『未来・行く末』第2章~地球🌏編~
~作者御挨拶🙇~
御購読頂いております皆様いつもありがとうございます🙇
さて『未来・行く末』第1章が終わり『外伝』の執筆も終了致しましたので
引き続き第2章を書いて行きたいと思います🙇
お楽しみ下さい🙇
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「彼女で有れば任せて大丈夫でしょう😃アマテラスにちゃんと伝えてくれますよ😊」
「はい、お嬢様🙇」
「それでは西島😒私達もそろそろ準備を😃☝」
そう言うと小春はスクッと立ち上がり神妙な顔つきになり歩き出す、西島もその後に付いて部屋を出る。2人は歩きながら話し出す。
「お嬢様、例の兵器も…完成を致しまして➰ただ今ラボから格納庫ベイへ移送中でございます🙇」
「わかりました。問題だった“リニア・ガン”の高出力機関の方は解決したんですね😊」
「はい、彼等の技術提供により飛行形態時の出力調整部分の問題も解決いたしました☝」
「そう😊それは良かった😃これでムッソさんが希望していた攻撃力・打撃力に沿える機体になりましたね😊」
「はい😃そちらも十分に果していると思われます。」
話して居る内にシャングリラが係留されている港のデッキに着く、そこではウッダー・ラムチャイや吉沢、小川、レイ、ラム等シャングリラのクルー達が小春の来るのを待って居た。小春はそれらをぐるりと見渡し👀毅然として言った。
「それでは皆さん😒私達は晴れてアマテラスを出迎え行きます😣アマテラスは現在ベネズエラにて軟禁状態の様ですが、それは間もなくキューバのミッター中将のお力添えでこちら側の何処かの国に移動させられて来る筈です☝」
「移動させられれば恐らくまたアマテラスは統合軍から攻撃を受ける筈です。私達はその時アマテラスを支援し共に戦います😒☝皆さん…覚悟はよろしいでしょうか❓」
小春がそう言うと全員が無言で小春を見つめた👀その沈黙を破り、ラムが言った。
「お母さんに会えるんですね😥‼」
それに対し小春は神妙な面持ちを壊さずラムを見つめラムにやさしく言った。
「えぇラムさん、会えますよ😃今はアマテラスの側に作られた避難民キャンプにおられるそうです😊」
そう小春が言うとラムの顔に満面の笑みが浮かび回りのクルー達も大喜びし歓喜に沸くのだった。
「やった‼…お兄ちゃん‼お母さん元気だって😚」
(ウォー‼👏👏👏👏)
(やったぜ‼ハハハハ)
その騒ぎを静めるかの様に小春は声を張り言った。
「それでは‼皆さん‼アマテラス救出作戦開始です‼総員‼持ち場に付いてください😊‼」
そう叫ばれ全員が満面の笑みで最敬礼👮で帰し返答する。
『ラジャー‼👮👮👮👮』
そして小春達バッカニアのシャングリラはアマテラス救出に向かった。
「シャングリラ‼アマテラス救出に向け‼発進です‼」
南米。太平洋沖、太平洋艦隊・旗艦ジョージ・ワシントン。艦隊の態勢を立て直しアマテラス追撃の為ベネズエラ方面に進行して来た。
「その後、第1艦隊からの指示は❓」
「はい、艦長。第1艦隊も態勢を立て直し共産連合軍に対して攻撃を開始する模様です👮」
「よし😏これでアマテラスに応援にこれる所は無いな😒」
「はい。自分もそう思います👮」
「では、艦隊❗最大船速‼我艦隊は再度アマテラス撃沈に向かう‼」
太平洋艦隊がベネズエラに向け再進行した頃そのベネズエラでは。
絢爛豪華✨な食事会が開かれアマテラスのクルー達がベネズエラ高官達と会食をしていた。
「大統領、お招きありがとうございます🙇」
「いや😃なぁ➰に我々も君達を迎え入れられて良かったと思って居る😊」
「先日は高官達が失礼した。そのお詫びも今回は兼させて貰った。」
ベネズエラの軍港にアマテラスのクルーが食事会に参加している時、避難民キャンプでは一騒動起きて居た。
一人の子供が軍港の警備兵士から発砲されたのだった。その子の親が大声をだし撃たれそうになった自分の子供をかばう様にして叫んで居る。
「あ、危ない⚠じゃないですか‼何なさるんですか‼」
そう言われた警備兵達はニヤニヤ笑いながら構えた機関銃を下げた。そこへ母親の大声に気がついたパペートン大尉とアマテラスの兵士達が駆け寄って来た。
「どうかしたんですか😲⁉」
そう聞かれた母親は身を震わせながら撃って来た方向を指差しパペートンに訴える。
「た😥たまたま有刺鉄線の側に綺麗な✨花が咲いて居たので側に寄って見ていたら👀いきなりあそこの兵隊さんが👉私達に撃って来たんです😥」
「え😨…警告も無しに⁉」
パペートンは短く言うと怒りの形相が漲りツカツカと有刺鉄線の方へ歩きだす。するとまた兵士達は機関銃を構え今度はパペートンに警告を発して発砲した。
「おい、止まれ‼有刺鉄線に近付くな‼」
(バキューン🔥)
「てめぇ😣💢さっきあっちの親子に警告無しに発砲しただろ‼何考えてる💢」
「知った事か‼有刺鉄線に近付いたから今の様に撃っただけだぜ‼」
「貴様💢相手は子供とその母親だぞ‼有刺鉄線って言ったってこんなに離れて居るじゃないか‼何故撃った💢」
「警告🚨の為に撃ったまでだ😁」
「警告🚨の為に撃った…だと➰💢貴様‼それで子供の方に当たったらどう責任とるんだ‼💢」
パペートン大尉は有刺鉄線に近寄りながら大声で言った。有刺鉄線の向こう側ではそのパペートン大尉をニヤニヤと見つめながら兵士達がタバコ🚬に火をつけた🔥🚬
「お前等😣💢➰」
パペートン大尉が怒りに任せ有刺鉄線を握ろうとした所へ発砲🔥した兵士達の上官らしき人物が現れた。
「お前達‼何をしている‼持ち場に戻れ‼」
「へッ🚬😏…😁😁😁」
兵士達は上官が来た為その場所を離れる。
「おい💢待て‼貴様等‼親子に謝罪も無いのか💢」
パペートン大尉が大声で怒鳴って居て有刺鉄線の側に避難民達が集まって居るのが見えた上官らしき人物はパペートン大尉の前まで来て事の行察を聞いた。
「どうかしたか❓」
「どうかしたか❓じゃねぇ💢奴ら👉あの親子目掛けそこから発砲🔥しやがった😣」
「…………」
兵士達の上官らしき男は両方を無言のまま見て言った。
「すまない。奴らの蛮行を隊長として詫びる✋しかし、あの親子は有刺鉄線に近寄り過ぎだ😒…お前もな😒✋」
「😣…し、しかしあの距離で有れば何も発砲🔥しなくとも💢…」
パペートン大尉がまた怒鳴ったので上官らしき男はパペートン大尉の言葉を遮る様に言う。
「発砲🔥に関しては“詫びる”と言った❗有刺鉄線から下がれ👉」
「な、くそ💢」
「この有刺鉄線には微弱だが電流が流れて居る、子供が近付いたら危ない⚠…だからこれに近寄るなよ😒✋」
上官らしき男はそう言い残し兵士達とは逆の方へ行った。
パペートン大尉は怒りの矛先を無くしジタンダを踏む。
「うぅん😣💢🔥」
パペートン大尉はそのまま避難民達の所まで行き親子に言った。
「有刺鉄線の側に近付いたから撃たれたんだ😥…ちっきしょー😣💢奴らただじゃ済まないからな…」
親子はまだ少し怯えながらパペートン大尉を見つめて居る。
「じゃ✋向こうへ行きましょう😥ここは危ない⚠」
パペートン大尉が親子を立たせ歩み始めると避難民の1人の男性が助けて来た。
「僕も…」
「すまない😥」
「でも…いきなり発砲🔥して来るなんて😣」
「あぁ…くっそ💢俺達何か“捕虜的”扱いだな😒艦長達…大丈夫だろうか😥」
「大統領、食事会にお招き頂きアマテラス・クルー達全員を代表しお礼申し上げます👮」
食事会の席で中澤が大統領に対して敬意を現し礼をのべた…しかし中澤は内心早くここから立ち去りたい気分だった。
「いや👋いや👋中澤艦長、我々も君達を受け入れられ嬉しい限りだ😊ゆっくりしてくれたまえ😊✋なんならこれから我国の国防を防衛隊と共に一緒に担って頂きたいな😊」
「大統領…それは😥」
中澤は大統領から突然に言われたので返答に苦慮する。
「アハハハ😃👏👏ま、お興し頂いたばかりだのにそれはこちらの都合が良すぎ…ですな😁」
「は、はぁ😥…」
(けったいなやっちゃなぁ…😒どうしてもアマテラスを自分達の物にしたいんかい😣面倒臭ぇ➰😣)
中澤は苦慮しつつも心の中でそう叫んだ。
そこへ大統領の側近が来て大統領になにやら耳打ちをした。
大統領は一瞬眉を潜め苦々しい顔つきになりボソリと言う。
「……太平洋艦隊が体勢を立て直しこちらに向かって居る😣❓…」
「大統領❓」
中澤は大統領の発した言葉に続けた。
「いや😃✋中澤艦長、君達はまだ休んで居てくれたまえ😊大事な客人ゆえ😊太平洋艦隊は我国の防衛隊で防いでお見せしよう😁食事会が済むまでには決着を着ける😤」
大統領はそう言うと側近と何処かに消えた。
食事会に参加していたアマテラスのクルーの一部が中澤の席の回りに集まり始める。
「艦長😒何かあったんですか❓」
「ん❓…太平洋艦隊が体勢を立て直しこちら…ベネズエラに進軍中らしいわ😒」
「じゃ、我々も😲」
「いえ👋チャベスⅤ世さんは私達は出させず自分達で迎撃に向かいたい見たいよ😁」
「え😂…それは無理だ😂まだ浮遊空母が健在でしたよね😒第1艦隊…」
「えぇ😔まだあの時“壕沈”確認して無いわ😔」
「国防軍だけで大丈夫なんすかね➰本当に😒❓」
「あの人達が“やる”って言ってるんだから任せるしかなさそう、だけど…」
「じゃ😁戻りますか😁❓我々も自分家(アマテラス)へ😃」
「………」
中澤は暫く無言のまま飲んでいたビール🍺をまた一口のみ言った。
「そうしましょう…皆に伝えて❗後➰…あそこで飲み🍺🍷🍶潰れそうなペルー軍の方々にも潰れる前に伝えて😂」
「りょ、了解➰😂」
中澤の席に来ていたクルー達はてんでばらばらに散らばり各員にアマテラスに戻る様に伝えて行く。
「ほ、ほぇ🍺(・◇・)?…何で❓…」
トールは自分に伝えて来たクルーにビール🍺を飲みながら聞いた。
「😒太平洋艦隊と第1艦隊が体勢を立て直したらしいですよ…」
「こっち来るってか😁❓」
「はい、艦長はもう艦に戻られます😒」
アマテラスがベネズエラで太平洋艦隊と対時しようとしていた時。日本のJAXA種子島宇宙センターでは水星と連絡を取れない為防衛省の担当官も到着し連絡を取る為に必死になっていた。
「箱中局長😒これはやはりソフト面でのエラーでは無くハード面で何か有ったとしか考えられませんな😒」
防衛省の担当官は不服そうにそう言った。箱中は渋い顔で答えた。
「そ、そうなんですが😥ハード面で何か起こって居るとしたらそちらに対処して頂けなければ😥」
「我々は国からあくまでもオブザーバーとして参加せよと言われ来ただけですので😒そちらの施設等でのイレギュラーはそちらで対応して戴きたい😒」
「し、しかし宇宙の通信施設での不具合や…それに😥妨害工作で有れば我々に対処は…」
「まだ妨害工作等と決まった分けではありませんよね😒もしそうなんで有れば我々もそれなりに対処します😒✋ですが、最初にそちらで確認は➰して戴きたいですな😤」
「それはそうですが…」
箱中は言葉に詰まる。箱中達が話して居る所へJAXAの職員が来て箱中を室外へ呼び出す。
「局長😃少々よろしいでしょうか🙇」
「なんだ😥❓」
「局長宛てにお電話です🙇」
「…今➰大事な用件で手が離せん😣後にして貰ってくれたまえ😣…んで誰なんだ❓」
「はい、…………」
職員は箱中の耳元でヒソヒソと話す。
「あ、何😲😲それを早く言え😲今直ぐに電話☎に行く、少しお待ちくださるように。」
「はい、では伝えます🙇」
職員は直ぐに電話☎の元へ走る、箱中も防衛省の担当官に向き直り言った。
「すみません😥少々こちらでお待ちください🙇」
箱中はそう言うと室内を後にして研究棟に急いで向かう。研究棟では先程の職員が電話☎を保留状態にし待って居た。
「これだな✋☎」
「はい。3番の外線です🙇」
箱中は急いで受話器を取り話しだす。
『御前、お待たせ致しました🙇箱中でございます🙇…はい😥はい😥…はい…皆元気にしております🙇』
箱中は電話☎の相手に対して妙に遜り低姿勢で話して居る、職員達はその光景が珍しく電話☎を取り次いだ職員に電話☎の相手の事に付いて聞いた。
「な、なぁ😒局長があんな低姿勢なの初めて見た😁相手誰だ❓」
「あぁ😲日高太一郎氏…」
「ま、マジで😨」
その職員は絶句しながら固まり言った。
「あの政界のドンって昔言われてた…」
『はい❓😥…はい😥…いえ😲👋いえ😲👋…今➰こちらに防衛省の担当官の方々がいらしておられるのですが😥腰が重く…我々が何が有ったのか調査せよ…と😥』
『なんじゃと😒❓防衛省の担当官❓分かった✋わしの方から防衛大臣には話しを通す、だから君は早急に問題の対処を✋』
『御前、そうしたいのは山々なのですが…もう私に動かせる人員がおりません😥ライ提督が生きておいでならば人員の派遣をお願い出来るのですが😥』
『何⁉派遣出来る人員が居ない❓どう言う事だ❓』
『はい、事が事だけに😥何者かによる妨害工作とすればそれなりの対処をせねばならず😥普通のJAXAの職員を通信施設に派遣は…😥』
『なるほど😒防衛省ももう掴んでおったか😒』
『ご、御前😥どう言う意味ですか❓』
『こちらの調べでは“妨害工作”とはっきり分かった😒だから君に伝えようと思い電話☎したのだ。』
『そ、それでは😥御前…』
『うむ😤…人員の件はこちらで対処しよう😤だから箱中君、君には宇宙に上がる手配を頼む。』
『わ、わかりました🙇では上がる準備を整えておきます🙇』
『人員も直ぐに送る✋ではな✋』
『はい。防衛省の方もよろしくお願いします🙇』
『分かった。』
(ガチャ🔥☎)
PMSC(民間軍事会社)本社…
『はい☎しばらくお待ちください☎』
一人の女性秘書が専務室と書かれた部屋に来た。
「失礼いたします🙇太一郎御前様より要員派遣要請がまいりました🙇」
「ん❓要員派遣要請❓あの御前様…今回はどんな無理難題だ😂❓」
「はい、宇宙空間に有る日本🇯の“軍事通信施設”が何者かにより妨害工作を施された様です。それに対する対処です🙇」
「はぁ💨今度は宇宙空間か😣全く…御前の注文はいつも最悪な状態で持ち込まれるな…あ😒御前以外にも“最悪な状態”を持ち込む方が居たな😒“久住嬢”😒日本人は無理難題を押し通す人が多くて敵わん😥」
「専務…要員、如何いたしましょう。」
「そうだな…御前の事だ😒最後に条件面で何か付け加え無かったか❓」
「日本語対応出来る要員を…と🙇」
「………😒」
PMSCの専務は暫く秘書を見つめ要員の派遣を命じた。
「日本トラスト(株)に伝達❗宇宙パイロットの出動要請…尚、必須事項に“軍事教練”を得とくして居る者…以上だ😒至急伝え給え。」
「それと➰😒☝久住嬢からの要請の方は済んだか❓」
「はい、そちらの方も要員の派遣は済んでおります、アフリカのカッパー・COMPANYを通じ要員を派遣済みでございます🙇今、クスミ・トラベルの社員と共にベネズエラに向かっております🙇」
「よし😒」
「それでは🙇失礼致します🙇」
アマテラスの格納倉で作業をしていた整備員が避難民キャンプの方での銃声に気が付く。
「んぁ➰😃❓何だ❓…銃声か❓」
その銃声に気が付いた整備員は射出ハッチの横の人員用扉を開け双眼鏡で避難民キャンプの方を見る👀すると数人の兵士が金網側で機関銃🔫を民間人に向けて居るのが見えた👀🔥
「うぉ😨🔥こ、こりゃヤベー😨😨直ぐに2尉と1尉に知らせなきゃ😨」
整備員は慌てて艦内に戻り2人の部屋に行き勢い良くノックし2人を起こす。
(ドンドン🔥)
「2尉❗保田2尉‼直ぐにブリッジに上がってください‼」
(ドンドン🔥ドンドン🔥)
「い、1尉‼至急ブリッジに来てください」
「ふぁ➰あ(´Q`)。oO何よ➰😚良い気持ちで寝てたのに➰❗ブリッジへ…❓何❓」
「ん😪…ブリッジへ来いだぁ❓なんだ❓」
2人はほぼ同時に部屋を出た。
「シィークさん😪何が❓」
「知らねぇよ…😪行くぞ➰(ρд-)zZZ」
先にブリッジに上がって居た整備員がアマテラスの艦外モニターをチェックして先程起こって事をリプレイしている。
(うぃ➰ン🔥)
「どうした➰😪❓」
「こ😨これ見てください😚‼」
リプレイ画面にはベネズエラの警備兵が避難民の親子に機関銃を向けて発砲🔫🔥して居る所だった。
「うぃぃ➰😨🔥‼」
「ウヒャー🔥‼」
2人共眠気が吹っ飛びビックリとする。
「シィークさん😨ど💦どうしましょ➰😨‼」
保田がシィークに向いてビックリしたままの顔つきで言った。
「どうしましょ…って😂保田…どうしようか😂❓」
「1尉➰😭もぉ➰😂」
「仕方ない😥艦長に…中澤と連絡…😒❓いやダメだ👋」
「シィークさん😭裕ちゃんに連絡を➰😂」
「保田😒ダメだ👋今連絡を入れればベネズエラの指導部の奴らもこの事を知るだろう😒❓それにうっかりアマテラスから警報🚨をだしたら事が大事になってベネズエラ側も身構える😒ここは➰艦内にも警報🚨出さず口答で皆に臨戦体勢を取らせよう😥」
「臨戦体勢…ってどう言う❓裕ちゃんの作戦だと戻るまで何も出来ませんよ➰😥」
「ばぁ➰か😂俺たちゃ➰普通にスタンバって直ぐにRVも艦載機も出れる様にしとくんだよ😚☝中澤達が戻り直ぐに出れる様にな😁」
「よしんば戻る前に事が起こっても俺が直ぐに出撃して難民キャンプへ行って避難民達をもう一度アマテラスに連れ帰って来る😤」
「おい、整備員❗お前さんここからベネズエラ側に今有った事問い合わせしとけ😁」
「え😲何故❓」
「俺達の準備が終わるまでの時間⏰稼ぎだよ❗返答は待たなくて良い😁☝お前も直ぐに下へ行って俺達の出撃の準備整えちくり👍」
「りょ😥了解👮」
「行くぞ、保田‼」
「はわぁい😥✋」
アマテラスでは直ぐに行動を起こした、結果的にこれが避難民達を避難させる上で後々好を奏する事となる。
(ドリリュ~🔥ドリリュ~🔥ガコン🔥ガチャン🔥)
「コンプレッサー接続急げ‼…電圧➰艦載機とRVのは同時に入れたらダメだ‼電圧とエネルギーチャージを個別にやれ‼」
アマテラスに残って居た整備員達が休んで居た自室から次々に格納庫に表れシィークのRVと保田のコスモ・ドラゴンやペルー軍のコスモ・ドラゴン隊の発進準備に取り掛かる。
シィークと保田もパイロット・スーツに着替え格納庫に来て簡単なブリーフィングを行う。
「ま…ベネズエラが避難民を虐殺なんかしないだろうが😒アマテラスを強引に奪いに来る“手段”として避難民達を『人質』にはするだろうな😒」
「だからアマテラスの艦外カメラで避難民キャンプを逐一監視👀させて俺達ゃ➰RVやコスモ・ドラゴンの中で待機してて状態に応じどちらかが先にでるべ😁」
「艦はどうします❓」
「艦も➰…😒直ぐに発進でける様に臨界までゆっくり上げさせるか❓」
「そうした方が良いかも知れませんね😃」
「よし、整備員➰4人‼誰でも良い❗手➰貸せ❗」
シィークは整備員全員に声をかける。
「4人すか❓」
「んぁぁ😁3人ブリッジ行ってアマテラスの出港準備、1人はエンジン行ってエンジンを臨界まで上げる準備❗」
「あ😁☝じゃ➰自分達行きます❗✋✋✋✋」
4人の若い整備員達が手を挙げた。
「じゃ、頼むぞ✋」
「了解👮」
ベネズエラ国防軍司令部。
「それで😒どちらか来る❓」
「は👮太平洋艦隊は前回の海域側、アメリカ🇺第1艦隊は南側からです。」
「まだRVや艦載機の発進は認められないんだな。」
「はい、大統領👮まだ距離的に有りますので…始めはメガ粒子砲や艦隊の艦砲射撃でこちらへ攻撃かと😥」
そう司令官が言い終わるや伊那やレーダー📡監視員が叫び警報🚨をベネズエラ全土に流す。
「と、等、基地へ向け移動熱源及び移動物体多数接近‼」
『エマージェンシー🚨エマージェンシー🚨』
『全土へ通達‼非常警戒態勢🚨』
「す、直ぐにこちらの艦隊も出撃だ❗」
「大統領、ここは危険⚠ですのでシェルターへ👮」
「わ、分かった😥…外務次官❗アマテラスのクルーも直ぐに近くのシェルターへ向かわせるんだ。」
「畏まりました🙇大統領。」
次官の指示で食事会場に居たベネズエラの外務省職員がアマテラスのクルーにシェルターへ行く様に伝えに行ったがそれより遥か前に中澤を筆頭にアマテラスのクルー全員が周囲に気がつかれ無いようにアマテラスに向かって居たのだった。
『な、何➰⁉招待したアマテラスのクルーが全員居なくなってるだと😲⁉どう言う事だ⁉』
『申し訳ありません😥次官皆さんが司令部へ向かわれた際SPも殆どそちらへ向かいましたのでアマテラスの方々を見ている👀者がおりませんで…』
途中で食事会場との通信が切れ司令部に着弾が有る。
(ヒュル~🚀🚀ドカン🔥)
「だ、大統領を早くシェルターへお連れしろ‼」
その着弾と同時にアマテラスの有る軍港まで警報🚨が鳴り響く。
(ウ~🚨ウ~🚨ウ~🚨)
避難民キャンプではその警報🚨を聞き避難民達がぞろぞろと表に出て来た。
「ぱ、パペートン大尉。今の➰警報🚨じゃ無いのか❓」
「どうも…その様ですね😥」
周辺の警備兵士達も慌ただしく移動を開始している。
パペートン大尉は1人の兵士を捕まえ聞いた。
「おい😒何だ❓警報🚨か❓」
「あぁ😒統合軍がとうとうここを叩きに来やがった。」
「な、何⁉俺達を早くシェルターなりに…」
「あぁ😣分かってる‼今司令部と連絡を取ってる、少し待て‼」
そう叫ぶと兵士はいそいそと行ってしまう。
「マジィな😒避難民を集め何時でも動ける様にしといた方が良さそうか😒」
パペートン大尉は急いで避難民達を集めに走る。
(ドカン🔥🚀ドカン🔥🚀ドカン🔥🚀)
アマテラスが居る軍港にも統合軍の攻撃が迫る。整備員達もその攻撃に驚き一旦作業の手を止めカタパルトの外へ出て見る者やブリッジにもう一度戻りアマテラスのレーダー📡を使い状態を把握する者が出る。
「何だ😲⁉何だよ😒今度はミサイル🚀かよ⁉」
「1尉‼今度はミサイル🚀攻撃っすよ😚」
「あぁ‼何が起きてる⁉誰かブリッジ行って状況把握してくれ❗RVのレーダー📡だとダメ🙅だまだ見えない❗」
「了解👮行って来ます✋」
ブリッジでは出港の準備をしている整備員がレーダー📡の所まで手が回らず苦労していた。そこへ下から上がって来た。
「おい、レーダー📡に何か感知有るか❓」
「俺達も気になってたんだが😥すみまない🙏❗そこまで手が回らん‼レーダー📡やってくれ😥状況把握頼む。」
「OK👍こっちはやる❗出港準備急げよ😃」
「分かった😃👍」
「状況把握出来たらデータを下のシィークさんの機にも回してくれ☝」
「そっちも了解‼」
アマテラスが慌ただしく動きだした時ベネズエラに向かう太平洋艦隊の後ろにクスミ・トラベルが手配した豪華貨客船(キャビン・トレーシ)が迫って居た。
「ねぇ…船長何とかして太平洋艦隊の間に入り混んでベネズエラの軍港に入れない❓」
そう言われた豪華貨客船(キャビン・トレーシ)の船長は青くなり言った。
「む😨無理ですよ➰😨だってもう攻撃が始まってるじゃないですか😨」
そう船長に言われた黒人の若い女性は荒々しく髪を掻きむしり言う。
「んぁ➰😚(カシャカシャ🌀カシャカシャ🌀)遅れた➰😚どうしよう😚もう西島ちゃんベネズエラに着いただろうに➰😚」
「んぁ💡船長😃💡良い事思い着いた😁」
黒人の若い女性はいきなり明るくなり船長に言う。
「船長😁救命挺を1台出して😁」
「はぁ😲⁉救命挺を❓何故❓」
「アタシ➰救命挺で太平洋艦隊の空母に取り付き艦載機の1機を拝借してベネズエラに入るわ😁☝」
「は😲❓…って😂それこそ無理でしょ😂」
「じゃ、このキャビン・トレーシを艦隊の中つっ切らしてベネズエラにお願い😁」
「わ😥わかりましたよ…だけどこっちは客を載せてますからね😥責任は全部貴女達ですからね❗」
「わぁ➰た😁わぁ➰た😁お客様に何か有ったら任せなよ😁ホラ行け👉」
そう言い終わると貨客船キャビン・トレーシは太平洋艦隊のまんまん中を突っ切り始めた。
ベネズエラの司令部にキューバの指示を受け西島の娘、美鈴・西島がヘリコプターでやって来て居た。
「ですから😃これはキューバ軍のミッター中将の親書で至急大統領にお取り次ぎ願いたいんです😥」
「だから今、大統領はシェルターに移られこちらにはおられない❗統合軍との戦闘が一段落するまでその辺りのシェルターにて待ってくれ。」
「それでは間に合いません😣💢この親書貴方に預けます❗中身は大統領の“事後承諾”でよろしく❗」
「いや😥それは…」
美鈴に親書を叩き付けられたベネズエラ内務省の役人が言い終わる前に美鈴はまたヘリコプターに乗り込み今度はアマテラスの居る軍港に向かった。
その頃中澤達がアマテラスに着いて出港準備が整いつつ有った。中澤は格納庫に着いて直ぐに整備班長を整備員達と仕事に取り掛からせトール達ペルー軍の人間達にも出撃準備にかからせた。
「艦隊からの艦砲射撃とミサイル🚀攻撃😥完全にベネズエラを落しにかかって来たわ😣早く出ないと😥シィーク1尉❗いつ出れますか❓」
「もう、出れる❗保田❗お前は❗」
「アタシも行けます‼」
「じゃ2人共直ぐに発進してシィークさんは避難民キャンプへ❗避難民達をまたアマテラスへ連れて来て‼」
「お圭はゴースト隊と共に統合軍機の相手を‼直ぐに応援のトール隊を出させる‼」
「了解👮裕ちゃん❗」
『中澤、邪魔だ。シィーク機出るぞ‼整備員❗カタパルト用意頼む‼』
シィークのRVが自分の機体の足元でインカムを使い通信して居る中澤にそう言い機体をカタパルトに載せて発進体勢を取る。
(きぃ➰ん💨…ポン🚥ポン🚥ポ➰ン💡)
「シィーク出る‼」
(ドシュー🔥💨)
発進シグナルと共にシィークの機体が大空に舞い上がって行く。
「おら➰💢シィーク機出たぞ‼次準備しろ‼」
今さっき中澤と共に戻った整備班長が蝶ネクタイにスーツ姿で整備員に激を飛ばす。
「班長😁一張羅が汚れますよ➰😁早く着替えて来てください😁」
「へッ…😏じゃ➰任せる❗次はコスモ・ドラゴンの各機順次発進だ❗」
「了解👮」
大空に飛び立ったシィークのRVに艦砲射撃されているデータが次々に入る。
『お➰い😣ブリッジ❗俺に全部回してどおすんの➰💢戦闘しながら戦略練れってかぁ➰😂俺にCICのまね事させる気かょ➰よせやい😱』
シィークは通信でブリッジと連絡を取り愚痴を言う。
『す😥すみません🙏何せ慣れてなくて😥』
ブリッジでレーダー📡監視をしていた整備員が無線を通じ謝って来た。
『艦長は…中澤はまだ戻らないのか⁉』
『今さっき皆➰格納庫に着きました❗直ぐに来ます‼』
整備員が言い終わると通常のブリッジ・クルーと共に礼服姿の中澤達が入って来た。
「ごめんなさい😥何処まで進んでる❓」
「発進シィークェンスは最終まで終わってて➰後はエンジンの臨界待ちです❗」
「おし、変われ❗後は俺達がやる😁ありがとう👍お前等は早く格納庫行け👉」
「は、はい👮」
整備員達は格納庫へ向かう。格納庫では保田のコスモ・ドラゴン隊が発進位置までタキシングしようとしていた、その時カタパルト・デッキに1機のヘリコプターが飛来して来る。
「な、何➰😲⁉」
さっき自分の席に着いたばかりのレーダー📡監視員が突然艦の目の前に飛来したヘリコプターに驚く。
『カタパルト・デッキ付近のヘリ❗コスモ・ドラゴンの発進の邪魔です❗直ぐに退避を‼』
カタパルト・デッキまでタキシングしカタパルトに接続されて居た保田がコックピットの中で叫ぶ。
「んぇ➰😲何❓何⁉邪魔よ➰‼裕➰ちゃんヘリ邪魔😚どけて❗発進出来な➰い」
そこに広域通信でヘリコプターから通信が入る。
『こちらはクスミ・トラベルの西島美鈴と申します、バッカニア・プリンセスの要請によりアマテラスの避難民を受け入れに来ました、アマテラスの艦長と直接お話ししたい。』
そう通信が入るとヘリコプターは保田機の目の前に舞い降りる。
「くそ💢バカ❗そんな所に降りたらアタシが発進出来ないだろ😣後ろの3番ポートに回んなさいよ😣💢」
コックピットの中で保田はそう言いブリッジの中澤と通信する。
『裕ちゃん😚ヘリどけて➰発進出来ないよ❗』
中澤はヘリに返信しようとした所に保田からの通信を受ける。
『わぁ➰てるわい😚今どけさせるからちっと待て』
中澤はそう言うと保田との回線を一旦切り広域通信に切替え美鈴のヘリに通信を入れる。
『こちら戦略宇宙自衛隊、中澤3佐。受け入れ感謝致します。感謝致しますが御覧の様に今❗我が艦は戦闘状態に入りつつ有り、貴女がおられるデッキでは艦載機の発進体勢です。直ぐにそこから退避し後方のデッキにヘリを移動してください。話はそれから伺います。』
中澤はそう言い一方的に広域通信を切り保田へ繋ぐ。
『お圭ごめん、直ぐにどくはずよ❗どいたら直ぐに発艦して❗』
『こちら保田…りょ、了解😥』
ヘリの美鈴はそう言われたのでヘリのパイロットにアマテラスの後方に回る様に言った。
「後ろのデッキへ。」
「ちょ、ちょっと➰西島さん😥話が違い過ぎますよ➰😥戦闘状態に入ってるじゃないですか➰😚」
「ん…❓アンタ会社[ビル]首に成りたいの❓今の時代ヘリパイなんてそこらにゴロゴロしてんのよ😒」
「わ、わかりましたよ…しかし😥手間賃💰危険⚠手当てはよろしくお願いしますよ😥」
「わぁ➰てる😚後で社に掛け合うはよ😠」
美鈴を乗せたヘリはアマテラスの後部デッキに向かった。
「やっとどいたか😣」
『保田圭❗コスモ・ドラゴン発進する‼後続ペルー軍機隊、援護よろしく👍』
(ビッ🚥ビッ🚥ビッ🚥ポーン💡)
(ドシュー✈💨)
保田の機が発艦すると保田のゴースト隊が順次発艦しペルー軍機も発艦していく。そこに中澤がトールと通信をした。
『トール3尉、3尉はまだ発艦待ってください❗』
『はぁ❓何でだ❓』
『他のペルー隊は順次発進❗願います。3尉にはゴースト隊を指揮し艦の直衛をお願いします。』
『んが😲🔥お留守番かい😚戦わせろや😚』
『ダメです😒今シィークさんに避難民達を回収しに行って貰ってます、回収し終えるまでアマテラスは入江を出れません😥恐らく…太平洋艦隊より😥浮遊空母の部隊が先にこちらに取り付いて来るはずですから…アマテラスのマザーコンピュータ💻でのゴースト隊指揮では心もとないんです❗よろしく❗』
『くぁ😚そっちが相手かい😣…まぁいいや😁そっちの方が“骨”が有りそうだ😁了解だ艦長❗』
「艦長、艦エンジン臨界に達しました‼」
「わかったわ❗艦、微速180度回頭‼入江を正面❗」
「アイサー👮艦、微速180度回頭。入江を正面に❗」
アマテラスが回頭して居る所に対艦ミサイル🚀が降って来た。
「か😨艦長❗正面‼ミサイル🚀多数‼」
「対空機銃座、ランダム斉射‼撃て‼」
中澤は飛来するミサイル🚀に対してアマテラスの対空機銃座で対抗する。
(ヒュル~🚀ヒュル~🚀ヒュル~🚀)
(ドガガガ🔥ドガガガ🔥ドガガガ🔥ドガガガ🔥)
(ドワン🚀🔥ドワン🚀🔥ドワン🚀🔥)
「うぉう😨…発進後に食われたらたまらんぜ➰😚艦長頼むぜ😨」
トールはカタパルトに接続され発艦信号🚥を待って居たコスモ・ドラゴンのコックピットで叫ぶ。
その機体に整備班長から通信が入る。
『トール3尉、発進OKだ。出てくれ』
『わかった…班長、発艦後奴らに食われん様に祈っちちくり😁👍』
(ビッ🚥ビッ🚥ビッ🚥ポーン💡)
(ドシュー✈💨)
「あぁ…無事に帰れ❗したらビール🍺で祝杯だ✋」
発艦して行ったトール機に整備班長はボツリと呟いた。
避難民キャンプでは太平洋艦隊と第1艦隊からの艦砲射撃で全員が脅えていた。
「皆さん😱落ち着いてください❗大丈夫です、さっきベネズエラの兵士も言ってました。直ぐにシェルターへ避難出来ます❗」
「おぃ😥パペートン大尉、ワシラ本当に大丈夫なんじゃろうな…」
「大丈夫ですよ😊」
パペートン大尉は口ではそう言った物の少し焦って居た。
(艦砲射撃か…くっそ😚なんとかしてまたアマテラスに避難民を収容しなきゃだな…どうやってアマテラスと連絡取りゃ➰良いんだ😥❓)
キャンプ地にRVが 降下⬇してくる音がした。パペートン大尉は急いでテントから出て上空を見ると👀見慣れたRVが降下⬇して来た、シィークのRVだった。パペートン大尉は巻き上げられる風🌀に飛ばされない様にしながら叫ぶ。
「シィーク1尉❗」
シィークはコックピットから外部音声スピーカーで話す。
『そうだ❗パペートン大尉❗直ぐに避難民達をアマテラスへ❗』
「輸送トラック🚚が無い😥どうするか❓」
『あっちに👉まだ健在な輸送トラック🚚が何台か有る。運転出来る者が手分けして軍港まで避難民達を運ぶんだ❗』
「わぁ➰た👏❗そちらはやるから護衛を頼む。」
『OKだ👍急げ❗』
(ピ➰ピ➰ピッ🚨)
シィークのコックピット内に警報🚨音がシィーク響く。
「えぇ➰い🔥ミサイル🚀か😚‼」
シィークは叫びバルカンのスイッチを拈る、RVの頭部バルカン砲が火を放ちミサイル🚀に命中🎯するも1発撃ちもらす。
「なんなんだょ😚この数は‼」
(バキャン🔥ドワン🔥🚀)
シィークは逃したミサイル🚀の先に回り込みソードで叩き割る。
アマテラスはまだ港の入江に残ったまままだ外洋に出ようとしない。そこへアマテラスのブリッジにクスミ・トラベルの西島美鈴が来た。
「か😥艦長さんに避難民に付いてのお話しが…」
「あ😲貴女‼今、この艦は見て👀わかりませんか‼戦闘配備中です‼居住ブロックにて待機しててください‼」
「それはわかります…さっき陸戦隊の方にも言われました😚言われましたが、事は緊急を要します😣」
「避難民に付いては避難民をまたこの艦に収容し外洋に出て太平洋艦隊等を振り切ってから伺います😣だから今は居住ブロックへ❗」
中澤は半分キレかかりながら言った。美鈴はそれに輪をかけながら叫ぶ。
「いいえ‼戻りません‼避難民はこれから来る私共の用意しました“キャビン・トレーシ”と言う船に移って頂きます❗そうすれば貴女方アマテラスは避難民達の事は考えず思いっきり太平洋艦隊や第1艦隊とやり合えるじゃありませんか😤」
「しかしこの状態では避難民の移送は無理かとおもいますが😣太平洋艦隊も第1艦隊も接近中ですから😤」
「大丈夫です😤そろそろバッカニアのシャングリラが応援に到着するはずですし、私共のキャビン・トレーシもほら😃👉目の前に…」
美鈴が指し示した方向に白く大きな貨客船が現れて居る。アマテラスのオペレーター達もレーダー📡で確認して居る所だった。
「ほ、本当だ😨マジに客船だ…」
キャビン・トレーシは艦砲射撃の中を縫う様にアマテラスの居る港に近付きつつ有った。
「ば😥バカな…バッカニア・プリセスは私達と別れイギリスにもう下りこちらへは…」
「いらっしゃいますよ😃大丈夫👍あの貨客船にもバッカニアでは有りませんが“コハル様”が手配なさったPMSC(民間軍事会社[ビル])の方々が避難民達の護衛とこの場所での船の“安全航行”の為乗船してます😃だから安心して私共に避難民をお預けいただけませんか😃❓」
「そこまで言われるのであれば…避難民をお預けいたします😥…それでその後避難民達は何処へ連れていか…」
中澤が言い終わる前にオペレーターが叫ぶ。
「太平洋艦隊及び第1艦隊付近から多数の飛行物体が飛びたった模様‼数…多数😨多数です‼」
それを聞いた中澤は直ぐに指示を出す。
「トール3尉とお圭の部隊に応戦させて❗艦はガリア・ケルンミサイル🚀全弾装填‼何時でも発射出来る態勢に‼」
「了解‼」
「それでは避難民の事よろしくお願いします。」
中澤は美鈴にそう言うとインカムを取り格庫に繋ぐ。
『格納庫‼L11サイトの軍曹をブリッジに寄越して頂戴‼…そう、至急よ❗』
「美鈴さん、事のあらましをヘリで軍曹に伝え避難民達をスムーズに貨客船に移してください。この軍曹は避難民達と共に地球🌏に下りて来た人ですから彼等もすんなり従うでしょう😃」
「艦隊さんありがとうございます😃じゃ、私ヘリへ👮」
美鈴はぎこちない敬礼を中澤にする。中澤はビシッと返礼を返す。
(👮ビシッ)
中澤はインカムを取り砲雷長に繋ぐ。
『砲雷長❗アマテラス後部より民間のヘリが出ます、ミサイル🚀が飛来したら民間ヘリの退避経路を想定しミサイル🚀を優先撃破よろしく』
中澤はそう言うとオペレーターとニコライに指示を出す。
「クスミ・トラベルのヘリが発艦し次第❗艦、微速前進❗入江を出ます‼」
「了解👮」
「艦長❗民間ヘリ、ポートより離脱確認‼」
「アマテラス❗発進‼」
「アイサー👮アマテラス微速前進‼」
「オペレーター、統合軍の艦載機は❓」
「今、保田隊が接触❗展開が速い為恐らくこちらにも直ぐに来ます‼」
「わかったわ、ガリア・ケルンミサイル🚀発射準備‼モードをSで対応❗」
アマテラスが入江に出て来る、保田は目の前に多数のコスモ・ドラゴンやRVを見て👀心配になる。
「まぁ➰た😥あんな多数で😥突破されたらアマテラスに取り付かれる😥絶対にアマテラスには行かせない😥」
「来た➰😲‼」
保田はコスモ・ドラゴンのミサイル🚀発射ボタンを押したのだった。
(ドシュー🔥ドバババン🔥🔥)
ビームの発射音と共に保田の目の前でサーベルを振り下ろす寸前だったRVが大爆発💣した。
「な、何😲⁉ん❓ん❓」
保田は自分がやられたと思ったが目の前のRVが爆発💣しながら海🌊へ落下⬇するのを見た👀
今度は目の前を黒光した機体が高速移動して行った。保田はその機体に見覚えが有った。
「ふぁ💦ファイブスター⁉…ラムチャイさん😲‼」
保田は自分の目の前の機体をお追うとしたがまた統合軍機が迫って来ていた為それを落とすのに集中した。そのファイブスターが仲間と通信する。
『こちら、ラムチャイ❗俺はキャビン・トレーシとアマテラスに取り付いた‼吉沢‼小川‼お前達の首尾は⁉』
(ザッザザー🔥ピュリ🔥)
『こちら、吉沢‼こっちも太平洋艦隊の尻に食らいつきました‼これより攻撃を開始します。』
(ザザー🔥ピュリ🔥)
『ラムチャイさん、護衛よろしくっす。こっちゃアタシと吉沢さんで十分っす😁引っかき回してやりやす❗』
『小川、吉沢、頼んま✋』
ラムチャイは次にアマテラスと通信する。
『こちら、バッカニア戦闘隊戦闘隊長。ウッダー・ラムチャイ様だ。聞こえるか❓アマテラス❗アマテラスはそのまま直進し太平洋艦隊の正面を叩け❗そろそろシャングリラ他3隻が太平洋艦隊の後ろと側面から攻撃を開始する、それに呼応し攻撃を仕掛けて行けば太平洋艦隊の真ん中を突っ切れる‼…成功を祈る』
ラムチャイからの通信は一方的に切れた。アマテラスのブリッジではバッカニア達が間に合った事に驚きを表していた。
「はッ😂艦長😲バッカニア達が😲」
「えぇ😥よくアイルランド🇬から間に合った物だわ😥じゃ…バッカニア達の好意に甘えて我々は太平洋艦隊の中央を突破🔥します‼」
「ニコライ大尉‼至急シィーク1尉に伝えて。避難民達はクスミ・トラベルの彼女とキャビン・トレーシに任せ1尉とパペートン大尉はアマテラスに至急向かう様にと…アマテラスは全速力でこの海域🌊を離脱すると❗」
「アイサー👮‼」
ニコライ大尉は直ぐにインカムを取りシィークに通信をする。
避難民キャンプでは何とか車両を確保し港へ向かって来たがすでにアマテラスは入江付近まで移動しており避難民達は自分達がアマテラスに見捨てられたと思う。
「な、なんでだよ😨アマテラス…出ちゃてるじゃないか‼やっぱり俺達を…」
『おい❗ちょっとまった🔥そのアマテラスから通信が入った❗避難民達は少し静かにしてくれ‼』
シィークは外部スピーカーで避難民達に言った。
『おぅ😒おぅ😒…それで❓ん❓貨客船❓』
シィークは開いたRVのコックピットから身を乗り出し外を見る👀すると白い大型の貨客船がアマテラスと入れ替わる様に自分達の居る港に入って来たのだった。
『あれか❓アレに避難民達を誘導…んぁ😲俺とパペートン大尉にはアマテラスに帰頭しろ❓』
『おい、ニコライさんよ😒今も避難民が騒いでんだ…ここで俺等が先に…あ😒分かったよ✋ヘリ❓あぁ見える👀…アレに任せれば良いんだな😒…何か有ったら知らんぞ俺等は…』
シィークは最後にそうレシーバーに呟くとコックピットに座り直しハッチを閉めまた外部マイク🎤を通し避難民達に状況を説明した。
(ザワザワ🔥🔥🔥)
避難民達はやはり自分達が放置されると思い込みシィークの乗るRVの足元で抗議をし出す、それをシャルロッテが必死に宥め足元から叫びながらシィークに言った。
「解りました‼1尉‼行ってください‼」
「さ、パペートン大尉も😃」
「博士😥すみません🙏」
「いえ😃👋いえ😃👋大丈夫😃ささ行って❗」
「はい😃じゃ、博士。お元気で👮」
「えぇ😃パペートン大尉も😊✋」
パペートンはシィークが差し出したRVの手の平に乗り出発して行く。飛行するシィークのRVの横を『クスミ・トラベル』と横腹に書かれたヘリが通り過ぎる、その助手席では美鈴がシィーク機に敬礼👮をし見送っていた。
そして避難民達を迎える為に貨客船“キャビン・トレーシ”が港に接岸したのだった。
アマテラスは太平洋艦隊と正面切ってぶち当たりつつ有りその横合いをアメリカ🇺軍第1艦隊に捕らえられていた。
アマテラスが地球🌏で統合軍から攻撃を受けていた時。ムッソ達の水星に有るL11サイトにて手痛い反撃に会い研究サイトまで後退したミレル人達…
「くっそ😣💢地球🌏人め‼本隊が全部“転移”して来れればこんな事には‼」
「閣下😒❓やはり“次元転移”は…今の段階では早過ぎたんだょ➰😏フフフ」
「わ💦ワンク3佐‼貴様は上官に向かってなんだ‼その口の聞き…」
上官であるその男が言い終わる前にレッキが口を挟む。
「そうだぞ😁ワンク😁閣下に失礼だ😁…幾ら“能無し准将”殿でもな😁クハハハ」
「レッキ3佐‼貴様まで➰😣💨‼お前等も地球🌏の大気圏に置いて“能力者”に敗れ敗走してきたのではないか💢その上同僚のロンケン3佐を失った‼」
「アレはロンケンが愚かだったんだょ😁あの能力者…『抜刀』の能力者だったとはな…😒なかなかのテダレだった😒それに熱く🔥成りすぎたのさ…奴の母艦を先に沈めて仕舞えば奴とてあそこで😒能力を解放せず我々に敗れていたに違いない😒☝」
「そうだ😒ワンクの言う通りだ👏あの能力者の太刀…侮れん😣」
「それはそうと准将…本国からの増援はいつですか😏❓」
「間もなく、間もなく😚また少数だが到着する❗」
「じゃ😁その増援がここへ到着するまで暇だな😏」
「な💦何を言っている💢貴様等の機動兵器は健在なのだろ❗だったら貴様等だけでもL11サイト本部を叩け💢❗」
ワンクとレッキは准将が強く言ったので准将をにらめつけ言った。
「おい😒アンタ…調子に乗るなよ…😒今の発言は“国王親衛隊”所属の俺達に向かっての発言か😒❓それをわかって居ての発言か❓」
「え😨💦あ…い、いや😚💦『ほ、本部へ攻撃をして頂きたい😥』」
「そう😁そう😁アンタはそれで良いんだ😁👍…さ😃ワンク❗我々も少し休もう✋」
「へッ😏そうだな…本部サイトへの攻撃開始は少し後にしよう😏」
2人はそう言うと准将の部屋を後にした。
『おい、保田。もっと前まで行け❗』
保田機にシィークから通信が入る。
『ん❓1尉ですか❓クリアーに通信ができ…』
『んぁぁ😒ジャマーが薄くなってる…恐らくバッカニア達の攻撃が太平洋艦隊に効いているんだ。』
『アマテラスの辺りはちゃんとしてる。それよりもアマテラスが太平洋艦隊の真ん中を突っ切るぞ❗』
『え😲ば、バッカニア達がここへ来てるんですか😲⁉』
『そうだ、太平洋艦隊の後ろと左右に艦隊を展開させアマテラスの逃げるタイミングを作ってる❗』
『だから俺とお前でアマテラスが中央突破🔥するヶ所に先に仕掛けアマテラスの攻撃が響く様にするぞ‼』
『了解👮』
保田とシィークはそう言い通信を切り太平洋艦隊へ切り込んで行った。
太平洋艦隊の後方バッカニアのシャングリラのブリッジ…
「西島、左斜め前…フリゲート艦数隻👉じゃまですわ😁」
「は、畏まりました🙇」
西島はお辞儀をし正面に向き直り発令する。
『砲雷長へ❗攻撃よぉ➰い‼左舷フリゲート艦群に対し砲撃戦…始め‼』
『はッ👮了解しました👮』
(ウィ➰ン…ドシュー🔥ドバババ🔥)
バッカニア達の攻撃🔥で太平洋艦隊の後方部隊は混乱に陥る。
「うわぁ➰💦な、何だ⁉」
「か、艦長‼わ💦我が艦右舷上空後方より艦砲射撃‼」
「右舷上空だと➰💢第1艦隊…浮遊空母か💢❓」
「い、いえ…ち😨違います‼船籍不明係留不明…艦影照合‼バ💦バッカニアです‼バッカニアのシャングリラ‼」
その混乱は吉沢等が取り付いた太平洋艦隊の浮遊空母群も同様だった。
「え😨ゼロ・ポイントに機影⁉…」
「ん⁉ゼロ・ポイント❓直上か⁉」
「機銃座‼対…うわぁ🔥」
(ドカ🔥💣ドカ🔥💣ドカドカ🔥💣💣)
浮遊空母は小川、吉沢コンビに艦、直上からの攻撃🔥を受けてやや進行速度を落とす。
「えぇ➰い💢どうせアマテラスの攻撃🔥部隊であろう❗撃ち落とせ‼」
太平洋艦隊旗艦ジョージ・ワシントンでは後方をやぐされ各艦の混乱を収集しようと慌ただしくなるがそれが混乱に拍車をかける。
「何➰⁉後方にバッカニアだと‼そんなバカな‼確認しろ💢」
「マッカンバー提督‼第1浮遊艦隊ヴィンセント大将より入電‼後方に“宙賊”出現‼太平洋艦隊にて迎撃されたし‼」
「んぁ💢ヴィンセントの大バカ野郎はこっちもやられているのが目に入らないのか‼こっちは横合いからも船籍不明な艦から突かれアマテラスを相手にしてるんだぞ‼💢何自分勝手な事を言ってやがる💢テメーの尻はテテメェで拭けと打電しろ‼こっちは手一杯だ‼」
「アイ😥アイサー👮‼」
「いや😒待て、アマテラス正面から下がらせたミサイル🚀駆逐艦群がそろそろ体勢が整った筈だ😒回してやれ👉」
「アイ・アイ・サー👮」
「こちらは残存している虎の子の各有人部隊を上がらせるぞ‼かかれ‼」
マッカンバー提督の命令と共に空母ジョージ・ワシントンの甲板から次々に有人、コスモ・ドラゴン隊やRV戦隊が保田やシィーク達目掛け発艦して行った。
アマテラスは太平洋艦隊の真ん中に食い込み始める。
「左舷‼機銃座‼ランダム斉射‼…ガリア・ケルンミサイル🚀2番、5番装填‼狙いを浮遊空母エンジン‼」
「艦長‼ガリア・ケルンミサイル🚀発射筒2番❗先程の攻撃で使用不能‼」
(ドクワン🔥💣‼)
「キャーッ😚💦」
「クッ😚…ではミサイル🚀を6番❗」
「6番は残弾数ゼロ‼」
「やられたわね…😥今の艦の状態で1番打撃力を持った所をやられた…」
「艦長…」
「よし😤このまま艦機銃座とメガ粒子砲だけでここを突破します、浮遊空母のクルー達には申し訳無いけどここまで来ると攻撃の“手加減”は出来ない😚メガ粒子砲‼目標アメリカ軍第1艦隊浮遊空母‼」
「アイサー‼」
「艦隊、後方よりキャビン・トレシーが追いつきます👮」
「益々私達が突破しないとダメな状態ね😤ニコライ❗メガ粒子砲砲筒上げ❗」
アマテラスの前部甲板に大型砲筒がせり出て来る。
「艦長‼砲筒準備よし❗エネルギーキャブ展開🆙‼」
中澤はニコライからそう告げられると指揮椅子に深く座り直し発令する。
「…メガ粒子砲、目標❗統合軍第1浮遊空母艦隊群及び、太平洋艦隊中央❗…撃て‼」
(ドシューワー🔥🔥🔥🔥🔥🔥)
(ドカン🔥バガン🔥💣ドカン💣バァガーン💣)
アマテラスがメガ粒子砲を放つと浮遊空母艦隊の中央と太平洋艦隊の中央に風穴が開く。
「グ💦グワァー😚…あ、アマテラスめ➰💢」
浮遊空母のブリッジでは中央部分の艦船がズタズタになり海面に落ちる姿がメイン・スクリーンに映しだされ混乱して収集が着かない。
『こ、こちら6番艦❗アーレイ・バークレイ‼我、操惰不能‼ワレ・ソウダ不能‼』
『モンゴメリーより艦隊旗艦❗マッキントッシュ宛て‼モンゴメリー動力部被だん‼推力半減‼戦線離脱願う‼』
その他の浮遊空母からも次々と連絡が来る。太平洋艦隊も中央部分を乾布なきまで吹き飛ばされ艦隊が四散している。
「マッカンバー提督❗側面より敵機❗カウント2‼」
「なんだとー💢浮遊空母の艦載機からの応援は⁉」
「浮遊空母群中央部分壊滅‼応援部隊はそちらへの対応で手一杯の模様‼」
「先程浮遊空母群の応援に向かわせたこちらの“ミサイル・フリゲート群”は⁉呼び戻せないのか⁉」
「む、無理です❗バッカニアの変型する機体に手こずり浮遊空母群にすら近付けずに居ます‼」
(ドドド🔥チュンチュン🔥🔥)
「ぐわぁ😚💦💦」
太平洋艦隊旗艦の空母ジョージ・ワシントンにも吉澤・小川の機が襲いかかる。
アマテラスは太平洋艦隊とアメリカ🇺第1浮遊空母艦隊の中央を突破しつつ有る。
そのアマテラスに追いついたクスミ・トラベルの貨客船“キャビン・トレーシ”も太平洋艦隊の中央を突破した。
「シイーリンお嬢様❗アマテラスに追いつきましたぜ‼しかし前を太平洋艦隊の余計な艦艇に塞がれそうです‼」
「ちッ😚仕方ないね…船長‼後ろ😒出すよ‼」
「え😨この戦闘中に出るのか⁉」
「当たり前❗でないとこの船突破🔥出来なくて沈むよ‼」
「わ💦😥分かった、格納庫を開ける。」
シィーリンは船の通信士からインカムを取り船内に繋ぐ。
『オラー❗整備‼アタイ出るよ❗格納庫に集まれ‼』
(バタバタ🔥🔥🔥)
貨客船“キャビン・トレーシ”の中を数人の男達が慌ただしく移動するそれを船内に居た一般客が目を真ん丸にして見ている👀
「姉さん‼用意完了👮出撃何時でも行けます‼」
「あぁ…」
シィーリン格納庫に有る自分の機体の側でパイロット・スーツを着る。
「…😲…😁…💖」
整備員達はそんなシィーリンをジットリ見つめる。
「お前達‼なぁ➰にニヤついてんだい‼とっとと回せ➰‼」
「あ😂アイアイサー‼👮😂👮😂👮」
(ヒューン🌀)
シィーリンの機体のエンジンが全開になった。
シイーリンの機が貨客船の後部甲板に迫り出したカタパルトに載せられ発進シィークェンスに入る。
「上空真上まで上がるよ‼火薬カートリッジを使う、整備員は必要な人員以外は待避庫に避難だ‼急げ‼」
シイーリンはパイロット・スーツに着替え終えF-117に乗り込みながら言う。
「了解です姉さん‼」
「火薬カートリッジだ‼急げ‼」
整備員達は火薬カートリッジをアフターバーナー🔥に放り込む人員以外が待避庫に避難した。
シイーリンはコックピットに座りイグニッションをONにした。
『さぁ➰行くよ💨』
(グニッ🔥👍)
イグニッションONと同時にシイーリンの機体のアフターバーナー🔥にカートリッジが放り込まれ勢い良くシイーリンの機が上空へ発艦して行く。
(ドカーン🔥シューン✈💨⬆⬆⬆)
「んぐぅ➰😚😚😚💨」
シイーリンはコックピット内で耐圧Gに堪えながら上空まで高々と舞い上がる、次の瞬間シイーリンは操縦スティクを下げ急降下⤵⤵⤵し始め海面スレスレで体勢を元に戻しキャビン・トレーシの真後ろから太平洋艦隊へ突っ込んで行った。
「か、艦長‼当艦正面‼来ます‼」
「ち😨近すぎる‼かわせ‼」
(ド🔥シューン✈💨)
太平洋艦隊のイージス艦群の正面からシイーリンは突っ込みキャビン・トレーシが通過する進路を作る。
「えぇい💢アマテラスにあんな旧式の戦闘機✈が配備されて…」
「艦長、違います‼あの機体の所属はPMSC(民間軍事会社[ビル])です‼」
「なに➰💢民間軍事会社だと💢間合いを取っている間に撃ち落とせ💢船頭イージス砲筒撃ち方始め‼」
キャビン・トレーシはシイーリンの突破🔥した間隙を抜い太平洋艦隊を突破した。
「よぉ➰し😤突破🔥した😤姉さんの援護だ‼後部甲板‼機雷を敷設‼太平洋艦隊が逆進してくるのを防げ‼」
太平洋艦隊のイージス艦群は回頭しシイーリンとキャビン・トレーシを追尾しようとしたが敷設された機雷で足止めされる。
「艦首180℃回頭‼貨客船及び旧式戦闘機✈を追尾‼」
「はッ👮艦首回頭‼追尾開始‼…ん😲‼艦前方に機雷群‼」
「回避運動‼」
「か、回避運動間に合いません‼…うわぁ😫💦💦💦」
(ドカン🔥💣ドカン🔥💣)
海面に数本の水柱が立ちイージス艦群は立ち往生する。
それをキャビン・トレーシの甲板から見ていた👀隊員達は歓声を上げ大喜びした。
「イヤー‼ホィ🙌🎵」
「やったぜ👍‼」
「これで暫くは前進出来ないぞ😁掃海廷を前にしゆっくり進まないとな😁」
シイーリンの機はそのままアマテラスに向かう、アマテラスの前面には浮遊空母から発艦したRV戦隊とコスモ・ドラゴンの部隊が保田機、シィーク機と交戦している。
「んわ➰😫…とっととぉ😥そんなにデバラれても私には…😣もう💨裕チャンどうにかして➰😫」
『おい💢保田‼弱音吐くな‼アマテラスからの援護砲撃まではまだ距離が有るんだ、無理だ‼』
『だって➰シィークさん😢私達だけでは突破(ガリガリ🔥…ビュワー…)』
『保田‼大丈夫か⁉』
『大丈夫…でふ😢でももう手に終えない😭…早く、早く裕チャン‼』
シィークは通信機をOFFにして独り言を呟く。
「このままだとマジィー…突破🔥出来たとしても統合軍の物量にわ勝てん…😥どうすんだ、艦長さんよ😥」
その後アマテラスとキャビントレーシは何とか太平洋艦隊の中央部分から突破🔥した。
「艦長‼中央部分突破🔥‼」
「よし😤ニコライ‼機艦全速‼持てるエネルギーを全部機関部分へ‼この海域を全速離脱‼」
「了解👮機艦全速離脱。なお…先の受けた攻撃で出力は4割‼」
「構わない‼下の貨客船にも“全速離脱”を伝えて‼」
「アイサー👮‼」
アマテラスの中央部分突破🔥を許したマッキントッシュのヴィンセント大将は苦々しい顔つきになり命令を下す。
「えぇい😚💢オメオメと突破🔥された‼…後部砲筒‼全門アマテラスの側部に集中砲火🔥‼手傷を負わせ‼」
(ドシュワー🔥🔥🔥🔥)
マッキントッシュは足掻きと取れる行動で後部砲筒によるアマテラス左側面に集中砲火🔥を浴びせた。
(パシューッ💡💡💡)
アマテラスから援護砲撃では無く帰艦命令の信号🚥弾が打ち上げられた、その信号🚥弾を見た保田は呟く。
「んぁ➰😭もう💨裕ちゃん突破🔥出来たんだったら撤退信号🚥じゃ無く援護弾➰‼アタシャこの状況どうすりゃ良い…」
保田が呟く途中右側から攻撃🔥が来る。保田は直ぐに機体を半転させかわす。
「くっ😚こなくそ…💦💦」
そこへシィークから通信が入る。
『保田❗撤退信号🚥らしい…』
『わぁ➰てます😣でもこの状況でどう戻れっての…もう😥』
『つべこべ言わず反転しろ…後は俺がさっきの様に何とかする。』
『し➰ませぇ➰ん😚🙇』
保田はまた機体を反転させアマテラスに向かう、それを多数の統合軍機が追い掛けて来るがシィークが保田の前から来て保田とすれ違いにその部隊に攻撃🔥し進軍を押さえ込む。
しかし多勢に無勢で有った。シィークも囲まれつつアマテラスに帰頭する…
「んぇぇい💢コイツ等しつけぇ💢」
アマテラスと貨客船が中央を突破🔥したのを見たバッカニアの艦艇“シャングリラ”他の船も後退しながら煙幕弾をはり煙幕の中に消えつつ有る。
「お嬢様❗煙幕弾、良好に効いております😃」
「西島、アマテラスは❓」
「はい😃先程統合軍浮遊空母部隊の中央を突破🔥それに合わせ我が社[ビル]の貨客船“キャビン・トレーシ”も海上で突破🔥成功いたしました🙇」
「では、まだ援護の為煙幕弾を張りつつ私達も合流します。潜水艦部隊と準洋艦艇にも打電❗」
「はッ🙇畏まりました🙇」
そこに先に出撃🔥していたレイ達から通信が入る。
『クスミお嬢様❗アマテラスは❓』
『大丈夫です😃安心してください。無事に中央を突破🔥しましたよ➰😃』
『俺達このままアマテラスに着艦して良いですか❓そちらへ戻るより早く向こうへ行けそうです。』
『わかりました…ではレイ君貴方達はそのままアマテラスへ。私達もすぐに合流します。』
『はい😃❗』
レイ達は機体をアマテラスに向ける。
その頃左舷に被弾したアマテラスの居住ブロックではニコライ大尉が住居ブロックに着き陸戦隊員と話しをしている…
「おい‼消化作業急げ…ゲホ😭🔥ゲホ😭🔥…担架‼」
「大丈夫か❓」
「あぁ…た、大尉。御覧の通りです👮」
「避難民達は❓」
「大方は大丈夫ですが…😥シャルロッテ博士が😚」
「博士がどうかしたのか😨⁉」
「はい😥着弾時にお怪我を😚」
「な、何➰⁉それで今は❓」
「先程Doctorの所へ運ばせました👮」
「わ、解った😥ここを頼む。俺はDoctorの所へ行く。それから➰ダメージ・コントロールに一報入れたらブリッジに直接状況報告へ上がってくれ✋」
「アイサー👮」
「このブロックは一旦閉める、避難民達を向こうへ❗」
ニコライ大尉はそう言いDoctorの所へ向かった。
アマテラスの回りに保田達を追ってきた統合軍機が迫る。
「対空機銃座❗撃ち方初め‼」
中澤は保田達の着艦を援護する様に弾幕を張る。
(ドルルル🌀🔥🌀🔥🌀🔥)
(キシュー✈💨)
そこにレイ達が合流し統合軍機に攻撃🔥しながらアマテラスと通信を試みた。
(ガリガリ🔥🔥ザザーッ🔥ピュリ🔥)
『アマテラス❗聞こえますか❓レイです。レイ・アンダーソンです。』
突然アマテラスの正面ディスプレイにレイが映し出された、中澤はびっくりし名前を聞き返した。
『れ、レイ君⁉あ、貴方達まで来てくれたの😲』
『ンハハハ😃中澤さん驚いてる😊』
『当たり前でしょ😲貴方達アイルランドに居たんじゃ…』
『コハルお嬢様がアマテラス救出に向かうのを見て皆➰😃一緒に来ちゃいました😃』
『み😂皆…って😂アナタ…』
『それよりも✋このしつこい統合軍機のゴースト達を片付けちゃいますね😃』
『え❓えぇ…』
中澤は驚いてるままだがレイは通信を切って統合軍機を片付け始めた。保田とシィークは一旦アマテラスに着艦しブリッジに上がりレイ達が来たのを見て👀驚いたのだった。
レイ達がアマテラスに群がる統合軍機を片付けた、レイ達はそのままアマテラスに着艦しブリッジへ上がる。
「艦長さん。お久しぶりです🙇」
「お久しぶりって…貴方達…😂この前まで一緒だったでしょ😂」
「ンヘヘヘ😃…」
「所で➰母さん達は❓避難民はまだ艦に❓」
「え❓…あぁ😥その事なんだけど…」
中澤が言い淀むとミコットが聞き返した。
「博士に何か😨❓」
「ん😃❓大事には至って無いから大丈夫よ…会う❓」
「はい…😥」
「じゃ、Doctorの所へ✋」
「え…⁉艦長さん😨」
「いや😂だから大丈夫✋艦が攻撃🔥を受けた際にちょっと転倒なさって壁に当たり脳震盪を起こされただけで今はもう意識も回復しDoctorの所で休まれてるだけだから😃」
アマテラスとバッカニア達は追撃して来る統合軍を何とか振り切りアフリカ近海まで着き合流をはたしていた。
「母さん‼😨」
「レイ…」
「大丈夫なの😥❓」
「えぇ😃少し転んだだけだから😃…それより貴方✋ラムは❓ちゃんとアイルランドに…」
「い、いや😥バッカニアの船に…」
「え😲‼ラムも来ているの⁉何故…あのままアイルランドに居させなかったの😚私達に応援に来ればそこが戦場になるのよ😥ラムは貴方と違いあの兵器を扱える分けじゃないのだから…母さんとしてはアイルランドに残ってて欲しかったのに😥」
「でも…母さん…ラムは心配してて😥」
「本当に貴方達は😔」
そこにラムがシャングリラからアマテラスに乗り移り直ぐにDoctorの部屋に来た。
(ウィ➰ン🔥)
「母さん😚‼…だ、大丈夫なのね😭」
「ラム😥…貴女まで出てきてどうするの😣何故アイルランドに残って無かったの❓」
「だって…母さんが心配で…😥」
「ラム😣私が何の為に貴女達と別行動したのか解って居るの❓」
「わ、分かってる‼母さん達は国連に言ってL11サイトで起こった“真実”を伝えに…」
ラムは少々怒った顔の母親👵に言い訳の様な言い方で答えた。
「それが分かって居て何故貴女がレイと一緒に来たの😣貴女はアイルランドに残ってて欲しかっわ…母さん…」
ラムはそう母親👵に言われたがバツの悪そうな顔に成りながら母親👵を見つめる。
「ま😃…来ちゃったのならしょうがない😊クスミさんやレイ達の迷惑に成らない様にしなさいね😊」
ラムは見つめて居た母親👵の顔から笑顔が見えたので少し涙を浮かべ短く言い抱き合う為に飛びついた。
「お母さん😢…」
そこに中澤とバッカニア・プリンセスのクスミ、アイルランド自治軍の指揮官達も博士の居るDoctorの部屋にやってきた。
(ウィ➰ン🔥)
「シャルロッテ博士」
「あ、艦長さん…それにお嬢様😃」
「御無事で何よりですわ😊博士😃」
クスミとシャルロッテが会話をした所に中澤が割って入る。
「博士、お分かりの様にやはり統合軍は我々を抹殺しL11サイトでの事を揉み消す様です。」
「えぇ…😥」
「これから我々がジュネーブに近づくに連れて戦闘は激化して行きます…しかしこのまま避難民達を引き連れての戦闘はやはり無理です😥」
「艦長さん…」
「したがって…」
中澤は言いかけクスミを見る👀
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