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体を売りお金をもらう

レス123 HIT数 116778 あ+ あ-

名無し( ♀ )
18/04/20 21:16(更新日時)

お金。友達。遊び。自由。
当時の私にはそれが全てだった
ゆっくり自分のペースで思い出しながら
書いていきます、

No.1991298 13/08/22 14:39(スレ作成日時)

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No.101 15/11/18 10:43
名無し93 ( ♀ )

>> 100 それからすぐ理沙と合流
あたし達を見ると
安心したのかポロポロ泣き出した
「大丈夫?なんかされた?」
「理沙?どーした?」
ただただ泣く理沙が落ち着くのを
待つしか出来ず
すごく心配した。。
少し経つと落ち着きを取り戻し
話し始めた
「あのね.
中出しされちゃった‥3回も。」
「エッチね真希と同じで
1回だけって話したのに
援交してる事バラすって
脅されて。怖くて‥」
そこまで話すと
また涙を流した。
あたし達2人も心が痛くなり
泣いた
何も出来なかった..
悔しさ.怒り.罪悪感
「ごめんね。。ごめんね。。」
その言葉しか出てこなかった‥

No.102 15/11/18 15:24
名無し93 ( ♀ )

>> 101 すると理沙が泣きながら
話してくれた
「あたし
高校入ってすぐに
元カレとの子供堕ろしててさ‥
だから.もし妊娠したらって考えると
怖くて‥」
ウン。ウン。
聞くしか出来なかった。
それから1ヶ月近く
あたし達3人は理沙の生理が
無事に来る事だけを願った。

もし妊娠したらどーしよ‥
学校退学かな‥
産むのかな?
堕ろすのかな?
自分の事のように
頭の中がいっぱいいっぱい

No.103 15/11/18 15:58
名無し93 ( ♀ )

>> 102 生理予定日のはずの日
生理が来ない。
それから3日後の
昼休み学校を抜け出し
1人薬局に向かい
検査薬を買った。

もし妊娠してたら
なにもかもが変る。
あたしの責任
色々と考えると涙が出てきて
すごく不安だった‥

学校に戻り
絶対に近いほど,人が来ない
校舎から
離れのトイレに
理沙と真希を呼び出した。
理沙に検査薬を手渡すと
何も言わずトイレに入った‥
それから少しして
トイレから出てきた
理沙は涙目を浮かべ
検査薬を見せてくれた。
うっすら縦線が出てる…

3人とも沈黙のまま
トイレで時間だけが過ぎた。

No.104 15/11/18 19:37
名無し93 ( ♀ )

>> 103 「ねぇ?これって100%ではないよね?
線だって薄いじゃん?」
真希が沈黙を破った。
「....」
あたしはなんにも言えなかった。
そんなかすかな希望すらも
見えなくて
信じたくなくて
一度苦しい思いをしてる
理沙にまた同じ苦しみをさせる
事になるかもしれない。

あたし。どうかしてる。


「あたしちょっと行ってくるね!」
そう言うと真希はその場を離れた。

No.105 15/11/18 20:49
名無し93 ( ♀ )

>> 104 その間にあたしと理沙は
学校を出た。
真希からの着信で呼ばれた所へ向かった。


「はい!色々買ってきた。
おんなじ奴だけじゃ正確さが 
イマイチだと思うの
これしてみよ?」 
袋に何種類かの検査薬が8個
ポカリスエット2リットルが2本

近くのスーパーのトイレの
車イス専用の所に
3人で入った。
1本目.2本目.3本目...
反応なし
「ほら~!やっぱり間違いだって」
安心させるように真希が言う
理沙も安心してきたのか
すこし微笑んだ
「だよね?ただの遅れかもね(笑)
心配かけてごめんね。 」
「今日は呑もう!」
お酒の弱い理沙が
吹っ切れたように口にした
理沙を1人にしたくなくて
その日3人でホテルに泊まることにした。



No.106 15/11/18 21:19
名無し93 ( ♀ )

>> 105 3人で呑むには多すぎる程の
お酒を買い
ホテルへ向かった。
湯船を溜めて
3人で入るには
狭い浴槽に入り
お酒を飲みながら
ガールズトーク
お酒の弱い理沙は
完全に酔ってた!
きっと不安を隠すの為の
精一杯の無理。
音楽を流しながら
裸で踊ったり
3人でベットにダイブしたり
疲れるとみんなで横になり
またお酒を飲みながら
高校卒業したら
3人で東京に行こうね!
なんて先の明るい未来の事を
話しながら
指切りをした。



高校を卒業して
そんな上手く
行くわけもなく
2人とも親に反対されて
あっけなくその夢は消えた。
約束は果たせなかったけど
あたしは1人
憧れてた東京へ出た‥。
理沙、
真希、
東京って思ってたよりも
寂しい街だよ。
キラキラ輝いて見えて
1つ路地裏に入ると
真っ暗でね。
自分がどこに居るのか
分かんなくなるくらい
怖くなる‥
なーんでも出来た
あの頃が懐かしいよ。

毎日が必死で
昨日の事も思い出せないくらい
ただ過ぎてく日を生きてる。

2人は元気?
笑えてる?
泣いてる?
結婚してる?


No.107 15/11/18 22:54
名無し93 ( ♀ )

>> 106 次の日の朝‥
「みき!起きて!みーき!」
大声でお風呂場から
叫ぶ理沙の声で目が覚めた
二日酔い‥頭が痛い‥
もう少し寝かせて
そう言おうとした時
「生理きたの!」
タオルを体に巻きながら
嬉しそうに抱きついてきた。
二日酔いなんて、一気に吹っ飛んだ
「え?まぢ?!!!?」
「うん。。」
今にも涙が溢れそうなほど
ウルウルした目で頷く。
一気に安心したのか
あたしは涙が止まらず抱きついた
二人して騒いでると
目を覚ましてた真希が
何にも言わずに
こっちを見ながら泣いてた。
一瞬
昨日の事が
すごーく遠い昔に感じた。

それからホテルを出て
2人と別れ家に帰宅した。

疲れてたのかベットに入ると
夢の中へ落ちていった..

No.108 15/11/18 23:16
名無し93 ( ♀ )

>> 107 さきからの
着信音で目が覚めた。

夜中の1時過ぎ‥
こんな時間にどーしたんだろ
最近話す事すらないし。
メールだってしてない。
かけ直そうか迷ってると
さきからの2回目の着信‥
電話に出た
「はーい!こんな時間にどうかした?」
周りがガヤガヤしてて
声が聞き取りにくい
「みーき♪今ねー✱✱で呑んでるの
待ってるから来てねー!」
そう言い一方的に電話を切られた
テンションが高く酔ってるさきの声
残ってるお酒がまだ抜けてなくて
どーしよーか迷ってると
寝ちゃってた。

起きてケータイを開くと 
さきからの着信12件
メール1件
【会いたい
みきに会いたい
電話出てよ】

昨日の電話とはテンションが
違うメールで
戸惑ってると
さきからのメールを受信した
【みき起きたかな?
これからみきの家に向かうね】
【うん!分かった】
そう返事をし重たい体を起こした

No.109 15/11/20 19:47
名無し93 ( ♀ )

>> 108 それか少しして..
ピンポーン
さきが来た。
「今日は呑むよーー!」
両手一杯の袋で
そう言いながら
いつものようにあたしの部屋へ向かう
「えー!!
あたしまだお酒の気分になれない(笑)」
「それはあたしも同じー
いいから!いいから!
はいどーぞ!」
あたしの大好きなビールを手に取り
ニコニコしながら手渡してきた。

No.110 15/11/20 19:58
名無し93 ( ♀ )

>> 109 昨日からぶっ通しで呑んでた
さきはすぐ酔ってきた。
「みーき!
最近あたしと居なくても
楽しそうだね(笑)」
無理に笑い悲しそうな顔をした。
「そんな事ないよー!
さきも愛と仲良くなってて
いい事じゃん?
邪魔者のあたしは身を引いたの」
そう言いさきを見ると
泣いている...
「みき‥あたしみきにしか話せないよ
色んな事さ。
みきにしか聞いてほしいと思わない」
泣きながら話すさき
「あたしね.子供出来ちゃった。
3ヶ月だって‥
彼氏にも親にも話せなくて
真っ先に頭に浮かんだのが
みきなの。。。」

No.111 15/11/20 20:11
名無し93 ( ♀ )

>> 110 「どうしたらいいか分からない。」
そう言い抱きついてきた。
「え??!」
頭がついてこない
子供が出来た…?
3ヶ月‥?!
妊‥娠して‥るって事?
「病院行ったの?」
「1人で?」 
「彼氏との子供?」
「まだ誰にも話してないの?」 
あたしの言葉1つ1つに
頷くさき。
「そっか‥
おめでとう♪
さき?泣くの辞めて喜ぼうよ?
おめでたい事じゃん!ね?
これからどうしたいか一緒に
考える!だから泣くの終わり!」
さきのほっぺを軽くつねった

  • << 113 「うん。。 やっぱり…あた‥しにはみ‥きしか居な‥いよ」 喉を詰まらせながら 言葉にしてくれた。 ねぇ? さき‥? 今何してるかな? 覚えてる? 公園のベンチで横になって 手つなぎながら 一緒によく見てた綺麗な星空。 また一緒に見れるかな? そう想って 1人 ボッーと眺めるんだ‥ 良い場所見つけるたんびに 写真に残すの さきに見せたいなってさ。 悲しくなって 胸が痛くなる… 会いたくなる‥ 声が聞きたくなる 今日も思ってる 会いたいよ。 さきの抱えてるもの 苦しみ それに気づくのに遅すぎたね こんなに近くに居たのに あたし自分の事しか見てなくて なんにも分かってなかった。 ごめんね。 いっつも笑ってたね。 平気な振りして強がってたんだね。 沢山沢山痛い思いしたね。 もっと早く…って 思い出すと苦しくなる 涙しか出ないよ‥ 大好きだよ。

No.112 15/11/24 03:26
名無し95 ( 30代 ♀ )

主さんお帰りなさい!

またのんびり続き書いてくださいね♪楽しみにしています(^^)

No.113 15/11/27 18:12
名無し93 ( ♀ )

>> 111 「どうしたらいいか分からない。」 そう言い抱きついてきた。 「え??!」 頭がついてこない 子供が出来た…? 3ヶ月‥?! 妊‥… 「うん。。
やっぱり…あた‥しにはみ‥きしか居な‥いよ」
喉を詰まらせながら
言葉にしてくれた。


ねぇ?
さき‥?
今何してるかな?
覚えてる?
公園のベンチで横になって
手つなぎながら
一緒によく見てた綺麗な星空。
また一緒に見れるかな?

そう想って
1人
ボッーと眺めるんだ‥
良い場所見つけるたんびに
写真に残すの
さきに見せたいなってさ。
悲しくなって
胸が痛くなる…
会いたくなる‥
声が聞きたくなる
今日も思ってる
会いたいよ。

さきの抱えてるもの
苦しみ
それに気づくのに遅すぎたね
こんなに近くに居たのに
あたし自分の事しか見てなくて
なんにも分かってなかった。
ごめんね。
いっつも笑ってたね。
平気な振りして強がってたんだね。
沢山沢山痛い思いしたね。
もっと早く…って
思い出すと苦しくなる
涙しか出ないよ‥
大好きだよ。

No.114 15/12/12 13:49
名無し93 ( ♀ )

>> 113 あたしはさきの家庭の事を良く
知ってなかった。
兄弟が仲良しな分
親同時もみんな
仲がいい家族なんだろーな
羨ましいな!
なんて思う事がよくあった。。

でもね‥
あたしが想像してる
家族とはかけ離れるくらい
すごく色々な事を抱えてた。

  • << 119 皆様お久しぶりです。 相変わらず すごくすごく不定期な更新で すいません。 変わらず読んでくれてる方には 申し訳ないです。 また更新していこうとおもいます。 更新してない期間に 沢山の進展があり 物語もまた新しい気持ちと 共に書けそうです。 色々な経験から 今まで感じてきた 沢山のリアルなことを綴りたいと 思いましたが‥ この小説のみで終わりにしたいと 思います。 その理由も小説の最後にお話しします。 それでは 引き続き書いていきます。

No.115 15/12/21 03:51
名無し95 ( 30代 ♀ )

気になる・・・

No.116 16/10/02 07:59
名無し71 

続きは〜〜??

No.117 17/07/06 20:15
匿名117 

スレ主さん、飽きちゃったかな?

No.118 17/10/28 15:16
自由人118 

完女装娘ですけど、男の人に体売りたいです。
お金がどうしても必要です!!
お願い!

レイコ

No.119 18/04/20 20:03
名無し119 

>> 114 あたしはさきの家庭の事を良く 知ってなかった。 兄弟が仲良しな分 親同時もみんな 仲がいい家族なんだろーな 羨ましいな! なんて… 皆様お久しぶりです。
相変わらず
すごくすごく不定期な更新で
すいません。
変わらず読んでくれてる方には
申し訳ないです。

また更新していこうとおもいます。

更新してない期間に
沢山の進展があり
物語もまた新しい気持ちと
共に書けそうです。



色々な経験から
今まで感じてきた
沢山のリアルなことを綴りたいと
思いましたが‥
この小説のみで終わりにしたいと
思います。
その理由も小説の最後にお話しします。

それでは
引き続き書いていきます。

No.120 18/04/20 20:32
名無し119 

>> 119 さきは6人家族で
お家にお邪魔するたび
羨ましくなるような
すごく仲良しで憧れる家族だった。

さきの家族と一緒に
さきのお母さん手作りの
弁当をたべた事もあったな‥。

いつも笑顔で受け入れてくれて
あたしの事も気にかけてくれて
こんな家庭に産まれたかったな‥
こんなお母さんが良かったな‥
こんな仲良しな兄弟が
良かったな‥

表面上しか見てなかった
さきの家庭事情を知ったのは
さきのリスカから始まった。


No.121 18/04/20 20:46
名無し119 

>> 120 妊娠の事実から何日か経った日
さきは手首に縫う程の大きなリスカをした。

この傷がさきの
家庭事情を表すものだった。

その傷にびっくりして言葉を
上手く掛ける事ができなかった。
「さき‥?どうしたの?
手首の傷‥これ‥なに?」
「これー?何でもないよ(笑)」
笑いながら話すさき。
「ただねーむかつく事があったから
やっただけ!血が止まらくて
タオル何枚か無駄にしちゃった
(笑)」
今、これ以上は聞けなかった。
学校が終わり
この日2人きりで放課後
公園に行った。

No.122 18/04/20 21:00
名無し119 

>> 121 ふたりで子供のようにブランコに乗った。
特に会話などせず
古いブランコのキーキーなる音だけが
響く夕方の公園。

夕方の空が大好きなさきと私。

夕方ってすごく寂しく感じる時間。
明るい昼寝から
夜になって暗くなる前の
今日の1日の終わりを感じさせる時。

公園で遊んでた子供達も
家に帰ってく。
バスケットボールしてた
男の子達も帰る支度を始めた。

さきが何か言うまでは
聞いちゃ駄目な気がして
静かになった公園で
2人だけになった。


No.123 18/04/20 21:16
名無し119 

>> 122 「あたしのお父さんね。お母さんに
暴力振るってるの‥もうずっと前から…。」
色々考えて悩んでやっとやっと
口を開いてくれたさき。

さきの家族を良く知ってる分
言葉にならなかった。
っていうより
それが事実だとしても
想像できなくて。。見てきたものと
あまりに違いすぎて現実感がわかなかったのが本音。
「え。。?ほんと???」
この1言がやっとだった。
「もーーー!暗くなるじゃん!
だから嫌なの!おわり!(笑)」
そう言いながらブランコを降り
タバコに火をつけながら
ちかくのベンチに座った。


なぜか動機が止まらない。
何で?あの優しいさきのお父さんが?
とにかく私が落ち着かなきゃ。
そればっかりで
ベンチにさきを残し
近くの自販機であたし達の好きな
ミルクティーを買って
公園に戻った。



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