願いが叶う日記帳

―登場人物①―

私の名前は桑山奈智。22歳。1月21日生まれのO型。現在、大学2年生の主人公。部活は帰宅部。真辺聖くんに片想い中。ある日、家で探し物してたら、1冊の本を見つける。

そして同じ大学1年生。名前は真辺聖（まなべ、せい）。私より一つ年下で21歳。3月17日生まれのA型。彼女なし。部活は帰宅部。

そして真辺聖くんの親友。名前は高橋雅樹。大学1年生。部活はバスケ部。好きな人は奈智の親友・華南。

奈智の親友・日比谷華南。大学2年生。好きな人は聖くんの親友・雅樹君。男子バスケ部のマネージャー。

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―登場人物②―

聖のライバル役。名前は神原雪夜（アイドル名・YUKIYA）。好きな人は主人公・奈智。大学2年生。現在、男性アイドルとして活躍中。STVMP事務所。

偶然であう奈智を芸能人にさせようとするスカウトマン＝マネージャー。名前は芹沢晴。35歳。STVMP事務所経営。S経済大学院卒。多くの芸能人を育てた実績を残す若手の天才。

アイドル・長谷川未瑠（本名・長瀬未依）。主人公・奈智とはイトコ。JLTVMP事務所。噂で奈智がライバル事務所に入ると聞きアイドル同士なのでライバル宣言をする事になる。

未瑠のマネージャー・由岐村悠。35歳。JLTVMP事務所経営。数々の芸能人として育てた実績を残す。J経済大学院卒。

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ん？何これ？願いが叶う日記？こんなの家にあったんだ。なんか書いてあるのかなぁ。とりあえず見てみた。しかしページには何も書いてない。その時、本に文字が現れた。よく見ると日記の使い方の説明が出てきた。何なに？この日記に書く為には悪用しないで、どうしても困った時に使用する事。書いたら信じること…か。よーし、とりあえずなんか書いてみよう。奈智は、さっそく使おうと試してみた。

奈智『えーっと探し物が出て来ますように…と。これで探し物みつかるよね。』

そして次の日。
引き出しあけてみたら探してた物が見つかった。

奈智『あれ？昨日は見つからなかったのに…。もしかして…あの日記は本当に効果あるのかも！！』

奈智は、さっそく学校に日記帳を持っていった。しかし書く事が浮かんで、こない。んー。何を書こう。

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そう言えば華南。好きな人が、いるって聞いた事ある。確か高橋くんっていうバスケ部の1年生だったなぁ。よし、ここは私の出番かも。えーっと、この授業が終わったあと華南とこに英和辞書を借りにくる…と。これで良し。そして今の授業が終わった後、華南とこに英和辞書を借りにきた。

雅樹『誰か英和辞書を貸してくれますか？』

華南『私、英和辞書もってる。ちょっと待つてて。』

唯一、英和辞書を持っていたのは華南だけだった。華南は辞書を持って雅樹君に渡した。

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雅樹『ありがとう。日比谷さん。後で返すから。』

華南『あとで何か奢ってね。』

雅樹『了解。』

高橋くんは教室へ戻った。その後の華南は

華南『奈智～。緊張したよ。』

奈智『良かったね～。この調子で上手くいくとイイね。』

華南『うん。』

華南は嬉しそうに笑った。良かった～。よ～し私も頑張るぞ。

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私は数学のノートを忘れた事に気付いた。今日はさされるから勉強してきたのに意味ない。仕方なく隣りの男の子（神原雪夜）に数学のノートを見せてもらう事になった。

奈智『ねぇ。今日、数学で、さされるからノート見せてくれるかな？』

雪夜『桑山さん。ど…どうぞ。
』

奈智『ありがとう。』

奈智の笑顔に雪夜は恋してしまう。


―この頃、聖は―

雅樹『さっきさ俺、先輩に英和辞書かりに行ったんだけど誰も持っていなかったらしくて困ってたら、日比谷先輩が英和辞書かしてくれた～。優しいよな～。

聖『 良かったなぁ～。憧れの日比谷先輩に貸して貰えて。』

雅樹『聖は好きな人いないの？』

聖『いるよ。日比谷先輩の親友・桑山奈智先輩が俺の好きな人。』

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雅樹『マジで？』

聖『マジで。』

雅樹『よ～し俺。協力してやる。』

聖『そりゃ助かる。』

チャイムが鳴り授業が終わる。

キーンコーン。

カーンコーン。

雅樹『部活（バスケ）いってくる。』

聖『雅樹、頑張れよ。』

雅樹は部活しに行ったが俺は帰宅部。何故なら桑山さんが帰宅部だから入った。俺って単純だよな。

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奈智『…だよね～。』

声が聞こえてきたので後ろ振り向いたら桑山さんが居た。桑山さんだ～。よ～し声かけるぞ。

聖『あの…桑山さん。一緒に部室いきませんか？』

奈智『あ、真辺くん。いいよ。』


ー奈智の気持ちー

真辺くんから話しかけてくれた。嬉しい。あ、そうだ。皆で遊びに行く予定を立てればイイんだ。

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そう考えた奈智は家に帰って、すぐ日記に書いた。〇月×日△曜日に私と華南は好きな人と遊園地で偶然あい一緒に遊ぶ事になる…と。そして一週間後の

ー○月×日△曜日ー

奈智は華南を誘い雅樹は聖を誘い遊園地へ向かう。

華南『ねぇ奈智～。本当に高橋くん来るの？』

奈智『大丈夫☆大丈夫☆』

しばらく歩いていると高橋くんと真辺くんが居た。あの2人も私達に気付いて声かけてきた。

雅樹『あれ～？日比谷先輩に桑山先輩。』

聖『偶然ですね。2人で来たんですか？』

奈智『うん。久しぶりに気分転換して楽しもうと思って。』

華南『ところで2人は何しに来たの？』

2人『俺達は新しいアトラクションできたって聞いたから来たんだ。』

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奈智『えーっ？そうなの？』

驚く奈智。

華南『新しいアトラクションって何？気になる～。』

好奇心わく華南。

2人『良かったら一緒に遊ばない？』

奈智と華南を誘う雅樹と聖。

2人『行きたい。行きたい。』

騒ぐ奈智と華南。

雅樹『まず、どれから行く？』

皆で考えてみる。
お化け屋敷？ろう人形の館？占いの館？観覧車？ジエットコースター？メリーゴーランド？パターゴルフ？ゲーセン？どれも捨てがたい。結局きまらず《あみだくじ》で決める事に。

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《あみだくじ》の結果

①ゲーセン
②ジエットコースター
③ろう人形の館
④お化け屋敷
⑤パターゴルフ
⑥占いの館
⑦観覧車

になった。

ゲーセンで、まず4人はプリクラを撮ることになった。

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ゲーセンにて。

奈智『プリクラとろう。』

華南『それ、いいね。』

雅樹『じゃんけんで決めよう。』

皆でジャンケンする事になったがグーかパーのどちらかを出してペアで撮ることに決めた。せーの。ジャンケンーポン。
雅樹と華南はパー。は聖と奈智はグー。

雅樹『俺は日比谷先輩と一緒。』

華南『勝つたから先に撮るね。』

奈智『うん。』

奈智は振り返って聖に声かけた。

奈智『私は真辺くんと一緒だね。真辺くんヨロシクね。』

真辺『お…おう。』

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華南『どんなポーズで撮ろうか？』

雅樹『これは？コレとか。』

華南『いいね。じゃあコレとコレね。』

5、4、3、2、1。

パシャ。パシャ。

撮った後ラクガキコーナーで書いて出てきたプリクラに満足そうだった2人。

奈智『じゃあ次は私達だね。』

聖『どんなポーズで撮る？』

奈智『コレとコレにしようか？』

聖『コレとコレか。分かった。』

パシャ。パシャ。パシャ。

ラクガキコーナーにて

奈智『ねぇ、ねぇ。ココにコレ書いてイイ？』

聖『イイよ。』

楽しそうに書く2人。

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ゲーセン行った後、ジエットコースター。その後は、ろう人形の館。次はお化け屋敷。コレは男女ペアで別れた。さっきと同じくジャンケンしたら雅樹と奈智。聖と華南がペアに。

雅樹『じゃあ行こうか。』


奈智『お化け屋敷キョーミあったけど怖い～～～。』


雅樹『大丈夫。俺がいるから。』


しばらく歩いていると目の前に、お化けが。


奈智『きゃああああ。』

あまりの怖さに雅樹に抱きつく奈智。


奈智『ご…ごめんね。』

雅樹『怖かったら掴まってて、いーよ。』


奈智『ありがとう～。』

雅樹は奈智をみて桑山さんって怖がりなんだなぁ。聖が好きになる理由わかるかも。


奈智は雅樹みて頼もしいなと思った。華南が好きになるの分かる。

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と、お互いの事を知る。

この後にパターゴルフへ行き向かった先は占いの館。

奈智『私、占ってもらおう。』

華南『私も～。』

聖と雅樹『俺達も～』

占いの館に皆で入った。

占い師『では貴女から。』

奈智『恋愛なんですけど。』

占い師『恋愛…ね。』

占った結果。

占い師『今、現在。貴女に好意もっている人は身近にいます。1人は幼馴染みかクラスメイトの中です。もう1人は年下です。この2人によって貴女の人生が変わる何かが、この先、おこるでしょう。』

奈智『えっ！？そうなんですか？占って頂き、ありがとうございました。』

占い師『次の方どうぞ！』

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聖『はい。』

占い師『何を占いましょう？』

聖『恋愛なんですけど…』

占い師『…はい。では、占います。』

―聖の占いの結果―

占い師『貴方に恋のライバルが現れるでしょう。そのライバルは好きな人の身近にいます。好きな人を取られないよう注意して行動して下さい。』

聖『恋のライバル……わかりました。ありがとうございます。』

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占い師『次の方～。』

華南『ハイ。お願いします。えっと恋愛と金運を占って下さい。』

占い師『占ってあげましょう。』

―華南の占いの結果―

占い師『今年の〇月に宝くじを買うとイイです。または貯金をするとお金が溜まります。恋愛は上手くいくでしょう。』

華南『ありがとうございます。』

占い師『次の方～どうぞ。』

雅樹『ハイ。えっと恋愛とレギュラーになれるかを知りたいんですが…』
占い師『占います。』

―雅樹の占いの結果―

占い師『恋愛は順調ですが浮気をしないように気をつけて下さい。頑張ればレギュラーになれます。』

雅樹『ありがとうございます。』

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次はミンナで観覧車に乗る事になった。奈智と聖。雅樹と華南。ペアで別れた。ここの遊園地にはジンクスが、あり好きな人とプレゼントを交換して、お互い見につけていると、ずーーっと一緒にいられると言われている。このジンクスで幸せになれた人もいるとの噂を聞き来てみたが、かなり人が多い為に乗るまで、30分かかるらしい。それでもジンクスを信じて並ぶ。

奈智『結構こんでるね～。』

聖『そうだな。』

雅樹『あと30分だ。』

華南『もう少しだね。』
そして30分後。

店員『次のカップルさんどうぞ。』

奈智と雅樹『か…カップル？』

2人は、お互いの顔を見て照れながら観覧車に乗った。

店員『次のカップルさんも、どうぞ。』

華南と雅樹『は、はい。』

2人は緊張しながら観覧車に乗る。

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観覧車でジンクスをした4人。しかし幸せも束の間だった。ある日、奈智の父親が他人の借金を肩代わりした。肩代わりしたが払えず逃げた父親に対して奈智は落ち込むヒマもなく家族を支える為、仕事をしながら大学へ通うことになる。

バイト先にて。

店長『新人さんを紹介します。』

奈智『はじめまして。桑山奈智です。ヨロシクお願いします。』

店長『桑山さん。紹介しよう。うちのベテランさん。分からない事あったら、この2人に聞くとイイ。』

奈智『はい。ヨロシクお願いします。』

緊張しながら頭を下げて挨拶したけど。ん？どっかで見たよぉな……。顔をあげたら…なんと！！！好きな人と隣りの席にいた男の子が居た。

雪夜『神原雪夜です。ヨロシク桑山さん♪♪』

嬉しそうに笑う雪夜くん。

聖『真辺聖です。桑山先輩よろしく。』

にっこり微笑む真辺くん。

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さっそく奈智はバイト帰りに真辺くんと神原君が何故バイトしてるのか聞いてみた。

奈智『神原君と真辺くんは、なんで働いてるの？』

聖『俺は…資格とか。ほしいの、あるし。』

雪夜『俺はアイドルだけど稼がないとね。あと…小遣いとかほしいから。』

聖と雪夜『そういう桑山さんは？』

奈智『父親が友達の借金を肩代わりして逃げたから返す為に働くことにしたんだ。』

2人は奈智の優しさにドキッとした。

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毎日働く奈智は早く借金を返す為…ある事を日記に書いた。明日、イイ事がありますように。えーっと出来れば借金返せるくらいの仕事が出来るようになりますように。
そして次の日。バイト先に向かっていたら奈智は男性に声かけられた。
奈智は立ち止まり、その人の名刺を受け取り事務所へ行く事にした。

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奈智は芹沢マネージャーから話しを聞き母親に相談した。そしたら母親はOKしてくれた。母親は、さっそくイトコの長瀬家に電話し娘が芸能界にスカウトされ入るという事を話した。それを長瀬家の母親は聞き未瑠のマネージャー由岐村悠に言った。それを聞いた由岐村悠はアイドル・長谷川未瑠（本名・長瀬未依）に話した。

未瑠（未依）『なんですって？奈智がライバル事務所にスカウトされた？？それ本当なの？由岐村マネージャー。』

由岐村『どうやら本当のようです。』

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未瑠（未依）『新人アイドルって訳ね……由岐村マネージャー。さっそく私、奈智にアイドルライバル宣言してくるわ。車を今すぐ用意して。』

由岐村『はい。』

未依は車に乗り桑山家に向かった。ピ―ン―ポ―ン。ん？誰かきた見たい。こんな遅くに誰だろう？バタバタバタ。玄関を開ける奈智。

奈智『はーい………あれ？もしかして…未依？』

未依『こんばんわ～。久しぶりね。奈智。元気にしてた？』


奈智『ええっ？こんな時間帯に来て平気なの？』

未依『大丈夫よ。とりあえず中はいって、いいかしら？』

奈智ママは未依に中はいってもらうよう奈智にいった。

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未依（未瑠）『奈智。スカウトされたって貴方の母から聞いたわ。もし入るなら私の事務所に来ない？？』

奈智『えっ！？まだ入るか考えてたんだけど……』

未依（未瑠）『私と一緒に仕事してみない？？』
奈智は考えた。確かに未依（未瑠）は今、人気アイドルとして有名だ。でも同じ事務所なんて比べられるに決ってる…。

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奈智『せっかくだけど……私……STVMP事務所を選ぶ。』

未依（未瑠）『そう…残念ね。結局…貴方もYUKIYAと同じなのね…。』

奈智『どうゆう事？』

未依（未瑠）『知らないの？貴方の学校にYUKIYAが通ってること。』

奈智『YUKIYAって、あの今、人気ある男性アイドルの事？』

未依（未瑠）『そうよ。私、YUKIYAとは幼馴染みなの。だから一緒に同じ事務所はいるって聞いたら貴方と同じように断られたわ。』

奈智『知らなかった。』

未依（未瑠）『断る理由を教えてもらえないかしら。』

奈智『理由は………だから。』

未依（未瑠）『そう…。今はライバル会社のSTVMP事務所だからライバル宣言しておくわ。もし今の事務所が飽きて気が向いたらJLTVMP事務所に来てね。いつでも歓迎するわ。』

由岐村マネージャー『どうぞ。由岐村と言います。気が向いたら、ご連絡ください。サポート致します。』

そういって2人は帰っていった。

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奈智は借金を返す為、新人デビューした。そして、雑誌に出始めた途端…モテモテに。あわてた聖は奈智に告白しようと決意した。

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聖は奈智に告白。奈智の答えは、もちろんOK。聖と奈智は付き合いはじめる。その事を、すぐ聞いた雪夜は聖にライバル宣言する。

雪夜『桑山さんかけて勝負だ。真辺。』

聖『奈智は渡さないからな。』

奈智『神原君どうして勝負するの？』

雪夜『桑山さんが好きだから。』

奈智『えっ！？ええ？』
皆や聖は桑山さんに恋してるのを知っていたが奈智は知らなかったようだ。

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そんなこんなで色々ありましたが勝負は勿論、真辺くんが勝ちました。そして次の日、私は見てしまうのです。雪夜くんがSTVMP事務所に入っていくのを。奈智はマネージャーに聞いてみました。そしたら神原雪夜くんはYUKIYAだと言うのです。

芹沢マネージャー『ところで桑山さん芸名どうしますか？』


奈智『そうですね～～。芸名は成瀬茉莉花で。』

芹沢マネージャー『じゃあ成瀬茉莉花で決まりだね。さっそく成瀬としてTVなどの取材を撮ってくる。』


奈智『お願い致します。』

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芹沢マネージャー『奈智さん。さっそくの仕事だが今、人気のYUKIYAと共演してほしいんだ。ドラマの主役として。』

奈智（成瀬茉莉花）『えっ！？いきなり私が主役ですか？』

芹沢マネージャー『しかもアイドル・長谷川未瑠（本名・長瀬未依）も出るらしい。脇役＝悪役としてだが。もちろん脇役は本人希望だ。主役は君に任せるとの事だ。』

奈智（茉莉花）『わかりました。』

雑誌や新聞には、なんと《新人デビューしたばかりの成瀬茉莉花が主役？しかも、今、人気あるYUKIYAの相手役で長谷川未瑠は脇役》と載っていた。

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周りからは批判されたり応援されたりした。奈智は、なんだかんだで乗り切った。そしてドラマがTVで放映された時。演技をみた人達は…唖然とし気付いたら奈智（成瀬茉莉花）に目が、いってた。そして今までにない最高視聴率50%こえていた。この日、奈智は父親が肩代わりした借金を全額かえし日記を書いた。父親が戻ってくるように…と。そして……父親は戻ってきた。

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父親は奈智に感謝の気持ちを伝えた。そして、その後のYUKIYAは未瑠と婚約し奈智は聖と同棲生活を始めた。

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―奈智からメッセージ―

皆さん、読んでいただき、ありがとうございます。どうでしたか？願い叶う日記帳は？私は、こういう時に使えたら便利かなと思い使わせてもらいましたが貴方の周りに実際に、この本あったら、貴方は何に使いますか？

―聖からメッセージ―

俺なら…幸せになるために、この日記を使う。もし、あればの話しだけど…。願い叶う日記あったら欲しいし絶対かうね。

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―YUKIYAからメッセージ―

皆、最後まで読んでくれて本当に、ありがとうございます。もし自分のところへ実際に、この日記あったら少し楽な生活おくってみたいです。


―未瑠（未依）メッセージ―

こんにちわ。どうだったかしら？この日記の感想は？あ、そうそう。もし私が願い叶う日記もってたら旅行とかしたいわ。休みほしいもの。

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―作者のコメント―

これは二回目の作品です。一つ目は『チョコレートのような恋』でしたが、二つ目は願いが叶う日記帳が、あったら良いなぁと思い、このタイトルにしました。ちなみに二回目はフィクションです。登場人物は実際の人と関係ありません。次回も、お楽しみに。それでは。

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