妊娠初期の飛行機による放射線リスクとは?

妊娠初期の飛行機の利用

妊娠初期でつわりがある場合は、飛行機の利用を控える人が多いと思います。 しかし、どうしても事情があり飛行機を使わなくてはいけない場合の注意点やリスクはどうなのでしょう。 機内の環境は体調が不安定な妊娠初期には、あまり快適とは言い難いかもしれません。 気圧の変化で酸素濃度や湿度の低下、つわりと出血などの問題、エコノミークラス症候群、放射線などがあります。意外と知らない人もいるかと思いますが、最後の放射線。妊娠中には悪影響はないのでしょうか? 放射線は、高度が高くなるほど影響が大きくなります。しかし、飛行機に乗り高度が高くなるからと言って胎児に悪影響が出る確率は少ないと言えます。妊娠初期の被爆量が50mv未満であれば胎児の奇形発生には影響しません。ルートにもよりますが、東京~ニューヨーク間を飛行機で往復した場合の被爆量は0.2mv位ですから。

快適に利用するには

妊娠中は、通常よりも体力がなくなっています。ですので、とても疲れやすいと言えるでしょう。できれば、搭乗は避けたいところです。 もしも、搭乗することがあった場合は、つわり対策、長時間の移動は避ける、できるだけ広めの席を確保するなどの点に注意をしたいところです。

診断書

妊娠中期以降は、搭乗する際には医師の診断書が必要になります。妊娠初期でも必要なのか航空会社に確認する必要があります。 診断書が不要でも担当医に相談をしてからにしたほうがいいと言えます。体調が思わしくないときは無理は禁物です。

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