易な気持ちが私の中にはあった。

しかし、就活1日目にして現実を目の当たりにして安易な自分に反省した😥

友達にも、1年近く探して見つかったという人もいた。

その間、アルバイトで繋いでいたという。

「根気良く行かなきゃ😃」

そう思っていた数週間後、思わぬ話が舞い込んで来る事になるのです。

No.129 11/07/19 12:05
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

週末になり、ヤスキとの約束の日になった😃

私サイドからも、友達を連れてきて欲しいとの事もあり、2人連れて行く事にした。

1人はゆかり。

もう1人はキョウコ。

キョウコは、長い付き合いになる友達で昔はよく遊んでたが、社会人になってからはなかなか合わなくなった💧

実は2人には、ヤスキ達との出来事は相談していた😥
なので、少し都合悪く感じてしまっていた💧

キョウコは、サッパリした性格だから相談した時

「そのヤスキって奴、女々しくない⁉あたしそういうタイプ超嫌いなんだけど💢」

と、毒吐いてたくらいだし💧

なので、2人はある意味ヤスキに会う事を楽しみにしていた(笑)

もちろん、ミキちゃんとも初対面😃

待ち合わせ場所には、キョウコとゆかりを乗せて向かった🚗

私達3人は、中学校の時一緒だったからお互い顔見知り😊

「どんな奴か楽しみ😁」

ヤスキ、ゴメンよ(笑)

No.130 11/07/20 17:35
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

ボーリング場に着くと、すでにヤスキ達が待っていた😃

「初めまして~🎵」

双方の友達が、お互い挨拶を交わした✨

「ミキちゃん😃久しぶり🎵」

なんか妙にテンションが上がり、何の迷いもなくミキちゃんに声をかけた。

「秋子ちゃん❗ほんと久しぶりだね❗」

私はゆかりとキョウコを、ミキちゃんに紹介した😊

みんな初対面とは思えないくらい、しっくり馴染んでいた(笑)

でも、嬉しい💕

すると、ミキちゃんサイドは男性4人を連れてきていた。

少し驚いたのは、何年か前は男友達とはほぼ無縁だったのに、4人も連れてきた事に驚いた😏

理由は、後ほど分かるのだが…

すると、ヤスキが

「とりあえず皆さん😃中に入りましょうか😁」

そう言われ、中へ入りボーリングの手続きをした✏

私事ではないのだが、ゆかりはこの場で将来のダンナ様との出逢いがあったのです❤

No.131 11/07/20 19:33
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

みんな中に入り、ゲームの手続きを終えた😊

準備を終え、1人1人自己紹介をした😃

ヤスキ

ミキちゃん



ゆかり

キョウコ

そして、ミキちゃんの友達は

ナオシ
公務員勤め・ちょいヒゲ濃いめ❤

ワタル
色白・細身❤

リョウ
色黒・なんかほんわか❤
この3人は、私達と歳はタメとの事。

そしてあと1人。

タカアキ
2個上、頼りがいありそう❤

同い年が多いってのもあり、すぐ打ち解けた🎵

久々に弾けてる❗

楽しい~😍

順番が回ってくる間、ミキちゃんと話していた。

「てか、ミキちゃん失礼だけど、あんなに男友達いたっけ⁉どこで知り合ったの⁉」

本当に、デリケートゼロな質問(笑)

「実はさ、あたし夜の仕事してるんだ😃」

夜の仕事😲⁉

当時夜の仕事=口じゃあとても言えない事

と思っていた😂

「え⁉夜⁉まさか⁉」

すると、慌てて

「秋子ちゃん、何想像してるの⁉💦」

必死に私が想像している「仕事」を、否定した(笑)

No.132 11/07/21 17:47
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「今昼の仕事だけじゃ、足りなくて💦知り合いのママのスナックでバイトしてるんだ😃週3のペースだから、ちょいキツいんだけどね😥」

ミキちゃんは、半年くらい前に転職したらしく働き始めもあって給料も安く、お小遣いの為にスナックでバイトを始めたとの事。

「今ようやく慣れて来て、楽しいんだ😃ナオシ達は、バイト先に来たお客さんでタメって事もあって仲良くなったんだ🎵」

「なるほどね😲そういう繋がりだったんだね🎵」

話してると、私達の番になった。

やっぱりうまく投げれない💦
でも、楽しいからいっか❤

いつの間にか、ゆかりとキョウコも加わりガールズトークで盛り上がった😁

ボーリングそっちのけ(笑)

あっという間に、終わりの時間になった。

「せっかくだし、みんなでアドレス交換しよ📧」

一斉に携帯を取り出し、交換した。

またアドレス帳が賑やかになった☺
ワクワクが止まらない💕

No.133 11/07/22 12:08
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「さて、この後はどうする⁉」

「カラオケでも行こう✌」

その流れで、カラオケへと向かった。

行く途中、ミキちゃんと話しながら向かった😃

「実はさ、今バイト先のお客さんなんだけどいい感じの人がいてね☺その人も夜働いていて、たまにあたしのバイト先に来ててさ。何となく、いい線なんだ❤」

「へぇ😃良い出逢いがあったみたいで☺嬉しい❗てか…もちろん…」

私が何を言いたいのか、察したようで…

「ヤスキには、言ってない💧」

ヤスキもミキちゃんの店には来るみたいだが、そこのママに言われたそうだ。

「彼さ、まだ未練あるわね」

ママには、事情を話していたらしいが人生の大先輩から見てそう判断したらしい(笑)

「送迎するよって言って、頼んでもいないのにしてくれたりとかさ💧あたしはいいって言ってるのに…」

聞いてるだけでも、伝わってくる。

ヤスキの未練タラタラな心情が😱

「大変だね…💧」

それしか言えなかった。

No.134 11/07/25 06:35
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

主です😃おはようございます。

実は親戚内で不幸事がありまして😥
手伝いとかの関係で、余裕みて1週間程更新はストップします🙇

いつも見て下さってる方々、ありがとうございます🎵
これからも宜しくお願い致します⤴

No.135 11/07/31 22:49
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

主です😃

ようやく落ち着きました🎵
明日からまたマイペースで更新予定ですので、よろしくお願い致します🙇

No.136 11/08/02 20:49
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

カラオケも終わり、時間も12時を過ぎていた⏰

「今度さ、女だけで集まりやらない❓ミキちゃんとも、もっと話したいし😁」

キョウコの提案で、後日日にちを合わせて今で言う「女子会👩」を開く事になった😃

「そういやさ、ほんとはあと1人来る予定だったんだよね」

ナオシ達の友達で、誘ったらしいが当日になり行かないとキャンセルしたとの事。

「でもさ、あいつが来る事自体、奇跡に近くね❓」

リョウがすかさず突っ込む(笑)

「確かに、それは言えてるな😏」

ん?どんな奴なんだ⁉

「何?変わり者なの⁉その友達さん」

「かなり(笑)」

ナオシ達は、ほぼ同時に同じ言葉を発した。

どんな友達さんなんだろ⁉

少し興味を持ちながら、その日は解散した。

No.137 11/08/03 18:39
秋子0 ( 30代 ♀ )

次の日から、また就活が始まった。

やっぱりなかなか無い😥

次の日も、その次の日も……

日に日に不安が募って来ていた💧

なるべくお金は使わないように気を付けていても、ついついコンビニでちょい買い❤

その繰り返しもあり、手元に残ったお金も無くなって来ていた😱

貯金は使いたくないし…

はあ💧現実はほんと厳しい😥

それからしばらく経ったある日、キョウコから電話があった📱

「もしもし⁉秋子さ、仕事見つかった❓」

「いんや~、全っ然ダメっす😭」

「あのね、あたしの父の勤め先で辞めた人がいてね😃緊急で欲しいみたいで、秋子良かったら話だけでも聞いてみない?」

えーーー😲😲😲

何て良いタイミング💦

「今父に代わるね👍」

そう言うと、キョウコのお父さんが出た。

キョウコのお父さんとも知り合いで、昔から良くして頂いていた😃

「秋ちゃん、久しぶりだな~。元気してるか?」

「お久しぶりです❗一応身体は良好ですが💦」

軽い挨拶を終えた後、おじさんは話し始めた。

No.138 11/08/03 18:51
秋子0 ( 30代 ♀ )

「実はな、家の都合で急に辞めた人がいてな。事務職なんだが、どうかなって思ってな。キョウコから秋ちゃんが就活していると話も聞いていたし、急で申し訳ないが明日にでも会社に来て話を聞いてみないかな?」

唐突な事に、少しとまどったがこれはいいチャンス❗

「はい❗ぜひ❗ありがとうございます😃」

「じゃあ、そこの担当部長にも話を通しておくから。10時くらいに着てくれ。」

「分かりました❗」

するとキョウコに代わり

「良かったじゃん😁明日ガンバだよ❗」

「キョウコこそ❗本当にありがとうね❗」

持つべきものは友達。

キョウコの心遣いが、本当に嬉しかった😢

会社は市内にあり、よく知っていたから行くには心配はいらなかった。

電話を終え、家族にも報告👍

「良かったな😃ってまだ採用とは言われてないけどな(笑)」

これが、再就職へのキッカケとなったのです。

No.139 11/08/04 18:14
秋子0 ( 30代 ♀ )

翌日、支度をしてキョウコのお父さんの会社へ向かった🚗

ものすごく緊張しまくり💧

着いて受付の女性に訪ねた😃

「すみません、佐山さんって方いらっしゃいますか❓」

佐山とは、キョウコの名字。

すると「何?この人」と言う顔をして

「佐山専務、いるよねぇ?」

「あ、こちらにどーぞ」

あまりにもそっけない態度と、適当な対応に私は唖然としてしまった💧

対応してくれた女性は、歳にして40代後半。

おいおい💧こんな窓口でいいのかよ⁉

そう思いながら、おじさんの所へ通された。

周りは、「何?新しい人?」と興味深々(笑)

部屋に入ると、おじさんいや佐山専務ともう1人座っていた。

「おお、秋ちゃん😃おはよう、座ってくれ」

「おはようございます💦すみません、失礼します😃」

向き合う形で座り、すぐに本題に入った。

No.140 11/08/10 12:50
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「早速なんだが、こちらが山田部長だ。」

そう言うと、山田部長は

「ども」

……

えー😱😱⁉それだけ⁉⁉

何なんだ⁉この態度の軽さは😱

「初めまして💦」

少し戸惑ってしまった(笑)

「秋ちゃんには主に、伝票起票の作業についてもらう予定だ。正職員ではなく、パートとしての形になる。条件書いたものは帰りに渡すから、よく目を通しておいて欲しい😃」

しかし、喋るのは専務ばかりで部長は無言💧

なんかもう気が滅入っちゃってる😭

すると、もう一人部屋へ入って来た。

「君が新しく入る人だね?こんにちは😊」

「あ、初めまして😃」

部長とは違い、何てフレンドリー(笑)

「私はここの参事をしている、久保だ😃」

「私は蛯沢秋子と言います😃」

にこやかな久保参事は、いきなりこんな質問をしてきた。

「秋子さんは、30過ぎかな?結婚して子供いるでしょ?」

はい⁉

「え⁉いや、まだ独身です💦」

「それは失礼したね(笑)」

同時、今よりかなりまん丸く、服も地味だった為そう見えたのだろうけど…

初対面でこれかよ⁉

笑顔とは裏腹に、かなり凹んだ💧

No.141 11/08/11 22:40
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

話も終わり、書類も貰い憂鬱な気持ちで会社を後にした。

始めに対応してくれた、女性といい、部長といい、参事といい……

何かやって行く自信無いんですが💧

そこは、地元の会社とあって地元民の集まりの会社でもあった。

だから、妙になあなあだったのかな…😥

重い気持ちのまま、車を走らせた。

家につき、貰った書類に目を通した😃

パートにしては、かなり好条件なものだった。

職安でも、パートの募集の方が主だった。
だけど、条件でなかなか良いところはなかった。

それに比べて……

とりあえず、今日の事を両親に報告しよう。

キョウコには…

うん、落ち着いてからにしよ(笑)

今話すと、不安ばかりしか出て来ないから、キョウコに申し訳と思ったから💧

緊張の糸が切れたのか、とても眠くなりそのまま眠りに落ちていった😪

No.142 11/08/13 11:02
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

両親にも話し、早速専務に電話した😃

「そうか、じゃあ都合良かったら明日から来てくれないかな?覚えてもらわなきゃならない事もたくさんあるしな」

「分かりました、宜しくお願いします❗」

そう言い、電話を切るとすぐにキョウコの携帯へ。

「聞いたよ❗良かったね😁再就職決まって❗」

「これもキョウコのおかげだよ😃本当にありがとう❗早速明日から、行く事になったんだ。」

それからは、他愛のない話で盛り上がり1時間は話をしていた。

電話を切り、不安と期待が込み上げて来ていた💧

でも、今の職場でも慣れると居心地が良くなってくるのかな…

人見知りがある私は、前の職場でもなかなか馴染めなかった。

どうしても、あまり馴れ馴れしくすると嫌われるんじゃないかなって思い、人と接する時も一歩引いた状態で接していた。

でも、周りがとても優しく気さくな人達ばかりだったから、馴染む事が出来ていた。

No.143 11/08/26 18:39
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

それには、小学校の時の出来事が関わっていた。

小学校5年の時に、仲が良いと思っていた友人達に仲間外れにされた事があった😥

何がキッカケかは、ハッキリした原因は今でも分からない💧

ある日突然、シカトから始まり、教室に飾ってあった自画像にたくさん傷がつけられていた💧

何もなかったかのように声をかけても、適当に返されていた。

当時キョウコは、クラスが別だった為孤独な日々を過ごした😔

今なら思える事は、おそらくでしゃばり過ぎて、ウザがられていたんだと思う。

知らないうちに、不快な思いをさせていたのだろう…

その事が今でもトラウマにあり、社会人になってもなかなか馴染む事が出来なかった💧

どこまで踏み込んで良いのか、どこまで話して良いのか…

中学・高校もそんな感じでなかなか親しい友人は出来なかった。

No.144 11/08/26 18:50
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

でも、時間はかかったが中学・高校は心から話せる友人に巡り会えた😃

社会人になった今でも、関係は続いている🎵

前の職場は、お母さん達が多かった為親しみやすく、馴染む事が出来た。

新しい職場は……

何となく難しそう😱(笑)

でも、せっかく頂いたチャンス👍

前向きに、頑張ろう😃

慣れれば、何事も良き環境に思えるはず。

そう1人気合いを入れてると、ヤスキからみんなにメール📧

「皆さん、今週末ボーリング大会しませんか⁉」

これは良い景気づけにいいかも🎵

そして、このボーリング大会をキッカケにまた新たな出逢いをする事になるのです。

No.145 11/09/28 18:21
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

翌日、会社は8時からなのでスーツを来て専務を訪ねた😃

てか、スーツきつ😱💦

「おぉ、秋ちゃんおはよう😃」

「おはようございます😊」

すると、ある部屋へ通された。

「社長にも挨拶しておこう」

超キンチョー💦💦

入ると、小柄で優しそうな男性がいた。

「社長、こちらが今日から入社する蛯沢秋子さんです」

「蛯沢秋子です‼よろしくお願いします‼」

社長は穏やかな表情で話し出した。

「初めまして。ここの社長の成田と言います。色々覚える事もあるが、頑張って下さい😃」

「はい‼」

なんて優しい口調なんだろう…

緊張が少し和らいだ☺

「さて、朝礼で挨拶しなきゃならないな」

チャイムが鳴り、朝礼が始まった。

職員の方々が、並び始める。

ぎゃあぁ😱😱また緊張MAX💦💦

社長が一呼吸置き、挨拶を始めた。

No.146 11/09/28 18:34
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

「皆さん、おはようございます。今日は新しく入社する方を紹介します。」

「初めまして‼今日からこちらで働かせて頂く事になった、蛯沢秋子です。よろしくお願いします‼」

少しまばらだったが⁉温かい拍手も頂き、私が所属する部署へ案内された😃

そこの部署は私含め、4人。

部長。

課長。

係長。

私❤

少ない😂

これが率直な感想(笑)

ここの部署を筆頭に、現場の課がある感じ。

何とな~く、フロア全体も暗い感じ💧

一言発するのも、勇気がいる💧

なんかめげそう😂(笑)

でも、この時は全く思ってもみなかった。

私はこの職場で、

不倫。

そして、今の旦那さんの隆との出会いがある事も。

まだまだ先の話になりますが…

No.147 11/09/30 19:25
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

その日は、各課への挨拶と支店への挨拶回りをしていた😃

案内してくれたのは、阿部課長👨

自称「エロおやじ」との事(笑)

色んな世間話をしてくれて、楽しくドライブ出来た🚗✨

あっという間に帰宅時間になり、帰ろうとしたら

「秋子さん、明日の夜空いてるかな❓良かったら歓迎会をやろうと思ってるんだが😃」

「え❓本当ですか❓ありがとうございます😃」

次の日の夜に、市内の居酒屋で私の歓迎会をしてくれる事になった🍶

その日は車に乗った途端に、緊張が切れて一気に疲れた💧

今日は早めに休もう😪

携帯を見ると、ボーリングをする日程が書かれたヤスキからのメールが来ていた📧

いつもの場所で、いつものメンバー。

自分が安らげるメンバーでもあった☺

当日が楽しみだ⤴

No.148 11/10/01 18:57
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

次の日、自分の仕事を覚える為に過去の書類などを眺めていた。

しかし………

静かすぎ😱😱😱

通夜か⁉と思わざる終えないくらい、静かすぎる💧

仕事中とは言え、会話もなく声を出す事すら許されない空間💧

私の所属部署以外に、3つの部署があった。

どこも

シーーーーーン……

前の職が接客業だった事もあり、この沈黙は苦痛だった😂

そのせいか、時間も長く感じた。

覚える事も多いのに、息苦しい空間に押し潰されそうだった😥

ようやく終わり、私の歓迎会を開いてくれた😃

市内の居酒屋に行き、お刺身と日本酒を呑まされた😱

当時お酒がそんなに強くなかったので、キツい事この上ない💧

21時にお開きになり、家に帰るなり倒れてしまった😂

おかげで、今現在はお酒に滅法強くなりました(笑)

No.149 11/10/01 19:18
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

週末、お楽しみのボーリング😃

思いっきり騒ぐぞー😤

仕事中に無言時間が続いていたせいか、妙に鬱憤が溜まっていた(笑)

「オツカレェ😃」

待ち合わせ場所に続々集合してきた。

するとその中に1人、見知らぬ男性がいた。

「あ、こいつ前言ってた来る予定だった奴😁」

「ど~もぉ、初めましてぇ😊」

ゆったりと、穏やかな口調で挨拶をしてきた。

彼はサトシさん、背丈は私と同じくらい(160くらい)と顔はSMAPの草なぎ君をもうちょいどうにかした感じ(意味不明)

何となく雰囲気は、不思議くん(笑)

でも、私的に好印象だった😃

これが、ある意味私を悩ませるサトシとの出会いになった。

No.150 11/12/24 12:42
秋子 ( 30代 ♀ 60V6h )

ボーリングも盛り上がり、あっという間に時間になった😃

「これからさらに親睦会しませんか⁉」

鶴の一声で、居酒屋へ行く事になった。

途中、新人のサトシさんと並んで歩いていたら

「寒いねぇ~」

ポソっと一言。

「だねぇ、寒いねぇ」

私も返答。

「はい」

何だと思って横見ると、何故かサトシさんが私に手を伸ばしてきている😲

「どしたの⁉」

「いや、温度確認しようと思って~」

温度確認って何💧

そう思いながら、私も手を伸ばし握手(笑)

「うんうん、大丈夫😁」

一人納得の様子のサトシさん。

何がしたいんだ⁉(笑)

でも、何か面白い人😃

訳分からないやりとりをしているうちに、居酒屋へ到着した。

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