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ラブライブ!×スーパー戦隊! 歌姫スーパー戦隊大戦!!

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自由人
17/04/28 19:58(更新日時)

アニメ『ラブライブ!』と『秘密戦隊ゴレンジャー』から最新の『宇宙戦隊キュウレンジャー』までの戦隊ヒーローや悪が集いしクロスオーバーな物語!
九人の歌姫と九人のキュウレンジャー(おそらく後に追加戦士あると思いますが)が心通いし時に地球に平和が訪れる。
敵は黒十字軍から宇宙幕府ジャークマターまでがu’sと地球を襲う!
集う歌姫たち!集いし宇宙戦隊!!

物語はすでにジャークマターまでの悪の組織に地球は支配され荒廃した秋葉原や音ノ木坂学院高校からはじまりゴレンジャーをはじめとした戦隊ヒーローは行方知れず……。
はたしてどうなる!?

17/03/15 09:50 追記
u’sのライバルであるA-RIZEはゴウライジャーやゴーオンウイングス的ポジションにあたることにします。いわばライバル的追加戦士。それ故に活躍は絵里たちより遅めと思います。
そしてI.N.E.Tメガシップまで飛び宇宙まで行った絢瀬絵里、亜里沙姉妹は地球一周し再びロシアに辿り着きましたがバトルコサック謙作に出会うまでいろいろな戦隊メンバーに会う展開。先生をしていたあの戦隊やあのバカレッドの予定。

No.2435792 17/02/20 11:27(スレ作成日時)

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No.151 17/04/08 18:33
自由人 

ジン 「なんなんだ。アイツは!?」

恭介 「u’sのリーダーを守れなかった」

ダップ 「なにをいまさら言うダップ」

ことまきにこ 「うんうん」

いまのところクルマジックパワーが役に立った描写がない。
ジャスミンはジンに事情を聞いた。

ジャスミン 「フラッシュ星から地球に到着するにはまだ時間がかかるはずじゃなかったの?海賊戦隊から聞いたけど」

何故か遠い宇宙とは通信が出来るが地球上では通信が不可能になっていた。ジャスミンはそのことに気づいてるのかいないのか。

ジン 「ああ、海賊戦隊の策でアイツらがデンジ星バイオ星フラッシュ星の俺たちを地球に向かわせたんだがジャークマターやザンギャッグ、メスが潜んでいるからわからないから俺たちはスターコンドル、フラッシュキング、フラッシュタイタンと三体の機体に分けて行動したんだが何者かの攻撃を受けた俺はワームホールで地球に飛ばされた」

ジャスミン 「ワームホール?」

ダップ 「極端にいえばA地点とB地点の距離を縮める一種のワープ空間ダップ」

ジャスミン 「まああり得ない話ではないわね」

ジン 「だが地球に現れた時にさっきの奴等に襲われたんだ」

J 「災難だな」

ことり 「あ、あの穂乃果ちゃんは無事かな」

ジャスミン 「忘れてた。燐獣殿の居場所がわからないとね」

その頃、穂乃果は理央とメレによってよみがえった燐獣殿にいた。
なんとも黒々しい邪気にあふれながらまるでスポ根モノの道場みたいであった。
穂乃果は思う。
海未ちゃんの家の道場になんか似てる。だけど理央やメレは自分をどうするつもりか。

メレ 「理央さまなぜこのような奴を燐獣殿に入れたのですか」

穂乃果 「このような奴て」

理央は静かに頷く。

理央 「わからん。が、いまはここに彼女はいた方がいいかもしれない」

イケメンな理央のわりに言ってることが妙に曖昧だった。
よみがえったばかりで記憶が不完全かもしれない。

穂乃果 「ここにいるの?」

メレ 「理央さまの言うことだからやむを得まい」

穂乃果はしばらく燐獣殿にいるようであった。

穂乃果 「理央さんもメレさんも海未ちゃんみたい……」ウルウル ウルウル

No.152 17/04/09 06:13
自由人 

ジャンはふとギンガの森の天を見上げた。

ジャン 「にゃ?」

凛 「どうしたにゃ師匠」

ジャン 「いまなつかしい感じがしたけど気のせいか」

ジャンにしてはめずらしく真剣な表情だった。
リョウマたちは少し複雑だった。
アースの力はギンガの森の者が使いこなせるはずだったがふつうの人間の星空凛が使えるのはともかくゲキレンジャーの者の手により凛は使えるようになったらしい。
まあ難があるようだが。

凛 「はあ」

花陽 「どうしたの凛ちゃん?」

凛 「皆さんいまから凛は心から魂の叫びをしますから静粛にお願いします」

ぱなリョウマゴウキサヤヒュウガジャン 「?」

凛 「ら〜め〜ん〜が〜た〜べ〜た〜に〜ゃ〜!!!!」ニャ~ニャ~🗻

ジャン 「ラーメンかおいしいのか?」

凛 「おいしいよオイシイよ!!だけどここに来てからはゴハンものばかり!かよちんだけいいことばかりにゃ」

ラーメンにかける彼女の情熱はアースの力やゲキレンジャーの力を超えるものがあった。
そこへ勇太が話を聞いて呟く。

勇太 「そういえばふもとでラーメン屋が炊き出しをやってたような」

凛 「なんでそれを先に言わないにゃ!!」ダッシュ!🏃💨💨💨

花陽 「りんちゃん」

ジャン 「待つにゃ!」

リョウマ 「追うか」

ヒュウガとサヤ、勇太を残して凛たちはふもとへ下りていった。
ふもとにはラーメン屋の匂いが漂っていて凛はどこだどこだと探した。
あったにゃ!

? 「いらっしゃいいらっしゃい!極上の一杯!あなたにしあわせの一杯だよ」

凛 「くれにゃ!」

? 「あいよ!ラーメン一丁!」

天火星・亮 「あいよ!天火星の亮のラーメンだぜ」

ゴウキ 「リョウマ?」

リョウマ 「いやリョウというらしいが」

花陽 「亮と書いてリョウらしいですが」

凛は亮がつくったラーメンを見てよだれを垂らさないようにしながら箸を割りズルズル!とすすり涙を流していた。

凛 「ら〜め〜ん〜に〜ゃ〜!!」

ジャン 「おれにもくれ」

亮 「あいよ!」

ジャン 「う〜ま〜い〜!!メンメンだ!」

凛とジャンはまるで血の繋がった者同士のようだ。花陽も複雑さが少しあった。

No.153 17/04/09 06:45
自由人 

りんジャン 「ごちそうさまでしたにゃ!」

亮 「いい食いっぷりだな!お前ら」

りんジャン 「ほめられた!」

花陽 「ふたごですか」

凛はリョウマたちを気にしながら中華料理の調理器具を洗いながらその動きには拳法の流れがありジャンは気づいた。

ジャン 「お前拳法をやるのか」

亮 「ああ。こうみえてもダイ族の戦士だぜ。お前のその構えはウワサに聞いた獣拳か?」

ふたりは互いに並び構えたかと思うと拳や手刀、蹴り、足払いなどの拳法の作法に乗っとりながら互いの流派を見極めた。

凛 「す、すごいにゃ」

花陽 「ジャンさんもだけど亮さんもすごい」

ジャン 「なら少しは本気でやらせてもらうぜ!わくわくだ」

亮 「ラーメンばかり作ってたからな」

リョウマとゴウキは見守るしかない。
ジャンは虎の力を宿し構え亮は竜の力を宿し構えたかと思ったら拳を突きだした!

ジャン 「りゅうか」

亮 「ああ、俺は竜の力を使えるのさ!」

虎と竜、まさに竜虎あいまみえる!!
互いに流派は違えど拳法は拳法。それは人を守りし拳である。

No.154 17/04/09 15:37
自由人 

互いに拳法で戦う天火星・亮、対して獣拳を駆使するジャン。
ふたりは互いに竜、虎の型の構えをし拳や蹴りを繰り出す!まさに拳法対拳法!
竜虎である!
それをドキドキしながら見守る星空凛。
凛のイメージは犬か猫か見るひとによって異なるが竜虎によりどちらも怯えていた。

凛 「にゃ?」

花陽 「背景のイメージ画の凛ちゃんの気力によるイメージが犬か猫かはひとによります」

凛 「にんげんにゃ!」(`□´)

リョウマたちはふたりの戦いを見守る。
レジェンド大戦の際にも五星戦隊や獣拳戦隊の戦いは独特であった。

ゴウキ 「アースとは異なるパワーや気だな」

リョウマ 「ああ」

人間とはかくもここまで己を鍛えることができるかをふたりは具現化したようでもあった。
互いの拳が互いの顔に当たる直前にふたりは動きをピタリと止め笑みした。

亮 「さすがだな。獣拳使い」

ジャン 「おまえもだ。ワクワクした」

そこへ亮を呼ぶ声がした。

? 「いたいた亮!またラーメンの炊き出ししてたのね」

亮 「リン!?」

凛 「にゃ?」

リン 「被災した人達に炊き出しをするのは構わないけどまた材料を持ち出して。あたしたちの分はあるの?」

亮 「あ」

リン 「その様子だとまたここの人達に食材を使ったのね!バカなの」

凛 「?」

花陽 「まあまあこの人はジャンさんと凛ちゃんがラーメンを食べたいと言ったので出してあげたみたいですよ」

リョウマ 「ふもとでラーメン屋をしてるらしいと聞いてな」

ああ、とゴウキも頷く。
ふたりにリンは気づきあらためて名乗る。

リン 「ギンガの森の戦士さんですね。あたしは天風星・リンです。レジェンド大戦の時はお世話になりました」

凛 「凛?凛はあたしにゃ」

リン 「あなたも同じ名前?だけど私はカタカナでリン」

ジャン 「リンリン!ふたりはリンリンだ」

凛 「リンリンじゃないにゃあ」

あらためて凛と花陽のことをギンガマンから聞いたから亮とリンであった。

リン 「いまは街は不気味なくらい静かだったわ」

リョウマ 「静かか」

リョウマは兄ヒュウガがゼイハブ船長に憑依されたことと関係あるか考えた。

No.155 17/04/10 07:24
自由人 

u’sの高坂穂乃果が燐獣殿に連れ去られ行方不明になったことは戦隊や各悪の組織にも伝わった。

ヘドリアン女王 「なんだって〜!?」

血祭ドウコク 「いったい誰がやりやがった」

薄皮太夫 「落ち着きなよ。ドウコク」

ワルズ・ギル 「高坂穂乃果が!?たいへんだ親父」

風のシズカ 「u’sのリーダーこそがプレシャスにちがいない」

風のヤイバ 「うむ」

リュオオーン 「なんてことだ」

大神官ガジャ 「ワシが先に手に入れるはずだったのに」

貴公子ジュニア 「まだ戦力が戻っていないのに」

呪士ピエール 「たいへんですたいへんです」

ジルフィーザ 「慌ててどうする。ピエール」

害水大臣ケガレシア 「あんなのよりあたしの方がアイドルなのに」

フラビージョ 「なにを言ってるのだ。アイドルはこのアタシなのだ」

ウェンディーヌ 「オトナの魅力もないくせに」

黒十字総統 「ううむ」

黒十字総統をはじめ各悪の組織は言い合ったり罵りあったりどこに穂乃果がいるのか皆悩んでいた。
なぜなら彼女を中心としたu’sを手に入れた者や組織が地球をはじめ全宇宙を手に入れられるかもしれない。

ナリア 「け○おん!ではいけないのでしょう」

有明の方 「あらセ○ラ×ム△ンがいいでおじゃる」

このふたりはさりげなく自分たちの作品を推しているようだが消してあるところが有明の方はみえすいていた。

有明の方 「なにを言うでおじゃる!」

とにかく各悪の組織は全力でu’sを手に入れることが目的であった!

モンスター 「にこ……」

キャンデリラ 「アイドルならここにいるのに」

ラッキューロ 「ですね」

No.156 17/04/10 07:59
自由人 

再びロシアの絵里。
亜里沙は流之介と十蔵のただならぬ雰囲気にちょっと怖くなり姉にくっついていた。
流之介は聞く。

流之介 「十蔵、おぬしはなぜよみがえった」

十蔵 「しらん」

流之介 「なぜ答えぬ」

十蔵 「知らんものは知らん」

互いに浅からぬも深くもある因縁ある者同士。
流之介にしてみれば慕うべき殿こと志波丈瑠が一時期十蔵にこだわっていたことがあるからよけい気にし厄介なのである。

流之介 「何故ロシアにおる」

さすがに三度もしつこく聞かれて嫌気がさしたのか十蔵はふらりとしながら厳しい瞳で流之介を見つめ静かに厳かに不気味に言う。
知らんと。

流之介 「ううむ」

学 「戦うつもりがない者に無理に聞いてもしかたがないだろう。奴は一度死んだのだろう?」

ええ、と流之介は頷く。健太はおもしろくなさそうに腕を組む。「やってらんないぜ」みたいに。
彼らは知らないが燐獣殿の理央やメレも戦隊や真の敵の前に一度は敗れ亡くなったはずだが2017年という時代によみがえった。
しかし彼らは一度死した身だからか目的がないまま現世にいることに悩んでいるようでもあった。
世界征服など俗な野望がないに等しいからか。

亜里沙 「時代劇みたい」

絵里 「ええ」

健太 「科学万能でもわからねえことはあるもんだ。ガハハ!」

十蔵 「うるさいぞ八百屋」

十蔵は健太を見つめたがやはり戦うつもりはないらしく窓外に目をやる。
窓の外はまだまだ白銀の世界が広がる。

絵里 「ちょっと花を摘みに失礼するわ」

亜里沙 「あたしも」

暖房が効いた車内でも長旅のせいかふたりはトイレに向かう。
十蔵の表現しようのない怖さもあったかもしれない。
鉄道は走り続ける。

No.157 17/04/10 08:40
自由人 

マホロは闇のなかで呻いていた!
エヴォリアンの邪悪な波動を触手のようなもので縛られ身体中に電撃のように伝わっていたから。

マホロ 「うわぁぁ……」

ミケラ 「なかなかしぶといな」

ヴォッファ 「久しぶりの再会だというのにジャンヌはつれないな。アハハ」

マホロ 「私はジャンヌではない!ダイノアースのマホロだ!」

過去の戦いでアスカに裏切られたと偽の記憶を植え付けられたことは忌々しい限りであり彼女は憎々しい瞳でエヴォリアンの使徒ふたりを睨む。

ヴォッファ 「フフフ、ダイノアースは再び我らの手に落ちた」

ミケラ 「次はアナザーアースだ。マホロいやジャンヌお前にも手伝わせてやろう」

マホロ 「なんだと!?ああ……!?」

再び電撃、いや邪悪な波動を浴びせられ意識を失った。
その間にマホロの姿は紅色の邪悪な使徒となり顔つきも変わり始めた。
失われゆく意識のなかでアスカ、ミコトの名を呟くのだった。
そして彼女は再び邪悪の使徒となり復活した。

ジャンヌ 「なにをしている。ミケラにヴォッファ、私を離せ」

ヴォッファ 「それでこそ我がエヴォリアンの」

ミケラ 「ジャンヌだな」

ジャンヌ 「まだアナザーアース侵略ができてないのか。フン」

リジェ 「あなたが来るのを待っていたのよ。ジャンヌ」

ジャンヌ 「リジェか」

ミコトと瓜二つのリジェが何故かエヴォリアンにいた。
本来の彼女はミコトとなり生まれ変わったはずであった。
だが以前と変わらぬ邪悪さを秘めた無邪気な笑みがリジェにあった。
ここにエヴォリアンはガイルトンを含め五人の使徒が集まった。
アスカや幸人、凌駕は知らない。

No.158 17/04/11 04:58
自由人 

穂乃果がいなくなった音ノ木坂には代わりにフラッシュマンのリーダーであるジンとフラッシュキングが現れた。
学園の校庭に巨大ロボフラッシュキングがいて子どもたちは大喜びである。

にこ 「大きい」

真姫 「目立つわね。なんていうかシュール」

恭介 「言えねえ。俺たちのビクトレーラーも都内の地下から現れるなんて」

ダップ 「言ってるダップ」

ことり 「穂乃果ちゃんもいなくなっちゃうなんて」

ジャスミン 「理央たちは彼女を連れ去ったけど危害を加えるつもりはないように見えたわ」

J 「勘だな」

エネトロン缶を見せるJにジャスミンは睨む。
コホン、とジャスミンはフラッシュキングを見つめて言う。

ジャスミン 「これでは目立ってしょうがないから分離させてくれない?」

ジン 「ああ構わないが」

分離すると戦車にジェット機にヘリコプターになりグラウンドに置かれた。

にこ 「これはこれで目立つわね」

真姫 「戦車にジェット機にヘリコプター……。SFね……」

明日香も呆れた。
とはいえゴレンジャーとてバリブルーンやバリドリーンとていまの時代から見ればシュールである。

ジン 「地球の状況はどうなんだ」

ジャスミンによると各戦隊は日本を中心に世界各地に散り散りになり戦力としてはまとまっていないのが本音。
何より敵はu’sというスクールアイドルを狙っているらしい。

ジン 「ふむ。スクールアイドル」

恭介 「クルマジックパワーの見せどころだぜ」

にこ 「恭介さん?本当に戦隊ヒーローですか」

真姫 「に、にこちゃんが辛辣なことを言ってる」

恭介 「失礼だな。レッドレーサーに変身したじゃねえか」

ことり 「穂乃果ちゃん」ウルウル ウルウル

ことりは穂乃果も海未もいなくなり心細くなっていた。

No.159 17/04/11 09:54
自由人 

とかく希は惚れっぽいようだ。
幸人とリュウジに見とれていた。
あかん、ウチ惚れすぎやで。
警視庁内で希はひとり顔が赤かった。

希 「あかんやんウチたら」//////

そしてもうひとり希に興味を持つ者がひとりいた。いや正しくはバディロイドのゴリサキなのだが。

ゴリサキ 「リュウジ」

リュウジ 「わかってるさ。どうにか熱暴走を抑えないとな」

ちがうんだけどな、とゴリサキはチラチラと希を覗きみる。
希はなんでゴリラさんが見てるかわからない。
警視庁や警察、一見スーパー戦隊が活躍してる世界では活躍してないように見えるが実は法と正義を守り活躍している。街や市民の安全のためである。

緑川 「大太先輩、イーグルはまだ動けないんですか」

大太 「勘弁ばい。新命がいればバリブルーンやバリドリーンを動かせるばいが」

ドモン 「しかたねえだろう。通信はできないんだし」

幸人 「そうだな。通信が出来ればいいのだが」

ウメコ 「地球署も行方不明だし」

幸人は恐竜やに向かったが杉下のじいさんやヤツデンワニがいなかったために自力で進んでいたところを緑川に出会ったらしい。

ウメコ 「アスカさんならゴンに……」

希 「(言うたらあかん)」

ウメコ 「(なんでよ?また惚れたの。それどころじゃないでしょう?)」

希 「(ちょっとだけや)」

ウメコは恋する乙女心を理解しないわけではないが地球の危機でもある。
ゴリサキもまた希を気にしているのに彼女は気づいていた。
その時である。
警視庁前に刀を斬り結ぶ音がした。みな窓から身を乗り出し見たのは黄色い侍だった。

シンケンイエロー 「く、負けるわけにはいかないんや」

戦っていたのは有明の方である。

有明の方 「おっほっほ!わらわに勝てるかのう」

シンケンイエロー 「モヂカラ!花舞いの術!」

花弁が有明の方に向かい傷がつく。

緑川 「シンケンイエロー!?」

大太 「外道衆ちゅうのと戦った戦隊じゃい」

幸人 「危ない!」

有明の方 「おっほっほ!甘いでおじゃる」

有明の方は姿を消したかのような素早い移動をしてシンケンイエローに攻撃した。

シンケンイエロー 「きゃあ!?」

No.160 17/04/11 19:28
自由人 

シンケンイエローのピンチに緑川と幸人が立つ!

緑川 「後輩ムリすんな」

幸人 「それはこっちの台詞だ!」

緑川はデンジグリーンにそして幸人は。

幸人 「爆竜チェンジ!」

デンジグリーン 「デンジグリーン!」

アバレブルー 「本気爆発!アバレブルー!」

希 「か、カッコええやん!!」ジーン

ゴリサキ 「か、カワイイ!」

リュウジ 「ゴリサキ?」

ウメコ 「ねえねえあなたのバディて彼女に惚れたんじゃない」

え、とリュウジは顔がフリーズするのを感じたが有明の方とデンジグリーン、アバレブルー、シンケンイエローの戦いは続く!

シンケンイエロー 「あんたたちは?」

デンジグリーン 「いまは答えている時ではない!デンジパンチ!」

有明の方 「な!?いた〜い」

アバレブルー 「トリケラバンカー!!」

有明の方 「いたいいたい!!なにすんのよ!」

シンケンイエロー 「モヂカラ!土とんの術!!」

有明の方は巨大な土に埋もれた!!戦闘員たちは慌て助けた!

有明の方 「え〜い!次こそはおぼえてなさい!サービスサービス♪」

有明の方たちは逃げ戦士三人は変身を解いた。

緑川 「ま、こんなもんだな」

幸人 「それは俺の台詞だ」

花織ことは 「先輩方まことにおおきに」

リュウジ 「ヨーコとはえらいちがいだ」

ドモン 「侍の黄色は京都の女の子かよ?」

希はなんかまたフラれたような気持ちを感じてガックリきた。
それをゴリサキは慰めた。

希 「(またかいな)」シクシク シクシク

勘違いもここまでくればスピリチュアルな希ではないと絵理か海未が諭すが彼女たちはいない。

ゴリサキ 「まあまあ元気出してお姉さん」

希 「ゴリラは〜ん!」

ゴリサキは青い色が赤になるくらい真っ赤になった。
ことははひとり仲間を探していたという。

ことは 「うちの殿さまたちもみんな散り散りになってもうてな」

幸人 「なるほど」

希 「き、京都弁?(あかん上品やん)」

ことは 「こちらの方は?」

大太 「音ノ木坂学院のu’sの東條希さんばい」

ドモン 「スクールアイドルらしいぜ」

ことはは首を傾げた。

No.161 17/04/11 19:57
自由人 

そしてここ燐獣殿に連れさらわれた穂乃果もアホな勘違いをしていた。
ことりやにこのように洗脳されるのかなと想像した。

穂乃果(想像)『アッハッハ!悪の和菓子仮面?ぶらっく穂ムマンレディ?うわ〜ん!名前が決まらないよ!』

穂乃果 「いやいやさすがにこれはないよ」

穂乃果は燐獣殿という名前からあることを連想した。
燐獣殿→凛ちゃん殿→凛ちゃんやねん→つまりは“凛ちゃん”と“やねんは希ちゃん”→凛ちゃんと希ちゃんのこと!?

穂乃果 「どーぶつぽい雰囲気だけど関西という雰囲気はしない」キョロキョロ

それを見たメレは人間態になり彼女に話しかけた。

メレ 「ねえあなた、激気や燐気が使えるの?」

穂乃果 「なんのこと」

メレ 「どう見てもふつうの人間だしね。理央さまは何をお考えになっているのか」

考えている間にメレは怪人態に戻り穂乃果は驚いた。

穂乃果 「と、トカゲっ!?」

メレ 「カメレオンよ!カ・メ・レ・オ・ン・!!」

呆れながらメレは人間態に戻した。そこへ理央が穂乃果に話しかけた。

理央 「おいお前」

穂乃果 「は、はい!」コロサレチャウ!?

理央 「星空凛がどこにいるか知らないか」

凛がいる場所はたしかジャスミンが教えてくれたはずだった。
たしか“ギンガの森”。
しかし穂乃果は余計な言葉を付け足してしまいあらぬ方向に理央は行ってしまうことを知らない。


穂乃果 「たしかね。ギンガの……銀河戦隊ギンガマンのところにいるはずだよ!!」

理央 「銀河戦隊ギンガマンか。メレ、彼女を傷つけることをするなよ」

戸惑いながらもメレは命令は渋々受け理央は何処かへ姿を消した。
その様子を見ているとあるマスターがいたことを理央さえも気づかなかった。

メレ 「やれやれ。理央さまにも困ったものです」

穂乃果 「たいへんだね」

メレ 「お前も原因だからな」ギロリ

穂乃果はメレに海未を思い出してしまった。
コワイのが似てるよ!!

No.162 17/04/12 06:29
自由人 

ナレーション『銀河戦隊ギンガマン!それはゾーンの下に集いし悪の戦隊である!』

ナレーション若本規夫『断じてぇ〜!星獣戦隊ギンガマンのことではない〜っ!』

ナレーション『銀河戦隊ギンガマン。ゾーンに先んじて地球に来ていたが彼らはファイブマンを探し地球の何処かをさ迷っていた……』

バイカン星人(レッド)「ゾーンのやつらはどこだ」

モノメ星人(ブルー)「知るか」

グリンカ星人(イエロー)「勝手なもんだな」

グラチス星人(ブラック)「ロシアという地方にファイブマンはいるらしい」

フジミン星人(ピンク)「ロシアね」

彼らはファイブマンを探していたがいまだ見つかる様子はなかった。
また自分たちより先によみがえったはずのゾーンとは連絡が取れないのも不便であった。
そこへ現れたのは黒獅子理央!

バイカン星人 「なんだお前は」

理央 「ギンガマンというのはお前たちのことか」

モノメ星人 「それがどうした」

グラチス星人 「人間風情がなんだ」

理央 「星空凛はどこだ」

グリンカ星人 「なにを言ってるんだ?コイツ」

フジミン星人 「さてね」

理央 「ならば力づくで居場所を聞くまでだ」

黒い燐気を纏い理央は黒い獅子の姿となったことに銀河戦隊の五星人たちは驚愕した。

バイカン星人 「なんだと!?」

理央 「ふん!はあっ!!」

燐気より出される拳や蹴り、格闘術は当然通常の人間より何倍にもなりまた悪に近いが禍々しい力は相手に衝撃を与える。

バイカン星人 「こんなやつ知らないぞ」

モノメ星人 「だけど俺たちに向かってくるとはな」

グラチス星人 「やっちまえ!」

まるで東映の時代劇か任侠モノのように戦う理央と銀河戦隊ギンガマンであった。
しかし理央は気づく。

理央 「やはり復活は完全ではないのか……」

己の拳から力や燐気そのものが不完全なままなことに薄々とだが彼は気づいてつぶやく。

バイカン星人 「なんの話をしてやがる!」

グリンカ星人 「レッドあれをやるぞ」

フジミン星人 「あれね」
ギンガマン五人 「ギンガマンアタック!!!!!」

ギンガマンアタックの衝撃に倒れる理央。虚ろな瞳に映るのは懐かしき日々か……。

No.163 17/04/13 16:43
自由人 

理央 「力はまだ戻っていないか……」

燐気が何故戻っていないまま復活したか理央は虚ろに考えていた。
いや考えるというより思い感じていた。
ゾーンの銀河戦隊ギンガマンは隙を突いて一斉に理央に向かう!
その頃、燐獣殿の穂乃果とメレ。

メレ 「理央さまはいったいどこに行ったのか」

穂乃果 「心配?さっきのひと」

メレ 「あたりまえだ!私は理央さまのために生き理央さまのために死すことが使命!」

首を傾げる穂乃果。

穂乃果 「でも一回は死んだんだよね?怖くなかった?辛くなかった?」

メレ 「く、お前に何がわかる」

そこへ笑い声が伝わる。
ほっほっほ……。

メレ 「この声は」

? 「久しぶりじゃなメレ」

マスターシャーフー 「わしじゃよ。わし」

穂乃果は驚いた。
犬だよ!犬が喋っているよ!

穂乃果 「わ!?わわわ」

シャーフー 「u’sの高坂穂乃果じゃな」

穂乃果 「お手!」

シャーフー 「わん」

穂乃果 「おかわり」

シャーフー 「わん」

穂乃果 「チンチン!」

シャーフー 「わ……てなにをやらすかっ〜!!喝っ〜!!!」

シャーフーに怒鳴られ海未に叱られた時を思い出す穂乃果。
呆れるメレ。

メレ 「アホかコイツは。何しに来たマスターシャーフー」

穂乃果 「あほじゃないもん!」

シャーフー 「貴様らがよみがえったらしい気を感じてたずねただけじゃよ。理央はどうした」

メレから銀河戦隊ギンガマンのところに向かったと聞いてやれやれと吐息をつく。

シャーフー 「強さをまだ求めておるかの」

穂乃果 「ううん。たしかあたしの友達の凛ちゃんを探してたような」

シャーフーは穂乃果の言葉に「星空凛か」と聞いた。頷く穂乃果に彼は考える。

ほのメレ 「?」

シャーフー 「ヤツが星空凛を……」

No.164 17/04/14 11:40
自由人 

ナレーション大平透『黒十字総統が悩んでいる間にラブアロー仮面と化した海未による特訓は終わりを迎えた』

仮面怪人&ゾルダー 「ハアハアぜいぜい」

海未 「よく頑張りましたね。皆さん」

仮面怪人 「はあはあ(お前が言うな)」

海未 「そこのゾルダー戦闘員さんとそこのゾルダー戦闘員さん……」

テムジン仮面 「アイツはなぜゾルダーたちを選んでいる?」

海未 「よし!これでニセゴレンジャーの完成です」

仮面怪人 「ええ〜っ!?おい」

ナレーション大平透『どう見てもゾルダー戦闘員五人にゴレンジャーのお面を付けただけである』

ナレーション中江真司『仮面ノリダ×もおどろきである!!』

アーチェリー仮面「なにをするつもりだ」

海未 「ゴレンジャーに恨みを持つ仮面怪人さんたち挙手を!」

野球機関車仮面他 「オーっ」

海未 「野球仮面さん」

野球仮面 「やった」

海未 「このゾルダー戦闘員五人に勝てれば特訓はする必要はないでしょう」

ニセゴレンジャー(戦闘員) 「五人そろってゴレンジャー!!」

ニセゴレンジャー 「ゴレンジャーストーム!三球三振!!」

野球仮面 「なんの!バットを振らなければいいの!!」

仮面怪人 「なんと!?」

ナレーション大平透「なんと園田海未の特訓により彼らはゴレンジャーボールの誘いに出なくなったのだ!」

野球仮面 「代わりにベンチ入りだ」ヨイショ

仮面怪人 「ああ〜!」

海未 「ベンチ入りなど生ぬるいことは許しませんよ!戦ってこそ仮面怪人なのですよ!!」

野球仮面 「わかったよ!えい!バット振っちまった!!」

黒十字軍秘密基地の一画に爆発が起きる!!

テムジン仮面 「野球仮面っ!?」

機関車仮面 「やられたか」

海未 「」

野球仮面 「ふう〜、本物のゴレンジャーボールじゃなかったから無事だった」

海未はブチン!とキレた。

海未 「なに生ぬるいいやぬるすぎることを言ってるんですか!!まだまだ特訓しますよ!!」

ナレーション大平透『黒十字軍の特訓はまだまだ続く!』

ナレーション中江真司『ノリが仮面□リダーである』

No.165 17/04/14 18:56
自由人 

穂乃果はマスターシャーフーを見て何かを思いついた。

穂乃果 「え……とメロンちゃん?じゃなくてエロちゃん?」

メレ 「メレだメレ!なんだ」

穂乃果 「う〜んとね。買い物に行きたいんだけど」

メレ 「買い物?行かせるわけないだろう」

穂乃果 「じゃあメレちゃんにお願い。メモしたから書いたモノを買ってきてくんない?サイフはこれ」ホイ

メレ 「必要なのか?これが」

穂乃果の視線はマスターシャーフーを見てる。なんかあまりいい予感はしないのだが。

メレ 「わ、わかった。逃げるなよ」

穂乃果は頷く。メレは姿を消す。
マスターシャーフーはその様子を見ていた。
その頃、警視庁にいる希はひとり勝手に失恋しておきゴリサキと仲良くなっていた。

ゴリサキ 「u’s?いい名前だね」

希 「そうやろ。ウチがつけた名前や」

リュウジ 「やれやれ。ことはさんだいじょうぶかい」

ことは 「ええ。おおきに」

京都弁に妙に嫉妬する希である。
ウチも京都弁にしたらモテるかなと。
大太、緑川、ドモン、左京はなんだこの様子はと首を傾げる。
とある別の場所では。

宇崎ラン 「激獣拳っ!ハアッ!」

宇佐見ヨーコ 「ソウガンブレード!!」

ウサダ・レタス 「ふたりともやるじゃん」

ランヨーコ 「まあね」

しかし戦闘員の数だけは無数に増えていく。

ラン 「しつこいわね!たぎれ!獣の力!ビーストオン!」

ヨーコ 「レッツモーフィン!!」

ゲキイエロー 「ゲキイエロー!」

イエローバスター 「イエローバスター、バスターズ」

ダブルイエロー 「レディ……ゴー!!」

ふたりの女性戦士の戦いは続く。

No.166 17/04/15 09:45
自由人 

メレ 「これとこれとそれとそれくれないかい?」

店主 「いいけど高いよ」

メレ 「カネならあるさ。ほら」

店主は穂乃果の財布からお金を数えるがやや足りない。

店主 「足りないよ。これじゃ」

なんだって!?とメレが叫んだのを戦いを終えたランとヨーコ、ウサダが見つけた。

ラン 「メレ!?よみがえったの」

メレ 「げ!?激獣拳ビーストアーツのラン」

ウサダ 「ふたりは知り合いみたいだね」

ヨーコ 「敵?味方?」

ランメレ 「ライバルよっ!?」

ふたりの剣幕にヨーコとウサダはたじたじになるが彼女が買い物をしてることに気づく。

ヨーコ 「海鮮モノのお買い物?なんなのそれ」

メレ 「どうでもいいだろ……それよりおカネというのが足りないんだが貸してくれ」

ラン 「なんでよ?なんでそんなのが必要なの」

メレ 「人質……いや燐獣殿にはちょっと客が来て招いているのだ」

メレはさすがに言葉を濁した。シャーフーはともかく穂乃果のことは理央からも注意されていた。

ラン 「地球の危機なのに客人を招くヒマがあるのメレ!」

メレ 「うるさいな。貸すのか貸さないのか」

ウサダは閃きヨーコとランに耳打ちする。
なるほど、と頷くふたりはお金を貸した。

メレ 「貸してくれるのか。いやに気前がいいな」

ラン 「ただし貸しよ」

ヨーコ 「そう。地球の危機がある時は私たちスーパー戦隊に力を貸すこと。わかった?」

メレは唇を噛む思いがした。

メレ 「わ、わかった。それでいいならこの場はおさまるからな」

店主 「まいど!」

メレは手にした袋に海鮮物を見ながら姿を消していく。
ランとヨーコ、ウサダは呆れた。

ラン 「燐獣殿に何かあるのかしら」

ヨーコ 「敵にも事情はあるみたいね」

ウサダ 「それよりヨーコ、ヒロムやリュウジ、Jを探すのが先!」

ふたりはウサダの言うことに頷き街を進んだ。

No.167 17/04/16 05:26
自由人 

メレは燐獣殿に戻ってきた。穂乃果は目を輝かせた。

穂乃果 「おかえりメレちゃん」

メレ 「お前の家ではないのだがな」

ほっほっほとシャーフーはふたりの様子を見つめていたがメレが手にしているのを見て彼は気づく。

穂乃果 「ちゃんと全部あるみたいだね」

メレ 「おカネが足らなかったみたいだぞ」

シャーフー 「こ、これは!?」

穂乃果 「穂乃果もことりちゃんみたいにメイドさんになろうかな」

シャーフーはメレが買ってきたモノを並べて声を上げた。

シャーフー 「サザエ!マスオくん、カツオ、ワカメ、タラ、アナゴくん!?」

穂乃果 「わ〜い!サザエさんだよ」

シャーフー 「おぬしワシにこれを呼ばせるためだけにメレに買い物を行かせたのだな」

オイ、とさすがのメレは腕を組んで怒っている。私をこんなことのために買い物とやらに行かせたのか。

穂乃果 「だ、だってシャーフーさんの声が波平さんだし」

ナレーション増岡弘『そうですね。ガオレンジャーのナレーションをつとめた私も『サザ○さん』に出演中です』

ナレーション若本規夫『おおマスオくんではないか。私の方が戦隊シリーズで先にナレーションをあてたようだな』

シャーフー 「ほっほっほ、同窓会じゃな」

メレ 「物語の本筋に関係ないのでナレーションを吹き飛ばすぞ。燐獣拳っ!七色衝撃波!」

ナレーション若本&増岡『飛ばされたっ〜!!』

シャーフー 「やれやれじゃな」

穂乃果 「とりあえずメレちゃん」

メレ 「なんだ?」

穂乃果 「なんかここにある食材でお料理して」

メレ 「自分でやれないのか」

穂乃果 「じぶんであまりできない」ウルウル

メレ 「わかったから泣くな!やってやる」

シャーフー 「ほっほっほ」

燐獣殿は穂乃果により何となく平和的であった。
音ノ木坂学院では。

No.168 17/04/16 08:52
自由人 

音ノ木坂学院ではあれからめっきり敵の襲撃はなかった。

ことり 「なんだろね。急に敵が来なくなった」

真姫 「だけど地球は征服されたはずだからなにかあるはずよ」

にこ 「穂乃果も心配だけど凛や花陽はギンガの森にいるらしいけど絵理や希はどうしたのよ」

ジャスミン 「矢澤のにこさんて意外に仲間思いなのね。グッド!」

にこ 「ほめてもなにも出ないわよ。芋くらいならほら」

真姫 「(にこちゃんはほめられると芋をあげるのよね)」

ことり 「穂乃果ちゃんや海未ちゃんはどこに」

恭介 「燐獣殿とは何者だ?」

ジャスミン 「燐獣殿、もとは激獣拳ビーストアーツから派生したもうひとつの流派かしら」

真姫 「ライバルみたいなこと」

そうね、とジャスミンは頷く。Jも頷く。

J 「うむ。オレのライバルは……オレ自身だ」

ジャスミン 「かぶらないの!」

ダップ 「やれやれダップ。恭介ペガサスの仲間は探さないダップ?」

恭介 「いやここに来る前にあちこち探したさ」

笑ってごまかす恭介に明るすぎと誰もが思う。
穂乃果に似てると思うことりたちである。
そこへ正門から現れたのは……。

? 「レッドレーサー!」

恭介 「ゾンネット!?ゾンネットじゃないか。なぜ地球に!」

ラジエッタ 「恭介久しぶりね」

恭介 「ラジエッタも一緒か!?どうしたんだ」

ゾンネット 「地球がジャークマターに征服されたと聞いて慌てて来たんだ」

ラジエッタ 「ダップもお久しぶり」

ダップ 「久しぶりダップ」

ことりたちは目を丸くする。このセクシーなお姉さんと可愛らしい子は誰?

ラジエッタ 「あたしは激走戦隊カーレンジャー六人目の戦士!ラジエッタ!」

恭介 「自称な」

ゾンネット 「私はこのラジエッタの姉で本当はお姫様なんだけどそのむかしグレてボーゾックに入ってたのさ」

ことまきにこ 「ひとに歴史あり。でもセクシー」

恭介 「心配してくれたのはありがたいがキミたちを巻き込むのは」

ゾンネット 「つれないね」

恭介は悩む。
まだカーレンジャーは全員揃っていないし彼女たちを巻き込むのは男として悩むのだ。

ジャスミン 「オトコはこれだから」

No.169 17/04/18 08:19
自由人 

真姫「なにあれ……?」

空を見上げると高空から何かが音ノ木坂に落ちてくるように迫ってきた。

にこ「戦艦?」

ことり「空母に近いような」

などと言っていると落ちてきたのはデンジタイガーの巨艦であった!
慌てジャスミンたちは皆を体育館に避難させる。

ジャスミン「デンジタイガーにボイジャーマシン、バルジオンなの」

恭介「おいおい、なにがあった」

ゾンネット「見たところ襲撃されてるようね」

ラジエッタ「いま宇宙にはジャークマターに復活したザンギャックやゴズマなどが肩を鳴らしているから」

ジャスミン「デカベースがあればデカマシンで支援できるのに」

恭介「同じだぜ。ダップ、ビクトレーラーはまだか」

ダップ「まだダップ」

ことまきにこ「きゃあああ〜っ!!」

巨艦のデンジタイガーは音ノ木坂上空を駆け抜けUTX学園を抜け警視庁上空を通る!

ツバサ「戦艦だ」

英玲奈「ボイジャーマシンまで」

あんじゅ「バイオハンター!?」

鷹介「ここには落ちない。あっちは警視庁だ!」

左京「緑川先輩!あれを!」

緑川「デンジタイガー!?アイシーがきたのか」

緑川はデンジタイガーが向かう方向にデンジグリーンに変身し向かう。

大太「しかたない。タイムイエローついてくるばい」

ドモン「しゃあねえな」

ふたりは緑川の後を追い左京、ことは、リュウジ、ゴリサキ、希が残された。

希「左京さんはいかなくていいん?」

左京「私には戦隊の皆さんのようなハイテクや不思議な力はありません。あるのは市民を支える法と正義の心です」

本家杉下右京に劣らない信念が感じられた。

リュウジ「デンジタイガーは無事なのか」

ことは「先輩方にまかせるのがよろしやろう」

うむ、とリュウジやゴリサキは頷く。
希は戦隊の仲間がちょっと羨ましく思えた。ゴリサキ・バナナというバディロイドという友だちもできた。
ウチがんばるで。
ロシアの絵理たちはようやく首都にたどり着いた。

絵理「も、モスクワ」

亜里沙「帰ってきちゃった」

流ノ介「謙作とやらはどこに」

学「うむ」

健太「流星?」

健太は日本らしい方角に流星らしいのを見た。

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