未来・行く末②
~作者ご挨拶🙇~
“未来・行く末”を御覧頂いております皆様『続き』のスレッドを立てました🙋
よろしくお願いいたします🙇
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西暦20☆☆年人類は食料🌽や原始燃料⛽の不足による大規模な危機的状況を向かえる。
人類はその状況を打破🔥すべく地球🌏外の星系で半永久的に資源確保を目的に水星・金星・火星・木星に多民族が長期に渡り移住可能な『サイト』を建設。
そして、地球🌏にはその宇宙空間に対応出来ない一部の人々が残り“地球🌏再生”の為の計画が進められて行った。
その中でA・Z・Dと言う水星に本社[ビル]を置く一つの民間企業が地球🌏と各星系との間で重要な位置を占める様になる。そして…
保田達は基地守備隊員の指示通りに拘束された。
「さあ❗行け❗表に👉護送車両🚚が来てる。」
保田達は渋々従いながら護送車両🚚に乗り込んだ、護送車両🚚はそのまま司令タワーの留置施設まで向かった。向かっている途中遠くからMP部隊に包囲されているアマテラスが見えた。
マウワー准尉がそれに気が付き保田の側に行き話す。
『隊長、あっち👉見てください。アマテラス…』
『ん❓あ😲…アマテラスが…包囲されてる😨』
保田とマウワー准尉が小声で話していると車内に居る隊員達も気が付きアマテラスの有る港を見る👀
「あ…アマテラスが😨」
ジョンストン准尉がそう言いながら外を見て👀座って居た椅子からスッ⬆と立ち上がるとMP隊員がそれを制止する為にジョンストン准尉に近づく。
「おい❗😣💢貴様👉座れ‼座らんか😣💢」
何人か近寄って来たのでフーバーとチェン准尉の側からMP隊員が外れた、チェン准尉は『ここぞ❗』と感じ、両腕は拘束されて居たが足は拘束されて無かったので移動したMP隊員の後方に近づき蹴りを入れようとする。
「よぉ➰し😁…👣」
(ドカ🔥ウワァ😚)
一人のMP隊員が後ろから蹴られた反動で前に倒れると一斉にMP隊員達が将棋倒しになり全員が床に腹ばいになった。
それを見た👀マウワーとジョンストンとフーバー、保田は一斉にMP隊員達を蹴り上げた。MP隊員達はもんどりを帰し今度は上向きに倒れた。後ろの騒ぎに気が付いた護送車両🚚の守備隊員がいきなりブレーキを踏む。
(キキー🔥キキ🔥)
ブレーキがかかった反動で荷台に居た保田達とMP隊員達はメチャクチャに倒れた。その拍子に保田とフーバーの拘束が解けフーバーが側に倒れたMP隊員の銃🔫を奪った。
「隊長❗これ👉🔫➰」
フーバーはもう一人の銃🔫を奪い保田に渡す。
「よし❗フーバー外に出て退路を確保‼」
「了解👮」
フーバー准尉は荷台から飛び降り銃🔫を構え周りを見渡す👀それに続きはめられていた拘束帯を取りながら他の保田隊が降りて来る。護送車両🚚のドライバーも銃🔫を手にして保田達をまた取り押さえようとする。
「貴様等❗動くな‼」
「あら😁貴方達2人でこの人数を相手にする❓😁」
保田は意地悪そうに言いながら銃🔫を構える。
「おい❗チェン、マウワー、フーバー、ジョンストン‼中の奴らとこいつらを拘束しな‼」
「了解‼」
保田達はMP隊員とドライバーを拘束した。
「んで…隊長❗こいつらどうします❓」
「後➰アマテラスにどうにかして乗り込まないと😚」
チェンとマウワーがそう聞いて来た。
「そうだね➰…😏こいつらここに固めて縛って置いて、私達でこの護送車両🚚頂いてアマテラスに進撃するよ‼」
「ふふ😏隊長、そうこなくちゃ😏」
ジョンストン准尉はそう言い護送車両🚚の運転席に向かう、フーバーとマウワー両准尉はMP隊員を荷台に有った大縄で縛り上げた。保田達を載せた護送車両🚚はスピードを上げ今来た道を逆走しアマテラスに向かった。
「貴様等➰👉‼絶対❗許さ➰ん😣💢」
過ぎ行く保田達の護送車両🚚にMP隊員がそう叫ぶ。
保田達の乗った護送車両🚚は包囲されているアマテラスの側まで来た。運転席のジョンストン准尉は一旦車両を停めて保田にこのままアマテラスに向かうか聞こうとした。
「隊長、包囲が硬い。どうします❓」
「行くっきゃ無いよジョンストン❗突破🔥するよ😣👏‼」
「わかりました‼行きます‼後ろ❗しっかり援護頼む‼」
(了解‼‼)
後ろに居る者達は一度に答え、荷台のホロを外しさっきMP隊から奪った銃🔫を構えた。
(ブロロ➰🚚💨キュル💫キュル💫キュル💫🚚💨)
ジョンストン准尉は護送車両🚚を急発進🔥させて荒々しくハンドルをアマテラスの方へ切った。
アマテラスを包囲するMP部隊の一部分に保田達が乗る護送車両🚚💨💨が凄い勢いで突っ込んで来た🔥
「ウワァ😚🔥な、何だ😨‼と、停まれ➰‼」
突っ込まれた部隊の隊員が護送車両🚚に向かって叫んだが停まらない。隊員はもう一度叫び手持ちの機関銃🔫を撃つ🔥
「停まれ‼停まらんと撃つぞ🔥」
(ダダダ🔥ダダダ🔥ダダダ🔥)
「へッ😁んなナマクラ彈当たるかよ😁👍」
荷台いたフーバー准尉がそう言いながらライフル🔫で応戦する。
(タタタン🔥タン🔥タン🔥)
(チュン🔥チュン🔥チュン🔥)
フーバー准尉が応戦した弾がMP隊員の側に当たる。
「うわぁ😚くっそ💢停まれ‼」
護送車両🚚はそのままアマテラスの格納庫前まで着いた。しかし格納庫は扉が閉まっている、その上艦内に入る為のタラップも外されていてそこからも中に入れない。
「やば😨入れないじゃん😚隊長❗全部閉まってる😲どうしよう😥」
チェン准尉が保田を見た👀保田はい深しげにチェンを睨み言った。
「😣臨機応変‼…チェン❗そっちのシーバー貸して✋裕ちゃんと話すよ❗」
「はい👮」
「裕ちゃん‼裕ちゃん‼聞こえる❓」
(ザザザ💫ザザ➰🔥)
「くっそ💢通信管制引いてる😨どっちだよ💢」(ガチャガチャ🔥)
保田が勢い良くレシーバーを置くと荷台に居たジョンストンが司令タワー方面を指して叫ぶ。
「隊長‼ヤベー😨2時方向に👉…パワード・スーツ部隊‼」
「ジョンストン、数は❓」
「2…いや👋…5‼」
「ちッ😠早いな😚…でも何でこんな事に成ってんの💢」
保田は舌打ちして独り言の様にしゃべる。
「隊長‼急いで中に入らないと私達良い的🎯になる😨」
「え…😲あぁ😥…フーバー‼車🚚をブリッジの正面まで持って行けそう❓」
「え😲しょ、正面ですか😲😲そんな事したら一挙に攻撃🔥を喰らいますよ😂」
「いい。車🚚を置いたら直ぐに私達は車🚚から離れるの‼車🚚を爆発🔥させて上の裕ちゃんに私達に気が付いて貰わないと😥」
「は、はぁ😥じゃ➰行きますよ😥」
保田達が動くと案の定MP隊から攻撃🔥が雨☔の様に降り注ぐ。
(キューン🚀🚀…シュルシュル➰🚀ドワーン🔥)
保田達の護送車両🚚はその中をかい潜りアマテラスのブリッジ正面に車🚚を持って来るのに成功した。
「良し‼全員急いで車両🚚から離れろ‼」
車両🚚からバラバラと隊員達は降りる。
保田達の車両🚚が動いた時に攻撃🔥が始まった為丁度ブリッジの下で待機していたパペートンとニコライ両大尉がそれに気がついた。
「おい❗ニコライ❗外見ろ👀👉」
「ん❓何だ❓」
ニコライ大尉はそう言われたので艦内の四角い小窓から外を観た👀
「あ…❓車両🚚がこっちに来る…パペートン❗上の艦長に知らせて来てくれ❗」
「解った。」(🏃💨)
パペートン大尉は直ぐに艦内インカムを取り中澤に伝えた。
「艦長‼艦長‼ブリッジから外…外見て👀下さい❗車両🚚が一台こっちに来ます。そっちの正面に行きました❗」
中澤3佐はインカムからそう言って来たのでブリッジの窓から外を見る👀
「え😲❓…車両🚚❓」
中澤が外を見る👀と丁度車両🚚が一台アマテラスの正面に着き中からバラバラと人が降りて来ていた。
「あ🔥‼保田達‼あいつらまだ帰って来て無かったの😲⁉」
「3佐さん、どうしたの…」
シャルロッテが話しかけたその瞬間保田達が乗って来た護送車両🚚目掛けロケット🚀ランチャーの砲弾が降り注いだ。
(ドワーン🔥)
ロケット🚀弾は命中🎯し護送車両🚚は大爆発💣🔥した。
「あ😲😲…」
それを見た👀中澤は直ぐにインカムでパペートン大尉に通信し正面のカタパルト・デッキを開くよう言う。
「パペートン大尉‼下のコントロールから正面のカタパルト・ハッチを開けて頂戴‼外に保田達が居る‼中に入れない‼」
「え😨😲わ、解りました‼直ぐに開けます。」
パペートン大尉は直ぐにカタパルトのハッチをオープンした。
(ガオ➰ン↕)
カタパルト・ハッチが開いたのをマウワー准尉が発見👀した。
「隊長‼…保田隊長‼カタパルト・ハッチが開きました➰😲👉」
「ん❓😲やり➰‼裕ちゃん気が付いてくれたんだ😊」
保田が言い終わる前に側面から銃撃🔥が来る。
(ドドド🔥チュン🔥チュン🔥)
「隊長‼側面…9時👉パスワード・スーツ‼近い‼」
「はッ😲🔥…皆➰急いで‼ハッチまで走れ🏃💨‼‼」
ハッチまで走って🏃💨いる内にチェン准尉とジョンストン准尉の銃🔫が弾切れに成る。
(パパ🔥…カチ🎆カチ🎆)
「あぁあ😚弾切れ❗」
「くッ😚こっちもだ😭チェン❗ハッチに❗🏃💨」
「もう➰😚🏃💨」
ジョンストンとチェンは何とかハッチまで辿り着く。
「チェン❗ジョンストン‼コンテナの後ろに身をかくしな‼」
保田は大声で叫ぶ。艦内ではパペートン大尉が陸戦隊を引き連れカタパルト・デッキに向かっていた。🏃💨🏃💨🏃💨
「良いか‼全員良く聞け❗保田達の後をパワード・スーツ部隊が追っかけて来てる全員グレネードを装着しろ‼でも☝絶対❗当てるな😥相手は一応…味方だ…😒✋」
「了解‼」
「良し❗扉を開ける‼全員速やかに散開‼」
(🏃💨🏃💨🏃💨🏃💨🏃💨)
アマテラスの陸戦隊が保田達が身を潜めたコンテナより前に有る作業台や作業用の荷車を盾にしながら展開した。保田はパペートン大尉を見つけ👀🔥声をかける。
「パペートン大尉、すみません✋ありがとうございます🙏」
「気にするな❗早く上へ行け‼ここは任せろ…ん😲…全員‼来たぞ❗フォーメーションを崩すな❗奴を中に入れずにハッチを閉めれば済む‼」
(トトト🔥チュン🔥チュン🔥トトト🔥)🏃💨🏃💨
水星基地のパワード・スーツ隊がパペートン大尉達の陸戦隊に攻撃🔥しながら左右に散る。
「3番❗9番❗右👉だ‼5番6番は左👈7番、ここで援護❗後の奴らは続け‼🏃💨🏃💨🏃💨🏃💨」
パペートン大尉は左右に展開したパワード・スーツを牽制させつつ自身は陽動で中央から進む、パワード・スーツ部隊はそれに気を取られ同じく左右に展開していたアマテラスの陸戦隊のグレネードを浴びる。
(ドシュー🔥ドシュー🔥ドワーン🔥)
『うぉう😚全隊❗下がれ‼グレネードで武装してる❗下がれ‼』
パワード・スーツ部隊はハッチの入口まで下がる。するとそれを待って居たかのようなタイミングで艦内に居たニコライ大尉がハッチを閉じた。
(グォーン⬇⬇ガシャーン🔥)
「ハハハ😁ニコライ😁👍」
パペートン大尉は笑いながらハッチを見つめた。
「良し❗全員☝撤収だ😊」
「了解‼」
アマテラスの陸戦隊はブリッジに上がった。
ニコライ大尉やパペートン大尉と陸戦隊、保田のコスモ・ドラゴン隊の隊員を含めそしてシャルロッテの連れて来た民間人を交えて簡単話し合いが持たれた。
「…以上の様に今地球🌏はエイリアンの飼っている生物の“餌”にされるそうです☝…」
中澤3佐はそう言いながら指揮壇から全員を見た👀
「はい✋はい✋裕ちゃん質問❗」
「はい、保田2尉👉」
「エイリアンじゃなくて➰ETでしょ❓」
「ん…保田➰😚それ…」
「隊長❗それいうなら“インベーダー”って言った方がカッコイイっすよ😁」
保田と中澤の会話に保田の後に座ってたフーバーが言う、中澤は話の腰を折られたのでフーバーを睨む😣
「…お😲やべ😂(笑)」
中澤3佐はため息をついて一呼吸置き話す。
「…はぁ➰😩その話はどうでも言い😚」
「私達はその生物に食われちゃうんだよ💢だから地球🌏に行って奴らと戦う様に地球🌏の人達に伝える❗その為に直ぐに発進する❗皆‼良いね💢(バン🔥)」
中澤3佐はチャチャを入れられたので怒って資料を指揮壇に投げつけ話を終わらせた。
「まぁ😊✋まぁ😊✋裕ちゃん怒らずに😊私達は➰裕ちゃんの艦に載ってるんだし☝今言った事を拒否して船を降りたら水星基地で留置されちゃうし😁皆解ってるよ😊👍」
「艦長、帰りましょう✋直ぐに機関長にエンジンを臨界まで引っ張らせます☝」
「ニコライ大尉、お願い🙏早くしないと入江を出た所で艦隊に頭を押さえられちゃう😚」
中澤はそう言った、ニコライ大尉は部屋を後にして機関部に向かった。部屋に居た全員解散し各自持ち場に戻った。
「艦隊❗総員配置に着きました👮」
ブリッジ要員が中澤に告げる。
「解りました、これより“戦艦アマテラス”は当初の予定を早め至急地球🌏に帰還します❗アマテラス発進‼」
戦艦アマテラスは難題を抱え水星基地を後にしようとした。
基地の宇宙港からゆっくり出ようとした所に基地司令官のホーネッカーから通信が入る。
『中澤3佐‼アマテラスの出港を認めていない‼直ぐにエンジンを止めて停船しろ‼これは司令官命令だ‼』
『ホーネッカー中将、申し訳ありません👮私はシャルロッテ博士がおっしゃっておられる事が“真実”だと思うんです。これから地球🌏に行ってこの事を報告します👮』
『ほぉ➰😁地球🌏にか❓行くが良い‼行った所で統合政府が君達を快く受け入れるかな❓』
『大丈夫です‼話せばきっと信じて貰えます❗そして中将や大佐達のクーデターを阻止します😤』
『ふふふ😏私が言った意味はそうゆう意味では無い❗今地球🌏圏では君達を血眼になり探して居るに違いあるまい😁何せ君達は木星連合と共にシルバー・スターの防衛艦隊を落としたのだからな😤』
中澤はホーネッカーの言った意味が解らない…
『はぁ❓中将、それはどうゆう…😥』
『今、統合政府より君達の艦の“撃沈🔥命令”が下りているのだよ‼そして統合政府はこちらに討伐艦隊を差し向けている。』
『え😨そ、そんな何故⁉』
ホーネッカーは呆然とする中澤3佐を見つめて👀言った。
『統合政府は私と息子の“策”に嵌まったのだよ😁😁滑稽だ❗ははは😁😁』
『中澤3佐、我々は地球🌏から遠いこの水星で虎視眈々と機会を待ち❗アマテラスとの姉妹型艦に当たる“レディー・エンジェル”を作りそして今❗地球🌏で木星連合軍と共に‼反旗を翻させた‼』
『もう誰もこの流れは止められんのだよ😤今の統合政府を打倒し、新しく軍事政権を樹立させ地球🌏全市民が兵士と成り奴らに対抗せねば我々は“餌”として食い殺されるのみなのだ😣💢』
『中将‼おっしゃっておられる事が正論だとしてもクーデターを起こす事はやり過ぎです‼統合政府と話し合い…』
中澤が話しているのを切りホーネッカーが息荒く話す。
『話し合いなど…もう遅➰い💢‼😤奴らはもう統合政府の中にまで入っておるのだ💢‼だから私と息子が奴らを倒す‼』
(ブツン🔥)
ホーネッカーは勢いよく回線を切ると水星周辺のパトロール🚨艦隊に連絡を取る。
「キンデランのミニッツ少佐に繋げ‼」
「は👮」
司令部の管制画面に髪の長いまだ若い女性士官が出た。
『閣下❗👮』
『ミニッツ少佐、哨戒任務🚨を一時中断し帰港しろ。アマテラスがテロリストに拿捕され17番港から出港する❗これを捕捉し撃沈🔥しろ‼』
『は👮…しかし😥アマテラスは…』
『解ってる‼だが、アマテラス自体が反抗したんだ💢構わず撃沈🔥しろ、分かったな‼』
『は❓反抗❓アマテラスがですか😨❓』
『そうだ。』
『アマテラスの中澤3佐は❓』
『中澤3佐も彼等に内通していたんだ😣💢このまま出港させては成らない💢機官は直ぐに帰港しろ‼』
『…😒…了解いたしました👮直ちに17番宇宙港に急行します👮‼』
(ブツン🔥)
ミニッツ少佐は通信を切った後ホーネッカーの指令に不思議と違和感を感じた。
「…😒…すっ😒…😒」
「少佐❓どうかなさいましたか😥❓早く回頭して基地へ向かいましょう。」
少佐付きの副官が進言する。
「うん…少尉…そうしましょう。艦隊❗180度回頭‼目標、水星基地17番宇宙港❗」
ミニッツ少佐の重巡洋艦及び艦隊は回頭し基地の17番宇宙港に向かった。
アマテラスは17番宇宙港を後進しながら宇宙空間に出ようとしていた。
「艦長❗港の出口に差し掛かります。」
(ビィー🚨ビィー🚨ビィー🚨)
「え😨❓」
ブリッジ要員がアマテラスが出口に差し掛かる事を中澤に伝えたと同時に警戒警報🚨が艦内に鳴り響く。
「ニコライ大尉😲⁉」
「はッ👮艦右舷10時方向から基地防衛部隊のコスモ・ドラゴン隊接近‼」
「早い…😥艦砲で対応しなきゃ‼」
(カチャ)
中澤3佐は砲雷長に連絡する。
『砲雷長、本艦後方10時方向から防衛部隊が来てるの😥牽制の為に砲座で対応して、相手は味方機だからあくまで牽制よ❗』
『了解しました👮…まぁ当てない程度に脅かしておきますよ😁任せてください☝』
『お願い😒』
アマテラスは砲座でこれに対応する。
(ドド🔥ドドド🔥ドド🔥)
水星基地防衛部隊のコスモ・ドラゴン隊は砲撃をかわしながらアマテラスに近づいてこようとする、アマテラスは艦全体が完全に出口から出た時点で艦を180度回頭しようとする。
「艦長❗艦が出口を出ました‼」
「解ったわ✋…アマテラス❗180度回頭‼これよりこの宙域を全速離脱します❗」
アマテラスは180度回頭し全速力で水星基地の宙域を脱出しようとする、水星基地防衛部隊のコスモ・ドラゴン隊も必要に追ってくる。
「艦長😥水星のコスモ・ドラゴン隊離れません😥こちらも防空戦隊を出しましょう👮」
「ニコライ大尉、ダメ🙅よこちらから出しちゃダメ🙅出せば完全な戦闘に入るわ😥」
「し…しかし😥このまま食いつかれたままだとその内艦隊が来ます😥」
「うん…✋解ってます✋その前に宙域を出れれば😥…」
中澤3佐が言い終えると間が出来た。さらにそこへまた警報🚨が鳴り響く。
(ビィー🚨ビィー🚨ビィー🚨)
「艦長❗艦正面より艦隊❗接近‼」
「ん😲⁉パトロール🚨艦隊か‼」
「はい👮❗マザーコンピューターの解析では水星基地防衛艦隊、キンデラン他‼」
「キンデラン😥…重巡洋艦…艦を左舷に❗45度転進❗重巡洋艦他だと、この艦1隻では荷が重いわ😥ニコライ大尉❗艦前方に煙幕弾を射出して。」
「了解👮」
『艦前方に煙幕弾射出❗』
「艦長、キンデラン確認‼攻撃体制に入って…😨艦砲射撃🔥来ます‼」
「回避‼…左舷前進❗」
(シュン🔥シュン🔥シュン🔥)
アマテラスは煙幕弾を張り左舷に回避しながらキンデランの砲撃をかわす。
「ミニッツ少佐❗前方煙幕です、アマテラスが第1波攻撃をかわします❗このままではアマテラスを見失うおそれが😥」
ミニッツ少佐の副官はそう伝える、ミニッツ少佐は少し考えながらそれに答える。
「…やるわねぇ😒少尉❗解ってます✋艦、ゆっくり右舷回頭しつつガリアケルン・ミサイル3番5番7番装填❗」
「はッ👮」
『艦をゆっくり右舷しつつガリアケルン・ミサイル3番5番7番装填‼』
副官はミニッツ少佐の命令を復唱しつつ砲雷長に装填を告げる。するとキンデランは前方の煙幕にゆっくり進む、丁度煙幕の中側に来た頃ミニッツ少佐はガリアケルン・ミサイルの発射🔥を命じた。
「良し😤今だ‼全ガリアケルン・ミサイル前方へ向け発射🔥」
(シュルシュル🔥)
キンデランから放たれたガリアケルン・ミサイルはアマテラスを追って進んだ。
「3佐‼我が艦5時方向より…い💧移動熱源接近😨‼ガ、ガリアケルン・ミサイルです‼」
「え⁉😨…急いで艦を左に不角15度下げ‼回避‼総員対ショック防御姿勢‼」
「ガリアケルン・ミサイル本艦を霞めます⁉」
(シュルシュル➰🔥…ドワーン💣)
「うわぁ➰😫🔥」
キンデランから放たれたガリアケルン・ミサイルの内の1発がアマテラスに命中した。ブリッジは騒然とする。
「う…うぐ😚…か、艦長❗1発本艦に着弾😚‼」
『CIC❗ダメージ・コントロール‼被害状況確認急いで❗居住ブロックに被害は❓』
『こちら、CIC❗着弾は本艦側面❗尚➰損害は第3ブロックのみ❗スプリンクラーでの消化作業で終了❗損害は軽微❗居住ブロックに損害無し‼』
「よ😥良かった😫」
「艦長、よかぁ有りません😥👋やはり反撃🔥を。」
ニコライ大尉は中澤3佐に詰め寄る、中澤は何も言わずにそのままニコライ大尉を見る👀
「解ったわ、艦を反転させ➰…」
中澤が喋り終わる前にまたオペレーターが叫ぶ。
「艦長❗また、移動熱源接近‼今度は💧…今度は😨コスモ・ホーミングです❗」
「ミニッツ少佐❗ガリアケルン・ミサイルが3発の内2発がかわされました👮しかし、1発着弾🎯‼」
「2発、かわしたの➰😲⁉くっそ💢アマテラスの足は止まらない❓」
「は👮依然前進中❗」
「仕方有りません😥…少尉❗砲雷長に伝達‼後部ミサイル発射筒開け‼コスモ・ホーミング発射🔥用意‼」
「は👮コスモ・ホーミング発射準備させます‼」
ミニッツ少佐は準備の間目をつむったまま黙り心の中で問い掛けて願う。
(中澤3佐…貴女どうして止まらないの➰😚…止まってよ😥お願いだから😚)
「少佐❗コスモ・ホーミング発射準備完了👮」
ミニッツ少佐は準備完了の知らせを聞いてもまだ目をつむり返事をしない。そんな少佐に副官の少尉はミニッツに呼び掛ける。
「少佐❗…発射準備完了です👮」
そしてミニッツ少佐は意お決してミサイル発射🔥を指令する 。
「コスモ・ホーミング発射🔥目標…統合宇宙軍戦艦“アマテラス”‼」
アマテラスとキンデランの交戦が開始された頃水星基地方面の入口L7サイト前…
「少佐、そろそろL7の宙域に到着します👮」
オペレーターにそう言われた指揮官は指揮椅子に座りながらうたた寝😪をしていた。
「ん…😪がぁ😲💦あぁそう…😂じゃ➰…」
指揮官はまだ寝ぼけて居る。オペレーターは半分笑いながら指揮官の言おうとしていた事を復唱する。
「…ククク😁少佐😁お疲れですか😁❓ランチの用意整いました👮そろそろナオサーン2佐達に出て貰ってよろしいですね😊」
「あ…😂そう✋そう✋寝ちってた😂すまん🙏😂」
「戦闘艦で艦長である少佐が居眠り😪出来るなんて😥この船は…😂👋」
オペレーターがそう言って居るとナオサーン2佐が正面のメインスクリーンに移る。
『おい😤ムッソ❗そろそろ時間⏰だろ😁こっちの陸戦隊は用意が整ってる、ランチの用意は❓』
画面の向こうでオペレーターが笑いながら居たのを観て👀ナオサーン2佐が一言言った。
『ムッソ、指揮椅子で寝るな➰😂』
ムッソ少佐はナオサーンにそう言われ驚く。
『えッ😨何でナオサーンに解ったんですか😨』
『お前➰よ・だ・れ😁』
『え😨よ、よだれ…😨よだれ😚💦ど、どこ…』
ムッソ少佐は顔をまさぐいながら慌てる。ナオサーン2佐はそれを観て👀画面の中で笑う。
『😁😁😁…嘘だよ😁』
ムッソ少佐はまさぐっていた手を止めわざと咳込み真顔になりランチの用意が出来た事を伝えた。
『ん😥…😒ゴ、ゴホンゴホン😒…ナオサーン2佐、ランチの用意出来ました。陸戦隊を乗り込ませ先にL7に入ってください😚』
『了解👮L7の掌握に入る❗』
(ブツン)
回線が切れるとムッソ少佐は指揮机のインカムを取り格納庫にランチ発進スタンバイを伝えた。
『格納庫❗陸戦隊が出るぞ、乗り込み次第発進だ❗』
『ランチ2番了解👮』
『ランチ2番よりブリッジへ、荷物が乗り込んだ。これより発進する❗』
『ブリッジ了解👮これより周辺警戒部隊及びランチ直援部隊も順序発進します。』
(ドシューン🔥)
格納庫からランチがL7へ向け発進した。続けてコスモ・ドラゴンの各部隊が発進して行く。
『こちら周辺警戒部隊レイコム1、安倍❗行きます❗』
(ドシューン🔥)
『続いてレイコム2訓練生1番、菅野❗行きます❗』
『レイコム3同じく訓練生2番メアリー❗行きます❗』
(ドシューン🔥)
艦隊から光りの点が宇宙空間に踊り出る。
「よぉ➰し🙌射出機を片付けろ‼次はランチ直援部隊のRVを出すぞ‼大型射出機用意しろ‼」
「了解❗」
格納庫では慌ただしく整備兵やカタパルト要員が動き回る。
(ドシュン🔥ドシュン🔥ドシュン🔥)
カタパルトに設置された大型射出機にRVがコックピットをまだ空けたまま近寄って来る、中ではスペース・スーツのヘルメットに音楽🎵を流しながら乗ってる💃矢口少尉がいる。
『おい‼誰だ➰😣💢格納庫内はキャノピーを閉める規則だぞ😣💢』
歩いて来たRVの足元で整備班長が叫ぶ。
自分の機体の足元で叫ばれたパイロットは慌ててキャノピーを閉める。
『うわぁぁ😚💦みっかっちゃった➰😂』
その声がレシーバーを通して足元に居る整備班長の耳に入る。
『んぁ➰😲矢口少尉か➰💢…バカヤロー💢✊キャノピー閉めろ❗宇宙空間に出てからだと閉めるタイミング失うぞ‼空けたまんまの射出ん時のGで死ぬぞ➰💢』
『は😂はひぃ➰😚すみませ➰ん😚…射出機接続よし❗キャノピーよし❗直援部隊ブラボー1❗矢口❗行きます‼』
(ドシュー🔥)
次々にランチ直援の部隊も発進する。
ナオサーン2佐達の乗るランチに後から発進した、矢口達のRV部隊が追いつく。
『こちら直援ブラボー1、矢口少尉ですランチ2番聞こえますか❓これより後方8時と6時と4時に直援に付きます。』
『ランチ2番了解👮直援よろしく❗』
『了解❗』
ランチと直援の部隊はL7サイトに近づく。ランチの中で陸戦隊員達が室内の小窓からL7サイトを見ている👀
「少隊長、ここの余暇室って自販機だけでしたっけ➰➰❓」
隊員にそう聞かれた椅子を3つ使い寝そべりながら作戦指示書を読んでいた男はめんどくさそうに起き上がる。
「ん➰❓…多分😒有るんじゃなかったか…❓」
「そっか😁よし😁…あ😲あの➰シィーク隊長、降りてラウンド終わったら休憩時間ありますよね😊」
「あぁ✋中で何もなければな取れるはずだ✋俺達はラウンドが終わったら交代で休息を取れる。」
シィーク1尉と隊員達が話して居るときランチはL7に到着する。ランチのキャビン内にランチのコックピットに居る大隊長のナオサーンから到着する旨の放送が入る。
『サイトからの誘導信号をキャッチした、港に入る…全員下車準備❗シィーク1尉の小隊は下車後直ぐにサイト内検索にかかれ❗』
(ガタガタ🔥)
その放送を聞いた隊員達は急いで下車準備に取り掛かった。ランチはゆっくりと港に着陸する、陸戦隊員達はランチの中を移動し出口で銃火器の確認をしている。
(ジャキ🔥カチャ🔥カチャ🔥ジャキ🔥)
隊員達が降車準備をしている所へナオサーン2佐が来た。
「おい、シィークすまん✋ラウンドが終わったら直ぐに別の仕事に取り掛かって欲しい。中央コントロールへ来てくれ✋」
「はい、解りました👮」
(ガゴン🔥プシュー)
2人が話しているとランチが港に着がんした、シィーク1尉が全員に降車を呼び掛ける。
「よし❗全員降車‼サイト内検索に掛かれ‼」
(どどど🔥🏃💨🏃💨 🏃💨🏃💨🏃)
次々に隊員達がランチから降りて散開していく、シィーク1尉も降車しヘルメットを被りレシーバーを通じ命令を出す。
『3番隊から9番隊までは第1層から行け❗12番隊から15番隊は最下層から調べろ❗』
『残りの部隊はここでランチを見張れ👀尚、2番隊はこのまま2佐と共に中央コントロール・ルームへ向かえ。』
シィーク1尉のレシーバーに各隊から了解の答が入る。
『3番隊から9番隊まで了解‼』
『12 番隊から15番隊も了解、これより最下層のブロックに向かいます❗』
数時間後のコントロール・ルームにナオサーン2佐、オカミー3佐とシィーク1尉が集まっていた。
「今の所➰サイト内に爆発物等は見当たりません👮」
「解った、シィーク1尉ありがとう✋…で➰やって貰いたい仕事はこれだ👉」
ナオサーン2佐はそう言うとL7サイトのマザーコンピューターを指差した。
「ムッソの艦が到着する前にアマテラス来港が有ったかどうか調べてくれ✋後➰何かデータ内にロジック・ボムが仕掛けられて無いか後から艦から来るCICの人員と一緒に調べ欲しい。」
「了解です、しかし😥3佐…陸戦隊はどうしますか❓」
「大丈夫よ➰😊それは私が指揮を引き継ぐわ😊✋データの調べも終わってなければ終了している所まで報告すればいいわよ😊」
2人の後ろに居たオカミー2佐がコーヒー☕のカップをシィーク1尉とナオサーン3佐に差出ながら言った。
「あ😲すみません🙇ありがとうございます👮☕…じゃ➰直ぐに取り掛かります👮」
シィーク1尉はそう言うと大型コンピューターの前に座り作業を始めた。
シィーク1尉がマザーコンピューターでの調査を始めた頃L7サイトから少し離れた地点に彼等の母艦の航宙空母“富士”が来ていた。
「オペレーター❗ナオサーン2佐達から艦を接岸させても大丈夫と連絡が入ったんだな❗」
ムッソ1佐はオペレーターに接岸の状態を聞いた。
「はい👮空母が入れる港もそろそろ開けられて居るはずです👮」
「よし❗周辺警戒中の安倍の隊に連絡❗艦隊、移動を開始する‼」
「はッ👮了解しました👮伝えます👮」
ムッソ1佐にそう言われたオペレーターは安倍の部隊に艦隊を接近させる連絡を取る、ムッソ1佐は指揮椅子に座りインカムを取った。
「全艦に発令❗これよりL7に入港する、準備かかれ❗尚、周辺索敵任務艦はL7サイトに接近後このまま警戒に当たらせろ❗」
漆黒の宇宙空間を艦隊はゆっくりと前進した。
L7サイトの宇宙港に航宇空母“富士がゆっくり着崖する。
(ガッ🔥……チャン🔥)
「牽引ケーブル接続❗燃料補給用ホース射出❗」
燃料補給用ホースが港に伸びて燃料用パイプとドッキングする
(ガキャン🔥)
「燃料補給用パイプ接崖完了❗」
ブリッジオペレーターはそう告げる、次に艦内放送で作業員に停留作業の指示を出す。
『艦、着崖完了❗甲板作業員は至急❗補給と補修に当たれ❗』
「1佐👮着崖完了いたしました👮」
「解った、周辺警戒🚨中の部隊に交代のシフトを転送して置け。僕もサイトに降りるよ、何か有ったら➰ナオサーン2佐ないしオカミー3佐に繋いで指示を仰いで。」
「了解です👮」
オペレーターは直ぐに机のボードを叩き外周警戒🚨中の安倍の部隊にシフト表を転送した。
ムッソ1佐はL7サイトの中央コントロールルームに向かった。
L7サイトの中央コントロール・ルームではシィーク1尉がマザーコンピューター💻に向き合いデータの処理をしていた、そこにムッソ1佐が入って来た。
「どうですか➰❓😊アマテラスがここに寄ったか解りましたか❓」
「あ👮1佐…はい、確実にここに来港してます。今➰アマテラスが此処から持ち出した物を検索中です👮」
「あ、はい😊…でナオサーン達は❓」
「食堂か余暇室の方で僕の代わりに陸戦隊の指揮をして頂いてます👮」
「ありがとう✋」
ムッソ1佐はそう言い部屋を後にしようとした。そこでシィーク1尉はデータ上のドキュメントに変な音声データが有った事を告げる。
「あ✋1佐、ちょっとそこの👉グラフの表示見て👀貰えますか❓ナオサーンに報告してからと思ったんですが➰丁度良いんで😊見てください、ガイド・ビーコンの出力表の音声データです。」
「え😲❓これ❓」
ムッソ1佐はそう言われたのでそのグラフを観た👀そのグラフには“ガイド・ビーコン出力表”と書いて有った。
「ん😒❓ガイド・ビーコン出力表❓…何だ❓この…不定期に流れてる奴😒❓それもビーコンより波長が長😂❗」
「ええ😥そうなんです😥その波長…ビーコンにしては長すぎで😒ちょっとおかしく無いですか❓」
「その上➰一定間隔に流してます✋ビーコンにしては出力値も高いですし😒何か文章読んだ❓…流した❓感覚を受けますね😥」
シィーク1尉がそう言ったのでムッソ1佐はもう一度出力表を観た👀
「ん❓“文章を読んだ❓流した❓😥”出力の弱いビーコンに乗せて❓意味ねぇ😂」
「ですよね😒…俺も気になったんでちょっとマザコン💻のファイルを片っ端から開けて見たんですが😥どうも➰“気象観測室”の発信ビーコンを使ってた様です…後であちらに行って詳しく見ます✋」
「あ😃それ☝私がやりましょう😊シィークさんはこのまま“アマテラス”の資料をよろしくお願いします✋」
「あ…じゃ➰そっちお願いします🙋」
ムッソ1佐はそう言い中央コントロール・ルームからナオサーン2佐達の居る食堂🍴に向かった。その食堂🍴ではナオサーン他が調べ物をしている陸戦隊の指揮をしていた。
『…本部了解❗そのままそこで待機、交代を直ぐに向かわせる。』
『…了解です👮』
「オカミー、この部隊をこのまま交代に向かわせよう😊」
「そうね😊じゃ➰艦に待機中の部隊をこちらに呼びましょう😊」
「解った✋」
ナオサーン2佐とオカミー3佐が話して居るとムッソが入って来た。
「ナオサーン✋」
「ん😒ムッソ✋どうした❓」
「はい😊小隊を1部隊御貸してください😊」
「ん❓なんで❓」
「はい、気象観測室でちょっと調べ物を😊✋」
「気象観測室❓下層か😒」
「はい😊」
「何か有ったのか❓」
「実は➰シィークさんが調べてたファイルに気象観測室のデータで不審な音声データを見つけててそれを俺が調べに😊」
「不審な音声データ❓」
「はい😚シィークさんが各ファイルを開けて見てみたらしいですが➰何処にもそのデータは残って無いらしくて😥もしかしたら外部出力端子か何かで直接ビーコン波に乗せたのかと思って…😥」
「そうか😒それで現場に行くのか😲艦の方はどうする❓」
「あ😊トラビィスが居ますから😊✋彼に任せてます😊」
「まぁそれだったら仕方ないか😒1小隊回す✋」
「すみません😊✋」
「おい❗お前達…1小隊、艦長に付いて下層の気象観測室に行け❗」
ナオサーン2佐は側に居た士官に告げた。
「はッ👮」
士官は何人かに指示を出してムッソと共に下層の気象観測室に向かった。
L7サイトの宇宙港の空母“富士”ブリッジでは当直士官のトラビィス中尉がオペレーター達と談笑していた。
「…ははは😃それで☝そいつはこう言った☝“俺のナニを何するんだ”ってね😚」
「中尉😂それは洒落ですか(笑)」
「ははは😃どうかな➰😚」
談笑をしていたオペレーターの一人が無線に何か入って来たのに気が付く。
「ん…❓…ちゅ、中尉❗物凄い遠いんですが➰無電に何か入って来てます😥」
「ん➰❓何だ❓スピーカーに出せ❗」
「了解👮」
(…かん…回頭…ミ…ル…アマテ…)
「何だ❓良く聞こえ無いな➰😥発信先は❓」
「は👮水星基地方面です👮どうしますか❓サイト内の艦長に知らせますか❓」
「いや😥👋まだ不確かだ…しかも距離が有るみたいだしな➰😒…今日のインター・セプトの組は❓」
「はい、EU統合の連中です👮」
「よし❗格納庫に繋げ❗A―WAX仕様のコスモ・ドラゴンとゴーストの偵察機をドロップタンクを付けさせ出させる。後➰隊員達を至急ブリーフィング・ルームに❗」
「了解👮❗」
『格納庫、整備員。A―WAXを用意❗隊員が着き次第装備確認❗』
『格納庫了解❗』
コスモ・ドラゴンに乗り込むEU統合の隊員達が慌ただしく 艦内を行き交う、それに風呂♨から上がって来た安倍少尉が廊下ですれ違う。
「えッな、何❓どうしたのかな😥❓」
「ち、ちょっと➰何が有ったの❓スクランブルはかかってないわよね😥」
安倍少尉は一人の若い隊員を捕まえ聞いた。
「え😒…あ😲少尉👮すみません🙇…スクランブルでは無いんですが➰…😥僕も今からブリーフィングに行きます👮」
「あ…そう😥ありがとう✋…行って。」
「はい👮」
(何だろう😒)
安倍少尉は心の中で呟いた。
ブリーフィング・ルームではEU統合の戦闘隊の隊長が先発のA―WAX隊に作戦を説明している。
「いいか☝まずは、目標のピンポイント索敵をしながらぎりぎりまで接近。情報収集しつつ外周警戒、一応今の所そんな所だ✋何せ距離が有りすぎだ😥ドロップタンクを含めてもこの燃料⛽ではそれぐらいしか保たん😥何か有った場合は直ぐに報告しろ❗援護機は用意して置く。何か質問は❓…」
(…)
「全員、無い様だな😒では…落とされるなよ👮行ってこい❗」
(ドカ🔥ドカドカ)
A―WXの隊員達はブリーフィング・ルームを後にした。
『ブリッジ❗A―WAX隊準備よし❗これよりカタパルト接続…カタパルト接続OK❗EU統合ライコ・チェックA―WAX出る❗』
(ドシュー🔥)
『続いて❗ライコ・チェック隊、シイー・レイン准尉行きま➰す‼』
(バシュー🔥)
『続いて➰バンコファーレ隊出るぞ❗全員遅れるな❗…バンコファーレ出る❗』
(ドシュー🔥、ドシュー🔥)
A―WAX仕様のコスモ・ドラゴンが航宙空母“富士”から次々に発進して行った。7サイトの展望ブリッジに来ていたオカミー3佐が目の前👀をA―WAX仕様の機体が次々出て行くのを見た👀
「んぇ😲ねぇ…ちょっと✋今➰す、スクランブルかかってる❓」
彼女は側に居た下士官に問う。
「え😲いえ👋…艦に問い合わせます👮」
「艦…じゃなくて良いわ➰👋食堂🍴のナオサーンに一応確認して頂戴✋」
「了解👮」
展望ブリッジの士官から食堂🍴のナオサーン2佐の元へ無線が入る。
『CQ、CQ。2佐、今展望ブリッジから見た👀んですが➰艦からコスモ・ドラゴン隊が出ました。敵襲ですか❓オカミー2佐が気にしておられます。』
『ん❓スクランブル ❓いや…知らん…ちょっと待て。』
ナオサーン2佐はそう言うと無線機の前から離れ食堂🍴に有る小さな窓から宇宙を見た👀すると幾つかの交点が伸びるのが見えた。
(ん❓コスモ・ドラゴン❓…)
ナオサーン2佐は心で呟きながらまた無線機の前に戻る。
『今➰出た奴か❓』
今度無線機にでたのはオカミー3佐だった。
『そう、何機か出てった見たいよ。それも全部ワックス…』
『分かった、こちらで艦のトラビィスに聞く。オカミー君もそろそろこちらに戻ってくれ。もう上陸時間終わる。』
『了解、戻るわ…あ、ムッソとシィークにも撤収を呼び掛けないと。』
『あぁ😊それもこっちでやっておく。』
『じゃ😊✋艦でまた。』
『うん』
丁度無線で話しが終わる頃そのムッソ1佐とシィーク1尉が食堂🍴まで歩いて🚶来ていた。🚶🚶
「あ👮ども👮1佐、どうでした❓外部出力端子に何か綱がってましたか❓」
「ん✋いや➰👋なぁ➰んも👋😥無かった。」
2人は歩きながら🚶🚶🚶話し続ける。
「じゃ➰やっぱり流した後自分で外した…」
「ん➰😥どうだろう😥そもそも何でガイド・ビーコンに流す必要が有るんだ❓流した物は何だ❓誰が流したか…❓アマテラスか❓何故❓それが全く解らん😂👋…だから一概にそうは言えないよね😥」
「全く持って不可解っすね😚調べて見たデータはすべて削除された後で➰何も残ってませんでした👮」
「マザーコンピューターのバックアップに❓」
「えぇ😥…L7サイトに来たメンテナンス要員がした事だとしたら…」
シィーク1尉が言いかけた所で前から陸戦隊員が走って来た🏃💨
「あ…し、司令👮‼ちょ、丁度良かったです😥今、2佐に報告しに行く所だったんですが➰一部備蓄倉庫の内壁が破壊🔥されている場所を見つけました👮おいで下さい。」
「内壁の破壊🔥😲⁉」
2人はびっくりして陸戦隊員に着いて行った。🏃💨🏃💨🏃💨
>> 44
2人が兵士に付いて備蓄倉庫まで来た。そこの壁にライトを当てると💡比較的に大きな爆発💣の後が有り、その穴を補修用バルーンが塞いで有るのが見える👀
「シィーク1尉、これ👉🔥かなり大きいね😥」
「ですね➰😒これじゃ➰中に有った物は殆ど放出されましたね😒あ…警備ロボットもあんなに…」
「中から破壊🔥したとしたら➰😥中に居た本人も掃き出されたはずだよね😒何故そんな事を❓自殺したか❓」
「いや👋ムッソ1佐、掃き出されたんじゃ➰無いかも知れませんよ😒」
「ん❓どうゆう事❓」
「この大きさをわざわざ破壊🔥したとなると➰放出されるエネルギーを使い☝スペース・スーツの補助スラスターも使ってバランス取りながら遠くに飛び出せますね☝」
「遠くに“飛び出す”➰😲何の為に😲」
2人が話して居る所に兵士達も加わる。
「1佐、このサイトの向こう側にランチやコスモ・ドラゴンを猶浴させておけば➰飛び出してそれに移ろうと思えば出来ない事じゃ有りませんよ👋」
「おい😲✋おい😲✋メンテ要員が何の為にそんな事するんだよ➰😂自分達がメンテナンスしている施設を何故わざと壊すんだ➰😂❓…ん❓わざと…😥」
ムッソ1佐は自分が発言した言葉に破壊🔥された施設と不思議な一致感を覚える。
「“わざと破壊🔥”した…😨あ💡シィークさん😲それが言いたいの😲」
「えぇ➰😂実は✋さっきデータの調べをしてた時にメンテナンス要員のサイトへの入室記録は有ったんですが退室記録が無かったので✋それに☝ファイリングに記載されていたIDのデータが全く無かったので➰おかしい…と思って居たんです✋」
「まさか😨偽造IDでサイトに入った➰😲❓んで…マザーコンピューター💻にそれがバレたか何かで出れなくなったためこれ👉🔥か…😲」
「そう考えれば偽造IDとこの爆破💣の関係は納得出来ます☝恐らく➰機体をサイトに近づけると警備システムが働く為に接近出来なかったんじゃないですかね😒☝」
シィーク1尉はそう言うとまじまじと破壊🔥された内壁を見つめた👀
備蓄倉庫内で話している所に別の陸戦隊員が走って🏃💨来た。
「はぁ💨はぁ💨…艦長❗表で何か有った様です😥艦からコスモ・ドラゴンが発進してます👮」
「へ😲❓コスモ・ドラゴンが発進➰⁉何が有ったんだ😨直ぐにトラビィスと連絡取りたいな➰😒無線を貸してくれ✋」
「艦長、申し訳ありません👮この無線はこちらの本部としか繋がっておりません😥👋」
「う➰ん😣むちゃくちゃ不便だ😂」
「艦長、失敗でしたね😣総合性を考えるべきでしたね😊」
ムッソ1佐はシィーク1尉に言われたので無言に笑顔で返した。
(…😁)
「仕方ない✋至急艦まで戻る✋…あ💡シィークさんこのまま一緒に来て下さい、シィークさんにはRVで出て貰いますから😊✋」
「えッ😲僕出るんですか❓」
「えぇ😊お願いします✋ナオサーンには艦から連絡入れときます😊」
「わかりました👮艦に着き次第準備します👮」
「陸戦隊の諸君達❗ある程度調べたら貴方達も艦に戻って下さい✋直ぐに発艦しますから😊後➰ナオサーン2佐には直ぐに艦に戻るよう伝えて下さい。」
「了解しました👮」
2人は陸戦隊員と話すと直ぐに艦に向かった。
ムッソ1佐とシィーク1尉が艦に戻る。
(ウィ➰ン)
「トラビィス中尉❗どうした❓何故コスモ・ドラゴンを出した❓」
「は👮艦長❗…先程から不明な信号を受信しておりまして、受信は出来る物のまだ距離が有るのか😥戦闘状態に入っているのか❓こちらからの発信は受付てません👋」
「ですので➰詳しい状況把握の為コスモ・ドラゴンをA―WAX仕様で出しました👮」
「ん➰😥そうなんだ 😒で…その“通信”っての聞かせて👂✋後➰格納庫にシィーク1尉用RVをロング・ソード装備で待機させて✋シィーク1尉に今出る準備させて居る。」
「は👮了解しました👮…しかし➰ロング・ソード装備ですか❓」
「うん✋その通信がもし“アマテラス”ならば我々が行く前に接近させて中澤3佐と話しをさせて停船を呼び掛けて貰う✋」
「艦長❗流します❗」
別のオペレーターが先程の通信を流せると伝える。
「聞かせてくれ✋」
「は👮」
(アマ…舷……避…ザザザ🔥…イル)
「……これじゃ本当に何が起こっているのか解らないね➰😥今日出たコスモ・ドラゴン隊はどこ❓」
「はい、EU統合のライコチェック隊・バンコファーレ隊です👮」
「ライコチェックとバンコファーレか…😥やっぱりシィーク1尉に出て貰わないと…😒彼等じゃ柔軟に対応しきれんだろう😥」
ムッソ1佐はそう言いながらインカムを取る。
『艦長だ、整備班長、シィーク1尉用の機体準備は❓』
『は👮終了してます。パイロット待ちです👮』
『じゃ➰機体を上まで移動させて置け❗発進のシィークェンスを省き直ぐに出すぞ❗』
『了解しました👮カタパルト・デッキまで上げときます👮』
『班長、頼む✋』
ムッソ1佐と整備班長が話しを終わると直ぐにシィーク1尉がカタパルト・デッキに到着した。
『1尉❗機体、温まってます❗直ぐに出れます❗』
『ありがとう✋』
シィーク1尉は整備員とそう話しながらコックピットのシイートに座る。そこに整備班長が来て発進の最終確認をする。
『1尉、直ぐに出す。見ての通り👀ロング・ソード装備だ😤発進時のGはかなり有るぞ。しめてかかれよ❗』
『へッ😁班長、誰に言ってんだ😁おりゃ➰昨日、一昨日の訓練生じゃねえぞ❗出るぜ‼』
『シィーク1尉、EU統合の連中を追い掛けるぜ❗発進シークェンスを省いて発進する❗シィーク行きます‼』
(ドシュー🔥)
シィーク1尉の機体が漆黒の闇の中に吸い込まれて行った。
「艦長、シィーク1尉発進完了👮サイト内の全陸戦隊員収容も完了👮」
「よし‼“富士”発進する❗総員起こし❗」
「イェッサー👮」
航宙空母富士も7サイトを出た。
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