箱の中の歪愛
(……今は何月なんだろう…?)
久々に日付が気になったが、すぐにどうでも良くなった。
あの日から私には日付は関係ない。
新しいレスの受付は終了しました
彼氏にも友達にも、医師とメールをしていることは秘密だった。
彼氏はとても優しく、大好きだった。いつも私のことを大切にしてくれており、何の不満もなかった。
医師とどうにかなるつもりもなく、ただ他の男とのメールがバレて、喧嘩はしたくなかった。
彼とのメール交換では他愛ない会話が続いていた。
彼は33歳であること。独身で彼女がいないこと。一人暮らしであること。
など自分のことも良く話してくれた。
私は彼とのメールを楽しんでいた。
そんなある日、彼から「良かったらご飯でも行きませんか?一人だと味気なくて…。でも君が嫌だったら、遠慮なく断って下さいね。」
その時の私はどうかしていた。
「私で良ければ…」
直ぐに返事をし、会う約束をしていた。
「こんばんは。お久しぶりです。」
高級車に乗り、年上の彼と話すことに、とてもドキドキしていた。
(何で私なんかに声をかけたんだろう…)
そんな疑問はいつの間にかなくなり、彼が私に好意を抱いている…
そう思い込んで、ますます心は舞い上がっていた。
「加奈子ちゃん、夜ご飯何食べたい?」
「お任せします…。」
そんな会話をしながら、レストランに着き食事を終えた。
はじめの印象通り、彼はとても優しく、紳士的だった。
それでも男は男。
「今日は泊まれる…よね?」
彼の言葉に私は頷いた。
「僕の家に行こうか。」
(いきなり家っ?!)
少し驚いたが、その時私はもう彼に心が奪われていた。
端整な容姿、年上、紳士的、お金持ち…
そんな彼に簡単に私は落ちていた。
なんの疑いもなしに、彼に着いていき高層マンションへと入っていった。
ドアを通されると、そこには一人で暮らすには広すぎるくらいの部屋が広がっていた。
「スゴーイ!!」
「一応お仕事頑張ってるからね。自分へのご褒美だよ。」
驚く私に彼は微笑んでそう言った。
その後彼が好きな映画を観ながら、私たちはお酒を飲んだ。
「マチ……加奈子ちゃんが僕の部屋で隣にいるなんて嬉しいよ。」
さっきまで笑ってた彼の目が、急に男らしい眼差しに変わった。
(今“マチ”て名前間違えた…?)
そんな疑問が浮かんだが直ぐにかきけされた。
次の瞬間、彼の唇がジュルリと私の唇に重なっていた。
裸体にされた私は、あとは彼にされるがままだった。
唾液に満ちた唇で、耳をなぞられ…
ツーーっと首筋をつたったその舌は、私の乳房へと進んでいくのが分かった…
「……アッ…ンッ」
彼氏とのセックスでは出たことのないような声が漏れ、とても恥ずかしかった
いつもがむしゃらにしゃぶりつき、腰を動かす彼氏とのセックスは、時に苦痛すら感じていたから…。
私の乳首は既に彼の舌の中で硬くなっていた
チュパチュパとワザとらしく音を立てて舐める音が更に私を興奮させた
指が身体の線をなぞるように秘部へ進んで行く
彼と目があった…
「僕のものにしていい?」
もう断る理由などなかった
「…うん……」
頷くと、今まで優しかった彼表情が一変した
私は彼に両手を縛られ、ベッドの柵にくくりつけられた
「…えっ」
私の戸惑った表情をみて彼は
「僕のもの……だよね?」
また優しい表情で私にそう言った
(………こういうのが好きなのかな……)
その時はそう感じただけだった
身動きの取れない状態で、私の秘部は彼の指でクチュクチュと音を立てながら虐められた
口の中で転がされる乳首はもうそれ以上は硬くならないだろう…
歯や舌が絡みつくたびビクビクっと身体が反応するほど敏感になってしまってる…
「…ンアッ…アッ」
静かな部屋に漏れる自分の声と、彼の息にますます私の身体は火照っている
「君はエッチなんだね…もうこんなだよ…」
そう言うと彼は指に着いた私の愛液を太ももに伸ばした
「入れるよ…」
充分に湿った私に、彼が入ってくるのは容易だった
硬くなったものが、秘部の中身を掻き回すようにつきはじめた
「…アァ…ンン…」
彼が動くたび、縛られた手首が痛んだが、気にならないほどの快感が秘部から体中に走った
「…ハァ…ンアァ」
私の反応を楽しむよう、彼は腰を沈め奥へ突いたり、ピストンを早める
最後に激しく腰を動かすと、彼は私の中で果てた
そして、汗ばんだ表情で私を強く抱き締めながらこう言った
「マチ…今度はずっと一緒だよ」
そんな彼の姿を見て
(彼を抱き締めてあげたいな…)
そう感じたが、手首を縛られていてそれは叶わない…
(あれ…なんか…眠い…お酒がまわったの…かな…?)
次の瞬間私の瞼は鉛のように重くなり、そのまま眠りに落ちてしまった
>> 31
昨夜の事を思い出す前に、手首と自分の体勢に違和感を覚え重い瞼がようやく持ち上がった
(まだ手首が縛られたままだ……!?)
(今何時!?)
(彼はどこ!?)
焦る私とは裏腹に、周囲には彼の姿もなく、静けさだけが漂っていた
- << 38 (どうしよ…縛ったままどっか行っちゃったのかな…) 手首を動かしてみたが、キツくベッドに縛りつけられており、自力ではほどけそうにない。 部屋の静けさに更に不安が助長され、昨夜は恥ずかしくて呼べなかった彼の名を読んでみた 「あの…ユウイチさん…ユウ…いますか?」 彼の名は“祐一”だったが、 私にユウと呼ぶように昨夜話していた。 しかし年上の彼を、私はなかなか呼び捨てにすることは出来なかった。
ゆうサン、 翔サン、 しーママサン
お返事ありがとうございます🙇
はじめは自己満足で書き始めたのですが、
(誰かに読んでもらえたらな)なんて欲が出てきてしまって。
お恥ずかしい…
皆さんのレスがとても励みになりました、ありがとうございます🙇
誤字・脱字も多く、読みにくいかと思いますが、お付き合い頂けたらと思います。
>> 40
(最悪だ…)
お漏らしするなんで小1以来だろう…
(何でこんなことになったの……)
誰にもぶつけようのない惨めな気持ちになり、泣きたくなった
当然ベッドは汚れるだろう…
しかし何か変だ…
股間の辺りは生暖かいが、シーツが濡れている気配がない
お尻あたりを動かしてみてようやく気がついた
(あれっ…私…オムツしてる!?どういうこと!?)
訳がわからず、私の頭の中は真っ白になった
- << 43 布団がかけられており気付かなかったが、いざ冷静になってみると、オムツだけでなく、私は見知らぬワンピースを着せられていた (おかしいおかしいおかしい…) ベッドに両腕を上げた状態で仰向けになったまま、私は思考を巡らせた… (このオムツにワンピース…彼が私に着せたということだよね…絶対に異常だ…よね) 体中に寒気が走り、私はパニックになった (たたた助けを呼ばなきゃ!!) 「誰かぁ――――!」 「お願い助けて―!」 「ワァ―――――!」 叫び続けて何時間たっただろうか… 喉がかすれ…弱々しい声しかもう出ない そうここは、高層マンションの最上階の角部屋。高級マンションのため、防音対策は完璧なのだろう…窓には防音カーテン… 私の声など誰の耳にも届いてはいなかった。
>> 41
(最悪だ…)
お漏らしするなんで小1以来だろう…
(何でこんなことになったの……)
誰にもぶつけようのない惨めな気持ちになり、泣きた…
布団がかけられており気付かなかったが、いざ冷静になってみると、オムツだけでなく、私は見知らぬワンピースを着せられていた
(おかしいおかしいおかしい…)
ベッドに両腕を上げた状態で仰向けになったまま、私は思考を巡らせた…
(このオムツにワンピース…彼が私に着せたということだよね…絶対に異常だ…よね)
体中に寒気が走り、私はパニックになった
(たたた助けを呼ばなきゃ!!)
「誰かぁ――――!」
「お願い助けて―!」
「ワァ―――――!」
叫び続けて何時間たっただろうか…
喉がかすれ…弱々しい声しかもう出ない
そうここは、高層マンションの最上階の角部屋。高級マンションのため、防音対策は完璧なのだろう…窓には防音カーテン…
私の声など誰の耳にも届いてはいなかった。
>> 43
叫んでみたものの、誰からの反応もない
思い切り手首を捻ってみたが、抜けそうになく、痛みだけが残った…
喉が痛い…
頭痛もする…
(こわい…こわいよ…)
目が覚めた時は朝だと思っていたが、厚手のカーテンにより、窓からの光は入ってきてない…
時計の短針は5の数字を指しているが、夕方なのか…朝方なのかも分からなくなってきた…
これから私はどうなるのか…
ユウに何をされるのか…
拘束された私の異常な状況に、底知れぬ恐怖心だけが沸き上がいた
しかし、身体的にも精神的にも疲れたのだろうか…
今すぐにでもこの部屋から逃れたいと願う私の思考に反し、再び睡魔の波に襲われた私の瞼は強制的に閉じていった
>> 45
「寝てたのにエッチだね…もうこんなになってる」
私はパニックになり、何も言えなかった…
そんな私の股を強引に押さえつけ、ユウは急に硬くなったものをつき入れた…
「ヤメて…お願いだからヤメて…」
抵抗する私を見て、ユウは息が荒くなり、ますます興奮しているようだった
私は抵抗する反面、体はそれを喜んでいるかのように過敏に反応する
「ア…ァ…アッ…イヤ…」
嫌なのに声が漏れる…
「正直だね…かわいい…」
そう言うとピストンを速め、私の乳首を舌で転がしはじめた
私の秘部にユウの硬いものが出し入れされるたびクチュクチュと音がひびく…
「イヤ…イヤ…アァ…ン…ン」
恐怖と快感がピークに達した時、体にがビクビクっと震えが走るの同時にユウも果てた
- << 48 (早く家に帰ろう…) 僕は残りの仕事を部下に任せると、手早く帰り支度をした 「高塚さん、今日は彼女さんとデートですかぁ?帰るの早いですよぉ。ずるぅーい」 「そんなんじゃないって。ハハハハっ」 部下の女の子に馬鹿にされるのも無理はない ここ数週間、仕事が終わると家に一直線だ (早く帰らないと…またあんなことしてたら…) 僕の気持ちは焦っていた
>> 49
寝室には柵つきのベッドがあり、部屋の隅にはポータブルトイレが置いてある
ベッドの横の小さなテーブルの椅子には誰も座っていない
「マチ?ただいま」
手前の壁にボルトで固定したワイヤーの先をたどると、ベッドと奥の壁の間に伸びている
ユウはその先にマチが繋がっていることを知っている
- << 51 マチはベッドと壁の間に小さく体育座りをして眠っていた (またこんな隅っこに隠れて…) でも生きている様子にほっとした 「マチ…帰ったよ」 僕はそう声をかけ肩に手をかけると、彼女はハッと目を覚まし、怯えたように頭をかがめた… 「オネガイシマス…カエリタイ…」 そう言いながら小さく震えいる マチが自分を拒絶する様子に、僕の心は締め付けられた
新しいレスの受付は終了しました
お知らせ
小説・エッセイ掲示板のスレ一覧
ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。
- レス新
- 人気
- スレ新
- レス少
- 閲覧専用のスレを見る
-
-
満員電車とアタシとイケメン痴漢22レス 646HIT 修行中さん
-
君は私のマイキー、君は俺のアイドル9レス 187HIT ライターさん
-
タイムマシン鏡の世界7レス 184HIT なかお (60代 ♂)
-
運命0レス 90HIT 旅人さん
-
九つの哀しみの星の歌1レス 104HIT 小説好きさん
-
また貴方と逢えるのなら
見ると天井が見えた。 誰かが看病でもしてくれていたのかしら。 「す…(読者さん0)
12レス 392HIT 読者さん -
わたしとアノコ
【苺花目線】 あぁあゎわわわわゎわ,,,。。 やってしまったっー!…(小説好きさん0)
175レス 2888HIT 小説好きさん (10代 ♀) -
神社仏閣珍道中・改
(追記) …お護摩ではよい思いができなかった、こちらではあったの…(旅人さん0)
341レス 11736HIT 旅人さん -
西内威張ってセクハラ 北進
高恥順次恥知らずサイコパス(自由なパンダさん1)
111レス 3600HIT 小説好きさん -
北進
勘違いじゃねぇだろ本当に飲酒運転してるんだから高恥順次恥知らずサイコパ…(作家志望さん0)
24レス 530HIT 作家志望さん
-
-
-
閲覧専用
🌊鯨の唄🌊②4レス 147HIT 小説好きさん
-
閲覧専用
人間合格👤🙆,,,?11レス 153HIT 永遠の3歳
-
閲覧専用
酉肉威張ってマスク禁止令1レス 191HIT 小説家さん
-
閲覧専用
今を生きる意味78レス 536HIT 旅人さん
-
閲覧専用
黄金勇者ゴルドラン外伝 永遠に冒険を求めて25レス 993HIT 匿名さん
-
閲覧専用
🌊鯨の唄🌊②
母鯨とともに… 北から南に旅をつづけながら… …(小説好きさん0)
4レス 147HIT 小説好きさん -
閲覧専用
人間合格👤🙆,,,?
皆キョトンとしていたが、自我を取り戻すと、わあっと歓声が上がった。 …(永遠の3歳)
11レス 153HIT 永遠の3歳 -
閲覧専用
酉肉威張ってマスク禁止令
了解致しました!(小説好きさん1)
1レス 191HIT 小説家さん -
閲覧専用
おっさんエッセイ劇場です✨🙋🎶❤。
ロシア敗戦濃厚劇場です✨🙋。 ロシアは軍服、防弾チョッキは支給す…(檄❗王道劇場です)
57レス 1427HIT 檄❗王道劇場です -
閲覧専用
今を生きる意味
迫田さんと中村さんは川中運送へ向かった。 野原祐也に会うことができた…(旅人さん0)
78レス 536HIT 旅人さん
-
閲覧専用
サブ掲示板
注目の話題
-
家に帰るのが苦痛、ストレス。離婚したい。
週6勤務で、小遣い月1万。 ロクな昼飯も食べれないから晩飯が楽しみなのに、大体おかず1品だけ。盛り…
35レス 1876HIT 逡 (30代 男性 ) -
助けてください、もう無理です
生きるのに疲れました 親に制限されます あそんじゃだめ すまほだめ ゲームダメ など制限さ…
55レス 1087HIT 聞いてほしいさん -
馬鹿な子に「馬鹿」と言われたくない
頭が賢く、エリートな子から「君、馬鹿だね」と言われても納得はします。 ただ、頭が馬鹿な子に「馬鹿だ…
20レス 462HIT 東雲絵名 (10代 女性 ) -
まじでムカつく店員
会計の時現金で支払うって言ってるのに「すみません、もう一度言ってください」を言われて、これが3回続い…
12レス 443HIT おしゃべり好きさん -
マッチングアプリで知り合って、、
マッチングアプリで知り合った年下男性と毎日かなりLINEもして、電話も2回くらいしました。 アプリ…
24レス 944HIT 恋愛好きさん (20代 女性 ) -
男女は結婚したら不倫や浮気をするの?
人は結婚して1、2年は大丈夫と思うけど(すぐにする人も居る)大体の人って不倫しますよね 例えば男が…
13レス 347HIT 匿名さん - もっと見る