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ウルトラ八兄弟サーガ

No.4 18/01/31 17:26
作家
あ+あ-

その頃地球では防衛チームMACが全滅し約三年ほどの月日が流れようとするなか防衛軍には若きパイロット、オペレーター、分析官などが若い芽をが出ようとしていた。
極東にあるとある防衛軍基地のひとつ。
『オオヤマ無茶をするな!』
基地の上をいく五機ほどの編隊からF-15ウルティメイト、通称F-15Uと呼ばれる機体のひとつに管制オペレーターから声が飛んだ。
「セオリー通りに飛ぶだけがパイロットではありません!」
F-15Uはかつて防衛軍TACが発足する以前にMAT解散後にわずかに防衛軍に配備されるはずだったが機体に難ありとされ現時点でも扱えるパイロットおよび整備士も限られる希少な機体である。
オオヤマと呼ばれる若いパイロットは高空を目指さんばかりに急上昇をしていくまるで太陽に届かんとするばかりの勢いだ。
「よかろう。オオヤマ貴様がその気なら私が相手になろう!」
『隊長が!?』
だが後に残った四機から一機だけ赤くマーキングされたF-15Uが隼のように飛び出してきた!
『ふたりとも勝手なことはやめるんだ』
「うむ、若いパイロットたちは育っているようだな」
参謀、と若いオペレーターは振り返る。残った三機の編隊は若いオペレーターの指示に従いまだ少し残ってた訓練時間が早々と終わったことに愚痴をしていた。
「オオヤマのやつ勝手をしやがって」
「ボクらの時間でもあるのに」
「早く終わったけど飯まで時間あるしな」
彼らもまた隊長のもとで訓練し未来の防衛チームを担うパイロットとされる者でありオオヤマもそのひとりだ。
彼は高空で愛機の背後に迫る赤いマーキングの隊長機が迫るのを感じた。
『どうした!オオヤマケツについてるぜ』
「くそ……なんの」
きりもみ旋回。だが隊長機は離れない。
『セオリー通りじゃないか!空戦でセオリーを守ってたらバードンのイチコロだぜ』
バードン。火山怪鳥の異名を持ちウルトラマンタロウ、ゾフィーふたりのウルトラ戦士の命を奪い当時マンモス団地の住人を補食し怪鳥の名は伊達ではない。
『おらおら!オレを引き離すか撃墜させてみろ。ヒョッコが』
ぐっとF-15Uの性能を引き出すためにレバーを引くが赤い隊長機はなかなか離れない。赤い機体が怪鳥を思わせる。
オオヤマはふと思い付く。再び高空に向かうかと急上昇したかと思えばエンジンを止めた!

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