僕と彼女のhistory
僕と彼女のhistory
記念に綴ってみようか
21/12/06 12:24 追記
思い付きではじめた
ただの気紛れ
だけど目標はあったほうがいい
紗季あなたへ
いつか出逢える
僕たちの子供たちへ
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流れで一緒に飯食う
ことになるんだけどさ
彼女の第一印象は
正直、子供かよ
ちっこい、表情豊か
本当に嬉しそうに笑う
なんか興味ある話だと
前のめりになって熱弁したりさ
飯食うのも一生懸命だし
おまけに酒まで飲んでやんの
無意識なんだろうけどさ
何かを伝えようとする時
表情だけじゃなく身振り手振りでさ
笑えちゃうのよ
ばかにしてるんじゃなくてさ
見ていたら、ついつい
笑っちゃうのよ
一生懸命過ぎちゃって
ごめんね
雑談に混じりながら
男の話しには適度にスルーしながら、ずっと彼女のことを見ていた
彼女の隣の席の女の子が席を立った隙に話し掛けてみた
「ハンバーグ好きなの?」
彼女が食べていたからだ
「うん!大好き!」
彼女が嬉しそうに笑いながらこたえた時に
僕は
ハッキリと恋に堕ちる
その瞬間を感じた
「大好き!」の言葉も
最高の笑顔も全て僕だけに向けられたような
錯覚に陥り
動揺と切なさに戸惑う
そんな僕の想いを他所に
彼女はかわらず
ハンバーグについての
想いを熱心に語っている
じゃあ次はどんな反応?
「仕事は楽しい?」
彼女は少し困ったような顔で、考える人、の仕草
パッと表情がかわり
嬉しそうに
「うん!楽しいかな。
えっとねー、叱られた時はしょんぼりするけどさ
逆に頑張って誉められた時が嬉しくって。」
うん、わかるよ
言葉以上にあなたの心は
表情に仕草に出ているよ
そんなことを胸のうちでこっそり呟きながら
たまに相槌しながら
もっと話を聞いていたい
ずっとあなたを見ていたい
ここは自分の中でほぼ
確信はあったさ
確かめたくて
「連絡先教えてよ」
彼女は即答だった
「彼氏いるから」
今まで笑っていたのが嘘みたいにプイッと横を向かれた
解りやすいな
ここは触れられない
territoryね
でもさ、断るときって普通さ社交辞令で、ごめんなさいって言ったりしね?
当時、僕にも付き合っているのかいないのか
曖昧な関係の女の子が居た
何度か誘いを断りながら 頃合いを見て簡潔に話し
た
「あっそう、こっちこそ用事ないわよ。この役立たず」
こんな御言葉が
返ってきた
本当よ
あっちもこっちも役立たずでごめんね
あの日から誰かが提案して、来れる人だけ自由参加する集まりが始まった
僕は毎回彼女に会いたい想いで参加していた
彼女は来ていない時も多々あった
誰かがたまに彼女に彼氏の話をふったりする
彼女は特に多く語らずとも嬉しそうな幸せそうな顔を見ると
彼氏のことが好きで好きで仕方がないと痛いほど感じていた
僕の入る隙は全くなさそうだ
バイキング形式の店では
彼女はまた嬉しそうに子供みたいにお皿にのせるものを選んでいる
僕が隣に立ってみると
僕のお皿を覗きこんでくる
そんな仕草も愛おしい
あれ?
僕の食うもん気になる?
そんな勘違いもしたくもなるさ
現実は、そんな僕の想いも一瞬で
イベント毎に増えていく
彼女のアクセサリー
また一歩、彼女との距離を感じる
やりきれなさ感じた時は
適当に連れて帰れそうな
女の子が居たら途中で抜けたり
彼女に会える喜びと
彼女と縮まらない距離に
葛藤していた
ある時、僕は酒を飲まなかった
彼女のことを送って行こうと心の中で決めていたからだ
実際彼女の送り役をするんだけどさ
僕の想いを他所に
無邪気に笑っちゃって
警戒もしないでやんの
店からは車でほんの20分くらいの距離だ
僕はずっと彼女の話し声笑い声を聞きながら
いい加減気持ちを伝えようか考えていた
そう思いながら彼女のマンションに着いてしまった
「今日も楽しかったね!
送ってくれてありがとね!」
いつもの彼女の笑顔だ
僕もつられて笑ってみるよ
「楽しかったよ、おやすみ」
車を降りて去っていく彼女の後ろ姿を見ていた
その時にずっとずっと
抑えていた気持ちが溢れた
行かないで紗季
別にあなたを困らせたい訳でも
幸せの邪魔したい訳でもないんだ
僕の気持ちは届かなくても、僕に気持ちは向かなくとも、自分のものにはならなくても
特別な話しはしなくとも
ただ、あなたの話している姿を笑顔を見ていたい
ただ居て欲しい
いくら願っても僕の
願いは叶わない
わかっているよ
痛いほど
でも、どうしても
どうやっても彼女への想いはすてることも出来ない
身動きが取れないまま
2年も時が過ぎていた
僕ははじめて
紗季、あなたのことを想って泣いた
それからしばらく僕は
ただぼんやりと日々を過ごしていた
いい加減、自分の未練がましさ、しつこさにも飽きていた
彼女がいつもいつも笑顔で居れるのは
好きな彼氏が居るからだろう
当然のことを遅まきながらやっと受け入れれるようになっていた
その半面、集まりの日には参加こそしないものの
彼女の笑顔が浮かんで
その時々、眠れぬ夜を過ごしてくれる人を求めていた
一人では眠れぬが
だからと言って誰かと居ても寂しさは埋まることもなかった
紗季、あなたでなければ
僕があれこれ勝手に悩み葛藤したところで
紗季はまだ若かったが
彼氏の年齢、付き合いの長さから近いうちに彼女の婚約、結婚報告を聞くことになるだろう
その時に僕は何と感じるのだろうか
自分の想いは手離すことが出来るのだろうか
そうこう考えているうにに久しぶりにAちゃんから電話が入る
「紗季のことだけど」
僕は、とうとうきたか
ぼんやり考えていた
ところが内容は僕の意に反して全く逆だった
二人は別れを選んでいた
「明日女の子は集まるけどどうする?」
もちろん行くとこたえた
が
「拓海どれくらい本気なの?」
念をおされた
言い訳しながら
その場の流れで女の子抱ける男だ
しない男はしない
女関係に関しては僕は全く信用がないだろう
僕にしては珍しく多弁に
紗季への想いを語った
久しぶりに現れた紗季
一目見ただけでわかったさ
全く眠れてもないだろう
ずっと酒飲んでただろう
アクセサリーも外している
彼女は少し泣きそうな微笑み浮かべて女の子たちと話している
少しでも気が紛れていればいいが
かなり酒は飲んでいるはずだがまだ注文しようとしている
僕はこの日はじめて彼女に声をかけた
「紗季、酒はまた夜に俺が付き合うよ」
彼女は困った顔で少し考える仕草
そして僕の顔を見て頷いた
昼過ぎだったか
店を出て皆で彼女の自宅に向かう
運転手は僕だ
はじめて彼女の部屋にお邪魔する訳だが流石に女の子
部屋はいかにも女の子
そして片付けや掃除もしてあり綺麗だ
ただテーブルに無造作に並んでいる、酒の空き缶
空き瓶の数
胸を衝かれる想い
彼女の身体、精神面も限界に近いだろう
彼女の心どれくらい
癒せるだろうか
女の子たちは割りとすぐに帰って行った
僕と彼女部屋に二人残される訳だが
僕はただ彼女の望むように
話したいなら話し相手に
泣きたいなら涙を拭うさ
ただ黙って側に居るだけでよいならそれでいいと
TVを見ながら考えていた
もちろんTVなんかどうでも良くて画面を見ていただけだけどよ
しばらくの沈黙のあと
僕は声をかけた
「紗季、どうしたい?話しする?」
彼女は緊張の糸が切れたのか震えて泣き出した
そうだろう 泣けばいいさ
僕は彼女の身体を抱き上げて自分の膝に乗せてみる
ちっさ、軽いな
子供みたいに泣いている姿も泣きたいくらい愛おしい
泣けるだけ泣いた彼女は
困った顔で呟いた
「あの、ごめんなさい。
いっぱい泣いてウザくて。迷惑かけちゃって」
「何でよ?全くウザくも迷惑でもないさ?気にしてないさ」
もちろん見栄でもなんでもなく僕の本心だ
元々女の子に泣かれてもウザいとは思わない男だ
ポツポツ話し出す彼女の話を聞いたり彼女の問いにこたえたりしながら
ゆっくりと時間は過ぎた
ただ、途中で彼女が
「ウザくない?本当?」
泣きそうな顔で何度か尋ねる
そこが何故だか気になったが後にその理由は知ることになる
彼女が手洗いに立った時僕は座り直していた
戻ってきた彼女は騒ぎだした
「何で座り直してるの?
もう乗せたくないの?嫌なの?わたしケチな男嫌い」
これには流石の俺も唖然とするさ
俺のこと椅子か何かと思ってね?
俺も男よ?言わせないで
察して?
どうしたもんか、と考えているうちに彼女は目の前で地団駄を踏み出す…
僕は急にどうしようもなく腹がたってきた
彼女の鈍さにか、いや
自分が男として見られていないことにだ
僕は思わず言っていた
「お前よー俺のことバカにしてんの?お前の前では抑えていただけよ
俺も男よ!このまま抱くぞ」
彼女に顔を近付け聞いた
「どうするよ?」
彼女はこたえたような
こたえなかったような
もう知らね
許してやんね
そっとキスをした時から
彼女はずっと涙を流していた
僕は彼女の涙を拭いながら囁きながらそっと抱いた
彼女の頭に浮かんでいたのはあの人のことだろう
僕の声はどれだけ
届いていたのか
僕に果てがくるころ彼女が言った
「中で出して」
彼女の悲しみの深さ
あの人の居ない寂しさの呟きのようで
僕は泣いた
いいよ
このままいこう
そのまま中で達した
彼女はあの人への想いを抱きながら
僕は彼女のことを救いたかったのか
自分が癒されたかったのか
抱いても心は奪えない
何を求めているのか
彼女の叶わぬ想いは何処へ
僕の叶わぬ願いは何処へ
その後も何度も何度も
彼女の中で達した
心は満たされない
ただ刹那の時
もう痛いだけ
何も出ないさ
でも満たされたくて僕の身体は反応する
紗季だけは傷付けたくなくて触れなかったはずなのに
僕が自ら壊してしまいそうだ
彼女は一言も発することはなくただ涙を流していた
僕は祈るような気持ちで
どれだけ泣いてもいいさ
俺が全て拭うよ
だから側にいてよ
紗季、愛してるよ
ずっと語りかけていた
彼女に届いていたのか
今もわからない
彼女が眠りに落ちる時
ベッドの脇においてあったペンギンを抱き締めていた
「ペンギン好きなの?」
彼女は頷く
「いつも一緒に寝るの?」また彼女は頷く
インテリアではなかったのか
彼女の純粋な寂しさを知る
次の日の朝、シャワーを浴びて出ると彼女はルームウェアらしきものを着ていた 小さな柄物の
新鮮な想いで見ていると
よく見れば「ぶた柄?」
何でぶた柄よ?
どこで手に入れたのさ?
何でそんなに似合うのよ?
僕は笑いが止まらなかった
彼女はむっとしていたが
いつの間にか声を出して笑っていた
久しぶりに見れた彼女の笑顔
そうだ、僕は彼女の笑った顔が見たかったんだ
抱きよせてキスをする
ただひたすらに
僕の膝の上でベッドの上で
合間に少し語り、疲れたら眠る
こうして2日間を共に過ごした
一時も離れたくない
次の日の早朝彼女に
一緒に過ごした3日間酒は呑まずに済んでいたが
仕事帰りに顔だけ見に来ると、一人で酒は飲まないで
そんな話をして会社に向かう
仕事を終えて、彼女がどうしているか
泣いていないか
呑んではいないか
不安から先を急ぐ
出迎えてくれた彼女は
そのまま僕に抱きついてきた
テーブルの上には料理が
僕はこのまま彼女の部屋で暮らすことになる
この時の彼女はまだ
寂しいからの気持ちがほとんどだっただろう
物静かな感じで何気ない会話の途中でもふと涙を流していたり
明らかに沈んでいたり
無理して笑っていたり
安定はしていなかった
彼女とあの人が別れた日から3週間後
僕と過ごしてからは2週間後になるこの日
彼女の元に元恋人から連絡が入る
何か用事があるような話だが口実で彼女の様子を知りたいのだと思っていた
彼女は動揺していたが
僕は全く動揺しなかった
元々、必ず一度は連絡入ると思っていたからだ
時期はわからなかったが
僕はこの夜考えていた
元恋人はどう考えていようが、どう思っていようがそこはどうでもいい
彼女自身の気持ち、本音
彼女自身の一番の幸せ
もちろん僕が幸せにしたいと思ってはいる
だけど、それは本当に彼女にとって心から望んでいることなのか
彼女にとって心から幸せ感じられることなのか
散々考えた末、自らの結論は出た
僕は次の日、彼女を待ち合わせ場所の近くまで送り
何も言わずに送り出した
彼女にとって辛いことでも彼女自身も自分の気持ちと向き合う必要もあると思ったからだ
僕はそのまま少し離れた店で一人で飯を食っていた
一定の時間がきても彼女から電話が入らなければ
彼女が居る店に入り堂々と連れて帰ろうと決めていたからだ
どんな理由があっても、
自ら彼女のことを手離した男性に遠慮する必要はないさ
予想よりずっと早く電話がなる
僕は飯の途中だったがそれどころではない
僕は彼女に
すぐに行くから今いるところから動かないで、と告げて店を出る
彼女は少し涙の後もある
「早かったね」
声をかけると彼女は嬉しそうに笑ってくれた
「あのね、なぜだかずっと拓の顔が浮かんでたの!それで早く会いたかったの!ダメ?」
ダメな訳がない
紗季、ありがとう
浮かんだのはそれだけだ
僕はその場で彼女を抱き締めて軽くキスをした
人波の中だがまぁいいさ
彼女はあの人のことを完全に忘れた訳でも傷が癒えた訳でもなかっただろうが
あの人のことは過去にしようと
僕と向き合おうとし始めてくれていると
少しづつ彼女との想いが重なり始めたと思えていた時に
あることが起きる
僕は今まで、特にここ最近は紗季のことばかり考えていて
自分のことは考えてもいなかった
ある日、仕事を早く切り上げた日に特に何も考えずに彼女と晩飯を食いに行く
少し待ち時間があるがこの時間は仕方ないか
など彼女と話しているときに声をかけられる
「拓海久しぶりだね」
と僕の胸辺りに触れられる
彼女と暮らす前の話だが
もちろん身に覚えはある
だが、タイミング的に今はマズいなと考えているうちに彼女は無言で歩き出す
必死に止めてみるが、手を払われ
「何ですか?同情ですか?」彼女はきかない
一人で歩いて返るという彼女
そんな危ないことできる訳がないだろう
「言い訳はしないさ
家までは送らせて」
無理やり彼女を自宅に送り、僕は久しぶりに家に帰る
僕はまた考えていた
僕の中では明確に彼女は特別で心を奪われている
守りたい人は紗季だけだ
だが、今はないとは言え
もちろん好みや相手は選んではいるがハニートラップには敢えてのる
ちゃっかりする事はしている
別に相手のことが好きだからのる訳でもなく
その場の流れとしか言いようがないんだが
僕の中で気持ちのあるなしに関わらず
好きだから=関係を持つ
ときっと考えている彼女に
もちろん、過去のことは言い訳はしないさ
だが彼女だけは特別だと
どう伝えようか
僕は彼女の気持ちを待つつもりではいた
まだ言われても困るだろう
だが、自分の中でだけ彼女を抱いた夜に決意していたことがある
遅かれ早かれ
タイミングが早まっただけ、と覚悟を決める
次の日の夜
仕事の後、強引に
「すぐに終わるからこれだけ付き合って」
と車で走る
僕が元々住む自宅に
出迎えた母親は
「このお嬢さんは?急にどうしたの?」
僕は言った
「結婚したいんだ彼女と
時がくれば、自分の中で
男としての自信がついたら」
母親は驚きながらも
彼女に声をかける
「はじめまして、お名前は?」
彼女は真っ赤になりながらも一生懸命、自己紹介し、そしてあの笑顔だ
母親は
「あら、いいわねぇ
女の子は小さくて愛想があって本当にかわいいわねぇ、紗季ちゃんね、よろしくね」
母親は、人に対して失礼なこともしないが無理に御世辞も言う人でもない
その後も、かわいいかわいいと言い続けるところを見ると相当気に入ったようだ
その後
彼女と僕の住む部屋に帰り今自分の感じていることを語った
もちろん、彼女の傷が癒えて同じ気持ちになってくれるまで焦ってもいないこと
僕は自分から思っていることを自らは口にするタイプではないが
不安や聞きたいことがあれば、なんでもこたえる
つもりではあること
だから些細に感じるようなことも迷わずに伝えて欲しい
もちろん僕も信頼して話してもらえるように
僕なりに言葉で行動で示していきたいと思ってる
紗季とはそんな風に向き合いたいと考えているが
どうかな?
ゆっくりでいいんだ
そんな想いを伝えた
余談だが
女の子関係では結婚後も もう一度同じことがあり
自分のしたことは自分に返ってくると身に染みて
僕にしては珍しく反省もしたさ
”””主の一息”””
ひと休み
思い付きで綴りはじめた
history
記憶を頼りに綴り
その時の出来事だけではなく
自らの気持ちの動きや感情まで覚えているものだと
久しぶりに葛藤し続けた切なさを想い出し
懐かしくもなり
また思い出すことにより
彼女への愛おしさも増す
この後
僕と彼女束の間悲しい
storyがはじまる
紗季
後半は僕になどきっと想像すらできない過酷な環境の中、生きてきたあなたが成人するまでの生い立ち、過去にどうしても触れてしまう
決してあなたが悪い訳ではなかったのに
理不尽な思いをしながらもひたむきに健気に生きてきたあなたを思うと
やはり今は僕には
どうしても書けない
その後、僕たちに起こる悲しい出来事も
男は普段偉そうに勝手しているだけで
どれだけ愛していても
女性の痛みはかわってあげることもできないと
色々と思い知った
僕はあなたに出逢ってから自分が男に生まれた意味をずっと考えていた
紗季
最後に大切なことを
伝えたい
あなたの顔、身体、性格
思考、優しさ
数え上げたらキリがないくらいたくさんある
あなただけの個性
俺には欠点と感じるところはほぼないに等しい
だけどその中で良いところ悪いところある訳で
伝えたいのは
〜だから好き〜だから嫌い、ではないのよ
あんなところ
こんなところ全て含めて
それがあなたなのよ
色々否定されたあなたの過去
簡単なことではないだろう
俺になんか口出しされたくないかもしれない
でも全て過去のことに少しづつ出きればと考えているよ
あなたは今のまま
そのままでいいのよ
ずっとそのままかわらないでいて欲しい
俺の言葉は伝わるかな
俺のこと信頼できないかな
あなたがあなた自身もう少しだけ愛してあげられないかな
あなたには男として
誓ったこと全て覚えているよ
ふとした時に噛み締めてるさ
あなたから見て
ちゃんと守れているだろうか
紗季
あなたとあなたの中に芽生えた大切なかけがえのない命
一生守ると誓うよ
男として自らの
誇りにかけて
”””書き終えて
一通り読み直していたところ共感がちらほら
全く気付かずにいて申し訳無い
読んでいただき
ありがとうございました
後半は考えても考えても 書けずじまいで中途半端ですみません
おかげで1つ大切なことを飛ばしてしまいましたが主と彼女はその後入籍し現在夫婦となっています
あなたが日々綴っていた
その時々の感情
その気持ちは僕が受け継ごう
どこまで続くかはわからないが
〜〜〜〜〜〜
洗濯物を干している姿、
表情を見ると彼女はとても穏やかだ
相変わらずの一生懸命さには思わず笑いが出るが
多少天気は曇ってはいるが
散歩がてらランチの提案
食いたいものを聞くと
パンケーキかハンバーグだ
「どちらでもいいよ。紗季に任せるよ」
「うーん、じゃあやっぱりハンバーグ!」
僕は顔にも口にも出さないが内心ガッツポーズだ
僕は甘党ではない
今日も1日彼女の
表情、仕草、笑顔1つ1つに振り回されて惑わされ癒される
そんな1日になりそうだ
遅めのランチを済ませ二人で寛いでいる一時
彼女の電話が鳴る
「紗季ちゃん、お母さんだけどね」
出たよ、おい
相変わらず元気で声もでかいことよ
紗季に暖かい部屋着や靴下カイロなど色々買い揃えた、晩飯は鍋にするなら一緒に〜
こんな内容だ
全て聞こえているさ
俺の都合など聞きはしない
要らないと言ったが
紗季は手土産を買いたいとの事で駅前の饅頭屋へ寄る
ここでも嬉しそうにどれにしようか選んでいる
新商品を勧められ試食しながら
「うーん、どうしよう。
これも美味しいけどお母さんつぶ餡が大好きなの!」
迷った末、新商品とつぶ餡とやら両方購入する
出迎えた母親は
「紗季ちゃん、寒いから早く入りなさい」
おばさ…母親の声は3軒は隣まで聞こえていそうだ
「紗季ちゃんどう?」と
まぁ出るわ出るわ
部屋着のガウンらしきものからパジャマ、腹巻き
モコモコの靴下から膝掛け毛布にカイロ
紗季は子供のようにはしゃいで着てみせたりしている
その後大量に用意された鍋を食い、食後に饅頭を食い
紗季と母親はカタログらしきものを二人で覗き込んで話している
「今年はX'masもお正月も賑やかで楽しみだわ
御馳走どれがいいかしら」
いつ一緒するって決まったのさ?
俺は今聞いたばかりさ
きっと紗季もだろう
俺の胸のうちで叫んでいるが
「紗季ちゃんは何が好き?」
どんどん、母親の中で話が進んでいく
俺の都合や話しなど最初から聞く気すら
ないようだ
今日はジムの帰りにふと
ケーキ屋さんに寄って帰った
パンケーキが食いたいと言っていたからだが
照れ臭くて無言で渡したが「ありがとう!拓大好き!」
と抱き付いて頬にキスの御返しをくれた
口には出さないが
なんて最高の御褒美よ
今でさえ可愛くて可愛くて好きで好きで仕方ない
これ以上惚れさせて一体俺にどうしろってのさ!
内心は叫びまくりだ
食事の用意をしてくれている彼女、何か好きな唄を口ずさんでいるようだ
日常も義務ではなく、楽しむ姿勢
金銭面や生活面、生き抜くひたむきさ
外見や年齢からは想像もつかないくらいだ
かと言って俺にも同じものを求めるのか、と言えば全く逆
家事も金銭管理も出来ないが何も言われない
多少人より収入は多いとはいえ破格の小遣いをもらっているが
ボーナスの一部もどうしても、わたしも出たからと押し付けてくる
預金通帳を出してきて、
細かく説明をしてくれる
些細なことまで全て書き込みされている
御菓子の缶に詰めた毎月の生活費の余りを自分の小遣いにする、と嬉しそうに見せてくれた
普通は夫には内緒じゃね?と思うがばか正直だ
と思えば、子供みたいな 遊びではしゃいでいる姿
喜びの表現の仕方も本当に子供みたいだ
彼女の中の出来すぎなくらい大人びたところ
うちの母親には、遊んでくれる人には小さな子供のようにくっついて喜ぶ姿
ふとした会話の中で目が会うとにっこりと笑ってくれる
色々と極端過ぎるところもある彼女
アンバランスといえばそうだが
全て含めて彼女の魅力である
全て守ってあげたい
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