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ブルームーンストーン

No.179 18/09/15 19:02
自由人
あ+あ-

「やばっ、調子に乗りすぎた。
立っているの辛い…」

その場に座り込みそうになりながら訴えた私に、

「大丈夫?そろそろ出ようか。」

と、強制的にお開きモードになり、私達は店を出た。

「ごめんね。」

謝る私に、

「いいよ、いいよ、それより車に乗れそう?
今、乗ると悪化するかな?」

ユッキーが優しく声をかけてくれる横で、

「カラオケボックス行こうか。
そこで水でも飲んで横になってたら?
俺達は勝手に歌ってるし。」

大ちゃんが少しぶっきらぼう気味にそう言う。

げっ。
冷たっ。

コノヤロー!と思いはすれど、早く横になりたい私は、

「うん。そうする。」

と答え、私達は近くのカラオケボックスに向かった。

「パーティールームなら1つ空いてるんですが…」

「いい、いい、空いてるなら高くてもそこでいいよ。」

受け付けから少し離れたソファにぐったりと目を閉じて座っていた私の耳に、受け付けのお姉さんと大ちゃんのやり取りが聞こえてきた。

パーティールーム?

ユッキーに支えられながらよろよろと部屋に入った私は目を向いた。

広っ!!

そこはパーティールーム(大)

20人は入れるだろうスペースの真ん中に長テーブルがドンっと置かれ、テーブルの周りにこれまた長いソファが幾つも置かれていた。

「すごいな。」

ユータンや大ちゃんが笑っている声を聞きながら、カラオケの機械から1番離れている壁際のソファに横になる。

「ミューズ、烏龍茶でいい?」

大ちゃんの声に、

「うん、お願いします。
みんな何か歌っててね、それを子守唄にして少し寝ます。」

そう答えながら目を閉じた私に、

「冷えるといけないからこれ掛けてて。」

とユッキーが私の体に何かを掛けてくれた。

エアコンの程よく効いた広くて開放感のある空間で横になっているうちに気分がぐっと良くなってきた私は、1曲目のユータンの歌を聴いているうちに本当にぐっすりと眠り込んでしまった。

フワッ。

頭に何か当たる感触がして目を覚ました私の横に大ちゃんが座っていた。

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