記憶か記録か…ドラマ日記 8
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連ドラの感想、まとめ等
シーズン毎に記録して行くスレです。
基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。
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>> 93
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「フォレスト」4話迄終了。
【戻りたい、何もなかったように】篠田は純の母親の主治医でもあり、…
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「ホットスポット」5話迄終了。
【個人的ニュース】池松(岸本)・前田(松崎)コンビは「月曜から夜ふかし」の取材クルーで、身の回りで起きた個人的ニュースというテーマでインタビューしまくると、これまでのエピソードがちょこちょこ回収されて行くのが面白かったし、その中でも人間わざとは思えない、眼鏡を掛けた男の数々のエピソードに二人は食い付き、宿泊先が清美の勤務先のレイクホテル浅ノ湖で、由美(夏帆)が小野寺くん宇宙人説を得意気に話した為、仕方なく清美は高橋に支配人と由美にはカミングアウトする様に促し、支配人は兎も角として、由美は地雷だろうとヒヤヒヤしたら全然信じて無くて、テレビのインタビューだから盛り上げただけと言って、普通に退勤して行ったのには笑ってしまった。あれだけ食い付いていたのにw
脚本=バカリズム 演出=松田健斗
「秘密~~THE TOP SECRET」3話迄終了。
【亡き友と同じ顔の青年】前回の誤記を以下に訂正。“第九の4人は錯乱し、2人は自殺、1人は精神科に入院、鈴木は病院から脱走し、貝沼の脳と映像を破壊し、自分の脳も撃とうとしたが撃てずに薪に銃を向け、正当防衛で薪が殺した”
第九は鈴木の脳を保管し、薪はそれを全部見た設定だったのね。よく分かって無かったけど、今回を観てそうだったのかとスッキリ。
脚本=佐藤嗣麻子 演出=松本佳奈
>> 93
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「フォレスト」4話迄終了。
【戻りたい、何もなかったように】篠田は純の母親の主治医でもあり、…
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「119エマージェンシーコール」4話迄終了。
【「絶対」の重責、心に秘めた熱いもの】
今回は見応えがあった。
救急救命の現場で「絶対助けます」は御法度なのかをテーマに、与呉の異動の切っ掛けとなった、救命士時代に娘に絶対助けるからと言って父親を助けられなかった過去、78歳妻からのコールに、82歳夫を「絶対助けますから…」と言いながら、高齢の妻に心マは無理な事を考慮せず助けられなかった粕原の“絶対”の判断ミス、コールに「絶対助けます…」と言って、色々な幸運(倒れた父親の心マを頼んだ娘が、心マやAEDの講習を受けたばかりだった事、駐車していたSAから直接一般道に出られて、そこから救急救命科のある病院まで、新興住宅地に新道が開通していたのを、前回の“お出掛け”で粕原が確認していた事)が重なり救助出来た与呉と管制室全体の歓喜と、いくつかのケースを描写して、結論としては御法度ではなくてケースバイケース、心から出た言葉で全力を尽くすなら、結果はどっちに振れたとしてもお互いに納得出来るのではないか…みたいな感じだったな。
与呉のトラウマになったケースの相手は小学生だったから、どうして!って反応は仕方ないと思うけど、最近は大人でも訳の分からない連中が居るから難しい問題ではあるね。
脚本=小柳啓伍 演出=水田英成
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「東京サラダボウル」6話迄終了。
【海と警察官】今回はほぼほぼ鴻田と有木野の過去編。特に鴻田の子供時代(10歳)は時間を掛けてじっくり描いていた。子供の時からコミュニケーション能力が高く、在日韓国人が近くで商売をしている様な環境で育ち、観る限りでは母親も在日韓国人に偏見を持たず、娘をその店に自由に出入りさせていたので、今のフレンドリーでフリーダムな人間性は、あの頃に培われたのだろう。
8年前の代々木通り魔事件の現場で、大学生?の鴻田と、交番勤務の織田、有木野は交錯していた、織田とは言葉を交わしていた偶然。それが切っ掛けで鴻田は警察官を志望し、有木野が絡むと冷静さを保てない織田は、警察官としての自信を失い始めた。そしてやっと登場した三上博史は、鴻田にとって吉凶どっちになるのだろう。
脚本=金沢知樹 演出=津田温子
「まどか26歳、研修医やってます!」5話迄終了。
【初のスランプ!聖なる夜に何かが起こる…】研修医の点滴スランプって大袈裟ではなく、本当に現場あるあるなんだとか。“さらばの森田”みたいなベテラン患者が、研修医を育てる為に善意で協力するみたいなケースも本当にあるそうで、意外とリアルで真面目で誠実なドラマだから惹かれるのかな。
脚本=前川洋一、脚本協力=村野玲子、原野吉弘、松井香奈、船橋勧 演出=大内舞子
>> 97
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「晩餐ブルース」3話迄終了。
【ぐつぐつキムチ鍋と熟考アイス】今回は耕助が何故仕事を辞めたの…
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「晩餐ブルース」4話迄終了。
【カリじゅわ唐揚げ】ああ、やっぱりクリエイティブの世界は難しいなあ。このドラマのPやDはテレビ局の社員としての上下関係も有るから、余計に頭を押さえ付けられてる感じに映るのかも。
今回は企画が通らない、優太と同期の上野Pに、会議では優太が援護し、耕助に教えて貰ったレンジで仕上げる唐揚げを会社で作って、上野に食べさせてた。少し前迄は優太は今の上野より酷いゾンビ(by耕助)状態だったのにね。
落ちている時に美味しいご飯を誰かと一緒に食べるって、気持ちを明るくさせる効果が有るのね。
脚本=灯敦生 演出=川和田恵真
「日本一の最低男」6話迄終了。
【二人の父親!どちらを選ぶ?家族って何?】ひまりの思惑通りに、こども食堂の特集をテレビで観た実父の康太(奥野瑛太=好演)が匿名の寄付で接触し、一平に見つかると陽菜の愛情を利用して結婚し、仕事が上手く行かなくなったら辛くて逃げたと懺悔する。一平は利用から始まったって一緒に居ると勝手に生まれちゃう何かがある、…それを世界では愛って言うんじゃないの?と説教。言葉にしたら、そういう感情を自分も実感してるって事に気付いたらしい一平。康太のお陰で分裂回避!
次回は一平を恨む元部下と、頑固親父の登場でどうなる?
脚本=蛭田直美 演出=谷村政樹
※やっぱり蛭田さんの脚本の方が訴求力が有るな
>> 98
【2025冬ドラマ】
「クジャクのダンス、誰が見た?」3話迄終了。
【逆転-溢れ出す裏切り者の欲望…私の知らない父の顔】
今回…
【2025冬ドラマ】
「クジャクのダンス、誰が見た?」4話迄終了。
【運命が覆る22年間の告白-反転する天国と地獄】
今回は屋台のラーメン屋店主染田の、死に至る迄の事情と心麦への告白、春生が力郎の冤罪を確信し、息子の友哉に謝罪する場面を神井に撮影させていた事、カラビナ付きリュックの男が暗躍し、阿南検事は自分の車の後部座席にその男を乗せる程度の関係はある事、等が描かれた。
はっきりしたのは、あの心麦への手紙は春生自信が書いた事と、力郎は冤罪と春生は確信していた事位かな。
春生は真犯人が誰か、気付いていたのではないかな。で、裏付けとなる物を調べていた。
リュック男が暗躍し、染田を脅して取り調べで嘘を言わせ、友哉の事も陥れようとしている位だから、そうまでして隠蔽したい真犯人といったら、もう警察絡みか有力政治家絡みとしか思えず、もしかしたら警察の押収品のヤクが真犯人に流れていたとかも有り得るのかな(林川一家のあの殺し方は、サイコパスかヤクでハイになってたかとしか思えない位残忍)。
染田が脅され追い込まれての自殺だとしたら、あの紙袋の一千万は何処に行った?
心麦の母親が染田に、よく食べるから体が大きいのと言っていたのは、1歳誤魔化していたからなの?
赤沢は妻が勧める体に良い水を常に飲んでいるけど、あれってフラグ?
脚本=金沢知樹 演出=田中健太←プロって感じの撮り方が随所に
>> 99
【2025冬ドラマ】
「御上先生」4話迄終了。
【-fate-】
槙野が墓参していたのは高見家の墓で、回想から想像すると高見は…
【2025冬ドラマ】
「御上先生」5話迄終了。
【-confidence-】
今回は遂に実現した神崎と結弦の面会の様子と、花宝財団主催のビジコンに取り組む3-2の生徒達の姿が主に描かれた。
神崎はあの不倫スクープが結弦の殺人の動機だとばかり思っていたのだが、週刊誌の記事が出る迄(つまり事件後迄)知らなかったと言われてしまう。それでも自分の父親への子供っぽい反発で書いた記事が招いた結果に変わりは無く、責任の重さを痛感している神崎は、結弦が刺殺した被害者の母親にも会いに行き、結弦宛の手紙を託される。
渋谷くんも父親からの虐待被害者だったのか。
記事で結弦も同様だったと知り、戸惑い複雑な心境に陥ってしまった母親の苦悩が率直に書かれた手紙。
動揺を隠している様にも見える結弦や、責任を痛感している神崎に対し、御上が唐突に話し出した“ある映画から得た教訓”「本当に悪い奴はそこにはいない=この面会室にもいない」って辺りは、作者の作為が若干前に出て来てしまっている様な…。
神崎は、冴島は不倫をする様な人間ではない、何か裏があると確信している様な感じなのだが、そもそもこの不倫ネタを神崎に吹き込んだのは、一体誰なのか。
鍵はそこに有る様な気がするのだが。
脚本=詩森ろば 協力=畠山隼一、岡田真理 演出=嶋田広野
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「フォレスト」6話迄終了。
【もう、戻れなくても】前の感想で吸入器を拾い、純のテーブルに置いたのは真琴かもって書いたけど、よく考えたら26年前だと真琴は幼児?だとすると、母親の孝子が拾い後から二人は情報共有したのかも。
後は3年前に菌を撒いた茜を追い掛けて来たのが誰かは分からなくても、性別は分かるのにそれは伏せた。楓と茜は後に面識が有るから除くと、女だったとすれば一気に孝子-真琴ラインが怪しくなるので、まだ明かしたく無かった?
篠田が殺されたのは意外だったけど、犯人は真琴か葉山どっちだろう。
脚本=山岡潤平 演出=松嵜由衣
「119エマージェンシーコール」5話迄終了。
【何度裏切られても、その声を信じる】
119へのいたずら電話やタクシー代わりの救急車要請が、どれだけ消防局の業務の妨げになるか、それでも指令センターだけで正誤の判断を決めるのは難しく、要請の先に居るのは急を要する怪我人や病人、或いは燃え盛る建物というのが前提だから、疑問符が付いたとしても出動の指示を出すという高千穂の信念は正しい。
だからこそ結果が出てからのクレームに対処する事務方組は、謝っておけばいい…ではなくて、もっと精査して対応して欲しかった。ドラマとしては総務の田中がビシッと、メディアを通して世間に呼び掛けてくれてスカッとしたけどね。
脚本=橋本夏 演出=丸谷俊平
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛溜めてしまったので簡単にポイントだけ。
「東京サラダボウル」7話迄終了。
【神様とバディ】やっと三上博史の阿川刑事が登場。阿川が意図的な誤訳をしたのはボランティアと繋がっているからなのか、それとも証拠を掴む為の餌巻きだったのか。織田の顔を思い出して一点を見詰めていた時の阿川の目が、何とも言えない哀しみを湛えていたので、その三上博史の芝居を信じて、阿川は悪徳刑事では無い方に賭けてみたい。
脚本=金沢知樹 演出=水元泰嗣
「まどか26歳、研修医やってます!」6話迄終了。
【研修医がリーダー?!新しいチームの形とは…】昔は主治医制で100点の医師もいれば50点の医師もいた。今はチーム医療制でカンファで意見を出し合い、総合力で100点を目指す。でもそれもリーダーの資質に負う所は有りそう。城崎リーダーなら安心して任せられるけど。次はもう2年目で後輩のお客様も入って来る!
脚本=原野吉弘 脚本監修=前川洋一 脚本協力=村野玲子、松井香奈、船橋勧 演出=大内舞子
「日本一の最低男」7話迄終了。
【父帰る!遺書発見!?選挙利用で人生初の親孝行】「みんなが頑張らなくていい場所は、みんながちょっとずつ頑張って作るもんなんだって」皆と暮らして気付かされたと言う一平。黒岩に利用されない議員になりそう。蛭田さんの脚本は素晴らしい!
脚本=蛭田直美 演出=村上牧人
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「クジャクのダンス、誰が見た?」5話迄終了。
【襲いかかる宿命-秘められた弁護人の本心】(←サブタイトルがいつも微妙…)新たに行方不明中の松風の父までが、思わせ振りに登場。色々な人の思惑だけがばら撒かれている様で、隔靴掻痒の感が強い。
脚本=金沢知樹 演出=青山貴洋
「相続探偵」5話迄終了。
【京都老舗和菓子屋の変】前回と前後編で描かれたが、相続探偵というタイトルに相応しい内容だったし、話としては今迄で一番面白かったかも。
脚本=西荻弓絵 演出=菅原伸太郎
「御上先生」6話迄終了。
【-confession-】誰かの変化に敏感で、見て見ぬ振りはせずに積極的に関わろうとする富永も、家庭起因の闇を抱えていそうで怖い。椎葉の貧困とか是枝は気付けなかったのかね。一色がセーフティーネットの役割りを果たしていたけど、それを超える事態になりそう。
脚本=詩森ろば 脚本協力=畠山隼一、岡田真理 演出=宮崎陽平
「フォレスト」7話迄終了。
【埋もれた過去と、向き合う時】流石に楓が孝子の娘で、借金の肩代わりと引き換えに、鈴子に養女として奪われたというの迄は読めなかったけど、孝子と真琴の復讐動機にはなるわな。にしても楓って自分の戸籍、見た事無いの?次回が最終回。孝子は真琴を庇っていそうだなあ。
脚本=山岡潤平 演出=日暮謙
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「ホットスポット」7話迄終了。
【富士山の日】そうかあ、哀愁が漂っていた村上さんは未来人だったのか(高橋に助けられた受験生の上村と同一人物で、恩返しでテレビ取材のデータを消したと巷では言われてる)。そしてここでも再開発問題。菊地凛子市長はどう絡むの?
脚本=バカリズム 演出=松田健斗
「秘密」5話迄終了。
【命がけの囮捜査!謎のウイルス殺人の哀しき真相】キャラへの違和感は無くなって、面白さは有るのだけど…何か分かり難いんだよなあ(今回で言えば、あのおばあさんだけ何で自然治癒したの?わけわかめ)。
脚本=佐藤嗣麻子 演出=松本佳奈
「東京サラダボウル」8話迄終了。
【鳩とコインランドリー】8話だけなら、阿川はシウと持ちつ持たれつの関係で、意図的誤訳をリークした織田を有木野の事で脅して、自死に追い込んだ張本人に見えてしまうのだが。それでも次回最終回での大逆転を信じたい。
脚本=金沢知樹 演出=川井隼人
「日本一の最低男」8話迄終了。
【現場の負担は限界だ!社会を変えるには?】待機児童の問題は、選挙の争点としては弱いと言わんばかりの区長と黒岩代議士のあの態度。いよいよ選挙編突入で、一平は出馬動機を“見返す”為から“見直す”為に本気で修正出来るのか?ところで以前あの思わせ振りに少し出た元部下はどうなった?
脚本=おかざきさとこ 演出=谷村政樹
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「クジャクのダンス、誰が見た?」6話迄終了。
【暴走する危険な正体!退路なき娘の強行策】阿南が“あの人”と呼ぶ父は別に家庭のある男で、母親はずっと愛人の立場。で、どうやらカラビナリュック男は同一人物っぽい。阿南に色々指図しているけど、あれは組織の意図なのか個人的な理由からなのか、どっちなのだろう。脚本がずっと種蒔きをし続けているので感想も書き辛いが、父子関係の対比を一つの軸に置きたいらしい事は何となく分かって来た。
脚本=金沢知樹 演出=棚澤孝義
「御上先生」7話迄終了。
【-delusion-】椎葉の生理用品の万引きから、家庭の事情の変化による貧困化が明らかになり、マチアプのサクラをしていた事を理由に退学が決まったが、御上が本人にクラスでの説明を促し、椎葉が包み隠さず話した事実とその心情が生徒達を自主的に動かし、全校生徒を対象にした署名活動の末に、古代に処分撤回と、途中で経済状況が変わってしまった場合の生徒の救済策を制定する事を認めさせてしまう、これこそが“個人的な事は政治的な事”を具現化したもので、他人事を他人事では済ませない、自分の事でもあると捉え、先ず良く調べ考えろという御上の教えが全員に浸透している事が分かる良いエピソードだった。
脚本=詩森ろば 脚本協力=畠山隼一、岡田真理 演出=小牧桜
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「フォレスト」全8話終了。
【この運命を、後悔しない】葉山が涼介を轢いた時に、その車には発作を起こした楓を病院に連れて行く為に鈴子も乗っていて、警察に届けず庭に埋めてしまう選択にも関わっていた。楓と純はその事を知らないまま、二人で生きて行く事を選択する。その部分の怖さは“おおっ”と思ったけど、茜の犯行を見逃したのも、涼介が埋められた場所から吸入器を取り出し純の席に置いて、純の怒りを煽ったのも、鈴子を毒殺しようとしたのも全部真琴の仕業で、動機は可愛い妹を奪った鈴子への恨みだったというのは、子供だった真琴の妹への執着が異様で、ちょっと冷めてしまった。でもまあ最後迄観ようと思わせてくれたので、まあまあ良かったのかな。
脚本=山岡潤平 演出=松嵜由衣
「東京サラダボウル」全9話終了。
【Love and lettuce!】阿川はシウの人身売買組織の情報を取りたくて危ない橋を渡った…、という動機の部分は想像通りだったけど、結局シウに取り込まれて47人もの不法滞在者を引き渡し、隠し撮りの映像を上に渡すなら、有木野との事をバラすと脅し、織田を自死に追いやったのも阿川だった。あの哀しい目は後悔のそれだったのか?分かり合えた鴻田と有木野が良い仕事仲間になれそうで、希望の持てるラストで良かった。
脚本=金沢知樹 演出=津田温子
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「プライベートバンカー」全9話終了。
【衝撃の告白】何でこのドラマが想像していたより面白く無かったのかと考えたら、作風が中途半端だったからなのかなと。目端が利き頭の切れる庵野が相手にするには、天宮寺家の面々は隙だらけの実力不足で、あれなら一捻りで楽勝の筈なのにと思わせてしまう時点で終わってたのでは?
ラストの仕込みの為に、ど素人の飯田を適当に育てていたのだなと、最後迄視聴すればその意図は分かるのだが、その前に鈴木保奈美の存在が苦手で、逃げた視聴者も結構居たのでは?と思ってしまう。
眼帯男の謎が中途半端で終わったので、これS2も作りそうだけど、私はもういいかな。
脚本=小峯裕之 演出=西浦正記
「日本一の最低男」9話迄終了。
【選挙編突入!揺れる再開発計画!人生の決断は?】昔ながらの街(消防車の入れない狭い道、若い世代を呼び込む魅力に乏しく、高齢化が進むのみ等)の再開発を巡る争い。一平との言い合いで真壁の放つ現実論には説得力が有ったけど、選挙を控えた区長や地元選出代議士の黒岩には、どうしても票の為、利権の為という裏の顔がちらついて、胡散臭さを感じてしまう。
区議ではなく区長に無所属で立つ事を決めた一平。そこであの元部下に足を引っ張られるのかな。
その時真壁がどう動くのかが最大の焦点になりそう。
脚本=蛭田直美 演出=及川拓郎
- << 116 【2025冬ドラマ】 「日本一の最低男」10話迄終了。 【過酷な既得権益との闘い!暴かれる過去の疑惑!】 1〜3、5話のみが政池洋佑の脚本で、4、6、7、9、10話が蛭田直美の脚本なのは何故か。蛭田さんは人間を描くのは得意だけど、幅広い層に受ける様なエンタメ性には若干欠ける。だから立ち上がりの“間口”を広げる為に、当初は政池さんに任せ、人間の深掘りを始める段階から蛭田さんにバトンタッチさせたのかなと想像していたのだが、Pのインタビュー記事を読むとそれに近い感じだったのかなと。 NHKのPからフジテレビのPに転職第一作がこのドラマだったと知り、蛭田直美に拘った理由が分かる様な気がした。 9話からの選挙編が一番描きたかったテーマらしく、そこはどうしても蛭田直美に書いて欲しかったそうだ。 10話の一平の台詞で、被害者遺族のインタビューを取って放送する事で、視聴者には「他人事が自分事になる」だからインタビューは必要だと。 また、皆の様々な困り事の手助けをしている内に、個人的な事は全て政治と繋がっている事に気付いたと。 「御上先生」と主張が丸被りしていて、しかもこちらの方が後出しだからパクった様に見えてしまうけど、スケジュールがパンパンだった蛭田直美に、どうしてもと頼み込んで書いて貰ったらしいから、最初からこの主張有りきだった事は間違いないと思う。 脚本=蛭田直美 演出=村上牧人
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「法廷のドラゴン」全8話終了。
【政治スクープ訴訟に奇跡の一手】何で柘植議員は弁護士を同席させずに、自分1人で証人尋問をしているのだろうと疑問だったのだけど、後から調べたら柘植は元弁護士という設定だった。前編で言ってたっけ?だから痛い所を突いて来るけど、肝心な所で詰めが甘く、将棋脳の竜美と兎羽にしてやられて一巻の終わり。そこ迄憎々しさと胡散臭さを振り撒いていた柘植が、マスコミに「録音は止めろ」と弱々しく訴える所迄、福士誠治が本当に上手くて楽しめた。話としても今回が一番面白かったな。
脚本=戸田山雅司 演出=堀江貴大
「クジャクのダンス、誰が見た?」7話迄終了。
【決着!父が託した愛の始まり-私が掴んだ希望】今回は林川歌がどうやって山下心麦になったのかを、1話の殆どを使って丁寧に描いた。まあほぼほぼ予想してた通りだったけど、意外だったのは、歌が親類の津寺井に利用されそうな事に憤り、救出に積極的だったのが赤沢だった事。春生は引き取りを頼まれ迷った末に受け入れた。迷ったのはやはり法を犯す事になるからなのだろうが、春生も、出生証明を偽造した阿波山も、歌の幸せの為に赤沢の願いを受け入れた。
で、心麦に真実を打ち明けたと赤沢に直接話した阿波山の自宅は火事に。犯人は赤沢…ではないのだろうね、多分。
脚本=長花枝薪、金沢知樹 演出=福田亮介
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「御上先生」8話迄終了。
【-strategy-】6話の感想で富永は『家庭起因の闇を抱えていそうで怖い』と書いたのだが、遂にその時が来たのか。神崎が次元の協力で、冴島が庇っていそうな元教え子の戸倉を見付け出した。この子が裏口入学に気付き、一色に相談した子なのかな。でも男子が女性の一色に相談するかな。そう考えると富永の可能性もありそうな。今のところ結弦の設定だけが浮いてしまっている様な…。上手く収拾出来るのかな。
脚本=詩森ろば 脚本協力=畠山隼一、岡田真理
「119エマージェンシーコール」8話迄終了。
【システムダウン!最後の肉声指令】電話と無線は生きていて、ネットシステム一式がダウンした時、消防指令センターはどう対処するのか…の部分は興味深かった。昔はあれが通常運転だった訳よね。若い局員達がテキパキセッティングしてたけど、普段から繰り返し訓練をしていないと、ああは出来ない筈。実際に通常運転だったのは堂島だけみたいだから。係長は退職する堂島に指令担当をさせていたけど、本来なら自分が実地で出来る(しかも堂島のサポート付きという最高の環境)またとない機会だったのに。ああいう所はリアルよりドラマ優先なんだねえ。
あと通報者の声優の力感強めの演技が、受ける俳優陣の演技と噛み合わないのが気になるなあ。
脚本=橋本夏 演出=並木道子
>> 113
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「プライベートバンカー」全9話終了。
【衝撃の告白】何でこのドラマが想像していたより面白く無か…
【2025冬ドラマ】
「日本一の最低男」10話迄終了。
【過酷な既得権益との闘い!暴かれる過去の疑惑!】
1〜3、5話のみが政池洋佑の脚本で、4、6、7、9、10話が蛭田直美の脚本なのは何故か。蛭田さんは人間を描くのは得意だけど、幅広い層に受ける様なエンタメ性には若干欠ける。だから立ち上がりの“間口”を広げる為に、当初は政池さんに任せ、人間の深掘りを始める段階から蛭田さんにバトンタッチさせたのかなと想像していたのだが、Pのインタビュー記事を読むとそれに近い感じだったのかなと。
NHKのPからフジテレビのPに転職第一作がこのドラマだったと知り、蛭田直美に拘った理由が分かる様な気がした。
9話からの選挙編が一番描きたかったテーマらしく、そこはどうしても蛭田直美に書いて欲しかったそうだ。
10話の一平の台詞で、被害者遺族のインタビューを取って放送する事で、視聴者には「他人事が自分事になる」だからインタビューは必要だと。
また、皆の様々な困り事の手助けをしている内に、個人的な事は全て政治と繋がっている事に気付いたと。
「御上先生」と主張が丸被りしていて、しかもこちらの方が後出しだからパクった様に見えてしまうけど、スケジュールがパンパンだった蛭田直美に、どうしてもと頼み込んで書いて貰ったらしいから、最初からこの主張有りきだった事は間違いないと思う。
脚本=蛭田直美 演出=村上牧人
- << 121 【2025冬ドラマ】 「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」全11話終了。 【みんなが一番好きな自分でいられる世界】 サブタイトルは一平が生徒会長に立候補した時のスローガン(世界の部分が学校)で、今回、一平と裏で共闘し、一平から俺が悪役に回るからお前も区長に立候補し、組織票と戦えと言われた真壁が、そのスローガンとして堂々とパクって掲げたもの。 お互いをすっかり理解し合えた野上が司令塔となり、一平がどう振る舞えば選挙民から嫌われ、あいつだけは当選させたくないから投票に行こうと、“逆張り”で投票率を上げる事が出来るのかを指南。 まともな事を分かりやすい言葉で語り掛ける真壁に対し、先鋭化した一平は槍の様な言葉を聴衆や真壁に投げ付ける。そしてSNSで大森一平は最低という言葉をどんどん投げ付けられる。ここでずっと謎だったタイトル回収。 一平に助けられた事のある町の人や、それを毎週観ていた視聴者は、一平は良い人って分かっているけど、表面的な事しか知らない連中から見たら最低にしか見えないし、その印象のみをどんどん発信してしまうから、直ぐに日本一の最低男というレッテルを貼られてしまう、そういう戦略なら踊らせる事も出来てしまうというSNSの危うさも伝えたかったのかなと。 凄く良いドラマだったな。 脚本=蛭田直美、大石哲也(←蛭田さんの師匠が助っ人参加したそうです) 演出=及川拓郎
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「クジャクのダンス、誰が見た?」8話迄終了。
【揺るがない親子愛の果て-信念が導く場所】鳴川がカラビナリュック男で、阿南が“あの人”と呼んでいた実父であろう事は見え見えだったけど、娘を使って迄東賀山一家殺人事件や、春生放火殺人事件の真相を隠そうとするのは何故なのかが分からない。赤沢と京子が怪しそうと強調し、相関図の守だけ二人の子供と線を引いていないのは何故なのか。何か一気に考察マニア向けの内容に変換して、視聴率を取りに来ている感じが嫌だな。
脚本=金沢知樹、萩森淳 演出=福田亮介
「相続探偵」8話迄終了。
【死後認知~八人目の隠し子~】本物の隠し子役で小林虎之介登場。これまで演じて来た役柄とは違い、物腰が柔らかく世間擦れしていない優しい大学生役だったけど、内面の純粋さが滲み出て来る様な芝居をしていて、隠し子を作られていた側の未亡人が、その偽りの無い純粋さに心打たれて、「遺産は全部渡す」と言いたくなるのも分かる様な気がした。虎之介くん、こんな芝居も出来るのかあ。
脚本=西荻弓絵 演出=本多繁勝
「御上先生」9話迄終了。
【-joker-】やっぱり御上と槙野は共闘してた。不正入学は政治家の娘の千木良、そのまんまだったのかあ。冴島が前不正担当だった動機は何だったのか、そこは知りたい。
脚本=詩森ろば 脚本協力=畠山隼一、岡田真理 演出=小牧桜
- << 122 【2025冬ドラマ】 「クジャクのダンス、誰が見た?」9話迄終了。 【最終章・前編~真犯人の告白!サヨナラ私が走った旅路の最果て】このサブタイトルの真犯人とは、染田(殺人教唆)と阿波山夫妻を殺したと自首した鳴川の事で、東賀山事件の真犯人はまだ伏せたまま。視聴率欲しさの紛らわしいタイトルを付けるな! まず疑問なんだけど、春生は何で東賀山事件の担当弁護士の名前は書いて、担当検事の事は書き残さなかったのか、また松風も冤罪かもという事件なのに、何で検事の事は調べなかったのか。鳴川が養子で名前を変えようが、当時の検事が誰で離任後は何をしているのか位、調べれば直ぐに分かるのでは?この辺の設定は甘いな。 あと、鳴川の動機がなあ…。後から冤罪らしいと知らされても頬かむりをしたのは、娘に検事としての後ろ姿を見せ続けたかったから、春生が調べ始めていると知って色々画策し、遂には殺人迄犯したのは、娘のキャリアを傷付けたくなかったからって、動機が弱くないか? 心麦は、林川安成と京子の間に出来た不倫の子で林川が引き取った。そりゃあ安成の妻の里子は精神不安定にもなるわな。力郎が目撃した事が本当なら、安成と歌を抱いた京子が邸宅に入る前に、既に大きな物音がして事は起きていたっぽいから、京子が全員殺した犯人説は違うのでは? 脚本=金沢知樹、長花枝薪 演出=青山貴洋
- << 126 【2025冬ドラマ】 「御上先生」全10話終了。 【Puppets Can't Control You】 教育行政が問題だらけだから、いつまで経っても過労死や若者の自死が減らない。だから御上は学校という教育現場から、槙野は学校教育を司る文科省の現場から、それぞれ問題点を洗い出し改革をして行こうというのが、部下を過労死で亡くした槙野と兄を自死で亡くした御上の志だった訳だけど、最初に手を付けたのが、政治家と文科省官僚と高偏差値私立高校理事長が組んだ、裏口入学錬金術の証拠を掴み世間に晒してこの悪事を止める事…というのが、何かピンと来なかったな。 あと結弦の殺人に至った動機…というか人としての感情を壊したのは父親のDVが原因であって、母親である冴島の、教師としての虚実入り交じった逸脱行為は影響していなかった訳だから、何故あの様な設定にしたのかも納得が行かなかった。 このドラマの良かった点は、頭の良い子しか居ない高校3年生のクラスで、意図を持ってやって来た御上が様々な問題に付いて投げ掛けると、最初は戸惑いを隠せなくても直ぐに呼応出来て、それぞれが自分で考えて答えを出そう、答えを出せない事でも投げ出さずに考え続けようという御上の言葉を彼らは理解し、行動に移せる事を描いた点。 そこに希望が持てた事かな。 脚本=詩森ろば 脚本協力=畠山隼一、岡田真理 演出=宮崎陽平
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「ホットスポット」全10話終了。
【この町を救う】未来人である村上から、市の再開発でレイクホテル浅ノ湖が無くなると聞いてからの、清美達の阻止活動に対する結束力の高まり、その原動力が、宇宙人ハーフ高橋の治癒には絶対に必要なホテルの温泉は死守しなければならない…、というのが何かほっこりして良かったね。
高橋から「特別ね」と許可を貰い、どんどん増えて行く“高橋は宇宙人”を知る清美の仲間達(笑)
性格に難有りでボッチの高橋だったけど、清美達と持ちつ持たれつの関係を続ける内に、どんどん友達の輪が広がって行くのが面白かった。
凪の様な7話迄を受けたラスト3話は、怒涛の盛り上がりを見せて楽しかった。
脚本=バカリズム 演出=水野格
「119エマージェンシーコール」9話迄終了。
【土砂崩れ発生!迫る人生の決断の時】姉の119コールを妹の粕原が偶然受けたエピソードを放送したばかりなのに、今度は兼下がピンチの息子の119コールを偶然受けて、記憶している携帯番号で直ぐに気付く所迄同じエピソードを持って来た点にシラケる。発想の貧困化。別の脚本家だけど、Pが指摘して設定の変更を指示すべきだったのでは?土砂崩れの映像は指令センターモニターの遠方映像の土煙だけ。後は現場の目撃者達を演じる声優の通報だけで表現という苦肉の策に失笑。
脚本=小柳啓伍 演出=丸谷俊平
【2025冬ドラマ】
「秘密~THE TOP SECRET」8話迄終了。
【娘の命か国交か?外務大臣へ執念の復讐】
第7話との前後編で描かれた、国交の無い国に集団拉致された日本人の救出を、政府が政治判断で断念した事で娘の命を奪われた両親が、当時の担当局長で現在の外務大臣(生瀬勝久)に、20年の時を経て彼の娘を誘拐し、大臣の政治的判断を要する状況に追い込んで弄び、最終的には犯人(伊武雅刀)を殺して脳をMRIに掛けなければ娘の居場所が分からない状況にして、犯人は癌で余命幾ばくも無いのに、娘の命のタイムリミットが有るので、大臣は犯人を殺してしまうという、そこ迄をセットにした執念の復讐で、それだけでも壮絶だけど上手く組み立てられたストーリーだなと思っていたのだが…。
何と殺人迄犯して救出した娘とは血の繋がりが無く、犯人が娘に仕立てて囮として国交の無い国の船に乗せていた女性で、娘とは別人と分かった瞬間、大臣が救出を中止した女性こそ、大臣が知らない内に相手の女性が産んでいた実子だったという、犯人はそれも知っていて、二重の苦しみを与えていたという事実が明かされ、これは凄い話だなと。
人命最優先の青木の無鉄砲さを、薪がフォローしたからこそ助けられた大臣の実娘。身勝手な大臣を、薪が忖度無しにぶった斬るシーンが有ってスッキリした。
原作者、凄いね。
脚本=佐藤嗣麻子 演出=宝来忠昭
- << 129 【2025冬ドラマ】 「秘密~THE TOP SECRET」全11話終了。 【それは、正義か罪か?秘密の正体と、浮かび上がる衝撃の真実】 原作ファンには割と好評だったみたいだけど、知らない私から言わせて貰えば、面白さは有るけど凄く分かり難いドラマだった。 薪が犯罪者に投げつける辛辣な言葉の数々は、観ていてスカッとするけど、大学からの友人で仕事仲間の雪子に迄、いくら正論とはいえ、これでもかという位に厳しい言葉を投げ付けるのにはびっくりした(普通の人はもう少しセーブするよね。あの言い方!)。 薪が常に鼻の穴を膨らませて怒っているのは、仲間を危険に晒したくないからというのは分かるのだが、ちょっと上滑りしている様にも見えた。 まあでもドラマとして難しい題材にチャレンジした割には健闘した方なのかな。 私自身は名優二人が四つに組んだ第8話が、話としても分かり易かったし、ドラマとしても一番面白く仕上がっていたと思う。 脚本=佐藤嗣麻子 演出=根本和政
【2025冬ドラマ】
「まどか26歳、研修医やってます!」全10話終了。
【決断の時!人生をかけてやりたいこと】
2年間の研修ローテーションが終わり、まどかは角田部長の仕切る泌尿器科で専攻医となる道を選んだ。その直前迄は手術の出来る外科にしようかとも悩んでいたが、泌尿器科は患者のヒヤリングから始まり、内科的治療にするか外科的治療にするかを決断し、そのどちらの場合も泌尿器科医が担当し、治療が終わる迄一貫して自分が診る事が出来る、まどかの好きな会話で患者を診る事も、手術で患者を治す事も両方出来る科というのが決め手となった様だ。
泌尿器科がそういう性質の科なのだというのは知らなかったから勉強になったし、なるほど全話を通して観て来たまどかには、一番合っている科なのかなと思えた。
初回のドタバタタッチからは、ここまできちんとした医療物になるとは想像も出来なかったので、即切りせずに観続けて良かったなと。
フラッシュモブとか、菅野の離島医兼任(週2で通える島ってそれは離島とは言わないだろw)とか、角田のステージ1癌とか、それ要る?というエピソードも有ったけど、総体としては真摯な作りで、この病院なら診て貰いたいと思わせる様な良いドラマだった。
脚本=前川洋一 脚本協力=村野玲子、原野吉弘、松井香奈、船橋勧 演出=井村太一
>> 116
【2025冬ドラマ】
「日本一の最低男」10話迄終了。
【過酷な既得権益との闘い!暴かれる過去の疑惑!】
1〜3、5話のみが政…
【2025冬ドラマ】
「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」全11話終了。
【みんなが一番好きな自分でいられる世界】
サブタイトルは一平が生徒会長に立候補した時のスローガン(世界の部分が学校)で、今回、一平と裏で共闘し、一平から俺が悪役に回るからお前も区長に立候補し、組織票と戦えと言われた真壁が、そのスローガンとして堂々とパクって掲げたもの。
お互いをすっかり理解し合えた野上が司令塔となり、一平がどう振る舞えば選挙民から嫌われ、あいつだけは当選させたくないから投票に行こうと、“逆張り”で投票率を上げる事が出来るのかを指南。
まともな事を分かりやすい言葉で語り掛ける真壁に対し、先鋭化した一平は槍の様な言葉を聴衆や真壁に投げ付ける。そしてSNSで大森一平は最低という言葉をどんどん投げ付けられる。ここでずっと謎だったタイトル回収。
一平に助けられた事のある町の人や、それを毎週観ていた視聴者は、一平は良い人って分かっているけど、表面的な事しか知らない連中から見たら最低にしか見えないし、その印象のみをどんどん発信してしまうから、直ぐに日本一の最低男というレッテルを貼られてしまう、そういう戦略なら踊らせる事も出来てしまうというSNSの危うさも伝えたかったのかなと。
凄く良いドラマだったな。
脚本=蛭田直美、大石哲也(←蛭田さんの師匠が助っ人参加したそうです) 演出=及川拓郎
>> 117
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「クジャクのダンス、誰が見た?」8話迄終了。
【揺るがない親子愛の果て-信念が導く場所】鳴川が…
【2025冬ドラマ】
「クジャクのダンス、誰が見た?」9話迄終了。
【最終章・前編~真犯人の告白!サヨナラ私が走った旅路の最果て】このサブタイトルの真犯人とは、染田(殺人教唆)と阿波山夫妻を殺したと自首した鳴川の事で、東賀山事件の真犯人はまだ伏せたまま。視聴率欲しさの紛らわしいタイトルを付けるな!
まず疑問なんだけど、春生は何で東賀山事件の担当弁護士の名前は書いて、担当検事の事は書き残さなかったのか、また松風も冤罪かもという事件なのに、何で検事の事は調べなかったのか。鳴川が養子で名前を変えようが、当時の検事が誰で離任後は何をしているのか位、調べれば直ぐに分かるのでは?この辺の設定は甘いな。
あと、鳴川の動機がなあ…。後から冤罪らしいと知らされても頬かむりをしたのは、娘に検事としての後ろ姿を見せ続けたかったから、春生が調べ始めていると知って色々画策し、遂には殺人迄犯したのは、娘のキャリアを傷付けたくなかったからって、動機が弱くないか?
心麦は、林川安成と京子の間に出来た不倫の子で林川が引き取った。そりゃあ安成の妻の里子は精神不安定にもなるわな。力郎が目撃した事が本当なら、安成と歌を抱いた京子が邸宅に入る前に、既に大きな物音がして事は起きていたっぽいから、京子が全員殺した犯人説は違うのでは?
脚本=金沢知樹、長花枝薪 演出=青山貴洋
- << 127 【2025冬ドラマ】 「クジャクのダンス、誰が見た?」全10話終了。 【辿り着いた真実〜父を信じた娘が起こす愛の奇跡】←サブタイトルがずっと微妙でセンス無し! ラーメン屋の染田の人生、証言が二転三転してしまった背景が分かった4話迄は面白くて、ワクワクしながら観ていたのだけど、唐突に松風の父が登場した5話辺りから、登場人物を広げ過ぎじゃないかと思い始め、鳴川の登場で苛々が募り、そんな人物が娘の為に罪を犯した、俺は何処で道を間違えたのか…とか独白しても、何の感慨も抱けなかったし、はっきり言ってあの父娘の関係に時間を費やすより、東賀山事件のキーマンだった京子の背景をもっと描いて、何故あの様な人生の選択をしたのかを、もう少し理解出来る様にして欲しかった。西田尚美さんは芝居が上手い人だけど、京子の人間像があやふやなままでのいきなりの裁判シーンで、心麦に土下座をしながら慟哭の謝罪をしても心に響いて来ず、西田尚美さんが気の毒だった。 夫が京子との間に作った子供を世間体の為に林川夫妻の籍に入れ、その後離婚して家を出てくれと言われたら、それは妻は精神的におかしくもなるわな。妻が歌以外の4人を殺してしまったから、世間体の為に妻を殺し林川は首吊り自殺をして、一家殺人を装った、この設定自体は分からないでも無いけど。 心麦と松風の描き方は良かった。 脚本=金沢知樹、長花枝薪 演出=田中健太
【2025春ドラマ①】
(月曜から曜日順)タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
○多分全話観る △初回を観て判断 ※最初から観ないと決めた作品は省略
月〜木
「続・続・最後から二番目の恋」無し/岡田惠和/楢木野礼/小泉今日子、中井貴一 ◯
「あなたを奪ったその日から」無し/池田奈津子/松木創/北川景子 △
★「夫よ、死んでくれないか」小説/的場友見/佐藤竜憲/安達祐実、相武紗季、磯山さやか △
「天久鷹央の推理カルテ」無し/浜田秀哉/木村ひさし/橋本環奈 △
「人事の人見」無し/冨坂友/河野圭太/松田元太 △
「しあわせは食べて寝て待て」漫画/桑原亮子/中野亮平/桜井ユキ ◯
「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」小説/青塚美穂/竹村謙太郎/多部未華子 ◯
★「三人夫婦」無し/我人祥太/熊坂出/浅香航大 △
★「あやしいパートナー」韓ドラ/政池洋佑/安川有果/八木勇征、齊藤京子 △
「恋は闇」無し/渡邉真子/小室直子/志尊淳、岸井ゆきの △
「Dr.アシュラ」漫画/市東さやか/松山博昭/松本若菜 △
「PJ~航空救難団~」無し/高橋泉/平川雄一朗/内野聖陽 ◯
「波うららかに、めおと日和」漫画/泉澤陽子/平野眞/芳根京子 ◯
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
②に続く
【2025春ドラマ②】
(木曜深夜から曜日順)タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
○多分全話観る △初回を観て判断 ※最初から観ないと決めた作品は省略
木深夜〜日
★「トウキョウホリデイ」無し/上村奈帆/上村奈帆/ガルフ・カナーウット、瀧本美織 △
★「MURDERその事件、ワタシが犯人です」無し/伊達さん/頃安祐良/五百城茉央 △
「失踪人捜索班 消えた真実」無し/小峯裕之/池澤辰也/町田啓太 △
「イグナイト-法の無法者-」OP/畑中翔太/原廣利/間宮祥太朗 △
★「魔物」OP/関えり香/チン・ヒョク/麻生久美子 △
「なんで私が神説教」無し/オークラ/内田秀実/広瀬アリス △
★「ムサシノ輪舞曲」漫画/清水友佳子/本橋圭太/正門良規、高梨臨 △
「キャスター」無し/槌谷健/加藤亜季子/阿部寛 ◯
「いつか、ヒーロー」無し/林宏司/アベラヒデノブ/桐谷健太 ◯
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
※原作のOPとは原案有りの事
>> 117
【2025冬ドラマ】〚ポイント感想〛
「クジャクのダンス、誰が見た?」8話迄終了。
【揺るがない親子愛の果て-信念が導く場所】鳴川が…
【2025冬ドラマ】
「御上先生」全10話終了。
【Puppets Can't Control You】
教育行政が問題だらけだから、いつまで経っても過労死や若者の自死が減らない。だから御上は学校という教育現場から、槙野は学校教育を司る文科省の現場から、それぞれ問題点を洗い出し改革をして行こうというのが、部下を過労死で亡くした槙野と兄を自死で亡くした御上の志だった訳だけど、最初に手を付けたのが、政治家と文科省官僚と高偏差値私立高校理事長が組んだ、裏口入学錬金術の証拠を掴み世間に晒してこの悪事を止める事…というのが、何かピンと来なかったな。
あと結弦の殺人に至った動機…というか人としての感情を壊したのは父親のDVが原因であって、母親である冴島の、教師としての虚実入り交じった逸脱行為は影響していなかった訳だから、何故あの様な設定にしたのかも納得が行かなかった。
このドラマの良かった点は、頭の良い子しか居ない高校3年生のクラスで、意図を持ってやって来た御上が様々な問題に付いて投げ掛けると、最初は戸惑いを隠せなくても直ぐに呼応出来て、それぞれが自分で考えて答えを出そう、答えを出せない事でも投げ出さずに考え続けようという御上の言葉を彼らは理解し、行動に移せる事を描いた点。
そこに希望が持てた事かな。
脚本=詩森ろば 脚本協力=畠山隼一、岡田真理 演出=宮崎陽平
>> 122
【2025冬ドラマ】
「クジャクのダンス、誰が見た?」9話迄終了。
【最終章・前編~真犯人の告白!サヨナラ私が走った旅路の最果て…
【2025冬ドラマ】
「クジャクのダンス、誰が見た?」全10話終了。
【辿り着いた真実〜父を信じた娘が起こす愛の奇跡】←サブタイトルがずっと微妙でセンス無し!
ラーメン屋の染田の人生、証言が二転三転してしまった背景が分かった4話迄は面白くて、ワクワクしながら観ていたのだけど、唐突に松風の父が登場した5話辺りから、登場人物を広げ過ぎじゃないかと思い始め、鳴川の登場で苛々が募り、そんな人物が娘の為に罪を犯した、俺は何処で道を間違えたのか…とか独白しても、何の感慨も抱けなかったし、はっきり言ってあの父娘の関係に時間を費やすより、東賀山事件のキーマンだった京子の背景をもっと描いて、何故あの様な人生の選択をしたのかを、もう少し理解出来る様にして欲しかった。西田尚美さんは芝居が上手い人だけど、京子の人間像があやふやなままでのいきなりの裁判シーンで、心麦に土下座をしながら慟哭の謝罪をしても心に響いて来ず、西田尚美さんが気の毒だった。
夫が京子との間に作った子供を世間体の為に林川夫妻の籍に入れ、その後離婚して家を出てくれと言われたら、それは妻は精神的におかしくもなるわな。妻が歌以外の4人を殺してしまったから、世間体の為に妻を殺し林川は首吊り自殺をして、一家殺人を装った、この設定自体は分からないでも無いけど。
心麦と松風の描き方は良かった。
脚本=金沢知樹、長花枝薪 演出=田中健太
【2025冬ドラマ】
「相続探偵」全10話終了。
【遺言書が導く未来】初回は赤楚くんが演じる灰江のキャラが板に付いてなくて、大丈夫なのかなと思ったのだが、私が慣れたというよりはキャラの描き方が変遷し(笑)、無理なく演じている様に見え始めたので継続視聴出来た。
実父の地鶏が継父の仇で、権力を持つ地鶏(だけど漂う小物感)を倒す為に、敵キャラだった羽毛田と共闘するという胸熱展開。羽毛田を演じた三浦貴大が本当に上手くて、陳腐な設定が胸熱になったのは彼のおかげと言っても過言では無い。
灰江のキャラが一番活きて、話としても面白かったのは“京都老舗和菓子屋の変”だった。
脚本=西荻弓絵 演出=菅原伸太郎
「119エマージェンシーコール」全11話終了。
【不条理と希望、声がつないだ救命の循環】不条理の部分の犯罪者の動機とか心理がよく分からず消化不良だったけど、救命の循環の部分は、これ迄の話の中で119コールをして来て、管制員の指示で救命出来たり、躊躇して救命措置が出来なかったりした人が、今度は自分が他人の為に積極的に救命活動をしている事が、コールを通じて管制員に伝わるという展開で、ご都合主義ではあるけど、真面目ベースのこのドラマには相応しい締めで良かったと思う。
出演者は悪く無いのに、フジのドラマ史上、最も不運なドラマになってしまい気の毒だった。
脚本=橋本夏 演出=水田英成
>> 119
【2025冬ドラマ】
「秘密~THE TOP SECRET」8話迄終了。
【娘の命か国交か?外務大臣へ執念の復讐】
第7話との…
【2025冬ドラマ】
「秘密~THE TOP SECRET」全11話終了。
【それは、正義か罪か?秘密の正体と、浮かび上がる衝撃の真実】
原作ファンには割と好評だったみたいだけど、知らない私から言わせて貰えば、面白さは有るけど凄く分かり難いドラマだった。
薪が犯罪者に投げつける辛辣な言葉の数々は、観ていてスカッとするけど、大学からの友人で仕事仲間の雪子に迄、いくら正論とはいえ、これでもかという位に厳しい言葉を投げ付けるのにはびっくりした(普通の人はもう少しセーブするよね。あの言い方!)。
薪が常に鼻の穴を膨らませて怒っているのは、仲間を危険に晒したくないからというのは分かるのだが、ちょっと上滑りしている様にも見えた。
まあでもドラマとして難しい題材にチャレンジした割には健闘した方なのかな。
私自身は名優二人が四つに組んだ第8話が、話としても分かり易かったし、ドラマとしても一番面白く仕上がっていたと思う。
脚本=佐藤嗣麻子 演出=根本和政
「2025冬ドラマのまとめ①」
1位「御上先生」(TBS)
父親のDVが要因でメンタルを壊した結弦の事件は、このドラマには入れ込まない方が、内容が教育再生というテーマにより集約されて分かり易くなった様な気がする。偏差値が高い子達がとことん考え抜くドラマというのは無かったから、そこは面白かった。
2位「東京サラダボウル」(NHK)
主人公の緑髪と多種のゲテモノ食いでスタートした初回が、私は生理的に駄目で、危うく離脱する所だった。主人公の個性が分かり始める、即ち私の許容範囲が広がる2話目以降はゲテモノ食いが殆ど無くなって、これって逆じゃないのと、そこだけが残念だったが、人が再生して行く話としても良く出来ていたなと思う。
3位「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS)
4話迄は良く出来ていてワクワクしたけど、そこからは少し間延びし始め、ラスト2話、特にラストはグダグダになってしまい残念だった。どんな着地になるのか楽しみだったのだけど。
【他にハマったドラマ】
「ホットスポット」(日テレ)
「日本一の最低男」(フジテレビ)
「晩餐ブルース」(テレ東)
【今期の演技MIP】
「ホットスポット」で宇宙人と日本人のハーフを演じた角田晃広。少し面倒くさいけど、あんな宇宙人なら近くに居てもいいなと思わせてくれて、大成功のキャスティングだった。
※放送局は私が関東地区で視聴した局名を記載
「2025冬ドラマのまとめ②」1位〜3位以外のドラマの一言感想
「119エマージェンシーコール」(フジ)
マジメベースで作られていた点は好感が持てた。一部の声優の演技が浮いていたのは残念だった。
「秘密」(フジ/カンテレ制作)
設定が分かり難くくて理解が追い付かない部分が多々有り、それが残念だった。
「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS)
ドタバタを強調した初回からは想像出来ないマジメベースドラマになり、好感は持てたけど、離島赴任とか恋愛要素とか要らない事も盛り込まれたので、そこは残念だった。
「プライベートバンカー」(テレ朝)
夏木マリが居たから何とかサマになってはいたけど、期待していただけに何でこうなった感が強くなってしまった。
「日本一の最低男」(フジ)
これは最初から蛭田直美が書いていたらなと、そこが凄く残念。
「法廷のドラゴン」(テレ東)
将棋という建付けに慣れたら結構面白く観られた。登場人物が皆ほんわかしていて癒やされた。
「相続探偵」(日テレ)
初回の主人公の変人ぶりが全然板に付いていなくて、あれは演出ミスなのではと今でも思っている。三浦貴大の怪演が光った。
「フォレスト」(テレ朝/ABC制作)
整合性に欠ける部分が多かったけど、ツッコミながら観るには面白いドラマだった。
>> 131
「2025冬ドラマのまとめ②の続き」1位〜3位以外のドラマの一言感想
「ホットスポット」(日テレ)
“宇宙人と日本人のハーフの高橋”像を作り上げ、角田晃広をキャスティングした時点で、このドラマが面白くなるのは約束されていた…と言ったら言い過ぎだろうか。その高橋を主役にしなかったのも面白くなった要因の一つだと思う。
「アリスさんちの囲炉裏端」(TVK/BS-TBS)
原作漫画がそうなのかもしれないけど、主人公と高1少年の年の差恋愛は観たくなかった。
「晩餐ブルース」(テレ東)
飯テロドラマだと思って観たら、仕事関係・人間関係の悩みや、都会の一人暮らしの男の生活がリアルタッチで描かれていて、心を鷲掴みにされた。
「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(テレ東)
途中迄はそこそこ面白かったのだけど、グロさが前に出て来てからは引いてしまった。ラストの紀香の舞台芝居でドッチラケ。
「トーキョーカモフラージュアワー」(テレ朝/ABC)
ヒコロヒー初脚本を謳うなら、全話一人で書かせて欲しかった。富安美尋の書いた本と会話のタッチが違うので戸惑った。
※冬ドラマは計16本を全話視聴した。
初回を視聴したドラマは22本で、その内、途中離脱はGP帯が3本、深夜帯が3本だった。
※()内の局名2つは、(視聴局/制作局)を表示
【2025春ドラマ】※溜めてしまったので簡単な印象のみで
「しあわせは食べて寝て待て」水凪トリの漫画原作/桜井ユキ主演/NHK・ドラマ10/45分枠
膠原病を患い、人生設計が全て狂ってしまった主人公の麦巻さとこが、引っ越した先の団地で、大家さんとその家の居候の青年から薬膳や体に良い物を食べる生活を教わり、体が満たされれば心も満たされる事を実感した事から、自分の生活に取り入れて行こうとする話。今のさとこの周囲の人達は皆良い人達ばかりで、観ていてホッとする。
体に良い料理も美味しそう!
脚本=桑原亮子①② 演出=中野亮平①②
「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」朱野帰子の小説原作/多部未華子主演/TBS・火曜ドラマ/60分枠
専業主婦を選んだ主人公の村上詩穂が、出会ったワーママ友・育休パパ友から、一度は絶滅危惧種と陰口を叩かれ、この低成長時代に贅沢だと面と向かって言われたりしたものの、ピンチに頼られ助けてあげた事で、新たな人間関係が作られて行く、そんな話になって行くのかな?波風は勿論有るのだろうが。
家事も仕事。俺の給料は二人で稼いでいる様な物by詩穂の旦那。分かってるね。
脚本=青塚美穂①大塚祐希② 演出=竹村謙太郎①②
【2025春ドラマ】※溜めてしまったので簡単な印象のみで
「トウキョウホリデイ」オリジナル/ガルフ・カナーウット、瀧本美織W主演/TX・木ドラ24/30分枠
脚本演出共にテンポが悪く、雰囲気がウエット過ぎ。ローマの休日的な物を作りたいのなら、もっと軽快な作りにしないと。次も同じ感じなら離脱する。
脚本、演出=上村奈帆
「いつか、ヒーロー」オリジナル/桐谷健太主演/EX(ABC)・日10ドラマ/54分枠
主人公の赤山誠司が、暴行による脳ヘルニアの20年に渡る眠りから覚め、意識も戻り、懸命なリハビリの末に病院から逃亡、前職の養護施設に行くが跡形も無く、へたり込んでいる所に当時の教え子がやって来る。タイムカプセルを開ける日だったのだ。
まだ謎だらけだけど、桐谷健太の怪演に引きつけられて、最後迄一気に観る事が出来た。久し振りの林宏司、昔の勢いを取り戻せるのか気になる。
脚本=林宏司 演出=アベラヒデノブ
「夫よ、死んでくれないか」丸山正樹の小説原作/安達祐実、相武紗季、磯山さやかトリプル主演/TX・ドラマプレミア23/49分枠
この女友達3人は、過去に誰かを殺して埋めたりしてるの?
よりによって3人共クズ夫と結婚していてお悩み中。暗過ぎて気が滅入るので離脱かなと思ったけど、磯山さやかが夫の塚本高史に逆襲するみたいなので、そこは観てみたいなと。
脚本=的場友見 演出=佐藤竜憲
【2025春ドラマ】※溜めてしまったので簡単な印象のみで
「三人夫婦」成瀬都香原案/浅香航大主演/TBS・ドラマストリーム/30分枠
30分物の初回なので仕方ない部分も有るが、もう少し惹きつける何かが欲しかったな。設定は奇抜なのにごく普通の感じの立ち上がりで肩透かしを食らった印象。ひたすら女々しかった浅香航大が、次回は立ち直るみたいなので様子見してみる。
脚本=我人祥太 演出=熊坂出
「なんで私が神説教」オリジナル/広瀬アリス主演/日テレ・土ドラ9/54分枠
オークラ脚本のドラマって相性が悪くて、ほぼほぼ最初の方で離脱していたのだけど、これはアリスの演じる麗美静が、2年間のニート生活からイヤイヤ私立高校の教師になって、やる気はゼロなのに生徒の理不尽な要求には絶対に屈せず、こう言われたらこう返すみたいに理詰めでねじ伏せる。その時の言葉が若い子にも分かり易い喋り言葉を使っている所が一番良かった。
自分を抑えてイヤイヤ教師をやっているので、その分演技中のモノローグが多く、それが結構煩わしい。これも様子見だな。
脚本=オークラ 演出=内田秀実
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
以下初回のみで視聴離脱した。
「MADDER その事件、ワタシが犯人です」←特に続きを観たいとは思わなかった。
「失踪人捜索班 消えた真実」←いくらなんでも諸々の設定が甘過ぎ。なのに真面目に演技をされてもねえ。
【2025春ドラマ】※溜めてしまったので簡単な印象のみで
「キャスター」オリジナル/阿部寛主演/TBS・日曜劇場/54分枠(初回25分拡大)
テンポが良かったからなのか25分拡大でも気にならず、普通に面白かった。
まあ、看板報道番組の総合演出にしては永野芽郁は若過ぎとか、リハをしていたのだから本番当日だと思うのだが、それにしてはメインキャスターと総合演出担当が、あんなに外を飛び回っていて大丈夫なのかとか、永野芽郁は阿部寛を、金に転んでスクープの真実を捻じ曲げたと非難して、上に言って問題にする、表に出す、なら分かるけど、何で「貴方より大きなスクープを必ず取ってみせます!」になるのかとか、突っ込みたい所は有ったけど、全体として捉えた面白さの方が勝っていたから、掴みはOKという事で。
脚本=槌谷健、及川真実、谷碧仁、北浦勝大 演出=加藤亜季子
「続・続・最後から二番目の恋」オリジナル/小泉今日子、中井貴一W主演/CX・月9/54分枠(初回15分拡大)
安定の面白さ。振り返りとか説明台詞とかは一切無しで、それぞれの仕事や日常生活での会話、そして主人公二人が会った時の独特のリズムの会話等が淡々と描かれていて、これが初見の人は大丈夫かなとチラッとは思ったが、日常のリアルな会話の積み重ねで魅せるドラマだから、多分初見でも面白かった筈と思いたい。
脚本=岡田惠和 演出=楢木野礼
【2025春ドラマ】※溜めてしまったので簡単な印象のみで
「恋は闇」オリジナル/志尊淳、岸井ゆきのW主演/NTV・水曜ドラマ/60分枠
「あな番」「真犯人フラグ」と同じP二人が作っているけど、今作は秋元康が関与していないので、そこは高ポイント。
一番印象に残ったのはフードを被った時の志尊淳の際立つ美しさ。あれを観ると多重人格とかやはり犯人なのかなとか疑ってしまうのだが、どっちに振るのかな。万琴の“態々漢数字使用の名前”とか、このチームのあざとさ全開だわ。志尊くんを観てゾクゾクしたのは初めてなので、取り敢えず継続視聴決定で。
脚本=渡邉真子 演出=小室直子
「イグナイト-法の無法者-」畑中翔太企画/間宮祥太朗主演/TBS・金曜ドラマ/54分枠
待ってるだけでは稼げない、裁判を起こさせる様に焚き付ける、それが法律事務所代表の仲村トオルのやり方。そこに多分目的が有って採用された“やる気元気宇崎”新人弁護士。ターゲットを落とす迄の強引な空回りには辟易したけど、裁判に漕ぎ着けてからはまあまあ面白かった。刑事のりょうが仲村トオルに情報を提供し、他事務所のミッチー弁護士とも裏で手を組み、勝てる裁判で荒稼ぎをするという仕組みなのかな。主人公の父親運転のバス事故(相続探偵と類似)の真相解明が主目的で、宇崎は知らずに取り込まれたって感じかな。
脚本=畑中翔太 演出=原廣利
【2025春ドラマ】※溜めてしまったので簡単な印象のみで
「魔物」シン・ウニョン原案/麻生久美子主演/EX・金曜ナイトドラマ/60分枠
テレ朝と韓国の制作会社SLLの共同制作ドラマ。とはいえ脚本、俳優は日本人なので、そこ迄韓ドラ味は強くないかな。初回の演出は韓国人なので、トーンとか画角とかに違いは感じたけど。
今度こそ塩野くんにハマりそうな役柄なので、この先あまり韓ドラ的なドロドロにはして欲しくないかな、観るのが辛くなるので。※ホースに駆け寄って向きを変えた方が絶対速いのに、態々傘(何処に有った?)を開いて水のシャワーから彼女を守る無駄な美学が韓ドラっぽくて苦笑。
脚本=関えり香 演出=チン・ヒョク
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以下、視聴離脱した。
「Dr.アシュラ」←救命なのに重症患者は受け入れない、この方針を守らないならクビと言われても、なおあの変な病院に居続ける主人公の思考が理解出来ない。硬直した台詞にどうでもいい新病院構想、お決まりのギャーギャーうるさい研修医、もういいやとしか…。
「三人夫婦」←誰のキャラにも共感出来ない。もっとコメディーに寄せた方がマシになったのかも。
「ムサシノ輪舞」←正門くんに主演は早過ぎじゃない?ただそこに居るだけで、演技から何の魅力も感じない。まあSTARTO社の共同制作枠だから、配役が不満なら観るなって事よね。
【2025春ドラマ】〚ポイント感想〛
「いつかヒーロー」第2話。
宮世くんの役は死神なのか、実存して北村有起哉(又は別人)に雇われているのか、どっち?でんでんも本当に信じていいのかな。今回は泉澤くんの涙の演技にやられた。本当に上手いな彼は。あと、やっぱり桐谷健太の引きの強さには抗えない(笑)
脚本=林宏司 演出=アベラヒデノブ
「夫よ、死んでくれないか」第2話。
磯山さやか、塚本高史夫婦の立場が逆転して笑えるので、少し観やすくなった。相武紗季の不倫相手は別の男で、安達祐実は誰かにハメられてるのでは?次回、暴れる高橋光臣が楽しみ。
脚本=的場友見 演出=佐藤竜憲
「対岸の家事」第3話。
夫が出張や残業だらけで、親は両家共遠方住み。それで保育園児二人が居てテレワークは無し?って、絶対無理だわ。頑張れているワーママは親族が手助けをしてる。
礼子の夫と上司、出て来いやあ!
脚本=青塚美穂 演出=竹村謙太郎
「しあわせは食べて寝て待て」第3話。
さとこが自分を陥れた後輩を、安易に許さなかったのが良かった。自分はモヤモヤして相手がスッキリするだけだからと。確かにそう。“ここに引っ越して来てから、自分が死んだらなんて考えなくなったな”
体に良い食は心にも効き目が十分って事ね。
脚本=桑原亮子 演出=田中健二
【2025春ドラマ】※溜めてしまったので簡単な印象のみで
「あなたを奪ったその日から」水野綾子企画/北川景子主演/CX・月10/54分枠
甲殻類アレルギーの娘が食べたコーンピザには、本当にエビが混入していたのか?警察も証拠固めが出来なかったから、検察は不起訴の判断をしたのだろう。この部分が曖昧なので、食品会社社長の大森南朋も記者会見で割りと強気な発言をし、娘は食品会社に殺されたと思っている母親の北川景子は、社長に対する怒りが倍増、復讐する為だけに辛うじて生きている…という事がずっと正攻法で描かれるので、怖いし辛いし暗いし救いが無い。
でも偶然だけど社長の3歳の娘を誘拐した形となり、殺せなかった主人公はそのまま育てる事になりそうなので、もう少し様子見をしようと思う。
脚本=池田奈津子 演出=松木創
「天久鷹央の推理カルテ」知念実希人の小説原作/橋本環奈主演/EX・火曜ドラマ/54分枠
主演のパワハライメージを逆手に取ったみたいにお前口調がハマっていてwあの報道が無かったらあんな台詞回し、ハシカンには完全なミスマッチで痛々しさが先に立っただろうから、世の中何が幸いするか分からないな。木村ひさしのコケ芸リピ演出も、特殊設定の主人公だから気にならなかったし。脚本が浜田さんだから観たのだけど、やはりドラマは脚本家の腕次第を痛感。次も観てみようと思えた。
脚本=浜田秀哉 演出=木村ひさし
【2025春ドラマ】〚ポイント感想〛
「なんで私が神説教」第2話。
10クラス迄有るのは経営が傾いた時に、誰でも入れる様な学校に変えたから。だから精神年齢が低そうな子が多いのね。前期に優秀な子ばかりが揃うとどうなるのかを観たばかりだから、落差が激しくてw
「憎しみっていうのは過去にしか無いの。その憎しみに囚われたら前には進めない」←まあ一理は有るけど神説教と迄は言えないな。
脚本=オークラ 演出=内田秀実
「キャスター」第2話。
今回は翔平の金を盗んで賭博に注ぎ込んだ一平事件がベース、次回はSTAP細胞はあります!騒動がベースと、“引き重視”の発想が安易で、初回に感じた熱量がグッと下がってしまった。それに何?あの国際大会のバレーボール試合映像の緩さw日曜劇場が泣くわ。進藤を中心にコソコソ動いて、生放送本番で他のスタッフを出し抜いて、してやったり顔をされてもなあ。
グループ執筆でも、「アンチヒーロー」とは雲泥の差だな。
脚本=及川真実、槌谷健、谷碧仁、協力=北浦勝大 演出=加藤亜季子
「夫よ、死んでくれないか」第3話。
今回のハイライトは結菜ちゃんの、パパが優しくなったのは「ママ達にグルグルされたから?」←あの日、娘は目撃してた! 塚本高史パパの目付きが徐々に変わり←上手かったねえこの芝居、記憶が戻った!?主人公3人共ピンチの次回も面白そう。
脚本=的場友見 演出=進藤丈広
【2025春ドラマ】〚ポイント感想〛
「しあわせは食べて寝て待て」第4話。
青葉が言った“ネガティブケイパビリティ”=“出来ない自分を認められる能力”という思考。
さとこが辛くて「死にたい」と口に出してしまった後に「な〜んてうそだけどね」と付け加えていた事。
どちらも自己コントロールよね。それが出来る内はまだ大丈夫って事か。
あのとろろ定食、美味しそうでお高そうだったけど、誘った青葉が奢ってくれたのかが気になる。←そこか〜い
脚本=桑原亮子 演出=田中健二
「対岸の家事」第4話。
今回は持てる者と持たざる者の対比と、本来なら無用な筈の嫉妬や反発の感情が湧いてしまうのは何故なのか、“悪気は無かった”は万能の免罪符なのか…等が描かれた。
実家に帰りたくても両親を亡くして帰れない虎朗は、実家が有るのに父親と縁を切って帰らない詩穂が理解出来ない。
「みんな自分が持ってない物の話になると、冷静じゃなくなるんだよ」虎朗の言葉が核心を突いてたな。
脚本=青塚美穂 演出=坂口卓哉
「恋は闇」第2話。
未解決連続殺人事件の遺族の顔出しインタビューが、アイドルの略奪婚ニュースに弾き飛ばされた。情報番組はそうなるだろうけど、何で報道番組に使わせないの?TV局ってよく使い回ししてるじゃない。設楽の記事はネットで出せるって。今回は酷いご都合主義に萎えた。
脚本=渡邉真子 演出=小室直子
【2025春ドラマ】※簡単な印象のみで
「PJ〜航空救難団〜」オリジナル/内野聖陽主演/EX・木曜ドラマ/54分枠・初回6分拡大
暑苦しくなるのは想像してたけど、コメディ要素も散りばめて、内野聖陽演じる宇佐美主任教官を、厳しいだけの孤高な男にはしなかったのが観易くて良かった。別れた妻と暮らしている娘が電話で敬語で話すと、宇佐美まで敬語になってしまう姿に人間味が感じられてほっこりした。
主要な訓練生は1話で1人ずつ取り上げるのかな?今回は神尾楓珠。子供時代の父親の死に責任を感じ、救助名目なら死んでも本望(寧ろそれで死んで楽になりたい)という彼の本心を見抜き、自分と訓練で勝負させ、ボロボロになった彼を抱き締め、「お前はお前を許してやってくれ」うーんカッコいい!
脚本=髙橋泉 演出=平川雄一朗
「波うららかに、めおと日和」西香はちの漫画原作/芳根京子主演/CX・木曜劇場/54分枠・初回15分拡大
昭和11年が舞台の、海軍中尉・江端瀧昌と会社社長の三女・なつ美の新婚ラブコメ。時代背景の説明をナレではなく活動弁士にさせる演出に戸惑い、キョドるなつ美の姿が前期のまどかに重なったりしたけど、ドラマに入り込めた途中からは、気にならなくなった。
↑暑苦しいドラマの後は、ニヤニヤしながら楽しめそうなドラマで、他局間なのにまあ並びの良い事(笑)
脚本=泉澤陽子 演出=平野眞
【2025春ドラマ】〚ポイント感想〛
「イグナイト-法の無法者-」第2話。
“やる気元気宇崎”の正義感と空回りは相変わらずだけど、初回よりは今回の方が観易かった。脚本家が代わったからなのか、設定に慣れたからなのかは、正直よく分からないが、今回位のやり方、流れだったら視聴を続けても良いかなと。
裁判でラグビー部員が医療用麻薬の中毒になってるそうですねと、宇崎が証人に質問をして、相手の弁護士が慌てて止めて示談に持ち込んでたけど、裁判であんな事言ったら、あの大学はマスコミの餌食になって、示談の意味が無くなるのでは?そこの所どうなの?
脚本=山田能龍 演出=原廣利
「魔物」第2話。
サブタイトルの【愛欲のキムチチゲ】って何?と思ったら、葬儀の参列者にキムチチゲを振る舞うという意味不明の暴挙からの、名田の姉がそれを凍也にぶっ掛ける(庇った華陣に掛かる)という暴挙。日本人はせいぜいぶっ掛けたとしても、水かお茶止まりよね。華陣の服を汚して凍也の妻に着替えを買いに行かせ、その間に華陣と凍也が愛欲に溺れる、これをやりたい為の暴挙の天どんで、もうシラケたわあ。
脚本=関えり香 演出=チン・ヒョク
「なんで私が神説教」第3話。
宮沢くん、貧乏なのに何で並み以下の私立高校に来た?頭が良いんだから公立受験なんて楽勝だっただろうに。今回はその時点で話が破綻してた。
脚本=オークラ 演出=南雲聖一
【2025春ドラマ】〚ポイント感想〛
「キャスター」第3話。
通常枠に収めたのは良かったけど、仕切り直しから新細胞を作り出す迄の時の流れが早過ぎて、話が軽くなってしまったのが残念。高坂が小野寺教授迄ウエルカムなのは変だなと思ったら、特許をアメリカに売っ払って100億の荒稼ぎをする目的が有ったからというオチは、意表を突いていて面白かったけどね。本橋と栗林の関係に時間を割き過ぎたのが、構成バランスを悪くした要因かな。
脚本=槌谷健、及川真実、北浦勝大、谷碧仁 演出=金井紘
「いつか、ヒーロー」第3話。
ブラック企業で苦しむ瑠生を、誠司が光と共に救い出す。会社を辞め、でんでんの家に転がり込んだ。ゆかりも引っ越して来て、第二の「希望の道」に。ここから戦隊を組んで勇気の死の真相を探りはじめるのかな?誠司を「人殺し」呼ばわりする記者の西郡。二人の間に何が有ったのか、それは誠司が「希望の道」に入る前の話なのかな。今のところは面白い。
脚本=林宏司 演出=星野和成
「続・続・最後から二番目の恋」第3話。
岡田さんの脚本は綿密。今回の和平少年のエロ本を見付けた母親の対応が素敵で、ああいう母親に育てられたから、今の和平が出来上がったんだなと、素直に思えたし腑に落ちた。こんな風に自然に繋がって行く話を、ほろ酔いの和平と千秋の会話だけで魅せるのが凄いよなあ。
脚本=岡田惠和 演出=高橋由妃
【2025春ドラマ】〚ポイント感想〛
「あなたを奪ったその日から」第2話。
うーん、微妙だなあ。他人の子を誘拐して育てるという建付けだけを見れば「Mother」と同じなのだが、あちらは人として理解出来る動機が有ったけど、こちらは精神不安定な母親が、殺された(と思い込んでいる)我が子の復讐の為に、相手の娘を奪ってしまうというスタートだから、感情移入しにくいのよねえ。相手の元社長も人として変だし、警察も驚く位無能だし…、次を観て離脱するか判断しようかなあ。
脚本=池田奈津子 演出=松木創
「夫よ、死んでくれないか」第4話。
璃子はホテルでのピンチは何とか逃れたけど、結局隠していた二台目スマホを弘毅に見付けられて大ピンチ!哲也は何で反撃しないんだろうと思ったら、プレゼントしたバッグに盗聴器を仕込んで、妻達3人組の会話を録音、友里香はバッチリ証拠を掴まれて大ピンチ!麻矢はヘドハンされたけど、あの夫婦円満インタビューも決め手の一つと言われて、こちらも大ピンチ!
3人平等にピンチにするのが上手いな。
脚本=的場友見 演出=進藤丈広
「天久鷹央の推理カルテ」第2話。
鷹央の台詞解説で全てが成立してしまっている感じで、何か面白味が無くなって来たな。もっと画と演出で伝えて欲しいのに。このドラマの設定には木村演出の方が合っているのかも?
脚本=浜田秀哉 演出=田村直己
【2025春ドラマ】〚ポイント感想〛
「対岸の家事」第5話。
出て来いやあと言ったら出て来た礼子の夫の量平は、矯正可能なタイプだったので一安心。
今回一番笑ったのは中谷妻の“仕事優先という自分の希望を叶えてくれる夫なら、多少の難有りな性格はOK”だから結婚したという合理的な考え方。人の心の機微が分からない夫と、ノーマルな考え方で気の利く妻、良い組み合わせではあるのよね。
高校生の詩穂に家事丸投げで苦しめた父親は、今更何しに詩穂宅に?そしてあの女は何?起承転結の“転”に突入するのね。
脚本=青塚美穂 演出=林雅貴
「しあわせは食べて寝て待て」第5話。
出会った頃に鈴が司に言った言葉。柿は体を冷やすけどお日様に干すと変わる。だから「貴方もここで暫くお日様に干されたら、塩梅良くなるんじゃないかしら」こんな風に言ってくれたら、側に居たくもなるわな。「どうでもいい」の後には何が来るのか(死にたくなる)を知っているさとこは、だからひなのを見守っていたい…というのもドキッとしたなあ。
脚本=桑原亮子 演出=中野亮平
「恋は闇」第3話。
唐突な男女が結ばれる話から、ミステリーに軸が戻ったのは良かったけど、今回は要素を散りばめただけで終わってしまったから、何か物足りなさが残ってしまった。
脚本=渡邉真子 演出=小室直子
【2025春ドラマ】〚ポイント感想〛
「PJ~航空救難団~」第2話。
主任教官の宇佐美は暑苦しいけど、極限状態の救難現場で誰も死なせたくないからこその厳しさ、そして挫けそうになる訓練生を鼓舞し続ける熱さ、それらが入り混じっての暑苦しさで、訓練生思いの良い人。それが訓練生達にも伝わって、現場はだいぶ良い感じに。2話は女だと区別されたくないと頑なだった藤木を救い、次回は何だか急に怖気付いた?白河を救うのかな?
教官も含め嫌な奴は1人も居ないので、観易くて良い。
脚本=髙橋泉 演出=平川雄一朗
「波うららかに、めおと日和」第2話。
男女が対等で、何でも話し合える時代では無いから、ましてや交際無しの、しかも写真婚。やっと同居を始めたら無情の呼び出しで中尉殿は2ヶ月も不在、からの電報で妻を呼び出し、やっと新婚旅行。再会した時の“可愛い”“格好良い”を、思っていても決して口には出さない慎ましさ、だからこその心の声の応酬がクスッと笑えてほっこりする。何れ戦争に…なんて考えたくないなあ。
脚本=泉澤陽子 演出=平野眞
「イグナイト」第3話。
闇仕事をさせられて大怪我をした技能実習生を、宇崎と伊野尾が組んで救う話。捻りは無くて観易かったけど、ワクワクしたのは♪盗んだバイクで助け出し~の所位かな。轟の狙いは娘を奪ったあのバス事故の真相解明なんだろうね。
脚本=畑中翔太 演出=山口健人
【2025春ドラマ】
「なんで私が神説教」第4話。
今回の神説教は普遍的な事を指摘していて心に染みた。海斗に殴られたという田沢の嘘で、退学に追い込まれそうな海斗。中学の時に同級生を殴って怪我をさせ、大騒動になった過去が有る海斗。離婚した夫がDV男だから息子も同じなんだと、殴ってないと言う息子を信じない母親。そこで静は母親に神説教。
大意としては“暴力は遺伝しない。それでも振るうとしたらそれは後天的なもので、母親にも責任が有る。一度ミスした者を絶対に認めないのは、今の日本の社会と同じ。誰かが認めてあげないと、どんなに頑張ってもいつかは潰れてしまう”
そして海斗には“なりたい自分は自分自身で作って行くものなの”と。
今回で大口先生が反森口に転じそうで、教師vs森口みたいになって行くのかな?
それと志田未来と菅原咲月の関係と、志田は何をしようとしてるのか…この辺りの話で“転結”部分を繋いで行くのかな。
想像していたよりは面白いドラマになってる。
脚本=オークラ 演出=南雲聖一
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「魔物」は2話の葬儀にキムチチゲ、しかもそれをブッ掛ける行為で完全に観る気が失せたので、3話は観ずに離脱した。
代わりと言っては何だが、韓ドラ原作の「あやしいパートナー」がそこそこ面白かったので、次も観ようと思っている。
八木勇征は前髪を上げた方が男前だわ。
脚本=政池洋佑 演出=安川有果
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