記憶か記録か…ドラマ日記
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>> 388
【2020夏ドラマ】
「おじさんはカワイイものがお好き」4話まで終了。
小路にとっては“カワイイもの好き”を隠さずに心置き無く語…
【2020夏ドラマ】
「おじさんはカワイイものがお好き」全5話終了。
小路とケンタの雰囲気がギクシャクしている事に気付いてしまう鳴戸。
会社でパグ太郎の眼鏡拭きを落とし、自分の物だと言えない小路を見て「私のです」と鳴戸。お礼を言う小路に「情けない、最近の貴方を見てもグヌヌ-ッと来ない」と鳴戸。凄い!真純と友達になった事でここまで成長するなんて。いやいや元々優しさも思いやりも持ち合わせていたけど、何かがあって鎧をまとって生きて来たのが、真純の素直で漫画に対する一途な思いに触れて、鳴戸も自分の心を解放し始めただけなのかもしれない。
そんな鳴戸に小路が密かに付けたあだ名が“ニュー鳴戸”(笑)
ケンタからのLINEで会う二人。
「元妻だと教えて貰えなかった事がショックだった」と言って謝るケンタ。←意外!モヤモヤしていたのは分かるけど。私はてっきり“カワイイもの好き”を否定しているのを小路に聞かれて、ばつが悪くて会えないと言ったのかと思っていた。
今度こそ「俺はケンタ君が好きだ!」と、自分の気持ちを口に出して伝えた小路。ケンタも「好きです!」と言ってくれて、二人でパグ太郎ショーにGo!
ショーには間に合わなかったけど、着ぐるみと夢の2Sが撮れて小路は“限界突破!極楽浄土”の夢気分。
真純を絡ませる事でおじさん達を無理無く素直にさせた構成はお見事だった。
演出=熊坂出
>> 390
「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」8話まで終了。
夫の話では医師が入る保険に陽子も加入していたが、遺族が訴訟を起こしたのが1年後で…
「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」9話まで終了。
9話目にしてやっと座間のリアルな心情が描かれた今回。やっとだよ、長かったあ。延々と座間の異常なモラハラを見せ付けられて、あれで視聴離脱した人も多かったのではと想像してしまう。
母親への思いと現実の苦しみとの板挟みで懊悩する座間を、田中さんが気持ちを入れて見事に演じ切っているだけに、ここまでの座間の描き方と構成そのものをとても残念に思う。
患者に刺された金田と自殺した陽子を「戦力外になってしまった」と表現した高峰事務長に院長が激怒。「貴方の人材マネージメントとは医師を使い捨てにする事なんですか!」←院長、今更ですか?
沼田と座間が外で談笑しているのを見掛けた千晶。退職した高峰の線が消えたのでスパイは沼田なのか?
母が喉に食事を詰まらせた事をきっかけに、病院を辞めて父の診療所を継ぎ、母を在宅介護に切り替えようと決意する千晶だが、まだ迷っている自分が居た。
座間が無理心中を考えているのでは?と心配した千晶は自宅を訪ね、その生活実態を目の当たりにする。
介護退職を実行した座間の気持ちに自分の今の迷いを重ねた千晶は、初めて座間の苦しみの一端を理解するのだが、「私に何か出来る事はありませんか?」は唐突過ぎたなあ。だって座間は千晶の迷いなんて知らないから、案の定激高されてしまった。
最終回、どうまとめるのかな。
演出=西谷真一
- << 416 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」全10話終了。 沼田がモンペ騒動の犯人というのは見えていたけど、その理由がお粗末過ぎる。 子供が生まれて物入りだったから病院のお金(30万円)に手を着けたら上司にバレて、佐々井記念病院に転職して評判を落とせば黙っていてやると言われたからやったって、子供が生まれるって分かっていて、それまでどんな生活をしてたんだか、犯罪の理由として弱過ぎる。 座間にしても「母は施設を嫌がった、自分は生活保護を受けたくなかった」って、生活の見通しは立てられないくせにプライドの高さだけは一人前で情けない。 対価が月3万円と自分の糖尿病の治療費で引き受けて暴れ回ったそうで、何かこの話を聞いたら、いくら座間が身を挺して暴走車から千晶を護ったとしても、田中哲司が泣きながら鼻水垂らして千晶に懺悔しても、胸に迫って来る物が無かった。 原作縛りなのかは知らないが、事務長にしても院長にしても元刑事の警備員・蓮見にしても、あまりにも対応が遅過ぎるし、沼田と座間の設定が浅過ぎるしで、大山鳴動して鼠一匹の内容でがっかりだわ。 演出=西谷真一
【2020夏ドラマ】
「彼女が成仏できない理由」(NHK名古屋)脚本=桑原亮子 出演=森崎ウィン、高城れに、和田正人、村上穂乃佳、、中島広稀、白鳥玉季、高橋努、ブラザートム、古舘寛治 他
オリジナル作品。《よるドラ・29分枠》(全6話予定)
日本の漫画が大好きで、世界マンガオーディションに応募、見事1年間の日本留学の権利を掴んだミャンマー人のエーミンが、賞金の50万円しかお金が無いので家賃月1万円の(事故物件と理解していなかった)部屋に住んだら、そこには若い女の幽霊が住み着いていたという展開。
女幽霊によると、これまでの住人には音や声は聞こえていたらしいが、姿まで見えると言っているのはエーミンが初めてらしい。
なけなしの49万円を二人組の男に盗られてしまったエーミンは、大家に家賃の支払いを待って欲しいと頼み、「幽霊が見える」と言うと、追い出してくれたら家賃を1年間無料にすると言われる。
名前や育ち等全て忘れていると言う幽霊に「やりたい事があれば僕が協力します」とエーミン。幽霊は「外に出られないので貴方の体を借りたい」「貸しましょう!でもどうやって?」
漫画自体に興味が無いので途中までは退屈だったけど、幽霊やアパートの住人が出て来てからは少し面白くなったかな。
幽霊になった事情が早めに明かされると、視聴意欲が湧くと思うのだが。
演出=堀内裕介
- << 419 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」2話まで終了。 何でエーミンの前髪がちょんまげで化粧までしてるの?と思ったら、幽霊に体を貸し出した名残りだった。 貸し出す日の朝にエーミンが起きなかったから乗っ取ったらしい。 一心同体をエーミンに分からせる為に、タッチの幽体離脱の逆バージョンをやって見せたのには笑った。 幽霊は漫画学校に行き、まるで漫画家の様な素晴らしい漫画をすらすら描くが、何故か涙が出て来る。 幽霊が漫画学校で描いた漫画が小鳥遊玲の「氷の武将」に激似だった事から話題になり、その話をすると「私、小鳥遊玲だ!」 「氷の武将」の編集者は別の漫画家をゴーストライターに仕立てていた。 相変わらず締まりの無い作りで退屈ではあったが、早目に正体を明かしてくれたのは良かったし、身元を知りたい幽霊の為に尋ね人のポスターを作ってあげようとしたエーミンが、写真には写らないから似顔絵を描き、それが下手なんだけど微妙に似ているという泣けるエピソードも有ったので、また観ようかなという気にはなっている。 (敵の思う壺やないかーい!) 演出=堀内裕介
>> 391
【2020夏ドラマ】
「妖怪シェアハウス」6話まで終了。
noteのしらはまのプロフィールが原島っぽくて、妖怪達に「原島確定」と…
【2020夏ドラマ】
「妖怪シェアハウス」7話まで終了。
自分の不幸話を上手く形にして文学賞に応募してみろと原島に励まされ、俄然その気になった澪。
仕事終わりに原島と並んで歩いていると、歩道の反対側から見つめている髪の長い女。←原島の別れた奥さん?やっぱり未練があるのかしら。
シェアハウスが停電し、のんべが下敷きを擦って毛を立てて、その下敷きを天井に当てたら通電の細かい芸には大笑い。
澪に生霊が取り憑いたらしく妖怪達は専門家の黄泉醜女(よもつしこめ・仮の姿は結婚コンサル&別れさせ屋の四方津志子=峯村リエ)を呼び、原島元夫妻の気持ちの確認をさせるが、元妻の梨沙は「好きな人がいる」ときっぱり。
梨沙は原島の気持ちが澪にあると敏感に感じ取っているのかな?またまた生霊となって澪を襲い首を絞めるが、譲が呪文を唱えて妖怪達が生霊を捕まえる。
何故か「大阪ラプソディー」を座敷童子とデュエットして「仕事や」と帰って行く四方津(笑)
譲の父・衛が旅から戻り、妖怪に成りかけている澪の姿を確認、「人間の男と結婚すれば家庭が結界となり妖怪にならずに済む」と至急の結婚の勧め。
この機に乗じてもちろん譲は即プロポーズ(笑)
何と原島もしらはまは自分だと認め、俺と一緒に暮らさないか?
おみくじの内容からだと、文学賞を取って原島とって感じなのかな?
最終回が楽しみ。
演出=山本大輔
- << 420 【2020夏ドラマ】 「妖怪シェアハウス」全8話終了。 自分では譲か原島かどちらかなんて選べない澪。 わらしの考えで天狗大王から貰ったお守りを澪に渡し、身の危険を感じた時に咄嗟にどちらの名前を叫ぶかで決めさせる事に。 あっさり譲に決まり祝言を挙げ、1年後には神職の資格も取りと話は進むのだが、やけに展開が早いなあと思ったら何とこれはパラレルワールドで、澪は原島とも結婚生活を経験し、「さあ、どっちを選ぶ!」と妖怪達に迫られている時に、原島から「懸賞の小説は書けたか?」のtel。 『喜界島女子の不幸自慢』を書き上げた澪は、感情が高ぶると角が出る事に気付き、それは忌み嫌う事ではないと悟る。 これからは自由に書いて行きたい! 「私、妖怪になります!予期せぬ事が起きる事に魅了されてしまったんです!」 譲や妖怪達は澪が妖怪に取り憑かれる事を心配して、守ってあげようと奔走していたが、彼らの誰も予想していなかった“妖怪として前向きに楽しんで”この世界で生きて行くという選択を自らした澪。 そこには優柔不断で人の顔色ばかりを伺う、いつも困り顔をしている澪の姿はなかった。 終わってみれば、心優しき妖怪達の力を借りた一人の女性の自立物語だった。 面白くてちょっぴり切なくて、笑えて少しだけ泣けて、ずっと心に残るだろう素敵なドラマだった。 演出=豊島圭介
>> 392
【2020夏ドラマ】
「恐怖新聞」2話まで終了。
父親の最期の言葉「お前なんか生まれて来なければ良かったんだ」を言えない詩弦に、…
【2020夏ドラマ】
「恐怖新聞」3話まで終了。
勇介は詩弦の母・歌子に「詩弦を一人にしちゃダメだ。ちゃんと見てやって下さい」と頼みに行き、娘の部屋に行った歌子は怯える詩弦を抱きしめ「ごめんね、酷い事を言って」←お骨ポリポリの歌子はどこに行った?
詩弦は恐怖新聞の存在を信じてくれた母と次の予言の少女虐待を止めるべく、「手を組む」条件で篠崎刑事から貰ったリストを元に、虐待しそうな家を一軒一軒訪ね歩く。←怖いもの知らずだわあ。
ここに挿入される虐待する巨体母と怯える兄妹の映像、てっきりあの留守宅の物だと思わせておいて実は…と後から分かる真実。この部分は映像美も含め秀逸だった。
道すがら出会う詩弦のカウンセラー大井川とその娘。女の子が凄くオドオドしているので「もしやこの先生が?」と思ったら、実はその夫が虐待をしていた。
新聞の絵のペンダントと大井川の娘のペンダントが同じ事に気付いた澪は、篠崎に住所を聞き駆け付け、篠崎が夫を殴り間一髪助け出す。
あの巨体母は大井川先生の親で、昔の映像だったのね。
蜷川(引っ越し屋)からの電話で、隣のともをは人間じゃない、気を付けろ、そいつが配達人なんだ!←エーッ、裏をかいて良い人なのではと読んでいたら、そのまんまなのかーい!?
※篠崎は借金まみれ?どっちに転ぶ人なんだろう?
※桃香はやっぱりね。
演出=服部大二
- << 421 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」4話まで終了。 冬夜から恐怖新聞にサインをさせれば契約はそいつに移るから、死にたくなければ誰かにサインをさせろと言われた詩弦は、名前を書ける様になった幼女や配達先のクレーマー、桃香と寝て自分を裏切った勇介に次々に名前を書かせようとするが、すんでのところで正気に戻ったり決心が鈍ったりして実行出来ない。 難病の妹の為に死ぬ訳にはいかなかった冬夜の様な切羽詰まった動機が無いと、普通は罪の意識が邪魔をして簡単には悪魔の選択は出来ないって事だな。 妹の話から冬夜は恐怖新聞の予言を利用して株の売買をし、妹に残す為に大金を稼いでいたと知った篠崎はニヤリ。 借金まみれの篠崎の事だからもしやと思ったら、やっぱり詩弦の部屋に忍び込み恐怖新聞を探し始めた。(サインをして稼ぐだけ稼いで、誰かにサインさせる腹積もりかな?) ※詩弦とやり直したいと能書きをたれる勇介に、どの口が言ってるんだと詩弦の代わりにバチンッとやってやりたかった。 ※桃香はもっと酷くて顔相が変わってる。この子にこそ何かが取り憑いていると思いたいが、最初から心がヤバそうな感じだったからなあ。 演出=中田秀夫
>> 381
「半沢直樹」7話まで終了。
いやあ、今回は帝国航空編になって一番面白かったなあ。
東京中央銀行の役員会、半沢の発言を一々否定する…
「半沢直樹」8話まで終了。
大和田の言っていた“闇”とは、合併前の旧東京第一銀行(中野渡や紀本の出身銀行)が行っていた幾つもの不正融資の事で、その中に箕部への“20億円5年間無担保融資”も含まれていた。
これは行けると踏んだ半沢は大和田と共闘、証拠の“箕部のクレジットファイル”を見付け出し紀本を追い詰めるが、そのタイミングで箕部から半沢と大和田に呼び出しが掛かる。
旧T時代、智美の上司だった副頭取の牧野は自殺した。潔白なら何故自殺したのだ?と半沢に言いながら箕部が取り出したのは、不正融資をした相手からの数々の入金が記された牧野の口座明細。
金融庁に調べさせるぞと脅された大和田は直ぐに謝罪、半沢は鬼の形相で粘るが結局謝罪するしかなかった。
今回はこの粘りのシーンの堺雅人の演技がハイライトだった。半沢の悔しさと、これまでの敵とはレベルの違う箕部の持つ権力の大きさという物が、ひしひしと伝わって来る名シーンだった。
同じく箕部に手を突っ込もうとしていた黒崎は異動を命じられ、半沢に後を託す様に「伊勢志摩ステートを調べなさい」と囁いて去って行く。
強い、強過ぎる箕部。ここを突破するには箕部の内部事情を知っている、元秘書の笠松(児島だよッ!)を崩す(或いは向こうから協力して来る)しか無いのかな。(福澤Dの生放送でのヒントはそういう事よね?)
共同脚本=金沢知樹 演出=福澤克雄、松木彩
- << 422 「半沢直樹」9話まで終了。(15分拡大) 今回はいつにも増して会話のテンポも話の展開も早くて、正直聞き逃したり見落とした部分もあったと思うが、追われても逃げ切り追い詰めては逃げられるというハラハラドキドキが続き、エンタメとしては十分楽しめた。 ただラストの、箕部の力に屈した頭取を翻意させようと、バンカーのあるべき姿を問う半沢の熱弁の部分が長く、少し間延びした感があるのと、堺雅人の声が掠れ気味だったのでそれが気になり気が散ってしまったのは残念だった。 伊勢志摩ステートの取引先の東京中央銀行伊勢志摩支店の副支店長が半沢の同期で、証拠集めに協力させたり、黒崎も箕部にやり返す為に紀本や棺の会メンバーの口座開示で協力したり、半沢の人脈の使い方はこのドラマの面白さの肝になっていると思う。 頭取は屈しても半沢は「3人(箕部・頭取・大和田)まとめて1000倍返しだあ!」って叫んでいたから、最終回に期待したい。 ※乃原の実家は伊勢志摩で町工場をやっていて、旧Tに貸し渋られて倒産、その時の銀行担当者が紀本の父親だったって、半沢と大和田の因縁話に似ている。 ※伊勢志摩ステートの財務資料、半沢も写真に撮ったが、伊勢志摩ステートに来ていた笠松も銀行に乗り込んで写真を撮っていた。さて笠松は何をするのか? 共同脚本=谷口純一郎 演出=福澤克雄
>> 393
【2020夏ドラマ】
「親バカ青春白書」6話まで終了。
今回は成人式を目前に控え、自分がお腹にいた事で出席出来なかった母の代わり…
【2020夏ドラマ】
「親バカ青春白書」全7話終了。
尾崎とガタローの打ち合わせに同席してちょこちょこ口を挟む美咲。注意はするが追い出さないガタロー。そういうガタローの曖昧な所がさくらを苛立たせているのに、気付いていないのね。
美咲が本気な事には気付いていたのに。
さくらの頭の中は美咲と父親が再婚したらどうしよう…で一杯で、心ここにあらず状態。美咲の言葉には直ぐに反応するのに、自分の事は無視され、ハタケは自信を無くして落ち込んでしまう。
今回はこのハタケの“夢見心地→ドンと落ち込み→復活夢見心地”を見事に演じ分けた中川大志にアッパレ!今後、きっとオファーの幅が広がるだろうな。
ガタローの母が突然やって来る。
昔話の中で「幸子さんも若い時はヤンチャだった」と、不良校出身だったが猛勉強して東大に入り、そこで太郎と知り合ったのだと話す。だから元ヤンの美咲に惹かれたのかと納得してしまうさくら。同時に思い出した、子供時代の自分を轢きそうになった運転手に啖呵を切った時の母親のヤンチャな姿。←新垣結衣が演じるから凄い説得力(笑)
結局ガタローが皆の前で俺は幸子が今も大好きだからと言って、美咲は撃沈。さくらとハタケは再びラブラブ、全員進級でめでたしめでたし。
演出のしつこさが消えた途中からは、見やすくなって私は好きだったな、このドラマ。
脚本統括、演出=福田雄一
>> 394
「SUITS 2」9話まで終了。
上杉は自分の持っている権利を使い、蟹江をシニアパートナーに指名して自分に投票する様に仕向ける。
甲…
「SUITS 2」10話まで終了。
祖母が亡くなり厭世感からか、大輔が投げやりな感じになるのはまだ分かるけど、何故いきなりキス?何故いきなりボストン?何故甲斐も?と思ったら、ボストンの方はそこで手に入れた大麻でスーツに匂い付けして、嗅覚のいい蟹江を引っ掛け、上杉を追放する手段の一つとして必要だったからなのね(苦しいけど)。
でも今は人妻だと言っている怜(吉谷彩子)と大輔が寝たのは何で?
しかも大輔から突然キスされてその気になってしまった聖澤に、情事後の二人を目撃させたのは何故?何の意味があるの?視聴率が悪いから、中島裕翔のサービスショット(ジャニーズにこんな事もさせるんだぜ、このドラマは)で、少しでも話題作りをしてるつもりなのだろうか(笑)
何かもう内部の権力争いはどうでもいいから、本来の弁護士案件で魅せてくれないかなあ。
演出=星野和成
- << 423 「SUITS 2」11話まで終了。 最重要顧客の息子・佐竹信吾(伊藤健太郎)がひき逃げ(名乗らずに通報だけはしたが怖くて逃げてしまったケース)をしてしまい、どう経歴に傷を付けずに済む結果(示談成立で不起訴に持って行く)を出すのかという話に、両親を事故で亡くした大輔がナーバスになり、急に汚い手は使わない弁護士に変身、示談成立後に依頼人が大輔に打ち明けた、飲酒はしていなかったがドラッグはやっていたという事実を検事に伝えに行ってしまう話。(行動を読んでいた甲斐が手を回していて、ファームとしては事なきを得たというオチ) どこぞの社長のサインに見せ掛けて上杉を騙す位の汚い手は使える様になっていたのに、ひき逃げの話だと急に正論を振り回す只の青臭い青年になっていて、その落差にびっくりだわ。 信吾が秘密を抱えたままでは苦しくてドラッグの話を打ち明けた気持ちは分かるし、被害者の両親が示談金の希望を聞かれて、本人の借金と葬儀費用が賄える200万円位と慎ましく要望したのに対し、大輔がいきなり一千万円出しましょうと言ったら、父親が(悪い事ばかりしていた)息子にそんな価値はないからそんなには貰えないと言い出す所とかは面白かったけど、頑なな大輔という設定が足を引っ張り、私はドラマに入り込めなかった。 本当にびっくりしたのは15話迄続くと発表された事だけどさ(笑) 演出=森脇智延
>> 395
「竜の道 二つの顔の復讐者」7話まで終了。
そんなに甘くはないヤクザの会長・曽根村。
最初、二見が源平の金に目が眩んで竜一から唆され…
「竜の道 二つの顔の復讐者」全8話終了。最終回は54分拡大。
沖に秘密を知られたので、沖の事務所に忍び込み反撃材料を見付け出した竜一はそれで脅すが、沖は指紋が一致したので和田が竜一と証明出来ると再反撃。沖は人の秘密を暴いては金を要求するワルだった。
沖が竜一の事だけでなく、美佐や竜二の事も書いたゲラ見本を送り付けて来た事で竜一のリミッターは外れ、沖を殺してしまう。
責める竜二をボコボコにして、邪魔をするならお前も殺すと銃を撃つ竜一(初回のシーン)だが、結局側の壁を撃っただけ。
竜二は頭と地位を使い、キリシマをエニイウェイズに吸収合併させるべく着々と準備していた。
源平の言う合法的なM&Aで、吉江の両親と同じ思いを味合わせてやるという、竜二らしいやり方の復讐。
なのに竜二の話を聞こうともしなかった竜一は一人で暴走してしまった。
ただ捨て身の竜一は源平を呼び出し、自分は竜一だと名乗ってこれまでの恨みをぶつけ、証拠が無ければ法を破った事にはならないと、いつもの持論を展開する源平との会話を隠し撮り。その映像を凛子がネットでばらまき、竜二のM&Aをアシスト、源平を社会的に抹殺する事に成功する。
沖に利用されただけの大野木の息子・健斗が、沖のバッグのノートを見詰めていたシーンが有り、あれをどうするのかなと思っていたら…真実を知った健斗は竜一の腹を刺して復讐をした。
(続く)
>> 409
(続き)
大野木の息子だと直ぐに悟った竜一は、「行けよ、大丈夫だ、いいから行けよ!」と健斗を逃がしてやる。
因果は巡る終わらせ方をしたけど、人の腹を刺してしまった感触が手に残り、一生苦しむ事になるのだろう健斗の事を思うと、ワルだった彼の父親も含めて大人達の罪は重いね。
その大人の中の一人・沖は、曽根村の名乗り合わない息子だった。
全てを知っていて、竜一を手の平で転がしていた曽根村が、やはり一番の本物のワルだったという事ね。
兄妹(きょうだい)愛が強過ぎて、自分さえ犠牲になればと頑張ったけど、詰めが甘く方向性も間違いだらけで命を落とす竜一。
確かに竜一に関しては突っ込み所満載だったけど、玉木宏が情けない部分から頑固に突っ張る部分まで、魂を込めた演技力で表現していたので話に入り込む事が出来た。
玉木さんだけでなく、高橋一生、遠藤憲一、西郷輝彦…みんな凄かった。役者が気持ちを乗せ易いストーリー、人物像だったのかもしれないが、ドラマってこういう方向から説得力を持たす事も出来るんだなと再認識した次第。
誰よりもプロデューサーにアッパレ!
演出=城宝秀則
>> 396
【2020夏ドラマ】
「私たちはどうかしている」5話まで終了。
椿の子を妊娠した七桜。一人ぼっちだった自分に家族が出来る喜びと、…
【2020夏ドラマ】
「私たちはどうかしている」6話まで終了。
何と今日子女将は加賀御三家の令嬢だった!大旦那が息子の嫁にと見初め、喜んで嫁いで来たら夫は指一本触れず、ただの使用人だと思っていた百合子からは「樹さんを返して下さい」と言われたとかで、それは蛇にもなるわな。
大旦那を突き飛ばして手に入れた遺言書の中身は只の白紙…何か気の毒になって来たけど、樹を殺す動機は十分ある訳で。
火事の中、大旦那を助けに行った椿は共倒れ←何故消火器を持って行かない?
意識が朦朧としていた筈なのに祖父を助け、道具箱迄持ち出したなんて有り得ないだろうと思っていたら、椿を助けに行ったのは茶会に来ていた栞で、そのタイミングで消防も来たからみんな助かったらしい。
(不死身の大旦那!)
七桜は“さくら”だと名乗ったが、諸々のショックで倒れ流産、10日間意識不明だった椿が目覚めた時には、七桜は姿を消していた。
多喜川が和菓子店を出してあげるんだろうなと思ったら、3年後その通りになっていた。光月庵の仕事を実力で奪い潰す作戦に切り替えたらしい。
今回は突っ込み所が多めに戻ったけど、それはそれで面白かった。(モノローグの多用は気になったけど)
予告だと七桜には多喜川が、椿には栞が好きだと迫っていて、ドロドロも始まりそう(笑)
演出=猪股隆一、明石広人
(二人制は予定がずれて自転車操業中?)
- << 427 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」7話まで終了。 椿はあの火事の後遺症で失明の危機って、3年も経ってからかーい。 そして昏々と眠り続けていた大旦那は奇跡の復活←お強い! 七桜の目的は光月庵を乗っ取る事だけど、その真意は椿を光月庵の呪縛から解放してあげる事。←目が悪いと知って、益々その思いは強くなったみたい。 次回は最終回で2時間スペシャル。 話は椿の本当の父親は誰なのか、樹を殺したのは誰なのか…に絞られ、そこから「血筋で後継者を決める事に拘るのはやめた」らしい大旦那の発案で、大晦日に行われる椿と七桜の後継者決定和菓子創作対決へと雪崩れ込んで行く展開か? 今回、溝口議員をやけに強調していたのであれはミスリードとして、椿の父親は亡くなった多喜川の父で、経緯を知った多喜川が今日子を不倫に追い込んだ樹を刺したって事なんじゃないかなあ。 ※今回もモノローグが多く、しかも七桜と椿の二段重ね、ちょっと引くわ。 演出=明石広人
【2020夏ドラマ】
「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS)脚本=大島里美 出演=松岡茉優、三浦春馬、三浦翔平、北村匠海、キムラ緑子、ファーストサマーウイカ、池田成志、南果歩、草刈正雄 他
オリジナル作品。《火曜ドラマ・57分枠》(全4話予定)初回15分拡大
九鬼玲子(松岡)は無駄金は使わない、経理部勤務の清貧女子、猿渡慶太(三浦春馬)は玲子の会社の社長の息子で、何も考えずに手当たり次第に金を使ってしまう浪費男子。
あまりの浪費振りに業を煮やした父親(草刈)は家族カードを止め、マンションを売り払い、自分の力で生きて行けと突き放す。困った慶太は民宿をやっている玲子の家に転がり込む。
玲子の細かい仕事振りは「これは経費で落ちません」に被るし、三浦春馬の脱力演技もそれほど惹かれなかったので少々退屈だったのだが、営業部のエース板垣(北村)のドケチ節約には、家庭の事情が有ったのだと分かる辺りから少し面白くなり、最後に公認会計士の早乙女(三浦翔平)にメロメロで、週1のセミナーに通い続け大量のプレゼントをしている玲子の、清貧とは真逆の姿が明かされ、それを同行した慶太も知る事でショック療法になったりするのかなとか、一気に次回も観ようという気にさせてくれた。
最後の捻りが無かったら、次はもういいやと思ったかも?
演出=平野俊一
- << 424 【2020夏ドラマ】 「おカネの切れ目が恋のはじまり」2話まで終了。 ストーリーは起伏に乏しく、盛り上げキャラの三浦春馬以外はヒロインを筆頭におとなしめのキャラばかりなので、うっかりすると眠くなってしまうのだが…。 初回もそうだったが最後にえっ!?というトピックを持って来て、次に興味を持たせるという手法に今回も引っ掛かってしまい、結局全4話だから最後まで観るのだろうな。 経理部員で、公認会計士のセミナーを毎週聴いている玲子の、お金の使い方は「消費、浪費、投資」三つに分類すると良いという話は為になったし、まりあ(星蘭ひとみ)の結婚を決める事がゴールという中身の伴わない婚約や、自分の15年間ノーリターンの片思いを、分かっていても止められないコンコルド効果に例えたりする所は斬新で面白かった。 板垣が気付いた、居心地のいい相手って経済観念の合う人(彼の場合は玲子)なのでは?というのは多分正しい。 で、ラストに少年からパパと呼ばれていた早乙女だが、どんなカラクリが有るのかな? 演出=平野俊一
>> 397
【シーズン枠外ドラマ】
〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」9話まで終了。
5月の終わり頃放送の8話を最後に休止。3…
【シーズン枠外ドラマ】
〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」10話まで終了。
家族や友達がいないので、自宅に別の誰かが居る感覚を忘れてしまったからという理由で呼ばれたレンタルさん。
依頼人の誠(磯村勇斗)が作ってくれた和食を「うまっ」と言って食べる森山。
独り暮らしの若者の殺風景な部屋には珍しい小さな仏壇が有り、誠は手を合わせてから椅子に座り、酒をゆっくり飲みながら「友達が居ないのは少年院に入っていたから」「人を殺しちゃったんですよね」と、いじめに遭っていた所から話し始めた。
表情を全く変えずにそこに居続ける森山はやっぱり凄い。肝が座っていると言うか鈍感と言うか。何せ演じているのが磯村勇斗なので、話が自分を責め後悔しているという方向に収まる迄はヒヤヒヤしながら観ていた。喋り方はあくまでもフラットだったのにね。
昼間なのに雨戸を閉めたままの、白とグレー基調で色は使っていない清潔だけど簡素な部屋で、一人ぼっちの彼は毎日、仏壇の母親と祖母とだけ会話をして過ごして来たのだろうか。
人と深くは関わらない森山が、わざわざ誠から漫画を一冊借りて帰る所に、その優しさにグッと来た。
未遂に終わったが、神林は500いいねでレンタルさんの住所を晒します、という所まで闇が来ている。
そして森山家の口座には残り12万円。
こっちにも鈍感なのは困りものだ。
脚本=本田隆朗 演出=草野翔吾
- << 428 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」11話まで終了。 レンタルさんと絡んだ事がありますよと言ったばかりに、夢コンクールの審査員を依頼する様に指示された神林。 座っているだけでいいからと半ば騙す形で受けさせたが、リハで別の審査員からも意見を求められ、何かを言える立場では無いのでと言って帰ってしまう。 追い掛ける神林。これまでの経緯からどんな罵詈雑言を浴びせるのかと思ったら、仕事に真面目に取り組んでいる人間なら誰でも思わず言ってしまいそうな、至極真っ当な言い分ばかりで思わず頷いてしまった。 帰宅した森山を待っていたのは、かなり深刻な妻・沙紀からの静かな訴え。 「何もしない活動は応援してるよ。でもその裏で何かをする人も必要ってちゃんと理解してくれてると思ってた。」 残高12万円の通帳を見せて、「だいぶまずい」「生活するには何か考えなきゃいけない時期に来てる。」 「そんな夢中にならなくてもいいんじゃない?仕事じゃ無いんだから」 自殺でもしそうだったから「仕事辞めてもいいよ」と言った沙紀だったが、流石に“夫のお暇”が長過ぎて背に腹はかえられなくなっていた。 リアルでは有料化をしたみたいなので、次週最終回の予告で森山の「それでね」の後には、有料にするってセリフが続くのかしら。 演出=草野翔吾
>> 398
「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」9話まで終了。
7話で匙投げて前回はレビューを書かなかったんだけど、今回は医師が3人、看護…
「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」10話まで終了。
副腎癌に効果的な薬は国内には無く、外国の薬を取り寄せて治験薬として使う道が有るが、同じ重複癌を患い治験薬で苦しんだ挙げ句に、効果無く死んだ母親の辛い記憶が有る瀬野の心は最後まで揺れ動くが、墓前で葵に正直な気持ちを吐き出した事でようやく決心がつき、治験薬の治療を受け入れる。
七尾と瀬野の対立という作り込みをずっとして来ていたので、七尾が瀬野の母親に何をしたのか気になっていたのだが、七尾は薬剤師として間違った事はしていず、瀬野の只の逆恨みだった事が分かり、物語が変な方向に進まなくて良かったわあ。
でもそもそもの話として、祖母も母も重複癌を患っていたのなら遺伝の確率は高まる筈だし、ましてや薬剤に精通している瀬野が何で定期的に癌検診をせず、ステージ4迄放置していたのか、この病院は職員の検診をしていないのか、それが凄く不思議。
治験薬治療を開始したらいきなり2年後に飛び、薬剤部に葵と瀬野の姿は無かった。この最終回への引っ張り方は上手かったと思う。
※小野塚は瀬野の入院後にこの病院に転職したが、ドラッグストアの3年縛りはクリアした後だったのかしら。
※瀬野の母親が葵の亡くなった妹の担当薬剤師で、自分の精神的なケアもしてくれたなんて、今迄何で瀬野に黙っていたの?
演出=田中亮
- << 430 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」全11話終了。 瀬野の治験が上手く行かずプロセスが問題視され、葵が責任を取らされて系列の田舎の産婦人科医院に飛ばされるが、何でもやる葵スタイルが重宝される様な職場なので、水を得た魚のように生き生きと働いており、そこにはあの萬津総合病院産婦人科での研修を終えたばかりの道場医師やベテランの看護師もいて、チーム医療をしっかりと実践しており説得力のある話に仕上がっていた。 葵という人物像を生かすなら、本来ならこういう設定のドラマにしておけば矛盾も生じず、感情移入も容易に出来たのではと本当に残念に思う。 それだと調剤薬局のスボンサーが大量には付かないとか、大人の事情が有ったのだろうが。 ラスト、生死をぼかしていた瀬野が登場し、退院してリハビリも進みそろそろ職場復帰したいと思っていると葵に話す。 あのう……瀬野の治験が上手く行かなかったという設定はどこに行ってしまったのか?あの治験薬が効かなくて一体どの薬で治したのか。最後まで矛盾を残すのはいかにもって感じだわ。 最終回だけプロデューサーの野田悠介が兼任で演出したのも謎だわ。ドラマ好き視聴者からの評価が低く、過去に数々の医療ドラマの演出をして来た自身の血が騒いだのかしら。まっ、この低評価は第一にはプロデューサーの責任だけどね。 演出=野田悠介
>> 400
【2020夏ドラマ】
「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神埼・黒木」(TBS・TBSスパークル)脚本=吉田康弘 他 出演=山田涼介、…
【2020夏ドラマ】
「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」2話まで終了。
猫の突然の動きから猿を連想とか、氷に睡眠薬を仕込んだのでは?とか、芳村は恩のある“アニキ”の小坂が自分を嵌めたと気付いて罪を被ったのかとか、今回も容易に想像出来る展開で、これはもう事件の謎解きに関してはわざと分かりやすくしている、で決まりだな。
で最後に真面目で優しい神崎が、犯人に気持ちを込めて正攻法で語りかけて落とす、迄がこのドラマの鉄板なのだろう。
初回にイライラさせられた神崎の黒木に対する“真面目故の邪魔”が減って、その分強行犯係の仲間の出番が増えて見易くなった。
そしてここだけオチャラケ無しの黒木と父親との確執話に、副署長の澤登(六角精児)が絡んでいる様で。
黒木・神崎が兄弟と話しているのを、係長の末永が立ち聞きしていた事がどっちに転ぶのかとか、次に繋がる話も用意されていたし、まあ次も観ようという気にはさせてくれた。
※広瀬すず似の関水渚は初回で終わりじゃなくて、黒木に協力するその辺の女子(今回は美容室で噂話を広める役目)という役回りで出演するのね。
演出=山室大輔
- << 431 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」3話まで終了。 今回は主犯に辿り着くまでの展開が、今迄の様なわざとヒントを出す手法ではなく、普通の刑事ドラマみたいに犯人には秘密が有ってそこに人間ドラマも有った、みたいな描き方をしていた。(重箱の隅をつつかせて貰えば、店を開けて精米とかしていれば、近所の人は「あれは誰?」となるが、祖母が「孫だよ」と嬉しそうに言うのを、例えば鴻上が「俺は只の住み込みだけど認知症で孫と勘違いしてるみたいで」とか説明したとして、それでずっと誤魔化せるのかという根本的な疑問が…) まあ『最後に真面目で優しい神崎が、犯人に気持ちを込めて正攻法で語りかけて落とす』という鉄板だけは死守していたけど。(山田君は目で感情を表す演技が上手いから、それなりの説得力はある) さて縦軸。澤登に適当にかわされた末永は「立て籠り事件」を調べ始め、人質に取った小さな男の子が犯人(暴力団員の井原=高橋努)の子供で、少年が警察官(神埼賢造)の子供だった可能性が出て来た。賢造が井原を射殺したから、その子供を引き取った?(井原と賢造が笑顔で一緒に写る写真から、二人には元々何らかの関係が有ったと推測出来る) 共同脚本=皐月彩 演出=村尾嘉昭
>> 402
「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」9話まで終了。
9話目にしてやっと座間のリアルな心情が描かれた今回。やっとだよ、長かったあ。延々…
「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」全10話終了。
沼田がモンペ騒動の犯人というのは見えていたけど、その理由がお粗末過ぎる。
子供が生まれて物入りだったから病院のお金(30万円)に手を着けたら上司にバレて、佐々井記念病院に転職して評判を落とせば黙っていてやると言われたからやったって、子供が生まれるって分かっていて、それまでどんな生活をしてたんだか、犯罪の理由として弱過ぎる。
座間にしても「母は施設を嫌がった、自分は生活保護を受けたくなかった」って、生活の見通しは立てられないくせにプライドの高さだけは一人前で情けない。
対価が月3万円と自分の糖尿病の治療費で引き受けて暴れ回ったそうで、何かこの話を聞いたら、いくら座間が身を挺して暴走車から千晶を護ったとしても、田中哲司が泣きながら鼻水垂らして千晶に懺悔しても、胸に迫って来る物が無かった。
原作縛りなのかは知らないが、事務長にしても院長にしても元刑事の警備員・蓮見にしても、あまりにも対応が遅過ぎるし、沼田と座間の設定が浅過ぎるしで、大山鳴動して鼠一匹の内容でがっかりだわ。
演出=西谷真一
【2020夏ドラマ】
「天使にリクエストを~人生最後の願い~」(NHKエンタープライズ)脚本=大森寿美男 出演=江口洋介、上白石萌歌、志尊淳、板谷由夏、梶芽衣子、塩見三省、山本學、西郷輝彦、倍賞美津子 他
オリジナル作品。《土曜ドラマ・49分枠》(全5話予定)
死に行く人の最後の願いを叶えて欲しいという依頼をされた、飲んだくれて投げやりに生きているみたいな探偵・島田(江口)は、「探偵の仕事ではない」と断るが、依頼者の佐藤和子(倍賞)に300万円の小切手を渡され渋々承諾する。
佐藤が病院で知り合った末期患者・大松幹恵(梶)の為に一肌脱いで、佐藤の考えに共鳴した訪問看護師の寺本(志尊)がボランティアで付き添う形で、幹恵が33年前に捨てた子供に会いたいという願いを叶える為に、島田と助手の亜花里が奔走するという話。
てっきり一話完結だと思い込んでいたので、島田が探し出したヤクザの組長が息子なのかどうか不明のまま“つづく”になってびっくりした。
佐藤は何者なのか?島田の過去(元マル暴の刑事、息子と居た休日に街でオラついている旧知の男を見掛け、バッグを点検すると拳銃が。揉み合う内に発射され、追い掛けて来ていた息子に命中して亡くなる。妻と離婚し刑事も辞める)は明かされたが、亜花里の過去は謎のまま。
最後の願いを叶える仕事をする事で、島田も再生するという展開なのかな。
(続く)
- << 432 【2020夏ドラマ】 「天使にリクエストを~人生最後の願い~」2話まで終了。 組長の山本(六平直政)に話してみなと言われた大松(梶芽衣子)が、懺悔しながら語る過去が切なかった。 山本が「(自分の)父親はテキヤ(大松の義父)の方だろ?」と聞いた時に、大松は「違う、貴方はあんな人の子じゃない!」って強く否定してたけど、どうなんだろう。好きな稲田の子供だったら、どんなに辛くても捨てなかったのではないかな。 山本の記憶と食い違い、もう一人の候補(同じ施設出身で診療所の医師になっている)に会いに行く一行。 本当の母親は既に見付かったという医師に、島田は「嘘をついてくれませんか?」と頼み、医師も嘘をついてくれて大松も「ごめんなさい」と謝るのだが、その目が凄く醒めていたので、この医師は違うと分かっているのだろうなと感じた。 山本から島田への電話で、あの時の食い違いは山本の嘘だった事が分かる。「こっちの罪まで背負わせる事ねえだろ」と。死に行く実母への極道なりの思いやりだったんだね。 島田に「ありがとう」と言って亡くなる大松。その手には山本克美(25)が殺人容疑で現行犯逮捕されたという、昔の小さな新聞記事が握られていた。 「知ってたんですね」と言って大泣きする島田。優しい男なんだな。 今回は梶芽衣子、六平直政、江口洋介に泣かされたわ。素晴らしかった。 演出=片岡啓司
>> 417
(続き)
“最後の願いを叶える”という活動は、ヨーロッパを中心に実際に行われているとの事で、日本でも活動は始まっているらしい。
寺本の言葉で「看護師や介護士の仕事の保険点数は決まっていて、経験による加算は無い」というのが有ったが、取材で得たリアルな話を混ぜる事で、一見荒唐無稽な“息子探しの旅”にも少しの真実味を与えているのではないかと思う。
全5話で、島田の元妻(板谷)の話も出て来るだろうし亜花里の話もとなると、佐藤達の活動をどこまで深掘り出来るのか、バランスという意味で少し心配になるのだが、役者は揃っていて芝居の見応えは有るので、最後まで観ようとは思っている。
演出=片岡啓司
>> 403
【2020夏ドラマ】
「彼女が成仏できない理由」(NHK名古屋)脚本=桑原亮子 出演=森崎ウィン、高城れに、和田正人、村上穂乃佳、、中…
【2020夏ドラマ】
「彼女が成仏できない理由」2話まで終了。
何でエーミンの前髪がちょんまげで化粧までしてるの?と思ったら、幽霊に体を貸し出した名残りだった。
貸し出す日の朝にエーミンが起きなかったから乗っ取ったらしい。
一心同体をエーミンに分からせる為に、タッチの幽体離脱の逆バージョンをやって見せたのには笑った。
幽霊は漫画学校に行き、まるで漫画家の様な素晴らしい漫画をすらすら描くが、何故か涙が出て来る。
幽霊が漫画学校で描いた漫画が小鳥遊玲の「氷の武将」に激似だった事から話題になり、その話をすると「私、小鳥遊玲だ!」
「氷の武将」の編集者は別の漫画家をゴーストライターに仕立てていた。
相変わらず締まりの無い作りで退屈ではあったが、早目に正体を明かしてくれたのは良かったし、身元を知りたい幽霊の為に尋ね人のポスターを作ってあげようとしたエーミンが、写真には写らないから似顔絵を描き、それが下手なんだけど微妙に似ているという泣けるエピソードも有ったので、また観ようかなという気にはなっている。
(敵の思う壺やないかーい!)
演出=堀内裕介
- << 433 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」3話まで終了。 何かよく分からなくなって来たんだけど、玲は編集者の中路(和田正人)に「好きだ」と言われて両想いだと思っている様だが、あの場の「好き」って仕事仲間としての「好き」の様な気がしたけど…。 エーミンが中路に「玲は氷の武将を描ける訳がない」「亡くなったんですよね?」と問い掛けた事で、中路は初めて玲が死んだ事を知った。その後の中路の憔悴振りを見ると、本心では玲の事を好きだった様な気もするし、予想はしていたけど現実を突き付けられて動揺している様にも見えるし。 ゴーストライターの中島千春(村上穂乃佳)の話だと、玲は「氷の武将」を千春に託していなくなったとの事で、玲の中で何かが起きて自らの意志でゴーストライターを望み、自分は入水自殺をしたって事なの? よく分から~ん(汗) 演出=新田真三
>> 404
【2020夏ドラマ】
「妖怪シェアハウス」7話まで終了。
自分の不幸話を上手く形にして文学賞に応募してみろと原島に励まされ、俄然…
【2020夏ドラマ】
「妖怪シェアハウス」全8話終了。
自分では譲か原島かどちらかなんて選べない澪。
わらしの考えで天狗大王から貰ったお守りを澪に渡し、身の危険を感じた時に咄嗟にどちらの名前を叫ぶかで決めさせる事に。
あっさり譲に決まり祝言を挙げ、1年後には神職の資格も取りと話は進むのだが、やけに展開が早いなあと思ったら何とこれはパラレルワールドで、澪は原島とも結婚生活を経験し、「さあ、どっちを選ぶ!」と妖怪達に迫られている時に、原島から「懸賞の小説は書けたか?」のtel。
『喜界島女子の不幸自慢』を書き上げた澪は、感情が高ぶると角が出る事に気付き、それは忌み嫌う事ではないと悟る。
これからは自由に書いて行きたい!
「私、妖怪になります!予期せぬ事が起きる事に魅了されてしまったんです!」
譲や妖怪達は澪が妖怪に取り憑かれる事を心配して、守ってあげようと奔走していたが、彼らの誰も予想していなかった“妖怪として前向きに楽しんで”この世界で生きて行くという選択を自らした澪。
そこには優柔不断で人の顔色ばかりを伺う、いつも困り顔をしている澪の姿はなかった。
終わってみれば、心優しき妖怪達の力を借りた一人の女性の自立物語だった。
面白くてちょっぴり切なくて、笑えて少しだけ泣けて、ずっと心に残るだろう素敵なドラマだった。
演出=豊島圭介
>> 405
【2020夏ドラマ】
「恐怖新聞」3話まで終了。
勇介は詩弦の母・歌子に「詩弦を一人にしちゃダメだ。ちゃんと見てやって下さい」と…
【2020夏ドラマ】
「恐怖新聞」4話まで終了。
冬夜から恐怖新聞にサインをさせれば契約はそいつに移るから、死にたくなければ誰かにサインをさせろと言われた詩弦は、名前を書ける様になった幼女や配達先のクレーマー、桃香と寝て自分を裏切った勇介に次々に名前を書かせようとするが、すんでのところで正気に戻ったり決心が鈍ったりして実行出来ない。
難病の妹の為に死ぬ訳にはいかなかった冬夜の様な切羽詰まった動機が無いと、普通は罪の意識が邪魔をして簡単には悪魔の選択は出来ないって事だな。
妹の話から冬夜は恐怖新聞の予言を利用して株の売買をし、妹に残す為に大金を稼いでいたと知った篠崎はニヤリ。
借金まみれの篠崎の事だからもしやと思ったら、やっぱり詩弦の部屋に忍び込み恐怖新聞を探し始めた。(サインをして稼ぐだけ稼いで、誰かにサインさせる腹積もりかな?)
※詩弦とやり直したいと能書きをたれる勇介に、どの口が言ってるんだと詩弦の代わりにバチンッとやってやりたかった。
※桃香はもっと酷くて顔相が変わってる。この子にこそ何かが取り憑いていると思いたいが、最初から心がヤバそうな感じだったからなあ。
演出=中田秀夫
- << 434 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」5話まで終了。 いきなりの江戸時代か~い!! 白石聖がシズ、黒木瞳が母親のヤエで、シズのお腹の子の“お告げ”をシズが紙に書いて雇い主の越後屋主人(駿河太郎)に渡し、越後屋は大儲け。 シズのお腹の子の件(クダン)のお告げを世の幸せの為に使いたかった坊主(横田栄司=詩弦の父親)は、裏で糸を引いていたヤエを糾弾、シズも坊主もヤエに刺されて殺される。 侍の半次郎(佐藤大樹)は、越後屋は斬れても「シズの母親は斬れん」 で、詩弦「奇妙な夢をみていたわ」 鬼形礼「君の前世だ」で現世に戻ったみたいなのだが、夢を振り返った詩弦が「私がヤエだった!」と叫ぶ。 「やっと気付いたねと」と礼。 えーっ、よく分かんないよー。 白石と黒木を逆に演じさせたのは、オチのネタバレを防ぐためだったのは分かるのだが、詩弦が気付く部分の映像が分かり難くて、「私がヤエだった」ってセリフが無かったら、前世では逆になっていたんだって分からなかったわ(笑) まあでも江戸時代単体のストーリーは楽しめたし、佐藤大樹の殺陣は体幹がぶれないから綺麗で目力の強さも利点なるから、時代劇に向いているのではという事も分かったし、オチ以外はほぼほぼ満足したんだけどね。 演出=井上昌典
>> 406
「半沢直樹」8話まで終了。
大和田の言っていた“闇”とは、合併前の旧東京第一銀行(中野渡や紀本の出身銀行)が行っていた幾つもの不正融資…
「半沢直樹」9話まで終了。(15分拡大)
今回はいつにも増して会話のテンポも話の展開も早くて、正直聞き逃したり見落とした部分もあったと思うが、追われても逃げ切り追い詰めては逃げられるというハラハラドキドキが続き、エンタメとしては十分楽しめた。
ただラストの、箕部の力に屈した頭取を翻意させようと、バンカーのあるべき姿を問う半沢の熱弁の部分が長く、少し間延びした感があるのと、堺雅人の声が掠れ気味だったのでそれが気になり気が散ってしまったのは残念だった。
伊勢志摩ステートの取引先の東京中央銀行伊勢志摩支店の副支店長が半沢の同期で、証拠集めに協力させたり、黒崎も箕部にやり返す為に紀本や棺の会メンバーの口座開示で協力したり、半沢の人脈の使い方はこのドラマの面白さの肝になっていると思う。
頭取は屈しても半沢は「3人(箕部・頭取・大和田)まとめて1000倍返しだあ!」って叫んでいたから、最終回に期待したい。
※乃原の実家は伊勢志摩で町工場をやっていて、旧Tに貸し渋られて倒産、その時の銀行担当者が紀本の父親だったって、半沢と大和田の因縁話に似ている。
※伊勢志摩ステートの財務資料、半沢も写真に撮ったが、伊勢志摩ステートに来ていた笠松も銀行に乗り込んで写真を撮っていた。さて笠松は何をするのか?
共同脚本=谷口純一郎 演出=福澤克雄
- << 435 「半沢直樹」全10話終了。(15分拡大) なるほどね、百戦錬磨の古狸を騙すにはまず味方からという事で、半沢を怒らせ箕部を油断させ、大和田が幹事長室に入り易くする為に、“箕部に金が渡ったという記録が含まれない”(箕部追い落としにはそれだけでは役立たない)証拠をわざと箕部に渡し、ひと芝居打ったって事なのね。 その後の、クリーンな白井大臣を花ちゃんの好アシストもあってまず口説き落とし、笠松と瀬名の連携で幹事長のPCの情報閲覧からの、その情報を元に国税庁黒崎の権力行使で、箕部不正の決定的証拠を半沢が握る迄の流れが胸熱だった。 中野渡頭取が債権放棄を表明する場なので、生中継を手配した会見の場が、頭取代行として登場した半沢による、証拠も揃えた上での箕部不正を暴く“半沢劇場”になったのも痛快でスッキリした。 白井が身を削った(辞任、離党)事で実現出来た箕部への千倍返し。半沢も白井に殉じて退職を決意していたが、旧T不正の責任を取って頭取と大和田が辞職し、大和田から「お前が立て直してみろ、頭取になってみろ」と、土下座を賭けて煽られた事を受けて銀行に残る事を決意する。 今回は流れに淀みもなくスッキリ納得の展開だったし、演出も分かりやすくて最終回にふさわしい出来だった。 一大エンタメの終了で、完全に“半沢ロス”になりそう。 共同脚本=李正美、谷口純一郎 演出=福澤克雄
>> 408
「SUITS 2」10話まで終了。
祖母が亡くなり厭世感からか、大輔が投げやりな感じになるのはまだ分かるけど、何故いきなりキス?何故い…
「SUITS 2」11話まで終了。
最重要顧客の息子・佐竹信吾(伊藤健太郎)がひき逃げ(名乗らずに通報だけはしたが怖くて逃げてしまったケース)をしてしまい、どう経歴に傷を付けずに済む結果(示談成立で不起訴に持って行く)を出すのかという話に、両親を事故で亡くした大輔がナーバスになり、急に汚い手は使わない弁護士に変身、示談成立後に依頼人が大輔に打ち明けた、飲酒はしていなかったがドラッグはやっていたという事実を検事に伝えに行ってしまう話。(行動を読んでいた甲斐が手を回していて、ファームとしては事なきを得たというオチ)
どこぞの社長のサインに見せ掛けて上杉を騙す位の汚い手は使える様になっていたのに、ひき逃げの話だと急に正論を振り回す只の青臭い青年になっていて、その落差にびっくりだわ。
信吾が秘密を抱えたままでは苦しくてドラッグの話を打ち明けた気持ちは分かるし、被害者の両親が示談金の希望を聞かれて、本人の借金と葬儀費用が賄える200万円位と慎ましく要望したのに対し、大輔がいきなり一千万円出しましょうと言ったら、父親が(悪い事ばかりしていた)息子にそんな価値はないからそんなには貰えないと言い出す所とかは面白かったけど、頑なな大輔という設定が足を引っ張り、私はドラマに入り込めなかった。
本当にびっくりしたのは15話迄続くと発表された事だけどさ(笑)
演出=森脇智延
- << 436 【シーズン枠外ドラマ】 「SUITS 2」12話まで終了。 怜(吉谷彩子)のダンナが大輔を殴りに来た。「鈴木大貴だな?」って本名で呼び止めて。怜は大貴が替え玉受験をしてバレた事は知っている筈なんだけど(だから友人の千夏(堀田真由)が怜に大貴を紹介してよと頼んだ訳だし)、その大貴が弁護士になっている事に疑問を持ったりしないのかね。 今回は蟹江の裏切りに腹を立てた甲斐が縁切りを宣言し、甲斐と仕事で協力し合えないのに同じファームに居るのは辛いと退所願いを出し、幸村の甲斐への忠告と説得により、甲斐が渋々引き留め蟹江が嬉しそうに翻意する迄の話。 このドラマのキャラの中では、プライドの塊の様な男なのに、甲斐には時々強烈なコンプレックスが顔を出す蟹江が、振り幅が大きくて観ていて一番面白い。 なので今回はまあまあ良かったと思う。 ※全15話でワンクール以上が確定したので、【シーズン枠外ドラマ】に変更した。 脚本=市川貴幸、中村允彦 演出=星野和成
>> 412
【2020夏ドラマ】
「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS)脚本=大島里美 出演=松岡茉優、三浦春馬、三浦翔平、北村匠海、キムラ緑…
【2020夏ドラマ】
「おカネの切れ目が恋のはじまり」2話まで終了。
ストーリーは起伏に乏しく、盛り上げキャラの三浦春馬以外はヒロインを筆頭におとなしめのキャラばかりなので、うっかりすると眠くなってしまうのだが…。
初回もそうだったが最後にえっ!?というトピックを持って来て、次に興味を持たせるという手法に今回も引っ掛かってしまい、結局全4話だから最後まで観るのだろうな。
経理部員で、公認会計士のセミナーを毎週聴いている玲子の、お金の使い方は「消費、浪費、投資」三つに分類すると良いという話は為になったし、まりあ(星蘭ひとみ)の結婚を決める事がゴールという中身の伴わない婚約や、自分の15年間ノーリターンの片思いを、分かっていても止められないコンコルド効果に例えたりする所は斬新で面白かった。
板垣が気付いた、居心地のいい相手って経済観念の合う人(彼の場合は玲子)なのでは?というのは多分正しい。
で、ラストに少年からパパと呼ばれていた早乙女だが、どんなカラクリが有るのかな?
演出=平野俊一
- << 438 【2020夏ドラマ】 「おカネの切れ目が恋のはじまり」3話まで終了。 このドラマは三浦春馬が途中で出演が不可能になった為、4話完結にしてしまうという処置が取られた。 なので丁度起承転結に当てはまる事になったのだが、今回は“転”に相応しく、話も気持ちも動いた回だった。 妻が夫と居たがらないから、この夫婦は離婚してこの日は早乙女が息子と面会出来る日なんだ!って最初思ってたら…夫婦仲が良くないだけで離婚はしていなかった。 早乙女は玲子を食事に誘い、玲子はてっきりデートだと思い込み舞い上がっていたけど、途中で玲子に嫉妬した秘書の牛島が仕組んだ週刊誌記者が直撃して来なければ、早乙女は多分玲子に既婚者で息子がいる事を話すつもりだったのだと思う。 独身と偽って女性人気を利用していたという記事が出て大炎上、妻からは1円も要らないから離婚してと言われ、仕事も家族も失った早乙女に、自分も15年の純愛を失ったばかりなのに優しい言葉をかけてあげる玲子。それを見ていた慶太の気持ちにも変化が起きた様で…。 庭で雷、思わず慶太にしがみつく玲子。顔を見合わせると今度は慶太が思わず玲子にチュッ、秒のキス。 お互いにえっ!?みたいな表情、まだ男と女の好き、みたいな感情は無い二人。 えーっ、あと1話でどうまとめるんだろう。 ※村川絵梨って少し太った?顔がパンパンだった様な… 演出=木村ひさし
【2020夏ドラマ】
「DIVER-特殊潜入班-」(関テレ)脚本=宇田学 出演=福士蒼汰、野村周平、片瀬那奈、浜野謙太、正名僕蔵、安藤政信、りょう 他
大沢俊太郎の漫画原作。《火曜21時・54分枠》(全5話予定)初回15分拡大
福士蒼汰の潜入捜査物という事しか知らないで観たのだが、薬物取り引きの現場に警察が踏み込み、福士蒼汰が逃げる時に警察の安藤政信に車ごと突っ込んで、それに対して安藤政信が発砲したので、えっ何?味方同士じゃないの?どうなってんの?と混乱しながら観始め、今度はオレオレ詐欺のボス海藤(杉本哲太=ゲストなのにほぼ主役だった、そして上手かった)に小指を落とされそうになりながら取り入り、受け子として才能を発揮して懐に入り込んで行く福士蒼汰。
彼は千切れそうだった小指を縫い合わせてくれた闇医者(麗子=片瀬)と、腕の良さそうなハッカー(宮永=浜野)の3人組で仕事をしているみたいだと分かった所に、安藤政信(D班班長の伊達)が乗り込んで来て「黒沢!てめえこの野郎」と掴み掛かって行くシーンで、あっ、やっぱり味方同士だったんだと確認出来たのが開始から30分過ぎ。
説明が無くても集中して観ていれば分かるという演出で、これは好き嫌いが別れるだろうなとは思ったが、私は受け入れる派でずっと緊張感が持続していて面白かった。
(続く)
- << 437 【2020夏ドラマ】 「DIVER-特殊潜入班-」2話まで終了。 同じ脚本家と演出家なのに、だいぶ中身が落ちた感じ。 ある大学のサークルに参加していた女性が次々に5人も自殺、事件と言うには証拠が無いので、真相を探るべく潜入せよという話。 症状はコカイン中毒に似ているが、検査をしても検出されない新薬物を作ったのが大学の非常勤講師の橘で、理由は心臓病の娘の海外での移植費用を捻出する為という、取って付けた様なサイドストーリーも弱かったな。 佐根村を加入させた阿久津の真意もまだ分からないし、今のところは伊達の頭痛の種が増えた位にしか見えない 唯一良かったのは、トイレでの黒沢と佐根村の格闘の途中に誰かが来て、黒沢が窓から消えるシーン。慌てて佐根村が窓から見ると遥か下の道に黒沢が居てこっちを見上げていた。←黒沢、マジ野獣!って思った(笑) 新薬物を練り込んだ飴と致死量の薬物を練り込んだ飴を橘が入れ替えたと気付いた黒沢が、再度死なない程度の薬物を練り込んだ飴に入れ替えたという部分を、後から解説付きの映像で見せる演出だったけど、これが分かりにくかったのも残念だった。 ※黒沢の少年時代の子役の子、イノッチの子供時代の役だったら「似てるー!」ってなるんだけどな。 演出=宝来忠昭
>> 425
(続き)
兵庫県警本部長の阿久津(りょう)が、警察の威信を取り戻すべく密かに作ったのが潜入捜査班(通称D班)で、今までのドラマだと警察の異端児が集められるというのがパターンだったが、今作の3人は警察官ではなく、阿久津に特殊能力を買われて集められ特殊任務を請け負っているという設定。だから班長との上下関係も無いし言う事も聞かない。この辺が緊張感を更に生む要因になっているのかもしれない。
福士蒼汰は滑舌が悪く台詞回しも上手くはないので、このドラマでもボロが出ている部分は有ったが、恋愛物などに比べればオーバーな表情を作ったり、派手なアクションだったりで短所を目立たなくする事は出来るし、彼の人懐っこい笑顔も潜入対象の懐に入る時は武器になるなど長所も生かせるから、こういう役の方が今の彼には合っている様な気はする。
という事で面白かったので視聴継続決定。
※コメディリリーフ的役割の鏡組対課長(正名)が組対課の部屋で、誤って拳銃をぶっ放すシーンが有ったのだが、あの意味が分からない。何であんなシーンを入れた?
※福士蒼汰の子供時代を演じた子役の男の子、もう少し福士蒼汰に寄せた子を探して欲しかった。全く似てなくて残念。(まさか後から整形したとかは言い出さないよね?)
演出=宝来忠昭
>> 411
【2020夏ドラマ】
「私たちはどうかしている」6話まで終了。
何と今日子女将は加賀御三家の令嬢だった!大旦那が息子の嫁にと見初…
【2020夏ドラマ】
「私たちはどうかしている」7話まで終了。
椿はあの火事の後遺症で失明の危機って、3年も経ってからかーい。
そして昏々と眠り続けていた大旦那は奇跡の復活←お強い!
七桜の目的は光月庵を乗っ取る事だけど、その真意は椿を光月庵の呪縛から解放してあげる事。←目が悪いと知って、益々その思いは強くなったみたい。
次回は最終回で2時間スペシャル。
話は椿の本当の父親は誰なのか、樹を殺したのは誰なのか…に絞られ、そこから「血筋で後継者を決める事に拘るのはやめた」らしい大旦那の発案で、大晦日に行われる椿と七桜の後継者決定和菓子創作対決へと雪崩れ込んで行く展開か?
今回、溝口議員をやけに強調していたのであれはミスリードとして、椿の父親は亡くなった多喜川の父で、経緯を知った多喜川が今日子を不倫に追い込んだ樹を刺したって事なんじゃないかなあ。
※今回もモノローグが多く、しかも七桜と椿の二段重ね、ちょっと引くわ。
演出=明石広人
- << 439 【2020夏ドラマ】 「私たちはどうかしている」全8話終了。(54分拡大)←ちょっと長過ぎ 栞は城島に妊娠はしていないと告白し泣く。その後“かるかん”の説明で、栞の父親への誤解を解いてあげる城島。ああこれはくっ付くなと思ったら案の定だった(笑) 前回、あの状況で椿はどうやって道具箱を持ち出したのかと謎だったが、女将が持ち出して椿の手柄にしていたのね。 和菓子対決は大旦那がブラインドで女将に選ばせたら、七桜のお菓子を選んじゃった(笑) 前回、椿の父親は多喜川の父・秀幸で、樹を刺したのは多喜川と予想したのだがBINGOだった。父親が不倫を続ければ傷付くのは母親で、男の子はいつだって母親の味方だからね。 自分の頼みを聞いた秀幸の犯行と思い込んでいた今日子が、百合子の犯行にすべく包丁を入れ替えたから百合子の指紋が付いていて捕まったとな。 あれだけやりたい放題だった今日子が、椿の為に角膜の指定提供の書類を残し、道に飛び出した子供を助けて自分はトラックに轢かれて死んだ。(あの距離ならブレーキ間に合うじゃん、撮り方下手) 移植手術は成功し「私には椿が必要なの。忘れる事なんて出来なかった」「俺の帰る場所は一つしかない。愛してる」で、めでたしめでたし。 まあ、突っ込み所も含めて楽しめたから悪くは無かったよ。和菓子もイケメンも見て楽しめたし。 演出=水野格
>> 413
【シーズン枠外ドラマ】
〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」10話まで終了。
家族や友達がいないので、自宅に別の誰か…
【シーズン枠外ドラマ】
〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」11話まで終了。
レンタルさんと絡んだ事がありますよと言ったばかりに、夢コンクールの審査員を依頼する様に指示された神林。
座っているだけでいいからと半ば騙す形で受けさせたが、リハで別の審査員からも意見を求められ、何かを言える立場では無いのでと言って帰ってしまう。
追い掛ける神林。これまでの経緯からどんな罵詈雑言を浴びせるのかと思ったら、仕事に真面目に取り組んでいる人間なら誰でも思わず言ってしまいそうな、至極真っ当な言い分ばかりで思わず頷いてしまった。
帰宅した森山を待っていたのは、かなり深刻な妻・沙紀からの静かな訴え。
「何もしない活動は応援してるよ。でもその裏で何かをする人も必要ってちゃんと理解してくれてると思ってた。」
残高12万円の通帳を見せて、「だいぶまずい」「生活するには何か考えなきゃいけない時期に来てる。」
「そんな夢中にならなくてもいいんじゃない?仕事じゃ無いんだから」
自殺でもしそうだったから「仕事辞めてもいいよ」と言った沙紀だったが、流石に“夫のお暇”が長過ぎて背に腹はかえられなくなっていた。
リアルでは有料化をしたみたいなので、次週最終回の予告で森山の「それでね」の後には、有料にするってセリフが続くのかしら。
演出=草野翔吾
- << 441 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」全12話終了。 まだ恋人にはなっていなかったが、サークルの仲間で好きだった人に自殺をされ、自分に何か出来る事は無かったのかと悔やむ女性・希美(松本若菜)の話。 彼は良い物には曖昧にせずちゃんと◯を付けようと実践している人。でもあれだけ見る物に次々に◯を付けるって、あれで自分の気持ちを奮い立たせているのかなと私には見えたけどね。 希美から忘年会で当たった旅行券をプレゼントされ受け取った森山に、「結構あっさり受け取るんですね」と、視聴者の感想を代弁してくれる希美(笑) 立ち売りのおじさんも無事帰還した所に神林が合流、15万人もフォロワーが居るのだからオンラインサロンをやりましょう、ツイの広告で稼ぎましょうと持ち掛けるとおじさんが「直接金取りゃあいいだろう!」(笑) さっき貰った旅行券が1万円だったから1万円にする、で決まり。 走って帰宅して「それでね、有料化しようと思うんだ」と妻に報告。妻も誤解していたけど無料に何のポリシーも無かったとはね。 これからは1件1万円とツイに上げると好意的な反応が。大宮(志田未来)から、本を出す事は可能でしょうかという問い合わせも来る。 ラスト、夫婦の会話を身をよじって見上げて聞いている幼い息子という、引きの構図が微笑ましくて癒されたわあ。 演出=草野翔吾
「2020視聴済み夏ドラマ初回視聴率」(%)
※今回に限り8~9月スタートのドラマが対象(但し40万キロかなたの恋のみ7月スタート)
「刑事7人⑥」13.5
「未解決の女②」13.1
「おカネの切れ目が恋の…」11.6
「キワどい2人」11.2
「親バカ青春白書」10.3
「私たちはどうかしている」9.6
「DIVER」9.6
「妖怪シェアハウス」5.5
「おじさんはカワイイもの…」3.9
以下視聴率不明
「40万キロかなたの恋」
「13サーティーン」
「恐怖新聞」
「彼女が成仏できない理由」
「天使にリクエストを」
※30分枠以上×4回以上1クール以内の作品が対象(但しよるドラのみ29分枠)
※視聴率は関東地区。
>> 414
「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」10話まで終了。
副腎癌に効果的な薬は国内には無く、外国の薬を取り寄せて治験薬として使う道…
「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」全11話終了。
瀬野の治験が上手く行かずプロセスが問題視され、葵が責任を取らされて系列の田舎の産婦人科医院に飛ばされるが、何でもやる葵スタイルが重宝される様な職場なので、水を得た魚のように生き生きと働いており、そこにはあの萬津総合病院産婦人科での研修を終えたばかりの道場医師やベテランの看護師もいて、チーム医療をしっかりと実践しており説得力のある話に仕上がっていた。
葵という人物像を生かすなら、本来ならこういう設定のドラマにしておけば矛盾も生じず、感情移入も容易に出来たのではと本当に残念に思う。
それだと調剤薬局のスボンサーが大量には付かないとか、大人の事情が有ったのだろうが。
ラスト、生死をぼかしていた瀬野が登場し、退院してリハビリも進みそろそろ職場復帰したいと思っていると葵に話す。
あのう……瀬野の治験が上手く行かなかったという設定はどこに行ってしまったのか?あの治験薬が効かなくて一体どの薬で治したのか。最後まで矛盾を残すのはいかにもって感じだわ。
最終回だけプロデューサーの野田悠介が兼任で演出したのも謎だわ。ドラマ好き視聴者からの評価が低く、過去に数々の医療ドラマの演出をして来た自身の血が騒いだのかしら。まっ、この低評価は第一にはプロデューサーの責任だけどね。
演出=野田悠介
>> 415
【2020夏ドラマ】
「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」2話まで終了。
猫の突然の動きから猿を連想とか、氷に睡眠薬を…
【2020夏ドラマ】
「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」3話まで終了。
今回は主犯に辿り着くまでの展開が、今迄の様なわざとヒントを出す手法ではなく、普通の刑事ドラマみたいに犯人には秘密が有ってそこに人間ドラマも有った、みたいな描き方をしていた。(重箱の隅をつつかせて貰えば、店を開けて精米とかしていれば、近所の人は「あれは誰?」となるが、祖母が「孫だよ」と嬉しそうに言うのを、例えば鴻上が「俺は只の住み込みだけど認知症で孫と勘違いしてるみたいで」とか説明したとして、それでずっと誤魔化せるのかという根本的な疑問が…)
まあ『最後に真面目で優しい神崎が、犯人に気持ちを込めて正攻法で語りかけて落とす』という鉄板だけは死守していたけど。(山田君は目で感情を表す演技が上手いから、それなりの説得力はある)
さて縦軸。澤登に適当にかわされた末永は「立て籠り事件」を調べ始め、人質に取った小さな男の子が犯人(暴力団員の井原=高橋努)の子供で、少年が警察官(神埼賢造)の子供だった可能性が出て来た。賢造が井原を射殺したから、その子供を引き取った?(井原と賢造が笑顔で一緒に写る写真から、二人には元々何らかの関係が有ったと推測出来る)
共同脚本=皐月彩 演出=村尾嘉昭
- << 445 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」4話まで終了。 井原は賢造のS(捜査協力者)だった。(でも絶対に知られてはいけない関係なのに何故二人並んだ写真が有るのかな?同級生だったとか?) 今回はいじめの首謀者にされてしまった娘と、娘を信じてあげられなかった母親の話。まあ、世間体とか気負いとかで、視野が狭くなってしまった母親の気持ちも分かるけど、娘も娘で、裏垢に書いていた様な本音を何で母親に直接ぶつけなかったのかね。 母親を囮に使って娘の生存確認をするアイディアは面白かったけど、娘の自殺の手引きをする男のPCが開きっぱなしで、「黒木さん、ここです!」って一瞬で居場所特定するのは如何なものか(笑) 死にたい病の娘に神崎の鉄板説得が始まったと思いきや、今回は黒木が横から「甘ったれんなよ!」と母親の気持ちを熱弁、引き継いだ神崎が説得タ~イム!あんな男前に「お母さんに会いに行こう」って手を差し出されたら、そりゃあ直ぐに掴んじゃうよね。 末長が話を聞こうとしていた元池袋署勤務の植田が殺され(?)側には賢造が立ち尽くすショット。 そして神崎の交通安全イベントを遠くで見守る仙道敦子。←もしかして井原の元妻で神崎の実母とか? 残り2話みたいなので、縦軸の回収が始まるのかな。 演出=村尾嘉昭
>> 417
【2020夏ドラマ】
「天使にリクエストを~人生最後の願い~」(NHKエンタープライズ)脚本=大森寿美男 出演=江口洋介、上白石萌…
【2020夏ドラマ】
「天使にリクエストを~人生最後の願い~」2話まで終了。
組長の山本(六平直政)に話してみなと言われた大松(梶芽衣子)が、懺悔しながら語る過去が切なかった。
山本が「(自分の)父親はテキヤ(大松の義父)の方だろ?」と聞いた時に、大松は「違う、貴方はあんな人の子じゃない!」って強く否定してたけど、どうなんだろう。好きな稲田の子供だったら、どんなに辛くても捨てなかったのではないかな。
山本の記憶と食い違い、もう一人の候補(同じ施設出身で診療所の医師になっている)に会いに行く一行。
本当の母親は既に見付かったという医師に、島田は「嘘をついてくれませんか?」と頼み、医師も嘘をついてくれて大松も「ごめんなさい」と謝るのだが、その目が凄く醒めていたので、この医師は違うと分かっているのだろうなと感じた。
山本から島田への電話で、あの時の食い違いは山本の嘘だった事が分かる。「こっちの罪まで背負わせる事ねえだろ」と。死に行く実母への極道なりの思いやりだったんだね。
島田に「ありがとう」と言って亡くなる大松。その手には山本克美(25)が殺人容疑で現行犯逮捕されたという、昔の小さな新聞記事が握られていた。
「知ってたんですね」と言って大泣きする島田。優しい男なんだな。
今回は梶芽衣子、六平直政、江口洋介に泣かされたわ。素晴らしかった。
演出=片岡啓司
- << 447 【2020夏ドラマ】 「天使にリクエストを~人生最後の願い~」3話まで終了。 今回の話も凄かったなあ。 川越医師から何となく頼まれた偽名使いの末期患者・武村(塩見三省)の身元探しだが、本人はただアパートに帰らせろとしか言わない。どうやら遺品整理がしたいらしい。 急に「俺は45年前の爆弾犯だ」と言い出した武村。直ぐに取り消したが、何か引っ掛かった島田は、バーテンダーの今久保(マル暴時代の島田のSだって!)に昔の話を聞き、一人捕まっていない者がいるのを知り、公安で自分の父親の同僚だった高津川(西郷輝彦)を連れて武村に面会をする。「あんたは中山公平か?」 黙って病院を抜け出してしまう武村。アパートに帰っていない。島田は床下の爆弾工場を見付けてしまう。やはり中山なのか?武村が死ぬ気だと察した島田は、かつて武村が住んでいて、運営者の搾取を憤っていたという無料低額宿泊所に急ぐ。 爆弾を見せて皆を追い払い、一人だけ残った島田に5時にセットしたと告げる武村。もう直ぐ5時だ。武村に覆い被さる島田。 爆発しない。 昔、飯場で一緒だった男に爆弾作りを教わったと言う。恐らくそれが中山で肝心な部分は教えなかったのだろう。 武村の書いた小説は搾取されていた宿泊所の労働者達の心を動かし、運営者には睨まれた。 「あんたの小説の方がずっと価値のある爆弾だよ」 (続く)
>> 419
【2020夏ドラマ】
「彼女が成仏できない理由」2話まで終了。
何でエーミンの前髪がちょんまげで化粧までしてるの?と思ったら、幽…
【2020夏ドラマ】
「彼女が成仏できない理由」3話まで終了。
何かよく分からなくなって来たんだけど、玲は編集者の中路(和田正人)に「好きだ」と言われて両想いだと思っている様だが、あの場の「好き」って仕事仲間としての「好き」の様な気がしたけど…。
エーミンが中路に「玲は氷の武将を描ける訳がない」「亡くなったんですよね?」と問い掛けた事で、中路は初めて玲が死んだ事を知った。その後の中路の憔悴振りを見ると、本心では玲の事を好きだった様な気もするし、予想はしていたけど現実を突き付けられて動揺している様にも見えるし。
ゴーストライターの中島千春(村上穂乃佳)の話だと、玲は「氷の武将」を千春に託していなくなったとの事で、玲の中で何かが起きて自らの意志でゴーストライターを望み、自分は入水自殺をしたって事なの?
よく分から~ん(汗)
演出=新田真三
- << 449 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」4話まで終了。 「漫画が小鳥遊玲に似ていると言われて嬉しいの?」「それじゃ漫画家にはなれないんだよ?」と、この仕事の厳しさをエーミンに伝える玲。 中路の様子が変わったからか急にネームが描けなくなった千春は、エーミンの部屋を訪ねる。(千春もこの部屋に住み玲のアシスタントをしていたのか) 「久し振り、千春ちゃん」 玲の霊が居る事を知った千春は 「何を返して欲しいんですか?氷の武将?海うさぎ?中路さん?中路さん以外ならいいですよ」 「先生には絶対勝てないと思っていたけど、生きてる方が勝ちなんですね」 千春が帰った後に玲が呟く。 「彼女と一緒に居る自分が嫌いなの」 うーん隔靴掻痒の感が拭えない。 要するに玲は漫画の才能は秀でていたけど、その他の事では千春に対してコンプレックスの塊だったという事なのか? 何か話が進まないしエピソードの繋げ方にも滑らかさが足りないから、ドラマとしてのまとまりに欠ける気がする。 うーんどうしよう、観るだけにしてレビューを書くのは止めようかなあ。あっ、でもあと2話か…。 演出=新田真三
>> 421
【2020夏ドラマ】
「恐怖新聞」4話まで終了。
冬夜から恐怖新聞にサインをさせれば契約はそいつに移るから、死にたくなければ誰か…
【2020夏ドラマ】
「恐怖新聞」5話まで終了。
いきなりの江戸時代か~い!!
白石聖がシズ、黒木瞳が母親のヤエで、シズのお腹の子の“お告げ”をシズが紙に書いて雇い主の越後屋主人(駿河太郎)に渡し、越後屋は大儲け。
シズのお腹の子の件(クダン)のお告げを世の幸せの為に使いたかった坊主(横田栄司=詩弦の父親)は、裏で糸を引いていたヤエを糾弾、シズも坊主もヤエに刺されて殺される。
侍の半次郎(佐藤大樹)は、越後屋は斬れても「シズの母親は斬れん」
で、詩弦「奇妙な夢をみていたわ」
鬼形礼「君の前世だ」で現世に戻ったみたいなのだが、夢を振り返った詩弦が「私がヤエだった!」と叫ぶ。
「やっと気付いたねと」と礼。
えーっ、よく分かんないよー。
白石と黒木を逆に演じさせたのは、オチのネタバレを防ぐためだったのは分かるのだが、詩弦が気付く部分の映像が分かり難くて、「私がヤエだった」ってセリフが無かったら、前世では逆になっていたんだって分からなかったわ(笑)
まあでも江戸時代単体のストーリーは楽しめたし、佐藤大樹の殺陣は体幹がぶれないから綺麗で目力の強さも利点なるから、時代劇に向いているのではという事も分かったし、オチ以外はほぼほぼ満足したんだけどね。
演出=井上昌典
- << 450 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」6話まで終了。 恐怖新聞が来なくなって、やっぱり刑事がサインしたのかと思ったら違ってた。 引き継いだのは「誰や?」「分かりません」 詩弦は桃香を疑うが連絡が取れず行方不明。呼び出しのLINEが桃香からの物だと思い込んだ詩弦は待ち合わせ場所に行くが、火災に遭ったり発砲事件に巻き込まれたり。 挙げ句の果てに勇介豹変で顎を殴られ、実家に逃げ込む詩弦。 勇介に殴られたと知った母は勇介を呼び出し、すりこぎでボコボコに。 止める詩弦。勇介の持っていた配達ザックから血が流れ開けると桃香の頭が。(ワオ!) 恐怖新聞を契約したのは母で、普通の新聞に載った人間のクズに片っ端からメールを送り(鬼形が協力)、呼び出しに応じた二人を殺したと興奮して喋る歌子。勇介を殴ったのは詩弦も殺されると思ったから。 「私を呼び出したのは何故?」 「知らないわよ」←これは鬼形の仕業かな? 「何で変わっちゃったの!」 「変わってない!」 で結局詩弦は恐怖新聞にサイン。 何か桃香も勇介も歌子も急に豹変して着いていけない。 今回はエピソードを羅列しただけみたいな印象が強くて、ただの傍観者になってしまった。 今迄で一番つまらなかったかも。 次は最終回、どんな締め方をしてくれるのかな。 演出=中田秀夫
>> 422
「半沢直樹」9話まで終了。(15分拡大)
今回はいつにも増して会話のテンポも話の展開も早くて、正直聞き逃したり見落とした部分もあったと…
「半沢直樹」全10話終了。(15分拡大)
なるほどね、百戦錬磨の古狸を騙すにはまず味方からという事で、半沢を怒らせ箕部を油断させ、大和田が幹事長室に入り易くする為に、“箕部に金が渡ったという記録が含まれない”(箕部追い落としにはそれだけでは役立たない)証拠をわざと箕部に渡し、ひと芝居打ったって事なのね。
その後の、クリーンな白井大臣を花ちゃんの好アシストもあってまず口説き落とし、笠松と瀬名の連携で幹事長のPCの情報閲覧からの、その情報を元に国税庁黒崎の権力行使で、箕部不正の決定的証拠を半沢が握る迄の流れが胸熱だった。
中野渡頭取が債権放棄を表明する場なので、生中継を手配した会見の場が、頭取代行として登場した半沢による、証拠も揃えた上での箕部不正を暴く“半沢劇場”になったのも痛快でスッキリした。
白井が身を削った(辞任、離党)事で実現出来た箕部への千倍返し。半沢も白井に殉じて退職を決意していたが、旧T不正の責任を取って頭取と大和田が辞職し、大和田から「お前が立て直してみろ、頭取になってみろ」と、土下座を賭けて煽られた事を受けて銀行に残る事を決意する。
今回は流れに淀みもなくスッキリ納得の展開だったし、演出も分かりやすくて最終回にふさわしい出来だった。
一大エンタメの終了で、完全に“半沢ロス”になりそう。
共同脚本=李正美、谷口純一郎 演出=福澤克雄
>> 423
「SUITS 2」11話まで終了。
最重要顧客の息子・佐竹信吾(伊藤健太郎)がひき逃げ(名乗らずに通報だけはしたが怖くて逃げてしまった…
【シーズン枠外ドラマ】
「SUITS 2」12話まで終了。
怜(吉谷彩子)のダンナが大輔を殴りに来た。「鈴木大貴だな?」って本名で呼び止めて。怜は大貴が替え玉受験をしてバレた事は知っている筈なんだけど(だから友人の千夏(堀田真由)が怜に大貴を紹介してよと頼んだ訳だし)、その大貴が弁護士になっている事に疑問を持ったりしないのかね。
今回は蟹江の裏切りに腹を立てた甲斐が縁切りを宣言し、甲斐と仕事で協力し合えないのに同じファームに居るのは辛いと退所願いを出し、幸村の甲斐への忠告と説得により、甲斐が渋々引き留め蟹江が嬉しそうに翻意する迄の話。
このドラマのキャラの中では、プライドの塊の様な男なのに、甲斐には時々強烈なコンプレックスが顔を出す蟹江が、振り幅が大きくて観ていて一番面白い。
なので今回はまあまあ良かったと思う。
※全15話でワンクール以上が確定したので、【シーズン枠外ドラマ】に変更した。
脚本=市川貴幸、中村允彦 演出=星野和成
- << 483 【シーズン枠外ドラマ】 「SUITS 2」全15話終了。 フォルサム案件とファームの合併話兼甲斐の退職話と大輔が聖沢に遂に無資格を告白する件とを、拡大無しの54分枠に詰め込んだから、台詞量が多くてちょっと聞き逃してしまったり、重要な“提示”を見落としてしまったりと、リアルタイム視聴だけでもし確認出来る録画を録っていなかったら、理解出来ていない部分も有ったかもしれない。 その意味で普通に番組を観ているだけの視聴者には“置いて行くよ”的な、あまり優しいとは言えない最終回だったが、組み立てとしては凄く面白かったしいいできだったと思う。 幸村は自分でサインした上杉との秘密保持契約で身動きが取れなくなっていたが、その解決策として、合併前の財務帳簿を交換して行うクロスチェックを利用し、相手のファームが上杉の横領を見付けて、そのせいで合併がご破算になったという事を相手の弁護士に言わせてマスコミにバレるという形を取り、合併に反対していた甲斐は幸村の深謀遠慮に気付かない振りでファームを退職、上杉を油断させる作戦だったのかな?この一連の流れで上杉をKOした所が一番面白かった。 逆に大輔と聖沢の言い合いからの告白、からの抱擁のシーンは、言葉のチョイス、声のトーン、身振り手振りがアメリカンで、大事なシーンなのに気持ちが着いていけなかった。 ※流石にシーズン3は無いだろうな 演出=森脇智延
>> 425
【2020夏ドラマ】
「DIVER-特殊潜入班-」(関テレ)脚本=宇田学 出演=福士蒼汰、野村周平、片瀬那奈、浜野謙太、正名僕蔵、安藤…
【2020夏ドラマ】
「DIVER-特殊潜入班-」2話まで終了。
同じ脚本家と演出家なのに、だいぶ中身が落ちた感じ。
ある大学のサークルに参加していた女性が次々に5人も自殺、事件と言うには証拠が無いので、真相を探るべく潜入せよという話。
症状はコカイン中毒に似ているが、検査をしても検出されない新薬物を作ったのが大学の非常勤講師の橘で、理由は心臓病の娘の海外での移植費用を捻出する為という、取って付けた様なサイドストーリーも弱かったな。
佐根村を加入させた阿久津の真意もまだ分からないし、今のところは伊達の頭痛の種が増えた位にしか見えない
唯一良かったのは、トイレでの黒沢と佐根村の格闘の途中に誰かが来て、黒沢が窓から消えるシーン。慌てて佐根村が窓から見ると遥か下の道に黒沢が居てこっちを見上げていた。←黒沢、マジ野獣!って思った(笑)
新薬物を練り込んだ飴と致死量の薬物を練り込んだ飴を橘が入れ替えたと気付いた黒沢が、再度死なない程度の薬物を練り込んだ飴に入れ替えたという部分を、後から解説付きの映像で見せる演出だったけど、これが分かりにくかったのも残念だった。
※黒沢の少年時代の子役の子、イノッチの子供時代の役だったら「似てるー!」ってなるんだけどな。
演出=宝来忠昭
- << 451 【2020夏ドラマ】 「DIVER-特殊潜入班-」3話まで終了。 一時的な事なのかは分からないが、今回は佐根村が黒沢の下で行動するスタイルだったのでかなり分かりやすかった。 7年前伊達が警視庁時代、強盗殺人の犯人の一人が警察の天下り先の社長の息子だった為、刑期に下駄をはかせるべく覚醒剤をやっていた事にすると上司に命令され逆らえなかったという事件があった。 そして現在、まずそのバカ息子が殺された。 その後、被害者家族の夫・丸山(近藤公園)が、事件関係者の家族を闇サイトで募った男達に拉致させ、当時の警察の捏造を告発する。 伊達の娘も拉致されるなら、自分達が闇サイトに応募して連れ去り保護しちゃおうという黒沢の発想も面白かったし、他の被害者を助ける為に伊達の娘を囮に使うのも、非情な黒沢らしくて良かった。 佐根村が踏み込み自殺しようとした丸山を伊達が助けて刑務所行き。 阿久津が面会して恐らく「もう一人の犯人はこの刑務所に居る」と教え、丸山はその男を殺した後自殺するという結末は初回を思い出させ、阿久津の鉄の意志と狡猾さを感じさせる。 鏡が部下(伊達)とその娘の為に奔走する姿は意外で、少しだけ胸熱だった。 あと2話で黒沢の過去、阿久津との関係、佐根村の目的を描くのかあ、大丈夫か? 演出=木村弥寿彦
>> 424
【2020夏ドラマ】
「おカネの切れ目が恋のはじまり」2話まで終了。
ストーリーは起伏に乏しく、盛り上げキャラの三浦春馬以外はヒ…
【2020夏ドラマ】
「おカネの切れ目が恋のはじまり」3話まで終了。
このドラマは三浦春馬が途中で出演が不可能になった為、4話完結にしてしまうという処置が取られた。
なので丁度起承転結に当てはまる事になったのだが、今回は“転”に相応しく、話も気持ちも動いた回だった。
妻が夫と居たがらないから、この夫婦は離婚してこの日は早乙女が息子と面会出来る日なんだ!って最初思ってたら…夫婦仲が良くないだけで離婚はしていなかった。
早乙女は玲子を食事に誘い、玲子はてっきりデートだと思い込み舞い上がっていたけど、途中で玲子に嫉妬した秘書の牛島が仕組んだ週刊誌記者が直撃して来なければ、早乙女は多分玲子に既婚者で息子がいる事を話すつもりだったのだと思う。
独身と偽って女性人気を利用していたという記事が出て大炎上、妻からは1円も要らないから離婚してと言われ、仕事も家族も失った早乙女に、自分も15年の純愛を失ったばかりなのに優しい言葉をかけてあげる玲子。それを見ていた慶太の気持ちにも変化が起きた様で…。
庭で雷、思わず慶太にしがみつく玲子。顔を見合わせると今度は慶太が思わず玲子にチュッ、秒のキス。
お互いにえっ!?みたいな表情、まだ男と女の好き、みたいな感情は無い二人。
えーっ、あと1話でどうまとめるんだろう。
※村川絵梨って少し太った?顔がパンパンだった様な…
演出=木村ひさし
- << 452 【2020夏ドラマ】 「おカネの切れ目が恋のはじまり」全4話終了。 まず今回観て三浦春馬が3話撮了時点で亡くなっていた事を知り、よく4話を作り世に出そうと決めたな、皆苦しかっただろうによく頑張ったなと、労いの言葉をかけてあげたくなった。 ドラマは玲子が母の留守に壺の中の現金書留を見つけ、それが別れた父親からの物だと察した玲子がその住所に父を探しに行き、二人の関係に区切りを付け再構築しようとする話がメインで、たまたま同行した板垣に自分と父の過去を話す事で、何故玲子は今の清貧女子になったのかが分かるという形を取っていた。 キスした翌日、慶太は朝早く起きて外出し無断欠勤したまま帰らないという設定だった。 心配した両親が慶太の部屋を訪ね、二人で子供の頃からの話をするのだが、社長で父親役の草刈正雄のセリフ「俺は絶対に継がせるつもりはない。あいつは責任など背負わさない方が輝ける。あいつはあいつのままでいい。」が、まるでスタッフが三浦春馬に語りかけている様に感じて切なかった。 ラスト、玄関がガラガラと開いて猿彦がピープーとはしゃいで、玲子が微笑んで頷いた事で慶太の帰宅を表現したのだと思うが、そこに姿が無い事が現実を突き付けて来て、その時の松岡茉優の表情と同じで、私も複雑な気持ちだった。 演出=平野俊一
>> 427
【2020夏ドラマ】
「私たちはどうかしている」7話まで終了。
椿はあの火事の後遺症で失明の危機って、3年も経ってからかーい。
…
【2020夏ドラマ】
「私たちはどうかしている」全8話終了。(54分拡大)←ちょっと長過ぎ
栞は城島に妊娠はしていないと告白し泣く。その後“かるかん”の説明で、栞の父親への誤解を解いてあげる城島。ああこれはくっ付くなと思ったら案の定だった(笑)
前回、あの状況で椿はどうやって道具箱を持ち出したのかと謎だったが、女将が持ち出して椿の手柄にしていたのね。
和菓子対決は大旦那がブラインドで女将に選ばせたら、七桜のお菓子を選んじゃった(笑)
前回、椿の父親は多喜川の父・秀幸で、樹を刺したのは多喜川と予想したのだがBINGOだった。父親が不倫を続ければ傷付くのは母親で、男の子はいつだって母親の味方だからね。
自分の頼みを聞いた秀幸の犯行と思い込んでいた今日子が、百合子の犯行にすべく包丁を入れ替えたから百合子の指紋が付いていて捕まったとな。
あれだけやりたい放題だった今日子が、椿の為に角膜の指定提供の書類を残し、道に飛び出した子供を助けて自分はトラックに轢かれて死んだ。(あの距離ならブレーキ間に合うじゃん、撮り方下手)
移植手術は成功し「私には椿が必要なの。忘れる事なんて出来なかった」「俺の帰る場所は一つしかない。愛してる」で、めでたしめでたし。
まあ、突っ込み所も含めて楽しめたから悪くは無かったよ。和菓子もイケメンも見て楽しめたし。
演出=水野格
>> 371
【2020夏ドラマ】
「刑事7人season6」4話まで終了。
【短評】警察に追われている男が、真っ昼間にあんなに街中を走り回る…
【2020夏ドラマ】
「刑事7人season6」全9話終了。(15分拡大)
まあ田中哲司をわざわざ引っ張り出していた時点で、道上が縦軸の黒幕感は有った。
14年前、プロポーズをしていた恋人・夏恵が自殺したのはストーカーのせいだったと2年前に知った道上が、0-A資料から正当な裁きを受けていないケースをピックアップ、情報を与え被害者が加害者に私刑をする様に仕向けていたというのが真相。
弁護人が「不当逮捕だ」と騒げば勾留中の被疑者を即時釈放させられるのかとか、福祉会館勤めの道上が、敷地内の倉庫を私物化して使っているのに他の職員は誰も気付かないのかとか、突っ込み所は有ったけど今回はまあまあ面白かった。
夏恵を殺した宮田(木村了)を殺して自分も死のうとしている道上に、天樹が「貴方の記憶の中でしか生きられない最愛の人を、貴方はもう一度殺すつもりですか」と、自分の境遇に重ねて問い掛けるシーンは良かった。
主脚本家の吉本昌弘氏が書いた1、2、3、9話と、別の脚本家が1話ずつ書いたその他の回との仕上がりの差が大き過ぎて、途中からはレビューを書く気にもなれなかった。
それがこのシリーズの難点かもね。
もうseason7からは観るのは止めようかな。
演出=兼崎涼介
>> 428
【シーズン枠外ドラマ】
〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」11話まで終了。
レンタルさんと絡んだ事がありますよと言…
【シーズン枠外ドラマ】
〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」全12話終了。
まだ恋人にはなっていなかったが、サークルの仲間で好きだった人に自殺をされ、自分に何か出来る事は無かったのかと悔やむ女性・希美(松本若菜)の話。
彼は良い物には曖昧にせずちゃんと◯を付けようと実践している人。でもあれだけ見る物に次々に◯を付けるって、あれで自分の気持ちを奮い立たせているのかなと私には見えたけどね。
希美から忘年会で当たった旅行券をプレゼントされ受け取った森山に、「結構あっさり受け取るんですね」と、視聴者の感想を代弁してくれる希美(笑)
立ち売りのおじさんも無事帰還した所に神林が合流、15万人もフォロワーが居るのだからオンラインサロンをやりましょう、ツイの広告で稼ぎましょうと持ち掛けるとおじさんが「直接金取りゃあいいだろう!」(笑)
さっき貰った旅行券が1万円だったから1万円にする、で決まり。
走って帰宅して「それでね、有料化しようと思うんだ」と妻に報告。妻も誤解していたけど無料に何のポリシーも無かったとはね。
これからは1件1万円とツイに上げると好意的な反応が。大宮(志田未来)から、本を出す事は可能でしょうかという問い合わせも来る。
ラスト、夫婦の会話を身をよじって見上げて聞いている幼い息子という、引きの構図が微笑ましくて癒されたわあ。
演出=草野翔吾
「2020春(放送&放送が遅れた)ドラマのまとめ①」
1位「MIU404」
個別レス参照。
オリジナルでこれだけ完成度の高い、隙の無いドラマを作り上げた新井順子+野木亜紀子+塚原あゆ子の新井組に拍手を。
2位「半沢直樹」
個別レス参照。
この時代の地上波テレビドラマで、一度も視聴率20%台を割らなかった、その視聴者動員力に拍手を。
3位「竜の道」
個別レス参照。
力量のある役者を揃えて、気持ちの入った芝居の応酬が繰り広げられると、脚本の多少の不備は気にならなくなるという事を示してくれた事に拍手を。
【他にハマった作品】
「美食探偵」マグダラのマリアの設定が、最後までイマイチ理解出来なかったのが残念だったが、それを除けば役者の芝居も映像美も素晴らしくて満足度は高かった。
【今期の演技MIP】
「竜の道」の遠藤憲一。エンケンさん久し振りの敵役だったけど、ただの悪役ではなくて、彼は彼なりに成り上がって会社を日本一にする事で、自分の実力を認めさせたい、成金と陰口を叩かれるコンプレックスを克服したいという動機が見え隠れする、凄味と悲哀が同居する実は繊細な男を見事に演じてくれたので。
※深夜ドラマは順位評価から除外。
「2020春(放送&放送が遅れた)ドラマのまとめ②」
全話観たドラマの平均視聴率(%)
「半沢直樹」24.7
「BG」15.4
「わたナギ」15.0
「ハケンの品格」12.7
「MIU404」11.8
「アンサング・シンデレラ」9.6
「未満警察」9.4
「美食探偵」8.6
「竜の道」7.0
以下平均視聴率不明
「家政夫のミタゾノ」
「探偵・由利麟太郎」
「行列の女神」
「ディア・ペイシェント」
※1クールを越えるドラマ、深夜ドラマは除く。
※視聴率は関東地区。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)
2020年春(枠予定だった)ドラマ
【最終回の視聴率が前週より1ポイント以上上昇したドラマ】←最後がどうなるのか期待値が高かった?
番組名/+ポイント
半沢直樹/+8.1
MIU404/+3.2
美食探偵/+3.0
わたナギ/+2.9
竜の道/+2.2
(注)自分が全話視聴済みのドラマで、民放プライムタイムの1クールドラマのみ対象。視聴率不明のドラマは対象外。
>> 431
【2020夏ドラマ】
「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」3話まで終了。
今回は主犯に辿り着くまでの展開が、今迄の様な…
【2020夏ドラマ】
「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」4話まで終了。
井原は賢造のS(捜査協力者)だった。(でも絶対に知られてはいけない関係なのに何故二人並んだ写真が有るのかな?同級生だったとか?)
今回はいじめの首謀者にされてしまった娘と、娘を信じてあげられなかった母親の話。まあ、世間体とか気負いとかで、視野が狭くなってしまった母親の気持ちも分かるけど、娘も娘で、裏垢に書いていた様な本音を何で母親に直接ぶつけなかったのかね。
母親を囮に使って娘の生存確認をするアイディアは面白かったけど、娘の自殺の手引きをする男のPCが開きっぱなしで、「黒木さん、ここです!」って一瞬で居場所特定するのは如何なものか(笑)
死にたい病の娘に神崎の鉄板説得が始まったと思いきや、今回は黒木が横から「甘ったれんなよ!」と母親の気持ちを熱弁、引き継いだ神崎が説得タ~イム!あんな男前に「お母さんに会いに行こう」って手を差し出されたら、そりゃあ直ぐに掴んじゃうよね。
末長が話を聞こうとしていた元池袋署勤務の植田が殺され(?)側には賢造が立ち尽くすショット。
そして神崎の交通安全イベントを遠くで見守る仙道敦子。←もしかして井原の元妻で神崎の実母とか?
残り2話みたいなので、縦軸の回収が始まるのかな。
演出=村尾嘉昭
- << 455 【2020夏ドラマ】 「キワどい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」5話まで終了。 ほぼほぼ予想通りの展開。 仙道敦子は井原の内縁の妻で神崎の実母の松原ひかり。井原が警察の犬だった事が組織にバレて、組織は報復として井原の女だったひかりを暴行、ひかりが遺書を残して居なくなった事で井原が逆上し、ファミレス立て籠り事件に繋がってしまった。 井原を撃ったのは植田とその部下で今回植田同様に殺された安藤、そして澤登の3人だった。 植田、安藤殺害容疑者となった賢造は澤登の元に現れ「井原の心臓を撃ったのは誰だ!」と問い詰める。←要するに意図的に殺したのは誰かという事ね。 演出的には賢造が植田、安藤を殺した様に見せ掛けているけど、これは多分ミスリードだな。 今回、ひかりが残した手紙(あなたの父、達也さんを失って←という表現がわざとらしいが)を神崎が読んで、自分は井原の子供だと知る訳だが、賢造から黒木が託されたその手紙を彩乃が見つけ、誰からの手紙かしつこく聞き黒木も仕方なく教え、絶対に神崎には言うなよと言いながら彩乃の目の前で引き出しにしまうという『押すなよ!押すなよ!のダチョウ倶楽部』演出が酷かった。 もっと自然な『知り方』はいくらでも有っただろうに。 最終回は納得の行くまとめ方をして欲しいね。 演出=山室大輔
【2020秋ドラマ】
「あのコの夢を見たんです。」(TX・スタジオブルー・製作委員会)脚本=政地洋祐 他 脚本監修=山里亮太 出演=仲野太賀、週替わりゲスト 他
山里亮太の小説原作。《ドラマ24・40分枠》(10話迄は確定、以降は不明)
山里亮太が実在の女優(やアイドル)をモチーフに、妄想を膨らませて書いた短編小説集をドラマ化したもの。
初回は中条あやみの「追いかけたいの」
毎日ひっきりなしの告白攻めという環境に嫌気がさしている高2の中条あやみは、自分が告白して振られるシチュエーションに強い憧れを持つ。
そんなあやみのスマホに「振られ屋」というアプリの案内が。様々なシチュエーションの中から選んだ場所に行ってみると、そこには河原でダンスを踊る加藤諒。振り返ったら加藤諒(笑)告白して速攻振られる中条あやみ(不思議な絵面)
あやみはこのアプリにハマり特別会員に。
指定の場所に行くと、そこには初恋の相手で小6で転校して行った中里亮太が。告白しようとするが亮太には彼女が居て。
再び出会い今度は告白するが見事に振られてしまう。亮太だけはちょっと違う位置付けだったので、ほろ苦さを味わうあやみ。
実は加藤も山里も同じアプリに登録していて、彼らは告白されても振るという快感を味わいたかったのだというオチ。
まあ面白かったけど、レビューはもう書かないかな。
演出=枝優花
>> 432
【2020夏ドラマ】
「天使にリクエストを~人生最後の願い~」2話まで終了。
組長の山本(六平直政)に話してみなと言われた大松(…
【2020夏ドラマ】
「天使にリクエストを~人生最後の願い~」3話まで終了。
今回の話も凄かったなあ。
川越医師から何となく頼まれた偽名使いの末期患者・武村(塩見三省)の身元探しだが、本人はただアパートに帰らせろとしか言わない。どうやら遺品整理がしたいらしい。
急に「俺は45年前の爆弾犯だ」と言い出した武村。直ぐに取り消したが、何か引っ掛かった島田は、バーテンダーの今久保(マル暴時代の島田のSだって!)に昔の話を聞き、一人捕まっていない者がいるのを知り、公安で自分の父親の同僚だった高津川(西郷輝彦)を連れて武村に面会をする。「あんたは中山公平か?」
黙って病院を抜け出してしまう武村。アパートに帰っていない。島田は床下の爆弾工場を見付けてしまう。やはり中山なのか?武村が死ぬ気だと察した島田は、かつて武村が住んでいて、運営者の搾取を憤っていたという無料低額宿泊所に急ぐ。
爆弾を見せて皆を追い払い、一人だけ残った島田に5時にセットしたと告げる武村。もう直ぐ5時だ。武村に覆い被さる島田。
爆発しない。
昔、飯場で一緒だった男に爆弾作りを教わったと言う。恐らくそれが中山で肝心な部分は教えなかったのだろう。
武村の書いた小説は搾取されていた宿泊所の労働者達の心を動かし、運営者には睨まれた。
「あんたの小説の方がずっと価値のある爆弾だよ」
(続く)
- << 458 【2020夏ドラマ】 「天使にリクエストを~人生最後の願い~」4話まで終了。 自分のせいで息子(聖哉)を死なせてしまったとずっと罪悪感に苛まれて生きて来た男と、仕方無かったんだと頭では分かっていても、心が元夫の島田を許せない時恵との、どこまで行っても交わらない感情の平行線。 そんな二人の行く末を心配した時恵の父(山本學)が、肺癌で長くは無いから私にも権利は有るだろうと、亡くなった妻との思い出の地、秩父札所巡りに連れて行って欲しいと島田に頼み、サイレントエンジェルとして連れて行く事で、反対する時恵も渋々同行する事に。 何度も聖哉との最後の日の事を思い出す島田。霊場を歩きながら、あの階段で聖哉に言われた言葉「お母さんを悲しませないでよ」を思い出し、一気に心が苦しくなった島田は時恵に懺悔する。 「俺の情報屋だったから放っておけなかった。だけど俺は聖哉に警官らしい所を見せたかったんだ。だから追いかけたんだ」「すまない。本当にすまなかった」島田の慟哭が切なかった。演じる江口洋介が凄かった。胸が痛くなった。 そして義父の死。斎場で寄り添う元夫婦の姿にほっとしたのも束の間、佐藤和子が救急搬送される。 ※義父の痴呆、あれは二人を繋ぐ為の渾身の嘘だったと思いたい。 ※佐藤の真実が分かる最終回が待ち遠しい。 演出=片岡啓司
>> 433
【2020夏ドラマ】
「彼女が成仏できない理由」3話まで終了。
何かよく分からなくなって来たんだけど、玲は編集者の中路(和田正人…
【2020夏ドラマ】
「彼女が成仏できない理由」4話まで終了。
「漫画が小鳥遊玲に似ていると言われて嬉しいの?」「それじゃ漫画家にはなれないんだよ?」と、この仕事の厳しさをエーミンに伝える玲。
中路の様子が変わったからか急にネームが描けなくなった千春は、エーミンの部屋を訪ねる。(千春もこの部屋に住み玲のアシスタントをしていたのか)
「久し振り、千春ちゃん」
玲の霊が居る事を知った千春は
「何を返して欲しいんですか?氷の武将?海うさぎ?中路さん?中路さん以外ならいいですよ」
「先生には絶対勝てないと思っていたけど、生きてる方が勝ちなんですね」
千春が帰った後に玲が呟く。
「彼女と一緒に居る自分が嫌いなの」
うーん隔靴掻痒の感が拭えない。
要するに玲は漫画の才能は秀でていたけど、その他の事では千春に対してコンプレックスの塊だったという事なのか?
何か話が進まないしエピソードの繋げ方にも滑らかさが足りないから、ドラマとしてのまとまりに欠ける気がする。
うーんどうしよう、観るだけにしてレビューを書くのは止めようかなあ。あっ、でもあと2話か…。
演出=新田真三
- << 461 【2020夏ドラマ】 「彼女が成仏できない理由」5話まで終了。 行き詰まっている千春は玲に会いに行く。 「もう止めていいですか?」 「いいよ」 「もう限界です」と言ってネットのアンチ投稿を見せる千春。(止めたら)「彼らは喜ぶだろうね」と玲。 「氷の武将」の新刊を読んでいた玲とエーミンは、「面白かったよ私は」「僕も」 玲と登場人物として会話をしながら、漫画を描き上げる千春。 「「氷の武将」はもう千春ちゃんの物だよ」 千春は中路と話し合い、自分の名前で「氷の武将」を続ける事にする。 ちゃぶ台を中心に半径3m以内ならどこにでも行ける事に気付いた玲は、ちゃぶ台持参のエーミンと外出する。 浜辺で絵を描くエーミンを見て羨ましい玲。「腕が動かなくなって漫画が描けなくて自殺したのかも」と玲。 帰り道、自転車を引くコンビニ客(古舘寛治)とすれ違った瞬間、何かを感じる玲。 「そうだった。全部思い出しちゃった」 やっと出口が見えて来て次が最終回。 今回は話が動いたし外でのロケも有って、集中して観て楽しむ事が出来た。 古舘さんは先端技術を扱う元科学者かなんかだったのかな?玲は何かに巻き込まれたのか、それとも? 玲が成仏したらエーミンはどうするんだろう。 演出=新田真三
>> 434
【2020夏ドラマ】
「恐怖新聞」5話まで終了。
いきなりの江戸時代か~い!!
白石聖がシズ、黒木瞳が母親のヤエで、シズのお腹…
【2020夏ドラマ】
「恐怖新聞」6話まで終了。
恐怖新聞が来なくなって、やっぱり刑事がサインしたのかと思ったら違ってた。
引き継いだのは「誰や?」「分かりません」
詩弦は桃香を疑うが連絡が取れず行方不明。呼び出しのLINEが桃香からの物だと思い込んだ詩弦は待ち合わせ場所に行くが、火災に遭ったり発砲事件に巻き込まれたり。
挙げ句の果てに勇介豹変で顎を殴られ、実家に逃げ込む詩弦。
勇介に殴られたと知った母は勇介を呼び出し、すりこぎでボコボコに。
止める詩弦。勇介の持っていた配達ザックから血が流れ開けると桃香の頭が。(ワオ!)
恐怖新聞を契約したのは母で、普通の新聞に載った人間のクズに片っ端からメールを送り(鬼形が協力)、呼び出しに応じた二人を殺したと興奮して喋る歌子。勇介を殴ったのは詩弦も殺されると思ったから。
「私を呼び出したのは何故?」
「知らないわよ」←これは鬼形の仕業かな?
「何で変わっちゃったの!」
「変わってない!」
で結局詩弦は恐怖新聞にサイン。
何か桃香も勇介も歌子も急に豹変して着いていけない。
今回はエピソードを羅列しただけみたいな印象が強くて、ただの傍観者になってしまった。
今迄で一番つまらなかったかも。
次は最終回、どんな締め方をしてくれるのかな。
演出=中田秀夫
- << 462 【2020夏ドラマ】 「恐怖新聞」全7話終了。 詩弦は恐怖新聞の予言を利用して事件事故を回避出来る様に行動するが、ネットで騒がれ居づらくなって引っ越し。 1年後、喫茶店に来た篠崎に「あの娘から手紙が来て恐怖新聞が一部入っていたの。契約を引き継いでくれないでしょうか」と歌子。 篠崎が喜んでサインをすると記事が浮かび上がる。アシカガの件を話し「私を殺そうとした」と言う歌子。えっ何で? 「その報いを受け取るがいい」恐怖新聞をばらまくと篠崎は急激に老けてそのまま死ぬ。えっ歌子何で?と思ったら、老けた詩弦を黒木瞳が演じていたのだ。 勇介に面会した歌子も本当は詩弦だった。 確かに黒木さんと白石さんて、あの時代劇の時に一瞬だったけど、似てるなあと思った瞬間があったので違和感は無かった。 鬼形が自由になれると知り配達人になる詩弦。契約の戻って来た冬夜の妹の頭脳プレーで複数の新規契約者が生まれ、その一人が昔詩弦が助けた大井川の娘の愛莉だった。 配達人があの時のお姉さんだと分かった愛莉は「何でこんな事をするの?どうしてあの時助けたのよ!」 ハッとして新聞を破る詩弦。 何か凄い巡り合わせ。 鬼形が現れ「僕は人間だった事は一度もない。僕はクダンに作られた操り人形だ」と言って正体を現し詩弦を地獄に連れて行く。これぞあの時代劇から続く因果応報って事か。納得。 演出=井上昌典(時代劇の回の演出家)
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