×××

②
[Verse 1]
壊れた約束、口からこぼれ落ちた
誓いは風に消えて、影も形もない
「ごめん」が口癖さ、形のない言葉
重ねる嘘と罪、自分が信じられない

[Pre-Chorus]
誰もが背を向ける、そんな場面に
自分だけがいる、鏡に問いかけた
「またやったね」と、自嘲の笑みを浮かべて
独りきりの宴、誰も招かない

[Chorus]
約束破り、それが僕のレッテル
一度ならず、何度も繰り返した
味方失い、信じる心削ぎ落として
独り、遅れた時計の針の音だけが友だ

[Verse 2]
慢心が僕の内、微かな灯火を消し去った
友と呼べる影さえ、今はもう見えない
過ちに気づいたが、時すでに遅く
外の世界との橋、自ら焼いて灰に

[Pre-Chorus]
「誘えない」と、自分を納得させ
呼び声などない、そう分かってたのに
孤独が紡ぐ、冷たい現実に
自分の罪を見て、目を逸らせない

[Chorus]
約束破り、それが僕の宿命
振り切れない、この繰り返しの輪
失った信頼、拾い集めることもなく
独り、消えた笑顔の残像を追いかける

[Bridge]
真実の声が、今も僕を責め続ける
だが、すでに遠く、手の届かない場所で
自分だけの部屋で、静かに聴くこの曲
過ちの全てを、認めざるを得ない

[Outro]
最期は一人で、みんなは笑顔だ
何が悪いのか、答えはもう知ってる
全部自分のせい、誰も悪くない
約束破り、それが僕のレッテル
静かに嘆く、過ぎた日々の残り香
独り、約束のない明日を迎える

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③
Verse 1:
朝の光ゆっくりと目覚め散らばる傷跡
昨日までの影は淡く消えてゆく
誰もが羨むような幸せに包まれて
それでも心の奥で何かが足りない

Chorus:
不幸のヒロイン、涙のフェードアウト
辛さを隠して、笑顔のマスクをつけて
嘆きの夜をもう一度、痛みに身を委ねて
破滅を求めるのは、慣れ親しんだ孤独感

Verse 2:
いじめの影、虐待の残響、その全てを超えた
今では誰もが羨む生活を手に入れた
でもね、内緒よ、ほんとはさ、足りないの
不幸を纏うことでしか、自分を感じられない

Chorus:
不幸のヒロイン、過去の幻影抱いて
進むべき道を、わざと見失ってみせる
涙のカーテン越え、壊れた夜に問うの
心地良い痛みを、今はもう感じないの？

Bridge:
逆境に咲いた花は、美しく強かった
ボロボロの心が、真実を語った
不幸の衣を着て、ヒロインは踊る
無意味な戦いに、もう一度身を投じる

Chorus:
不幸のヒロイン、呪われし運命かしら
幸福の裏で、影を抱き続けてる
嘆きに身をまかせ、死地に歩みを進め
ただの不幸な人物、いつしか変わり果てて

Outro:
不幸のヒロイン、辛さの中で光る
不幸を愛したヒロイン、心は今もボロボロ
周りには隠して、内側で溺れる
永遠の不幸のヒロイン、悲劇の中で生きる

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④
(Verse 1)
影に隠れて、笑顔のマスクを
着けてる毎日、誰も見つけられない
深い傷をかばって、心に鍵かけた
誰にも見せない、本当の顔を

(Pre-Chorus)
哀しいほどに、自分を守って
言葉にしない、この重い絶望
信じたいけど、できないんだ
友と呼べる人、一人もいない

(Chorus)
疑心暗鬼が、心を支配して
真実の声も、かき消してしまう
笑い飛ばして、人混みに消えた
「大丈夫」なんて、それも嘘だった

(Verse 2)
独りきりで、苦味を嚥下す
溢れる涙は、誰にも見せ場ない
吐き出した真実、薄れる信頼
一度の裏切り、永遠の傷に

(Bridge)
本音で話せる、そんな幻想を
描いたけれど、また壊れるだけ
自己防衛、唯一の味方
疑い深く、心は閉ざす

(Chorus)
疑心暗鬼が、夜をさまよう
誰かの温もり、もはや信じない
笑っていたね、それが一番だ
誰にも邪魔されずに生きるために

(Outro)
崩れ落ちた、ほんの一瞬で
信じた未来が、霞んで見えない
そう固く誓った、もう二度とは
誰も信じない、涙の証

固く誓った想い、深く隠した声
真実には届かない、偽りの楽園
疑心暗鬼、くるくる回って
終わりのない、この物語

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⑤
「let's自殺チャレンジ」

[Verse 1]
壊れゆく心の片隅で、
何度も描いた終焉のシルエット。
閉ざした部屋、息が詰まる夜、
足が竦む、あと一歩が踏み出せない。

[Pre-Chorus]
毎日、毎日がチャレンジの連続、
失敗作の回数数えてる。
あそこで止まって、生き延びたことに
ほっと一息、でも心に溢れる後悔。

[Chorus]
Let's自殺チャレンジ、もう一度、もう一度、
絶望が呼ぶ、あと一ミリの楽園へ。
Let's自殺チャレンジ、恐怖を超えて、
麻痺していく本能、あとちょっとのところで。

[Verse 2]
安堵感に怯える自分がいて、
「あの時、死んでいれば…」と空を仰ぐ。
チャレンジするたび、感覚は鈍く、
でも心の奥、叫ぶ声は消えない。

[Pre-Chorus]
ささいなことで、転びそうな自分、
また足がすくむ、でも今はちがって。

[Chorus]
Let's自殺チャレンジ、挑むたびに、
あと少し、あと少しの楽園を夢見て。
Let's自殺チャレンジ、繰り返し見る、
死への扉、今回こそは。

[Bridge]
転んだその瞬間、世界が静かになって、
最初の成功が、皮肉にも呼び覚ます。
息をすること、歩を進めること、
たった一度のチャレンジで変わった。

[Outro]
Let's自殺チャレンジ、今日で終わり、
足が動いて、最後の一歩。
Let's自殺チャレンジ、さようならを告げて、
手を振るのは、遠い明日の自分。

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⑥
1番
ほらまたスタートライン、見えるゴールはどこだい？
笑顔のマネ事典、ページはまた空白
「普通」ってレシピ、誰か教えてくれない？
混ざる色はグレー、みんなのレインボーにはなれない

プリコーラス
「大丈夫」の唄、耳にタコ
「まだいける」の言葉、空回りのカーニバル
ADHDってラベル、ただのアルファベット
信じない、信じられない、ただの自分だけど

コーラス
えーでぃえいちでぃー、ただの響きだ
踊る僕らのシャドウ、笑い飛ばすフリして
えーでぃえいちでぃー、鏡の中のフェイク
「普通」が何か教えてよ、教えてよ、でも答えはノー

2番
スピード感ゼロのレース、追い越される日々
「個性を磨け」と言われても、ピカピカ光るのは他人の星
ゲームのルール、いつも読めない
人生のサイコロ、転がっても空振り

プリコーラス
「頑張れ」のコーラス、胸に響かない
「まだいける」の合唱、ソロの僕には届かない
ADHDって言葉、ただの言い訳？
信じない、信じたくない、ただの謎めいた壁

コーラス
えーでぃえいちでぃー、ただの呪文さ
踊る僕の影、嘲笑うように見えて
えーでぃえいちでぃー、笑顔の裏のスクリーム
「普通」が何か教えてよ、教えてよ、でも答えはノー

ブリッジ
光る世界の隅で、暗く光る僕
普通になりたい、なれない、このままじゃ
異常者のレッテル、剥がれないのかな
ゲームオーバーのサイン、目を閉じても見える

コーラス
えーでぃえいちでぃー、ただのコードネーム
踊る僕らの影、消えないでいるけれど
えーでぃえいちでぃー、鏡の中のゴースト
「普通」が何か教えてよ、教えてよ、でも答えはノー

アウトロ
えーでぃえいちでぃー、ただの迷宮入り
呟く僕の言葉、風に飛ばされていく
えーでぃえいちでぃー、明るいフリのカーテン
「普通」が何か、もういいや、答えなんてないんだろう

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⑦
[Verse 1]
誰かの目を気にして 生きる色を褪せてゆく
微笑を作りながら 心の中では泣いてる
受け入れられたいのに 自分を見失って
空回りの一日が また重くのしかかる

[Pre-Chorus]
何度も変わるマスカレード 着飾る笑顔はフェード
求める愛に飢えて 無意味な傷を重ねて

[Chorus]
嫌われたくない 怖くて震えて
強がるこの僕は もう誰にも見せられない
声を枯らして 叫んでも届かない
「大丈夫だよ」って 本当は言いたいんだ

[Verse 2]
言葉一つ一つが トゲに変わって刺さるよ
欠けた鏡に映る 僕らしさを探すんだ
毎日が痛みだらけ 重ねた嘘が怖くて
壊れそうな心に 嘘の薬を塗る

[Pre-Chorus]
誰かのため息がまた 重苦しい空気を生む
君の幸せ願って 自分を削ってるんだ

[Chorus]
嫌われたくない でも嘘は続いて
笑ってるフリだけが 僕らしい姿になる
他人の目線に 振り回されてばかり
「愛せるよ」って 言えたら、それでいいのに

[Bridge]
笑いたくない日もあるけど
泣き顔も見せられない僕がいる
自分を大切にしようと決めた夜
でも、やっぱり怖くて、また笑ってる

[Chorus]
嫌われたくない 真実が見えない
自分を傷付けてまで 笑うことにした
嫌われたくない その言葉だけが
胸の奥で泣いてる 僕を縛る

[Outro]
最期に笑えていたかな？
自分のための笑顔かな？
嫌われないために生きて
笑えていたっけ、本当は？
教えてよ、君のその笑顔は
自分のため？ それとも…
最期までわからない
「嫌われたくない」という鎖に繋がれて。

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