'*,+アナタに送る物語り+'*,
安価で物語りを作ろうず!
文字数は長くて50文字位でよろしこ!
そろそろジングルベーだねw
(σ゚👅´ )
>> 145
ξ*゚⊿゚)ξ
「何かドキドキする」
川°ー°)
「向こうでナンパでもするのか?」
从;'ー'从
「そんな気分…
その時、VIPトンネルの中間辺りに、虹色のオーロラが現れた。
一同
「おお、凄え~」
[その石を、返せ~]
低く唸るような声の主
[我が名は、玉露茶房なり~石を返せ~]
一同
「ギャー出た~」
[壁]_;)
「お願いします、身体取り戻したら必ず返します、それまで待ってください」
(*^-^)ノ
「うん、良いよ~気を付けて行ってらっしゃい~」
( ̄◇ ̄;)へっ
良いのかな?
ツンが持っていた石が光り中から若い侍が飛び出してきた。
「待て~い、我こそは草加千兵江が一子、草加十兵江なり、拙者が此処でくい止めいたす、先に行かれよ」
茶房
「べつに止めてないから行って良いよ」
くう
「なるほど、お茶とセンベエか、羊羹も付かないかなWWW」
十兵江
「何故その名を、拙者草加十兵江羊羹と申す」
くう
「受ける~www」
ツン
「くう止めなよ、行こ行こう、べつに誰も死なないしwww」
一同が扉を抜けて閉まりそうになった瞬間、二人の侍も石に吸い込まれるように光りの中に消え去った。
>> 153
ギャー~ドカン💥ゴロゴロ~~~
ツン
「イッタア~、ちょっとあんた達幽霊のクセに何やってのよ~」
十兵江
「こ、これはどうした事だ実体が有るでござる」
茶房
「痛たたた、年寄りを大事にせんかい」
十兵江
「茶房、此処で会ったが百、2百エエイどうでも良いわ、父の仇尋常に勝負いたせい」
茶房
「若いの待たれよ、そちの勘違いじゃわい、わしはそなたの父が行き倒れておったのを介抱したまでじゃ、結局は助からなんだがの」
十兵江
「そ、そんな馬鹿な、それがしこれからどうすれば良いのじゃ」
茶房
「それなら頼みを聞いてくれんかな、此処はわしの心が作ったサムライワールドじゃ。最初は誰もおらん静かな所じゃった
しかし、不遜な輩がいつの間にか入り込んで、この世界は荒れておる、お嬢さん方のボディーガード兼、漂流者を見つけて知らせてはくれんか、わしはこちらの扉を守らねばならん」
くう
「じいさん、なかなかハイカラじゃんwww」
茶房
「テレビぐらい視とるわい」
>> 156
ξ;゚⊿゚)ξ「えっ!私?」
(;*゚ー゚)「ツンどゆ事?」
十兵衛「そなたが?!それは まことか?」
从;'ー'从「誰かに間違われてるとか…」
川 ゜-゚)「ナ~イス!コイツラにも協力してもらおうぜ」
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっと何言ってんの」
川 ゜-゚)「いいから、いいから」
そして くぅは
侍達に向かって話し始めた
川 ゜-゚)「我らは姫の共の者である…」
《つづく》
- << 161 しい 「十兵江さん、手を触らせて」 十兵江 「しい殿、このような時に、いかような訳でござるか」 しい 「いいから、早く💢」 しいが十兵江の手を握って侍達を見ると、4人の作業服を着たおじさんだった。 しい 「この人達、この世界に感化されて侍になってるのよ」 渡部 「茶房さんに連絡ね」 渡部は石に話しかけた。 くう 「なんだよ~人手増えた方が楽じゃん」 ツン 「これ以上話をややこしくしないでくれる」 くう 「分かったよ、連絡どうぞ」 渡部 「おじいちゃん、迎えに来てくれる~」 茶房 「呼ばれて飛び出て、誰がおじいちゃんじゃ💢」 くう 「便利だな~www」 しい 「十兵江さん、この人達の侍の意識を切り離して」 十兵江 「しからば御免」 茶房が4人の作業員をトンネルの外に連れだした。 ツン 「これにて一件落着」 くう 「遠山の金さんかよ、そう言えばこんちゃんの名字って」 一同 「草加❗」 (;-_-)=3ダジャレかよ。
>> 157
ξ;゚⊿゚)ξ「えっ!私?」
(;*゚ー゚)「ツンどゆ事?」
十兵衛「そなたが?!それは まことか?」
从;'ー…
しい
「十兵江さん、手を触らせて」
十兵江
「しい殿、このような時に、いかような訳でござるか」
しい
「いいから、早く💢」
しいが十兵江の手を握って侍達を見ると、4人の作業服を着たおじさんだった。
しい
「この人達、この世界に感化されて侍になってるのよ」
渡部
「茶房さんに連絡ね」
渡部は石に話しかけた。
くう
「なんだよ~人手増えた方が楽じゃん」
ツン
「これ以上話をややこしくしないでくれる」
くう
「分かったよ、連絡どうぞ」
渡部
「おじいちゃん、迎えに来てくれる~」
茶房
「呼ばれて飛び出て、誰がおじいちゃんじゃ💢」
くう
「便利だな~www」
しい
「十兵江さん、この人達の侍の意識を切り離して」
十兵江
「しからば御免」
茶房が4人の作業員をトンネルの外に連れだした。
ツン
「これにて一件落着」
くう
「遠山の金さんかよ、そう言えばこんちゃんの名字って」
一同
「草加❗」
(;-_-)=3ダジャレかよ。
- << 164 ξ;゚⊿゚)ξ「ねぇ、ふと思ったんだけど」 (;*゚ー゚)「ツン、何?」 ξ;゚⊿゚)ξ「コンちゃんに石を返せば私達苦労しなくてもよかったんじゃない?」 川 `Д´)「今更言っても遅いわ!」 (;*゚ー゚)「もう引き返せないよ」 从;'ー'从「だよね…」 《つづく》
>> 161
しい
「十兵江さん、手を触らせて」
十兵江
「しい殿、このような時に、いかような訳でござるか」
しい
「いいから、早く💢」
しい…
ξ;゚⊿゚)ξ「ねぇ、ふと思ったんだけど」
(;*゚ー゚)「ツン、何?」
ξ;゚⊿゚)ξ「コンちゃんに石を返せば私達苦労しなくてもよかったんじゃない?」
川 `Д´)「今更言っても遅いわ!」
(;*゚ー゚)「もう引き返せないよ」
从;'ー'从「だよね…」
《つづく》
- << 168 くう 「ところでさ、さっきの侍何か言いたそうだったよね」 ツン 「そうだね、問答無用で現実に返したけど無理やりだったな~」 渡部 「ツンにそっくりの姫様って気になった」 しい 「私も自分の能力にびっくりして後先考える前にお願いしちゃった」 くう 「辻斬りの遣り口だな~www」 十兵衛 「失敬な❗拙者は人助けをしたまででござる」 [壁]_-) 「私の身体の情報も欲しいよね」 ツン 「もしかしたらひと月前に家出した妹かも知れない、クロちゃんもいないし」 くう 「あの、可愛げの無いムスッとした猫❗」 しい 「VIPトンネルの漂流者かもよ」 渡部 「とりあえず、次誰かに出会ったら話聞いてから行動しようよ」 十兵衛 「それがしもその方が良いでござる、この世界で繋がった絆を訳も聞かずに断ち切るには忍びないでござる」 くう 「なんか、面白い話無い?」 一同⁉💢
>> 164
ξ;゚⊿゚)ξ「ねぇ、ふと思ったんだけど」
(;*゚ー゚)「ツン、何?」
ξ;゚⊿゚)ξ「コンちゃんに石を返せば私達苦労しなくてもよ…
くう
「ところでさ、さっきの侍何か言いたそうだったよね」
ツン
「そうだね、問答無用で現実に返したけど無理やりだったな~」
渡部
「ツンにそっくりの姫様って気になった」
しい
「私も自分の能力にびっくりして後先考える前にお願いしちゃった」
くう
「辻斬りの遣り口だな~www」
十兵衛
「失敬な❗拙者は人助けをしたまででござる」
[壁]_-)
「私の身体の情報も欲しいよね」
ツン
「もしかしたらひと月前に家出した妹かも知れない、クロちゃんもいないし」
くう
「あの、可愛げの無いムスッとした猫❗」
しい
「VIPトンネルの漂流者かもよ」
渡部
「とりあえず、次誰かに出会ったら話聞いてから行動しようよ」
十兵衛
「それがしもその方が良いでござる、この世界で繋がった絆を訳も聞かずに断ち切るには忍びないでござる」
くう
「なんか、面白い話無い?」
一同⁉💢
- << 170 ツン 「面白いと言うかさ、いつだったか私ソファーに居たのにクロがテレビ見ながら変な事始めたのよ」 くう 「何か芸でも始めたかwww」 しい 「くう話聞きなさいよ」 渡部 「それで?」 ツン 「ダンス…」 え? 「マルモリダンス始めたのよ」 くう ヽ(≧▽≦)/ギャハハハハ面白れ~ ツン 「リアルに想像力働かせよ、笑えるか?」 ( ̄◇ ̄;)なるほど。 ツン 「私と目が合った瞬間恥ずかしそうに部屋を出たわ」 くう 「そこは、笑える」 十兵衛 「年を取った猫が化ける話を拙者も聞いた事があるでござる」 渡部 「この世界でクロちゃんに何か起きてるのかな?」
>> 168
くう
「ところでさ、さっきの侍何か言いたそうだったよね」
ツン
「そうだね、問答無用で現実に返したけど無理やりだったな~」
渡部
…
ツン
「面白いと言うかさ、いつだったか私ソファーに居たのにクロがテレビ見ながら変な事始めたのよ」
くう
「何か芸でも始めたかwww」
しい
「くう話聞きなさいよ」
渡部
「それで?」
ツン
「ダンス…」
え?
「マルモリダンス始めたのよ」
くう
ヽ(≧▽≦)/ギャハハハハ面白れ~
ツン
「リアルに想像力働かせよ、笑えるか?」
( ̄◇ ̄;)なるほど。
ツン
「私と目が合った瞬間恥ずかしそうに部屋を出たわ」
くう
「そこは、笑える」
十兵衛
「年を取った猫が化ける話を拙者も聞いた事があるでござる」
渡部
「この世界でクロちゃんに何か起きてるのかな?」
>> 170
マル・マル♪
Λ_Λ
(´・ω・)
(( /つこノ ))
しーJ
モリ・モリ♪
(( /)_(\ ))
((・ω・`))
ヽ /
しーJ
みんなたべ~るよ
Λ_Λ
(´・ω・)
(( ヽ∩∩ノ ))
しーJ
ツル・ツル♪
Λ_Λ
(´・ω・)
((と ノつ))
しーJ
テカ・テカ♪
Λ_Λ
((∩・ω・∩))
ヽ ノ
しーJ
あ し た も
/∩Λ_Λ∩ヽ
( |(・ω・`)ノ |
\ / / ノ
しーJ
〈 ワン! 〉
Λ_Λ
(-ω-`)
(ニZニ)
しーJ
晴れるかなー♪
Λ_Λ
(・ω・`/)
<| /
しーJ
\_______/
○
o
川°ー°)
「🎶シャバダバ、シャバダバデュワ」
从;'ー'从
「想像したな」
(*'ー')
「良く、出来ました」
>> 171
ひと月前のVIPトンネルで、何があったのか……。
ツンの妹舞子は猫を抱いて散歩中に、ここVIPトンネルで男達三人組に拉致されようとしていた。
一人は赤い髪、一人は金髪、もう一人はアフロ男だ。
赤い髪
「よう、姉ちゃんあんまり男を舐めると痛い目に会うぜ」
舞子
「何よ、騙される方が馬鹿なのよ」
アフロ
「こいつ反省してねえな」
金髪
「兄貴、遣りましょうや」
赤髪
「待て、外は人目につく車に拉致しようぜ」
舞子
「いや、誰か!助けて!」
赤髪
「うるせえ、やっちまえ!」
舞子の腕に抱かれていた猫がアフロヘアーに飛び交った。
フギャー!
アフロ
「うわ、なんだこいつ、兄貴助けてくれよ!」
金髪
「何、やってんだ馬鹿」
金髪は猫を掴むと壁に、叩きつけた。
そのままグッタリとしてクロは動かなくなった。
舞子
「クロー、イヤー!」
>> 172
アフロ
「まさか、死んだのか?」
金髪
「うるせえ、猫ぐらいでビビってんじゃねえ」
赤髪
「舞子!お前が悪いんだぜ、俺達をコケにした罰だよ、その身体で払ってもらうぜ」
舞子
「イヤよ、触らないで、あっち行け!馬鹿」
絶対絶命のなかVIPトンネルが、虹色の光に包まれた。
頭の中で鐘が鳴り響くような衝撃だった。
男達と舞子が飛ばされた所は、時代劇のセットのような場所だった。
全員が気を失っていた。
ただし黒豹のような動物を除いては……。
黒豹は、舞子を背中に乗せると出来るだけこの場所を離れるように走り去った。
後に残った男達はしばらく呆気ない顔をしていたがやがてサムライワールドの気に取り込まれていった。
>> 173
ツン達一行が、しばらく歩いているとのどかな村が見えて来た。
ツン
「こんな所に村があるよ」
くう
「そういえばなんか腹減ったな」
渡部
「この世界の食べ物食べて大丈夫なの?」
しい
「現実の世界と時間の流れが一緒なんだから大丈夫じゃないかな」
[壁]_-)
「私の身体はどうなんだろう、半年は経ってるけど無事だからこの身体はエネルギー体のままなのよね」
十兵衛
「村の者に話を聞くで、ござるか」
一行は、村の入り口で小さな祠を見つけた。
中には、地蔵尊が祀っていた。
しい
「あれ!このお地蔵さん茶房さんにそっくりだよ」
その時だった。
茶房
「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん」
くう
「呼んでねえよってかいきなり出るな!びっくりするだろ」
茶房
「許してチョンマゲ、それわし専用のターミナルセンターね」
十兵衛
「なんかイラッとしたでござる💢」
茶房
「まあまあ、これからわしの話を聞け」
>> 175
茶房
「あれは、戦争が激しくなり防空壕を作る事になった頃じゃ、いずれは軍事車両を通すつもりでかなり頑丈に作られた防空壕、それがここVIPトンネルの前身じゃ」
渡部
「人間って戦争ばかりしてるよね」
茶房
「その通りじゃ、この近くに住んでた集落も空襲にあい、村人が全員避難してきたんじゃ、じゃが思いの他激しい爆撃でな、防空壕が今にも崩れ落ちる限界じゃった、わしは我慢ならなんだのじゃ、戦で迷惑するのはいつも農民じゃ彼らをこのまま見殺しにしたらいかんと強く念じた時じゃ、わしの作った世界への扉が開いたのじゃ、初めての漂流者は終戦前の村人達なんじゃよ」
しいや渡部くうやツンは泣いていた。
十兵衛は顔をくしゃくしゃにして泣いていた。
十兵衛
「拙者が間違っていたでござる、こんな良い人を仇呼ばわりしていたとはすまぬ茶房殿!」
十兵衛は頭を上げる事ができなかった。
- << 178 茶房 「もう良い、頭を上げてくだされ十兵衛殿」 十兵衛 「かたじけない」 茶房 「この場所から中心地に行けば、お城がある、麒麟城と呼ばれておる、そこに舞姫と呼ばれた姫がいて時々城を抜け出しておるようじゃ、詳しい話は村人に聞いてくだされ」 一同 「舞子ちゃん!」
>> 179
村人の長が出迎えてくれた。
「のどか村へようこそ、わしは村長の長平ですじゃ、茶房殿から話は聞いておる、ゆっくりしてください」
長平の屋敷で囲炉裏を囲み舌鼓を打ちながら話を聞いた。
ツン
「ねえ、長平さん、最近化け猫の噂とか聞いてないかな」
長平
「そうじゃのう、村人が襲われた話は聞いてないが、侍が襲われたと聞いておる」
ツン
「それで襲われた侍は死んだの」
くう
「この世界で死んだらどうなるんだ?」
しい
「時間の流れが同じならやっぱり死ぬんじゃないの」
渡部
「茶房さん、小出しでしか情報くれないね、私気になった事があるんだけど」
ツン
「麒麟て風水に関係してるんじゃないかな」
くう
「ビールか?飲みたいな」
ツン
「ちょっと黙れ!」
渡部
「風水で麒麟は黄竜、土地を守る聖獣よ、四方東西南北にそれぞれ聖獣が居るはずよ」
長平
「お前さん、なかなか詳しいな、まさにその通りじゃ、城は5つ、北は玄武城、南は朱雀城、西は白虎城、東に青竜城があり権力の取り合いをしとるよ、わしらと一緒にこちらに来た軍人達じゃ、馬鹿たれどもが」
ツン
「その城のどれかに喪女さんの身体があるかも知れないよ、聖獣の力で保存されてるかも」
[壁]_;)
「私、帰れるの?嬉しい!」
くう
「そもそも何で喪女さん、身体残してきたの?こちらで誰かに襲われたとか」
[壁]_-)
「よく覚えてないの、身体に会えたら思い出すかも」
一同はその晩宿を借り過ごした。
- << 183 朝を迎えた一行は、麒麟城を目指す事にした。 十兵衛 「それでは、長平殿世話になった、必ずこの世界を荒らす輩を懲らしめてくるでござるよ」 長平 「ああ、ちょっと待ちなさい、これは御守りじゃ皆さん持っていきなされ」 十兵衛 「これは根付でござるな、なかなか風流でござるな、かたじけない」 ツン 「根付って何」 渡部 「昔の香水みたいな物よ、私達なら携帯ストラップにぴったりね」 くう 「ツンは色気無いからなwww」 ツン 「うるさい✋💥」 しい 「それじゃ、どうもありがとうございました」 長平 「気を付けてな」 見送った長平の後ろから茶房が出てきた。 茶房 「これからが大変じゃな」 長平 「御守りぐらい自分で渡せば良いものを、照れる年でもなかろう」 茶房 「化け猫に効けば良いがの」 長平 「話合わせろ~」
>> 180
村人の長が出迎えてくれた。
「のどか村へようこそ、わしは村長の長平ですじゃ、茶房殿から話は聞いておる、ゆっくりしてください」
長平の…
朝を迎えた一行は、麒麟城を目指す事にした。
十兵衛
「それでは、長平殿世話になった、必ずこの世界を荒らす輩を懲らしめてくるでござるよ」
長平
「ああ、ちょっと待ちなさい、これは御守りじゃ皆さん持っていきなされ」
十兵衛
「これは根付でござるな、なかなか風流でござるな、かたじけない」
ツン
「根付って何」
渡部
「昔の香水みたいな物よ、私達なら携帯ストラップにぴったりね」
くう
「ツンは色気無いからなwww」
ツン
「うるさい✋💥」
しい
「それじゃ、どうもありがとうございました」
長平
「気を付けてな」
見送った長平の後ろから茶房が出てきた。
茶房
「これからが大変じゃな」
長平
「御守りぐらい自分で渡せば良いものを、照れる年でもなかろう」
茶房
「化け猫に効けば良いがの」
長平
「話合わせろ~」
>> 183
麒麟城へ向かう一行は、道端で倒れている侍を発見した。
十兵衛
「まだ、息はある、しっかりなされよ」
侍
「猫が、ば、化け猫が……」
そこで気絶した。
しい
「十兵衛さん、この人も漂流者よ、今なら間に合うわ」
十兵衛
「現実界に戻り、余生を生きられよ」
十兵衛が侍の記憶を切り離すと茶房が現れ連れていった。
茶房
「やれやれ忙しいのう」
十兵衛
「しい殿、帰れる身体とそうでない身体の違いは何でござるか?」
しい
「時間の経過よ、VIPトンネルになってからの漂流者なら帰れる身体があるわ、防空壕の時に漂流した人は身体が無いの、多分軍人さん達は聖獣の霊力で存在しているのよ」
くう
「だよな、のどか村の人は老人ばかり、みんな子供か赤ちゃんだったんだろうな」
十兵衛
「時を越えて永遠に生きる事は自然の摂理に反しているでござる」
渡部
「そういえば十兵衛さんの本当の年っていくつなの、何百年とかじゃなくて死んだ時の年?」
十兵衛
「拙者、見た目は若い身体をしているでござるが大往生で亡くなってるでござるよ、妻と息子に看取られて最後を迎えたでござる、しかし魂は何故か石に封印され目覚めたらそなた達に出会ったでござる」
ツン
「それで、草加家が続いた訳だ」
くう
「んで、こいつが盗んだwww」
ツン
「その話は、やめて!」
>> 188
黒豹が飛び降りると、同時に十兵衛は外から紐を引いた。
メキメキっと周りの家の柱が折れて黒豹は砂埃に包まれた。
ほどなくして砂埃が落ち着いた所に身体をがんじがらめに縛られた黒豹がいた。
十兵衛
「へへ、召しとったり~」
黒豹に十兵衛が足を掛けた。
舞子
「ええい、クロ!だらしないよ」
十兵衛は油断していた。
死角になっている後ろ足は、紐を踏んでいた。
爪を立てると、紐が切れ黒豹は起き上がった。
十兵衛はもんどり打って尻餅をつくと、黒豹に両手両足を押さえ込まれた。
十兵衛
「まずいでござるな」
今にも喉仏に食い付かんと、黒豹が顔を近づけてきた。
十兵衛の額に汗が光る。
>> 191
舞子を介抱している所へ
ヤンキー風の侍が三人やって来た。
赤髪、金髪、アフロを無理やりちょんまげにした男達だ。
くう
「何だ、あれ笑える~www」
赤髪
「オイオイ、女の子が5人も揃ってんぜ、今夜はハーレムかい、へへ」
金髪
「兄貴、寝てる女、舞子だぜ」
アフロ
「やっと会えたね~子猫ちゃん」
ツン
「どうやら、彼らのようね」
しい
「女の敵は許さないわ」
渡部
「ターゲット、ロックオン」
くう
「ボコボコにしてやんよ!」
ヤンキー侍
「はーい、カワイコちゃん達、遊ばない」
ドカッボコッバコッ
………。
しい
「死んだかな?」
渡部
「茶房さん、出番ですよ」
茶房
「気持ちは分かるがやり過ぎじゃ」
とりあえず三人連れていった。
>> 192
ツン
「舞子、起きて、全部終わったよ」
舞子
「お姉ちゃん、私どうしたの」
ツン
「ちょっと悪い夢を見てただけよ」
しい
「あのさ、クロの事なんだけどね」
舞子
「そうだ!クロ元気なの?」
渡部
「元気と言うか、元に戻ったよ」
ツン
「舞子、お姉ちゃん達は大事な用事があるからまだ帰れないの、お父さん、お母さんには上手くごまかして」
舞子
「クロも、連れて帰るね」
しい
「それが、無理なの、クロはねVIPトンネルで死んだの、あなたを守りたい一心でこの世界に来て助けていたのよ、あなたの為なら化け猫になってでも守ったのよ」
舞子
「そんな、嫌イヤよウワーッ」
猫に戻ったクロが、舞子の頬を舐める。
舞子
「クロちゃん、ゴメンね、身体はきちんと埋葬するね」
茶房
「行こうかの」
クロを残し舞子は現実界へと帰っていった。
- << 195 [壁]_-) あの……私の事、忘れてない? ツン 「そうそう、身体探してたんだっけ」 くう 「忘れてたのかよwww」 しい 「大丈夫よ、舞子ちゃんに聞いてるよ」 渡部に 「いつの間に!」 しいの話では、麒麟城の城主は、自分を黄竜と名乗り、舞子が現れた時も別に驚く様子もなく、受け入れたらしい。 半年前にも誰かを保護叉は監禁なのかわからないが、奥の部屋には城主以外近づけない様子。 十兵衛 「それなら話は、早い城主に掛け合おう、話せば分かって貰えるでござるよ」 渡部 「そんなに簡単じゃ無いと思います、誰も近づけないのはやましい心があって秘密を知られないようにする為かも知れないよ」 [壁]_-) 「私一人で見ようにも、ここから見えてる城は特別な霊気に守られてるような感じがするわ」 十兵衛 「聖獣に守られた城か、考えていても仕方ない、行動あるのみでござる」 くう 「しいってば、時々凄いな、忍者並みの情報収集だなwww」 ツン 「あんたは、黙ってて、さあ行くよ」 一行は女4人に侍一人、幽霊と猫と言う、なんとも奇妙な取り合わせで、麒麟城へと向かった。
>> 193
ツン
「舞子、起きて、全部終わったよ」
舞子
「お姉ちゃん、私どうしたの」
ツン
「ちょっと悪い夢を見てただけよ」
しい
「あ…
[壁]_-)
あの……私の事、忘れてない?
ツン
「そうそう、身体探してたんだっけ」
くう
「忘れてたのかよwww」
しい
「大丈夫よ、舞子ちゃんに聞いてるよ」
渡部に
「いつの間に!」
しいの話では、麒麟城の城主は、自分を黄竜と名乗り、舞子が現れた時も別に驚く様子もなく、受け入れたらしい。
半年前にも誰かを保護叉は監禁なのかわからないが、奥の部屋には城主以外近づけない様子。
十兵衛
「それなら話は、早い城主に掛け合おう、話せば分かって貰えるでござるよ」
渡部
「そんなに簡単じゃ無いと思います、誰も近づけないのはやましい心があって秘密を知られないようにする為かも知れないよ」
[壁]_-)
「私一人で見ようにも、ここから見えてる城は特別な霊気に守られてるような感じがするわ」
十兵衛
「聖獣に守られた城か、考えていても仕方ない、行動あるのみでござる」
くう
「しいってば、時々凄いな、忍者並みの情報収集だなwww」
ツン
「あんたは、黙ってて、さあ行くよ」
一行は女4人に侍一人、幽霊と猫と言う、なんとも奇妙な取り合わせで、麒麟城へと向かった。
>> 195
麒麟城の前に着くと、門番が、立っていた。
しい
「この人達は、二等兵よ」
足軽姿の門番が、一行を止めた。
門番
「何用じゃ、部外者は出入りする事、まかりならん」
十兵衛
「拙者は、草加せんべいが一子、草加十兵衛と申す、どうか城主にお目通り願いたい」
門番
「しばし、ここで待たれよ、取り次ぎいたす」
半時ほど待たされた後、門が開いた。
門番
「お入りくたされ、ただし刀は、預からせて頂く」
ツン
「刀は、武士の魂よ!冗談じゃないわ!」
十兵衛
「ツン殿良いのじゃ、何も斬り合いに行く訳ではござらぬ、ではこうしよう、ツン、くう、しい、渡部殿は外でお待ちくだされ、刀を守ってくだされ」
ツン
「分かったわ、十兵衛さん、死なないでね」
十兵衛は懐にクロを抱き、喪女と中へ入っていった。
しい
「大丈夫よね、十兵衛さんは強いわ!」
祈るような気持ちで、見送った。
- << 199 十兵衛 「喪女殿、霊気が辛いのであろう、拙者の身体に入られよ、遠慮は無用じゃ」 [壁]_。#) 「はい、ありがとうございます」 (ここからは、中から話ます、十兵衛さんも口に出さないで思ってください) 十兵衛 (これで良いのじゃな) (#^.^#) その頃ツン達は…… くう 「さて、一仕事するか」 渡部 「何かするの?」 くう 「ただ、ボケーッと待つのは性格に合わないからな」 ツン 「移動手段と食料ね」 しい 「武器も積むの?」 くう 「イヤ、必要無いな、私達には使えないし、十兵衛さんも刀以外は使わないだろうしな」 しい 「良かった、人を傷つける事は、しなくて良いのね」 ツン 「腕力はたまに…ね💕」 くう 「んじゃ、渡部としいは食料な、ツンと私は車を探してくる」 ツン 「あるかな?」 くう 「軍のジープが隠してあるだろ、ツン得意分野だよな」 ツン 「あんた、しつこいよ💢」 こうしてそれぞれが盗みもとい調達に別れた。
>> 196
麒麟城の前に着くと、門番が、立っていた。
しい
「この人達は、二等兵よ」
足軽姿の門番が、一行を止めた。
門番
「何用じゃ、部外者…
十兵衛
「喪女殿、霊気が辛いのであろう、拙者の身体に入られよ、遠慮は無用じゃ」
[壁]_。#)
「はい、ありがとうございます」
(ここからは、中から話ます、十兵衛さんも口に出さないで思ってください)
十兵衛
(これで良いのじゃな)
(#^.^#)
その頃ツン達は……
くう
「さて、一仕事するか」
渡部
「何かするの?」
くう
「ただ、ボケーッと待つのは性格に合わないからな」
ツン
「移動手段と食料ね」
しい
「武器も積むの?」
くう
「イヤ、必要無いな、私達には使えないし、十兵衛さんも刀以外は使わないだろうしな」
しい
「良かった、人を傷つける事は、しなくて良いのね」
ツン
「腕力はたまに…ね💕」
くう
「んじゃ、渡部としいは食料な、ツンと私は車を探してくる」
ツン
「あるかな?」
くう
「軍のジープが隠してあるだろ、ツン得意分野だよな」
ツン
「あんた、しつこいよ💢」
こうしてそれぞれが盗みもとい調達に別れた。
>> 199
麒麟城食料倉へ着いた渡部としいは見張り一人で座っている所へ、近づいた。
渡部
「だ~れだ」
後ろから渡部が目隠しした。
とっさの事に驚いた見張りだが、女の子の手と声に嬉しそうに応えた。
見張り
「え~誰かな~へへへ」
前からしいが見張りの股間を、蹴り上げた。
しい
「ごめんなさい!」
( ̄◇ ̄;)書いてる方も
キュッとなる。
食料倉へ侵入した二人は米と芋と缶詰めを調達した。
渡部
「しい、缶切りはどうすんの?」
しい
「大丈夫よ、剣の達人がいるから」
十兵衛
「へっくし」
- << 201 ツンとくうは、武器倉庫に着くと、二人の見張りに近づいて同時に、肩を叩いた。 二人の見張りがそれぞれ外を向いた瞬間、顔を腫らして人形のように倒れ込んだ。 ツン 「あんたねえ、少しは手加減しなさいよ」 くう 「お前にだけは言わせ無い」 こうして倉庫からジープとガソリンを調達した。 くう 「ここが、本物の江戸時代なら、まず手に入らないなwww」 ツン 「そのかわり、無線連絡されたら後、動きにくいよ」 くう 「こいつらに信頼関係が出来てたらなwww」
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