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高校生
09/02/16 23:50(更新日時)

小説書くの好きな人😃
読み切りなカンジでタイトルも付けて、ちょっと怖いミステリー小説書いて下さい✨

上手い、下手とかは気にしないで、思いついたら載せて下さい✨

No.1157375 07/12/15 20:10(スレ作成日時)

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No.201 08/11/16 20:45
バトー ( ♂ IbDL )

―続…



大吾は玲奈さんの問い掛けに何も答えなかったが、内心では彼女の言葉に甘えたかったのかも知れない。ただジッと黙り込んでしまった。
それから間もなくして、沈黙を返事と捉えたのか、玲奈さんは相変わらずの途切れ途切れの口調で話し始めた。

「私が…知ってるのは、
彼が…子供だと…言うこと…」

…彼…?…子供…?

すると大吾は静かに口を開いた。

「…俺が見たアレは、間違い無くカイだった。」

…私は声が出なかったが、それはショックを受けているからとかそう言うのでは無く、
ただ、今の話を聞く限りでは、あまり信憑性も実感も湧かないからだった。

「…どう言うこと?
だって大吾…カイ君とは普通に話ししてたじゃない?」

私の問い掛けに大吾は、バツの悪そうな顔しながらこう答えた

「…それは、初め見たときは、
内心ビックリしたし、
警戒したけど…
でも、アイツは"白神"じゃ無いんだ。
雰囲気も、何か全然別物だし。」

それに、と言う前に、玲奈さんが大吾の言葉を遮った。

「…私が…前のステージで…彼に聞いた話…
"白神"は…彼を狙っている。」

No.202 08/11/17 22:26
バトー ( ♂ IbDL )

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No.203 09/02/03 23:13
バトー ( ♂ IbDL )

ー続…



_アレからどれくらい経っただろう。
私達はカイ君の捜索を断念した。
あれから玲奈さんに色々聞かされたが、私の耳には殆ど残らなかった。
初めに彼女が口にした、カイ君の命が狙われているという言葉が、私の思考を妨げたから…。
でも今は、私には、やるべき事がある。
このミッションをクリアする事。それが今、カイ君を救う…唯一の方法なのだと、大吾に聞かされたから。

「ねぇ大吾、本当にカイ君は…」

「俺を信じろよ?」

大吾は地図を見ながら目的地の方角を再度確認する。ミッションの開始と同時に手元に現れた腕時計型の装置。
その装置のボタンの一つを押すと、立体映像の地図が出てきたのだ。
まだ全て把握できていないが、コレは携帯電話よりも確実に優れた機能を持っている。
まるでSF映画の世界だ。

「この方法なら絶対だ。
それに、俺達だってこのゲームにクリアしないとマズいんだぞ?」

「…そ、そうだけど…」

「……大丈夫。
…彼は嘘はついてない…」

「おいおい!
今更疑うなよ!!」

もし、大吾の提案した…
…あの方法が上手く行くのなら、私はそれに掛けてみたい。
そのために、私たちは前に進む。

No.204 09/02/04 00:06
しのき ( 2xhL )

>> 203 横レス失礼します。
面白くて一気に読みました!
これからも、更新楽しみにしてます。

No.205 09/02/04 00:27
バトー ( ♂ IbDL )

>> 204 しのきさん😁
こんばんは。
たまに更新しています💧
その場の思いつきで書いているのでキャラクターの性格がコロコロ変わりますが、どうかその辺はご了承下さい🙇💦
一気に読んで下さったんですか😲
ありがとうございます🙇
大変だったでしょう😂
また気が向いたら更新していきますので、もし宜しければ、作者共々…気長にお付き合い下さい。

No.206 09/02/06 00:16
バトー ( ♂ IbDL )

ー続…



どれくらい歩いただろうか、暫く歩いた所で私達は歩を止めた。

「間違いない。この近くだ。」

大吾が立体地図を見ながらそう呟いた。
地図の上には現在地や、宝の有無、他のプレイヤーの場所が表示されていてとても便利だ。

「…なんか、第一ステージよりもずっと楽な気がするんだけど」

コレはずっと気になっていた事。普通はあべこべだと思うんだけど…。

「ん…あぁ。
このゲーム、おかしいんだよ。」

うん、分かってる。でも私が聞きたいのは、どうしておかしいのかと言うこと。

「ほら、ファミコンとかって時々バグる事あるじゃん。
例えばLv.30のゼニガメが突然Lv.102のミュウになったりとかさ。」

「あぁ…」

……いや、『あぁ』じゃない!
何を納得してるんだ私は!
大体なんでポ○モン!?
このゲームはファミコンレベルなの!?
そもそもポ○モンはゲームボーイだからね!?
って言うかLv.30にもなってまだゼニガメ!?進化させろよ!!
……いや、違う!違うぞ!!

「突っ込むところが違う!!」

「わっ!!?え…何が?」

しまった。
思わず口に出てしまった。
なんて、くだらないやり取りをしているうちに目的地に着いた。

No.207 09/02/07 01:46
バトー ( ♂ IbDL )

ー続…



瓦礫の山の上に今、私達は立っている。
この瓦礫の山の中に宝物が眠っているのだと言う。

「多分、この足元に埋まってるんだよ。
…うん、間違いない」

地図を見ながら、大吾は足元の瓦礫に視線を落とす。
私達はそこを掘り返し始めた_


_「ハァ、ハァ、あった!」

掘り返してまだ一分も経ってないが、宝箱の頭が見えてきた。
私達はもう一息と言わんばかりに精力的に作業を進める。
やがて、宝箱が地面から取り出された。
本当にバーチャルなのかと疑うくらい、土の香りがハッキリと付着していた。

「…開けるわよ」

私は宝箱の蓋に手を当て、そして一気に開けた。

中から姿を現したのは、やはり懐中時計。しかも4つある。

「…良かった、ちょうど4つだわ」

私は安堵の溜め息をついた。そして大吾や玲奈さんに一つずつ配ると、自分の分もポケットにしまい込んで、残りの一つを握る。

「あとはコレだな」

大吾が懐から取り出したのは、第一ステージで一つ余分に手に入れた懐中時計だ。

「本当に成功するの?」

私は不安になり、大吾に視線を送る。

「大丈夫大丈夫。
実証済みだってば」

「なら良いんだけど…」

No.208 09/02/16 23:50
バトー ( ♂ IbDL )

―続…



大吾は私の手から懐中時計をヒョイと取り上げると、自分の持っていた懐中時計時計の上に重ねた。

「ゲームには裏技がつきものだ。
例えばゼニガメをミュウにするみたいに…」

「えぇい、ポケモンの話はもういいってば!!
それよりもカイ君よカイ君!早く早く!!」

私の催促にふてくされつつも、大吾は裏技とやらでカイ君を呼び出す事にした。

「カイ、戻ってこい!!」

まず大声でカイ君を呼ぶと、懐中時計の乗った手を空に掲げた。
すると、突然2つの懐中時計が激しく光を放ち出した。私はあまりの眩しさに耐えられなくなり、目を閉じてしまった。

全く単純な方法だが、コレが大吾の言う裏技と言うヤツだ。
彼は今までも、この方法で苦難を乗り越えてきたのだと語った。聞くに、この裏技は先人プレイヤーからの受け入りらしい。
遠くにいる仲間を召喚する方法…。

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