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君のもとに

No.27 16/06/23 09:01
ひろ ( OiFWnb )
あ+あ-

美紀が出て行ったあと優子も仕事へ行く支度を始めた

優子の仕事…水商売である
優子の今の立場上なかなか普通の仕事につくのは難しいかった
でも優子自身今の生活には満足していた

出勤時間を少し超えて店に着いた
土曜日の為、そこそこ混んでいる

「遅れてすみません」

「あっ、優ちゃんやっと来た〜こっち来て」

奈々が優子を呼んだ

奈々は年下だけど優子よりこの店は長かった

優子が呼ばれたボックスへ行くとそこには3人の男性がいた
「えっと、彼女は優子ちゃん。私は優ちゃんて呼んでるけど…綺麗でしょ〜」
奈々が優子を紹介
「初めまして、優子です」軽く挨拶をした
奈々が今度は男性陣を紹介し始める
左が江口さん、真ん中が武本さんで右が佐藤さん…優ちゃん江口さんの隣座って」
この席には優子と奈々、そして新人の未来がついていた

楽しい時間を過ごしながも優子は美紀のことが気になって仕方なかった
しばらくすると江口が優子に話しかけた
「占いとか好き?」
「占い?好きですよ。でもいい事だけ信じますけど…」優子は笑って言った
すると武本が「あ〜でた、江口が女口説くときの手口」とツッコミをいれてきた
佐藤も「そうそう」とうなづいていた
「でも、当たるんだよなぁ〜江口の占い、優子ちゃんみてもらったら」武本が言う
それを聞いた奈々が「私もみて〜」と騒ぎ始めた
優子が返事をする前に江口はすでに優子の手を取り手相を見ていた
「う〜ん、今迄苦労してるね。でも今がとてもいい、今幸せでしょ!」
奈々が「優ちゃん、そうなの?彼氏とかできた?」と聞いてきた
「ううん、彼氏はいないよ〜でも嬉しい事はあったし、今は幸せな気分だよ」
「いいなぁ〜」羨ましがる奈々の言葉のあとに江口が続けた
「でも、この運気長く続かないかなぁ〜何か大事なモノはなくすかも…」
「手相でそんなことまでわかるんですか?」未来が口を開いた
するとまた武本が話し出した
「江口は霊感なのか、なんか特殊能力もあるんだよ」
「え〜そうなの」奈々と未来は興味深々だった
優子だけは何か不安を感じていた
「私はもういいから次奈々ちゃん見てあげて」そう言うと
「ちょっと失礼します」席を立った










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