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ジュエリー～冬休み宝探しの旅～

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白夢（ EcpEh ）
08/03/25 14:13(更新日時)

ここでは私のちょっぴり自信作の『ジュエリー』という作品を書いていきたいと思います。
友達一人にしかまだ読んでもらってないですが、よかったら感想、アドバイスをよろしくお願いします。m(__)m
まだ完成はしていないので、更新が遅れてしまうことがたびたびあると思いますが、ご了承下さい…😥
舞台は魔法世界。
主人公はサファイアという女の子です。
ちなみに登場キャラクターは全員宝石名です。
たまに北欧神話がでてくるのは私の趣味です💧
では、魔法使いたちの宝探しの冒険へご案内いたします―

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No.943332　08/03/24 22:25(スレ作成日時)

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No.1 08/03/24 22:28
白夢 ( EcpEh )

人間界とは違う、魔法界の少し未来の物語…
ここジュエラートタウンの町中にある魔法学校クリンテール。二年生の廊下で事件は始まった。
「なにしやがる!クオーツ」
「さきにぶつかってきたのはルビーだ」
言い争いの主はルビーとクオーツ。この二人は犬猿の仲で、しょっちゅう喧嘩していた。
「あっルビー!どこいってたのよ。またクオーツと喧嘩?いい加減にしてよ」
そういってやってきたのはサファイアという瞳が薄い青の少女だった。
「サファイアか…なんだよオレになんか用か?」
「まぁね。ルビー、それよりラピスとアメジストしらない?ルビーとラピスとアメジストに用があるのよ」
サファイアはそういうと、ちらっとクオーツを見た。
「サファイア、ラピス・ラズリとアメジストなら今きたみたいだが…」
クオーツはそういってサファイアがきた方向を見つめた。そこに、二人の少女と一人の少年がやってくるのが見えた。
「もっともカーネリアンも一緒のようだ…」

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No.2 08/03/24 22:30
白夢 ( EcpEh )

クオーツはそういってサファイアがきた方向を見つめた。そこに、二人の少女と一人の少年がやってくるのが見えた。
「もっともカーネリアンも一緒のようだ…」
「ルビー、またクオーツとやってたのか…」
紫の瞳の少年、アメジストが呆れたような目でルビーを見た。
「アメジスト、そんなこと言っちゃだめだよ～、クオーツはルビーにサファイアのことで嫉妬してるんだもん。どうしてもつっかかっちゃうんだよ秘密だけどね～」
カーネリアンがいった。
「…カーネリアン…お前な…、…素直なのかバカなのか分からんときがある…」
クオーツは灰色の瞳でカーネリアンを睨んだ。
「落ち着け、クオーツ。アイスミストナイト」
アメジストが呪文を唱えると、廊下の気温が三度は下がった。同時にクオーツの目のぎらつきは消えた。
「サファイア、私を探してたの?」
それまでクオーツたちを楽しげに見ていたラピス・ラズリがサファイアに問いかけた。
「えっ、ええまぁ…でもここではちょっと…」
サファイアは手にしていた紙の束を背中に隠した。