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売春劇

レス0 HIT数 407 あ+ あ-

匿名さん
22/04/24 11:41(更新日時)

「明日駄菓子屋行くんだけどりょう来る??」
「え!?行きたい行きたい!どこ集合?」
「あの“いつもの神社“ね!」



「ん〜ッ!!楽しかったぁ!」
啓介たちと別れた数秒後には、
人通りがほぼ無い路地裏で声を張っていた
汗の匂いがフワッとする

亮樹。何処にでもいるような名前。
皆「りょう」って呼ぶもんだから3人に2人には勘違いされる。

元からこの辺は田舎で、建物も密集していない。
名古屋の人集りで腰抜かしかけたもんだ。
誰もこの町を聞いた所でぴんと来ないだろう
生活に困る事はないが自慢する所はない。それがこの町だ



ふと、気づけば、並木道らしき道で一人止まっていた
並木とは言い難い程不規則に立ち並ぶ木の数々
一瞬思考が停止して当たりをキョロキョロ見渡す
ザアザア木が鳴く音でやっと気づいた
「あ、やっべ」
裏路地で近道しようとした後、
やっぱり遠回りで帰ろうとして3本先の木が多くて車道も狭い交差点で曲がった。
さっきまで向かっていた、家や小さい個人営業の店が集っていた辺りではなくて、
啓介たちと別れた交差点へ向かっていた。
家も少なく、木が鬱蒼として視界も悪い、車道も狭く歩行者通路がない、誘拐犯からしたら好都合すぎるような辺りに来ていた。
そして今。
そう、来た道を逆に戻って来ていたのだ。
何十回、いや、何万回も見た事がある景色が広がっていたのはこのためだ
と、なるとここは貝澄神社
ここらの子供には待ち合わせ場所で人気の“いつもの神社“である
「なんで間違えたんだよ…」
…また来たから少し寄るか?
なんて考え始める

結局、小さめの錆び付いた鳥居の前に立っていた
神社、と言っても地元の人位にしか知られておらず、それほど回らない。
てか、回れない。
倉庫2個分位の神様を祀る建物の前に、
お賽銭箱。
そこに短めの通路があって、両サイド
に謎の建物
そして今立っている鳥居。
正方形に近い感じ。

見慣れたはずの景色も、少し新鮮に感じてきた。
謎の建物にある小さな苔も可愛らしく見えてしまう
いつからこんな「あの」
ビクッ「あ、はい!」
決して大きい声じゃないのにしっかり聞こえる。
声の方を見上げー
でかっ!?
えデッッカッ!
明らかに185あるだろ!?
しゃがんでいる俺に対して見下す形になっている為か、顔は影がかかりハッキリ分からないが、
低くしっかりした太い声と、
がっちりとした身体からは男性という事は分かった
「俺、なんか変ですか?」
「え、いや変じゃ、ないけど、
あ、高校せ「いや中3です」
驚きでいつもみたくがっついて話せない。
中3。俺と同い年
立ち上がってみるもその差は明らか。
背の順じゃ毎回前の俺はほとんど子どもと同じ位
「あの」
「あっはい!」
「話聞かせてもらいたいんすけど、
この神社で起きた現象で―」














ここまで読んで頂き誠にありがとうございます
凄い無駄な説明が多くなってしまい申し訳ありません
自作の漫画を元にしている為絵で説明する分を文字にしたためこんなものになりました。
続きは文字制限で半端な所で終わるため、一度終了しました
続きは今度書きますのでよろしくお願いします!












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No.3525984 22/04/24 11:41(スレ作成日時)

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