注目の話題
煽り運転や過剰な威嚇運転は駄目だけど・・・
飲んでないからいいよ!‥?
軟禁されてるけど質問ある?

生きるって…

レス192 HIT数 29492 あ+ あ-

ゅな( sfzai )
12/08/27 11:16(更新日時)

私の生まれた意味…

これまでの生き方…

そして、現在。

タグ

No.1535194 11/03/01 20:25(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.1 11/03/01 20:29
ゅな ( sfzai )

私は不倫でできた子供。
父は元の家族を捨て、私の母と私を選んだ。

No.2 11/03/01 20:35
ゅな ( sfzai )

5歳くらいまでは家も自営で裕福な方だった。

小学生に上がる少し前会社が倒産、家も売り、裕福から貧乏に転落。

小学校に上がると共に引っ越し。
友達もいない1.2年はあまり学校に行った記憶がない。
たまに、先生が迎えに来てたのは覚えてる。

No.3 11/03/01 20:43
ゅな ( sfzai )

3年生からは友達もでき楽しく通った。

だが、小さい時甘やかされ育った私は我慢が出来なかった。

ィラィラする子になっていった。

中学生になり、部活に入った。吹奏楽部。
生きがいだった、部活のためだけに学校に行った。

でもそこで初めてィジメを受けた。相手は先輩逆らえない…
自殺を考えた、屋上に上がり、フェンスに手をかけた…でも出来なかった。

No.4 11/03/01 20:48
ゅな ( sfzai )

そして、部活を辞めた。
自分が3年生になったら戻ると決めて。

その日から変わった。
先輩は先輩でも直接の関わりはない。
何か文句を言われても、
ゅな「やかましい、関係なかろうが💢」

そう、いわゆるヒコウに走ってしまった。

No.5 11/03/01 20:53
ゅな ( sfzai )

部活がないため、学校にはお腹が空いたら給食を食べに行くか喧嘩しに行く。

3年生になった。私は部活に戻った。吹奏楽だから肺活量をかなり使うためタバコも止めた。

この1年は楽しかった‼
短気は治らず相変わらず喧嘩は頻繁にあったけど。

No.6 11/03/01 20:58
ゅな ( sfzai )

受験の時期がきた。

勉強は全くしてなかった⤵
なので、名前を書くだけでも入れるバカ学校、クズが集まる高校に入った。

余談(現在その学校はかなりレベルアップし普通では入れないそうです)

No.7 11/03/01 21:02
ゅな ( sfzai )

せっかく入った学校、半年で辞めた。

たいぎかった、遊びたかった。

父は、私が中3の時癌で死んだ。

母は4人の子供を育てるのに必死に仕事、仕事。

No.8 11/03/01 21:10
ゅな ( sfzai )

怒る人がいなかった。
多分、一通りの事はやった。

シンナー、暴走族、万引き、暴行。

15歳でキャバクラで働き始めた。
でも、私には向いてなかった。辞めたかった。
それでも、半年働いた。

No.9 11/03/01 21:14
ゅな ( sfzai )

とにかく辞めたかった。
マスターからのセクハラが1番の原因💢

御法度を起こした、客と付き合う事になった。
すぐばれた😊辞める事に成功✌

今、思えば逃げだった。

No.10 11/03/01 21:21
ゅな ( sfzai )

でも、私はその人、カズの事がホントに好きだった。

その時私は16歳。
付き合って3ヶ月、妊娠発覚。

もちろん今まで何も言わなかった母も大反対。
それでも、私は産んだ。
その後2人産み21歳で3人の母親になった。

No.11 11/03/01 21:25
ちび ( R8m0nb )

生きているだでラッキー!!

No.12 11/03/02 02:22
ゅな ( sfzai )

それから10年結婚生活は続いた。

もちろん、ィロィロありながら。

旦那の浮気、しかもお相手の一人は私の友達。

でもその時はまだ離婚はしなかった。

それから3年今度は仕事を急に辞めてきた。
理由…社長と意見が合わないから。

No.13 11/03/02 02:31
ゅな ( sfzai )

カズ「すぐ見つけるから」


結婚して職を変えるのは3度目だ。
今までは案外すぐ見つけて来てた。
今回は違った。
蓄えがあるわけもなく私のパート代だけでは家賃が精一杯⤵毎日の様に私の実家に子供達を連れて行き、
ゅな「ゴメン、子供達だけでいいからご飯食べさせて」

その頃、私ってなんのために生まれたの?これから一生カズだけにしか愛されないの?

歯車が狂いだした。

No.14 11/03/02 02:37
ゅな ( sfzai )

ちょうどそんな事を考えながら気分転換にスロットを打ってた。

今まで10年旦那以外の男性と話なんてしたことなかった。

そこのパチンコ店の店員テツから
「サプライズが起こりますよ😉」

???何?

No.15 11/03/02 02:41
ゅな ( sfzai )

ちょうど、ファン感でクジをめくると3等😲

わざと当たりクジをくれた見たいです✨

その日から行く度に必ず話かけてくれるようになって、私も気になりはじめた。

No.16 11/03/02 02:54
ゅな ( sfzai )

1ヶ月たった頃には働かない旦那よりテツの事ばかり気になってた。

ガマン出来なくなり私から告白。
当時、旦那とはもう別居状態。

でも、テツには婚約者がいた…それでも2人でご飯行ったり身体の関係ももった。

テツは遊びだった。
私の離婚が決まったのを言ったら、
テツ「仕事が忙しくてなかなか時間が作れない」
など連絡も途絶えだした。
16歳で結婚した私の精神年齢は成長してなかった…

テツの事を信じ会える日を待ってた、でもそれが叶う日は来なかった…

結局最後はメールと電話を拒否られた。

それでも好きだった。
毎日、店に通った。

No.17 11/03/02 03:01
ゅな ( sfzai )

私は離婚後、地元のパチンコ店で働き始めた。

その年の夏テツは結婚した。
テツは言ってた、
「愛情はない、でも10年付き合ってるし彼女もいい歳だし責任取らないといけない」

…結婚って責任でするものなの?
私には理解出来なかった。

No.18 11/03/02 03:09
ゅな ( sfzai )

私は馬鹿だった⤵
テツが「俺、子供嫌い」
の一言に3人の子供達を手放してしまった…

1番下の子だけは3歳だったので私が親権を取った。

でも、6歳になるまで育ててくれたのは実母だった…

ちょうど、職場にも慣れてきた頃4つ下のタカと出会う。

これがまた最低な男だった⤵

No.19 11/03/03 23:52
ゅな ( sfzai )

タカと付き合い始めて1ヶ月…
タカ「まだ付き合い始めてあまり経ってないのに悪いんだけどお金貸してもらえん❓」

ゅな「何のため❓」

タカ「先輩から預かってたネックレス無くしてしまって…20万ぐらいしたらしくて💦貸せるだけでいいから💦」

で、私は4万貸した。
これが地獄の始まりだった。

No.20 11/03/03 23:56
ゅな ( sfzai )

それから、何かと理由を付けてお金を貸してと言ってきた⤵

そこで見切りを付ければよかったのにしなかった。
好きになると回りの意見なんて聞こえてない😩

No.21 11/03/04 00:03
ゅな ( sfzai )

そんな中、
タカ「別れよう💦このまま俺と一緒におったらたぃぎぃ事になる」

私は応じなかった。

理由を聞けば、ャバィ事に手を出して1ヶ月以内にヤクザに50万納めないといけないとのこと⤵

ここで別れてればあんな世界知る必要性はなかった…

No.22 11/03/04 00:15
ゅな ( sfzai )

私のパチ屋の給料で渡せるわけもなく、
タカに、デリヘルを進められ従った。

でも、3日でアウト…
店長には断りを入れ辞めた。

タカに「ゴメン、無理やっぱり別れていいよ」

タカは焦った💦
そしたら今度はセクキャバに連れて行かれた。

毎日だいたい5時間で17600円もらう、17000円はタカに残りの600円だけが私のお金…

それでも、一緒に居たかった。
でも、段々会うのはお金を渡す時だけになりだした…
私も限界だった…

昼の仕事を探す事にした。

No.23 11/03/04 00:34
ゅな ( sfzai )

友達の紹介でパチンコ店が決まった‼

でも、年末年始で夜も忙しくすぐには辞めれなかった。
3ヶ月くらいは掛け持ちをしてた。

その年の私の誕生日タカから
「別れよう、ゅなはもぅ俺に興味ないだろ❓」

その通りだった。

だから、
ゅな「ぅん😊別れよう‼」

タカはびっくりしていた。多分、私が嫌だとでも言うと思ったのだろう。


お金は返すって約束だったので、タカは少しづつ返すよって言ってた。

のちに、二股かけられてたのがわかり、
タカ「お前俺の彼女のつもりだったの?あの金はお前が俺を好きで勝手にくれただけだろ、返す必要なくねぇ?」

ゅな「💢てめぇふざけた事ばっか言ってっとぶっ殺すぞ💢」

そのやり取りの後、タカは逃げた。それなりの人に探してもらったが居所は掴めなかった。

結局、総額200万貢がされ終わった。
1円たりとも返って来なかった💨

No.24 11/03/04 00:37
ゅな ( sfzai )

タカと別れて2ヶ月後夜も辞め、普通の生活に戻った。

はずだったのだが…

今度の職場で好きになってしまった人は妻子持ちだった💦

No.25 11/03/04 01:52
名無しっち ( ♀ 83qHh )

あの…💦

細かい事を言って申し訳ないんですが😩

無意味な小文字はつかわず、日本語はただしく使って下さい。

言葉によっては、まったく違う意味になりますから。

❌ ファン感
⭕ 不安感

No.26 11/03/04 01:56
ゅな ( sfzai )

ファン感は不安感じゃなく、全国パチスロファン感謝デ―の事です。

No.27 11/03/08 02:22
ゅな ( sfzai )

最初は、ただの上司。
歳は同い年。

ゅな(男のくせによく喋るしテンション高⤴⤵)

これが私の最初の印象だった。

No.28 11/03/13 01:06
ゅな ( sfzai )

毎日、くそ忙しく入って3ヶ月くらいは
ゅな「明日は辞める、もう辞める💨」
など言いながら時は過ぎて行った。

No.29 11/03/13 01:17
ゅな ( sfzai )

その、うるさい上司、直人とは同い年。
私と同じく16で親になり、最初の奥さんとは離婚後、今の奥さんとは再婚らしい。

似た様な人、同じ色が好き、人はそんな小さなきっかけで人を好きになっていく…

No.30 11/03/13 01:25
ゅな ( sfzai )

いつの間にか好きになっていた。

でも、最初は気持ちを隠してた。

直人には家族がある。
自分が元旦那が浮気した時すごく傷ついたからだ。

直人の家族を壊す気はない。

だけど、状況というものは変わる。気持ちというものは隠せない。

No.31 11/03/13 01:38
ゅな ( sfzai )

直人は誰にでも優しく、悩み事も親身になり聞いていた。

ある日、
直人「もう、夜も辞めて彼氏とも別れたら❓」

ゅな「えっ❓😲まぁ、出来る事ならそうしたいんですけどね(笑)😂」

直人「俺が、店一緒に行って辞めさせて下さい。って行こうか❓」

ゅな「いえいえ‼大丈夫です😥自分でちゃんと辞めますし彼氏とも別れます。」

直人「じゃあ、今夜出勤したら辞める事話してこいよ‼😁」

ゅな「はぃ⤵😥」
ゅな(どうしよう、このくそ忙しい年末に辞めさせてもらえるかなぁ…でも、直人に店に来られても…)

No.32 11/03/13 01:43
ゅな ( sfzai )

昼の仕事が終わり、夜の店へ。

閉店後、店長に辞めたい事を伝えた。

案の定、すぐにはムリ😥

2月末まで頑張ってと言われ、夜中3時に帰宅…

明日も12時から仕事。

何も考えたくなかった、その日はすぐに寝た。

No.33 11/03/13 01:57
ゅな ( sfzai )

次の日、出勤すると直人が休憩室にいる。

他にも人がいたのでその話しはされなかった。
その時は…

ホールに下りて慌ただしい1日のスタートだ💨

自分のコースに入ってすぐ、直人が来た。💦

直人「言ったか❓」
ゅな「言った、でも今はムリみたい、年末で忙しいから2月末までになった。」
直人「ちゃんと言ったんじゃね、偉い😊」

頭をポンっと叩いて自分の仕事に戻って行った。

私は、正直、嬉しかった。その日はなんとなく気持ちが軽かった✨

No.34 11/03/13 02:19
ゅな ( sfzai )

なぜか、直人もテンションが高い、いつも高いのだがさらに。

その日、私の友達のりちゃんと直人と3人で休憩がかぶった。

直人「ちょっと、寒いし、今度鍋やろうやぁ‼」

のりちゃん「いいねぇ~、ゅなちゃんちでしようよ😁」

のりちゃんには私が直人を好きな事は話していた。

ゅな「はぁ、いいけど別に‼酒は持参ね私は呑まないから😜」

そのあと、ホールで直人に「電話番号紙に書いて人に分からんようにどっか置いといて。」

ゅな「❓」
とりあえず、お客様は待ってはくれない、とりあえず頷いて仕事に戻った。

休憩になり休憩室に行くと誰もいない。
紙に電話番号を書き、直人のタバコの箱の中に入れた。

No.35 11/03/20 08:15
ゅな ( sfzai )

その日、夜の仕事してると、21:00頃…

着信…知らない番号…

ゅな「もしもし…❓」
直人「お疲れ~‼俺、俺😁」
ゅな「あっ💨お疲れ様です。」

ちょうど、待機中だったので少し話してた。
どのくらい話しただろう…
私は、呼ばれたので電話を切ってお客様に付いた。

No.36 11/03/20 08:22
ゅな ( sfzai )

次の日いつも通り朝から仕事。

いつもは、たいぎく支度もダラダラ💨

今日は違った。
何か、早く仕事に行きたかった。

No.37 11/03/20 08:31
ゅな ( sfzai )

仕事場に着きロッカーで着替える。

要るものだけもって休憩室に向かう。

休憩室…(直人の声)
私(あっ、いる‼)

すごく嬉しいが表には出さず、いつも通りの私でいる。
他のバイトスタッフにばれては大変だぁ💦

ゅな「おはようございま~す。」
バイト「おはよぅ~」
直人「おはよ😊」

しっかりこっちを見て、笑ってる。
私はこの笑顔が大好きだ‼

No.38 11/03/20 08:43
ゅな ( sfzai )

電話番号交換して、一歩近付けた気がした。

同い年とは言え、一応上司にあたるわけで…

この時はまだ、仕事モードとプライベート、ちゃんと線が張れていた。

電話番号交換しても、かける用事がない💦
毎日、携帯握りしめて⤵
私は学生か😥

明日は、定休日。
私(明日は、会えないなぁ…)
ブ~ブ~…
着信、木佐主任…
😲直人だ。

No.39 11/03/20 16:59
ゅな ( sfzai )

ゅな「お疲れ様‼どしたぁ~?」
直人「今から、また出勤。今トラック。まだ少しあるから相手しろ。」
30分くらい話しただろうか、
直人「新しい彼氏はできたぁ?」
ゅな「えっ💨出来るわけないじゃん😁」
言おうか迷ったが…
ゅな「好きな人は出来たかも😜」
直人「俺の知っとるひと?」
私は…言ってしまった。
ゅな「今、トラックで時間潰しにバイトの女の子に電話してる人。」
直人「ふ~ん。じゃぁ会社着いたけぇ仕事してくるわぁ~また明後日。おやすみ。」
ゅな「おやすみなさい。」
そう言って電話を切った。

No.40 11/03/22 23:58
ゅな ( sfzai )

>> 39 その日は眠れなかった…


ちゃんと伝わったのだろうか?
って、伝わったところで相手は家庭持ち…

あ゛~💨明後日どんな顔して会えばいいのだ。

No.41 11/03/23 00:13
ゅな ( sfzai )

>> 40 休み明け、ドキドキしながら出勤した。

直人はいつも通りだった。

私もあまり意識しないよう心掛けていた。

のりちゃんと3人で休憩の時は、鍋パーティーの話しで盛り上がった。

私(本気で鍋するのかなぁ…?)
鍋の日はあっさりと決まった。

No.42 11/03/23 00:17
ゅな ( sfzai )

>> 41 私は、のりちゃんや直人より少し仕事の終わる時間が遅い。

のりちゃんにカギを渡し先に行って準備しててもらうことにした。

夜8時仕事が終わり急いで帰った。

No.43 11/03/23 00:30
ゅな ( sfzai )

>> 42 ゅな「ただいまぁ~」

のりちゃん、直人
「「おかえり~」」

すでに、2人は結構お酒も進み、テンション⤴⤴⤴上がりまくり‼

でも、嬉しかった🎵
いつぶりだろう…
電気の付いてる部屋にただいまと言って帰るのは✨

のりちゃん「ゅなちゃんなんか作って~」

ゅな「はぃはぃ‼ちょっと待ってねすぐ作るね。」

のりちゃんは1つ上だがお互い姉になったり妹になったり、すごく仲良しだった。

鍋を作ってると直人が台所にきた。
手伝いに…
私(料理できるのか?💦)

心配をよそに、以外とテキパキ野菜など切っていた。
私(へぇ~以外😲)

No.44 11/03/23 00:35
ゅな ( sfzai )

>> 43 直人「疲れたじゃろ、風呂入ってきんさい😊おぃお前手伝えや💨」

のりちゃん「私は飲んでまぁす😁」

ゅな「ありがとう、すぐ出てくるから💦」

お言葉に甘え、台所を任せお風呂に入った。

No.45 11/03/23 00:47
ゅな ( sfzai )

>> 44 ザッと汗を流し、お風呂から上がり、鍋を仕上げて改めて3人で乾杯🍻

私は、すごくお酒飲めそうに見られがちだが全く飲めない口だったのでジュースで。

それから、日々のお互いの愚痴や、悩みなどいろいろ話した。

途中、お酒が切れ3人でコンビニへ。

行く途中、のりちゃんは歩きながら、泣きながら嘔吐💦

ゅな「大丈夫?飲み過ぎよ~💦」
それでも、飲む。
お酒を飲まない、飲めない私には羨ましくもあり不思議だった。

この時の3人はみんな似た者同士だったのだろう…

No.46 11/03/23 00:55
ゅな ( sfzai )

>> 45 コンビニから戻り、またしゃべって飲んで🍻

3時くらいまでワイワイやってた。
最初にダウンしたのはのりちゃん。
のりちゃん「もうダメ😩帰るねぇ~✋」

のりちゃんの家は私の家から歩いて3分程のとこだった。
マンションの下まで送り

ゅな「楽しかった、またやろうね‼大丈夫?気をつけてね。」
のりちゃん「大丈夫‼ゴメンねぇ💦片付けもせずに🙇」

のりちゃんとバイバイして部屋に戻った。

No.47 11/03/23 01:10
ゅな ( sfzai )

>> 46 寝てる💦

部屋に戻ってみれば、ちゃんとベッドで布団かけて直人が寝てる。

どうしよう…
何度か起こしたが起きない😥
とりあえず、飲んで食べたあとを片付けた。

私の寝るところがない⤵
てか、奥さんは大丈夫なのか???

直人「〇*&#%…」
何かしゃべってる。
ゅな「何?💨」

直人「電気消せ。こっちこい寝るぞ。💤」

私(寝るぞって💦言われても…)

私も眠たかったし、横になりたかった…
仕方なく横に行き布団に入った。

私(寝れるわけないじゃん💦)
今にも心臓が止まりそうなくらいドキドキしていた。

お酒はずるい…
酔ったもん勝ち…

私のドキドキをよそに、直人は私を抱き寄せそのまま眠りに付いた。

私も、いつの間にか眠っていた。

気づいたら、外は明るくなってた…

  • << 49 2人…「おはよう…」 少し気まずい空気が流れたが、すぐいつもの調子に戻った。 8時頃になり、 直人「そろそろ帰るわ。また飲み会企画しとけよ。」 ゅな「うん!わかった、じゃぁまた明日。」 2人はそれぞれの休日を過ごした。

No.48 11/03/23 01:17
ゅな ( sfzai )

>> 47 主です。

更新トビトビで申し訳なく思ってます。🙇
後々、書く予定ですが、現在、病気と闘いながら書いてます。

なかなか、指が思うように動かなく、体調の良い時に書いてます。

間違いだらけでつたない文章ですが、読んでいる方がいらっしゃいましたら、時間がかかっても書き上げるつもりなので、お付き合い下さい🙇

No.49 11/03/31 22:52
ゅな ( sfzai )

>> 47 寝てる💦 部屋に戻ってみれば、ちゃんとベッドで布団かけて直人が寝てる。 どうしよう… 何度か起こしたが起きない😥 とりあえず、飲んで食べ… 2人…「おはよう…」

少し気まずい空気が流れたが、すぐいつもの調子に戻った。

8時頃になり、
直人「そろそろ帰るわ。また飲み会企画しとけよ。」

ゅな「うん!わかった、じゃぁまた明日。」

2人はそれぞれの休日を過ごした。

No.50 11/03/31 23:01
ゅな ( sfzai )

>> 49 休日は先に帰ったのりちゃんを昼過ぎから誘って買い物に行った。

のりちゃん「で?昨日はどうなった😁?」

ゅな「どうもこうも、何もないよ💦ただ普通に寝ただけ」

のりちゃん「な~んだ💨」


夕方になりのりちゃんとはバイバイして家路に着いた。

ゅな(何もなくて良かったんだよ、これ以上好きになってはダメ。)

そこには必死に自分に言い聞かせてた私がいた。

No.51 11/04/01 21:35
ゅな ( sfzai )

>> 50 また、1週間の始まり。
休み明けの出勤。

初めて電話をした時より気まずい…
何もなかったにしろ、同じ布団で寝ちゃったし…

あれこれ考えながら職場に着いた。

休憩室からは同じ時間帯のバイトスタッフ達の笑い声。
直人の声はしない、ちょっとホッとした。
のもつかの間、いた💦

バイトの話しには入らず1人で携帯ピコピコしてる…

私に気付いて、
直人「おはよう😁」
ゅな「おはようございます。」

普通だ、良かったぁ~。
緊張してたのが和らいだ。

No.52 11/04/01 21:48
ゅな ( sfzai )

>> 51 直人とは、段々仲良くなっていった、何でも話せる人。
多分このころの私は直人だけを信じてた。


前回の鍋パーティーで朝帰りやっぱり奥さんに怒られたらしく、1ヶ月の外出禁止命令が出たらしい。

直人「1ヶ月後飲み会するで💨まじ、なぃわぁ⤵1ヶ月も」
ゅな「はいはい、1ヶ月後ね、のりちゃんにも言っとくね。」
直人「おぅ!」

1ヶ月後が楽しみで、毎日頑張った🏁

No.53 11/04/07 00:24
ゅな ( sfzai )

>> 52 なんだかんだ、ワイワイしながら毎日は楽しく過ぎて行った。

私から電話をすることはなかったけどたまに直人から電話がくるようになってた。

外出禁止命令がとけて飲み会の日が来た。

のりちゃんは子供の用事が終わってから来るとのこと、私はまだ仕事、直人にはこの時、合鍵を渡した。返さなくていいと言ってすぐに仕事に戻った。

自分でも大胆な事言ってしまったと後で恥ずかしく思った。

仕事を終え、9時頃帰宅、のりちゃん来てない💦
直人…1人で缶ビール開けてベッドでゴロゴロ💦

急いでご飯とツマミの支度をした。

No.54 11/04/07 00:38
ゅな ( sfzai )

>> 53 直人「おかえり~腹減ったぁ~」

すきっ腹に飲んだせいか、そこそこ酔ってた。

ゅな「はいはい、すぐに作るね。てか、のりちゃん遅いね💦」
直人「あいつ、いらんくね?」
ゅな「ん?2人飲みじゃぁ楽しくないっしょ💦私、飲めないし。」
直人「別に、俺、お前おったら楽しいし。お前のめしうまいし。」
ゅな「…とりあえず、のりちゃん誘ったんだから電話してみるね。2人飲みはまたやろうね😊」

この後、のりちゃんは来たのだが、彼氏と用事ができてしまったらしく1時間ぐらいで帰った。

結局、2人飲み。
でも、会話も途切れる事なく、ずっと笑ってた。

いつぶりだろう…
こんなに笑ったのは…

No.55 11/04/07 23:01
ゅな ( sfzai )

>> 54 直人はいつの間にか眠ってる。

いつまでも、この時間が続けばいいのに…

時計を見れば12時を回ってる、終電って何時までだ?
私は電車とか乗ることがないのでわからない。

ゅな「ねぇねぇ、電車大丈夫なん?」
直人「ぅ~ん?今何時?」
ゅな「12時過ぎ。」
直人「あ~、もうない。💤」
ゅな「え~💨また外出禁止命令出るよ~💦」
直人「💤」

ダメだ。もう少し寝かしとこぅ。
それにしても、綺麗な寝顔…見てるだけで癒された。

結局起きたのは、4時頃。
直人「なんで起こさんかったん?💦」
ゅな「起こしました💨」
直人「ゴメン。」
ゅな「うちはいいけど、家大丈夫?」
直人「何とかなるじゃろ‼」

電車もなく、この日はタクシー代渡して帰らせた。

直人「毎月、分割で家まで払いに来るね😁おやすみ」
ゅな「はぁい‼気をつけてね✨」

それから私も眠りについた。

No.56 11/04/07 23:11
ゅな ( sfzai )

>> 55 それから、電話の回数も増えていった。

ある定休日の前の日。
直人「お前、明日なんか予定あるん?」
ゅな「なんも無い。」
直人「じゃぁ、酒のツマミ作っといて。明日定休日出勤じゃけん泊まらせて😁」

ゅな「‼‼‼わかった、でも、奥さん大丈夫なん?」
直人「あ~大丈夫、定休日出勤の前日は会社に泊まる事になってるから。」


この人は奥さんの他に女がいた。
でも、つい先日別れたからって報告をもらっていた。

そう…私のところに来てくれたのだ。

No.57 11/04/08 22:03
ゅな ( sfzai )

>> 56 それから、定休日出勤がある日はいつも泊まりに来るようになり、平日も日勤の時は週1は食事、夜勤の時は2日に1回は会いに来てくれた。

でも、お互い付き合うといった言葉は交わしていない。

私が直人を想っているのは伝わってるのは確かだ。

直人は泊まりに来てもご飯を食べて、おしゃべりして寝る。何もない…

少し、ショックもあったが側にいられるだけでよかった。

No.58 11/04/08 22:10
ゅな ( sfzai )

>> 57 うちの店は基本休みは定休日のみ。

夏のある日、社員たちの休みを順番に回すことになった。
直人「18日取ったからあけとけよ。」
ゅな「うそ😲ホントに😍」

直人「行きたい所考えといて‼」

直人は私が休みの日に休んでくれたのだ。
奥さんは休みは言わないそうだ。

No.59 11/04/08 22:22
ゅな ( sfzai )

>> 58 18日がきた。

朝9時頃電話があり、
直人「今から出るね💨」
ゅな「はぁい⤴」

この日は昼前から夜中4時頃まで一緒に過ごした。

ドライブをして〇〇ミュージアムに行き、その帰りにある海に寄ってひなたぼっこ、それから映画も見に行き、すごく充実した1日だった。

私は普通にデートをした事がなかった。
元旦那が連れて行ってくれたのはいつもパチンコばかり。
新鮮ですごく楽しかった。

楽しい時間はホント、あっという間に過ぎていく。
家に帰り、テレビみながらゴロゴロしてたくさんおしゃべりして直人は帰って行った…

No.60 11/04/08 22:30
ゅな ( sfzai )

>> 59 直人が帰ると私は現実に引き戻される。
ひとりぼっちの現実…
苦しい…

この時、私にとって直人はなくてはならない人、私が生きて行く理由となっていた。

私は孤独に耐えられない。苦しくなるたびに自虐行為を繰り返していた。
だが不思議と直人に出会ってからはなくなっていた。

そう…あの日までは。。

No.61 11/04/12 00:08
ゅな ( sfzai )

>> 60 それからも今まで通りの日々が過ぎて行った。


夏も終わりに近づいた頃直人の中で何かが変わった。

No.62 11/04/12 00:13
ゅな ( sfzai )

>> 61 その日も定休日前で泊まりに来ていた。

食事しておしゃべりしてベッドに入った。

いつもキスまではしていた。
私からしたら、蛇の生殺しみたいだった。

でもその日は違った、直人は私の身体を愛撫してきた。
出会って1年がたとうとしていた。

No.63 11/04/12 00:26
ゅな ( sfzai )

>> 62 キスをして服の中に手が入ってくる。
その手は上からだんだんと下におりていく…

私の身体は完全に準備ができていたらしく直人も少しビックリしていた。

そのまま直人の指が入ってきた。

1年ぶりのSex…

直人は優しく愛撫してくれて、ゆっくりと私の中に入ってきた。

やっと1つになれた。
幸せだった。

だが、挿入して1、2分だろうか、

直人「ゴメン、我慢できんかった、でもやっぱりなんかお前は違う。大事な人だからこんな事したくない。」

ゅな「嫌だよ(泣)大事だと想ってくれるなら、私の気持ちわかってんなら最後まで抱いてよ(泣)」

私は泣き崩れた。
直人はそんな私を抱きしめた。

No.64 11/04/12 00:31
ゅな ( sfzai )

>> 63 子供みたいに泣きじゃくる私を抱きしめたまま2人は眠った。

お互いイク事もなく終った。

朝8時、直人が仕事に行く時間だ。

私はまだ若干はぶてモード、そんな私をからかい直人は笑顔で帰って行った。

No.65 11/04/12 00:36
ゅな ( sfzai )

その日は何もしたくなく家でゴロゴロしていた。

大事な人…

嬉しい事だが、やっぱり好きな人には抱かれたかった。
私を感じて欲しかった。

No.66 11/04/12 00:42
ゅな ( sfzai )

>> 65 今日からまた仕事。

私と直人は何も変わらない、会社ではふざけあって笑ったり、仕事が終わればメールや電話のやりとり。

直人を独占する事はできなかったが幸せだった。
好きな人と笑えるということが。

No.67 11/04/12 00:48
ゅな ( sfzai )

>> 66 直人と中途半端なSexをしてから2週間が過ぎようとしていた。

私(そういえば、今月生理がきてない…)

その日直人と休憩室で2人、

ゅな「ちょっと~今月生理まだきてなぁい。デキテたりして~😁」
直人「んなわけないじゃろ、出してないし😁」
ゅな「だよねぇ~」

笑いながらそんなのんきな話をしていた。

No.68 11/04/12 00:52
ゅな ( sfzai )

>> 67 その日の帰り、念のため妊娠検査薬を買って帰った。

私は3回の出産経験あり。自分の身体の異変ぐらい少しはわかる。


ビンゴ…一瞬にして2本の線が現れた。

妊娠反応…陽性。

No.69 11/04/12 00:56
ゅな ( sfzai )

>> 68 嬉しい反面、頭が真っ白で身体が震え出した。

直人には言う?言わない?考えた挙げ句、

✉*朝、休憩室で話してた事現実になりました*
とメールを送った。

すぐ、直人からの折り返し電話。
直人はお酒が入りテンション上がりまくってた。

No.70 11/04/12 01:02
ゅな ( sfzai )

>> 69 直人「マジで、俺らスゲー相性いいじゃん⤴」

ゅな「そうだね…」

直人「ゴメン、不謹慎だったね…今は嫁もおるしゆっくり話せんけんまた明日ね、ゴメンね。」

ゅな「わかった、また明日。」

直人と私の赤ちゃん…
私は産むつもりだ。

No.71 11/04/17 02:07
ゅな ( sfzai )

>> 70 次の日の朝8時前携帯が鳴った。直人だ…

ゅな「もしもし、おはよう。」

直人「おはよう。で、昨日の電話マジ?どうするん?」

ゅな「ホントだよ。私もビックリ、今まで不意に妊娠はなかったからね。どうするんって、本音を言えば産みたい。」

直人「……最後はお前自身が決める事じゃけぇ…でも出来ることならオロシテほしい…認知も養育費も何もしてやれんし…」

ゅな「やっぱりそうだよね…もう少し考える。じゃあ、後で。支度して店行くね。」

直人「おぅ、気をつけてきんちゃいよ。」

電話を切って仕事の準備をした。

No.72 11/04/17 02:13
ゅな ( sfzai )

いろんな事を考えてしまう。

今、お腹の中には小さな命、私は3人の子供の母親、中絶なんてした事ない、この子は産まれたらいけないの?だとしたら何故私の元に?

不倫の子だから産まれてはいけないの?
だったら私自身存在してる事が間違いだよね。

そう、だって私は不倫でできた子供なんだもん。

頭がパンクしそうだった。涙が止まらない。

No.73 11/04/17 02:37
ゅな ( sfzai )

>> 72 職場の皆には妊娠を伏せいつも通り働いた。

直人と明日うちで食事をする事になった。

どんなに考えても、中絶だけはしたくない。
でも、この子は私の元に産まれて幸せなのだろうか…父親のいない子…

私は不倫の子だが父親はいた。

だけど、直人に離婚はない。

母にも妊娠を告げた。
母も直人の事は知ってる。

ゅな「私、産むから。」

母「やめてよね、3人の子供もまともに育てられてないのに、第一相手には家庭があること忘れなさんな。」

ゅな「わかってるよ。でも、母さんだってお父さんに家庭あって私を産んだんでしょ、自分の事棚に上げて💢」

母「でも、お父さんは母さんとあんたを選んだ、自分の意思で。」

ゅな「…」

何も返す言葉が見つからなかった。

No.74 11/04/20 13:24
ゅな ( sfzai )

>> 73 職場についても上の空、気付けばお腹に手を当て…どうしたらいんだろう…

バイトスタッフ「ゆなちゃん大丈夫?お腹痛いの?」

ゅな「あっ💨大丈夫💦」

私は身体が弱かった、この職場でも半年前1回だけ倒れた事があった。
その時は、卵巣が破けて出血、あまりの痛さに意識が薄れていった。
その時医者から言われた言葉が、
「3人産んでて良かったですね、多分もう子供は無理です…」

私は、妊娠は無理と言われながら今お腹にはちゃんと命が宿ってる。
しかも、変な話たった1分繋がった程度で出してもないのに…

軌跡の子…
私はそんなことを考えていた。

No.75 11/04/20 23:18
ゅな ( sfzai )

>> 74 直人と食事の日。
やはり、いつもとは違う、2人とも無口だ。

先に口を開いたのは直人だった。

直人「決めた?」
ゅな「…産みたいって言ったらどうする?」
直人「…できればオロシテほしい…仮にもし産んだとしたら俺らはもう会えなくなるよ。」
ゅな「わかってるよ…そんな顔しないでよ…」

直人はすごく困っていたんだと思う。
笑顔が消え、生気を失った顔…初めて見た。

産みたい、でも…
直人は浮気相手に子供を降ろさせるのは初めてではない。
この人にまた同じ過ちを繰り返させていいのだろうか…

だが、私は負けた。

ゅな「わかった…直人の言う通りにするよ…」
直人「ホントにいいんだね、最後に決めるのはお前自身だから。」
(涙)ゅな「本音を言えば産みたいよ💢でも、直人のそんな顔見たくない💢第一直人の家族私に壊す権利はない💢」
大号泣で叫んでいた。

No.76 11/04/20 23:27
ゅな ( sfzai )

>> 75 直人「わかった、ごめんね、ホントにごめん。」
ゅな「ただ、お願いがある。手術の日は着いて来て。」
直人「わかった。」

直人は安心したのか、私を笑わそうとしたのか、その後はいつも通りくだらない会話をした。

夜中の3時頃、私は直人を自宅まで送り届けた。

また、現実。1人になりあれこれ考えてしまう。

この頃からだろう、私の心が壊れ始めたのは。
まだ、私自身も気付いていなかった…

No.77 11/04/22 08:27
ゅな ( sfzai )

>> 76 それから、1ヶ月はお腹に小さな命を抱えたまま働いた。
直人は身体の心配をしてあれこれ手伝ってくれた。

でも、私の心は揺れっぱなしだった…

ホントにこれでいんだろうか…
私の選択は間違ってないのだろうか…

私から少しずつ笑顔が消えていった。

No.78 11/04/23 11:34
ゅな ( sfzai )

>> 77 楽しい日は待ち遠しく中々こないのに、来てほしくない日はあっという間だ。

20XX年10月19日…
前日から直人は泊まりに来ていた。

朝起きて8時過ぎ、
直人「ちょっと出て来る。逃げたりしないから。」

ゅな「わかった。」

多分、お金を用意しに行ったのだろう…
中絶費用…
私は半分出すと言っていた、でも直人は全額払うと…
どこから出すんだろう?お小遣なんて微々たるものだし…

支度をして待ってると、9時過ぎ電話が鳴った。

直人だ。

No.79 11/04/28 15:40
ゅな ( sfzai )

>> 78 直人「今から、帰るね。あの、言いにくいんだけど…お金半分しか用意できんかった…分割でも必ず返すけんとりあえず出しといて。」

ゅな「うん、最初から出すつもりでいたし、病院の前に銀行よって。」

直人「まじゴメン。必ず払うけん」

それから、10分くらいで直人は帰ってきた。
私は、怖くて会話もままならなかった。
病院まではほとんど無言だった。

No.80 11/04/28 15:52
ゅな ( sfzai )

>> 79 病院に着いて、看護婦さん達が準備を始める。

この病院は16の時長男を産んだ場所だ。

16歳の私にできた事が10年たって27歳になった私にはできない…
悔しくてたまらなかった。

ずっと、ゴメンね、ゴメンねとしか言葉が出なかった。

いろいろな検査を終え、分娩台に移った。
あ~もぅホントにいなくなるんだ…

みんな回りは「人殺しなんかじゃない、まだただの肉の塊、産まれてきた方が不幸なんだから。」

それでも私は人殺しだと自分を追い込んでいた。

No.81 11/04/29 18:07
ゅな ( sfzai )

>> 80 1.2.3.4.5…麻酔が打たれる。
あっという間に意識が薄れていく。
最期に発した言葉…

*やっぱり産みたい*


目が覚めた時には別の部屋で横になってた。

直人はずっと横にいたらしい。
直人もずっと謝ってた。

直人「ゅな、ホントにごめん。」

直人が名前を呼んでくれたのはこれが最初で最後だ。

No.82 11/04/29 18:10
ゅな ( sfzai )

>> 81 ゅな「赤ちゃんは?」
直人「…ごめん」

ゅな「終わったんだぁ…(泣)」

麻酔が効いてる間普通なら眠ってるらしいのだが、私はずっと泣いて謝ってたらしい。

看護婦さんが心配して何度も見に来たそうだ。

私はもちろん覚えていない。
ただ、ずっと夢を見ていた。

No.83 11/04/29 18:17
ゅな ( sfzai )

>> 82 真っ白な空間。
そのうちお花畑に変わる。そこで、小さな女の子とシャボン玉をしてる私。

ゅな「かえで…」

私は夢の中で女の子をかえでと呼んでいた。
でも、顔は見えない…追いかけても近づく事ができない…

あ~きっとあの子は女の子だったんだぁ…
そぅ思った。

産んだ3人は男の子。
ずっと欲しかった女の子。夢で会いに来てくれたんだぁ…
抱きしめてあげれなくてゴメンね…

No.84 11/04/29 21:53
ゅな ( sfzai )

>> 83 それからしばらくして病院を後にした。

まだ、麻酔が抜けきってない私は足元がフラフラ。直人に手をとられながら車で帰宅した。

2人で昼食を食べ、私は横になった。

産んでもないのに産んだ後と同じ痛み…

直人「そろそろ帰らんと…」

ゅな「あっうん。ありがとう。」

直人「ゆっくり休めよ。」

ゅな「うん。なお、1つだけお願いがある。今日の事私達がした事忘れないでね。」

直人「わかってるよ。」

そう言うと直人は帰っていった。
私は1週間休みをもらってる。
会社には4月に卵巣破けた時子宮にポリープが見つかって手術すると言ってあった。

1週間…こんなに直人と顔を合わせないのは初めてだ。それともお見舞い来てくれるかなぁ?

イロイロ考えていたらいつの間にか眠っていた。

No.85 11/04/30 23:39
ゅな ( sfzai )

>> 84 翌朝、さすがにまだお腹の痛みはある。

ご飯、食べたくない。
洗濯、まっいっか。
掃除、綺麗、綺麗。

な~んにもするきがおきなかった。

直人は仕事。起きたら1件のメール。

直人*大丈夫?ゆっくり休んでね。何かいるものあったら言って‼*

ゅな*ありがとう、まだお腹が痛いかな💦でも、寝てれば大丈夫。仕事頑張って*

この日は1日家でゴロゴロと過ごした。

No.86 11/05/01 00:45
ゅな ( sfzai )

>> 85 今まで、休みの日に1日中家にいることなんてなかった。

今日はのりちゃんも休みだ。まだ少しお腹痛いけど出かける事にした。

直人からは連絡なし。

私もしてない。

今週は会いに来てくれないな。なんとなく、そう思った。

夕方メールしてみた。

ゅな*会いたいなぁ*

直人*ごめん💦部長が送ってやるって言うからまっすぐ帰ります。*

やっぱりね。返信はしなかった。

No.87 11/05/01 00:51
ゅな ( sfzai )

>> 86 当たってほしくない事ほどよく当たる。

結局、この1週間直人が来る事はなかった。

「一緒に乗り越えていこうね…」

直人が言った言葉。

なぉ、こんなに苦しいのに今、私、ひとりだよ…

毎日、毎日、枯れる事を知らない涙は流れ続けた。

No.88 11/05/03 00:12
ゅな ( sfzai )

>> 87 この1週間、メールなり電話なり連絡はあった。


だが、1度も来てはくれなかった。

1週間たち出勤の日がきた。

身体はまだ怠い。
出血も続いている。

しばらくは余り動かなくていいところにしてもらった。

直人は何も変わってなかった。いつも通り接してくれた。

この頃からますます直人なしでは生きれなくなっていた。

でも、直人は依存されるのが大嫌い。

だから、自分が壊れていくのがわかっても無理して頑張った。

離れたくないから…

No.89 11/05/21 03:20
ゅな ( sfzai )

>> 88 仕事復活2日目…
下腹部に鈍痛。

出勤前に病院に行く事にした。

診断は(もしかしたらまだ残ってるのかもしれないから処置しときます。)

???
ギィャ――――

麻酔なしで掻き回された。生きている中で1番の痛みだった。

出産時の陣痛より痛かった。

No.90 11/05/22 00:18
ゅな ( sfzai )

>> 89 私はどんなに体調が悪くても仕事は休まない。

痛みを我慢して出勤して仕事につく。

テンションも上がらずいっぱいいっぱいでこなしていた。

その時直人が出勤してきた。
‼‼‼隣には私がずっと直人との仲を疑っているバカ女💢

2人で楽しそうにご出勤。
気づけば涙が流れていた。
直人は私に気付いたがそのまま更衣室へ向かった。
バツの悪そうな顔をして…

No.91 11/05/22 00:25
ゅな ( sfzai )

>> 90 30分くらいたっただろうか着替えを済ませた直人が下りてきた。

直人「おはよ。お腹大丈夫?」
ゅな「大丈夫(怒)」
直人「何か怒ってる?」
ゅな「別に」

私の態度が冷たかったからだろう、直人はすぐその場を離れた。

No.92 11/05/23 01:29
ゅな ( sfzai )

>> 91 仕事が終わってメールを入れてみた。

ゅな*話し相手になって*
直人*仕事終わったら行く*

とりあえず、体調も良くなかったので帰って、直人が来るまで一眠りすることにした。

No.93 11/05/25 00:06
ゅな ( sfzai )

>> 92 夜中1時すぎ、直人からメール。
直人*今から帰るよ*
ゅな*わかった*

1時30分には着いた。

直人「お前、体調大丈夫なん?」
ゅな「大丈夫…じゃないよ、でも言ったところで何も変わらないじゃん、しかも何?人が痛み苦しんでる時にあんたはバカ女と楽しそうにご出勤💢」

ハァ…⤵

直人「何?怒ってんの?仕方ないじゃん仕事の事で一緒に出てただけだし。それに、お前の事心配で今日だってこうして会いにきたじゃん。」

ゅな「…そうだね。ありがとう、ごめんね…」

嫌われたくない、離れたくない。だから聞き分けのいい女になる。

自分でも痛い程わかってる。
不倫なんてって…

離婚前の私は不倫なんてしない子だった。
まさか、今してるなんて…

No.94 11/05/25 00:16
ゅな ( sfzai )

>> 93 11月に入り寒さがこたえる季節になった。

直人とは相変わらず今まで通りだった。

でもそれは、形だけだったのかもしれない。
直人の気持ちは子供ができた時点でなくなっていたのかもしれないね。

No.95 11/05/25 00:30
ゅな ( sfzai )

>> 94 20XX年11月23日
昼の仕事が終わり今日は親の手伝いに夜も仕事。

デパートの清掃。2番目の妹もだ。

閉店までまだ少し時間があった。
母親と喫煙所で一服しながら待機。

母「来年は大変かもねぇ。リンも子供産んだら仕事辞めるだろうし、あんたもしっかりせにゃ~」

ゅな「…えっ?リン妊娠してんの?」

母「………」
一瞬マズイって顔をした。
母「聞いてなかった…?まぁ、あんたは中絶、自分は産む、言いにくかったんじゃない。」
ゅな「ふ~ん。」

つまり、隠してたって事だよね。


リンがきた。

No.96 11/05/25 00:40
ゅな ( sfzai )

>> 95 ゅな「おめでとう。妊娠したらしいじゃん。」
リン「…あっうん、母さん?」
ゅな「うん」
リン「言うなって言ったのに、前回の流産もあるし、ちゃんと育つかわかってから言おうと思ってね。」
ゅな「今、何週?」
リン「3ヶ月。」
ゅな「予定日は?」
リン「一応、来年の6月7日。」
ゅな「3ヶ月ならとりあえずは安心だね。まぁ無理せんように。」
リン「うん。」

閉店したみたいだ、バックヤードが慌ただしくなりだした。

No.97 11/05/25 00:48
ゅな ( sfzai )

妹の妊娠。私、笑えてたかなぁ。

泣いたって仕方ない、あの子はもう帰ってこない。

でも、仕事中目の前はずっと涙でぼやけていた。



休憩中に直人にメール。
ゅな*何してんの~?聞いて~妹に赤ちゃんできたんだよ~*

なんて嫌味な女だろう。
でも、自分の気持ちのやり場がなかった。
きっと、直人にゴメンねって言って心配して欲しかったんだよね。

No.98 11/05/25 00:57
ゅな ( sfzai )

>> 97 直人*今、事務所でパソコン中*

妹の事には触れてなかった。

妹の妊娠…私には衝撃がでかかった。

あの子の予定日は来年の6月5日。
リンの子の予定日は来年の6月7日。

同じ時期に妊娠してたんだぁ。
私が中絶するときリンも妊娠してたんだぁ。

私には下ろせと言ってあんたは産むんだぁ。

心の中で悲鳴をあげていた。

No.99 11/05/25 01:01
ゅな ( sfzai )

>> 98 仕事も終わり、私はいつも通り普通に振る舞う。

家まではリンに送ってもらう。

男の子かなぁ?女の子かなぁ?楽しみだねぇ!

頑張って笑顔で会話する。

帰宅したとたんベッドに倒れ込む。
きっと、限界を超えてたんだね。私。

No.100 11/05/25 01:04
ゅな ( sfzai )

>> 99 明日も仕事。
とりあえずお風呂にはいろう。











…やってしまった。

No.101 11/05/26 02:31
ゅな ( sfzai )

>> 100 気づけばバスタブは血の海だった。
…リストカット

直人に出会ってから1度もしてなかった。
直人が「死ぬな、生きろ。もしリストカットしたら別れるからな。」って言ってくれたから。

でも目の前の現実は変える事もできなくて…

🎵~
直人からの電話を知らせる着信音。

どうしよう…
すでに、パニックに陥っていた。
とりあえず、お風呂からあがった。

No.102 11/05/26 02:38
ゅな ( sfzai )

>> 101 直人…

夜の仕事中に怪我をしたと言えば乗り切れるであろう、でも私は嘘がつけない。

直人にメール
ゅな*ごめんなさい、約束守れなかった。ホントにごめんなさい。*

すぐに直人からの電話がなった。

ゅな「…」

直人「何?どしたぁ?」

ゅな「…リストカット」

直人「嘘だろ、お前バカじゃないん」ップーップー

切られた。

No.103 11/05/26 02:43
ゅな ( sfzai )

>> 102 イヤ…このまま終わるなんて。

すぐにかけ直した。

何回コールしても出てくれない。
しまいには故意的に切られた。
それでもかけ続けた。

直人「何回もかけてくるな💢後で行く」

直人が来るまで何をしてたのかあまり覚えてなかった。

No.104 11/05/30 10:19
ゅな ( sfzai )

>> 103 12時過ぎ、直人がきた。

2人とも沈黙…
最初に口を開いたのは直人だった。

直人「なんで?(怒)」
ゅな「…」
直人「わざわざ来てやっとんじゃけん説明したら。あっ、言い訳かぁ。」

ムカついた。いつもならごめんなさいが先に出る言葉。でも、この時は違った。

No.105 11/05/30 10:34
ゅな ( sfzai )

>> 104 ゅな「なんで、そんな言い方しかできないの?私がこうなった理由とか考えないわけ?」

直人「結果が全て。お前が切った理由なんてどうでもいい、切った事には変わりないし、変えようがない。」

ゅな「一緒に乗り越えよう?全然じゃん。それともその言葉を真に受けた私がバカだった?」

直人「俺なりにやっとるつもりだったけど。今日だって元々来る予定だったし。」
ゅな「それ、3時間前に知らせてくれてたら、こうはならなかったかもね。」
その後これからの事で3時間くらい話した。

直人「譲歩して、友達でおってやる。男と女の関係は終わり。」

ゅな「わかった。」

この時まだ小さかったけど、この人を変えなきゃって思った。
人の悲しみが少しでもわかる人に…

No.106 11/05/30 10:47
ゅな ( sfzai )

>> 105 20XX年12月7日
今日は会社の忘年会。

昼間、私と直人は2人で出掛けた。
あの子の供養のため2人でお寺に来ていた。

3時頃いったんバイバイした。
直人は忘年会の支度をしに帰宅した。

忘年会…
1年前の忘年会で私は直人を好きになった。
人を信じれなくなってた私を救ってくれた人。

No.107 11/05/30 10:55
ゅな ( sfzai )

>> 106 一次会は飲み食べ放題の2時間。

直人とは隣どうし☺
コートで隠してずっと手を繋いでいた。

私はお酒が飲めないので終始シラフ。
直人は結構酔ってた。

二次会は店長の知り合いのBARへ。
若いバイト連中は来ていない。
直人は酔ったバイトの面倒見て後で来るとメールが入った。

だから待ってた。

No.108 11/05/30 11:05
ゅな ( sfzai )

>> 107 1時間…2時間…
直人の姿はない。

電話をかけた。
直人「もうすぐ行くよ😊待ってて‼」
ゅな「うん、待ってる‼」

だから待った。

それから1時間…2時間…
まだ直人の姿はない。

電話をかけた。
でなかった。
嘘つき…
夜中の3時前、他の皆は夜勤組。明日も朝から仕事の私は諦めて帰った。

  • << 110 バカ女… 会社の主任の奥さん。 直人とすごく仲がいい。 直人いわく、ただの友達、あいつは女としてみてない。 直人の上司の奥さん。 そう言われても私はずっと2人を疑っていた。 私はこの女が大嫌い。 直人と仲がいいからだけではない。 人間として受け入れられない。 29年生きて来てこんな人間に会ったのは初めてだった。 一瞬でもこの女が私の人生に関わった事すら汚らわしい。

No.109 11/05/30 11:12
ゅな ( sfzai )

>> 108 朝起きて携帯を見ると、着信1件メール1件。

直人だった。
直人*ゴメン💦知り合いに捕まって遅くなった😥帰ったんだね、おやすみ🌙*
返信もせず仕事の準備をした。

きっと知り合いに捕まったと言うのはウソ…

私の中ではあのバカ女と会ってたんだと思いがあった。

No.110 11/05/30 11:21
ゅな ( sfzai )

>> 108 1時間…2時間… 直人の姿はない。 電話をかけた。 直人「もうすぐ行くよ😊待ってて‼」 ゅな「うん、待ってる‼」 だから待った。 それ… バカ女…
会社の主任の奥さん。
直人とすごく仲がいい。
直人いわく、ただの友達、あいつは女としてみてない。
直人の上司の奥さん。

そう言われても私はずっと2人を疑っていた。

私はこの女が大嫌い。
直人と仲がいいからだけではない。
人間として受け入れられない。
29年生きて来てこんな人間に会ったのは初めてだった。
一瞬でもこの女が私の人生に関わった事すら汚らわしい。

No.111 11/05/30 11:33
ゅな ( sfzai )

>> 110 会社で直人にあった。

直人「昨日ゴメンね💦」

ゅな「あ~いいよ別に。私あんたの彼女じゃないし。ただの友達だし。」

直人「…なんか冷たい。ただの友達じゃないよ。心配だし1番気になる友達だよ。」

ゅな「ぁりがと😊でもホント別に怒ってないから‼」
直人はずるい、離れようとすると近づく。

この頃から直人を好きっていう気持ちがありながら可哀相な人とも思っていた。
私はまた人を信じなくなりだしていた。

No.112 11/05/30 11:48
ゅな ( sfzai )

>> 111 それからも直人は相変わらず泊まりにきたりご飯食べたり今までとなんら変わりなかった。

ただ、男と女の関係は終わりと言ったくせに直人は私に口でやってと言ってきた日があった。

私は素直に言われた通り口でヌイテあげた。

やっぱりずるい直人。
私自身もずるいのかもしれない。

私の気持ちは冷静になりつつあった。

中絶前、お腹にいるとき私は直人以外の男と関係をもっていた。
7歳下の男の子。
この子は彼女もち💦

私の事を好きと言ってくれる。
でも、田舎から追いかけてきた彼女と別れる勇気はこの子にはない。

きっと私は甘えていた。

No.113 11/06/06 01:50
ゅな ( sfzai )

>> 112 年が明けて1月2日の夜遅く7つ年下のユウ君が泊まりに来た。

彼女は正月で実家に帰ってるらしい。

直人も正月は大人しく家族サービスみたいだし。
とりあえずその晩は、ベッドでイチャイチャしながら眠りについた。

明日ユウ君は休み、私は仕事😩
ユウ君には合い鍵渡して出勤した。

夕方からはデートだ🎵

No.114 11/06/06 01:59
ゅな ( sfzai )

>> 113 夕方仕事が終わってユウ君に連絡📲。

ゅな「お疲れ~😊終わったよ🎵どこ❓」

ユウ「今、駅前にいます。」
ゅな「りょ~かぃ‼じゃあ、駅まで行くね✨着いたらまた電話する。」

ユウ「はい、わかりました。待ってます。」

ユウ君はずっと敬語。
すごく常識のあるいい子。
きっと私はこんなユウ君の事、年甲斐もなく好きになっていた。

No.115 11/06/06 02:08
ゅな ( sfzai )

>> 114 駅で合流して、お腹も空いていたので、2人で居酒屋に行った。

日曜日ということもあって店内は賑わっていた。

2時間くらいおしゃべりして店をでた。

ゅな「どうする?」

ユウ「…」

No.116 11/06/06 02:12
ゅな ( sfzai )

>> 115 ユウ「明日の朝には彼女帰って来るんで今日は帰らないと…でも、まだ早いんでゅなさんち帰ってもいいですか?」

ゅな「うん、うちは全然構わないけど。」

と言うわけで2人で私の家に帰った。

帰ってからはもちろんずっとベッドの中…

そんな時ユウの携帯が鳴った。

No.117 11/06/06 02:20
ゅな ( sfzai )

>> 116 ディスプレイには彼女の名前が。
ユウは出ない。

ゅな「出ないの?」
ユウ「はい、いんです。寝てた事にするんで。」

携帯は20分くらい切れては鳴りを繰り返していた。

11時過ぎユウ君は帰って行った。
ユウ君は最後まで「帰りたくない、ずっと一緒に居たい。」と言っていた。

でもユウ君は彼女と別れる勇気はない。

それが例えウソでも嬉しかった…

No.118 11/06/09 16:24
ゅな ( sfzai )

>> 117 次の日からまた普通の生活が始まった。

1月6日の昼休憩ユウ君からメールが入っていた。

ユウ*僕は彼女の事しか見えてません。もう連絡もしません*

…彼女にばれて打たされたな。私は返信をせず仕事に戻った。

その日の夜は中学から仲の良かった友達、ユキとプチ新年会をした。

居酒屋→カラオケ‼いつものコース✨

深夜0時0分前携帯が鳴った。
ユウ君からだ。

No.119 11/06/09 16:34
ゅな ( sfzai )

>> 118 ユウ君*彼女がどうしても話したいと言うので電話していいですか?*

ゅな「…まじかよ😥だってユキ💦」

ユキ「いいじゃん、話しちゃいなよ、修羅場だね~😁なんなら奪っちゃえば💨」

ゅな「もぉ~人事だと思って~😒」

ユウ君に返信した。
ゅな*別にいいけど、私になんて言ってもらいたいわけ?*

ユウ君*2回くらい一緒にパチンコ行ったりご飯食べたといってあります…*

ゅな*じゃぁ、それに合わせたらいいのね?どうぞ*

10分15分…待っても携帯は鳴らない。

せっかくのカラオケ落ち着いて歌えない💢

短期な私はメールした。

ゅな*今、友達と飲んでるんだけど、電話するなら早くしてくれる?*

🎵🎵🎵~

No.120 11/06/09 16:53
ゅな ( sfzai )

>> 119 きた。

知らない番号。
彼女の携帯かららしい。

ゅな「もしもし。」

彼女「もしもし、ユウの彼女ですけど。」

ゅな「はい」

彼女「ユウと連絡取るのやめてもらえませんか?」

ゅな「うん、そのつもりだけど、昼にメールきてたし、それにも返してないけど。」

彼女「なんでユウと連絡取ったり遊んだりしたんですか?」

ゅな「えっ、別に友達だから。」

彼女「相手に彼女いるから悪いとか思わないんですか?」

ゅな「う~ん…別に。私も彼氏いるし。」

彼氏「ゅなさんの彼氏可哀相ですね。捨てられますよ。」

ゅな「(笑)そうかもね。わざわざ忠告ありがとう。」

彼女「私、ゅなさんみたいに大人じゃないし嫉妬しやすいんでもう絶対にユウと関わらないで下さい。」

ゅな「うん、いいよ。じゃ。」

ゅな「はぁ~😥」

ユキ「どうだったぁ❓」

ゅな「疲れた😩多分ユウ君も大丈夫だと思う、ちゃんと大人の対応したつもり。」

ユキ「そっか。頑張った👍飲もう💨」

これで良かったんだよね…好きになったらダメなんだから…

朝まで2人で飲んで歌った。

No.121 11/07/05 15:02
ゅな ( sfzai )

>> 120 いつもと変わり無い毎日を過ごしていた。

1ヶ月たったくらいだろうか、見慣れたアドレスからのメールだ。

*お疲れ様です。今、外回りなんです😁*

ユウ君だ。

ゅな*メール大丈夫なん?彼女また怒るよ。*

ユウ君*会社にいるときは大丈夫です、ばれないようにするんで☺*

嬉しかった。でも…
まぁいいか、今を楽しもう。

こうしてまた秘密のやり取りが始まった。

No.122 11/07/05 16:33
ゅな ( sfzai )

>> 121 なおとも相変わらずだ。

そんな中、私の誕生日がやってきた。

スタッフのみんなはタバコやお菓子をくれた。

私が吸うタバコはどこにでも売ってあるわけじゃないので、みんな買うのに苦労したそうだ💦

なお…なおからの誕生日プレゼントはチョコレートだった。

正直少しショックだった。別に高価な物が欲しいわけじゃない、ただ食べてしまったら無くなってしまう事が悲しかった。

それからこのチョコレートを半年も食べれなかったのは言うまでもない…

No.123 11/07/05 16:40
ゅな ( sfzai )

>> 122 チョコレートと言えば、バレンタイン。

私は店のスタッフ全員に渡した。社交事例として。

なおだけは特別。
Zippoをプレゼント。
すごく喜んでくれた。

誕生日にはうちで使う手作りのガラス制コップをあげた。
X'masにはネクタイをあげた。

その度にすごいテンションで喜んでくれる。
私もそんななおの顔を見るのが好きだった。

No.124 11/07/05 16:53
ゅな ( sfzai )

>> 123 毎日Zippoを使ってる姿を見るだけで楽しい気分になった。

ある日Zippoがいつもの場所になかった。

ゅな「もぅ、Zippo飽きた?」

なお「違う、ここに置いといたら人に使われてムカついたけんスーツのポケットにおさめとる。」

こんな言葉だけでも幸せだった。

No.125 11/07/05 16:58
ゅな ( sfzai )

>> 124 バレンタインが終わればホワイトデー。

前に誕生日チョコレートをもらってチーンってなってたのを思い出してか、

なお「ホワイトデー何がいい?」

ゅな「何でもいい。私を思って選んでくれるなら。ただ、後に残る物がいい。」

なお「わかった‼任せといて。」

ホワイトデーが楽しみで仕方なかった。
この時はまだ何が起こるかなんて知るよしもなく毎日をただ淡々と過ごしていた。

No.126 11/08/10 16:36
ゅな ( sfzai )

>> 125 ホワイトデー当日、なおは先に帰宅。1時間遅れで私も帰宅。

いつものようにご飯食べて仕事の話しや雑談で時間は過ぎていった。

ただひとついつもと違ったのは、なおからの初めてのプレゼント。

最初で最後のプレゼント…

髪留めだった。
私は髪を結ぶにしろ毎日違う物をつける。
なおがくれたのは紫のシュシュと白のシュシュ。

紫は私となおの好きな色。
すごく嬉しかった。
それは、今でも大切にとってあるくらい…

12時前になり終電の時間があるのでいつものように、

2人「じゃぁ、また明日ね。おやすみ。」

笑顔でバイバイした。

No.127 11/08/10 16:42
ゅな ( sfzai )

>> 126 なおが帰った後部屋の片付けをして、鏡の前でもらったシュシュを付けてみた。

「明日はこれを付けて行こう✨」

そう決めて、1時頃ベッドに入った。



♪♪♪~
夜中の3時、電話が鳴ってる。
重たい瞼を開けてディスプレイを見ると、なおからだ。

なんだろう?
いつも通り電話に出た。

No.128 11/08/10 16:57
ゅな ( sfzai )

>> 127 ゅな「…もしもし~」

なお「寝てた?ごめんね。」

ゅな「寝てたよ~どうかしたぁ?」

なお「うん…もう、この関係終わりにしよう。明日から電話もメールもしない、家にも行かない。」

ゅな「…………」

なお「聞こえてる?」

ゅな「聞こえてるけど…これは夢?」

なお「現実。」

ゅな「だって、なんで?さっきまで普通に笑ってたじゃん、またねってバイバイしたじゃん。奥さんにバレた?」


なお「嫁にはばれてない。」

ゅな「じゃあなんで?理由は?嫌いになった?」

なお「別に嫌いじゃない。」

ゅな「じゃぁなんでよ💢」
つい怒鳴ってしまった。

なお「他にお前より好きな人ができた。」

No.129 11/08/10 17:03
ゅな ( sfzai )

>> 128 なんて言っていいのかわからなかった。

きっと私が誰?と聞いて返ってくる言葉はわかっていた。

なのに、私はわざわざ確認してしまった。

ゅな「誰?」

なお「言わんとダメ?」

ゅな「できれば。」

なお「〇〇」

ゅな「………ップツ」

私は電話を切った。
やっぱり…きっとあの名前が出るのはわかってた。でも、なおの口から直接聞くと感情が抑えれず爆発した。

No.130 11/08/10 17:08
ゅな ( sfzai )

>> 129 なおはすぐにかけ直してきた。
きっと、私が死ぬんじゃないかと思ったんだろう。

しばらく電話には出なかった。

するとなおもかけてこなくなった。

ダメ、このまま終わりなんて、嫌だ…

携帯を手にとりなおに発信した。

No.131 11/08/10 17:23
ゅな ( sfzai )

>> 130 なお「やめて、急に電話切るとか、心配じゃけん」

ゅな「なんで今更?1年半前からずっと言ってたよね、あいつのこと。」

なお「あいつにお前との事ばれたくないし、勘繰られるのも嫌だから。」

プツン…
私の中で何かがキレた。

ゅな「そう、あいつにイロイロ言われるわけだ。じゃぁ、私があいつに全部話してあげる。この1年半あった事、あんたがいるせいで私達が壊れたってね。」

なお「あいつは関係ないじゃん。」

ゅな「大ありよ。相手が悪かったね、よりによって私がこの世で1番嫌いな人間をあんたは好きになった。結局あんたも、今までの男達と一緒、裏切り者。」

そういって電話を切った。

こんな事が言いたいわけじゃない。
なのに、愛情は一瞬にして憎しみにかわってしまった。

これから、全てを巻き込んで修羅場が始まる。

No.132 11/08/11 04:54
ゅな ( sfzai )

>> 131 次の日睡眠不足のまま出勤した。

毎朝8時にかかってくる電話は鳴らなかった…

夢じゃなかった…

出勤していつも通り仕事をこなす。
不思議と普通だった。
涙も出なかった。

なおとは全く会話がなくなった。
お昼になり休憩に入った。忙しかったせいか私は最後の1人。

休憩室に入り1人ため息をつく…

そのあとすぐなおが入ってきた。

‼‼

No.133 11/08/11 05:01
ゅな ( sfzai )

>> 132 なぜ?
嫌がらせ?

私が1人で休憩に入ったのは知ってるはず。

30分の休憩はお互い一言も発することなく終わった。

なおは何か言ってほしかったのだろうか?
それとも本当にただ休憩しにきたのだろうか?
あの時も今もわからない。

午後も忙しくあっというまに時間は過ぎていった。

今日は仕事終わりあの女と話しをする予定だ。

No.134 11/08/11 05:13
ゅな ( sfzai )

>> 133 最後の休憩に入った。
あの女は今日は休み。

とりあえず電話をしてみた。

バカ女「もしもし」

ゅな「お疲れ。今日休み?」

バカ女「うん、会社行ったけど人数足りてるっぽいから帰った。」

ゅな「うち、6時なんだけど、少しお茶しない?」

バカ女「いいよ。じゃぁ終わったらまた電話して。」
ゅな「了解🙆じゃぁ後でね~」

私はホールに戻った。

なおは5時には帰っていった。
もしかしたら、バカ女から連絡が入っていたかもしれない。
私から会おうと言われたと。

一度壊れたものは元には戻らない。痛いくらい知ってる。だったら相手にも苦しんでもらおう。

苦しんだかどうかはわからないままだけど。

No.135 11/08/11 05:20
ゅな ( sfzai )

>> 134 仕事も終わり、急いで着替える。

バカ女の旦那さんが休憩室にいた。

旦那「ゅなちゃんまだぁって電話あったよ~。初めて一緒にお茶するって嬉しそうだったよ。」

ゅな「ちょっと待ってよ~今からすぐ行くよ~」

ゅな(主任、ごめんね…楽しいお茶会じゃないの…)
バカ女の旦那さんはすごくいい人。私も人として大好きだ。

店を出て電話をした。

  • << 137 店を出てすぐ近くのカフェで待ち合わせをした。 バカ女はもう来ていた。 ゅな「ごめんね急に」 バカ女「ううん、珍しいねゅなちゃんが誘ってくるなんて。」 ゅな「うん、ちょっとね。」 バカ女「なになに?」 始めは仕事の事や他愛もない話しをした。 ゅな「あのさぁ…」 バカ女「ん?」

No.136 11/08/25 17:15
ゅな ( sfzai )

>> 135 主です。

携帯をスマートフォンに変えたらカキコ出来なくなり、引っ越しでバタバタでした。
体調の方も万全ではなく💦

読んでいる方がいるかわかりませんが、書き上げたいと思ってます。

No.137 11/08/26 13:55
ゅな ( sfzai )

>> 135 仕事も終わり、急いで着替える。 バカ女の旦那さんが休憩室にいた。 旦那「ゅなちゃんまだぁって電話あったよ~。初めて一緒にお茶するって嬉… 店を出てすぐ近くのカフェで待ち合わせをした。

バカ女はもう来ていた。

ゅな「ごめんね急に」

バカ女「ううん、珍しいねゅなちゃんが誘ってくるなんて。」

ゅな「うん、ちょっとね。」

バカ女「なになに?」

始めは仕事の事や他愛もない話しをした。

ゅな「あのさぁ…」

バカ女「ん?」

No.138 11/08/26 14:28
ゅな ( sfzai )

>> 137 ゅな「昨日、なおと別れた。」

バカ女「(・◇・)?」

ゅな「あんたにグチグチ言われるのも嫌だし、疑われるのも嫌なんだって。」

バカ女「だから?それを私に話してどうしたいの?」

ゅな「そうだね。話したところで何も変わらないね。ただそんなにうるさく何か言ったのかなって。」
バカ女「別に。2人が付き合ってたなんて知らんかったし。」

ゅな「あっそう。1年半前からね。」

バカ女「ふ~ん。あいつ手早いけんね😁」

ゅな(💢)

ゅな「昨日、うちでいつも通りお風呂入ってご飯食べて楽しくやってたのに、帰って夜中の3時に電話であんたの事が好きだって。人を馬鹿にするにも程があるよね。子供中絶までさせといて。」

バカ女「まぁ、あいつはそうゆうやつよ😁中絶費用は?」

ゅな「半分ずつ。」

バカ女「良かったじゃん、半分も出してもらって。大変だったと思うよ~お小遣少ないし。」

ゅな(ホントに腹が立つこの女💢)

No.139 11/08/31 10:36
ゅな ( sfzai )

>> 138 ゅな「〇〇さんはなおのこと好き?」

バカ女「うん、好きよ。」


この人はホントに変な人だった。

今まで出会った事のない人間。

ゅな「でも、〇〇さんてホント変わってるし、人の気持ち考えんよね。店の皆が気を使うのもわかるわ。」

バカ女「そお?普通だと思ってるけど。皆はなんて言ってる?」

ゅな「細かい事一々うるさい、主任の奥さんじゃけえってわがまま、怒らせたらめんどくさくから適当にはいはい言っとけばいい。とか」

バカ女「え~皆そんなに私の事見てるし気にしてるんだね~嬉しい~😍」

ゅな「…」

言葉が出なかった。
どんだけポジティブなんだ。気持ち悪い…

バカ女「まぁ、うちとあいつはなんもないけん、ただ仲がいいだけ。でも、うちの旦那にはあいつがうちを好きな事は言わんでね。」

ゅな「うん。」

ゅな(そんな約束できるか😜主任は傷つけたくないけど…)

話しは5時間ぐらいに及んだ。

バカ女「じゃぁまた明日。」
ゅな「うん、じゃぁ。」

きっと明日から会社で嫌がらせを受けるだろう。
終始冷静だったが、相当イライラしてたはず。
バカ女の手はなおの話しをしている間ずっと震えていた。

No.140 11/10/28 08:36
ゅな ( sfzai )

>> 139 次の日からしばらくはいつも通り働いた。

なおも、バカ女とも関わらず。

でも、私は少しづつ壊れていった。
涙しながら働いく日も増えていった。

No.141 11/10/28 08:41
ゅな ( sfzai )

>> 140 なおと壊れて3ヶ月。

なおへの執着、中絶した子への執着…

私は産めなかった子の身代わりのように身体に墨をついた。

数年たった今でも後悔はしていない。

No.142 11/10/28 08:47
ゅな ( sfzai )

>> 141 壊れてちょっとしてから仕事中に涙が出たりイライラがおさまらなかったり、感情のコントロールが自分で出来なくなってしまったので、精神科に通うはめになった。

薬漬けの毎日…
なんで私が…
毎日泣いた。

外を歩いても、バスの中も買い物してても…

なおの存在はホントにでかすぎた…

私…このまま生きて行けるのだろうか…

No.143 11/10/28 08:55
ゅな ( sfzai )

>> 142 仕事中、なおと口論になることが増えていった。

始めは我慢できなくなると逃げ出した。

なおは見せ付けるかのように毎日楽しそうにバカ女と接している。

だんだん我慢するのが馬鹿らしくなり、キレるようになった。

この頃はもう、元に戻れないというのは100も承知していたから…

No.144 11/10/28 08:58
ゅな ( sfzai )

>> 143 口論の原因、なおは上司に当たるわけだがなおの言うことを聞かなくなった。

なおもイライラが増えていった。

バカ女もなおのがイライラすると私にグズグズ言うようになった。

私はそれでもやめなかった。

No.145 11/10/28 09:04
ゅな ( sfzai )

>> 144 職場の皆も少しづつ私となおとバカ女が何かおかしいと気づき始めた。

私は隠さず何もかも話した。

なおの子を中絶したこと、今は憎しみしかないこと。

でも、バカ女と出来てる事は言えなかった。

バカ女の旦那がかわいそうで。
バカ女の旦那はなおより全然上の上司、部下に奥さん取られたなんて情けない事はない。

でも、本人には言った。

No.146 11/10/28 09:19
ゅな ( sfzai )

>> 145 ゅな「主任、主任の事傷つけたくなかったんだけどゴメンね、ゅながあいつと壊れた理由、奥さんだよ。ほら、」
なおからの最期のメールを見せた。

なお*〇〇の事が好きだし、お前との事疑われたくないけん*

主任「…ふ~ん。大丈夫よゅなが気にする事ではないけど、やっぱり見たくなかったかな。」

ゅな「だよね…(泣)ごめんなさい…ホントにごめんなさい(泣)」

主任「もう、泣かんでいいけん(笑)でも、他のバイト達には内緒ね。」

ゅな「うん、絶対に言いません。」

きっと主任も疑ってはいたけど確信はなかった。
私が教えた事によって確信してしまった。

この2人もまた会社でも口論が増えていった。

仲の良かった夫婦に亀裂が入ったのは言うまでもない。

No.147 11/10/28 09:28
ゅな ( sfzai )

>> 146 仕事を辞める事も考えた。一度は辞めると言った。でも、その頃はまだなおの側に居たかった。

だから、店長に全てを話して辞めたくないと伝えた。

店長は、
「またか…初めてじゃないけん。ゅなちゃんも変な男に引っ掛かったと思って諦めんちゃい、あの2人はホント異常じゃけん。ただ仲がいいだけかホントの事はわからんけど、普通ではないから。ただゅなちゃんがもう限界って思うまでは全然働いていいから。頑張りなさい。」

ゅな「ありがとうございます。(泣)」

この頃の私は回りにすごく助けられながら生きていた。

No.148 11/10/28 09:39
ゅな ( sfzai )

>> 147 バカ女とはなるべく接点を持ちたくなかったので店長に言ってシフトもずらしてもらってた。
そしたら、バカ女が私の所にきた。

バカ女「最近シフトかぶらんけどなんかあった?」

ゅな「あなたが嫌いだからシフトかぶらないようにしてもらった、できれば声も聞きたくないし顔も見たくない。だから話し掛けないで。」

バカ女「ふ~ん。わかった。」

気づけよ、バカ。

No.149 11/10/28 09:46
ゅな ( sfzai )

>> 148 壊れてから4ヶ月なおも疲れてきたのだろう、会社で毎日毎日私に罵倒されて。

私はもう回りに他のバイトが居てもおかまいなしに罵倒仕上げてた。

なおは顔色も悪くなり、痩せていった。

私との事は本社の上層部にも知れ渡りなおの立場はどんどん悪くなっていった。

そんな時ある人からとんでもないことを聞いた。

No.150 11/11/04 10:20
ゅな ( sfzai )

>> 149 なおはお客様からかなりの額のお金を借りていたのだ…

私の中絶費用もきっとその人からかりたもの。

借りた時期と中絶した時期がかさなった。

お客様はあまりにも返済がないため本人に催促したらしい。

なおの返事は…

No.151 11/11/29 15:42
ゅな ( sfzai )

>> 150 なお「そんなもん使ってすぐ返せって無理だし」

客「その言い方は何?すみませんの一言もないわけ?」

なお「返せばいんじゃろ。」

客「💢」

お客様は話しにならないと帰った。

No.152 11/11/29 15:46
ゅな ( sfzai )

>> 151 後日、お客様は店の店長、本社の常務取締役に話しをしたのだろう。

このお客様はかなりの昔からの常連で上とも仲がよかった。

この時なおは何も知らない。お客様からの電話もずっと無視していたらしい。

営業中にお客様から声をかけられるも無視。

店長から声がかかった。

No.153 11/11/29 15:51
ゅな ( sfzai )

>> 152 店長「お客様の〇〇さんが外で待ってるから行って。ちゃんと話してこい。」

なお「はい…」

なおがホールから消えたのは気づいてた。

No.154 11/11/29 16:00
ゅな ( sfzai )

>> 153 なおは若干イライラでむかった。

なお「営業中に呼び出されても困るんだけど。」

客「電話も出ないしこうするしかないでしょ。」

なお「営業妨害じゃん。」

客「大丈夫よ、店長に許可とってるし。」

なお「…💢」

客「で、〇日までに返済して欲しいんだけど。」

なお「わかった、返せばいんじゃろ返せば。」

なおは約束した日に現金、高級腕時計数本を返したらしい。

最後の最後まですみませんもありがとうもなかったらしい。

お客様もこんな子だとは思わなかったと肩を落とされてたらしい。

No.155 11/11/29 16:08
ゅな ( sfzai )

>> 154 その日を皮切りになおの立場はどんどん悪くなった。

私との衝突はほぼなくなっていた。
きっと私はここに居たらこの人を苦しめる、私も前に進めず苦しい。

辞める決意をした。
それでも少し、なおにこれからの事とか心配されて止めてほしいと淡い期待を持っていたに違いない。

No.156 11/11/29 16:13
ゅな ( sfzai )

>> 155 ゅな*来月の20日で辞めます*

メモ用紙にこれだけ書いてなおに渡した。

なお「?」

なおはその後2日間は自分で店長に言えよと言っていた。
保留にしてくれてたのかな?

残りの1ヶ月頑張ろ。
笑顔でバイバイ出来るように。

きっと私はこの人を嫌いにはなれない。

No.157 11/11/29 16:26
ゅな ( sfzai )

>> 156 なおはどんどん体調を崩していった。
立場が悪いから回りにすごく気を使い心が疲れていたのだろう。

食べる事が大好きだったのにお昼ご飯も食べなくなっていた。

2人きりの休憩。
辞めると言ってからまた2人きりのの時間が増えた気がした。
最後だからと気を使ってくれてたのかな…?

ゅな「なお、ご飯食べてないでしょ?」

なお「大丈夫。」

ゅな「お弁当作ってあげようか?」

なお「ありがとう、でもいいよ、食べれんくて残しても悪いけん。」

ゅな「そっか…」

なんか昔に戻ったみたいに穏やかな時間が流れていた。

No.158 11/12/29 00:40
ゅな ( sfzai )

16から26まで専業主婦だった私が、
初めてこんなに長く勤めた会社だった。

本音を言えば辞めたくない。
でも、きっともうなおとは離れた方がいい。

とうとう、最後の出勤日。
辞めると言って1ヶ月あっという間に過ぎた。

No.159 11/12/29 00:56
ゅな ( sfzai )

午前中はなんとかいつも通り働いた。
上がる時間が近づくにつれてこの約2年が思い出される。

初めての出勤日、私に付いて指導したのはなおだった。

お客様にも、「今日が最後なんです!」
と挨拶をして回る。

そして、遅番との交代時間…
遅番の役職達が1人、2人と私の所にくる。
「お疲れ様でした。もっと一緒に仕事したかったわぁ、でも、少し休んでまた頑張ればいいよ!」

涙腺ダムは崩壊した。

No.160 11/12/29 01:04
ゅな ( sfzai )

私は、なおが好きの前にホントこの職場が大好きだった。

28年生きて来て、辞める時に泣いたのはここだけだ。

最後の終礼。なおが私に、
「一言いえ。」泣いて何を言っているかわからない声で挨拶をした。

なおには最後の抵抗をしていた。

No.161 11/12/29 01:11
ゅな ( sfzai )

この日の朝、なおから返された合い鍵、手紙、健康祈願の御守り、VUITTONのネクタイを渡した。

突き返されたらそれで仕方ない。
そう思っていたが返してはこなかった。

結局、なおとは話す事もなく、また明日も会えるかのようにあっけなくさよならした。

No.162 11/12/30 01:55
ゅな ( sfzai )

それから3日後、私は新しい職場にいた。
仕事中は普通に働けたが1人になると、涙が止まらない…なおに電話もイッパイかけた。着信拒否されてるから繋がらないのに…

No.163 12/01/30 09:58
ゅな ( sfzai )

新しい職場にきて1週間過ぎた。
前に働いていた所に出戻ったのですぐに慣れた。
そんなときなおから電話がかかってきた。

No.164 12/01/30 10:09
ゅな ( sfzai )

すぐに出れなかったのでかけ直した。
やっぱり着信拒否…

間違い?

でも、またすぐにかかってきた。

ゅな「もしもし…」

なお「もしもし。今、大丈夫?」

久しぶりになおの声を聞いた。

No.165 12/01/30 10:22
ゅな ( sfzai )

なお「もう、ホントに連絡やめてくれる?お前にはもう何もしてあげれんけん。」

ゅな「あれ、最後の日に渡した物どしたぁ?」

なお「全部捨てた。」

ゅな「…そっかぁ。捨てたかぁ!最低。」

なお「だから、もう連絡してこんで。わかった?」

ゅな「ねぇ、私の事大嫌いって言った時あったよね、あの時よりは私に対する感情変わった?」

なお「今は、別に嫌いじゃない。でも、もう何もしてあげれん。」

ゅな「そっかぁ、ありがとう。なおと過ごすた時間を無駄にしないようにしないとね。私はなおと出逢えてよかったよ。いろんな事教えてもらったし。まぁ、結局は最低男だったけどね!やっぱ男見る目ないみたい(笑)…ホントありがとう。さようなら」

この日の電話がホントに最後となった。

No.166 12/01/30 10:30
ゅな ( sfzai )

その後は、何をしていたのか、どうやって帰宅したのか覚えていない。

一つ言えるのは、少し前の私とは違った。
一つの恋愛が終わるといつも追いかける着信拒否されても連絡をしまくってた。
相手がどんなに嫌がっても無視しても。

でも、なおにはしなかった。
いっぱい泣いて、電話したいのもいっぱい我慢した。
27年生きてきて初めての事だった。

私、少しは変われたのかな?

No.167 12/01/30 10:38
ゅな ( sfzai )

「お前は変われる。」
「今変わらんとずっとそのままで」
「オレがお前の事変えてやる。お前の事変えれたら、オレ何でもできる気がする(笑)」

なおの口癖だった。

なお…少しだけど私変われたよ。
すごいねなお…

それから、かなりのじかん泣いて過ごした。
職場では無理して笑った。

きっと、無理して我慢しま分心は壊れてたんだよね。

No.168 12/01/30 22:59
ゅな ( sfzai )

どんなに悲しくて苦しくても仕事をしないと生活ができない。
一人じゃない、子供のため。

自分なりに頑張った。

夏が過ぎて少し肌寒くなってきた頃だった。

朝起きたら、
???頭が、へん…だった。

No.169 12/01/30 23:11
ゅな ( sfzai )

朝起きたら、首から上がなんか突っ張る。
寝違えたかなぁ?と思いつつ仕事に行った。

仕事が始まりホールで動いていても違和感が抜けない。
なんだ?
どちらかと言うと身体は強くない。夏なんか太陽光で頭痛がするので薬がないと外出できない、離婚してすぐには卵巣破裂をおこしたり、妹や親に言わせるとあの姉ちゃんが働けるとは!っていわれるくらい色んな病気をしてきた。

そんな私でも今の症状は初めてのことだった。

ただ、あまり深く考えてなかった。そのうち治るだろうと。

No.170 12/01/30 23:21
ゅな ( sfzai )

次の日も違和感が抜けない。
それどころか、頭が小刻みに震える…

あ~とうとう脳をやられたかなぁ…と思った。

次の休みに病院に行く事にした。
でも何科?
わからないので総合病院に行く事にした。

No.171 12/01/30 23:40
ゅな ( sfzai )

休みの日、総合病院の案内所で症状を話しどこに行けばいいか聞いた。
外科を紹介された。

この病院は2ヶ月前にも耳下腺に腫瘍ができてお世話になった所だ。

外科の先生に症状と2ヶ月前の耳下腺腫瘍の下りも話して見てもらった。

先生は「耳下腺腫瘍は陽性だったので今回の事とは関係ないねぇ、レントゲンも異常なし、多分ストレスからきてるんだと思います。軽い安定剤出しときます。1週間も薬飲めば治りますよ。また1週間後に来て下さい。」

確かに、ストレスは溜めやすい方だ。
ここんとこ職場も変わりなおとの事もあり気分も優れなかったからなぁ。

原因がわかりとりあえずは安心した。

でも、これから何件もの病院をたらい回しにされ病名すらわからない状態に陥るとはこの時思ってもいなかった。

No.172 12/01/30 23:47
ゅな ( sfzai )

また、仕事の毎日が始まった。

病院からもらった薬を飲んでも良くなる気配はない。頭痛、目眩、突っ張りどんどん酷くなる一方だった。

発症から半月たっていた。

次の休み、私はまた病院に来ていた。

No.173 12/01/30 23:53
ゅな ( sfzai )

先生「おかしいねぇ?何が原因かなぁ?」

ゅな心の声(お前医者だろ!自分でわかんねぇから金払って病院来てんだろうが。)

先生「まぁ、また同じ薬出しとくから1週間後に様子見せて下さい。」

ゅな心の声(こいつダメだ、病院変えよう。)

その日を最後にこの病院は止めた。薬も。

No.174 12/01/31 00:07
ゅな ( sfzai )

それから、仕事が休みの日は病院、病院となった。

次に行ったのは、子供の時からいつも行ってる内科だ。

先生「総合病院でわからなかった事がこんな町医者にわからんよ。」

ゅな「だよねぇ。でも脳外科とか行った事ないし、どっかいいとこない?」

ここで初めて紹介状をもらい脳外科に行った。
CT、MRI、血液検査何をしても異常なし。
ここの病院の先生もお手上げ。
また別の病院を紹介された。

発症から1ヶ月半。

もう、まっすぐ前を向く事が不可能になっていた。
自力で前を向こうとしても首が曲がる、後頭部には激しい頭痛。

周りの人は変な目で見ていた。

No.175 12/01/31 00:18
ゅな ( sfzai )

その頃、1人の男性と連絡を取り合っていた。
この病気になって、元々ネガティブだったのがさらにネガティブになっていた。
年は2つ下だったが私の上司にあたる人。
沈んでる時に他愛もないメールなどしてきたり会社でも何かと話しかけてくれて笑わせてくれた。

当然のように惹かれていった。
でも、以前の私みたいにすぐ行動には移せなかった。

また裏切れたら?
病気は?首が曲がってる女なんて…
子持ちで年上なんて…

とりあえず病気治そう…

No.176 12/01/31 00:23
ゅな ( sfzai )

でも、そう簡単に病気は治ってくれない。
いまだ、病名すらわかってない。終いには、精神科に行かされた。

仕事も限界が近づいていた。
発症から2ヶ月とうとう職場で倒れた。

視界が狭まり物がぼやけて見える。

その日は早退して帰った。
明日は休み。先の事考えなきゃ…

No.177 12/01/31 00:45
ゅな ( sfzai )

この頃、家事も出来なくなっていた。
台所にたっても前が向けないので包丁が使えない。顎が肩にのったままになっているから長いこと立っていると首から上に激痛が走る。

だから、子供は週末おばあちゃんちに行っていた。

週末1人で家にいると2つ下の上司ヒロからメールが入った。

ヒロ*お見舞いに行きまぁす。なんか欲しいものありますか?*

!!!ウソ!

ゅな*え?メールの相手間違ってない?*

ヒロ*間違ってないよ。家教えて*

てな感じでお見舞いに来てくれた。
コンビニでお菓子やジュースいっぱい買って来てくれた。

ホントに嬉しかった。
それに、その日私は告白された。

ヒロ「オレと付き合って下さい。」

ビックリした。でも、手放しでは喜べなかった。

ゅな「ありがとう。私も好きみたい!でも、無理だよ。病気だって治るかわかんないし、子供だっている。」

ヒロ「病気?治せばいいじゃん。子供?仲良くなる!はい、問題解決(笑)それに、結婚も視野に入れて付き合いたいと思ってる。」

ゅな「結婚って。お互いの事何も知らないのに。」

ヒロ「だから、今から知っていけばいいやん!!」

こんなやり取りをして私達は付き合う事になった。
人生初めてのプロポーズ。

前の結婚の時は無かったから。

No.178 12/02/01 09:14
ゅな ( sfzai )

ヒロはハッキリ言って年の割には幼い。
付き合ってわかったが今までの私が一番キライなタイプ。
でも、落ち込んで追い込まれてる私をいつも彼なりに励ましてくれた。

どんなにパニックになっても、私が理不尽な切れ方をしてもいつも怒らず側にいてくれた。
だからケンカは1年で1回限り!

そんな中、とうとう職場を離れる時がきた。
倒れた後、3ヶ月休職扱いにしてもらった。この休職の間8ヶ所くらいの病院を回った。
1人では外も歩けなくなっていた。
この頃は、真っ直ぐ歩けないからよくコケたり、物にぶつかって…

休職にしてもらったが3ヶ月が過ぎ退職した。職場を変えてわずか7ヶ月だった。

No.179 12/02/01 09:19
ゅな ( sfzai )

仕事を辞めてからは週に1回病院に行くだけ。後は引きこもり。ヒロが休みの日は少しは太陽に当たらなきゃと外に連れ出してくれた。
病院がある日はわざわざ休みをとってくれた。

病気は治る気配が全くない。

ある日、妹と話をしていたとき大学病院の話が出た。

No.180 12/02/01 09:26
ゅな ( sfzai )

妹の旦那の友達が珍しい病気で色んな病院転々として大学病院にたどり着き完治したと。
私は失礼を承知で今行っている病院に大学病院の紹介状を下さいと言った。

先生もこれだけ薬飲んで良くならないしその方がいいかもと言ってくれた。

早速ヒロの次の休みの日大学病院に行った。

No.181 12/02/01 09:34
ゅな ( sfzai )

紹介状を持って大学病院に着いた。
私はすぐ見てもらえると思っていた。

だか、紹介状があっても2ヶ月待ちだった。その2ヶ月の間しんどいだろうからと大学病院の傘下に入っている精神病院をまた紹介された。 

この頃いつも思ってた。
私はなぜ生まれたのだろう。
私が産めなかったあの子と私は同じ。
私は生きてていいの?

自分の事しか考えれない私がいた。

No.182 12/04/07 14:52
ゅな ( sfzai )

大学病院で見てもらえるまでの間の病院も飲み薬だけだされ飲んでた。

…どうせ効かないし。

それでも、病院に行く、唯一の私の外出。
外に出れることが嬉しかった。

今まで普通に出来てたことがこんなにも嬉しかった。

No.183 12/04/07 15:08
ゅな ( sfzai )

>> 182 その頃も、前の職場で仲良かった人と連絡を取っていた。

その人はなおの家族とも仲良かった人だ。

その人によると、私がやめた後なおはクビ同然で会社を辞めた事、バカ女もその半月後に辞めた。
バカ女は主任と離婚。
また、なおも離婚して2人で一緒にいる。
との事だった。

やっぱり…

そうなるかもと思ってはいたがなってほしくなかった。

なお…あなたは守る者を間違えたね‥

No.184 12/04/07 15:18
ゅな ( sfzai )

>> 183 ヒロには申し訳ないが私の中から完全になおは消えてなかった。

その人によると、また同じ業界で働いてるって事だった。

ヒロには内緒で妹とその店にいった。

いた。

でも、何も話す事はない。
私は何がしたかった?
わからない…

5時間ぐらい遊んで帰った。

でも、笑顔だった。
複雑だった。笑ってるのは嬉しかった、でもその反面お前だけ幸せかよ。って思いもあった…

No.185 12/04/07 15:32
ゅな ( sfzai )

>> 184 それから、やっと大学病院の診察してもらえる日がきた。
精神科で幼少期から記憶がある限り話した。もちろんなおの事も。

先生いわく私の記憶力は凄いらしい。
日にち時間を全て覚えていたからだろう。

でも、今まで当たり前だと思ってた。

一通り話をして先生が
「ジストニアだね。」

ゅな「ジストニア??」

先生「この病気に関してうちにはスペシャリストがいるからそっちの先生と一緒に治療していこうね」

と言われまた2週間後、今度は脳神経内科も受診との事。

まだまだ、道のりは長そうだ。

No.186 12/04/09 10:51
ゅな ( sfzai )

>> 185 脳神経内科に来る日がきた。

《けいせいしゃけいジストニア》

病名がやっとわかった。

大脳の奥の神経が異常をきたす病気。
なぜおこるかは原因は今のところわかってない。
完治は1%未満…
命には関わらないので難病指定はされていない。
医師達の間では難病指定にしてもいいくらいの病気らしい。
まだ、世の中の医師の中にはこの病気自体知らない人が多いのが現実。

なんか、聞いてるだけで頭痛がしてきた…

ウソ…治らない…

No.187 12/04/09 11:01
ゅな ( sfzai )

>> 186 その後、これからの治療の話に移った。

今わかっていることは、ストレスからくること、精神科の飲み薬の副作用によるもの。とのことだった。

自分の意思とは逆に付随運動がおこる。
要は、神経がバカになり言うことを聞かないらしい。

治療方法としては、ボツリヌス菌という薬を打つボトックス治療か、頭を切って壊れてる神経の所に機械を埋め込んで微弱電流を流すものだった。

私の場合まずはボトックス治療で様子を見ようということになった。

No.188 12/04/09 11:08
ゅな ( sfzai )

>> 187 治療方法が決まってもすぐには注射が打てないとの事。

薬の注文は同意書にサインをしたあとになるとの事。

同意書には様々な副作用等が書いてあった。呼吸障害、燕下傷害、などなど…

とりあえず、飲み薬全てを止めてボトックス治療をしてみる事にした。

また2週間後の予約を取りその日は帰った。

No.189 12/04/09 11:15
ゅな ( sfzai )

>> 188 帰ってから私がしたこと。

インターネットで病気を調べまくった。

ジストニアとひとくくりにはいかないくらい沢山のジストニアがあった。

その後は何もするきになれなくなり寝る事にした。

まさか私がこんな事になるなんて。

No.190 12/08/26 23:32
2/3 ( sfzai )

2週間後注射を打つ日がやってきた。

注射は筋肉注射。
首の固まった筋肉に打つ。

固まった所に打った時“メキメキ”と嫌な音がなった。

初めての経験である。

痛かった、怖かった。

でも、100%効く保証はない。

No.191 12/08/27 11:10
2/3 ( sfzai )

すぐに効くわけではない。1~2週間ぐらいで効果が出てくる。

それでも変わりなければこの治療法ではダメということだ。

1週間ちょっとたったある日…

No.192 12/08/27 11:16
2/3 ( sfzai )

朝は比較的調子がいい。

頭痛、首の痛みも少なく身体も動かせる。

でもその日を境に首は痛みが取れただけでなく1日中通して普通に動く様になった。

ただ、これで治ったわけではない。

3ヶ月後また病院に行く予定だ。

投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

お知らせ

5/28 サーバメンテナンス(終了)

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧