■個人授業■
純愛ってなんだろう…
そんな事を考えながら書いた作品です。
2005-
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【1 告白】
机の上の問題集に集中していたはずの視線はいつの間にか、辞書を操る白い指先に引きつけられていた。
次第に視線を移動させていくと、ノースリーブのブラウスから伸びた二の腕の艶かしさに、ますます目を奪われていく。
宮沢卓也の視線はやがて、盛本美咲の顔に到達する。
少しうつ向いて、辞書を読んでいる美咲は、秀でた鼻梁が強調されて見える。
深い二重瞼に縁取られた漆黒の瞳は今は、残念ながら見ることができない。
こんなに魅力的な女性と二人きりでいるのに、よく勉強に身が入るものだと、卓也は我ながら感心してしまう時がある。
もっとも美咲の教え方の上手さが、卓也の集中力のなさを補っているというのが、本当のところかもしれない。
(美咲さんが家庭教師になってくれて、僕、本当に幸せだよ…)
美咲が卓也の家庭教師をするようになって今年で三年になる。
高校受験からの付き合いだ。
最初は受験が終わるまでという約束だったのだけれど、担任に100%無理と太鼓判を押されていた高校に、卓也が合格したこともあって、それ以来美咲はずっと家庭教師を務めている。
県下でも有数の進学校の授業に、今日まで卓也がついてこれたのも、すべて美咲のおかげだといっていいだろう。
今夜は英語を集中的に勉強している。
昨夜返してもらったばかりの期末テストの成績は、美咲を落胆させるに充分なものだった。
大学を出てから、イタリアの音楽大学に三年ほど留学していた美咲だから、イタリア語はもちろん英語も堪能だ。
だからこそ美咲は、英語の成績の悪さが特に我慢できないかもしれない。
卓也が問題にとりかかって、すでに十分ほどが過ぎている。
美咲は飽きることなく、そんな卓也を見守っている。
勉強中の美咲はいつでも、卓也の一挙手一投足を真剣な眼差しで見つめているから、どうしても卓也も、勉強に身を入れないわけにはいかなくなってしまうのだ。
「こう、ですか?」
自信なさげに解答欄を埋めながら卓也は、手もとにあった消しゴムを、さりげなく机の右端に移動させた。
いま書いた答えが間違っていることは、自分でもわかっている。
文の構造がいまいち理解できない。
そうっとあおぎ見た美咲の顔は、いかにも残念そうに唇を歪めている。
「う~ん、惜しいなぁ。目的語の取り方が、少し違うのよねぇ」
卓也の狙い通り美咲は、机の反対側に置かれた消しゴムに手を伸ばした。
あまり広くない卓也の部屋は、面積の三分の一以上をベッドに占領されている。
机のまわりには雑誌が積みあげてあるし、父親に押しつけられた本棚が、壁の大半を占めているのだから、狭いのも仕方ない。
だから美咲はいつでも、お互いの体が触れそうなほど近づいて座る。
もうすぐ二十七歳になる美咲にとって卓也など、男のうちに入らないのだろうが、思春期真っ盛りの十七歳にとっては、なんともたまらない距離だ。
消しゴムに手を伸ばした美咲の身体が、机の上にぐぐっと伸びて、そうでなくとも近い二人の距離が、また少し縮まった。
(あぁ、美咲さんの顔って、いつ見てもとても綺麗だな…)
卓也の顎のすぐ下に、美咲の横顔がある。
ピンクのルージュが引かれた唇が、卓上ライトの光に滑らかな光沢を放つ。
形のいい耳たぶに、小さなピアスが一つ。
肩にかかる長さの髪は、美咲が身体を動かすたびに、さらさらとかすかな音をたてながら揺れる。
たなびく髪の毛から漂うラベンダーの香りが、卓也は大好きだ。
解答欄に消しゴムをかけながら美咲は、構文の説明をはじめる。
「いい?よく聞いて。この文の主語はこれ。でも目的語は…」
手の動きに合わせて、美咲の身体が揺れるたび、美咲自身の匂いと香水が入り混じった、えもいわれぬ薫香が立ち昇ってくる。
(あぁ、どうして美咲さんって、こんなにいい匂いがするんだろう…)
美咲がこの部屋に初めて来た夜も、同じ香水をつけていたことを卓也は、唐突に思い出した。
まだ中学三年生だった卓也にはその匂いが、ひどく大人っぽく感じられたものだ。
もっとも美咲は、あまりたくさん香水をつけていないので、むしろ肌の香りが強調されている。
果実のように甘酸っぱいくせに、搾りたてのミルクのように濃厚で滑らかな美咲の香りは、いつも卓也の臭覚をたっぷり愉しませてくれる。
季節は、初夏から真夏に変わろうとしていた。
照りつける陽射しは日々厳しさを増し、夜の訪れはどんどん遅くなっている。
汗に濡れたシャツが肌に張りついて不快だった。
(美咲さんもきっと、汗かいているんだろうな…)
ブラジャーのカップのなかで、しっとり汗に濡れている乳房や、股間にぴったり張りついているパンティの股布を想像して卓也は、こらえきれずに溜め息を一つ。
卓也はこっそりと、机の下に視線をなげる。
今夜の美咲の下半身は、ローライズのスリムジーンズに包まれている。
生脚を拝めるミニスカートのほうが嬉しいが、下半身のラインが浮き彫りになるスリムジーンズの美咲も、もちろん卓也は大好きだ。
ほっそりした体型の美咲だが、お尻は意外に大きい。
もちろん大きいとはいっても、輪郭は美しく、しっかり締まっているので、鈍重な感じはまったくない。
脚が長いので、身体全体とのバランスもいい。
大きく見えるのは、細いウエストのせいもあるかもしれない。
ボリューム満点の美咲の美尻を見るたび卓也はいつも、むしゃぶりつきたくなる衝動を抑えるのに苦労してしまう。
「…っていうことはつまり、この非人称主語が指しているものが大切なの」
問題の説明をつづけながら、消しゴムを使う美咲の右腕が時おり、卓也の二の腕に触れる。
(あぁ、美咲さんの、生肌が…)
今夜の美咲は、ノースリーブの白いブラウスを着ているから、少し汗ばんだ肌が触れる生々しい感触が、卓也をますます興奮させてしまう。
美咲の二の腕は柔らかく、肌もとても滑らかだ。
肩の丸みの上のところに、鎖骨の付け根が盛りあがっている様子が、艶かしいアクセントとなって目を惹きつける。
ほっそり感が強い美咲の首まわりは、アクセサリーに彩られてはいない。
でもかえって、鎖骨の微妙な隆起や肌の滑らかさが際立つので、女性らしさでは引けを取らない。
素早い一瞥に偶然にも、腋の下が垣間見えた。
完璧に無駄毛処理された柔肌は卓也の予定通り、しっとり汗に濡れている。
美咲の腕が触れるたび卓也は、どうしていいのかわからなくなってしまう。
このまま肌を感じていたいのはやまやまだが、少しはよける仕草をしなければ、美咲にいやらしい男だと思われてしまうかもしれない。
断腸の思いで卓也は、体を少し遠ざける。
その代わりといってはなんだが、美咲の襟奥に、少し無遠慮な視線を投げかけてみる。
うつ向いている美咲は、問題のポイントを説明するのに夢中だから、見咎められる心配はまったくない。
見下ろすブラウスの襟奥にブラジャーと乳肉が見えて、卓也は大きく目を見開いた。
(や、やったっ!今夜も、美咲さんのおっぱい、見れたぞ!)
大きく盛りあがっている乳房のせいで、たった二つのボタンをはずしてあるだけのブラウスの隙間は、身体を垣間見せるに充分な隙間を作りあげている。
もっとも、見えるとはいっても、ブラカップの端と乳肉が、ほんの少し顔をのぞかせている程度なのだが、正真正銘の美咲の乳房に、卓也の感動は大きい。
一見して、90㎝を優に超えているはずの美咲の乳房だから、垣間見る乳丘は、ブラカップいっぱいにつまっている。
ブラウスのより奥へと視線をねじこもうと卓也は、不自然な体勢に上体をひねり、傾ける。
奇跡的に見えた乳谷のふもとの、青みがかかって見える肌の白さに、喉の奥でうめき声を押し殺した。
ふいに美咲が顔をあげた。
卓也はあわてて体勢を元に戻す。
「…というわけ。じゃ、いま説明したことに注意しながら、もう一度挑戦してみて。卓也くんならきっとできるわ」
肘をついた左手に頬を乗せて美咲が、卓也をみつめた。
小さな逆三角形の輪郭にバランスよくおさまった、大きな瞳と高い鼻梁が、美貌と呼ぶにふさわしい相貌を作りあげている。
唇は薄く、引き締まっているから、それだけを見れば冷たい感じがする。
しかし、常に微笑を絶やさないおかげで、表情はとても柔らかく、親しみやすい雰囲気を発散している。
卓也は、美咲の目が大好きだ。
深みのある漆黒の瞳に見つめられているだけで、どんな問題でも解けそうな気がしてくるから不思議だ。
「えっと…」
シャーペンを握り直し、問題に集中してはみるものの、そのまま石像のように硬直してしまう。
期末テストが終わったばかりの卓也は、あまり勉強に集中していない。
夏休みに入っていないこの時期、受験もあまり実感がない。
だいたいさっきの美咲の説明だって、垣間見た乳肉とブラのせいで、まるで頭に残っていないのだ。
いっこうに問題を解けない卓也に美咲は、小さな溜め息をついて、
「どうしたの?今の説明、ちゃんと聞いてた?さ、もっと集中しよ」
頬杖したままの美咲が、卓也をうながす。
傾いた上体に右乳房が、机の上に柔らかく押しつけられているので、卓也はそれどころではない。
美咲が入ってきた時から勃ちっぱなしの股間が、硬度と大きさを増している。
へそに食いこんだ切っ先を、そうっと横にずらした。
美咲と一緒にいられるのは嬉しいが、いきり勃つペニスが毎度悩みのタネだ。
卓也のシャーペンがようやく動き出したのもつかの間、美咲の手がその動きをさえぎる。
「あ、もう、卓也くんたら。また同じミスしてるわ。私の説明、やっぱりちゃんと聞いてなかったのね」
書きかけの答えを消すと美咲は、卓也の顔を少し怒った顔で睨む。
整った美貌が少し愛らしくなるだけで、ちっとも怖くはない。
不満げに膨らませた頬が可愛らしくて、危うくキスしそうになって卓也は、あわてて視線をずらした。
「おかしいな、ちゃんと聞いてたんだけどな…。すいませんっ、もう一度お願いします!今度は大丈夫ですから!」
わざとおどけて卓也は言った。
いま美咲の顔をまともに見えてしまったら、間違いなく抱きついてしまう。
「まったく…。こんなことでは、大学受験は難しいかもしれないわね。卓也くんが浪人したら私、ご両親になんと言ってお詫びすればいいの?」
冗談半分の卓也の態度に、今度は美咲も、本当にあきられたような顔を見せる。
「一浪したくらいで怒る親なんて、今時いるわけないじゃないですか。もし浪人したら、来年もまた家庭教師してくださいね。そしたら僕、もっと頑張りますから!」
半分以上本気で卓也は言った。
自分が大学生になれば美咲は、家庭教師を辞めてしまうだろう。
でも浪人すればもう一年、美咲と一緒に勉強することができるのだ。
美咲と過ごす浪人生活は、下手なキャンパスライフより素晴らしいに決まっている。
満面の笑顔で言う卓也に美咲は、心底困ったような顔を向けた。
傾げた頭に髪が垂れ落ちて、漆黒の瞳が片方隠れた。
唇に髪の毛が数本かかっているのがやけにセクシーだった。
「もう、受験の前から浪人する気でいるなんて…。困っちゃうな」
両手を乳房の下に持っていき、腕組みをする。
そうでなくても尖っている乳房の先が、さらに上を向いて卓也は、ますます視線のやり場に困ってしまう。
しばらく下を向いていた美咲が、ようやく顔をあげた。
「実はね、来年は私、卓也くんの家庭教師、できなくなっちゃいそうなの…」
まるで隠し事を打ち明ける時のように、美咲の言葉も態度も、どことなく歯切れが悪い。
卓也を見つめる瞳も、心の動揺を表すかのように揺れている。
「え…、できなくなっちゃうって、どうして…」
こんな美咲を見るのは初めてだった。
動揺した卓也が、理由を問いただす間もなく、
「結婚、するの」
ぽつりと、美咲は呟いた。
「え…」
卓也の手を離れたシャーペンが、机の上を転がってやがて、美咲の足もとにぽとりと落ちた。
【2 悲しみのはてに】
美咲は身体を屈めて、足もとのシャーペンを拾うと、机の上にそうっと置いた。
まるで音をたてるのを恐れているかのように。
黙りこくった二人の間を、気まずい沈黙が漂う。
先に口を開いたのは美咲だった。
「ごめんね。急にこんなことを言ってしまって。おりを見て話すつもりではいたんだけれど…なんか照れ臭くて」
呆然としたままの卓也を美咲は、申し訳なさそうに見上げ、すぐにまた視線をうつ向けた。
胸のあたりがいつもより多めに開いていることに今ごろ気づき、さりげなく手で直した。
「そんな…。先生、ひどいよ。僕を見捨てて、結婚、しちゃうなんて…」
三年間も一緒に勉強してきたのに、こんな大切なことを黙っていた美咲が、無性に悲しく、腹立たしかった。
溢れでた涙が、頬を伝い落ちていく。
悔し涙なのか、悲しくて泣いているのか自分でもわからない。
高校生にもなって泣くなんて恥ずかしいが、どうしようもなかった。
「見捨てるなんてそんな…。受験が終わるまでは私、卓也くんと一緒にいるから。今まで通り、一緒にお勉強するから。約束するわ。だから今年、絶対に合格しようよ。ね?」
バッグからハンカチを取り出すと美咲は、卓也の涙を拭いはじめる。
「ほら、もっと上向いて。でも、こんなことくらいで泣くなんて、卓也くんはまだまだ子供なのね」
強引に上を向かせた卓也の顔を覗きこみ、優しく微笑む美咲。
その笑顔を見た瞬間、卓也の体のなかに、抗うことのできない衝動が突然生まれた。
(僕はもう、子供なんかじゃない!)
卓也は両手で、美咲の身体を、力いっぱい抱きしめた。
美咲の小さな悲鳴が聞こえたが、力を緩める気などない。
「美咲先生っ!結婚なんかしちゃダメだよっ!お願いだから結婚しないで!」
初めて抱きしめた美咲の身体は、とても柔らかかった。
ブラジャーのごわつきが少し邪魔だが、乳肉の柔らかさもはっきり感じられる。
憧れの女性の身体の感触にペニスは、今にも撒き散らしてしまいそうに硬く勃起している。
卓也の心はしかし、悲しみに満たされていた。
欲情と悲しみが入り交じった気持ちのまま、卓也はただひたすら、美咲の身体を抱きしめつづけた。
もちろん卓也は、いつか自分が美咲と付き合えるとか、ましてや結婚できるなどとは思ったことすらない。
イタリアの音楽大学に保留していただけあって、美咲のピアノはプロ級だし、英語はもちろんイタリア語だって流暢に話すことができる。
様々な分野に知識も豊富だし、美貌を鼻にかけることもない。
そんな素晴らしい女性と自分がつり合わないことくらい、卓也もよくわかっている。
家庭教師と生徒という関係に、いつか終わりが来ることも、理解していたはずだった。
でも、こうして結婚のことを告げられてみると、やはりどうしようもなく悲しく、腹が立った。
いま自分がしていることが、我がままに過ぎないこともよくわかっている。
美咲と自分はあくまで、家庭教師と生徒という関係に過ぎない。
結婚という内輪事を口にしなかったのだって、考えてみれば当たり前だ。
しかし、どうしても自分がとめられない。
美咲を取られたくなかった。
誰にも渡したくなかった。
抱きしめられた瞬間こそ、少し身体を強張らせた美咲だったが、それっきり抗おうとはしない。
締めつける腕力に、少し荒くなった美咲の呼吸が、卓也の耳たぶを灼き、鼓膜を切なく震わせる。
一瞬、見知らぬ男と抱き合っている美咲の幻が浮かんだ。
すべてを許した男に抱かれている時の美咲は、いったいどういう反応をするのだろうか…?
熱い衝動がマグマのように、卓也の深奥から盛りあがってくる。
思いきり腰を前に出して、勃起を美咲の恥丘に押しつける。
美咲の腰が、びくんと痙攣した。
一段と腕に力がこもり、卓也の体重を受けた美咲の背中が、大きく反りかえる。
「あ…卓也…だめ…」
「僕、先生が、大好きなんだっ!」
美咲の背後にあるベッドめがけて、身体を投げだした。
一瞬の浮遊感の後、二人の体がマットレスに沈む。
「あ…」
戸惑ったような美咲の溜め息が、卓也の欲情に油を注ぐ。
美咲の乳房の感触が胸板に強まり、頭のなかが熱くなった。
思いきり腰を振って、恥丘めがけて何回も、勃起を繰りだしていく。
ブリーフのなかで亀頭が擦れ、美咲を貫いた幻想にとられる。
幻の美咲の締めつけに茎肌が熱く燃え、射精してしまいそうなほどの快感が、背筋を駆けていった。
「せんせいっ、美咲先生ぃっ!」
とまらなくなった卓也は、ブラウスの上から美咲の乳房を握りしめた。
乳房を下のほうから握り、揉みしだくと、押しあげられた乳肉が、乳谷に盛りあがり、あふれでて、卓也の指先にたまらなく柔らかい。
「あ、そんなに強く握っちゃだめ…。や、やめ…て。はぅ…うぅ…」
乳房を握られた美咲は、さすがに大きく身体をよじり、抗う。
握りつぶされた乳房が痛いのか、眉根がしかめられている。
でも卓也には、そんな美咲の表情が、たまらなく色っぽく見える。
「僕、先生が好きだよ。だから、先生としたいんだっ!」
乱暴さを増した卓也の指が、ブラウスのボタンが三つ、四つ、ベッドの下に弾けて飛んだ。
夢中になって卓也は、ブラウスの前を開いた。
立ち昇る美咲の匂いとともに、薄いピンクのブラジャーが、卓也の目の前にさらけだされた。
カップはハーフタイプで、覆いきれない乳肉が、胸もとにあふれんばかりに盛りあがっている。
乳肌の白さに卓也は、思わず息を呑んだ。
(あぁ、先生のおっぱいが見えるよ!僕、たまんないっ!)
勢いに任せてブラジャーに指をかけようとした時、卓也の動きが初めてとまった。
「…美咲、せんせい…」
あお向けに寝た美咲が、卓也を見つめていた。
瞳に怒りの色はなく、信じていた者に裏切られた哀しみに曇るばかり。
いつもならほんのり赤い頬も、今は少し青ざめていた。
固く結ばれた唇が、白っぽく変色している。
「いいのよ。こんなことで卓也くんの気がすむのなら。私のこと、卓也くんの好きにしていいわ」
美咲の声は、驚くほど優しく、穏やかだった。
「え…」
「三年も一緒に勉強してきた卓也くんに身体見られるのは、ちょっぴり恥ずかしいけど…いいのよ」
そう言って美咲は、笑顔さえ見せる。
顔色が悪いので、少し不自然に見えるが、卓也の衝動をとめるには充分すぎる。
ブラジャーにかかったままだった手が、ゆっくりと離れていき、興奮に紅潮していた顔が今度は、みるみる青ざめていく。
「美咲さんに、こんなひどいこと、僕、本当にするつもりなんか、なかったのに…先生、ごめんなさい。本当にごめんなさい…」
美咲にまたがったまま卓也はただ、謝罪の言葉を呟くしかない。
憧れの女性を、すんでのところで犯してしまいそうになった恐怖が、今さらのように卓也の体を震わせている。
本当にどうかしていた。
「ごめんなさい。本当にごめんなさい…」
何度も繰りかえす卓也の目から涙が、幾筋もの銀線を引きながら落ちていく。
【3 償い】
剥き出しの美咲の胸肌が、卓也の涙に濡れていく。
乳丘に落ちた涙が筋になって、胸の谷間にゆっくりと吸いこまれていった。
静かに身体を起こすと美咲は、ブラジャーに覆われただけの胸に、わざと卓也の顔を押しつけて、優しく抱きしめてやった。
大胆に振る舞うことで、卓也がしたことを自分が、なんとも思っていないことをわからせてやりたかったから。
さっきまでの乱暴さはすっかり姿を潜め、卓也はただ、美咲の胸のなかで泣きじゃくっている。
そんな卓也を見ていると、美咲の心は、罪悪感でいっぱいになってしまう。
卓也の気持ちに気づいていながら、結婚のことを隠していた自分が、今さらのように悔やまれならなかった。
それに、言いだすタイミングも最悪だった。
適当な時期はほかにもっとあったはずなのに…。
(卓也くんをここまで追いついめてしまったのは、私なんだわ…)
普段の卓也には、まったく似つかわしくない行動だった。
だが、それゆえ美咲は、自分に向けられた卓也の愛情の強さを、感じずにはいられない。
卓也が自分に、親しみ以上の感情を持っていることに美咲は、ずいぶん前から気づいていた。
しかし、Tシャツに透けるブラジャーに息を呑み、ふとした弾みで触れ合う指先に、体を固くする卓也を微笑ましく感じても、不快に思ったことは一度だってなかった。
それどころか、あんまり遠慮がちに自分を見る卓也がいじらしくて、わざと肌を見せつけたことさえある。
美咲は、卓也の後頭部に両手をまわした。
「本当に謝らなければならないのは、きっと私のほうだわ。卓也くん、本当にごめんね…」
髪を優しく撫でながら言った。
「美咲さん、僕のことなんか、もう嫌いになっちゃったよね?もう家庭教師、辞めちゃう?」
少しぐもった卓也の声が、乳房に響いた。
「バカね。辞めるわけなんかないでしょ。卓也くんを大学に合格させるまで、絶対辞めないから、心配しないで。それに、卓也くんを嫌いになんかなってないよ。だって本当の卓也くんは、もっと優しい子だってこと、私よく知ってるもの」
美咲は、卓也の後頭部を包んだ両手に、また少し力をこめた。
Tシャツに染みた涙が、乳肌にひどく熱い。
でも、自分のために流された涙だと思うと、無性に愛しく思えてくる。
「でも、僕…もう恥ずかしくて、先生の顔、見れないよ…」
少年らしい言葉に、美咲の心が、温かいもので満たされていく。
「もう、卓也くんったら…。でもね、恥ずかしがる必要なんて、全然ないのよ」
抱き締めていた教え子の体を離すと美咲は、卓也の股間に、ゆっくり手を伸ばしていった。
自分でも驚くほど、自然な動きだった。
「せ、先生…?」
しかし卓也は、突然の、そして思いもかけない美咲の行動に、困惑した視線を向けた。
近づいてくる美咲の手を恐るかのように、少しずつ後ずさりしていく。
「…」
卓也の問いかけに答えることなく美咲は、ズボンに手をかけると、ベルトを緩めはじめた。
バックルがたてるかすかな金属音が、二人きりの室内にやけに大きく響く。
前ボタンをはずし、チャックに指をかけた。
チャックが下がっていく時の、指先に伝わってきた金属の感触が美咲に、これから自分がすることへの畏怖を、抱かせずにはいられない。
脱がせたズボンを、ベッドの下に捨てた。
こんもり膨らんだ股間を包んだブリーフが、丸見えになった。
(あん…もうこんなになってる…)
股間から顔をあげて、卓也を見つめた。
うつ向いたままの卓也の、後頭部を見ることになった。
「さっきの卓也くん、少し怖かったけど…。卓也くんが私のこと、こんなに真剣に想っててくれてたなんて、ちょっぴり嬉しいな」
静かに深呼吸をする美咲は、ブリーフ一枚の股間に指を、そうっと触れさせてみた。
「…!」
声にならない叫びとともに、卓也の体がまるで、感電したみたいに伸びあがった。
(あぁ、卓也くんの、とっても熱くなってる…)
指先に伝わってくる卓也の脈動が、教え子の勃起に触れている現実を、今ごろになって美咲に実感させる。
同時に、越えてはいけない一線を越えてしまったという思いが、美咲の心を責め苛む。
今ならまだ間に合う…。
美咲は一瞬、勃起から指先を遠ざけようとする。
「先生が…美咲先生が…僕の、を…あぁ、信じられないよ…」
だが、快感に濡れた卓也の声が聞こえてきた時、後悔の念は一瞬にして吹き飛んだ。
(あぁ、卓也くんが、私の指で、こんなに感じてくれてる…)
不快な感情など微塵も湧いてこない。
素直に嬉しかった。
そして、
(もっと感じさせてあげたい…)
自然にそう思った。
人差し指と中指の腹で美咲は、起立表面をゆっくり撫でさすってみる。
「ほうら…こうすると、どう?気持ちいいかしら?」
亀頭裏筋と思しきあたりでは、かすかな回転運動を加えてやる。
「うぐぅっ!み、美咲…せんせぃっ」
美咲の手のなかでペニスが、大きく首を振った。
一瞬にして溢れでた我慢汁に、グレーのブリーフ生地が、みるみる黒く濡れていく。
「あぁ、卓也くんって、とても敏感なのね…。じゃ、こんなことしたら、もっと感じてしまうかしら?」
やんわり握りしめると今度は、卓也の腰がふたたび、大きく痙攣した。
「あ…あぁっ!先生っ!」
ちらっと見た卓也の顔は、切なそうに眉を寄せ、下唇が真っ白になるほど前歯で噛みしめていた。
いかにも少年らしい、性の快感に余裕のない表情は、微笑ましくさえある。
快感に顔を歪める卓也の鼻先を、小さなキスで濡らしてやる。
「ちょっと触っただけなのに…。もうダメになっちゃいそうだったの?」
「だって、こんなことされるの、ぼく初めてだから…。ごめんなさい」
自らの不甲斐なさを責めるような卓也の表情に、思わず美咲は微笑んでしまう。
「怒ってるんじゃないの。遠慮しないで気持ちよくなっていいのよ…」
そのまま顔を首筋に持っていき今度は、すっかり熱くなっている耳たぶに唇を寄せた。
卓也の小さな悲鳴が響き、手のなかの勃起が、また少し硬くなった気がした。
耳もとに顔を持っていったのは、大胆な年上の女を演じたいからではない。
自分から卓也に触ったくせに美咲は、やっぱりちょっぴり恥ずかしくて、卓也の顔がまともに見れなかった。
しかし、ついさっきまで教え子に過ぎなかった男の子のペニスを握りしめているのだから、美咲が恥ずかしがるのも無理のないことかもしれない。
でも、自分から一線を踏み越えたからには、躊躇いの素振りなどみせるわけにはいかない。
「あぁ、先生、どうして、どうしてこんなことを…」
絶え間なく湧きあがってくる快感に身を委ねながら卓也は、なおも美咲の真意を量りかねている。
「なにも言わないで。いいから私の言う通りにして。いいわね?」
もっとも、いま理由を聞かれても、美咲にも答えられる自信はない。
心の奥底に芽生えている感情に、自分が一番戸惑っているのだから。
「じゃ、するね…」
ブリーフの腰のところから美咲は、右手を忍びこませ、勃起を直接握った。
掌に触れた亀頭粘膜の独特の感触に、美咲の心がざわめいた。
「あぁっ!み、美咲先生っ!」
ブリーフの上から握られるのとは比較にならない快感に卓也は、こらえきれず大声で叫んでしまう。
おまけに触っているのは、美咲なのだ。
興奮するなというほうが無理だ。
「もう、卓也くんたら。そんなに大きな声出しちゃダメじゃない。お母さんに聞こえたらどうするの?」
でも美咲はやっぱり、卓也を咎めずにはいられない。
もしこんなふしだらな場面を、卓也の母親に知られたらと思うと、やはり少し不安だ。
「だって、だって先生が…僕の、を…」
無意識に腰を繰りだしながら卓也は、それでも恥ずかしそうに美咲を見つめる。
そんな卓也が美咲の目には、とても好ましく映る。
「女の人に触ってもらうの初めてなのね?それじゃ、敏感なのも仕方ないかしら?でも、もう少し我慢してみてね。これからもっと、気持ちよくなっちゃうかもしれないのよ?」
「え、もっと、もっと…!」
思わせぶりな美咲の言葉に、卓也の勃起が手のなかで、びくんと首を振った。
あまり素直な反応に美咲は、思わず微笑んでしまう。
「じゃ、いくよ…大きな声、出さないようにしてね」
掌を亀頭に張りつかせ、指先を茎肌に絡めて、ゆっくりしごいてみる。
充血しきった海綿体を包んでいる茎皮が上下して、ごりごりした感触を伝えてくる。
美咲の手淫奉仕がはじまって、もう何時間も経ったような気がして卓也は、壁の時計を見上げた。
まだ十分くらいしか経っていなくて、とても驚いた。
そうしている間にも美咲は、卓也を的確に追いつめていく。
リズムカルに上下する握りこぶしの間から、ぱんぱんに張りきった亀頭が、ぴょこぴょこと顔をのぞかせる。
「うぐっ…!あぁっ!」
切迫した卓也の呟きに、美咲は顔をあげた。
勃起の熱に煽られたかのように、頬が真っ赤に染まっている。
「もう我慢できない?イッちゃいそうなの?」
「は、はいぃ…もう、ダメ…かも…あぁっ!」
限界を口にしたことで卓也は、急激に催してきた。
突きあげる腰があわただしさを増し、激しくなった粘音が、やけに大きく室内に響きわたる。
「いいわ。イッて。私の手のなかに思いきり出しなさい」
卓也の腰遣いに負けまいと美咲は、勃起を握る手に力をこめる。
大きなストロークで茎肌をしごきあげ、亀頭エラを絞る。
今まで体験したことのないほどの射精衝動が、卓也の背筋を駆けのぼっていく。
卓也の頭のなかに真っ白い光景がひろがり、次の瞬間、その白い世界が爆発した。
「あぁっ、せん…せいっ!美咲っ…い、イっ!」
【4 ずる休み】
普段なら、卓也と机に向かっている時刻だった。
しかし、自宅のリビングで美咲は独り、やることもなく携帯をいじっている。
今夜休むことを知らせなければ…。
頭のなかをよぎる考えは、さっきからずっとこれだけ。
口実はすでにいくつも思いついている。
しかし指が、発信ボタンを押すことを拒否してる。
美咲は、嘘が大の苦手だ。
どうせ休んでしまったのだから、部屋の整理をしようと思う。
結婚式までにやることは、それこそ山のようにあるのだ。
でも、気持ちが落ち着かない。
「こんな思いをするくらいなら、サボるんじゃなかったな…」
ぽつり呟いた。
同時に、掌に甦ってきた勃起の感触に、身体がかぁっと熱くなる。
「どうして私、あんなことしたのかしら…?」
初めてのずる休みの理由は、もちろんあの日の自分だ。
後悔はしていない。
でも、自分で自分がわからない。
手のひらに、卓也の勃起の大きさと硬さが、今も鮮明に残っている。
無意識に指先を、口もとに持っていった。
ルージュを落としたばかりの唇が、かすかに触れた指先にさえ、甘く切なく震えてしまう。
卓也が自分に対して特別な感情を抱いていたことには、もちろん気づいていた。
服の隙間から卓也が、自分の身体を覗き見していたこともだ。
でも美咲は、いやな気持ちになることはなかった。
それどころか、卓也がテストでいい成績をおさめた時などは、ちょっとしたご褒美のつもりでわざと、身体が覗けるような服を着てやったことさえある。
そんなことができたのも、美咲にとっての卓也が、歳の離れた弟のような存在だったせいだ。
卓也に男性を感じたことは、一度だってなかった。
先日の夜までは。
「美咲、あなたはいったいなにを考えていたの?」
自らに問いかけてみるも、答えは返ってこない。
その代わりに、身体がますます熱くなってきた。
なんだか下半身に力が入らない。
美咲は独り顔を赤らめて、居心地悪そうに座りなおした。
「う~ん」
伸びをした身体をソファに沈め、見上げた視線を壁の時計に投げる。
電話をかけようと思ってから、すでに一時間が過ぎている。
「とうとう、無断で休んじゃったな…」
電話をかけるきっかけは失ってしまっても、携帯を手放せない。
卓也は自分の電話番号を知っているはずだ。
かけてきて欲しいと思っている自分を意識しながらも、もしかかってきたら、どう対応したらいいかわからないとも思う。
それから数時間。
美咲の携帯が鳴ることはなかった。
シャワーを浴びたばかりの美咲は、キャミソールにショートパンツ姿。
夏はいつも、この格好で寝ている。
パンティは履いているが、ブラジャーはつけていない。
身体が熱いのでソファには座らず、テーブルの端に腰をかける。
組まれた右脚に膝頭が、部屋の明かりを反射して、滑らかな光沢に輝きを増した。
なにも手につかず過ごした夜が空しい。
テーブルの上には、読みかけのペーパーバックと、ルージュに汚れたワイングラス、そして中身が半分になったロゼのハーフボトルが一本。
シャワーに火照った身体につい、グラスを口に運びかけて、思いとどまる。
今夜はピッチが早すぎる。
美咲はあまりアルコールに強くない。
「あぁ、なんか疲れちゃった。なにもしていないのにな…」
両手で髪をかきあげた拍子に美咲の胸が、キャミソールの生地を破きそうに大きく盛りあがった。
ノーブラだから乳首が、ぷっくりと可愛らしく輪郭を浮き彫りにする。
短い裾がずりあがって、引き締まってはいるが、女性らしい柔らかさを持った腹が、半分ほど剥き出しになった。
伸びたへそ穴のすぐ下にはパンティの縁が、ちらりと顔をのぞかせている。
来週のことを思って美咲は、早くも気分が重くなっていく。
いったいどんな顔をして卓也に会えばいいのだろうか…?
「いっそこのまま、辞めちゃおうかな、家庭教師…」
美咲はイタリアから帰国してずっと、ピアノ教師として働いている。
もちろんこちらが本業だし、教室の経営者からも、講師の仕事に専念してくれといつも言われている。
週に一回とはいえ、仕事を掛け持ちするのは、体力的に楽ではないし、仕事を二つこなさなければならないほど、経済的に苦しいわけでもない。
それになにより美咲は、結婚を間近に控えている。
しなければならないことは山のようにあった。
もう寝よう…。
そう思って立ちあがった時、玄関のチャイムがなった。
「まさか…卓也、くん?」
キャミソールの上にワイシャツを引っかけて、急いで玄関へと向かう美咲。
廊下の壁の姿見で確認すると、意外に裾が長くて、ショートパンツまですっかり隠れていた。
間接照明に太股が、ねっとりし光沢を放っている。
濡れた髪の毛も相まって、素肌にワイシャツだけを身につけたみたいで、かえってエッチな感じがする。
でも、肌を出しているよりはマシなはずだ。
【5 優しさの理由】
美咲の予想通り、開け放ったドアの前には、卓也が立っていた。
「すいません、突然…」
こう言ったきり卓也は、うつ向いたまま口をつぐんだ。
髪の毛から垂れ落ちる汗が、床を点々と濡らしていく。
夜だというのに、猛烈な暑さだった。
エアコンディショニングされた空気が、みるみる重くよどんでいく。
「とにかく入って。ここじゃ暑いでしょ?」
リビングのソファに腰をおろしても、卓也が口を開くことはなかった。
ウーロン茶が入ったコップが、テーブルの上で汗をかいている。
溶けた氷が、からん、と揺れて、涼しげな音をたてた。
「どうしたの?喉渇いてるでしょ?遠慮なんかしなくていいのよ」
いつも通りに話そうと努力したのに、やっぱり声が震えてしまった。
脚を組もうとして、思いとどまる。
きっと脚肌が丸見えになってしまうから。
きちんとボタンをかけていない胸もとが、無性に気になる。
あの日のことを思うと美咲は、仕草や態度がどうしてもぎこちなくなってしまう。
卓也がここに来た理由など、訊く必要すらなかった。
「今日の家庭教師、無断で休んでしまってごめんなさいね。電話しようと思ったんだけど…」
そこまで言って美咲は、口をつぐんでしまう。
家まで来てくれた卓也に、嘘の言い訳をしたくなかった。
「そんなこといいんです。母にはうまく言っておきましたから」
初めて卓也が笑ったのを見て、美咲もつられて微笑する。
二人の間を流れていた空気が、ほんの少し和らいだ。
すっかり温かくなってしまったウーロン茶を卓也は、ようやく口に運ぶ。
コップをテーブルに置くと、意を決したような眼差しを美咲に向けた。
「僕、どうしても謝りたくって、勝手に来ちゃいました。先週はごめんなさい。あんなこともう、絶対しません。だから家庭教師、つづけてください!」
深々と頭をさげる卓也に美咲は少しあわてた。
「ど、どうしてそんなこと言うの?辞めるなんて私、一言も言ってない…」
「だって、美咲さんが今夜うちに来なかったの、僕のせいなんでしょ?ごめんなさい!本当にごめんなさいっ」
「卓也くん…」
心から反省している様子の卓也に美咲は、なにを言っていいのかわからなくなってしまう。
謝らなければならないのは、むしろ自分なのに。
今まで感じたことがないほど強い卓也への愛しさが、美咲の心のなかに湧きあがってくる。
自分のしたことへの言い訳を探していたことが、急にばからしく思えてくる。
(そうよ、私だって、卓也くのことが好きなんだもん…。この子のためなら、どんなことだってしてあげられる。たとえ、婚約者がいたって…)
もちろん美咲は、卓也の大学受験のことも忘れてはいない。
家庭教師としての最後の大仕事だし、美咲とて卓也が合格してくれなければ、安心して新生活をはじめることはできない。
(だから私、卓也くんに勉強に集中してもらうためにも、うんと頑張るから。だから卓也くん、私の身体で、たくさん気持ちよくなってね。そして、一生懸命お勉強して、大学に合格しましょう…)
美咲は立ちあがると、卓也の隣りに身を沈めた。
肩が触れ合う。
激しくなるばかりの心臓の鼓動が伝わらなければいいのだが。
「み、美咲さん…」
戸惑い気味の卓也。
触れ合う肩に強張る肩が、美咲の母性をなおさらに刺激する。
「こんなに近くに座ると暑いかしら?」
額に垂れる髪を片手で押さえながら美咲は、卓也の顔を覗きこんだ。
唇に微笑みを浮かべ、悪戯っぽい光を湛える瞳は、しっとり潤んでいる。
とても緊張しているようには見えないが、美咲の身体はもう、すっかり汗に濡れていた。
「そ、そんな、暑くなんてないです…」
緊張に体を硬直させた卓也は、美咲のほうを見ようともしない。
あんなことがあってすぐなのだから、少しは期待しているはずなのに。
そんな卓也を見ると美咲は、ますます心がざわめいてしまう。
(いいのよ、卓也くん、そんなに緊張しなくても。この前みたいに、私がちゃんとリードしてあげるから…)
経験豊富な女みたいなことを考えている自分に、美咲は独り、顔を赤らめた。
【7 手ほどき】
卓也の頬を垂れる汗を美咲は、指先でそうっと拭った。
「なかなか汗が引かないわね。自転車で来たの?暑かったでしょ?」
「は、はい、ちょっと」
ぎこちなく言う卓也の髪に指を差し入れ、優しく整えてやる美咲。
「あ…み、美咲…」
「まぁ、頭のなかまで汗びっしょりになってるわ。可哀想に…」
汗に濡れた髪の毛は、美咲の指先に従って緩やかなウエイブを描いていく。
「そ、外は、まだ、あ、暑そうですね」
窓の外に視線を投げる卓也の両手が、さりげなさを装いながら移動をはじめる。
勃起に盛りあがった股間を隠すために。
美咲はその手を、やんわりと制した。
卓也の体が電流を流されたみたいに、大きく揺れた。
「そうね。今夜も熱帯夜になりそう…」
そんな卓也を優しく見つめながら美咲は、ズボンのベルトに指を重ねる。
すっかり盛りあがっている股間に、美咲の小指が偶然触れて、卓也が小さくうめき声をあげた。
「あぅ…。み、美咲さん、いったい、なにをする気…」
カチャカチャと金属音を響かせる美咲の指先。
股間に遊ぶ指先と美咲の顔に、代わる代わる視線を投げかける卓也。
戸惑いは隠せないが、美咲のすることに抗おうとはしない。
さげられたチャックの隙間から、グレーのブリーフが顔をのぞかせる。
亀頭のあたりが濡れているのに気づいて卓也は、ますます顔を赤らめてしまう。
手淫奉仕までしてもらったとはいえ、我慢汁が染みた股間を見られるのはやはり恥ずかしかった。
「暑くてもとっても元気なのね。さ…」
「…」
うながす美咲に卓也は、無言のまま軽く腰を浮かせる。
脱がされたズボンが、ソファの横に畳まれると卓也は、盛りあがった股間を恥じるように両手で隠してしまう。
「隠すことなんてないのよ」
「だ、だって…。あ…」
すかさず美咲の手が伸びてきて、卓也の手をあっさり払いのける。
汗に濡れたブリーフは、卓也の下半身にぴったり張りついていた。
おまけに、完全勃起しているペニスはすでに、たっぷりの我慢汁に先端が濡れているから、亀頭エラの張りまでがくっきり浮きあがっている。
卓也が恥ずかしがるのも無理はない。
「わぁ、ブリーフまでこんなに汗びっしょりになってるなんて…」
卓也が住んでいる町から美咲の家までは、電車で二十分以上かかる。
自転車ではさぞかし大変だったことだろう。
(私に謝るために、こんなに汗まみれになって、来てくれたのね…)
卓也を愛しく思う気持ちが美咲を、より大胆な女へと変えていく。
美咲は人差し指を、勃起裏筋に沿って、つ、つぅ…と滑らせてみる。
「うぐっ!」
小さいが鋭い卓也の悲鳴が響き、勃起が、びくん!とブリーフのなかで大きく揺れる。
「ふふっ、気持ちいいの?卓也くんのここは、やっぱりとっても敏感なのね」
含み笑いに頬を緩め、上目遣いに卓也を見つめる美咲。
卓也から目をそらさぬまま、玉袋から先端までを指先で、何度も何度も撫でさすってやる。
「うぅっ!…あっ…う、ふぅ…」
美咲の指先が上下するたびに卓也は、身をよじりながらうめき声をあげる。
小便穴下で指先が回転刺激をはじめると、たまらず噴きでた我慢汁にブリーフが、みるみる重く濡れていく。
巧みな指先もさることながら、美咲に見つめられながらペニスを刺激されるのは、予想以上の快感だった。
美咲の視線には、いつもの快活さなど微塵もなく、ねっとり膜がかかった瞳で、卓也をみつめている。
少し細められた目尻が、淫妖な雰囲気を増している。
ひとしきり卓也を刺激すると美咲は、
「こんなにびしょ濡れのブリーフは、脱いじゃったほうがいいわね。冷房で冷えたら風邪引いちゃう…」
ブリーフのウエストに指を差し込んだ。
勃起が引っかかる前を軽く持ちあげながら、ゆっくりおろしていく。
卓也は、反りかえった裏筋を、恥ずかしげもなく美咲にさらした。
ピンクの茎肌が、垂れ落ちた我慢汁にてらてら光っているのが、とてもいやらしく見える。
自分でも気づかないうちに、乾いた唇を舌で舐め濡らす美咲。
「さ、触るね…」
誰かに聞かせるともなく呟きながら、勃起に指を絡めていく。
軽く握っただけで、卓也の熱さに圧倒される。
指先に力をこめると、かちかちに充血した若茎は、鉄棒のように硬い。
ゆるゆるとしごきはじめる。
鉄になった海綿体表面に茎肌が、こりこりとしごきあがり、しごきさげる。
勃起肌独特の感触に、美咲の身体中から汗が噴きでてくる。
(あぁ…、とってもたくましいわ…)
ひきりなしに唇を舐め濡らしながら美咲は、ますますの手淫奉仕で卓也を追いこんでいく。
大量の我慢汁にまみれた茎肌が、美咲の手淫奉仕にぐちゅぐちゅと、粘った摩擦音を響かせる。
茎肌をくまなく摩擦刺激する美咲の指がやがて、亀頭に絡みつき、敏感な粘膜をくまなく刺激しはじめる。
「あうっ!あぁっ!せ、先生っ、美咲先生っ、そんなに激しく…し、しないでぇ」
限界を訴える卓也の叫びに、我れに返る美咲。
「あ、あぁ、ごめんなさい。大丈夫?」
あわてて指の力を抜いて、緩やかな摩擦刺激に切りかえる。
キャミソールに勃起乳首が擦れ、そのたびに生じる微電流にうずき、噴きでる甘い汗に蒸れる。
股間には熱いぬめりが湧きあがっていた。
股布が淫裂にぴったり張りついて不快だった。
それに無性に身体が火照る。
「あぁ、美咲さん、どうして?どうしてまた、こんなことを…うぅっ」
ひきりない快感に身を委ねながらも卓也は、美咲の優しさの理由を探しつづけていた。
どうやら美咲は、この前のことを怒ってはいないようだ。
でも、だからといって、ふたたびの淫らな行為の理由にはならない。
「さっきは卓也くんが謝ってくれたけど、謝らなければいけないのは、きっと私ね」
緩やかな摩擦刺激をつづけながら美咲は呟いた。
「いつの間にか卓也くんも、すっかり大人になっていたのね。それなのに私ったら、卓也くんの気持ちも考えないで、急にあんなこと言ってしまって…。本当にごめんなさい」
「そ、そんな。僕が悪いのに、どうして美咲さんが謝るんですか?」
こう聞きかえしながら卓也はようやく、美咲の気持ちが理解できた気がした。
(美咲さんは、僕の気持ちに気づいているんだ。だから僕に気を遣って…)
美咲の優しさが胸に痛い。
だが同時に、好きでもない男のペニスを、同情の気持ちだけで触ってくれてり美咲が、たまらなく気の毒に思えてきた。
世界で一番好きな女性に、そんなつらい思いをさせて平気でいるほど、卓也はわがままではない。
「先生、もういいです。僕の、から、手を離してください…」
「え…どうして?気持ちよくない?ごめんね、私のやり方が悪かったかしら?」
急速に力を失っていくペニスに美咲は、驚いたように卓也を見上げる。
「いえ、そんなことないですけど、いいんです。そのかわり…って言うのもヘンだけど、先生、絶対に幸せになってくださいね」
こみあげる涙をこらえて卓也は、無理に明るく言う。
そうしないと美咲に、また心配をかけてしまうから。
「もう!バカね!」
卓也の頬を両手で挟んで美咲は、自分の顔の正面に持っていく。
怒りを含んだ視線で卓也を見つめる。
「そんなつまらない気を遣う必要なんてないのよ!私にとっては卓也くんも、とても大切な存在なの。そうでなければ、三年間も一緒にお勉強なんてしないわ!どうしてどうしてわかってくれないの?私、すごく悲しい…」
美咲の声色に嘘は感じられなかった。
そして、卓也を見つめている瞳にも。
「せ、せんせい…でも、でも…」
みるみる溢れでる卓也涙を美咲は、そうっと寄せた唇で吸い取ってやる。
鼻先が触れるほどの距離で、卓也を見つめて美咲は言った。
「いい?よく聞いて。これからは私、卓也くんが大人になった時に役に立つ色々なことも教えてあげる。そしてもちろん、お勉強も一生懸命頑張りましょう。来年の春、ぜったいに大学に合格するの。わかった?卓也くんなら頑張れるわよね?」
結婚のことは口にしなかった。
卓也がわかってくれている確信があったから。
「はい!僕、頑張ります!美咲先生のために、絶対に合格してみせます!」
ふっきれたような表情の卓也を見て美咲は、少年の優しい心根をあらためて思う。
「とっても頼もしいわ。その意気よ。…それにしてもこの部屋、さっきより暑くなったみたいね…」
そう言うと美咲はさっそく、ワイシャツのボタンを一つずつ、ゆっくりとはずしていく。
解放された前を開いて、肩からワイシャツを滑り落とした。
露になった二の腕に、卓也の息を呑む音が聞こえる。
90㎝を優に超える美咲の乳房が、薄いキャミソールのなかでかすかな身じろぎに肉丘を揺らす。
ブラジャーはつけていないから、もちろん乳首のふくらみが、生地の上にぷっくり浮きあがっている。
勃ちあがった乳首が生地に擦れて美咲は、小さく甘い溜め息をついてしまう。
乳肌もとても敏感になっていて、わずかな衣擦れにさえ乳首が、ますます硬くなっていくのが感じられる。
「ふぅ、少しは涼しくなったわ。でも、まだまだ足りないな。私ってね、意外に暑がりなのよ」
卓也に向かって軽く微笑む美咲。
自分から脱ぎはじめたとはいえ、言い訳でも口にしないと、教え子の前で肌をさらすことなど、とてもできそうもない。
脱いだワイシャツを床に投げ捨てると今度は、キャミソールの裾に手をかけた。
そして、さっきよりもっとゆっくりと、裾を持ちあげていく。
焦らすつもりなど毛頭ないが、やはり緊張してしまう。
引き締まってはいるが、女らしい丸みを帯びた腹が、まず最初に露になった。
持ちあがる両腕に背中が伸びあがり、部屋の明かりに腹肌が、ぬめるような光沢を放つ。
剥き出しになったウエストは驚くほど細い。
卓也は今夜、美咲のへそを初めて見た。
縦長で形のいい美咲のへそは、それだけで一人でしたくなるほど愛らしい。
ゆっくりではあるが、確実にたくしあがっていくキャミソールはやがて、乳房の下弦肉にさしかかった。
眩いばかりに純白の乳肌が、ぬめった光沢に室内の明かりを反射させる。
「あっ…あぁ…」
(み、美咲さん、お、おっぱい、おっぱいが、み、見えちゃうよぉ!)
あんまり乳房が大きいせいで下弦肉は、自重に耐えかねたように少し、下方に円弧を緩めている。
そのせいで下弦肉が作る影が胸肌に、乳房の輪郭を浮かびあがらせる。
こんなにずっしり重そうな乳房を見たのは、もちろん生まれて初めての卓也だった。
「あん、ほんと邪魔…」
美咲の大きな胸は、キャミソールの生地にもちろん引っかかってしまう。
だから美咲は、胸の前をことさらに持ちあげて引っ張りあげる。
あきれるほどの乳肉の先にふいに、薄桃色の突起が姿をみせる。
卓也が喉奥で、くぐもったうめき声をたてた。
(これが、美咲さんの、ち、乳首!)
乳輪と乳肌の境目は先端に向かって、ごく微細なグラデーションに色を変えていき、やがて美しい薄桃色に乳首を染めあげている。
勃ちあがった先端は、少しだけ色が濃く感じられる。
乳房のボリュームと比べると、乳首は決して大きくはないが、全体のバランスは取れている。
勃ちあがった柔突起もほどよい大きさだ。
キャミソールを頭から脱ごうとした美咲は、自然と胸を前に突きだすような体勢になった。
「う…わぁっ!」
卓也の目の前で薄桃色をした突起が、つん!と大きくせりあがり、乳肉全体がたまらない柔らかさに振動する。
「さっきシャワー浴びたばかりなのに、もうこんなにべたべたになってる…」
肌にまとわりつくキャミソールに、美咲が身体をよじった拍子に、汗に濡れた乳肌がぶつかり合い、ぴたん…とかすかな肉濡音をたてたことを、卓也は一生忘れない。
「あぁ、美咲さんのおっぱい、それに乳首も、ま、丸見えになっている…。あぁ、すごい、すごすぎるよぉ!」
卓也の右手がいつの間にか、勃起したきった分身をしごきはじめていた。
塗りひろげられた我慢汁が茎肌を、ぬらぬらと淫猥に光らせている。
「もう、卓也くんったら、エッチ。自分でしちゃうなんて…。私が触ってあげるまで我慢できないの?」
脱ぎたてのキャミソールを傍らにおいて美咲は、卓也を柔らかく睨む。
羞恥に赤く染まった頬が、乳房の白さとたまらないコントラストを作りあげている。
「ふう…。裸になっても、あんまり涼しくならないね…」
胸もとに浮かんだ汗を拭いながら美咲は、卓也に向かって柔らかく微笑みかける。
露になった上半身を美咲は、隠そうとはしない。
それどころか、両手を後ろ手に組んで、乳房の隅々までを卓也にさらしている。
乳房が大きい割に身体は細いから、美咲の上半身は華奢な印象が強い。
抱きしめたら折れてしまいそうだ。
でも適度に肉がついているせいで、痩せすぎな印象は微塵もない。
卓也は、まばたき一つせずに、美咲の乳房を見つめている。
喉仏がせわしなく上下し、湧きあがる唾液の嚥下に忙しい。
「そんなに黙って見つめないで…。私、恥ずかしい」
「あ、す、すいません!でも、でも…あぁ、美咲さんのおっぱい、綺麗すぎます。あぁ、僕、僕もう…」
絶え間ない手淫刺激にペニスは、これ以上ないほどの完全勃起にそそり勃っている。
心臓の鼓動に合わせて、びくん…びくん…と切っ先を揺らしている様子は、獲物に狙いを定めた蛇みたいだ。
「触りたかったら、いいのよ」
消え入りそうな声で美咲。
今さらのように頭のなかを、様々な思いが交差、せめぎあう。
でももう、後戻りはできないし、するつもりもない。
後ろに組んでいた手をほどき、乳房の下弦にあてがった。
そのまま上に向かって持ちあげてみせる。
ずっしりした重量感とともに乳房が持ちあがり、乳肉が柔らかく歪む。
軽く握ってみせると指先が、むにゅぅ…と音をたてそうに食いこんでいった。
「ほら、私のおっぱいって、こんなに柔らかいのよ。それに、とっても重たいの。卓也くん、触ってみたくないの?もしかして私のおっぱいが嫌いなのかな?そうだったら私、とても悲しい…」
わざと少し拗ねたように美咲。
寄せられた眉。
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