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沙耶香の女装官能小説2(女王様と作家編)

No.9 17/12/07 18:23
作家
あ+あ-

躊躇いながら胸が露になり清潔そうなスポーツブラが見えた。
一見スレンダーに見えたが着痩せするタイプだろうか。わずかに汗の匂いが漂ったと感じた時だった。
「……イッちゃう……!あ……」
びゅるる……!!と睾丸からの牡の精液は個室の壁に向かうように飛び出し舞先生の顔に白いメイクをするように飛んだ。あまりのことに彼女はしばし呆然としていたが握っていた男性器から出たモノと認識したようだった。
「これが……男の……人のもの……ん」
複雑な戸惑いがあるらしくわずかに恍惚さが見られたが戸惑いの方が大きかったようだ。
「あ、すみません。私がつい……」
「つい?なに」
彼女の下着姿に見とれたがためにいつもなら射精を我慢できたが麗奈たち以外の異性の下着姿に気を取られてたから。だがさすがにそんなことは言えない。
「い、いえ大丈夫ですか?気分悪くしたらごめんなさい」
「ああ……これが子どものもと?べっとりしてて臭くて変な匂い」
「え、ええ」
ポケットティッシュを渡し彼女は顔や髪、肩についた精液を拭う。男性経験がないのは本当らしかった。
すみませんと再度頭を下げたが彼女は私に男性を教えて欲しいとむしろお願いした。
「そんな……私は女装ですし……」
「言いにくいけど父や兄以外の普通の男性は少々苦手ぽいので……」
「か、考えておきます」
腕時計に目をやるとすでに夕方前なことに気づき拾ったショーツはバッグにしまい扉から人が他にいないか確認し彼女に別れを告げた。
「また来ますから。その折りにお話ししましょう」
「そんな。さようなら」
名残り惜しそうな舞先生を背にフィットネス教室を出て運よく来たバスに乗り帰路に着いた。
「どたばたしちゃった。夕食何にしよう」
“EYE”があった小高い丘が街から見えていた。小さなランジェリーショップだったが町の象徴にも思えるくらい愛着あったことに気づく。
バスを下り近所のスーパーでジャガイモやニンジンを手にしポトフにでもしようと決め購入。帰るとすでに五時。洗濯物を入れたたみご飯は無洗米、ポトフやサラダなどを作りある程度出来たところで一息ついた。
取材したことを思い出したり舞先生のことを再びメモした。
女装してても女性のことはわからない。特に女性の心や精神はいくら演技で真似ても相手はそれを上回る。
まだまだかな。

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