みんなでつくろうストーリー8の2

レス500 HIT数 3273 あ+ あ-

遊び人
14/08/02 21:27(更新日時)

みんなでつくろうストーリー8の

つ・づ・き


よろしくどうぞ~👍



No.2107216 14/06/19 07:35(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.351 14/07/17 23:08
フリーター3 

>> 350 忠は
「とりあえず今夜はもう遅いから先生のいるお寺に来たらいい。しかし、いつまでも というわけにはいかないよ」


とやさしく言った。


清水奈々は泣きながら頷いた…


No.352 14/07/18 07:21
遊び人0 

>> 350 忠は清水奈々と村上剛の保護者に連絡し車での迎えを依頼した。 保護者が迎えに来るまで忠達3人は山小屋で子ども達に付き添った。 忠は最近… 忠は事情を迎えにきた清水奈々の母親に説明した。


母親は事情を知って泣きだしそうな、複雑な面持ちで家に帰って行った。


母親に言い辛い事情を伝えた忠の体は


冷や汗で濡れていた。

やがて村上剛の父親が迎えに来た。村上の父親はやはり清水奈々の事情を知っていたから


剛を叱るような事はなかった。


剛は心配そうに奈々の方をしばらく見て

帰って行った。


一同が寺に帰り着いたのは12時を過ぎていた。


この時エリの気持ちの中で、ずっと忠のそばにいたいという気持ちが芽生えた…



No.353 14/07/18 13:06
遊び人0 

>> 352 そしてエリと笹本の寺修行最後の朝を迎えた…




No.354 14/07/18 21:48
遊び人0 

>> 353 寺修行最後の朝食…

長作、忠、笹本、エリ、清水奈々 は食卓を囲んだ。


長作『エリさん、目玉焼きもみそ汁も上手になったのう。』

笹本『はい。かなり厳しく教えましたから。』


笹本がエリに向かってニッと笑うと


エリは少しムッとした。


忠『笹本さん、エリさん、本当にありがとうございました。

修行どころか家の手伝いばかりさせてしまって


申し訳なく思っています。』


エリ『いいえ、そんなことありません。これは立派な修行でした…


本当はもっとずっとここにいたいです。』


エリの突然のカミングアウトに一同は驚いた。


清水奈々『お姉ちゃんも先生の事が大好きなのね。』


エリの顔は真っ赤になった…



No.355 14/07/18 22:53
フリーター3 

>> 354 それを聞いた忠の顔も真っ赤になっていた…


No.356 14/07/19 04:20
遊び人0 

>> 355 長作『居てくれたらおらは助かるがのう。』…



No.357 14/07/19 07:22
遊び人0 

>> 356 笹本『え~?こんな役立たずでいいんですか?』…




No.358 14/07/19 10:46
フリーター3 

>> 357 エリ「役立たずかもしれないけど、私ここで一生懸命頑張ってみたいです。申し訳ないけど…」


笹本「会社はどうするんだ?」


エリ「会社は辞めます」


笹本「無責任だな…、でもまあ、お前には確かにここのほうが合ってるのかもな。しかし、辞めるつもりでもキチンとしてから辞めるんだ。それなら誰も何も言わないだろう…」


エリ「わかりました!」


エリの顔が明るく輝いた…


No.359 14/07/19 12:27
遊び人0 

>> 358 忠『こんなボロ寺にきてくださるなんて

私は有り難くて涙が出ます。』…



No.360 14/07/19 12:50
フリーター3 

>> 359 エリ「そんな…、私こそ嬉しいんです」


結局、小判エリは、1ヶ月後、正式にエラソートラベルを退職してからこの寺に来ることにしたのだった。
いきなり退職することは、エリも正社員としてエラソートラベルで働いている以上許されないことだからである。


エリ「辞めるまでも会社が休みの日にはここに来ていいですか?」


忠「もちろんですよ」


忠はエリに向かって微笑んでそう言った…



No.361 14/07/19 19:08
遊び人0 

>> 360 笹本とエリは会社に戻った。


八名ミカ同様好感がもてる雰囲気に変貌した小半エリを見て

デブッチョ小出と中川は大いに喜んだが

それもつかの間


小半エリが辞意を表した。


デブッチョ小出と中川はがっかりして


デブッチョ『一杯やるか』


という訳でまた飲むことになった…


No.362 14/07/19 21:08
遊び人0 

>> 361 何時もの居酒屋の何時もの席で2人が酒を酌み交わしていると


『中川先輩じゃないですか!』


と突然男が声をかけてきた。


中川はこの少し頭が薄くなった自分よりはるかに年上に見える男が誰なのか思い出せない…



No.363 14/07/19 22:50
遊び人0 

>> 362 中川は酒も入っているし、まあ誰でもいいやと


酔ったふりをして調子を合わせておいた。


男は青田というらしい。


そんなことより中川の頭の中は今夜こそみずきと…したい願望がフツフツと湧き上がっていた…



No.364 14/07/19 23:00
フリーター3 

>> 363 3Pもいいが、やはり中川はふたりだけでみずきと会い、みずきを抱きたかった。


中川はトイレに行くと言って席を立ち、トイレの個室から携帯でデブッチョ小出の自宅に電話してみた…


No.365 14/07/20 05:29
遊び人0 

>> 364 中川は酔った勢いもあり電話に出たみずきに


『また君を抱きたい…』

と大胆な事を言ってしまった…



No.366 14/07/20 09:56
フリーター3 

>> 365 「えっ!?あなた何言ってんの!?」


電話に出たのは妻の倫子だった。


どうやら中川は、デブッチョ小出の自宅と間違って自分の家にリダイヤルしたらしかった…


No.367 14/07/20 12:06
フリーター3 

>> 366 中川は酔っていたが、電話の相手が倫子だったので


「い、いやね、今小出くんと飲んでるんだよ。なるべく早く帰るから…」

と言って電話を切った。


中川の酔いは一気に醒めてしまい、酔っていたとはいえ、みずきの名前を出さなくてよかったとホッとしていた。


う~ん、またみずきを抱きたいが縁がないのだろうか と中川はちょっと思った…


No.368 14/07/20 12:14
フリーター3 

>> 367 が、しかし…。


すっかり酔いが醒めた中川が席に戻ると、デブッチョ小出は居酒屋の机に突っ伏してよだれを垂らして眠っていた。


青田が

「この人あんまりお酒強くないんですね。酔っぱらって寝ちゃいましたよ」

と言うと中川は

「しょうがないな。俺がタクシーで自宅まで送っていくから」


居酒屋の店員にタクシーを手配させ、居酒屋の前にタクシーが到着すると、居酒屋の前で青田と別れた中川はデブッチョ小出をタクシー後部座席に押し込んで自分も乗り込んだ。



タクシーの中から自宅に

「小出くんが酔いつぶれてしまったから自宅まで送り届けてから帰るよ」

と電話しておいた…


No.369 14/07/20 12:19
フリーター3 

>> 368 タクシーの中でデブッチョ小出が寝ぼけながら中川に抱きついてきたのには困ったが、タクシーはデブッチョ小出の自宅に到着した。


チャイムをおすとみずきが出迎えた。


「まあ、あなた。また酔っ払ってご迷惑かけて…、中川さんすみません…」


みずきと中川のふたりでデブッチョ小出を寝室まで運んでいった。


デブッチョ小出は相変わらずだらしなく眠っている。


デブッチョ小出を服のままベッドに寝かせ、ふたりは寝室を出た。


寝室を出ると中川はみずきの腰を引き寄せて


「なかなか連絡できなくってすまない…、ずっと会いたかった…」



とみずきに囁いた…

No.370 14/07/20 12:32
フリーター3 

>> 369 みずき「あれから連絡ないからさびしかったわ。弘さんに聞いたけど、あなたの奥さんって10歳年下の40歳なんですってね。やっぱり若い人のほうがいいのかなって思ったりして…」


中川「そんなことないさ。君はいい女だ。君を知って、熟女もいいな って思ったんだよ。綺麗だし、身体もいいし…」


中川はみずきの唇に自分の唇を重ね、舌を入れてみずきの舌に絡ませた…


No.371 14/07/20 12:38
フリーター3 

>> 370 みずきとのキスでたまらなくなった中川は、キスをしながらみずきのスカートをまくりあげ、ショーツを脱がせた。


そして中川はズボンをおろして立ったままみずきと交わった。

階段の踊場の壁に押しつけられた格好で立ったままの交わりにみずきは興奮したのか、中川が立ったまま腰を使うたびに、

「あっ、だ、だめぇ…、イキそう…」


と切ない声をあげた…


No.372 14/07/20 15:20
遊び人0 

>> 371 みずきがいきそうになると中川はバックに向きを変え


腰を振りながら胸をもんだ…



No.373 14/07/20 19:52
フリーター3 

>> 372 つながったまま身体をねじられバックに体勢を変えた中川は、前あきのブラウスのボタンを荒々しくはずしてブラジャーを押し上げ、みずきの乳房を激しく揉みしだいた。


中川の激しい腰使いにみずきは感極まって

「あっ、ああっ…、イク…」


と声をあげたが、同時に中川もみずきの胎内に放出した…


No.374 14/07/20 19:58
フリーター3 

>> 373 激しくイッたみずきを中川はやさしく抱きしめてキスをした。
キスが終わるとみずきは潤んだ目で中川を見つめて


「こんなに激しいのって久しぶりだったわ…」

と中川に抱きついた。


中川は

「こういうのもいいけれど、今度はホテルで会おう…。君の裸の身体をゆっくり眺めて、いっぱい愛してあげたいから…」

とみずきに囁いた。


そしてふたりは服を整え、舌を絡ませあうキスをした。


中川はみずきにタクシーを呼ばせて自宅に帰っていった。


一方、寝室でよだれを垂らして眠っているデブッチョ小出は夢を見ていた…


No.375 14/07/20 20:03
フリーター3 

>> 374 デブッチョ小出は夢を見ていた。


自分と中川とみずきの3Pの夢だった。

最初は自分と中川でみずきを責めていたが、みずきが自分の目の前で中川と交わり

「あっ、あっ、いいっ、いいわ…イク…イク…」

と、夫の自分に見せたことのないような表情で絶頂を迎えていたのだった…


No.376 14/07/20 20:10
フリーター3 

>> 375 デブッチョ小出はそこで目が覚めた。


起き上がってみると自分とみずきの寝室で、自分は背広姿のまま眠っていたのだ と気づいたのだった。


起き上がって、寝室を出て階下に降りると、みずきがいつも通り


「あら、あなた起きたの? 中川さんが酔いつぶれたあなたをタクシーで送ってくださったのよ」

と軽く睨んだ。


デブッチョ小出は結構長く眠っていたので、みずきは中川との情事の痕跡を、浴室で石鹸を使わずにきれいに洗い流し、服も改めて整えたのでデブッチョ小出にはバレなかったのだった…


No.377 14/07/20 21:13
遊び人0 

>> 376 翌日は日曜日だった。

小半エリは忠のスケジュールが空いている事を確認すると


忠を海に誘った…



No.378 14/07/21 07:11
遊び人0 

>> 377 その海には海底が見える遊覧船があり


エリは忠を遊覧船に誘った…



No.379 14/07/21 07:20
遊び人0 

>> 378 遊覧船に乗り込むと忠が何やら手を合わせて小さな声でブツブツと念仏を唱えている。


エリ『どうしたんですか?』


忠『僕…見えてしまうんですよ。亡くなった人の姿が…


今ここにいるのはこの海で亡くなった女の子みたいです。』…



No.380 14/07/21 12:18
遊び人0 

>> 379 その女の子が忠に向かって言った。


『この船出しちゃダメ。』


忠『え?』


女の子『出しちゃダメ。』


女の子は自分の姿が見える忠に必死に訴えてくる…



No.381 14/07/21 19:29
遊び人0 

>> 380 忠はダメもとで船頭に出発を延期してもらうように頼んだが

やはり船頭は忠を変人扱いしただけで聞く耳などなかった。

仕方なく忠とエリは船を降りた…


No.382 14/07/21 21:15
遊び人0 

>> 381 忠とエリは船を降り仕方なく釣り堀に行くことにした。


2人共釣りなんて初めての事で


係員に指導されながら釣りを楽しんだ。

忠はようやく海に釣り糸を投げ込み


ヤレヤレと汗をふきながら椅子に腰掛けた。


忠はエリが係員に助けられながら悪戦苦闘している姿を見て苦笑していると


忠のそばにネコが近寄って来た…


ネコ『ニャーァ!』

忠は不思議とネコの言葉が何となく分かった。


ネコは忠に向かって

〃もっと遠くに飛ばせよ、下手くそ!〃

と言っているようだ…


No.383 14/07/21 21:48
遊び人0 

>> 382 忠は釣り糸をまき直しもう一度遠くまで飛ばした。


ネコ『ニャーァ!』

〃うん、さっきよかましだ。だけどそのうち餌だけ食べ逃げされるさ。〃


忠はネコを軽く睨んだ。


釣り竿を引く感触があり忠は慎重に糸を巻いた。


しかし魚は釣れていなかった。


ネコ『ニャーァ…』

〃チッ、やっぱりな…〃


忠は思わずネコに向かって


『うるさい!』


と 言った…



No.384 14/07/22 07:15
遊び人0 

>> 383 忠とエリが釣りをたのしんでいると


何やら周囲が騒がしい。


遊覧船の係員達が青ざめた顔で走り回っている。


係員達の会話が忠にも少しだけ聞こえた。

〃…衝突…沈んだ…〃


所々聞こえる話から忠はあの女の子の幽霊が言った事が


本当になったのだと思い


呆然と立ち竦んだ…



No.385 14/07/22 12:35
遊び人0 

>> 384 現場は騒然となり警察やマスコミが集まり出した。


忠達は被害状況が気になったが、とりあえずその場を後にした。


2人は近くの大衆食堂に入った。


食堂のテレビでさっきの遊覧船の事故を報じている。


幸い近くに漁船がいたため被害者は出なかったようだ。


2人は安心した。


エリは忠が霊が見える事が本当なのだ確信し


以前自分が霊に取り憑かれ怖い経験をしたことを忠に話した…



No.386 14/07/22 12:52
フリーター3 

>> 385 忠はエリの話を聞いて

「僕たちって、波長が合うのかもしれないね」


とニッコリ笑った…


No.387 14/07/22 23:23
遊び人0 

>> 386 エリ『この後…どこか寄って帰りますか?』


忠『そうですね、休憩…して帰りますか…』


エリ『はい…。』


2人が向かった先は…


No.388 14/07/23 01:19
遊び人0 

>> 387 町外れのホテルだった。


2人共緊張した面持ちで部屋に入った…


No.389 14/07/23 02:40
遊び人0 

>> 388 古びたホテルだった為か隣の部屋から声が聞こえてくる。


アァ…イィ…


ア~ン…


アァ…イッチャウ…

No.390 14/07/23 07:19
遊び人0 

>> 389 2人は顔を見合わせ苦笑した。


お互いを求める気持ちはあるものの


今日起こった出来事が頭から離れなくて

そんな気分になれなかった。


隣から時々聞こえてくる悩ましい声が


デブッチョ小出の妻みずきで


その相手が中川課長だなとと


知るすべもなくエリは忠とホテルを出て寺に向かった…


No.391 14/07/23 10:54
フリーター3 

>> 390 デブッチョ小出は元エラソーの企画課長・真藤とともに九州に出張を命じられたので、そのすきを狙っての逢瀬だった。


みずきはデブッチョ小出と子供たちには同窓会だと言ってここで中川と落ち合ったのである。


中川とみずきはホテルから一歩も出ないでお互いの身体をむさぼりあってすごしていた。


みずきは中川に抱かれて何度もイキまくり、中川の腕の中でぐったりとしていた。

中川は裸のみずきにキスしたあと

「小出くんとどっちがいい?」

と聞いてみた。


みずきは

「中川さんとしてるほうが感じるわ…」
と甘い声で言った…


No.392 14/07/23 11:08
フリーター3 

>> 391 中川はみずきの身体を抱きしめて

「僕も最近はすっかり君に夢中だよ。君は小出くんの妻にしとくのはもったいないぐらいないい女だ…」

と言った。これは真実だった。


中川はみずきの乳房に触れながら

「しかしこれだけいい女なんだから、今までにも小出くんの目を盗んで何度か浮気もしたんじゃないのか?」


と聞くとみずきは

「小出と結婚する前にあたし、ずっと不倫してたのよ。“妻と別れて君と一緒になる”なーんてありきたりのセリフにハマってたんだけど、向こうはなかなか離婚しないしね…。そんな関係に疲れて別れを告げた後、親のすすめでお見合いした相手が小出だったってわけ。結婚してからもあたし、なかなかモテたんだけど、そのたびに小出がネチネチ嫉妬してやりきれないのよ…。だから結局浮気もできなかったのよ…」

と言った…


No.393 14/07/23 11:14
フリーター3 

>> 392 みずきは

「でも、はじめて浮気して、こんなにいいものだとは思わなかったわ…」


と中川に囁いて、今度はみずきのほうから中川にキスをした。


そしてみずきが上になって、中川はみずきの下からみずきの乳房を揉みしだきながら腰を使った。


みずきも中川の腰に合わせて自分も動き
「ああ…、いいわ…」

と身体をのけぞらせた。


のけぞったみずきの姿がエロチックだったので中川も興奮し
「俺もいいよ…」


と叫んでふたりは同時に果てたのだった…

No.394 14/07/23 11:21
フリーター3 

>> 393 一方、九州方面に真藤と出張したデブッチョ小出は、真藤とともに仕事に追われていた。

真藤は九州の出身だったので、土地勘のないデブッチョ小出にはありがたかった。


その日の仕事が早めに終わったので、真藤はデブッチョ小出に

「時間もありますし、きょうはちょっと面白いところにでもご案内しましょうか…?」


と、九州の歓楽街・中洲へと誘った…


No.395 14/07/23 11:41
フリーター3 

>> 394 デブッチョ小出が連れていかれたところは、中洲の中心地から離れた、スナックではないが、昔ながらの“キャバレー”という雰囲気の古い店だった。


キャバクラでも行くのかな と勝手に思っていたデブッチョ小出はちょっとあてが外れたが、しかし逆に 昔ながらの店の雰囲気に懐かしいものを感じた。


聞いてみると真藤は学生時代、ここでボーイとしてアルバイトしていたことがあったという。


真藤「私は苦学生だったんですよ。親は早くからいなかったし…、ボーイの仕事のほかにキャバレーの派手なハッピ着て呼び込みもやったりしたんです。かなり寂れたけど、まだ続いててね。九州に来ると懐かしくてつい来ちゃうんですね」

と説明した…

No.396 14/07/23 21:58
遊び人0 

>> 395 小出と真藤が酒を酌み交わしていると


向こうから1人の男性が歩いてきた。


『真藤か?』


小出はその男の顔を見て声をあげて驚いた。


それは喜劇俳優として名高い斎藤源一郎だった。


真藤『斎藤じゃないか。活躍は何時もテレビで拝見しているよ。


あ、こちらは会社の同僚で小出さん。


小出さん、斎藤とは昔ここで同じ釜の飯を食ったバイト仲間だったんですよ。』…



No.397 14/07/24 07:15
遊び人0 

>> 396 斎藤『小出さん、真藤と私は少しの間、漫才コンビを組んでいた事があるんですよ。』


小出『え?そうなんですか!』


真藤『それが全く売れませんでしてね…コンビを解散した途端に斎藤がブレイクしたんですよ。』


斎藤『俺はこの道で生きることが出来たが、麻美ちゃんは真藤に取られちゃったな。』…



No.398 14/07/24 12:26
遊び人0 

>> 397 25年前…。


真藤と斎藤は駆け出しの漫才コンビで夜はこのキャバレーでバイトをしていた。

そしてその時ホステスとして働いていたのが麻美だった。


麻美は父親がつくった借金の返済の為、高校を中退し


年齢をごまかして働いていた…



No.399 14/07/24 12:40
フリーター3 

>> 398 麻美は、当時人気のあった女優の小林麻美に似ていた。


奇しくも本名も“麻美”だったのである。

家庭に事情があったせいか実年齢よりも上に見え、どこかアンニュイな雰囲気が漂っていた…

No.400 14/07/24 22:13
遊び人0 

>> 399 麻美のアンニュイで落ち着いた雰囲気は客からも支持され


麻美目当ての客も多かった。


麻美は毎日テレビや新聞でニュースを頭に入れてきていた。

だから客がどんな話をしても適切な返しが出来た。


そんな麻美に真藤と斎藤は惹かれていった…



  • << 401 当時のこの店のママも 「麻美ちゃんがいるだけで店の格が上がる感じよね~」 とべた褒めだった。 麻美は客からの執拗な誘いも頑なに断り続け、客との1対1の店外デートにも絶対に応じなかったのである。 だからよけいに客がカーッとなって通いつめていたのだった…
投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

お知らせ

9/20 標準スレ表示モードの変更(9/25実施)

あほ雑談掲示板のスレ一覧

おバカよ😜集まれ。あほ雑談。暇つぶし。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧