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ジャイアントロボ 地球が静止する日 外伝 〜鉄人と少年探偵〜

No.3 16/11/01 20:33
作家
あ+あ-

鉄人の両腕が強盗団のロボットの腕を掴みギギギと機械特有の音を立てしばらくすると引きちぎった!
グアア!!
怪ロボットは人間のそれと同じようにのけ反ったところを鉄人の拳が怪ロボットの頭に放たれる。

「ああ、なんてことだ」

「鉄人め」

「いけ!鉄人」

鉄人は背中にある二基のロケット噴射を出し飛び上がる!大都会の暗闇に青い巨人の勇姿が舞う。そのままぐるっと回り怪ロボットの腹部に両腕を突き出した拳がめり込み内部のメカが露出しバチバチと配線や配電、燃料らしいものが吹き出る。瞬間、炎が腹部から爆発のように出て強盗団は悲鳴をあげた。

「俺たちのロボが!?」

「早く逃げましょう!」

「カネさえあればななんとかなりますぜ」

そこまでだ、とカイゼル髭を揺らした大塚署長と警官隊の姿が照明により照らされる。
彼らは大塚署長の声と共に強盗団に飛びかかる。やれ捕り物といわんばかりにわらわらと彼らは捕まえにかかった。五分、いや三分とかからずに三人組の強盗団は捕まった。

「やれやれ、正太郎くんと鉄人がいなかったらあぶなかったわい」

「すみません。埼玉の事件に手間取りまして」

「いやいや、あの怪球の前では何者も悪事に懲りるはずじゃがこうして悪事に向かう者たちもいる」

「鉄人はいまのところ動いてますが敷島博士にみてもらわないと」

都会のビル群に立つ鉄人はいつも変わらぬ勇姿だが、大平洋上をゆく大怪球フォーグラーは不気味な沈黙を漂わせている。
警察のモニターに映るフォーグラーの瞳は日の国日本を見つめてるようだった……。

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