'*,+アナタに送る物語り+'*,

皆さん、お疲れ様です。
アラサーと引きこもりニートの恋模様。

どうなる！

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>> 350 ｢君さ～覚えて無いの？｣ ｢何の事？｣ ｢ごきぶり！｣ ｢嫌～！ごきぶり嫌い！｣ ｢それで君が叫んでドアをノックしたら出… 今度は小夜子に、抱きついてきた。
｢ちょっと待って、まだそう言う事する時間じゃない｣
｢キャー、女の人に抱きついてる～｣

すぐに離れて謝った。
｢本当にもうご免なさい、僕虫が駄目なんです｣

小夜子はこんな反応を見るとイタズラしたくなるようです。
輪ゴムを丸めて投げてよこした。
｢嫌～！虫駄目～！｣

右往左往する様子を見ながら笑いこけた。

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>> 352
｢もう～本当にヒドイ～プンプン｣

小夜子は目が点になった。
｢君さ～ちょっとおネエ入ってるよね｣

｢やだ～そう言う事言わないの｣

小夜子は確信した。
草食男子どころじゃないと。

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>> 353
(何なんだ～このオカマは～)
小夜子はすっかり予定が狂ってしまった。

｢君さ、女の身体に興味あるの？｣

｢ありません！可愛い男の子なら付き合っても良いかな～｣

露骨におネエぶりを発揮するニートに引いた。

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>> 354
翌日、ニート君がバイトしていた頃の先輩が訪ねて来た。

これがまた中々のイケメンで私とタメじゃないの～ヨダレ出る～🎵
後は独身者で女の身体に興味有りだと良いなあ～🎵

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>> 355
何故か後輩が世話になったと、私に挨拶して来た。
｢どうも、後輩がお世話になりありがとうございました｣

爽やかなイケメンは、私に握手とハグして来た。
｢やだ～｣
言いながら笑ってた。

多田誠一、君はただ者ではない。

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>> 356
都合良すぎとか言わないでね。
お互いに気に入ったからメアド交換して付き合おうって事になったのよ。

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[我が輩はにゃおである]

我が輩はにゃおである、ハンネはまだ無い。

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春はあけぼの

春巻きは、揚げ物。

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サオ握り

シコる額に

汗にじむ。

暖かくなってきたね。

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アェッオオォォオン!!

見上げるとそれは、ビルの高さほどもある巨大な生物だった。

｢チクショウあいつ滅茶苦茶にしやがって｣

｢本当に非道い事しますね｣

｢我慢できないからって垂れ流しだよ！｣

｢臭い消し良かったらどうぞ｣

｢クソ!!｣

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くうちゃん

おいで

いや

おいで

いや

走る？

どこ？

このシマ

このシマ？

いいよ！

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呉璽羅(ゴジラ)
破壊神の容赦ない攻撃に人類はついに核兵器の使用を決定した。

日本が三度目の核兵器実験の場所として使われるのか？

死を超越した存在は、静かに眠っていた。

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シン･ゴジラに使われたヤシオリ作戦とは？

古事記にあるスサノオがヤマタノオロチを退治する時に使った酒の名前です。
ゴジラをヤマタノオロチに例えたんですね。

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お酒を飲むとヤマタのオロチは眠ってしまいます。

草薙の剣を振りかざし隙を与え、様子を見ます。

しかし目覚めたヤマタのオロチの火炎放射はとどまるところを知りません。

• << 368 ✨ラキーン ｢変身、とおー❗｣ 仮面ライダースサノオ♪ ｢スサノオキック👣💨｣ ボカーン⚡ こうしてヤマタノオロチはスサノオに退治されますた。🎵 メデタシメデタシ。

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天叢雲剣と草薙剣は同じか？

一説によるとスサノオがヤマタノオロチを退治して尻尾から取り出したのが天叢雲剣と呼ばれている。
その後ヤマトタケルが地方の豪族に取り入って女装して親分に近づいて見事暗殺に成功し、逃げる時に芦原の中に隠れている所を、火にかけられ逃げ道を作る為に草を凪ぎ払ったのが草薙剣と呼ばれている。
この二つの剣、同じだと言う説と違うと言う説があります。

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>> 366
ちなみに、叢(むらくも)この漢字。
単体だと叢(そう)と言う。
草むらと言う意味です。

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>> 365 お酒を飲むとヤマタのオロチは眠ってしまいます。 草薙の剣を振りかざし隙を与え、様子を見ます。 しかし目覚めたヤマタのオロチの…
✨ラキーン

｢変身、とおー❗｣

仮面ライダースサノオ♪
｢スサノオキック👣💨｣

ボカーン⚡

こうしてヤマタノオロチはスサノオに退治されますた。🎵

メデタシメデタシ。

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八塩折の酒、インターネットで注文できます。
やしおりとは、八回しおり、つまり本来水で仕込む酒を八回酒で仕込んだのが八塩折の酒です。
濃厚な酒です。

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八岐大蛇の尾は何本だったのか？
偶数ならどの尾から天叢雲剣が出たのか？

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一つの身体に八本の首
八本の尾。
目は赤く、血は煮えたぎり、山を尾根をまたぐ大きな身体を持つ。
天叢雲剣は尾の近く胴体を裂いて取り出したと言われている。

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日本の神話。

そのルーツは中国の影響を受けているようです。

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雪女

抱いてあそこが

シモヤケに。🎵

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｢ねえねえ、雪女ってさあ、そんな薄着で寒くないの？｣

｢あんたが寒がりなのよ雪男のくせに！｣

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イザナギ(男)とイザナミ(女)が泥沼のような海を矛(ほこ)でつついて日本の島が出来た事になっている。
ちなみに北海道はこの時出てこない。

ウェゲナーのプレート理論によると、地球は巨大な大陸パンゲアが分かれて現在の形になったようです。
日本もしかり、縄文時代を無視して日本は語れません。
稗田阿礼、太安万呂の口授で書かれた古事記は、その後江戸時代に本居宣長によって再編纂されました。
神話の真実って何でしょうね。

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ギリシャ神話に星座の話はよく出てきます。

それは地球から見える星の形であって銀河系をいろんな方向から見たらまったく違う形になります。
ちなみに太陽を白血球の大きさに例えると銀河系の大きさは北米大陸ぐらいになります。

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時代も星も違っても変わらない真実があるとすれば、知的生命体の心では無いでしょうか？
他者を思いやる心が宇宙のバランスをも司ると思います。

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地球が誕生して４６億年
マグマの高温に耐え生きていたバクテリアとすい星の水が出会い海の中に命が芽生えた。

アメーバ状からプランクトンに、ある物は植物にある物は動物にそれぞれの進化を促した。

外宇宙の生命体がどのような進化を辿ったのかは分からない。

地球に関してはミッシングリンクがある。
猿が人間になったとは思ってない。

古代文明の痕跡は、人類移住の可能性を残している。

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地球の年表から見たら人類の歴史は、ほんの一瞬。

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２０ＸＸ年、新政府が樹立した。

国民は全て番号制に統一され管理されていた。

理想国家とは管理する側にとっての物であり、国民に自由は無い。

中には反逆する者も表れるが個人ではまず成功しない。

俺達は地下組織を作った。
組織名はリベリオン。
反逆者と言う意味だ。

今日も何処かで小競り合いが起きている。

自由と正義を取り戻す為に、リベリオンは闘う。

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>> 380
全てが管理された社会にも、例外はある。

特件階級が生活する高層ビル群と街を思わせるエントランス。
これが理想国家[ユートビア]だ。

その下に広がる地下世界。
労働力を提供し、わずかばかりの賃金を得て生活している、スラムとよばれた街。

日射しが殆ど入ってこない、まさに地下世界だ。

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>> 381
スラムの人間がユートビアに入るには入国許可証がいる。
違反した者は強制収容所に入る事になる。

今までに何人もの人間が送られて帰って来なかった。
スラムの人間がユートビアの資源にされていた。

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>> 382
[リベリオン]

一部の特件階級にとっての理想郷ユートピアの中で、リベリオンに手引きする者がいる。

堂島平蔵、彼は日頃からユートピアの体制が気に入らなかった。

スラム街の人間もユートピアの人間も平等であるべきだと考えていた。
そう、彼こそがリベリオンを発足した張本人なのである。

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>> 383 プルルルル〜
カチャ
『はい。こちらシベリオンですう〜』
「リベリオンじゃ！」
堂島平蔵は思わずメアリーを怒鳴りつけた。
メアリーは堂島平蔵がスラム街の平等の手始めにと組織の電話番に雇ったスラム街出身の女だ。『すいません。あたい間違えて…』「いや。つい怒鳴ってすまない。初めは皆んな出来ないものだ」そう。スラム街の人間も平等でなければならない。堂島平蔵はまた心に固く誓ったのであった。

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>> 384 プルルルル〜
「電話だ。頑張れ！メアリー」
カチャ
『はい。クラシアンですう〜！』
堂島平蔵はメアリーをクビにした。
堂島平蔵56歳。俺がやらなきゃ誰がやる。スラム街の平等への道のりは果てしなく遠いそんな気がした平蔵であった…

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>> 385
堂島はまずメンバーを揃えた。

配管工に電気技術者、水も漏らさぬ仕事ぶり。

｢社長、トイレのメンテナンス終わりました｣

さすがクラシアンだ。

ヽ(゜▽、゜)ノえ？

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[リベリオン]

俺は赤羽炎、火を使えるバイキロネシスだ。
他にも水の中で長く息を止められる青山流子。
天才的ハッカー、黒金鉄夫。
俺の能力と反りが合わないやつがいる。
反町孝治、爆弾解体から設置までこなすが、俺の側には近づかない。

剣の達人、三崎真、侍と呼ばれている。

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>> 387 俺は自分の能力と反りが合わない反町孝治が嫌いだ。何故ならこいつは俺の赤羽炎をバカにしている節があるからだ。初めてこいつと出会った時も「ねえ？赤羽炎って赤羽商店街でリーマンと呑んでた時に閃いたの？」とか「赤羽より王子炎の方が良くね？」とか言われたからだ。こいつだって爆弾設置が出来るとはいえ今までやった仕事といえば引田天功の爆破マジックで引田天功の横に爆破設置した程度だ。しかし俺はリベリオンのリーダー。このままではいけない。俺がやらなきゃ誰がやる。堂島平蔵56歳。頑張らねば…

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>> 388
ユートピアの中央にピラミッドを思わせるビルがある。
頂上にはエネルギーコアと呼ばれ、ビルのエネルギーを取り入れていた。
エジプト神話を思わせる幹部が揃ったビルを警備しているのはアンドロイドの警官だ。
ユートピアで犯罪、主に政府に対する不満分子が現れた時や、政策運営に失敗すると逮捕され、収容所に送られた。

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>> 389
堂島平蔵から指令が来た。
明日スラム街の人間が収容所に護送される。
俺と反町の二人で護送車を襲撃して中の人間を救出する事。

爆弾とバイキロネシスの炎。
派手なステージになりそうだ。

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>> 390
収容所は街を外れた郊外にあり、採石場を通過する。
反町が爆弾を仕掛けて、俺の炎で突き当たりに誘導する。

勿論アンドロイドの警官はいるが、気にしないでぶっ壊す。

天才的ハッカーがいるのだからアンドロイドをハッカーすれば良いのだが、メインコンピューターのセキュリティは半端ない。
ちなみにコンピューターはマザーと呼ばれている。

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>> 391
護送車には５人のスラム街の人間が乗っていた。
運転しているのはＡIを搭載したアンドロイド警官だ。

採石場の真ん中に差し掛かった所で反町がスイッチを入れた。
護送車は自動的に安全策をこうじ行き止まりで停車した。
俺と反町は護送車に近づくとアンドロイドを相手に闘った。
しばらくして中の人間を救出するために、俺は鍵を燃やした。

救出作戦は成功した……はずだった。

護送車から出てきたのはアンドロイド兵士で大型の銃器を構えていた。
両手を挙げて従った。
｢反町、短い付き合いだったな｣

｢赤羽、もったいつけないで早くこいつら燃やせよ｣
二人で同時にうなずくと兵士の銃器を奪い暴れた。
今日はついて無かっただけさ、明日は頑張る。

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>> 392 リベリオンで堂島平蔵は思った。赤羽炎が人の名前だったという事に。

「くっ…俺は何でこんなに読解力がないんだ…。これでクラシアンのリーダーが務まるのかっ！」
堂島平蔵は思わず叫んだ。

『リベリオンですう〜』

振り返ると先日クビにしたメアリーが立っていた。
「赤羽！反町！どうかリベリオンの為。いやさ！スラム街の皆んなの為に頑張ってくれ…」
そう思わずにいられない堂島平蔵56歳だった。

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>> 393
堂島平蔵、違いの分かる男。
チャラリーララララ🎵
☕ナイスブレンド。

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ユートピアの人間は定期的に薬を服用している。
感情を抑えて国家に逆らわないようにするために。
勿論芸術的な物は音楽なども見たり聴いたりしたら逮捕される。

ユートピアとは名ばかりの牢獄だった。

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｢それで、これからどうするんだ？｣

赤羽に反町が聞いた。

｢俺に聞いても分かるかよ！堂島の指令で動いてるだけだ｣

｢その指令がやつらに漏れてたんだぞ、俺達じゃなかったら御陀仏だ｣

赤羽は少し考え事をした。
｢こっちから仕掛けるか？｣
わずか数人のレジスタンスにできる事など知れている。

｢俺達だけじゃないさ、スラム街は勿論ユートピアの連中だって内心は不満をもっているんだ｣

｢武器を横取りして騒ぎを起こせば仲間に加わると言う訳か｣

独裁政治の理想、それは戦争の無い世界を作る事だ、だが引き換えに人々から自由を奪いさり一部の連中だけが得をする仕組みになっている。

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｢まさか堂島平蔵が裏切りしてるかも知れないと思っているのか？｣
反町が赤羽に聞いた。

｢そうは言ってない、どんなに用心してもユートピアにいたら何処から情報が漏れるか分からないと言ってるんだ！｣

｢赤羽、俺は反対だぞ堂島さんに報告するべきだ！｣
慎重な反町に、うんざりしていた。

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｢二人とも止めなよ｣
青山流子が声をかける。
｢そうです、僕たちはチームですよ｣
黒金も止めに入る。

｢なんでえ流子、黙ってろ｣
赤羽を止められるのは水使いだけだ。

流子は赤羽を水浸しにした。
｢頭を冷やせ、馬鹿！｣

青山の能力は水中で長く息を止めるだけじゃない。

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眼鏡の奥で目を光らせ、パソコンのキーボードをカタカタ叩いていた黒金が声を上げた。

｢ありましたよ、堂島さんは既に疑われています、彼の行動圏内のいたる所に監視カメラや盗聴機が仕掛けられてます｣

赤羽、青山、反町がモニターに集まる。

｢こりゃヤバイぜ、堂島のおっさんに知らせないとな｣

赤羽の心配をよそに黒金が笑う。
｢何がおかしい、黒金！｣
｢僕を誰だと思っているんですか｣

｢パソコンオタク｣

｢違～う！天才的ハッカーだ！｣

｢で？｣

黒金は落ち着きを取り戻し答えた。

｢モールス信号ですよ｣

｢はぁ？｣

｢この時代にモールス信号を理解出来るのは彼ぐらいですよ｣

｢成る程な、あえてアナログな方法か｣

黒金の提案で堂島平蔵にモールス信号が送られた。
彼の部屋から見える電波棟を点滅させて。

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>> 399
｢もう別行動は難しいかも知れない｣
赤羽の心配をよそに、堂島から連絡してきた。
｢この電話は盗聴されてない、良いか！中央センター前で私を誘拐しなさい｣
｢何だって！俺達総動員でかよ！｣

｢私を人質に取りメインコンピューターを破壊するんだ｣

｢黒金君、反町君頼まれてくれるな｣

｢俺はどうするんだよ！｣
｢赤羽は騒ぎを起こせ、陽動作戦だ｣

｢私は先に堂島さんの秘書としてついておきます｣
リベリオンの力が試される時が来た。

• << 401 「何？モールス信号だと？」 堂島は秘書としてリベリオンに来た天才ハッカー黒金の案を聞いた。 「よし！分かった！」 黒金の話を聞くなり急いで堂島はリベリオンの倉庫から箱を取り出しその昔、ユートピアVSスラム街対抗秋の運動会で使った旗を取り出した。 『堂島さん。それ手旗信号です…』 天才ハッカー黒金が静かに言った。 「くっ…すまない。黒金…」 全く分かってなかった堂島平蔵56歳。堂島は急いでモールス信号をググった。

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