妊娠中は断酒しないと本当に胎児に悪影響があるのか?

妊娠中の飲酒について

妊娠中にアルコールを完全に止めてしまう人が大半ですが、妊娠初期では1日1~2杯のアルコールであれば胎児に悪影響はないようです。 これは、調査した女性経済学者のデータですが、当人も妊娠中期以降も週3~4回グラス半分のワインを嗜んでいたとか。 しかし、そうは言っても、やはり飲み過ぎると悪影響があるのは事実です。心配であれば担当医に相談されるとよいと思います。

飲酒は不妊になる?

不妊症で悩んでいる方は、飲酒習慣がある場合は要注意です。 男女共に過度の飲酒習慣がある場合は、妊娠率が低下するという報告があります。 1日2杯のアルコールを女性が摂取した場合は、不妊の割合が60%増加します。逆に1日1杯未満であれば不妊の割合は35%低下するとか。 又、毎日、飲酒をする女性は流産の確率が2.5倍以上になると言われています。 特に女性は、妊娠を希望しているのであれば、飲酒は控えたほうがいいでしょう。 男性も過度の飲酒は、奇形精子の増加、勃起障害などの原因になります。 習慣的な3杯のビールが精子の質を悪くするという情報がネットに流れたことがありますが、精子の質の低下と不妊は関連性が必ずしもあるとは言い難いそうです。

しかし、そうとはいえ子供が欲しい場合は、極力、リスクを避けたいところではあります。 お酒は子作りをした後に又、飲むことが可能ですから。 アルコールは中毒性と依存性が高いので、日頃からの自己管理が大切になってくると思います。

いかなる記事内容もその正確性が保証されているものではありません。自己判断でお願い申し上げます。
この記事に誤りがある場合は、こちらまで詳細をご連絡ください。
※対応結果等はご案内差し上げておりませんので、ご了承ください。

他のテーマも読んでみませんか