🎭ある暗黒卿の気紛れな呟き🎵＋⚡✒🐱

🎶やはり、今、一番尊敬し最高の作曲家はと聞かれたら、ベートーヴェンと答えるだろう！

好きな大作曲家は他にも沢山いる。しかし全作品を見た時、ベートーヴェンには人間の偉大さ、力強さがよく現れ、こちらまで力を貰えるのだ。

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🎶でさっそくベートーヴェンのピアノ協奏曲の話題に入るが、４番、５番｢皇帝｣があらゆる協奏曲史上、屈指の傑作なのは、言うまでもない。

問題は他の１～３番だが、まあ実は一番先に書かれた２番が、溌剌とした魅力はあるが他より多少未熟なのは仕方あるまい。


で残った１番と３番だが…

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>> 252 １番は古典派ピアノ協奏曲の傑作なのである！

まだ古典派のモーツァルトらの影響があるにしても、そのモーツァルトの協奏曲の最上クラスのものと肩を並べる。

しかも第１楽章の序奏のオーケストラ部分から、早くも単純でハッキリし力強いベートーヴェンらしい和声。
大体、単純な和声でこんな力強く歯切れよい音楽を書いたのは、ベートーヴェンを除けばバロックの巨匠ヘンデルしかいない。

続く第２楽章は、ベートーヴェンの遅い楽章でも屈指の美しさ。

そして第３楽章のリズムのユニークさ。


確かに作曲法の円熟に関しては、３番の方が上かも知れないが、私は３番よりこの１番が断然好きなのだ！

最近、この１番を｢小皇帝｣と呼んでいる。バラックみたいな渾名だが、後の５番｢皇帝｣に繋がる要素をあちこちに見られるし、こう呼んでも良いだろう!?


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>> 253 🎶３番はベートーヴェンらしさを増した傑作と言う評論家が多いけれど、確かに５つの協奏曲で唯一短調なのも注目される理由だろう？

ただし同じハ短調である、悲愴ソナタと比べた場合、鋭い斬り込みや、激情において、悲愴ソナタより穏和であり古典的である。


また、これは変な比較なのだが、私はこのベートーヴェン協奏曲３番よりは、ショパン協奏曲２番の方が好きなのだ。実際、優れていると思う。(オーケストラの円熟については除く💦)

これはつまり、何度も言ったが、いくら作曲技術に円熟しても、天才でみなぎる作品の魅力には勝てないと言うことだろう。

例えば、シューベルトは31歳で他界する前に、まだ作曲法を勉強するべきと考え、当時の作曲法の教授のところに通い始めていた。

だが、今日、この作曲の先生の作品は作曲技法で優れていても、誰にも演奏されない。
他方シューベルトは、大作曲家として尊敬されている。これはもう、シューベルト独自の天才ゆえとしか言いようがない。


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>> 254 🎶私は何もショパンがベートーヴェンより天才だと言いたいのではなく、無論、どちらも稀代の天才だし、全般的にはベートーヴェンはショパンより遥かに巨匠だったと思っている。


ただたまたま、ピアノ協奏曲３番(ベートーヴェン)とピアノ協奏曲２番(ショパン)に関して比較すると、後者がより好きだし、天才的だと思うのだ。


これは面白い問題だが、ショパンの２つの協奏曲は、始めに２番がショパン19歳の時、作曲され、次いで１番が翌年の20歳の時、作曲された。

恐るべし早熟の天才ショパン。大作曲家で、彼くらい早熟、つまり二十歳前に傑作を書いたのは、他にモーツァルトとメンデルスゾーンしかいないだろう？

ところでショパンの作品内だけで論じた場合、２番より１番が充実している、との意見が多い。実際、１番は２番より長く、形式的にも充実している。

だが他の作曲家と比較を始めると、まずショパン１番タイプの作品には、あのベートーヴェンの皇帝があり、どうしてもショパンの１番が薄っぺらく感じるのは仕方あるまい。

更にシューマンやチャイコフスキーの協奏曲と比較しても、こちらの方が優れていると感じてしまう。


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>> 255 しかし、である。ショパン内では１番よりやや劣るとされる協奏曲２番が、ベートーヴェンやシューマン、チャイコフスキーなどと比較すると、そのショパンにしか無い独特の個性で、１番より魅力的なのだ！


１番は完成され過ぎている。ショパンの本領は即興演奏であり、彼の即興演奏を聞いた者達は、皆一様に、即興演奏の方が楽譜として完成出版された曲より、魅力があり感動的だったと証言している。

そして楽譜化されたショパン作品の中では、珍しく協奏曲２番は、彼の即興性を色濃く残しているようなのだ！

ショパンの協奏曲は、一応ショパンの名曲、傑作を沢山弾いた人が最後に弾くモノだ、との意見もあるが、私もまあ賛成だ。

ただし１番は青春の歌であり、技巧が優れているなら若いピアニストが当然弾くべき作品だ。

２番は１番以上に青春の歌のハズだが、しかしショパンの最良の個性が詰まっており、やはりショパンの作品を沢山弾いた後、中年以降に弾いた方が、味が出るように思う。

とにかくこれをわずか19歳で作ったショパン、恐るべし。

またベートーヴェン協奏曲３番のファンの方々も怒らないでね。あくまで私の個人的比較であるし、私は何を置いてもベートーヴェンを最高の作曲家だと尊敬し、敬愛しているのに間違いは無いのだから♪

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🎶しかし改めて、ショパンの協奏曲２番は恐ろしい作品だ！

１番より一年前の19歳の作品だから、１番２番どちらも青春の思いが込められている。

１番はそれが素直に出ている。

だが２番は普通の19歳が抱かないだろう、心の陰、倒錯、後のシューマンを思わせるような狂気ゆえの常人が見れない世界などが、清楚な青春の歌に混じって、強く出ている。

よって素人には、１番が判り易く、２番の真の良さを聞き分けるのは難解かも知れない。

だが、この２番には後のショパンの傑作の原型が全てある。あのバラード４番すら、この協奏曲２番の一部を深め、拡大したに過ぎぬかも知れない。

とにかく今の私には、絶対欠かせないショパン作品は、この協奏曲２番と、24のプレリュード、それから幻想ポロネーズの３曲であろう♪

• << 263 🎶やはり、これらにバラード４番と舟唄も、欠かせないか！ ただこういう作品を私が弾くと、ショパンが意図していただろう演奏より、遥かにワーグナー的、ラフマニノフ的、現代音楽的になり、クライマックスで力が入り過ぎたり、不協和音のぶつかりを強調し過ぎたりに成ってしまう💦

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🌃最近見た夢を幾つか書いていくか。

まず舞台は18世紀末。マリー･アントワネットに顔から声、服、全てそっくりの女性が現れ、どっちが本物だか分からないので、私も判定役の一人に呼ばれた。

しかしどうしても分からないから、仕方ない、２人共裸にして調べる事に。

だが２人揃って、検査役その他の家来に｢無礼者｣と叫ぶので、仕方なく私が男共を部屋から出し、男は私一人となった。
彼女の身体に詳しい女官が調べる事になり、さて２人揃って服を脱いで向こうを向いた。
でいよいよこっちを向く時になって、残念💦

マリー･アントワネットは消えて、代わりに兄の皇帝ヨーゼフ２世が妹同様に、何から何までそっくりさんと現れた。

数人の判定人は、色々２人に質問したが、全く判定できない。で私は歴史の知識を活用して、２人にそれぞれプロイセンのフリードリヒ大王についての意見を聞き、口ごもって上手く回答出来ない方を偽物と判定、めでたく問題解決した。

だがそうなると、残ったのは本物のヨーゼフ２世であり、仮にも皇帝陛下を疑ったわけだから、我々は深く謝罪した。

すると皇帝は、｢余は寛容な啓蒙君主ゆえ、そちらを許そう｣と言い、判定を決定づけた私に｢何でも望みの物を言うがよい｣と仰せられた。

ここで私は普段のボクトツで世渡り下手が自然に出てしまい｢いや、私は平凡な市民ゆえに、ただ陛下の手書きの短い感謝状一枚で結構です｣と答え、目が覚めた。

目が覚めた後、ああ、あの時、カネでも望んでたら良かったのに、と貪欲な後悔が出てきたが、もう遅い。

まあマリー･アントワネットの全裸は見損なったが、代わりにヨーゼフ２世に会えて良い夢であった(と思いたい)。

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🌃これは昨年11月に見た夢。夜中起きた時、忘れないように記録しておいた。


日本を発ちウィーンに帰省中。飛行機からは珍しく途中の日本や極東ロシアの街々がよく見えた。だんだん高度上がり霧がかかる。


だが事故でもないのに、飛行機がどこかの街に着陸。同伴の女性(姉か誰か、とにかくオーストリア女)と街中へ。
彼女はアメリカ大陸と思い英語で人々に話したが通じず、私が片言ロシア語で話すと予想通りロシアだった。
しかし何と言う街か聞いても誰も答えない。

再びウィーンに向かうため空港で機械にチケット入れたら、女のはそのまま進めたが私のは変な紙が出てきて、先へ進むゲートが閉じた。

何か現地の貴重な鉱物を盗んだらしく、償いにより高値を払わされ、さらに出国できず罰として現地で長く働かされる事に。
共産主義時代のような汚いバスと街と家、民度低い人々。憂鬱になったが、どうしようもない。

だが街は極東ではなく、モスクワより少し東辺りと分かった。ならば何とか地上伝いにウィーンに行きたいと思った。

そんな中、ついにその街で定住、結婚までしてしまったのか？
だが私であるハズの男は私でなくロシア人に変わっていた。家は意外に綺麗で妻もまあ不細工で無かったような。

ウィーンの家より綺麗だね、設備は幾つか良くないが、と言ったら、入り口のガラスが子供らのサッカーボールで割れて無くなっているのを示された。
無用心だと言ったらロシア人の夫の方が、鍵と貧弱なチェーンを見せ、大丈夫だと言った。

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🌃これは2015年夏に見た夢。

私はＳＳ(ナチス親衛隊)中佐。部下と共にユダヤ女２人をとらえ、散々暴力を振るう。だが途中で何か(愛)に目覚め、ナチスの世界に反発し、女らを助け、よい待遇を与える。しかし部下の女がナイフで自殺しようとしたり、部下の自殺を止めて、却って部下から滅茶苦茶殴られ、多分瀕死になる。そこへ神父の一団が通り、最後の懺悔と祈りを行おうとする。ここは皮肉とシュールな世界。全体的にとにかく生々しく、スリルに満ちていた。また近年ドイツ映画によくあるようなヒステリックな愛＞ファシズムと、過激な性。

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>> 260 🌃多分同じ頃だが、似たような夢を見た。


私がＳＳ中佐か少佐なのは変わらない。
直属の部下である軍曹と、さらに下の数人を連れて、ロシアかウクライナのユダヤ人の村人十数人を捕らえ、収容所まで連行する。

だが途中でその中の一人の若く美人の女性に、一目惚れと言うより同情してしまい、もうナチス親衛隊なんかどうでもいい、死んでもいいからこのユダヤ人らを逃がしてやりたい、と考えた。

だがそれを軍曹に見抜かれ、ケンカに。
軍曹いわく｢あなたはエリートだし、もう十分出世したが、俺はまだまだこれから階級上がって出世したいんだよ！｣

で彼とナイフで斬り合いになった。
私は何度も彼を刺したが、ナイフが身体をすり抜けてしまう感じで、彼は死なない。

だが最後に何とか仕留め、これでユダヤ人らを逃せる、と思いつつ、目が覚めた。

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🌃こんな変な夢も。

私はガイドなのか、とにかくアメリカ人みたいの男女数人連れて飛行機でウィーンに。だが機内で何か起こり、私には全員が普通に見えるのだが、彼らはそれぞれ自分自身の姿しか見えない。

この状態でウィーンを散策するのだが、彼らはドイツ語が出来ず(多分、英語か日本語を喋っていた？)、他人にぶつからないように私の後を一列に歩く。

途中、ある商店に入り、おばさん店員に協力して貰い、彼らがこうなった謎を解こうとするが、上手くいかず。

なおいつものこういう夢見た後の目覚めと違い、憂鬱で暗く悲しい、やるせない気持ちは無かった。


これもすぐ記録しておいた✒

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>> 257 🎶しかし改めて、ショパンの協奏曲２番は恐ろしい作品だ！ １番より一年前の19歳の作品だから、１番２番どちらも青春の思いが込められている… 🎶やはり、これらにバラード４番と舟唄も、欠かせないか！

ただこういう作品を私が弾くと、ショパンが意図していただろう演奏より、遥かにワーグナー的、ラフマニノフ的、現代音楽的になり、クライマックスで力が入り過ぎたり、不協和音のぶつかりを強調し過ぎたりに成ってしまう💦

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❤数日前、あるドイツ人邸のパーティーで、結構私好みの美形な若い女性に会った。
と言っても29歳だが、ドイツ人としては25歳以下に見えた。

彼女はドイツ本国で試験受かり、将来、判事か検事になる。ドイツでは判事と検事を交互に出来るのだ。

まあ美形の上に、才女なのだが、とにかく今、３ヶ月だけ日本に実地体験として来て、政府機関に籍を置いてる。


だが３ヶ月後にはドイツに帰国だし、その後も実地体験で他の国にしばらく行くかも知れないし、故郷はシュトゥットガルト近くだし、親しくなっても将来を考えると深入り出来ないかな、と考えてしまう。

私も歳を取ったものだ、かつてなら後先なんて考えずに、美人ならとにかく夢中に恋愛を追い求めたのに。

その為に今の地位や職を失っても気にしなかったのに。


しかし将来の判事＆検事が相手だと、リュパン(ルパン)好きな私とは水と油かな？

しかもいくら美人で才女でも、日常生活で鉄の女だったら少し困るかもな～


私はどうしたらいいのか？

しかしやはり余程の事が無ければ、将来、オーストリアを捨ててドイツに住むのは嫌だし、ギリシャかポルトガルに別荘欲しいし。


遠距離恋愛なんて、私は信じないぞ！

日本人には可能かも知らんが、ヨーロッパ人には無理だ！
互いに、別のパートナーを見つけるに決まっている😖

• << 355 何と２週間近く前に帰国して行った彼女から、暖かいメールが来た‼ いや、氷の女(笑)としては、熱いと言ってもいいだろう😄 あれから何度も土曜か日曜の午後会って、あちこち散歩したり、上野の国立博物館に行ったり、私の家に招いて演奏聞かせたり、レストランで食事したりしていたのだが。 しかし美人なのに、着飾るワケでも無し、更に黒ぶちのデカイ眼鏡いつも掛けていて、せっかくの美人顔が半分隠れてしまったり。 まあ判事になる身だから、その方が職業には似合っているのは確かだが。 でも研修職場(独大使館)でも、私生活でも、全く同じで飾り気なし。 そして何でも合理主義的。 だから、付き合いも飛び立つまでと思っていたが… もしかして、遠距離で何とか続くのか⁉ 見た目だけでなく、知的レベルでも申し分ないレベルだった💓 まあ日本に居て、そんなに美形な西欧女に簡単に巡り会う機会も無いし、ここは大人らしく、落ち着いて気長に見守っていくのがベストだろうな♪ しかし返信が少し面倒くさい💦 全く自分で最近の自分自身がよく分からない😓

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🎶協奏曲は今日の疲れた身体には重すぎるし、昨日、ショパンの舟唄について少し書いたし、で久しぶりにショパンの舟唄と幻想ポロネーズの、後期２大傑作を弾いてみた。

以前の印象ではどちらも同格の難しさだったが、今は舟唄の方が易しく感じる。

まあページ数も幻想ポロネーズより少ないし、テンポの変化や様々な表現の変化で、幻想ポロネーズの方が多彩なだけに、演奏者の才能に左右される。

だがさらに発見した事。

両方を２度ずつ弾いた後、これも久しぶりにベートーヴェンの悲愴ソナタと月光ソナタを全曲弾いてみた。

すると流石はベートーヴェン。決める所を妥協なく決める、つまり名演するならば、前記のショパンの２曲より難しいのだ！


学生時代には、円熟は無理だから、単に音を出すだけなら悲愴や月光は、舟唄や幻想ポロネーズより易しく感じられた。


だが、ベートーヴェンのディアベリ変奏曲やハンマークラヴィーア･ソナタを経験し、リストの晩年作やらラフマニノフの協奏曲２番３番を経験した今では、ショパン晩年の和声や技巧に難しさを感じず、却って後期ロマン派に近づいてくれている、こうした曲は、ゆとり持って弾ける。

他方、ベートーヴェンはとにかく密度が濃い。彼の凄まじい集中した精神力を感じる。

ショパンの晩年作も勿論深いが、しかしベートーヴェンは既に若い時代の作品すら、巨匠的な精神なのだ。

もう今となっては、熱情を弾こうが、悲愴、月光を弾こうが、難しさに大差ない気がする。単に熱情は長く、技巧が複雑なだけだろう？

皇帝の一台ピアノ編曲バージョンは、やはりこれらより難しい。内容もだが、オーケストラ部分も弾くし、ピアノとオーケストラの合奏部はピアノパートにオーケストラの主要な音を組み込むから、リストの難曲顔負けの技巧になる。

だが皇帝ピアノ一台バージョンの最大の難しさは、体力問題だろう？

ずっと40分近く、２楽章以外を力強く弾いて居なければならない。

ラフマニノフ協奏曲２番のピアノ一台編曲バージョンと言えども、皇帝ほど力は要らない。

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🎶日本で有名なピアノ協奏曲ならば、間違いなく、グリーク１番、チャイコフスキー１番、ラフマニノフ２番がベスト３だろう。

(グリークは２番を書く計画があり、各楽章のスケッチを合わせて５分くらいの長さまでしていた。近年、このスケッチを２番として演奏するか、または現代ノルウェーの作曲家が補足して15分くらいの曲に発展させたのを２番とするケースもある。だからあの有名な曲イ短調は１番なのだ)


これらを技巧的難易度で並べると、こうなる。

ラフマニノフ２番＞チャイコフスキー１番＞グリーク１番。

おそらく誰でも、聞けば、ああ知ってる、と言うだろう有名曲ばかり。


チャイコフスキーは出だしが特に有名で、後はインパクトに欠けると言う人も居るが、私は第１楽章が巨大で既にクライマックスが来ているから、第２、第３楽章が無くても通用する名曲と敢えて言おう。

勿論、第２楽章は美しく、途中のジャズっぽい(？)中間部の一部も凄く個性的なのだが。

第３楽章は私の好みから言うと、ロシア作曲家の中で一番西欧風だったチャイコフスキーにしては珍しく、第２主題とそれ使った最後のクライマックスが中国風メロディーで、余り好きに成れない。
本人はロシア民謡風なのを書いたのだろうが、ロシアと中国の民謡はモンゴルを介してか、似ている場合があるのだ。

これはしかし好みの問題。

グリーク１番は名作シューマンのピアノ協奏曲に似すぎているとの意見もある。

しかしこれは第１楽章のみで、むしろ全体的には後のラフマニノフ２番３番を予言させるような曲。

ラフマニノフは多分、グリークとチャイコフスキーの影響受けて、協奏曲２番を作曲したのだろう？


とにかくグリーク１番とラフマニノフ２番は、全体のバランスも素晴らしい、協奏曲の名作だ。

また、バランス崩してまで、天才性とセンチメンタルな面を出したチャイコフスキーの第１楽章も、別な意味で傑作である。


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>> 266 🎶ただし傑作と言うことに成れば、この３曲かそれ以上かも知れないレベルとして、
モーツァルト20番＆23番
ベートーヴェン４番＆５番

を少なくとも挙げねばならない。

これも意外に部分だけなら聞いて知ってる人々が多いかも知れない。


正統派としては、モーツァルト、ベートーヴェンの協奏曲の方が充実しているが、日本人の音楽性にドイツ･オーストリア系正統派は堅苦しく、通以外には難解に聞こえるのかも知れない。

前述のグリークはノルウェー、チャイコフスキーとラフマニノフはロシアの作曲家で、その国民性、民俗性をメロディーに発揮している。

こういう辺境の作曲家のメロディーの方が当然個性的だし、またロシアやポーランドの民謡は、何となく日本民謡に似ているモノもある。
(ショパンの人気の割合が日本で高いのも、一つにはこれも原因)

まあいずれにしても、グリーク、チャイコフスキー、ラフマニノフの協奏曲は、正統派とは別の個性的ピアノのインパクトがあり、やはりモーツァルト、ベートーヴェンのに並ぶ名作としていいと思う。


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>> 267 🎶で、ここで問題となるのが、他の優れた、または人気ある協奏曲。

まずショパンの２曲。
いい曲だが、前述の最高段階の作品群よりは落ちる。

特に１番。

２番は私の贔屓もあるが、協奏曲としてオーケストラ部分が弱いだけで、音楽的には個性的な傑作だろう？

モーツァルト23番、ベートーヴェン５番｢皇帝｣、グリーク１番、ラフマニノフ２番ほど万人共通に認識できる曲では無かろうが、チャイコフスキー１番と似た意味での天才と個性ある傑作だと思う。

シューマン。名曲だと言う人の気持ちは分かるが、私にはイマイチ合わない。第１楽章のカデンツァは見事だが、それなら酷なようだが、ベートーヴェン４番のカデンツァも素晴らしいし、ベートーヴェン４番＞シューマンと考えていいだろう？

リストの２曲。いい面も沢山あるが、これは最早、派手なピアノ付きの交響詩に近く、協奏曲という枠で比較する気になれない。


ブラームス２曲。これ書くと、お前素人か、と言う方も出るだろうが、評論家の高い評価の割にはつまらない。私は弾く気になれないし、聞いていてもいつも途中で寝てしまう💦

ラヴェルの２曲。素晴らしい部分もあるが、やはりモーツァルトからラフマニノフまでの大傑作とは違う気がする。

プロコフィエフ。偏見もあるが、現代音楽であり、３番に一部聞きごたえあるにしても、万人共通の名曲とまで言えない。

最後にドビュッシー。オーケストラとピアノの幻想曲とあるが、実質は協奏曲。
これは後年、ドビュッシー自身が駄作だと決めつけたが、私は魅力あふれる、素敵な曲だと思う。

もっとよく聞いて、時間があれば弾いてみて、判断したい。もしかしたら、ショパン第２番に近い好きな曲に成るかも知れない♪

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>> 268 🎶また忘れた。やはり私は爪が甘いな💦

ラフマニノフ２番が協奏曲最高傑作の一つとするなら、当然、３番とパガニーニ狂詩曲も同じレベルに並べなければならない。

すると何何。

最高傑作は、モーツァルトから２曲(彼の場合は、24番もいいから２曲以上とも言えるが)、ベートーヴェンから２曲、グリーク１曲、チャイコフスキー１曲、でラフマニノフから３曲か！

偉大なる協奏曲作曲家ラフマニノフ万歳か？(勿論、彼のオーケストラ曲や宗教音楽も素晴らしいが…)

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✒シェークスピアの｢ジュリアス･シーザー｣をギムナージウム(高校)で朗読させられた時の思い出。


シーザー(カエサル)を暗殺した後、群がる民衆を前に、まずブルートゥスが演説し、その後、静まった民衆の前でアントーニウスが演説する有名な場面。


これは勿論、民衆の為を思い独裁者カエサルを暗殺したブルートゥスが理詰めの演説で一応民衆を納得させる。
だがその後、アントーニウスが感情に訴える演説し、次第に民衆のブルートゥスら暗殺者に対する怒りを掻き立てる場面だ。


クラスの一人がブルートゥスの演説を朗読した。その後、私がアントーニウス役になり、彼の台詞を朗読。

だが予期せぬ事が起こった。私がアントーニウス演説を読み終えた後、クラスの皆がブルートゥスが悪人で、それをアントーニウスが弾劾したのだ、と明らかに作者の意図と正反対に理解してしまったのだ！


ここで私の音読力、演説力を自画自賛しているのでは無い。

それだけシェークスピアが書いたアントーニウスの演説台詞は、読み方に依っては現代にも通用してしまうのだ💦


勿論、正直に正義を説いたのはブルートゥス。それを民衆の感情に訴えつつ、卑怯なやり方でねじ曲げたのがアントーニウスなのだ。

だがシェークスピアは流石に偉大だ。いくら正義感強くても理知的な説得よりも、狡くとも感情的な説得に大衆は惹かれる、と見事に実例を見せている。

これは今日の政治家の演説もそうだし、政治家はブルートゥスよりアントーニウスを見習った方が選挙に勝てるのだ。


…因みに真の歴史では、カエサル暗殺後、民衆を説得しようとしたブルートゥスらは民衆にやじり倒され、命からがら逃亡したらしい。つまりアントーニウスが出るまでもなく、民衆はカエサルを敬愛していたのだ。

カエサル暗殺に関して、ブルートゥス以外の連中は嫉妬心などから行い、一人ブルートゥスのみが独裁から共和制を守る為、私利私欲でなく行ったとされるが、近年、ブルートゥスはカエサルの隠し子で、カエサルに捨てられた母に同情し、父カエサルを憎んでいた可能性が濃厚に成っている。

死に際にカエサルがブルートゥスに、｢我が子よ、お前もか｣(ブルートゥス、お前もか、は誤り)と叫んだのも、言葉通り解釈していいのかも知れない。

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✒しばらくシェークスピアの他の作品についても語る。

まず｢ヴェニスの商人｣。

これは｢オセロ｣と同じく舞台がヴェネチアだが、｢オセロ｣も絡ませつつ、｢ヴェニスの商人｣を裏読みすると…


まず、シェークスピア時代のイギリスはまだまだ途上国で、ヴェネチア共和国の方がずっと豊かで先進国だった事。

イギリスには当時ユダヤ人禁止令があり、ユダヤ人は住めなかった。だからシェークスピアはユダヤ絡みの劇の舞台をヴェネチアにしたのだ。

同様に黒人。当時のイギリスに黒人はいない。居てもポルトガル人かオランダ人経由で幾らか奴隷がいた程度だろう？

当然、海軍提督が黒人なんてあり得ない。だがオスマン･トルコやヴェネチアならば、国際化していて、異教徒や異民族、異人種が将軍でもあり得たから、やはり舞台をヴェネチアにしたのだ。


↩

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>> 271 ✒次に、｢ヴェニスの商人｣をよく読む、いや舞台でよく見ると、確かにユダヤ人シャイロックは嫌な奴だが、敗訴した後に助かったアントニオの友人らがシャイロックを蹴ったり殴ったり嘲笑う姿、またシャイロックが自分がどれだけキリスト教徒らに過去虐められ差別されて来たか訴えるシーン。

ここは監督の手際次第で、逆にシャイロックが哀れにも見えてくる。

つまりシェークスピアは、強欲で狡猾、残忍な典型的ユダヤ人のステロタイプを描きつつ、同時にユダヤ人は被害者でもある、と言う同時にしては相当進んだ、反差別の問題を匂わせているのだ。


｢オセロ｣はムーア人つまり北アフリカのイスラム教徒であり、実際には黒人と言うよりベンゼマ(笑)みたいな、アルジェリア人やモロッコ人のタイプであり、そういう人種や異教徒馴れしていたヴェネチア人らが、劇のように将軍にまで出世し実際に有能なムーア人を、あんなに差別したりはしなかったハズ。

これはやはり当時の｢イギリス人｣の偏見を利用した劇であろう。


｢ヴェニスの商人｣では、白人の名門美人ポーシャに、結婚申し込む一番手がモロッコ国王であり、これも劇では黒人に描かれる場合もあるのに、ここには黒人差別の感じは無い。


つまりシェークスピアは、話の本質に沿う為なら、黒人を差別する世界も描くし、しない世界も描くのだ。

因みにポーシャの住むフェルモント(ベルモント)だが、私は最初、オランダにそういう地名があるからオランダかと思ったが(ポーシャの風貌からも)、実はヴェネチアから遠くない北イタリアのマイナーな地名らしい。

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>> 272 (訂正)
つまりシェークスピアは、強欲で狡猾、残忍な典型的ユダヤ人のステロタイプを描きつつ、同時にユダヤ人は被害者でもある、と言う<同時>にしては相当進んだ、反差別の問題を匂わせているのだ。

これを直して↓↓↓


つまりシェークスピアは、強欲で狡猾、残忍な典型的ユダヤ人のステロタイプを描きつつ、同時にユダヤ人は被害者でもある、と言う<当時>にしては相当進んだ、反差別の問題を匂わせているのだ。

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✒次。｢ロミオとジュリエット｣

これはシェークスピア初期作品らしく、まだ後の４大悲劇より青い。

大体、劇全体の筋がたった４日間の出来事と言うのに、驚く！

これでは一目惚れした男女が恋のフィーバーゆえに、全く後先(両家の敵対関係の緩和など)考えず、盲目に、そして軽率に心中してしまっただけの話にも見える。

今でも舞台とされたイタリアのヴェローナ(ヴェネチアの西方のローマ時代からあった街)には、２人が恋を語らったバルコニーとか(勿論偽物)、観光名所の一つに成っているが、大体、ロミオとジュリエットをロマンチックとか考えて憧れる世界中の特に若い女性は、原作を読んだ事も舞台で見た(映画では無い！)事も無いのだろう？

いくらアモーレ三昧のイタリア人でも、原作がたった４日の出来事と知れば、愚かだと思うハズだ。

まあこれはイギリス人シェークスピアが書いたのだが。

ただ中世末期は、我々とは色々価値観や感覚が違っていたのかも知れないとは思う。医学も未発達、明日にも疫病か戦いで死ぬかも知れない世界。


他方、本物のイタリア人であったダンテは、思春期に一度見たベアトリーチェに一目惚れ、その後も何度か見かけたらしいが、家柄の違いからベアトリーチェは他のフィアンセに嫁ぎ、まだ二十歳に成るか成らないかで病死した。

だがダンテの中でベアトリーチェへの思慕は数十年消えず、むしろエスカレートし、それが40歳頃にあの世紀の傑作＆大作｢神曲｣を生み出す原動力に。

イタリア人のアモーレには感心するが、こんなに長く一人の女性を思い続けた例もある。
ただしダンテは既に結婚していて、それなのに心は死んだ、しかも恋人でも無かったベアトリーチェ一途だったから、彼の妻はどう思ったろうか？


またロミオとジュリエットが本当の話だと仮定した場合、もし心中せず、親により互いに遠く引き離されたなら、ダンテみたいに相手を何十年も思い続けただろうか？

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✒ところでシェークスピア偽物説、または多人数説と言うのがある。

根拠の一つとして、実在のシェークスピアは小さな劇団の長で、とてもでは無いがイギリスを出て戯曲の舞台に成ったヨーロッパ各地に行ける身分では無かった事。
なのに、あんなに教養と知識に通じた劇を沢山書いた事。

確かにこれは謎だ！

シェークスピアを探偵みたいに調べるのはここではしないで、噂の結果だけ言うと、

・誰か博識な大貴族が、自分の名前で発表すると、世相批判に繋がりかねないような劇を、劇団長シェークスピアを雇い、彼の名前で発表させた。

・ただそれにしても、一人の大貴族だけで、あの当時、あれだけの知識を集め、しかも超一流の文学として書くのは不可能だろうから、実はベーコン始め数人の著名なインテリが集まり、筋を作り、それを一人の文才ある者が芸術作品に仕上げた。その文才ある男がシェークスピア本人だったか否かは分からない。否ならやはりシェークスピアは単にインテリ集団＋天才劇作家の依頼で、自分の名前で作品発表した事になる。

この場合もベーコンらインテリ集団は著名で、国王に直接仕える貴族や高級官僚だったから、やはり自分らの名前は出せなかった。

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✒さて、４大悲劇に移る。

ハッキリ言って、一つだけ選ぶなら私は躊躇なく｢ハムレット｣❗

｢リア王｣と｢オセロ｣は、いかにも話が不自然で見え透いた面がある。

｢マクベス｣はオドロオドロした雰囲気が良いから、まあハムレットの次か？


これには私のケルト伝説の知識がイマイチで、だからそれを余り好きで無い個人的事情も絡むみたいだ。


｢リア王｣に限らず、シェークスピアでは無いが、アーサー王伝説、トリスタンとイゾルデなどケルト伝説はイマイチ手ぬるい。

トリスタンとイゾルデは、ワグナーの楽劇の音楽部分が好きなのであって、ストーリー自体は大して興味なし。

アーサー王伝説自体、昔読んで一部印象深かったが、全体的にはそれほどでも無かった。

ただパーチヴァルの聖杯伝説だけは神秘的で好きで、ワグナーが楽劇化したため、益々好きに成った♪


それに比べ、ハムレットは中世デンマークが舞台。ゲルマンの鋭い雰囲気が漂う。
また、心理描写が細かく、名場面や名台詞も多く、やはりシェークスピア最高の傑作だろう？


マクベスの魔女の予言や、予言ゆえに道を誤り野心抱き、結局予言から逃れられなかったマクベスの姿も、見事だ。
｢森が動く｣なんてトリックの発想は、世界大戦のドイツの名将の手際を思わせる。

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✒これらに対して、晩年作の｢嵐/テンペスト｣は、十代で読んだ時は、よく分からなかった。

何でこの作品から霊感受けて、あのベートーヴェンがソナタ｢テンペスト｣を作曲したのかも分からなかった💦

これはもう一度読むか見るべきだろう？

(因みにショパンがハムレットを見て、ノクターン６番を作曲した心理はよく分かる。このノクターンはまさにハムレットの印象を静かに語った名曲である。)


あと、書くべきシェークスピア作品は、現代風に脚色した映画で知られる｢タイタス･アンドロニクス｣(アンソニー･ホプキンス主演)と、コリオレイナス(レイフ･ファインズ監督＆主演)、あと｢アントーニウスとクレオパトラ｣か？

絶対に書くべきは。

だがこれはまた、深夜か明日、または明後日にしよう👍

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>> 277 ✒タイタスとコリオレイナスは、舞台ではなく、前者はアンソニー･ホプキンス主演、後者はレイフ･ファインズ(シンドラーのアーモン･ゲート役、ハリー･ポッターのヴォルデモート役)の監督＆主演版の映画で見た。

どちらもセリフや筋書きはシェイクスピア原作通りだが、衣装や舞台を現代にアレンジしてある。


タイタスは原作では、古代ローマ末期の４世紀後半頃の話、コリオレイナスはまだローマが共和国だった拡張時代の紀元前３世紀頃の話。

タイタスの登場人物はフィクションらしい。ただ、ゴティック･ファッションのゴート族(笑)のローマ侵入や、息子を政敵に殺されたタイタスが、政敵の息子らを殺して、その肉を料理して政敵に食わせるシーンが、印象深かった。

食人シーンの為に、ハンニバル･レクター役やったアンソニー･ホプキンスを起用したようだが、見事にハマっていた。


他方、コリオレイナスは、勇敢で強い将兵だが頑固で口下手な男の、壮絶な生きざまと、その最後を描く。その男、ローマを裏切ったコリオレイナスをレイフ･ファインズが個性的に演じ、敵役のローマ側の将兵を｢300｣のジェラルド･バトラーが演じた。

このコリオレイナスこそ、ベートーヴェンの序曲で有名な｢コリオラン｣であり、実際にローマ史に存在した男。
ただベートーヴェンのは、シェイクスピアの戯曲用では無く、オーストリアの作家の戯曲用に作曲されたが、しかしコリオレイナスの一徹さ、頑固さと悲劇を、力強く劇的に表現している点では変わらない。


自己犠牲と正義によりオランダ独立の元祖と成ったエグモントを描いた｢エグモント序曲及び劇用の音楽、作品84｣に比べ、暗く不気味さも漂う｢コリオラン序曲｣は、やはりコリオレイナスそのものを見事に描いている。

シェイクスピアから脱線するが、エグモントもコリオランも、ベートーヴェン自身のそれぞれ異なった内面と共通性があり、それが傑作序曲を生むキッカケに成ったのだろう？

• << 320 私もまさに｢支離滅裂｣に成ったな(笑) タイタスの舞台が４世紀後半だと？ よく考えれば３世紀半ばでは無いか！ 何故ならタイタスに出てくる皇帝サトゥルニーヌス(サターナイナス)は実在していないが、あの背景は明らかにカラカラ没後からデォオクレティアヌス出現までの｢軍人皇帝時代｣であろう。 ４世紀後半ならば、既に４世紀初めにディオクレティアヌスを次いで皇帝になり、ローマを再統一し、キリスト教を公認した聖帝コンスタンティヌスの後だから、ローマ皇帝やローマ軍がキリスト教的で無ければオカシイ。 まあゴート族との確執は、３世紀からずっとあったワケだから、問題はローマ側にキリスト教の香りがあるか無いかが、３世紀と４世紀をハッキリ分ける要素と成ろう！ 私はピアノと違って、ローマ史のプロでは無いが(笑)、しかしコンスタンティヌス大帝から決定されたオーソドックス(正教)キリスト教徒としては、許されないミスだった💦

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>> 278 ✒次いで｢アントーニウスとクレオパトラ｣だが、これは｢ジュリアス･シーザー｣の続編とも言っていい反面、制作年代がかなり離れていて、｢シーザー｣の純粋さ、理想主義的な面は薄くなり、中年の男女の大人のしたたかな恋愛関係と、その最後を描く。

つまり｢シーザー｣みたいに、ストレートに理解できる作品と言うより、様々に解釈できて、複雑な感情が混じる劇なのだ。


この両者の変化を見ると、シェイクスピア複数人説が微妙になるかも。

まさかベーコンらが皆、歳を重ね、中年の恋愛の駆け引きを皆で作り上げたとも思えない。

やはり真相は、ベーコンらインテリ･グループが基本の筋書きや知識をシェイクスピアに与え、その上でシェイクスピアの筆、詩才が円熟したのだろう？


これはまだ十歳くらいの時、やはり映画で、チャールトン･ヘストンがアントーニウスを演じ、これを見たのがキッカケで、ドイツ語翻訳版を買って読んだ。

ここから更にジュリアス･シーザーやマクベス、真夏の夜の夢などを読むようになり、更にエドガー･アラン･ポーの小説にまで興味が広がり、数年後にはダンテやホメロスまで読む文学小僧が出来上がったのだ。

その意味では、｢アントーニウスとクレオパトラ｣は、私の文学体験の原点なのだ。

(勿論、もっと前に子供用に編集されたレ･ミゼラブルに大感動したし、同じく子供用のシャーロック･ホームズやアルセーヌ･リュパンを読んでいたが)


因みにピアノの方では、自発的に弾いてみたいと思い、真剣に強制でなく憧れて始めた原点は、13歳の時のショパンのバラード１番、作品23だった。

それ以前に、ベートーヴェンのエロイカ変奏曲や、ドビュッシーのプレリュード第１巻全曲をやらされ、確かにエロイカ変奏曲の第15変奏をレコードで聞いた時は、感動で涙が出たし、何か悲しく寂しい事があると、一人部屋にこもり、ドビュッシーの｢沈めるカテドラル｣をよく聞いたり、弾いたりしたものだった。


しかし過酷な教育だったな、全く。11歳の子供にエロイカ変奏曲を弾かせるとは！

きちんと弾くなら、熱情より技巧的に難しい曲だぞ。

• << 321 次いでにタイタスの次のこのレスを読んで、色々感慨深い思い出が…。 ピアノを始めたのは５歳だった。だが一年くらいで、クレメンティのソナチネが弾け、更に自然に作曲を始めた。 これが幸いか不幸か、父親が一流のウィーンの作曲教授に見せたら、恐ろしい才能だとか言われ、その作曲家に個人的に弟子入りさせられてしまった。 ピアノも普段はその作曲家に習った。大体、優れた作曲家ならピアノも上手いから、音大ピアノ科に入るまでくらいなら指導できるのだ。 日本では知らないが。 で、様々な和声や基礎対位法に沿ったテーマで、毎週作曲の宿題を貰い、ピアノはツェルニー30番を妥協なく指定テンポまで、しっかり弾く事を厳しく要求された。 同時にベートーヴェンの初期変奏曲やショパンの易しいプレリュード、またドビュッシーは子供の領分から始めて、次第にプレリュード集まで。 バッハのインベンションだけは、大嫌い過ぎて、私は極力抵抗した。 こうして父親のスパルタ教育(笑)(泣)も加わり、11歳でベートーヴェンのエロイカ変奏曲Op.35、ドビュッシーのプレリュード集第１巻(全)、それから自作のプレリュード全12曲を、ある大きなホールでリサイタルやらされた。 一応上手く行ったが、今思うと、11歳の子供にあんな負担かけるなんて、キチガイ沙汰だ！ その後、１～２年間、父と教授の確執が起きたり、私もピアノに興味失い、ただ漫然と悲愴ソナタなど弾いている毎日が続いた。 だがレコードは割合よく聞き、ベートーヴェン･ソナタ全集をバックハウスとグルダ両方で全部聞き、特に29番ハンマークラヴィーアと、32番が強く印象に残り、感動した。 ↩

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これからしばらく、自由に格言(他人や自分の)やジョークなどを書いて行こう♪

まず格言。他人と私のを混ぜて、

・両極端と中庸、そのどちらにも陥らずに生きよ。


あと他人の。


・初心忘れるべからず。

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>> 280 今思い出したジョーク。

まずナチスのジョーク。


・ある男が下に｢ユダヤ人を根絶せよ｣と書かれたヒトラーのデカ顔のポスターの前で叫んだ。
｢このろくでなしのバカ野郎｣と。

さっそく近くを通った親衛隊員が聞いて駆けつける。
｢貴様、何を言う！｣

答えて男。｢俺はね、ユダヤ人の事をろくでなしのバカ野郎と言ったんですがね。貴方は誰の事だと思ったんです？｣



・ヒトラーが田舎を走行中、彼の運転手が豚を一頭轢き殺してしまった。

｢お前、農家に謝罪して来い｣とヒトラー。

しばらくして、運転手が両手一杯に持ちきれないくらいの良質のワインを抱えて農家から出てくるではないか！

｢どういう事だ？｣と驚いたヒトラー。

運転手答えて｢いや、あっしは只、ヒトラーの運転手なんだが、たった今、豚を殺した｣って言っただけなんですがね♪


・戦時中の会話。
｢つまり完璧なアーリア人とは、ゲッベルスみたいに身長が高く、ゲーリンクみたいにスリムで、ヒムラーみたいに視力が良くて、つまりはヒトラーみたいに金髪で青い目の人間って事さ｣












ネタ…２番目のジョークは、農家がヒトラーを豚だと思っていた事。

３番目。いずれもナチ幹部だがゲッベルスは小男、ゲーリンクはデブ、ヒムラーはド近眼、ヒトラーは褐色の目と黒に近い茶色の髪だった。皮肉って、その反対を言ったわけ。

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・孤独を愛さない人間は自由を愛せない。
何故なら、孤独な時のみ、人間は自由でいられるのだから。(ショーペンハウアー)

・全ての生あるものが目指すところは｢死｣である。
(フロイト)


・人を善悪で区別するのは愚かだ。
人は魅力的か退屈かのいずれか、である。
(ワイルド)

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ポーランド･ジョーク


・あるアメリカ人、ロシア人、ポーランド人(いずれも男)の３人が、難破した船から助かり、ある無人島に着いた。
一年くらい一緒に協力し合って暮らしていたが、ある日、ロシア人が森の奥から古びたランプを見つけてきた。
こすったらアラジンの魔法のランプではないか!?
魔神が３人に言った。
｢それぞれ１つずつ願いを叶えてやろう｣

アメリカ人が言った。｢私を今すぐアメリカの故郷の町に返してくれ｣
するとアメリカ人の姿が消え、彼は無事にアメリカに帰れた。

次にロシア人も同じく、｢ロシアの故郷に返して｣と言い、これまた願い通りに帰った。

最後にポーランド人。
｢あれれ、２人共消えて、俺一人島に残って寂しくなった。だからあの２人を連れ戻してくれ！｣

そしてその望みは叶った。


・アメリカのあるバーに、客が入ってきて、バーテンダーに、
｢おい、新しいポーランド･ジョークを仕入れたんだが、聞きたいかい？｣

するとバーテンダー答えて、
｢おい、お前。俺はポーランド系だ。すぐそこの椅子に座ってる奴も、離れた場所に座ってる奴らも皆、ポーランド系だ。この店の中にはポーランド系しか居ないんだよ！｣

すると例のアメリカ男。
｢そうか？ それじゃあ、面倒だがゆっくり分かりやすく喋らんとな。｣


・ポーランドの学者｢諸君にはポーランド人は月に行けないとのジョークがあるようだが、仮に我々は月に行けなくても、将来、太陽に行けるのだ。｣

聞いてドイツ、フランス、ロシア、アメリカの学者ら、皆一様に、｢しかし太陽なんて近づいただけで黒焦げだぞ！｣

答えてポーランドの学者。
｢皆バカだなあ～。夜に行けば黒焦げになる恐れなんて無いのも、考えつかないなんて。｣

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・愛し得る限り、徹底的に愛せ！
何故ならお前はいつか未来、その人の墓の前で、お前の様々な裏切りを思って、泣かなければならないのだから。｣

(リストの名曲、愛の夢３番の歌詞の凡その訳。３曲からなる愛の夢は、始めリストの歌曲だったのを、後にピアノ･ソロに自ら編曲したもの)


・諸君、喜劇は終わった😄
(ローマ初代皇帝アウグストゥス臨終の言葉。後にベートーヴェンも同じ言葉を臨終に語っている。)


・私は死ぬ事によって、生前より更に多くのカトリック連中を困らせてやる積もりだ。(ルター臨終の言葉)

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・神が人に成った(つまりキリストの事)のは、人が神になる為である。
(聖アタナシオス)


・神は汝の頸動脈より近くにおわす(コーラン)


・神を言葉で表す事は出来ない。出来るのは、これでもない、あれでもない、と否定するのが精々だ。
(偽ディオニシオスら否定神学者の言葉。同じ事を古代インドのウパニシャッドの哲人ヤージニャヴァルキアも言っている。)

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深淵を覗き込む者は、深淵から覗き返される。
(ニーチェ)


個人の死を問題にするのは、ちょうど太陽が地平線のかなたに沈むのを見て、太陽が消滅したと思うのと同じ事だ。
(ショーペンハウアー)

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・強くなろうと思うのは、心の偏り(病気)である。

だがこの偏り(病気)を無くそうと努力するのも、やはり偏り(病気)である。

それならば、病気を病気にぶつけて、どちらも無くすべきである。
(柳生宗矩)

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ジョーク

・ベルギーの首相がオーストリアの首相に言った。
｢何で海がない貴国に、海軍(正しくはドナウ川の水軍)があるんだね？｣

答えてオーストリア首相。

｢だって、貴国だって文化省があるじゃないか？｣



似たジョーク

中国の周金平がルクセンブルクを訪問して、
｢こんな小国にも軍隊があるのか？｣と言った。

するとすかさず、ルクセンブルクの君主｢アンタの所みたいに人権が無い国にも、弁護士や裁判官が居るじゃないか？｣

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・一日練習しなければ自分で分かり、二日しなければ評論家に分かり、三日しなければ聴衆に分かる。
(コルトー。フランスの故ピアニスト)


しかし私はこれには疑問がある！

コルトーは表現が一流で立派なピアニストだったが、技巧の為にショパン、シューマン、リストの殆どの中級から難曲に、細かい練習方法を書いて、コルトー版として出版していた。

しかし我々がこんな箇所いちいち練習方法なんて必要ないだろ、と思う部分や曲も多い。

つまりルービンシュタインみたいに、大して練習しないで弾けたピアニストのタイプでは無かったのだろう？

しかもコルトーの残した録音に超絶技巧的なモノは無いし、ベートーヴェンのハンマークラヴィーア･ソナタとかそもそもコルトー版が無いから、弾けなかったのだろう？(弾けるとは、ベートーヴェンが指示したテンポの近似値で弾くと言う事)

同様にラフマニノフの２番や３番の協奏曲も。


格言には何でも反対が存在する。

私はコルトーの言葉を、逆からウィーンフィル風に、こう変えたい。


・練習は確かに大切だ。だが練習し過ぎは曲の新鮮味を奪う。また真の名人とは２～３日練習しなくても、才能と機転で聴衆を酔わせられる者なのだ。

と。

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・心が折れた時の、最良の医者は時間である。

時間が経てば自然にダメージは弱まり、平静を取り戻す。

だが嫌な思いをこちらに味わわせた相手への復讐心まで忘れてはならない。

心は平静に、しかし復讐はプログラミングされた使命のように、ずっと忘れず、長年掛けて静かに、だが３倍にして返すべし。
(私)

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ジョーク

・カトリックの神父と、ユダヤ教のラビが、どちらの宗教がより優れているか、討論した。
だが神学では平行線のまま。

そこで科学力勝負となった。

神父｢近年、ローマのカタコンベで電線みたいのが見つかりました。つまり初期のキリスト教徒らは、電線利用して互いに連絡取り合っていた可能性が極めて高いのです。｣

ラビ｢ユダヤのシナゴーグでは、何も見つかりませんでしたよ。｣


神父、嬉しそうに、
｢それでは我々の勝ちですね！｣

ラビ｢それは違う。我々は無線を使っていたと言う事ですよ。｣

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ドイツがオーストリアよりメダル多くとり、目下メダルランキングでダントツ１位らしい。

やはりオリンピック見なくて、正解だったな。

でもドイツが強いと嬉しい気持ちもあるよ。

それに人口がオーストリアの８倍じゃん！

で、ドイツを記念して、今夜はビスマルクの格言。


・愚者は自分の経験からしか学ばないが、賢者は歴史から学ぶ。


・大国(強国)は普段、条約をよく守る。だが自分の利害が絡めばいとも容易く条約を破る。


・人間がウソをつくのは、狩りの後、戦闘の最中、そして選挙の前である。

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ジョーク

今はそうでもないが、社会主義時代のポーランドでは、老人(それも40代のデブの女)が威張っていて、市電で他人が彼女に席を譲るのが当然みたいに成っていた。


ある日、中年の太ったオバサンが市電に乗ると、黒人青年が座っているでは無いか？

オバサン｢アンタ、我々の国ではアンタみたいのは私に席を譲るのよ！｣

と横暴に怒鳴った。

すると席を譲りながら、黒人がオバサンに言った。
｢我々の国ではアンタみたいのは煮て食ってしまうんだよ。｣

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ジョーク

・ドイツのメルケル首相、イギリスのメイ首相、アメリカのトランプが神の前に立ち、質問した。


メルケル｢神様、いつに成ったら難民問題が収まるでしょうか？｣

神｢まあ十年じゃな。｣

メルケル｢有り難うございます。長いけど十年くらいなら辛抱できるわ。｣


次にメイ首相。
｢神様、いつに成ったら、ブレクジットの痛手からイギリスが回復し、再び中国なんかに媚びなくてもいい偉大な国に戻れるでしょうか？｣

神｢50年じゃな～｣

メイ｢ああ、私はもう生きてないでしょう(溜め息)。でも希望があるだけ喜ばなくちゃ｣

最後にトランプが神に尋ねた。

｢神さんよ、オラの思い描くようなアメリカが実現されるのは、いつなんだよ？｣

神｢悪いがそれは私にも分からん。何しろその前に私は引退しているだろうから。｣

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オリンピック。ノルウェー恐るべし！
人口500万の国が遂にドイツを抜いて金メダル数１位に。

と言うか、冬季オリンピックは、ドイツ、ノルウェー、オランダ、スウェーデン、オーストリアのゲルマン４国が８割以上のメダルを独占。
ゲルマン５兄弟の唯一のライバル、ロシアは出れないのだから、他の国は要らないじゃん(笑)


とにかくノルウェーの偉人らの名言を。


まずアムンゼン。初の南極点到達者。

・冒険と言うのは準備が不足している時の言い訳に過ぎない。


・完全な準備のあるところに常に勝利があるが、人はこれを幸運と呼ぶ。
不完全な準備しかなければ必ず失敗があるが、人はこれを不運と呼ぶ。


次、同じく大探検家のナンセン。北極点一番のりは逃したが、早くから北緯87°まで達していた。

・人生で一番大切なのは自己を発見する事だ。その為には時には孤独になり、よく熟考するのが必要である。


・為さねばならない事を、なすべき道は常にある。


次はノルウェーの大作曲家グリーク。

・若い時の友人も素晴らしいが、老境に入れば友人を持つ深い意味が分かってくる。

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ジョークと言うか真の紳士への険しい道


・あるイギリス男がフランス男に言った。
｢君らは紳士じゃないね。｣

｢何でだよ？｣とフランス男。

するとイギリス男。
｢例えば、君が浴室のドア開けたら、全裸の女性がいたとする。君はどうするね？｣

答えてフランス男。
｢そりゃ勿論、急いで扉を閉めて、スミマセンでしたマダム、と謝る。｣


するとイギリス男。
｢やはりな。だから君らは紳士じゃないんだ。僕なら、こう言うね。スミマセンでしたサー、って。｣

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オランダ･ジョーク


・あるオランダ人夫婦が、ヴァカンスにスイスに行った。だがもう翌日帰ってきたでは無いか！

｢どうしたんだよ？｣ときく友人達へ答えて夫婦。

｢だって山ばかり邪魔で景色が全く見えなかったんだもん！｣



(これはオランダが平地ばかりの国だと知らないと理解出来ません。それにしても…)

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メッテルニヒの名言


・政治とは諸国家の生死に関わる利害についての、科学である。


・余は自分の力量に疑念を持っている人物には、自分を万能だと思っている者に対する程の危惧を、抱かない。

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何と！
赤い葉っぱが、オランダを抜いて、ノルウェー、ドイツに次いで金メダル数３位に。
むむ、新大陸のくせに、生意気な！


で、赤い葉っぱのジョークを一つ。まあトランプの国よりはマシだ。


・国境を挟んで、仲の悪いアメリカ人とカナダ人が住んでいた。

ある日カナダ人が外に出てみると、自分のニワトリがアメリカ人の家の庭で卵を産んでいた。

そこへちょうど出てきたアメリカ人は、卵を持ち去ろうとした。

｢待て！その卵はうちのニワトリが産んだんだからうちのものだ！」

｢フン！うちの庭で産んだんだから卵はうちのものだ！」

らちがあかないので、カナダ人は提案した。

｢俺の国ではこういう時、決闘をする。
股間を蹴り上げて、早く立ち直った方が勝ちという決闘だ」

｢いいだろう、それなら決着がつく。望むところだ！」

｢じゃあまず俺から行くぞ」

カナダ人は一番重いブーツをはき、助走をつけてアメリカ人の股間を思いっきりけり上げた。

｢うっ…、うう…」


くずれ落ちたアメリカ人はもだえ苦しみ、３０分経ってようやく起き上がった。

｢う…　じゃあ今度は俺の番だ、行くぞ！」

するとカナダ人、

｢俺の負けだ。卵は持って行け｣

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ジョーク


・アメリカ女性が、ハワイのワイキキのバーにアヒルを抱かえてやってきた。
バーテンダーは彼女を呼び止め「ちょっと、こんなところにブタを連れてきちゃ困るんだが」と言った。
するとアメリカ人女性は答えた。
｢何言ってるの、これはブタじゃなくてアヒルよ」
バーテンダーはそれを聞いて言った。
｢俺はアヒルに話してるんだ」


・身体のデカイ黒人が肩に大きく美しいオウムを留まらせて上陸してきた。

｢どこから連れて来たんだ？｣と港の役人が聞いた。
すると｢アフリカからさ｣とオウムが答えた。


・レストランで、自分が頼んだビールの中にハエが混入していたらどうするか？
イギリス人…皮肉を言って取り替えさせる。または皮肉を言った後、手を付けず立ち去る。

フランス人…ビールには手をつけぬまま不満たらたら口にして店を出る。

スペイン人…ビールには手をつけず黙って店を出る。

ドイツ人…少し考え、アルコールなので細菌はいないはず、とハエを取り出しそのまま飲む。

アメリカ人…ビールを飲み干し、店に対して訴訟を起こす。

ロシア人…ハエが入っていたのに気づかないで飲み干す。

日本人…対応に困り、店員に言おうとするが、なかなか言い出せないで、東京の本社に電話する。

中国人…珍味だと思いハエだけ別に食べる。

韓国人…すったもんだの挙句、日本に謝罪と賠償を請求する。

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