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トレジャーハンター

レス15 HIT数 2291 あ+ あ-

R( IshIh )
08/09/11 02:19(更新日時)

海 山 洞窟・・・
さまざま場所から
゙財宝"を見つける。

どんなに険しい道のりでも
゙財宝"を求めて
そいつらは群がる。

゙財宝"を手に入れるためなら
壮絶な戦いも拒むことはない。

そんな連中を…周りは
゙トレジャーハンター"と呼ぶ。

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No.1158555 08/09/06 00:49(スレ作成日時)

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No.1 08/09/06 01:06
R ( IshIh )

波もなく、静かな海の上に
小さな船が1つ浮いている。

???「疲れたー。はぁ~…。」

淋しそうに、ため息をついているのは
糸井(イトイ)という若い男だ。

まぁ彼はトレジャーハンターなわけだが
情報収集や頭の回転は早いものの
戦闘能力というものがない。

ここに財宝があるのは分かっているのに、取りに行って、もし敵と遭遇したら一貫の終わり。
彼のため息の理由はこれだ。

トレジャーハンター糸井は
今後、どうやっていくのだろうか。

No.2 08/09/06 01:26
R ( IshIh )

>> 1 結局、糸井は財宝を諦め
近くにある町に戻った。

戦闘能力がない分、なにか身につけるものが欲しいと思った糸井は武器屋に足を運んだ。

店長「いらっしゃい」

糸井は店に並べられてる武器を見て唖然とした。

店長「なにかお探しですか?」
糸井「買えねぇ・・・」

当然である。
普通トレジャーハンターというのは
財宝を手に入れ、それを売ることで生活している。
財宝も手に入れられず
食べていくのがやっとの男が武器など買えるはずないのだ。

言葉も出ない糸井の前に
大きなハンマーのようなものを背中に備え付けている大男が現れた。

大男「小僧。どいてくれるか。」
糸井「こ、小僧だとーッ」

しかし糸井は大男の威圧感に負け
すんなりと道を譲った。

No.3 08/09/06 01:49
R ( IshIh )

>> 2 大男「この財宝を売りたいんだが」
店長は目を細めた。

店長「これは財宝じゃない。ガラクタ。」

どうやらこの大男、戦闘能力はありそうだが財宝とガラクタを見極める力はないみたいだ。
糸井とは正反対のタイプである。

無言で店をあとにする大男を
糸井は呼び止めた。

糸井「俺ならすげぇ財宝のありかを知ってるぜ!」
自信満々に言い放った。

大男「それがどうした。俺は人とジャレあうのは好きじゃない。」

大男はそう言うと店を出ていった。

店長「あんたトレジャーハンターかい?」

店長が話しかけてきた。

店長「あの男はトレジャーハンターじゃない。」

糸井「でもさっき財宝(ガラクタ)を…」

店長「財宝を売って金にしようなんて考えてるのは、あんたみたいなトレジャーハンターだけじゃないって事さ。」

糸井「それじゃぁ…あの大男は?」

だんだんとハンマーを持った大男の存在が気になってきている。

店長「破壊神・ゴンザレス」

糸井「は、破壊神!?」
破壊の…神…。
たしかにあの威圧感は半端ではなかったが、そんな異名を持っているとは知らなかった。

No.4 08/09/06 02:06
R ( IshIh )

>> 3 店長「まぁ破壊ってのは…この平和な町では良いことじゃない。ここじゃぁ破壊神をよく思ってる人は少ない。」

糸井はあることを思いついていた。

・・・その頃ゴンザレスは・・・

女の人「やめてよー」
ギャル男「ちょっとでいっからよ!遊ぼうぜ!」

その時、横を通ったゴンザレスにギャル男がぶつかった。

ギャル男「つぁ!? 謝れよ!このッ…」

ゴンザレスはギャル男をにらみつけた。

ギャル男「は、は、破壊神!!??」

ゴンザレス「謝るのは、お前だろ。」

ギャル男「は、はい!すみませんでした!」

ゴンザレス「ばか野郎!俺にじゃねぇ!彼女にだ!」

ゴンザレスは自分ではなく、ギャル男が声をかけていた女の人に謝れと言ったのだ。

女の人「え…?」

ゴンザレス「人間のクズめ。壊してやる。」

ギャル男「ちょ、ちょっと!謝るからよ!」

ゴンザレス「おそい。」

現場にいる人みんなが目をつぶった。

???「おーーい!」

ゴンザレス「…?」ギャル男「…?」
女の人「…?」町の人「…?」

みんなが声のするほうを見た。

声を出していたのは糸井だった。

No.5 08/09/06 02:18
R ( IshIh )

>> 4 糸井「俺、思いついたんだ!」

ゴンザレス「小僧は黙ってろ。今はこいつを」
糸井「暴れてぇんだろ?」
この言葉には、なにか力強さを感じた。

糸井「こんな小さくて平和な町じゃ、暴れられねぇだろ。」

ゴンザレス「だったらなんだ。」

糸井「俺と来い!」

糸井が思いついたこと。
それは破壊神・ゴンザレスを仲間にすることであった。

ゴンザレス「言ったろ。ジャレ合いは嫌いだ」

糸井「俺には、お前が必要だ。お前の活躍する場所はここじゃねぇ。俺と来れば…お前の暴れるとこは常にある!」

ゴンザレス「・・・小僧、お前も人間のクズだ。」

ゴンザレスの顔が少し微笑んでいたかに見えた。
これはゴンザレスが糸井に心を開いた瞬間とも言えるだろう。

  • << 7 糸井は破壊神の異名を持つゴンザレスを仲間に引き連れ、町をあとにした。 ゴンザレス「小僧!どこに向かうつもりだ?」 糸井「小僧いうな!゙いとい"と呼べ。」 ゴンザレス「お前、日本人か?」 糸井「そう!日本人の糸井だよ!小僧じゃねー。」 糸井は、やたらと小僧と呼ばれるのを嫌がっているようだ。 ゴンザレス「日本人の小僧が異国の地で何している?」 そう、今、糸井がいる場所は 日本ではない。 米国…つまりアメリカだ。 糸井「俺はトレジャーハンターだからな。日本には、たいした財宝はねぇ。」 ゴンザレス「それでアメリカに?」 糸井が日本を離れた理由は 日本に残っている財宝は、価値の低いものばかりだかららしい。 2人が話していると… 目の前に女性が倒れている。 糸井とゴンザレスは様子を見た。 茶髪で、わりと美人だ。 糸井「どうしました!?大丈夫ですか?」 そう声をかけると、その女性は意識が戻ったようだ。しかし元気はない。

No.6 08/09/06 19:47
クレア ( ♀ DyiUh )

>> 5 更新待ってます(//∀//)

No.7 08/09/08 02:43
R ( IshIh )

>> 5 糸井「俺、思いついたんだ!」 ゴンザレス「小僧は黙ってろ。今はこいつを」 糸井「暴れてぇんだろ?」 この言葉には、なにか力強さを感じた… 糸井は破壊神の異名を持つゴンザレスを仲間に引き連れ、町をあとにした。

ゴンザレス「小僧!どこに向かうつもりだ?」

糸井「小僧いうな!゙いとい"と呼べ。」

ゴンザレス「お前、日本人か?」

糸井「そう!日本人の糸井だよ!小僧じゃねー。」

糸井は、やたらと小僧と呼ばれるのを嫌がっているようだ。

ゴンザレス「日本人の小僧が異国の地で何している?」

そう、今、糸井がいる場所は
日本ではない。
米国…つまりアメリカだ。

糸井「俺はトレジャーハンターだからな。日本には、たいした財宝はねぇ。」

ゴンザレス「それでアメリカに?」

糸井が日本を離れた理由は
日本に残っている財宝は、価値の低いものばかりだかららしい。

2人が話していると…
目の前に女性が倒れている。

糸井とゴンザレスは様子を見た。
茶髪で、わりと美人だ。

糸井「どうしました!?大丈夫ですか?」

そう声をかけると、その女性は意識が戻ったようだ。しかし元気はない。

No.8 08/09/08 03:14
R ( IshIh )

>> 7 その女性が口を開いた。

女性「私を、あの城まで送ってくださらない…?」

女性が指さす方向には、確かに大きな城があった。

糸井はゴンザレスの顔を伺った。

ゴンザレス「変に人を信じるもんじゃないぜ?」

しかし糸井は迷うことなく
女性を城に送ることを決めた。

女性「ありがとうございます。」


・・・オサーカ城・・・
??A「キキキ。アンナの野郎はどうなった!」
??B「さぁな。今はアンナが主役だ。俺らは、まだ脇役。のんびり行こうぜぇ!」
??A「キキキ…キキキ…。」


・・・糸井たち・・・
糸井「けっこう遠いんだな…」

ゴンザレス(おかしいな…なんか変だぞ)

糸井「ん?どうした?ゴンザレス」

ゴンザレス「いや、なんでもない」

ゴンザレスは、なにか違和感を感じていた。
女性「…。」

そして数分、歩いたころ…
なんだか周りが騒がしくなった。

糸井「な、なんだ!?いきなり騒がしく…」

その時ゴンザレスの違和感は解けた!

ゴンザレス「小僧!!その女から離れろ!」

糸井「え…?」

糸井が女性の方へと振り返った瞬間、
さっきまで元気もなく、ふらふらしてた女性が突然、鋭い目つきで、襲いかかってきた。

No.9 08/09/08 03:20
R ( IshIh )

>> 8 糸井は間一髪よけた。

ゴンザレス「お前、なに者だ!?」

女性「ふっ。あなた図体でかいのに頭もきれるのかしら?」

さっきまでとは明らかに別人である。

ゴンザレス「これは幻覚か?」

女性「よく分かったわね。そう、幻覚よ。私は一度触れたものなら、なんでも幻覚として見せることが出来るの。」

糸井「こうなったら戦闘体制だ!」

女性「ふっ。今ごろ?…もう、あなた達の周りは敵だらけよ」

糸井とゴンザレスが周りを見渡すと
黒い服を着た同じような敵に囲まれていた。

No.10 08/09/08 03:33
R ( IshIh )

>> 9 ゴンザレス「くそ。だから人を変に信じるなと言ったろ。」

糸井「わりぃ…」

ゴンザレス「謝ってる暇あるなら戦え。」

糸井「いや、だから…わりぃ…」

糸井は、ひたすら謝っている。

ゴンザレス「どうした?小僧!」

糸井「俺…戦闘能力ないんだ…。」

ゴンザレス「なんだと…?」

糸井は戦う力…戦闘能力がないため、まったく戦力にならないのである。

女性「盛り上がってる所、悪いけど…こっちから仕掛けさせてもらうわ」

女の合図とともに、周りの敵が一斉にゴンザレスを標的に襲いかかった。

ガ―――ン!

糸井「ゴンザレス!!」

女性「ふっ。あんなに一気に来られちゃぁ生きてるなんて不可能よ」

その時、糸井の前に、なにやら黒い服を着た・・・敵だ!
そう思った瞬間、その敵は倒れこんだ。

糸井「え…? 俺がやったのか!?」

ゴンザレス「んなわけあるか。」

女性「なに!? あなたまだ生きて…」

No.11 08/09/08 03:46
R ( IshIh )

>> 10 糸井「ゴンザレス!? 大丈夫なのか?」

ゴンザレス「俺を何だと思ってやがる。全員、壊してやるよ」

とてもゴンザレスが心強い。

女性「壊すだと?あんた…まさか破壊神か?」

ゴンザレス「だったらなんだ。小僧!お前に着いてきて正解だったぜ。久々に暴れられる」

そう言うとゴンザレスは軽々と黒い服の敵を一掃した。

糸井「つ、つえー…」

女性「やられた。今回は見逃してやるわ!破壊神がいると分かった以上、報告せねば…次、会う時は命ないと思いな」

ゴンザレス「逃げん…!?」

糸井とゴンザレスは驚いた。

今まで見ていた女性…そのものが幻覚だったのだ。つまり本物は別の所にいるというわけだ。

糸井「お、おい!あれ!」

糸井が見つけたのは
幻覚ではない、本物の城だった。

糸井たちはオサーカ城へと向かう。

No.12 08/09/09 02:09
R ( IshIh )

>> 11 糸井「オサーカ城…」

糸井は城の看板を読み上げた。

ゴンザレス「ここにさっきの女がいるわけだな」

その時、糸井が何かを感じとった。

糸井「なんだ?…!ゴンザレス!ここに高価な財宝がある!」

ゴンザレス「なんだと!?わかるのか?」

糸井「まぁな!すげぇだろ。」

ゴンザレス「まだ見つけたわけじゃねぇし、戦えないなんて前代未聞だ。」

ゴンザレスの的をえた言葉に糸井は何も言い返せなかった。

???「あなた達、財宝の場所が分かるの?」

いきなり女の声が聞こえた。
見てみると、さっきの女だ!

糸井「おまえ、さっきの」
ゴンザレス「いきなり登場ってか?」

???「ちょっとちょっと!」

糸井「…?」

???「あたし、あなた達を見るのは初めてよ?」

ゴンザレス「また騙す気か?」

糸井は閃いた。

糸井「まさかさっきのは、あの女の本当の体じゃないのか…。」

???「あたしはアンナって言うの。数時間前までサイクロス達に捕まってたの。今は脱走中ってわけ」

No.13 08/09/09 02:11
R ( IshIh )

>> 12 ゴンザレス「まぁ状況は理解した。が、これからどうしたいんだ?」

アンナ「決まってる。財宝を取りに行くのよ。」

糸井「逃げたほうがいいんじゃ?」

この糸井の言葉に
アンナの返答は早かった。

アンナ「トレジャーハンターだもの」

糸井&ゴンザレス「なに!?」

アンナ「珍しくはないでしょ。だから、あなた(糸井)の財宝を見つける能力。それとあなた(ゴンザレス)の戦闘能力で協力してほしいの」

ゴンザレス「ばか野郎。俺らだって財宝狙いだ!そしてあの女を破壊する」

アンナ「なら山分けね。」

糸井「仕方ねぇ。独り占めも悪いし」

こうして糸井とゴンザレス、そしてアンナの3人でオサーカ城へ入っていった。

No.14 08/09/11 02:04
R ( IshIh )

>> 13 ・・・オサーカ城・・・
サイクロス「そろそろ主役交代か?なぁキバ?」
キバ「どーせ雑魚じゃ勝てないんだし…行くか。キキキ。」

・・・糸井たち・・・
糸井「広くて静かだな」

サイクロス「気に入ってくれたか?」

ゴンザレス「だれだ!?」

キバ「キキキ」

糸井「こっちにもいる!」

アンナ「気をつけて!そのデカイのがサイクロス!変な笑い声をあげてるのはキバよ!」

サイクロス「アンナぁ!逃げたくせに、のこのこと現れるとは…」

キバ「バカだ!また捕まりたいのか?キキキ」

ゴンザレス「アンナ!戦えるか?」

アンナ「もちろん。幻覚使いだから」

糸井「幻覚?俺らを騙した女と同じ力だ」

キバ「キキキ当たりまえだ。おめぇらを襲った女は、そこにいる女のコピーだからな」

ゴンザレス「コピー…だと?」

アンナ「あたしは捕まって、コピーされた。つまり、もう1人のあたしを作って人を襲わせてるのよ!…キバの能力でね!」

キバの力ばコピー"
同じ顔、体型、そして能力。
すべてをコピーするというのだ。

サイクロス「アンナよぉ。どーでもいいが主役交代だぜ」

アンナ「来るわよ!」

ゴンザレス「よし!戦闘だ!」

No.15 08/09/11 02:19
R ( IshIh )

>> 14 サイクロス「まずは…おまえだ!」

サイクロスはゴンザレスに対して
殴り掛かった。

ゴンザレスは、間一髪よけたのだが
地面は割れていた。

糸井「な、なんだあの跡…。」

ゴンザレス「これがパンチの威力…?」

サイクロス「まだまだ行くぜ。なんだか今日は調子がいい!!」

そう言うとサイクロスは次から次へとパンチを繰り出し、そのたびに地面が割れていった。

ゴンザレス「くそ!これじゃぁ反撃できねぇ」

アンナ「そろそろいいかしら」

糸井「ん?なにがだ…?」

糸井が聞くとアンナは大声で叫んだ。

アンナ「ゴンザレス!拳を受け止めて!」

糸井「ばかか!あの威力だぞ!」

ゴンザレス「なんだか知らねぇが…」

サイクロス「受け止めるだと?」

ばーーん!

ゴンザレス「ん?パンチが全然重くねぇ」

サイクロス「な、なんだとー」

アンナ「サイクロス…あんた自分が押してると思ってた??」

キバ「まさか…アンナ…おまえ!」

アンナ「そう、これは幻覚。サイクロスが調子にのってパンチを繰り出して体力消耗を狙ってたの」

サイクロス「くそ…」

ゴンザレス「バテたのか? 逆転だ!」

ガーーン!!

キバ「サイクロス!!!」

ゴンザレスはアンナとの連携で
サイクロスを倒した。

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