みんなでつくろうストーリー8の2

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遊び人
14/08/02 21:27(更新日時)

みんなでつくろうストーリー8の

つ・づ・き


よろしくどうぞ~👍



No.2107216 14/06/19 07:35(スレ作成日時)

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No.101 14/06/27 07:12
遊び人0 

>> 100 今夜2人が行く先は、いつの日か川上と花子が食べに行き


情報番組に映った超人気レストランだった。


曜子は嬉しさを隠しきれない顔で


レストランから少し離れた街路樹の下で聡を待った…



No.102 14/06/27 12:22
遊び人0 

>> 101 曜子が聡を待っている街路樹の向かい側にはコンビニがあった。


何やらコンビニの中が騒がしい。


曜子がコンビニの方を振り向いた時、店の中から黒いマスクをつけた男が


ピストルを片手に店を飛び出してきた…


No.103 14/06/27 19:45
遊び人0 

>> 102 コンビニから飛び出した強盗は走って逃走しようとしたが


すでに店員が呼んだ警察に取り囲まれていた。


警察『無駄な抵抗はよせ!お前はすでに包囲されている!』

慌てた強盗は曜子にピストルを突きつけ人質にしたのであった。


強盗『車を用意しろ!さもないとこの女の命は無いぞ!』…



No.104 14/06/27 20:01
フリーター3 

>> 103 曜子は、いきなりの展開にビビったが、心のどこかで



なんだか刑事ドラマみたい…


とちょっと考えてしまった…


No.105 14/06/27 21:45
遊び人0 

>> 104 警察は強盗の要望通り車を用意した。


ピストルを突き付けられたまま曜子は車に乗せられた。


強盗犯が運転をし、曜子は助手席に座らされた。


強盗犯はマスクを外した。


曜子は意外とイケメンでワイルド系な強盗犯を見て


ちょっとカッコイイかも…なんて不謹慎な事を考えていた…



No.106 14/06/27 21:54
フリーター3 

>> 105 しかし、車はある程度まで走り、もうほとんど廃墟と化したドライブインに停車すると、イケメンワイルド強盗は曜子に

「オバサン、降りな」

と命令し、車のドアを開けて曜子を突き飛ばすように降ろすとそのまま発進していった…


No.107 14/06/28 00:37
遊び人0 

>> 106 曜子はおばさんと言われた事にムカつき

さっきコンビニの前で拾った


蛍光ボールを強盗犯が運転する車めがけて投げつけた…



No.108 14/06/28 00:44
フリーター3 

>> 107 蛍光ボールは、車の後ろのトランクに当たり砕け散って、蛍光色のペンキが車にべったりついた。


そうとも知らずに車はどんどん走り去って曜子の視界からは見えなくなった…


No.109 14/06/28 01:05
遊び人0 

>> 108 曜子はここが何処かも分からず呆然と立ちすくむのであった。


しかし曜子の頭の中では、今何処にいるかより


イケメンワイルド系強盗犯が言い放った

『おばさん』


という言葉がこだましていた…


No.110 14/06/28 01:41
遊び人0 

>> 109 呆然と立ち竦む曜子は携帯がなって我に返った…



No.111 14/06/28 02:20
フリーター3 

>> 110 携帯のディスプレイを見ると、聡からだった。


何度かよねや聡の家に行くうちに、曜子はよねに携帯番号を教えていた。
おそらく聡はよねから番号を聞いていたに違いない…


No.112 14/06/28 02:31
遊び人0 

>> 111 曜子『もしもし…』

聡『曜子さん?大丈夫?今何処?』


曜子は聡の声を聞いたら安心して泣いてしまった…



No.113 14/06/28 12:29
遊び人0 

>> 112 聡『怖い思いをしたね。』

まさかイケメンワイルド系強盗犯におばさんと言われた事が

ショックで泣いているとは、言い出せない曜子であった。


曜子『レストラン…』


聡『また俺がちゃんと予約とるから。』

曜子『うん』…



No.114 14/06/28 18:49
フリーター3 

>> 113 曜子は、聡の優しい言葉に泣きながら、あんなイケメンワイルド強盗のことを一瞬でもカッコいいと思ってしまった自分はバカだと思った。


そして、


この人に比べたら、いくらイケメンワイルドだからって私をオバサン呼ばわりして、しかも強盗犯なんだし、あんな男なんて…。



と曜子は思った…


No.115 14/06/28 23:27
遊び人0 

>> 114 そして曜子には警視総監賞が贈られる事になった…



No.116 14/06/29 00:06
遊び人0 

>> 115 その夜…


曜子は眠れなかった。


ドキドキして…


隣に寝ているのは聡だった…



No.117 14/06/29 00:14
フリーター3 

>> 116 曜子はドキドキしながらも、数年ぶりに男に抱かれたことでまだ身体がほてっていた。


もしかしたらあのイケメンワイルド強盗のおかげかもしれないわ


とも、眠れない夜に曜子は思っていた…


No.118 14/06/29 00:54
遊び人0 

>> 117 そこはホテルの一室だった。


あの後パトカーに保護され、事情聴取を取られ


終わった時間は11時を過ぎていた。


聡はまだ気持ちが落ち着かない曜子のそばに居たくて


ホテルに泊まる事になったのだ。


眠れない曜子はじっと聡の寝顔を見ていた…



No.119 14/06/29 01:30
遊び人0 

>> 118 聡の寝顔は少年のようにかわいかった。

しかし眠れない…


右を向いても左を向いても


どうしても眠れない。


曜子はとりあえずストレッチ体操をしてみることにした…



No.120 14/06/29 04:41
遊び人0 

>> 119 体操の効果があったのか曜子は少し微睡んで朝がきた。


聡はまだ寝ている。

曜子はテレビをつけた。ニュースで昨夜のコンビニ強盗の事件を報じた。


そこには強盗犯の顔写真も映った…



No.121 14/06/29 10:20
遊び人0 

>> 120 暗がりではイケメンワイルド系に見えていた強盗犯だったが

テレビに映し出された写真を見て曜子は

思わず吹き出してしまった…



No.122 14/06/29 12:21
フリーター3 

>> 121 テレビに映し出されていた強盗犯の写真は、単なる日焼けした下ぶくれのオッサンで、しかも年齢は曜子と同い年の40歳だった。



同い年のヤツからオバサン呼ばわりされるなんて、自分だってオッサンだろ

と曜子は吹き出しながらも内心ツッコミを入れていた…


No.123 14/06/29 12:36
遊び人0 

>> 122 曜子が苦笑しながら静かにテレビを見ていたら


背後からいきなり…


No.124 14/06/29 15:13
遊び人0 

>> 123 背後からいきなり誰かが話しかけてきた。

『まったく、良い年して強盗に入るなんてね~。』


明らかに聡の声ではなく、それは茶の間のおばちゃんのしゃべり方だ。


曜子は驚いて辺りを見渡すとさっきまで曜子が寝ていたベッドの上に


リラックスして寝そべっている半透明なおばちゃんがいた…



No.125 14/06/29 18:21
遊び人0 

>> 124 『あ~ら、あんたあたしが見えるんだね~。あたしゃお喋り好きな幽霊さ。』


曜子『…幽霊…さん?』


『いつも暇そうな人に話しかけるんだけどさ、いないんだよね、あたしが見える人が。』…

曜子『そうなんですか…。』


幽霊と言われても、半透明なおばちゃんは何故か怖くなかった…


No.126 14/06/29 19:34
遊び人0 

>> 125 『この人あんたの旦那さんかい?あんた、この男出世するよ!』


曜子『いえ、まだ結婚はしていませんが、ありがとうございます。』


そこへ聡が起きてきた。


聡『曜子、なにブツブツ独り言言ってるんだ?』


どうやら聡にはこのおばちゃんの幽霊は見えないらしい…



No.127 14/06/29 20:37
フリーター3 

>> 126 そして、聡が目覚めたと同時に幽霊は消えた。


曜子「あっ…、べつになんでもないのよ。ちょっと独り言…」

聡は曜子を優しく抱きしめキスをすると、再び愛し合った。


終わったあと、聡は

「曜子さんって素敵だなあ。僕より5歳年上だなんて信じられないぐらいだよ…」


と曜子に囁いた。



聡はそれから

「こうなった以上、僕は曜子さんとのことを真剣に考えたいんだ。僕の仕事のことも話さないといけないしね…」


と言った…


No.128 14/06/29 21:58
遊び人0 

>> 127 聡と曜子は真剣に向き合い

聡『曜子さん。僕はあなたと幸せになりたい。


ただ僕は少し危険な仕事をしているんだ。』


聡が真剣に話しているとき、また幽霊おばちゃんが現れて


『い~ね!プロポーズってやつだね!』

としゃべり始めた…


No.129 14/06/29 22:02
フリーター3 

>> 128 曜子はそこで


うるさいわね!黙ってよ!


と言うはずが、聡の言う

危険な仕事


というのが気になって、幽霊へのツッコミを忘れていた…


No.130 14/06/29 22:14
フリーター3 

>> 129 曜子「あなたの仕事って、警備員なんでしょ?確かに危険な仕事かもしれないけど…」


聡「いや、警備員というのは建て前で、実は、警察官なんだ…」


え!?


警察官!?



ってことは、公務員じゃないの!!



聡「誤解のないように言っておくけれど、警察官も、テレビドラマでよくあるようなのは現場の警察官で、それ以外に、エリート警察官ってのがいるんだ。エリートのほうは、ほとんど現場の仕事なんかしないし、やってることは役人と変わらない。僕は現場のほうだから、エリート警察官みたいな出世なんてなかなかないし…。それに、ハードな仕事のわりには給与も安いし、事件があれば何日も帰れない。呼び出されたら休日返上しないといけないときもあるし、事件によったら殉職だってある。僕の本当の父親も、警察官で、ある事件で殉職したそうだ。そして、僕を引き取ってくれた親父も、警察官だった…」


No.131 14/06/29 22:38
遊び人0 

>> 130 『いい話だね~。あんた、人間金よりハートだよ!』


曜子はしゃべり続ける幽霊おばちゃんが気になりながらも


聡からのプロポーズを真剣に聞いた…



No.132 14/06/29 23:14
フリーター3 

>> 131 聡「こんな仕事だから警察官って結構離婚も多いんだ。僕も、どこかで家庭を持つことをあきらめてる部分があった。でも、曜子さんと出会って…、考えが変わったんだ。ばあちゃんも圭司も、曜子さんならいいって言ってくれたし…」


聡の語り口は、なめらかではなかったがそれゆえに曜子の胸を打った。


夢にまでみたプロポーズ!



私にこんな日がくるなんて…。


曜子は嬉しさいっぱいで


「私…、聡さんと会う前は、ヒステリックなお局様で、若い子たちから煙たがられてて…。自分でもわかってたんです。自分がイヤなお局だって…。でも、聡さんと会って、私…変わったんです。だから、私、聡さんがどんなお仕事だっていいんです。これからの人生を聡さんと生きられたら…」



聡「曜子さん!」



聡は再び曜子を抱きしめた…


No.133 14/06/29 23:18
フリーター3 

>> 132 曜子は聡に抱きしめられながら、ふと、さっきのおばちゃん幽霊のことを思い出した。


あのおばちゃん幽霊…、そういえば、どっかで見たことがあったような…。



なんだか懐かしいような…。




そこで幽霊の声がした。


「ちょっとは思い出してくれたかい?アンタさあ、あたしに毎日手を合わせてくれてただろ?」


あっ!



もしかしたら…、あのお地蔵さま…!?



No.134 14/06/29 23:24
フリーター3 

>> 133 おばちゃん幽霊は


「やっと思い出してくれたかい?まあ、正確にいえばお地蔵さまじゃなくて、あのお地蔵さまの上にたまに乗っかってたりするんだけどね。アンタが毎日あのお地蔵さまに手を合わせていくからなんとなくアンタのことが気になってさあ~。まあアンタは、この男のことで頭いっぱいでしばらくあたしの姿なんて気にも止めてなかったみたいだったけどさ」


と言った。


そういえば…。


あのお地蔵さまに手を合わせて聡さんの家へ向かうときに何度か視界の隅で姿を見たような…。


あのときは 多分近所に住んでる人だろう ぐらいに思ってたけど…


No.135 14/06/30 07:06
遊び人0 

>> 134 『あんたよかったね~!』


おばちゃん幽霊の言葉に曜子はつい


『ありがとう。』


と応えたが、それは同時に聡にも違う意味で届いた。


感動的な場面なのに幽霊おばちゃんが横で泣きながら喋り続けているから


曜子は泣けなかった…


No.136 14/06/30 08:10
フリーター3 

>> 135 その日から数日後、曜子と聡は婚約したのだった。


結婚は半年後であるが、結婚したら、曜子は聡の家でよねと同居することになっていた。


聡が事件で帰れないとき、よねと一緒のほうがよねも心強いだろう と考えてのことである。



曜子は、聡と婚約したことを、雨宮晴子にだけは自慢してやりたかった…


No.137 14/06/30 12:48
遊び人0 

>> 136 曜子はしっかり婚約指輪をはめて


雨宮春子がいるオフィスへ書類を持って行くことにした。


何時もなら若者たちに頼む仕事なのだが…


No.138 14/06/30 12:53
フリーター3 

>> 137 曜子は総務課のドアを開けて、雨宮晴子のいる席を目指して進んでいった。


雨宮晴子はパソコンを叩いていたが、曜子が来たことに気づいてパソコン入力の手を止め

「あら、滝藤さん。なにか急ぎのご用事?」


とにこやかに笑みを返した。



曜子がふと見ると、雨宮晴子の左手の薬指にもダイヤの指輪が光っていた…


No.139 14/06/30 12:57
フリーター3 

>> 138 曜子「あ、雨宮さん、それは…」


晴子「あっ…」


と晴子はわざとらしく今気づいたフリをして

「いけない。仕事中はつけないようにしてたんだけど、はずすの忘れてたわ」


などと言った。



雨宮晴子も実は最近、食堂のおばちゃん花井ノブから紹介された宗田源次郎と婚約していたのだった…


No.140 14/06/30 13:01
フリーター3 

>> 139 曜子はとりあえず

「それって、婚約指輪よね…。おめでとう…。仕事は辞めるの?」


と聞いてみた。


雨宮晴子は

「ううん。こんなご時世だし、総務課長もいてほしいって言ってくれたし、続けるつもり。本当はエラソーと合併するのをきっかけに寿退社しようかな って思ってたけど…」



曜子「そうなの…」


曜子は、さっきまで婚約を自慢しようと思ってたのがなんだかバカバカしくなっていた…


No.141 14/06/30 13:04
フリーター3 

>> 140 晴子「ところで、何の用事だったの?」


曜子「あっ、ううん…。用事が何だったか忘れちゃった。もう一度戻ったら思い出すかも」


曜子は総務課をあとにした。



まあ、雨宮晴子も幸せになるんだからいいか


今は黙ってて、晴子を驚かす ってのもいいし…


No.142 14/06/30 13:07
フリーター3 

>> 141 曜子も、聡と婚約したことで、心のゆとりができたのか、べつに自慢しなくてもいいわ と思ってスキップしながら企画課に向かった…


No.143 14/06/30 21:15
遊び人0 

>> 142 曜子がスキップする姿をみたデブッチョ小出は


思わず二度見をして、持っていた書類を落としそうになった…



No.144 14/06/30 22:07
遊び人0 

>> 143 デブッチョ『おっと!ごめんなさい!』

デブッチョ小出はよろけた拍子に誰かとぶつかってしまった…



No.145 14/06/30 22:54
遊び人0 

>> 144 ぶつかった相手はダンディーな風貌で女性社員から人気のある


中川課長だった。


2人は派手にぶつかり


魂が入れ替わってしまった…



No.146 14/06/30 22:59
フリーター3 

>> 145 最初ふたりは、魂が入れ替わったことに気づかなかったが、なんだか違和感があるな と感じていた…


No.147 14/06/30 23:25
遊び人0 

>> 146 2人はぶつかった際に落とした書類を集めると


中川(デブッチョ)『いや~ごめんなさい…あれ…おれ?!』


デブッチョ(中川)『え?俺だ…。』


2人は混乱した…



No.148 14/06/30 23:48
遊び人0 

>> 147 デブッチョになってしまった中川は


混乱する頭の中で


何故入れ替わった相手が寄りによって


デブッチョ小出なんだよ…


と思いうなだれた…


No.149 14/07/01 00:47
フリーター3 

>> 148 うなだれながらも、とりあえずすぐにもとに戻りそうにないので、デブッチョ小出としてその日を過ごすしかなかった。


多少トンチンカンな言動はあったもののなんとか周囲からはあやしまれずにすんだ。


やがて退社時間になったが、もとに戻る様子はない。
このままデブッチョ小出の家へ行くしかないのか…。


デブッチョ小出となった中川課長は、デブッチョ小出の家に行ってみた。
デブッチョ小出の家は郊外にある一軒家である。
ただし、デブッチョ小出自身の話によれば借家らしいのだが…。



「ただいま~」


と言ってみる。


すると、中から

「あなたお帰りなさい」


と言う声が聞こえてきた…


No.150 14/07/01 00:49
フリーター3 

>> 149 ドアが開いて女性が出てきた。


多分デブッチョ小出の奥さんだろう。


しかし、デブッチョ小出になった中川課長は、デブッチョ小出の妻を見て驚いた。



デブッチョ小出の妻はかなり美人だったからだ…


  • << 151 デブッチョ小出の妻は、確か年齢は49だったと聞いているのだが…。 それに、かなり大きい子供がいると聞いているのに…。 あまりに美人で、デブッチョ小出の妻には見えない。 デブッチョ小出の妻は、唖然としている夫(魂は中川課長)を見て 「あなたどうかしたの?」 と聞いた…
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