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匿名
20/10/25 16:28(更新日時)

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連ドラの感想、まとめ等

シーズン毎に記録して行くスレです。


基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。

No.2944847 19/11/03 14:49(スレ作成日時)

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No.201 20/04/23 10:23
匿名 

>> 195 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」2話まで終了。 沙織の妹詩織(入山杏奈)の真紅系のネイルを見て驚き… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」3話まで終了。

和歌のオフ会が若い女性ばかりでちょっと嫉妬?の沙織。
光は初めて味わうスイーツに感動してバクバク食べまくり明らかに太り始める。
わざとなんだと思うけど頬に何かを詰め、腹にも何かを巻いてデブを演出する古典的手法を取ったのはまあいいが、それで物を食べるから口の中はどうなっているのかばかりが気になり、話に集中出来なかった。

光のダイエットに付き合い、あの時代に戻りたいと望む光の気持ちに添い、協力する沙織の気持ちが健気で切なかった。
本当にこの二人は適役だわ。

次回からいよいよ頭中将が登場。セクシーな桐山漣がどんな風に演じるのか楽しみ。

演出=田中論


  • << 208 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」4話まで終了。 前回ラスト沙織を庇って車に飛ばされ、烏帽子だけを残して消えてしまった光。 一人になり、物足りなさと後悔の日々を送る沙織。 ふと気付き光のSNSをチェックしてみると、何と光はハワイ?に飛んでいた(笑) 沙織のセリフ「取り敢えず“いいね!”しとこ」には笑ってしまった。 新月の夜、物音で目覚めた沙織は装束の男が居るのを見て、光だと思いバックハグをするが、振り返った男を見て「あんた誰ーッ!」(笑) 直ぐにキスをしようとする色男の中将を、沙織は思い切りひっぱたく。怯まず歌を詠む中将。桐山漣の方が声も艶があり千葉雄大より詠みは上手かった。 沙織の部屋の家具とかには驚かないのに、窓から見えるビルだらけの夜景には腰を抜かす中将。(ちょっと矛盾が) 中将もSNSに和歌を投稿し、帰国していた光はそれを見て会いに来て三人は再会、また沙織の部屋で居候生活が始まる。 訪ねて来た妹の詩織「やだー、イケメンが増えてる~」には爆笑。 中将と楽しくお喋りをする光を見て、やっぱり一人ぼっちは寂しかったんだよねと光を思いやる沙織の心根の優しさにジーンと来た。 演出=田中論

No.202 20/04/23 10:48
匿名 

>> 197 「美食探偵 明智五郎」(NTV)脚本=田辺茂範 出演=中村倫也、小芝風花、佐藤寛太、冨田望生、北村有起哉、小池栄子、財前直見、モロ師岡 他 … 「美食探偵 明智五郎」2話まで終了。

前回、小池栄子の事を「誰かを殺したいという赤の他人のサポートを始めた」と書いたが、サポートどころか実行犯も兼ねていてびっくり。

あと普通の主婦設定だった筈だけど、巧妙なジャムの給仕付きトリックを考え実行するなんて一般人では有り得ない。
所謂サイコパス設定なのかな?
今回は志田未来の上手さもあって、まあまあ面白かった。

あと明智は母親(実質の百貨店経営者=財前直見)を憎んでいる様なのだが、中々含みの有る描き方をしていて話に厚みが出そうな感じではある。

演出=菅原伸太郎

No.203 20/04/23 11:21
匿名 

>> 198 「SUITS 2」(CX)脚本=小峯裕之 出演=織田裕二、中島裕翔、荒木優子、中村アン、森七菜、小手伸也、吉田鋼太郎、鈴木保奈美 他 … 「SUITS 2」2話まで終了。

復職した上杉は善意なのか含みが有るのか、元々は自分の取って来たクライアントからの依頼で動く甲斐の案件に首を突っ込み、甲斐や幸村を苛々させる。

過去の軋轢とは…甲斐の上杉に対する発言、「貴方を許す気はない」「娘を家に閉じ込めておけ」から、娘絡みでファームに損害を与えた、それは甲斐の案件だったとかなのかな?

看護師の昇給要求の案件は、甲斐のいつものやり方でクライアントの非を探し出し、ちょっぴり脅しを掛けて一件落着。
今回はこの案件一つに絞り、上杉の暗躍も交えて面白く描けていたと思う。

大輔は聖沢と付き合う事を決め、祖母が聖沢に言った「この子は嘘のつけないいい子なの」が引き金となり、「聖沢さんに本当の経歴を話します」と甲斐に告げる。
「君はもう大人だ」と判断を大輔に任せる甲斐。
本当にこれでスッキリして欲しいけど、原作があるからずっとこういうのが繰り返されるんだろうね。

演出=平野眞

※何と次回から放送延期。他のドラマが新型コロナウイルス対策の影響で放送開始を送らせる中、予定通り開始したのでかなりのストックが有るのかと思いきや、いきなりのお預けとは。
こっちの方がツラいわ(泣)

  • << 304 「SUITS 2」3話まで終了。 前回、聖沢と付き合う事を決めた大輔が《「聖沢さんに本当の経歴を話します」と甲斐に告げる。 「君はもう大人だ」と判断を大輔に任せる甲斐。》というシーンが有って、どうするんだろうと思っていたら、ボスの意を汲んだ秘書の玉井が大輔に釘を刺した事で、色々考えた大輔は早くも別れを選択する。 そうだよねえ、秘密を知る人間は増やさない方がいい。 今日は縦軸の主役である筈の上杉の出番が無く、彼が何をしてファームを追い出されたのかという、伏せられている部分の話には進展が無いまま、代表の座を投票で決める事になる場合に備えて票集めを開始するという展開で、縦軸としては何か締まりの無い話だった。 大輔に振られた聖沢は、司法試験に再チャレンジする方向なのかな? 演出=森脇智延 ※1、2話の平野演出がかなり良かっただけに、演出家が交代してタッチが変わってしまったのはかなり残念。

No.204 20/04/23 11:54
匿名 

「行列の女神~らーめん才遊記~」(TX)脚本=古川和尚 出演=鈴木京香、黒島結菜、高橋メアリージュン、小関裕太、前野朋哉、利重剛、石塚英彦、高畑淳子、杉本哲太 他

久部緑郎、河合単の漫画原作。

行列の女神と称されたラーメン職人(芹沢=鈴木)が、ラーメンフードコンサルタントに身を転じ、じり貧のラーメン店を立て直して行く話。

半年前に初めてラーメンを食べてハマり、芹沢の月替わりラーメンを一口食べてケチを付ける若い女(汐見ゆとり=黒島)が、何と芹沢のコンサル会社清流企画の社員面接を受けに来る。
社長のラーメンに「イマイチ」とケチを付けられた社員職人の夏川(高橋)は腹を立てるが、ゆとりは「イマイチの説明は出来ないが美味しく改善する事は出来る」と、見事な手捌きで改善ラーメンを作りあげる。

芹沢は「味だけでは立て直せない」、戦略とはどういう物なのかという事をゆとりに見せ付けるのだが、それが“元々あったもやしラーメンのもやしの量をど~んと増やす”だけ(あとは店を磨きイチオシもやしラーメンの看板)で、行列の絶えない店になったというのは、いくらなんでも乱暴に過ぎないか?

この枠のドラマの中では一番内容的に惹かれなかった。しばらくは様子見をするけど。

※黒島は安定のウザキャラ。どのレギュラーにも感情移入出来ず困った。

演出=星護



No.205 20/04/23 23:59
匿名 

>> 199 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」2話まで終了。 なるほど、冒頭に一つ「こんななんもしない… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」3話まで終了。

前回のラストに「臭いかどうか匂って確認して欲しい」というのが次の依頼と示していたので、公園での男二人の顔を近付けた怪しい演出も、直ぐに「あっ、あれね」と理解出来たけど、前回を観ていない人にはちょっとキツかったかも。

深掘りの方は、誕生日を日付が変わる瞬間に祝って欲しいという、これから21歳になるカナという女性(福原遥)からの依頼。
若い女性が男性のレンタルさんを自室に招き入れるという、リスク回避能力ゼロ設定のカナも、すんなりと部屋に入って行く逆リスク回避能力ゼロの森山も、非現実的で違和感ありありだった。

自分を出すのが苦手で、はっきりしている友達に振り回され損する役回りのカナ。
今日も友達にドタキャンされ、レンタルさんを呼んだのだ。

バースデーケーキを前にした写真を撮ってと頼まれた森山。慣れていないのか自分の指を入れてしまうが、「自撮りじゃない、誰かと一緒なのが分かるからこれがいい」と喜び、グループLINEに載せるカナが可愛くも切なかった。

森山の姉は21歳の就活の最中に自ら命を絶った。依頼人が21歳と知り「だからこの依頼を受けたのね」と妻。
ああ、だから妻はあの時、森山を退職させたのか。泰然自若だけじゃ無かったのね。

演出=タナダユキ



  • << 210 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」4話まで終了。 山手線車内で一日過ごす依頼人が、声も含めて高橋一生に似ていて「えっ!?」と思ったが、調べたら長友郁真という役者だった。 深掘りの方は離婚届けの提出に同行して欲しいという依頼で、家庭に仕事を持ち込み過ぎたバリキャリ妻(山口紗弥加)と、許容が限界に達しているのに、いい顔をし過ぎて勝手にパンクした夫(笠原秀幸)の話で、まあよく観るドラマのパターンだった。 バリキャリ妻「人って商品みたいに一言では言い表せない」 レンタルさん「人間、生きてるだけで割りと偉業」 雑誌売りの男「電車乗ってどっかに行くだけ、俺からしたら立派なもんだよ」 それぞれの人生経験から繰り出された言葉達に思わず「うんうん」と頷いていた。 いつ神林に話を振るのかと思っていたら、まりあから強烈な言葉を貰ってフラれる場面。 まりあ「価値観を押し付けて来る」「誰かの言葉を借りて来る」「もう別れよう」 意味が分からないのか唖然とする神林。 私には「中身が無いくせに偉そうにするな」って聞こえたけどね。 まあ中身のある男だったら、まりあがレンタルさんのTwitterをRTしている時点で、何かを感じ取るわな。 演出=タナダユキ

No.206 20/04/26 22:17
匿名 

「家政夫のミタゾノ」(EX・MMJ)脚本=小峯裕之 出演=松岡昌宏、伊野尾慧、飯豊まりえ、平田敦子、しゅはまはるみ、余貴美子 他

オリジナル作品の4作目。

今まで初回だけは立ち上げ脚本家の八津弘幸が書いていたが、4作目にして初めて二番手脚本家だった小峯裕之が初回から書いている。

政治家になりたての岩瀬(尾美としのり)が、クリーンなイメージが有るからという理由で環境大臣に抜擢され、くれぐれも身辺をクリーンにしておく様にと副総理に釘を刺された事で、必要以上に家族の動向に過敏になり、ミタゾノがわざと誤解を誘う様に仕向けた事から、息子は反社と付き合いがあり、妻は若い男と不倫していると思い込んでしまう。

岩瀬は秘書に「もみ消せ!」と迫り、拒否されると「俺は上級国民だぞッ!」とキレて家族を呆れさせる。
結局クリーンじゃなかったのは副総理の方で粛清され、岩瀬は中身の伴った人気大臣になるというオチまで、流れる様なスムーズな展開で面白かった。

あおり運転、オレオレ詐欺、元ラグビー選手、反社参加の餅つき大会、そして上級国民と世相をちょいちょい取り込み面白おかしく描いており、その点もクスクス笑えて良かった。

三代続いて色々あった新人家政婦のポジションには飯豊まりえ、今度こそ何も有りません様に。

演出=片山修

  • << 212 「家政夫のミタゾノ」2話まで終了。 早くも脚本家・演出家、両方交代に。 人気ラーメン屋の頑固親父のせいで、弟子が居付かずどんどん辞めて行く。奥さんは旦那の味をインスタントラーメンにして残したい(贅沢をしてみたい)のに旦那は断固拒否。 何故なら旦那の秘伝の味は、市販のインスタントラーメンのスープだったからという話。 話があちこち飛ばずに分かりやすいと言えば分かりやすかったけど、冷静に考えてみると一日に何杯出るのか知らないが、相当の量のラーメンを買いだめしないといけないし、いつ何処で買い出しをしていたのか、何故誰にもバレなかったのかとか考えると結構無理くりな設定だったな(笑) 遠景で地上の小舟の舳先にミタゾノが乗り込んでいるのを映す遊び心とかは面白かったけど。 今のところ新人の霧島はクライアントにずけずけ物を言う子、位の特徴しか無いのだが、このまま放置なのかね。 脚本=山岡潤平 演出=小松隆志

No.207 20/04/27 00:25
匿名 

>> 200 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」(TX・S.D.P.・製作委員会)脚本=下田悠子、大九明子 出演=安… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」2話まで終了。

今回の「捨ててよ」の立候補者は、輪ゴム(臼田あさ美)とレジ袋(戸塚純貴)。

他の輪ゴムより大きめの輪ゴムは使いやすいらしく、安達さんが自分ばかり使い回すから酷使されてもう限界と訴える。
すかさずレジ袋が、俺はずっとシンクの下に閉じ込められている。書店の袋だからゴミ袋には不向きでずっと使われないと文句を言い始める。

確かに輪ゴムとレジ袋は溜まる(笑)輪ゴムは手前に有る物から使うし切れるまで使い回す。カラーのレジ袋はゴミ袋としては使い辛いし、サブバッグとしてはダサくて使えない。
いい所を突いて来るなあ、この脚本。

いがみ合っていた二人?だが、実は輪ゴムは本を綴じていた輪ゴムで、書店のレジ袋と一緒にこの家に来た。だから捨てる時は一緒にというオチも効いていて面白かった。

少女については演じてる川上凛子の声がハスキーなので、安達さんやゲストをフラットに見つめ突き放すキャラには合っているなと思う。

このドラマは結構拾い物かも。

演出=大九明子

  • << 213 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」3話まで終了。 今回はマネージャーとの会話から、安達さん自身が“初めてのガラケー”をバイバイ候補に決めて、夢の中でガラケー(加藤諒)が訪ねて来るという形態。 高校時代に初めてガラケーを持ったので、誰が来るか期待していたら加藤でがっかりというシチュエーションに笑う。 ガラケーは捨ててよとは言わず、流れが止まってしまうと質す安達さんに「ケータイは思い出ってジャンルの物」と、特別感を出して来る(笑) 確かに…だから中々処分が出来ない。 それは分かるけど、やっぱりこのドラマは「捨ててよ」って迫って来る話の方が面白いな。 夢の少女は、「安達さんと同じ年齢」だと主張し始めたので、もしかしたら安達さん本人という事なのかな。 演出=成瀬朋一

No.208 20/04/27 19:09
匿名 

>> 201 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」3話まで終了。 和歌のオフ会が若い女性ばかりでちょっと嫉妬?の沙織… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」4話まで終了。

前回ラスト沙織を庇って車に飛ばされ、烏帽子だけを残して消えてしまった光。
一人になり、物足りなさと後悔の日々を送る沙織。
ふと気付き光のSNSをチェックしてみると、何と光はハワイ?に飛んでいた(笑)
沙織のセリフ「取り敢えず“いいね!”しとこ」には笑ってしまった。

新月の夜、物音で目覚めた沙織は装束の男が居るのを見て、光だと思いバックハグをするが、振り返った男を見て「あんた誰ーッ!」(笑)

直ぐにキスをしようとする色男の中将を、沙織は思い切りひっぱたく。怯まず歌を詠む中将。桐山漣の方が声も艶があり千葉雄大より詠みは上手かった。

沙織の部屋の家具とかには驚かないのに、窓から見えるビルだらけの夜景には腰を抜かす中将。(ちょっと矛盾が)
中将もSNSに和歌を投稿し、帰国していた光はそれを見て会いに来て三人は再会、また沙織の部屋で居候生活が始まる。

訪ねて来た妹の詩織「やだー、イケメンが増えてる~」には爆笑。

中将と楽しくお喋りをする光を見て、やっぱり一人ぼっちは寂しかったんだよねと光を思いやる沙織の心根の優しさにジーンと来た。

演出=田中論

  • << 214 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」5話まで終了。 部屋が狭いので中将は詩織の友達でホストのカインの家に居候する事に。 分からないまま体験入店をするが、引ったくり犯からバッグを取り戻してあげた(蹴鞠トスには爆笑)女性が来店し大盤振る舞い、まろ(中将の源氏名)はその日のNo.1でラストソングを歌う事に。 歌と言えば勿論和歌(笑) 中将改め中ちゃんの着信音は鈴虫の鳴き声で、営業メールは愛の和歌。 新しい事も直ぐに受け入れ、何でもそつなくこなす中ちゃんが凄い。 沙織は純粋で手間の掛かる光に惹かれているが、妻帯者だと分かっているので思いを断ち切ろうとお見合いパーティーに参加。 「日常的にイケメンを見てるから、美の基準がおかしくなってる!」と気付く沙織(笑) 良い人そうな男性に出会うが、つい光と比べてしまう自分が許せなくなってしまう沙織。「光くんは綺麗だけど食べられない食品サンプルと同じだ…」 自分を醜い人間だと落ち込む沙織に「沙織殿は優しい人だ」と励ます光。 何だろう、この本質だけはきちっと押さえている光の人間性の美しさ。 やっぱりこんな男が側に居たら、いくら真面目に生きている人でも普通の男には行けないわあ。 演出=田中論

No.209 20/04/28 18:19
匿名 

【ここまでの短評】

「美食探偵 明智五郎」3話まで終了。

匿名のクチコミサイトのレビューに左右されて、レストランの予約をキャンセルしてしまう客。その風潮を嘆くのは分かるが、それが殺意に繋がるとはね。
今回マリアはパリに居て、実際に手を下すシェフとはスカイプでやり取り。
マリアは13年前にもパリに居て、そこでシェフとは知り合っていた。

うーん、分からん、マリアって何者?

演出=水野格


「行列の女神~らーめん才遊記~」2話まで終了。

今回の芹沢のアイディア、ボリュームたっぷりのつけ麺をバーニャカウダ風にアレンジして、女性が食べに来やすい「言い訳の要素」にするという展開は良かった。

ゆとりの母親(高畑淳子)は有名な料理研究家で、「ラーメンはジャンクフード」と言って憚らない、芹沢とは因縁のある人らしい。
芹沢の言動に今回位の説得力が有るなら、まあ観る価値は有るかな。

※客前での店主一家とコンサル側との会話、有り得ない。
※子供の配膳、「バーニャカウダ風つけ麺です」と言ってる口が、トレイのつけ麺の直ぐ近くでちょっとヤダ。

演出=星護

  • << 216 【ここまでの短評】 「美食探偵 明智五郎」4話まで終了。 姑が煮物を大量に送り付けて来て、それを夫も好むから料理の腕が振るえず、溜め込んだ不満が爆発して夫を殺してしまう妻。 その前にマリアに相談していたので、死体の後始末にシェフが送り込まれて来る。 今回は描写もリアルでかなりグロかった。 武田真治に仲里依紗なんて、ちょっと狂気をやらせたらピカイチだもの。震えたわ。 苺はマリアとあの主婦が同一人物とは思っていないみたいで、ますます“マリアは何者?”と混乱している。 演出=菅原伸太郎 「行列の女神~らーめん才遊記~」3話まで終了。 美味しい物を作ればいいと思っているゆとりに芹沢は言う。「お客さんは自分で食べて選ぶ訳ではない。情報を食べてるの。お客さんは保守的なの」 自分の舌だけを信じて、美味しい物を探し歩く客なんてほんの一握りだろう。 その客相手の商売なんて、コンサルタントとしては話にならない。 昔の芹沢も、ゆとりと同じ考えだった時代が有ったらしい。 ゆとりの母親との因縁は、もっと有りそうな感じだな。 演出=池澤辰也

No.210 20/04/30 11:16
匿名 

>> 205 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」3話まで終了。 前回のラストに「臭いかどうか匂って確認し… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」4話まで終了。

山手線車内で一日過ごす依頼人が、声も含めて高橋一生に似ていて「えっ!?」と思ったが、調べたら長友郁真という役者だった。

深掘りの方は離婚届けの提出に同行して欲しいという依頼で、家庭に仕事を持ち込み過ぎたバリキャリ妻(山口紗弥加)と、許容が限界に達しているのに、いい顔をし過ぎて勝手にパンクした夫(笠原秀幸)の話で、まあよく観るドラマのパターンだった。

バリキャリ妻「人って商品みたいに一言では言い表せない」
レンタルさん「人間、生きてるだけで割りと偉業」
雑誌売りの男「電車乗ってどっかに行くだけ、俺からしたら立派なもんだよ」
それぞれの人生経験から繰り出された言葉達に思わず「うんうん」と頷いていた。

いつ神林に話を振るのかと思っていたら、まりあから強烈な言葉を貰ってフラれる場面。
まりあ「価値観を押し付けて来る」「誰かの言葉を借りて来る」「もう別れよう」
意味が分からないのか唖然とする神林。
私には「中身が無いくせに偉そうにするな」って聞こえたけどね。

まあ中身のある男だったら、まりあがレンタルさんのTwitterをRTしている時点で、何かを感じ取るわな。

演出=タナダユキ

  • << 217 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」5話まで終了。 今回は深掘り依頼は無くて、予定外に早く帰宅したら妻の両親が居て、妻は夫が退職した事も無償で「レンタルさん」をしている事も内緒にしていたから、お互いの話が噛み合わず変な空気にという展開。 結局、嘘に耐えられない森山が事実を話し、「子供が居るんだぞ?」と貯金を切り崩した生活を続けている森山が理解出来ない義父との静かなバトルは有ったが、娘の説明と説得を受け入れた両親は、「(森山のやっている事は)意味が無い事ではないという事は分かった」と言って、穏やかに手を振り帰って行く。 この両親にあの娘有りって感じで、中々いい話だった。 対比として描かれたのは神林の親子関係。開業医の父と期待通りに医者の道に進んだ弟、恐らく期待されていただろうに進めなかたのか進まなかったのかで、父親にどこまでも冷たくあしらわれる神林。ドラマではよくあるパターンだけどね。 営業成績では課でずっとトップだというプライド、でも歯牙にもかけてくれない父。 レンタルさんきっかけで知らない者同士が集まった花見の席と知り、荒れ出す神林。 まりあの件も有ったから、逆恨みで絡んで行ったりするのかな。 脚本=本田隆朗 演出=草野翔吾

No.211 20/05/03 14:40
匿名 

「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(BSテレ東・共同テレビ・製作委員会)脚本=本田隆朗 他 出演=栗山千明、白洲迅、野村修一、椎名香奈江、宇梶剛士 他

佐藤青南の小説原作。
【本来予定の「らせんの迷宮」が、新型コロナ対策による撮影休止で放送出来ず、2018年秋にBSテレ東で放送済みの本作を、地上波本放送扱いで差し替えた】

行動心理捜査官というのがどういう物か分からず、データを元に「キントリ」みたいに追い込んで行くのかと想像していたら、もっと心理学寄りの知識に裏打ちされた洞察力で、会話の中で容疑者が示した微細な表情や体の変化を見逃さずに追い詰めるというスタイルで、表情の何処が動いたのかを線の角度や文字で説明するという親切な演出も有り、学術用語が繰り出される割りには観ていて分かりやすかったし面白かった。

初回は悪党だけど若くてイケメンの容疑者(佐伯大地)だったので、楯岡(栗山千明)もイケメンに弱いチャラい感じで接して油断させ、本来の表情や体の反応の癖を記憶してから取り調べスタイルに切り替えて、自然体との違いを細かく指摘して只者では無い事を見せ付けて、抵抗する事を諦めさせるという展開も良かった。

容疑者のタイプによってテクニックを使い分けるのだろうから、それも楽しみだ。

演出=山内大典

  • << 218 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)2話まで終了。 ゲスト(被疑者)が前回のイケメンから金持ちの開業歯科医・福永(津田寛治=流石の演技力)に替わったが、楯岡のアプローチの仕方がほぼほぼ同じで、もう初回で分かっている方法だから若干やり過ぎなのが鼻に付いたが、取り調べモードに入ってからの展開(福永を追い詰めたのに反応が変化して、楯岡に迷いが出たり)は面白かったし、福永が騎士(ナイト)を気取ってクズDV元夫から守って(殺して)あげたつもりのシンマの歯科衛生士だが、実は付き合っている男がいて、それが元夫似の遊び人というオチも良かった。 次回はゲストが女優、それも堀内敬子なので、どうやって仕留めるのか楽しみ。 演出=山内大典

No.212 20/05/03 15:04
匿名 

>> 206 「家政夫のミタゾノ」(EX・MMJ)脚本=小峯裕之 出演=松岡昌宏、伊野尾慧、飯豊まりえ、平田敦子、しゅはまはるみ、余貴美子 他 オリ… 「家政夫のミタゾノ」2話まで終了。

早くも脚本家・演出家、両方交代に。

人気ラーメン屋の頑固親父のせいで、弟子が居付かずどんどん辞めて行く。奥さんは旦那の味をインスタントラーメンにして残したい(贅沢をしてみたい)のに旦那は断固拒否。
何故なら旦那の秘伝の味は、市販のインスタントラーメンのスープだったからという話。

話があちこち飛ばずに分かりやすいと言えば分かりやすかったけど、冷静に考えてみると一日に何杯出るのか知らないが、相当の量のラーメンを買いだめしないといけないし、いつ何処で買い出しをしていたのか、何故誰にもバレなかったのかとか考えると結構無理くりな設定だったな(笑)

遠景で地上の小舟の舳先にミタゾノが乗り込んでいるのを映す遊び心とかは面白かったけど。

今のところ新人の霧島はクライアントにずけずけ物を言う子、位の特徴しか無いのだが、このまま放置なのかね。

脚本=山岡潤平 演出=小松隆志

  • << 255 「家政夫のミタゾノ」3話まで終了。 コロナ禍で6週休んで再開した。 航空会社社長宅に派遣されて行くと、毒親の小沢真珠にスポイルされ、男を作って家から出て行く事だけを考えている娘(恒松祐里)と、疎外感を埋める為に内緒でヴァーチャル美少女のYouTubeをやっている夫が居て、ミタゾノはいつもの様に娘を助けたり毒親を助けたりのマッチポンプで二人の関係を引っ掻き回し、本音をぶつけ合わせて新しい関係を作るお手伝い。 妊娠をしている娘は「父親が誰か分からない!」とぶちまけるとんでもお嬢様。 生まれた孫娘を可愛がる真珠には、早くも毒祖母の片鱗が垣間見えというオチに、同性脚本家の冷めた目線を感じてしまった。 小沢真珠を立たせる様な脚本と演出だったが、独特の真珠節を受けて言いなりだったお嬢様から、実は…という振り幅の大きい娘役を、恒松祐里が上手く演じていたなと思う。 今回は特に穴も無かったし面白かった。 で、伊野尾くんの演じている村田だけど、やっぱり要らないかな。 脚本=おかざきさとこ  演出=宝来忠昭

No.213 20/05/03 18:35
匿名 

>> 207 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」2話まで終了。 今回の「捨ててよ」の立候補者は、輪ゴム(臼田あ… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」3話まで終了。

今回はマネージャーとの会話から、安達さん自身が“初めてのガラケー”をバイバイ候補に決めて、夢の中でガラケー(加藤諒)が訪ねて来るという形態。

高校時代に初めてガラケーを持ったので、誰が来るか期待していたら加藤でがっかりというシチュエーションに笑う。

ガラケーは捨ててよとは言わず、流れが止まってしまうと質す安達さんに「ケータイは思い出ってジャンルの物」と、特別感を出して来る(笑)

確かに…だから中々処分が出来ない。
それは分かるけど、やっぱりこのドラマは「捨ててよ」って迫って来る話の方が面白いな。

夢の少女は、「安達さんと同じ年齢」だと主張し始めたので、もしかしたら安達さん本人という事なのかな。

演出=成瀬朋一

  • << 219 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」4話まで終了。 今回は遠い親戚の光代おばさんが、毎年贈ってくれる手作り品の内の一つ、大きな置時計(片桐はいり)がターゲット。ラインストーンと天然石で飾られた斬新なデザインと色味の時計で、片桐はいりがピッタリ(笑) 流石に捨てにくいと迷う安達さんに時計は言う。「光代おばさん、これを作って根を詰めたから具合が悪くなっちゃたの」 「ゆみちゃんから手紙とお礼が来る限り、止められないのよ」 決して趣味がいいとは思っていないし邪魔だけど、手作りだから簡単には捨てられない安達さんの葛藤が映像化されていて面白かった。 義理で返礼をすると「いやいやいや……そう?」とまた贈って来る儀礼的文化を気にしないと言うには、そこまで若くはない安達さんと、その心理を突いて詰めて来る少女の醒めた感じの対比も面白かった。 ※ずっと感じていたけど、少女役の川上凛子の滑舌があまり良くなく、台詞が聞き取れない事が多々有り少し残念。 演出=林雅貴

No.214 20/05/03 19:14
匿名 

>> 208 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」4話まで終了。 前回ラスト沙織を庇って車に飛ばされ、烏帽子だけを残… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」5話まで終了。

部屋が狭いので中将は詩織の友達でホストのカインの家に居候する事に。
分からないまま体験入店をするが、引ったくり犯からバッグを取り戻してあげた(蹴鞠トスには爆笑)女性が来店し大盤振る舞い、まろ(中将の源氏名)はその日のNo.1でラストソングを歌う事に。
歌と言えば勿論和歌(笑)

中将改め中ちゃんの着信音は鈴虫の鳴き声で、営業メールは愛の和歌。
新しい事も直ぐに受け入れ、何でもそつなくこなす中ちゃんが凄い。

沙織は純粋で手間の掛かる光に惹かれているが、妻帯者だと分かっているので思いを断ち切ろうとお見合いパーティーに参加。
「日常的にイケメンを見てるから、美の基準がおかしくなってる!」と気付く沙織(笑)

良い人そうな男性に出会うが、つい光と比べてしまう自分が許せなくなってしまう沙織。「光くんは綺麗だけど食べられない食品サンプルと同じだ…」

自分を醜い人間だと落ち込む沙織に「沙織殿は優しい人だ」と励ます光。
何だろう、この本質だけはきちっと押さえている光の人間性の美しさ。
やっぱりこんな男が側に居たら、いくら真面目に生きている人でも普通の男には行けないわあ。

演出=田中論


  • << 220 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」6話まで終了。 苦しんでいる沙織に何かをしてあげたい光。詩織のアドバイスを受けて悩みを聞いてあげようとするが、勿論、光が原因なんだから沙織に言える訳がない。 「私とて男、そなたの力になりたいのだ」(でもあくまでも恩人だから、なんだよなあ) 光をプッシュする詩織に、沙織は遂に光は光源氏、創作上の人物なのだと明かす。 「住む次元が違うの!」 そんな沙織達の前に現れる厚切りジェイソン(光がハワイで世話になったフィリップ)。 多元宇宙論、平行世界を研究していて光で実証したいらしい。沙織が「架空の人物」だと教えるが、彼らから見たらこっちが架空の人物かもしれないと言い出す。 久々に「JIN」を観たばかりだったから、パラレルワールドの事もすっと頭に入って来た。 フィリップが「京都に行って次元ジャンプをさせて、元の世界に戻してあげた方がいい」と言うので、一行は京都に行く事に。 どういうオチになるのか楽しみ。 ※千葉雄大の細か過ぎる、平安貴族の所作に基づく動きや表情、上手いなあと思う。 演出=小中和哉

No.215 20/05/05 21:13
匿名 

>> 196 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」(東海テレビ・ケイファクトリー)脚本=小松江里子 出演=羽田美智子、泉里香… 【シーズン枠外ドラマ】

〈オトナの土ドラ〉
「隕石家族」4話まで終了。

妻は直ぐに戻って来て、マザコン夫が母親に逆らう顛末が有って、夫とキャプテンは鉄オタ同士でネットで知り合い、何故か仲良くなり、それを知った次女と妻は夫が何か企んでいるのではと疑い、妻はキャプテンに「あれは私の夫です」と伝えて…という所迄来たのだが。

長女は中学時代に支えて貰った女教師に恋をし、夫は何とキャプテンに強く惹かれてというLGBTネタを振って来た。
それもこれも皆が「アレが来ればもう地球は終わりなんだから、自分の気持ちに素直に生きよう」とするからなのだが、予想はしていたけどどうやら彗星の軌道がズレたらしい(笑)

それよりも、どうやら娘二人とも実子ではないというネタまで入れて来た。
少し締まって来たかな?

演出=竹村謙太郎

  • << 228 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」6話まで終了。 夫は妻の初恋相手と知ってキャプテンに近付いたが、その魅力に取り付かれてしまった様だ。 皆が疎開先から戻りまた競争社会に戻った事で、次女は浪人、夫はリストラ、姑はまだらボケが始まり門倉家には暗雲が。 翔太は資産家のお坊っちゃまで、火星に疎開する予約をしているとか。話が壮大に(笑) そしてまたまた彗星は向きを変えて地球に向かって来ている。 パノラマに金を無心していたキャプテンは、遂に門倉家の居候に。 キャプテンの顔を見た姑は何故か初恋の人だと思い込み、それに上手に話を合わせるキャプテン。あっという間に居場所を作ってしまう人たらしキャプテン。 えっ、裏主役? 演出=トミー・チャン

No.216 20/05/05 21:39
匿名 

>> 209 【ここまでの短評】 「美食探偵 明智五郎」3話まで終了。 匿名のクチコミサイトのレビューに左右されて、レストランの予約をキャンセ… 【ここまでの短評】

「美食探偵 明智五郎」4話まで終了。

姑が煮物を大量に送り付けて来て、それを夫も好むから料理の腕が振るえず、溜め込んだ不満が爆発して夫を殺してしまう妻。

その前にマリアに相談していたので、死体の後始末にシェフが送り込まれて来る。

今回は描写もリアルでかなりグロかった。
武田真治に仲里依紗なんて、ちょっと狂気をやらせたらピカイチだもの。震えたわ。

苺はマリアとあの主婦が同一人物とは思っていないみたいで、ますます“マリアは何者?”と混乱している。

演出=菅原伸太郎


「行列の女神~らーめん才遊記~」3話まで終了。

美味しい物を作ればいいと思っているゆとりに芹沢は言う。「お客さんは自分で食べて選ぶ訳ではない。情報を食べてるの。お客さんは保守的なの」
自分の舌だけを信じて、美味しい物を探し歩く客なんてほんの一握りだろう。
その客相手の商売なんて、コンサルタントとしては話にならない。

昔の芹沢も、ゆとりと同じ考えだった時代が有ったらしい。
ゆとりの母親との因縁は、もっと有りそうな感じだな。

演出=池澤辰也


  • << 221 「美食探偵 明智五郎」5話まで終了。 食物アレルギー持ちの上遠野の娘・小春は、アレルギーと好き嫌いを混同して小春に厳しく当たる臨時教員?の言動のせいもあって、同級生からイジメを受けていた。 「死にたい」と投稿すると早速マリアが反応、そのサイトを開くとマリアが登場し、二人はスカイプで話をする。 りんご(志田未来)を給食室に潜り込ませ集団毒殺を狙うマリアに対し、明智は2号を仕込み、自主的に駆け付けた1号と共にすんでの所で阻止に成功する。 今時あんな教員は居ないし給食のアレルギー管理は厳しい。給食室に二人も部外者が居る事に誰も気付かないのもおかしい。閉じ込められるのが明白なのに、自ら用具室に止まりマリアとの会話を選ぶ明智。 あげつらえば諸々有ったけど、今回はどうやってマリアが闇を抱えた人物を一本釣りしているのかが描かれていたし、何を望んでいるのかの方向性も分かったから良しとしよう。 マリアは何者?については、潜在的なサイコパスだった主婦が、明智と出会った事で触発されて一気にサイコパス化した…と捉えておく事にしよう。 りんごとシェフが言われるがままに手伝っているのは、洗脳されているからという解釈でいいのかな? ※冒頭、ミラノに居たマリアは、初めて明智に勝ちを譲った(与えた?)と思ったら、遂に日本に、それも明智の直ぐ近くに戻って来ていた。直接対決も近い? 演出=本田繁勝
  • << 222 「行列の女神~らーめん才遊記~」4話まで終了。 無知・無計画・無鉄砲だけどやる気だけはある青年・相川(堀井新太)を使い、“ラオタ”で上からのウンチクが過ぎクライアントから断られた戸田と、料理の才能に頼り過ぎて平たい提案が出来ないゆとりに、芹沢が“コンサルの何たるか”を叩き込む展開で、今までで一番面白かった。 やると言った者を断るなんてコンサルタントとして失格、みんなみんな慎重で利口になったらウチが損する、一番効率良くコンサルタント料をむしり取れるのは、やる気だけはあるバカ等々、言葉は辛辣だけど思わず成る程と頷いてしまう位、明快な論理だった。 同時にそんな“ど素人”だからこそ起こしてしまうトラブルについては、損害金も後始末も全ての責任はコンサル側に有ると身を持って示すシーンも描いており、より説得力も増す展開で良かった。 まあ、海鮮居酒屋に何でラーメン用の調理器具やどんぶりが都合よく揃っているのか(時間経過的にベジポタの時は器具やどんぶりを揃える(発注する)時間と余裕は無かった筈)という、突っ込み所は有ったけど、それ以外は良かったし、何より成功を掴んだ芹沢の凄味がきっちりと描かれている事が良かったと思う。 演出=池澤辰也

No.217 20/05/07 18:27
匿名 

>> 210 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」4話まで終了。 山手線車内で一日過ごす依頼人が、声も含め… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」5話まで終了。

今回は深掘り依頼は無くて、予定外に早く帰宅したら妻の両親が居て、妻は夫が退職した事も無償で「レンタルさん」をしている事も内緒にしていたから、お互いの話が噛み合わず変な空気にという展開。

結局、嘘に耐えられない森山が事実を話し、「子供が居るんだぞ?」と貯金を切り崩した生活を続けている森山が理解出来ない義父との静かなバトルは有ったが、娘の説明と説得を受け入れた両親は、「(森山のやっている事は)意味が無い事ではないという事は分かった」と言って、穏やかに手を振り帰って行く。
この両親にあの娘有りって感じで、中々いい話だった。

対比として描かれたのは神林の親子関係。開業医の父と期待通りに医者の道に進んだ弟、恐らく期待されていただろうに進めなかたのか進まなかったのかで、父親にどこまでも冷たくあしらわれる神林。ドラマではよくあるパターンだけどね。
営業成績では課でずっとトップだというプライド、でも歯牙にもかけてくれない父。

レンタルさんきっかけで知らない者同士が集まった花見の席と知り、荒れ出す神林。
まりあの件も有ったから、逆恨みで絡んで行ったりするのかな。

脚本=本田隆朗 演出=草野翔吾

  • << 223 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」6話まで終了。 9ヵ月の子供を連れて外出し突然子供が泣き出すと周囲から白い目で見られるから、外出恐怖症になってしまったという新米ママ・麻衣(徳永えり)からの依頼で、閉店してしまう思い出のレストランに同行する話。 大荷物でベビーカーを畳みバスに乗る時に麻衣はベビーカーを倒してしまうが、レンタルさんは拾い上げようとはせずじっと見ている。こんなに「なんもしない」のを強調した演出は初めてだと思うが、何か気持ちがザラッとした。依頼の一環だからなんもしないという事ではなく、見ず知らずの人であっても隣に立っていたらベビーカーを拾い上げる位はするだろう事を、何故敢えてさせない演出にしたのか? その後、混むバスに人をかき分け麻衣を乗せてあげたり、子供をあやしたり、レストランの階段をベビーカーで昇る時は手伝ってあげて、「何もしないのも気まずい時が有ります」と、レンタルさんにわざわざ言わせたりしているのだが、そう、そういう優しい男だからこそ、冒頭のなんもしないシーンは有り得ないのではと引っ掛かってしまったのだ。 公共交通機関に乗る時に、一人だけは味方がいる(レンタルさんの事)と思うと心強く感じる、という麻衣の感想が心に響いた。都会は個人主義が過ぎる面は確かに有るからなあ。 脚本=竹川春菜 演出=棚澤孝義

No.218 20/05/09 10:51
匿名 

>> 211 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(BSテレ東・共同テレビ・製作委員会)脚本=本田隆朗 他 出演=栗山千明、白洲迅、野村修… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)2話まで終了。

ゲスト(被疑者)が前回のイケメンから金持ちの開業歯科医・福永(津田寛治=流石の演技力)に替わったが、楯岡のアプローチの仕方がほぼほぼ同じで、もう初回で分かっている方法だから若干やり過ぎなのが鼻に付いたが、取り調べモードに入ってからの展開(福永を追い詰めたのに反応が変化して、楯岡に迷いが出たり)は面白かったし、福永が騎士(ナイト)を気取ってクズDV元夫から守って(殺して)あげたつもりのシンマの歯科衛生士だが、実は付き合っている男がいて、それが元夫似の遊び人というオチも良かった。

次回はゲストが女優、それも堀内敬子なので、どうやって仕留めるのか楽しみ。

演出=山内大典

  • << 224 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)3話まで終了。 霊能者・手嶋(堀内敬子)が被害者の会の代表を名指しで3日後に死ぬと予言、本当に死んだ事から、警察は手嶋の取り調べを始める。 女性相手でも楯岡の“始めチャラチャラ手法”に変わりはなく、「いい男、私に合う男は何処にいる?」と問い掛け、ベラベラ喋らせてサインを読み取る筈がなだめ行動が無く、「手嶋は本当に見えているのか?自分の能力を信じているのか?」と、楯岡は混乱するが、辿り着いた結論は手嶋は妄想性障害で「見えていると信じている」という事。 どっちなのかギリギリのラインで成立させたのは、堀内敬子の持つキャラと演技力の賜物で、真犯人は被害者の会のメンバーで、自分の孫の腫瘍が小さくなったのは手嶋のおかげと信じている娘や孫の“希望の火”を絶やしたくなかったからという動機も含め、期待通りのいい仕上がりだった。 脚本=大浦光太 演出=根元和政

No.219 20/05/09 11:21
匿名 

>> 213 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」3話まで終了。 今回はマネージャーとの会話から、安達さん自身が… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」4話まで終了。

今回は遠い親戚の光代おばさんが、毎年贈ってくれる手作り品の内の一つ、大きな置時計(片桐はいり)がターゲット。ラインストーンと天然石で飾られた斬新なデザインと色味の時計で、片桐はいりがピッタリ(笑)

流石に捨てにくいと迷う安達さんに時計は言う。「光代おばさん、これを作って根を詰めたから具合が悪くなっちゃたの」
「ゆみちゃんから手紙とお礼が来る限り、止められないのよ」

決して趣味がいいとは思っていないし邪魔だけど、手作りだから簡単には捨てられない安達さんの葛藤が映像化されていて面白かった。
義理で返礼をすると「いやいやいや……そう?」とまた贈って来る儀礼的文化を気にしないと言うには、そこまで若くはない安達さんと、その心理を突いて詰めて来る少女の醒めた感じの対比も面白かった。

※ずっと感じていたけど、少女役の川上凛子の滑舌があまり良くなく、台詞が聞き取れない事が多々有り少し残念。

演出=林雅貴

  • << 226 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」5話まで終了。 今回はドラマ「家政婦はFBI」で共演中の後輩女優・梶原(梶原ひかり)に、「安達さんは何を聞いても当たり障りの無い事しか言ってくれない。本気でぶつかりたいのに…」と言われ、戸惑った安達さんがバイバイリストに『誰からも好かれたがる気持ち』と書き込み、その夜、夢に現れた何故か大きなソバージュヘアと派手な化粧の梶原に「子供の頃から回りの顔色を窺って生きてきたの。あんたみたいな自分を振りかざす人の回りで、どれだけの人が心を磨り減らしているか…。私は技術で演じてるの、分かったか、この頭でっかち」とぶちまけると、梶原がいつもの梶原に戻り「あれ?頭がちっちゃくなっちゃた」と安達さんがびっくりするという(笑)、ちょっと目先を変えた話で、安達祐実の本気の芝居も観られたし面白かった。 目覚めた安達さんは夢で言いたい事を言ったせいかやる気満々で、昨日バイバイリストに書いた事を消して撮影に出掛けて行く。 ※夢の中の少女が、一昔前のディレクタースタイルの定番、セーターを肩に掛けていて笑った。 演出=大九明子

No.220 20/05/12 23:00
匿名 

>> 214 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」5話まで終了。 部屋が狭いので中将は詩織の友達でホストのカインの家… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」6話まで終了。

苦しんでいる沙織に何かをしてあげたい光。詩織のアドバイスを受けて悩みを聞いてあげようとするが、勿論、光が原因なんだから沙織に言える訳がない。
「私とて男、そなたの力になりたいのだ」(でもあくまでも恩人だから、なんだよなあ)

光をプッシュする詩織に、沙織は遂に光は光源氏、創作上の人物なのだと明かす。
「住む次元が違うの!」

そんな沙織達の前に現れる厚切りジェイソン(光がハワイで世話になったフィリップ)。
多元宇宙論、平行世界を研究していて光で実証したいらしい。沙織が「架空の人物」だと教えるが、彼らから見たらこっちが架空の人物かもしれないと言い出す。
久々に「JIN」を観たばかりだったから、パラレルワールドの事もすっと頭に入って来た。

フィリップが「京都に行って次元ジャンプをさせて、元の世界に戻してあげた方がいい」と言うので、一行は京都に行く事に。
どういうオチになるのか楽しみ。

※千葉雄大の細か過ぎる、平安貴族の所作に基づく動きや表情、上手いなあと思う。

演出=小中和哉

  • << 227 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」7話まで終了。 フィリップの目論みは、源氏物語ミュージアムに二人を連れて行き、光が行く末を知ってショックを受けたら元の世界に戻れるかもしれないという物だった。 光の年表を見て、自分が添え物である事に気付き傷付く中将は、「私は私の物語を生きたい。今の世に残る。」と言う。 それに対し、大きな屋敷で女人達と幸せに暮らして行くと分かった光は帰る道を探すと言い、友のいない世は考えられないと中将に語り掛ける。 中将と違い考えがフワフワとしている光に、遂に沙織は禁断の言葉を投げ付けてしまう。「これだけは言っておく。源氏物語の中で貴方の愛した女の人は、誰一人幸せになんてなってないから!」 結局次元ジャンプは出来ず、東京に戻って来た一行。 方法を見付けた!と電話して来たフィリップは、その最中に敵に捕まった模様。 違う意味で各々大きく傷付いている中将と光。どういうラストにするのかな。 やっぱり次元ジャンプで戻って、ジャンプ中の記憶は失っているというのが一番安寧なのだが。 物語の人物だからなあ。 演出=小中和哉

No.221 20/05/14 12:14
匿名 

>> 216 【ここまでの短評】 「美食探偵 明智五郎」4話まで終了。 姑が煮物を大量に送り付けて来て、それを夫も好むから料理の腕が振るえず、… 「美食探偵 明智五郎」5話まで終了。

食物アレルギー持ちの上遠野の娘・小春は、アレルギーと好き嫌いを混同して小春に厳しく当たる臨時教員?の言動のせいもあって、同級生からイジメを受けていた。
「死にたい」と投稿すると早速マリアが反応、そのサイトを開くとマリアが登場し、二人はスカイプで話をする。

りんご(志田未来)を給食室に潜り込ませ集団毒殺を狙うマリアに対し、明智は2号を仕込み、自主的に駆け付けた1号と共にすんでの所で阻止に成功する。

今時あんな教員は居ないし給食のアレルギー管理は厳しい。給食室に二人も部外者が居る事に誰も気付かないのもおかしい。閉じ込められるのが明白なのに、自ら用具室に止まりマリアとの会話を選ぶ明智。
あげつらえば諸々有ったけど、今回はどうやってマリアが闇を抱えた人物を一本釣りしているのかが描かれていたし、何を望んでいるのかの方向性も分かったから良しとしよう。

マリアは何者?については、潜在的なサイコパスだった主婦が、明智と出会った事で触発されて一気にサイコパス化した…と捉えておく事にしよう。
りんごとシェフが言われるがままに手伝っているのは、洗脳されているからという解釈でいいのかな?

※冒頭、ミラノに居たマリアは、初めて明智に勝ちを譲った(与えた?)と思ったら、遂に日本に、それも明智の直ぐ近くに戻って来ていた。直接対決も近い?

演出=本田繁勝



  • << 229 「美食探偵 明智五郎」6話まで終了。 明智の見合いが料亭で行われ、それに乗じて明智をフグの毒で殺し、扇屋百貨店を乗っ取ろうとした伊達常務(小市慢太郎)。 その計画を事前にニースでキャッチしていたマリアはそれを乗っ取り、伊達の愛人で明智の見合い相手として伊達が仕込んだ女を殺してしまう。 料亭の調理場にはシェフ、中居にはりんごを仕込み、マリアも姿を見せていたので、途中まではマリアが仕掛けていると思わせておいて実は…という見せ方も上手かったし、小屋に捕らわれ火を放たれた明智を助け出す迄のマリアの圧倒的な存在感、炎の中で交わされる明智との会話とキスシーンの美しさも素晴らしかった。 助けに行くが足がすくんで中に入れず、二人のラブシーンを見せ付けられて敗北感に打ちのめされる苺。 その気持ちを泣きながら明智にぶつける、ソーシャルディスタンスを強調したラストシーンは、窮余の策だったのだろうが、黒基調に強烈なライト、浮かび上がる二人という画は中々の物だった。 ※見合いに遅れた明智の弟の代わりをさせられた苺のコスプレにひと笑い、弟到着で起きるドタバタ喜劇に大爆笑、理屈を凌駕した演出に拍手! 演出=水野格

No.222 20/05/14 12:52
匿名 

>> 216 【ここまでの短評】 「美食探偵 明智五郎」4話まで終了。 姑が煮物を大量に送り付けて来て、それを夫も好むから料理の腕が振るえず、… 「行列の女神~らーめん才遊記~」4話まで終了。

無知・無計画・無鉄砲だけどやる気だけはある青年・相川(堀井新太)を使い、“ラオタ”で上からのウンチクが過ぎクライアントから断られた戸田と、料理の才能に頼り過ぎて平たい提案が出来ないゆとりに、芹沢が“コンサルの何たるか”を叩き込む展開で、今までで一番面白かった。

やると言った者を断るなんてコンサルタントとして失格、みんなみんな慎重で利口になったらウチが損する、一番効率良くコンサルタント料をむしり取れるのは、やる気だけはあるバカ等々、言葉は辛辣だけど思わず成る程と頷いてしまう位、明快な論理だった。

同時にそんな“ど素人”だからこそ起こしてしまうトラブルについては、損害金も後始末も全ての責任はコンサル側に有ると身を持って示すシーンも描いており、より説得力も増す展開で良かった。

まあ、海鮮居酒屋に何でラーメン用の調理器具やどんぶりが都合よく揃っているのか(時間経過的にベジポタの時は器具やどんぶりを揃える(発注する)時間と余裕は無かった筈)という、突っ込み所は有ったけど、それ以外は良かったし、何より成功を掴んだ芹沢の凄味がきっちりと描かれている事が良かったと思う。

演出=池澤辰也

  • << 230 「行列の女神~らーめん才遊記~」5話まで終了。 今回はパターンを変えて、高齢化し後継者もいない事から廃業を考えている町の中華食堂を惜しむ有栖の仲介で、清流企画の面々が連れて来た候補者で各三日間のコンペを行い、後継者を決めるという話。 一人目は何でもそつなくこなすが、客の席案内に難が有り、二人目は調理の衛生面に無頓着、三人目は嘘つきで問題外、四人目は飛び入り参加で人当たりはいいが、二日目から店に来ず失格かと思いきや、実は外食界のカリスマ経営者だった人で、「そろそろ復帰したら?」とゆとりの母親・橋爪に声を掛けられ、参加を決めた超優良候補だった。 マーケティングや近所の根回しに残りの二日間を使っていたその鷹野(音尾琢真=太縁眼鏡を掛けると印象がガラッと変わり、最初音尾さんだと分からなかった)は、橋爪から正体を隠す様にアドバイスされ黙って参加したのだ。 人脈のないゆとりの為に候補者を用意する親心と、経営素人の後継者なら何かとコンサルが必要で稼げると目論んでいた芹沢の計画を粉砕するという、橋爪の一挙両得作戦に引っ掛かってしまい、ゆとりにこの件でのボーナスは無し!と憤慨する芹沢というオチまであって、見事な脚本だった。 どんどん面白くなって来ている。 演出=星護

No.223 20/05/16 17:33
匿名 

>> 217 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」5話まで終了。 今回は深掘り依頼は無くて、予定外に早く帰… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」6話まで終了。

9ヵ月の子供を連れて外出し突然子供が泣き出すと周囲から白い目で見られるから、外出恐怖症になってしまったという新米ママ・麻衣(徳永えり)からの依頼で、閉店してしまう思い出のレストランに同行する話。

大荷物でベビーカーを畳みバスに乗る時に麻衣はベビーカーを倒してしまうが、レンタルさんは拾い上げようとはせずじっと見ている。こんなに「なんもしない」のを強調した演出は初めてだと思うが、何か気持ちがザラッとした。依頼の一環だからなんもしないという事ではなく、見ず知らずの人であっても隣に立っていたらベビーカーを拾い上げる位はするだろう事を、何故敢えてさせない演出にしたのか?

その後、混むバスに人をかき分け麻衣を乗せてあげたり、子供をあやしたり、レストランの階段をベビーカーで昇る時は手伝ってあげて、「何もしないのも気まずい時が有ります」と、レンタルさんにわざわざ言わせたりしているのだが、そう、そういう優しい男だからこそ、冒頭のなんもしないシーンは有り得ないのではと引っ掛かってしまったのだ。

公共交通機関に乗る時に、一人だけは味方がいる(レンタルさんの事)と思うと心強く感じる、という麻衣の感想が心に響いた。都会は個人主義が過ぎる面は確かに有るからなあ。

脚本=竹川春菜 演出=棚澤孝義

  • << 231 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」7話まで終了。 葬式の生前予約に着いて来て欲しいという依頼。その場のノリで大槻(西岡徳馬)の息子・錬太にされてしまったレンタルさん。 大槻は元建設会社の支社長だったせいか、葬儀の格では見栄を張りたいが見積もりには厳しいというタイプで、生花を造花に出来ないかと聞く大槻に困った担当者が、息子さんは生花でお見送りしたいですよねと振ると、「参列する予定は有りません」とキッパリ(笑) 今までの人生は何をするにもカウントアップだったが、これからは終活に向けてのカウントダウンになるんだなという、73歳の大槻の言葉にはハッとさせられた。 仕事で大きなミスをした神林は、レンタルさんのツイに「そろそろ働けば」「妻は本当はどう思っているのか」等、批判的なコメを送り、木で鼻を括った様なコメ返しに腹を立てるも、次々に自分のツイがフォローされた事に気分が上がって行く。なるほど、そういう展開ね。 そしてレンタルさんには、いつも売り付けられているあの雑誌の編集部から取材の依頼が。 貯金が目減りして不安そうな妻の表情のインサートも有り、どうなって行くのか次も楽しみだ。 演出=棚澤孝義

No.224 20/05/17 14:22
匿名 

>> 218 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)2話まで終了。 ゲスト(被疑者)が前回のイケメンから金持ちの開業歯科… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)3話まで終了。

霊能者・手嶋(堀内敬子)が被害者の会の代表を名指しで3日後に死ぬと予言、本当に死んだ事から、警察は手嶋の取り調べを始める。

女性相手でも楯岡の“始めチャラチャラ手法”に変わりはなく、「いい男、私に合う男は何処にいる?」と問い掛け、ベラベラ喋らせてサインを読み取る筈がなだめ行動が無く、「手嶋は本当に見えているのか?自分の能力を信じているのか?」と、楯岡は混乱するが、辿り着いた結論は手嶋は妄想性障害で「見えていると信じている」という事。

どっちなのかギリギリのラインで成立させたのは、堀内敬子の持つキャラと演技力の賜物で、真犯人は被害者の会のメンバーで、自分の孫の腫瘍が小さくなったのは手嶋のおかげと信じている娘や孫の“希望の火”を絶やしたくなかったからという動機も含め、期待通りのいい仕上がりだった。

脚本=大浦光太 演出=根元和政


  • << 232 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)4話まで終了。 警察への恨みからトロイの木馬型ウイルスを完成させながら、アメリカのサーバーに保管したまま使う事はしなかった高山。 しかしウイルスはばら蒔かれ、状況証拠から逮捕された高山。 彼を助ける為に颯爽と現れたのが、西村和彦演じる人権派弁護士の松尾。 表情を読み取る楯岡と弁の立つ松尾の心理戦は面白く、何か嘘くさいんだけど楯岡を追い詰める松尾を西村和彦が憎々しげに演じていて、楯岡の逆転劇はいつ来るのかと期待が高まる話の運び方はお見事だった。 百戦錬磨の松尾が唐突に黒猫特定で話を始めたのはご都合主義に過ぎるなと思ったのと、松尾をそこまで掻き立てるには動機がちょっと弱いかなというのは残念ポイントとして有ったけど、そこまでの流れは面白かったから良しとしよう。 脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=根本和政

No.225 20/05/17 14:53
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈土曜ドラマ〉
「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」(NHK・PTS)脚本=田渕久美子 出演=波瑠、アーロン、井浦新、シャオ・ユーウェイ、大東駿介、リャン・ジェンチュン、アンナ・リー、寺脇康文、高橋長英 他

吉田修一の小説原作。初回23分拡大。(全3話)

台湾初の新幹線導入とそれに伴う人間模様を諸々描く日台合作ドラマ。

主人公の商社社員・多田春香(波瑠)のキャラが良く言えば捉え所の無い、悪く言えば中途半端で全然魅力的人物では無いので感情移入が出来ず、二番目に出番の多かった春香の先輩・安西(井浦)は、ずっと上滑りしているしで、中々ドラマに入り込むのは難しかった。

唯一、安西と絡むホステスのユキを演じた向こうの女優さん(シャオ)が、物凄く存在感の有る人で惹き付けられたのが収穫だった。

あと4Kで撮影された向こうの田舎の素朴な風景とかは流石に美しくて癒された。

“湾生”の話まで組み込んで全3話は、消化不良にはならないのかな?

演出=松浦善之助

  • << 234 【シーズン枠外ドラマ】 〈土曜ドラマ〉 「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」2話まで終了。 エリックに恋をしていると自覚しているのに私達は友達と言う春香。その言葉が自分の胸にも刺さっているのに。 それなのに繁之からの婚約指輪を受け取り、指にはめて貰う春香。 事なかれ主義の優柔不断というヒロインは魅力が無い。 エリックと一緒に台湾に帰って来た“湾生”の葉山。後の自分の妻を巡ってライバルになりそうだった現地人・中野に対し「二等国民」と思わず言ってしまった事が、ずっと心に澱の様に沈んでいて帰れなかった台湾。 その中野が案内してくれて、元の自宅の方向が分かると走り出す葉山、演じる長英さんの前のめりな走り方と、その背中を追い掛ける手持ちカメラが生み出す臨場感が素晴らしかった。 安西はユキが彼氏を弟だと偽っていた事に腹を立て、「お前はただの台湾人のホステスなんだよ!」と罵ってしまう。「二等国民」と口走った葉山と重なる寸法だ。 エリックは「好きな女性(ひと)とは友達にはなれない」と、もう会わないと春香に告げる。当然だよね。 ※新幹線の車体がパレードをするシーンの人々の高揚感、ああそうなんだろうなあって感じさせてくれるいいシーンだった。 演出=松浦善之助

No.226 20/05/18 18:31
匿名 

>> 219 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」4話まで終了。 今回は遠い親戚の光代おばさんが、毎年贈ってくれ… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」5話まで終了。

今回はドラマ「家政婦はFBI」で共演中の後輩女優・梶原(梶原ひかり)に、「安達さんは何を聞いても当たり障りの無い事しか言ってくれない。本気でぶつかりたいのに…」と言われ、戸惑った安達さんがバイバイリストに『誰からも好かれたがる気持ち』と書き込み、その夜、夢に現れた何故か大きなソバージュヘアと派手な化粧の梶原に「子供の頃から回りの顔色を窺って生きてきたの。あんたみたいな自分を振りかざす人の回りで、どれだけの人が心を磨り減らしているか…。私は技術で演じてるの、分かったか、この頭でっかち」とぶちまけると、梶原がいつもの梶原に戻り「あれ?頭がちっちゃくなっちゃた」と安達さんがびっくりするという(笑)、ちょっと目先を変えた話で、安達祐実の本気の芝居も観られたし面白かった。

目覚めた安達さんは夢で言いたい事を言ったせいかやる気満々で、昨日バイバイリストに書いた事を消して撮影に出掛けて行く。

※夢の中の少女が、一昔前のディレクタースタイルの定番、セーターを肩に掛けていて笑った。

演出=大九明子

  • << 233 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」6話まで終了。 今回は別れた最初の夫から貰った婚約指輪を捨てるかどうかの話。 指輪(渡辺大知)がグレーのタキシードで現れ、少女は何故かブラックのタキシードで迎える(前回からコスプレ週間?その前の事は覚えてはいないのだが)というカオスな中、 指輪「二人の思い出の海に捨てて下さい」 少女「あんた、自分がいくらすると思ってるの?」 しばらく考えた末に 指輪「えっ!?売るの?」 安達「当たり前でしょ!海に捨てるなんてドラマ観すぎでしょ!」 のやり取りが笑えた。 思い出の海岸で指輪を渡された記憶が甦り「楽しかったね、ありがとう」と本人ではないけど渡辺が演じる元夫に感謝を告げる安達さんと、深く頷く少女(笑) 捨てずに持ち帰った指輪が…無い! ケースの横には「お風呂で指輪を着けていたら落として排水口に流れてしまい、ごめんなさい」という娘の手紙が。 排水口と海は繋がっているから…と自分を納得させる安達さん。 でも本当は…娘はちゃっかり隠し持っていたというオチ。安達さんが思っているより、娘の精神年齢は高かったというオチ。 今は綺麗に収まったと納得している安達さんが、真実を知るのはいつ? 演出=大九明子

No.227 20/05/18 19:10
匿名 

>> 220 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」6話まで終了。 苦しんでいる沙織に何かをしてあげたい光。詩織のアド… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」7話まで終了。

フィリップの目論みは、源氏物語ミュージアムに二人を連れて行き、光が行く末を知ってショックを受けたら元の世界に戻れるかもしれないという物だった。

光の年表を見て、自分が添え物である事に気付き傷付く中将は、「私は私の物語を生きたい。今の世に残る。」と言う。
それに対し、大きな屋敷で女人達と幸せに暮らして行くと分かった光は帰る道を探すと言い、友のいない世は考えられないと中将に語り掛ける。

中将と違い考えがフワフワとしている光に、遂に沙織は禁断の言葉を投げ付けてしまう。「これだけは言っておく。源氏物語の中で貴方の愛した女の人は、誰一人幸せになんてなってないから!」

結局次元ジャンプは出来ず、東京に戻って来た一行。
方法を見付けた!と電話して来たフィリップは、その最中に敵に捕まった模様。

違う意味で各々大きく傷付いている中将と光。どういうラストにするのかな。
やっぱり次元ジャンプで戻って、ジャンプ中の記憶は失っているというのが一番安寧なのだが。
物語の人物だからなあ。

演出=小中和哉


  • << 235 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」全8話終了。 ギクシャクする沙織との仲を何とかしたくて中将に相談する光。 「それは贈り物だろう」と即答する中将。 「女人の言う事は心の裏返し。瞳を見なさい、瞳に嘘は書けない」伊達にモテているだけの男とは違うのだ。 カイトに教わりモンブランを作る光。 抹茶ケーキを買って帰る沙織。 思いは同じだった二人は仲直り。それに乗じて「そなたと暮らしたい」と思いを打ち明ける光に、沙織は「ごめん、無理、暮らせません」と、キッパリ。本当は好きで一緒に居たいけど、光の幸せは源氏物語の世界に帰る事と信じている沙織。 中将に言われた通りに沙織の瞳を覗き込むが、本心を読み取れない光は「私の居場所はここには無いのだな?」「うん」「あい、分かった」この時の千葉雄大の表情、可愛かったあ。 光の身に危険が迫った時に、脳内に浮かんだ大切な場所にジャンプする様だと分かり、ハワイに飛んだ場所でフィリップの車に轢かれる振りをして、助けに来た光を見事に次元ジャンプさせた沙織。 半年後、光が見たいと言っていた花火大会。一人で見る沙織の横に突然現れた光! いつの間にか大切な人が沙織に、場所がここになっていたのだなというオチ。 半年間どこに?中将は?という謎は残ったが、まあ納得のラストで良かった。 あと休みなく最終回まで観られた事に感謝。 演出=小中和哉

No.228 20/05/19 21:44
匿名 

>> 215 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」4話まで終了。 妻は直ぐに戻って来て、マザコン夫が母親に逆らう顛末が有… 【シーズン枠外ドラマ】

〈オトナの土ドラ〉
「隕石家族」6話まで終了。

夫は妻の初恋相手と知ってキャプテンに近付いたが、その魅力に取り付かれてしまった様だ。

皆が疎開先から戻りまた競争社会に戻った事で、次女は浪人、夫はリストラ、姑はまだらボケが始まり門倉家には暗雲が。

翔太は資産家のお坊っちゃまで、火星に疎開する予約をしているとか。話が壮大に(笑)

そしてまたまた彗星は向きを変えて地球に向かって来ている。

パノラマに金を無心していたキャプテンは、遂に門倉家の居候に。
キャプテンの顔を見た姑は何故か初恋の人だと思い込み、それに上手に話を合わせるキャプテン。あっという間に居場所を作ってしまう人たらしキャプテン。

えっ、裏主役?

演出=トミー・チャン



  • << 236 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」7話まで終了。 キャンピングカーを売ったお金で高級腕時計を買ってしまい、和彦に借りたお金を少ししか返そうとしないキャプテン。 事情を知った久美子はちょっと幻滅。 人たらしで格好いいんだけど、夢を追い掛けちゃうタイプなのかな? 翔太か家族かの選択に悩む結月の背中を押す為に、4人は本当の事(結月は久美子の亡くなった姉の子で、シンマだったから久美子が1歳の結月を引き取った)を話そうと決めるが、誰が話すか中々決められない間に、立ち聞きをしていたキャプテンが結月に話してしまう。 何だコイツって思ったけど、誰も言えなさそうだったから僕が言ったというのを聞いて、そういう優しさも有りなのかなとは思った。 キャプテンは船旅をすると言って高級腕時計を置いて出て行った。(お金持ってるじゃん!) 結月は体力不足で宇宙には行けず翔太と出戻り。また一家5人+翔太の生活が始まると思いきや、和彦が逮捕されてしまう。 退職金が貰えず、リストラされた会社のマッサージ椅子を勝手に転売してしまったのだ。 社長達が逃げちゃった設定だから、現物支給の許可も取れないんだろうし。 でも予告では家に帰っていた様な…。 演出=千葉行利

No.229 20/05/19 22:32
匿名 

>> 221 「美食探偵 明智五郎」5話まで終了。 食物アレルギー持ちの上遠野の娘・小春は、アレルギーと好き嫌いを混同して小春に厳しく当たる臨時教員… 「美食探偵 明智五郎」6話まで終了。

明智の見合いが料亭で行われ、それに乗じて明智をフグの毒で殺し、扇屋百貨店を乗っ取ろうとした伊達常務(小市慢太郎)。
その計画を事前にニースでキャッチしていたマリアはそれを乗っ取り、伊達の愛人で明智の見合い相手として伊達が仕込んだ女を殺してしまう。

料亭の調理場にはシェフ、中居にはりんごを仕込み、マリアも姿を見せていたので、途中まではマリアが仕掛けていると思わせておいて実は…という見せ方も上手かったし、小屋に捕らわれ火を放たれた明智を助け出す迄のマリアの圧倒的な存在感、炎の中で交わされる明智との会話とキスシーンの美しさも素晴らしかった。

助けに行くが足がすくんで中に入れず、二人のラブシーンを見せ付けられて敗北感に打ちのめされる苺。
その気持ちを泣きながら明智にぶつける、ソーシャルディスタンスを強調したラストシーンは、窮余の策だったのだろうが、黒基調に強烈なライト、浮かび上がる二人という画は中々の物だった。

※見合いに遅れた明智の弟の代わりをさせられた苺のコスプレにひと笑い、弟到着で起きるドタバタ喜劇に大爆笑、理屈を凌駕した演出に拍手!

演出=水野格

  • << 251 「美食探偵 明智五郎」7話まで終了。 3週休止で再開に漕ぎ着けた。(因みにその間は、Huluで配信済みのチェーンストーリーと本編の一部を組み合わせた特別編を放送。りんご、シェフ、れいぞう子の裏ストーリーと、明智の少年時代の美食の起源が分かるという、中々分厚い内容で良かった) 今回は苺の同級生地下アイドル・ココが、オタからストーカーに転じた男に狙われている為、明智にボディーガードを頼み、グループ3人丸ごと明智の事務所に居候するという展開。 明智に対して只のココの付添人に徹しようとする苺だが、明智の「大切な料理人を失う訳にはいかない」という言葉に、一発で落ちた苺が可愛かった。(明智に感情がコロコロ動く苺を小芝風花が上手く演じていて、その表情の変化を観るのも楽しみの一つ) 明智の事務所が見えるビルの屋上に陣取るマリアは、SNSで網を張りそれにココが引っ掛かる。 ここまではいいとして、ココが一人で出て行った時に、何で明智は放置したの?推理力が売りの明智にしては凡ミスもいいとこでしょ。このご都合主義はちょっと頂けなかったな。 ※オタがライブでカラーマスクをしていた。3密グッズなのか?(笑) ※地下アイドルが親バレしちゃうから警察には言わないで!何か有りそうな話でちょっと怖い。 ※れいぞう子は死んでいない設定。ダストシュートのカラクリ、どこかで説明してよ! 演出=菅原伸太郎

No.230 20/05/21 10:29
匿名 

>> 222 「行列の女神~らーめん才遊記~」4話まで終了。 無知・無計画・無鉄砲だけどやる気だけはある青年・相川(堀井新太)を使い、“ラオタ”で上… 「行列の女神~らーめん才遊記~」5話まで終了。

今回はパターンを変えて、高齢化し後継者もいない事から廃業を考えている町の中華食堂を惜しむ有栖の仲介で、清流企画の面々が連れて来た候補者で各三日間のコンペを行い、後継者を決めるという話。

一人目は何でもそつなくこなすが、客の席案内に難が有り、二人目は調理の衛生面に無頓着、三人目は嘘つきで問題外、四人目は飛び入り参加で人当たりはいいが、二日目から店に来ず失格かと思いきや、実は外食界のカリスマ経営者だった人で、「そろそろ復帰したら?」とゆとりの母親・橋爪に声を掛けられ、参加を決めた超優良候補だった。
マーケティングや近所の根回しに残りの二日間を使っていたその鷹野(音尾琢真=太縁眼鏡を掛けると印象がガラッと変わり、最初音尾さんだと分からなかった)は、橋爪から正体を隠す様にアドバイスされ黙って参加したのだ。

人脈のないゆとりの為に候補者を用意する親心と、経営素人の後継者なら何かとコンサルが必要で稼げると目論んでいた芹沢の計画を粉砕するという、橋爪の一挙両得作戦に引っ掛かってしまい、ゆとりにこの件でのボーナスは無し!と憤慨する芹沢というオチまであって、見事な脚本だった。
どんどん面白くなって来ている。

演出=星護

  • << 237 「行列の女神~らーめん才遊記~」6話まで終了。 今回はリサーチ能力に自信を持つ白坂の弱点と、能力は有るが上から目線で決め付けてしまう欠点を持つ難波倫子を重ね合わせ、二人まとめて至らない点を指導してしまうという力業を見せる芹沢。 業界最大手チェーンの新店舗限定メニューの開発を、コンペで倫子と争う事になったゆとり。学生街の店舗なのでボリュームがテーマ。 ラーメンライスからヒントを得たゆとりは、ライスを魚介の出汁で炊き、揚げてオコゲにしてラーメンの上に乗せるメニューを作る。動物系のスープに魚介の出汁が溶け出し途中で味変が楽しめるアイディア(美味しそうで食べたくなった!)。 倫子のはでっかい鶏の唐揚げが一枚ドーンと乗ってるだけのインパクト重視ラーメン。 若者は繊細な味なんか分からないと決め付ける倫子に、芹沢は「お客をなめてしまう落とし穴にはまってる」とダメ出し。 倫子の所の社長も居たのにお構い無しの説教。(あの社長、大丈夫なのか?) その説教を聞いていた白坂も自分の傲りと至ら無さに気付き、コンサルタントとして一歩成長するというオチ。 河上はクライアントのアフターケアに回っているという寸法なのね。 さてそろそろ芹沢の過去話が出て来てもいい頃かな? 演出=池澤辰也

No.231 20/05/21 10:52
匿名 

>> 223 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」6話まで終了。 9ヵ月の子供を連れて外出し突然子供が泣き… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」7話まで終了。

葬式の生前予約に着いて来て欲しいという依頼。その場のノリで大槻(西岡徳馬)の息子・錬太にされてしまったレンタルさん。
大槻は元建設会社の支社長だったせいか、葬儀の格では見栄を張りたいが見積もりには厳しいというタイプで、生花を造花に出来ないかと聞く大槻に困った担当者が、息子さんは生花でお見送りしたいですよねと振ると、「参列する予定は有りません」とキッパリ(笑)

今までの人生は何をするにもカウントアップだったが、これからは終活に向けてのカウントダウンになるんだなという、73歳の大槻の言葉にはハッとさせられた。

仕事で大きなミスをした神林は、レンタルさんのツイに「そろそろ働けば」「妻は本当はどう思っているのか」等、批判的なコメを送り、木で鼻を括った様なコメ返しに腹を立てるも、次々に自分のツイがフォローされた事に気分が上がって行く。なるほど、そういう展開ね。

そしてレンタルさんには、いつも売り付けられているあの雑誌の編集部から取材の依頼が。
貯金が目減りして不安そうな妻の表情のインサートも有り、どうなって行くのか次も楽しみだ。

演出=棚澤孝義

  • << 238 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」8話まで終了。 マッチングアプリで出会った女性に告白したが、3週間もスルーされている瀬戸(松尾諭=好演)からの依頼で、彼女とのデートを一緒に辿り何がいけなかったのかを探るという話。 瀬戸は都度、レンタルさんに意見を求めたり質問したりするが、考えはするが「分かりません」「覚えていません」の連発で、結局瀬戸自身が自分の出した答えに納得して行くという流れが面白かった。 途中、スルーしていた女からの返事が入り、「優しさに惹かれて真剣に考えましたが…」だけ瀬戸が読んで、その後は伏せたまま「振られました」の結論を言うという演出だったが、その後の瀬戸の「長く付き合っていた彼女に優しいけど物足りない、結婚までは考えられないと言われた事がある」という思い出話で帳尻を合わせていて中々良かった。 まりあに恋人が出来て完全に振られた神林は、再びレンタルさんを「妻を放置して」と攻撃するツイートをして、直ぐに“いいね!”の反応が有る事に酔いしれる。この男、危険に付き…。 ※遂にこのドラマも撮影ストック分が底を尽き、次回分から放送が延期となってしまった。残念⤵️ 演出=棚澤孝義

No.232 20/05/23 23:06
匿名 

>> 224 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)3話まで終了。 霊能者・手嶋(堀内敬子)が被害者の会の代表を名指しで… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)4話まで終了。

警察への恨みからトロイの木馬型ウイルスを完成させながら、アメリカのサーバーに保管したまま使う事はしなかった高山。
しかしウイルスはばら蒔かれ、状況証拠から逮捕された高山。

彼を助ける為に颯爽と現れたのが、西村和彦演じる人権派弁護士の松尾。
表情を読み取る楯岡と弁の立つ松尾の心理戦は面白く、何か嘘くさいんだけど楯岡を追い詰める松尾を西村和彦が憎々しげに演じていて、楯岡の逆転劇はいつ来るのかと期待が高まる話の運び方はお見事だった。

百戦錬磨の松尾が唐突に黒猫特定で話を始めたのはご都合主義に過ぎるなと思ったのと、松尾をそこまで掻き立てるには動機がちょっと弱いかなというのは残念ポイントとして有ったけど、そこまでの流れは面白かったから良しとしよう。

脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=根本和政

  • << 239 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)5話まで終了。 今回は全国トップクラスの私立高校に爆発予告があり、それでも学園祭が強行されるとゴミ置き場で爆発が起き、担当の教諭と見回りの警官が怪我をするが、理事長は知らぬ存ぜぬを押し通し、捜査をする中で浮上した容疑者、学園一の秀才・東村(望月歩=冷静からの動揺、からの爆発と感情の起伏を好演)と楯岡の心理戦で魅せるという話。 自殺したLGBTの交際相手・真岡の遺書に楯岡が付け加えて読んでいるのは、東村の表情で読めたし、西野がトイレに置き忘れた腕時計を強調していたので、時計に細工をしていたのも分かっていたが、筒井の「バレたら終わりだぞ」は遺書の捏造の事かと思っていたら、もっと時間トリックの仕掛けで秀才ならではの傲りの部分を突っついた作戦で、2個目の爆弾の爆発を阻止するという面白い脚本だった。 望月歩は王道の主役路線では無いが、あの若さで完全に自分のポジションを確立していて、しかも引き合いの多そうなカメレオン演技力、大したもんだ。 演出=山内大典

No.233 20/05/24 14:43
匿名 

>> 226 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」5話まで終了。 今回はドラマ「家政婦はFBI」で共演中の後輩女… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」6話まで終了。

今回は別れた最初の夫から貰った婚約指輪を捨てるかどうかの話。

指輪(渡辺大知)がグレーのタキシードで現れ、少女は何故かブラックのタキシードで迎える(前回からコスプレ週間?その前の事は覚えてはいないのだが)というカオスな中、
指輪「二人の思い出の海に捨てて下さい」
少女「あんた、自分がいくらすると思ってるの?」
しばらく考えた末に
指輪「えっ!?売るの?」
安達「当たり前でしょ!海に捨てるなんてドラマ観すぎでしょ!」
のやり取りが笑えた。

思い出の海岸で指輪を渡された記憶が甦り「楽しかったね、ありがとう」と本人ではないけど渡辺が演じる元夫に感謝を告げる安達さんと、深く頷く少女(笑)

捨てずに持ち帰った指輪が…無い!
ケースの横には「お風呂で指輪を着けていたら落として排水口に流れてしまい、ごめんなさい」という娘の手紙が。
排水口と海は繋がっているから…と自分を納得させる安達さん。

でも本当は…娘はちゃっかり隠し持っていたというオチ。安達さんが思っているより、娘の精神年齢は高かったというオチ。
今は綺麗に収まったと納得している安達さんが、真実を知るのはいつ?

演出=大九明子

  • << 240 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」7話まで終了。 マネージャーから「今度は本なんかどうてですか?」と言われた安達さん、何冊か候補を持ってベッドに入ると、何故か結い上げ着物姿の少女(コスプレの意味(笑))がみかんを爆食い、そこにヨウコ(松本まりか)とミヤ(徳永えり子)が現れ、その名前から小池真理子の著書「狂王の庭」だと気付く安達さん。 単行本のヨウコが「文庫とは格が違うの、格が!」と言い放つと、文庫本のミヤは「デッカイ図体して笑わせないで」と言い返す。 と、電子書籍の可愛い女の子が出て来て、二人は「無敵ね」「負けたわ」とあっさり降参、女の子に嫉妬したのか少女が「デリート、デリート」と荒ぶっていて爆笑。 冒頭とラストで、仲良くなった梶原との撮影現場のシーンに時間を割いた為に、夢パートの時間が削られ、折角の松本まりかと徳永えり子なのにバトルシーンが少なくて残念だった。 本は「私の方が持ち歩きに便利」と言っていたミヤの文庫本が撮影現場に持参され、「読みたい」と言った梶原の手に無事に渡った。 演出=成瀬朋一

No.234 20/05/24 15:12
匿名 

>> 225 【シーズン枠外ドラマ】 〈土曜ドラマ〉 「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」(NHK・PTS)脚本=田渕久美子 出演=波瑠、アーロン、… 【シーズン枠外ドラマ】

〈土曜ドラマ〉
「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」2話まで終了。

エリックに恋をしていると自覚しているのに私達は友達と言う春香。その言葉が自分の胸にも刺さっているのに。
それなのに繁之からの婚約指輪を受け取り、指にはめて貰う春香。
事なかれ主義の優柔不断というヒロインは魅力が無い。

エリックと一緒に台湾に帰って来た“湾生”の葉山。後の自分の妻を巡ってライバルになりそうだった現地人・中野に対し「二等国民」と思わず言ってしまった事が、ずっと心に澱の様に沈んでいて帰れなかった台湾。
その中野が案内してくれて、元の自宅の方向が分かると走り出す葉山、演じる長英さんの前のめりな走り方と、その背中を追い掛ける手持ちカメラが生み出す臨場感が素晴らしかった。

安西はユキが彼氏を弟だと偽っていた事に腹を立て、「お前はただの台湾人のホステスなんだよ!」と罵ってしまう。「二等国民」と口走った葉山と重なる寸法だ。

エリックは「好きな女性(ひと)とは友達にはなれない」と、もう会わないと春香に告げる。当然だよね。

※新幹線の車体がパレードをするシーンの人々の高揚感、ああそうなんだろうなあって感じさせてくれるいいシーンだった。

演出=松浦善之助

  • << 241 【シーズン枠外ドラマ】 〈土曜ドラマ〉 「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」全3話終了。 最終回10分拡大。 うーん何だろう、全3話なのにあちこち話を広げ過ぎて、結局どれも上っ面を撫でただけみたいな、中身の無いドラマになってしまった。 それでも主人公に魅力が有れば、話に入り込む事は出来たと思うのだが、まあ繁之を振るのに7年も掛けるいい子ぶりっこ、裏を返せば自己チュー女。繁之もずっと春香を疑っていて、最初から最後まで恋人同士という感じはしなかった二人。 春香はいつの間にか中国語もマスターしてトリリンガルになっていたけど、具体的に何の仕事をしていたのかも不明だし、全く出来る女には見えなかった。 ケビンはやっぱりユキの本当の弟だと分かり、ユキに会いに行く安西。体を半分に折って謝り立ち去ろうとする安西に背中から抱き付くユキ。このシーンは良かったけど後は放置。 ラスト、商社を辞めて台湾に残る事にした春香とエリックは再会、「運命なんだ」と言い合って新幹線の中で手を握り合うが、その先の事は放置。 中身が有ってきっちり描けていたのは、湾生・葉山と現地人・中野の関係だけだった気がする。 映像の美しさと、台湾人の誇りを背負った出来る男・王さんの格好良さだけが救いだったな。 演出=松浦善之助

No.235 20/05/24 16:23
匿名 

>> 227 【シーズン枠外ドラマ】 〈よるドラ〉 「いいね!光源氏くん」7話まで終了。 フィリップの目論みは、源氏物語ミュージアムに二人を… 【シーズン枠外ドラマ】

〈よるドラ〉
「いいね!光源氏くん」全8話終了。

ギクシャクする沙織との仲を何とかしたくて中将に相談する光。
「それは贈り物だろう」と即答する中将。
「女人の言う事は心の裏返し。瞳を見なさい、瞳に嘘は書けない」伊達にモテているだけの男とは違うのだ。

カイトに教わりモンブランを作る光。
抹茶ケーキを買って帰る沙織。
思いは同じだった二人は仲直り。それに乗じて「そなたと暮らしたい」と思いを打ち明ける光に、沙織は「ごめん、無理、暮らせません」と、キッパリ。本当は好きで一緒に居たいけど、光の幸せは源氏物語の世界に帰る事と信じている沙織。
中将に言われた通りに沙織の瞳を覗き込むが、本心を読み取れない光は「私の居場所はここには無いのだな?」「うん」「あい、分かった」この時の千葉雄大の表情、可愛かったあ。

光の身に危険が迫った時に、脳内に浮かんだ大切な場所にジャンプする様だと分かり、ハワイに飛んだ場所でフィリップの車に轢かれる振りをして、助けに来た光を見事に次元ジャンプさせた沙織。

半年後、光が見たいと言っていた花火大会。一人で見る沙織の横に突然現れた光!
いつの間にか大切な人が沙織に、場所がここになっていたのだなというオチ。
半年間どこに?中将は?という謎は残ったが、まあ納得のラストで良かった。
あと休みなく最終回まで観られた事に感謝。

演出=小中和哉

No.236 20/05/29 16:02
匿名 

>> 228 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」6話まで終了。 夫は妻の初恋相手と知ってキャプテンに近付いたが、その魅… 【シーズン枠外ドラマ】

〈オトナの土ドラ〉
「隕石家族」7話まで終了。

キャンピングカーを売ったお金で高級腕時計を買ってしまい、和彦に借りたお金を少ししか返そうとしないキャプテン。
事情を知った久美子はちょっと幻滅。
人たらしで格好いいんだけど、夢を追い掛けちゃうタイプなのかな?

翔太か家族かの選択に悩む結月の背中を押す為に、4人は本当の事(結月は久美子の亡くなった姉の子で、シンマだったから久美子が1歳の結月を引き取った)を話そうと決めるが、誰が話すか中々決められない間に、立ち聞きをしていたキャプテンが結月に話してしまう。
何だコイツって思ったけど、誰も言えなさそうだったから僕が言ったというのを聞いて、そういう優しさも有りなのかなとは思った。

キャプテンは船旅をすると言って高級腕時計を置いて出て行った。(お金持ってるじゃん!)

結月は体力不足で宇宙には行けず翔太と出戻り。また一家5人+翔太の生活が始まると思いきや、和彦が逮捕されてしまう。
退職金が貰えず、リストラされた会社のマッサージ椅子を勝手に転売してしまったのだ。
社長達が逃げちゃった設定だから、現物支給の許可も取れないんだろうし。
でも予告では家に帰っていた様な…。

演出=千葉行利


  • << 242 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」全8話終了。 マッサージチェアを転売していたのは和彦だはなくて、元部下のあのマッシュルーム頭。和彦は分かっていたが、元上司として自分から警察に売る事は出来なかったから、黙秘を貫いていた。 家族の評価は下がったり上がったり大忙し。 結月と翔太は結婚する事になり、彗星衝突の当日に自宅で手作りの式を挙げる。 そして最後の晩餐からの人生ゲームで笑い合い、ゲーム中に微笑みながら寝てしまう祖母。 演じる松原さんのキャラも有るけど、最後にまだらボケの設定にした事で、地球最後の悲愴感を打ち消し、何なら最後まで家族を和ませる存在になるという、上手い演出だった。 もうすぐ衝突の午前零時を前に、一家は手を繋いで輪になる。そのまま時が過ぎるのかと思いきや、和彦はトイレ!久美子はガスの元栓!美咲はスマホで写真撮りたい!と言い出し手を放す。その瞬間窓の外には閃光が走り画面はストップ。 地球の画に久美子のナレーションで終了。 なんだけどCM明けにもう一つのラストとか言って付け足しが。 えーっ!?本編の閃光は小さめの隕石だった、巨大彗星は逸れたけどまた向きを変えて地球に向かって来るってオチなの? 何か紛らわしい。結論を視聴者に預けるなら本編だけで終わらせて欲しかったな。 中弛みは有ったけど、まあまあ楽しめたから良しとするか。 演出=千葉行利

No.237 20/05/29 16:44
匿名 

>> 230 「行列の女神~らーめん才遊記~」5話まで終了。 今回はパターンを変えて、高齢化し後継者もいない事から廃業を考えている町の中華食堂を惜し… 「行列の女神~らーめん才遊記~」6話まで終了。

今回はリサーチ能力に自信を持つ白坂の弱点と、能力は有るが上から目線で決め付けてしまう欠点を持つ難波倫子を重ね合わせ、二人まとめて至らない点を指導してしまうという力業を見せる芹沢。

業界最大手チェーンの新店舗限定メニューの開発を、コンペで倫子と争う事になったゆとり。学生街の店舗なのでボリュームがテーマ。
ラーメンライスからヒントを得たゆとりは、ライスを魚介の出汁で炊き、揚げてオコゲにしてラーメンの上に乗せるメニューを作る。動物系のスープに魚介の出汁が溶け出し途中で味変が楽しめるアイディア(美味しそうで食べたくなった!)。
倫子のはでっかい鶏の唐揚げが一枚ドーンと乗ってるだけのインパクト重視ラーメン。
若者は繊細な味なんか分からないと決め付ける倫子に、芹沢は「お客をなめてしまう落とし穴にはまってる」とダメ出し。
倫子の所の社長も居たのにお構い無しの説教。(あの社長、大丈夫なのか?)

その説教を聞いていた白坂も自分の傲りと至ら無さに気付き、コンサルタントとして一歩成長するというオチ。
河上はクライアントのアフターケアに回っているという寸法なのね。

さてそろそろ芹沢の過去話が出て来てもいい頃かな?

演出=池澤辰也

  • << 243 「行列の女神~らーめん才遊記~」7話まで終了。 今回は月替わり新作を任された夏川の苦闘、ラーメン界のカリスマ中原から、ラーメン博物館に出した新店舗のコンサルを依頼された芹沢が、ゆとりを担当にした件、そして清流企画の守護神・河上部長の意外な過去話をそれぞれきちんと描いて、最後に芹沢の苦闘時代も描き、そこから今までに得た教訓を修行時代の先輩でもある中原にぶつけ、目覚めた中原が全力でそれに応えるという盛り沢山の内容を、実に上手くまとめていた脚本家にアッパレを差し上げたい。 中原、芹沢、河上はかつて同じ店で修行してそれぞれに独立後、中原はカリスマに、芹沢は女性差別、味の挫折からの成功、河上は3年で店を潰しその後、成功した芹沢から誘われて今に至るという過去がそれぞれに有った。 昼行灯の様な河上の背景が分かって、何故彼が守護神の役割を担当しているのか納得。 次回が最終回。フードサミットの委員長代打に請われて就任した橋爪は、ラーメン排除を条件にする。(毎年やっている?みたいだから、ラーメン排除なんて客が許さんだろうが) 岡本健一が芹沢に恨みを抱いている様な役なのかな? さあ、どうまとめるのか楽しみだ。 演出=吉川厚志

No.238 20/05/30 11:37
匿名 

>> 231 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」7話まで終了。 葬式の生前予約に着いて来て欲しいという依… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「レンタルなんもしない人」8話まで終了。

マッチングアプリで出会った女性に告白したが、3週間もスルーされている瀬戸(松尾諭=好演)からの依頼で、彼女とのデートを一緒に辿り何がいけなかったのかを探るという話。
瀬戸は都度、レンタルさんに意見を求めたり質問したりするが、考えはするが「分かりません」「覚えていません」の連発で、結局瀬戸自身が自分の出した答えに納得して行くという流れが面白かった。

途中、スルーしていた女からの返事が入り、「優しさに惹かれて真剣に考えましたが…」だけ瀬戸が読んで、その後は伏せたまま「振られました」の結論を言うという演出だったが、その後の瀬戸の「長く付き合っていた彼女に優しいけど物足りない、結婚までは考えられないと言われた事がある」という思い出話で帳尻を合わせていて中々良かった。

まりあに恋人が出来て完全に振られた神林は、再びレンタルさんを「妻を放置して」と攻撃するツイートをして、直ぐに“いいね!”の反応が有る事に酔いしれる。この男、危険に付き…。

※遂にこのドラマも撮影ストック分が底を尽き、次回分から放送が延期となってしまった。残念⤵️

演出=棚澤孝義

  • << 397 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「レンタルなんもしない人」9話まで終了。 5月の終わり頃放送の8話を最後に休止。3ヵ月以上間が空いてしまったので、自分のレビューを読み直して、ドラマの雰囲気を思い出してから視聴した。 今回は同性の恋人を持つ知世(土村芳=どこかで観た事あるなと思ってググったら、「3年A組」の相楽文香役の人だった)が、彼女・優季(古川琴音)の惚気を誰かに話したくて、レンタルさんに依頼するという話。 喫茶店でレンタルさんに会うと、恋人は女性だと言って驚かせた後は、溜め込んでいた優季のエピソードを、スマホの写真を見せながら次々に喋り続け「可愛いんですよ」と惚気る知世。 エピソードの一つ一つがユニークで子供っぽくて、思わず笑顔になる森山と同様に、私も少年みたいな子だなと俄然優季に興味を持った所で、ホワイトボードの写真を取り忘れたから、家まで見に来て欲しいと言われた森山は快諾して着いて行くと、家には居ない筈の悪酔いした優季が居て一騒動。 少年みたいで自由な発想をする優季を演じている古川琴音(「凪のお暇」のモル役の人)が、コケティッシュな風貌で雰囲気がぴったりで良かった。 感情を殆ど出さない森山は決して二人の“地雷”にはならないという、ホッとする話だった。 ※雑誌売り男が居なくなっていて、ちょっと心配。 脚本=本田隆朗 演出=進藤丈広

No.239 20/05/30 12:13
匿名 

>> 232 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)4話まで終了。 警察への恨みからトロイの木馬型ウイルスを完成させなが… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)5話まで終了。

今回は全国トップクラスの私立高校に爆発予告があり、それでも学園祭が強行されるとゴミ置き場で爆発が起き、担当の教諭と見回りの警官が怪我をするが、理事長は知らぬ存ぜぬを押し通し、捜査をする中で浮上した容疑者、学園一の秀才・東村(望月歩=冷静からの動揺、からの爆発と感情の起伏を好演)と楯岡の心理戦で魅せるという話。

自殺したLGBTの交際相手・真岡の遺書に楯岡が付け加えて読んでいるのは、東村の表情で読めたし、西野がトイレに置き忘れた腕時計を強調していたので、時計に細工をしていたのも分かっていたが、筒井の「バレたら終わりだぞ」は遺書の捏造の事かと思っていたら、もっと時間トリックの仕掛けで秀才ならではの傲りの部分を突っついた作戦で、2個目の爆弾の爆発を阻止するという面白い脚本だった。

望月歩は王道の主役路線では無いが、あの若さで完全に自分のポジションを確立していて、しかも引き合いの多そうなカメレオン演技力、大したもんだ。

演出=山内大典


  • << 244 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)6話まで終了。 俳優が殺され不倫相手の若手女優・木戸が疑われ、事情聴取をした楯岡はその反応から木戸が犯人てある事を確信するが、俳優の妻で大女優の城之内が自首して来て、こちらは犯人である反応を示さない、という話。 途中、何かの話の時に城之内の娘と木戸は年齢が近いと言っていて、もしかして不倫じゃなくて腹違いの娘?と思ったら、やっぱりそうだった。 城之内が台本を作って芝居をしているのも気付いたけど、彼女が庇うとしたら娘しか居ないし、後は犯人が娘なのか木戸なのかだけで、反応から木戸が犯人であれば、城之内は勘違いをして娘を庇っていた事になる。 ここで出て来たのは短期記憶障害。夫の死体の側に呆然と座り込んでいた娘。何が有ったのかを聞いても「分からない覚えていない」。それで城之内は娘が犯人と思い込んだ。仕事優先で娘との関係は最悪だったから、関係修復の意味も有ったとはね。 木戸に対して不倫相手と言われるのは構わないが、実子だとバレるのだけは困る、娘をこれ以上傷付けたくないと言い放つ俳優の身勝手さ。 似た者夫婦と言うか何と言うか。ちょっぴり木戸が可哀想になったわ。 脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=山内大典

No.240 20/05/30 12:39
匿名 

>> 233 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」6話まで終了。 今回は別れた最初の夫から貰った婚約指輪を捨てる… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」7話まで終了。

マネージャーから「今度は本なんかどうてですか?」と言われた安達さん、何冊か候補を持ってベッドに入ると、何故か結い上げ着物姿の少女(コスプレの意味(笑))がみかんを爆食い、そこにヨウコ(松本まりか)とミヤ(徳永えり子)が現れ、その名前から小池真理子の著書「狂王の庭」だと気付く安達さん。
単行本のヨウコが「文庫とは格が違うの、格が!」と言い放つと、文庫本のミヤは「デッカイ図体して笑わせないで」と言い返す。
と、電子書籍の可愛い女の子が出て来て、二人は「無敵ね」「負けたわ」とあっさり降参、女の子に嫉妬したのか少女が「デリート、デリート」と荒ぶっていて爆笑。

冒頭とラストで、仲良くなった梶原との撮影現場のシーンに時間を割いた為に、夢パートの時間が削られ、折角の松本まりかと徳永えり子なのにバトルシーンが少なくて残念だった。

本は「私の方が持ち歩きに便利」と言っていたミヤの文庫本が撮影現場に持参され、「読みたい」と言った梶原の手に無事に渡った。

演出=成瀬朋一

  • << 245 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」8話まで終了。 夢で少女の身元を聞き出そうとする安達さんに「詮索するの止めた方がいいよ」と、何故か靴磨き少年の様なコスプレの少女。 小さな声で「栄養運んでたのにさ」って、えっ!?少女は安達さんの母親?それともこのドラマっぽく言えば、安達さんに繋がっていた胎盤とか? 今回は昔付き合っていた大好きな彼に釣り合う女になろうと背伸びをして買った靴が、やたら低姿勢で「捨てて下さい」と直訴して来る話。(それで少女は靴磨き少年のコスプレだったのか(笑)) ある日、彼とショーウインドウに映る自分の姿を見て、その頑張っている感にがっかりして自分から別れを告げたという切ない話だった。 どんな靴なのかなと思っていたら、大門未知子でお馴染みのルブタンの黒のピンヒールだった。それは確かに背伸びのし過ぎだし似合わないわあ。(サイズの合わないブカブカの靴。フィッティングせずに買うなんてルブタンで有り得る?) ネットオークションにルブタンを出す安達さん。 自分は相手に相応しくないと勝手に思い込み別れを告げたという、昔の安達さんと同じ様な失恋をして落ち込んでいたマネージャーの、渡せなかったアクセサリーもついでに売りに出して元気付ける安達さん。 綺麗なオチで良かった。 演出=林雅貴

No.241 20/05/31 00:00
匿名 

>> 234 【シーズン枠外ドラマ】 〈土曜ドラマ〉 「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」2話まで終了。 エリックに恋をしていると自覚している… 【シーズン枠外ドラマ】

〈土曜ドラマ〉
「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」全3話終了。

最終回10分拡大。

うーん何だろう、全3話なのにあちこち話を広げ過ぎて、結局どれも上っ面を撫でただけみたいな、中身の無いドラマになってしまった。

それでも主人公に魅力が有れば、話に入り込む事は出来たと思うのだが、まあ繁之を振るのに7年も掛けるいい子ぶりっこ、裏を返せば自己チュー女。繁之もずっと春香を疑っていて、最初から最後まで恋人同士という感じはしなかった二人。
春香はいつの間にか中国語もマスターしてトリリンガルになっていたけど、具体的に何の仕事をしていたのかも不明だし、全く出来る女には見えなかった。

ケビンはやっぱりユキの本当の弟だと分かり、ユキに会いに行く安西。体を半分に折って謝り立ち去ろうとする安西に背中から抱き付くユキ。このシーンは良かったけど後は放置。

ラスト、商社を辞めて台湾に残る事にした春香とエリックは再会、「運命なんだ」と言い合って新幹線の中で手を握り合うが、その先の事は放置。

中身が有ってきっちり描けていたのは、湾生・葉山と現地人・中野の関係だけだった気がする。

映像の美しさと、台湾人の誇りを背負った出来る男・王さんの格好良さだけが救いだったな。

演出=松浦善之助

No.242 20/05/31 18:50
匿名 

>> 236 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「隕石家族」7話まで終了。 キャンピングカーを売ったお金で高級腕時計を買ってしまい… 【シーズン枠外ドラマ】

〈オトナの土ドラ〉
「隕石家族」全8話終了。

マッサージチェアを転売していたのは和彦だはなくて、元部下のあのマッシュルーム頭。和彦は分かっていたが、元上司として自分から警察に売る事は出来なかったから、黙秘を貫いていた。
家族の評価は下がったり上がったり大忙し。

結月と翔太は結婚する事になり、彗星衝突の当日に自宅で手作りの式を挙げる。
そして最後の晩餐からの人生ゲームで笑い合い、ゲーム中に微笑みながら寝てしまう祖母。
演じる松原さんのキャラも有るけど、最後にまだらボケの設定にした事で、地球最後の悲愴感を打ち消し、何なら最後まで家族を和ませる存在になるという、上手い演出だった。

もうすぐ衝突の午前零時を前に、一家は手を繋いで輪になる。そのまま時が過ぎるのかと思いきや、和彦はトイレ!久美子はガスの元栓!美咲はスマホで写真撮りたい!と言い出し手を放す。その瞬間窓の外には閃光が走り画面はストップ。
地球の画に久美子のナレーションで終了。

なんだけどCM明けにもう一つのラストとか言って付け足しが。
えーっ!?本編の閃光は小さめの隕石だった、巨大彗星は逸れたけどまた向きを変えて地球に向かって来るってオチなの?
何か紛らわしい。結論を視聴者に預けるなら本編だけで終わらせて欲しかったな。

中弛みは有ったけど、まあまあ楽しめたから良しとするか。

演出=千葉行利

No.243 20/06/04 11:06
匿名 

>> 237 「行列の女神~らーめん才遊記~」6話まで終了。 今回はリサーチ能力に自信を持つ白坂の弱点と、能力は有るが上から目線で決め付けてしまう欠… 「行列の女神~らーめん才遊記~」7話まで終了。

今回は月替わり新作を任された夏川の苦闘、ラーメン界のカリスマ中原から、ラーメン博物館に出した新店舗のコンサルを依頼された芹沢が、ゆとりを担当にした件、そして清流企画の守護神・河上部長の意外な過去話をそれぞれきちんと描いて、最後に芹沢の苦闘時代も描き、そこから今までに得た教訓を修行時代の先輩でもある中原にぶつけ、目覚めた中原が全力でそれに応えるという盛り沢山の内容を、実に上手くまとめていた脚本家にアッパレを差し上げたい。

中原、芹沢、河上はかつて同じ店で修行してそれぞれに独立後、中原はカリスマに、芹沢は女性差別、味の挫折からの成功、河上は3年で店を潰しその後、成功した芹沢から誘われて今に至るという過去がそれぞれに有った。
昼行灯の様な河上の背景が分かって、何故彼が守護神の役割を担当しているのか納得。

次回が最終回。フードサミットの委員長代打に請われて就任した橋爪は、ラーメン排除を条件にする。(毎年やっている?みたいだから、ラーメン排除なんて客が許さんだろうが)
岡本健一が芹沢に恨みを抱いている様な役なのかな?

さあ、どうまとめるのか楽しみだ。

演出=吉川厚志

  • << 247 「行列の女神~らーめん才遊記~」全8話終了。 芹沢が開発した看板メニュー濃口醤油らあめんと同じ様な味のラーメンを出す店「たかじ」が、悉く清流房の各店の側に出店し、極端な安売りを仕掛けて来て清流房は閑古鳥が鳴く状態に。 「たかじ」の代表・安本(岡本健一)は、清流房で職人歴をスタートし、品川店支店長の時に濃口醤油らあめんの肝の鮎を勝手に片口鰯に変え、鮎は横流しをしていた行為で芹沢からクビにされた男だった。 芹沢は価格競争はせず、逆に以前から温めていた構想の、鮎をタレにも使用したグレードアップ商品「解」を1,000円で出し、片口鰯を使用した安価版も開発して「たかじ」全店を駆逐する。 ついでに「解」を橋爪に試食させ、スープ迄飲み干した橋爪に、フードサミットへのラーメンの参加を認めさせる。 初回のコンサル(もやしの量を激増させる)がイマイチで、3話位迄はそれほど乗れなかったのだが、4話の「やる気だけは有るバカのコンサルは儲かる」という話から俄然面白くなり、そこから最後迄はずっと面白かった。 職人としての才能と経営者としての決断力に優れた芹沢と、彼女を尊敬し実直に支えて行く河上のコンビが、説得力が有って良かったと思う。 コロナ禍の中、休止もせずに全話完走した貴重な作品となった事にも感謝。 演出=池澤辰也

No.244 20/06/07 14:34
匿名 

>> 239 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)5話まで終了。 今回は全国トップクラスの私立高校に爆発予告があり、そ… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)6話まで終了。

俳優が殺され不倫相手の若手女優・木戸が疑われ、事情聴取をした楯岡はその反応から木戸が犯人てある事を確信するが、俳優の妻で大女優の城之内が自首して来て、こちらは犯人である反応を示さない、という話。

途中、何かの話の時に城之内の娘と木戸は年齢が近いと言っていて、もしかして不倫じゃなくて腹違いの娘?と思ったら、やっぱりそうだった。
城之内が台本を作って芝居をしているのも気付いたけど、彼女が庇うとしたら娘しか居ないし、後は犯人が娘なのか木戸なのかだけで、反応から木戸が犯人であれば、城之内は勘違いをして娘を庇っていた事になる。

ここで出て来たのは短期記憶障害。夫の死体の側に呆然と座り込んでいた娘。何が有ったのかを聞いても「分からない覚えていない」。それで城之内は娘が犯人と思い込んだ。仕事優先で娘との関係は最悪だったから、関係修復の意味も有ったとはね。

木戸に対して不倫相手と言われるのは構わないが、実子だとバレるのだけは困る、娘をこれ以上傷付けたくないと言い放つ俳優の身勝手さ。

似た者夫婦と言うか何と言うか。ちょっぴり木戸が可哀想になったわ。

脚本=ブラジリィー・アン・山田
演出=山内大典

  • << 248 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)7話まで終了。 今回は中学の美術教師・木谷(眞島秀和)が、親から虐待されたから家に居させてと頼って来た教え子の春奈を7年間地下室に監禁し、明るみに出た後も、ストックホルム症候群に陥っていた春奈は「先生は悪くない」と言い続け、木谷は両親の虐待から護っただけと言い張るという話。 眞島秀和の母親役の女優・辻沢杏子が若過ぎて(実年齢で15歳差)不自然だった(死んだ実子の代わりに、虐待されていた少年を誘拐した設定だが、実子と少年の年齢が同じ位だからやっぱり不自然)事を除けば、良く出来ていたと思う。 眞島さんはやっぱり上手い。 脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=根本和政

No.245 20/06/07 15:04
匿名 

>> 240 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」7話まで終了。 マネージャーから「今度は本なんかどうてですか?… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」8話まで終了。

夢で少女の身元を聞き出そうとする安達さんに「詮索するの止めた方がいいよ」と、何故か靴磨き少年の様なコスプレの少女。
小さな声で「栄養運んでたのにさ」って、えっ!?少女は安達さんの母親?それともこのドラマっぽく言えば、安達さんに繋がっていた胎盤とか?

今回は昔付き合っていた大好きな彼に釣り合う女になろうと背伸びをして買った靴が、やたら低姿勢で「捨てて下さい」と直訴して来る話。(それで少女は靴磨き少年のコスプレだったのか(笑))
ある日、彼とショーウインドウに映る自分の姿を見て、その頑張っている感にがっかりして自分から別れを告げたという切ない話だった。
どんな靴なのかなと思っていたら、大門未知子でお馴染みのルブタンの黒のピンヒールだった。それは確かに背伸びのし過ぎだし似合わないわあ。(サイズの合わないブカブカの靴。フィッティングせずに買うなんてルブタンで有り得る?)

ネットオークションにルブタンを出す安達さん。
自分は相手に相応しくないと勝手に思い込み別れを告げたという、昔の安達さんと同じ様な失恋をして落ち込んでいたマネージャーの、渡せなかったアクセサリーもついでに売りに出して元気付ける安達さん。
綺麗なオチで良かった。

演出=林雅貴


  • << 249 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」9話まで終了。 夫は家事分担の約束を守らず、失恋マネージャーはいきなり金髪、女優の自分は髪型の変更もままならないのにと、苛々したまま夢に突入すると、何故か金髪になっている安達さん。 訪ねて来たのは実の娘の姿をした10年前の安達さん。「今の仕事は?」「女優」「役名とか有る?」「今やっているのは一応主役」 10年前仕事が無かった、年齢重ねて子供だっているし。ネームバリューは有るけどオファーしづらい女優だったのかなと回顧する安達さん。 何もしないで今の幸せを手に入れた訳じゃないけど…役者って不自由って、髪の毛を切りたい衝動に駆られている安達さんは、夢で10年前の自分の髪の毛を切ろうとして、北村匠海姿の西村マネに止められ、現実でもバッサリ行こうとして本物の西村マネに止められ、役作りに必要な5㎜だけ前髪をカット。 バイバイリストに書かれたのは「髪の毛(5ミリ)」というオチ。 ※昔「男女7人」撮影中に、明石家さんまが髪の毛を切っちゃったから、短髪から急に伸びたりしてという事が有ったなあと思い出した(笑) 演出=大九明子

No.246 20/06/07 16:10
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

<オトナの土ドラ>
「犯罪症候群Season2」(東海TV・WOWOW)脚本=篠崎絵里子 出演=谷原章介、玉山鉄二、木村多江、野間口徹、阿南健治、手塚理美、石黒賢、板尾創路、渡部篤郎 他

貫井徳郎の小説原作。2017年WOWOWで放送したSeason2(全4話)を地上波で初放送。

Season1の細かい内容は覚えていなかったが、昔のシーンやちょっとした会話で少し思い出した。
1は玉山鉄二が主演で妹が殺されて、未成年の犯人を殴り殺す寸前迄行く程荒れて刑事を辞め、探偵になって本庁の渡部篤郎に裏仕事で使われる、みたいな感じだったけど、2は1では恋人(玉鉄の妹)を殺されたけど自分を律している感じだった谷原章介が主演で、どうやら有る意味精神が崩壊していて、未成年の犯人に家族を殺されやり場の無い怒りに苦しむ遺族の依頼で、事故に見せ掛け未成年犯人を抹殺する“殺人マシーン”になっている様なのだ。

そしてからくりに気付いた篤郎は、玉鉄に調査を命じる。

「少年犯罪を考える会」の代表・板尾創路が依頼を受けると、会員の木村多江が犯人少年が更正しているか調査、していなければ谷原に抹殺を依頼、谷原は成功報酬(500万?)を受け取るという流れみたいだ。

本当なら義兄弟になる筈だった谷原の罪を暴く事になる玉鉄の地獄。
見応えが有りそうだ。

演出=村上正典



  • << 250 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」2話まで終了。 今回は1話で感じた何故?をほぼほぼ回収するという、無駄の無い展開。(話数が短いので、役名ではなく役者名で通す事にする) 恋人を殺された谷原は決して立ち直っていた訳ではなくて、板尾主宰の会に参加し途中退席した時にすれ違った木村から声を掛けられる。二人は大学のゼミで一緒だった。 木村は恋人とデート中に少年5人に襲われ、恋人は殺された。捕まったが未成年だから1~2年で出て来ていた。殺してやりたい。 「殺してやろうか?」この時の、表情は冷めたままでサラッと言葉が出て来る谷原が怖い。 そして本当に主犯格の二人は死んだ。 その頃から木村は板尾の仕事を手伝い始め、代行殺人と見られる事故が増え始める。 谷原は遺族からの依頼と報酬が有るから代行殺人が成立するという考えで、木村は正義の為と言うが、谷原はこれは只の殺人だと言い切る。 だけど一方で、移植臓器欲しさに脳死を狙って手を下していると見られる犯人X(手塚理美)を割り出そうと必死の捜査もしている谷原。 精神が理性と慟哭の間を彷徨っている感じなのだろうか? そして早くも「職業殺人者は谷原」と目星を付けている様な篤郎。玉鉄の他にも情報源は有るみたいだな。 演出=村上正典

No.247 20/06/13 18:10
匿名 

>> 243 「行列の女神~らーめん才遊記~」7話まで終了。 今回は月替わり新作を任された夏川の苦闘、ラーメン界のカリスマ中原から、ラーメン博物館に… 「行列の女神~らーめん才遊記~」全8話終了。

芹沢が開発した看板メニュー濃口醤油らあめんと同じ様な味のラーメンを出す店「たかじ」が、悉く清流房の各店の側に出店し、極端な安売りを仕掛けて来て清流房は閑古鳥が鳴く状態に。
「たかじ」の代表・安本(岡本健一)は、清流房で職人歴をスタートし、品川店支店長の時に濃口醤油らあめんの肝の鮎を勝手に片口鰯に変え、鮎は横流しをしていた行為で芹沢からクビにされた男だった。

芹沢は価格競争はせず、逆に以前から温めていた構想の、鮎をタレにも使用したグレードアップ商品「解」を1,000円で出し、片口鰯を使用した安価版も開発して「たかじ」全店を駆逐する。
ついでに「解」を橋爪に試食させ、スープ迄飲み干した橋爪に、フードサミットへのラーメンの参加を認めさせる。

初回のコンサル(もやしの量を激増させる)がイマイチで、3話位迄はそれほど乗れなかったのだが、4話の「やる気だけは有るバカのコンサルは儲かる」という話から俄然面白くなり、そこから最後迄はずっと面白かった。

職人としての才能と経営者としての決断力に優れた芹沢と、彼女を尊敬し実直に支えて行く河上のコンビが、説得力が有って良かったと思う。

コロナ禍の中、休止もせずに全話完走した貴重な作品となった事にも感謝。

演出=池澤辰也

No.248 20/06/13 18:34
匿名 

>> 244 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)6話まで終了。 俳優が殺され不倫相手の若手女優・木戸が疑われ、事情聴… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)7話まで終了。

今回は中学の美術教師・木谷(眞島秀和)が、親から虐待されたから家に居させてと頼って来た教え子の春奈を7年間地下室に監禁し、明るみに出た後も、ストックホルム症候群に陥っていた春奈は「先生は悪くない」と言い続け、木谷は両親の虐待から護っただけと言い張るという話。

眞島秀和の母親役の女優・辻沢杏子が若過ぎて(実年齢で15歳差)不自然だった(死んだ実子の代わりに、虐待されていた少年を誘拐した設定だが、実子と少年の年齢が同じ位だからやっぱり不自然)事を除けば、良く出来ていたと思う。
眞島さんはやっぱり上手い。

脚本=ブラジリィー・アン・山田
演出=根本和政

  • << 263 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)8話まで終了。 二度も続けて夫が事故や事件で亡くなり、多額の生命保険金を手に入れた晴美(MEGUMI)は、悲運の女なのか、それとも毒婦なのか…。 楯岡は晴美の取り調べは西野に任せ、自分は晴美の弟・遼平(渋谷謙人)を取り調べ、遼平が晴美の夫の殺人現場に居た事迄は分かるが、殺したという反応は出ない。 晴美にはアリバイがあり、遼平に殺人の指示をした可能性も探るが、これも反応は出ない。果たして…という流れで、実は金が尽きた夫の自殺だったから、二人は“殺した”には反応しなかったのだという結論を楯岡は出す。 自殺だとまだ保険金が下りない契約だった為、晴美は弟に命じて体を刺し放火をさせて殺人を装ったのだ。 晴美が知ってか知らずか心理学の手法を使い、男が晴美に奉仕する事を喜びや生き甲斐に感じる様に仕向けていたという筋立ては面白かった。 西野がころりと騙される筈だわ。 西野に取り調べをさせて楯岡は記録係という目先を変えたのも良かったと思う。 MEGUMIも渋谷謙人も上手かった。 演出=朝比奈陽子

No.249 20/06/17 14:50
匿名 

>> 245 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」8話まで終了。 夢で少女の身元を聞き出そうとする安達さんに「詮… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」9話まで終了。

夫は家事分担の約束を守らず、失恋マネージャーはいきなり金髪、女優の自分は髪型の変更もままならないのにと、苛々したまま夢に突入すると、何故か金髪になっている安達さん。

訪ねて来たのは実の娘の姿をした10年前の安達さん。「今の仕事は?」「女優」「役名とか有る?」「今やっているのは一応主役」
10年前仕事が無かった、年齢重ねて子供だっているし。ネームバリューは有るけどオファーしづらい女優だったのかなと回顧する安達さん。

何もしないで今の幸せを手に入れた訳じゃないけど…役者って不自由って、髪の毛を切りたい衝動に駆られている安達さんは、夢で10年前の自分の髪の毛を切ろうとして、北村匠海姿の西村マネに止められ、現実でもバッサリ行こうとして本物の西村マネに止められ、役作りに必要な5㎜だけ前髪をカット。
バイバイリストに書かれたのは「髪の毛(5ミリ)」というオチ。

※昔「男女7人」撮影中に、明石家さんまが髪の毛を切っちゃったから、短髪から急に伸びたりしてという事が有ったなあと思い出した(笑)

演出=大九明子


  • << 256 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」10話まで終了。 今回は仕事が無かった20代に、1ヵ月だけやった着ぐるみのアルバイトの給与明細(シソンヌじろう)が、「その事実が外部にバレるかもしれない」と、捨ててよ候補としてやって来るという話。 最初、給与明細と聞いて「サンミュージックのですか?」「そっちのじゃない」「何の明細ですか?」と聞いた位、記憶に無い安達さんだったが、男がうさぎさんだった事に気付くと一気に辛かった思い出が甦る。 着ぐるみの頭を取って顔を晒しても、大人になった安達祐実に誰も気付かなかったという封印したかった過去。「娘には知られたくない」 この時の少女の台詞が格好良かった。 「お母さん昔、一生懸命生きる為にもがいていた頃が有ったんだよって、恥ずかしがらずに説明してやれよ!そうやって頑張って生きて来たから、美羽ちゃんに会えたんだよって言ってやれよ!」 このドラマ、安達さんの人生の一体どこまでが本当でどこからが虚構なのか、境目が分からない(感じ取れない)位、全部が真実味を帯びていて「ああ、そうだったんだあ」と思わず言ってしまいそうになる。 相当事前に安達さんにインタビューをしたんだろうなあ。 演出=大九明子

No.250 20/06/17 15:32
匿名 

>> 246 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」(東海TV・WOWOW)脚本=篠崎絵里子 出演=… 【シーズン枠外ドラマ】

<オトナの土ドラ>
「犯罪症候群Season2」2話まで終了。

今回は1話で感じた何故?をほぼほぼ回収するという、無駄の無い展開。(話数が短いので、役名ではなく役者名で通す事にする)

恋人を殺された谷原は決して立ち直っていた訳ではなくて、板尾主宰の会に参加し途中退席した時にすれ違った木村から声を掛けられる。二人は大学のゼミで一緒だった。
木村は恋人とデート中に少年5人に襲われ、恋人は殺された。捕まったが未成年だから1~2年で出て来ていた。殺してやりたい。
「殺してやろうか?」この時の、表情は冷めたままでサラッと言葉が出て来る谷原が怖い。
そして本当に主犯格の二人は死んだ。
その頃から木村は板尾の仕事を手伝い始め、代行殺人と見られる事故が増え始める。

谷原は遺族からの依頼と報酬が有るから代行殺人が成立するという考えで、木村は正義の為と言うが、谷原はこれは只の殺人だと言い切る。
だけど一方で、移植臓器欲しさに脳死を狙って手を下していると見られる犯人X(手塚理美)を割り出そうと必死の捜査もしている谷原。
精神が理性と慟哭の間を彷徨っている感じなのだろうか?

そして早くも「職業殺人者は谷原」と目星を付けている様な篤郎。玉鉄の他にも情報源は有るみたいだな。

演出=村上正典

  • << 257 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」2話まで終了。 玉鉄のインタビューを受けておきながら途中で逃げ出す木村。最初から断ればいいのに何で谷原は受けさせた?と思ったら、玉鉄をそちらに張り付けて、その間に木村のアパートの荷物を運び出す算段だったからなのね。 玉鉄は木村の実家に行って彼女のアルバムとか、段ボール1箱分借りて来た。(どうやって了解を取り付けたのかな?警察の身分証も無いのに) 谷原は遂に臓器移植を狙っている看護師・手塚を特定する。しかし上司の許可が出ないので任意同行も出来ない。その間に手塚は健太郎に狙いを定めるが、流石に中学の担任だった女性教師を、卒業後直ぐに殺してしまったとんでもないワルだけあって、「今俺を殺そうとした?」と逆襲され身元がばれ、後日呼び出されて半殺しの目に遭う。 谷原は手塚が成功する前に捕まえて、彼女を闇から救い出したかったのだ。 篤郎は谷原に会って、暗に知っているんだぞ、このまま消えてくれれば(死ねって事よね)助かると圧を掛け、玉鉄は写真から谷原が木村と近しい関係だったと気付く。 篤郎の所属って人事二課だったのね。早い段階で谷原に狙いを定めていたし、頭は切れそうで出世もしそうだけど、不気味な感じで嫌だな。 演出=都築淳一
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