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back to the sunset

No.63 17/10/08 10:03
ryotarou ( ♂ 4dyYnb )
あ+あ-

「ふぁーもうダメ!逆上せちゃう。」
顔を真っ赤にした亮太が立ち上がった。
「亮太、真っ赤だよ!ちょっと涼みなよ!」
まみが亮太の顔を見上げクスっと笑って呟いた。

「うん。ちょっと上がってクールダウンする。」
亮太は湯船から出て、まみに背を向け浴槽の縁に腰掛けた。


まみは亮太の背後に移動して、指で亮太の背中をなぞり始めた。

「亮太、何て書いたかわかった??」
「うん?わかんなかった…もう一回!」
まみが問い掛けると、逆上せてボーッとした亮太が答えた。

「じゃぁ…もう一回書くね。ヒントは…全部平仮名だよ…!」
まみが指先で亮太の背中に一文字ずつゆっくりと大きく文字を書いていった。


『だ…い…す…き…。』


「…はい!わかった…??」

「…うん。今度はわかった。」
まみの問い掛けに亮太が照れながら答えた。

「…何て書いたか…言ってみて?」
まみがちょっと恥ずかしそうに求めた。

「…だいすき…だろ…?」

「…うん。…当たり…正解。」

しばらく黙ったまま…今この瞬間ふたりでこうしていられる…幸せを噛み締めていた。

「今まで知らなかったけど…まみってさぁ…エッチ大好きだもんな…!」
亮太が照れ隠しにわざとふざけてみせた。

「んん!亮太…バカっ!ほんとにバカっ!!」
まみが開花したばかりの核心を突かれ、そんな亮太に怒ってみせ再び背中に指を這わせた。

『…もう…誰がこんな風にしたと思ってんのよ…。誰のせいだと思ってんのよ…亮太のバカ!』

「バカ!エロ!スケベ!」
まみは声に出しながら荒々しく文字を書いた。

「ごめん!ごめん!冗談だよ!怒んなよまみ…!」
亮太は立ち上がりまみの方に振り返って笑いながら謝った。

「もう…さっきからずっとそんなにして…ほんとにエッチなんだから…。」
まみは振り返った亮太の中心で元気よく反り返る男の部分を見て、俯き恥ずかしそうに小声で呟いた。


「俺、もう上がるけど…まみまだ入ってる??」
亮太が照れた感じで、手で大きくなったままの男を覆い隠し問い掛けた。

「うん。もう少し浸かってる。」
まみが俯き亮太の男をこっそり見ながら呟いた。

「じゃぁ、ゆっくりあったまってな!」
亮太はそう言って浴室から出て行った。


まみはひとり湯船に浸かりながら、ギュッと膝を抱えて物思いに耽っていた。



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