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精霊魔道士と白い恋　第2章〜仲間との絆〜

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藤堂あかね（ 10代 ♀ j0Xbob ）
22/08/15 23:36(更新日時)

胡桃たちが出会って早くも3年が経とうとしていた。今日は全員のCランク昇格依頼を受けた。今回討伐するのは、世界一危険な毒を持つ「キングスコーピオン」の討伐だ。
（シャル）「キングスコーピオンってどんな魔物なんだろう」
（カイト）「俺が調べた限りでは、気性が荒くマジで危険な毒を持っているらしい」
（綾人）「毒持ちなら体制がある人か、防具を持っている人が囮をやるべきだが」
（タイガ）「あいにくこのパーティにはそういう人が居ない」
（柚葉）「あの、私、毒状態を回復させることはできます」
（胡桃）「だったら私が囮役を引き受けるわ」
（タイガ）「いいのか、そう簡単に引き受けて」
（胡桃）「問題ないわ。状態異常を回復させることは可能だって柚葉も言ってたでしょう」
（タイガ）「そうか。じゃあ、頼めるか」
キングスコーピオンの討伐は効率よく、順調にいき、簡単に討伐できた。
（シャル）「つかれた〜」
（胡桃）「そうね。この辺りに温泉とかってないかしら」
（柚葉）「あるよ。私も入りたいし一緒に行こう」
（タイガ）「じゃあ、今日の晩飯は贅沢して肉にしよう」
（カイト）「おっ、いいじゃん」
（綾人）「金の無駄遣いはするなよ」
胡桃たちは少し贅沢して宿に戻った。それから月日が立ち胡桃たちは18歳になった。この国では18歳はもう大人で婚約や結婚をするのを許されるようになる。そして、王宮からの指示で彼女たちはパーティを解散した。