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匿名
20/10/25 16:28(更新日時)

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連ドラの感想、まとめ等

シーズン毎に記録して行くスレです。


基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。

No.2944847 19/11/03 14:49(スレ作成日時)

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No.251 20/06/17 16:15
匿名 

>> 229 「美食探偵 明智五郎」6話まで終了。 明智の見合いが料亭で行われ、それに乗じて明智をフグの毒で殺し、扇屋百貨店を乗っ取ろうとした伊達常… 「美食探偵 明智五郎」7話まで終了。

3週休止で再開に漕ぎ着けた。(因みにその間は、Huluで配信済みのチェーンストーリーと本編の一部を組み合わせた特別編を放送。りんご、シェフ、れいぞう子の裏ストーリーと、明智の少年時代の美食の起源が分かるという、中々分厚い内容で良かった)

今回は苺の同級生地下アイドル・ココが、オタからストーカーに転じた男に狙われている為、明智にボディーガードを頼み、グループ3人丸ごと明智の事務所に居候するという展開。

明智に対して只のココの付添人に徹しようとする苺だが、明智の「大切な料理人を失う訳にはいかない」という言葉に、一発で落ちた苺が可愛かった。(明智に感情がコロコロ動く苺を小芝風花が上手く演じていて、その表情の変化を観るのも楽しみの一つ)

明智の事務所が見えるビルの屋上に陣取るマリアは、SNSで網を張りそれにココが引っ掛かる。
ここまではいいとして、ココが一人で出て行った時に、何で明智は放置したの?推理力が売りの明智にしては凡ミスもいいとこでしょ。このご都合主義はちょっと頂けなかったな。

※オタがライブでカラーマスクをしていた。3密グッズなのか?(笑)
※地下アイドルが親バレしちゃうから警察には言わないで!何か有りそうな話でちょっと怖い。
※れいぞう子は死んでいない設定。ダストシュートのカラクリ、どこかで説明してよ!

演出=菅原伸太郎


  • << 258 「美食探偵 明智五郎」8話まで終了。 ストーカーオタの田畑は死んでいなかったが、ドクツルタケの毒が7日後に体に回り血を吐いて死ぬ事に。 その日にココは田畑の所に居ると、明智と桃子を誘き寄せ、その間に苺は丘みつ子に変装していたマリアに騙されて廃墟ビルに監禁されてしまう。 丘みつ子がベリベリベリって顔を剥いで小池栄子になるというホラー(笑) 苺に昔話をするマリア。やっと明智との初めての出会いと十何年後の一方的な再会が語られ、何故あの日マリアが明智の事務所に来たのか、何故運命の人と思っているのかが提示され、やっとモヤモヤが解消した。 苺はビルの5階から四角い大きな穴に飛ばされる。確かに穴の中央辺りに飛ばされ落ちて行く画だったのだが、次の画では縁にぶら下がっているという雑な演出。 駆け付けた明智と桃子に引き上げられた苺。だが明智は「貴方と私は運命」と言うマリアに誘われようとし、苺は「貴女が好きです!」と必死の告白をするが、「ありがとう小林苺」と名前で答えてはくれたものの、マリアと抱き合い落ちて行ってしまう。 この落ちるシーン、わざとチープな演出をした意図は何? 階下には何が敷き詰められている設定なんだろう(笑) れいぞう子のダストシュートからの脱出は、シェフが助けたみたいな感じなのかな?あの時自分も窓から逃げていたし、凄い身体能力だよね(笑) 演出=山田信義

No.252 20/06/17 19:20
匿名 

「探偵・由利麟太郎」(関テレ)脚本=小林弘利 出演=吉川晃司、志尊淳、木本武宏、どんぐり、田辺誠一 他

横溝正史の小説原作。(全5話)
※オリンピック特別編成用に用意していた全5話の夏ドラマを、「竜の道」と入れ替えて先行放送。

「下町ロケット」の財前部長役で独特の存在感を醸し出していた吉川晃司が、元警視庁捜査一課長で現在は犯罪心理学者、学友だった京都府警の警部に頼まれると事件捜査のお手伝い(実際は殆ど一人で推理して解決)をするという、高尚な自由業みたいな役を格好良く気持ち良さそうに演じている。
ミステリー作家志望で助手の三津木(志尊)が、そこそこ有能なのも面白い。

ストーリーは如何にも横溝正史らしく、おどろおどろしい部分を含みつつ、唯一ネトゲなら気持ちを伝え合える等、現代的要素も入れて見やすい感じに仕上げている。

ゲストの新川優愛が演技力がアレなんで少し残念だったが、柱の吉川晃司がどんと存在していて格好いいので、次からも観て行こうと思う。

演出=木村弥寿彦

  • << 259 「探偵・由利麟太郎」2話まで終了。 エマが恐怖におののき叫び続けるシーンが、“しつこいなあ”と感じる位繰り返し出て来た事と、犯人候補が恋人の五月、クラブのママ、三津木の友人・井出と3人も居た事で由利の出番が少なくなり、この事件の筋を彼がどう読み解いたのかの描写が殆ど無く、何か時間配分の悪い内容だったし、吉川晃司の由利を目当てに観ている自分にとっては物足りない回だったな。 井出があんな人間になった原因の、少年時代に見学していた父親が監督の映画の残虐シーン(本当に斧で女優の腕を…😱)が、いかにも横溝正史って感じでグロかった。 演出=木村弥寿彦

No.253 20/06/18 12:08
匿名 

「ハケンの品格」(NTV)脚本=中園ミホ 出演=篠原涼子、小泉孝太郎、勝地涼、杉野遥亮、吉谷彩子、山本舞香、上地雄輔、塚地武雅、大泉洋、伊東四朗 他

オリジナル作品のシリーズ2作目。

2007年の1作目は全部観ている筈なのだが、大前春子の時給3千円とか、どんだけ資格を持ってるの?とか、「……ですけど、何か?」の決め台詞とか、フラメンコとか、何かと大前に突っ掛かる大泉洋のウザい演技とかは覚えているのだが、その他の出演者のキャラとかストーリーとかは殆ど記憶に残っていない。でも面白かったという感触は残っている中で今回視聴したのだが…。

何だろう、春子の容姿の変貌は時の流れを確実に表しているのに、一応の大企業S&Fの前時代的なノリの社員と社風の有り得なさ。
コンプライアンスについては、確かに告発のシステムだけは構築されているが、実際に告発したら潰されたという話は有る。しかし、今回みたいな個人のセクハラ資質に関わる告発で、人事が総出で監禁紛いの状況で圧迫調査をするって有り得ないだろう。

ロシアの会社との決裂寸前の商談が、春子が七輪で焼いた漁港の干物を食べさせたら、一転商談成立ってのもバカバカしくて見ていられない。

中園ミホってこんなに切れ味悪くなってしまったのか?てか変革の令和の時代には、このプロットはそもそも無理筋だったのでは?

演出=佐藤東弥



  • << 260 「ハケンの品格」2話まで終了。 早くも中園ミホが引っ込んでしまったが、2話の方が面白かったという現実。 社長がお供を引き連れて社食にやって来るシーンが、西田敏行の院長回診みたいだった。(どっちも中園ミホが生みの親だし、こっちが先輩だからパロッたんだろうけど) その社食で、「社員(ハケンは除外)ファーストの会社を目指す」「ハケンは部外者だ」とか大声で話す社長なんて今時居ないわ。 その後の“ハケンにはプレゼンの企画は出せない”事を知らずに張り切って書き上げ、切り捨てられて落ち込む千葉、それが先方に気に入られてからのドタバタ、宇野部長のハケンを見下す言葉を逆手に取って、会社のピンチは救いながらも“語尾を言い切らない不自然なプレゼン”をして、宇野個人への仕返しはするという展開は面白かった。 大前が千葉に言った「ハケンは会社に対しての責任は取れないが、取らなければいけない責任もある。それは自分に対しての責任」は金言。 大前が沈む沈むって言っているのは何? S&Fの事だけでは無いと思うのだが。 脚本=山口雅俊、渡邊優子 演出=佐藤東弥

No.254 20/06/18 23:41
匿名 

「BG~身辺警護~」(EX)脚本=井上由美子 出演=木村拓哉、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗、市川実日子、勝村政信、仲村トオル 他

オリジナル作品のシリーズ2作目。初回20分拡大。

前作は公務員SPの江口洋介が、キムタクら民間BGを目の敵にする設定に無理が有り苛々させられたのだが、今回は会社が買収され、島崎(キムタク)は外資系新会社の社長・劉(仲村)と警護方針で対立、早々にクビになりフリーのBGとなるので、仲間と考えを共有しない島崎の習性も邪魔にはならないし、課長(勝村)の方針に不満で勝手に島崎の案件のヘルプに入った高梨(斎藤)がそのまま合流すれば、二人の壁は劉と課長という事になり、図式としては無理が無く分かりやすくてスッキリする。

初期設定さえスッキリすれば、横軸の依頼案件の作り方については、前作も良い物が多かったし、今回の話(研究室を守る為に教授の身代わりで事故死の責任を取り服役した研究者(青木崇高)が、嵌められていた事に気付き、出所時に教授に謝罪を求めに行くのだが、島崎には本心を隠しBGを依頼する)も、何故島崎に依頼?という所から話に無理が無く、マスコミ等に追われて逃げる緊迫感も有り、良く出来ていたと思う。

高梨はBGとしては有能だけど性格に難有りなので、必ずしも歩調が合う訳ではない島崎との関係性が、吉と出るのか凶と出るのか、どっちだろう?

演出=常廣丈太

  • << 261 「BG~身辺警護~」2話まで終了。(今回は10分拡大) 目の不自由な天才ピアニスト恵麻(川栄李奈)と、所属事務所の社長で実姉の美和(谷村美月)との確執と再生の物語。 妹は姉がピアノを諦めたのは、全盲の自分をサポートする為だったと思い込み、全盲を武器にしようとする姉に反発をしていたが、姉が諦めたのは妹の才能には勝てないと悟ったからだった。誤解と和解。 今回の依頼はKICKSが途中で契約を打ち切った案件を島崎に回したもので、不自然さは無かった。 恵麻の昔の先生で美和に振られた事を根に持つ桜井に襲われるシーンの、恵麻を抱き抱えて仰向けで頭を下にして階段を落ちて行く島崎のアクションシーンのアイディアは良かった。(ピアノの先生が狩猟用スリングショットが超上手いという謎設定(笑)) 劉は菅沼(菜々緒)に役員ポストをちらつかせ、自分の女にもしようという魂胆。 島崎高梨連合と分断する狙い? 劉と言えば、自宅に強盗に入られ襲われた奥さんが3ヶ月後に亡くなったという過去が有ると提示されたが、これってまさかの劉のヤラセって可能性も有る?(沢口がネット記事で見付ける形で唐突に出て来た) ※仏頂面を島崎に指摘された高梨が、約束通り顧客には作り笑いをするシーンが可愛かった。 ※川栄は想像していた以上にこの役を自分の物にしていた。本格復帰を望めばオファーは有りそうだな。 演出=常廣丈太

No.255 20/06/21 17:24
匿名 

>> 212 「家政夫のミタゾノ」2話まで終了。 早くも脚本家・演出家、両方交代に。 人気ラーメン屋の頑固親父のせいで、弟子が居付かずどんどん… 「家政夫のミタゾノ」3話まで終了。

コロナ禍で6週休んで再開した。

航空会社社長宅に派遣されて行くと、毒親の小沢真珠にスポイルされ、男を作って家から出て行く事だけを考えている娘(恒松祐里)と、疎外感を埋める為に内緒でヴァーチャル美少女のYouTubeをやっている夫が居て、ミタゾノはいつもの様に娘を助けたり毒親を助けたりのマッチポンプで二人の関係を引っ掻き回し、本音をぶつけ合わせて新しい関係を作るお手伝い。

妊娠をしている娘は「父親が誰か分からない!」とぶちまけるとんでもお嬢様。
生まれた孫娘を可愛がる真珠には、早くも毒祖母の片鱗が垣間見えというオチに、同性脚本家の冷めた目線を感じてしまった。

小沢真珠を立たせる様な脚本と演出だったが、独特の真珠節を受けて言いなりだったお嬢様から、実は…という振り幅の大きい娘役を、恒松祐里が上手く演じていたなと思う。
今回は特に穴も無かったし面白かった。

で、伊野尾くんの演じている村田だけど、やっぱり要らないかな。

脚本=おかざきさとこ 
演出=宝来忠昭

  • << 265 「家政夫のミタゾノ」4話まで終了。 台風の日に「ロトで3億当てた」家に忍び込み、家人(木野花)に見付かり殴ろうとした所で、派遣されていたミタゾノにブロックされてしまった男(板橋駿谷)は、咄嗟に見回りに来たボランティアを装う。 だが実は家人を装っていた女も空き巣、更には見回りに来た警察官も空き巣というトリプル被せでひと笑い。 女は自分は余命わずか、捨て子として育ちずっと独りぼっちだったと身の上話を始め、一同はすっかりほだされて、男は自分がニセ警官を連れて自首するから、あんたは病院に行ってと説得し始める。 そこに町会の人が現れ、女は2丁目のカマタミヨコで空き巣の常習犯だと分かるというオチ。 ほぼ派遣先の室内だけで演じられていて、起承転結の整った舞台劇を観ている様だった。 木野花さんが上手いのは当然だけど、板橋さんが全然ワルにはなれない、騙されやすいタイプの熱血漢を上手く演じていて良かった。 前回に引き続きミタゾノの出番は少なめで、その分を飯豊まりえに振った感じかな。それでも存在感はまだまだ薄いよなあ。 脚本=山岡潤平 演出=小松隆志

No.256 20/06/21 17:52
匿名 

>> 249 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」9話まで終了。 夫は家事分担の約束を守らず、失恋マネージャーは… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」10話まで終了。

今回は仕事が無かった20代に、1ヵ月だけやった着ぐるみのアルバイトの給与明細(シソンヌじろう)が、「その事実が外部にバレるかもしれない」と、捨ててよ候補としてやって来るという話。

最初、給与明細と聞いて「サンミュージックのですか?」「そっちのじゃない」「何の明細ですか?」と聞いた位、記憶に無い安達さんだったが、男がうさぎさんだった事に気付くと一気に辛かった思い出が甦る。
着ぐるみの頭を取って顔を晒しても、大人になった安達祐実に誰も気付かなかったという封印したかった過去。「娘には知られたくない」

この時の少女の台詞が格好良かった。
「お母さん昔、一生懸命生きる為にもがいていた頃が有ったんだよって、恥ずかしがらずに説明してやれよ!そうやって頑張って生きて来たから、美羽ちゃんに会えたんだよって言ってやれよ!」

このドラマ、安達さんの人生の一体どこまでが本当でどこからが虚構なのか、境目が分からない(感じ取れない)位、全部が真実味を帯びていて「ああ、そうだったんだあ」と思わず言ってしまいそうになる。

相当事前に安達さんにインタビューをしたんだろうなあ。

演出=大九明子


  • << 268 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」11話まで終了。 今回は15年物のダルダルの、スウェットタイプのパジャマ(YOU=上手かった)が、何故かハイヒールを履いて「捨てて下さい」とやって来る。 「捨てない」「捨てて」の攻防が続きパジャマが言う。 「私だってお出掛けしたかった」「出掛けたじゃない」「ゴミ出しはお出掛けじゃない」(笑) ここで安達さんの回想が入り、ゴミ出しの後横向きになるとお腹が大きい事が分かる。 「娘の時も息子の時もずっと着てた。満たされるんだよ。あたし絶対捨てないよ」 子供は私の物と言い切る安達さんが怖くて、逃げて行くパジャマ。 少女は言う。「じゃあ安達さんは誰の物?」 ここでまた回想。 「あんた目が死んでんだよ。そんなんじゃ仕事来るはず無いよ。」あれを言ったのはウサギさんではなくて母親だった。 「めちゃくちゃ苦しんでいた私に、お母さん言ったんだよ。」「そういう辛辣な事を言って導いてくれるのが、どっか余所のおじさんとかだったら良かったのにね」 何か公私混同してしまうけど、母親がずっと現場マネージャーみたいな事をしていると、いい時悪い時でやっぱり色々と葛藤が有ったのかな?マネージャーと母親だったら、辛い時は母親が勝って欲しかった、みたいな。 夢では捨てたダルダルは、しっかりケースの中にしまってあった。 演出=大九明子

No.257 20/06/21 21:53
匿名 

>> 250 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」2話まで終了。 今回は1話で感じた何故?を… 【シーズン枠外ドラマ】

<オトナの土ドラ>
「犯罪症候群Season2」2話まで終了。

玉鉄のインタビューを受けておきながら途中で逃げ出す木村。最初から断ればいいのに何で谷原は受けさせた?と思ったら、玉鉄をそちらに張り付けて、その間に木村のアパートの荷物を運び出す算段だったからなのね。

玉鉄は木村の実家に行って彼女のアルバムとか、段ボール1箱分借りて来た。(どうやって了解を取り付けたのかな?警察の身分証も無いのに)

谷原は遂に臓器移植を狙っている看護師・手塚を特定する。しかし上司の許可が出ないので任意同行も出来ない。その間に手塚は健太郎に狙いを定めるが、流石に中学の担任だった女性教師を、卒業後直ぐに殺してしまったとんでもないワルだけあって、「今俺を殺そうとした?」と逆襲され身元がばれ、後日呼び出されて半殺しの目に遭う。

谷原は手塚が成功する前に捕まえて、彼女を闇から救い出したかったのだ。

篤郎は谷原に会って、暗に知っているんだぞ、このまま消えてくれれば(死ねって事よね)助かると圧を掛け、玉鉄は写真から谷原が木村と近しい関係だったと気付く。

篤郎の所属って人事二課だったのね。早い段階で谷原に狙いを定めていたし、頭は切れそうで出世もしそうだけど、不気味な感じで嫌だな。

演出=都築淳一



  • << 269 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」全4話終了。 谷原が正義ではないと言った事で板尾と木村は袂を分かち、自分達二人だけで復讐殺人をする事に。谷原は危険だと止めるが聞かない板尾。 手塚の裏の顔がマスコミに出てしまい、その後死去。息子は正規の移植の話を資格が無いと拒否。谷原は説得をするが聞かない息子。 板尾は最初のターゲットは依頼ではなく、ニュースで読んだ手塚を殺した犯人にしようと言う。 無謀だよなあ。気絶させて倉庫に運んだまではいいが、手しか縛っていなくてしかもユルユル。直ぐに反撃されてしまう。 谷原が駆け付けると木村は口から血を流し倒れていて、健太郎は「舌を噛んじゃった」 木村はレイプされそうになり、あの時の事がフラッシュバック、その場で舌を噛んだのだ。 全身の力を込めて健太郎の首を締める谷原。もう何か救われない。 玉鉄は篤郎に拳銃を渡され、谷原を止めてやれと言われていたが、どうしても撃てない。「撃て!自分で死ぬ権利もない。お前の手で終わりにしてくれないか?」 それでも撃てずに銃を下ろしてしまう玉鉄。 その瞬間違う方向から胸を撃たれる谷原。やっぱり篤郎だった。 手塚の息子が移植手術を受けたと聞き、穏やかな顔で息を引き取る谷原。 健太郎が演じた様なクズでも、一律で未成年の人権はしっかり守られる。救われない話。 演出=村上正典

No.258 20/06/22 01:02
匿名 

>> 251 「美食探偵 明智五郎」7話まで終了。 3週休止で再開に漕ぎ着けた。(因みにその間は、Huluで配信済みのチェーンストーリーと本編の一部… 「美食探偵 明智五郎」8話まで終了。

ストーカーオタの田畑は死んでいなかったが、ドクツルタケの毒が7日後に体に回り血を吐いて死ぬ事に。
その日にココは田畑の所に居ると、明智と桃子を誘き寄せ、その間に苺は丘みつ子に変装していたマリアに騙されて廃墟ビルに監禁されてしまう。
丘みつ子がベリベリベリって顔を剥いで小池栄子になるというホラー(笑)

苺に昔話をするマリア。やっと明智との初めての出会いと十何年後の一方的な再会が語られ、何故あの日マリアが明智の事務所に来たのか、何故運命の人と思っているのかが提示され、やっとモヤモヤが解消した。

苺はビルの5階から四角い大きな穴に飛ばされる。確かに穴の中央辺りに飛ばされ落ちて行く画だったのだが、次の画では縁にぶら下がっているという雑な演出。
駆け付けた明智と桃子に引き上げられた苺。だが明智は「貴方と私は運命」と言うマリアに誘われようとし、苺は「貴女が好きです!」と必死の告白をするが、「ありがとう小林苺」と名前で答えてはくれたものの、マリアと抱き合い落ちて行ってしまう。
この落ちるシーン、わざとチープな演出をした意図は何?

階下には何が敷き詰められている設定なんだろう(笑)
れいぞう子のダストシュートからの脱出は、シェフが助けたみたいな感じなのかな?あの時自分も窓から逃げていたし、凄い身体能力だよね(笑)

演出=山田信義





  • << 270 「美食探偵 明智五郎」全9話終了。(最終回は30分拡大) マリアはあの時ハーネスを着けていたみたいで、明智はマリアを助けようと抱きついていたから助かったのかな? 半年後、帰国したマリアは、扇屋主催のサミット和菓子選定会にファミリーで乗り込み、毒を盛って外相を殺してしまう。(警備が手薄過ぎ) 高橋に見付かったマリアの手を引いて逃げる明智。銃を構えるが撃てなかった高橋を上司が責めるシーンが有ったので、次は撃つのだろうと分かったし、明智に料理人としての矜持を問われたシェフの表情に迷いが出た様なシーンが有ったので、マリアが苺に射った注射器の中身をすり替えているのだろうなというのも想像出来た。ある意味親切な演出。 だけど苺を選んだ明智に腹を立て、包丁を持って上遠野を襲ったマリアの足を高橋が撃ち、再び襲って来たのでまた撃ったら庇ったシェフに命中、ここまではいいけど、何でその後マリアとファミリーを警察は放置なの?マリアに車で逃げられるまで。雑だわあ。 あの崖からマリアが再び飛び降りてまた行方不明、もしかしたら?という状況にしたかったのだとしても、あれは無いわ。 ラスト、ココがマリアのサイトに相談して来る投稿に、嬉々として返信しているカットはインパクトが有り少し背筋が寒くなった。 ※れいぞう子が助かったのは、シェフが粉砕機の電源を切っていたからだってさ。 演出=菅原伸太郎

No.259 20/06/25 10:51
匿名 

>> 252 「探偵・由利麟太郎」(関テレ)脚本=小林弘利 出演=吉川晃司、志尊淳、木本武宏、どんぐり、田辺誠一 他 横溝正史の小説原作。(全5話)… 「探偵・由利麟太郎」2話まで終了。

エマが恐怖におののき叫び続けるシーンが、“しつこいなあ”と感じる位繰り返し出て来た事と、犯人候補が恋人の五月、クラブのママ、三津木の友人・井出と3人も居た事で由利の出番が少なくなり、この事件の筋を彼がどう読み解いたのかの描写が殆ど無く、何か時間配分の悪い内容だったし、吉川晃司の由利を目当てに観ている自分にとっては物足りない回だったな。

井出があんな人間になった原因の、少年時代に見学していた父親が監督の映画の残虐シーン(本当に斧で女優の腕を…😱)が、いかにも横溝正史って感じでグロかった。

演出=木村弥寿彦

  • << 271 「探偵・由利麟太郎」3話まで終了。 冒頭で妻・優美(村川絵梨)に気を使っている様な夫・恭介(浅利陽介)の姿が映し出され、モデルの優美達が出席するパーティーに現れたピエロが怪しい動きをしていた時点で、その背の低さと合わせてこれは浅利陽介なんだろうなというのは、直ぐに分かった。 助手の三津木が容疑者として勾留されてしまった為、今回は由利が等々力と組んで現場調べをするのだが、これが殆どトレースに費やされ、それを元に次々に事実を掘り起こして行く。由利が居れば鑑識は要らないのね。目が良すぎ。 吉川晃司の出番は多くてそれは良かったけど、調べは単調だし、ストーリーもさほど面白くは無かったのでイマイチの出来だった。 由利の目の前で女が海に落ちて行くカットが最後に挿入されたのだが、もしかしてあれが捜1を辞めた原因なのかな? ※由利が弓道をする場所(寺の庭?)って周りに囲いが無くて立会人も居ないので、急に人が出て来たらどうするんだろうって、あのシーンになるといつもヒヤヒヤさせられる。それも狙いなの? 脚本=小林弘利、仲井陽 演出=木村弥寿彦

No.260 20/06/25 11:19
匿名 

>> 253 「ハケンの品格」(NTV)脚本=中園ミホ 出演=篠原涼子、小泉孝太郎、勝地涼、杉野遥亮、吉谷彩子、山本舞香、上地雄輔、塚地武雅、大泉洋、伊東… 「ハケンの品格」2話まで終了。

早くも中園ミホが引っ込んでしまったが、2話の方が面白かったという現実。

社長がお供を引き連れて社食にやって来るシーンが、西田敏行の院長回診みたいだった。(どっちも中園ミホが生みの親だし、こっちが先輩だからパロッたんだろうけど)
その社食で、「社員(ハケンは除外)ファーストの会社を目指す」「ハケンは部外者だ」とか大声で話す社長なんて今時居ないわ。

その後の“ハケンにはプレゼンの企画は出せない”事を知らずに張り切って書き上げ、切り捨てられて落ち込む千葉、それが先方に気に入られてからのドタバタ、宇野部長のハケンを見下す言葉を逆手に取って、会社のピンチは救いながらも“語尾を言い切らない不自然なプレゼン”をして、宇野個人への仕返しはするという展開は面白かった。

大前が千葉に言った「ハケンは会社に対しての責任は取れないが、取らなければいけない責任もある。それは自分に対しての責任」は金言。

大前が沈む沈むって言っているのは何?
S&Fの事だけでは無いと思うのだが。

脚本=山口雅俊、渡邊優子
演出=佐藤東弥

  • << 272 「ハケンの品格」3話まで終了。 また中園ミホ脚本に戻った。 社食にまで設けようとする社員とハケンの価格格差。里中の努力で同一価格になっていたのに、新社長の意向で一般にも解放する為、外部の人間であるハケンは一般と同価格にするという時代錯誤。 新入社員の井手が私的にアップした社食の動画に、その日でクビになったアルバイトが冷凍ストッカーで逆立ちをしている姿が映り込み、バイトテロだと大炎上。 直ぐにS&Fの商品を撤去して、取引を休止するスーパーや百貨店。 人気グルメブロガーのプージャーの☆の付け方一つに左右され、右往左往する一般客。 一応、今の世相の「直ぐ炎上、直ぐ取引休止、☆頼りのバカ舌」を盛り込んではいるのだが、解決すべきS&F営業部の社員が揃いも揃って世相に鈍感で無能に描かれているので、面白くならないのだと思う。 次回から大泉洋が登場するみたいなので、少しは良くなる事を期待しよう。 ※プージャーのブログの写真に大前が写っていて、正体が営業部にバレるのだが、普通顔出しはしないよね、☆を付けるブロガーは。 演出=丸谷俊平

No.261 20/06/26 00:08
匿名 

>> 254 「BG~身辺警護~」(EX)脚本=井上由美子 出演=木村拓哉、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗、市川実日子、勝村政信、仲村トオル 他 オリジ… 「BG~身辺警護~」2話まで終了。(今回は10分拡大)

目の不自由な天才ピアニスト恵麻(川栄李奈)と、所属事務所の社長で実姉の美和(谷村美月)との確執と再生の物語。
妹は姉がピアノを諦めたのは、全盲の自分をサポートする為だったと思い込み、全盲を武器にしようとする姉に反発をしていたが、姉が諦めたのは妹の才能には勝てないと悟ったからだった。誤解と和解。

今回の依頼はKICKSが途中で契約を打ち切った案件を島崎に回したもので、不自然さは無かった。

恵麻の昔の先生で美和に振られた事を根に持つ桜井に襲われるシーンの、恵麻を抱き抱えて仰向けで頭を下にして階段を落ちて行く島崎のアクションシーンのアイディアは良かった。(ピアノの先生が狩猟用スリングショットが超上手いという謎設定(笑))

劉は菅沼(菜々緒)に役員ポストをちらつかせ、自分の女にもしようという魂胆。
島崎高梨連合と分断する狙い?
劉と言えば、自宅に強盗に入られ襲われた奥さんが3ヶ月後に亡くなったという過去が有ると提示されたが、これってまさかの劉のヤラセって可能性も有る?(沢口がネット記事で見付ける形で唐突に出て来た)

※仏頂面を島崎に指摘された高梨が、約束通り顧客には作り笑いをするシーンが可愛かった。
※川栄は想像していた以上にこの役を自分の物にしていた。本格復帰を望めばオファーは有りそうだな。

演出=常廣丈太


  • << 273 「BG~身辺警護~」2話まで終了。 笠松医師の仲介でBGを依頼して来たのは、被害者多数から恨みを買っている悪徳投資家の道岡(豊原功補)で、笠松の手術を受けるのだが病院に脅迫状が届いていて、経営陣がBGを付ける事が入院の条件にしたからという理由だった。 という事で、自ら志願したリハビリ担当が木村了、病院内でわざとらしくBGに絡んで来るのが宮地雅子で、この二人は恐らく道岡を狙っている側の人間、そしてずっと罵倒され続けている秘書の長谷川朝晴も怪しかったが、悔しさを表すシーンが有ったのでこれはミスリードだなと、読みやすい設定だった。 復讐劇は上っ面を撫でた様な雑な扱いで、どちらかと言うと不起訴で釈放とは言え、一度捕まった事で散々自分を利用していた政治家等がさっさと関係を切った事に厭世感が有ったのか、襲って来る投資詐欺被害者を必要以上に罵倒してキレさせ、自分を殺させようとしている道岡と、どんなに罵られこき使われようとも、自分がどん底の時に救ってくれた道岡を尊敬している秘書の、歪んだ共依存の関係に重きを置いて描きたかった様な感じだった。 そして豊原さんの演技は素晴らしかった。 菅沼は劉の抜擢人事のオファーを受けた。劉の懐に入り込んで情報を取り寝返るつもりなのか、単に出世の道を選んだのか(本当の出世は出来そうに無いけど)、分かりにくい所が菜々緒(のキャラ)らしくていい。 演出=七髙剛

No.262 20/06/26 19:39
匿名 

>> 192 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」(ytv)脚本=泉澤陽子 他 出演=新川優愛、町田啓太、… 【シーズン枠外ドラマ】

〈木曜ドラマF〉
「ギルティ~この恋は罪ですか?~」4話まで終了。(3話まで放送して休止、6/25再開)

一真の子供って結婚していた時の子供だった。DV父に言いなりの母、親に押し付けられた、従順で母を思い起こさせる所が嫌いな妻と枷になる子供、仕事、何もかも捨てて再就職し、知り合った爽と結婚した。
って、爽は戸籍を見なかったんか~い。

直ぐに女に逃げる一真、既婚なので節度を保てる秋山。そりゃ、秋山の方がいいわな。(高校時代秋山を認めなかった母親。あんなシーン有ったっけ?)
爽は皮肉な事に今、妊娠?
そして若菜、やっぱり一真と繋がっていた。只の同級生に筧美和子を使う訳無いよなあって、誰だって思うよね。

今までのキスシーンを何度も挿入してたけど、もうあんなシーン暫くは撮れないんだろうな。今のドラマだと観る方も気になってしまうし。

脚本=三浦希紗 演出=林雅貴

  • << 274 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」5話まで終了。 爽は妊娠はしていなくて、それにほっとしていた事で離婚を決意。一真とレストランで会って話をするが、まだ瑠衣と会っていると知り感情が爆発、フォークで自分の掌を刺す。下を向いていて気付かない一真っておかしくない?爽が去って行った後だって、何も食べてないのにフォークに血が付いていたら変だと思うだろうに。 衝撃の裏切りって寺嶋の事だった。 あれ?先週の予告で若菜が一真の足にすがっているシーンって無かったっけ?私の見間違い? って事で、瑠衣→寺嶋→結の命令系統で爽は見事に嵌められ、編集部を休職する事に。寺嶋が裏切るのは予想していなかったので、ここはちょっと面白かった。 最後は爽が実家の風呂で赤ワインを飲んでブクブク沈むシーンだったけど、あれって自殺なのか、ただの酔っ払いなのか分かりにくい演出だったなあ。まあ状況的には自殺っぽいけど。で電話に出ない爽を心配して秋山が訪ねて来るのかな。 何か今回は話が少ししか進まなかったし、イマイチだったな。 ※キスシーンは流石に直にはやらせられないらしく、昔ながらのカメラテクで想像させるパターンだった。 脚本=大林利江子 演出=河原遥

No.263 20/06/27 17:41
匿名 

>> 248 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)7話まで終了。 今回は中学の美術教師・木谷(眞島秀和)が、親から虐待… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)8話まで終了。

二度も続けて夫が事故や事件で亡くなり、多額の生命保険金を手に入れた晴美(MEGUMI)は、悲運の女なのか、それとも毒婦なのか…。

楯岡は晴美の取り調べは西野に任せ、自分は晴美の弟・遼平(渋谷謙人)を取り調べ、遼平が晴美の夫の殺人現場に居た事迄は分かるが、殺したという反応は出ない。
晴美にはアリバイがあり、遼平に殺人の指示をした可能性も探るが、これも反応は出ない。果たして…という流れで、実は金が尽きた夫の自殺だったから、二人は“殺した”には反応しなかったのだという結論を楯岡は出す。

自殺だとまだ保険金が下りない契約だった為、晴美は弟に命じて体を刺し放火をさせて殺人を装ったのだ。

晴美が知ってか知らずか心理学の手法を使い、男が晴美に奉仕する事を喜びや生き甲斐に感じる様に仕向けていたという筋立ては面白かった。
西野がころりと騙される筈だわ。

西野に取り調べをさせて楯岡は記録係という目先を変えたのも良かったと思う。
MEGUMIも渋谷謙人も上手かった。

演出=朝比奈陽子



  • << 275 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)9話まで終了。 娘が殺され未解決のまま離婚した元夫婦の夫が妻を刺した事件。刺した三島(安井順平=上手い!)は盗聴を疑い筆談にしか応じない。そして筆談だとマイクロジェスチャーやなだめ行動が捉えにくい。どうもこの男は精神疾患を演じている様に見えるのだが、この元夫婦のどちらかが娘を殺した真犯人なのか、それとも…という展開。 楯岡の挑発で三島は声を発し、西野とシオリの三島の部屋の調査と合わせて、楯岡は詐病と結論付ける。では何故? 真犯人は別の事件を起こしながら刑法39条に守られて保護施設にいる男で、女の子を殺してバラバラにしたと自慢しているが、詐病なのではと疑った施設職員が三島に連絡をして来た。それで自分も詐病で同じ施設に入り、男を殺すつもりだったと判明。 うーん、真犯人云々の辺りから話が浮いてしまったかな。 冒頭にパリ人肉事件の佐川の件を持ち出し、フランスの精神鑑定と日本の鑑定結果は真逆で、それ程精神鑑定は難しいと煙幕は張っていたが、この物語の真犯人の設定は緩いし、未解決にした警察、鑑定した医師の無能ぶりと、自分の疑問を直接被害者家族に伝えてしまう施設職員の規範意識の低さが重ならないと成立しない展開だから、ちょっと無理筋だったな。 脚本=ブラジリィー・アン・山田 演出=山内大典

No.264 20/06/27 18:17
匿名 

「MIU404」(TBSスパークル・TBS)脚本=野木亜紀子 出演=綾野剛、星野源、岡田健史、橋本じゅん、渡邊圭祐、黒川智花(3話から)、金井勇太、麻生久美子、生瀬勝久 他

オリジナル作品。初回15分拡大。

働き方改革で3班制から4班制にした警視庁の機動捜査隊。その4班(仮)に召集された矢吹(綾野)は破天荒キャラ。基本や規則には無頓着、自分の直感を信じて行動する、耳が良くて足が速い野生児みたいな男。バディの志摩(星野)は捜査経験も豊富で理論派。予測出来ない行動をする矢吹を牽制し、評価を下す役目を帯びているが、ひと度リミッターが外れるとカースタントの様な運転もする意外性も秘めている。何かが有って捜1から外された設定。
二人とも正義感は持っているが、組織の枠内でそれを発揮するのは苦手な様だ。

派手なカーアクションの影に隠れてはいたが、煽り運転に煽り運転を被せ、不毛の争いがエスカレートする事の恐怖とその行き着く先を問題提起していたのは良かった。

今回は人物紹介の要素も強かったが、態とらしさとかは無くて上手く作られていたと思う。
一つだけ、おばあちゃんと孫のエピソードを組み込む意図が分かりにくかったので、あれは無い方がよりスピード感が増して良かったかなとは思う。
でも凄く楽しめたのは確か。

演出=塚原あゆ子

  • << 276 「MIU404」2話まで終了。 初回の派手なカースタントを無駄にせず、404に貸与する乗用車が無いから、張り込み用のメロンパン移動販売車を使いなさいと隊長に言われ、仕方なく乗り込む伊吹と志摩だったが、乗用車より座面の位置が高い事が幸いして、隣の乗用車に隠れる様に乗っている人物の衣服の色が確認出来、殺人事件の容疑者が着ていた服の色と合致した事と、どうもその服の人物の隣に座っている中年女性の様子もおかしい為、それが取り敢えず尾行を始める端緒になるという見事な話の流れで、一気に物語の中に引き込まれた。 容疑者は無関係の夫婦の車を乗っ取ったのではないか?警察の検問をすり抜けた夫婦の車に志摩の機転で盗聴器を仕掛け、車内の様子を確認する二人。 所謂ストックホルム症候群なのかと思ったらちょっと違っていて、盗みをしたと疑われた中学生の息子を信じてやれなくて、自殺されてしまった後悔をずっと抱えて生きて来た夫婦が、人殺しを否定する若い男・加々美(松下洸平=小心者みたいな雰囲気から豹変し、また小心者に戻る容疑者を好演)を助ける事で、楽になりたかった、すがりたかったのかもしれない、そんな感じだった。 とっくに縁を切ったモラハラ実父と職場のパワハラ専務が重なり、咄嗟に刺し殺してしまった加々美。父親を殺そうと実家に帰るが2年前に死んでいたというオチは、予想はしていたが切なかった。 演出=塚原あゆ子

No.265 20/06/27 18:51
匿名 

>> 255 「家政夫のミタゾノ」3話まで終了。 コロナ禍で6週休んで再開した。 航空会社社長宅に派遣されて行くと、毒親の小沢真珠にスポイルさ… 「家政夫のミタゾノ」4話まで終了。

台風の日に「ロトで3億当てた」家に忍び込み、家人(木野花)に見付かり殴ろうとした所で、派遣されていたミタゾノにブロックされてしまった男(板橋駿谷)は、咄嗟に見回りに来たボランティアを装う。

だが実は家人を装っていた女も空き巣、更には見回りに来た警察官も空き巣というトリプル被せでひと笑い。

女は自分は余命わずか、捨て子として育ちずっと独りぼっちだったと身の上話を始め、一同はすっかりほだされて、男は自分がニセ警官を連れて自首するから、あんたは病院に行ってと説得し始める。
そこに町会の人が現れ、女は2丁目のカマタミヨコで空き巣の常習犯だと分かるというオチ。

ほぼ派遣先の室内だけで演じられていて、起承転結の整った舞台劇を観ている様だった。
木野花さんが上手いのは当然だけど、板橋さんが全然ワルにはなれない、騙されやすいタイプの熱血漢を上手く演じていて良かった。
前回に引き続きミタゾノの出番は少なめで、その分を飯豊まりえに振った感じかな。それでも存在感はまだまだ薄いよなあ。

脚本=山岡潤平 演出=小松隆志



  • << 277 「家政夫のミタゾノ」5話まで終了。 袴田吉彦が不倫相手と車の中に居る時に、後を付けていた女性をバットで殴り付けている男を目撃、振り向いた男と目が合ってしまい恐怖に震えるが、何とその男・大浦龍宇一が隣に引っ越して来る。 どこまでも怪しさを漂わせる大浦と、びくびく逃げ腰な袴田の演技対決が面白くて最後のオチまで楽しめたし、ちょいちょい過去の実際の不倫ネタでイジられながらも、それを演技で返す袴田には大笑いさせて貰った。 大浦は殺してはいないのでは?とは思うのだが、何で隣に引っ越して来たのか、やっぱり袴田を見張る為?と思わせておいて実は…というオチの発想も面白かったし、オチが明かされてからの大浦の演技の変貌ぶりも良かった。 今シリーズで一番面白かったかも。 脚本=香坂隆史 演出=片山修

No.266 20/06/27 23:35
匿名 

「未満警察 ミッドナイトランナー」(NTV)脚本=渡辺雄介 出演=中島健人、平野紫耀、吉瀬美智子、大橋しえり、葉山奨之、竹内愛紗、中村ゆり、原田泰造、伊勢谷友介 他

韓国ドラマ原作。

原作のドラマがどういうタッチの物かは知らないのだが、ジャニーズの二人が主演だから緩めの感じにするんだろうなと思いながら観たら、設定も脚本も演出もユルユルだった(笑)
ただこの二人にキチキチでシリアスな感じは似合わないから、まあこんな緩い感じで、素に近い役と思われる平野くんの可愛さを楽しむ位が丁度いいのかも。

次も観るけど多分ながら見になってしまうと思うし、レビューは書かないかな?

※警察学校の話だから、教場や訓練で“密”のシーンは避けられないと思うのだが、どの様に撮影するのだろう。
※あと普通に考えると警察学校の生徒って極端に行動範囲が狭いと思うのだが、その制約の中でどういうご都合主義を発動させて事件を発生させるのか、そこのアイディアが弱いとつまらなくなる可能性大。

演出=南雲聖一





  • << 344 「未満警察 ミッドナイトランナー」8話まで終了。 【短評】交番実習の段階に入って、今までで一番話に無理が無く、突っ込み所も少なかった様に思う。 スコップ男:柳田犯人説を装っているが、この段階で強調するって事は違う様な気がするし、もう一捻りは有るだろうね。 やっと面白くなって来た。 演出=長沼誠

No.267 20/06/28 00:05
匿名 

>> 266 【訂正】

×韓国ドラマ原作。
○韓国映画原作。

No.268 20/06/28 17:21
匿名 

>> 256 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」10話まで終了。 今回は仕事が無かった20代に、1ヵ月だけやっ… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」11話まで終了。

今回は15年物のダルダルの、スウェットタイプのパジャマ(YOU=上手かった)が、何故かハイヒールを履いて「捨てて下さい」とやって来る。

「捨てない」「捨てて」の攻防が続きパジャマが言う。
「私だってお出掛けしたかった」「出掛けたじゃない」「ゴミ出しはお出掛けじゃない」(笑)
ここで安達さんの回想が入り、ゴミ出しの後横向きになるとお腹が大きい事が分かる。

「娘の時も息子の時もずっと着てた。満たされるんだよ。あたし絶対捨てないよ」
子供は私の物と言い切る安達さんが怖くて、逃げて行くパジャマ。
少女は言う。「じゃあ安達さんは誰の物?」
ここでまた回想。
「あんた目が死んでんだよ。そんなんじゃ仕事来るはず無いよ。」あれを言ったのはウサギさんではなくて母親だった。

「めちゃくちゃ苦しんでいた私に、お母さん言ったんだよ。」「そういう辛辣な事を言って導いてくれるのが、どっか余所のおじさんとかだったら良かったのにね」

何か公私混同してしまうけど、母親がずっと現場マネージャーみたいな事をしていると、いい時悪い時でやっぱり色々と葛藤が有ったのかな?マネージャーと母親だったら、辛い時は母親が勝って欲しかった、みたいな。

夢では捨てたダルダルは、しっかりケースの中にしまってあった。

演出=大九明子

  • << 278 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」全12話終了。 冒頭のインタビューシーンはリアルだよね。安達さんが自分の言葉で今現在の自分の状況(母であり娘であり妻であり俳優である、その円で出来ている)を話している。 3ヵ月前、夫が長期海外出張する事で息子のお迎えだけ頼むと母に電話で言うと、同居を持ち出された様で「えっ?私ってお母さんの物なの?ごめん、何か無理」と言って電話を切り涙ぐむ。 電話を切った安達さんは棚から小箱を取り出しゴミ箱に捨てて2階に上がって行く。 それを拾い上げ箱に書かれた自分の名前や生まれた時の情報を読んで、床に寝転びながら子供の様に声を出して泣きじゃくる、現在の夢の中の安達さん。 「私はお母さんの物じゃない」けど娘は私の物という安達さんに少女は言う。 「一生懸命産んで育てて、誰でも執着するでしょ、そりゃ。みんな一緒だよ」 「やめてよ、私とお母さんは違う!」一番辛かった時に「目が死んでる」なんて娘に言う人と私のどこが一緒なの!? 棚に駆け寄る安達さんに少女は言う。 「また捨てるの?そこにはもう無いでしょ。見えない振りして生きて行くの?捨てないで、安達さん。」大泣きする少女を抱き締め「捨てないよ」と言う安達さん。 (続く)

No.269 20/06/28 18:11
匿名 

>> 257 【シーズン枠外ドラマ】 <オトナの土ドラ> 「犯罪症候群Season2」2話まで終了。 玉鉄のインタビューを受けて… 【シーズン枠外ドラマ】

<オトナの土ドラ>
「犯罪症候群Season2」全4話終了。

谷原が正義ではないと言った事で板尾と木村は袂を分かち、自分達二人だけで復讐殺人をする事に。谷原は危険だと止めるが聞かない板尾。

手塚の裏の顔がマスコミに出てしまい、その後死去。息子は正規の移植の話を資格が無いと拒否。谷原は説得をするが聞かない息子。

板尾は最初のターゲットは依頼ではなく、ニュースで読んだ手塚を殺した犯人にしようと言う。
無謀だよなあ。気絶させて倉庫に運んだまではいいが、手しか縛っていなくてしかもユルユル。直ぐに反撃されてしまう。

谷原が駆け付けると木村は口から血を流し倒れていて、健太郎は「舌を噛んじゃった」
木村はレイプされそうになり、あの時の事がフラッシュバック、その場で舌を噛んだのだ。
全身の力を込めて健太郎の首を締める谷原。もう何か救われない。

玉鉄は篤郎に拳銃を渡され、谷原を止めてやれと言われていたが、どうしても撃てない。「撃て!自分で死ぬ権利もない。お前の手で終わりにしてくれないか?」
それでも撃てずに銃を下ろしてしまう玉鉄。
その瞬間違う方向から胸を撃たれる谷原。やっぱり篤郎だった。
手塚の息子が移植手術を受けたと聞き、穏やかな顔で息を引き取る谷原。

健太郎が演じた様なクズでも、一律で未成年の人権はしっかり守られる。救われない話。

演出=村上正典


No.270 20/06/29 00:50
匿名 

>> 258 「美食探偵 明智五郎」8話まで終了。 ストーカーオタの田畑は死んでいなかったが、ドクツルタケの毒が7日後に体に回り血を吐いて死ぬ事に。… 「美食探偵 明智五郎」全9話終了。(最終回は30分拡大)

マリアはあの時ハーネスを着けていたみたいで、明智はマリアを助けようと抱きついていたから助かったのかな?

半年後、帰国したマリアは、扇屋主催のサミット和菓子選定会にファミリーで乗り込み、毒を盛って外相を殺してしまう。(警備が手薄過ぎ)

高橋に見付かったマリアの手を引いて逃げる明智。銃を構えるが撃てなかった高橋を上司が責めるシーンが有ったので、次は撃つのだろうと分かったし、明智に料理人としての矜持を問われたシェフの表情に迷いが出た様なシーンが有ったので、マリアが苺に射った注射器の中身をすり替えているのだろうなというのも想像出来た。ある意味親切な演出。

だけど苺を選んだ明智に腹を立て、包丁を持って上遠野を襲ったマリアの足を高橋が撃ち、再び襲って来たのでまた撃ったら庇ったシェフに命中、ここまではいいけど、何でその後マリアとファミリーを警察は放置なの?マリアに車で逃げられるまで。雑だわあ。
あの崖からマリアが再び飛び降りてまた行方不明、もしかしたら?という状況にしたかったのだとしても、あれは無いわ。

ラスト、ココがマリアのサイトに相談して来る投稿に、嬉々として返信しているカットはインパクトが有り少し背筋が寒くなった。

※れいぞう子が助かったのは、シェフが粉砕機の電源を切っていたからだってさ。

演出=菅原伸太郎

No.271 20/07/02 17:49
匿名 

>> 259 「探偵・由利麟太郎」2話まで終了。 エマが恐怖におののき叫び続けるシーンが、“しつこいなあ”と感じる位繰り返し出て来た事と、犯人候補が… 「探偵・由利麟太郎」3話まで終了。

冒頭で妻・優美(村川絵梨)に気を使っている様な夫・恭介(浅利陽介)の姿が映し出され、モデルの優美達が出席するパーティーに現れたピエロが怪しい動きをしていた時点で、その背の低さと合わせてこれは浅利陽介なんだろうなというのは、直ぐに分かった。

助手の三津木が容疑者として勾留されてしまった為、今回は由利が等々力と組んで現場調べをするのだが、これが殆どトレースに費やされ、それを元に次々に事実を掘り起こして行く。由利が居れば鑑識は要らないのね。目が良すぎ。

吉川晃司の出番は多くてそれは良かったけど、調べは単調だし、ストーリーもさほど面白くは無かったのでイマイチの出来だった。

由利の目の前で女が海に落ちて行くカットが最後に挿入されたのだが、もしかしてあれが捜1を辞めた原因なのかな?

※由利が弓道をする場所(寺の庭?)って周りに囲いが無くて立会人も居ないので、急に人が出て来たらどうするんだろうって、あのシーンになるといつもヒヤヒヤさせられる。それも狙いなの?

脚本=小林弘利、仲井陽
演出=木村弥寿彦

  • << 288 「探偵・由利麟太郎」全5話終了。 前後編で作られたオペラ歌手さくら(高岡早紀)他が殺された話。 オペラ劇団の話なので登場人物が多く、謎を持たせる為か脚本家の技量のせいか、個々の描き方が不明瞭でどんな人物かが頭に入って来ないまま話が進み、消化不良のまま由利の解説が始まるという、何なんだこれは的なドラマだった。 推理マニアの千恵子(吉谷彩子)が余計な動きをして撹乱していたというのはまだ良いとして、土屋が間違って殺した雨宮をカーテンにくるんで四方を合わせネジネジして5階の窓から吊るし、クルクル回転してほどけている間に自分は雨樋を掴んで1階まで滑り落りてアリバイ作りという設定が、あまりにも雑で失笑してしまった。 初回で期待したけど見終わったらガッカリみたいなドラマだった。 ※意味深にチラッと出て来た女性の説明も無く、由利が捜1を辞めた理由も分からず終いで、何なのって感じ。 演出=木村弥寿彦

No.272 20/07/02 18:33
匿名 

>> 260 「ハケンの品格」2話まで終了。 早くも中園ミホが引っ込んでしまったが、2話の方が面白かったという現実。 社長がお供を引き連れて社… 「ハケンの品格」3話まで終了。

また中園ミホ脚本に戻った。

社食にまで設けようとする社員とハケンの価格格差。里中の努力で同一価格になっていたのに、新社長の意向で一般にも解放する為、外部の人間であるハケンは一般と同価格にするという時代錯誤。

新入社員の井手が私的にアップした社食の動画に、その日でクビになったアルバイトが冷凍ストッカーで逆立ちをしている姿が映り込み、バイトテロだと大炎上。
直ぐにS&Fの商品を撤去して、取引を休止するスーパーや百貨店。

人気グルメブロガーのプージャーの☆の付け方一つに左右され、右往左往する一般客。

一応、今の世相の「直ぐ炎上、直ぐ取引休止、☆頼りのバカ舌」を盛り込んではいるのだが、解決すべきS&F営業部の社員が揃いも揃って世相に鈍感で無能に描かれているので、面白くならないのだと思う。

次回から大泉洋が登場するみたいなので、少しは良くなる事を期待しよう。

※プージャーのブログの写真に大前が写っていて、正体が営業部にバレるのだが、普通顔出しはしないよね、☆を付けるブロガーは。

演出=丸谷俊平

  • << 281 「ハケンの品格」4話まで終了。 何を言っても暖簾に腕押しみたいな、感情が死んだ様な新入社員・井手の背景(S&Fの最重要取引先の創業社長(キムラ緑子)の三男でコネ入社)が明かされたのはいいが、大袈裟であからさまな特別扱いや、創業社長の営業部視察の前に本人が行き先を告げずに所在不明になるや、仕事を放り出して部員総動員で捜索をする等、どこの国の会社の話なのかと違和感ばかりで全く笑えない。 普通の会社員の話は職種の差はあれど多くの人が経験している事なので、実態が分かっている分、現実との解離には違和感を持ちやすいし厳しい判定をしがちになると思う。 そういう平均的な視聴者の感覚の上を行く様な、有無を言わせぬ様な確固たるテーマが端々に感じられるなら、ここまで酷評される事も無かったであろう。 それとは別の話として、やはり大泉洋の存在感、受けのウマさ、篠原涼子との相性の良さは抜群だった。 課長に就任したのでここからはレギュラー出演をするのだろうから、篠原との掛け合いを楽しみに継続視聴はしようと思っているが、毎回のレビューは書かないかもしれない。 脚本=山口雅俊、渡邊優子 演出=佐藤東弥

No.273 20/07/03 19:09
匿名 

>> 261 「BG~身辺警護~」2話まで終了。(今回は10分拡大) 目の不自由な天才ピアニスト恵麻(川栄李奈)と、所属事務所の社長で実姉の美和(谷… 「BG~身辺警護~」2話まで終了。

笠松医師の仲介でBGを依頼して来たのは、被害者多数から恨みを買っている悪徳投資家の道岡(豊原功補)で、笠松の手術を受けるのだが病院に脅迫状が届いていて、経営陣がBGを付ける事が入院の条件にしたからという理由だった。

という事で、自ら志願したリハビリ担当が木村了、病院内でわざとらしくBGに絡んで来るのが宮地雅子で、この二人は恐らく道岡を狙っている側の人間、そしてずっと罵倒され続けている秘書の長谷川朝晴も怪しかったが、悔しさを表すシーンが有ったのでこれはミスリードだなと、読みやすい設定だった。

復讐劇は上っ面を撫でた様な雑な扱いで、どちらかと言うと不起訴で釈放とは言え、一度捕まった事で散々自分を利用していた政治家等がさっさと関係を切った事に厭世感が有ったのか、襲って来る投資詐欺被害者を必要以上に罵倒してキレさせ、自分を殺させようとしている道岡と、どんなに罵られこき使われようとも、自分がどん底の時に救ってくれた道岡を尊敬している秘書の、歪んだ共依存の関係に重きを置いて描きたかった様な感じだった。
そして豊原さんの演技は素晴らしかった。

菅沼は劉の抜擢人事のオファーを受けた。劉の懐に入り込んで情報を取り寝返るつもりなのか、単に出世の道を選んだのか(本当の出世は出来そうに無いけど)、分かりにくい所が菜々緒(のキャラ)らしくていい。

演出=七髙剛

  • << 282 「BG~身辺警護~」3話まで終了。 相手を選別せず困っている人の力になりたい、そういうBGが島崎の方針だが、今回はちょっと依頼人やその親子関係の事情に踏み込み過ぎかなと感じた。 本当は電車の運転士をしている父親に憧れ自分も運転士になりたかったのに、いい大学に入っていい仕事に就けと、自分の考えを押し付ける父親に逆らえず、やっと反発して引きこもりになったのが高2の途中で、それから20年経過という依頼人・生田大輔(岡田義徳)の、タイムカプセル開封式で手紙を読み上げられる前に取り戻したいから、当時の小学校迄2キロの道をBGして欲しいという話。 いじめっ子だった事を思い出せない大輔と、それが原因で人生滅茶苦茶にされたと大輔を恨む同級生の谷口(丸山智己)の話が起承転結の「転」で挟まれるが、何か取って付けた様な印象しか残らなかった。 父親から独立を促された大輔が着ていたスーツは島崎が渡した物?少なくとも大輔のサイズに合わせて用意していた革靴は返却されていないよね。その代金は親から貰ったのかしら。大輔からはBG代8万しか貰わなかったし。そういう細かい事が結構気になる。 ※5年前、ロスの自宅で劉のフィアンセは強盗に撃たれて3ヵ月後に死んだ。BGも雇っていたのに弾除けにならなかった。その時にBGは責任を取らなくて良い事を知り、商売にしようと思った、との事。 演出=七髙剛

No.274 20/07/03 21:43
匿名 

>> 262 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」4話まで終了。(3話まで放送して休止、6/25再開) … 【シーズン枠外ドラマ】

〈木曜ドラマF〉
「ギルティ~この恋は罪ですか?~」5話まで終了。

爽は妊娠はしていなくて、それにほっとしていた事で離婚を決意。一真とレストランで会って話をするが、まだ瑠衣と会っていると知り感情が爆発、フォークで自分の掌を刺す。下を向いていて気付かない一真っておかしくない?爽が去って行った後だって、何も食べてないのにフォークに血が付いていたら変だと思うだろうに。

衝撃の裏切りって寺嶋の事だった。
あれ?先週の予告で若菜が一真の足にすがっているシーンって無かったっけ?私の見間違い?
って事で、瑠衣→寺嶋→結の命令系統で爽は見事に嵌められ、編集部を休職する事に。寺嶋が裏切るのは予想していなかったので、ここはちょっと面白かった。

最後は爽が実家の風呂で赤ワインを飲んでブクブク沈むシーンだったけど、あれって自殺なのか、ただの酔っ払いなのか分かりにくい演出だったなあ。まあ状況的には自殺っぽいけど。で電話に出ない爽を心配して秋山が訪ねて来るのかな。

何か今回は話が少ししか進まなかったし、イマイチだったな。

※キスシーンは流石に直にはやらせられないらしく、昔ながらのカメラテクで想像させるパターンだった。

脚本=大林利江子 演出=河原遥



  • << 283 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」6話まで終了。 電話に出ない爽を心配して駆け付け浴槽から引っ張り上げたのは若菜だった。(爽が玄関の鍵を閉めなかった事が、ここで生きて来る) で瑠衣の卒アルを調べに母校に潜入(簡単に出ちゃう入校証)。瑠衣の名字が秋山になっていたので爽は秋山の元へ。 「瑠衣の母親が俺の親父と再婚した」(つまり義理の妹) 秋山の妻・美和子は何か嘘をついて秋山と結婚。爽とだけは結婚させたくなかった瑠衣が焚き付けたらしい。 一真に全て本当の事を話す爽。 「俺は元々2番目で、親の事で結ばれなかったそいつ(秋山)が1番だったんじゃないか?」←核心を突いたのにプラトニック(キスは別物?)だった、カズくんが初めてだったと言い返されて「ごめん」直ぐに反省モードの一真(結構可愛い)。 爽を陥れた寺嶋睦月の話になり、写真を見せられた一真は「睦月!」(えーっ?) 「東睦月、俺の別れた嫁の弟だ」←こっちもか~い! 要するに瑠衣はお兄ちゃんを爽にだけは取られたくなかった、睦月は一真に復讐したかったって事か?(瑠衣の方はまだ何か有りそうだけど) いやあ、前回は足踏み状態だったけど今回は随分と動いたね。 で若菜は裏切らないんか~い? 演出=野田健太

No.275 20/07/05 11:10
匿名 

>> 263 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)8話まで終了。 二度も続けて夫が事故や事件で亡くなり、多額の生命保険… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)9話まで終了。

娘が殺され未解決のまま離婚した元夫婦の夫が妻を刺した事件。刺した三島(安井順平=上手い!)は盗聴を疑い筆談にしか応じない。そして筆談だとマイクロジェスチャーやなだめ行動が捉えにくい。どうもこの男は精神疾患を演じている様に見えるのだが、この元夫婦のどちらかが娘を殺した真犯人なのか、それとも…という展開。

楯岡の挑発で三島は声を発し、西野とシオリの三島の部屋の調査と合わせて、楯岡は詐病と結論付ける。では何故?

真犯人は別の事件を起こしながら刑法39条に守られて保護施設にいる男で、女の子を殺してバラバラにしたと自慢しているが、詐病なのではと疑った施設職員が三島に連絡をして来た。それで自分も詐病で同じ施設に入り、男を殺すつもりだったと判明。

うーん、真犯人云々の辺りから話が浮いてしまったかな。
冒頭にパリ人肉事件の佐川の件を持ち出し、フランスの精神鑑定と日本の鑑定結果は真逆で、それ程精神鑑定は難しいと煙幕は張っていたが、この物語の真犯人の設定は緩いし、未解決にした警察、鑑定した医師の無能ぶりと、自分の疑問を直接被害者家族に伝えてしまう施設職員の規範意識の低さが重ならないと成立しない展開だから、ちょっと無理筋だったな。

脚本=ブラジリィー・アン・山田
演出=山内大典

  • << 285 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)全10話終了。 西野が失踪。 婚活パーティーで西野が知り合った香澄は、それまでに交際していた5人の男性が不審死を遂げ、重要参考人とされた女だった。 反応が鈍い香澄から何とか引き出した西野の居場所には別の男が殺されていて、西野の指紋が付いた包丁が落ちていた。 香澄は心療内科に通院していて、その主治医・楠ゆりか(野波麻帆)から抗うつ剤を処方されていた。(だから反応が鈍かった)楠の話では、香澄は幼い頃からレッスンを受けていた男のピアニストから、性的いたずらを繰り返されていた。「その時の心の傷から、彼女は男性に強い執着を抱く様になったのだと思います」←楯岡も後で気付くが、これはおかしいよね。普通は男に嫌悪を感じて近付けなくなる筈。心が拒否する筈。だから楠が怪しい。 楯岡が香澄の本命の事を「彼」と言ったら一気に現実に引き戻される香澄。これで香澄が狂信的に愛しているのは「女」で楠だと気付く楯岡。 楠の取り調べが始まるが相手も心理学のプロでボロは出さない。そこで楯岡の取った方法は…楠の取り調べを香澄に見せ、その顔を録画した物を楯岡が見てマイクロジェスチャーから西野の監禁場所を特定するというウルトラC技。 野波麻帆の怪演も有り、このまさかの落とし方はより効果的で面白かった。 脚本=大浦光太 演出=根本和政

No.276 20/07/05 11:58
匿名 

>> 264 「MIU404」(TBSスパークル・TBS)脚本=野木亜紀子 出演=綾野剛、星野源、岡田健史、橋本じゅん、渡邊圭祐、黒川智花(3話から)、… 「MIU404」2話まで終了。

初回の派手なカースタントを無駄にせず、404に貸与する乗用車が無いから、張り込み用のメロンパン移動販売車を使いなさいと隊長に言われ、仕方なく乗り込む伊吹と志摩だったが、乗用車より座面の位置が高い事が幸いして、隣の乗用車に隠れる様に乗っている人物の衣服の色が確認出来、殺人事件の容疑者が着ていた服の色と合致した事と、どうもその服の人物の隣に座っている中年女性の様子もおかしい為、それが取り敢えず尾行を始める端緒になるという見事な話の流れで、一気に物語の中に引き込まれた。

容疑者は無関係の夫婦の車を乗っ取ったのではないか?警察の検問をすり抜けた夫婦の車に志摩の機転で盗聴器を仕掛け、車内の様子を確認する二人。
所謂ストックホルム症候群なのかと思ったらちょっと違っていて、盗みをしたと疑われた中学生の息子を信じてやれなくて、自殺されてしまった後悔をずっと抱えて生きて来た夫婦が、人殺しを否定する若い男・加々美(松下洸平=小心者みたいな雰囲気から豹変し、また小心者に戻る容疑者を好演)を助ける事で、楽になりたかった、すがりたかったのかもしれない、そんな感じだった。

とっくに縁を切ったモラハラ実父と職場のパワハラ専務が重なり、咄嗟に刺し殺してしまった加々美。父親を殺そうと実家に帰るが2年前に死んでいたというオチは、予想はしていたが切なかった。

演出=塚原あゆ子

  • << 286 「MIU404」3話まで終了。 今回は「狼少年」になぞらえて、ゲームの延長線上で犯罪を装い公衆電話から女が「助けて下さい!」と110番通報、警察官が駆け付けると男が逃げて捕まえられない、そういう遊びを繰り返していた元陸上部の高校生グループの一員の女子が、平行して起きていたスタンガンを使った本物の、若い女性を襲う犯人の餌食になり、最終的には機捜が助けるが、本物の犯罪の怖さを思い知った彼らは、一人を除き道を外さずに済む。 そこからがサブタイトルの「分岐点」で、一人別行動を取った成川は、合成麻薬ドーナツEPを売り付けて廃部に追い込んだ陸上部の先輩が許せず襲う為に待ち伏せするが、そこに現れたのは「違う違う、俺は先輩じゃないよ」と言う、ドーナツEPを手に持ってニヤニヤ笑う菅田将暉!だった。どうなる、成川。 今回は隊長の台詞に野木さんの犯罪に対する思いが込められていた。 「(犯罪なのに)いたずらって言い方止めませんか?日本語の表現は柔らかくて美しい。重大な問題迄オブラートに包み隠してしまう」 「救うべき所は救おうというのが少年法」「彼らが教育を受ける機会を損失した結果だ。社会全体でそういう子供達をどれだけ掬い上げられるか、5年後10年後の治安はそこに掛かっている」 成る程、未来の治安も見据えてって事ね。 コンビニ、水族館で隊長の息子に付き添っていた女は何者? 演出=塚原あゆ子

No.277 20/07/05 12:19
匿名 

>> 265 「家政夫のミタゾノ」4話まで終了。 台風の日に「ロトで3億当てた」家に忍び込み、家人(木野花)に見付かり殴ろうとした所で、派遣されてい… 「家政夫のミタゾノ」5話まで終了。

袴田吉彦が不倫相手と車の中に居る時に、後を付けていた女性をバットで殴り付けている男を目撃、振り向いた男と目が合ってしまい恐怖に震えるが、何とその男・大浦龍宇一が隣に引っ越して来る。

どこまでも怪しさを漂わせる大浦と、びくびく逃げ腰な袴田の演技対決が面白くて最後のオチまで楽しめたし、ちょいちょい過去の実際の不倫ネタでイジられながらも、それを演技で返す袴田には大笑いさせて貰った。

大浦は殺してはいないのでは?とは思うのだが、何で隣に引っ越して来たのか、やっぱり袴田を見張る為?と思わせておいて実は…というオチの発想も面白かったし、オチが明かされてからの大浦の演技の変貌ぶりも良かった。

今シリーズで一番面白かったかも。

脚本=香坂隆史 演出=片山修

  • << 287 「家政夫のミタゾノ」6話まで終了。 久し振りに昔の友達二人が訪ねて来て、婚約者も交えてお鍋を肴に祝杯を上げ、その後の記憶が無いまま目覚めた翔子(星野真里)は、隣に見知らぬ中年男がパンイチで寝ていて驚き、婚約者を探しに居間に行くと部屋中が荒らされていて更にびっくり。 そこに姑が来る前に片付けと料理を頼んでいたミタゾノ達がやって来る。そして婚約者は空の浴槽の中で寝ていた。 一体何が有ったのか? 早目にやって来た姑(小川菜摘)の粗探しと翔子の誤魔化しの攻防の末に、お互いに隠していた過去が明らかにされ…という話。 皆が記憶を失くし乱痴気騒ぎをした原因は、友達の一人がお鍋に入れた麻薬の様な働きをするキノコのせいだったというオチを入れたのは良かったけど、それ以外の流れはさほど面白いとは思わなかった。 前回、脚本・演出・役者それぞれの力量が見事に噛み合った傑作を観てからの今回だから、余計に貧弱に見えてしまったのかもしれないが、何か残念な内容だった。 脚本=香坂隆史 演出=松川崇史

No.278 20/07/05 17:44
匿名 

>> 268 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ25〉 「捨ててよ、安達さん。」11話まで終了。 今回は15年物のダルダルの、スウェットタイプ… 【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ25〉
「捨ててよ、安達さん。」全12話終了。

冒頭のインタビューシーンはリアルだよね。安達さんが自分の言葉で今現在の自分の状況(母であり娘であり妻であり俳優である、その円で出来ている)を話している。

3ヵ月前、夫が長期海外出張する事で息子のお迎えだけ頼むと母に電話で言うと、同居を持ち出された様で「えっ?私ってお母さんの物なの?ごめん、何か無理」と言って電話を切り涙ぐむ。

電話を切った安達さんは棚から小箱を取り出しゴミ箱に捨てて2階に上がって行く。
それを拾い上げ箱に書かれた自分の名前や生まれた時の情報を読んで、床に寝転びながら子供の様に声を出して泣きじゃくる、現在の夢の中の安達さん。

「私はお母さんの物じゃない」けど娘は私の物という安達さんに少女は言う。
「一生懸命産んで育てて、誰でも執着するでしょ、そりゃ。みんな一緒だよ」
「やめてよ、私とお母さんは違う!」一番辛かった時に「目が死んでる」なんて娘に言う人と私のどこが一緒なの!?
棚に駆け寄る安達さんに少女は言う。
「また捨てるの?そこにはもう無いでしょ。見えない振りして生きて行くの?捨てないで、安達さん。」大泣きする少女を抱き締め「捨てないよ」と言う安達さん。

(続く)

No.279 20/07/05 18:06
匿名 

>> 278 (続き)

幼い頃から特殊な母娘関係にあった安達さんが、内面に強く抱えていた母への嫌悪感とコンプレックス。それが私生活が充実して来た今、少女に形を変えて夢の中に現れ、心に整理を付け一皮向けた大人の安達祐実に変わる為の儀式をしていた、という事なのだろうか。

小箱の中身=少女は「へその緒」だった。
第8話の「栄養を運んでたのにさ」の台詞が、ここに繋がっていた。(まあもう一つ言えば、へその緒=母親って事だよね)

どこまでがリアルでどこからが大九さん達の作り出した物なのかがよく分からない、不思議だけど面白いドラマだった。

※私は2014年の「緊急取調室」にゲスト出演した安達祐実の演技を観て、上手いなあ、いい女優さんになったなあと再認識した強烈な記憶が有るのだが、それよりも何年か前には、仕事も無く苦しんでいた時期が有ったとはね。まあ、全部がリアルでは無いだろうけど。

演出=大九明子


No.280 20/07/08 15:32
匿名 

「私の家政夫ナギサさん」(TBSスパークル・TBS)脚本=徳尾浩司 出演=多部未華子、瀬戸康史、眞栄田郷敦、高橋メアリージュン、宮尾俊太郎、平山祐介、富田靖子、草刈民代、趣里、大森南朋 他

四ツ原フリコの漫画原作。初回15分拡大。

多部未華子が部屋の片付けは超苦手だけど、仕事は出来る製薬会社のMR相原メイ(28歳)を演じるのだが、肝心の仕事がどう出来て優秀社員賞を貰った過去が有るのかが今の仕事振りからは伝わらず、ライバル会社の凄腕MR田所(瀬戸)の有能な仕事振りとフレンドリーな人間性は短時間で的確に描かれていたのとは対照的で、恐らくそこにこれからの展開の振りが仕込まれているのだろうとは想像するのだが、初回からイマイチの主人公を描いてどうするのよ、という若干の不満と不安が残った。

原作は全く知らないのだが、家政婦(夫)をおじさんにしたのは、女にするよりは過去話が盛れるし、男女の仲に繋げる事も出来るからだろう。(このドラマがそうなるとは言わないが、そういう想像も出来るという事)

本来の性格はいいお母さんになる事が夢だったメイが、母親の希望と期待を一身に背負って無理をして仕事人間を演じているので、そろそろ歪みが出始めている、そんな感じなのかな?

配役は適材適所なので、本テーマが見えてくればもっと面白くなるのかもしれない。

演出=坪井敏雄
やっぱり「凪のお暇」と同じ演出家!

  • << 289 「私の家政夫ナギサさん」2話まで終了。 ああ何だろう、この隔靴掻痒感。 MRとして有能な女性(まだその有能さが描けていない)が自宅では片付けられない症候群、見かねた妹が自分の職場のカリスマ中年家政夫を誕プレとして手配した事から巻き起こるドタバタと、お仕事話。 テーマとしては面白いし主演は多部未華子、相手役は大森南朋とどちらも一級品、演出は傑作「凪のお暇」の主演出家だった坪井敏雄なのに、今のところ微妙な出来になってしまっているのは脚本家のせいなのかな? 母親に片付けられない症候群の事を知られたくないというのは分かるが、何故田所に隣に住んでいる事を頑なに知られたくないのかがよく分からないから、その為に嘘を重ねる演出に若干イラッとしてしまう。 良い傾向としてはメイの仕事の悩みに対するナギサさんのアドバイスが的確で、どんな過去を持っているんだろうという興味を持てる事、そしてナギサさんが側に居るとホッとする感じ、暖かい感じをメイが持てる様になったという描写があった事、この辺りだろうか。 尻上がりに良くなる事を期待して観ているので、脚本家には頑張って欲しい。 演出=坪井敏雄

No.281 20/07/09 12:12
匿名 

>> 272 「ハケンの品格」3話まで終了。 また中園ミホ脚本に戻った。 社食にまで設けようとする社員とハケンの価格格差。里中の努力で同一価格… 「ハケンの品格」4話まで終了。

何を言っても暖簾に腕押しみたいな、感情が死んだ様な新入社員・井手の背景(S&Fの最重要取引先の創業社長(キムラ緑子)の三男でコネ入社)が明かされたのはいいが、大袈裟であからさまな特別扱いや、創業社長の営業部視察の前に本人が行き先を告げずに所在不明になるや、仕事を放り出して部員総動員で捜索をする等、どこの国の会社の話なのかと違和感ばかりで全く笑えない。

普通の会社員の話は職種の差はあれど多くの人が経験している事なので、実態が分かっている分、現実との解離には違和感を持ちやすいし厳しい判定をしがちになると思う。
そういう平均的な視聴者の感覚の上を行く様な、有無を言わせぬ様な確固たるテーマが端々に感じられるなら、ここまで酷評される事も無かったであろう。

それとは別の話として、やはり大泉洋の存在感、受けのウマさ、篠原涼子との相性の良さは抜群だった。
課長に就任したのでここからはレギュラー出演をするのだろうから、篠原との掛け合いを楽しみに継続視聴はしようと思っているが、毎回のレビューは書かないかもしれない。

脚本=山口雅俊、渡邊優子
演出=佐藤東弥

  • << 323 「ハケンの品格」全8話終了。 結局AIの作った✕リスト要員で実際に肩を叩かれた社員は居なくて、即退任させられたのは宮部社長だけだったというオチ。 1年経っても塚地さえ部長のままなんだから、AIクーデターを起こしたあの常務も中身は空っぽという事で、S&Fはお先真っ暗だな、こりゃ。 あれこれあげつらうのも疲れるだけなのでもう言わない。 里中が退職し惣菜店を起業して、派遣だった福岡と千葉を正社員として雇い、社員だった井手は“本人念願の派遣”として雇ったという、こっちのオチは中々良かったと思う。 演出=佐藤東弥

No.282 20/07/11 17:38
匿名 

>> 273 「BG~身辺警護~」2話まで終了。 笠松医師の仲介でBGを依頼して来たのは、被害者多数から恨みを買っている悪徳投資家の道岡(豊原功補)… 「BG~身辺警護~」3話まで終了。

相手を選別せず困っている人の力になりたい、そういうBGが島崎の方針だが、今回はちょっと依頼人やその親子関係の事情に踏み込み過ぎかなと感じた。

本当は電車の運転士をしている父親に憧れ自分も運転士になりたかったのに、いい大学に入っていい仕事に就けと、自分の考えを押し付ける父親に逆らえず、やっと反発して引きこもりになったのが高2の途中で、それから20年経過という依頼人・生田大輔(岡田義徳)の、タイムカプセル開封式で手紙を読み上げられる前に取り戻したいから、当時の小学校迄2キロの道をBGして欲しいという話。

いじめっ子だった事を思い出せない大輔と、それが原因で人生滅茶苦茶にされたと大輔を恨む同級生の谷口(丸山智己)の話が起承転結の「転」で挟まれるが、何か取って付けた様な印象しか残らなかった。

父親から独立を促された大輔が着ていたスーツは島崎が渡した物?少なくとも大輔のサイズに合わせて用意していた革靴は返却されていないよね。その代金は親から貰ったのかしら。大輔からはBG代8万しか貰わなかったし。そういう細かい事が結構気になる。

※5年前、ロスの自宅で劉のフィアンセは強盗に撃たれて3ヵ月後に死んだ。BGも雇っていたのに弾除けにならなかった。その時にBGは責任を取らなくて良い事を知り、商売にしようと思った、との事。

演出=七髙剛

  • << 284 【訂正】 「BG」の話数4話まで終了に訂正。 (前回レビューからズレていた)
  • << 290 「BG~身辺警護~」5話まで終了。 沢口の恋人で秘書課の角田凪子(成海璃子)がひったくり被害(スマホを盗られた)で怪我をし、島崎の手配で笠松医師が治療をする。 凪子が防犯ブザーを3つも持っていた事から、笠松はただのひったくりではないと島崎に忠告、ストーカー被害に遭っている事が分かる。 沢口は島崎にBGを依頼。すると凪子の自宅の側で変装して見張っていたのは小俣課長だった。 凪子を演じるのがキャリアの有る成海璃子なので、ただの怖がっている被害者ではなく、何かを隠しているという雰囲気が伝わって来て、そこで一つドラマに厚みが出たと思う。 犯人は上司の岩田で、凪子にアクセスを許可したデータの中に、劉が桑田議員に送った政界関係の警備データが紛れ込んでいた為に、ストーカーを装ってスマホを奪い、データを消そうとしていたのだ。 劉は沢口に何故島崎が退職したのか本当の事を話し、動揺させる。この人は結構本当の事をべらべら喋るタイプなのか?それでも得体のしれない部分が有って流石仲村トオルって感じだ。 諸々ショックを受けた沢口は劉に退職すると伝え、小俣は劉を裏切り桑田議員に情報を渡す。 そして島崎と笠松の仲は少し進展。 テレ朝の方針で7月中に終わらせる為に、当初より短縮してあと2話で終わりとの事。何か勿体無いなあ、いい出来なのに。 演出=常廣丈太

No.283 20/07/11 18:13
匿名 

>> 274 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」5話まで終了。 爽は妊娠はしていなくて、それにほっ… 【シーズン枠外ドラマ】

〈木曜ドラマF〉
「ギルティ~この恋は罪ですか?~」6話まで終了。

電話に出ない爽を心配して駆け付け浴槽から引っ張り上げたのは若菜だった。(爽が玄関の鍵を閉めなかった事が、ここで生きて来る)

で瑠衣の卒アルを調べに母校に潜入(簡単に出ちゃう入校証)。瑠衣の名字が秋山になっていたので爽は秋山の元へ。
「瑠衣の母親が俺の親父と再婚した」(つまり義理の妹)

秋山の妻・美和子は何か嘘をついて秋山と結婚。爽とだけは結婚させたくなかった瑠衣が焚き付けたらしい。

一真に全て本当の事を話す爽。
「俺は元々2番目で、親の事で結ばれなかったそいつ(秋山)が1番だったんじゃないか?」←核心を突いたのにプラトニック(キスは別物?)だった、カズくんが初めてだったと言い返されて「ごめん」直ぐに反省モードの一真(結構可愛い)。

爽を陥れた寺嶋睦月の話になり、写真を見せられた一真は「睦月!」(えーっ?)
「東睦月、俺の別れた嫁の弟だ」←こっちもか~い!

要するに瑠衣はお兄ちゃんを爽にだけは取られたくなかった、睦月は一真に復讐したかったって事か?(瑠衣の方はまだ何か有りそうだけど)

いやあ、前回は足踏み状態だったけど今回は随分と動いたね。
で若菜は裏切らないんか~い?

演出=野田健太


  • << 326 【シーズン枠外ドラマ】 〈木曜ドラマF〉 「ギルティ~この恋は罪ですか?~」全10話終了。 最終回は僅かな内容を55分枠に収める為か、一つ一つのシーンの引き延ばし作戦が酷くて、仕方ないので1.3倍速にして視聴した(録画なので)が、会話も全部聞き取れた。 瑠衣の腰辺りを後ろから睦月が刺して、何故か脳神経外科に入院、担当医師が「このまま意識が戻らない場合も…」とか秋山に説明していたのに、あっという間に目覚めて(笑)外国一人旅?(1年後設定で外国からの何通目かの絵葉書が秋山の元へという描写あり) 何かもう中断前と後とでは、別物の様なドラマになってしまった。 爽の母親も憑き物が取れたみたいだし、瑠衣もやっと妹である事を受け入れたみたいなので、爽と秋山はやっとくっつくみたいだ。やれやれ…。 演出=河原瑶

No.284 20/07/11 18:19
匿名 

>> 282 「BG~身辺警護~」3話まで終了。 相手を選別せず困っている人の力になりたい、そういうBGが島崎の方針だが、今回はちょっと依頼人やその… 【訂正】

「BG」の話数4話まで終了に訂正。
(前回レビューからズレていた)

No.285 20/07/11 19:11
匿名 

>> 275 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)9話まで終了。 娘が殺され未解決のまま離婚した元夫婦の夫が妻を刺した… 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(2018年版)全10話終了。

西野が失踪。
婚活パーティーで西野が知り合った香澄は、それまでに交際していた5人の男性が不審死を遂げ、重要参考人とされた女だった。

反応が鈍い香澄から何とか引き出した西野の居場所には別の男が殺されていて、西野の指紋が付いた包丁が落ちていた。

香澄は心療内科に通院していて、その主治医・楠ゆりか(野波麻帆)から抗うつ剤を処方されていた。(だから反応が鈍かった)楠の話では、香澄は幼い頃からレッスンを受けていた男のピアニストから、性的いたずらを繰り返されていた。「その時の心の傷から、彼女は男性に強い執着を抱く様になったのだと思います」←楯岡も後で気付くが、これはおかしいよね。普通は男に嫌悪を感じて近付けなくなる筈。心が拒否する筈。だから楠が怪しい。

楯岡が香澄の本命の事を「彼」と言ったら一気に現実に引き戻される香澄。これで香澄が狂信的に愛しているのは「女」で楠だと気付く楯岡。

楠の取り調べが始まるが相手も心理学のプロでボロは出さない。そこで楯岡の取った方法は…楠の取り調べを香澄に見せ、その顔を録画した物を楯岡が見てマイクロジェスチャーから西野の監禁場所を特定するというウルトラC技。
野波麻帆の怪演も有り、このまさかの落とし方はより効果的で面白かった。

脚本=大浦光太 演出=根本和政

No.286 20/07/12 00:11
匿名 

>> 276 「MIU404」2話まで終了。 初回の派手なカースタントを無駄にせず、404に貸与する乗用車が無いから、張り込み用のメロンパン移動販売… 「MIU404」3話まで終了。

今回は「狼少年」になぞらえて、ゲームの延長線上で犯罪を装い公衆電話から女が「助けて下さい!」と110番通報、警察官が駆け付けると男が逃げて捕まえられない、そういう遊びを繰り返していた元陸上部の高校生グループの一員の女子が、平行して起きていたスタンガンを使った本物の、若い女性を襲う犯人の餌食になり、最終的には機捜が助けるが、本物の犯罪の怖さを思い知った彼らは、一人を除き道を外さずに済む。

そこからがサブタイトルの「分岐点」で、一人別行動を取った成川は、合成麻薬ドーナツEPを売り付けて廃部に追い込んだ陸上部の先輩が許せず襲う為に待ち伏せするが、そこに現れたのは「違う違う、俺は先輩じゃないよ」と言う、ドーナツEPを手に持ってニヤニヤ笑う菅田将暉!だった。どうなる、成川。

今回は隊長の台詞に野木さんの犯罪に対する思いが込められていた。
「(犯罪なのに)いたずらって言い方止めませんか?日本語の表現は柔らかくて美しい。重大な問題迄オブラートに包み隠してしまう」
「救うべき所は救おうというのが少年法」「彼らが教育を受ける機会を損失した結果だ。社会全体でそういう子供達をどれだけ掬い上げられるか、5年後10年後の治安はそこに掛かっている」
成る程、未来の治安も見据えてって事ね。

コンビニ、水族館で隊長の息子に付き添っていた女は何者?

演出=塚原あゆ子

  • << 292 「MIU404」4話まで終了。 今回は裏カジノに誘われハマって堕ちて逮捕され、出直そうと勤めたPCショップが後から暴力団のフロント企業だと分かり絶望、開き直ってマネーロンダリング用の金をちょこちょこ抜き取り、1億貯まった所でバレて逃亡、撃たれても尚逃げていよいよもう駄目だと悟った時に、途上国の少女を援助する団体の看板を偶然見て「私が助ける」と決意、空港行きのバスの中で彼女は息絶えるが、1億円が入っていた筈のキャリーバッグの中身は空っぽで、大金は何処へ?という緊迫感溢れる逃亡劇。 スマホの位置情報の洗い出しから、女(青池透子=美村里江=説得力のある演技は流石だ)は宝石店に通っていた事が分かり、事件当日、現金で2個で1億の宝石を買っていた事が分かる。 女は自作のウサギのぬいぐるみの目に宝石を埋め込み、あの慈善団体のイギリスの本部に航空便で送ったのだ。 バスの窓から並走する「ウサギ」を載せたトラックを満足そうな微笑みで見送り、息絶えるシーンが秀逸。 この話しだけでも十分だったが、この裏カジノ摘発には隊長の息子(ゆたか)を世話している女(羽野麦=黒川)も絡んでいて、オーナー(通称エトリ?)逮捕を条件に情報を隊長に流したのに、我孫子の判断でガサ入れしてエトリは取り逃がし、羽野は追われる身となり、隊長が個人的に匿っているのだ。 何か先々ゆたかが狙われそう。 演出=竹村謙太郎

No.287 20/07/12 18:01
匿名 

>> 277 「家政夫のミタゾノ」5話まで終了。 袴田吉彦が不倫相手と車の中に居る時に、後を付けていた女性をバットで殴り付けている男を目撃、振り向い… 「家政夫のミタゾノ」6話まで終了。

久し振りに昔の友達二人が訪ねて来て、婚約者も交えてお鍋を肴に祝杯を上げ、その後の記憶が無いまま目覚めた翔子(星野真里)は、隣に見知らぬ中年男がパンイチで寝ていて驚き、婚約者を探しに居間に行くと部屋中が荒らされていて更にびっくり。
そこに姑が来る前に片付けと料理を頼んでいたミタゾノ達がやって来る。そして婚約者は空の浴槽の中で寝ていた。
一体何が有ったのか?

早目にやって来た姑(小川菜摘)の粗探しと翔子の誤魔化しの攻防の末に、お互いに隠していた過去が明らかにされ…という話。

皆が記憶を失くし乱痴気騒ぎをした原因は、友達の一人がお鍋に入れた麻薬の様な働きをするキノコのせいだったというオチを入れたのは良かったけど、それ以外の流れはさほど面白いとは思わなかった。
前回、脚本・演出・役者それぞれの力量が見事に噛み合った傑作を観てからの今回だから、余計に貧弱に見えてしまったのかもしれないが、何か残念な内容だった。

脚本=香坂隆史 演出=松川崇史

  • << 294 「家政夫のミタゾノ」7話まで終了。 ミステリー好きな家政婦をという依頼をして来たのは有名脚本家の稲葉祐実(高橋ひとみ)で、スランプで書けなくなっていた祐実に、アシスタントの詩織(遊井亮子)は自分で書いた原稿を差し出すが、激昂した祐実はクビを言い渡す。 祐実の夫・英夫(黒田アーサー)は、元々祐実の師匠だった脚本家・紅葉(ジュディ・オング)の夫だった人で、紅葉がスランプで自殺した後、祐実と再婚した。 という事でテーマはスランプとゴーストライター。祐実は紅葉のゴーストライターをしていて、デビューさせて貰えなかった事から英夫と共謀して井戸に落として殺してしまった。そして今度は詩織が祐実のゴーストライターになり、英夫と共謀して祐実を殺したと視聴者に思わせておいて、実は3人が新ドラマの宣伝の為に仕組んだやらせだった、たからミステリー好きな家政婦という条件を付けたと分かる。 いやあすっかり騙されたと思っていたら、更に実は紅葉は生きていて、隠し撮りの映像で祐実も英夫と詩織に騙されているのだと暴く。詩織自体にも更にゴーストライターがいてと、もうしっちゃかめっちゃか(笑)大体、底無しの井戸からどう這い上がって来たのかと驚く英夫に「あら知らなかった?あたしクライミングが得意なの!」って、滅茶苦茶な設定(笑) でも笑えてどんでん返しも有って面白かった。 脚本=林誠人 演出=小松隆志

No.288 20/07/16 09:38
匿名 

>> 271 「探偵・由利麟太郎」3話まで終了。 冒頭で妻・優美(村川絵梨)に気を使っている様な夫・恭介(浅利陽介)の姿が映し出され、モデルの優美達… 「探偵・由利麟太郎」全5話終了。

前後編で作られたオペラ歌手さくら(高岡早紀)他が殺された話。

オペラ劇団の話なので登場人物が多く、謎を持たせる為か脚本家の技量のせいか、個々の描き方が不明瞭でどんな人物かが頭に入って来ないまま話が進み、消化不良のまま由利の解説が始まるという、何なんだこれは的なドラマだった。

推理マニアの千恵子(吉谷彩子)が余計な動きをして撹乱していたというのはまだ良いとして、土屋が間違って殺した雨宮をカーテンにくるんで四方を合わせネジネジして5階の窓から吊るし、クルクル回転してほどけている間に自分は雨樋を掴んで1階まで滑り落りてアリバイ作りという設定が、あまりにも雑で失笑してしまった。

初回で期待したけど見終わったらガッカリみたいなドラマだった。

※意味深にチラッと出て来た女性の説明も無く、由利が捜1を辞めた理由も分からず終いで、何なのって感じ。

演出=木村弥寿彦

No.289 20/07/16 10:16
匿名 

>> 280 「私の家政夫ナギサさん」(TBSスパークル・TBS)脚本=徳尾浩司 出演=多部未華子、瀬戸康史、眞栄田郷敦、高橋メアリージュン、宮尾俊太郎… 「私の家政夫ナギサさん」2話まで終了。

ああ何だろう、この隔靴掻痒感。

MRとして有能な女性(まだその有能さが描けていない)が自宅では片付けられない症候群、見かねた妹が自分の職場のカリスマ中年家政夫を誕プレとして手配した事から巻き起こるドタバタと、お仕事話。
テーマとしては面白いし主演は多部未華子、相手役は大森南朋とどちらも一級品、演出は傑作「凪のお暇」の主演出家だった坪井敏雄なのに、今のところ微妙な出来になってしまっているのは脚本家のせいなのかな?

母親に片付けられない症候群の事を知られたくないというのは分かるが、何故田所に隣に住んでいる事を頑なに知られたくないのかがよく分からないから、その為に嘘を重ねる演出に若干イラッとしてしまう。

良い傾向としてはメイの仕事の悩みに対するナギサさんのアドバイスが的確で、どんな過去を持っているんだろうという興味を持てる事、そしてナギサさんが側に居るとホッとする感じ、暖かい感じをメイが持てる様になったという描写があった事、この辺りだろうか。

尻上がりに良くなる事を期待して観ているので、脚本家には頑張って欲しい。

演出=坪井敏雄

  • << 296 「私の家政夫ナギサさん」3話まで終了。 今回はメイの片付けられない症候群が母親にバレて、家事の出来ない自分とは違い、娘は仕事も家事も出来る女と信じていた母親はがっかりしてしまうが、仕事のし過ぎで倒れてしまった娘がうわ言で「おじさん」と言った事と、応急措置すら出来ない自分にもがっかりしたのか、今の娘には仕事と家事を両立させるよりナギサさんが必要なんだと悟るまでの話。 そしてメイも自分には家事は無理と悟り、ナギサさんと20:00~23:00の3時間を週3で契約する。(妹がナギサさんは昼間は予約で一杯だからって、上の条件にしたんだけど、これって働き方改革に逆行してるよね。ナギサさんは会社ではどういう身分なんだろう?) 医師の肥後がメイに惹かれたみたいだが、それ以外は中々話が進まないし、キーマンのナギサさんや田所の内面が描かれていないから、もう一つ乗れないんだと思う。 バランスの問題かなあ。 演出=山本剛義

No.290 20/07/18 14:54
匿名 

>> 282 「BG~身辺警護~」3話まで終了。 相手を選別せず困っている人の力になりたい、そういうBGが島崎の方針だが、今回はちょっと依頼人やその… 「BG~身辺警護~」5話まで終了。

沢口の恋人で秘書課の角田凪子(成海璃子)がひったくり被害(スマホを盗られた)で怪我をし、島崎の手配で笠松医師が治療をする。
凪子が防犯ブザーを3つも持っていた事から、笠松はただのひったくりではないと島崎に忠告、ストーカー被害に遭っている事が分かる。
沢口は島崎にBGを依頼。すると凪子の自宅の側で変装して見張っていたのは小俣課長だった。

凪子を演じるのがキャリアの有る成海璃子なので、ただの怖がっている被害者ではなく、何かを隠しているという雰囲気が伝わって来て、そこで一つドラマに厚みが出たと思う。

犯人は上司の岩田で、凪子にアクセスを許可したデータの中に、劉が桑田議員に送った政界関係の警備データが紛れ込んでいた為に、ストーカーを装ってスマホを奪い、データを消そうとしていたのだ。

劉は沢口に何故島崎が退職したのか本当の事を話し、動揺させる。この人は結構本当の事をべらべら喋るタイプなのか?それでも得体のしれない部分が有って流石仲村トオルって感じだ。

諸々ショックを受けた沢口は劉に退職すると伝え、小俣は劉を裏切り桑田議員に情報を渡す。
そして島崎と笠松の仲は少し進展。

テレ朝の方針で7月中に終わらせる為に、当初より短縮してあと2話で終わりとの事。何か勿体無いなあ、いい出来なのに。

演出=常廣丈太

  • << 297 「BG~身辺警護~」6話まで終了。(10分拡大) 立ち退きを迫られているシャッター商店街のカレー店店主の佐久間(名取裕子)を、半グレの様な家主から護る話。 もっと佐久間の側に秘密でも有るのかと思ったら肩透かしを食らってしまった感じ。 一方自宅でリーク疑惑について記者会見を開いた桑田議員は、何故かそこに居た、島崎を付け回している長髪男の要求を飲み二人だけで会談、桑田は襲われ男は逃げる。 体当たりをした菅沼を逆に押さえ付けた男は、劉に桑田を殺す様に頼まれたと言って逃げる。 菅沼からそれを聞いた警察は劉に任意同行を求めるが、劉は振り切って逃亡し島崎にBGを依頼。約束の公園に行くと島崎は警察に包囲され…という展開。 笠松が記憶を辿り男が夫の葬儀に来ていた事を思い出した事から、男は元警察官の加藤と判明する。 加藤が桑田の記者会見の場に居た事自体が怪しいので、劉を陥れる為の桑田と小俣と加藤が組んだ茶番だったのでは? まだKICKSを辞めていない沢口、島崎と袂を分かった高梨、一人で劉を警護しようとしている島崎、でもきっと皆が助けに来るんだろうな。 演出=七髙剛

No.291 20/07/18 15:49
匿名 

「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」(cx)脚本=黒岩勉 出演=石原さとみ、西野七瀬、成田凌、桜井ユキ、井之脇海、真矢ミキ、臼田あさ美、迫田孝也、池田鉄洋、でんでん、田中圭 他

荒井ママレの漫画原作。初回15分拡大。

一般には馴染みのない病院薬剤師の仕事について、新人に仕事内容を説明する体で視聴者にも伝えるという、オーソドックスな手法で始まったが、スピード感溢れる演出で主人公・葵(石橋)の多岐に渡る仕事内容や忙しさが端的に分かる様な作りになっていて、掴みはOKだったと思う。

ただ本来の患者ごとの調剤とパッキング、点検だけであんなに忙しい職場なのに、葵だけ自由に病院を飛び回り、本来看護師がやるべき仕事にまで手を広げ、挙げ句の果てには医師の仕事に迄首を突っ込む始末で、葵上げが横行、その為に医師が必要以上に下げられていて、これは如何なものかと思ってしまった。
原作は疑義照会(医師の処方箋に疑義が生じた場合に薬剤師が医師に確認する行為)にスポットを当てているとの事なのだが、対象の医師をあそこまで意固地で患者放置の無能に描いてしまうと、疑義照会の本来の意味がねじ曲げられてしまう様で、これはちょっと違うかなと思った。

黒岩氏は能力のある脚本家だし、石原さとみも適役だと思うので、良くなる事に期待したい。
※病院におフェロメイクで出勤は無いわ、西野七瀬。

演出=田中亮

  • << 298 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」2話まで終了。(15分拡大) まず「マトリの調査日に麻薬管理室から麻薬が1本紛失していて大騒ぎ」の、下らないくだりを全カットすれば拡大する必要はなく、下肢の骨肉腫を、自分が捨てた娘に知られたくなくて薬を隠れて大量に飲み、生死をさ迷う事態になってしまう上腕骨折患者の話と、マイコプラズマの粉薬が苦くて飲めない息子に悩むシングルマザーの話だけにすれば良かったのにと思う。 (刈谷は経験者なら、何故最初の薬剤説明の時にアイスに混ぜると飲みやすいって教えてあげなかったの?せいぜい10秒か15秒あれば話せるだろうに) 麻薬の話にしても、マトリが到着する前に荒神のチェック忘れと判明しているのだから、あんな茶番をする必要はなく、荒神がさっさと帳簿にチェックを入れればいいだけでしょ。 何か思っていた感じと違うし、こういう方向性でずっと行くつもりならレビューはもう書かなくてもいいかな。 演出=田中亮

No.292 20/07/19 10:45
匿名 

>> 286 「MIU404」3話まで終了。 今回は「狼少年」になぞらえて、ゲームの延長線上で犯罪を装い公衆電話から女が「助けて下さい!」と110番… 「MIU404」4話まで終了。

今回は裏カジノに誘われハマって堕ちて逮捕され、出直そうと勤めたPCショップが後から暴力団のフロント企業だと分かり絶望、開き直ってマネーロンダリング用の金をちょこちょこ抜き取り、1億貯まった所でバレて逃亡、撃たれても尚逃げていよいよもう駄目だと悟った時に、途上国の少女を援助する団体の看板を偶然見て「私が助ける」と決意、空港行きのバスの中で彼女は息絶えるが、1億円が入っていた筈のキャリーバッグの中身は空っぽで、大金は何処へ?という緊迫感溢れる逃亡劇。

スマホの位置情報の洗い出しから、女(青池透子=美村里江=説得力のある演技は流石だ)は宝石店に通っていた事が分かり、事件当日、現金で2個で1億の宝石を買っていた事が分かる。
女は自作のウサギのぬいぐるみの目に宝石を埋め込み、あの慈善団体のイギリスの本部に航空便で送ったのだ。
バスの窓から並走する「ウサギ」を載せたトラックを満足そうな微笑みで見送り、息絶えるシーンが秀逸。

この話しだけでも十分だったが、この裏カジノ摘発には隊長の息子(ゆたか)を世話している女(羽野麦=黒川)も絡んでいて、オーナー(通称エトリ?)逮捕を条件に情報を隊長に流したのに、我孫子の判断でガサ入れしてエトリは取り逃がし、羽野は追われる身となり、隊長が個人的に匿っているのだ。
何か先々ゆたかが狙われそう。

演出=竹村謙太郎

  • << 299 「MIU404」5話まで終了。 技能実習生制度には様々な問題があり、監理団体の良し悪しもその一つ。実習生と企業の間に入って実態を把握し指導する、本来の役割をきちんと果たしている団体もあれば、ドラマの様な悪徳団体もあり、後者の様な団体に当たってしまうと、「劣悪な労働環境で低賃金で働かされても放置」→脱走→不法滞在という事が起きる。 そして日本語学校。留学生には週28時間迄しかアルバイトは認められていないが、実態は出稼ぎというアジアからの留学生は、複数のバイトを掛け持ちしてオーバーワークで稼ぐ。 今回はそんな矛盾だらけの制度下で犠牲になるベトナム人等を、仕事上ずっと見て来た男(水森=渡辺大知)が、変えられない現実に自分が責められているかの如く反応し、犯罪を犯してしまう話。 「go to強盗」とベトナム人に呼び掛けるツイートに呼応して、コンビニ強盗に加わる脱走ベトナム人達、ベトナム人の留学生マイが疑われてクビになる設定、主犯を日本人にしたという事もあるが、問題提起を明確にする為に仮想国家を用いず、ベトナム人の話として組み立てた心意気を評価したい。 水森逮捕のシーンをVチューブで見た成川が、RECにDMで仕事を依頼をして来る。いよいよ菅田将暉の再登場か? 死んだ志摩の元相棒(村上虹郎!)の話もやっと出て来る。次も楽しみ。 演出=竹村謙太郎

No.293 20/07/19 17:19
匿名 

「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」(NHK)脚本=荒井修子 出演=貫地谷しほり、内田有紀、田中哲司、浅香航大、高梨臨、浜野謙太、永井大、升毅、石黒賢、朝加真由美、平田満、伊武雅刀 他

南杏子の小説原作。

内科医・真野千晶(貫地谷)は、大学病院より丁寧に患者と向き合えそうと思い民間の佐々井記念病院に転籍したが、丁寧に見えたのは激化する患者の獲得競争に勝つ為の上辺だけの行為で、実際には3人の内科医で午前中の外来患者を150人も診なければならず、結局ここも3分診療にならざるを得なかった。
そんな中でモンスター・ペイシェント(クレーマーの患者)にも上手な対応を求めて来る、銀行員上がりの事務長・高峰(升)。

初回の藤井(佐野史郎)はモンペと言ってもネチネチしている訳ではなく、妻(宮崎美子)という間に入ってくれる人もいたので千晶の誠意も通用したが、本物っぽいモンペも用意されていて、それが母親の介護でおかしくなっているみたいな座間(田中=凄そう怖そう)で、これから千晶がこのモンペと事務長の方針の板挟みになるのかと思うと、ちょっと観るのが憂鬱になる部分もある。

先輩の浜口(内田)には秘密(あの心筋梗塞のメモは何?)が有りそうで、千晶自身も認知症の進んだ母親の存在、実家の診療所を継ぐ問題等、悩みを抱えている。

うーん、ちょっと暗いかなあ。

演出=西谷真一


  • << 300 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」2話まで終了。 患者と真摯に向き合おうとする千晶や浜口の医師としての矜持、千晶の抱える家族問題、この辺りの部分は見応えは有るのだが、その印象をことごとくぶち壊すコストカッター事務長とモンペの座間の存在が邪魔で、視聴意欲が削がれる。 「アンサング・シンデレラ」以上のかなりの“これじゃない感”にがっかり。 座間の内面が描かれて煽り要素が減り、内容が良くなったらまたレビューを書くかもしれないが、暫くは観るだけにする。 演出=西谷真一

No.294 20/07/19 17:49
匿名 

>> 287 「家政夫のミタゾノ」6話まで終了。 久し振りに昔の友達二人が訪ねて来て、婚約者も交えてお鍋を肴に祝杯を上げ、その後の記憶が無いまま目覚… 「家政夫のミタゾノ」7話まで終了。

ミステリー好きな家政婦をという依頼をして来たのは有名脚本家の稲葉祐実(高橋ひとみ)で、スランプで書けなくなっていた祐実に、アシスタントの詩織(遊井亮子)は自分で書いた原稿を差し出すが、激昂した祐実はクビを言い渡す。

祐実の夫・英夫(黒田アーサー)は、元々祐実の師匠だった脚本家・紅葉(ジュディ・オング)の夫だった人で、紅葉がスランプで自殺した後、祐実と再婚した。

という事でテーマはスランプとゴーストライター。祐実は紅葉のゴーストライターをしていて、デビューさせて貰えなかった事から英夫と共謀して井戸に落として殺してしまった。そして今度は詩織が祐実のゴーストライターになり、英夫と共謀して祐実を殺したと視聴者に思わせておいて、実は3人が新ドラマの宣伝の為に仕組んだやらせだった、たからミステリー好きな家政婦という条件を付けたと分かる。

いやあすっかり騙されたと思っていたら、更に実は紅葉は生きていて、隠し撮りの映像で祐実も英夫と詩織に騙されているのだと暴く。詩織自体にも更にゴーストライターがいてと、もうしっちゃかめっちゃか(笑)大体、底無しの井戸からどう這い上がって来たのかと驚く英夫に「あら知らなかった?あたしクライミングが得意なの!」って、滅茶苦茶な設定(笑)

でも笑えてどんでん返しも有って面白かった。

脚本=林誠人 演出=小松隆志

  • << 301 「家政夫のミタゾノ」全8話終了。 公費でプライベート旅行スクープで市長を辞職に追い込んだ新聞記者の春日、家族に隠れてネット摘発にハマり、フォロワー200万人を抱える鬼女ジャスティスママという裏の顔を持つ記者の妻(虹子=杉田かおる=適役)、夫を貶めたコメンテーターの裏アカを見つけ、パパ活疑惑の写真をアップしたが、よく見たら娘の高校の制服で、他の証拠と合わせて虹子にパパ活疑惑を持たれてしまう娘の真冬。 終わってみれば春日は副市長と賭け将棋をしながら市長の情報を取っていた裏があり、パパ活をしていたのは真冬の親友のひとみで、真冬だけが新聞部員として足で取材をし、本物のスクープ記事を書いていたというオチ。 自分の足で調べずネットの情報だけを根拠に、安全な場所から他人を攻撃するのは卑怯という、今問題になっているSNSの持つ危険性がテーマだった。 杉田かおるの個性が活きていたし、家政婦紹介所のメンバー全員の秘密が入っているというUSBメモリーを、タイミング良く印籠の様にミタゾノに見せ付け、ミタゾノがハハーッてなる演出には笑ってしまった。 霧島がバツ2だった!という事以外はしょうもない秘密ばかりで、ミタゾノの謎は謎のまま無事終了。 深い時間帯で高い視聴率を安定して稼ぐコンテンツ、テレ朝が謎を解明して手放す筈が無いわな。 脚本=おかざきさとこ 演出=片山修

No.295 20/07/19 23:15
匿名 

「半沢直樹」(TBS)脚本=丑尾健太郎 出演=堺雅人、上戸彩、及川光博、賀来賢人、今田美桜、池田成志、古田新太、井川遥、尾上松也、市川猿之助、北大路欣也、香川照之 他

池井戸潤の小説原作のシリーズ2作目。初回25分拡大。

半沢はセントラル証券に飛ばされてまだ部長のままって、凄い懲罰人事だったのね。それはさておき今作には、大和田の子飼いだった伊佐山(市川)が東京中央銀行の証券営業部部長として登場、親分の敵討ちとばかりに半沢を潰そうとする役回りなのだが、これが設定も演技もやり過ぎ(特に顔芸)で、ちょっとシラケてしまった。
何であんな設定にしたのだろう。

もう一人の新たな壁で伊佐山が取り入る副頭取の三笠(古田)位の設定・演技だと、説得力も有るし自然に不気味さも感じるんだけど。

半沢がセントラル証券の森山(賀来)達プロパーと一緒になって、伊佐山に売られた喧嘩をどう買って倍返しするのか、その先に三笠、大和田も立ちはだかるのか?というストーリー的な面白さは有るので楽しみにはしている。

※前作でも使い今回も出て来た銀行の役員会議で使う長~いテーブル、偶然にもソーシャル・ディスタンス。時は流れたり。

演出=福澤克雄


  • << 303 「半沢直樹」2話まで終了。(15分拡大) 何だろう、勧善懲悪で展開はベタなんだけど、やっぱり面白くて惹き付けられるんだよなあ。 理不尽に痛め付けられても半沢ならきっとやり返すだろうという、お約束から来る安心感が根底に有るから、土俵際の攻防戦を観客として楽しむ事が出来る。様式美ってヤツかな。 一度裏切っても反省して心から謝罪出来る人間は許す、認める、チャンスを与える、こういう緩急の付け方は上手いなあと思う。 いかにも腹に一物有りそうなフォックスの郷田(戸次重幸)がホワイトナイトになると、これまた怪しそうな大洋証券の広重(山崎銀之丞)が連れて来た時に、まあ伊佐山の罠なんだろうなというのは想像が付き、伊佐山の前で半沢が三木の営業能力を評価した時点で、“三木の恩返し”は有るんだろうなと思った。 容易に想像が付くストーリーを用意し、それをスピーディーな演出と役者の顔芸(失礼、演技)で、どれだけ楽しめる物に肉付けして行くのかが、このドラマの肝なのだと思う。 でもやっぱり猿之助のやり過ぎ顔芸には慣れないな。 次回はいよいよ愛之助まで出て来る。お腹一杯になりそうだけど楽しみ。 演出=福澤克雄

No.296 20/07/22 00:23
匿名 

>> 289 「私の家政夫ナギサさん」2話まで終了。 ああ何だろう、この隔靴掻痒感。 MRとして有能な女性(まだその有能さが描けていない)が自… 「私の家政夫ナギサさん」3話まで終了。

今回はメイの片付けられない症候群が母親にバレて、家事の出来ない自分とは違い、娘は仕事も家事も出来る女と信じていた母親はがっかりしてしまうが、仕事のし過ぎで倒れてしまった娘がうわ言で「おじさん」と言った事と、応急措置すら出来ない自分にもがっかりしたのか、今の娘には仕事と家事を両立させるよりナギサさんが必要なんだと悟るまでの話。
そしてメイも自分には家事は無理と悟り、ナギサさんと20:00~23:00の3時間を週3で契約する。(妹がナギサさんは昼間は予約で一杯だからって、上の条件にしたんだけど、これって働き方改革に逆行してるよね。ナギサさんは会社ではどういう身分なんだろう?)

医師の肥後がメイに惹かれたみたいだが、それ以外は中々話が進まないし、キーマンのナギサさんや田所の内面が描かれていないから、もう一つ乗れないんだと思う。
バランスの問題かなあ。

演出=山本剛義

  • << 306 「私の家政夫ナギサさん」4話まで終了。 廊下で鉢合わせをして、やっと「同じマンションだったんですね」と田所に伝わった。長かったわぁと思ったらメイが「この事は皆には内緒で」って、まだこれを使ってひと騒動起こしたいのかねえ。つまらないのに。 レストランで鉢合わせした後、コンビニでも鉢合わせするメイと田所だが、カゴの中身がほぼ同じで意気投合、公園で飲み食いしながら楽しい時間を過ごす。この流れは良かった。 田所は陶山に、メイは肥後に「結婚を前提の交際」を申し込まれている事を話し、お互いに結婚のイメージが湧かないねという話をする。田所の事は知らないが、メイはあの状態じゃあ結婚は無理でしょ(笑) 今回メイの父親が来てナギサさんに質問するという形で、「4年前迄はサラリーマンだった」「結婚は一度もしていない」という事が分かった。4話でやっとこれだけの情報。 メイの父親が自分の還暦祝いを名目に、家族で集まれないかとメイに相談しているのを聞いていたナギサさん、力になりたいと言い出し絡むみたいなので、次回は少し面白くなるのかな? ダメな訳では無い、前回も書いたけど多部未華子、大森南朋、瀬戸康史を揃えて、何でもっと上手く使えないのかなあって歯痒いんだな、きっと。 演出=山本剛義 ※(前回書き忘れ/3話のみ脚本=山下すばる)

No.297 20/07/24 00:37
匿名 

>> 290 「BG~身辺警護~」5話まで終了。 沢口の恋人で秘書課の角田凪子(成海璃子)がひったくり被害(スマホを盗られた)で怪我をし、島崎の手配… 「BG~身辺警護~」6話まで終了。(10分拡大)

立ち退きを迫られているシャッター商店街のカレー店店主の佐久間(名取裕子)を、半グレの様な家主から護る話。
もっと佐久間の側に秘密でも有るのかと思ったら肩透かしを食らってしまった感じ。

一方自宅でリーク疑惑について記者会見を開いた桑田議員は、何故かそこに居た、島崎を付け回している長髪男の要求を飲み二人だけで会談、桑田は襲われ男は逃げる。
体当たりをした菅沼を逆に押さえ付けた男は、劉に桑田を殺す様に頼まれたと言って逃げる。
菅沼からそれを聞いた警察は劉に任意同行を求めるが、劉は振り切って逃亡し島崎にBGを依頼。約束の公園に行くと島崎は警察に包囲され…という展開。

笠松が記憶を辿り男が夫の葬儀に来ていた事を思い出した事から、男は元警察官の加藤と判明する。

加藤が桑田の記者会見の場に居た事自体が怪しいので、劉を陥れる為の桑田と小俣と加藤が組んだ茶番だったのでは?

まだKICKSを辞めていない沢口、島崎と袂を分かった高梨、一人で劉を警護しようとしている島崎、でもきっと皆が助けに来るんだろうな。

演出=七髙剛



  • << 307 「BG~身辺警護~」全7話終了。(最終回は20分拡大) 警察の包囲網から逃れた島崎は帰宅して、瞬の為に卵がけご飯の朝食を用意し、声を掛けてから劉との新たな待ち合わせ場所へと出掛けて行く。 いつもの父親と違う雰囲気を察した瞬は、事務所に居た高梨に今度の仕事の危険度を聞き、正直な高梨の言葉で父親がかなり危険を覚悟している事を確信し、笠松に「親父の事を好きなら止めた方がいいかも」と伝えに行く。この不安の伝達という流れが有ったから、ピンチの島崎が検問で笠松の名を出して嘘をつき、警察がいきなり確認の電話を掛けて来ても取り繕う事が出来た笠松。ここまでの流れが最終回の肝だった様な気がする。 コロナ禍で10話予定が7話に短縮された為、縦軸の劉の描き方が中途半端になってしまったのは残念だった。 高梨は島崎の元に戻り、菅沼と沢口はオーナーが代わったKICKSに残留、KICKSが島崎警備にオファーをし、菅沼の指揮下で仕事をする事もある、という形で終わった。 これはおそらく第3シリーズを作る為の布石で、4人で再出発よりは話に幅を持たせられるいい選択だったと思う。 スタッフもキャストも不完全燃焼で悔しかっただろう。視聴者として自分も悔しい。 だから次、必ず作って欲しい。 演出=常廣丈太

No.298 20/07/24 01:09
匿名 

>> 291 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」(cx)脚本=黒岩勉 出演=石原さとみ、西野七瀬、成田凌、桜井ユキ、井之脇海、真矢ミキ、臼田あさ… 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」2話まで終了。(15分拡大)

まず「マトリの調査日に麻薬管理室から麻薬が1本紛失していて大騒ぎ」の、下らないくだりを全カットすれば拡大する必要はなく、下肢の骨肉腫を、自分が捨てた娘に知られたくなくて薬を隠れて大量に飲み、生死をさ迷う事態になってしまう上腕骨折患者の話と、マイコプラズマの粉薬が苦くて飲めない息子に悩むシングルマザーの話だけにすれば良かったのにと思う。
(刈谷は経験者なら、何故最初の薬剤説明の時にアイスに混ぜると飲みやすいって教えてあげなかったの?せいぜい10秒か15秒あれば話せるだろうに)

麻薬の話にしても、マトリが到着する前に荒神のチェック忘れと判明しているのだから、あんな茶番をする必要はなく、荒神がさっさと帳簿にチェックを入れればいいだけでしょ。

何か思っていた感じと違うし、こういう方向性でずっと行くつもりならレビューはもう書かなくてもいいかな。

演出=田中亮

  • << 308 「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」3話まで終了。 今回は透析患者で小学校教師・新田(浅利陽介)の服薬管理を、葵が徹底させる迄の話。浅利は遅い時間に透析を受けている為、薬は深夜営業のドラッグストアの調剤薬局で受け取っていて、そこの薬剤師の服薬指導が成ってないと感じた葵が直接調査に乗り出すと、そこに居た薬剤師は、いつも中華屋で出会う小野塚だった。 葵の言い方が上から目線だと反発する小野塚だったが、最後は薬科大生だった頃の理想に燃えていた自分を思い出したのか、救急認定薬剤師(瀬野のポジション)の資格を取る為の勉強を始める。 今回、葵がでしゃばるのはフィールドの違う薬剤師の所なので、今迄の話の中では一番抵抗が無かった。 小野塚がドラッグストアに就職したのは、週3回の夜勤を含む勤務を3年間こなせば、会社が600万円の奨学金を全額返済してくれるからだと言う。 給料の他に年間200万円も出してくれるって、凄いシステム。そうやって囲い込みでもしないと深夜勤務の人材は中々確保出来ないのだろう。 さて人手不足の薬剤部、瀬野は救急で働いているが、七尾と荒神と販田は、今のところ見張っているか遊んでいるか慌てているかの描写しか無いので(まあ部長は会議、マトリの相手、シフト作りの描写は有ったが)、部下だけ異常に忙しくて役職者は暇してる異常な職場にしか見えないのだが。 演出=相沢秀幸

No.299 20/07/25 17:18
匿名 

>> 292 「MIU404」4話まで終了。 今回は裏カジノに誘われハマって堕ちて逮捕され、出直そうと勤めたPCショップが後から暴力団のフロント企業… 「MIU404」5話まで終了。

技能実習生制度には様々な問題があり、監理団体の良し悪しもその一つ。実習生と企業の間に入って実態を把握し指導する、本来の役割をきちんと果たしている団体もあれば、ドラマの様な悪徳団体もあり、後者の様な団体に当たってしまうと、「劣悪な労働環境で低賃金で働かされても放置」→脱走→不法滞在という事が起きる。

そして日本語学校。留学生には週28時間迄しかアルバイトは認められていないが、実態は出稼ぎというアジアからの留学生は、複数のバイトを掛け持ちしてオーバーワークで稼ぐ。

今回はそんな矛盾だらけの制度下で犠牲になるベトナム人等を、仕事上ずっと見て来た男(水森=渡辺大知)が、変えられない現実に自分が責められているかの如く反応し、犯罪を犯してしまう話。

「go to強盗」とベトナム人に呼び掛けるツイートに呼応して、コンビニ強盗に加わる脱走ベトナム人達、ベトナム人の留学生マイが疑われてクビになる設定、主犯を日本人にしたという事もあるが、問題提起を明確にする為に仮想国家を用いず、ベトナム人の話として組み立てた心意気を評価したい。

水森逮捕のシーンをVチューブで見た成川が、RECにDMで仕事を依頼をして来る。いよいよ菅田将暉の再登場か?
死んだ志摩の元相棒(村上虹郎!)の話もやっと出て来る。次も楽しみ。

演出=竹村謙太郎

  • << 311 「MIU404」6話まで終了。 前々回、死にたがっている様な感じで犯人に対峙していた志摩の事が気になり、「何故元相棒は死んだのか、何故志摩はその死に苦しんでいるのか」を調べる伊吹。 志摩の元相棒・香坂(村上虹郎=好演)は、所轄から捜1の刑事になったばかりで、手柄を立てたいと焦っていた。 頭脳明晰で常に冷静、仕事の出来る志摩は、暴走気味の香坂を抑える事に重きを置き、話を聞いてあげる事を怠った。 そして香坂はやってはいけない事、証拠のでっち上げに手を染めてしまった。 香坂は自殺と思われ処理されていたが、死ぬ気で飲めない酒を飲んでいた屋上で、偶然近くのマンションで起きた犯罪を目撃、110番をしながら階段を駆け下りた時に、足を滑らせて落ちた事故だったと、伊吹が偶然見付けた手書きのバナーから真相に辿り着く。香坂は刑事として仕事をしようとしていたのだ。 経験の浅い直情型の青年と組むには、志摩は少し冷たく、突き放し過ぎた。サインは出ていたのにスイッチを押そうとしなかった。その後悔は多分消える事は無いのだろう。 桔梗の家に給湯器の修理に来た業者。ハムちゃんのBGとして居た志摩が、背中を向けて伊吹と通話中、何かされるのではとドキドキしたが無事終了、考え過ぎかと思ったらやっぱりやられていた盗聴器の仕掛け。怖いよー。 演出=塚原あゆ子

No.300 20/07/25 17:35
匿名 

>> 293 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」(NHK)脚本=荒井修子 出演=貫地谷しほり、内田有紀、田中哲司、浅香航大、高梨臨、浜野謙太、永井大、… 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」2話まで終了。

患者と真摯に向き合おうとする千晶や浜口の医師としての矜持、千晶の抱える家族問題、この辺りの部分は見応えは有るのだが、その印象をことごとくぶち壊すコストカッター事務長とモンペの座間の存在が邪魔で、視聴意欲が削がれる。

「アンサング・シンデレラ」以上のかなりの“これじゃない感”にがっかり。

座間の内面が描かれて煽り要素が減り、内容が良くなったらまたレビューを書くかもしれないが、暫くは観るだけにする。

演出=西谷真一

  • << 328 「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」4話まで終了。 座間以外のモンペの設定は許容範囲だし、千晶とのやり取りに関してはドラマとして上手く描かれている。それだけに座間の異常な迄のモンペ振りが、ドラマとして本当に邪魔で不快極まりない。 他の部分が良いので離脱の決断も出来ないから、今回は座間が喚き出したら録画を早送りにしてみた(笑) あの事務長も人となりが描かれていないから、今は本当に不快でしかない。あいつこそパワハラ・モラハラモンスターそのものではないか! ※今回は長年便秘に苦しむ患者を演じた中島ひろ子の役者根性が素晴らしかった。 演出=西谷真一
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