記憶か記録か…ドラマ日記 6
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連ドラの感想、まとめ等
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>> 388
【2023春ドラマ】
「王様に捧ぐ薬指」8話まで終了。
シャワーを浴びている間に出て行ってくれと東郷に言われた綾華は、ネギを抱い…
【2023春ドラマ】
「王様に捧ぐ薬指」9話まで終了。
前回の感想で東郷は、『この先にまだ仕掛けて来そうな“静爆弾”にも負けないで、紆余曲折は有ったとしても綾華を守り抜いてくれそう』と書いたのだけど、“静爆弾”が想定外に酷くて、特に綾華父の友人の会社を、静の父の力で倒産させて、友人が逃げてしまったから連帯保証人だった綾華父が1億の借金を背負ってしまった件は、そこまでやるのかと引いてしまったのだが、ここまでやっても東郷を自分の思い通りにさせようとする静から綾華(と羽田家)を守るには、離婚して羽田家との関係を断つしかないと、結果的には静の思惑通りに動いてしまった東郷。
綾華父と神山には事情を話して、綾華の事を託したみたいだから、いずれは神山の口から綾華が真実を聞いて…みたいな流れにはなると思うけど。
ここまで静の内面みたいなものが殆ど描かれないまま、東郷達への仕打ちだけがどんどんエスカレートして行っているので、ドラマの中で静だけがかなり浮いた存在になってしまっているのが残念だし、東郷の父もそんな半分壊れた様な妻を放置している(というか腫れ物に触る様な感じ?)のがドラマ的に意味不明で、この夫妻の描き方だけ少しミスったのではないかなと。
ハッピーエンドは望むけど、急に静がいい人になるご都合主義だけは無しにしてよね。
脚本=倉光泰子 脚本協力=関久代 演出=泉正英
- << 412 【2023春ドラマ】 「王様に捧ぐ薬指」全10話終了。 東郷の婚約を知り、不満を漏らした綾華にまず神山が事情を話し、両親にも話を聞いた綾華は、“昔の東郷に戻ってしまった”と愚痴るハチに協力をさせて、あの別荘で東郷と二人きりになる状況を作り、「家族なんだから東郷の事は私が守る」と素直な気持ちをぶつけて東郷の過剰な思いやりは拒否し、二人はやはり愛を貫く事にする。 家同士の利益の為に婚約し、1ヶ月後には挙式が決まっていた美玲(早見あかり)の実家と、短時間でどう話を付けたのかは全カットで、静に結婚を認めさせるシーンに移行。 途中から桜庭新(北村匠海)と東郷の父も出て来て4人がかりで静を説得。 父が言うには自分も静も、家の為に本当に好きな人と一緒になる事は許されなかったと。 だから静は東郷にも同様の事を求め、父は今迄は黙認していたという事なのかね。でも何にも関係ない綾華父の友人の会社を倒産させた時点で、腫れ物に触る様な態度は改めるべきだったよね。 この両親の設定だけは最後迄納得が行かなかったわ。 このドラマを観続けた最大の理由は、橋本環奈と山田涼介のカップルが本当にお似合いで、愛犬ネギも含めた二人と一匹の可愛らしい関係にキュンキュンし、癒やされたから。キャスティングPは本当にいい仕事をしたわ。 脚本=倉光泰子 演出=坪井敏雄
>> 389
【2023春ドラマ】
「わたしのお嫁くん」9話まで終了。
【二人きりの夜…!!温泉旅行で、遂に結ばれる二人!?】
うーん、山本…
【2023春ドラマ】
「わたしのお嫁くん」10話まで終了。
【私たち、距離を置こう…すれ違う二人の気持ち…!?】
もうサブタイトルを読んだら中身が大体分かってしまうというね。
まず速見から距離を置こうと切り出す訳だけど、恋仲が発覚した社員同士は同じ部署には置かないという社内ルールが有って、山本は以前からの希望の企画開発部に異動する為にFA面談を受けるも撃沈、そこで直ぐに気持ちを切り替えて、部長から打診が有った総務部への異動を決め、「子供が出来た時の事迄考えれば、これが一番いい」と言うのだが、山本があっさりと諦めてしまった事、自分の存在が山本の可能性を奪っているのではないかという思いからの「距離を置こう」発言で、これはこれで仕事人間の速見の思考としては分かるのね。
で、キーマンの古賀だけど転職ではなくて、会社が新製品の企画開発に特化した子会社を福岡に作り、その立ち上げメンバーに選ばれて、営業からもう一人連れて行くという話の様で、古賀が最初から山本狙いだったのか、速見に山本君でと頼まれたのかは分からないけど、とにかく山本には仕事としてはチャンスな訳で。二人がどういう結論を出す最終回になるのか楽しみ。
※今回の結婚式場でのドタバタは主役の二人は不在だし、要らなかったなあ。スベり倒していたし引き延ばし感が半端無かった。
脚本=橋本夏 演出=紙谷楓
- << 413 【2023春ドラマ】 「わたしのお嫁くん」全11話終了。 【サラバ!旅立ちの時…!わたし達が出した答え!】 距離をおこう→別れよう→引っ越すので断捨離しよう→捨てられないのは一つ一つに彼との思い出が有るから→私には彼が必要! で、追い掛けて空港で捕まえる。そこからの互いの“お気持ち表明”の台詞が長いだけで、ちっとも胸を打たない。 あのペアグラスは初回の断捨離で速見が捨てられなくて、山本も認めて取っておいた物。だからその一つに山本が返却した二人の部屋の鍵を入れて渡して、「あの部屋で待ってるから」って速見が言うだけで、十分気持ちは伝わるのでは?それに対して山本は静かに速見を抱き締めればいいのだから。(←あんな無理してキスシーンにする必要は全く無し) 赤嶺の“はやみん推し”が発覚し、翌週のキャンプ回で速見が誓約書撤回を長兄に申し出る、あの辺り迄かなあ、掛け値なしに楽しくて面白かったのは。 赤嶺さんというキャラクターが大ヒットした迄は良かったのだが、終盤は脚本家が上手く使いこなせていなかった様に感じたし、速見と山本の心境を台詞で説明してしまうシーンも多くて、段々興醒めして行った様に思う。 主役の二人は役柄にピッタリ合っていたし、兄ズのお二人と赤嶺の仁村紗和、金言で支えた中村蒼と、役者は申し分なかっただけに、脚本家の力不足は勿体無かったな。 脚本=橋本夏 演出=紙谷楓
>> 390
【2023春ドラマ】
「あなたがしてくれなくても」9話まで終了。
興信所に吉野家の事を調べさせて陽一の職場迄押し掛けた楓。“杭”…
【2023春ドラマ】
「あなたがしてくれなくても」10話まで終了。
【好きなのに…それぞれの選択】
もっとゴネると思っていた陽一が、さほど抗わずに離婚届にサインをしたのは、誠に「貴方にみちの気持ちなんか分かる訳無いでしょう」と言ったら「じゃあ貴方には分かるんですか?」と即座に返され、「気持ちが分かっていたら、みちさんは一人で苦しむ事は無かったと思います」と言われた事が大きかったのではないかな。
“人の気持ちを察する”事が苦手な陽一は、みちの言葉は右から左だったけど、誠に言われてやっと“そうだったのかな”と思い始め、だからみちに子供の事であの時「何て言えば良かったの?」と確認して、「みちの子供が欲しいって言って欲しかった」と言われ、「うん分かった、俺にはその言葉は言えない」だから離婚届にサインしたのかなと。
みちは誰にも縛られずに一人で生きて行くと誠に告げたけど、陽一も含めたこの三人は、取り敢えず仕事に逃げる事は出来る。
今回、何気に一番ダメージが大きかったのは楓なのでは?
冒頭にMEGUMIが皆に、「新しい編集長が決まったら…」という言い方をした時に予感は有ったんだけど、やっぱり梯子を外されてしまった楓。あの性格と仕事振りでは任せ切れないという判断なのだろうね、上層部も。プライドの高い楓は、あのままあそこで頑張れるのかね。
脚本=おかざきさとこ 演出=高野舞
- << 414 【2023春ドラマ】 「あなたがしてくれなくても」全11話終了。 【ちゃんと決着をつけたい…】 別れて1年弱で陽一とよりを戻したらしいみちと、そういう結末にした制作陣が、ネットでは多くの“あなしてファン”から叩かれている。 前回、梯子を外された楓は育児雑誌の編集部に異動し、もうすぐその編集長になるとかで、表面上は誠との関係も良好に保ち、みちには毒舌を吐きながらも一緒に酒を飲む、サバサバ系のカッコいい女に変貌を遂げたせいか、“新名夫妻をぶっ壊したみちが、何で陽一に戻るのか、許せない”という事らしい。でも新名夫妻をぶっ壊したのは夫を“家庭内放置”し続けた楓だからね。 誠はずっとみちに本気だったけど、みちは一線を越えようとはしなかったし、互いの離婚後の誠の告白にもOKはしなかった。 “みちは一人で生きて行きたいと言ったのに元サヤに収まった”のも許せない理由らしいが、元々みちから惚れた男だし、離れてみたら“やっぱり側にいたい”と思うのは有り得ると思う。 「あなたがしてくれなくても」私を思ってくれる人はいる…ではなくて、「あなたがしてくれなくても」それでも貴方と生きて行きたい…離れてみてその思いに気付いた、そういう物語だったんだなって、それはそれで納得したんだけど、どうやら私は少数派みたい(笑) 脚本=市川貴之 脚本協力=黒田狭 演出=西谷弘
>> 395
【2023夏ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない
「真…
【追記あり】
【2023夏ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない
「真夏のシンデレラ」森七菜、間宮祥太朗 △
「転職の魔王」成田凌 △
「さらば、佳き日」山下美月、鈴木仁 ✕←初回のみ観て視聴離脱
「シッコウ!!」伊藤沙莉 ○
「18/40ふたりなら夢も恋も」福原遥、深田恭子 △
「こっち向いてよ向井くん」赤楚衛二 △
「ばらかもん」杉野遥亮 △
「ハヤブサ消防団」中村倫也 ○
「この素晴らしき世界」若村麻由美 ○
「彼女たちの犯罪」深川麻衣 △
「ブラックポストマン」田中圭 △
「トリリオンゲーム」目黒蓮 △
「警部補ダイマジン」生田斗真 △
★「初恋、ざらり」小野花梨、風間俊介 △
「やさしい猫」優香 ○
「最後の教師」松岡茉優 △
「ギフテッド」増田貴久 △
「VIVANT」堺雅人 ○
「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ ○←野島伸司脚本
「CODE-願いの代償-」坂口健太郎 △
★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
「しずかちゃんとパパ」吉岡里帆、笑福亭鶴瓶 ○
今年3月からNHKBSPドラマとして放送済みなので、シーズン枠外として視聴予定
- << 427 【追記あり】 【2023夏ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 ○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない 「真夏のシンデレラ」森七菜、間宮祥太朗 △ 「転職の魔王」成田凌 △ 「さらば、佳き日」山下美月、鈴木仁 ✕←初回のみ観て視聴離脱 「やわ男とカタ子」三浦翔平 △←「さらば、佳き日」の後番組 「シッコウ!!」伊藤沙莉 ○ 「18/40ふたりなら夢も恋も」福原遥、深田恭子 △ 「こっち向いてよ向井くん」赤楚衛二 △ 「ばらかもん」杉野遥亮 △ 「ハヤブサ消防団」中村倫也 ○ 「この素晴らしき世界」若村麻由美 ○ 「彼女たちの犯罪」深川麻衣 △ 「ブラックポストマン」田中圭 △ 「トリリオンゲーム」目黒蓮 △ 「警部補ダイマジン」生田斗真 △ ★「初恋、ざらり」小野花梨、風間俊介 △ 「やさしい猫」優香 ○ 「最後の教師」松岡茉優 △ 「ギフテッド」増田貴久 △ 「VIVANT」堺雅人 ○ 「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ ○←野島伸司脚本 「CODE-願いの代償-」坂口健太郎 △→○ ★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ (関東の番組表より) シーズン枠外「しずかちゃんとパパ」吉岡里帆 ○
>> 396
【2023夏ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない
…
【追記あり】
【2023夏ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない
★「紅さすライフ」大西流星 △
「ウソ婚」菊池風磨 △
★「なれの果ての僕ら」井上瑞稀 △
★放送中「スイートモラトリアム」鈴鹿央士 ✕
★「埼玉のホスト」山本千尋 △(スイートモラトリアムの後番組)
★「DIY!!」上村ひなの △
★「みなと商事コインランドリー2」草川拓弥 ✕(ParaviがU-NEXTに統合された為、枠名がドラマNEXTに変更)
★「週末旅の極意」観月ありさ ○
放送中「犬と屑」倉悠貴 ○
★放送中「量産型リコS2」与田祐希 ✕
★放送中「4月の東京は…」櫻井佑樹、髙松アロハ △←初回のみ観て視聴離脱
★「癒やしのお隣さんには秘密がある」田辺桃子、小関裕太 △
★「晩酌の流儀S2」栗山千明 △←観たとしても感想は書かない
「ノッキンオン・ロックドドア」松村北斗、西畑大吾 △
「ハレーションラブ」髙橋ひかる △
★「around1/4 アラウンドクォーター」佐藤大樹 △
★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
※「みなと商事コインランドリーS2」は、S1を未視聴の為、今作も視聴予定なし。
- << 420 【2023夏ドラマ】 「なれの果ての僕ら」井上瑞稀主演 冒頭から15分過ぎ迄は何とか観たが、それが限界でこういうのは自分はダメだわ、無理して迄観たいとは全く思わないので、これにて退散!
- << 428 【追記あり】 【2023夏ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演 ○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない ★「紅さすライフ」大西流星 △ 「ウソ婚」菊池風磨 △ ★「なれの果ての僕ら」井上瑞稀 △→✕ ★「スイートモラトリアム」鈴鹿央士 ✕ ★「埼玉のホスト」山本千尋 △(スイートモラトリアムの後番組) ★「DIY!!」上村ひなの △→✕初回のみ観て視聴離脱 ★「みなと商事コインランドリー2」草川拓弥 ✕ ★「週末旅の極意」観月ありさ ○ 「犬と屑」倉悠貴 ○ 「結婚予定日」松田元、大原櫻子 △(「犬と屑」の後番組) ★「量産型リコS2」与田祐希 ✕ ★「4月の東京は…」櫻井佑樹、髙松アロハ △→✕初回のみ観て視聴離脱 ★「癒やしのお隣さんには秘密がある」田辺桃子、小関裕太 △ ★「晩酌の流儀S2」栗山千明 △←観ても感想は書かない 「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」畑芽育 △(土曜14:30〜の枠) 「ノッキンオン・ロックドドア」松村北斗、西畑大吾 △ 「ハレーションラブ」髙橋ひかる △ ★「around1/4 アラウンドクォーター」佐藤大樹 △ ★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ (関東の番組表より) ※「みなと商事コインランドリーS2」は、S1を未視聴の為、今作も視聴予定なし。
>> 391
【2023春ドラマ】
「勝利の法廷式」9話まで終了。
【再開】
蒼はあくまでも早乙女蓮を殺したのは黒澤だと思い込み、そのアリバ…
【2023春ドラマ】
「勝利の法廷式」全10話終了。
【約束】
速水の動機が“ほぼ屁理屈”で納得が出来ない。速水の母親は夫の芳野からのパワハラに苦しみ、離婚後、精神を病み「人生をやり直したい」と言って自死した。だから母親と同じ様な目をしてる女性を見ると、人生をやり直させてあげたくて殺して儀式をしたと。即ち胎児姿勢、エンジェルナンバー5は変化と発展、好転の意味を持つので5連の指輪、そして赤ちゃんの匂いのする香水の3点セット。十和なんて忙しい黒澤が待ち合わせに遅れて、待ちわびて少しアンニュイな表情をしていただけなのに、あれだけで病んだ母親と同じレベルと判断されるなんて、そうしたら速水は毎日どころか毎時間、誰かを生まれ変わらせなきゃいけない事になるし、あれは設定として無理が有り過ぎでしょ。
蓮を殺したのは息子の犯行をバラされたくなかった芳野で、流川父が花の裁判で花が不利になる様に画策したのは、やはり流川が数々の裁判で有利になる様にカルテを捏造していた事を芳野に掴まれ、脅されていたから。流川は藤堂からその事を蒼に話させて、裁判で蒼から追求されて認める形を取った部分は、息子を思う人間味が感じられて良かった。
ずっと面白かったのに、最後でガッカリの最悪パターンになっちゃったなあ。
脚本=本田隆朗 演出=宝来忠昭
>> 359
【2023春ドラマ】
「弁護士ソドム」4話まで終了。
やっぱり渉の父・宏(勝村政信)は記憶喪失だった。誰か(牧師?)があの病院に…
【2023春ドラマ】
「弁護士ソドム」全7話(初回が通常の2倍枠だったので実質全8話)終了。
山下美月の変装が気合が入っていて良かったのも最初の頃だけで、段々手抜きになるに連れて、ドラマ自体の面白さも失われて行くというね…。
縦軸も“牧師の声は竹中直人”ってネットではバレバレで、予想通り五条グループの代表として出て来た時点で“はい決定!”だったし、渉の両親と司法修習同期で、母親が死に父親が行方不明になってからは、親代わりとして面倒を見て来たという弁護士事務所代表の曽我も、光石研が演じている時点でずっと“本当は親の仇なんじゃないの?”って思っていてやっぱりそうだったし、ある意味分かり易いドラマだったけど、真相が雑過ぎてがっかりだし、渉の父なんて記憶を取り戻して「追われてる!」って渉に電話をして来た後は完全放置だし(笑)
でんでんのその後は見せてくれたのに、勝村政信は放置(笑)
結局まどかのキャラは最後迄好きになれなかったな。
脚本=泉澤陽子 演出=及川拓郎
>> 367
【2023春ドラマ】〚ワンポイント感想〛
「月読くんの禁断お夜食」5話まで終了。
浅香航大と歩いている時は、ヒールの有る靴を履いてい…
【2023春ドラマ】〚ワンポイント感想〛
「月読くんの禁断お夜食」全9話終了。(最終回は通常の2倍枠だったので実質全10話)
基本は飯テロドラマで、そこに月読(萩原利久)の料理と会話のおかげで、精神的な余裕が持てる様になった主人公のパーソナルトレーナーそよぎ(トリンドル)の人間的な成長話と、弟の料理の才能を見抜き、専門学校から就職迄導いてくれた兄からの月読の自立話と、いつの間にか意志を持って動き始めた弟を手放す迄の兄の葛藤話を少しずつ混ぜ込んだって感じ。料理以外の映像は雑な部分も有ったし、飯テロ以外の見どころはあまり無かったなという印象。
9話は、脚本=松田裕子 演出=Yuki Saito
「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」9話まで終了。
ラストまで感想は書かないつもりだったけど、呆れてしまった事が有ったので一点だけ。
ワームホールに入り、2026年のTXの線路上にあの5号車で戻って来たら、線路の保安業務担当者と思われる3人が“誰?何でここに?”と言わんばかりの、2023年に起きた“2車両ごと100人以上の乗客が消えた”大事件を全く知らない様な反応をしていたのだが、これは有り得ないだろう。
警察も政府もメディアも反応が鈍く、ネット界隈だけが騒いで帰還者を傷付ける“クソな世界”を際立たせたいが為の“クソ展開”に喝!
9話は、脚本=金子ありさ 演出=岡本伸吾
- << 415 【2023春ドラマ】 「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」全10話終了。 まあ脚本家の能力不足も有ったけど、そもそもの話として、テレビ局も不景気の影響を受けて制作費が削減されている時に、こんな本来なら大金を掛けなければ成立しない様な企画を押し通してしまった制作+編成に、“見通しが甘過ぎる!”と喝を入れておきたい。 6号車の少年の足でも容易く往復出来る様な距離に有る川さえ見つけられなかった白浜をリーダーとする5号車の面々なのに、人海戦術が必要な、8話で鉄道会社の自前の変電所を見付ける為に手掘りでケーブルを辿って行くシーンさえ、“いつメン”に毛の生えた様な人数しか参加せず、それでも見付けてしまうご都合主義。モブキャラには“婚活姉さん”より動けそうな男だって居たのに、何故ロケに参加させない? サバイバル生活なのに男の髭が伸びないのも同じ理由。費用の節約>説得力の現実が透けて見えて切ない。 でもまあ世紀の駄作になってしまった一番の理由は、脚本家の能力不足にあるのは間違いない。共にアイディアを出し合うべきプロデューサー、ディレクター達の発想力不足も否めない。 大金を掛けなくても済む現代社会に戻ってからの話の展開を見ても、制作陣の発想力不足は明らかで、このテーマは彼らには荷が重過ぎた、それが一番の感想だ。 脚本=金子ありさ 演出=田中健太
>> 397
【2023春ドラマ】
「ラストマン-全盲の捜査官-」8話まで終了。
【責任】
バスジャック犯の清水拓海(京本大我)の事情(2年…
【2023春ドラマ】
「ラストマン-全盲の捜査官-」9話まで終了。(15分拡大)
【正義の行方】
41年前の皆実家強盗放火殺人事件の真実とは?いよいよこの縦軸一本に絞った話が始まった。
当時の調書と皆実の記憶を元にどういう事件だったのかを紐解いた上で、ラストマン皆実が調書の疑問点を4つ指摘し、なる程これはやはりおかしいのではと思わせてくれる。
そして公共事業の利権を貪り尽くしていた政界のドンで、京吾の妻の父・弓塚と京吾の父・清二とのズブズブの関係。
弓塚の手先だった男を殺した事件を、「あれは事故だ、弓塚先生からの指示だ」と京吾に伝えた清二が、その後に言った言葉、「大きな安定の為に小さな悪事に目をつぶらなきゃならんこともある」「自分の正義を貫く為には上に立つ事だ」この傲慢さと歪んだ正義感が冤罪を生んだのか?
まだ“護道家の正義”を純粋に信じ、母からも背中を押された泉は、「人の命に重いも軽いもないよ」と、勇み足ではあったが刑事の仕事を全うし、刺されて心肺停止の状態に。
祖父さん二人の馴れ合いの犠牲者が孫、それでも“小さな悪事”だと流せるのか?“俺の命だけは重いのか?”って泉が問い掛けているのでは?
泉の生死は伏せ、心太朗の母は皆実の母なのか?という謎も残し、最終回が必ず観たくなる様な、メチャクチャ上手い脚本だなと思った。
脚本=黒岩勉 演出=平野佳一
- << 417 【2023春ドラマ】 「ラストマン-全盲の捜査官-」全10話終了。(25分拡大) 【わたしの家族】 昔の弓塚の不法行為の証拠を清二が特捜に渡し弓塚が逮捕され、池上殺人の教唆以外は罪を認めているが、時効の物ばかりだという話を聞いた時は、清二と弓塚が示し合わせているのだとばかり思っていたのだが、自分の妻殺しをもみ消してくれないなら、弓塚との違法な関係をバラすと皆実父に脅された清二は皆実父を殺して火を放ち、出くわした山藤を言いくるめて鎌田に罪を着せた張本人で、過去を知る池上を殺す様に仕向けたのも清二で、弓塚はただ売られただけだった。 鎌田が罪を認めたのは、皆実も実は鎌田の実子だが、失明した為に金も掛かるから皆実の祖父母に引き取って貰った方がいい、心太朗は自分が引き取って責任を持って育てるからと、清二に説得されたからだった。 鎌田は何一つ悪く無かった。 悪いのは皆実父と弓塚、そして最後は鎌田の口封じまでしようとした清二、この三人だった。 病床で意識が戻った鎌田の第一声が「腹減ってないか…心太朗」手を握り「お父さん…ごめん、お父さん」と子供に戻った様に大泣きする心太朗。 もうこのシーンで涙腺が完全崩壊した。 広げた風呂敷を綺麗に畳んだ黒岩氏は流石だったね。 泉も助かったし、今度は心太朗がアメリカに行くし、これはSPドラマか映画化、有りそうだな。 脚本=黒岩勉 演出=平野俊一
>> 398
【2023春ドラマ】
「日曜の夜ぐらいは…」7話まで終了。
“ジョーズ”まどか(矢田亜希子)と博嗣(尾美としのり)は、ちょこっと…
【2023春ドラマ】
「日曜の夜ぐらいは…」8話まで終了。
早朝から夜迄フル回転でバイトのシフトを埋めているサチは、皆を集めておきながら自分は出られないからと、若葉に一人一人へのメッセージを伝え、若葉経由で皆に話して貰う形を取る。
グループLINEで伝えれば他のメンバーも読めるけど、皆の前で口頭で伝えて、それに対して他のメンバーがあれこれ口を挟み混ぜ返したりで、ワイワイしながらお互いの事をより理解して行く、そういう場をサチは作りたかったのかなと。
設計図が読める富士子はリフォーム担当、邦子はカレーメニュー担当と、それぞれ正式に役割を決め、食器やエプロンは自分達で選び、徐々にではあるが形に成りつつあるカフェ。みねが会計を担当し締めてはいるが、既に通帳の残高は1,900万円弱位になっていた。
プロデューサーの賢太は付いているけど、本当に開店出来るのか不安になる位に、皆が未だに浮ついている様に見えるのは気のせいなのかな。
幸田さん(生田智子)経由で渡された、富士子が書いた嘘の引っ越し先を見て苦笑いのまどか(矢田亜希子)。
田所から、頑張ってる娘にタカるなんてと言われ、予告では邦子からも叱責される博嗣(尾美としのり)。
ひょっとして深く潜航したままでいてくれるのかなと、淡い期待を抱き始めたのだがどうなんだろう。
脚本=岡田惠和 演出=中村圭良
- << 418 【2023春ドラマ】 「日曜の夜ぐらいは…」9話まで終了。 最初の方で若葉は毒母のせいで周囲から白い目で見られ続け、サチはクズ父のせいで高校を中退して車椅子の母との生活費を稼がなければならず、二人共ずっと暗い表情で先の見えない日々を生きて来たという感じだったし、毒母とクズ父の嫌な感じも見せられていたので、サチ達が宝くじの当選を機に緩い形の共同体を作り、明るい表情で生き生きと暮らし始めても、“毒とクズがいつか来る、ぶち壊しに来る”という思いがずっと頭の片隅から消えないのだが、今回は博嗣がサチに3万をタカっていた事を知った邦子が博嗣を呼び出し、引っぱたいて「子供はやめなさい!サチにタカるなんて。私はダメな男を好きになった責任が有るけど、サチには無いから!」って叱り飛ばしていたし、富士子は万一を考えてなのかスタンガンを購入していたけど、嘘の住所と気付いた時の苦笑いを見ると、もしかしたらまどかはもう追い掛けて来ないのかな、このまま大きなトラブルも無くカフェをオープンして、取り敢えず共同体6人+賢太の笑顔が弾けて大団円で終わるのかな、ここまで来たらそっちの線で終わって欲しいんだけどなと思っている自分がいる。 もしそうなら有りそうで無かったタイプの作品になるかも。 脚本=岡田惠和 演出=朝比奈陽子
>> 399
【2023春ドラマ】
「風間公親-教場0-」10話まで終了。
【指輪のレクイエム】中込刑事編(=染谷将太)
22才年上の妻が、…
【2023春ドラマ】
「風間公親-教場0-」全11話終了。(15分拡大)
【仏罰の報い】
まず、隼田は十崎捜査専従班に志願して入っているから、今回の千枚通しが凶器の殺人事件の捜査にも加わったという理解でいいのかな。でも最後は警察学校に異動した風間に一人で会いに行き、指導を受けた刑事を代表してお礼を述べているし、隼田だからではなく新垣結衣だから特別扱いしている様に見えたのだが、いいのか?そんな事で。
さて今回の事件部分だが、2年前に眼科医の娘が診断し、実験事故後の清家が失明した事にした理由は何だったのかが分からなかった。娘は夫のDVで顔に痣が残るから眼科医は休業状態で、清家は毎月50万円も娘の夫に生活費を渡しているなら、尚の事、教授を続けるべきだったのでは?(まさかの障がい者年金狙い?)というか、まず裁判で別れさせて、それでも纏わり付くなら殺すしかない…ならまだ理解出来るのだけど。
十崎逮捕を映画かSPドラマまで引っ張るのは予想していたから、やっぱりなとしか思わなかったけど、風間の異動理由に“十崎の違法逮捕(末端警察官の意識の低さ)からの釈放”を使ったのは上手かったし、なる程と納得出来た。
全体の感想として連ドラにしたのは失敗だったな。
前後編のSPドラマからの劇場版で十崎の件は完結、で良かったのでは?
脚本=君塚良一 演出=中江功
>> 401
【2023春ドラマ】
「王様に捧ぐ薬指」9話まで終了。
前回の感想で東郷は、『この先にまだ仕掛けて来そうな“静爆弾”にも負けない…
【2023春ドラマ】
「王様に捧ぐ薬指」全10話終了。
東郷の婚約を知り、不満を漏らした綾華にまず神山が事情を話し、両親にも話を聞いた綾華は、“昔の東郷に戻ってしまった”と愚痴るハチに協力をさせて、あの別荘で東郷と二人きりになる状況を作り、「家族なんだから東郷の事は私が守る」と素直な気持ちをぶつけて東郷の過剰な思いやりは拒否し、二人はやはり愛を貫く事にする。
家同士の利益の為に婚約し、1ヶ月後には挙式が決まっていた美玲(早見あかり)の実家と、短時間でどう話を付けたのかは全カットで、静に結婚を認めさせるシーンに移行。
途中から桜庭新(北村匠海)と東郷の父も出て来て4人がかりで静を説得。
父が言うには自分も静も、家の為に本当に好きな人と一緒になる事は許されなかったと。
だから静は東郷にも同様の事を求め、父は今迄は黙認していたという事なのかね。でも何にも関係ない綾華父の友人の会社を倒産させた時点で、腫れ物に触る様な態度は改めるべきだったよね。
この両親の設定だけは最後迄納得が行かなかったわ。
このドラマを観続けた最大の理由は、橋本環奈と山田涼介のカップルが本当にお似合いで、愛犬ネギも含めた二人と一匹の可愛らしい関係にキュンキュンし、癒やされたから。キャスティングPは本当にいい仕事をしたわ。
脚本=倉光泰子 演出=坪井敏雄
>> 402
【2023春ドラマ】
「わたしのお嫁くん」10話まで終了。
【私たち、距離を置こう…すれ違う二人の気持ち…!?】
もうサブタイ…
【2023春ドラマ】
「わたしのお嫁くん」全11話終了。
【サラバ!旅立ちの時…!わたし達が出した答え!】
距離をおこう→別れよう→引っ越すので断捨離しよう→捨てられないのは一つ一つに彼との思い出が有るから→私には彼が必要!
で、追い掛けて空港で捕まえる。そこからの互いの“お気持ち表明”の台詞が長いだけで、ちっとも胸を打たない。
あのペアグラスは初回の断捨離で速見が捨てられなくて、山本も認めて取っておいた物。だからその一つに山本が返却した二人の部屋の鍵を入れて渡して、「あの部屋で待ってるから」って速見が言うだけで、十分気持ちは伝わるのでは?それに対して山本は静かに速見を抱き締めればいいのだから。(←あんな無理してキスシーンにする必要は全く無し)
赤嶺の“はやみん推し”が発覚し、翌週のキャンプ回で速見が誓約書撤回を長兄に申し出る、あの辺り迄かなあ、掛け値なしに楽しくて面白かったのは。
赤嶺さんというキャラクターが大ヒットした迄は良かったのだが、終盤は脚本家が上手く使いこなせていなかった様に感じたし、速見と山本の心境を台詞で説明してしまうシーンも多くて、段々興醒めして行った様に思う。
主役の二人は役柄にピッタリ合っていたし、兄ズのお二人と赤嶺の仁村紗和、金言で支えた中村蒼と、役者は申し分なかっただけに、脚本家の力不足は勿体無かったな。
脚本=橋本夏 演出=紙谷楓
>> 403
【2023春ドラマ】
「あなたがしてくれなくても」10話まで終了。
【好きなのに…それぞれの選択】
もっとゴネると思ってい…
【2023春ドラマ】
「あなたがしてくれなくても」全11話終了。
【ちゃんと決着をつけたい…】
別れて1年弱で陽一とよりを戻したらしいみちと、そういう結末にした制作陣が、ネットでは多くの“あなしてファン”から叩かれている。
前回、梯子を外された楓は育児雑誌の編集部に異動し、もうすぐその編集長になるとかで、表面上は誠との関係も良好に保ち、みちには毒舌を吐きながらも一緒に酒を飲む、サバサバ系のカッコいい女に変貌を遂げたせいか、“新名夫妻をぶっ壊したみちが、何で陽一に戻るのか、許せない”という事らしい。でも新名夫妻をぶっ壊したのは夫を“家庭内放置”し続けた楓だからね。
誠はずっとみちに本気だったけど、みちは一線を越えようとはしなかったし、互いの離婚後の誠の告白にもOKはしなかった。
“みちは一人で生きて行きたいと言ったのに元サヤに収まった”のも許せない理由らしいが、元々みちから惚れた男だし、離れてみたら“やっぱり側にいたい”と思うのは有り得ると思う。
「あなたがしてくれなくても」私を思ってくれる人はいる…ではなくて、「あなたがしてくれなくても」それでも貴方と生きて行きたい…離れてみてその思いに気付いた、そういう物語だったんだなって、それはそれで納得したんだけど、どうやら私は少数派みたい(笑)
脚本=市川貴之 脚本協力=黒田狭 演出=西谷弘
>> 408
【2023春ドラマ】〚ワンポイント感想〛
「月読くんの禁断お夜食」全9話終了。(最終回は通常の2倍枠だったので実質全10話)
基本は…
【2023春ドラマ】
「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」全10話終了。
まあ脚本家の能力不足も有ったけど、そもそもの話として、テレビ局も不景気の影響を受けて制作費が削減されている時に、こんな本来なら大金を掛けなければ成立しない様な企画を押し通してしまった制作+編成に、“見通しが甘過ぎる!”と喝を入れておきたい。
6号車の少年の足でも容易く往復出来る様な距離に有る川さえ見つけられなかった白浜をリーダーとする5号車の面々なのに、人海戦術が必要な、8話で鉄道会社の自前の変電所を見付ける為に手掘りでケーブルを辿って行くシーンさえ、“いつメン”に毛の生えた様な人数しか参加せず、それでも見付けてしまうご都合主義。モブキャラには“婚活姉さん”より動けそうな男だって居たのに、何故ロケに参加させない?
サバイバル生活なのに男の髭が伸びないのも同じ理由。費用の節約>説得力の現実が透けて見えて切ない。
でもまあ世紀の駄作になってしまった一番の理由は、脚本家の能力不足にあるのは間違いない。共にアイディアを出し合うべきプロデューサー、ディレクター達の発想力不足も否めない。
大金を掛けなくても済む現代社会に戻ってからの話の展開を見ても、制作陣の発想力不足は明らかで、このテーマは彼らには荷が重過ぎた、それが一番の感想だ。
脚本=金子ありさ 演出=田中健太
【2023夏ドラマ】
「やさしい猫」(NHK)脚本=矢島弘一
出演=優香、伊東蒼、オミラ・シャクティ、池津祥子、石川恋、山内圭哉、太田結乃、岡本士門、(以下2話以降出演 南出凌嘉、麻生祐未、余貴美子、滝藤賢一、吉岡秀隆) 他
中島京子の小説原作。《土曜ドラマ・49分枠》(全5話予定)
東京で小学生の娘マヤ(太田)と二人暮らしのミユキ(優香)は、震災後の宮城でのボランティア活動で知り合ったスリランカ人のクマラ(オミラ)と東京で再会、娘も交えた交流が始まり、ミユキの突然の入院時にクマラがマヤの側に居てくれた事をきっかけに二人は徐々に距離を詰めて三人での同居が始まり、マヤ(伊東)の中学入学を機にクマラは正式にプロポーズ、娘の為にその話は避けて過ごしたかったというミユキも、彼の誠実で熱心な言葉を信じて受け入れ、遠くで成り行きを見詰めていたマヤもクマラのガッツポーズを見て大喜びする。
初回は三人が家族になる迄の日々が描かれた、これから始まる戦いの日々の前日譚。
総じて幸せそうな彼らを心穏やかに観ていられたのだが、その中にも人種差別に近い描写(彼がもし欧米系の白人でも同じ態度をした?)が有って、中身を知る前に肌の色の違いだけで色眼鏡で見てしまう、島国根性の欠点が映し出されていて、この先ピリ辛のドラマになるのだろうなとは思っている。
脚本=矢島弘一 演出=柳川強
- << 423 【2023夏ドラマ】 「やさしい猫」2話まで終了。 このドラマを観る前に、オーバーステイで入管に拘束されたスリランカ人の夫の強制送還を阻止する為に、裁判で戦うシングルマザーから妻となった女性の話というのは読んでいて、色々有りながらも婚約をした時点で、この女性は何故彼の在留カードを確認しておかなかったのかなという疑問は有ったのだが…。 日本は在留カードの資格によって、働ける職業が制限されているというのは、詳しくは私も理解していなかったが、オーバーステイからの強制送還に関してはニュースにもなるし、期限が有って更新するには手続きが必要という事位は、日本人の頭には有って当然だと思っていたし、結婚相手なら尚の事まず一番に確認すべき事なのではと思うのだが。 職場が倒産してしまった事は彼にとって大誤算だったとは思うが、それを直ぐに彼女に相談しなかった彼、異変は感じつつも直ぐには聞けなかった彼女、この辺りの国民性の違いから来る齟齬も、マイナスに作用してしまった様だが、とにかくぶつかり合って理解し合い、そこでやっとミユキが期限を確認、あれで仮に間に合っていたとしても、あんなギリギリでは偽装結婚を疑われても仕方ないのかも。ましてやオーバーしてるのだから。 そしてここからは入管vs人権派弁護士+ミユキ派の戦いが始まる。 脚本=矢島弘一 演出=安藤大佑
>> 409
【2023春ドラマ】
「ラストマン-全盲の捜査官-」9話まで終了。(15分拡大)
【正義の行方】
41年前の皆実家強盗放火殺人…
【2023春ドラマ】
「ラストマン-全盲の捜査官-」全10話終了。(25分拡大)
【わたしの家族】
昔の弓塚の不法行為の証拠を清二が特捜に渡し弓塚が逮捕され、池上殺人の教唆以外は罪を認めているが、時効の物ばかりだという話を聞いた時は、清二と弓塚が示し合わせているのだとばかり思っていたのだが、自分の妻殺しをもみ消してくれないなら、弓塚との違法な関係をバラすと皆実父に脅された清二は皆実父を殺して火を放ち、出くわした山藤を言いくるめて鎌田に罪を着せた張本人で、過去を知る池上を殺す様に仕向けたのも清二で、弓塚はただ売られただけだった。
鎌田が罪を認めたのは、皆実も実は鎌田の実子だが、失明した為に金も掛かるから皆実の祖父母に引き取って貰った方がいい、心太朗は自分が引き取って責任を持って育てるからと、清二に説得されたからだった。
鎌田は何一つ悪く無かった。
悪いのは皆実父と弓塚、そして最後は鎌田の口封じまでしようとした清二、この三人だった。
病床で意識が戻った鎌田の第一声が「腹減ってないか…心太朗」手を握り「お父さん…ごめん、お父さん」と子供に戻った様に大泣きする心太朗。
もうこのシーンで涙腺が完全崩壊した。
広げた風呂敷を綺麗に畳んだ黒岩氏は流石だったね。
泉も助かったし、今度は心太朗がアメリカに行くし、これはSPドラマか映画化、有りそうだな。
脚本=黒岩勉 演出=平野俊一
>> 410
【2023春ドラマ】
「日曜の夜ぐらいは…」8話まで終了。
早朝から夜迄フル回転でバイトのシフトを埋めているサチは、皆を集めてお…
【2023春ドラマ】
「日曜の夜ぐらいは…」9話まで終了。
最初の方で若葉は毒母のせいで周囲から白い目で見られ続け、サチはクズ父のせいで高校を中退して車椅子の母との生活費を稼がなければならず、二人共ずっと暗い表情で先の見えない日々を生きて来たという感じだったし、毒母とクズ父の嫌な感じも見せられていたので、サチ達が宝くじの当選を機に緩い形の共同体を作り、明るい表情で生き生きと暮らし始めても、“毒とクズがいつか来る、ぶち壊しに来る”という思いがずっと頭の片隅から消えないのだが、今回は博嗣がサチに3万をタカっていた事を知った邦子が博嗣を呼び出し、引っぱたいて「子供はやめなさい!サチにタカるなんて。私はダメな男を好きになった責任が有るけど、サチには無いから!」って叱り飛ばしていたし、富士子は万一を考えてなのかスタンガンを購入していたけど、嘘の住所と気付いた時の苦笑いを見ると、もしかしたらまどかはもう追い掛けて来ないのかな、このまま大きなトラブルも無くカフェをオープンして、取り敢えず共同体6人+賢太の笑顔が弾けて大団円で終わるのかな、ここまで来たらそっちの線で終わって欲しいんだけどなと思っている自分がいる。
もしそうなら有りそうで無かったタイプの作品になるかも。
脚本=岡田惠和 演出=朝比奈陽子
- << 424 【2023春ドラマ】 「日曜の夜ぐらいは…」全10話終了。 邦子は博嗣の性格を知り尽くしているから毎月千円ずつ返済する様に約束させて、博嗣は最初の千円を返しに来たけど、サチからするとあと29回もクズ父が会いに来る訳で、それは有難迷惑だろうなと思ったら、その後サチのファミレスで働き始めていて、改心した様な爆弾を抱えている様な、どっち付かず状態だし、まどかはカフェを突き止めて来店し、若葉考案メニューを初注文した客になり、「何でそれ?」と若葉に聞かれて「一番美味そうだから」って答えて、若葉も少し顔が柔らかくなっていたけど、あれって“ねばーる”=ねばーる君=茨城県のゆるキャラでピンと来たんだろうなと思ったのだが、その後若葉の通帳を「貯金の仕方が重くて」と言いながら返して去って行ったけど、1/3位は使っていたし、いつまた金をせびりに来るかは分からない訳で、また翔子の母親は開店のチラシをポストに入れても梨の礫のままで、3人が抱えていた家族の問題は解決はしていないのだけど、宝くじ当選という奇跡を自分達の現状を変える為に一緒に有効活用し、家族に代わる様な共同体を作り、カフェを成功させるという目標が生きる張り合いになれば、人ってあれだけ表情が明るくなるんだという事を見せてくれて、総体としてはある種のファンタジーだったけど、とても満足度の高い良いドラマだった。 脚本=岡田惠和 演出=新城毅彦
【2023春ドラマ】〚ワンポイント感想〛
「だが、情熱はある」全12話終了。
髙橋、森本ご両人の、対象人物(若林、山里)に寄せて行った努力には敬意を表するが、外見的に特徴が有って効果が可視化し易い山里を森本くんが演じたのはともかくとして、外見的な特徴が殆ど無い若林を演じたのが髙橋くんというのは、やはり努力をしても超えられない壁みたいな物を感じてしまって残念だったなと。(本人の問題ではなくてキャスティングの問題としてね)
芽が出る直前位からの物語は面白かったし、惹きつけられる部分も有って良かったと思う。
脚本=根本ノンジ 演出=光野道夫
「合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明」全11話終了。
椎名は後催眠の事など知らなくて、あの時は涼子に“3776計画”を知っていますか?と聞こうとしただけだと。それなら何で3、7、7、6って数字を区切って発音したの?
この演出に象徴される様に一事が万事この調子で雑で荒っぽいから、どういう見方をしたらいいのかが分からなくなってしまう残念なドラマだった。
特に下手な変装や成りすましに拘り過ぎたり、元弁護士やIQ140設定が殆ど生かされていなかった2/3位迄は、ゲスト頼みみたいな所が目立って中身はスカスカだったな。
何で視聴を続けたのかというと、天海祐希と松下洸平だったから、それしか無いわ。
脚本=根本ノンジ 演出=光野道夫
>> 286
【2023春ドラマ】
「隣の男はよく食べる」(TX.FCC.製作委員会)脚本=川﨑いづみ、的場友見 出演=倉科カナ、菊池風磨、山田真歩…
【2023春ドラマ】
「隣の男はよく食べる」全12話終了。
初回は食べるシーンが無かったのだが、その後は料理を作るシーンに二人で食べるシーンと、それなりに出て来てタイトル詐欺ではなかったけど、それよりもびっくりしたのはキスシーンにベッドシーンと、いわゆるイチャコラシーンの多い事で、そこでやっとこれは飯テロドラマではなくて年の差男女の恋愛ドラマなのだと気付いた次第。
10才差で男が25才だと、年上の女としてはああいう心配や悩みは常に持つだろうし、そこまでは気が回らない若い男にとっては“何なんだよめんどくさいな”という苛立ちの様な感情も過ぎってしまうのだろう。
年齢的に釣り合いそうな男と女をそれぞれの近くに登場させて、相手の気持ちを混乱させて、別れようからのやっぱりお互いが好きに収まるというのは、こういう物語の常套手段で“まあそうだよね”としか思えなかったけど、総体としては可もなく不可もなしといった所かな。
倉科カナと菊池風磨の組み合わせが意外だったけど、風磨くんが頑張って倉科カナに釣り合う様な雰囲気を作っていたので、その分はプラス評価。
脚本=川﨑いづみ 演出=井樫彩
>> 393
【2023夏ドラマ】
「犬と屑」(MBS,ファインエンターテイメント,製作委員会)脚本=阿相クミコ 他 出演=倉悠貴、三原羽衣、中村嶺…
【2023夏ドラマ】
「犬と屑」4話まで終了。
陽真が側に居てくれるとよく眠れるという麗香は秀司の子を妊娠しており、隣町の一軒家に引っ越して来た麗香は、子供が生まれる迄の間、一緒に暮らして助けて欲しいと頼み、受け入れる陽真。
麗香を慕っている高校の後輩の未夢(長月翠)が、幼馴染みの海(植村颯太)と遊びに来て陽真が同居している事に驚愕し、キツい口調で「何でダサ眼鏡が一緒に居るの!?だって秀司先輩は…」と喋り出すと慌てて止める麗香。
皆にバカにされていた高校時代、別け隔てなく接してくれた麗香は陽真の癒やしで有り、高嶺の花だけど密かに恋する存在だった。コスプレが好きで周りから浮いていた未夢にとっても、傷付いた時にそっと寄り添ってくれる麗香は特別な存在で、やはり恋をしていた様だ。
麗香が陽真の隣でしか眠れない事を知った未夢は、嫉妬を抑えられずに「ママが二人じゃダメ?支えたいの」と麗香に告白するも、やんわりと断られ遂に陽真に口走ってしまう。「秀司先輩は死んだんだよ!」
何となくそんな気はしていたが、それを聞いて頭を押さえながら断片的に何かを思い出す陽真。彼が殺してしまったのか?でもそれなら何故逮捕されていないのか。
秀司は鴨下(石川瑠華)にも手を出していたらしく、彼女は陽真が居るから転職して来てるよね、多分。それは仇だから?
いやあ面白い!
脚本=岡庭ななみ 演出=日高貴士
- << 469 【2023夏ドラマ】 「犬と屑」全8話終了。 鴨下(石川瑠華)は麗香の妊娠を知り、その子供を奪おうとするが、「この子は秀司の子ではない」と驚愕の事実を告げられて、その場に崩れ落ちる。 子供を欲しがった麗香に対し秀司は消極的で、人工授精も試みるが妊娠せず、他の男に頼めと言って麗香を傷付ける。 そんな中、あの日が来た。 「陽真、お前麗香と子供作んない?」「お前の好きな女に手を出して悪かったな」「お前に譲っておけば良かったな」 「お前はどんだけ人をバカにしたら気が済むんだよ」流石に言い返す陽真に、「麗香貰ってくんね?」と更に追い打ちをかける秀司。「ふざけんな!」と肩を押したら、足元のビール瓶に足を取られて倒れ、後頭部を縁石に打ち付けた秀司。 その後秀司は死に、葬儀の後、責任を感じた陽真は死のうとするが必死に止める麗香。その日、辛い二人は感情に任せて寝てしまう。そして麗香は妊娠し、その事を陽真に告げようと会いに来たら、陽真が秀司の死と麗香と寝た記憶を失っている事を知る。 結局事故死だったのか。あのケースだと救急車を呼べば警察も来るのではと思うが、麗香はどうやって誤魔化したのだろう。 何でも出来て皆の人気者設定の秀司が、バカっぽくて魅力的に見えないから、浮気をされても麗香が秀司に固執する事に説得力が無かったなあと、そこが残念だったな。 脚本=阿相クミコ 演出=上田迅
>> 416
【2023夏ドラマ】
「やさしい猫」(NHK)脚本=矢島弘一
出演=優香、伊東蒼、オミラ・シャクティ、池津祥子、石川恋、山内圭哉…
【2023夏ドラマ】
「やさしい猫」2話まで終了。
このドラマを観る前に、オーバーステイで入管に拘束されたスリランカ人の夫の強制送還を阻止する為に、裁判で戦うシングルマザーから妻となった女性の話というのは読んでいて、色々有りながらも婚約をした時点で、この女性は何故彼の在留カードを確認しておかなかったのかなという疑問は有ったのだが…。
日本は在留カードの資格によって、働ける職業が制限されているというのは、詳しくは私も理解していなかったが、オーバーステイからの強制送還に関してはニュースにもなるし、期限が有って更新するには手続きが必要という事位は、日本人の頭には有って当然だと思っていたし、結婚相手なら尚の事まず一番に確認すべき事なのではと思うのだが。
職場が倒産してしまった事は彼にとって大誤算だったとは思うが、それを直ぐに彼女に相談しなかった彼、異変は感じつつも直ぐには聞けなかった彼女、この辺りの国民性の違いから来る齟齬も、マイナスに作用してしまった様だが、とにかくぶつかり合って理解し合い、そこでやっとミユキが期限を確認、あれで仮に間に合っていたとしても、あんなギリギリでは偽装結婚を疑われても仕方ないのかも。ましてやオーバーしてるのだから。
そしてここからは入管vs人権派弁護士+ミユキ派の戦いが始まる。
脚本=矢島弘一 演出=安藤大佑
- << 435 【2023夏ドラマ】 「やさしい猫」3話まで終了。 やはり6年も一緒に暮らしていて、入籍したのは結果的に在留カードの期限が切れてからになってしまったら、「滞在する為の偽装ですよね」と言われてしまうよね。 入籍が完了し、入管に届出に行く寸前に品川駅前で職質をされ、オーバーステイが発覚して拘束されてしまったというのは確かに不運では有ったけど、それを以て警察がー、入管がー、日本政府がーって責め立てるのは、やはり違うんじゃないかなと思ってしまう。 このドラマでは、ミユキがたまたま入管の中では異質な存在だった職員の上原(吉岡秀隆)の知己を得た事で、退職して行政書士に転身した上原が、高校の同級生でこの種の裁判に強い弁護士の恵(滝藤賢一)を紹介してくれて、何とか希望の糸口が見えるという形を取っているけど、現実はそういう幸運付きでも無い限り勝てない種類の裁判だからなのだろうと理解した。 二人が愛し合い、マヤも含めた3人で暮らして来た事は、数々の証拠品や周囲の人達の証言で立証されると思うけど、ネックになるのはやはり何故ギリギリ迄入籍をしなかったのかという点だろうね。 脚本=矢島弘一 演出=柳川強 ※ウインブルドン決勝中継でドラマの放送は1回休止、次回は7/22放送
>> 418
【2023春ドラマ】
「日曜の夜ぐらいは…」9話まで終了。
最初の方で若葉は毒母のせいで周囲から白い目で見られ続け、サチはクズ父…
【2023春ドラマ】
「日曜の夜ぐらいは…」全10話終了。
邦子は博嗣の性格を知り尽くしているから毎月千円ずつ返済する様に約束させて、博嗣は最初の千円を返しに来たけど、サチからするとあと29回もクズ父が会いに来る訳で、それは有難迷惑だろうなと思ったら、その後サチのファミレスで働き始めていて、改心した様な爆弾を抱えている様な、どっち付かず状態だし、まどかはカフェを突き止めて来店し、若葉考案メニューを初注文した客になり、「何でそれ?」と若葉に聞かれて「一番美味そうだから」って答えて、若葉も少し顔が柔らかくなっていたけど、あれって“ねばーる”=ねばーる君=茨城県のゆるキャラでピンと来たんだろうなと思ったのだが、その後若葉の通帳を「貯金の仕方が重くて」と言いながら返して去って行ったけど、1/3位は使っていたし、いつまた金をせびりに来るかは分からない訳で、また翔子の母親は開店のチラシをポストに入れても梨の礫のままで、3人が抱えていた家族の問題は解決はしていないのだけど、宝くじ当選という奇跡を自分達の現状を変える為に一緒に有効活用し、家族に代わる様な共同体を作り、カフェを成功させるという目標が生きる張り合いになれば、人ってあれだけ表情が明るくなるんだという事を見せてくれて、総体としてはある種のファンタジーだったけど、とても満足度の高い良いドラマだった。
脚本=岡田惠和 演出=新城毅彦
【2023夏ドラマ】
「CODE-願いの代償-」(ytv)脚本=酒井雅秋 他 出演=坂口健太郎、染谷将太、松下奈緒、堀田真由、三浦貴大、兵頭功海、青柳翔、臼田あさ美、鈴木浩介、(玉山鉄二※初回は未出演) 他
台湾の映画&ドラマ「CODE」原作。《日曜ドラマ・55分枠》(全話数不明)
公式HPにこのドラマの惹句が“ノンストップ・クライム・サスペンス”と有ったのだが、初回に関しては惹句通りの仕上がりで、ハラハラしながら観ていたらあっという間に終わっていたという感じだった。
「CODE」という、願いは叶えてくれるけどその代償(殆どが犯罪行為?)はしっかりと要求され、スルーしたり失敗をすると命を取られる謎のアプリの事が、宮世琉弥が演じる悟の行動を通して端的に説明され、恋人(悠香)が非業の死を遂げて茫然自失の主人公(二宮)の元にも、そのアプリが大学時代の友人が紹介する形で届き、手を出してしまうと代償としての仕事で悟とクロスするという具合で、構成としては良く出来ていた。
二宮の最初の願いが何故「死の真相が知りたい」ではなく「声が聞きたい」だったのかとか、茫然自失とはいえ、刑事なのに運び屋みたいな事をさせられて何も感じなかったのかとか、引っ掛かる点は有ったけど、以降の伏線なのかなとここは好意的に解釈しておこう。
脚本=酒井雅秋 演出=森淳一(メインが木村ひさしじゃなくて一安心)
- << 437 【2023夏ドラマ】 「CODE-願いの代償-」2話まで終了。 前回はCODEというアプリについて、スマホの画面や悟、二宮の行動で“画”として見せて“説明”をしていたが、今回は二宮にCODEを勧めた佐々木(渋谷謙人)との電話内容で、インストール時点で☆が3つ与えられ、リクエストが承認されると見返りに任務が与えられ、それに失敗したり放棄したりすると制裁が行なわれて☆が1つ減り、☆が最後の1つになった時に行われる制裁は“本人の死”というCODEの仕組みの追加説明が行われ、分かりやすかったた。 二宮は、甲斐の手下に拉致暴行されているSの柏木(黒羽麻璃央)を救出せよという任務に間に合わなくて、失敗してしまったのだが、その事の制裁は、柏木の婚約者から二宮がSを辞めさせてくれなかったという抗議が来ているので、警察としては訴訟は避けたいからと、監察官から謹慎を命じられるというものだった。 これが制裁というのも変だし、悠香の事故の日に寺島を中に誘導したのは田波課長(鈴木浩介)だし(プレイヤー?それともミスリード?)、悠香や寺島の死を直ぐに事故死と断定して調べさせない警察の上層部も変だし、状況としてはCODEの元締めは警察、もしくは別の元締めと警察が結託している、のどちらかっぽいのだが…。 話は進むけど謎は残ったままで、次が観たくなる上手い作りになっている。 脚本=酒井雅秋 演出=森淳一
【2023夏ドラマ】
「シッコウ!!〜犬と私と執行官〜」(EX)脚本=大森美香 出演=伊藤沙莉、中島健人、笠松将、ファーストサマーウイカ、六角精児、菅原大吉、モロ師岡、宮崎美子、板谷由夏、渡辺いっけい、勝村政信、織田裕二 他
原案=小川潤平「執行官物語」。《火曜9時・54分枠》(全話数不明)初回は6分拡大
解錠しチェーンを切って債務者の部屋に入る執行官の小原(織田)に対して、「まるでヤミ金かヤクザみたいで…」と口走り嫌悪する主人公の吉野(伊藤)に、「でも私はこの仕事に誇りを持っている。誰かがやらなければならない」と話す小原。
そして執行補助者の長窪(笠松)は「守られない判決を執行するのが執行官。守られなければ判決書も只の紙」と吉野に説明する。この両者の言葉がこのお仕事ドラマの全てなのかなと思う。
私も執行官の仕事内容は差押えの紙を貼る事以外は殆ど知らなかったし、若い吉野が何も知らないのは普通だと思うけど、小原の身分が分かり、債権者の大家さんから「私が執行を頼んだの」と説明を受けてもなお、小原を“悪”、同情の余地がない様な債務者の住人を“被害者”みたいに判断し続ける吉野が理解出来ない。そうなってしまう吉野側の納得出来る様なエピソードが無いと、世間知らずで苛々させる主人公認定されて、それはツラい。
今作の織田さんは適度に枯れていていいわあ。
脚本=大森美香 演出=田村直己
- << 439 【2023夏ドラマ】 「シッコウ!!〜犬と私と執行官〜」2話まで終了。 今回の債務者(EXTuber轟木=細田善彦)は初回の夫婦よりも更に質が悪く、仲間からも見限られて訴訟を起こされる様な人間性なので、金は払わず訪ねて来た小原達の事を撮ってUPはしちゃうし、硬貨だけ入った瓶を渡して数えろと言ったり、札で欲しいなら3日後の23時55分に取りに来いと言い、言われた時間に訪問すると、1万円札を1枚ずつ放り投げて小原に拾わせ、その都度「後いくらだ?」と聞いて答えさせるというクズ男で、ここまでやられて小原がギリギリ耐えているのを横で見ていたら、流石に吉野も執行官の仕事の大変さを肌で感じて理解したらしく、ここから面白かったのは、小原の心の動きが分かる吉野が彼の気持ちをモノローグで代弁し、その上で辛くても紙幣を回収する様に促し、自分は栗橋と共に大量の硬貨を数えて債権回収終了に迄導いた所。 犬が苦手な小原は、犬の手懐け担当として吉野を雇ったのだが、流石の小原でも殴りたくなった相手に対しても冷静に対処した吉野に、意外に執行官としての資質が一番有るのではないかと感じた様だった。 リアルはもっと酷いクズが多いのだろうし、なる程、執行官は公務員なのに回収した債権から報酬を得る出来高制にしている意味がよく分かるケースだったわ。給料制だったらお札なんて拾えないよ。 脚本=大森美香 演出=田村直己
>> 404
【追記あり】
【2023夏ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観…
【追記あり】
【2023夏ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない
「真夏のシンデレラ」森七菜、間宮祥太朗 △
「転職の魔王」成田凌 △
「さらば、佳き日」山下美月、鈴木仁 ✕←初回のみ観て視聴離脱
「やわ男とカタ子」三浦翔平 △←「さらば、佳き日」の後番組
「シッコウ!!」伊藤沙莉 ○
「18/40ふたりなら夢も恋も」福原遥、深田恭子 △
「こっち向いてよ向井くん」赤楚衛二 △
「ばらかもん」杉野遥亮 △
「ハヤブサ消防団」中村倫也 ○
「この素晴らしき世界」若村麻由美 ○
「彼女たちの犯罪」深川麻衣 △
「ブラックポストマン」田中圭 △
「トリリオンゲーム」目黒蓮 △
「警部補ダイマジン」生田斗真 △
★「初恋、ざらり」小野花梨、風間俊介 △
「やさしい猫」優香 ○
「最後の教師」松岡茉優 △
「ギフテッド」増田貴久 △
「VIVANT」堺雅人 ○
「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ ○←野島伸司脚本
「CODE-願いの代償-」坂口健太郎 △→○
★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
シーズン枠外「しずかちゃんとパパ」吉岡里帆 ○
- << 429 【訂正と追記あり】 【2023夏ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 ○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない 「真夏のシンデレラ」森七菜、間宮祥太朗 △ 「転職の魔王」成田凌 △ 「さらば、佳き日」山下美月、鈴木仁 △→✕←初回のみで視聴離脱 「やわ男とカタ子」三浦翔平 △←「さらば、佳き日」の後番組 「シッコウ!!~犬と私と執行官」伊藤沙莉 ○ 「18/40ふたりなら夢も恋も」福原遥、深田恭子 △ 「こっち向いてよ向井くん」赤楚衛二 △ 「ばらかもん」杉野遥亮 ○ 「ハヤブサ消防団」中村倫也 ○ 「この素晴らしき世界」若村麻由美 ○ 「彼女たちの犯罪」深川麻衣 △ 「ブラックポストマン」田中圭 △ 「トリリオンゲーム」目黒蓮 △ 「警部補ダイマジン」生田斗真 △ ★「初恋、ざらり」小野花梨、風間俊介 △ 「やさしい猫」優香 ○ 「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」松岡茉優 △ 「ギフテッドseason1」増田貴久 △ 「VIVANT」堺雅人 ○ 「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ △ 「CODE-願いの代償-」坂口健太郎 △→○ ★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ (関東の番組表より) シーズン枠外「しずかちゃんとパパ」吉岡里帆 ○
>> 405
【追記あり】
【2023夏ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 …
【追記あり】
【2023夏ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない
★「紅さすライフ」大西流星 △
「ウソ婚」菊池風磨 △
★「なれの果ての僕ら」井上瑞稀 △→✕
★「スイートモラトリアム」鈴鹿央士 ✕
★「埼玉のホスト」山本千尋 △(スイートモラトリアムの後番組)
★「DIY!!」上村ひなの △→✕初回のみ観て視聴離脱
★「みなと商事コインランドリー2」草川拓弥 ✕
★「週末旅の極意」観月ありさ ○
「犬と屑」倉悠貴 ○
「結婚予定日」松田元、大原櫻子 △(「犬と屑」の後番組)
★「量産型リコS2」与田祐希 ✕
★「4月の東京は…」櫻井佑樹、髙松アロハ △→✕初回のみ観て視聴離脱
★「癒やしのお隣さんには秘密がある」田辺桃子、小関裕太 △
★「晩酌の流儀S2」栗山千明 △←観ても感想は書かない
「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」畑芽育 △(土曜14:30〜の枠)
「ノッキンオン・ロックドドア」松村北斗、西畑大吾 △
「ハレーションラブ」髙橋ひかる △
★「around1/4 アラウンドクォーター」佐藤大樹 △
★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
※「みなと商事コインランドリーS2」は、S1を未視聴の為、今作も視聴予定なし。
- << 434 【2023夏ドラマ】 「癒やしのお隣さんには秘密がある」田辺桃子、小関裕太 W主演 冒頭のストーカー的な小関裕太の演技には、コワッ!キモッ!っと思いながらも(演技を褒めてます)何とか耐えたのだが、7分頃から田辺桃子の後輩社員役の矢吹奈子が台詞を喋り始めたら、何だか急にシラケてしまって視聴意欲喪失、そのまま視聴離脱してしまった。 田辺桃子には期待しているけど、無理して観ようと迄は思わなかったので、これにて退散!
- << 436 【2023夏ドラマ】 「around1/4 アラウンドクォーター」佐藤大樹主演 全く情報を入れずに観始めたら、冒頭から次々に別々の男女のセックスシーンや欲情するシーンが映し出され、知らない役者さんも混ざっているから、これは何なんだろうと訳が分からないまま呆気に取られて観ていたら、5分近く経ってやっと台詞を喋り出して、そこからはまあドラマらしくはなったのだけど。 脚本、演出に惹かれる部分は無かったし、気になる役者さんも出ていないから、初回のみで視聴離脱する。
- << 441 【2023夏ドラマ】 「ウソ婚」菊池風磨主演 つい最近橋本環奈+山田涼介で同タイプのドラマを観たばかりで、お腹いっぱいなんだけどなあと思いながら観てみたら、設定も似ていて、違うのは“オレ様”が本当はずっと彼女が好きで、ウソ婚を装いながらもこの半年で本物にしようと思っている所。 ねるも思ったよりは演技力が付いて来ていて健闘はしているけど、王ささのベストカップルを観て来た身としては、風磨+ねるではどうしても見劣りしてしまうし、話の中身にもそそられないので、初回のみで視聴離脱する。
- << 463 【2023夏ドラマ】 「紅さすライフ」大西流星主演 初回に関しては、出番も多くキャラも立っていた井桁弘恵の方が主演感が有ったけど…。あと太眉にしてスッピン感を出す手法で、あの井桁弘恵を自然にダサく見せていたのは上手かった(ヨレヨレスーツや歩き方等、本人も工夫はしていたしね)。 これからメイク男子の大西くんの手によって綺麗に変身するのね、きっと。 あと起業もするみたいだから、そこが上手く噛み合うのかがポイントになるのかも。 取り敢えず様子見をしてみる。 脚本=松島瑠璃子 演出=今和紀 「埼玉のホスト」山本千尋主演 わざとなんだろうけど画がチープ、出演者も画に準じていて…おっと、誰か来たようだ…。 視聴意欲が全く起きなかったので、これは初回のみで視聴離脱する。 脚本=息吹一 演出=古林淳太郎
- << 475 【2023夏ドラマ】 「ノッキンオン・ロックドドア」松村北斗、西畑大吾W主演 何で発声の基本が出来ていない人(松村北斗)に声を張らせ、早口で喋る演技を要求するのだろう。喉だけで発声しているから、声を張るとそこだけ怒鳴っている様に聞こえてしまうし、早口で喋ると台詞が聞き取れない。役柄は小生意気で余裕のよっちゃんみたいな人物なのに、演じている本人からは必死さが漂っていて、どうにも身の丈に合わない役を押し付けられている様に感じられて…、これを観続ける忍耐力は無いので、初回のみで視聴離脱する。 脚本=浜田秀哉 演出=堤幸彦
- << 483 【2023夏ドラマ】 「結婚予定日」松田元、大原櫻子W主演 漫画原作らしく少し変わった設定の恋愛物(なのかな?)で、まあまあの仕上がりではあったけど、この先も観てみたいと思えるだけの原動力(このドラマに関しては特に主演の魅力)が若干足りないかなという印象なので、初回のみで視聴離脱する。 脚本=綿種アヤ 演出=深川栄洋
- << 487 【2023夏ドラマ】 「ハレーションラブ」(EX)脚本=若杉栞南 出演=髙橋ひかる、一ノ瀬颯、栁俊太郎、吉村界人、内藤理沙、川瀬莉子、濱田マリ、猪塚健太、嶋田久作、眞島秀和 他 オリジナル作品。《土曜ナイトドラマ・30分枠》(全話数不明) 髙橋ひかる主演という事で、全く期待していなかったから何も調べずに観たのだが、大学生で実家のカメラ店でも働く深山朱莉(髙橋ひかる)の日常を描きながらも、所々に嫌じゃない程度にホラーっぽさも漂い、30分ドラマの初回にしては多めに出て来た登場人物の関連性も、説明台詞ではなくて、互いの会話の中で何となく輪郭は掴める程度に留めているのが、これからどう展開して行くのかなというドキドキ感にも繋がっていて、観終わった時には、これひょっとして拾い物かも!と考えを改めた次第。 そこからまず脚本家を調べたのだが、2022年テレ朝新人シナリオ大賞の受賞者で現在23才、これが連ドラデビュー作という事が分かった。これもCXの生方美久起用成功効果の一端なのかな。 掴みはOKだったので、どんなドラマにしてくれるのか新しい才能に期待したい。 公式さん的には“美しいラブサスペンス”と謳っており、髙橋ひかると一ノ瀬颯、眞島秀和が三角関係になるらしい。うーん、羨ましい(笑) 脚本=若杉栞南 演出=内藤瑛亮
- << 500 【2023夏ドラマ②】 ※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)途中経過 ◎凄く面白い ○面白い □まあまあ △取り敢えず観ている ✕視聴離脱した ■初回途中で視聴断念 「紅さすライフ」□ 「ウソ婚」初回で✕ 「なれの果ての僕ら」■ 「スイートモラトリアム」■ 「埼玉のホスト」初回で✕ 「DIY!!」初回で✕ 「週末旅の極意」□ 「犬と屑」○全8話完 「結婚予定日」初回で✕ 「4月の東京は…」初回で✕ 「癒やしのお隣さんには秘密がある」■ 「晩酌の流儀S2」△ 「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」△ 「ノッキンオン・ロックドドア」初回で✕ 「ハレーションラブ」□ 「around1/4 アラウンドクォーター」初回で✕ ※8/12午後6時時点での評価 (関東の番組表より)
>> 427
【追記あり】
【2023夏ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観…
【訂正と追記あり】
【2023夏ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない
「真夏のシンデレラ」森七菜、間宮祥太朗 △
「転職の魔王」成田凌 △
「さらば、佳き日」山下美月、鈴木仁 △→✕←初回のみで視聴離脱
「やわ男とカタ子」三浦翔平 △←「さらば、佳き日」の後番組
「シッコウ!!~犬と私と執行官」伊藤沙莉 ○
「18/40ふたりなら夢も恋も」福原遥、深田恭子 △
「こっち向いてよ向井くん」赤楚衛二 △
「ばらかもん」杉野遥亮 ○
「ハヤブサ消防団」中村倫也 ○
「この素晴らしき世界」若村麻由美 ○
「彼女たちの犯罪」深川麻衣 △
「ブラックポストマン」田中圭 △
「トリリオンゲーム」目黒蓮 △
「警部補ダイマジン」生田斗真 △
★「初恋、ざらり」小野花梨、風間俊介 △
「やさしい猫」優香 ○
「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」松岡茉優 △
「ギフテッドseason1」増田貴久 △
「VIVANT」堺雅人 ○
「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ △
「CODE-願いの代償-」坂口健太郎 △→○
★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
シーズン枠外「しずかちゃんとパパ」吉岡里帆 ○
- << 431 【タイトル訂正あり】 【2023夏ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 ○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない 「真夏のシンデレラ」森七菜、間宮祥太朗 △ 「転職の魔王様」成田凌 △ 「さらば、佳き日」山下美月、鈴木仁 △→✕←初回のみで視聴離脱 「やわ男とカタ子」三浦翔平 △←「さらば、佳き日」の後番組 「シッコウ!!~犬と私と執行官」伊藤沙莉 ○ 「18/40~ふたりなら夢も恋も~」福原遥、深田恭子 △ 「こっち向いてよ向井くん」赤楚衛二 △ 「ばらかもん」杉野遥亮 ○ 「ハヤブサ消防団」中村倫也 ○ 「この素晴らしき世界」若村麻由美 ○ 「彼女たちの犯罪」深川麻衣 △ 「ブラックポストマン」田中圭 △ 「トリリオンゲーム」目黒蓮 △ 「警部補ダイマジン」生田斗真 △ ★「初恋、ざらり」小野花梨、風間俊介 △ 「やさしい猫」優香 ○ 「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」松岡茉優 △ 「ギフテッドseason1」増田貴久 △ 「VIVANT」堺雅人 ○ 「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ △ 「CODE-願いの代償-」坂口健太郎 △→○ ★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ (関東の番組表より) シーズン枠外「しずかちゃんとパパ」吉岡里帆 ○
- << 492 【2023夏ドラマ】 「やわ男とカタ子」三浦翔平主演 喪女(もてない女性。ネガティブ思考で自虐的な事が多い←Wikipediaより)の藤子を演じる松井玲奈の、一気に喋り続ける部分の台詞回しが一本調子なので、聞いてて若干疲れてしまったのだが、それを補って余りあるのが三浦翔平のオネエ演技。 合コンではカッコいい弁護士の小柳が、藤子を連れて二次会に行くといきなりのオネエ言葉、この落差に笑ってしまった。言葉だけでなく仕草まで完璧なの。 で、最後に飛び出した小柳は実はバイ!? 最初は離脱かなと思いながら観ていたけど、三浦翔平の演技をもう少し楽しみたいので様子見という事で。 でも感想を書く程では無いので、観るだけにしておく。 長田亜弓の漫画原作。脚本=阿相クミコ 演出=瀬野尾一 (テレ東・ドラマプレミア23枠)
【2023夏ドラマ】
「週末旅の極意〜夫婦ってそんな簡単じゃないもの〜」(TX,ハピネットフアントムスタジオ,製作委員会)脚本=いとう菜のは 他 出演=観月ありさ、吉沢悠、雛形あきこ、丸山智己、村岡希美、平塚日菜、(森高愛)、(藤代太一) 他 ()内は初回未出演
オリジナル作品。《水ドラ25・30分枠》(全話数不明)
結婚10年目、40代に入った子供の居ない共働き夫婦が、妻の提案でホテルで温泉に入ってのんびりする事が目的の旅を始める話。
気付いたら平日はお互いに家には寝に帰る様なもので、土日も上司や取引先絡みの外出が有ったりで、顔を合わせてゆっくり話をする事も無くなっていた矢吹夫妻。会話も少ないから喧嘩もしない、でもこれでいいのだろうかという思いから始まった二人旅。
ホテルからの素晴らしい景観とのんびり浸かる温泉に癒やされ、美味しい食事に舌鼓を打ち、非日常の時間を共に過ごす事で、普段は話さない様な事も自然に口をついて出て来る。
そして二人は「また旅行しよう」と約束をするのだった。
ORIX HOTELS & RESORTSが全面協力しているので、思わず行きたくなる様な実在のリゾートホテルで撮影されていて、観てるだけで気分が高まって来る。
深夜ドラマにしてはキャストも豪華。美男美女夫婦なので絵になる所も良き。
脚本=いとう菜のは 演出=青木達也
>> 429
【訂正と追記あり】
【2023夏ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断…
【タイトル訂正あり】
【2023夏ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 ✕観ない
「真夏のシンデレラ」森七菜、間宮祥太朗 △
「転職の魔王様」成田凌 △
「さらば、佳き日」山下美月、鈴木仁 △→✕←初回のみで視聴離脱
「やわ男とカタ子」三浦翔平 △←「さらば、佳き日」の後番組
「シッコウ!!~犬と私と執行官」伊藤沙莉 ○
「18/40~ふたりなら夢も恋も~」福原遥、深田恭子 △
「こっち向いてよ向井くん」赤楚衛二 △
「ばらかもん」杉野遥亮 ○
「ハヤブサ消防団」中村倫也 ○
「この素晴らしき世界」若村麻由美 ○
「彼女たちの犯罪」深川麻衣 △
「ブラックポストマン」田中圭 △
「トリリオンゲーム」目黒蓮 △
「警部補ダイマジン」生田斗真 △
★「初恋、ざらり」小野花梨、風間俊介 △
「やさしい猫」優香 ○
「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」松岡茉優 △
「ギフテッドseason1」増田貴久 △
「VIVANT」堺雅人 ○
「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ △
「CODE-願いの代償-」坂口健太郎 △→○
★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
シーズン枠外「しずかちゃんとパパ」吉岡里帆 ○
- << 445 【2023夏ドラマ】 「トリリオンゲーム」目黒蓮主演 嫌な予感は有ったけどやっぱりだった。 初回のみで離脱するので“あれこれ”は書かないけど、目黒くんが無理して演じている様に見えてしまって、痛々しくさえ感じるから観ていて乗れないし、煽られても楽しくないのよ。 これは目黒くんが悪いんじゃなくて制作側の問題ね。 なのでこれにて退散! 脚本=羽原大介 演出=村尾嘉昭 プロデューサー=松本明子
- << 499 【2023夏ドラマ①】 ※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)途中経過 ◎凄く面白い ○面白い □まあまあ △取り敢えず観ている ✕視聴離脱した 「真夏のシンデレラ」△ 「転職の魔王様」○ 「さらば、佳き日」初回で✕ 「やわ男とカタ子」△ 「シッコウ!!~犬と私と執行官」○ 「18/40~ふたりなら夢も恋も~」□ 「こっち向いてよ向井くん」2話で✕ 「ばらかもん」○ 「ハヤブサ消防団」◎ 「この素晴らしき世界」□ 「彼女たちの犯罪」○ 「ブラックポストマン」8/18〜 「トリリオンゲーム」初回で✕ 「警部補ダイマジン」○ 「初恋、ざらり」○ 「やさしい猫」□全5話完 「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」□ 「ギフテッドseason1」8/12〜 「VIVANT」◎ 「何曜日に生まれたの」○ 「CODE-願いの代償-」○ ※8/12午後6時時点での評価 (関東の番組表より) シーズン枠外「しずかちゃんとパパ」○
【2023夏ドラマ】
「警部補ダイマジン」(EX)脚本=徳永友一 出演=生田斗真、土屋太鳳、小澤征悦、シシド・カフカ、浜野謙太、馬場徹、松平健、若松力、宅麻伸、向井理、(成海璃子、桐山漣、片岡鶴太郎、高橋克典) 他()内は初回未出演
リチャード・ウー、コウノコウジの漫画原作。《金曜ナイトドラマ・60分枠》(全話数不明)
前知識を全く入れないで観たので、冒頭で宅麻伸を殺していた生田斗真が、その後、警視庁捜一の台場刑事としてその現場で捜査をしていたから、頭が?になってしまったのだが、話が進むと台場が天羽(宅麻)を殺したのは事実で、元警視監の天羽がその立場を悪用して、30年も未解決の幼女連続誘拐を続けており、法で裁けないのなら自分がと私刑をしていた事が分かる。
このドラマが面白いのは、その上で台場の行動を目撃していた特命室長の平安(向井)が、私刑を黙認する代わりに自分の指揮下に入り、法で捕まえられない犯人を台場が始末する事を強要する所。
また多くの未解決事件には44と呼ばれる秘密結社が関わっており、命じた者が警察、政治、官僚関係の場合、未解決のままにしておく事が特命の役割という事だが、どうやら自身の出自も絡んでいるらしい平安は、台場を使い裏でその秘密結社を突き止め解体しようと考えている様だ。
キャストも豪華だし面白そうだから次回も楽しみ。
脚本=徳永友一 演出=三池崇史
- << 446 【2023夏ドラマ】 「警部補ダイマジン」2話まで終了。 前回の感想の最後に『どうやら自身の出自も絡んでいるらしい平安は、台場を使い裏でその秘密結社を突き止め解体しようと考えている様だ。』と書いたのだが、今回、雲田(マツケン)が繋いでくれた情報屋から、父親が44の黒幕だと教えられた後、台場が44の殺し屋の市川(矢柴俊博)を路上で倒して、首を締めて殺そうとするのを車のライトで邪魔をして態と逃がし、情報源として生かしておこうとした所を見ると、あくまでも“母の遺言”である「お父さんを殺して」が最優先目的なのかなと思い始めた。市川に始末されてしまった情報屋の話では、平安の父親は部下から教祖の様に崇められている存在らしいから、もし平安に殺されれば、それは組織の崩壊にも繋がるのかなとは思うが。(平安が殺せるとも思えないけど) 市川役の矢柴さんは殺し屋を演じるイメージが無い役者さんなので、無表情で人を殺したり格闘が強かったりするのが意外で、またそれをきっちりと演じているから強く印象に残った。まだ出て来るみたいなので、台場との第2ラウンドが楽しみ。 台場は短気で直情径行型で、でも正義感は人一倍強い人って分かって来たのだけど、平安は何を考えているのかよく分からないままなので、それがこのドラマの不安定な感じに繋がっているのかな。 脚本=徳永友一 演出=三池崇史
【2023夏ドラマ】
「初恋、ざらり」(TX,TFC,製作委員会)脚本=坪田文 他 出演=小野花梨、風間俊介、西山繭子、尾上紫、うらじぬの、西慶子、若村麻由美、(浜中文一、熊谷真実、尾美としのり) 他()内は初回未出演
ざくざくろの漫画原作。《ドラマ24 ・40分枠》(全話数不明)
ドラマの紹介に“軽度知的障害を持つ女性による純粋な恋を描いたラブストーリー”とあり、観るのを躊躇する部分も有ったのだが、主人公を演じるのが小野花梨という事で、彼女なら余計な雑味を感じさせずに演じ切ってくれるのかなという期待も持てたし、脚本チーフの坪田文さんと、演出チーフの池田千尋さんも信頼出来る方々なので、取り敢えず観てみようと思った。
主人公の有紗は療育手帳B2の軽度知的障害で、自分は普通の人とは違うという事を自覚しており、障害を隠して仕事を決めても上手く出来ない事ばかりで直ぐにクビになってしまう。
だから自己評価も低く、コンパニオンの仕事中、客の男に体を求められると簡単に許してしまい、男の「ありがとう」の言葉に自分でも役に立つ事が有ると思おうとするシーンは切ない。
そんな有紗が新しいバイト先の社員である岡村(風間)の思いやりと優しさに触れ、恋をして「好きです」と告げる。
初回に関しては良い感触。どこまでこの“程良い感じ”が保てるのか、だな。
脚本=坪田文 演出=池田千尋
>> 423
【2023夏ドラマ】
「やさしい猫」2話まで終了。
このドラマを観る前に、オーバーステイで入管に拘束されたスリランカ人の夫の強制…
【2023夏ドラマ】
「やさしい猫」3話まで終了。
やはり6年も一緒に暮らしていて、入籍したのは結果的に在留カードの期限が切れてからになってしまったら、「滞在する為の偽装ですよね」と言われてしまうよね。
入籍が完了し、入管に届出に行く寸前に品川駅前で職質をされ、オーバーステイが発覚して拘束されてしまったというのは確かに不運では有ったけど、それを以て警察がー、入管がー、日本政府がーって責め立てるのは、やはり違うんじゃないかなと思ってしまう。
このドラマでは、ミユキがたまたま入管の中では異質な存在だった職員の上原(吉岡秀隆)の知己を得た事で、退職して行政書士に転身した上原が、高校の同級生でこの種の裁判に強い弁護士の恵(滝藤賢一)を紹介してくれて、何とか希望の糸口が見えるという形を取っているけど、現実はそういう幸運付きでも無い限り勝てない種類の裁判だからなのだろうと理解した。
二人が愛し合い、マヤも含めた3人で暮らして来た事は、数々の証拠品や周囲の人達の証言で立証されると思うけど、ネックになるのはやはり何故ギリギリ迄入籍をしなかったのかという点だろうね。
脚本=矢島弘一 演出=柳川強
※ウインブルドン決勝中継でドラマの放送は1回休止、次回は7/22放送
>> 428
【追記あり】
【2023夏ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 …
【2023夏ドラマ】
「around1/4 アラウンドクォーター」佐藤大樹主演
全く情報を入れずに観始めたら、冒頭から次々に別々の男女のセックスシーンや欲情するシーンが映し出され、知らない役者さんも混ざっているから、これは何なんだろうと訳が分からないまま呆気に取られて観ていたら、5分近く経ってやっと台詞を喋り出して、そこからはまあドラマらしくはなったのだけど。
脚本、演出に惹かれる部分は無かったし、気になる役者さんも出ていないから、初回のみで視聴離脱する。
>> 425
【2023夏ドラマ】
「CODE-願いの代償-」(ytv)脚本=酒井雅秋 他 出演=坂口健太郎、染谷将太、松下奈緒、堀田真由、三浦貴大…
【2023夏ドラマ】
「CODE-願いの代償-」2話まで終了。
前回はCODEというアプリについて、スマホの画面や悟、二宮の行動で“画”として見せて“説明”をしていたが、今回は二宮にCODEを勧めた佐々木(渋谷謙人)との電話内容で、インストール時点で☆が3つ与えられ、リクエストが承認されると見返りに任務が与えられ、それに失敗したり放棄したりすると制裁が行なわれて☆が1つ減り、☆が最後の1つになった時に行われる制裁は“本人の死”というCODEの仕組みの追加説明が行われ、分かりやすかったた。
二宮は、甲斐の手下に拉致暴行されているSの柏木(黒羽麻璃央)を救出せよという任務に間に合わなくて、失敗してしまったのだが、その事の制裁は、柏木の婚約者から二宮がSを辞めさせてくれなかったという抗議が来ているので、警察としては訴訟は避けたいからと、監察官から謹慎を命じられるというものだった。
これが制裁というのも変だし、悠香の事故の日に寺島を中に誘導したのは田波課長(鈴木浩介)だし(プレイヤー?それともミスリード?)、悠香や寺島の死を直ぐに事故死と断定して調べさせない警察の上層部も変だし、状況としてはCODEの元締めは警察、もしくは別の元締めと警察が結託している、のどちらかっぽいのだが…。
話は進むけど謎は残ったままで、次が観たくなる上手い作りになっている。
脚本=酒井雅秋 演出=森淳一
- << 449 【2023夏ドラマ】 「CODE-願いの代償-」3話まで終了。 はたして田波課長(鈴木浩介)は警察内部のCODE関係者に嵌められただけなのか、それとも収賄罪の部分だけは事実で、悠香事件の犯人(寺島)を警察内部に誘導していた動画はディープフェイクで無実だったのか、鈴木浩介の演技が上手いからどっちにも取れて悩ましい。 ただ今回、ずっとCODEプレイヤーの監視やサポートをしている謎の女(松下奈緒)と会って、課長が封筒に入った何かを直接手渡しするシーンが有ったので、CODEと全く無関係とも思えないし、このどっち付かずでモヤモヤさせる設定が上手いなあと思う。 で、今度は何やら急に百田(三浦貴大)の動きが怪しくなりだして…。特に変なのは悠香が課長宛に送ったとされる収賄の告発を予告するメールで、①そもそも悠香が予告する必要性は有る?②それを百田に送り付けた差出人が不明なのに、それを根拠に管理官(神尾佑)が協力して課長の逮捕状を取ったって、そんなの有り得る?課長の口座への1500万の入金は消されて無かった事になっているのに? という事で、管理官はCODE側の人間で百田は利用されている可能性も有るのかな。 二宮にCODEを紹介したのも佐々木のフェイクと明かされたし、規模も目的も分からな過ぎて、それが今のところは凄く面白い。 脚本=酒井雅秋 演出=森淳一
【2023夏ドラマ】
「真夏のシンデレラ」(CX)脚本=市東さやか 出演=森七菜、間宮祥太朗、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁科紗和、水上恒司、大西利空、森崎ウィン、桜井ユキ、山口智充 他
オリジナル作品。《月9・54分枠》(全話数不明)初回は30分拡大
あまり視聴率の取れなかった同局木曜劇場枠で、ヤンシナ大賞受賞者の生方美久さんに初連ドラを全編任せた「silent」が、色々な意味で大成功を収めたので、二匹目のドジョウを狙って同条件の市東さやかさんを起用したのかなと穿った見方をしていたのだが、やはりそうは問屋が卸さなかった様で、高く出がちな初回視聴率でさえ6.9%と月9枠としてはかなり絶望的な数字で、ドラマの仕上がり具合から言っても、ここからV字回復するのは恐らく難しそうだなと感じている。
最初にキャスト一覧を見た時に、事務所トラブルが有った人二人と、謎の休養明けの人一人が含まれていたので、これも話題作りの一環?とまずそちらに興味が行き、次に市東さん起用がどちらに転ぶのかなと結構興味津々で視聴したのだが、これが31歳の新人脚本家が書きたかったドラマだとは到底思えない、わざと懐かしさを散りばめた様なスタイルだったので、もうその時点でがっかりしてしまって…。
少し様子見はするけど感想は書かないし、もうリアタイ視聴もしないかな。
脚本=市東さやか 演出=田中亮
>> 426
【2023夏ドラマ】
「シッコウ!!〜犬と私と執行官〜」(EX)脚本=大森美香 出演=伊藤沙莉、中島健人、笠松将、ファーストサマーウイ…
【2023夏ドラマ】
「シッコウ!!〜犬と私と執行官〜」2話まで終了。
今回の債務者(EXTuber轟木=細田善彦)は初回の夫婦よりも更に質が悪く、仲間からも見限られて訴訟を起こされる様な人間性なので、金は払わず訪ねて来た小原達の事を撮ってUPはしちゃうし、硬貨だけ入った瓶を渡して数えろと言ったり、札で欲しいなら3日後の23時55分に取りに来いと言い、言われた時間に訪問すると、1万円札を1枚ずつ放り投げて小原に拾わせ、その都度「後いくらだ?」と聞いて答えさせるというクズ男で、ここまでやられて小原がギリギリ耐えているのを横で見ていたら、流石に吉野も執行官の仕事の大変さを肌で感じて理解したらしく、ここから面白かったのは、小原の心の動きが分かる吉野が彼の気持ちをモノローグで代弁し、その上で辛くても紙幣を回収する様に促し、自分は栗橋と共に大量の硬貨を数えて債権回収終了に迄導いた所。
犬が苦手な小原は、犬の手懐け担当として吉野を雇ったのだが、流石の小原でも殴りたくなった相手に対しても冷静に対処した吉野に、意外に執行官としての資質が一番有るのではないかと感じた様だった。
リアルはもっと酷いクズが多いのだろうし、なる程、執行官は公務員なのに回収した債権から報酬を得る出来高制にしている意味がよく分かるケースだったわ。給料制だったらお札なんて拾えないよ。
脚本=大森美香 演出=田村直己
- << 451 【2023夏ドラマ】 「シッコウ!!〜犬と私と執行官〜」3話まで終了。 3話目にして初めて同情の余地が有る債務者のケースが取り上げられた。 このケースを初回に持って来た方が、例え主人公の無知が発揮されて小原に毒突いたとしても、その事で吉野の役が浴びたダメージは少なめで済んだのかな、吉野の設定に呆れて逃げてしまう視聴者も減らせたのかなとも思ったのだが、実際の債務者に照らしたら同情の余地が無い者が殆どなのだろうし、それを考えるとやはりこの債務者の順番でベターなのだろうと思う。 次回が放送休止で1週間空いてしまうので、3話迄を序章として、その間に執行官の仕事内容や特殊性を視聴者に理解して貰いたいので、吉野に若干狂言回し的な役割を担わせたのかもしれない。 ヤングケアラーからの介護離職、その母親が死にダメージから抜け出せず債務者となってしまった男(高橋光臣が上手い!)。 小原の仕事は理解しながらも、こういう現場は「どうしても心がザワザワしてしまう」という吉野に対し、自分だってザワザワするのだと理解を示す小原。でも誰かが終わらせなければいけない、人生をリスタートして貰う為に、それが執行官の仕事なのだと。視聴者の、この仕事への理解も深まり、序章の締めとしては申し分ない出来だったと思う。 脚本=大森美香 演出=星野和成
【2023夏ドラマ】
「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」(TBS)脚本=龍居由佳里 他 出演=福原遥、深田恭子、鈴鹿央士、上杉柊平、出口夏希、長澤樹、八木勇征、美村里江、松本若菜、高嶋政宏、片平なぎさ、安田顕 他
オリジナル作品。《火曜ドラマ・57分枠》(全話数不明)初回は15分拡大
パッとタイトルだけを見たら何のドラマか想像がつかなかったので、事前に公式HP等で内容を確認したら、18才と40才という年代の違う二人(有栖=福原と瞳子=深田)のシスターフッド=女性の絆を描くドラマという事で、この枠でそういうテーマを扱うのは珍しいなと思い、興味をそそられて観たのだが、初回に関しては高3の終わりに予期せぬ妊娠が発覚し、彼氏に告げるも母親が出て来て別れと墮胎希望を告げられ、親にも言えず悩んで倒れそうになっている時の有栖と瞳子の偶然の出会いと、連れて行かれた産婦人科での互いの告白、その後の有栖のバイト先での偶然の再会で、親会社の社員でもある瞳子からの「産むなら少なくとも親には話しなさい、そうじゃないと雇えない」という説教、そこでやっと父親に告白する迄が描かれたのだが、今後のそれぞれの恋の相手になりそうな男性との偶然の出会いも描かれたので、詰め込み過ぎなのと偶然の出会いが多過ぎて、そこが少し残念だった。
でも次も観てみようかなという気にはなった。
脚本=龍居由佳里 演出=福田亮介
- << 452 【2023夏ドラマ】 「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」2話まで終了。 前回、瞳子に言われた有栖が「妊娠した」と父親に告げた所で切って、今回の冒頭でそれは父親の反応も含めて有栖の脳内シミュレーションであり、実際は妊娠の事は告げずに、アルバイトの許可取りだけをしていたという事が明かされた。こういう悪質な繋げ方(演出)は好きでは無いので、種明かしがされた所で一気にバカバカしくなってしまった。 有栖は大学の奨学金を受けているのでそれなりに優秀な筈なのだが、世間の事にはかなり疎くて、ろくに調べもせずにブラックバイトに引っ掛かり、睡眠時間を削られて倒れて、心配した瞳子に注意されると「貴女には関係ない」と突っぱねる可愛気の無さ。今無理してお金を稼ぐより、自治体からどんな補助を受けられるのかを調べる方が先決だと思うのだが、そういう知恵は働かないらしい。 瞳子はもっとキレてもいい場面だったけど、有栖をずっと欲しかった妹代わりにしたいのか、元来かなりの世話好きな性格なのかよく分からないが、キレる代わりに“これから一緒に連れて帰ります”宣言。 次回は本当に父親に告白するらしい。 安田顕がどんな芝居で父親の悲哀を表現するのかは観たいので、今度こそ裏切らないで欲しい。 何か思ってたのと違う雰囲気になっているので、継続視聴するかは微妙になって来た。 脚本=龍居由佳里 演出=福田亮介
>> 428
【追記あり】
【2023夏ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演
○全話視聴予定 △初回を観て判断 …
【2023夏ドラマ】
「ウソ婚」菊池風磨主演
つい最近橋本環奈+山田涼介で同タイプのドラマを観たばかりで、お腹いっぱいなんだけどなあと思いながら観てみたら、設定も似ていて、違うのは“オレ様”が本当はずっと彼女が好きで、ウソ婚を装いながらもこの半年で本物にしようと思っている所。
ねるも思ったよりは演技力が付いて来ていて健闘はしているけど、王ささのベストカップルを観て来た身としては、風磨+ねるではどうしても見劣りしてしまうし、話の中身にもそそられないので、初回のみで視聴離脱する。
【2023夏ドラマ】
「ばらかもん」(CX)脚本=阿相クミコ 他 出演=杉野遥亮、宮崎莉里沙、田中みな実、綱啓永、豊嶋花、近藤華、山口香緒里、飯尾和樹、田中泯、荒木飛羽、中尾明慶、遠藤憲一 他
ヨシノサツキの漫画原作。《水10・54分枠》(全話数不明)初回は15分拡大
書道界の重鎮に歯向かい、家元の父親から文字通り島流しにされた若き書道家の話。
都会育ちの私が初回を観た限りでは、HPの惹句の様には特に元気にもならず、人間関係の濃さは感じたけどハートフルという感じでもなく…なのだが、じゃあ惹句に裏切られたのかというとそこまでではなくて、琴石なる(宮崎)という自由奔放で純粋な少女を、都会育ちの主人公(清舟=杉野)の島生活における“水先案内人”として介在させる事で、彼は無理なく島の自然と生活に溶け込み始めたし、なるはなるで書道家の何たるかも知らず、でも彼の書く“習字”は「学校の先生みたい!」に上手くて感嘆し、それが彼のプライドを傷付け怒鳴られても「先生」と呼んで尊敬し始める、そして彼も自分の大人気無さに気付きなるに謝る、そんな二人の関係を手始めに、これからハートフルな島暮らしが描かれるのではという期待は十分に持てた。
一つ視界が開けた清舟が書いた“楽”の一文字は、ワクワクする彼の気持ちが書紙一杯に溢れていた様に、私には見えた。
脚本=阿相クミコ 演出=河野圭太
- << 453 【2023夏ドラマ】 「ばらかもん」2話まで終了。 主人公の清舟は自分で言っている様に「俺から書道を取ったら何も残らない」、所謂純粋培養の“書道馬鹿”で、書道の世界で一番を取る事にしか生きる価値を見出だせず、著しく社会性が欠如している。 父親の清明は恐らくそれを危惧して、人間関係が濃く助け合う事が生活インフラの一部になっている様な“島生活”に、息子を送り出したのかなと想像する。 島では「人と人の繋がりこそ万全な防犯対策」だし、嵐が来れば頼まなくても不慣れな清舟の所には手助けに来てくれるし、ばら撒かれる祝餅を横取りしてまでも掻き集めるおばさん(あだ名はパンチ)は、出られなかった人の家にその餅を配るので、地区の人には意外と好かれている、そんなエピソードが順に描かれその結果、パンチが作って黙って置いて行ったぜんざいを皆で食べた後、清舟の気持ちは「今日は不覚にもちょっと楽しかった、ありがとな」と呟く迄に変化して行った。 鬱陶しいだけだった皆のお節介の意味が少し分かり始めた清舟は、そんな余裕はないと断っていた地区対抗体育祭の為の皆のゼッケンを、徹夜で書き上げるのだった。 あの“楽”という書は大賞を取れず、大賞を取った18才の青年(荒木飛羽)が川藤(中尾明慶)と一緒に島へやって来る。果たしてそこにはどんな意図が? 脚本=阿相クミコ 演出=河野圭太
【2023夏ドラマ】
「こっち向いてよ向井くん」(NTV)脚本=渡邉真子 出演=赤楚衛二、生田絵梨花、岡山天音、藤原さくら、森脇健児、内藤秀一郎、財前直見、市原隼人、波瑠 他
ねむようこの漫画原作。《水曜ドラマ・60分枠》(全話数不明)
“雰囲気良し、性格良し、仕事もデキるイイ男”なのに10年恋愛をしていない、恋愛の仕方忘れちゃってる男子の物語。あなたの周りにもきっといる恋愛迷子「向井くん」、というドラマ。
10年前、恋人の美和子(生田)を抱き締めて「守りたい」と言ったら、「守るって何?」と責める様に返されて関係が終わってしまい、それを引き摺ったまま10年が経ち、自分にも色々自信が持てる様になったので、そろそろ新しい恋愛を始めようかなと思い始めた向井(赤楚)。そんな時に職場に短期の派遣社員(中谷=田辺桃子)がやって来て、後輩からのあからさまなアプローチを嫌がっていると感じた向井は“守りたい癖”を発揮し、中谷から好かれていると確信した向井は「付き合いますか?」と告白するも、中谷はその後輩と付き合っていると知り、敢え無く撃沈する。
後から中谷視点の補足映像が入ったけど、無くても別に問題無かったかな。
これって“令和の寅さん”を赤楚くんにやらせて、そのギャップを楽しむドラマなの?
次回も観て離脱するかどうか決めるわ。
脚本=渡邉真子 演出=草野翔吾
- << 454 【2023夏ドラマ】 「こっち向いてよ向井くん」2話まで終了。 初回は私が期待をしている田辺桃子がゲストだったので、何とか最後まで集中力を切らさずに観終えたけど、今回はお相手が殆ど興味の無い久間田琳加だった事に加え、話自体もつまらなかったし先も見えていたので集中力が続かず、1.3倍速視聴で何とか観終える事が出来た。 台詞とモノローグとLINEの画面、大袈裟に言えばこの3つだけで作られている様な錯覚に陥る位、変化に乏しい画面がダラダラ続くので飽きてしまったのね。 まっ、私にはこのドラマは合わなかったという事で、今回で視聴離脱する。 脚本=渡邉真子 演出=草野翔吾
【2023夏ドラマ】
「ハヤブサ消防団」(EX)脚本=香坂隆史 出演=中村倫也、川口春奈、満島真之介、古川雄大、阿部たかし、福田転球、村岡希美、麿赤兒、一ノ瀬ワタル、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久、(小林涼子、金田明夫) 他()内は初回は未出演。
池井戸潤の小説原作。《木曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回は6分拡大
タイトルと原作は池井戸潤、中村倫也主演位しか知らなくて観たのだけど、取り敢えず放送が始まった夏ドラマの中では一番面白かった。中村倫也がどこかの消防団にイヤイヤ入って、紆余曲折が有りながらも頼れる青年に成長して行くみたいな話なのかなと思っていたら、連続放火と見られる火事は有るわ、死人は出るわで、ガッツリミステリーだったからちょっとびっくり。
スランプの作家(三馬=中村)が5年前に父から相続し、放置していた田舎の隼地区に有る家の状態を確認しに行ったら、山と畑の長閑な景観にすっかり心を掴まれ、移住を決める。
早速消防団に誘われた時は断わった三馬だが、実際に火事が起き出動に駆り出されて見た光景は強烈で、彼は自ら消防団への入団を決める。
ここの消防団の動きを手持ちカメラで追い続ける演出と火事のVFXが凄くて、三馬の心境の変化も納得出来た。
名バイプレーヤーだらけで、犯人が個人なのか地区全体なのか、想像するとワクワクする。
脚本=香坂隆史 演出=常廣丈太
- << 455 【2023夏ドラマ】 「ハヤブサ消防団」2話まで終了。 放水の水圧が高かったのは太郎の単純なミスだったの?放水して直ぐに「水圧高くないか?」と気付いた団員が太郎の所に駆け付けず、全員でパニックみたいになっていたから、てっきり第三者が細工をしたのかと思っていた。そこだけちょっと分かりにくかったけど、あとは相変わらず無駄の無い作りになっていて面白かった。 村には係が色々有るらしくて、早速太郎にも灯明係と寺係の番が回って来て、おまけに隼地区に観光客を呼ぶ為のドラマを作る事になり、その脚本を書いて欲しいとの依頼迄来て太郎に暇無し。 でも太郎は村人達が“放火魔は浩喜”と根拠の無い噂話をしている事が気になって、何故なのかを一人で調べ始めると、どうやらソーラーパネルの営業員の真鍋(古川雄大)が噂を広めている事が分かり、本人に直接真偽を確かめるが真鍋は否定。この時の太郎の冷静な判断と口調は流石ミステリー作家という感じで頼もしかった。 川口春奈が演じる彩も、浩喜が亡くなった滝壺に献花をしている位だから、浩喜が放火魔とは思っていないだろうし、もしかしたら二人で協力して調べたりするのかな? でも彩にも何か裏が有りそうな雰囲気は有るんだよなあ。 主人公を信じるとすると、太郎以外は皆何か裏が有りそうで怖い(笑) 脚本=香坂隆史 演出=常廣丈太
>> 432
【2023夏ドラマ】
「警部補ダイマジン」(EX)脚本=徳永友一 出演=生田斗真、土屋太鳳、小澤征悦、シシド・カフカ、浜野謙太、馬場徹…
【2023夏ドラマ】
「警部補ダイマジン」2話まで終了。
前回の感想の最後に『どうやら自身の出自も絡んでいるらしい平安は、台場を使い裏でその秘密結社を突き止め解体しようと考えている様だ。』と書いたのだが、今回、雲田(マツケン)が繋いでくれた情報屋から、父親が44の黒幕だと教えられた後、台場が44の殺し屋の市川(矢柴俊博)を路上で倒して、首を締めて殺そうとするのを車のライトで邪魔をして態と逃がし、情報源として生かしておこうとした所を見ると、あくまでも“母の遺言”である「お父さんを殺して」が最優先目的なのかなと思い始めた。市川に始末されてしまった情報屋の話では、平安の父親は部下から教祖の様に崇められている存在らしいから、もし平安に殺されれば、それは組織の崩壊にも繋がるのかなとは思うが。(平安が殺せるとも思えないけど)
市川役の矢柴さんは殺し屋を演じるイメージが無い役者さんなので、無表情で人を殺したり格闘が強かったりするのが意外で、またそれをきっちりと演じているから強く印象に残った。まだ出て来るみたいなので、台場との第2ラウンドが楽しみ。
台場は短気で直情径行型で、でも正義感は人一倍強い人って分かって来たのだけど、平安は何を考えているのかよく分からないままなので、それがこのドラマの不安定な感じに繋がっているのかな。
脚本=徳永友一 演出=三池崇史
- << 472 【2023夏ドラマ】〚簡単投稿〛 「警部補ダイマジン」3話まで終了。 一週休んだので前回迄の振り返りが長めに作られていて、思い出すのに丁度良く、その点はまず感謝。 平安は“目的の為なら手段は選ばない”を徹底していて、その冷徹さは悪魔の様で、台場に「俺じゃねえ、あんたこそ血も涙も無い殺人鬼だ!」って叫ばれていたけど正にそんな感じで、向井理が実に気持ち良さそうに演じているから、今回は特に主演の生田斗真の影が薄くなってしまった。 高橋克典に小澤征悦だけでも怪しいのに、輪を掛けて胡散臭い“土日の老人(片岡鶴太郎)”迄登場、益々分かり難くなって来てる。 面白いのだが、長台詞で説明してしまう場面が多く直ぐには理解し難いので、自由に止められる録画で観る様にしている。これはやっぱり欠点だよね、ドラマとしては。 脚本=徳永友一 演出=三池崇史
【2023夏ドラマ】
「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(NTV)脚本=ツバキマサタカ 出演=松岡茉優、芦田愛菜、奥平大兼、加藤清史郎、當真あみ、茅島みずき、山時聡真、窪塚愛琉、福崎那由他、田牧そら、細田善彦、長井短、サーヤ、犬飼貴丈、荒川良々、松下洸平 他
オリジナル作品。《土曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)
【拝啓、傷ついた貴方へ】
「3年A組」のプロデューサー(福井雄太)と演出家(鈴木勇馬)が作ったオリジナルドラマという事で、若干雰囲気は似ている。
高3の担任教師である九条(松岡)が、卒業式の日に吹抜け廊下から誰かに突き落とされるのだが(D組卒業おめでとうと書かれたリボン記章を袖口に付けていたので、生徒が犯人と九条は思い込んでいる)、死にたくない!と強く思ったら時が戻り、3年D組の1学期最初のHRの教壇に立っていた。
これはタイムリープなのか、それとも全てが九条の妄想なのか。
九条は1年後に殺されない為に、今、殺される覚悟を持ちながら生徒達と真剣に対峙し始める。
初回に関しては一にも二にも、松岡茉優と芦田愛菜の演技力に助けられて押し切った、そんな感じだった。
伝えたい事は分かるのだが、台詞に起こし過ぎなのが気になった。
脚本にもう少し行間が欲しい。
脚本=ツバキマサタカ←検索しても出ず。PとDが書いていてそのペンネーム? 演出=鈴木勇馬
【2023夏ドラマ】
「VIVANT」(TBS)脚本=八津弘幸 他 出演=堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、竜星涼、迫田孝也、檀れい、濱田岳、坂東彌十郎、高梨臨、林遣都、橋本さとし、小日向文世、キムラ緑子、二宮和也、松坂桃李、役所広司 他※初回未出演者多数
福澤克雄原作。《日曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回は54分拡大
出演俳優が全部で43名、モンゴルでの撮影期間が2ヶ月半と聞いて、流石「半沢直樹」でTBSに多大な利益をもたらした福澤克雄だから、制作費を湯水の様に使えるんだな、実際にドラマを観たら、カーアクションで一体何台の車を潰したのかと唖然とし、すっかり制作費が減ってショボくなった最近のドラマが当たり前の感覚になっている視聴者としては、その金遣いの荒さに若干ビビったりもして(笑)でも久し振りに地上波のドラマでスケールの大きさを堪能出来て楽しかったな。(この反動が怖い面も有るけど)
主人公の乃木(堺)は商社マンにしてはお人好しっぽくて、同期で末席らしいのも納得だなと思ったら、いきなり「あしたの、喜多善男」みたいになってるし、CIAにお友達はいるし、英語はともかくとしてモンゴル語もベラベラみたいだし、馬で疾走も出来るし、実はとんでもない男だったりして(笑)
それを含めてどういう話になるのか全く分からないけど、次も楽しみにしてる。
脚本=八津弘幸 他 演出=福澤克雄 他
- << 459 【2023夏ドラマ】 「VIVANT」2話まで終了。(2話は25分拡大) ああ、クオリティーがだいぶ下がったなあ。 チンギスvs.乃木、野崎御一行様の逃走劇自体は面白いのだけど、余計な枝葉(大使の裏切りでトンネル内を行ったり来たりとか、私的事情を優先して自分の計画に従わない柚木に振り回される野崎とか)の為に放送時間を拡大したのか、その逆で拡大枠だからあれこれ詰め込んだのかは分からないが、とにかく整理整頓取捨選択をせずにあれこれ盛り込んだから、時間短縮の為の説明台詞のまあ多い事。それを滑舌の悪い阿部寛にさせるものだから半分位は頭に入らず、逆に堺雅人は滑舌が良過ぎて喋るスピードが速く、息継ぎが少ないからそれも気になってやはり言ってる事の意味が取れなくて苛々するというね。 結局文句無しに凄いなあと感動したのは、死と隣り合わせの砂漠移動の過酷さが、ダイレクトに伝わって来るモンゴルの砂漠ロケの部分だけだったというのも何だかなあと思ってしまって。 野崎が砂漠を行くと決めた時に、その無謀さを体で知っているドラムが一度は逃げて行く、その無言の抗議を遠景で撮り続けた演出とかは良かったけどね。 何でも台詞で説明してしまうのではなくて、もう少し描く事を絞って、その分映像で見せて欲しいし行間を大切にして欲しい。 脚本=八津弘幸 他 演出=福澤克雄 他
>> 437
【2023夏ドラマ】
「CODE-願いの代償-」2話まで終了。
前回はCODEというアプリについて、スマホの画面や悟、二宮の行動…
【2023夏ドラマ】
「CODE-願いの代償-」3話まで終了。
はたして田波課長(鈴木浩介)は警察内部のCODE関係者に嵌められただけなのか、それとも収賄罪の部分だけは事実で、悠香事件の犯人(寺島)を警察内部に誘導していた動画はディープフェイクで無実だったのか、鈴木浩介の演技が上手いからどっちにも取れて悩ましい。
ただ今回、ずっとCODEプレイヤーの監視やサポートをしている謎の女(松下奈緒)と会って、課長が封筒に入った何かを直接手渡しするシーンが有ったので、CODEと全く無関係とも思えないし、このどっち付かずでモヤモヤさせる設定が上手いなあと思う。
で、今度は何やら急に百田(三浦貴大)の動きが怪しくなりだして…。特に変なのは悠香が課長宛に送ったとされる収賄の告発を予告するメールで、①そもそも悠香が予告する必要性は有る?②それを百田に送り付けた差出人が不明なのに、それを根拠に管理官(神尾佑)が協力して課長の逮捕状を取ったって、そんなの有り得る?課長の口座への1500万の入金は消されて無かった事になっているのに?
という事で、管理官はCODE側の人間で百田は利用されている可能性も有るのかな。
二宮にCODEを紹介したのも佐々木のフェイクと明かされたし、規模も目的も分からな過ぎて、それが今のところは凄く面白い。
脚本=酒井雅秋 演出=森淳一
- << 460 【2023夏ドラマ】 「CODE-願いの代償-」4話まで終了。 どんどん話は進むけど、そもそもの謎(CODEの元締め、規模、目的等)はきっちりと残したままで、視聴者を飽きさせず視聴意欲を継続させるテクニックは相当な物で、これは原作(台湾の大ヒットドラマ&映画)の導入と日本版への改変を主導したプロデューサーが有能だという事かな。 一つだけ“それ違うだろう”と思うのは、二宮のCODEへの“願い(依頼)”の選択の詰めの甘さに付いてだけど、これはあまりに的確だと謎を残せずドラマが成立しないので仕方ないのかもと思っている。 「神奈川県警のCODE使用者」という二宮の依頼に対して、CODEは二宮と百田の2名と回答したけど、これは多分嘘だよね。 悠香、寺島、佐々木の死を早々と事故と決め付けているのは、上の方の力が動いているのを想像させるし、百田にハメられて逮捕された田波にしても、今回、難病の息子の為にCODEでお金を得ているのが明かされた三輪(松下奈緒)と接触しているので、CODEとは無関係とは言い難い。 そしてやっと姿を現した病院慰問をするピエロの市川(玉鉄)は、病院に多額の寄付もしているとの事だが本当は何者なのか。元締めなら三輪との接点は病院になるけど、そんな単純な話とも思えないしなあ。 脚本=山田能龍 演出=木村ひさし←チーフじゃないのでおふざけは一切無しで、胸を撫で下ろした
【2023夏ドラマ】
「転職の魔王様」(カンテレ)脚本=泉澤陽子 他 出演=成田凌、小芝風花、山口紗弥加、藤原大祐、おいでやす小田、前田公輝、井上翔太、井本彩花、石田ゆり子 他
額賀澪の小説原作。《月10・54分枠》(全話数不明)初回は15分拡大
今、結構流行って来てるのかな?これ迄に殆ど取り上げられた事の無い職業にスポットを当てるお仕事ドラマって。これもその一つだけど、主人公のキャリアエージェント来栖(成田)を、相談者の欠けている部分をビシビシ指摘し毒舌で追い込む独特のスタイルを確立し、実績もNo.1のCAに設定しているので、その面では職業としてのリアリティーには欠けるのかもしれないが、でも彼の相談者(この会社の社長落合洋子=石田の姪でもある羊谷千晴=小芝)に対する指摘は一々ごもっともで、千晴程酷くはなくても、社会人として上司との関係に悩み傷付いた事がある人なら、“来栖の言葉は一つ一つ刺さる”位にはリアリティーが有るのではと私には思えた。
ああいう目に遭って退職した時に親に本当の事を言えるのかどうか、言えずに抱え込む様な性格だから、ある種の人々に標的にされるとも言える訳で、その部分が凄くリアルで心が痛かったけど、来栖が千晴のパワハラ元上司を成敗してスカッとさせてくれたから、次も観ようかなと思えた。
エンタメとのバランスの取り方よねえ。
脚本=泉澤陽子 演出=堀江貴大
- << 461 【2023夏ドラマ】 「転職の魔王様」2話まで終了。 今回は、最近あちこちのドラマへのゲスト出演が目立つけど、どれもイマイチ役に恵まれていなかった早見あかりが、新卒で内定を貰えずに10年派遣社員に甘んじ、結婚するつもりでいた男(克行=味方良介)に二股を掛けられた上に振られ、来栖に転職活動の現実を突き付けられ叱咤されながら、徐々に意識を変えて行く宇佐美(32才)という女性を自然体で好演、克行のクズ男振りは酷かったけど、どこにでも転がっていそうな地味な設定の割に印象に残る話になった要因は、ゲスト二人の絶妙なキャスティングに有ったのかなと。 自分が何をやりたいのかが分かっていなかった宇佐美に「何が正解なのかは自分で決めるんです」と突き放した割には、宇佐美の能力が発揮出来そうな会社をさっさと紹介した来栖は言行不一致だったけど、今回に関しては宇佐美が折角内定した事務職を辞退し、「妥協はしたくないんです」と明確な意思表示をした事が重要だったのかなと。 そして来栖は未だに「自己犠牲にしか自分の価値を見い出せない」でいる千晴に、サービス残業とサービス早出の禁止を告げる。 そうね、千晴は先ずはそこからよね。 脚本=泉澤陽子 演出=堀江貴大
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先日、私の送迎会がありました。 もちろん先輩である好きな人も来ていました。 結構場も盛り…
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なんかどうしてもタヒにたいです。 マスク外したくないって何回も言ってるのに中学言ったらマスク買…
28レス 590HIT 相談したいさん ( 女性 ) -
男性恐怖症でも彼氏がいるのは矛盾?
男性恐怖症だと自称しておきながら、彼氏がいるのはおかしいですか?? 私は学生時代ずっと女子…
11レス 193HIT おしゃべり好きさん - もっと見る