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美咲( ♀ ogqtnb )
15/05/05 01:32(更新日時)

友人に物語を書いてみたら?と勧められていたが、なかなか筆が進まない…
携帯小説で地道に書いていけたら友人にも読んでもらえるし良さそうと思った。
自分のペースでツラツラ書くフィクション。面白くなかったらごめんなさい

No.1991936 13/08/24 01:16(スレ作成日時)

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No.101 14/11/11 00:21
美咲 ( ♀ ogqtnb )

>> 100 あのオバサンはどうなっただろうか。
今までの人はどうだったのだろう。色々考えていたら、先ほどまで気になっていた片付け屋の存在を忘れていた。
彼女はスッカリ姿をくらましていた。
私は気がついたら家に着いていた。色々な事に頭が軽く混乱していた。
「良かったけど…。死んだよねあの男。…殺された訳じゃないよね?」
片付けるという事はそういう事だったのか。
でも、あくまであれは事故だった。
いなくなったのは嬉しい。しかし、なんともスッキリしない感じがした。怖くもあった。
それでも次の日からなんら変わらず、私は仕事をしていた。
どんな事が起こったのか分からないけど、考えてても仕方ないからだ。
「あれやってありますか」
「あれやっといて」
「あれどこやった?あれ、そういえばあいつは?」
みんな自分の事でいっぱいだから、オバサンみたいに、他人の事ばかり気にしている人はいない。

No.102 14/11/20 00:19
美咲 ( ♀ ogqtnb )

>> 101 でもそれでいいのだと思う。
オバサンみたいに人の世話焼きたいならそういう仕事をすればいい。
結婚相談所とかに勤めればいい。
まともに仕事しないで、モテない40男にへばりついているよりずっといい。いちいち男を連れて追いかけ回される女の子はいい迷惑だ。
大の男が人と会話出来ないってなんだ。
それでも大人か。
女の子と話すのが恥ずかしいって、オバサンの後ろに隠れる以上の恥ずかしい事かよ。
(単に面倒なだけでしょ。黙ってりゃババアが女連れて来てくれるんだから、利用しない手はないもんね。)
おとなしくしてりゃ可愛いと言って世話焼いてくれるんだから、男にとってオバサンは利用価値のあるバカだろう。
男にへばりつくババアは大抵若い女の子は嫌いだけど、仲良くしてくれるオバサン仲間がいないから、若い子に仲良くしてくれとしつこく迫る。
話しかけるネタに男を使っているのだろう。
お互い利用しあっているから達が悪い。
それでいて、女の子をいじめたり、嫌がらせしたりして喜ぶのも、こういうオバサンやモテない男なのだ。
「俺、ゆとり嫌いなんだ。あいつ仕事出来ねぇじゃん。アハハハ」と笑っておいて、隠れてその子を口説くが、女の子は悪口言われてるの気づいてるから落ちない。それでキレるからモテない。モテない男は中身がオバサンだからモテないのだ。

No.103 14/12/12 00:57
美咲 ( ♀ ogqtnb )

>> 102 仕事をしながらこんな事を考えていたらあっという間にお昼になった。
「何を食べよう?」
(色々考えていたらお腹空いたな)
私はボーッと歩きながら店を覗いて歩いた。
すると、感じのいいお店を発見した。
(ここにしようか?高いかな?)
ランチなら大丈夫だろう。私はそこに入った。
席に着くと、慌てて後から入って来た客がいた。
「相席宜しいですか?」
店員に言われ、頷いた。
別に気にならない。食べ終わったらさっさと出よう。
「すみません、ハハハ!」
一人の男が席に着いた。
男はやたら話しかけてきた。
(話す事が好きなのかな)
初対面の人と話すのは苦手なので、ただ聞いていた。
男の話は主に自分の事で、自慢とも取れる話も多く、あまり面白くはなかった。

No.104 14/12/18 01:23
美咲 ( ♀ ogqtnb )

男は自分の事を話続けていた。
食べながら聞き流していると、つまらないかと訪ねてきたので、そんな事はないと一応弁解したが、他人の事に対して興味がない私は、何一つ聞いてはいなかった。
私は食べ終わると、先に店を出た。男が追いかけてきて、隣を歩調を合わせて歩いている。
ナンパなんだろうか。こういう男は、ナンパと思って怒れば勘違いするなとキレるし、気づかないフリをすれば気づかないのかとキレる。
鬱陶しい。
乙女ババアにしてやれよ。
何されたって喜ぶから。
私は走ってまいた。
しばらく男は追いかけて来たが途中で消えた。
「大丈夫?」
職場に戻ると、仲の良い子が心配して駆け寄ってきた。
私は息が切れていた。結構走ったらしい。

No.105 14/12/22 00:19
美咲 ( ♀ ogqtnb )

「べ、別に…」
私は慌てて大丈夫なフリをした。
1日仕事をしての帰り、女の子だけで集まって飲みに行く事になったのだが、何故か一人男が着いて来た。
女性ばかりの中恥ずかしくないのかと思うが、こいつは逆に女の集団に混ざりたがる。
モテない40男。
これも努力なのだろうか。
ウザイと思ったが、しつこく食い下がるし、面倒なので連れて行く事にした。だが、一向に話さないのは何故か?
恥ずかしくはないはずだ。
だったら来なければいい。まぁいいか。私はどうでも良いので仲間との会話を楽しんだ。
(今日は飲みたいな。)
予約してあった店にそれぞれ適当に座った。
お酒で乾杯をして話し出す。
「凄いね」
いつの間にか隣に来ていた男が話しかけてきた。

No.106 14/12/24 00:51
美咲 ( ♀ ogqtnb )

>> 105 話題は大体愚痴になる。
会社の飲み会と違って、仲間同士なので気楽だからだろう。
うちの職場は他の部署に比べて女性が多い。
だからか、女性同士のいざこざも多いし、男性は男性らしくない。
良く言えば優しいと言えなくもないが、中には腹黒い奴とか女の子にだけふんぞり返る奴もいて、あまり良い男はいない。
独身のオッサンが多い為、乙女ババアは男に仕事を頼まれるだけで舞い上がる。表向きは可愛い人という事にしているが、仕事出来ないわお節介だわ、若い子嫌いなくせに若い子につきまとうわで、私達のブラックリストに乗っている。
(あの男、ババアのスパイかな)
そういえば、職場を出る時にババアが彼を引っ張ってどこかに行くのを見たな。
男の方ばかりもつこのババアをおばさん連中も良くは思っていない。
だが、ババアは嫌われてるとは絶対思ってない。
このババアの何が驚くかって、思いやりというか常識がない所だ。最近、このババアがやらかしたある事が、私達だけではなく、職場で噂になっている。
うちの職場の一番若い女の子にババアはずっとストーカーのごとく張り付いていたのだが、最近は彼女の携帯に毎日電話をかけ、あなたのお父さんと私とあなたで旅行しないかとしつこいらしい。
私も休憩室にいる時に、ババアが女の子に詰め寄っているのを見た事があるが、彼女の母親は健在なのに、なぜお母さんだけ仲間外れにしようとするのか。

No.107 14/12/26 02:17
美咲 ( ♀ ogqtnb )

「そういえば、あのオバサン、その後どうなったの」
「今でもしつこいみたいよ」
「両親に話してもしょうがないしね…会わさなければいいだけだけど。家にまでは来てないんでしょ?」
私が飲みながら考えていた事が、いつの間にか話題に上がっていた。
すると、男が話に入ってきた。
「別に普通だよ。いいんじゃないかな」
と男が言ったものだから
「お母さんないがしろにしようとしてるのに?」
「人の家庭に入りこもうとしてるじゃん」
「つーか乗っとる気満々だよね」
男の一言に、女性陣大ブーイング。
まぁ娘に母親を裏切れと言ってるような言動だからね。そして父親との仲を取り持てと言ってるように聞こえるからね。あのババアにそこまでの気持ちがないかもしれなくても、誠実な女性なら嫌悪感を持つよね。
男は仲のいいオバサンを庇おうとしたのだろうが、そもそもオバサンと仲良くしたいなら若い子の群れには参加しない事だ。嫁姑が仲良くなるのが難しいように、若い子とオバサンは水と油なのだから。
それに男好きババアは考えてる事が理解出来ない。
単に寂しい夜の相手が欲しいだけなのを恋という言葉でごまかしている。
欲求不満のババアを理解出来るのは、女日照りの男くらいだ。
「俺とエリカさんは歳が近いからさ」

No.108 15/01/02 01:43
美咲 ( ♀ ogqtnb )

>> 107 「だから何よ」
「歳取ると、男ってオバサンに近い考え方になるの?」
「じゃ彼女出来ないね」
男の頬がピクッと震えた。
「オバサンの所帰れば!」
男は黙って固まった。
庇ってくれる人が出ないか、チラチラこちらを見ているが、みんな無視。
話題はすぐに変わったけど、男は固まったままだった。
私も会話を楽しんでいた。ら、とたんに男がバタバタと店を出て行ったので驚いた。
それから2時間後、帰る時には奴の事はスッカリ忘れていたのだが、店の前に立っていたのでまた驚いた。
いつもオバサンに甘やかされてるから、誰か自分を気にしてくれると思っているのね。小さい子ども相手にしてる訳じゃないし、40過ぎのオッサンを甘やかしてくれる女は、アンタより年上だけだよ。
「二次会行こう!」
声を掛け合って去っていく女の子達。
私も。
男は黙って見送っていた。
知らんし。

No.109 15/02/12 01:05
美咲 ( ♀ ogqtnb )

しばらくして、私は友達に誘われて温水プールに行った。体を動かしたくなったからだ。
「向こう行こう」
急に友達が腕を引っ張る。
「どうしたの?」
「あの監視員さん、さっきから変なんだよ…」
私は近くに立っていた監視員を見て、ギョッとした。
どう見ても不審者にしか見えない。
「さっきから、胸の大きな女の子の後を追いかけ回してるの」
「誰かに言おうか…」
他の監視員に言おうか迷う。
「さっきその子の彼氏っぽい人が言ってたの見たの。でもちゃんと取り合わないの」

No.110 15/02/22 00:28
美咲 ( ♀ ogqtnb )

ああ従業員同士の結び付きが異常なのか。
「そういえば、あの人見た事あるな。あっ先月までうちで働いてた貝塚さんじゃない!」
辞めた事になってはいるが、実際はクビだった人だ。
「あっ本当だ。やっぱりダメねあの人」

No.111 15/03/25 00:11
美咲 ( ♀ ogqtnb )

>> 110 あの人は、とにかく若い子が嫌いだったようで、気に入らない子にわざと近づいては、近くで監視するという事ばかりしていた。
まぁ友達もいた人だったのだがその友達に気づかれないように社員食堂に行く度に、その子の近くの席に着いては見ていたらしい。
「気持ち悪いんだ…」
その子に相談された事があるのだが、チラチラと見ては聞こえないように何か言ってるらしく席を代えても追いかけてくるので気持ち悪いらしい。
「気にして欲しいんだよ。構ってちゃんてやつ」
甘えた女だ。
痛めつけて気晴らししたいのだろう。普段は大して口もきかないくせに意地悪だけは上手いのだな。
「はぁ…」
「執着してるのは向こうなんだけどね。無視するとムキになるし、構うと騒ぐし、家庭が上手くいってないのかな」
私は乾いた笑いを浮かべた。
あの人はああいう人だと、知ってる者は多い。男性陣からは、関わりたくない女と思われている。
まぁ男性はどうでもいいだろうけど。結婚してて友達もいて何が不満なのか。とにかくいつも獲物を狙うハイエナのように、しつこくエグい女である。
「でも私、疲れました!」
まだ新人の女の子には、あやつは天敵だろう。

No.112 15/05/05 01:32
美咲 ( ♀ ogqtnb )

なんと言えばいいか考えたあげく、とりあえず励まして愚痴を聞いてやる事にした。
吐き出す場所は救いになる。
「愚痴を言えるだけで有難いです」
悪い子ではないんだがなぁ。しかし、色々大変な子だ。
「もう一ついいですか?」
仕事に集中したいのに、周りがどうも騒いでいるので、悩みが尽きないのだろう。
「何?」
(そういえば、この子を狙ってるオッサンいたから、それか?能無しオヤジ程、しつこいってやつか?)
独身の上司に彼女を狙ってるというか、告白してフラれた奴がいるのだ。
「あの人、なんであんなにしつこいんでしょう?」
「仕事出来ないのを独身だからだとか言ってたし、周りも結婚を急かすから焦ってるのかもね」
「私の物を勝手に使ったり、ニタニタ笑って来たり気持ち悪くてたまらないんですけど、いつもああなんですか?同僚の黒川君と話すなとか言ってくるし…」
あいつは、付き合う前の女に命令したりするんだよね。気に入った女は全部自分の女ってか。
ウザイ。
「黒川君は仕事出来るし、イケメンだけど、係長は不細工だからかなぁ」
軽口叩いてみる。
「あの人の性格が何より嫌いなんですけど、仕事一緒にしないといけないから、普通に接してはいるんです。構ってくれてると思ってるんでしょうか?」
「なんでも良い方に取るのも考えものだよね。ポジティブはいいけど、なんでも思い通りになると思い込むのは、傲慢だよ」

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