続 カヤの依存
カヤの依存
続きです
このスレで終わりますが
完結まではまだ少し時間が掛かります
見て下さっている方…
ここまでも長期に渡ってしまい
すみませんm(_ _)m
今までお付き合い下さいまして
本当にありがとうございます
m(_ _)m
皆様のお陰でここまで来る事ができましたので
完結に向けてもう少し頑張らせて下さい
ちゃら💪
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>> 127
東京に来てもうすぐ一年
帰省した時以外
その間一日たりともセックスをしない日は無かった
「最近濡れるのが遅くなったな…」
歩がそう…
秘部を濡らし欲情する私に喜び
それから歩は毎日
アダルトビデオをテーブルの上に置き、学校へ行った
毎日違う快楽を映し出す映像に、私も興奮したが
毎日となると
視覚による興奮も日に日に衰え、再び濡れにくくなり
歩はバイブやローターなどの玩具を私にあてがう様になった
血の通わない
冷たく無機質な振動を繰り返すそれに
意志とは関係なくあっという間にイカされる感覚
歩を愛している
それが私の全てだった
私の中で芽生えた小さな感情に
私は気付かない振りをし
強制的に導かれるまま
快楽に身を沈めた
歩は
喘ぎ
悶絶し
顔を歪める私を見るのがとても好きなようで
自身がイカなくとも
例えセックスすらしなくとも
毎日必ず私をイカさなければ気が済まないかのように
私に快楽を与え続けた
「私はあなたのオモチャです
今日も可愛がって下さい」
歩は毎日私にそう言わせると
見下した目に
しかし満足そうに口元には笑みを浮かべ
まだ濡れてもいない私の秘部に
ローションを塗り
バイブをねじ込む
>> 156
私が帰省する時には
毎回私の家族の為に
歩はみやげを持たせてくれた
特にお洒落が好きだった妹には
妹の好きなブランドの洋服を沢山買ってくれた
私の妹に対する償いの様な気持ちを
形にしてくれたのだった
歳の割に
悲しいくらい冷静な妹が
飛び上がるほど喜んでくれた姿に
私はそれ以上に嬉しい気持ちになった
手伝いなどした事もなく
感謝の言葉など口にした事も無かった私の変化に
両親も喜び、歩にとても感謝していた
家族とこんなに良い関係になれたのは
間違いなく歩のおかげだ
私を変えてくれた歩の存在に私は誇らしさを感じ
その優しさや誠実さに
セックスで、身体に多少疲れを感じたくらいでは
歩への気持ちが揺らぐはずなどあるわけが無かった
絶大な信頼を抱き
一年、毎日一緒だって
未だ
「好きだ」と言ってくれない歩を
好きにさせるどころか
好きになるばかりだった
>> 157
サヤカの披露宴で
私は友人代表のスピーチを頼まれていた
スピーチどころか
友達の結婚式や披露宴に出席する事すら初めてだった私は
前日からとても緊張していた
式場で美也子と合流し
何度か遊んだ事がある
サヤカの中学生時代の友人の懐かしい顔ぶれに会い
私は緊張を忘れ、夢中で会話を楽しんだ
やよいがその場に現れなかったのは
サヤカの友人の彼氏を寝取ってしまったからだと美也子から聞いていた
やよいもまた、若くして
その男の子供を身籠もり
それをきっかけに
サヤカとも美也子とも絶縁状態になってしまったのだという
やよいに対し
私は何の感情も湧かなかった
「カヤッ!
どうしよう!」
突然美也子が小声で囁く
その声はとても動揺していた
「…後ろッ!」
なおも小声で囁く美也子に
カヤはそっと後ろを振り返る
そこには美也子がかつて付き合っていた
シンの姿があった
みつるの友人として招かれたのであろう
元彼の姿に動揺する美也子の姿が可愛くて
思わず顔が綻びかけた次の瞬間
私は凍りついた
その目が映し出したもの
それは
リョウの姿だった
>> 161
披露宴
のっけから私は飲みまくった
すぐに回ってきてしまう出番に
緊張と動揺を打ち消すように
一気に出来るだけ流し込んだ
酒が弱い私は
名前を呼ばれる頃にはすっかり酔い
お陰で勢いと開き直りを得て、
堂々と前に出て役目を終えたのだった
しかし、それから一度も
リョウたちが座るテーブルを見る事が出来なかった
披露宴も終盤に差し掛かかり
トイレへ行った私は用を済ませると
煙草を吸いながら、一人ロビーでソファーに座り
先ほどの
勢いと開き直りの代償と向き合っていた
すると前から香織が歩いてきた
きっとトイレに行くのだろう
香織は私の事など知らない
わかっていても
私を苦しめていた
その酔いさえも吹き飛びそうなほどの緊張が
一気に体中を駆け巡った
「こんにちは」
横を通り過ぎると思っていた香織が
私の目の前で止まり
私に声を掛けてきた
>> 162
予期せぬ唐突の出来事に
私はどんな顔をしていたのだろう
表情を取り繕う余裕などある訳もない
そんな私に
香織はもう一度
ニッコリと優しい笑みを向け
「あなた、東京の【カヤ】さんでしょう?」
私の名を口にした
大きいお腹を目の前にすると
不思議と今度は冷静になり
私は慌てて煙草の火を揉み消した
「はい…」
「やっぱり!
さっきあなたが挨拶した時
名前聞いてピンときたの!
ちょっと珍しい名前だったから絶対そうだって思ったの!」
香織は嬉しそうにそう言った
「ごめんなさいね
あなたの名前…
私、リョウちゃんに無理やり聞き出した事があってね…
あなたは私の事わかるかな?」
真摯な眼差しと優しい口調
柔らかい物腰の
女神のような彼女に
嘘をつく事なんて出来無かった
「…香織さん…ですよね…」
私も真っ直ぐ
彼女の瞳を見て返すと
彼女は頷いた
「私…あなたにとても感謝しているの…」
近くで見る香織は
より美しいかった
突然の香織の告白を前にしているというのに
それでも
見とれてしまうほどだった
>> 164
「あの時は本当に焦ったわ
リョウちゃんの気持ちをずっと知っていたし…
カヤちゃんとの関係に気付く所か
まさか自分がフラれるなんて思ってもいなかったわ…
まさかリョウちゃんが、私以外の人を本気で好きになるなんて…
リョウちゃんってね、昔から割とモテたのよ
私が誰かと付き合うと、ヤケになって
告白してきた他の子と付き合うんだけどね
私が別れると
決まってリョウちゃんもすぐにその子たちと別れてきちゃってね…
だから私も
随分と女の子たちに嫌われてきちゃってね…
でも私も、どこかで優越感に浸っていたんだと思う…
リョウちゃんの気持ちに対して
絶対の自信があったし
きっとあぐらをかいていたのよね
だからその気持ちに漬け込んで
前の旦那とうまくいかなくなった時
その寂しさを埋める為、リョウちゃんを利用しているつもりだった…」
>> 165
しかしその時
香織は、元旦那にではなく結婚生活に執着していたのだと気が付いた
仕事も家柄もルックスも
自分の描いていた結婚相手として
元旦那は完璧だったそうだ
元旦那が浮気をしてる事に気が付いた時も
自分より五つも年上で地味な女相手に
まさか自分が浮気されて離婚するなんて
プライドが許せ無かった
夢に描いていた結婚生活を手放すなんて考えられなかった
そんな現実から
いつでも変わらず自分を愛してくれたリョウで
女としての自信とバランスを取っていたのだと
正直にそう話してくれた香織は
少し恥ずかしそうに呟いた
「本当に…嫌な女だったわ…」
私は自分に向けられている
香織の誠意に胸が張り裂けそうになっていた
だってあの時見た彼女は
よく知らない私から見てもボロボロで
そのプライドと折り合いを付ける為に
どれだけ苦しい思いをしてきたのか
見ず知らずの私に
自分の闇を口にするのもまた
どれだけのプライドと勇気がいる事だろう
- << 169 リョウの存在の大きさに気が付いた香織は この時生まれて初めてプライドを捨て 男に…リョウに… 泣いて縋ったのだと言い笑った 浮気相手に本気になっていた旦那とは 何の障害もなく離婚が成立し それから間もなく妊娠が発覚した 香織の大きなお腹をみつめる私に 香織はふふっと笑い 「心配ないわ 間違いなくリョウちゃんの子よ」 私はそんなつもりじゃなかったが 香織の言葉になんだかとても動揺してしまい きっとあわあわと酷くマヌケだったと思う その様子に香織は吹き出し 私も釣られて 一緒になって笑った 「お腹…触らせて貰ってもいいですか?」 香織は快く承諾してくれ 私は目の前の大きなお腹に手を延ばし、そっと触れた
>> 166
しかしその時
香織は、元旦那にではなく結婚生活に執着していたのだと気が付いた
仕事も家柄もルックスも
自分の描いていた結婚相手として
元…
リョウの存在の大きさに気が付いた香織は
この時生まれて初めてプライドを捨て
男に…リョウに…
泣いて縋ったのだと言い笑った
浮気相手に本気になっていた旦那とは
何の障害もなく離婚が成立し
それから間もなく妊娠が発覚した
香織の大きなお腹をみつめる私に
香織はふふっと笑い
「心配ないわ
間違いなくリョウちゃんの子よ」
私はそんなつもりじゃなかったが
香織の言葉になんだかとても動揺してしまい
きっとあわあわと酷くマヌケだったと思う
その様子に香織は吹き出し
私も釣られて
一緒になって笑った
「お腹…触らせて貰ってもいいですか?」
香織は快く承諾してくれ
私は目の前の大きなお腹に手を延ばし、そっと触れた
>> 169
「ありがとう…」
香織の柔らかく優しい言葉に
私は彼女のお腹に手を当てたまま
自分が泣いている事に気が付いた
リョウが自分を好きになってくれていた事に
香織の優しさや心遣いに
そして2人の間に宿った命に
私はあの時の
リョウと離れるという選択が
間違いでは無かった事に
心の底から安堵した
しかしそれは
私の選択ではなく
2人の運命によってもたらされた結果だったのだと悟った
あの時の私にとっても
リョウの存在はとても大きく
歩への気持ちを埋めていたはずが
いつの間にか
リョウをも好きになっていた
離れたのは
香織への罪悪感ではなく
本当は
香織を愛するリョウの気持ちから
逃げ出したかっただけなのだ
あの時本当に
リョウが私の東京行きを引き止めていたら
私はどうしていたのだろう
だけど
やっぱりそれ自他が有り得ないのだ
全てはなるべくしてなったのだと
やはりそれが
揺るぎない2人の運命なのだから…
>> 170
「香織!!」
その声に
私たち2人は一斉に声の方へと顔を向けた
リョウだった
その表情は驚きと困惑で強張っていた
無理もない
私たちが一緒にいる事
しかも私は目を腫らして泣いているのだ
リョウから見れば
とてつもなく不自然な光景だったに違いない
しかし香織は
何でもないように
落ち着きを払い
ごく自然な口調で言った
「今ね、こちらのお嬢さんといいお式ねって話していたところ
ミツルくんのお嫁さんのお友達でね
とても友達思いで
感動して泣いてらしたのよね」
香織はリョウに背を向け、こっそり私に
まるで無邪気な子供のように
イタズラな笑みを向け、ウインクをした
そんな余裕を浮かべる香織とは対称的に
私はドキドキしながら大きく頷くのが精一杯だった
「リョウちゃん、ちょっと飲み過ぎみたいだから
ここでちょっと一服して酔いさましていきなさいよ
私は先に戻ってるね」
そう言って香織は
再び私の方を向き
会釈をする素振りに、笑顔のまま小さく口を動かした
「ありがとう」
- << 174 なんと香織は 自ら私とリョウを二人きりにしてくれたのだった 驚きと困惑に 見送った香織の背中が扉の向こうに消えてからも その背中をいつまでも追うように 私は一点を見つめ、しばらく立ち尽くしていた 「…久し振りだな…」 リョウが私の前にきてタバコをくわえる 「うん…久し振りだね リョウ、元気そうだね… それに幸せそう」 私も釣られたようにタバコに火を付けた 私は約一年振りの再会に緊張をしていた そしてリョウも きっと同じだったと思う 「東京はどう? もう慣れた? あ… 留守電…返さなくて悪かったな…」 首を横に振りながら 「だいぶ慣れたよ」 懐かしいリョウの声と ぎこちない会話 だけど相変わらずリョウの眼差しは暖かく私を包み込んだ タバコ一本をゆっくり吸いながら過ごした束の間の時間 すぐ目の前にいるリョウに もう触れる事は出来ない
>> 171
「香織!!」
その声に
私たち2人は一斉に声の方へと顔を向けた
リョウだった
その表情は驚きと困惑で強張っていた
無理もない…
なんと香織は
自ら私とリョウを二人きりにしてくれたのだった
驚きと困惑に
見送った香織の背中が扉の向こうに消えてからも
その背中をいつまでも追うように
私は一点を見つめ、しばらく立ち尽くしていた
「…久し振りだな…」
リョウが私の前にきてタバコをくわえる
「うん…久し振りだね
リョウ、元気そうだね…
それに幸せそう」
私も釣られたようにタバコに火を付けた
私は約一年振りの再会に緊張をしていた
そしてリョウも
きっと同じだったと思う
「東京はどう?
もう慣れた?
あ…
留守電…返さなくて悪かったな…」
首を横に振りながら
「だいぶ慣れたよ」
懐かしいリョウの声と
ぎこちない会話
だけど相変わらずリョウの眼差しは暖かく私を包み込んだ
タバコ一本をゆっくり吸いながら過ごした束の間の時間
すぐ目の前にいるリョウに
もう触れる事は出来ない
- << 184 「…今… ……幸せなのか?」 「…幸せだよ」 私は躊躇せず 満面の笑みをリョウへ向け 答えた 夢にすら見た事もなかった 愛する歩と毎日一緒にいられるのだ 毎日身体を重ねているのだ 幸せでないはずがない 笑顔の後で 幸せなはずの自分を とても切なく感じた
>> 184
二次会には欠席した
アルコールと得体の知れない何かに支配され
フラフラ状態の私に
唯一救われた気持ちは
サヤカへの祝福への気持ちと
例え切なくとも
リョウと香織への祝福の気持ちだった
それは今思い出しても
私の本当に純粋な気持ちだった
その夜
まだアルコールの抜けない頭に
携帯の着信コールが私の目を覚ました
歩からだった
「毎日俺にイカされてたんだから、身体が疼くだろ」
「…うん…」
快楽から解放されたかった気持ちとは
裏腹に口から出てしまう自分の言葉
深夜音楽を掛け
寝静まった家族を起こさぬよう
気付かれぬよう
声を殺して
歩とテレフォンセックスをした
歩の命令通り
なかなか反応してくれない自分の身体を必死に弄り
吐息だけで応答した
電話の向こうの歩は
楽しそうで
満足気だった
>> 185
東京へ帰ると
歩はすぐに私の唇貪り
洋服を乱暴に剥ぎ取った
こんなにすぐ求めてくれる幸福感と
まだ始まっていない快楽に
相反して身体中に疲労感が駆け巡る
歩への気持ちと
身体の異変に気付かれまいと
自分自身を盛り上げるように
歩のペニスを一心不乱に貪り
甘い声を上げる
身体を開き
蜜を垂らす
いつもの生活に戻った
アダルトビデオ
淫らな本
ピンクのローターと
白いローター
人魚とイルカの形をしたバイブ
乳首には選択ばさみ
街中では遠隔操作され
ビデオショップのアダルトコーナーや
大人のおもちゃ屋に連れていき
まるで私が淫らな女だと
他人に見せつけるようだった
「みんなお前の事、スケベな女だって見てるよ…」
その都度そっと耳元で囁き
家に帰れば
私が見られて感じていたと
冷たい目付きと
鋭い言葉で
お尻が真っ赤になるほどスパンキングする
そしてアナルセックス
セックスや快楽への心は
日に日に
益々
無になっていった
普段の歩が優し過ぎて
愛する事を
止める事は
出来なかった
>> 186
いつからか
セックスの時
甘く淫らな声をあげながら
歩に気づかれないほどの薄目を明け
天井の一点を見つめるようになっていった
濡れないのは
毎晩快楽を得ているからだと疑わない歩は
なおもローションを使い
私の身体を弄る
疲れた
本当に疲れた
愛しているのに
そんな事を考えてしまう自分に自己嫌悪を覚える
歩に気付かれていない事に安堵しながらも
益々エスカレートしてゆく要望に
私はいつからか
本当に夜が怖くなってしまっていた
歩が帰る前に寝てしまっていても
生理でも
そんな事
歩はお構いなしに
あらゆる物を使い
私の中を掻き回す
- << 189 歩が私の体に もはや快楽ではなくなってしまったそれらを 与え無かった日は 確か 私が風邪で高熱を出した時と膀胱炎になってしまった時 歩がインフルエンザになった時くらいだったと記憶している ある日転機が訪れた 歩の就職先が決まったのだ 歩の通う学校に たまに臨時だか特別講師として来ていた とある美容室のオーナーさんに拾って貰った歩は そこへ就職先が決まるなり早々に 卒業を待たずして その美容室の近くへと引っ越すと言ってきた どうやら引っ越し先も そのオーナーさんが知り合いの不動産屋さんを紹介してくれ 条件の良い部屋を幾つか見付けてくれたようで 歩の気に入った部屋が見付かったみたいだ 当時私たちが住んでた街からは 同じ東京と言えど かなり離れていた 私はすっかり愛着を持った バイト先のコンビニを辞めなければいけなくなった
>> 187
いつからか
セックスの時
甘く淫らな声をあげながら
歩に気づかれないほどの薄目を明け
天井の一点を見つめるようになっていった
…
歩が私の体に
もはや快楽ではなくなってしまったそれらを
与え無かった日は
確か
私が風邪で高熱を出した時と膀胱炎になってしまった時
歩がインフルエンザになった時くらいだったと記憶している
ある日転機が訪れた
歩の就職先が決まったのだ
歩の通う学校に
たまに臨時だか特別講師として来ていた
とある美容室のオーナーさんに拾って貰った歩は
そこへ就職先が決まるなり早々に
卒業を待たずして
その美容室の近くへと引っ越すと言ってきた
どうやら引っ越し先も
そのオーナーさんが知り合いの不動産屋さんを紹介してくれ
条件の良い部屋を幾つか見付けてくれたようで
歩の気に入った部屋が見付かったみたいだ
当時私たちが住んでた街からは
同じ東京と言えど
かなり離れていた
私はすっかり愛着を持った
バイト先のコンビニを辞めなければいけなくなった
ハンネ変えました
チャラでもカヤでもなんでもいーです
すみません
不快な思いをされた方今までお付き合い頂けた事感謝しますm(_ _)m
覚えて下さった方へ
皆様に何度も励まされながらも結局裏切る様な形で結局書く事をやめたので終わりを期待して下さってる方、どうか期待しないで下さい
思い出す為にわざわざ過去スレ、過去レス読み返す必要もありませんので、このスレはもう忘れてスルーしてください
現在記憶障害あります
時系列更におかしくなると思うので矛盾点多々あると思います
何度も裏切ったのでもう書かないと自分の中で決めたのに
また書く事をお許しください
――――――――――
好きだった
身体は限界だった
一緒に住んできた事で
ヤキモチで心配症の私も
歩は浮気しないと信頼関係も築けた
求められる安心感とは反比例し兎に角夜が怖かった
好きだけど毎晩体を求め続けられる事に最早限界だった
バイトも辞めるし
引越しを機に
歩に二ヶ月位帰りたいと話した
言い訳は忘れた
反対してくれた歩に更に安心し
初めて泣いてくれた歩に愛されてると思えた
二ヶ月後必ず帰ると約束した
親には少し都会に疲れただけ
彼氏とはうまく行ってるから安心して
勝手に出てって申し訳ないが二ヶ月だけ置いてくれと頼んだ
母は快く承諾してくれた
思春期沢山、反抗して迷惑掛けたのに
親の心遣いが嬉しかった
バイト仲間と泣きながらお別れした
それまでの残された時間、歩とのセックスは消化試合だったのか
セックスから離れられる安堵で、本来の歩を愛おしむ気持ちが蘇り心から受け入れてたかも覚えていない
歩は引越しを終えると
学校へ行きながら見習いとして就職先に決まっていた美容室で働いていた
毎日夜遅くなってしまうけど電話を必ずくれた
歩も新しい環境で忙しいなかでも充実しているようだった
学校でたまに講師として来ていた時に歩を拾ってくれたオーナーの人柄とか、他のスタッフさんの事とか話してくれた
私も同じで、美也子たちと遊んだ事とか、サヤカの子供の事とかバイト先での出来事とか
たわいもない話していた
毎日電話をくれる事が凄く嬉しかった
離れていてもおもってくれてる事に安心できたし
毎日身体を刺激される事に怯える事もなく
純粋に楽しめた
距離感で愛されてる事に益々自信が持て
性癖から生じていた葛藤もなくなり
歩は疲れていたからか以前の様に帰省している時にまで電話でそれを要求する事も無くなっていた
私の苦痛は無くなり
歩を好きな気持ちだけが純粋に大きくなり
愛されてる喜び
愛する喜びに満たされていった
>> 199
電話は毎日だったけど、お互い疲れていたり次の日の事も考えたり
自然と時間は少なくなっていった
声が聞けたらそれでいい
お互いを気遣えるようになったのだと思っていた
信頼関係が築けているのだと思っていた
歩は卒業した
歩から、要さんも結局近くに引っ越してきて
また歩と近い他の美容室で働いる事を聞かされ
男同士でもこんなに仲がいいんだって微笑ましく感じていた
歩の働く美容室に
学校は違えど歩と同じくして卒業して入ってきた女の子がいたらしく
同期なので仲良くなり、家も近所の為一緒に帰ったり、要さんを交えご飯を食べたりしているようだった
その子は私と同じ歳だった
名前はマナミちゃん
どうやら要さんは、マナミちゃんを好きらしいと歩が言っていた
要に幸せになって欲しいから出来ればうまくいって欲しいと
異性と仲良くなっても
それを、ちゃんと私に言ってくれる事で歩の誠実さを感じていた
大切な友達である要さんを思う気持ちにもあったかくなった
帰ってきたら四人で飯行こうなって言ってくれてる歩
私と同じ歳だし私もマナミちゃんと仲良くなりたいなって思った
要さんの恋が叶えばいいなって私も陰ながら応援していた
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