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未来と過去とを繋ぐもの

レス5 HIT数 866 あ+ あ-

0311（ 20代 ♂ 9L2Ch ）
09/03/28 00:36(更新日時)

次は完成させたい☆★☆

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No.936391　09/03/27 00:40(スレ作成日時)

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No.1 09/03/27 01:15
0311 ( 20代 ♂ 9L2Ch )

～１～

本には人の想いが宿ると言う。

その本を手掛けた人
その本を愛した人

特別な想いを込めて書かれた本や、愛され、読まれ続けた本には、なにか不思議な力が宿ることがあるのだろう。

そして意外すぎる自分とその本の接点が見えてくることも…。

『狐の王子と熊の姫』

この本と初めて出会ったのは、まだ僕が５歳の頃だった。

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No.2 09/03/27 02:24
0311 ( 20代 ♂ 9L2Ch )

～２～

【むかしむかし狐の国に若い王子様がおりました。そしてその王子様には猫の国の猫姫というそれはそれは美しい婚約者がおりました。】

当時、僕が寝る前に、よく母がこの本を読んでくれていた覚えがある。

しかし、この物語は、当時の自分にとってはあまりにも話が長すぎたため、最後まで読んだ（聞いた）ことなど一度もなかった。いつも途中で寝てしまっていたのだ。

それにも関わらず、僕は不思議とこの本を気に入ったらしく、僕は覚えていないが、聞くところによると、いつの間にか母に自分からせがむまでになっていたらしい。