闇の精神。～幸せを巡った～

生まれてすぐの
私は、
見た目は、
他の子と対して
変わらなかった。


30時間かかって生まれて、


危うく帝王切開になるところだったらしい。


1歳ぐらいになると人見知りが激しく、
酷いときは父にまで人見知りしていた。

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>> 1 そんな昔話を親から聞いた。


現在私は14歳。


中3のどこにでもいる女の子。


他と違うのは
アスペルガー症候群
を持っていて、
特別支援学級在籍なぐらい?


それ以外は特に変わったことはない。



昔は今よりも変わりまくりで、
周りから浮いていて少しおかしな子
だったけどね。


今は平和。


小学生時代と
転校する前の私立中学在籍時代
は凄まじかった。

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何が凄まじいかって?


私は数えきれないぐらい“特別な経験"をしてきた。


物心ついたころから過食で小６で体重87キロになっちゃうし。


中学入ってダイエット頑張って過食を克服したら拒食になって２０キロ一気に痩せちゃうし；


体への負担が大きすぎた。


目眩は当たり前、
体はクタクタだもん。


でも痩せて有頂天だった私はそのことさえも気づかなかった。

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>> 3 「ロミ！体フラフラじゃん！大丈夫なの」


『大丈夫！朝ご飯一杯食べたから。でも昼ご飯と夕飯はいらない』


「でも…っホント大丈夫なの?」


大丈夫?


大丈夫?


大丈夫?


みーんな大丈夫?って聞いてくる。


あんた達は私に痩せてほしかったんじゃなかったの?


80ｷﾛ代もある醜い私に。


そのくせ、食べろって言ってきて…


周りは私を太らせたいの！?
痩せさせたいの！?


拒食になっていた私の本心はそんな感じだった。


今考えれば
今までダイエットのダの字も言わなかった
私が急激に痩せようとしたことに周りも驚いていたんだと思う。


アスペルガーの症状で味覚が人より敏感で…
昔は偏食でのりとご飯しか食べれなかった。


ある時、食べ物の美味しさが分かってブクブク太っていったんだっけ?（汗）

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>> 4 ある一定の部分で体重は落ちなくなった。


それで体重に対する情熱も消え去っていったけど…


拒食の前になっていたネット依存症
と
拒食でのストレス


が爆発して、
見事うつ傾向に(泣)


訳の分からない不安感で家に帰ってくるたび何度も泣いてた。


別室登校になったのもこの頃だ。


学校に通えない人が通う…
公立中でいう
保健室登校
みたいなもん。


でも私は“学校”って場所が嫌で嫌でたまらなくて…


結局は不登校になってしまった。

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>> 5 小学生の頃の話も…
少ししようかな。


人間関係の問題の山・山・山！


喧嘩はするし、


仲良くしてる友達同士が私を仲間外れにして話してたりすると、
嫉妬してこっそりその子達の物を盗んだこともあった。


親だって離婚した。


母が、
職場の人間と接することに依存して、
私達子供は放っておかれた。


職場から一週間帰ってこなかったこともある。


そのくせ、
お母さんがの職場の人の
携帯番号やら、
場所をおばさん達に知らせる
スパイ的な役割
はさせられた。


お母さんは職場の人に腕をアザだらけにされたし、


殺されかけたし、
警察にもお世話になった。

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>> 6 でも2年という月日がたち、
お母さんは心を改めて反省した様子。


お父さんはその事件のことを許さなかった様子で


親権を巡る裁判が行われた。


最初は


私は父親に、
妹は母親に


付いていくという感じだったが


姉妹離れるのは嫌だ


という私の意見で親権は母が握った。


あの頃のことは許せないけど
特別支援学級にいる私を今は支えてくれている。


あの頃は嫌いだったけど、
今は大好きな存在だ。

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>> 7 小説というより日記みたいになったかな？


何せ小説初心者なもんで…(ノ△Ｔ)ﾕﾙｼﾃ


さてさて、


今回は中学に上がってからのことを詳しく話そうと思う。


小学生の頃過食で太っていていじめられていた私。


腐敗臭とも言われたあの日々。


私は、
小学5年生の時、
変わろうと決心しました。


いじめられない明るい自分になることを目標にしてーー…。

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