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本当の復讐

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シェーン( ♀ CfiMnb )
12/03/02 19:41(更新日時)

この世には

言葉では理解出来ない様な出来事がある

私は生まれながらに感受性が強く

第六感、予知夢、デジャヴ、念力、

そして、霊感…


法で裁けるような優しい感情は棄てた…


だから私は私のやり方で貴方に償ってもらいます。



(不快に思われる方は、読まないで下さい')


No.1744157 12/02/05 15:42(スレ作成日時)

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No.151 12/03/01 11:19
シェーン ( ♀ CfiMnb )

飛行機から、降りてある国に着いた。

ゲストハウスへ荷物を置き

熱々のコーヒー片手に歩いた。

今までの過去を振り返り

記憶から消して居た全ての事を

思い返して居た。

それは、辛い事、悲しい事、苦しい事

嬉しい事。

逃げても現実は時間と共にやってくる。

本当の自分自身を取り戻す為に。

私は、何時からか人のせいにして

生きてきた。

そんな、私自身のままじゃ

どうやって厳しくもなり愛する事が

出来るだろう?

ましてや、周りの人達に

暖かくはなれない。

私は、知らぬ間に大きな教会の前に

立って居た。

何だろう?此処に来るつもりは

無かった。

クリスチャンでも無い私が。

だけど、気になり教会の扉を

開けてしまった。

No.152 12/03/01 11:28
シェーン ( ♀ CfiMnb )

入って行くと目の前に大きな十字架。

パイプオルガンに色鮮やかな

光が差し込んで居た。

好奇心だったのか?

躊躇う事なく進んで私は、

一番前まで進んで居た。

十字架にイエスキリストと

呼ばれる方を初めて見た。

不思議な感覚になった。

ぼーっと見て居ると

牧師さんらしき人が私に話しかけて来た。

牧師さん?であって居るかは分からないが。


ここからは、英国の会話ですが

日本語で綴って行きます!

No.153 12/03/01 12:10
シェーン ( ♀ CfiMnb )

牧師さんは、私を見るなり

☆初めて会った気がしない☆と言った。

私は、何が言いたいのか

分からなかった。

牧師さんは、

☆この十字架は何処で手にした?☆

と聴いて来た。

訳も分からず私は、

☆ある人から貰って見に付けて居る☆

と言った。

牧師さんは

☆この十字架は貴方が見に付けた時点で
誰にも触らせない方が良い☆

と言う。

何故かは聴けなかった。

聴かない方がいい事もあると思うから。

私は、頷いた。牧師さんは、続けた。

☆見えないハズの事、見たく無い未知の
世界見える事の孤独。持って産まれた
宿命を受け入れなさい!そして、
全てを解放してあげなさい。
話したくなったら此処に来るのも
いいでしょう!全ての罪は許す事から
始まりに繋がる事もある☆

そう言って、私に笑い掛けた。

私も笑う事が出来た。

牧師さんは、

☆貴方は無意識にチカラを使ってる。
それは、人の為になる事に使いなさい!
隠れた潜在能力を最大限に引き出す事は
悪いことじゃない。☆

その言葉一つ一つが私の

冷たく冷えて居たココロを

少しずつ暖めてくれた気がした。

少し話、教会を後にした。


えぇ!?

私、自分自身の事を何も話して居ないのに

何で分かったのか?

真実は謎のままだ。

こんな時にも

服のポケットをあさり

盗聴されてっか?なーんて

真剣に探す私であった。

No.154 12/03/01 13:36
シェーン ( ♀ CfiMnb )

旅かぁ!

広い世界観。視野が広がる。

*解放*

と言う言葉が胸に響いた。

言霊ってあるんだと想った。

私は、この頃からある変化を感じて居た。

それは、気の向くままに

導かれる事に逆らわず

歩いたり、バスに乗って旅をして居た。

初めての土地も左右分からないけど

不思議と怖く無かった。

寧ろ、ワクワクドキドキして居た。

まだまだ、理解出来ないで居たけど

旅を続けた。

ある国へ行った時

それは、舞い降りる。


今も憶えて居る

手に届きそうな位の

満天の星空

真夜中二時に舞い降りた。

No.155 12/03/01 15:50
シェーン ( ♀ CfiMnb )

随分、長い時が流れた。

この国は、自然で溢れて居る。

夜はあまり一人歩きすると危険だと

言われて居た。

私は、

それでも、部屋を抜け出した。

うわぁー!

夜空を見上げると満天の星空!

手を伸ばしたら届きそうなくらい。

大きくキラキラ輝いて居た。

何故だか、涙が流れた。

貴方もこの空の何処かに居てるのかな?

私は、身近な人が亡くなると

母に星になると教えられて居た。

…でも、何か違う…

何で?

命が亡くなると心臓が止まる…

って事は沢山の星は皆亡くなった人?

星を数えても数えても足りない。

ご先祖様達を遡っても足りない?

何で?

貴方はどの星に居るの?

草原に寝転がって星を数えても

足りない。

亡くなる事は星にならないの?

涙が止まらなくて身体が熱くなる。

私は、

初めて気付いた。

命。

それは、ココロの中で生き続けて

居る事を。

身近に居たんだね。

遠くの空じゃなくて

こんなに、近くに居たんだね。

思う事でこんなに、近くに感じる。

No.156 12/03/01 16:11
シェーン ( ♀ CfiMnb )

声を枯らして泣き涙は止まる事を

知らない意地悪だよ!

私には、何が出来るの?

無力な私。

弱い私。

誰一人救えない。

違う…。

救うじゃなくて

寄り添う事は出来るよね!

私が私で居るために。

避けて通れないなら真っ直ぐ

ぶつかるしか無い。

No.157 12/03/01 22:56
シェーン ( ♀ CfiMnb )

泣き止み、もう進むって決めた!

後戻りはしない。

帰国したら、ある特殊な職業に

就こうと決めた。

悲しみを少しでも

減る様に。

私の様に現実を見たいけど見る勇気

が無くてその背中を押してあげよう。


そして、穏やかなココロで

静かに暮らそう!


私は、草原を後に部屋へ

戻り何年か振りに

夢を見る事無く

深く眠りに落ちて居た…

No.158 12/03/01 23:14
シェーン ( ♀ CfiMnb )

朝方目が覚めた。

何やらガタガタとする。

部屋を出て、食事を用意してくれる

主がバタバタと何か話しながら

大騒ぎして居る。

眠い目を擦りながら階段を

降りて行った。

☆おはよう~朝から何してんの?☆

私は、アクビし、髪は長いから三つ編み

状態でネグリジェ姿だった。

主は、

☆起こしてゴメンよ、何でも無いから☆

私は、

☆手伝うよ!料理は好きなんだ!☆

二人並んで料理を始めた。

ここの、食事も食べる事なくなるから

味憶えておかなきゃ!

少し、寂しい気もした。

No.159 12/03/01 23:30
シェーン ( ♀ CfiMnb )

朝食を食べ終えて、ロングスカートに

オフショルダー系のニットを着た。

薄いブルーのスカーフを巻き

長い髪をおろし、両端を

薔薇のバレッタで留めた。

靴はリボン付きのヒールを履き

メイクを始めた。

初めてファンデーション付たのは

ごく最近だった。

敏感肌で髪も

ベビーシャンプー使うくらいだから。

ファンデーションもチークも

アイシャドーも選ぶのに時間が掛かった。

今はいい想いで。

今日は、グリーン系のアイシャドーに

してみた。

全身鏡に写る私。

前より笑えてるかな。

クルッと回って見た。

よし、外に出よう。

今日は歩いて色んな風景、人々を

目に焼き付けておこうと想った!

No.160 12/03/01 23:47
シェーン ( ♀ CfiMnb )

歩いて居ると露店を出して居る

人達が居た。

私は、気になり寄って見た。

すると、一人の男性が声を掛けて来た。

☆初めまして!綺麗な髪してるね!
赤毛かぁ?ハーフなの?目の色も違う。☆

笑いながら話して来た。

私は、

☆うん。まぁーね。髪は余り切らなかったから
大事にしてたの。☆

すると、男性が

☆その髪、売ってくれないか?☆

と、言われ何やら話を聴くと

エクステや色々使うみたい。


髪を切るのは少し抵抗あった。


でも、

私は
☆売らなくて良いよ!あげるから。
だけど、私自身で切らせて欲しい☆

と、言った。

男性は快くOKしてくれた。

No.161 12/03/02 11:08
シェーン ( ♀ CfiMnb )

露店の裏に歩いて行き

私は、カット用のハサミを持って居なかった。

男性は剃刀を持ってくるから

待ってる様に言われ私は、待って居た。

この髪は私がいつも手入れして

大切にして居た。


だけど、もう必要無い。

前髪も伸ばす事で現実を遠ざけて居た。

男性は剃刀と髪を束ねるゴムと

袋を持ち駆け寄って来た。

薔薇のバレッタを

はずし、ふぅーっと深呼吸し

左手で髪を持ち右手には剃刀。

*私にはもう長い髪は要らない。
今までありがとう!*

そう言って

バサッ!!

長い髪を左手に掴んで居た。

No.162 12/03/02 19:00
シェーン ( ♀ CfiMnb )

そして、迷いなく右側も

バサッと切り落とした。

そして、前髪も眉ぐらいの長さまで

切った。

両サイドは耳したくらいで

肩に付かないくらいの

ショートになった。


ずっとずっと引きずってきた

モノが軽くなった気がした。

私は、男性に髪を全て差し出した。

男性は驚き言った。

☆お金払います☆と。

私は、

☆要らない私の生きてく上で

この髪が必要だった。でも、もう必要ない!

私の過去はお金なんかで売り買いさせない☆


男性は

☆せめて、髪をキレイにカットさせて欲しい。

女性をこんなガタガタに切った髪で

歩かせるわけに行かない☆と言った。

私は、心良く笑顔でOKと応えた。

No.163 12/03/02 19:41
シェーン ( ♀ CfiMnb )

男性は私の首回りに布を巻きつけた。

剃刀で丁寧に髪を整えて行く。

元々、癖毛でウェーブの掛かった髪だから

整え易いだろう。

仕上げに手鏡を渡された。

私は、鏡に写る自分自身を見た。

まだ、笑えてる。大丈夫!

そう思い、薔薇のバレッタを

両サイドに留めた。

男性にお礼を言って後にした。

行くあても決めず歩いて行き

河辺で水の流れを見て居た。

*業の強い自分*

*解放*

縛り合う事、人を憎む事、見返り、無償、

愛情、ぶつかり合い、分かり合える事

芯の強さ、ブレて見えなくなっても

戻って来る勇気、受け止める強さ、

数えたらキリが無い程に

考えて居た。

私は、これらの柵を全て

手放して見た。

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