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リン( ns7Lh )
11/05/21 21:02(更新日時)

旦那がお風呂に入ってる間に…

旦那の携帯をチェックする。

受信・送信メール共に履歴はすべて私💧

余計あやしいから💧

メール作成…
「ま」を押すと

「まーちゃん」
が1番に出てくる。

やっぱりしょっちゅうメールしてんだね💨




※読みにくい文章や、誤字脱字等もあると思いますが、どうかあたたかく見守って下さい🙇

No.1491554 10/12/23 22:26(スレ作成日時)

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No.401 11/05/02 00:11
リン ( ns7Lh )

「俺がこんなに言っているのに!」

「一晩中待ってたんだぞ!」

等々…

自分の思い通りにならなくてイライラしている様子。

No.402 11/05/04 21:57
リン ( ns7Lh )

そして…


「なんでだよ💢」

と言いながら、私の部屋のドアをガンガン蹴り始めた😨

「ちょっと💦
近所迷惑になるからやめてよ」

更にヒートアップしたら困るので、控えめに言ったが…

「うるさい💢
又俺を否定して…
お前が悪いからだろ💢」

と突き飛ばされた。

No.403 11/05/04 22:05
リン ( ns7Lh )

しりもちをついたのと同時ぐらいに、川ちゃんがとんできた。

「何してるんですか?💢」

元旦那に怒鳴る川ちゃん。

川ちゃんのこんなに怖い表情を初めて見た…

元旦那は川ちゃんの登場に一瞬驚いていたが、突然大声で笑い出した。

「何がおかしいの…?」

頭がおかしくなったのかと思ったが…

「笑える。
俺に散々言ってきたくせに、お前も浮気してたのか(笑)」

No.404 11/05/04 22:14
リン ( ns7Lh )

は⁉⁉

「お前も俺のこと怒る資格ないし、離婚する必要もないんだな~。」


いや、もう離婚してるってば‼

川ちゃんも関係ないし‼

浮気なんてしてない‼


…が、多分元旦那にそう言っても信じないだろうし、意味ないだろう…

「そんなこともう関係ない‼
あなたと私はもう他人なの‼
恋人がいてもあなたにとやかく言われる筋合いはない‼
もう帰って‼
警察呼ぶよ‼」

そう元旦那に言った。

するとガチャ…と隣の部屋のドアが開いた。

隣には大学生の男の子が住んでいる。

「あの…
大丈夫ですか?
警察…呼びましょうか?」

心配して出てきてくれたみたい。

No.405 11/05/04 22:22
リン ( ns7Lh )

元旦那はチッと舌打ちして、その場から去って行った。


ホッとしながら、隣の大学生にお礼を言った。


優しそうでしっかり者の雰囲気な大学生。

お父さんになったらPTA会長とかになっちゃいそうなタイプ⁉

「あの人、最近よくこのあたりをウロウロしてて…
挨拶しても無視だし。
変質者かと思ってたんですよ」

「迷惑かけてごめんなさい。」

「いや、俺は大丈夫ですけどね
気を付けて下さいね😊」

No.406 11/05/05 00:09
リン ( ns7Lh )

大学生と別れ、とりあえず川ちゃんと私の部屋に入った。


「…ごめんね。」


「…」

川ちゃんは立ったまま、難しい顔をして何も言わない。

…機嫌悪くなっちゃったのかな

なんか、これから出掛けようって雰囲気じゃなくなっちゃったし…

「一緒に暮らすか‼」

え⁉

突然の発言でビックリした💦

一緒に暮らす…同棲?

「今のまま、ここで一人暮らしさせるのは心配だし、
とりあえず俺のアパートで一緒に暮らすか?」

「それは有り難いけど…」

迷惑じゃないのかな💦
それに…男の人と暮らすことに抵抗もある。
川ちゃんに嫌われたくないし…

でも元旦那の存在は確かに怖い。

大学生も言っていたが、元旦那は完全に変質者だ。

No.407 11/05/05 00:13
リン ( ns7Lh )

川ちゃんのアパートからなら、なんとか通勤も出来る。

今日のお出掛けは中止にして、川ちゃんに手伝ってもらって、引っ越し準備を始めた。

No.408 11/05/05 21:45
リン ( ns7Lh )

付き合い始めて…
同棲して…

その先にあるのは…

結婚⁉


川ちゃんも私もバツイチだから、結婚には余計に慎重になる💧

好きだから…
ただ一緒にいたいから結婚する、というのは無理だろう。


元旦那との結婚生活。
あんなに好きだったはずなのになぜ?

と、思うことが多かった。


お互い悪い部分も含めて好き…というか、共同生活をする上で許せるかどうか。

思いやりが持てるかどうか…

浮気なんて論外だし…

川ちゃんとうまく暮らせたらいいな、と思うけど、結婚を前提とした同棲なのかと思ったら、少し不安になる。

No.409 11/05/05 21:58
リン ( ns7Lh )

不安な気持ちのまま…
川ちゃんとの同棲生活が始まった。

川ちゃんは美容師で、だいたいの勤務時間は決まっている。

私は勤務時間も休みの日もバラバラ。

食事はどっちが作るのか…と悩んだが、川ちゃんが
「当番制にしたら、『今日は川ちゃんが当番の日なのに、作ってない』って、喧嘩の原因になりそうだから(笑)、当番制ではなくて、その日作れる人が作るってことにしない?」
と言うので了解した。

要は思いやりってことだよね。

No.410 11/05/06 22:05
リン ( ns7Lh )

同棲3日目。

普通勤務が2日続き、今日は早番。

3日連続私が晩ご飯を作った。

作るのは全然構わないが、川ちゃんに冷蔵庫の中を見られるのが、怖かった。

元旦那に冷蔵庫チェックをされてから、私はだらしない主婦なんだと常に思っていて、それが原因で川ちゃんに嫌われてしまうのでは…と気になってしまう。

冷蔵庫の中身をメモして、冷蔵庫のドアにマグネットでとめている。

それを見た川ちゃんは、「亜沙美ちゃんは几帳面だな~」なんて言ってたけど、几帳面ではなく、だらしないからそうしているだけ…

本当の自分を知られるのが怖かった…

No.411 11/05/06 22:08
リン ( ns7Lh )

ちなみに…

付き合うようになってから、川ちゃんは私のことを
『亜沙美ちゃん』
と呼ぶようになった。

私は照れくさくて名前で呼べず、相変わらず川ちゃんと呼んでいる。

元旦那にほとんど名前で呼ばれなかったので、名前で呼ばれるとちょっと嬉しかった。

No.412 11/05/06 22:17
リン ( ns7Lh )

今日は遅番。

今日は川ちゃんの方が早く帰宅する予定。

食事は作れる人が作ろうって言ってたけど、私の中で旦那さんが(川ちゃんは旦那さんではないけど💦)食事の用意をするなんて有り得ないと思っていた。

私はいつも遅番の時は、夕方に社員食堂で早い晩ご飯を食べ、帰宅後お腹がすくので、お茶漬けなど軽い食事をしていた。

そのことを川ちゃんに伝えて、悪いけど私が遅番の時は、晩ご飯は1人ですませてもらうようにお願いしておいた。

No.413 11/05/06 22:26
リン ( ns7Lh )

その日は22時過ぎに帰宅した。

部屋の明かりがついてる!

川ちゃん帰ってるんだ!

そう思うだけで心がウキウキした。

「ただいま~😃」

勢いよく玄関のドアを開けた。

「おかえり~
お疲れ~。」

川ちゃんが玄関までお出迎え。

なんだかそれだけのことなのに、すごく嬉しくて、思わず川ちゃんに抱きついた💦

「どうしたどうした?」

「ごめん💦
お出迎えが嬉しくて」

そう言うと川ちゃんはニコニコしながら頭をなでてくれて、

「も~、亜沙美ちゃんは可愛いね。
おなかすいたから、早くご飯食べよ。」

と、私の手を引っ張りリビングへ連れて行く。


No.414 11/05/06 22:35
リン ( ns7Lh )

⁉おなかすいたって…?

川ちゃんご飯食べてないの?

テーブルを見ると、手作りのサンドイッチが置いてある。

「え⁉
これ川ちゃんが作ったの?」

「?何ビックリしてんの?
亜沙美ちゃんは軽い食事でいいって言ってたからサンドイッチ作った。
俺はカレーだけど。」

「サンドイッチ…
わざわざ私のために?」

「そんなたいしたもんじゃないよ💦
冷蔵庫に中身のメモが貼ってあるから、献立考えやすいし。
亜沙美ちゃん自身が几帳面だからメモして貼ってるんだと思ってたけど、俺の為でしょ?
ありがとね。」

No.415 11/05/06 22:42
リン ( ns7Lh )

違う💧
メモは私がだらしないから貼ってるだけ…

こんな私の為に作ってくれたサンドイッチ…


悲しい気持ちと嬉しい気持ちがグチャグチャになって、泣いてしまった💦


「亜沙美ちゃんは泣き虫だな。
そんなにサンドイッチに感動したのか?」

もちろん!
泣きながら頷いた。


「ハイハイ😊
泣くのはやめて食べよ。」


サンドイッチ…

すごく美味しかった✨

No.416 11/05/06 22:51
リン ( ns7Lh )

川ちゃんはいつでも優しかった。

元旦那との結婚生活とあまりに違うので、戸惑うこともあった。

川ちゃんは自分が休みの日は、食事や洗濯など何でもしてくれた。

なるべく川ちゃんに家事の負担をかけないようにしようと、私も家事を頑張るようになった。

川ちゃんは
「ありがとう」とか「コレうまいよ」など、お礼を言ってくれたり、私を誉めてくれることもあった。

川ちゃんにもっとつくしたい…

川ちゃんにもっと誉められたい…

川ちゃんをどんどん好きになって…

でも依存してるわけでもなく、仕事も家事も自然に頑張れた。

No.417 11/05/06 22:54
リン ( ns7Lh )

川ちゃんに認めてもらったり、誉めてもらうことで、少しずつ自分に自信が持てるようになった。


本当に心のリハビリみたいだ💦

嫌われるかも…と怖がることも減ってきた。

そのうちに
川ちゃんと結婚したいと思うようになった。

No.418 11/05/06 23:04
リン ( ns7Lh )

そんな時、友人の由希から赤ちゃん誕生の連絡があった。

生まれたての赤ちゃんの写メも送られてきた。

赤ちゃんは女の子でピンクの可愛らしい帽子をかぶせてもらっている。

由希から妊娠の知らせを聞いた時は、素直に喜べない自分がいたが、

今、赤ちゃん誕生の知らせを聞いて、嬉しい気持ちでいっぱいだ✨

自分自身の気持ちが安定していると、こんなに違うものなのか…
と自分に呆れ、由希にも赤ちゃんにも申し訳ない気持ちになった…

よし!
出産祝いを買いに行こう!

川ちゃんに相談し、ちょうど川ちゃんが休みで私が早番の日があったので、その日私の仕事が終わってから、一緒に買いに行くことになった。

No.419 11/05/07 21:20
リン ( ns7Lh )

川ちゃんと隣の市にあるショッピングモールに出掛けた。

お祝いは現金や商品券の方がいいかな…とも思ったが、由希の好きなブランドの子供服を贈りたいと前から思っていたので、ベビー服にすることにした。


何センチの服がいいのか…
悩んだが、70センチの今すぐ着れそうなものと、少し大きくなってから着れそうな90センチのものを選んだ。


子供服って可愛くて可愛くて…

悩みまくって川ちゃんを待たせてしまったが、川ちゃんは嫌な顔せず付き合ってくれた。

No.420 11/05/07 21:27
リン ( ns7Lh )

思わず
「早く子どもが欲しいね~♪」
なんて川ちゃんに言ってしまった。

川ちゃんは
「女の子欲しいな~☺
でも男の子もいいな~
一緒にキャッチボールしたいし」
って言ってた。

なんだかそんな会話もすごく嬉しくて…✨

なかなか子どもが出来ず、悩んだ時期もあったはずなのに…

幸せボケだったのかな💦

No.421 11/05/07 21:32
リン ( ns7Lh )

由希に連絡を取ると、明後日退院で、その後は1ヶ月ほど実家に帰るとのこと。

今日買ったお祝いのベビー服を早く渡したくて、明日は仕事が休みだったので、明日、病院の方へ行かせてもらうことにした。

久しぶりに由希に会える⤴

赤ちゃんに会えるのもすごく楽しみ♪

ワクワクしながら明日を待った。

No.422 11/05/07 21:39
リン ( ns7Lh )

翌日、お昼過ぎに病院へ向かった。

由希にも何か差し入れを持って行こうと思い、途中でケーキ屋さんに寄った。


お店に入ると

おや…?

一組のカップルらしき男女が、仲良そうにケーキを選んでいたのだが…

男性の方…どこかで見たことがある。


あ💡

『隣の大学生』だ!


向こうもこちらをパッと見て気付いた様子。

No.423 11/05/07 21:55
リン ( ns7Lh )

「あ、この間はありがとうございました。」

「どうも😊」

「…あれから、あの人が何かご迷惑をおかけしませんでしたか?」

「実は…あれから毎日来て、なんか怒鳴ったりドアを蹴ったりしてて…」

え?😨

「通報されたみたいです💧
それからは、来なくなりましたよ(笑)
出て行かれて大正解ですよ。」


…あれが元旦那かと思うと、本当に恥ずかしい💧

「ごめんなさい。
ご迷惑おかけして…」

「もう平和になりましたから大丈夫ですよ😃」

No.424 11/05/07 22:01
リン ( ns7Lh )

大学生は女性と、いくつかケーキを買って、「では✋」とニコニコしながら、帰って行った。


大学生やアパートの住人の方に申し訳ない気持ちになった。

本当にアホな元旦那…

なんだか嫌~な気分になったが、気を取り直して由希の好きなシュークリームを買って、店をあとにした。

No.425 11/05/09 22:08
リン ( ns7Lh )

由希の入院している産婦人科に到着🏥

受付で部屋番号を聞き、由希の部屋へ向かう途中、

何人もの赤ちゃんが並んで寝ている
『エンジェル・ルーム』
があった。

可愛いー(≧∇≦)

思わず立ち止まりガラス越しに赤ちゃんを見た。

眠っている赤ちゃんや、起きておりこうさんにしている赤ちゃんもいる👶

由希の赤ちゃんを探した。

赤ちゃんが寝ている小さなベッドに、それぞれネームプレートがついている。

まだ名前が決まってないから、
『○○ベビー』
と、お母さんの名前が書かれている。

そんなところもなぜか可愛い💕

No.426 11/05/09 22:30
リン ( ns7Lh )

『森崎 由希ベビー』

森崎…?

名字が違う。

あ💡
そっか。入籍したから名字変わったんだよね💦

知らなかった💦

由希の赤ちゃん…

スヤスヤ寝てる☺

赤ちゃんを見てると、部屋から由希が出てきた。

「亜沙美~✋」

No.427 11/05/09 22:45
リン ( ns7Lh )

「病室の窓から亜沙美の車が見えたのに、なかなか部屋に来ないから、迷子になってるのかと思ったよ(笑)」

パジャマ&メガネ姿の由希が笑う。

「ごめんごめん💦
赤ちゃん見てた。
由希ベビー、ぐっすりだね💤」

「そうなんだよ♪
さっきおっぱいとミルク飲んだばかりだから。」

「出産と、それから入籍おめでとう❤
名字変わっててビックリしたよ☺」

「え⁉
亜沙美ん家に、入籍したよ~ってハガキ出したけど?」


…あ😨

元旦那と暮らしてたアパートに出してくれてたんだね💦

由希に何にも話してなかったから…💧

「亜沙美?」

「ごめん由希💧
実はさ…」

No.428 11/05/09 22:49
リン ( ns7Lh )

由希に、とりあえず離婚したことを報告した。


「まぁ、立ち話も何だから…部屋に行こっか。」

「うん。ごめん。」

可愛い赤ちゃんの前で話す内容じゃないしね💧

由希の病室へ向かった。

No.429 11/05/09 22:56
リン ( ns7Lh )

病室は、ホテルの一室みたいだった。

「まだコレがないと座れないんだ~😁」

と、由希はドーナツクッションをベッドの上に置いて座った。

私はベッドの横にあった小さなソファーに座り、これまでのことをざっと由希に話した。

No.430 11/05/09 23:06
リン ( ns7Lh )

話し終わると、

「亜沙美…今幸せ?」

と、由希に聞かれた。


幸せ?

うん。

川ちゃんと一緒にいると小さな幸せがいっぱいある。

川ちゃんを失いたくないと思う。

「幸せだよ。」

と、私が答えると、

「それならいい!
今、亜沙美が幸せなら…

ごめんね…
私、役に立てなくて。
話をきいてあげることもできなかったよ…」

由希が申し訳なさそうに言う。

No.431 11/05/10 22:11
リン ( ns7Lh )

私も…
由希には話せなかった…

幸せそうな由希に相談したら、自分が惨めになりそうで…

…言えなかった。

私の方こそごめんね…

「とにかく!
今、幸せならいいよ❤」

「うん💦
あ、これお見舞いのシュークリーム♪

それと、これは赤ちゃんに❤」

「わぁ❤ありがとう‼
あけてもいい?」

「うん♪見て見て⤴」

「キャー✨可愛い💕💕」

私が選んだベビー服、とても喜んでくれた😃

私もすごく幸せな気分だった✨

赤ちゃんのパワーかな?

赤ちゃんって、すごいなぁ🌱

No.432 11/05/10 22:23
リン ( ns7Lh )

それから帰りにもう1度、エンジェル・ルームに行き、ガラス越しに由希ベビーや、他の赤ちゃんも見て帰った。

ずっと見てても全然飽きない。

癒される…✨

可愛いなぁ

可愛いだけじゃ、子育ては出来ないと思うけど…

やっぱり私も赤ちゃん欲しいな。

私は赤ちゃんが出来にくい体質なのかな…

今後もし結婚したら…一度、産婦人科の先生に相談してみようかな…

そんなことを考えながら帰宅した。

No.433 11/05/10 22:31
リン ( ns7Lh )

「今日さ、由希の赤ちゃん見てきたんだ~。
可愛かった~。」

夜、川ちゃん帰宅後、一緒に晩ご飯を食べながら、赤ちゃんの話しばかりしてしまった。

私の妄想は膨らみ、もし赤ちゃんが出来たら、どんな名前つけたい?とか、何のスポーツさせたい?とか、1人喋りまくってしまった💦

途中、逃げるように川ちゃんはお風呂に行ってしまい、
仕事で疲れてるのに、喋り過ぎたかな⤵
と反省した…

No.434 11/05/10 22:39
リン ( ns7Lh )

ベッドに座り、川ちゃんがお風呂から出てくるのを待った。

喋り過ぎたこと謝ろう💦

喋り過ぎたけど…きっと嫌われてはないよね💦
大丈夫大丈夫…
と、自分に言い聞かせていると、川ちゃんがお風呂から出てきた。


「ごめんね😣
仕事で疲れてるのに、私、喋り過ぎたよね💦」

「は⁉何?
喋り過ぎ?
よく分からんことで謝るなよ~。」

「…ごめん💦」

どっこいしょ~っと川ちゃんが私の隣に座った。

No.435 11/05/10 22:46
リン ( ns7Lh )

実は川ちゃんとはエッチどころか、キスもまともにしたことがなくて…

ベッドで隣に座られると、妙にドキドキしてしまう。

拒んでいるわけではないけど、なんか恥ずかしくて、照れくさい💦

緊張してもじもじしてしまう…

でも、とりあえず怒ってはないみたいだから安心した。


「俺も子ども欲しいわ~」

川ちゃんが喋り出した。

No.436 11/05/10 22:49
リン ( ns7Lh )

今、ここで子ども欲しい発言は…

なんだかセックスを連想してしまうではないか💦

もう川ちゃんってば💦

1人照れていると、

「亜沙美ちゃん…
俺と結婚してくれる?」

No.437 11/05/10 22:52
リン ( ns7Lh )

結婚だなんてそんな…



結婚?


結婚⁉



え?結婚???





ギャ~💦



もしかして…

もしかしなくても…


これってプロポーズ?

No.438 11/05/10 23:00
リン ( ns7Lh )

心臓バクバクしてきた💦


川ちゃんがプロポーズしてくれるなんて…

突然のことでビックリして、何も言えなかった。


「…結婚はいや?
俺じゃ結婚する気になれない?」


そんなわけない‼


川ちゃんはスウェットのパジャマのポケットから、なんと指輪を出した‼


「言おう言おうと思ってて…
実は指輪も用意してた(笑)
でも返事を聞くのが怖くて…なかなか言い出せなかった…」


嘘…🙈

No.439 11/05/11 20:43
リン ( ns7Lh )

えっと…

返事しなきゃ💦

何て言えばいいんだろう…

本当に突然のことでパニック💦

でも…

嬉しい…

すごく嬉しい。

今までは不安の方が大きかったけど、今は嬉しい気持ちの方が大きいかも。

落ち着くために深呼吸。

No.440 11/05/11 20:51
リン ( ns7Lh )

「あの…
良い奥さんにはなれないかもしれないけど…

川ちゃんとずっと一緒にいたい

もちろん子どもも欲しい。

でも私…
もしかしたら赤ちゃんが出来にくい体質かもしれないの。


それでもいいのかな…」

ボソボソと、でも正直に自分の思いを川ちゃんに伝えた。

赤ちゃんのことは1番不安だった…

でも川ちゃんは私をぎゅっと抱きしめてくれて、

「よかった~😊」って。

私は嬉しくて泣いてしまった💦

No.441 11/05/11 21:00
リン ( ns7Lh )

それから…

その夜エッチはなかったけど(笑)

二人布団の中で、色んなことをたくさん話した。

私、川ちゃんと結婚できるんだ~と思ったら、本当に嬉しくて幸せで…

川ちゃんのことがすごく愛おしく感じた。

川ちゃんは
「二人共バツイチだし、もし結婚してうまくいかなかったら、気軽に離婚しよう(笑)」
なんて言ってた。

私は今後こそ失敗しないようにしなきゃ、という思いが強かったので、その言葉で少し心が軽くなった💦

いくら今は大好きでも、先のことは分からないもんね…

No.442 11/05/11 21:12
リン ( ns7Lh )

そして、すぐにお互いの両親に挨拶に言った。

と言っても川ちゃんとは小学校・中学校が同じで、お互いの実家も近いし、両親同士もよく知っている。

特に反対される理由もなく、ホッとした。

結婚式はせず、記念に写真だけ撮ることにした。

近くの旅館で親族会をしようという話しになった。

私ももう30才で、赤ちゃんのこともあり、話はどんどん進んでいった。

No.443 11/05/11 21:23
リン ( ns7Lh )

住んでいた川ちゃんのアパートは、二人で住むにはちょっと狭かったので、新居を探した。

川ちゃんの希望で、私は3月いっぱいで仕事を辞めて、専業主婦になることにした。

働くのもあと3ヶ月ほどなので、新居は私の職場までギリギリ通える距離で、なるべく川ちゃんの職場に近い場所で探した。


記念写真も近くの写真館で、一応ウェディングドレスを着て撮った。
二人共、いい年なのでちょっと恥ずかしかった💧

No.444 11/05/13 02:17
リン ( ns7Lh )

入籍も無事にすみ、親族会も行った。

美味しい料理を食べたり、カラオケで盛り上がったり…

楽しかった♪

久しぶりに川谷弟くんにも会った。

川谷弟くんのおかげで、川ちゃんに再会できた。

元旦那が不倫したから、川ちゃんに再会できた?

うーん…

色んな偶然が重なって、川ちゃんに巡り会えた!

みんなに感謝しなくては…

そしてやっぱり…

今度こそは幸せになりたい。

No.445 11/05/13 02:25
リン ( ns7Lh )

そして…

川ちゃんとの新婚生活。

川ちゃんに嫌われないようにビクビクして不安定だった気持ちも、徐々に落ち着いてきた。

すごく穏やかな気持ちで過ごせた。


二人でも十分楽しかったけど、子どもが欲しいという思いが、だんだんと強くなっていった…

No.446 11/05/13 02:31
リン ( ns7Lh )

赤ちゃんのことは年齢的にも少し焦りがあった。


川ちゃんは自然に出来るまで、もう少し待ってみよう、と言っていたけど、私にはそんな心の余裕がなかった。

川ちゃんには内緒で、とりあえず、近くにある産婦人科中野レディースクリニックに電話してみた。

No.447 11/05/13 02:37
リン ( ns7Lh )

「3ヶ月間、毎日忘れず基礎体温をつけてきて。
まずはそれからよ😊」

優しそうな女性の先生にそう言われ、それだけのことなのに、なぜか少し心に余裕が出来た。

今まではどうしたらいいのか分からなくて、不安ばかりだったけど、
○○しなさいね、と言われると安心できる💧

不思議だな…

No.448 11/05/13 02:42
リン ( ns7Lh )

今までも基礎体温をつけていた経験はあるが、仕事が早番だったりすると、ついはかり忘れてしまったりして、きちんと出来ていなかった。

私ってだらしないな~⤵と再確認💧

今日から頑張って毎日はかるぞ👊

No.449 11/05/13 17:58
リン ( ns7Lh )

毎朝忘れずに基礎体温をつけた。

それだけのことだが、とても充実した毎日を送っているような気がした。

そんなある日、近所のスーパーで買い物をしていたら、小学校・中学校と仲の良かった裕美に偶然会った。

裕美は子どもをカートに乗せて買い物をしていた。

年賀状のやりとりをするぐらいで、裕美に会うのは久しぶりだ。

子どもの名前は確か勇樹くん、2才だ。

No.450 11/05/13 18:12
リン ( ns7Lh )

「亜沙美~✋
久しぶり♪」

「めちゃめちゃ久しぶり⤴
元気だった?」


実は川ちゃんと入籍したことは今のところ由希以外の友達には内緒にしていた💧

離婚してすぐに再婚したので呆れられるかな~💦って。

もう少しして報告するつもりだった。

でもせっかくこうして偶然会えたんだし…と思って、

「あのね、報告なんだけど、実は川ちゃんと再婚したんだ💦」

裕美も川ちゃんのことはよく知っている。

「ええぇ😲😲
ちょっと待って‼
は❓え?どういうことー??」

裕美…めちゃくちゃ驚いてる。

「詳しく話し聞かせてよ~!」

いいけど…スーパーで話す内容じゃないかも💧

そう思っていると、勇樹くんが退屈してグズり出してしまった💦

「ここじゃゆっくり話せないね😠
近いうちに集合かけるよ!」

と裕美。
確かにその方がいいね。

「わかった👌」

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