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記憶か記録か…ドラマ日記

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匿名
20/10/25 16:28(更新日時)

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連ドラの感想、まとめ等

シーズン毎に記録して行くスレです。


基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。

No.2944847 19/11/03 14:49(スレ作成日時)

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No.51 19/12/07 14:18
匿名 

>> 40 【ここまでの短評】 「4分間のマリーゴールド」8話まで終了。 母親が帰国し、みことは沙羅と結婚すると告げるが、母親は何も尋ねず賛… 「4分間のマリーゴールド」9話まで終了。

話は進みウェディングドレスの衣装会わせの日、その前に行く絵画展会場に向かって車で移動していたみことと沙羅。長い(ずっと会話していても止まったまま)長い信号待ちをしていたみことの車にダンプカーが突っ込んで来て、みことの小型車の前方は大破。カメラが助手席にゆっくりパンすると眠る様に座っている沙羅が一瞬映る。

まさかの交通事故。画としてはかなりのインパクトが有った。
だからみことが視たビジョンには棺で眠る沙羅しか映さず死因を伏せて、健康診断でも何も問題が無かった訳ね。

みことが直ぐに心マしたけど助からずに、着る筈だったドレスを着させて棺に入れ、そこからみことの強い思い願いが届いて蘇生するパターンか?
(今回の生徒の必死の呼び掛けで意識不明だった先生が、タイミング良く覚醒するというのがフリなのだとしたらね)

廉が千冬にプロポーズするのは分かるが、あれだけ琴を邪険に扱っていた藍が、急に心変わりして壁ドン告白するのはちょっと意味不明。
みことの後輩・志乃のおせっかい振りがかなりウザくて邪魔。

演出=城宝秀則




  • << 61 「4分間のマリーゴールド」全10話終了。 ぶつけたトラックどこ行った?と思ったら道路脇に突っ込んで止まっていて、運転手逃げたのか?と思ったら運転席で茫然自失状態で、みことが声を掛けたら前を見たまま「寝ちゃってました」。これって結構リアルなのかも。 で、みことは必死に沙羅の心肺蘇生。病院到着までに12分。沙羅は眠り続け2ヵ月位?遂に来た沙羅の誕生日、沙羅は死ぬ事無く逆に目覚めた。 医者はみことに言った。「彼女は幸運でしたね、あなたが側に居たから」 みことが救急士になってからのビジョンでも、子供の時に視たビジョンと同じだったって台詞が前に有ったと思ったけど、ビジョンの死の時はみことは側に居なかった設定だったのか?ご都合主義が酷すぎて…。 1年後に二人は結婚、そして5年後二人は可愛い女の子を授かっていた。3歳位かな?花巻家の庭では廉兄と藍が花火で盛り上がり、それをニコニコ見つめるみことと沙羅。 って、廉兄何でここに居る!?千冬とはどうなった?振られたのか? 演出=河野圭太

No.52 19/12/07 14:59
匿名 

>> 40 【ここまでの短評】 「4分間のマリーゴールド」8話まで終了。 母親が帰国し、みことは沙羅と結婚すると告げるが、母親は何も尋ねず賛… 「時効警察はじめました」全8話終了。

高校の高飛び込みコーチが屋上から飛び降り死した事件を調べる霧山。
エースの雨夜(山﨑賢人)は部員の鈴音(二階堂ふみ)と両思いだったが、そこに割り込んで来たコーチがプールの水面に細工をして雨夜を再起不能に追い込み、PTSDで只野教授(松重豊)の催眠療法を受けていた雨夜はそれを悪用、コーチにトリガー(アメリカの無名曲を聴いたら屋上から飛び降りる)を埋め込み、昼休みに鈴音から渡されたカセットテープでその曲を味澤(染谷将太)が掛けたのでコーチは飛び降りた、という展開だった。

謎解きも面白かったし、目力が強いスピリチュアル雨夜を演じた山﨑賢人、歯に細工をして怪しいドロラッチ(ドローンを使ってネタを取るパパラッチだって(笑))を演じた染谷将太、心理学者から山の中の焼き芋屋に転じた只野を演じた松重豊、三者三様で面白かった。二階堂ふみはミスリードとして起用したのかな?あまり効果は無く勿体無かった様な。

最後は霧山がまたFBIに請われて旅立つ所で終わった。続きが有るならもう少しレギュラー整理をした方がいいと思う。三木氏位しか使い切れていなかったから。

脚本・監督=三木聡

No.53 19/12/08 18:26
匿名 

>> 42 「俺の話は長い」8話まで終了。 《ゆで卵と福引き》 檀野が房枝の墓参に車を出したり、光司の就職先を探したりで面白くない牧本。満に檀野… 「俺の話は長い」9話まで終了。

《トンカツと占い》
揚げたてのトンカツを直ぐに食べたい満と、高校には行かないラジオパーソナリティーになると言い出した春海が満にしか話さないと言ったので、そっちを優先しろとトンカツおあずけで迫る綾子の攻防。結局春海の話を聞いてやり、ああ言えばこう言う春海を「高校でなきゃ貯められない経験がある」、の殺し文句で陥落させる満。
その間、綾子は放送部やアナウンス部が有って春海の学力にも合う高校一覧を作り、高校に行きながらアナウンス専門学校に行ってもいいからと言い、嬉しそうな春海。

何か春海が満のミニチュアみたいになって来ていて笑った。圧倒的に人生経験が足りないから、まだミニチュアで済んでいるし満も余裕で転がしているけど、このまま春海が成長して行ったらどんな大人になるんだろうとか、結構想像してしまった。

《ラーメンとフリーマーケット》
以前「イエスマンに囲まれて困っているお偉いさん方の発言を、ことごとく否定したり揚げ足を取ったりする、家庭教師みたいな仕事には需要が有るんじゃないか」と思っていた満。
それなら光司が断られた議員秘書なんかピッタリだという話になったが、満は綾子の説得を頑として受け入れず遂にさじを投げた綾子。
出前をしないラーメン店と自分は同じだ、食べたいなら店に来い、俺に会いたいなら向こうから来ればいいと綾子に豪語していたが、そのラーメン店が出前を始めていたというオチには爆笑。

海星にまで説教をされた満。最早仕事の何に重きを置き何を求めているのかさえ分からなくなって来た。「ああ言えばこう言う家庭教師」という発想は面白いけど、職業にするには満は繊細で内弁慶過ぎるのでは?

演出=丸谷俊平

  • << 64 「俺の話は長い」全10話終了。 《すき焼きと引っ越し》 引っ越し前日の夕食、出前にしようと言う母に皆も賛成するが満だけすき焼きにすると譲らない。ここに来た日がすき焼きだったんだから、出て行く時もすき焼きでしょ。すき焼きに釣られて春海は来たんだし、秋葉家の危機を救って来たのは誰だ?オリンピックの開会式と閉会式だって……おいおい屁理屈が過ぎるだろ(笑) 「重箱の隅をつつく競技が有ったら満君優勝だね」良く言った!光司さん(笑) 音楽活動もしたいのでタクシー運転手になりたいと言う光司。もう一つの理由は、将来春海がパーソナリティーになったら、運転中も聴けるからって言ってたよと満から聞かされ満更でもない春海。これで陥落した感じだったな。 《コーヒーとマラソン》 春海を助手席に乗せて二人だけで新居に向かう光司。タクシー運転手になるのはどう思う?と聞くと「“お父さん“がやりたければ……」と答える春海に動揺し、思わず路肩に車を停める光司。胸熱の“お父さん”呼びに「またお願いします」「4年に一度位なら」春海の洒落た返しは前日の満の屁理屈の引用か? 秋葉家が去り二人だけのほぼ無言の夕食。2階に上がればガランとした部屋、そしてまた二人だけのほぼ無言の夕食。 3ヵ月間毎日喋り倒していただけに、この静寂と寂寥に耐えられなくなったのか、満がとうとう音を上げた。それでもあくまで満らしく「ハイハイ分かりました、面接受けるよ」と、母親が無言の圧力で急かすから仕方なくと装う(笑) 秘書面接の日は町内のマラソン大会の日。その応援を装いながら、橋の上をスーツで歩く満を秋葉家やクラッチ、ポラリスの友人知人が下から励ます。気付いた満に今度は綾子が「満、頑張れ!」と何度も声を張り上げる。張り上げながら涙を溜める綾子、聞きながらこちらも涙ぐむ満。まさかの姉弟の万感の涙にこちらも泣きそうになった。 そして面接。いつもの調子を取り戻した満は滔々と上から目線の話術を展開するのだった(笑) ああ面白かったあ。姉弟のバトルも凄かったけど、満が秋葉家の危機を救ったのは事実だし、綾子も最後に「ありがとう、特に春海の事は感謝してる」と本音で礼を言うのを忘れなかった。 面倒臭い時も有るけど、いざという時頼れるのも家族。いいドラマだった。終わってしまい寂しい。 演出=中島悟

No.54 19/12/08 19:16
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈オトナの土ドラ〉
「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」(大映TV・東海TV)脚本=泉澤陽子 他 出演=要潤、ベッキー、玄理、本村健太郎、田中こなつ、奥菜恵(2話まで)、勝野洋、津田寛治 他

中山七里の小説原作。

原作を知らずドラマのあらすじを読んだ時は、もっと“わざとらしい”作りなのかなと想像していたのだが、主人公の弁護士の設定(14歳の時に死体配達人事件を起こし、医療少年院に入っていた)こそおどろおどろしいが、作りは至ってまともな感じで、だけど「貰える物を貰えれば何でもやる、それがウチの方針」と言い切る御子柴の弁護手法とか佇まいは異質で面白いし、検事の岬(津田)に言い放った御子柴の言葉「法律は絶対なのか?救われない事がどんなに過酷なのか、裁かれない事がどんなに苛烈なのか」が意味する事(裁かれない、は多分過去の自分の事だと思うけど)は興味深いし、素直に次も観たいと思った。

要潤が凄くいい味を出している。
上記「裁かれない云々」の台詞が有ったので、御子柴がソファーで寝ている依頼人の娘・倫子ちゃんに近付いた時も、ああ毛布か何かを掛けてあげるんだなって想像出来たのだが、何故御子柴が倫子ちゃんの顔付近に両手を伸ばすカットを入れたのか?煽る為なら稚拙、一瞬御子柴にフラッシュバックが起きたからなら、ちょっと怖い。

※原作として4本挙げられており、今回の話が前後編設定になっているので、もしかしたら3話からサブタイトル(~の部分)が変わるかも?

演出=村谷嘉則

  • << 65 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」2話まで終了。 「先生は園部信一郎なんですか?」とストレートに尋ねる日下部に認める御子柴。 津田家のキッチンには包丁の類いが一切無く、フードプロセッサーで料理をしている事が提示される。何故なのか? 「パパはお姉ちゃんを叩かなかった」倫子の言葉から、おそらく父親は美雪に性的虐待をしていてあの日逆襲されたのだろう、そして母親が身代わり犯人になったと推測出来た。 法廷で、御子柴は自ら自分が死体配達人の園部である事を明かし、亜季子には亡くなった妹がいて、その子が死体配達人事件の被害者だった事を話す。閉じ込めていた記憶が甦る亜季子は泣き叫ぶ。 この事件で先端恐怖症を発症し、包丁類に触る事さえ出来ない亜季子には、カッター殺人は出来ない、これが御子柴の結論と証明だった。 津田家。御子柴が尋ねる。「お前がやったんだな?」祖父の声がすると逃げようとする美雪。「逃げるな。真実を明らかにする最後のチャンスだ」えっ?じいさんがレイプしていたのか?じゃあ何で父親を刺したのか? 「美雪は自分の父親に売られたんだ」 借金まみれで無職の息子に金を渡し、美雪が家に一人になる時間を聞き出していた。 「このままでいいのか?罪を償わないままで。一生後悔するかもしれない」 やっぱりそういう事なのね。 初回で御子柴の放った言葉「法律は絶対なのか?救われない事がどんなに過酷なのか、裁かれない事がどんなに苛烈なのか」 救われない例が当時の佐原家(亜季子の旧姓)で裁かれない例が園部。 少年法で守る事が最良の方法なのか? ラスト、歩道でいきなり女に刺される御子柴。「天罰よ、この悪魔!」どっちだろう、少年犯罪の被害者遺族?御子柴が裁判で勝たせた被告の被害者側の家族? ※次回からサブタイトルが「~恩讐の法廷~」に変わる。 演出=村谷嘉則

No.55 19/12/08 23:14
匿名 

>> 44 「グランメゾン東京」7話まで終了。 今回は相沢の失踪していた妻エリーゼが、アメリを取り戻しに来る話がメインだったが、この話、あんなに膨… 「グランメゾン東京」8話まで終了。

今回は尾花が渡仏前に修行していた浅草のレストランの師匠(木場勝己)に、何が一番大切な事なのかを再確認させられる話。
「星なんかに拘るから大事な物が見えなくなるんだよ」
まあ常連だけを相手に細かくカスタマイズ出来る店と、不特定多数の客を相手に料理とサービスでもてなさなければいけない店とを同列に語る事は出来ないが、トップレストランでありながら細かく対応出来れば、それに越した事はない訳で。

祥平は尾花がエスコフィユから消えたのは、自分が悪者になって庇う為だったと思う、あの人はいつも店の事や人の事を考えていると京野に話す。辛そうな祥平に京野は大丈夫だから、もういいからと言って軽く抱き締める。それをしっかり立ち聞きしてリンダに「犯人は平古祥平、尾花は庇っています」と告げる久住。グラメも平古も許さない勢いのリンダ。あっちもこっちも敵だらけ。リンダと久住、どっちの復讐心の方が強いのか?(江藤より手強そう)

倫子シェフの「もうミシュランの為に料理はしない!」宣言。お客様の為に料理を作り、そして三ツ星を取る!取りに行くのではなく与えざるを得ないレストランにする宣言ですな。その意気や良し。

演出=塚原あゆ子

  • << 66 「グランメゾン東京」9話まで終了。 久住が早くも退職すると言い出し、京野が返却すると言う履歴書を見た尾花は何かに気付く。 メニューを一新するにあたり、前菜に合う国産ワインのセレクトを久住に任せた尾花。全員での試飲会の日、萌絵がノロウイルスで倒れてしまう。 バッグから何かの小瓶を落とし、病院でもリンダと電話する久住を見て怪しむ相沢。 尾花の提案で自ら保健所を呼び食材を提出、結果が出るまで休業し店は徹底掃除と消毒。京野は罹患の可能性のある客すべてに説明と謝罪行脚に。隠さない尾花達に久住は焦り顔。でもこの時点で久住には、尾花達への尊敬の念みたいな物が芽生えていたのは見えていたので、リンダにやれと言われても出来ないだろうとは思っていた。 京野が久住の父の事をやっと思い出し、皆の前で話す。あの事件の時に外務省の秘書官だった久住父は、昼食会に娘から勧められたエスコフィユを選び、京野と尾花は父に会っていた。事件後責任を取らされて僻地に飛ばされた父。だからずっと恨んでいた。京野より早く気付いていた尾花は、エスコフィユ時代とは違う、あの反省を生かし常に客にとって最善の道を選ぶレストランを作り上げたという事を、久住に行動で見せたかったのかもしれない。 保健所の検査で久住の無実は証明され、萌絵は個人でどこかで罹患していた事が分かる。 倫子は久住に正式にソムリエとして働く様に頼み、尾花も三ツ星を狙うならあんたは絶対必要と言って久住陥落。 リンダは祥平に自白させ密かに録音、記事にすると言う。 尾花「もしウチで拾ったら?」 リンダ「グランメゾンを一生星が付かない様にしてやる」 侮蔑の眼差しでリンダを見て去って行く尾花。その足で祥平の元へ行き「祥平、グランメゾンに来い!」 さあ、役者は揃った!でも次が最終回。これで更にリンダの妨害とかが有って三ツ星を取る迄を描けるのか? リンダの執念半端無い。仕事の損害より尾花と別れる時に何か有った個人的な恨みの方が強いのかいな? 演出=青山貴洋

No.56 19/12/10 00:00
匿名 

>> 45 「シャーロック アントールドストーリーズ」9話まで終了。 殆どレストランの中だけで完結する殺人事件を推理する話で、客とスタッフがそ… 「シャーロック アントールドストーリーズ」10話まで終了。

え~ッ、何か最後に匂わせ演出していたけど、佐々木蔵之介が守谷なの!?
江藤は何歳設定なんだろう。前々回に佐々木蔵之介では若過ぎるからと候補から外したんだけど…。年齢を調べようと思ってHPを見に行ったら、予告あらすじに市川(伊藤歩)と一緒に拘置所から逃走した4人の中に守谷がいたって書いてあった。何だ?どっちがミスリードなんだ?

今回は都知事の高校生の息子・椋が誘拐されて、それを調べる話。
椋が自作自演で狂言誘拐をしていたのかと思っていたけど、椋の腹違いの兄で知事の秘書・津崎が、椋への嫉妬から椋と同室の竹内を使って誘拐を計画、スマホの盗み見でそれを知った椋が、汚い大人(父親とパワハラコーチ)に復讐する為に、その計画を横取りして寮の屋根裏に籠城していたという、少し捻りは入れてあったが、まあ大体想像の付く話だった。

それよりやっぱり蔵之介。あらすじを読んでしまったから、何か別の事だとしても裏は有りそうなんだよね。(読まなきゃ良かった)

脚本=東山狭 演出=阿部博行




  • << 68 「シャーロック アントールドストーリーズ」全11話終了。 まず守谷が地面師事件の後に江藤に逮捕されていたというのが初耳で。 守谷が政界や警察等あちこち金を送り付けて前公安部長が受け取ってしまったから、逃走犯を逮捕してそういうのが表沙汰になると困るから、手荒な真似をしても良い(つまり殺しても構わない)というのが、江藤に下された上からの命令。 結局市川(伊藤歩)は捕まり、田中(渋谷謙人)は守谷の信徒に殺され、守谷(大西信満)は獅子雄相手に散々心に響かない能書きを垂れて、獅子雄の腕を掴み共に海に沈んで行った。 獅子雄の守谷に対する評価は「ただの幻」 守谷は獅子雄に「あなたは私が本当の守谷だと思っていますか?」答えを聞く前に落ちて行ったので、何が真実なのかは分からず仕舞い。 守谷は45歳、あんな軽そうな男がずっと安蘭(長谷川京子)をコントロールしていたとはとても思えない。 そう思わせてしまう様な俳優(知らない人なのでググったら、映画(小品)畑の人だった。演技が軽いし平板)をわざと使って視聴者に疑問を持たせ、本当の守谷は別に存在すると確信させる意図だったのなら、それは成功したと思うが。 あともし本物なら、あれだけ狂信的な信徒の市川が、守谷の居場所のヒントを獅子雄に教える訳が無いよなとかも思った。 あれで獅子雄が死ぬとも思えないし、続きは有るんじゃなかろうか? ディーンははまり役だった。こんな非現実的でスタイリッシュな男を演じられる俳優は、他には見当たらない。 若宮が助手として機能し始め面白さも増していたので、これで終わってしまうのはちょっと勿体無いかな。最終回が消化不良気味だったし。 ※また特別編かあ。ブツブツ…観るけどさあブツブツ… 演出=野田悠介

No.57 19/12/10 00:50
匿名 

>> 46 「ハル~総合商社の女~」7話まで終了。 今回は晴と青柳が別々にアプローチし始めた企画「社会課題解決型ビジネス」の話。 晴は政府が… 「ハル~総合商社の女~」全8話終了。

前回の和田の「ずっと変わらない気持ちを受け取ってくれるか?」の答えは、涼名義の通帳と銀行印だった。晴が養育費を拒否したから、自分の涼への気持ちとして毎月貯金をして、二十歳になったら渡すつもりだったと。最初の入金額は2998円で、それは涼の出生時の体重だった。その上、毎月15万円ずつの入金。これで感激しない女はいないだろう。和田が再婚しなかった理由も少し分かった気がする。

一乗寺大臣の裏取引の条件は、実弟が経営している建設会社を施工業者に指名する事で、高山も了承する。
高山から口止めされた一乗寺は和田に退職願を出し、裏事情を全部話す。「卑怯なやり方は許せない、悪事に加担したくない、人質は卒業したい」と。

ブチ切れた晴は副社長室に乗り込み「ウチの一乗寺はモノじゃない!」
後を引き取った和田が正々堂々と戦う、ウチにはその力があると冷静に説得。

後日、汚れちまった高山はギリギリの所で商社マンの矜持を思い出し、自分で動いて最安値の建設会社の見積もりを取って来る。いやぁ、あの掌の返し方には苦笑しか出ない。和田のおかげでと感謝して、高山はNY支社に飛ばされて行く。

高山が一乗寺を追い詰めた言葉「何もしなくていいんだよ。ただ君が居てくれるだけで五木に大きな仕事が入って来るんだ」
晴が来る前の一乗寺だったら、それでも諦めの境地で言いなりだったのかもしれないが、晴にコピー要員として使われた事が発端で、気持ちが変わり始めていた一乗寺にとっては、退職を選んだ方がまだマシと思える位、最後のプライドを破壊する言葉だった。
一乗寺が少しずつ変わって行く姿はそれなりに描かれていたので、高山の豹変とは違い納得出来たし説得力もあった。

ラスト、晴の家で黒ひげ危機一髪を楽しむ和田と晴と涼。はしゃいだ涼がごく自然に「お父さん」と呼び、喜ぶ和田と晴。
これからもこんな感じで三人の関係は続いて行くのかなと想像させる、素敵なラストだった。

脚本=龍居由佳里、本田隆朗 演出=土方政人

No.58 19/12/11 00:07
匿名 

>> 48 「G線上のあなたと私」8話まで終了。 眞於「どうして?」理人「話を聞くって言ったから」理人の目を見つめてから「もう目が違うね。だいぶ前… 「G線上のあなたと私」9話まで終了。

也映子が発熱して会えないとLINEした事を信じられず、自宅に来てしまう理人。
「普通、来る?」
ホント、すっぴんで熱さまシート貼って、髪の毛おちょんぼでゆるゆるの部屋着姿なんて、男に見られたくは無いわね。
中々話が進まない理人に
「もしかして私のこと好き?」と言っちゃう也映子。「好きです!」とやっと言えた理人。

手を繋いで街を歩く二人。何かやっぱり姉弟みたいだよなあと思っていたら、理人の学校の友人も「お姉さんですか?」って直球投げちゃった。年上で社会人の也映子の方が、色々考えちゃうのは当然だよね。

也映子「好きのその先が怖いです。私は多分すぐその先を求めてしまうと思う。でもそれは無理な訳で、理人くんはまだこれからの人だから」理人が就職をしたら色々な出会いがあるし、心変わりがあるかもしれない。これから就職する身の大学3年生と8歳年上の女の組み合わせ、女にしたらやっぱり怖い。
だからバイオリンの関係に戻らない?バイオリンが無いと苦しい、なんて言っちゃうんだよね。でも理人にはその苦しさが理解出来ない。

夫の無用の言葉に傷付き家出をしてしまう幸恵。心配する也映子達に「一人でガス抜きがしたい」とLINEが来る。
也映子は理人に「私達の事は一旦保留ね」と言って「会いに行こう」と、幸恵が今夜泊まると送って寄越したネカフェに向かう。

バランサーの幸恵が居ないと落ち着かない也映子。本当にまたバイオリン仲間に戻るのか?それとも…?

演出=竹村謙太郎

  • << 69 「G線上のあなたと私」全10話終了。 幸恵夫婦の行き違いが何とか円く収まり、北河一家と別れて並んで歩く二人。 左手をコートのポケットに入れて歩く也映子は、右手をそのポケットの側でブラブラさせている理人との手繋ぎを拒否している様に見えた。そして… 理人に「その先には行けません、ごめんなさい」と言ってしまう也映子。 也映子は電話で幸恵に理人と別れたと伝える。 也映子「理人くんは可愛くて仕方ない。庇護欲をそそられちゃて、それを恋愛感情と勘違いしちゃった」 幸恵「それは違うわ也映子ちゃん、(あの時)あんなに泣いたのはどうして?」 バイオリンのレッスン日も忘れる位、也映子が平常心ではない事に気付いた幸恵は教室に理人を呼ぶ。(具体的な描写は無かったけど多分そう) 幸恵「本当に大事な人とは緩くて優しい世界のその先に行かなきゃ。じゃなきゃ深くは繋がれないんじゃ無いかな?」 理人が後ろで聞いているのを知らずに話し始める也映子。 理人くんがメチャクチャ好き、だからあの人が消えちゃうのが怖い、緩くていい、最強の人間愛がいい、人間愛ならあの人の未来にずっといられるから。 理人の未来に拘る也映子にキレた理人が問い詰める。「どんな未来?言ってみてよ!」 「だって理人くん、私の次があるじゃん!21だもん(泣)」 結婚の事を考えなきゃとかの話だと思っていた理人は「えっ!?そっち?」 逃げる也映子を追い掛け「ああもうめんどくせー」とエレベーターの中でガバッと抱き締める理人。幸恵は笑顔で小さくガッツポーズ。 もう幸恵の言葉が一々深くて、その都度頷いて観ていた。三世代同居の人生経験は伊達じゃない。 私達三人の関係は何かのきっかけで会えなくなったとしても、繋がっていられる関係だと思ってる、この言葉も素敵だった。 理人は内定を貰い、也映子と二人で不動産屋の前で物件探し。えっ?っと思ったら、どうやら同棲の下見っぽい。家賃は二人合わせた手取りの30%までだから12万だなと、そういうのはしっかりしてる理人。直ぐにも一緒に住みたい理人に、卒業してから!とケジメ派の也映子。でも楽しそう。 女が8歳年上で相手が学生で未来より今を取るのって、やっぱり女には勇気が要る話。バイオリンも含め、ファンタジーと現実を上手くミックスした心に響くドラマだった。 演出=金子文紀

No.59 19/12/11 17:55
匿名 

>> 47 「まだ結婚できない男」9話まで終了。 桑野が腹痛で中川病院に搬送され、良雄の顔を見るなり「あの女医は呼ぶな」これって夏川結衣の事を指し… 「まだ結婚できない男」全10話終了。

元夫婦の裁判は妻の誤解(夫には女がいて離婚したら直ぐに女と住む家を建てるなんて許さない)から始まっていて、桑野が依頼人(元夫)が独り暮らしをする、趣味の鉄道模型に没頭出来る家を設計した事を証明した事で二人は和解した。

長野に帰ろうか迷い始めたまどかに有希江が言う。「私が桑野さんと気楽に喋れるのは桑野さんに合わせているからよ」ああ、やっぱりそうだよね。
「もんじゃが楽しかったと言ったのは、まどかさんを焚き付けたかったから。」まあ、本当に桑野に気が無かったのならそうなんだろうけど、有希江自身、桑野の優しさは身に染みて分かっている筈だし、まどかの気持ちが読めるからこそ譲ったみたいな感じなのかな?

長野についてまどかが「行かないで欲しいと誰かが言ってくれたら…」と言うのを聞いた桑野は、後日まどかを呼び出して「新たに人間関係を構築するのは時間が掛かる」等々、長々と理由を述べた後「長野に帰るのはやめた方がいい、あなたがいないとつまんないし寂しくなるんで」と伝える。
涙ぐむまどかは「男性にそういう事言われるって嬉しいもんですね」「仕方ないですね、帰るのやめます」ホントですか!?って喜ぶ桑野の笑顔が張り付いた様な感じで何か怪しいなと思ったら、「じゃあ次は本番で、リハーサルは上手く行ったから。」って、想像の遥か斜め上を行く思考回路にぶっ飛んだ。まどかが何ですかそれ!って怒っても、怒られる意味が本当に分かっていない事に逆にびっくり。これが桑野の究極の本質なのね?これじゃあ結婚なんて無理だわ(笑)
本能に忠実なタツオの様にはなれないのよね(笑)

まず、まどかと桑野がお互いに憎からず思い合っているという感情が、最終回まで上手く伝わって来ていなかったので、最後だからまとめたんじゃない?みたいな感じになっていたのが残念だった。
早紀は役として要らなかったね。あと奈緒の無駄遣い。もう一人の男の子と奈緒はあの事務所でどんな仕事を担当していたのか分からなかった。経理の女性はちゃんと仕事をしていたけど。

桑野の偏屈さと阿部寛の細部にまで拘った演技が面白くて笑えはしたけど、それだけだったな。あとはタツオね(笑)

演出=三宅喜重



No.60 19/12/12 00:16
匿名 

>> 49 「同期のサクラ」8話まで終了。 8年目の2016年11月。 桜は無気力で会社に行けなくなり引き籠りで部屋はゴミ屋敷。 同期がメール… 「同期のサクラ」9話まで終了。

19年12月11日桜は目覚め、葵に見せられた解雇通知書で令和になった事を知る。
退院の日、夢ちゃんを抱いてアパートまで付き添って来た百合。会社を辞めて託児所を作る為の起業をするか悩んでいる。
桜があやすと絶妙のタイミングで泣き出す夢ちゃん(笑)(あまりのドンピシャにおそらく素で思わず微笑んだ橋本愛がチラッと映った)

菊夫はNPO法人の代表になって欲しいと言われて悩み、蓮太郎は上司に意見したら営業に行けと言われ、退職したいがすみれが妊娠したから退職していいものかと悩み、葵は結婚するつもりはないと言っている百合の言う通りにしていいのか悩んでいた。

大から小まで建設会社の面接を受けまくるが全落ちする桜。
気を取り直し同期の悩みに答えを出し、台詞の様に暗記して何度も練習をし、皆を自宅に呼び鍋パーティーをする事に。だけど皆が次々にキャンセル、悩みも各自で自己解決していた。
もう自分は必要とされていない、東京に居場所は無いと感じた桜は田舎に帰ると決める。

皆には新潟で就職が決まったと嘘を付くが直ぐにバレ、新研の時に桜が「社長賞を取るべき建物」と言った幼稚園がやっと着工した現場に連れて行かれる。その人は桜の言葉が有ったから、それが原動力になって踏ん張れた、俺達だって同じだ。皆桜を必要としている。

再び就活を始めた桜を小さな会社の社長(平泉成)が雇ってくれる。
そこに来た黒川副社長。「戻って来い。俺の下で働かないかニヤッ」
やっぱり桜を利用する気満々なんだな。社長の椅子取りゲームなのか?

予告で百合に「あんた変わったね」って言われていた桜。
どん底まで落ちた時に気付いた何も持っていなかった自分、力を付ける為には変わらなければいけないと自分に言い聞かせたらしい。今度は逆振れしちゃうのか?

演出=南雲聖一

  • << 70 「同期のサクラ」全10話終了。 2020年3月、朝のルーティンも復活し花村建設に再就職した桜は、黒川から新プロジェクトのリーダーに抜擢される。 「桜、何故お前が周りとぶつかったか、それはお前に力が無いからだ。力があれば周りはお前の言う事を聞く様になる」 その言葉通りに、力をつけた黒川は社長解任と外資との合併に漕ぎ着ける。 黒川がバックに居る桜が社内を歩くと、人が道をあける位に恐れられ、同期も心配するが受け付けず「あんた変わったね!」と百合に言葉を投げ付けられる始末。(そんな百合も人の事は言えない程、右に左に揺れまくっているけどね) 合併に向け大量のリストラが始まり、その名簿の中にすみれの名前があった事から黒川に撤回を掛け合う桜。 「分かった、代わりはお前が選べ」 「だったら私が辞めます」 「そんな安直な道しか選べないのか?」 後日、退職願を黒川に渡す桜。 「この業界で働けなくする事も出来るんだぞ」と言う黒川だが、そこまでの気も無さそうな表情。 未来に作りたい物のデザイン集を黒川に見せ、仲間からアイディアを沢山貰った、社長にそんな仲間は居ますか?と同期自慢。(いや賛同する者が居たからクーデターを起こせたんでしょうよ) 百合は葵と一緒に生きて行く事を選択。 蓮太郎は小さいけどやりたい事がやれそうな会社に就職が決まり、菊夫はNPOの代表として頑張る道を選んだ。 桜はあの時の平泉成社長の会社に拾われた。 黒川が桜に目を掛けたのは、8歳で事故で亡くした愛娘の面影を桜に重ねていたからという、拍子抜けする様な理由からだった。何かさあ、もう少し仕事と絡めて欲しかったわあ。 じいちゃんが生きていた頃までは楽しめたけど、亡くなってからの展開がイマイチだったのに加え、“亡くした愛娘”で完全にシラケてしまった。 やっぱりじいちゃんの金言に勝るもの無しという事かな。 演出=明石広人

No.61 19/12/13 23:40
匿名 

>> 51 「4分間のマリーゴールド」9話まで終了。 話は進みウェディングドレスの衣装会わせの日、その前に行く絵画展会場に向かって車で移動していた… 「4分間のマリーゴールド」全10話終了。

ぶつけたトラックどこ行った?と思ったら道路脇に突っ込んで止まっていて、運転手逃げたのか?と思ったら運転席で茫然自失状態で、みことが声を掛けたら前を見たまま「寝ちゃってました」。これって結構リアルなのかも。

で、みことは必死に沙羅の心肺蘇生。病院到着までに12分。沙羅は眠り続け2ヵ月位?遂に来た沙羅の誕生日、沙羅は死ぬ事無く逆に目覚めた。

医者はみことに言った。「彼女は幸運でしたね、あなたが側に居たから」

みことが救急士になってからのビジョンでも、子供の時に視たビジョンと同じだったって台詞が前に有ったと思ったけど、ビジョンの死の時はみことは側に居なかった設定だったのか?ご都合主義が酷すぎて…。


1年後に二人は結婚、そして5年後二人は可愛い女の子を授かっていた。3歳位かな?花巻家の庭では廉兄と藍が花火で盛り上がり、それをニコニコ見つめるみことと沙羅。
って、廉兄何でここに居る!?千冬とはどうなった?振られたのか?

演出=河野圭太


No.62 19/12/14 15:23
匿名 

>> 50 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」8話まで終了。 母子家庭の5歳女児(凛)の虐待死の話。とても賢い子で、絵本としては少し難しそう… 【シーズン枠外ドラマ】

「死役所」9話まで終了。

1960年に志村は市役所職員として後の妻・幸子(安達祐実)と知り合い、やがて結婚して女の子・美幸を授かる。
その美幸が見た感じ4歳位の時に、親子3人で加護の会の施設の門をくぐる。この時の志村は妻と微笑み合っている。この後一体何があったのか?

死役者でシ村が見付けた加護の会信者・寺井(柄本時生)は、優秀な弟と常に比較され蔑まれるコンプレックスから解放されたくて、加護の会に取り込まれた男。
主宰者の蓮田栄山(吹越満)講演会(少人数の説法会)で、いきなり指を指され言葉を掛けて貰った事と、この施設の世話役みたいな綺麗な女性(阿部純子)に色々話し掛けられた事ですっかり気を良くし信者になってしまう。
最初からコンプレックスの有りそうな男に目を付けて、主宰者と若い女性でアタックし絡め取る、いかにも有りそうな話だ。

弟が連れ戻しに来て兄は逃げて飛び出し、車にぶつかって死んでしまう。

今回を観る限りでは、施設の門は開いているし、寺井が大金を持っていた筈も無いから、この施設に関しては洗脳以外の悪徳さは感じられなかったが。

シ村は寺井から妻の居場所や情報を探りたかった様だ。慇懃無礼な聞き方からいきなりドスの利いた「とっとと答えろ!」は迫力が有ったな。
寺井は志村幸子の事は知らなかったが「特別な加護を受けている人が居るって事は、聞いた事が有ります」と言う。

美幸はどこで誰に殺されたのか?志村は死刑になる程、誰を殺した事になっているのか?そして幸子は?

脚本=三浦希紗 演出=松本花奈


  • << 72 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」全10話終了。 志村と幸子の娘・美幸は幸子の作った料理を一切食べず、絵の具だけを食べ続ける子に育ち、幸子は自分のせいだとノイローゼ気味に。ご近所から加護の会のチラシを手に入れた幸子は、志村と3人で加護の会の施設に行く。ありのままを受け入れる様に栄山に言われた幸子だが、変わらない美幸を連れて今度は二人だけで加護の会に行ってしまう。 連れ戻しに行く志村。美幸は居たので連れて帰ったが、幸子はここには居ず一週間後に戻ると言われ、また行くが追い返される。 失意のまま自宅に戻ると庭で美幸が殺されていた。 警察は絵の具しか食べさせず虐待して志村が殺したと判断し、言葉と暴力で責め続け遂に諦めた志村は自ら落ちる。 1960年って虐待の末に我が子を殺したら死刑だったっけ? あと美幸は普通の体型だったけど、絵の具だけであの体型は考えられない。 結局誰が美幸を殺したのか、幸子は何処に行ったのかは全く分からず仕舞い。 ニシ川の過去も明かされなかった。 何だ、この尻切れトンボ感。 ひょっとして続編ありきの処置なのか? 何か尻上がりに良くなっていたから最終回も期待していたら、いきなり肩透かしを食らった感じでちょっとがっかり。 原作との関係だとしても、ドラマ化する以上はエピソードを出したものについては結論を出して欲しかった。 演出=湯浅弘章

No.63 19/12/14 15:43
匿名 

>> 22 【シーズン枠外ドラマ】 「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」5話まで終了。 4話と前後編にした意味が分からない… 【シーズン枠外ドラマ】

「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」9話まで終了。

何かどんどんつまらなくなっていて、レビューは書いていなかったのだが、残り2話の前編は脚本も八津氏に戻り、案件も事故調で本来扱うべき物だし、守康弁護士(寺脇康文)再登場に加え、成り行きで天ノの協力者となる九坂を岩城滉一が演じるという魅力の布陣。

果たして天ノは、南雲博士も味方に付けている清水自動車の、リコール隠しの悪事をどの様に暴くのか?
天ノがお金を渡しているホストに、一体何を頼んでやらせているのか?

その辺が最終回の見所かな。

演出=福井允広

  • << 73 【シーズン枠外ドラマ】 「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」全10話終了。 天ノは研究費使い込みを否定するが、大学側は天ノの留守に研究室の資料を全て持ち去り、志保は天ノに電話で「ごめん、あのファイルも持って行かれた!」 何だ何だ? 天ノは倉庫みたいな所に野津田を連れて行く。そこには不思議な機械とあのホストが。あっ、やっぱりね、予想通り。いや予想以上か。天ノは既存の研究機関では許可されないタイムマシンの研究の為に私費を投じ、既に各地の研究機関に所属している若い研究者が余暇に集まり実験する為の場所や研究費を賄っていたのだ。あの男性も研究者でホストの収入はタイムマシンの研究につぎ込んでいた。 学生なら大丈夫だけど、余所の機関の研究者を参加させていたから、秘密裏にやらないとまずかった、で、あのファイルって訳。 1話で出て来てその後、全く音沙汰無しだったタイムマシン話を最後に回収に来て、こっちは派手さは無いけど荒唐無稽な感じは1話の南の島の実験話と同じだった。 SHIMIZU自動車のリコール隠しの裏には外国の自動車メーカーとの合併話があり、その為に隠蔽の片棒を担がされたと知った南雲博士は、真実を知る為に天ノの検証実験に参加。 九坂の呼び掛けで参加した全国158整備工場の実験で9台に不具合が発生、作られたSHIMIZUの安全神話は崩壊、社長は逮捕された。 色々な角度から何度も何度も検証実験を繰り返し、真実に辿り着く迄を丁寧に描いていて見応えが有った前後編だった。 「私、失敗しちゃった」が決まりフレーズだった割には、全編通して天ノは殆ど失敗していなかったという(笑) 脚本家が交替して中弛みみたいになったのは残念だった。アイディアがそれほど湧いて来なかったのなら、話数を減らせば良かったのになとは思った。 演出=福井允広

No.64 19/12/15 00:03
匿名 

>> 53 「俺の話は長い」9話まで終了。 《トンカツと占い》 揚げたてのトンカツを直ぐに食べたい満と、高校には行かないラジオパーソナリティーに… 「俺の話は長い」全10話終了。

《すき焼きと引っ越し》

引っ越し前日の夕食、出前にしようと言う母に皆も賛成するが満だけすき焼きにすると譲らない。ここに来た日がすき焼きだったんだから、出て行く時もすき焼きでしょ。すき焼きに釣られて春海は来たんだし、秋葉家の危機を救って来たのは誰だ?オリンピックの開会式と閉会式だって……おいおい屁理屈が過ぎるだろ(笑)
「重箱の隅をつつく競技が有ったら満君優勝だね」良く言った!光司さん(笑)

音楽活動もしたいのでタクシー運転手になりたいと言う光司。もう一つの理由は、将来春海がパーソナリティーになったら、運転中も聴けるからって言ってたよと満から聞かされ満更でもない春海。これで陥落した感じだったな。

《コーヒーとマラソン》

春海を助手席に乗せて二人だけで新居に向かう光司。タクシー運転手になるのはどう思う?と聞くと「“お父さん“がやりたければ……」と答える春海に動揺し、思わず路肩に車を停める光司。胸熱の“お父さん”呼びに「またお願いします」「4年に一度位なら」春海の洒落た返しは前日の満の屁理屈の引用か?

秋葉家が去り二人だけのほぼ無言の夕食。2階に上がればガランとした部屋、そしてまた二人だけのほぼ無言の夕食。
3ヵ月間毎日喋り倒していただけに、この静寂と寂寥に耐えられなくなったのか、満がとうとう音を上げた。それでもあくまで満らしく「ハイハイ分かりました、面接受けるよ」と、母親が無言の圧力で急かすから仕方なくと装う(笑)

秘書面接の日は町内のマラソン大会の日。その応援を装いながら、橋の上をスーツで歩く満を秋葉家やクラッチ、ポラリスの友人知人が下から励ます。気付いた満に今度は綾子が「満、頑張れ!」と何度も声を張り上げる。張り上げながら涙を溜める綾子、聞きながらこちらも涙ぐむ満。まさかの姉弟の万感の涙にこちらも泣きそうになった。

そして面接。いつもの調子を取り戻した満は滔々と上から目線の話術を展開するのだった(笑)

ああ面白かったあ。姉弟のバトルも凄かったけど、満が秋葉家の危機を救ったのは事実だし、綾子も最後に「ありがとう、特に春海の事は感謝してる」と本音で礼を言うのを忘れなかった。
面倒臭い時も有るけど、いざという時頼れるのも家族。いいドラマだった。終わってしまい寂しい。

演出=中島悟

No.65 19/12/15 13:52
匿名 

>> 54 【シーズン枠外ドラマ】 〈オトナの土ドラ〉 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」(大映TV・東海TV)脚本=泉澤陽子 他 出… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」2話まで終了。

「先生は園部信一郎なんですか?」とストレートに尋ねる日下部に認める御子柴。

津田家のキッチンには包丁の類いが一切無く、フードプロセッサーで料理をしている事が提示される。何故なのか?

「パパはお姉ちゃんを叩かなかった」倫子の言葉から、おそらく父親は美雪に性的虐待をしていてあの日逆襲されたのだろう、そして母親が身代わり犯人になったと推測出来た。

法廷で、御子柴は自ら自分が死体配達人の園部である事を明かし、亜季子には亡くなった妹がいて、その子が死体配達人事件の被害者だった事を話す。閉じ込めていた記憶が甦る亜季子は泣き叫ぶ。
この事件で先端恐怖症を発症し、包丁類に触る事さえ出来ない亜季子には、カッター殺人は出来ない、これが御子柴の結論と証明だった。

津田家。御子柴が尋ねる。「お前がやったんだな?」祖父の声がすると逃げようとする美雪。「逃げるな。真実を明らかにする最後のチャンスだ」えっ?じいさんがレイプしていたのか?じゃあ何で父親を刺したのか?
「美雪は自分の父親に売られたんだ」
借金まみれで無職の息子に金を渡し、美雪が家に一人になる時間を聞き出していた。

「このままでいいのか?罪を償わないままで。一生後悔するかもしれない」
やっぱりそういう事なのね。
初回で御子柴の放った言葉「法律は絶対なのか?救われない事がどんなに過酷なのか、裁かれない事がどんなに苛烈なのか」
救われない例が当時の佐原家(亜季子の旧姓)で裁かれない例が園部。
少年法で守る事が最良の方法なのか?

ラスト、歩道でいきなり女に刺される御子柴。「天罰よ、この悪魔!」どっちだろう、少年犯罪の被害者遺族?御子柴が裁判で勝たせた被告の被害者側の家族?

※次回からサブタイトルが「~恩讐の法廷~」に変わる。

演出=村谷嘉則

  • << 74 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」3話まで終了。 御子柴を刺した女は、自分の息子がいじめの被害者で、御子柴が加害者を弁護していじめは無かった事にしたため息子が自殺し、その復讐だったみたいだ。 御子柴の医療少年院時代の教官・稲見(勝野洋)が、入居している介護施設の介護士・栃野を殺して逮捕されたニュースを見た御子柴は、入院していた病院から勝手に退院し、国選弁護人に決まっていた宝来から強引な手段で権利を奪い取る。 接見した稲見は「俺は栃野が憎くて殺した、まともな精神状態でだ。どんな人間にも償う権利がある。俺がお前に教えた」と言い、勝たせる弁護を拒否する。 御子柴は介護施設の入居者に話を聞きに行くが、どうやら皆口裏を合わせている事、日常的に暴力を受けている入居者がいる事が分かる。 御子柴は真摯に自分の体を心配してくれる日下部に少しだけ心を開き、稲見について「あの人は私を人間にしてくれた、私を救ってくれたんだ。今度は私の番だ。じゃなきゃ弁護士になった意味がない」と言う。 稲見の撥ね付け方から、二人には確執が有ったのかとも思ったが、御子柴が感謝しているのは間違い無いみたいだ。 日下部は稲見の元妻に話を聞きに行き、稲見が介護施設に入居した際に御子柴から多額の送金が有った事と、入居の原因である稲見の下半身不随は、御子柴が刺したからだという事を聞き出す。教官と院生は親子だから、親は子を罰せられないと言っていたと。 うーん、どの時点で刺したのかが分からないから、御子柴がどの時点で人間にして貰ったと認識しているのかもまだ分からない。そして稲見は何を隠しているのか? 御子柴の中の狂気は完全に無くなり人間になっているのか?またそれを御子柴自身が信じ切っているのか?それが明確ではないから覗き見る様な怖さもあるし、要潤の役作りが成功しているから説得力もある。 ベッキー起用は御子柴に絡め「過ちは一生糾弾されなきゃならないのかな?」と桜葉に問い掛けた台詞に、別の意味での説得力を持たせたかったのかなと、ゲスの勘繰りをしてしまった(笑) ベッキーは台詞はそんなに棒では無いのだが、目の演技が棒だから説得力が出ないのだと思う。 もう少し母性が出せて芝居の上手い女優にすべきだったな。 演出=村谷嘉則 ※サブタイトル変更無しだった。

No.66 19/12/15 23:41
匿名 

>> 55 「グランメゾン東京」8話まで終了。 今回は尾花が渡仏前に修行していた浅草のレストランの師匠(木場勝己)に、何が一番大切な事なのかを再確… 「グランメゾン東京」9話まで終了。

久住が早くも退職すると言い出し、京野が返却すると言う履歴書を見た尾花は何かに気付く。

メニューを一新するにあたり、前菜に合う国産ワインのセレクトを久住に任せた尾花。全員での試飲会の日、萌絵がノロウイルスで倒れてしまう。
バッグから何かの小瓶を落とし、病院でもリンダと電話する久住を見て怪しむ相沢。

尾花の提案で自ら保健所を呼び食材を提出、結果が出るまで休業し店は徹底掃除と消毒。京野は罹患の可能性のある客すべてに説明と謝罪行脚に。隠さない尾花達に久住は焦り顔。でもこの時点で久住には、尾花達への尊敬の念みたいな物が芽生えていたのは見えていたので、リンダにやれと言われても出来ないだろうとは思っていた。

京野が久住の父の事をやっと思い出し、皆の前で話す。あの事件の時に外務省の秘書官だった久住父は、昼食会に娘から勧められたエスコフィユを選び、京野と尾花は父に会っていた。事件後責任を取らされて僻地に飛ばされた父。だからずっと恨んでいた。京野より早く気付いていた尾花は、エスコフィユ時代とは違う、あの反省を生かし常に客にとって最善の道を選ぶレストランを作り上げたという事を、久住に行動で見せたかったのかもしれない。

保健所の検査で久住の無実は証明され、萌絵は個人でどこかで罹患していた事が分かる。

倫子は久住に正式にソムリエとして働く様に頼み、尾花も三ツ星を狙うならあんたは絶対必要と言って久住陥落。

リンダは祥平に自白させ密かに録音、記事にすると言う。
尾花「もしウチで拾ったら?」
リンダ「グランメゾンを一生星が付かない様にしてやる」
侮蔑の眼差しでリンダを見て去って行く尾花。その足で祥平の元へ行き「祥平、グランメゾンに来い!」

さあ、役者は揃った!でも次が最終回。これで更にリンダの妨害とかが有って三ツ星を取る迄を描けるのか?
リンダの執念半端無い。仕事の損害より尾花と別れる時に何か有った個人的な恨みの方が強いのかいな?

演出=青山貴洋





  • << 75 「グランメゾン東京」10話まで終了。 尾花は祥平をグラメに連れて行き皆に謝罪させる。相沢や倫子は祥平がグラメで働く事には反対し、祥平もフレンチから去ると言う。 でも三ツ星を取る新メニュー作りに祥平は欠かせないという尾花と京野の説得で、客に顔を見せない“ゴーストシェフ”として働く事に。 リンダは私のボスが平古と尾花を許さないからと言っているが、本当にそうなのか? グラメに平古を探しに来るリンダ。 「何をそんなに焦ってる?」と尾花に言われ表情を変えるリンダ。 「3日後に来てくれ。卓越した料理を必ず出す。試食してくれ」 フーディーの血が騒ぐのか律儀にやって来るリンダ。祥平の考えた料理だから祥平に出させる尾花。文句を言いながらも食べてしまうリンダ。三ツ星は出せないと言うリンダに、今度はフルコースを出すから来てくれと言う尾花。 見送りに出た倫子は「私は彼を信頼しています。尾花という料理人に心底惚れ込んでいますから」真っ直ぐ見つめる倫子を暫く見つめ返してから目を反らし帰って行くリンダ。ここは冨永愛が表情を平板にしたままだったので、心を動かされたのかどうかは次回までお預けという、上手い演出だった。 京野の、グラメは“ONE TEAM”で成り立っているんだという洒落た説得と、恫喝まがいに尾花に詰められた祥平は、やっと「入りたいです」と本音を言い、今度こそ役者は揃った! 尾花はフレンチでは鬼門のマグロで勝負するとの事。どんなアイディア料理になるのか楽しみ。 ※江藤にクビにされた丹後。グラメに来るのかと思ったら、予告ではgakuのユニフォームを着て江藤の隣に立っていた(笑) 演出=山室大輔

No.67 19/12/16 17:41
匿名 

>> 66 【訂正】
次回が最終回ではなく最終章だった。
描き切れるのか心配だったが、後2話有るなら十分だな。

No.68 19/12/16 23:44
匿名 

>> 56 「シャーロック アントールドストーリーズ」10話まで終了。 え~ッ、何か最後に匂わせ演出していたけど、佐々木蔵之介が守谷なの!? … 「シャーロック アントールドストーリーズ」全11話終了。

まず守谷が地面師事件の後に江藤に逮捕されていたというのが初耳で。
守谷が政界や警察等あちこち金を送り付けて前公安部長が受け取ってしまったから、逃走犯を逮捕してそういうのが表沙汰になると困るから、手荒な真似をしても良い(つまり殺しても構わない)というのが、江藤に下された上からの命令。

結局市川(伊藤歩)は捕まり、田中(渋谷謙人)は守谷の信徒に殺され、守谷(大西信満)は獅子雄相手に散々心に響かない能書きを垂れて、獅子雄の腕を掴み共に海に沈んで行った。

獅子雄の守谷に対する評価は「ただの幻」
守谷は獅子雄に「あなたは私が本当の守谷だと思っていますか?」答えを聞く前に落ちて行ったので、何が真実なのかは分からず仕舞い。

守谷は45歳、あんな軽そうな男がずっと安蘭(長谷川京子)をコントロールしていたとはとても思えない。
そう思わせてしまう様な俳優(知らない人なのでググったら、映画(小品)畑の人だった。演技が軽いし平板)をわざと使って視聴者に疑問を持たせ、本当の守谷は別に存在すると確信させる意図だったのなら、それは成功したと思うが。
あともし本物なら、あれだけ狂信的な信徒の市川が、守谷の居場所のヒントを獅子雄に教える訳が無いよなとかも思った。

あれで獅子雄が死ぬとも思えないし、続きは有るんじゃなかろうか?

ディーンははまり役だった。こんな非現実的でスタイリッシュな男を演じられる俳優は、他には見当たらない。
若宮が助手として機能し始め面白さも増していたので、これで終わってしまうのはちょっと勿体無いかな。最終回が消化不良気味だったし。
※また特別編かあ。ブツブツ…観るけどさあブツブツ…


演出=野田悠介

  • << 76 「シャーロック 特別編」 これまでの11話分の犯罪者と関係者を、フリージャーナリスト門司かれんと名乗り若宮に近付いて来た女(木南晴夏)と若宮が、別々に会いに行き話を聞くというスタイルを取り、その部分は新撮で話の合間にコンパクトに回想シーンを挟み込んで行くので、事件も思い出せるしその後の犯人や関係者の事も少し分かるしで、これまでの特別編という名の再編集再放送編とは全く違う、本当の特別編だった。そして面白かった。 かれんには昔獅子雄に助けられた過去があり、獅子雄が行方不明と知り、彼の功績をまとめた本を書きたいから、若宮と手分けして自分は犯人、若宮は関係者の話を聞き取る、という部分はまあ分かる。 だけど関係者は皆獅子雄が行方不明になっている事は知らないという部分はちょっと引っ掛かった。ニュースになっていなかったのか?ならどうしてかれんは知っていた? 獅子雄のコートが巡視船に引っ掛かっていて見付かり、ポケットに防水加工をした若宮宛の手紙が入っていた。「この後俺は自分に相応しい結末を迎える」「だが安心して欲しい。諸悪の根源をこの手で葬り去れる事は、この上ない喜びだ」 この諸悪の根源を守谷とするなら、あの時点で獅子雄はあの男を守谷だと判断していたって事なのか? 3年後、江藤は降格し若宮は事件現場で獅子雄の真似事をしていた。江藤とグレ相手に滔々と仮説を話す若宮。 そこにあの声が聞こえて来る。「そんなんじゃ盛り上がらないなあ」えっ!?どこ?と思ったら鑑識が立ち上がり「もっと現場をよく見ろ」紛れもないおディーン様の声。いつにも増して早口で推理を話し始める。江藤涙目で「また課長になれる」(笑) (若宮のナレーション)この再会が何を意味するのか今はまだ分からない… 守谷の謎は残したままだから、やっぱり続編、もしくは映画、あると思います! 脚本=東山狭、たかせしゅうほう 演出=西谷弘

No.69 19/12/18 00:37
匿名 

>> 58 「G線上のあなたと私」9話まで終了。 也映子が発熱して会えないとLINEした事を信じられず、自宅に来てしまう理人。 「普通、来る?」… 「G線上のあなたと私」全10話終了。

幸恵夫婦の行き違いが何とか円く収まり、北河一家と別れて並んで歩く二人。
左手をコートのポケットに入れて歩く也映子は、右手をそのポケットの側でブラブラさせている理人との手繋ぎを拒否している様に見えた。そして…
理人に「その先には行けません、ごめんなさい」と言ってしまう也映子。

也映子は電話で幸恵に理人と別れたと伝える。
也映子「理人くんは可愛くて仕方ない。庇護欲をそそられちゃて、それを恋愛感情と勘違いしちゃった」
幸恵「それは違うわ也映子ちゃん、(あの時)あんなに泣いたのはどうして?」
バイオリンのレッスン日も忘れる位、也映子が平常心ではない事に気付いた幸恵は教室に理人を呼ぶ。(具体的な描写は無かったけど多分そう)

幸恵「本当に大事な人とは緩くて優しい世界のその先に行かなきゃ。じゃなきゃ深くは繋がれないんじゃ無いかな?」
理人が後ろで聞いているのを知らずに話し始める也映子。
理人くんがメチャクチャ好き、だからあの人が消えちゃうのが怖い、緩くていい、最強の人間愛がいい、人間愛ならあの人の未来にずっといられるから。
理人の未来に拘る也映子にキレた理人が問い詰める。「どんな未来?言ってみてよ!」
「だって理人くん、私の次があるじゃん!21だもん(泣)」
結婚の事を考えなきゃとかの話だと思っていた理人は「えっ!?そっち?」
逃げる也映子を追い掛け「ああもうめんどくせー」とエレベーターの中でガバッと抱き締める理人。幸恵は笑顔で小さくガッツポーズ。

もう幸恵の言葉が一々深くて、その都度頷いて観ていた。三世代同居の人生経験は伊達じゃない。
私達三人の関係は何かのきっかけで会えなくなったとしても、繋がっていられる関係だと思ってる、この言葉も素敵だった。

理人は内定を貰い、也映子と二人で不動産屋の前で物件探し。えっ?っと思ったら、どうやら同棲の下見っぽい。家賃は二人合わせた手取りの30%までだから12万だなと、そういうのはしっかりしてる理人。直ぐにも一緒に住みたい理人に、卒業してから!とケジメ派の也映子。でも楽しそう。

女が8歳年上で相手が学生で未来より今を取るのって、やっぱり女には勇気が要る話。バイオリンも含め、ファンタジーと現実を上手くミックスした心に響くドラマだった。

演出=金子文紀


No.70 19/12/20 13:32
匿名 

>> 60 「同期のサクラ」9話まで終了。 19年12月11日桜は目覚め、葵に見せられた解雇通知書で令和になった事を知る。 退院の日、夢ちゃんを… 「同期のサクラ」全10話終了。

2020年3月、朝のルーティンも復活し花村建設に再就職した桜は、黒川から新プロジェクトのリーダーに抜擢される。

「桜、何故お前が周りとぶつかったか、それはお前に力が無いからだ。力があれば周りはお前の言う事を聞く様になる」
その言葉通りに、力をつけた黒川は社長解任と外資との合併に漕ぎ着ける。

黒川がバックに居る桜が社内を歩くと、人が道をあける位に恐れられ、同期も心配するが受け付けず「あんた変わったね!」と百合に言葉を投げ付けられる始末。(そんな百合も人の事は言えない程、右に左に揺れまくっているけどね)

合併に向け大量のリストラが始まり、その名簿の中にすみれの名前があった事から黒川に撤回を掛け合う桜。
「分かった、代わりはお前が選べ」
「だったら私が辞めます」
「そんな安直な道しか選べないのか?」

後日、退職願を黒川に渡す桜。
「この業界で働けなくする事も出来るんだぞ」と言う黒川だが、そこまでの気も無さそうな表情。
未来に作りたい物のデザイン集を黒川に見せ、仲間からアイディアを沢山貰った、社長にそんな仲間は居ますか?と同期自慢。(いや賛同する者が居たからクーデターを起こせたんでしょうよ)

百合は葵と一緒に生きて行く事を選択。
蓮太郎は小さいけどやりたい事がやれそうな会社に就職が決まり、菊夫はNPOの代表として頑張る道を選んだ。
桜はあの時の平泉成社長の会社に拾われた。

黒川が桜に目を掛けたのは、8歳で事故で亡くした愛娘の面影を桜に重ねていたからという、拍子抜けする様な理由からだった。何かさあ、もう少し仕事と絡めて欲しかったわあ。

じいちゃんが生きていた頃までは楽しめたけど、亡くなってからの展開がイマイチだったのに加え、“亡くした愛娘”で完全にシラケてしまった。

やっぱりじいちゃんの金言に勝るもの無しという事かな。

演出=明石広人

No.71 19/12/20 14:36
匿名 

「ドクターX~外科医・大門未知子~」全10話終了。

全話を観た感想としては遂に焼きが回ったかなという印象。

ニコラスがAI改革を引っ提げて登場したのはいいが、時々見せる“いい人感”がどっち付かずで足を引っ張り、AI手術に至っては肝心な使い手の医師・潮が手技が下手くそで本末転倒、途中からAIは何処に状態に。
今シリーズはいつにも増して“未知子上げ”が酷く、それが話をつまらなくしていた様に感じた。

最終話を中園ミホさんが書かなかった事、9話で中園さんが未知子に何故“私失敗しないから”と言うのかを語らせた事、最終話でニコラスの手術を無事終えた未知子が、手術に参加した皆に「ありがとう」と言った事、これらを踏まえると、もしかしたら今回でシリーズ終了を決めたのかなと感じてしまった。

少なくとも産みの親の中園さんは投げたのかな、主演の米倉涼子さんも降りたのかな、そんな感じがした。

中園さんが書いた岩下志麻ゲスト回の5話と、宇崎竜童ゲスト回の9話は面白かったから、まだ残り火は消えていないのかなとも思うが、これ以上他の脚本家がいじくり回した「ドクターX」も観たくはないという思いもあるし、終わるならそれでいいかな。

※シリーズ初の平均視聴率20%割れ(それでも最近の連ドラとしては超優秀な18.4%を記録)をどう捉えるのか、米倉涼子が受けるのか次第だとは思うが。

脚本=林誠人 演出=田村直己

No.72 19/12/20 18:50
匿名 

>> 62 【シーズン枠外ドラマ】 「死役所」9話まで終了。 1960年に志村は市役所職員として後の妻・幸子(安達祐実)と知り合い、やがて結… 【シーズン枠外ドラマ】

「死役所」全10話終了。

志村と幸子の娘・美幸は幸子の作った料理を一切食べず、絵の具だけを食べ続ける子に育ち、幸子は自分のせいだとノイローゼ気味に。ご近所から加護の会のチラシを手に入れた幸子は、志村と3人で加護の会の施設に行く。ありのままを受け入れる様に栄山に言われた幸子だが、変わらない美幸を連れて今度は二人だけで加護の会に行ってしまう。
連れ戻しに行く志村。美幸は居たので連れて帰ったが、幸子はここには居ず一週間後に戻ると言われ、また行くが追い返される。
失意のまま自宅に戻ると庭で美幸が殺されていた。

警察は絵の具しか食べさせず虐待して志村が殺したと判断し、言葉と暴力で責め続け遂に諦めた志村は自ら落ちる。

1960年って虐待の末に我が子を殺したら死刑だったっけ?
あと美幸は普通の体型だったけど、絵の具だけであの体型は考えられない。

結局誰が美幸を殺したのか、幸子は何処に行ったのかは全く分からず仕舞い。
ニシ川の過去も明かされなかった。
何だ、この尻切れトンボ感。

ひょっとして続編ありきの処置なのか?
何か尻上がりに良くなっていたから最終回も期待していたら、いきなり肩透かしを食らった感じでちょっとがっかり。

原作との関係だとしても、ドラマ化する以上はエピソードを出したものについては結論を出して欲しかった。

演出=湯浅弘章


No.73 19/12/22 11:54
匿名 

>> 63 【シーズン枠外ドラマ】 「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」9話まで終了。 何かどんどんつまらなくなっていて、… 【シーズン枠外ドラマ】

「ミス・ジコチョー -天才・天ノ教授の調査ファイル-」全10話終了。

天ノは研究費使い込みを否定するが、大学側は天ノの留守に研究室の資料を全て持ち去り、志保は天ノに電話で「ごめん、あのファイルも持って行かれた!」
何だ何だ?

天ノは倉庫みたいな所に野津田を連れて行く。そこには不思議な機械とあのホストが。あっ、やっぱりね、予想通り。いや予想以上か。天ノは既存の研究機関では許可されないタイムマシンの研究の為に私費を投じ、既に各地の研究機関に所属している若い研究者が余暇に集まり実験する為の場所や研究費を賄っていたのだ。あの男性も研究者でホストの収入はタイムマシンの研究につぎ込んでいた。
学生なら大丈夫だけど、余所の機関の研究者を参加させていたから、秘密裏にやらないとまずかった、で、あのファイルって訳。
1話で出て来てその後、全く音沙汰無しだったタイムマシン話を最後に回収に来て、こっちは派手さは無いけど荒唐無稽な感じは1話の南の島の実験話と同じだった。

SHIMIZU自動車のリコール隠しの裏には外国の自動車メーカーとの合併話があり、その為に隠蔽の片棒を担がされたと知った南雲博士は、真実を知る為に天ノの検証実験に参加。
九坂の呼び掛けで参加した全国158整備工場の実験で9台に不具合が発生、作られたSHIMIZUの安全神話は崩壊、社長は逮捕された。

色々な角度から何度も何度も検証実験を繰り返し、真実に辿り着く迄を丁寧に描いていて見応えが有った前後編だった。

「私、失敗しちゃった」が決まりフレーズだった割には、全編通して天ノは殆ど失敗していなかったという(笑)
脚本家が交替して中弛みみたいになったのは残念だった。アイディアがそれほど湧いて来なかったのなら、話数を減らせば良かったのになとは思った。

演出=福井允広


No.74 19/12/22 20:06
匿名 

>> 65 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」2話まで終了。 「先生は園部信一郎なんですか?」とストレート… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」3話まで終了。

御子柴を刺した女は、自分の息子がいじめの被害者で、御子柴が加害者を弁護していじめは無かった事にしたため息子が自殺し、その復讐だったみたいだ。

御子柴の医療少年院時代の教官・稲見(勝野洋)が、入居している介護施設の介護士・栃野を殺して逮捕されたニュースを見た御子柴は、入院していた病院から勝手に退院し、国選弁護人に決まっていた宝来から強引な手段で権利を奪い取る。

接見した稲見は「俺は栃野が憎くて殺した、まともな精神状態でだ。どんな人間にも償う権利がある。俺がお前に教えた」と言い、勝たせる弁護を拒否する。

御子柴は介護施設の入居者に話を聞きに行くが、どうやら皆口裏を合わせている事、日常的に暴力を受けている入居者がいる事が分かる。

御子柴は真摯に自分の体を心配してくれる日下部に少しだけ心を開き、稲見について「あの人は私を人間にしてくれた、私を救ってくれたんだ。今度は私の番だ。じゃなきゃ弁護士になった意味がない」と言う。

稲見の撥ね付け方から、二人には確執が有ったのかとも思ったが、御子柴が感謝しているのは間違い無いみたいだ。

日下部は稲見の元妻に話を聞きに行き、稲見が介護施設に入居した際に御子柴から多額の送金が有った事と、入居の原因である稲見の下半身不随は、御子柴が刺したからだという事を聞き出す。教官と院生は親子だから、親は子を罰せられないと言っていたと。

うーん、どの時点で刺したのかが分からないから、御子柴がどの時点で人間にして貰ったと認識しているのかもまだ分からない。そして稲見は何を隠しているのか?

御子柴の中の狂気は完全に無くなり人間になっているのか?またそれを御子柴自身が信じ切っているのか?それが明確ではないから覗き見る様な怖さもあるし、要潤の役作りが成功しているから説得力もある。

ベッキー起用は御子柴に絡め「過ちは一生糾弾されなきゃならないのかな?」と桜葉に問い掛けた台詞に、別の意味での説得力を持たせたかったのかなと、ゲスの勘繰りをしてしまった(笑)
ベッキーは台詞はそんなに棒では無いのだが、目の演技が棒だから説得力が出ないのだと思う。
もう少し母性が出せて芝居の上手い女優にすべきだったな。

演出=村谷嘉則

※サブタイトル変更無しだった。

  • << 77 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」4話まで終了。 今回は日下部が稲見の元妻から聞いた、稲見が妻に話していた御子柴の医療少年院時代の話が殆どを占めていた。 ここでは生まれ変わる為に名前を変える、と言われて自分で御子柴礼司にした事。 嘘ばかり付くから嘘崎雷也という名前を付けたと言う同室の先輩と親しくなり、「母親に縁切りされそうだから会いに行きたい。脱走を助けて欲しい」と頼まれ協力した事。 もしもの時にと渡された、何かを削った様な先の尖った物で、追って来た稲見の後ろから腰の辺りを刺して、下半身不随にしてしまった事。 逃げた嘘崎は車に轢かれて死んでしまった事、等が描かれた。 泣く御子柴に稲見が言う。「嘘崎が死んだら泣くのか、(御子柴が殺した)みどりにも大切に思っていた家族がいるんだ!」御子柴「殺してくれ!」稲見「償え!」 稲見「人一人殺したら外道だ。人権は無いのが当たり前だ。外道が人に戻るには償い続けるしかない。罪を償うのは義務じゃない。罪人に許された権利だ」 嘘崎が少年院出でも試験に受かれば弁護士になれると教えてくれた。 そして人間にしてくれた稲見の教えを守るべく、御子柴は弁護士になった。 人を寄せ付けない御子柴が、日下部のひと刺しの言葉には耳を傾ける様になった。自分を信じ真剣に向き合ってくれる人には、心を開ける様にはなったという事なのか。 栃野にも凄惨な過去があり、もしかして稲見の息子の交通事故死と何か関わりがあるのか? 日下部の説得で御子柴との面会に応じた稲見は何を語るのか。 次回に持ち越しになってしまったが、緊張感が持続してあっという間に終わってしまう様な感じなので、引き延ばし感とかは全くない。 演出=松田祐輔

No.75 19/12/22 23:10
匿名 

>> 66 「グランメゾン東京」9話まで終了。 久住が早くも退職すると言い出し、京野が返却すると言う履歴書を見た尾花は何かに気付く。 メニュ… 「グランメゾン東京」10話まで終了。

尾花は祥平をグラメに連れて行き皆に謝罪させる。相沢や倫子は祥平がグラメで働く事には反対し、祥平もフレンチから去ると言う。
でも三ツ星を取る新メニュー作りに祥平は欠かせないという尾花と京野の説得で、客に顔を見せない“ゴーストシェフ”として働く事に。

リンダは私のボスが平古と尾花を許さないからと言っているが、本当にそうなのか?
グラメに平古を探しに来るリンダ。
「何をそんなに焦ってる?」と尾花に言われ表情を変えるリンダ。
「3日後に来てくれ。卓越した料理を必ず出す。試食してくれ」

フーディーの血が騒ぐのか律儀にやって来るリンダ。祥平の考えた料理だから祥平に出させる尾花。文句を言いながらも食べてしまうリンダ。三ツ星は出せないと言うリンダに、今度はフルコースを出すから来てくれと言う尾花。

見送りに出た倫子は「私は彼を信頼しています。尾花という料理人に心底惚れ込んでいますから」真っ直ぐ見つめる倫子を暫く見つめ返してから目を反らし帰って行くリンダ。ここは冨永愛が表情を平板にしたままだったので、心を動かされたのかどうかは次回までお預けという、上手い演出だった。

京野の、グラメは“ONE TEAM”で成り立っているんだという洒落た説得と、恫喝まがいに尾花に詰められた祥平は、やっと「入りたいです」と本音を言い、今度こそ役者は揃った!

尾花はフレンチでは鬼門のマグロで勝負するとの事。どんなアイディア料理になるのか楽しみ。

※江藤にクビにされた丹後。グラメに来るのかと思ったら、予告ではgakuのユニフォームを着て江藤の隣に立っていた(笑)

演出=山室大輔




  • << 78 「グランメゾン東京」全11話終了。 江藤がgakuのシェフとスーシェフを新しく連れて来て、それが横暴でスタッフ全員がボイコット、約束が違うと二人が辞めて、柿谷が連絡した丹後が戻って来て、江藤と柿谷の態度が手のひらクル~、よし!みんなでまた頑張るぞ!柿谷やれば出来るじゃないか!うーん、この茶番劇必要だったのか? gakuは三ツ星どころか一ツ星さえ取れなかったんだけど、それの理由付けの為?何かここだけは取って付けた様で酷かったな。 結局リンダはオーナーに逆らえず、オーナーの意向で動いていただけで(だよね?)、尾花がまたまたフーディーとしてのプライドは無いのか?と刺激したら、グラメの新メニューを食べに来てフーディーとしてフェアに高評価し、オーナーの意向に逆らったので退職の道を選んだ。 尾花はマグロに集中するが中々完成せず、心配になった倫子は自分も魚料理のメニュー作りに入り、ハタのロテを完成させる。皆が試食し絶賛、尾花も食べるが何も言わない、でもこの時木村拓哉は若干涙目になる演技をしているの。 これがその後の、倫子の覚悟を問う様な尾花の行動の振りだったんだよね。 マグロ料理を完成させ、三ツ星審査はこれで行くという尾花に、最後まで迷いながらも自分のハタのロテにすると決断する倫子。それならもう俺は必要ないと、グラメを辞める尾花。 全てが倫子シェフの先の事まで見据えた、尾花の計算ずくの行動だった。 「星のプレッシャーに悩まされる時が来る。その時に必要なのは自分を信じられる事。自分の力で星を取ったという自信がある事」 グラメは尾花抜きで完成させた新メニューで三ツ星を取った。 尾花はランブロワジーが東京に出す姉妹店に行くらしい。でもグランメゾンの姉妹店を海外に作る構想も有るらしい。 繋がりを絶つ訳ではない、かけがえのない仲間であり続けるのだろうという、前向きなメッセージを受け取った感じだった。 キャリアは同じ位で年上の鈴木京香が相手役になる事で、木村が受けの演技に回る事も多く、大人の役者になった事を印象付ける事に成功した。役者としてのターニングポイントになったと後で位置付けられる作品になったのではと自分は思う。 ※ハタのロテもマグロの料理もどちらも美味しそうで、食べた~いと心底思った(笑)「料理は人の心を動かし、人を救う事もある」仰る通りです! 演出=塚原あゆ子

No.76 19/12/24 00:20
匿名 

>> 68 「シャーロック アントールドストーリーズ」全11話終了。 まず守谷が地面師事件の後に江藤に逮捕されていたというのが初耳で。 守谷… 「シャーロック 特別編」

これまでの11話分の犯罪者と関係者を、フリージャーナリスト門司かれんと名乗り若宮に近付いて来た女(木南晴夏)と若宮が、別々に会いに行き話を聞くというスタイルを取り、その部分は新撮で話の合間にコンパクトに回想シーンを挟み込んで行くので、事件も思い出せるしその後の犯人や関係者の事も少し分かるしで、これまでの特別編という名の再編集再放送編とは全く違う、本当の特別編だった。そして面白かった。

かれんには昔獅子雄に助けられた過去があり、獅子雄が行方不明と知り、彼の功績をまとめた本を書きたいから、若宮と手分けして自分は犯人、若宮は関係者の話を聞き取る、という部分はまあ分かる。
だけど関係者は皆獅子雄が行方不明になっている事は知らないという部分はちょっと引っ掛かった。ニュースになっていなかったのか?ならどうしてかれんは知っていた?

獅子雄のコートが巡視船に引っ掛かっていて見付かり、ポケットに防水加工をした若宮宛の手紙が入っていた。「この後俺は自分に相応しい結末を迎える」「だが安心して欲しい。諸悪の根源をこの手で葬り去れる事は、この上ない喜びだ」
この諸悪の根源を守谷とするなら、あの時点で獅子雄はあの男を守谷だと判断していたって事なのか?

3年後、江藤は降格し若宮は事件現場で獅子雄の真似事をしていた。江藤とグレ相手に滔々と仮説を話す若宮。
そこにあの声が聞こえて来る。「そんなんじゃ盛り上がらないなあ」えっ!?どこ?と思ったら鑑識が立ち上がり「もっと現場をよく見ろ」紛れもないおディーン様の声。いつにも増して早口で推理を話し始める。江藤涙目で「また課長になれる」(笑)

(若宮のナレーション)この再会が何を意味するのか今はまだ分からない…

守谷の謎は残したままだから、やっぱり続編、もしくは映画、あると思います!

脚本=東山狭、たかせしゅうほう 演出=西谷弘

No.77 19/12/29 13:54
匿名 

>> 74 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」3話まで終了。 御子柴を刺した女は、自分の息子がいじめの被害… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」4話まで終了。

今回は日下部が稲見の元妻から聞いた、稲見が妻に話していた御子柴の医療少年院時代の話が殆どを占めていた。

ここでは生まれ変わる為に名前を変える、と言われて自分で御子柴礼司にした事。
嘘ばかり付くから嘘崎雷也という名前を付けたと言う同室の先輩と親しくなり、「母親に縁切りされそうだから会いに行きたい。脱走を助けて欲しい」と頼まれ協力した事。
もしもの時にと渡された、何かを削った様な先の尖った物で、追って来た稲見の後ろから腰の辺りを刺して、下半身不随にしてしまった事。
逃げた嘘崎は車に轢かれて死んでしまった事、等が描かれた。

泣く御子柴に稲見が言う。「嘘崎が死んだら泣くのか、(御子柴が殺した)みどりにも大切に思っていた家族がいるんだ!」御子柴「殺してくれ!」稲見「償え!」
稲見「人一人殺したら外道だ。人権は無いのが当たり前だ。外道が人に戻るには償い続けるしかない。罪を償うのは義務じゃない。罪人に許された権利だ」

嘘崎が少年院出でも試験に受かれば弁護士になれると教えてくれた。
そして人間にしてくれた稲見の教えを守るべく、御子柴は弁護士になった。

人を寄せ付けない御子柴が、日下部のひと刺しの言葉には耳を傾ける様になった。自分を信じ真剣に向き合ってくれる人には、心を開ける様にはなったという事なのか。

栃野にも凄惨な過去があり、もしかして稲見の息子の交通事故死と何か関わりがあるのか?

日下部の説得で御子柴との面会に応じた稲見は何を語るのか。
次回に持ち越しになってしまったが、緊張感が持続してあっという間に終わってしまう様な感じなので、引き延ばし感とかは全くない。

演出=松田祐輔

  • << 79 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」5話まで終了。 栃野が過去に無罪を得た「緊急避難による殺人」で、稲見を無罪にしようとした御子柴だが、栃野が救命胴衣を奪って死なせた若い女性の祖母と、稲見の息子が自分の命を犠牲にして助けた老人・後藤と稲見本人が、栃野の居る老人ホームに全員入居していたという事で、それぞれに利害関係が有ったから無罪という訳には行かず、懲役6年の判決は妥当だと思う。 日頃からずっと御子柴を見ているからこその「罰を与えられた方が楽」と桜葉に言った日下部の心情も理解出来る。 医療少年院での矯正で人間性を育て直し、善悪の判断がしっかり出来る様になったら、一生罰を与えられなかった事に悩み苦しむ事になる。皮肉な事だ。 次回は実母の弁護? 更にシビアな内容になりそうだな。 脚本=戸田彬弘 演出=松田祐輔

No.78 19/12/29 23:44
匿名 

>> 75 「グランメゾン東京」10話まで終了。 尾花は祥平をグラメに連れて行き皆に謝罪させる。相沢や倫子は祥平がグラメで働く事には反対し、祥平も… 「グランメゾン東京」全11話終了。

江藤がgakuのシェフとスーシェフを新しく連れて来て、それが横暴でスタッフ全員がボイコット、約束が違うと二人が辞めて、柿谷が連絡した丹後が戻って来て、江藤と柿谷の態度が手のひらクル~、よし!みんなでまた頑張るぞ!柿谷やれば出来るじゃないか!うーん、この茶番劇必要だったのか?
gakuは三ツ星どころか一ツ星さえ取れなかったんだけど、それの理由付けの為?何かここだけは取って付けた様で酷かったな。

結局リンダはオーナーに逆らえず、オーナーの意向で動いていただけで(だよね?)、尾花がまたまたフーディーとしてのプライドは無いのか?と刺激したら、グラメの新メニューを食べに来てフーディーとしてフェアに高評価し、オーナーの意向に逆らったので退職の道を選んだ。

尾花はマグロに集中するが中々完成せず、心配になった倫子は自分も魚料理のメニュー作りに入り、ハタのロテを完成させる。皆が試食し絶賛、尾花も食べるが何も言わない、でもこの時木村拓哉は若干涙目になる演技をしているの。
これがその後の、倫子の覚悟を問う様な尾花の行動の振りだったんだよね。

マグロ料理を完成させ、三ツ星審査はこれで行くという尾花に、最後まで迷いながらも自分のハタのロテにすると決断する倫子。それならもう俺は必要ないと、グラメを辞める尾花。
全てが倫子シェフの先の事まで見据えた、尾花の計算ずくの行動だった。
「星のプレッシャーに悩まされる時が来る。その時に必要なのは自分を信じられる事。自分の力で星を取ったという自信がある事」

グラメは尾花抜きで完成させた新メニューで三ツ星を取った。
尾花はランブロワジーが東京に出す姉妹店に行くらしい。でもグランメゾンの姉妹店を海外に作る構想も有るらしい。
繋がりを絶つ訳ではない、かけがえのない仲間であり続けるのだろうという、前向きなメッセージを受け取った感じだった。

キャリアは同じ位で年上の鈴木京香が相手役になる事で、木村が受けの演技に回る事も多く、大人の役者になった事を印象付ける事に成功した。役者としてのターニングポイントになったと後で位置付けられる作品になったのではと自分は思う。

※ハタのロテもマグロの料理もどちらも美味しそうで、食べた~いと心底思った(笑)「料理は人の心を動かし、人を救う事もある」仰る通りです!

演出=塚原あゆ子


No.79 20/01/05 16:50
匿名 

>> 77 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」4話まで終了。 今回は日下部が稲見の元妻から聞いた、稲見が妻… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」5話まで終了。

栃野が過去に無罪を得た「緊急避難による殺人」で、稲見を無罪にしようとした御子柴だが、栃野が救命胴衣を奪って死なせた若い女性の祖母と、稲見の息子が自分の命を犠牲にして助けた老人・後藤と稲見本人が、栃野の居る老人ホームに全員入居していたという事で、それぞれに利害関係が有ったから無罪という訳には行かず、懲役6年の判決は妥当だと思う。

日頃からずっと御子柴を見ているからこその「罰を与えられた方が楽」と桜葉に言った日下部の心情も理解出来る。

医療少年院での矯正で人間性を育て直し、善悪の判断がしっかり出来る様になったら、一生罰を与えられなかった事に悩み苦しむ事になる。皮肉な事だ。

次回は実母の弁護?
更にシビアな内容になりそうだな。

脚本=戸田彬弘 演出=松田祐輔

  • << 87 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」6話まで終了。 30年以上会っていなかった妹が御子柴の事務所に現れ、殺人容疑で逮捕された母(郁美=浅野温子)の弁護をする様に告げ、御子柴は断るが100万の着手金を置いて帰って行く。 最近再婚した資産家の夫を自殺に見せ掛けて殺害した容疑だ。検察側(またまたしゃしゃり出て来た岬検事)の挙げる証拠は郁美に不利な物ばかり。挙げ句に岬は法廷で、容疑者は死体配達人だった御子柴弁護士の実母である事を明らかにしてしまう。 圧倒的不利な条件の中で御子柴は勝てるのか?というシビアな話だった。 再婚前の母と妹が住んでいたアパートに聞き込みに行った御子柴は、家主が「怪物の家族は罰を受けて当然、怪物を育てた責任がある」と話すのを聞き、そこで初めて自分は被害者加害者両方の家族を傷付けたのだと悟る。 日下部に「何故みどりちゃんを殺したんですか?」と問われ、「虫が死んだからバラバラにしてみた。そうしたら人間もバラバラにしたくなった。何かが有った訳ではない」と話す御子柴。彼には適切な情緒が育っていなかったという事なのか? 岬は何故あんなに御子柴に拘るのかと思ったら、彼の、弁護士だった父親が詐欺事件の片棒を担がされたが、検察上層部の判断で不起訴になった、それが許せず父親とは没交渉、以来罰を受けない人間が許せない、だから御子柴も許せないという事らしい。だけどこれって理論破綻してない? 不起訴を粛々と受け入れた時点で岬も父親と同類項じゃない?ああだから御子柴に同族嫌悪? 津田寛治は特に法廷で畳み掛けて行く場面は迫力があって上手いよなあ。 演出=村谷嘉則

No.80 20/01/05 18:33
匿名 

「2019秋ドラマのまとめ①」

1位「俺の話は長い」
個別レス参照。
初回こそ満のああ言えばこう言うスタイルと、容赦なく攻撃を続ける綾子の姉弟関係に度肝を抜かれ、少し引き気味になったが、回を重ねる毎に軋轢が有りながらも互いに気に掛け思いやる家族の在り方に触れ、一緒に笑ったり涙したりの掛け替えの無い時を過ごしていた。
有りそうで無かった形態の家族ドラマを、オリジナルで作った事を高く評価したい。

2位「グランメゾン東京」
個別レス参照。
G線と若干迷ったが、迷った時はオリジナル優先の原則通りにこちらを上にした。
脇を固める人物一人一人のキャラもしっかり立ち、主人公の尾花だけが突出する事無く、終わってみれば尾花がきっちり采配をふるっていた物語だった事が分かるという、何とも粋な展開のドラマだった。キムタクを役者・木村拓哉にしたドラマとして記憶に残る事になるだろう。

3位「G線上のあなたと私」
個別レス参照。
年齢も社会的立場もバラバラな者同士が集まる大人のバイオリン教室。そこで知り合い何となく自主練を一緒にする様になり、計らずもお互いの私生活の悩みを知る所になったりして、年長の幸恵を扇の要にした、也映子、理人との三人の友情が育まれて行く。最後は若い男女がくっついて扇状の友情は壊れるのではないかと思いながら観ていたが、幸恵が最後に見せた二人への愛の大きさに心を動かされた。

【他にハマった作品】
途中迄は「同期のサクラ」にハマったが、じいちゃんが亡くなってからの展開がグダグダになってしまい残念だった。

【今期の演技MIP】
まず松下由樹を挙げたい。幸恵が居たから、この人が演じたから秀逸な人間ドラマになったと言っても過言ではない。
そして甲乙付け難い存在として小池栄子も挙げておきたい。あれだけの台詞量を猛スピードで話しても、きっちりと聞き取れる滑舌の良さ。彼女が綾子を演じたから更にドラマの面白さも哀感も出せたと思う。

※民放のみ。続編、シリーズ物、深夜ドラマは順位評価から除外。

No.81 20/01/05 18:44
匿名 

「2019秋ドラマのまとめ②」

全話観たドラマの平均視聴率(%)

「ドクターX 6」18.4
「グランメゾン東京」12.7
「同期のサクラ」10.9
「シャーロック」9.8
「まだ結婚できない男」9.3
「俺の話は長い」8.5
「G線上のあなたと私」7.7
「4分間のマリーゴールド」7.4
「時効警察はじめました」6.0
「ハル 総合商社の女」4.2


※地上波民放のみ。2クール以上のドラマ、深夜ドラマは除く。

※視聴率は関東地区。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)

No.82 20/01/05 18:50
匿名 

2019年秋ドラマ
【最終回の視聴率が前週より1ポイント以上上昇したドラマ】←最後がどうなるのか期待値が高かった?

番組名/+ポイント

グランメゾン東京/+5.3
同期のサクラ/+3.4
俺の話は長い/+3.2
G線上のあなたと私/+3.1
4分間のマリーゴールド/+2.2
ドクターX/+1.1
シャーロック/+1.1



(注)自分が全話視聴済みのドラマで、民放プライムタイムの1クールドラマのみ対象

No.83 20/01/07 22:32
匿名 

【2020冬ドラマ】

「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(CX・共同TV)脚本=浜田秀哉 出演=沢村一樹、横山裕、本田翼、森永悠希、高杉真宙、上杉柊平、マギー、粗品、水野美紀、柄本明 他

オリジナル作品のシリーズ4作目(沢村一樹版としては2作目)。初回30分拡大。

法務省のキャリアでミハン統括に出向して来た香坂(水野)、警察庁キャリアでミハン研修中の吉岡(森永)、天才ハッカーでホワイトハッカーとしてミハンに協力する加賀美(柄本)が新メンバー。

冒頭、タイトスカートの女性が横たわっていて、側には血塗れで銃を握った井沢(沢村)らしき男が立っている。

そこから遡りクルーズ船での捕物帖、麻薬組織とズブズブになったマトリの岸本に関わる事件が描かれ、最後に冒頭の場面に戻り、倒れているのは香坂、立っていたのは井沢と提示される。

香坂は何故ミハンに来たのか?井沢の妻子殺しの実行犯・宇佐美に何度も面会しているのは何故?そしてただ者ではない格闘の強さ、一体彼女は何者?

一方、井沢には妻子殺害に使われたナイフが誰かから送られて来て、それ以来彼はまた深いフラッシュバックに襲われる様になった。逃走した岸本が母娘をナイフで襲うと自分の妻子が重なり、銃を投げろと岸本に言われると投げてしまう。
飄々とした部分、狂気を孕んだ部分、そして恐怖に苛まれる部分を目で演じ分ける沢村一樹は流石だ。

香坂の謎は最後まで引っ張る作戦なのかな?
横山裕は表情が一つだけだからつまらないな。まっ柄本明で変化が付けられるから、そこは面白くなる要素かな。

※初回視聴率は10.6%で、奇しくもこれは沢村版前作の全話平均視聴率と全く同じだった。

演出=石川淳一

  • << 89 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」2話まで終了。 ひょっとして毎回冒頭に、井沢が香坂を殺して?暴走を始めて…というシーンを挟み込むのか?だとしたらちょっと邪魔かな。 今回の横軸のミハン案件は、ストーカー話からどんどん広がって行って面白かったし、ミハンメンバーもそれぞれに活躍のシーンも有り、全体にバランスが取れていて面白かった。(ゲストの中島ひろ子も良かった) 演出=石川淳一

No.84 20/01/09 11:20
匿名 

「知らなくていいコト」(NTV)脚本=大石静 出演=吉高由里子、柄本佑、重岡大毅、森山内圭哉、秋吉久美子、佐々木蔵之介、小林薫 他

オリジナル作品。

まず初回だからといって1秒たりとも拡大していない事、タイトルに長ったらしい説明副タイトルをくっ付けていない事、この二点を評価する。

週刊誌記者の真壁ケイト(吉高)の母・杏南(秋吉)が急死。遺品整理中に指輪を見付けたケイトは、刻印から贈り主の名前ノトアトオルを知り検索、1990年8月に起きた無差別殺人事件の犯人として逮捕された人物と知る。
指輪は1985年に贈られ2年後にケイトは生まれている。
杏南は未婚の母で父親の事は知らされていなかったケイトは、慶明大学文学部、スタインベックという母との共通項と時期から、乃十阿徹が自分の父親かもしれない、「私は殺人者の子供?」と思い始める。
この話が縦軸で、毎回週刊誌のネタになる話が1話完結で横軸となる作りの様だ。

今回のゲストは倍賞美津子で、「国際ロマンス詐欺」という名の振り込め詐欺にときめく茶道の先生を好演。広い家に独り暮らし(息子は未来の遺産にしか興味が無さそう)、「朝起きると今日も一日生きていかなきゃならないのかと思う」、そんな時にネット上でも熱心に甘い言葉を贈り続けてくれる“外国の男”が生きる糧になるという切ない話。

ケイトは同僚の野中(重岡)からプロポーズされるが、もしかしたら殺人者の子供かもしれないと打ち明けられた野中は、一日考えた末にプロポーズを撤回。

元カレの同僚カメラマン尾高(柄本)は、乃十阿の出所シーンを隠し撮りした過去があり、“何か”を知っているのではないかとケイトは疑う。

演出のテンポが良く、きっちり1時間でかなりの情報を出していた初回だった。
「あなたの父親はキアヌ・リーブス」弄りからの殺人犯かも?の落差で、グッと惹き付けた上手い脚本。
次の展開が気になる。

※一つだけ疑問なのは無差別殺人って何人殺したのか?死刑にはならないのか?無期懲役だったとして30年にも満たないで出所しちゃうものなのか?(隠し撮りが何年か前だから下手すりゃ25、6年?)

演出=狩山俊輔

  • << 92 「知らなくていいコト」2話まで終了。 あれだけきっぱり結婚を拒絶されたのに、ニコニコしながらやり直そうと野中に迫るケイトが怖かった。 尾高の撮った乃十阿出所スクープ記事が出た直後にケイトの母が会いに来て、ケイトは乃十阿の子だと話したと言う。ケイトに知られたくないからこれ以上乃十阿を追わないで欲しいと。尾高は乃十阿の子と知った上でケイトにプロポーズしたが、ニュースカメラマンを辞めて動物カメラマンに転身した尾高の事が気に入らなくて、その時ケイトは全く相手にしなかったのだ。 今回のテーマはDNA。気にして結婚を取り止めた男と気にしなかった男。横軸のDNAマッチング話で出て来た男は、気にはしていたが最悪の相性のスタッフに恋をして、DNAより感情を優先した。 尾高とマッチング拒否男のおかげで精神的に立ち直ったケイトは乃十阿に会いに行くのかな? 演出家は同じなのに初回に比べてテンポが悪くなっていたのが気になった。 あとお仕事ドラマの看板は下ろした方がいい。 ※乃十阿の事件、当時のニュース映像では二人死亡、五人意識不明の重体と言っていた。それで死刑にならない謎。精神鑑定? 演出=狩山俊輔

No.85 20/01/11 10:56
匿名 

「アライブ がん専門医のカルテ」(CX)脚本=倉光康子 出演=松下奈緒、木村佳乃、清原翔、岡崎紗絵、中村俊介、三浦翔平、田辺誠一、藤井隆、木下ほうか、高畑淳子、北王子欣也 他

オリジナル作品。初回15分拡大。

腫瘍内科医・恩田心(松下)と消化器外科医・梶山薫(木村)がバディとなり、がん患者を救って行く話と番宣にも有ったし、途中プライベートな時間に突発的に妊産婦を二人で協力して救う場面も有ったので、そういう王道な医療ドラマなのだと思って観ていたら、突然梶山の回想が始まり、二人の偶然の出会いは嘘で梶山が仕組んだものだった事、それ以前に恩田の夫・匠(中村)が事故に遭い意識不明で入院中なのだが、その原因を作ったのは手術に参加していた梶山の医療ミスに有ったのではないかという疑惑が明かされ、手術から3ヵ月も経ち、医師である恩田が手術に疑念を持っている様子も全く無いのに、何故梶山はわざわざ恩田に近付いたのかという疑問も残り、贖罪のつもりでバディとして頑張るのなら番宣通りなのだが果たして…?という、いきなりの転調振りに戸惑ってしまう部分もある滑り出しだった。

横軸の原発不明がん患者(石野真子)と、その恋人で若年性認知症患者(田口トモロヲ)の物語は丁寧に描かれていて、二人の好演もあり見応えがあった。

初回で早々と梶山の裏事情を出したという事は、これ以上はこの件には触れずにラスト近辺で恩田が事実を知る山場を持って来る作戦なのか?

冒頭に腫瘍内科部長(木下)が二人の研修医(まあ視聴者向け)に、腫瘍内科について詳細を長々と説明するシーンが有ったのだが、色々な映像に乗せて平板に早口で喋り続けるだけなので、全く頭に入って来なくて時間の無駄だった。
あんなのは研修医が仕事をこなして行く中で、或いは先輩医師の仕事振りを見て行く中で自然に理解して行く事だし、そういう見せ方をしてくれれば視聴者にも伝わる話だ。

そこを除けば次に興味を繋ぐ事も出来ていたし、まあまあ面白かった。

演出=高野舞

  • << 96 「アライブ がん専門医のカルテ」2話まで終了。 梶山薫は恩田心の家族の日常を奪ってしまった自責の念から、医師として心を助けようと転籍して来た様だ。 あと須藤(田辺)と薫は不倫をしていた様で、須藤は離婚成立を薫に告げて付き合いを続けたそうなのだが、薫は嫌そうな感じだ。 薫があの時、患者家族の会に勧誘をしていた事が民代(高畑)にはバレていて、後々心の耳に入るのかな? 薫は心を温泉に誘い、ここで告白するのかなと思ったが何も言えず、帰って来て「実は…」と言い始めたら心に夫急変のTELが。この辺りはドラマの王道だね。 王道と言えばこのドラマは横軸の、心達が診る癌患者の症例、患者の設定と心理が、奇をてらう事なく丁寧に描かれていて引き込まれる。ゲストの役者も派手さは控え目だけど、役に合った演技力のある人を選んでおり、それも感情移入出来る理由の一つになっている。 ここまでは上手く歯車が回っていると思うのだが、予告でやっと三浦翔平が登場!なのだが、薫と一緒に居るシーンが…。 縦軸はややこしくして欲しくないんだけどなあ。 ※乳癌手術に悩む若い女性患者佐倉に、薫が「私は乳癌サバイバーなの」と言って、上半身裸になり乳房再建手術をするとどうなるのかを見せるシーン、多分ヌーブラ一丁で演じ切った木村佳乃の潔さと、この役に賭ける意気込みが伝わって来て感動した。 演出=高野舞

No.86 20/01/12 18:06
匿名 

「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(NTV)脚本=林宏司 出演=天海祐希、椎名桔平、広瀬アリス、永山絢斗、古川雄大、福士誠治、森田望智、三浦友和 他

林宏司の小説原作。

あのコード・ブルーを作った脚本家の作品なので期待していたのだが、えっ!?こんな物なの?みたいな、がっかり感の方が強かった。
主人公・深山(天海)が自信過剰気味設定なのは分かるけど、それよりも更に腕のいい世界的名医の黒岩(椎名)が3ヵ月契約で来て、手術以外は興味の無い西郡(永山)も来て、更に当然決定権を持つ部長(三浦)も居てで、この脳神経外科は船頭が渋滞中な上、実力が伴わないのにプライドだけはやけに高い専門研修医の小机(広瀬)まで居て、焦点が定まらないから落ち着かないのだ。
おまけに患者の症例の扱いが雑という…。

手術シーンはやけにリアルでそこは評価するけど、後はイマイチだったなあ。

お定まりの溜まり場BARのオーナー(古川)のキャラまで何か気持ち悪いし。
これからまあ収斂して行くとは思うけど、これならまだ「アライブ」の方が良かったぞ!

演出=大塚恭司

  • << 98 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」2話まで終了。 トップナイフの黒岩が、有りがちな聞く耳持たない様な男ではない事、傲岸不遜な西郡が、フラッシュバックを起こす様な拭えない過去の傷を持っている事、それらの描写が有った事で、深山が医局をコントロール出来そうな雰囲気が出て来た点と、部長が何もかも分かって仕込んでいる事が示唆された点が良かったと思う。 深山自身にも関係に問題が有りそうな娘が居る様で、医師個々人のプライベートにも重きを置くスタイルにしそうな雰囲気だ。 そんな中でまだ幸子(広瀬)のキャラの必要性だけが理解出来ない。てか邪魔。何故このキャラにしたのか早目に説明してくれないと、ドラマの評価を下げるだけだと思う。 横軸の患者ドラマ部分は初回よりは良くなっていたが、フレゴリ妄想患者の件は、黒岩と西郡の過去を炙り出して視聴者に見せる為の道具として使われた感が否めず、少し疑問が残った。 長く顔面痛に苦しむ患者の原因を突き止め救ってあげる件は、濱田マリの好演も有り良かったと思う。ただ他の大学病院でさえ見付けられなかった髄膜腫を、西郡は一発で見付けられたってのがちょっと腑に落ちないが。 まっ、幸子以外の存在は落ち着いて来たので最後まで観ようとは思っている。 演出=佐久間紀佳

No.87 20/01/12 18:52
匿名 

>> 79 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」5話まで終了。 栃野が過去に無罪を得た「緊急避難による殺人」… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」6話まで終了。

30年以上会っていなかった妹が御子柴の事務所に現れ、殺人容疑で逮捕された母(郁美=浅野温子)の弁護をする様に告げ、御子柴は断るが100万の着手金を置いて帰って行く。
最近再婚した資産家の夫を自殺に見せ掛けて殺害した容疑だ。検察側(またまたしゃしゃり出て来た岬検事)の挙げる証拠は郁美に不利な物ばかり。挙げ句に岬は法廷で、容疑者は死体配達人だった御子柴弁護士の実母である事を明らかにしてしまう。

圧倒的不利な条件の中で御子柴は勝てるのか?というシビアな話だった。

再婚前の母と妹が住んでいたアパートに聞き込みに行った御子柴は、家主が「怪物の家族は罰を受けて当然、怪物を育てた責任がある」と話すのを聞き、そこで初めて自分は被害者加害者両方の家族を傷付けたのだと悟る。

日下部に「何故みどりちゃんを殺したんですか?」と問われ、「虫が死んだからバラバラにしてみた。そうしたら人間もバラバラにしたくなった。何かが有った訳ではない」と話す御子柴。彼には適切な情緒が育っていなかったという事なのか?

岬は何故あんなに御子柴に拘るのかと思ったら、彼の、弁護士だった父親が詐欺事件の片棒を担がされたが、検察上層部の判断で不起訴になった、それが許せず父親とは没交渉、以来罰を受けない人間が許せない、だから御子柴も許せないという事らしい。だけどこれって理論破綻してない?
不起訴を粛々と受け入れた時点で岬も父親と同類項じゃない?ああだから御子柴に同族嫌悪?
津田寛治は特に法廷で畳み掛けて行く場面は迫力があって上手いよなあ。

演出=村谷嘉則



  • << 99 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」7話まで終了。 岬にはピアニストの息子・洋介が居て彼とも疎遠、「お祖父ちゃんに会ってあげて」と言う息子に頑なに会わないと言う父。そんな父に息子は言う。「父さんの守りたいものって人なの?法律なの?」 桜葉のインタビューに応じた御子柴は「家族愛とは人の弱さがもたらすものでしかない」と突き放した言い方しかしない。記事を読んだ日下部は「家族への批判を自分に向ける為ですよね?」と御子柴に言い、彼は否定も肯定もしない。 記事を真に受けた若い男に石段から突き落とされた日下部。(あれだけ転げ落ちて骨折もせず、脳震盪だけという驚異の護身能力!)「私は色々な人を不幸にした。生まれて来なければ良かったのかもしれない」と、日下部にだけは本音を語る御子柴。 根底の部分で信頼を寄せてくれる日下部の気持ちが御子柴にも伝わっている証拠だと思う。 裁判所の通路で尚も責める岬に御子柴は言う。「法は私を裁かなかった。それでも生きろと社会に放り出された。教えてくれ、どうすれば償える?どうすれば罰を受けられる?」一言も返せない岬。(自分の父を法が裁かなかった時、検事である貴方は何故異議を唱えなかったのか、それが通らなかったのなら何故辞職しなかったのか?今の生き方と照らし合わせてそこが疑問) 御子柴が佐原みどりの母親に毎月100万円を送金している事実を知る岬。(只の金の亡者と思い込んでいた根拠が崩れ、愕然とする岬) 一方の御子柴は母親に弁護人を辞任する事と、弁護士を廃業する事を告げる。 これは母親に真実を言わせる為?それとも人間化して耐えられなくなって来ているから? 演出=稲葉正宏

No.88 20/01/13 23:15
匿名 

「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(ytv)脚本=佐藤友治、蛭田直美 出演=清野菜名、横浜流星、要潤、白石聖、山崎樹範、升毅、福田転球、山口紗弥加、佐藤二朗 他

オリジナル作品。

要するに私刑物ね。
諸々設定の詰めが甘々で、ミス・パンダのアクションもユルユルで、多少なりとも現実味を塩梅良く織り混ぜないと、こういう架空の物語も成立しないし観ていて乘れないんだなというのが良く分かる内容。

次も一応観るけど多分離脱すると思う。

演出=遠藤光貴

  • << 102 「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」2話まで終了。 概要が分かって観ていたから初回よりは見やすかったが、やっぱり脚本がイマイチだし演出のテンポも悪いから、正直観ていて若干眠くなる。 佐藤二朗の佐島って“ノーコン”になる時は気持ち悪いのは何故?あれが生理的にダメ。 逮捕されていないコアラって佐藤二朗だったりして。 まあどっちにしろこれで離脱するからもういいや。 演出=遠藤光貴

No.89 20/01/13 23:32
匿名 

>> 83 【2020冬ドラマ】 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(CX・共同TV)脚本=浜田秀哉 出演=沢村一樹、横山裕、本田翼、森永悠希、高杉… 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」2話まで終了。

ひょっとして毎回冒頭に、井沢が香坂を殺して?暴走を始めて…というシーンを挟み込むのか?だとしたらちょっと邪魔かな。

今回の横軸のミハン案件は、ストーカー話からどんどん広がって行って面白かったし、ミハンメンバーもそれぞれに活躍のシーンも有り、全体にバランスが取れていて面白かった。(ゲストの中島ひろ子も良かった)

演出=石川淳一

No.90 20/01/15 17:33
匿名 

「10の秘密」(関テレ)脚本=後藤法子 出演=向井理、仲間由紀恵、仲里依紗、松村北斗、山田杏奈、佐野史郎、遠藤雄弥、名取裕子、渡部篤郎 他

オリジナル作品。初回20分拡大。

妻(仙台由貴子=仲間)と別れてから残業の少ない仕事に転職し、娘(瞳=山田)第一で生きてきた白河圭太(向井)。娘とは何でも話せる仲の良い父子と自負していた。だから娘が誘拐され、自分が知らなかった娘の行動を彼女の親友から知らされても、俄に信じる事が出来なかった。

誘拐犯の目的は仙台由貴子を3日以内に捜し出す事。敏腕弁護士の元妻はいきなり事務所を辞めて音信不通。タワマン、パーティー三昧のセレブ生活は虚飾で、実際は高利貸しに迄借金をする程追い詰められている様だった。

失踪前の由貴子は帝東建設の顧問弁護士をしていて、社長(佐野)と経営戦略室長で自称由貴子の恋人・宇都宮(渡部)が由貴子を捜している、その為の娘の誘拐という感じなのだが。

圭太と由貴子には、火事にまつわる口が裂けても言えない秘密がある様で…。

10の秘密って事は全10話で1話に一つずつ秘密が明かされて行く設定なのか?
今はまだ隔靴掻痒の感が強いが、父親役に違和感が無くなっていい感じの向井理と、謎多き女をやらせたらピカイチの仲間由紀恵と、どんな役にも対応出来る渡部篤郎の組み合わせは魅力的で、多少の脚本の穴は埋めてくれそうだ。

演出=三宅喜重

  • << 104 「10の秘密」2話まで終了。 犯人にタイムリミットを設定されてる割には、圭太に悲愴感や切迫感があまり感じられない。この演出はわざとなの? 瞳が本音を話していた翼(松村)から「お父さんが重い。お父さんは自分の夢を諦めた分、私に期待を掛けている。だからバイオリンをやめたと言えない、悲しませたくない。」と瞳が話していたと聞き、俺は何にも分かっていなかったんだとショックな圭太。この部分の親子の感覚の違いはリアルで描き方も良かった。 後半の、由貴子に言われて圭太が矢吹の部屋から帝東建設の不正データを盗み出す展開は面白かった。でも由貴子にはまだ何か秘密が有る様で。 仲里依紗はずっと意味有り気な表情をしているから、怪しいのかと思ったら圭太のサポートをしているし(笑) 一杯秘密と訳有りをばら蒔いているから、まだ焦点はボケたままだ。 演出=三宅喜重

No.91 20/01/15 17:58
匿名 

「恋はつづくよどこまでも」(TBS・TBSスパークル)脚本=金子ありさ 出演=上白石萌音、佐藤健、毎熊克哉、渡邊圭祐、吉川愛、香里奈、平岩紙、片瀬那奈、蓮佛美沙子、山本耕史 他

円城寺マキの漫画原作。初回15分拡大。

いかにも漫画原作っぽいリアリティーの無さ。漫画がどんな感じの作風なのかは知らないが、映像化する以上は看護師(渡邊)や医者(片瀬)の衛生上だらしない髪型とか、常に誰かが無駄話をしている緊張感に欠ける病棟の描写等は頂けない。

ドジだけど一生懸命な主人公や、底意地の悪そうな人物は居なさそうな感じは悪くはないとは思うが、見続けたいとは思えないので早目に初回で離脱する。

演出=田中健太

No.92 20/01/15 23:52
匿名 

>> 84 「知らなくていいコト」(NTV)脚本=大石静 出演=吉高由里子、柄本佑、重岡大毅、森山内圭哉、秋吉久美子、佐々木蔵之介、小林薫 他 オ… 「知らなくていいコト」2話まで終了。

あれだけきっぱり結婚を拒絶されたのに、ニコニコしながらやり直そうと野中に迫るケイトが怖かった。

尾高の撮った乃十阿出所スクープ記事が出た直後にケイトの母が会いに来て、ケイトは乃十阿の子だと話したと言う。ケイトに知られたくないからこれ以上乃十阿を追わないで欲しいと。尾高は乃十阿の子と知った上でケイトにプロポーズしたが、ニュースカメラマンを辞めて動物カメラマンに転身した尾高の事が気に入らなくて、その時ケイトは全く相手にしなかったのだ。

今回のテーマはDNA。気にして結婚を取り止めた男と気にしなかった男。横軸のDNAマッチング話で出て来た男は、気にはしていたが最悪の相性のスタッフに恋をして、DNAより感情を優先した。

尾高とマッチング拒否男のおかげで精神的に立ち直ったケイトは乃十阿に会いに行くのかな?

演出家は同じなのに初回に比べてテンポが悪くなっていたのが気になった。
あとお仕事ドラマの看板は下ろした方がいい。

※乃十阿の事件、当時のニュース映像では二人死亡、五人意識不明の重体と言っていた。それで死刑にならない謎。精神鑑定?

演出=狩山俊輔

  • << 105 「知らなくていいコト」3話まで終了。 国民的人気ダンサーがまだ無名だった頃の発言動画の一部だけが切り取られ、アップされた事で大炎上・総叩き。マスコミに追われホテルに籠ったダンサーの、単独インタビューをケイトが取る迄が描かれた。 取材部分に関してはテンポも良かったし、ダンサー役を大貫勇輔が演じ、サービスでダンスシーンも見せてくれたので、まあまあ満足した。 中途半端で不満足なのは野中の存在。過去のラブラブシーンが有っても恋人同士には見えないし、あれだけきっぱりと振っておきながら、振った方がズルズルと引きずり、自分の気持ちを軽くしたいが為に尾高を勝手に同志に仕立てる見当違いの想像力。 まあ確かに野中が存在する事で尾高アゲにはなるけど、それだけの事なら時間の無駄。その分を横軸を描く時間に回して欲しい。 何か思っていた感じとは違うドラマになっている。 次回は乃十阿と対峙するのかしないのか? 演出=塚本連平

No.93 20/01/16 14:47
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマホリック〉
「僕はどこから」(TX他・製作委員会)脚本=高橋泉 出演=中島裕翔、間宮祥太朗、上白石萌歌、音尾琢真、高橋努、若林豪、笠松将、須藤理彩、仙道敦子 他

市川マサの漫画原作。2話まで終了。

1話を観た時は主人公(竹内薫=中島)の特殊能力とか、薫がお母様と呼び丁寧語を使って介護をしている女性(仙道)との関係性とかがイマイチはっきりとせず、靄が掛かっている様な印象だったのだが、それらの殆どがこの2話でクリアになり俄然視聴意欲が湧いて来た。

「人の文章を書き写すと文字の上ではその人に成りきれる」特殊能力を持つ薫。
幼い頃階段を転げ落ちた薫を庇い血だらけになりながら、「薫は作家さんになるのよ、お母様は絶対にそれを守る」と言っていた母。団地の二人暮らしで貧しそうなのだが品のある母は、良い所の出?とか想像が膨らむ。
その愛する母が若年性アルツハイマーに罹患し、入院費が必要になった薫は、その特殊能力を高校時代に知られていて今はヤクザの組長になっている藤原(間宮)から依頼された、報酬2千万の替え玉受験のシノギを受ける事にした。

替え玉受験をヤクザに依頼した井上家の母子もかなり強烈なキャラっぽいし、若くして組長になった藤原の存在が面白く無さそうな、会長の子飼いの山田(高橋)が何かをしそうな雰囲気もあるし。

物静かでたまにしか声を張らない間宮祥太朗は雰囲気が有って格好いいし、中島裕翔は生真面目で若干融通の利かない優しい青年を好演している。

演出=瀧悠輔

  • << 123 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマホリック〉 「僕はどこから」4話まで終了。 恐らく玲の深層心理にまで入り込んでしまった薫は、嫌な感情が流れて来た為に慌てて井上家に走るが既に玲の母親は殺されていた。タイミング良く来た刑事に任意同行を掛けられ、玲は試験を受けていた事でアリバイが成立、逆に替え玉受験を証明出来ない薫は、以前に玲が椅子で母親を殴ろうとするのを止めた時の指紋が出て、殺人の疑いで逮捕されてしまう。 シノギに素人を使い失敗した智美は、薫との友情より組の掟を優先し、妹に薫の部屋に行かせて玲の住所のメモをわざと残させ、せめてもの償いか一人には出来ない認知症の母親を連れ出す。 薫は智美に警察に売られてしまったのだ。 薫に吐かせる為に耳元でボールペンをカチカチさせ続ける刑事には苛々したし、ヤクザが友情を取らないのは当たり前だが、その非情さを見せ付けられると何かがっかりするしで、2話までに感じていた薫と智美の関係が醸し出す特別な雰囲気が壊されてしまい、何か凄く残念だし観ていて辛かった。 薫の起死回生が有るとしたら玲が自首する事だけど、そうすればシノギの事もバレてしまう。玲が個人で薫に替え玉受験を頼んだ事にするなんて、あの子がする訳無いしな。 演出=瀧悠輔(3、4話)

No.94 20/01/16 15:44
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈ドラマ24〉
「コタキ兄弟と四苦八苦」(TX他・製作委員会)脚本=野木亜紀子 出演=古舘寛治、滝藤賢一、芳根京子、宮藤官九郎 他

オリジナル作品。

喫茶店シャバダバでコーヒー1杯で粘る中年男(古滝一路=古舘)、一人で切り盛りしている若い女性(さっちゃん=芳根)をチラチラ見て気になる様子。
午後3時ジャストに立ち上がり、会計で少し会話をして出て行く。
帰宅すると日記に「過去最高クラスに会話が弾む」と書く。あれでか?思い込みが激しいタイプなのか?
辞典読み(日課らしい)を始めると押し入れから物音が…。中に居たのは8年前に追い出した弟(二路=滝藤)で、こちらはきっちりしてそうな兄とは正反対でちゃらんぽらんな感じがプンプン。

事故って放置して来たと言う弟、急いで現場に駆け付ける兄、そこには自転車ごと倒れ寝ている男(ムラタ=宮藤)が。慌てる兄だが男は大丈夫だと言い、自分は病院に行くから約束をしている女性に会いに行って欲しいと「レンタルおやじ1時間1000円」と書かれた名刺を渡す。

会いに行くとそこには顔を血だらけにした女(市川実日子)が。
否応なしにシャバダバに連れて行かれ、離婚届の証人欄にサインをする様に迫られ、断固私文書偽造には手を貸さないと断る生真面目兄と、仕事を受けたのだからさっさとサインしろと威圧する上から女との攻防が続き、最後は自分が事の発端なのに兄に押し付けてずっとチャチャを入れていたちゃらんぽらん弟が、さっさとサインをして1000円をゲットするという話だった。

兄は予備校講師だったが何か有ったのか今は休職中で、弟は妻から離婚届を突き付けられ追い出された模様。
こんな二人がこれをきっかけにレンタルおやじを始める話らしい。

当て書きだから主演二人のキャラがピッタリで、そこに生きているみたいなリアリティーも感じられる。
さっちゃんがただの看板娘ではなく、ちょっと狂気を孕んでいるのも不思議で面白い。

野木さんの描く様々な人間模様に期待したい。

演出=山下敦弘

  • << 155 【シーズン枠外ドラマ】 〈ドラマ24〉 「コタキ兄弟と四苦八苦」7話まで終了。 〈2話〉結婚式の親戚レンタルに駆り出された二人。兄が新郎に物申すと、実は新郎自身もレンタルだったという笑えないオチが見事だった。 〈4話〉「あと3ヵ月で世界が終わる」と言う女(樋口可南子=好演)に振り回される兄弟。◯◯教に騙されている信者なのかと思ったら、余命宣告3ヵ月、残りの時間をどう過ごすか彼女なりの死生観できちんと設計している女性だったという話。強く印象に残った。 〈6話〉兄をレンタルしたのは両親の仲がどうなっているのか探りに来た弟の娘(留学中)。弟がレンタルされたタワマンパーティーに遅れて参加したのは、別居中の妻。家族関係において世間の物差しより自分の物差しを常に優先させ貫いて来た弟。本当はそうしたかったのに、いつの間にか世間の物差しで夫を測ってしまっていた妻。家族関係自分基準の人には生きにくい国、日本。 〈7話〉遠方在住の依頼者から生存確認を頼まれたターゲット女性(門脇麦=好演)は、ゴミの山に埋もれて寝ていた。元看護師の彼女の職場は、転籍して来た一人の医師のストレスによる情動感染が広がり職場崩壊。ナースステーションで患者の尿をぶちまけた彼女は退職、自宅でセルフネグレクトを始めた。最後は兄弟が女を無理やり風呂場で服のままシャワーを浴びさせ放置、その間にゴミを片付けていると、風呂から出て来た彼女は大復活していたという話。 冒頭の兄弟の会話。「日本の孤独死は年間3万人」「そんなに多いならさあ、それってもう普通死なんじゃね?」 彼女を気に掛けた依頼者、人として契約時間外の手間を惜しまなかったレンタルおやじ、それぞれのお節介で孤独死を免れた彼女。孤独死が普通死に成りかねない日本に足りないのは、ここぞという時のお節介なのかな。 全話脚本=野木亜紀子 全話演出=山下敦弘

No.95 20/01/17 14:24
匿名 

「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(EX)脚本=福田靖 出演=桐谷健太、東出昌大、比嘉愛未、磯村勇斗、今田美桜、渋谷謙人、峯村リエ、菅原大吉、奥貫薫、柳葉敏郎、風間杜夫 他

オリジナル作品。初回15分拡大。

交番勤務の警官(仲井戸=桐谷)が手柄を立て、念願叶って横浜桜木署強行犯に異動して刑事になる。軽佻浮薄な感じ丸出しで初日から浮きまくり。

一方地検の真島検事(東出)は“刑事は捜査官、検事は法律家”が口癖でエリート意識丸出しの鼻持ちならない男。担当事務官の仲井戸みなみ(比嘉)の事が好きで、その気持ちを隠すつもりは一切無し。だがみなみはなびく様子無し。
仲井戸刑事を見下す言動ばかりの真島だが、みなみが仲井戸の妹と知りびっくり。熱血兄貴はみなみさんと呼ぶ真島が気に入らず、仕事だけの関係なんだから仲井戸さんと呼べと嗜める。全く気にせずみなみさん呼びを続けるめげない真島。
極々常識的なみなみは、二人の間に入って苛々、そんな関係がベースになる変則バディ物だ。

仲井戸は体育教師を8年務めてから警察官になった変わり種。初回で早速だったが、ヤンチャが多い教え子達という事で、捕まえたら教え子だったはこれからも有りそう。

行きつけの小料理屋の女将(奥貫)が元裁判官って設定は面白いなと思った。

気楽に観られそうなので観て行くつもりだが、レビューは毎回書かない事にする。

※今田美桜はちょっとした瞬間に目を見開く癖があり、あれはマイナスにしかならないから誰か矯正してあげた方がいい。

演出=本橋圭太

No.96 20/01/17 19:24
匿名 

>> 85 「アライブ がん専門医のカルテ」(CX)脚本=倉光康子 出演=松下奈緒、木村佳乃、清原翔、岡崎紗絵、中村俊介、三浦翔平、田辺誠一、藤井隆、木… 「アライブ がん専門医のカルテ」2話まで終了。

梶山薫は恩田心の家族の日常を奪ってしまった自責の念から、医師として心を助けようと転籍して来た様だ。
あと須藤(田辺)と薫は不倫をしていた様で、須藤は離婚成立を薫に告げて付き合いを続けたそうなのだが、薫は嫌そうな感じだ。

薫があの時、患者家族の会に勧誘をしていた事が民代(高畑)にはバレていて、後々心の耳に入るのかな?

薫は心を温泉に誘い、ここで告白するのかなと思ったが何も言えず、帰って来て「実は…」と言い始めたら心に夫急変のTELが。この辺りはドラマの王道だね。

王道と言えばこのドラマは横軸の、心達が診る癌患者の症例、患者の設定と心理が、奇をてらう事なく丁寧に描かれていて引き込まれる。ゲストの役者も派手さは控え目だけど、役に合った演技力のある人を選んでおり、それも感情移入出来る理由の一つになっている。

ここまでは上手く歯車が回っていると思うのだが、予告でやっと三浦翔平が登場!なのだが、薫と一緒に居るシーンが…。
縦軸はややこしくして欲しくないんだけどなあ。

※乳癌手術に悩む若い女性患者佐倉に、薫が「私は乳癌サバイバーなの」と言って、上半身裸になり乳房再建手術をするとどうなるのかを見せるシーン、多分ヌーブラ一丁で演じ切った木村佳乃の潔さと、この役に賭ける意気込みが伝わって来て感動した。

演出=高野舞

  • << 107 「アライブ がん専門医のカルテ」3話まで終了。 夫が亡くなり病室を片付けながら号泣する心。駆けつけた薫はその姿を見て小さく「ごめんなさい」と呟く。そして心の独白。匠が事故に遭った日の朝、心は夫に「いつになったら小説を書くの?」と、一番夫が傷付く言葉を投げつけて仕事に出た、それが最後の夫婦の会話になってしまったと。その時点では決してラブラブな夫婦ではなかったのね。問題を抱え言い合いをしても、また仲のいい夫婦に戻れたかもしれない。あれが本当に薫の医療ミスだったなら、心に後悔が有る分、真実を知ったら許さないかもね。 やっと出て来た三浦翔平(関河)、怪しさがプンプン。偶然を装い薫に近付き、薫の居た関東医大病院(だったっけ?)の事を調べているみたいだし、フリーの記者?もしくは病院に何か直接的な恨みが有るとかかな? 横軸は抗がん剤を止めて終末期緩和治療に切り替える主婦(木内陽子=朝加真由美)と、色々有った末にそれを受け止める家族の話で、付け足した様なもう一組の患者家族の話を削れば、もっと木内家の話に深みが出たのになと少し残念。 演出=石井裕介

No.97 20/01/18 13:40
匿名 

「病室で念仏を唱えないでください」(TBS)脚本=吉澤智子 出演=伊藤英明、ムロツヨシ、松本穂香、片島涼太、唐田えりか、堀内健、宮崎美子、余貴美子、萩原聖人、中谷美紀 他

こやす珠世の漫画原作。初回15分拡大。

漫画原作だとこんな感じになっちゃうのかな?病院付き僧医って興味深い設定だし、久し振りの伊藤英明だから期待していたんだけど、コテコテ飾り付けている割に中身はペラペラみたいな印象しか残らなかった。

僧医松本照円(伊藤)は救急医で腕は有りそうなんだけど、やたら患者のプライバシーに深入りするし、同僚の三宅(中谷)はストーカー並みに松本の行動を監視しているし、センター長玉井(萩原)は、わが道を行く松本に振り回されて終始オロオロだし、多分対立軸になるのだろう心臓血管外科医の窪田(ムロ)はほんの顔見せだけだしで、初回だからという事情を汲んだとしても脚本が下手。
何も引っ掛かって来なかった。

「トップナイフ」もこれもイマイチに感じるのは、人物がそこに生きている感じがしないからなのだと思う。

キャストは悪くないので脚本家の奮起を期待したい。

演出=平野俊一

  • << 108 「病室で念仏を唱えないでください」2話まで終了。 うーん中途半端で面白くならない。 主人公が医療に関しては理想主義的な言動をするドラマなのに、対立軸?になる医師が手術中の主人公にチャチャを入れて遊ぶシーンは、必要無かったし不快でしかなかった。 という訳で早目の判断だけど、多分この脚本家ではこれ以上は良くはならないだろうと思うので、これで離脱する。 演出=平野俊一

No.98 20/01/19 14:48
匿名 

>> 86 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(NTV)脚本=林宏司 出演=天海祐希、椎名桔平、広瀬アリス、永山絢斗、古川雄大、福士誠治、森田望智、… 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」2話まで終了。

トップナイフの黒岩が、有りがちな聞く耳持たない様な男ではない事、傲岸不遜な西郡が、フラッシュバックを起こす様な拭えない過去の傷を持っている事、それらの描写が有った事で、深山が医局をコントロール出来そうな雰囲気が出て来た点と、部長が何もかも分かって仕込んでいる事が示唆された点が良かったと思う。
深山自身にも関係に問題が有りそうな娘が居る様で、医師個々人のプライベートにも重きを置くスタイルにしそうな雰囲気だ。

そんな中でまだ幸子(広瀬)のキャラの必要性だけが理解出来ない。てか邪魔。何故このキャラにしたのか早目に説明してくれないと、ドラマの評価を下げるだけだと思う。

横軸の患者ドラマ部分は初回よりは良くなっていたが、フレゴリ妄想患者の件は、黒岩と西郡の過去を炙り出して視聴者に見せる為の道具として使われた感が否めず、少し疑問が残った。
長く顔面痛に苦しむ患者の原因を突き止め救ってあげる件は、濱田マリの好演も有り良かったと思う。ただ他の大学病院でさえ見付けられなかった髄膜腫を、西郡は一発で見付けられたってのがちょっと腑に落ちないが。

まっ、幸子以外の存在は落ち着いて来たので最後まで観ようとは思っている。

演出=佐久間紀佳

  • << 111 「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」3話まで終了。 深山の自宅に転がり込んで来た娘・真実(桜田ひより)は、深山曰く「捨てました、私が」な娘らしい。 離婚して相手(多分、小市慢太郎)は再婚。そっちに引き取られたという事は、深山が親権を主張しなかった=捨てたという事なのだろう。 このドラマ、患者の症例は珍しいものにすると決めているのだろうか?しかも短期間に次々と…。まあ脚本の処理の仕方は流石に医療ドラマに手慣れた林氏だから、上手い事は上手いんだけど、珍しい病気を二つも扱うとえっ?と思っている内にどんどん進んじゃうから、ちょっと落ち着かないかなあ。 黒岩は6歳児を押し付けられて女は姿を消し、当初は自分も家政婦に子供を押し付けて逃げていたが、少しずつ一人の人間として興味を持ち始めた模様。 ラスト70歳代女性(中尾ミエ)が運び込まれ、顔を見た西郡は息を呑んだ!って感じ。この人がフラッシュバックの原因? そして幸子、もう“賑やかし”と割り切ろう。アリスも変顔で頑張ってるし。ただ幸子に割く時間はもっと減らして欲しい。邪魔だから。 演出=佐久間紀佳

No.99 20/01/19 15:48
匿名 

>> 87 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」6話まで終了。 30年以上会っていなかった妹が御子柴の事務所… 【シーズン枠外ドラマ】

「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」7話まで終了。

岬にはピアニストの息子・洋介が居て彼とも疎遠、「お祖父ちゃんに会ってあげて」と言う息子に頑なに会わないと言う父。そんな父に息子は言う。「父さんの守りたいものって人なの?法律なの?」

桜葉のインタビューに応じた御子柴は「家族愛とは人の弱さがもたらすものでしかない」と突き放した言い方しかしない。記事を読んだ日下部は「家族への批判を自分に向ける為ですよね?」と御子柴に言い、彼は否定も肯定もしない。

記事を真に受けた若い男に石段から突き落とされた日下部。(あれだけ転げ落ちて骨折もせず、脳震盪だけという驚異の護身能力!)「私は色々な人を不幸にした。生まれて来なければ良かったのかもしれない」と、日下部にだけは本音を語る御子柴。
根底の部分で信頼を寄せてくれる日下部の気持ちが御子柴にも伝わっている証拠だと思う。

裁判所の通路で尚も責める岬に御子柴は言う。「法は私を裁かなかった。それでも生きろと社会に放り出された。教えてくれ、どうすれば償える?どうすれば罰を受けられる?」一言も返せない岬。(自分の父を法が裁かなかった時、検事である貴方は何故異議を唱えなかったのか、それが通らなかったのなら何故辞職しなかったのか?今の生き方と照らし合わせてそこが疑問)

御子柴が佐原みどりの母親に毎月100万円を送金している事実を知る岬。(只の金の亡者と思い込んでいた根拠が崩れ、愕然とする岬)

一方の御子柴は母親に弁護人を辞任する事と、弁護士を廃業する事を告げる。
これは母親に真実を言わせる為?それとも人間化して耐えられなくなって来ているから?

演出=稲葉正宏

  • << 112 【シーズン枠外ドラマ】 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」全8話終了。 御子柴は日下部に退職金を残し、宝来弁護士に案件を引き継いで姿を消す。 諦めきれない日下部は退職金を宝来に押し付け、御子柴の母親の事件の資料だけは奪い返す。 桜葉の協力も得て成沢家を調べ、成沢の前妻は無差別殺人の被害者で、加害者は精神鑑定の末に罪に問われなかった事を知る。 それを聞いた御子柴は再び調査を始め、成沢のパソコンの解析結果から、死体配達人の母親である郁美に代理復讐をする為に意図的に近付いたのだと知る。 郁美が疑われる死に方をして、妻の恨みを晴らす為に。 御子柴はみどりを殺めた現場に行き手を合わせる。そこにみどりの姉亜季子が来る。「二度と顔を合わせない」と廃業かひょっとしたら自殺かを匂わす御子柴に亜季子は言い放つ。 「あんたに自分の人生なんて無い!みどりの人生を奪った分、他人の為に生きなさいよ!」 結局、何故みどりを殺めバラバラにしたのかについては、以前も今回も「虫の命も人間の命も同じだと思っていた」としか明かされなかった。 三つ子の魂百までと言うから、それまでに情緒を育てておけばとも思うのだが、そんなに簡単な話では無いのだろう。 刑法第39条は被害者家族は勿論、加害者家族も、場合によっては加害者自身をも一生苦しめる。そういう事が分かるドラマだった。 演出=村谷嘉則

No.100 20/01/19 17:54
匿名 

【シーズン枠外ドラマ】

〈土曜ドラマ〉
「心の傷を癒すということ」(NHK大阪)脚本=桑原亮子 出演=柄本佑、尾野真千子、濱田岳、浅香航大、森山直太朗、上川周作、趙珉和、濱田マリ、石橋凌、キムラ緑子、近藤正臣 他

安克昌原案のオリジナルフィクション。

実在の在日韓国人精神科医・安克昌氏(故人)の生涯をモデルに描くフィクション。

絶対的権威を持つ父親の下、自分に自信が持てずに弱々しかった子供時代、安という名字を伝える時に「不安の安です」と説明していたまだ弱気な青春時代から、精神科医となり結婚し長女が生まれ、全国から患者が受診しに来る精神科の医局長となり、自己紹介で「安心の安です」と言える様になった34歳迄が、時間経過と共に短いエピソードカットを積み重ねるオーソドックスな手法で描かれ、分かりやすくて良かったと思う。
録音技術に若干難有りでそこだけが気になった。

初回は序章で、阪神淡路大震災に見舞われる次回からが、安先生の真価が発揮される話になる様だ。
安先生の地味な性格を表す様に、ずっとトーンは暗めなのだが私自身は気にならなかった。

演出=安達もじり

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