勇者エクスカイザー外伝 帰ってきたエクスカイザー

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2023/10/21 06:35(更新日時)

勇者シリーズ第一作品『勇者エクスカイザー』の外伝オリジナル小説

あらすじ
エクスカイザーが地球から去って一年、再びエクスカイザーがコウタたちのもとに帰ってきたがどこか様子がおかしい
彼は本当にエクスカイザーなのか?
新たな宝を狙うネオガイスターたち!
その時なにが!?

23/07/19 08:30 追記
謎の人物
ネクストカイザー エクスカイザーによく似た人物 精神面やや幼くネオキングローダー、ネオドラゴンジェットと合体変形しネオキングネクストカイザー、ネオドラゴンネクストカイザーになることができるが戦闘にはやや不慣れ

マッドガイスト ネオガイスターを率いるダイノガイストの後継者を名乗る悪党   
エクスカイザーたちカイザースに追われ地球の宝を狙ってやってきた 

23/07/30 10:52 追記
月山コトミ
コウタの同級生兼ガールフレンド

No.3835810 (スレ作成日時)

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No.51

カイザーズは苦戦していた。ニセモノのエルドランのロボットたちとはいえ性能は本物と同じようだった
「くっ、ライジンオーがこんなに強いとは!」
「ぐはっ、ガンバルガー強すぎだぜ」
「ゴウザウラーなんてパワーだ!」
エクスカイザーたちはまるで手も足も出ないようだった
ネクストカイザーも三魔将相手に苦戦していた
デビルガイストは攻撃していた
「デビルビーム!」
「うわぁ!?」
デストロイヤーガイストはミサイルを発射していた
「デストロイヤーミサイル!」
「ぐはっ!」
デスガイストは妖術を使い苦しめていた
「アブラカダブラ~」
「く、苦しい!動けない」
様子を見に来たコウタはエクスカイザーたちの苦戦に言葉がなかった
「え、エクスカイザー……」

No.52

コウタが唖然としていると「負けるなエクスカイザー!」「なにしてるゴッドマックス」「ウルトラレイカー!ニセモノのゴウザウラーに負けるな!」とわんぱくそうな同じくらいの歳の少年たちが何人もきてエクスカイザーたちを応援していたことに驚いた
「ネクストカイザー負けるな!」
コウタも負けじと応援した。するとエクスカイザーたちは力を取り戻して瞳に輝きを灯していた
「そ、そうだ、彼らはニセモノ……!」
「エルドランのつくった本物じゃねえ」
「本物のゴウザウラーは少年たちの力が宿っているが、彼らはニセモノ!」
「な、なんだ!?カイザーズの奴等!」
驚く三魔将をまえにネクストカイザーも力を取り戻していた
「し、新米だからって甘く見るな!三魔将……!」
「ネクストカイザー!エクスカイザー!!」

No.53

エクスカイザーたちは反撃を開始した!
「本物のエルドランのロボットは強いが、こんな邪悪な強さではない!」
「その通りだぜ!少年たちのやさしく強い心が宿っているぜ」
「そこにいる少年たちのようにな!」
「エルドランさんのロボットを真似ても所詮はニセモノ!」
エクスカイザーたちはニセモノのライジンオーたちをはねのけそれぞれ必殺技を出した!
「エネルギーボックスを三つも使ったんだぞ!」
デスガイストは叫んだ!
「サンダーフラッシュ!」
「ゴッドファイヤー!」
「レイカーアタック!」
ニセモノのライジンオーたちは倒された!残るはネクストカイザーだった
「ネクストクラッシュ!」
うわあ!?と三魔将たちは退いた

No.54

戦いがおわるとコウタは少年たちに向き合った
「キミたちは……?」
「へへー、エルドランの友だちさ」
友だちという表現にどこか親しみある深みがあった
「ライジンオーはホントは正義の味方さ」
「ガンバルガーもだぜ」
「ゴウザウラーもだろう!」
少年たちは口々に微笑みあった」
コウタにはなんのことかわからないが、少年たちには懐かしさと親しさある微笑みがあった
じゃあな、と少年たちは去っていった
キミたちは……?と聞くと、
「地球防衛組!」
と大きく叫びやがて消えていった
「地球防衛組……?」
エクスカイザーが言う
「エルドランから聞いたことがある邪悪な悪から地球を守るために彼は少年たちに力を託したそうだ」 
「あの子たちにとってエルドランとかいうひとの出逢いが宝物かもね」
そうだな、とエクスカイザーはコウタにあたたかい微笑みを向けた

No.55

マッドガイストは心底憤っていた
『この愚かものどもが!!貴重なエネルギーボックスを三つも使いおったうえに若造にまでやられるとは!!』
ひぇぇ、と三魔将は震えた
『ダイノガイストが最後に手にした宝さえいまだにわからないのだぞ!』
「お許しをマッドガイスト様」
「次こそはカイザーズを倒してみせます」
「忌々しいはカイザーズの若造、ヤツをなんとかしなければ……」
そこへバットがやってきた
「お宝!お宝!」
そこにテレビモニターが映った
『こちらは花婿と花嫁の結婚式場です、しあわせな微笑みを皆に向けています!まさに愛!愛こそ宝です』
『愛か……、愛を奪い取れ三魔将!』
ははぁ!と三魔将はひれ伏し姿をアジトから消した

No.56

『こちら勝木リポーターです!6月はジューンブライドです。花嫁花婿は愛のしあわせを向けています!なんとしあわせな微笑みでしょう!』
おい、勝木リポーターに話しかけるものがいた
「愛とはなんだか?」
「愛とは……!ひええ!怪物です」
話しかけたのはデビルガイストたちだった
「逃げたな、とりあえず花嫁と花婿とやらを捕まえるか」
そうだな、とデストロイヤーガイストたちは結婚式場に現れては花嫁花婿を捕まえ誘拐しはじめた
『こちら勝木リポーターです!あちこちの結婚式場で花嫁花婿が怪物たちに捕まえられ誘拐されています』
これをラジオで聞いてたエクスカイザーは仲間に出動を命じた!
「カイザーズ!出動!」

No.57

向かっている途中でネクストカイザーはエクスカイザーに聞いた
「エクスカイザー先輩、むかしのガイスターも花嫁を狙ったと記録にありましたが」
「そうだ!ガイスターも花嫁を狙っていた」
そこへネクストカイザーのなかからある声がした
「そうエクスカイザーの言うとおりだよ。むかしのガイスターも花嫁を誘拐してたんだよ」
『コウタ(くん)!?』
いつの間にかネクストカイザーにコウタとマリオが乗り込んでいた
「コウタくん!?」
「コウタなんで」
「エヘヘッ、花嫁さんに興味あって。それに誘拐された花嫁さんたちを見つけるのに役に立つと思って」
しかたないな、とエクスカイザーは呟いた

No.58

ネクストカイザーはコウタに聞いた
「コウタくん、愛てなんだい?」
するとコウタはもじもじしながら呟くように答えた
「男の子と女の子が互いに好きになること……さ」
すると彼は答えた
「ふうん、人間てふしぎなものだな」
「コウタ、月山さんとはうまくいってるか?」
「それがなかなかうまくいかなくて……」
なるほど、とエクスカイザーは答えた
カイザーズは一度集結しそれぞれ誘拐された花嫁花婿をは探しはじめた
「スカイマックスなかなか見つからねえ!」
「こちらもだ、地上にはいないのか」
「ドリルマックスであります。見つからないであります」
「こちらブルーレイカー、花嫁花婿の姿は見当たらない」
「グリーンレイカー、こちらも同じです」
「ネクストカイザーです。こちらも見つかりません」
どこにいるんだ、とエクスカイザーは問うように呟いた

No.59

その頃月山コトミは両親に連れられ写真館にいて花嫁姿になり撮影していた
「もうお父さんたら、娘の花嫁姿が見たいからといって」
口では文句言いながらもカメラのフラッシュに焚かれながら満足そうでもあった
「じゃあお父さんもコトミの隣に……」
「お父さんが花婿さん?」
その時だった三魔のひとりデビルガイストが彼女たちを見つけて捕らえようとしていた
「ここにも花婿花嫁がいるじゃねえか。花婿の方は花嫁と釣り合わねえけどな」
「きゃあ~!」
コトミ~!!と彼女の両親は叫んだ。その声をネクストカイザーとコウタは聞いた
「コトミちゃん!?」
「あれはデビルガイスト!」
「待ってネクストカイザー、チェンジしないで」
「コトミちゃんにはガマンしてもらって奴等のアジトを突き止めるんだよ。コトミちゃん待ってて」
きゃあ~!とコトミは悲鳴をあげながら怪鳥に変形したデビルガイストに連れていかれた
「ネクストカイザー追跡するんだ!」
わかった、と彼は答えた

No.60

ネクストカイザーはコウタに聞いた
「先輩たちに連絡は?」
「しちゃだめだよ、アジトがわかるまで。絶対にね」
「り、了解」
ネクストカイザーは人間の子供というのはなんともふしぎに思えながら信じられる存在に思えた
「奴は宝見山というところに向かっているようだ」
「宝見山、そこに誘拐された人たちがいる」
ネクストカイザーは怪鳥のデビルガイストをゆっくり気づかれないように追尾した
宝見山に着いたデビルガイストはコトミを花婿花嫁たちのなかに離した
「おいお嬢さん愛とはなんだ」
他のふたりが集まってくるなかコトミは勇気を振り絞って答えた
「あ、あなたたちにはわからないことよ!」
「コトミちゃんに誘拐された人たちだ」
山の崖に登り穴からのぞき見したコウタはようやく見つけたことに喜んだ
「こちらネクストカイザー!ネオガイスターは宝見山にいます!」 
了解!、とカイザーズは答え集結していった

No.61

カイザーズが現れる少しまえのこと、三魔将はコトミや誘拐した花嫁花婿たちに愛を問いていた
愛とはなんだとは?
その問いにとあるカップルはキスしたりまた別のカップルは抱き合ったりしていた、その様子に三魔将はよけい混乱していた
デビルガイストは
「わけわからん!?」
デストロイヤーガイストも
「意味がわからん、愛とはなんなんだ!?」
デスガイストも
「愛をみせろと言ってるんだ!愛を!」
コトミだけは
「素敵❤みんな素敵な花嫁花婿さんたちですわ。ス・テ・キ」
そこへカイザーズが宝見山の洞窟に現した!
「カイザーズ見参!三魔将逮捕する!」

No.62

「カイザーズ見参!三魔将逮捕する!」
エクスカイザーたちが救助に現れたが、
「なぜここがわかった!?」
「おまえらいつもより数少なくないか!」
「ひいふうみい……、三人しかいねえじゃねえか!他の奴等はどうした」
実際目の前にいるのはエクスカイザー、スカイマックス、ダッシュマックスの三人だけだった
「コウタ、ネクストカイザー頼むぞ」
デストロイヤーガイストは戦車へ変形し攻撃した
「くらいやがれ!デストロイヤーミサイル発射!」
うわぁ!と陽動に徹するエクスカイザーたちだった
その頃コウタとネクストカイザーたちはドリルマックスに助けのための穴掘りをさせていた
「わかったであります!ここを掘ればいいでありますな」
うん、と答えるとドリルマックスはドリル戦車に変形し穴を掘りはじめ花嫁花婿たちのもとに現れた
「コウタくん!?」
「コトミちゃん、花嫁花婿さんたち助けにきました」
裏側から穴を掘り花嫁花婿たちはレイカーブラザーズが変形した二両の新幹線に乗りはじめた
「花嫁花婿さんたち、慌てず急がずゆっくり乗ってください」
花嫁花婿たちが乗り込むとレイカーブラザーズは安全な場所まで送っていった。ネオガイスターが気づいてた時は遅かった!
「あ、愛が逃げていく!」
「せっかく誘拐したのに!」
「おのれ陽動だったか」
三魔将は歯嚙みした

No.63

真っ先に戦線に復帰したのはドリルマックスだった、ドリルキャノンからミサイルが撃たれた!
「キャノンミサイル発射!」
背後からの攻撃に三魔将は驚いた
「よくもてめえやりやがったな」
次に復帰したのはレイカーブラザーズ
「グリーンレイカーいくぞ!レイカースラッシュ!」
「おうよ兄さん!レイカースピーダー」
デスガイストはレイカーブラザーズのコンビネーションにやられた
「ぐああ!!」
そしてネクストカイザーはコウタとコトミの傍にいて戦いに加わると伝えた
「気をつけてネクストカイザー」
わかった、とネクストカイザーは答えた
「いくぞ!ネオガイスターども!」
彼は戦士として着実に成長していた

No.64

ネクストカイザーは三魔将に果敢に挑んでいった!
「カイザースラッシュ!」
肘からビーム状の刃を出して三魔将に切りつけた。三魔将は若いネクストカイザーの攻撃に驚愕した!
「なんて強さだ!?」
「やるじゃねえか若造!」
「やってくれたな!だがこちらも切り札があるのを忘れるな!」
奴等はエネルギーボックスを出して近くにあった教会を破壊ロボットに姿を変えた!
おおっ!?と驚くカイザーズだった。教会破壊ロボは十字状のミサイルを発射した!
うぁぁ!?とやられるカイザーズ
「どうだ!思い知ったか」
デスガイストが言う
「このまま破壊されろカイザーズ」
デストロイヤーガイストも言う
「へへへっ!カイザーズもおしまいだな」
デビルガイストは胸を張った

No.65

教会破壊ロボットは次にロウソクファイヤーを出してネクストカイザーたちを苦しめた!
うわぁ、と叫ぶネクストカイザーにダッシュマックスはブレストハリケーンを出して炎を消した
「甘いんだよネクストカイザー」
「す、すみませんダッシュマックス先輩」
エクスカイザーがかけ声をかけた、みんな合体だ!
「巨大合体!キングエクスカイザー!」
「三体合体!ゴッドマックス!」
「左右合体!ウルトラレイカー!」
「巨大合体!ネオキングネクストカイザー!」
みんな攻撃だ、とキングエクスカイザーの声に三人は攻撃を開始した!
「ゴッドマックスアタック!」
「レイカーブーメラン!」
「ネクストビーム!」
三人の攻撃に教会破壊ロボットは弱りはじめた!いまこそキングエクスカイザーの必殺技が炸裂する!
「サンダーフラッシュ!」
教会破壊ロボットは破壊され教会はもとの神聖な姿を戻した
コウタとコトミは戦いがおわってほっとした、コトミは言う
「コウタくん私のために勇気を出してくれたの。ありがとう」
彼女はコウタの頬にキスをし照れる彼だった
「いや、アハハ(#^.^#)」
コウタとコトミの行為にカイザーズは誰もが目をまるくするのだった

No.66

三魔将はまたもマッドガイストに叱責をくらっていた
『この愚か者どもが!愛を奪えなかっただと!』
ひええ、と怯える三人だったが口を挟んだ
「しかし我々には愛がなにかわかりません、ご勘弁を」
「そうです。人間の男女がキスとやらをしたり抱き合ったりまるでわかりません」
「愛とはなんでしょうか、この星の文化は他の星とは違うようです」
しかしマッドガイストは叱責をやめなかった
「言い訳するな!それでもネオガイスターが誇る三魔将か!!」
そこへバットがモニターを点けた、モニターには勝木リポーターが映っていた
『こちらはゴールドラッシュ王国です!なんとこの国から希少なレアゴールドが出てきました!これは至宝の宝です!』
マッドガイストは告げた
『次はこれを奪え!わかったな?』
ハイ、と答える三魔将は姿を消していった

No.67

テレビを見ながら興奮してフーコは言う
「レアゴールドだって!欲しい!」
「やれやれ、お姉さんたらなんでも欲しがるんだから」 
呆れてコウタが言ってるとテレビに映る勝木リポーターに異変が起きた
『レアゴールド希少ですね、ホント欲しくなります』
ラッシュ王が答えた時だった
『いやいや希少なものですからあげられないのじゃ』
『ならオレたちにくれや、なあ』
三魔将が割り込んできてコウタはカイザーブレスでエクスカイザーに伝えた
「ゴールドラッシュ王国にネオガイスターが現れたよ!ボクも連れていって」
『よし!カイザーズ出動だ』
エクスカイザーはコウタを乗せて走るとネクストカイザーも走りだした!

No.68

エクスカイザーたちが出動するのを見ながら姉のフーコは手を振る
「レアゴールドもらってきてね~!」
なにをのんきな、とコウタは我が姉ながら呆れた。あげるならヨーコちゃんの方がいいに決まっている。そうこうしてるうちにゴールドラッシュ王国に着いてネオガイスターが暴れているのを見つけた。コウタを降ろすとエクスカイザーはネオガイスターを指差した!
「ネオガイスターの悪党ども!貴様らにレアゴールドは渡さない!」
三魔将はまたカイザーズが現れたことに憤った!
「またカイザーズか。よくも毎回懲りずに現れるものだ」
「まったくだ、毎回我らの邪魔をしおって」
「エネルギーボックス始動!!」
なんとゴールドラッシュ王国のありとあらゆる金で出来た建物や王冠、アクセサリーなどが合体しゴールド破壊ロボになった!
おお!、とエクスカイザーたちは驚きコウタは王国の王様を助けた、王様は言う
「おお、ありがとう坊や」
「星川コウタです、王様」
カイザーズとネオガイスターの戦いが始まった!!

No.69

デビルガイストはゴールド破壊ロボに命じた
「やれ!ゴールド破壊ロボ」
ゴールド破壊ロボは金粉を撒き散らしエクスカイザーたちから視界を奪った
「おお!?」
「なにも見えねえ!ぐわっ!?」
「気をつけろ!敵はどこから攻撃を!?うわっ!」
「エクスカイザー!?」
コウタはエクスカイザーたちのピンチに驚いた
しかしレイカーブラザーズは違った!
「いくぞ!グリーンレイカー!」
「おう!兄さん!」
「レイカーブラザーズスピンアタック!」
レイカーブラザーズは互いに手を取り回転し金粉を吹き飛ばした!ネクストカイザーは驚きながら安心した
「あれがレイカーブラザーズ……。なんてテクニカルな攻撃だ」
「ええぃ!ゴールド破壊ロボはまだこんなものではないぞ!」
三魔将はいきり立った

No.70

エクスカイザーたちは再び金粉に巻き込まれた、彼らに異常が起きた!
「か、体が動かない!?」 
「か、関節がショートしてるようだ!?」
「う、動けないであります!?」
「き、金属がショートさせてるようだ!」
コウタとネクストカイザーは何とか打開策はないかと考え辺りを見回した。するとあることに気づいた!
戦いで金属が燃えているではないか!
コウタとネクストカイザーは声をかけた
「エクスカイザー!みんな!関節にある金属を燃やすんだ!」
「先輩たち!エネルギーを燃やして金属を溶かすんです!」
そうか!とエクスカイザーたちは復活した
ボディからエネルギーを燃やし関節部分にある金属を燃やして溶かした、形勢逆転である
「ば、バカな!?」 
三魔将は驚愕した
「次はこっちの番だ!キングローダーー!」
「ネオキングローダー!」
ふたりはそれぞれ合体した 
「巨大合体!キングエクスカイザー!」
「巨大合体!ネオキングネクストカイザー!」

No.71

三魔将は任せろ!とスカイマックスが叫ぶ
「三体合体!ゴッドマックス!」
「左右合体!ウルトラレイカー」
ええぃ!合体ばかりしやがって!と三魔将が叫んでる間にゴールド破壊ロボにキングエクスカイザーとネオキングネクストカイザーの必殺技が炸裂する!
「ダブルサンダーフラッシュ!!」
ゴールド破壊ロボは炎を上げながら破壊された!三魔将は戦いをそこそこに撤退した
「まあいい!レアゴールドはいただいた!!!」
くそ、とコウタは悔しがったがゴールドラッシュ王国の王様はお礼に彼にあるものを渡した
「勇気ある少年よ、これを渡そう」
それは希少なレアゴールドの指輪だった
「あ、ありがとうございます」
「コウタくんよかったな」
ネクストカイザーは笑みを見せた
しかし大量のレアゴールドはネオガイスターに奪われた!
アジトでマッドガイストは三魔将をめずらしく褒め称えた
『よくやった三魔将』
ははぁ、と三魔将は敬服した。奪われたレアゴールドは収蔵庫に運ばれた
次に狙われるお宝はなにか!?

No.72

コウタはレアゴールドの指輪を眺め夢見ていた。ヨーコに指輪を渡す甘い夢を見てムフフと笑みしてた
「コラ、それレアゴールドの指輪でしょう。お姉さんにくれなさい」
「やだよ!これはヨーコちゃんにあげるんだい!」
フーコがめざとく見つけ姉弟げんかを母が咎めた
「こらこらいい加減にしなさい、おなかの赤ちゃんにも聞こえるわよ」
ハ~イと声をそろえる星川姉弟だった。その様子をエクスカイザーたちは駐車場から眺めていた
「微笑ましいものだなネクストカイザー」
「ええエクスカイザー先輩」
そこへカーラジオからネオガイスターが現れた、と一報があった
『こちら勝木リポーターです!宇宙博物館に怪ロボットたちが現れました!』
「コウタ、ネオガイスターが現れた!いくぞ!」
「了解、エクスカイザー!」

No.73

コウタはエクスカイザーに聞いた
「ネオガイスターの狙いはなんなの?」
「どうやら奴等はいま使われなくなったスペースシャトルが狙いらしい!」
「スペースシャトルか」
宇宙博物館に着くと三魔将が暴れていた
「へへへ、スペースシャトルはいただくぜ」
『こちら勝木リポーターです、人類の宝スペースシャトルが奪われようとしています!危機です!』
「エクスカイザー!」
おう!とこたえるエクスカイザー!
「チェンジ!エクスカイザー!」
「チェンジ!ネクストカイザー!」
「ネオガイスターの悪党ども!逮捕する!」
エクスカイザーたちの登場に三魔将は慌てることなくエネルギーボックスをロケットや月面探査車などにつけロケット破壊ロボにした
「お前たちの相手はコイツだ!」
おおっ!?と驚くエクスカイザー、ネクストカイザーそしてコウタ!

No.74

ロケット破壊ロボにカイザーズは苦戦を強いられていた。迂闊にロケットを破壊すれば人類の夢と希望は絶たれるからだ!
「くそ!三魔将どもめ!」
「焦るな!ネクストカイザー!」
「三魔将は僕たちが引き受けます」
レイカーブラザーズ!とエクスカイザーたちは呼んだ
「左右合体!ウルトラレイカー!!」
「ええぃ!またも合体しおって」
三魔将はウルトラレイカーを攻撃したがウルトラレイカーも反撃した
「レイカービーム!」
「こんな若造に」
その頃エクスカイザーとネクストカイザーはロケットを破壊しないように苦戦しながら考えていた
「巨大合体!キングエクスカイザー!」
「巨大合体!キングネクストカイザー!!」
「ネクストカイザー、ロケット破壊ロボをおさえるんだ!」
「了解!カイザーロープ!」
「あとは軌道を修正するだけだ」
エクスカイザーはロケットの軌道を修正プログラムを入力していった。するとロケットは噴射していき発射していった
「成功だ!やった!」
コウタは喜んだ!
「いくぞ!ネクストカイザー!」
「ハイ!エクスカイザー先輩!!」
ダブルサンダーフラッシュ!がロケットのない破壊ロボに炸裂したことに三魔将は撤退していった
「やった!」
「これで人類の夢とは守られた!」

No.75

マッドガイストはアジトで憤っていた
「おのれカイザーズにあの若造め!」
三魔将は震えていた
「デビルたちが足手まといで」
「デスガイストたちが役に立たないのでさ」
「デストロイヤーガイストたちが不甲斐ないので」
三魔将はそれぞれに責任をなすりつけあったのをみてマッドガイストはこう言った
「次はオレ自ら出る」
マッドガイストの邪悪な瞳がアジトに輝いた

No.76

カイザーズはネオガイスターのアジトを探索していた
『こちらスカイマックスアジトは見当たらない』
『ダッシュマックスこちらも同じだぜ』
『ドリルマックスであります、アジトは見当たりません』
『こちらブルーレイカーアジトは見当たりません』
『グリーンレイカーこちらも同じです』
うむ、とエクスカイザーが唸った時だった
『こちら煙草の生産工場です。三体の化け物メカが煙草を奪っていきます』
「エクスカイザー先輩!」
「ネオガイスターだ!カイザーズ全員出動!」
おう、とこたえるカイザーズにコウタも同行した

No.77

カイザーズは煙草生産工場へ向かった!
「へへへ、煙草がいっぱいだぜ」
「来たぜカイザーズの奴等」
「ワナとも知らずにな」
「チェンジ!エクスカイザー!」
「チェンジ!ネクストカイザー!」
マックスチーム、レイカーブラザーズも駆けつけた
「ネオガイスター!地球での悪事は許さん!」
「ワナにかかったなカイザーズ」
なに!?と驚くとマッドガイストが巨大な姿が現れた!
「カイザーズ!返り討ちにしてくれる!!」
マッドガイストは咆哮した!

No.78

「チェンジ!マッドキャノン!!三魔将撃て!!」
マッドガイストはマッドキャノンに変形して三魔将に託した、その破壊力はネクストカイザーを含む七人のカイザーズを吹き飛ばず威力だった!
うわぁ!?と吹き飛ばされる七人だった
「エクスカイザー!?ネクストカイザー!?」
「く、来るなコウタ……」
「きてはいけないコウタくん……」
エクスカイザーたちはマッドキャノンの一撃だけで満身創痍な雰囲気だった
「エクスカイザー、ネクストカイザー」
「チェンジ!マッドガイスト!!」
マッドガイストは人型に変形してカイザーズを見下ろした
「意外にたいしたことはないなカイザーズ」
「な、なんだと……」
「ダイノガイスト」を倒したからいかほどかと思ったがな」
「ならばお前を逮捕する……、キングローダー」
「そうだ!逮捕する、ネオキングローダー」
三魔将、と命ずると彼らはキングローダーとネオキングローダーを破壊したい
「ああ!キングローダーとネオキングローダーが!?」
コウタは狼狽した
エクスカイザーたちも焦りをおぼえた

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