掲示板オムニバス小説
以降、このスレで短編小説を書かせていただきます。
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『距離0mのベクトル』
- 距離5m -
ヤヨイは高校に入学してからというもの、周りの雰囲気がガラリと変わったのを感じた。
中学時代はクラスのリーダーや、そのグループが明るくて面白い性格だったのもあり、男女の仲も良かった。
だが、高校に移ると見栄を張ることが多くなり、中学ではおとなしかったはずの生徒も羽目を外し、多くの生徒たちの興味はお洒落や異性、大人びたものへと向かった。
ヤヨイも少なからず興味を持ってはいたが、地味で遅れていた。
ヤヨイのクラスには、入学当初から校則違反の個性的な髪型をしているマナという女子生徒がいる。
最初は気にも止めず、その女子の名前もうろ覚えだったが、ヤヨイにとっては後々避けては通れない人物へと変貌してゆく。
マナという名前がヤヨイの学校生活において重要な位置を占めるようになってゆく。
1年の夏頃までは、2人は当たり障りの無い関係だったが、秋の中頃になると、マナのヤヨイに対する挑発的な態度や言動が増えてきた。
ヤヨイは日頃から会話の中で冗談ぽく笑う事が多かった。
ヤヨイ本人に他意は無かったが、趣味の話をしてる時や真面目な話をしてる時のヤヨイの笑いは誤解を生みやすかった。
- << 3 - 距離3m - 誰が忠告したのか、いつしかヤヨイは 「何が?」 と言わなくなった。 話す相手を選ぶようにもなった。 最初の内は傍観していた者たちも、マナに対して腹を立て陰口を叩く者が出始め、 ヤヨイに 「もっと言い返してやったら?」 「やり返した方が良いよ」 と言う者もいた。 その中には表面上はヤヨイを擁護する、エリという生徒もいた。 エリは負けず嫌いで嫉妬心やライバル心が強く、悔しさを感じると、わざわざ相手に寄って行ってイヤミや挑発的な言葉を言わないと気が済まない。 また、そのような言葉を吐いておきながら後になって、手の平を返したように愛想良くするのも特徴だった。 目立つ言動は少なく、お洒落も抑え気味であったが、生意気な性格である事はクラスのほとんどの生徒が感じていた。 ヤヨイはそうは思ってないようだが。 徐々にクラス内は マナは悪 エリは正義 という図式になってゆき エリはクラス内での支持を集めてゆく。 既にマナにはヤヨイへの腹立たしさは無くなってはいたが、からかってやりたいという気持ちは存分にあった。 しかし、エリの正義ぶった強気な発言と、弱さを見せて仲間の支持を得るエリが気に喰わない。
>> 1
- 距離4m -
また、ヤヨイは人から話かけられても全く聞いてない時があり、その度に
「何が?」
と、返答していた。
話しかけた側からすれば、一部を聞き逃したのか、全部を聞き逃したのかわからず
『何に対しての「何が?」なの?』
と思ってしまう。
ヤヨイがこう答える時は決まって話を全く聞いておらず、話しかけた側は再度同じ事を言う羽目になる。
毎度のように
「何が?」
と返ってきて更には
「聞いてなかった」
と悪びれる素振りも無い。
他人の意見に折れない強情な一面もあった。
そんなヤヨイに火の粉が降り始めた。
まずは、ヤヨイが教師に指示されて教壇に上がって説明したり何かをする際にはマナとその他数人の野次が飛ぶようになり
体育の授業ではボールをぶつけてきたり、体当たりしてくることが増えてきた。
その度にマナは
「あ、ごめ~ん」
と笑いながら謝ってきた。
この時、ヤヨイにはまだ『いじめ』という認識はなかった。
マナのスキンシップは徐々にエスカレートしてゆき、ヤヨイの居ない間にカバンの中を調べたり、中の物を勝手に出されたりするようになった。
ここまでくるとヤヨイも動揺を隠せなくなってきた。
- << 4 この小説家天才的です。パクらせてください。
>> 1
『距離0mのベクトル』
- 距離5m -
ヤヨイは高校に入学してからというもの、周りの雰囲気がガラリと変わったのを感じた。
中…
- 距離3m -
誰が忠告したのか、いつしかヤヨイは
「何が?」
と言わなくなった。
話す相手を選ぶようにもなった。
最初の内は傍観していた者たちも、マナに対して腹を立て陰口を叩く者が出始め、
ヤヨイに
「もっと言い返してやったら?」
「やり返した方が良いよ」
と言う者もいた。
その中には表面上はヤヨイを擁護する、エリという生徒もいた。
エリは負けず嫌いで嫉妬心やライバル心が強く、悔しさを感じると、わざわざ相手に寄って行ってイヤミや挑発的な言葉を言わないと気が済まない。
また、そのような言葉を吐いておきながら後になって、手の平を返したように愛想良くするのも特徴だった。
目立つ言動は少なく、お洒落も抑え気味であったが、生意気な性格である事はクラスのほとんどの生徒が感じていた。
ヤヨイはそうは思ってないようだが。
徐々にクラス内は
マナは悪
エリは正義
という図式になってゆき
エリはクラス内での支持を集めてゆく。
既にマナにはヤヨイへの腹立たしさは無くなってはいたが、からかってやりたいという気持ちは存分にあった。
しかし、エリの正義ぶった強気な発言と、弱さを見せて仲間の支持を得るエリが気に喰わない。
- << 5 - 距離2m - エリはその場しのぎに愛想を良くして誰かれ構わずすがりつき、自分の思うままに相手に片棒を担がせていた。 マナはそんなエリに対して当て付けるように仲間と大声で話したり、エリと名の付く物を話題に出してはエリを挑発し反応を伺うようになる。 無論、ヤヨイも当て付けるリストに入っていた。 クラス内でのマナの会話は常に、他の誰かを意識した内容ばかりであった。 いや、会話というよりマナの独り演説だ。 マナの声ばかりがやたらデカいのである。会話が成り立っているのかも怪しい。 そんなクラス内の人間模様が、2年の夏頃になると変化があらわれる。 マナとエリとの力関係はマナの方が優勢であった。 マナが逆上する手前でエリが退く場面も何度か見られ、徐々に、傍から見れば友達のように映る関係になってゆく。 マナとエリ 2人のクラス内での立ち回りには共通点があった。 周りから気に入らない人の悪評を集めてはその人を成敗する、仕返し請負人のような事をしていたのだ。 自分の背後に支持者が居るという強みを持ち、相手の意見など耳を貸さず、仕返しに当たっていた。 学校では、それが彼女らの存在意義であり処世術であったのだ。
>> 3
- 距離3m -
誰が忠告したのか、いつしかヤヨイは
「何が?」
と言わなくなった。
話す相手を選ぶようにもなった。
最初…
- 距離2m -
エリはその場しのぎに愛想を良くして誰かれ構わずすがりつき、自分の思うままに相手に片棒を担がせていた。
マナはそんなエリに対して当て付けるように仲間と大声で話したり、エリと名の付く物を話題に出してはエリを挑発し反応を伺うようになる。
無論、ヤヨイも当て付けるリストに入っていた。
クラス内でのマナの会話は常に、他の誰かを意識した内容ばかりであった。
いや、会話というよりマナの独り演説だ。
マナの声ばかりがやたらデカいのである。会話が成り立っているのかも怪しい。
そんなクラス内の人間模様が、2年の夏頃になると変化があらわれる。
マナとエリとの力関係はマナの方が優勢であった。
マナが逆上する手前でエリが退く場面も何度か見られ、徐々に、傍から見れば友達のように映る関係になってゆく。
マナとエリ
2人のクラス内での立ち回りには共通点があった。
周りから気に入らない人の悪評を集めてはその人を成敗する、仕返し請負人のような事をしていたのだ。
自分の背後に支持者が居るという強みを持ち、相手の意見など耳を貸さず、仕返しに当たっていた。
学校では、それが彼女らの存在意義であり処世術であったのだ。
>> 5
- 距離1m -
冬に入る頃、ヤヨイはクラス内で珍獣のような扱いになっていた。
「マンガに出てくるキャラみたい」
と言う者もいた。
マナは相変わらず周囲に言葉をバラまいては、それに特定の反応を示す者を探していた。
マナとエリが衝突する際には、他の者にとばっちりが向き、関係無い者が巻き添えになる事が多くなって、若い男の先生までが巻き込まれたりもした。
ヤヨイは関わらないように無視をするが、無視した場合は更にマナが荒れる。
ヤヨイは基本、言われっぱなしのされっぱなしだったが、意を決してマナに
「しつこい!」
と言った時もある。
その時のマナは、ヤヨイを睨み付け威嚇するも、感情は抑え気味だった。
この頃は不思議と、マナに1年の時のような怖さが無い。
ある日、体育の授業が隣のクラスと合同になった。
ヤヨイのクラスは気後れ気味だったが、隣のクラスの生徒は楽しんでいた。
隣のクラスは1年の時には学年中で1番問題の多いクラスだったが、イジメなどの話も聞かず、どこか大人びた雰囲気のあるクラスで、3年生とも頻繁に交流があった。
このクラスの中心的人物の1人に、キョウコという、ヤヨイとは小学校からの同級生がいる。
>> 6
- 距離0.5m -
キョウコとヤヨイは親しい仲では無いが、お互いの母親同士で交流があり、中学で同じクラスになった事がヤヨイにとって良い思い出となっていた。
キョウコは昔から社交的で、常に仲間が居てリーダー的な存在だった。バスケをやっていて同性からもモテた。
高校生になっても相変わらず、ヤヨイを見かけると気さくに声をかけてくれる。
合同の体育の授業でも冗談ぽく話しかけて来た。
これがきっかけなのかは分からないが、ヤヨイは隣のクラスの生徒からも声をかけられるようになった。
ある時、ヤヨイが保険室のストーブで暖まろうと教室を出ると、暇を持て余していたマナ達が後からついて来た。
保険室には3年生が数人いた。その中には皆が恐れている校内で有名な先輩もいる。
するとマナに落ち着きがなくなり、動きが堅くなった。
マナはどうやら3年の女子に目を付けられてるようだった。
お互い見知った様子で、マナがおずおずと先輩方に近づいてゆく。
話を聞いていると、マナが若い男の先生を巻き込んだり、ちょっかいを出したのがまずかったらしい。
周りへの対抗意識が強かった事や、ヤヨイに対するイジメも周囲からの不満に拍車をかけていた。
>> 7
- 距離0m -
いまや、先輩達が仕返し請負人になっていた。
今、ヤヨイの目の前で、いつも自分がされていた事がマナの身に起きている。
パンッ!
『あのマナが!?
平手打ちをされながら愛想笑いをしている…。』
ヤヨイはそーっと保険室を出ていった。
『この事をクラスの皆は知っているのだろうか…?
知ってるんだろうな。そういう話は早いし。』
ヤヨイはしばらくマナとは目を合わせないようにした。元々、マナとはあまり目をあわせてないが…。
この後、マナはたまに荒れる事もあったが、冗談ぽく振る舞う事が多くなった。
体裁のためであろうが、ごく稀にマナとヤヨイが2人で休憩時間にジュースを買いに行く姿もあった。
しかし、ヤヨイにはマナの冗談?な挑発やからかいが笑えない。
『下手な冗談だな』
と本心で思ったりもした。
マナの戯れに付き合ってられるのはエリぐらいのものであろう。
こうして微妙なバランスが出来上がり、クラス内は進路に目を向け、落ち着き始める。
そして、3年の冬を迎えた。
振り返ってみれば
ヤヨイ、マナ、エリは種類は違えど似た幼さを持っていて、それがお互いを引きつけあっていたのかもしれない。
>> 8
- 距離0m -
ヤヨイたちは卒業式の日を迎え終えた。
教室から退出しても、寂しさは特に無く
ヤヨイが駐車場に向かうと、すでに姉が車で迎えに来てくれていた。
姉
「先生にちゃんと挨拶した?」
「うん」
ヤヨイを乗せて車が走り出した。
姉
「どう?卒業して今の感想は」
ヤヨイ
「んー、こんなもんかな?」
姉
「おぉ、言うねぇ。よし!卒業祝いになんか食べに行こっか。」
ヤヨイ
「お金…、あるの?」
姉
「んなっ!そこはアンタ…」
ヤヨイ
「ねぇ…姉ちゃん…」
姉
「ふん?」
ヤヨイ
「私さ…、学校でいじめられてたんだよね」
姉
「………」
ヤヨイ
「聞いてる?」
姉
「あぁ聞いてる、聞いてる。いじめね。私もあったよ?物隠されたりとかー。やだねぇ…
でもさ、こっちの言葉や態度に傷付いたんだなーって思うと…
なんか、カワイクない?」
「ないない…」
と言った直後にヤヨイは考えるように窓の外を見た。
車が赤信号で止まると、姉の目は卒業アルバムに目が向く。
「見せて。フーン
フフ…、ん?
なんでアンタこんな大きく、センターで映ってんの?」
「さぁ?…信号!青!」
車は走り出しアルバムは閉じられた。
ー 終 ー
『インチキ霊能者、アケビの戯れ』
第1話
休日の朝、ヤヨイは自分の部屋でTVゲームをしていた。
「ちょっとあんた。」
ヤヨイはゲーム画面を止めてドアの方へと振り向いた。
「うん、そう。あんた、あんた。」
誰かと思えば、姉の友達のアケビちゃん。
『ノックはー!?
ドアの隙間から覗くのやめれー!!』
とヤヨイは思いつつ
「あ…こんちわ。」
と挨拶した。
アケビは部屋の中を見回しながら入って来た。
アケビが家に遊びに来ると、ヤヨイの姿を探しては話しかけてくる。
ヤヨイが雑誌を見てれば雑誌の事で、よくは知らないのに話を合わせてくる。
アケビ
「何?このゲーム。ドラクエ?」
ヤヨイは首を振りながら
「…じゃない。」
と答える。
アケビはヤヨイに触り
「ん?なんか太ったんじゃない?
もっと外に出ないとー」
と言いながらヤヨイの背中をさする。
確かに最近、ヤヨイは学校でのストレスからか、3キロ太って気にしていた。
そんなヤヨイがモコモコしたパーカを着て背中を丸めている後ろ姿からは
動物のような、つい触りたくなるオーラが放たれていた。
>> 11
第2話
ヤヨイは幼い頃から何故か、ボスやリーダー的存在の人に良くも悪くも目を付けられやすかった。
姉からアケビちゃんの話はよく聞いていた。
アケビちゃんはかなりカンが鋭い方で、ちょっとした事でも隠すとすぐ怒ったりイライラした。
最初、出会った頃はとても怖かったし、慣れはしたものの未だに怒らせないようにヒヤヒヤさせられる。
アケビはヤヨイの顔をじーっと見回した。
「あんた、悩みがあるね?」
『ドキッ!』
ヤヨイは学校でのイジメの事が頭をよぎった。
「あの…人間関係で少し…」
アケビ
「どんな男?イケメン?」
『ほよ?
会話がズレてる…。』
「ううん、女の子との人間関係」
アケビ
「なぁんだ…。彼氏つくんなよぉ、彼氏ー!!」
アケビは悪ノリのテンションになり、少しニヤつきながらヤヨイの肩に手を置く。
「ホントは居るでしょ?ねぇ。このヤロー!!吐けぇ!」
アケビはヤヨイの肩を激しく揺さぶる。
『この人、彼氏がいるなんて絶対に思ってないよ。実際そうなんだけど…全然疑ってもいないな、こりゃ。
あーもぅ💢
何でもいいからゲームさせてよ!
姉の部屋に帰れ!』
…とヤヨイは思った。
>> 12
第3話
アケビは気が済んだように立ち上がり、窓に寄って外を眺めながら歌い始めた。
「あんの子の名前はア・ケ・ビ・ちゃ・ん~♪さっぱり冴えない…フンフフフン…」
アケビちゃんは気分が良いと歌いだす。
「フー…ちょっと古かったかな?」
アケビは背中を伸ばした。
「…ん!トイレ行ってくる。」
少しして姉が来た。
「おーい、もう昼だし、ご飯食べに行こうゼ~
…アケビちゃんは?」
ヤヨイ
「トイレ行った。」
姉
「ふーん、じゃ、下で待ってようか。」
姉とヤヨイは階段を下りて玄関に向かう。
途中にあるトイレを通過する際、中からアケビちゃんの歌声が聞こえてきた。
「人を騙すよ、インチキ霊~能~者ぁ~♪
インチキレイノウシャ!
色ん~な~お仕事ぉ~あるんだ~なぁ~♪」
…ドジャー!ゴボゴボゴボ…
ガチャ!
アネ(ー_ー)ヤヨイ(-.-)
「………………。」
アケビは顔をしかめた。
「…何?💢」
ヤヨイ(_ _)
「なんでもございませぬ。」
アケビはトイレの中で携帯電話を見ていたようで、ポケットに入れながら出てきた。
ヤヨイはそれが気になった。トイレで携帯をイジるなんてアケビちゃんらしくないな、と。
>> 13
第4話
姉
「昼、ファミレスでいーよね?」
アケビ
「あ、お金ないわ。」
姉
「じゃ、水だけだね。」
アケビ
「ヤヨイっちゃ~ん。あんたの姉さん冷たいぃ。」
ヤヨイ
「お冷や…だけに…。」
アケビちゃんは笑い、自分の腕をパンパン叩きながら言う。
「上げたねー。え?」
アケビちゃんは万年ビンボーだ。
このあいだなんか道に落ちてるタバコの箱を見つけて、中身が入っているのを確認すると拾って吸おうか迷っていた。
パチンコ屋で働いてはいるがお金は酒などに消えていく。
3人は姉の車に乗り込み、近所のファミレスに向かった。
途中、アケビちゃんの携帯電話の着信音が鳴ったがアケビちゃんは腕枕をしたままピクリとも動かない。
ヤヨイ
「電話、出なくていいの?」
アケビ
「んー?あー…。」
ファミレスに着くとアケビちゃんはまたトイレに行った。
ヤヨイ
「アケビちゃん、また歌ってんのかなぁ?」
姉
「アハハハハ、さっきのね?インチキ霊能者~♪」
ヤヨイ
「そう!そんで怒るんだもん。
……アケビちゃんて携帯で何を見てんだろ?」
姉
「なんかー、どっかの掲示板を見てるみたいよ?
『ミコル』だっけ?」
ヤヨイ
「ミコル?」
>> 14
第5話
姉はメニューを手にとって見る。
「ヤヨイ、何食べる?」
ヤヨイはメニューをチラ見しながら
「タコ食べたい。」
姉
「タコ?あるかなぁ。」
ヤヨイ
「あ、アケビちゃんが戻ってきた。」
-ミコル シスオプ内-
トミオカ
「さぁ、今日もヒマ人どもがミコルに来んぞ!
気合い入れてけよ!お前ら!」
手下A
「ウィ…ス」
手下B
「はぁ!?」
トミオカ
「どーした?」
手下B
「また例の奴が現れました…」
トミオカ
「D3か!?
おのれー!
また閉鎖スレが増えるな。」
手下C
「今、
『布団が吹っ飛んだ!(>_<)』
というスレが閉鎖されました!」
トミオカは鼻をほじりながら答える。
「あぁ…いいんじゃね?べっつに…」
手下B
「D3が
『チャベツ大統領って野菜っぽい😓』
のスレ主を煽っています!
…あぁ!
スレ閉鎖しました…。」
トミオカ
「D3はなんてレスしたんだ?」
手下B
「えぇと、
『そう言ってる主が野菜っぽい。ヘルシーな主に万歳!』
です。」
トミオカ
「…あ、そう。」
手下A
「D3、今度は
『霊視しまっせ!ぼちぼちな~(^ー')b』
のスレに投稿してるっス。」
手下C
「そのスレ主、若葉マーク付いてますね。」
>> 15
第6話
トミオカ
「若葉か…よっし、そのスレアップしてみろ。」
手下B
「了解!」
【霊視しまっせ!ぼちぼちな~(^ー')b】
レス1
霊媒体質
[最近、変な夢を見ます。人が死んだり、殺されたり…。
あたしに何か憑いてるのでしょうか?😣]
レス2
さすらい救世主0
[はい、憑いてますね…。侍の霊が視えます。お祓いをしましょうか?]
レス3>>2
霊媒体質
[えー!?出来るんですか?😲そんなこと。侍の霊だなんて😱ショックー!ぜひお祓いをお願いします😌]
レス4
さすらい救世主0
[祓います!
(`∥´)💦
オン マリシエイソワカ!
ふー、これでもう大丈ぶい!
V⌒+⌒V🎵]
レス5>>4
霊媒体質
[…ありがとうございました…これでもう大丈夫なんですよね…😓]
レス6
仏滅の釈迦
[こんにちは、初めまして。
僕の家には何かが居るようなんです。誰も居ないはずなのに物音がしたり…話し声が聞こえたり…。
怖くて眠れません。霊視お願いします。]
レス7
さすらい救世主0
[わかりました。
(`∥´)💦
ナマムギナマゴメナマタマゴ!
恐ろしいモノが視えます。
わっぱです!
座敷わらしですかねぇ、ッパ無ぇ]
レス8>>7
破戒僧
[主、トリマ安価つけろ]
- << 18 第8話 レス22 仏滅の釈迦 [(ToT)わ~ん とばっちりや~ 主のアホー!] レス23>>18 闘牛士 [主さんはおいくつなんですか?こんな酷いスレ初めて見ました。アホとか暴言を吐くなんてご自分の方がよっぽど幼いのでは?スレ主の資格ありませんよ ここはストレス発散場所ではありませんから] レス24>>23 野分 [猛烈に同意!!] レス25 さすらい救世主0 [23の人、言う事がウソ臭ぇな!?] レス26>>25 闘牛士 [はぁ!?何を言ってるのかわかりませんが?] レス27 さすらい救世主0 [学校の先生気取りだね] レス28>>27 闘牛士 [学校の先生?意味が解りませんが…鏡で今のご自分の顔を見てはどうですか?] レス29 三休さん [このスレ、エッぐ~] レス30>>25 フィッシャーキング [ウソ臭いのはスレ主でしょうよ] レス31>>30 闘牛士 [ですよね 言ってることが意味不明で…] 管理人B 「既にレスの半分が削除されてますね。スレ主は投稿禁止になりました。」 トミオカ 「見苦しい奴らめ…。 釣り師のD2もいたな。」 管理人A 「D3は成りすましヒステリー女ッスよね。レスは使い回しのワンパターンで白々しいし。」
>> 16
第7話
レス9
さすらい救世主0
[何?トリマーの資格?安ければそれに越したことはないよね。
('ー^)a]
レス10
あばずれ
[(;´д`)
急に肩がズシッと重くなる時があります。特に人の多いスーパーで買い物してる時です。
霊の所業ですかしら?]
レス11
さすらい救世主0
[(つд`)視えます。うっうっ
貧乏神ですね…
かわいそう。半額セールに行ってあげて。
(T-T)]
レス12>>11
あばずれ
[いつも行ってますけど!?😠
(`∞´)コンニャロー!カケーヤリクリー!]
レス13
宇宙人
[主、これ釣りだろ?お憑かれ]
レス14
AKB命💓
[主キモい!前にAKBのスレでゆいはん最高!ってゆってた奴なんだ!]
レス15
さすらい救世主0
[(^ー^)pざけんな、何の話だ?白豚ニートは引っ込んでろ。]
レス16>>14
百式
[お前のハンネもキモイわWWW]
レス17
仏滅の釈迦
[ちょっ…💧
落ち着いて下さい💦]
レス18
さすらい救世主0
[言いがかりつけといて何が落ち着けだ!このウンチめ]
レス19
武装戦線
[↑と、黒豚ミートが吠えております]
レス20
さすらい救世主0
[↑(^ー^)ウ
ざけんな!キモヲタ]
レス21
陰干し
[ハァ…ミコルってこんなんばっかり😒]
>> 16
第6話
トミオカ
「若葉か…よっし、そのスレアップしてみろ。」
手下B
「了解!」
【霊視しまっせ!ぼちぼちな~(…
第8話
レス22
仏滅の釈迦
[(ToT)わ~ん
とばっちりや~
主のアホー!]
レス23>>18
闘牛士
[主さんはおいくつなんですか?こんな酷いスレ初めて見ました。アホとか暴言を吐くなんてご自分の方がよっぽど幼いのでは?スレ主の資格ありませんよ
ここはストレス発散場所ではありませんから]
レス24>>23
野分
[猛烈に同意!!]
レス25
さすらい救世主0
[23の人、言う事がウソ臭ぇな!?]
レス26>>25
闘牛士
[はぁ!?何を言ってるのかわかりませんが?]
レス27
さすらい救世主0
[学校の先生気取りだね]
レス28>>27
闘牛士
[学校の先生?意味が解りませんが…鏡で今のご自分の顔を見てはどうですか?]
レス29
三休さん
[このスレ、エッぐ~]
レス30>>25
フィッシャーキング
[ウソ臭いのはスレ主でしょうよ]
レス31>>30
闘牛士
[ですよね 言ってることが意味不明で…]
管理人B
「既にレスの半分が削除されてますね。スレ主は投稿禁止になりました。」
トミオカ
「見苦しい奴らめ…。
釣り師のD2もいたな。」
管理人A
「D3は成りすましヒステリー女ッスよね。レスは使い回しのワンパターンで白々しいし。」
>> 18
最終話
アケビ
「あ~食った、食った。肉食べたの久しぶりだよ。」
ヤヨイ
「アケビちゃんてさ、掲示板とか見てるの?」
アケビ
( ゜^゚)…。
姉
「……😅」
『ヤヨイのバカー!』
アケビ
(〃  ̄^) フン!
ヤヨイ
『あれ、気まず…。ダメだった?姉ちゃんごめん。』
アケビ
( ゜^`) チラッ
ヤヨイ
「…💦
…なんか甘いものを頼もうよぉ。」
姉
「そうだね💦忘れてた。何食べる?」
ヤヨイ
「アケビちゃんは?」
アケビ
「イモ。」
ヤヨイ
「じゃあ、私はコレ。
イモ…💧」
姉
「アケビちゃんはコレでいい?
呼ぶよ?
すいませーん!」
…ハイ?
コレト…コレト…コレヲ…
アケビ
「掲示板は…、ちょっと暇だったから覗いてみただけだよ。」
ヤヨイ
「あ、そうなんだ。」
アケビ
「ありゃ、つまらんわ。二度とやんない。アンタも興味あるならやめとき。」
ヤヨイ
「うん…。どんな感じなの?
教えて。」
アケビ
「ハァ…、
…はい!携帯を出す!」
ゴソゴソ…
ヤヨイ
「ん!!」
アケビ
「まず最初にぃ…」
…………。
………?
……。
…
管理人B
「さっきのスレにまたレスが付いてますね。」
トミオカ
「なんて?」
管理人B
「ウンコ!」
終わり
「猪突猛進」
ヤヨイは深夜に自転車をこいで走っていた。
少々、急いでいた。
ヤヨイが住むこの辺りは、夜になると灯りも少なく、通行人や車もあまり通らなくなる。
ヤヨイが自転車で緩い坂道を下ろうとした時
( ゚゚)!
坂道の入り口にある電信柱の影から、一匹の生き物が出てきた。
その生き物はこちらの動きに合わせて盛んに走り出した。
シャカ!シャカ!シャカ!💦
犬が爪でアスファルトを引っ掻くような音を立てて、その生き物はヤヨイの自転車の前に躍り出た。
自転車のライトに照らし出されたのは、猪のお尻だった。
それは大人用の枕に足を付けたくらいの大きさで、お尻は剛毛だったが地肌が結構見えていた。
ジッとしていれば分からなかったものを、この猪はわざわざ自分から姿をさらけ出し、今、必死で逃げている。
ヤヨイは無性に面白くなってきた。
自転車のスピードを上げ
「猪鍋!猪鍋!」
と叫んでいた。
この先はT字路になっていて、左か右に曲がるしかない。
右は民家へと向かうし、正面には森があるが、砂利道で自転車も動物も通りにくい。
猪は左へと向きを変えつつあった。
「猫の黒王(コクオウ)」
ある日、ヤヨイは黒猫に出会った。
民家が並ぶ見知らぬ土地を歩いていた時、一軒の家の玄関先の石柱の上で、まるで犬の銅像のようにその猫は座っていた。
何故目に留まったかというと、その猫の図体が大きかったからだ。
そこら辺でよく見かける猫種なのだが、体の大きさが通常の1.5倍はあった。
太っているわけではない。
頭がソフトボール並みの大きさで、人間様に比べりゃそりゃ小さいけれども
「で…でかい!」
( ゚o゚)
ヤヨイは猫を触りたい衝動に駆られ、黒猫にそっと手を伸ばす。
手を水平に伸ばした先に猫の頭がくる高さだった。
『ふてぶてしい顔をしている…。』
この場面、通常の猫ならば、近付かれるのも嫌で逃げだすか
壁| *っ)💦=3
我慢あるいは受け入れ体勢で、頭を撫でられると判断したならば、耳をたたんで目を閉じだす。
(>_<=~) )、
だが
この黒猫はいずれの態勢もとらなかった。
(=^`∞´^=) ~'
「猫の黒王(コクオウ)」
黒猫は目を見開いてヤヨイの手をジッと見ている。
動く物を捕まえようとする時の、あの目だ。
もうこの時点で止めておけば良かったのだが、ヤヨイは今まで猫にひっかかれた事が無く、更に猫の爪を侮っていた。
黒猫は威嚇するでもなくジッと見ていただけだったが、ゆっくりと前足が上がり始め…
スパーン!
(=^`∞´^)つ⚡
ヤヨイは反射的に手を引っ込めたが遅かった。
いや、それが逆に良くなかったのか
「痛っ!痛っ…」
(>_<。)
指先を一本の爪によって5㎜程ひっかかれ、血が出てきた。
ヤヨイは猫をキッと睨みつけるが…
(m(=^`∞´^)m ナンナラ?
「ず…、ずびばぜん…」
(T-T)
ヤヨイはトボトボと帰っていった…。
夕焼けが目に染みていた。
「壁の向こうの鼠」
数日後の夜…
またしても
カリカリカリカリカリ
(`∞ ゚)!?
 ̄ ̄ ̄ ̄
カリカリカリカリカリ
と、その時
( ゚-゚)!
 ̄ ̄ ̄ ̄
ヤヨイは閃いてしまった。
カリカリカリカリ
ヤヨイはゆっくりとベッドから下りて、音のする方へと忍び足で近付いてゆく。
カリカリカリカリカリ
ネズミは壁の反対、あちら側をかじっているようだった。
カリカリカリカリカリ
ヤヨイはしゃがんで、ネズミがかじっている場所のおおよその見当をつけると、その場所を人差し指の爪でコリコリと掻き始めた。
ネズミがたてている音に似せて、同じリズム、同じ力加減で。
今宵、1人と1匹の演奏者たちは壁を挟んで音を奏で合った。
コリコリコリ( ゚゚)r|壁
壁|カリカリカ…!?…
…………
…( ^*^) |壁|…
…カリ…カリカリカリ…
コリコリコリ…
カリカッ!?…
………
…ストトトトッ
ネズミは壁伝いに少し移動した。
…カリ…カリカリカリカリ
コリコリコリコリ
カリカカッ!?
………
トト…トトトトトト…ト‥・
足音は遠のいてゆき、やがて静寂が訪れた。
ヤヨイがベッドに戻って横になると、窓から月が見える。
そして、ヤヨイは眠りに落ちていった
『また、セッションしようね😄
グッドナイト…』
「裏山のボス猿」
ある日の昼下がり
ヤヨイは2階の部屋の窓際に椅子を置いて座り、ボーっと外を眺めていた。
「あの雲…美味しそう…」
( ゙ー゙)
雲はシュークリームの形をしていた。
カタ…コト…
カタ…
『この音は!?』
それは屋根の瓦が動いてきしむ音だった。
何かが屋根づたいに移動している。
ヤヨイはそーっと椅子から立ち上がり窓に近づいた。
窓から1階の屋根を見下ろすと、小猿が一匹右手へと移動していく。
窓の前を通り過ぎてまだ間もない。
毛がふさふさしたお尻をこちらに向け、顔は正面にある納屋へと向いていた。
納屋の軒下には玉ねぎが吊してあり、小猿がそれを目当てにしてることはすぐにわかった。
ヤヨイは息を吸い込み
「コラァ!!」
("゚□゚).:∴
と言い放った。
小猿はビクッと止まって振り返り
、(⌒(>`⊥´<)m !?
すぐに逃げ出した。
途端に辺りでキィキィという声が響き、近くに猿たちが集団で来ているのがわかった。
『事件です』
ヤヨイは部屋を飛び出して現場へと急行した。
「裏山のボス猿」
ヤヨイは家の裏に回り、山と民家を隔てた道路へと出る。
ヤヨイの姉は窓を閉めた部屋の中、電話で話していた。
「そうそう。
……うん……
えっ!?そうなの?」
相手の話が長くなると感じた姉は、視線を窓の方へ向け、窓際に置いていた飲み物に手を伸ばす。
( 。 。)!
すると、屋根の下からヤヨイがひょっこりと姿を現した。
手には棒きれを持って、木に隠れるようにしてウロウロしている。
『!?…あの子、あんなとこで何してんだろ?』
姉は一旦目を外し、飲み物をゆっくりと口に流し込む。
そして再び窓の下を見ると、ヤヨイは急に全力で走り出した。
外の景色を遮っていたカーテンを開けてゆくと、ヤヨイの向かう先に猿が群がって騒いでいた。
「んぐっ…!?
…ゴホッゴホッ!」
『んー?何だってー?
…もしもーし…』
ヤヨイ
「合戦じゃー!」
ボホホーゥボホホーゥ
#\▲▲/#┌┐
◆`∞´◆││
「やぁやぁー!
我こそはー!」
猿たちはキィキィと叫びながら一斉に逃げ出し、山へと消えていった。
「……」
#\▲▲/#
◆´∞`◆┌─
ハァ、フゥ、ハァ…
姉(-_-)
「……。」
ゲホ…
「バカじゃないの?」
「裏山のボス猿」
「ん?」
(〃¬_¬)
ヤヨイが民家のほうを見やると、先程、屋根の上を歩いていたと思われる小猿と、その親らしき色の濃い大きな猿が、ヤヨイの様子を窺いながらジリジリとしていた。
民家の奥に入り過ぎて逃げるのが遅れたようだ。
ボホホーゥボホホーゥ
ヤヨイと猿の親子は、隣の家の畑を挟んで対峙した。
猿の親子は早く裏山へ逃げ込みたいらしいが、ヤヨイがその前に立ちはだかっている。
すると、猿の親子は、ヤヨイを避けて隣の家の敷地内に入って姿を眩ました…。
ヤヨイが家に戻ると玄関で姉が待ち構えていた。
姉
「お帰り、どこ行ってたの?」
( ・o・)
ヤヨイ
「え?あー…
ちょっと散歩」
(^o^;)
姉
「嘘だね。2階から見てたんだから。何をやってんだか…😞」
ヤヨイ
(-_-) …。
姉
「金田一少年にトリックを見破られた真犯人みたいな顔をするんじゃないよ!」
ヤヨイ
「猿が家の玉ネギを狙ってたんだよ。💦」
姉
「え😓そうなの?」
ガタガタン!
納屋の方向から物音が聞こえた。
姉
「今の…何の音!?
納屋のほう?誰か居るの?」
ヤヨイ
「あわわ、さっきのボス猿だ…。」
>゚O゚< マイガッ
姉
「えぇー!!😱ボス猿!?」
「裏山のボス猿」
姉
「あ、そうだ!お化粧しないとっ」
(`^´ )💦
ヤヨイ
「なんで?」
('∀')
姉
「出てきたらご挨拶しないとねー。
妹がいつもお世話になってまーす😄って…」
( ∇ )
アーハッハッハ!
(。-_-。`)
ドスン、バッターン!
姉
「ちょ…っとぉ!
音、凄くない?
あんた、ボス猿を怒らせたんじゃないの?
どうすんのよ?こっちに来たら!猿って人を噛むんだよ!?
父さん居ないし、どうしよー😱」
ヤヨイ
「ね、ねねね!?
熊じゃないんだからさ。猿なんだよ?人を襲うわけないじゃん。」
ヤバイヨ! ヤバイヨ!
アブナイヨ!
(;゚□゚)_ー) キイテル?
2人は玄関を入ってすぐ近くの雨戸の隙間から納屋の様子を見た。
雨|(-_-|雨
戸|ー_ー)|戸
姉
「静かになった。」
(-_-)
ヤヨイ
「出てきた!」
(・_・)
納屋から出てきたのは父だった。
姉
(-_-)…
ヤヨイ
「…ほ…ほら、ね?
ボス猿…。」
(;^o^)σ( -_-)
(;^o^)シ( -_-)
「まあ、アレですよ。そんなトリッキーな金田一が…何だっけ?
やかましい!
シラナイナラ ユウナ! ≫
( ≧oヘp゙(◆д◆)゙
≪ く、くく苦し…
こうして、ボス猿はどこかに逃げた。
多分、裏山に…。
「兎、何見て跳ねる?」
ヤヨイは満足気にとことこ歩いていた。
_(^-^)o ホクホク
_o _ ___\\
なか卯に食事に行って満腹になった上、キャンペーン中のなか卯Tシャツを手に入れた帰りだったのだ。
ヤヨイは商店街からずっと離れた通りを歩いていた。
その途中、印刷工場の前を通ると、出入り口の外の脇に金網の付いた箱が4個あり、中にはウサギが2匹ずつ入っていた。
゙()()゙
( ゚・゚)⌒´
ヤヨイが近付いて見ると、ウサギたちは鼻をヒクヒクさせながら金網のほうへと近寄って来た。
うち、一匹は鼻汁を垂らしている。
ウサギは売り物で、それぞれに違う値段が書いてあった。
「可愛いー😄!」
と、箱の上を見るとこんな事も書いてあった。
『ウサギに食べ物を与えないで下さい!
もし、見つけた場合は10万円支払ってもらいます!』
「じゅっ…10万!?」
n( 💧 )n
それは一番値段の高いウサギの2倍以上の額だった。
ヤヨイは一気に冷めてしまった。
しかし、ここで疑問が浮かび上がった。
『実際にエサを与えているところを所有者に見つかった場合、本当に10万円を払わなければならないのか?
この警告に行使力はあるのか?』
(・_-)
聞いてみよ
「兎、何見て跳ねる?」
『四角いミカクがまぁるく収めまっせぇー!😄』
テンテンテンテン…テケテケテ、テン!
゙(・_・)゙
「私、相談室長のミカクで御座います。
それでは最初のご相談。」
= ( ^o^)🎐(^o^ ) =
「どうもー、こんにちはー!
『時々ここから』でーす!」
(;^o^)
「実は最近、冷めてしまう出来事がよくありましてねー。」
(^o^;)
「じゃあ、あれをやりますか!?
今日も叫んでスッキリしましょ!」
(。>_<)g
「冷めたときー!」
(>_<o□o
「冷めたときー!」
(。>_<)g
「売られている可愛いウサギを見ていたら、貼り紙に『エサを与えたら罰金10万円!』と書いてあったときー!」
(>_<o□o
「うぁ…かっ…可愛いウサギ…を💦
あっ!売られている可愛いウサギを見ていたら…💦
『エサやるな』の…バッキン…ガム…宮殿!?
………っ💦」
シーン…
⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒
(。>_<)g💦
「さっ…冷めたときー!」
(>_<。o□o💦
「冷めたときぃぃ!」
(。>_<)g
「相方がネタを忘れたときー!」
(。>_<o□o💦
「ネタを忘れましたー!!」
ギャハハハハ!!
⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒
ミカク
゙(・_・)゙
「はい、ようわかりました。」
「兎、何見て跳ねる?」
ミカク
「下沼相談員はどうお考えですか?」
下沼
('∀')
「これは、払わなければいけません。
売る側としては何かあると困るから警告してるんです。
ウサギの餌かて、何でもいいって訳じゃないですからね。
ウサギって、すごいナイーブなんですよ。
ナイーブと言えば
…私ねぇ、よう言われるんですよ。ウサギみたいな人やって。なんで?って聞いた時もありますよ。そしたら皆おんなじ事を言わはるんですわ。『目がパッチリしてて可愛い!😄』とか『いつまでも若々しくて綺麗な白い肌してるー😄』とか。男性の方やとね『お嬢様育ちやから悪い男に狙われやすい!そやから守ってあげたなる😉』とかね。でもでも、私はお嬢様育ちなんかじゃないんですよぉー、って言うても全く聞いてくれへんのです。ただ!豪邸に住んでて、高級外車をほん!っっの数台持ってて、土地を幾つか持ってるだけ!やのに…。私がウサギと一緒におろうもんならね『いぃや、奥さん!どっちがウサギかわかりませんよぉ😲』なんて言われるんですぅ😄
今、飛ばして読んだ奴!ちょっとこっち来い!😠」
辻木・ド・フランスパン
\ ` 々´\
「誰に言うてんねん!」
ミカク
゙(・_・;)゙
「兎、何見て跳ねる?」
ミカク
「辻木相談員はどうお考えですか?」
辻木
\` 々´ \
「これはねぇ、払う必要ないです。
単なる脅しですから。
私の知ってる人にもいるんですわ。中年の女性なんですけど…もう大袈裟!というか詐欺!!」
母と姉はテレビを見ていた。
母
「こういう場合、どうなんだろうね?」
姉はソワソワしながらこたえた。
「個人、法人同士での罰金は法的には認められてないんだってさ。
この場合は弁償とも違うし。
逆に、法外な金を要求されたって言われちゃうケースもあるみたいね。」
姉は立ち上がってトイレに向かった。
姉
「ヤヨイまだぁ?」
|W・C| (-_- )
∧
「…落ち着きたまえよ。」
姉
「20分は入ってんじゃない?」
|W・C| (・_- )
∧
「そんなに経ってるかなぁ?」
姉
「いいから早く出てよ!」
|W・C| (~ロ~;)゙
∧
「今だったら、この便座にいくら払うね?」
姉
「この…外道💢
うっ…ゴロゴロ」
|W・C| o(_ _ )
∧
「カラカラ…ドジャー…あ!ウサギの罰金の話、結局何だって?」
姉
「十…五夜…お~月様…見て跳ねる~ん♪」
ヤヨイ
「は?」
ガチャ!
(^-^)o|(_ _)
「へい、お待ち!」
姉
(_ _) ……。
「初乗馬へ」
(`∞´)
「姉上!今日という今日は許しませぬ!」
姉
「アイス1つで大袈裟な…。今度、買ってきてあげるわよ。それで良いんでしょ!?」
ヤヨイ
「…わかってない!
今日、この瞬間まで楽しみにしていた筈のアイスが消えてた時のショックは…、それは!
ちょっとやそっとの事では代えられませぬー。」
(>_<。)
姉
「面倒くさい奴!!
そんなに言うなら次からは名前でも書いときなよ。
あ、でも名前が書いてあってもウッカリ誰か食べちゃうかもねー、んふふ。」
ヤヨイ
「もはや問答無用!
姉上、覚悟ー!」
ε=( `я´)я
姉
「ふっ…笑止!」
゙Z(`・Z´) スチャ
父
(`・´')
「むぅ!あの構えは…まさか!?」
母
(>_<)
「ヤヨイ逃げて~」
ガカァ!!!!!
父
(・_・)
「こ…これは!?」
(`ε℃×つ゚з´)
ズザザザザ
( `∝、゚) =3
ペッ! ヤルジャナイ!
姉
(`ハ´ )‡
「ヤヨイ、まだまだアルね。修行が足りないアル。」
姉
「うーん、美味アル」
(`¥´ )‡ ハムハム
ヤヨイ
『?』
― --……?
ヤヨイは目を覚ました。
車の中で、頬杖をついて寝ていたようだ。
姉とヤヨイは千葉に来ていた。
「初乗馬へ」
姉は隣でイカ焼きを食べていた。
ヤヨイが『それ、どこから持って来たの?』という顔をしていると、姉は浜辺にある大きな海の家みたいな場所を箸で指した。
そこは結構、賑わっていた。
姉
「…フガフガ…フガフガ…フガフガ…くれば?」
『あんたも何か買ってくれば?』
首を振るヤヨイ
ヤヨイには食欲が無かった。
車内の芳香剤の匂いに少々まいっていたのだ。
姉
「……ジュース買って来るけど何かいる?」
ヤヨイ
「…一緒に行くよ。」
バタン、バタン!
良い天気だ。
「千葉っちゃ~う~なぁ~♪デートに誘われて~♪」
(;¬_¬) _(^o^)o
『何だ?コイツ…』
2人は飲み物を買って戻ると、目的地へと出発した。
姉
『ああ…ビール飲みたかったな…。かといってヤヨイの運転じゃ怖いし…今回は無理かぁ。』
しばらく走っていると道沿いにそれは見えてきた。
2人は乗馬センターに着いた。
難無く見つけられた。
ここでは初心者でも馬に乗れる。
料金は様々だが、囲われた馬場を馬に乗ってグルグル回ったり、引き馬に乗って砂浜を散歩したり出来る。
乗馬スクールもやってるらしい。
姉とヤヨイは車を駐車して事務所へと向かった。
「初乗馬へ」
姉
「近くにペンションやらホテルがあったね?お泊まりでも来れるってわけか。」
姉
「すいませ~ん」
ヤヨイは事務所の入り口の壁にある料金表を見ていた。
「はーい」
「今から乗馬できますか?」
従業員
「あ…昨日、電話で…?」
「はい、昨日電話した者です。
2人です。」
従業員
「はい、2名様、乗れますよー。」
ヤヨイ
「海岸コースでお願いします。」
「はい、わかりました。準備しますのでお待ち下さい。」
海岸コースは初心者が乗馬出来る中で1番料金が高かった。
準備をしてもらっている間、姉とヤヨイは繋がれている馬たちを見ていた。
バシャバシャー!
ボタ!ボタ!
ヤヨイ達の目の前で、馬たちは豪快に排泄物を出している。
( 💧 )( 💧)
姉
「…そりゃ、そうだよね。」
ヤヨイ
『この匂い…昔、遠足だか何だかで行った牛小屋の匂いにそっくり。』
従業員
「準備が出来ましたのでどうぞ。」
姉は肩でヤヨイを突っ突く
「……先に乗っていいよ。」
従業員
「ここに、足をかけて…そうそう。」
ヤヨイが先に馬に跨って歩き始めた。
(q゚-゚)q ドキドキ
馬が足を動かす度に、馬の肩が動くのを鞍を通して感じる。
「初乗馬へ」
ヤヨイは興奮していた。
『うぉぉぉ!?』
ムフー!!
゙(q゚"゚)qr~^。<>。^
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヤヨイは背筋を伸ばしていた。そのほうが馬がバランスをとりやすいと思ったからだ。
少し後から姉が馬に乗ってやって来た。
馬は林道へと入って行く。
林道を抜けると砂浜と海が広がっていた。
砂浜に下りるには少し段差があった。
ヤヨイ
『おぉっとっと…大丈夫か?…
…絶景…この遥か向こうにアメリカがあるのか…。それにしても口惜しい…。
( >_<)q"
ああ…馬を引いてるこのおっさんを張り倒して、暴れん坊将軍のように砂浜を駆け抜けたい…。』
しばらく歩くと来た道を引き返し、乗馬は終了した。
ポックラ ポックラ
^。<>。^~q(゚-゚q)゙
『中々に乙な体験だった。鳥取のラクダはどんなもん何だろう?』
2人は帰り道にどこかで食事をしようと思い
「この辺でどこか食事が出来る所はありませんかね?」
従業員さんに聞くと、さっき姉がイカ焼きをフガフガ食べていた場所を教えてくれた。
(-_(・_・)…
2人は車に乗ってドライブがてら食事処を探す途中、お弁当屋さんを見つけたので弁当を買い、再び車で移動した。
姉にちょっとした考えがあるようだった。
「初乗馬へ」
姉が向かった先は凄まじい絶壁だった。
───────
^
==============
( 💧) d(∀^ )゙
エー… イイベ?
道路に車を止め、ガードレールを跨ぐと一畳分ほどのスペースがあり、その先には空気しか無く、真下には海が広がっていて岩がごろごろある。
下に落ちればまず助かるまい…。
││││
」(.o.)l アーレー!
ここで買ってきた弁当を食べようというのだった。
ヤヨイはヒヤヒヤしながら弁当を食べたが、眺めは非常に良かった。
陽と風に当たり、微かな潮の匂いと波の音を感じて、海を眺め、弁当のおかずを交換したりして黙々と食べた。
ヤヨイは慣れてくると、下を覗いてみたり石を落としたりしてみたが、ヤヨイのそんな行動に姉は少しばかり焦っていた。
食べ終わって少し休むと、2人はゴミを持って車に戻り、家に向かって車は走り出した。
「金の犬」
それは、姉がまだ高校生の頃の事だった。
寒い冬のある日、姉は万券を数えて笑みを浮かべていた。
姉とヤヨイとでは貰えるお年玉の金額が随分と違っていたのだ。
ヒラヒラ
ヾ(¬o、¬)
「アンタに、この1万円札で鼻をかめって言っても出来ないだろうね~?」
(・o・ )
「出来るよ」
ヾ( -_・)
「はぁ!?ムリ、ムリ!絶対無理!!」
(・o・ )
「出来るよ。それ、私のお金じゃないし~。ちょっとかしてみ?やったげるから。」
、( ・_・)
「……。」
_(~^~ )
「ああ…、ちょうど鼻水が…早くかして。」
(ー_ー )"_(~^~ )
「ふん!む、無理だね!」
_(~^~ )
「出来るっつーに!」
(_ _ )💦_(~^~ )
「絶対、無理だっつーに!!」
(`∞´ )
「なにが無理なんスか!!」
|o(_ _ )💦(^´ )
「無理、無理。」
バタン!
゙|♥|=3(^´ )
|♥゙o( 💢)
「おーい。」
それからというもの、姉はお金に関して戯(たわ)けた事を二度と言わなくなった。
主あとがき
どーもどーも
こんちわ。
o(^-^)o
閲覧、毎度ありがとうございます。
最近、小説とは言えなくなってきましたが、このスレはこの路線でいこうかな、と思っております。
今回は少し愚痴らせて下さい。
ミクル内の、ホラー小説(複数人によるホライマ)のスレ主の動きが気になります。
こちらがレスを更新すると、こちらの動きに合わせて更新するようなのです。
こちらが止まるとあちらも止まる、という具合に。
本人は決して認めないでしょうがね。(こういう事を決して口には出来ない人なのだろう)
まるで、一方的に競争心で煽られてるようでイライラしてます。
否、その逆で好かれているのかな?(こういう言葉にムキになるらしい)
そんな訳で、今までは定期的に書いていましたが、今後はその辺りの様子を見ながら書いていこうと思います。
気のせいだったら良いのですが、ね…。
書ける人は競争しなくたって書けるでしょうから。
負けず嫌いで書かれたものなどしれている。
『ジェラシースパイス』
- あと出し人間 -
それは、
他人の表現センスを感じて初めて繰り出される、あと出し的な表現センスを持つ人。
その表現センスの中には、嫉妬や競争心、閃いた表現センスを発散したい欲望が沢山詰まっていて、本能に従って繰り出される。
当の本人はこのことに気付いているとしても、とても言葉には出来ない。
例えて言えば、競売みたいなものだろうか?
競う相手が居てこそ価値が上がってゆくように。
そのため、相手が動き出さない内は己も動かない(動けない)し、相手が動き始めても本気を出していないとわかると怒りだしたりする。
同意もなく一方的に目を付けられ煽られるのは迷惑なことである。
目を付けた人物以外の人には寛容ではあるようだが。
『黒王記』
キャスト
「黒王」
m(=^`∞´)m )ノ
(+++++++)
本名:白鏡 明透
数々の伝説を持つ体も態度もでかい黒猫。
腹も黒い。
「きんちゃく」
(・・^=)⌒)っ
本名:きんさく
黒王をオヤビンと呼んで慕う子猫。
甘えん坊。三枝家で飼われている。
「ボス猿」
、( m(>`⊥´<)m
居酒屋『どてっぱら!』の店主。
黒王とは古くからのつきあい。
「かぐや」
(▲е.е▲
居酒屋『どてっぱら!』で働く女の子。真面目だがからかわれやすく、本人は少し悩んでいる。
「みく」
†>^-^<†
本名:底無見栄
(ソコナシ ミエ)
可愛いが不審な言動が目立つ。言葉使いが滅茶苦茶。実はアイドルだという噂も…。
「マーチー」
ξ゚-゚§
"@≒g ♪
やたらギターを弾きまくるギター命のアメリカ人。
通りすがりの羊。
ヽ⌒(g)-_-(g)
いつも意味深な言葉を残して消えてゆく、さすらいの詩羊。
その他
ヤヨイ、ヤヨイの姉、アケビ
(^o^)(・_・)(-_-)
<一>
(・・^=)⌒)っ
「こんにちは!
僕、きんさく!!
今日はオヤビンと一緒に隣町まで遊びに行くんだぁ😄
あ、オヤビンっていうのは黒王っていう先輩猫さんのことだよ。
世の中の事を色々教えてもらってるんだぁ😄
今日も知らない場所へ連れて行ってもらうんだぁ😄
楽しみだなぁ😄
オヤビンまだかなぁ😄ソワソワ」
┏━━━┓
┃どてッ┃
┃ぱら!┃
┻━━━┻
《海はよぉ~海はよぉ~♪
ヨイショ、ヨイショ♪》
(=*^´∞`*)~'
(つ| ̄ ̄ ̄ ̄|
〒-|唯我独尊|
(▲е.е▲
「あれ?そういえば…
ねぇ黒王さん、何か予定があったんじゃないの?」
(>`⊥´<)m
「ふん!ほっとけ!
黒の奴、昼間っからエエ~身分じゃのぅ。」
(・・^=)⌒)っ
「来ない…」
(>`⊥´<)
「かぐやちゃん
そろそろ、あそこで寝とるドラ猫を起こしたってくれや。」
(▲е.е▲
「黒王さん!もう店閉まいですよ。」
(=*^´∞`*)~'
(つ| ̄ ̄ ̄ ̄|
「んあ?…
嫌じゃー!儂は帰りとうない!おぉ、猿!酒を出さんかーい!」
(>`⊥´<)
「……
水をかけるぞ?」
「ああ、わかったわかった。帰りゃえんじゃろが。ふん!
ふぁ…ぁ」
(=*^´∞`*)~'
(つ占 э∠゙)ノ
<三>
:∴∵🌕・:.∵
『オヤビ…』
ヒック…!?
(=*^´∞*)
(つ占 э )
「わりゃ!?
…なんなら!!なに見とんじゃ!」
(=*^`∞´*)
(つ占 э∠゙)ノ
ボリボリ
「ジーっと、なに見とんじゃ聞いとんじゃ!おお?」
(=*^`∞゚*)
(つ占 э∠)
ボリ…
「……聞こえんのか!!コイツめ!」
(=*^`∞´)づ⚡
ガリガリ| ポスター |
´)づ|p(^o^)q|
「オヤビン!😠」
「お?
おぉ、きんちゃく。
こがぁな時間に何やっとんなら?
深夜徘徊か?
寿司食え、寿司。」
コウブツジャロ?
(=^ ゚∞゚)っ占
「オヤビンのバカー!!」
バシッ!
占⌒ n(>o<^=))ノ
「あ!なにするんじゃ!?」
n(=^`∞´)n
「寿司が…」
=^´∞`)_┏┓,
<四>
.:・(i□i^=)ユ)ノ
ブワァ!
「ずっと待ってたのに!遊びに行く約束してたじゃんかぁ!」
「……。」
(=^´∞゚)
『んーと、ほうじゃったかなぁ?
…ん!?あれは…』
_______
|ラ|ー|メ|ン|
┳━━━━━━
┃"g(^-^ )o🍜┃
チャッ!チャッ!
「まぁ、そがぁ興奮せんと落ち着けや。屋台のラーメンでも食わんか?」
(=^´∞゚)づ
(つ (iーi^=)ユ)ノ
「ラーメン?」
(=^`∞゚)v
「よぅ大将、ラーメン2つくれ。」
,___
(^-^)v
「へい、らっしゃい。2つね。」
(・・)
「僕、ラーメン食べたことない。」
(=^`∞´)
「ほうか、美味いけぇ試してみいや。」
,___
(^-^)o🍜
「はいよっ、お待ちどう!」
<五>
(._.^=)パキッ
🍜o//o)
「これがラーメンかぁ。」
フーフー
(・,・^=)チュルチュル
o″🍜o)ノ
「アチッアチチ、熱いや。でもおいしい😄」
(=^´∞`)
「ちっ…なっとらんのぉ、これじゃけぇ素人は困るんじゃ。」
「よう見とけよ!」
オオ?
(=^`∞´) ウン
(つъ_π(・・^=)゙
ズババババ!
(=^`π´)💦
(つ√⌒ρ(゚o゚^=)
ズルズルズビー!
「コショウとってくれ。」
(=^`∞´)チュルル
(つπ_ つ(・,・^=)
「香辛料は味をみてからかけるんがマナーじゃけぇの。」
(=^`∞´)
(つπ_@C゙(・・^=)
パッパッパッ
ズルルーズルズル!💦
(=^`π´)チュルル💦
(つ√⌒ρ(・,・^=)
ズズズー! o″🍜o)ノ
チュチュー!
ゴクゴク
「プハァッ
…と、まぁこんなもんじゃの。」
シーシー ゲフッ
(=^`∝、) スゲー
(づъ_ )(゙o゚^=)
カラン!
モグモグ💦
(^・,・^=)チュチュー
(o🍜 o )ノ
タン!
(=^`∝、)
「食い終わったか?
次は食後の運動といくか。
家まで競争じゃ!」
・:.・○:∵∴・
「せぃー」
~⌒゚ ~⌒゜
「それー」
・:.・○:∵∴・
「あ!違た!こっちじゃ!💦」
「オヤビーン!😲」
🏠🏠🏠🏠🏢🏫
<一>
「おーい、帰ったぞぉ~」
(=^゚o゚)
「お帰りなさい、あなた。今日は早いのね。」
('-'^=)
「明透の顔を早く見たくてな、走って帰ってきちゃったよ。」
(=`^o^)o
「おー、明透!
いい子にしてまちたか😄?
パパたんでちゅよー😄
ふるふるふるバァー😄」
o(=^´◎`^=)o
バブバブ
('-'^=)
「あなたったら😄
明透もご機嫌ね😄」
o(=^´◎`^=)o
バブバブ
(=`^o^)
「可っ愛いなぁ~」
「んもう!あなたったら明透のことばっかり。どうせ私は可愛くないですよぉ~だ。」
(=^ ̄^) プンッ
(=^゚o゚)
「なに言ってんだよ😅
あ!毛色を変えたんだね。似合ってるよ、ハニー😄」
('-'^=) コロッ
「ニャン❤ハニーだなんてぇ😄
プーマ色にしてみたの♪ダーリン❤」
「ハニー、愛してるよ❤」
(=^´◎`^=) …
「ダーリン❤」
チュッ❤
小説・エッセイ掲示板のスレ一覧
ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。
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私の煌めきに魅せられて3レス 62HIT 瑠璃姫
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✴️子供革命記!✴️13レス 84HIT 読者さん
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181レス 2787HIT 恋愛博士さん (50代 ♀) -
神社仏閣珍道中・改
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私の煌めきに魅せられて
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3レス 62HIT 瑠璃姫 -
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北進
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12レス 252HIT 作家志望さん
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🌊鯨の唄🌊②4レス 109HIT 小説好きさん
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人間合格👤🙆,,,?11レス 123HIT 永遠の3歳
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酉肉威張ってマスク禁止令1レス 125HIT 小説家さん
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今を生きる意味78レス 509HIT 旅人さん
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黄金勇者ゴルドラン外伝 永遠に冒険を求めて25レス 946HIT 匿名さん
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🌊鯨の唄🌊②
母鯨とともに… 北から南に旅をつづけながら… …(小説好きさん0)
4レス 109HIT 小説好きさん -
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人間合格👤🙆,,,?
皆キョトンとしていたが、自我を取り戻すと、わあっと歓声が上がった。 …(永遠の3歳)
11レス 123HIT 永遠の3歳 -
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酉肉威張ってマスク禁止令
了解致しました!(小説好きさん1)
1レス 125HIT 小説家さん -
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おっさんエッセイ劇場です✨🙋🎶❤。
ロシア敗戦濃厚劇場です✨🙋。 ロシアは軍服、防弾チョッキは支給す…(檄❗王道劇場です)
57レス 1391HIT 檄❗王道劇場です -
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今を生きる意味
迫田さんと中村さんは川中運送へ向かった。 野原祐也に会うことができた…(旅人さん0)
78レス 509HIT 旅人さん
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☆ダブル不倫15☆
スレがいっぱいになったので新しいスレを作ったよ☆ 大切な仲間の皆んな、これからもよろしくね♡ …
426レス 24198HIT りあ (40代 女性 ) -
妻の過去について
私と妻は現在50代。妻は私より4歳年下です。私と付き合う前に付き合っていた彼との関係について知りたく…
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