《ニワカ探偵事務所》
『不倫 浮気調査。
DV 虐待 相談可。
人間 ペット捜索。
盗聴 ストーカー。
その他のトラブル
お任せください!!
ニワカ探偵事務所』
ヤツの目を盗んでの
更新になります(笑)💦
ゆっくりには なりますが また おつき合いいただけると 嬉しいです🍀🍀🍀✨✨✨✨✨
>> 100
「はい孝志 あ~ん…」
「 … 」
「おいしい?」
「 …
うまいわけないでしょ…」
「モウ(怒)孝志は
ちゃんと食べなきゃダメ~!」
「 …
社長 楽しい?」
「意外と(笑)(笑)!」
「ここ
心療内科もあるみたいだよ…」
「病んでないすから(笑)俺!」
…
充分 病んでるだろ。
「なんで来ないんだろう…
由紀子」
「たぶん あれっすね!
正妻と愛人の 携帯バトルが 繰り広げられてるっすね!!」
( … )
「だから なんで そんなに楽しそうなんだっつーの(怒)!」
「モウ(泣)孝志
怒っちゃやだ~(泣)(泣)💦」
「何してるんですか~?(笑)
達也さん(笑)」
「マユちゃん(泣)
佐川さんが ご飯食べてくれないんだよ~(泣)(泣)」
「モウすぐ奥さん いらっしゃるって電話ありましたよ(笑)」
「ほんとにっ!?」
孝志の心臓が 跳ね上がる。
「あら(笑)佐川さん!
奥さんのこと 愛してるんですね~(笑)素敵♪♪♪」
看護士が 孝志を茶化す。
「俺も 妻を愛してるよ…
マユちゃん… 」
「なら こういうこと
やめて下さいっ(怒)!」
肩にまわった大野の腕を
払いのける。
「あん(泣) 嘘だよ
愛してないよ~… 」
…
やっぱり おまえは
痛い目にあった方がいい…
>> 101
(俺は どこまで
浅はかなんだろう…)
エレベーターの扉を見つめたまま 和馬は ため息をついた。
…
扉が開く
「和馬!!」
飛び出して来た ルカが
和馬に抱きつく。
「 …!
おまえ💦 バカ💦!」
和馬は 咄嗟に キョロキョロと 辺りを見まわした…
このビルの1階に受けつけは 存在しない。 各フロアごとに 会社が異なっているからだ。
和馬が 壁の時計を見る
幸い 今 人かげはないが もう 昼も終わりに近い… 外から戻る人間も 増える時間だ。
和馬は ルカの両肩をつかみ
身体から 離した。
「おまえ…
会社でこんな事すんな…!!」
ルカの目を見て 小声で言う
(泣いてる…?)
「どうしたんだよ… ルカ…」
「和馬…」
チンっという軽快な音とともに
隣のエレベーターの扉が開く。
ルカが ハっと顔を向け
和馬から 少し離れる
「お~ 遠藤!(笑)
わり~わり~(笑)ちょ…」
「きゃあーーっ!!!!!」
…
言い終わらぬうちに
遠藤の かたい拳を受けた 和馬の顔面は 身体ごと 床に倒されていた…
>> 102
「おかえりなさいっ!
望さ… ん? 」
…
「凛々ちゃん…
近い 」
「どーしたんですか!?
その顔!!!💦💦 」
「 … 」
「(笑)望さん
何と 戦って来たんです!?」
「そんなに おもしろいか?
相原… 」
望が睨む。
「ぜ… んぜん…
おもしろくない… です… 」
「電信柱だよ」
「ぶーーっっっ!!!」
吹いたのは 郷だった。
「郷さん… 」
「おまえ 最近 おとなしかったからな(笑) 力、持て余してたんだろ(笑)(笑)」
…
「勝ったのかい?」
「 …
負けたよ お母ちゃん…
痛っ!」
「我慢しな!
あと残ったら大変だ…」
ミヨ子が 望の鼻の横と 右の頬っぺたの擦り傷を 消毒しながら 言う。
((泣)マジ痛い…)
「美羽ちゃんの…
お母さんは? 」
「さっき帰ったよ…
ってか 帰したよ(笑)
はい! おしまい!」
「ありがと お母ちゃん…」
望は 自分の席に座ると
「相原! コーヒ…
やっぱ 凛々ちゃん!
コーヒーちょうだ~い!!」
「は~い!」
「やっと 望さんも 俺が お茶くみのために居るんじゃないこと 悟ったんですね…」
「違うわ!バカ!
あんたが信用ならんだけよ!」
「(泣)ひどいっ💦💦」
…
(なんかあったな…)
郷だけが
望の妙なテンションに
ひとり 気づいていた…
>> 103
「誰…
いったい あんたは
誰なのよ…!!! 」
…
耳元で鳴りつづける
呼び出し音を聞きながら
佐川由紀子は その携帯の向こう側の人間に 生まれて初めての 煮えたぎるような憎悪を向けていた。
「出なさいよ…!!!
この キチガイ女…
バカにしやがって…!!!」
左手は
強くハンドルを握っていた…
そうしなければ グラグラと揺れる身体を おさえられない 由紀子。
「あ…
どうも(笑)」
口だけを
笑顔で動かし会釈する…
最近出来た コンビニのせいで 由紀子の家の前は 近所の年寄りたちの 通り道になっていた。
呼び出し音が…
留守電に切り替わる。
「卑怯者…!!!」
鬼の形相で つぶやく由紀子
(とりあえず
今は あきらめるか…
看護士に
孝志の食事の手伝いをさせるのも シャクにさわるし…… )
由紀子が ふたたび
キーを差し込もうとした時…
( …!!!)
【着信 美紀】
…
「いい度胸
してるじゃない… 」
また 震え出した指で
素早く 通話ボタンを押す。
…
(警戒してるのね…)
数秒の無言。
…
「もしもし…」
由紀子が
声を 押し出した…
>> 104
「もしもし…
お疲れサマ~ 今は もう秋~」
『 … 』
「あ…
なに?あきれてんの?」
『いえ…』
「俺さ 浩平!
看護婦
食ってから 店帰るわ(笑)」
『はい!?』
( … )
「佐川さんの 担当の看護婦
めちゃめちゃ可愛くてさ(笑)
もう少しで 仕事終わるっつ~から(笑) ラッキーだべ!?」
( … )
「あ… 浩平 おまえ なんなら
俺いない間に ババァ食べちゃっててい~よ(笑)ガッハッハ」
『 …社長
勘弁してくださいよ 』
「無理だな(笑)!!
目~つむってもな(笑)!!」
( … )
「まぁ なんかあったら
電話よこせ!んじゃ頼んだ!」
ピッ…
( … )
「社長は 自由だね… 」
「あれ💦
起きてたんですか(笑)
佐川さん💦💦」
「そんなデカい声で 話されたら 眠れるわけないよね…」
「ありゃ💦すんません💦」
「 …
どうせ 眠れないから
いんだけどさ… 」
「 …
悩むだけ無駄っすよ…
佐川さん… 」
天井を見ていた ベッドの上の孝志が 大野達也に顔を向ける…
「なるようにしか…
なんねっす(笑)(笑)!」
…
浮気をするってことは
いつでも それなりの覚悟を持っているという事なのか?…と
大野の笑顔で 孝志は感じた。
…
まったく 違うけどね。
>> 105
「!いって… 」
(なんだ…?
何が 起きた… ?)
「すいませんでした~!!」
少年が 駆けて来ると
坂牧に 頭を下げる…
「いや(笑)」
咄嗟に笑顔をつくったが 事情がまだ よく飲み込めていない…
少年が 坂牧の座っているベンチの傍らから サッカーボールを拾い また駆けて行く。
(あれ あたったの~(泣)?💦
俺の顔面に~っ!?!?(泣))
坂牧は 公園のトイレに駆け込んだ。 鏡を見るために…
「ひ~~~(泣)!?💦💦」
( …
今日は いったん
事務所戻ろう…… )
…
望の疑惑
坂牧の 確信…
間違いなく 二羽加昌樹の 親しくしていた誰かが そこに関わっている。
坂牧は 今から 浦川興行の関連業者である 不動産会社へ向かおうとしていた…
のだが
(車まで どうやって 歩こうかな~(泣)💦💦 これな~💦💦)
「よしっ!!
今日こそ突破だ!!」
…
強行突破ね。
おまえも アレだな。
… え?
地面のみを見つめ 全力競歩。
…ドシンッ!!!
「てめ~っ!!!
前見て歩きやがれ!!
この野郎っ!!!!!」
…
ほらね。
怖い オニイチャンに
つかまっちゃった。
>> 106
反射的に すぐさま立ち上がった和馬が 遠藤の胸ぐらを 掴みあげる。
「てめ~!!!
なんの つもりだ!?」
泣きじゃくるルカと 睨み合う 和馬と遠藤のまわりには
たちまち 人だかりが出来上がっていた…
「手… 離せよ… 」
遠藤が言う。
「理由を言え…!」
口のわきから 血を流したまま
和馬が すごむ。
「こんな 大勢の人間の前で 言ってもいいのか… ?」
遠藤が かすかに笑う。
「 … なに?」
ゆるんだ和馬の手を
遠藤が 振りほどいた。
「エレベーターを 使いたいんだが… よろしいかい?」
「次長…」
ルカが つぶやいた。
「血気盛んだな(笑)!
遠藤君 笠原君… 」
遠藤は 一礼し 自動ドアへと 向かって歩き出した。
「おい! 待てよ!」
和馬も 軽く頭を下げると 遠藤の後を追い駆け出してゆく…
「男同士の事だろう(笑)
放っておきなさい 芹沢君…」
散ってゆく人垣
立ちすくむルカの
涙は とまらない…
「…
相談ぐらいは のるよ(笑)」
「次長… ルカ…
わか… ら ないんで… す… 」
「ワタシの部屋に おいで…」
ルカは 2人が出て行った 自動ドアを振り返ると
開いたエレベーターに
肩を抱かれ
乗り込んだ…
>> 107
「お待たせしました~♪」
「マジで遅いって
森ちゃ~ん(泣)💦💦」
「うるさい!相原(怒)!
あ~… 森ちゃん💦
泣かなくっていいんだよ💦💦」
「ヒック… だって… ヒッ
追加で注文… ヒッ 来たから」
「だよね~ だよね~💦
追加で 天丼なんか頼んだ
私が悪いんだよね~💦💦」
…
森食堂の ひとり娘、森ちゃんは とりあえず すぐ泣く…
「相原 謝んな(怒)!」
望が 必死にご機嫌をとる。
「え~~… 」
「え~ じゃないっ(怒)!」
…
相原は しぶしぶ 森ちゃんの そばへ行くと
「ゴメンね。森ちゃん。」
棒読みで謝る。
森ちゃんは
急にニッコリ笑うと
「今度の お休み デートしてくれたら 許します(笑)」
「はあ~???」
「してやんな! 相原!」
「望さん💦
なに言ってるんですか!?…
…
っつか なんで みんな もう食べてんですか!?(泣)💦💦」
…
「毎度あり~♪♪♪」
森ちゃんは 望にウインクすると ご機嫌で帰って行った。
…
「あ~… 腹へった…」
トントン。
「相原さん!
出てくださ~い!!」
ラーメンを食べながら
凛々香が叫ぶ。
「嘘だろ~~(泣)💦💦」
「いいよ(笑)私 行くよ(笑)
あんた 食べてな…」
「望さん(泣)♪♪♪」
相原の肩を ポンと叩き
望は ドアへと向かった。
>> 108
「あっ! 水っ!」
孝志の携帯からの 着信音が鳴りやみ 美紀はやっと それに気づいた。
(そうね… !)
ガスと水道をとめると
美紀は ニヤリと笑う。
急いで 携帯をつかみ
発信…
(早く 出なさいよ…)
…
呼び出し音がとまり
心臓が ドクンと鳴る。
思いがけず ドキドキと鳴りつづける 胸の鼓動に苛立つ美紀…
『もしもし…』
「 … 」
『もしもし?』
普段の声が高い美紀
トーンを下げて
「はい…」
と 言ってみる。
『 …
どういうつもり…?』
「なにがでしょう?」
『あんた 自分のしてること わかってるの!?!?』
「わかってますよ(笑)」
由紀子の興奮で
美紀は 冷静になる…
『ぬけぬけと…!!
あんた 頭おかしいんじゃないの!?!? 』
「クックッ…
(笑)更年期ですかぁ~?」
『なっ…!!』
「だから 孝志 奥さんと 別れたがるのね~(笑) わかる気がするわ~(笑)…」
『人の亭主 孝志なんて 気安く呼ぶんじゃないわよ!!!』
「興奮しすぎ~…
耳 いた~い… 」
『…この めギツネっ!!!』
「ふっる~(笑)(笑)!
うけるんですけど~(笑)」
『 …
ただじゃ済まないわよ…』
おさえた気迫に
初めて 美紀がひるむ。
「なによ…」
ゴクリと唾を飲む。
『…めちゃくちゃにしてやる』
「は?」
『あんたも…
家族もね…… 』
…
>> 109
(この女…
いったい どういう神経
してんのよ……!!! )
「自分が どこの誰か バレないとでも 思ってるの(笑)?」
力まかせに 何度も膝で 車のドアの内側を 叩きつけた由紀子は 今頃 痛みを感じ出した…
『 … 』
(あ~痛っ… )
「あら…
どうしたの(笑)?
元気なくなったじゃない…?」
『クックッ… 』
「なにが おかしいのよ…」
『べつに バレたって
関係ないわ(笑)(笑) 』
「え?」
(なに… 言ってるの?)
『私には 家族なんかない…』
「嘘つかないで!!
幼稚園で会えるって メールしてたくせにっ!!」
『メールまで 読みあさったの~? いやらしい女ね(笑)』
頭に カっと血がのぼる 由紀子…
「いやらしいのは
どっちなのよ!!! 痛っ!」
『 … 』
( …膝 痛~っ)
「まぁ いいわ…
嘘は いずれバレる… 」
『…痛いって なによ…』
「なんだっていいで… 」
( ハッ…!)
「だいたい 孝志は 私に携帯あずけたままでも 平気みたいだしね(笑)(笑)」
『どういう事よ…』
「あなたに 会いに行こうとも しないでしょう(笑)(笑)」
『 … 』
「愛してないのよ…
あんたのことなんか…」
>> 110
「てめ~!!!
どこの組のもんだっ!?」
…
怖いオニイチャンは 坂牧の スーツ姿と 顔面の なりかけ青タンで 彼をヤクザと判断したらしい…
胸ぐらを掴まれ
即座に 両手をあげる坂牧。
「失礼しました」
「スカシてんじゃね~よ!!!
俺を 服部組の高瀬太郎と知ってて 因縁つけてんのか!?
あ~~~ん? 」
…
(…服部組?)
「ご丁寧な 自己紹介…
ありがとうございます…」
両手をあげたまま 坂牧が言う
「なめてんのか こらっ!?」
「お詫びしますので
事務所まで いらして下さい」
「…
だ、だから…
どこの… 組なんだよ… 」
「ワタシは 派遣なんで
… 無所属です 」
怖い オニイチャンが
手を離す。
「カッコイイじゃね~か…」
…
どうやら 聞き慣れない言葉に 弱いらしい。
「よろしければ ワタシの車で 少し お話ししませんか?
ハカセさん 」
「高瀬だ!!」
「お急ぎですか?」
聞いてない。
「…
女が待ってんだよ…
あそこのマンションで 」
ニヤニヤと 少し離れた マンションを 指さす…
「お礼は致します。
その方に お花を買って差し上げるくらいの 金額ですが…」
「 …
カッコイイじゃね~か…
ハケンさん… 」
「では 行きましょう
花丸パーキングです 」
坂牧は 高瀬と手を繋ぐと
また下を向いた。
「は?」
「ワタシ 顔あげられないんで 連れてって下さい ハカセさん… 」
「高瀬だっ(怒)」
>> 111
エレベーターが 6階でとまる
「え?」
ドアが開くと スっと背中を押された ルカが戸惑う。
「ワタシの部屋は ここだよ
知らなかったかい(笑)?」
「 … はい 」
同じビル…
それでも 2年勤めた自分の会社以外のフロアに 足を踏み入れたことなど ルカにはなかった。
「次長…」
7階の 歩き慣れた廊下と 同じなのに まるで遠い場所に連れて来られた気がしてならないルカは 急に不安になる。
「どうした?」
次長の役職に就いて 5年
三谷忠吉が 不安げなルカの 顔を覗き込んだ…
「何もしないですよね?」
三谷は 豪快に笑うと
「おもしろいコだね 君は…」
と言いながら 【次長室】のドアを開け ルカを 導いた。
明かりは ついたままだった その部屋は 窓際に机がひとつ有り 一組の応接セットが置かれた どうという事のないものだった…
「かけなさい(笑)」
三谷の笑顔に
少しだけ安心するルカ。
「なんだか まだ警戒しているようだね(笑)芹沢君…」
「い、いえ… 」
曖昧に笑う。
「そうだ 社内の女性に
お茶を運ばせよう(笑)
それなら 安心だろう?」
三谷が 受話器を持ち 内線ボタンを 押そうとするのを ルカは立ち上がり 手で制した。
「やめて下さい 次長…」
>> 112
「まさ… き さん… 」
…
望は
夢を見ているのかと思った。
美紀のこと
和馬のこと
佐川のこと
会えなかった
美羽の母親のこと…
…
昌樹のこと。
いろんなものが
まぜこぜにのしかかって
急に 天丼食べたから きっと…
自分は眠ってしまったのだと
ドアを開けた望は 思った…
「はい?」
うっすらと笑いながら
昌樹に 生き写しの その青年は 望の顔をマジマジと見る。
「どうした? 望…」
心配して やって来た郷が
持っていた割り箸を
ポロリと落とす…
「昌樹…… 」
「チーフ…!!!」
ミヨ子が 立ち尽くし
月見うどんを丼ごと落とした。
これは 嘘だ…
調子のりました。
「どうやら 僕は どなたかと 顔が似ているのかな(笑)?」
(ハッ…!!)
「申し訳ありません!!
どうぞ お入り下さい…」
望が 我に返り 中へ通す。
「勇ましい探偵さんだ(笑)」
顔の傷を 忘れていた望…
「さっき
虎にやられました…」
(電柱が 黒と黄色の シマシマだったのよっ(怒)💦💦)
「頼り甲斐がありそうだ(笑)」
…
青年の笑顔に
胸がドギマギする 望
顔を見合わせる 郷とミヨ子
一心不乱に ラーメンをすすり続ける 相原と凛々香…
…
「実は…
困った事になりまして…」
青年が話し出すと
望は自然に
その
甘くなつかしい瞳の中へと
吸い込まれてゆくのだった…
>> 113
(………。)
「今 何時?」
「 … 2時半です」
「帰れば?」
「マユちゃん
3時までなんで… 」
…
「ほんとは 少し
俺ら喧嘩すんの見たいんでしょ
社長… 」
口笛を吹きつつ
横を見る 大野達也…
「好っきだな~… 」
孝志が
あきれて ため息をつくと
「(笑)奥さん!!
こんにちは(笑)(笑)!」
大野が立ち上がる。
( … )
「こんにちは…」
丁寧に頭を下げて
腰の曲がった老婆が 奥のベッドの お爺さんの元へと歩いてゆく…
…
「社長…
マジ ふざけないで… 」
「ぎゃはははは(笑)!
… ハっ…!! 」
「あら 社長さん(笑)
こんにちは(笑) 」
「かんにちわ… 」
…
ビックリしたらしい。
「わざわざ お見舞いに来てくださったんですか? ありがとうございます…」
丁寧に 頭を下げる由紀子。
「とんでも ありゃしません」
日本語…
「パパ ごめんね
遅くなって… 」
「い… いいけど…
ひな…
もうすぐ迎えじゃないのか?」
「お義母さんが
行ってくださるって… 」
孝志は 嫌な予感がした。
「おふくろと…
喋ったのか…… 」
「(笑)あたりまえじゃない! 喋んないで どうやって お願いするのよ! 」
「ぶふっっ… 」
…
もちろん
笑ったのは あいつだ。
>> 114
『愛してないのよ… 』
『愛してないのよ… 』
(アイシテナイノヨ…)
…
「あら お母さん…
まだ 顔色が良くないですね」
(よけいな事
話しかけないで…!!)
「大丈夫です…」
「瑞穂ちゃんママ~(笑)!」
( …
また うるさいのが来た…)
「こんにちは… 」
「見つかったのよ(笑)!
グリーンのセーター(笑)!」
(超 どうでもいい…)
「そう…」
「あら よかった(笑)!」
ヒロ先生が 拍手する。
「幼稚園でも 探そうと
思ってたんですよ~💦
よけいな事ですけど どちらから…?」
「ひなちゃんママに 持ってるって 今朝言われたの(笑)」
( …なにっ!?)
「今朝…?」
「うん(笑)
なんか知んないけど 突然
『下の名前 なんて言うの?』
って 聞かれたりして…」
(…
『美紀』を
探そうと してるのね…)
「瑞穂!!
帰るわよっ!!」
美紀は 急いで 教室の中の 瑞穂を 大声で呼んだ。
「先生 こんにちは(笑)
佐川ひなの 祖母です…」
(え!?!?)
「ひなちゃんの…
おばあちゃん…? 」
無意識に 口をついて出る。
「ええ(笑) こんにちは…」
「ひなちゃんママ… 」
1度 唾を飲み込んでから
美紀は 続けた。
「お具合 悪いんですか…?」
>> 115
「どうして…?」
三谷は 自分の手にのせられた
しなやかで 細く白いルカの手を 両手で そっと握る…
「なんか…
ルカ 意地悪されてるんです」
潤んだ目で 三谷を見上げる。
(味方に つけた方がいい…)
ルカは 瞬時に悟った。
「誰にだい?」
「 …
加藤主任です… 」
計算高く 目をふせる。
「どんな風に…?」
三谷は言いながら ルカの肩を抱き ソファーへとうながす。
並んで腰をおろすと 思っていたルカは 三谷が 立ち上がったので 少し 肩透かしをくった気になったが…
耳に
カチャリと施錠の音を聞き
(勝負だ…!!)
と 身をかたくし目をとじる。
ギシ… っという音と
身体が沈む感覚。
(やっぱり 隣に来た…)
「話しの続きをしよう…
芹沢君…… 」
三谷の ざらついた手のひらが
ルカの太ももを ストッキング越しに 撫でて来る…
(伝線しちゃう…)
「加藤主任が…
ありもしないデマで…」
…
三谷への嫌悪と
加藤への憎悪で
ツ… っと
涙が ルカの頬をつたう
(ルカは 和馬を守る…!!)
「みんなの前で…
ルカが不倫してるって…」
「芹沢君…
泣かないで…… 」
三谷が 頬の涙を
ぺろりと舐めてすくい取る…
( … ヒっ!)
「次長…」
「大丈夫…
ワタシに まかせなさい… 」
三谷の荒い息が
ルカの耳元にかかると
伝線と同時に
その、ざらついた手が
ルカの閉じた太ももを こじ開けるように 滑り込んでゆくのだった…
>> 116
「どこ行くんだよ!!
遠藤っ!!!」
和馬は 息がつづかず
立ち止まると 膝に手をつき 呼吸をととのえた…
このビルの表側は 激しい往来の車通りだが 裏へまわれば 少しばかり緑の残る 小さな会社が建ち並ぶ かつてのオフィス街になっている…
(駐車場か…?)
社員の駐車場も 裏手にある。
こんなに 此処を走ったのは 入社したばかりの頃以来だ… と
乱れる息の中
和馬は 考えていた…
「さっき 電話した時は 普通だったじゃね~か…
ちくしょう… 」
( … ん?)
遅い昼どきのOL達なのか すれ違う度 和馬を見ながら 顔を見合わせる…
(あ… )
手のこうで 口を拭うと 血がついて来た。
「ちくしょう…」
もう1度 つぶやいた時
「笠原係長」
後ろから 声がした。
振り向いた和馬が
「中鉢… 」
咄嗟に笑顔をつくり
「今から 営業か?」
…
中鉢は それには答えず
「遠藤係長と…
芹沢 知りませんか?」
と 不安げな顔をする。
「おまえ
なんか知ってんだな!?」
「 …
笠原係長 血… 」
「ああ…
なんか知んね~けど いきなり 遠藤に ぶん殴られた(笑)」
「 …
遠藤… 係長に? 」
中鉢の顔が 少しゆがむ。
「 … 中鉢?」
「 …
もしかして…
笠原係長 芹沢と…… 」
>> 117
「杉浦と申します…」
(冷静になると
この人は とても若い…)
差し出された名刺を見ながら
(杉浦篤志…)
「スギウラアツシさん…」
「はい(笑)」
「おいくつで…
いらっしゃいますか?」
望は 無意識に聞いた。
「いくつに見える~(笑)!?」
…
「とか やめて下さいね…」
「おもしろい方ですね(笑)
二羽加さん(笑)(笑)」
「 … 」
(しまった…)
「30になりました(笑)」
「だよね~(笑)(笑)!
若いと思ったんだあ~(笑)」
大丈夫か。 望。
(ハっ!)
「… 失礼。」
「二羽加さんは…
僕より 年下? 」
「…やっだ~(笑)(笑)
いくつに 見える~(笑)!?」
…
おいおい。
「26.7… 」
「モ~ウ(笑)(笑)
昌樹さんったら(笑)(笑)!」
…
カーテンの外
耳を そばだてているのは…
今日は 郷だった。
「郷さん!!
もう 食わないんですか!?」
「うるさいよ💦 相原💦💦」
「だって 蕎麦
のびちゃいますよ!!」
「やるよ💦 食え…!」
「ラッキー(笑)!! あ…」
相原は 大声で
「望さ~ん!!天丼…!」
(やべっ! 怒られる(泣)💦)
…
「相原 食べなさ~い(笑)!」
…
「おや…
なんで泣いてんだい?
郷さん……」
お茶を運んで来たミヨ子が
うずくまる郷を
足で 押しやった…
>> 118
「始めないんですか?」
「はい?」
由紀子が 不思議そうな顔で 大野達也を見る…
(まあ… 顔だけで言ったら あんたが No.1だわね…)
「何をですか? 社長さん…」
「お願いだから
社長 モウ帰りなさい…」
孝志が 懇願する。
「あ(笑)
奥さん こんにちは(笑)」
「看護婦さん(笑)
お世話さまです… 」
「佐川さん
おかげん いかがですか~?」
「ひじょ~に悪いです…」
「そうなの!?パパ 」
由紀子が慌てる。
「早く この人連れて帰ってくれれば 治りますよ…」
孝志が言うと
「達也さん(怒)」
看護士が 大野を睨む。
「可愛え~❤マユちゃん❤」
…
おい。バカ。
「じゃあ(笑)
お大事に! 佐川さん!
帰ろ♪ マユちゃん♪」
…
ポカンと 口をあけ
2人を見送る由紀子に
孝志が静かに言った…
「由紀子… 」
「え…?」
ゆっくりと 振り向く。
「俺の携帯…
返してくれないか?」
由紀子の心臓が 跳ね上がる。
「な、なに言ってるの!?
頼んだけど まだ見つから…」
「さっき おまわりさん
来たよ…」
「 … 」
「間違いなく…
おまえに渡した… って」
激しい罪悪感に襲われ
言葉を失う 由紀子…
「なんで…
嘘なんか… ついた…?」
孝志もまた
きっと
暴かれたであろう真実に
激しく 怯えていた…
>> 119
「ハカセさんは… 」
…
高瀬は もう
否定する気も失せていた。
「ふだん どんなお仕事されてるんですか… ?」
坂牧が たずねる。
「バイオリン弾いてるよ…」
「マジですか!?」
「嘘に決まってんだろ…」
「 … 」
(ちくしょっ
このチンピラが…)
高瀬が 助手席の背もたれに ドサっと身を沈めつつ
「デリヘルの送迎…」
と言った。
「ちなみに… 」
坂牧が 手帳を取り出す…
「ハケンさん…
デカじゃね~よな!?」
高瀬が ガバッと起き上がる。
「なら お金なんか
渡しませんよ(笑) 」
「だよな…」
また 深くシートに沈んだ高瀬を チラリと見てから 坂牧はつづけた…
「3年前の 浦川興行との抗争の時… ハカセさんは もう服部組に… ?」
「あ~ いたよ…」
(金渡して よかった…)
「あの当時…」
「女と知り合ったのも
あの頃だ(笑)(笑)!」
( …
いや 思い出話しはいーよ。)
「そうですか… 」
「綺麗な女でよっ(笑)!」
「はあ…」
「天使みて~に笑うんだ…」
…
うっとりし始めた高瀬に
うんざりする坂牧。
「名前まで 美しいんだぜ…」
(美しいって(爆)!!
おまえの口から(笑)(笑))
「桜子… ってんだ…」
(だから聞いてな…)
「はあ~~~っ!?!?」
…
「なんだよ!?
ハケンさん!!💦💦」
「金返せ(泣)(泣)!!
この チンピラっ(怒)(泣)!」
>> 120
「芹沢君は… ハァ…
ワタシに… ん… む… 」
三谷の指が ルカの大切な場所に触れた時 彼女の中で 何かが崩れた…
「ルカを… んっ ぁ…
守って…
次長… んっ… ん… 」
(まさか…
こんな事してもらえるなんて…
思ってもみなかった… )
「はあ… 芹沢君…
たまら…ん… はうっ… 」
「気持ちいいの?
次長…… ほらっ… 」
舌先で チロチロと 濡れた三谷自身の先端を 舐めながら
ルカが 下から三谷を見上げる…
(なんじゃこりゃあ…
頭が どうにかなりそうだ…)
「芹沢… 君… く… っ
はあ… はあ… ワタシは…」
「な~に…? 次長… んっ…
んっ… ん …っあ…
ルカも気持ちいいよ… んっ」
(…もう … ダメだ…
出て… しまう…… )
「なんでも… ぅあ…っ
はあ… 言うことを… きくよ…
キミのため… に… はあはあ…
なんでも… ぅっっ する…!」
「約束よ… 次長… んっ…」
(もてあそぶつもりが……)
「頼む… はあはあ… 芹沢君…
ワタシから… はぁ…っ!!
離れないでくれ…っ!!!」
…
ルカは
脈打つモノから 唇を離すと
ニッコリ笑った。
「 …飲んだのかい?」
恍惚とした顔で 三谷が聞く…
「カタメのサカズキね(笑)
次長……… 」
>> 121
「ママ~?」
「な~に~(笑)瑞穂~…」
助手席で 足をぶらぶらさせながら 瑞穂が美紀の顔を見る…
「頭痛いの なおったの~?」
「うん(笑)!
さっき 治った(笑)」
……………………
『嫁は ピンピンしてるのよ!
バカ息子が 事故起こしちゃってね(笑)(笑) 』……
………………………
(言わなくていい事まで
あのバアさん ヘラヘラと(笑)
…
…… 会いたい。 )
「今日は 一緒に
ご飯食べられる~?ママ~ 」
…
(病院に…
行けるわけないし… )
「ね~ ママ~…」
( 孝志……
声だけでも 聞きたい……)
「ママってば!!」
「うるさいわね!なによ!?」
瑞穂が ビクっと肩をあげ
足の動きをとめる…
「まったく… !
考え事も出来やしない!!」
「 …
ごめんなさい…… 」
…
(あの女…
私が 孝志の事故を知らないと思ってるのよね…
…
偶然をよそおえば…! )
………………………
『それが あなた! 田舎道で 牛とぶつかったっていうんだから 笑うでしょう(笑)』
『すぐ 病院運んでもらえて よかったですね~… 怖いわぁ…
…
やっぱり ひなちゃんパパ
近くの救急病院に?』
『うん! 赤川病院って 大きな 救急の総合病院だったよ!』
…………………………
…
「クックック(笑)…」
(バアさん…
ヘラヘラと ありがとう(笑))
…
瑞穂は ずっと
窓の外の
流れる景色を見ていた…
>> 122
「相原 食べなさ~い(笑)!」
「あ…
ごめんなさい💦二羽加さん!
食事中だったんですよね?」
「いいんですよ(笑)
あまり
お腹もすいてなかったし…」
「 …
いけませんね~… 」
杉浦の 優しい眼差しにぶつかり 望は またもドギマギしはじめる…
(落ち着け… 私)
「仕事の話しをしましょう…」
「はい(笑)」
杉浦が 微笑む。
「困ったこととは…?」
「僕… ずいぶん前に
離婚をしてるんですよ…」
「そうなんですか…」
望は 意識的に あまり 杉浦の目を 見ないようにしていた
「二度目なんですがね…」
「二度目!?」
望が 自分の声の大きさに驚く
「す、すみません…」
「いや 当たり前でしょう(笑)
この年令で 2度も…って」
「皆さん ご事情が
おありでしょうから… 」
杉浦は 少し目をふせると
「1度目は…
死別でした… 」
と 言った。
…
「いてっ!!」
「だって邪魔なんだよ(怒)
郷さん!!」
…
カーテンの外で 声がする。
「入りますよ~(笑)」
ミヨ子が テーブルに
お茶を置く…
「チーフは コーヒーより 緑茶が好きだったからね…」
優しい目で微笑みながら
「僕も 日本茶が好きです…」
…
(夢の中なの…… ?)
望は その声を
遠い場所から届いたように
…聞いていた。
>> 123
和馬は 今来た道を また
全速力で戻る。
「笠原係長!!」
背中に
中鉢の声を聞きながら…
はぁ… はぁ…
自動ドアまでたどり着き
やっと 足を一瞬とめる和馬。
(クソッ…
加藤のヤツ なんだって
そんな事…… )
開くのも もどかしく 身体を横にして 滑り込むように中へ入った和馬が 2基あるエレベーターの前に立つ…
(どっちも6階かよ…!)
忌ま忌ましい気持ちで ボタンを押し イライラと エレベーターが降りて来るのを待った。
(それにしても あのサバサバした加藤が ルカになんで…)
扉が開き からっぽの箱に 和馬は飛び込むと 7階を押す…
エレベーターは とまる事なく 会社のある7階まで たどり着いた。
乱れた息を ととのえながら
ガラスのドア越しに
社内を見る…
(何となく 騒然としてる…)
「おはよう(笑)笠原!」
肩を叩かれ 振り向く…
「 …加藤 」
「奥さん 大変だったわね…」
加藤敦子が
心配そうな顔を 向ける
「あ…
あぁ…… 」
「入んないの(笑)?」
( …… )
「加藤 おまえさ…」
「な~に?」
…
「俺 昼メシまだなんだわ(笑)
社食… つき合わね? 」
「 …
喜んで(笑)」
>> 124
由紀子の頬を ボロボロと
涙がつたう
「どうせ…
携帯なんか…
使えないじゃない(笑)パパ…」
哀しく 笑う
「カーテンひいて…
由紀子…… 」
ベッドを囲むカーテンを 由紀子は 内側から静かに ひいた…
少し薄暗くなった 孝志の顔
大好きな 夫の顔
何をされても
愛してやまない 大切な人
由紀子の涙は
とまらない……
「見たんだろ…?」
うなずく 由紀子。
「… ひどい人ね」
「ごめん…」
「パパじゃないわ!
あの女よ……!!! 」
…
「…話し… たのか…」
「ええ…」
…
大野の言葉で
予測はしていたものの
どこかで 孝志には
『まさか』という思いがあった
「なにを話し…」
「遊びだって言ってた」
「…え?」
「飽きて来てたから…
ちょうどよかったって
笑ってたわ あの女」
「 … 」
「目… さましてよパパ…」
…
奥のベッドから お爺さんの 軽い咳ばらいが聞こえる…
「あんな性悪な…
心の腐った女
忘れてパパ…!!!」
「嘘だっ!!!」
「……
パパ…… 」
「とにかく 携帯を返せ!!」
起き上がろうとする孝志を
カーテンの外から 飛び込んで来た 大野達也がおさえた。
「 …… 社長?」
「ここで 怒っちゃ
ダ・メ・だ・ぞ・(笑)」
大野は 孝志の鼻の頭を
チョンと指でつつくと
「では(笑)」
と手をふり 去って行った。
>> 125
「相原さんっ!!」
事務所に飛び込んで来るなり
坂牧が言った。
「共同戦線はりましょう…!」
「なに言ってんだ?
新之助… 」
「今晩 『ピュアキュート』
行きますよ…!!相原さん!」
「はあ~!?
おまえと~~!?!?」
…
「俺も行こうかな…」
涙目で 郷がつぶやく。
「二日酔い 治ったんですか?
坂牧さん(笑)」
凛々香がコーヒーを運んで来た
「どこに置きます?」
「ここに…」
相原の横に 並んで座る。
「近ぇ~って(怒)!」
相原が言い ミヨ子が
「おかえり(笑)新ちゃん(笑)」
と 奥から出てくる…
…
「 …
なんだか…
いいですね…… 」
「なに言ってんの?
新之助… 」
「いえ
なんでもないです」
坂牧は いただきますと コーヒーを飲んでから
「お客様ですか?」
と 相原に聞く。
「ああ…
まだ なんの依頼か
わからんけど…… 」
バタンッ!!
「お母さん!(笑)」
……
「 …!
お父さん(笑)!!」
「美羽… 」
望とともに カーテンの奥から出て来た 杉浦が つぶやいた…
- << 128 「次長… 」 キスをされそうになり 咄嗟に顔をそむけ ルカが言う… 三谷の唇は しかたなしに ルカの首すじを這いまわる 「はあ… なんだい… 芹沢君… ジュっ… んむ… 」 「次長は… ぁっ ん… 何回… も … あっ… こんな事… はぁっ してる…」 制服のベストや ブラウスを 三谷の手が迷いなく 綺麗に剥ぎ取ってゆく事が ルカには不思議でならなかった… 「はあ… はあ… なんて… カタチのいい… 乳房だ …」 (答えろよ(怒)) 「あん…! ゃだ… 次長… 」 ソファーの上 座った三谷の上に 向き合って座るルカの 身体を舐めまわす… (いつまで やってんだよ…) 「あ… ぃいっ… 次長ぉ… ルカ… そこ… ぁっ 感じちゃうぅ… っ!ぁん!」 「そうかい…っ!はあはあ… 芹沢君… こう?はあ…こう? もっと感じてくれ… はあ!」 ベチャベチャと音をたてながら ルカの乳房を唾液まみれにする 三谷… (もう いい加減にしろ!) 「ぁん… 次長… ルカ… もう 行かないと… ぁあ…!」 「もう… 離さないぞ…!!」 頬を身体に寄せ 両腕をガッチリと まわす三谷に ルカは初めて 少しの恐怖を感じた… … (和馬のためだもん…! なんでも出来る…!! ) 軽く首を振ると 「約束 忘れないでね次長…」 ルカが 静かに そう言った。
【😭お詫び】
うっかり 坂牧の顔面の青タンにふれるのを 忘れてしまいました~m(_ _)m💦💦
つめの甘さ またまた炸裂ですっm(_ _)m😭😭😭💦💦💦
申し訳ありません😭😭😭
読みづらかったり 何がなんだかワカラナイなどございましたら ぜひ【If】の空きレススペースに ご一報くださいね😭😭😭
も1回貼っておきます…
http://mikle.jp/thread/1710063/
それでは 懲りずに💦
また続けますm(_ _)m❤
>> 126
「相原さんっ!!」
事務所に飛び込んで来るなり
坂牧が言った。
「共同戦線はりましょう…!」
「なに言ってんだ?
新…
「次長… 」
キスをされそうになり 咄嗟に顔をそむけ ルカが言う…
三谷の唇は しかたなしに ルカの首すじを這いまわる
「はあ… なんだい…
芹沢君… ジュっ… んむ… 」
「次長は… ぁっ ん…
何回… も … あっ…
こんな事… はぁっ してる…」
制服のベストや ブラウスを 三谷の手が迷いなく 綺麗に剥ぎ取ってゆく事が ルカには不思議でならなかった…
「はあ… はあ… なんて…
カタチのいい… 乳房だ …」
(答えろよ(怒))
「あん…! ゃだ… 次長… 」
ソファーの上 座った三谷の上に 向き合って座るルカの 身体を舐めまわす…
(いつまで やってんだよ…)
「あ… ぃいっ… 次長ぉ…
ルカ… そこ… ぁっ
感じちゃうぅ… っ!ぁん!」
「そうかい…っ!はあはあ…
芹沢君… こう?はあ…こう?
もっと感じてくれ… はあ!」
ベチャベチャと音をたてながら ルカの乳房を唾液まみれにする 三谷…
(もう いい加減にしろ!)
「ぁん… 次長… ルカ…
もう 行かないと… ぁあ…!」
「もう… 離さないぞ…!!」
頬を身体に寄せ 両腕をガッチリと まわす三谷に ルカは初めて 少しの恐怖を感じた…
…
(和馬のためだもん…!
なんでも出来る…!! )
軽く首を振ると
「約束 忘れないでね次長…」
ルカが 静かに
そう言った。
>> 128
「ママ…
どこに行くの?」
瑞穂は 激しい不安にかられる
「すぐ戻って来るから!」
「すぐって どのぐらい!?」
「すぐは すぐよ!!
うるさいわねっ… 」
美紀は イライラと 家の中を歩きまわりながら 瑞穂を叱る…
興奮状態にある自分に 気づかない美紀は 瑞穂に 荒げた声を向けることで スっと 気がラクになる事を知った。
「暗くなったら 自分で電気つけなさいっ!わかった!?」
「 …
暗くなるまで…
帰って来ない… の…?」
瑞穂は たまらず泣き出す。
「メソメソすんじゃないわよ!
もう あんた5歳でしょ!!」
ピシャリと頭を叩く。
泣き声が 大きさを増す…
「うるさいっ!!!」
力まかせに 瑞穂を叩き
その小さな身体が 揺れた…
(…ッハ)
「ごめん… 瑞穂… 」
心臓が
ドカドカと音をたてる。
突然の事に驚いた瑞穂は
涙で濡れた顔を
黙って母親に向けた…
「…
お腹すいたら…
これ… 食べてなさい…」
テーブルの上には 今しがた 2人でコンビニに寄り 買って来たものが 山になっている…
…
さっきまで
瑞穂は とても
楽しかったのだ…
(笑いながら ママと食べる お菓子を 瑞穂は選んだのに…)
「早く…
帰って来てね ママ…」
…
「… わかった 」
胸に渦巻く 言い知れぬもの
それでも 美紀は
家を出た…
>> 129
「パパ… 」
「… えっ? なに?」
突然の 大野の出現で
孝志は しばし呆然としていた…
「『ロード』の社長さん…
知ってるの? 」
「なにを?」
「あなたが…
その…… 」
由紀子は ためらう。
『浮気』という言葉を
口にすることを…
「… さっき 話したんだよ
牛と警察来た時も 居たし…」
「え!? 牛が来たの!?」
お爺さんの咳ばらいが
少し 大きくなる…
…
「牛じゃね~や…
飼い主だった…… 」
見舞いの老婆も むせている…
「本当は…
みんな…
知ってるんじゃないの…?」
「え?」
「お義父さんも お義母さんも
友達も みんなみんな…
知ってるんじゃないの?」
「由紀子…?」
「私だけが知らなくて…
みんなで私を
笑ってたんでしょう?」
「くだらない事言うなよ…」
「くだらなくなんかないっ!」
「おまえ… 声… 」
「大切な…
ことよ…… 私には…」
今の孝志には
由紀子の言っている意味を
理解する事が出来ない。
「とにかく 携帯よこせ…」
「 … 」
孝志には 届かない…
由紀子は初めて
孝志にたいして怒りを感じた。
「天罰だったのよ」
「なに?」
「悪いことすれば
バチがあたるように
世の中できてるんだわ(笑)」
…
「…あたったの
牛でしたけどね(笑)」
老夫婦と大野達也が 顔を寄せ合って 小声で笑っていた…
>> 130
「だけど その前に…」
加藤敦子が微笑みながら
ハンカチを差し出す…
「え…?」
「トイレ行って 顔洗ってらっしゃい(笑) 笠原… 」
…………
正直 和馬には
食欲など いっさいなかった…
…
「 …
どんだけ お腹すいてたの?
笠原… 」
「え?」
和馬は カツ丼でパンパンに 口の中を膨らませたまま 加藤を見上げる。
(可愛い…)
「あ…
いいのいいの(笑)食べて…」
…
(… あのクソ女!
私は入社した時からずっと 笠原を想いつづけて来たのよ…)
「あのさ 加藤…」
「やだ(笑)」
加藤は 急に立ち上がると
和馬の顔に 腕をのばし…
「なっ…!?」
口のわきについた ご飯粒を 指先で取り 自分の口に入れた。
「 …
母ちゃんかよ… 」
「別れなさい 笠原…」
ストンと座り 加藤が言った。
「おまえ なんか誤解してるよ
加藤! 」
「誤解だろうが 6階だろうが いいわ(笑) あ… 6階… 」
「おまえ…
なに言ってんの…?」
「芹沢は 笠原の手には負えない女よ… 恐ろしい女… 」
「だから 関係ね~って… 」
「今なら なかった事に
してあげる…… 」
…
「 …
女房かよ 」
>> 131
「やっぱり…」
望が つぶやく。
「いらっしゃい(笑)
美羽ちゃん(笑)」
「お母さん!」
美羽が しゃがんだ望に抱きついた…… が 予期して踏ん張っていたので 倒れません。
「お母さん… って 美羽… 」
杉浦が 目をパチクリさせる。
「お母さん…
お顔 どうしたの?」
美羽が 悲しそうな顔をする。
「あはは!
(笑)喧嘩しちゃった!」
望が ふざけて言うと
「あの人に 意地悪された?」
ますます心配顔の美羽…
「あの人って?」
望が たずねると 美羽は チラっと杉浦を見てから…
「カオルさん…」
と言った。
「美羽ちゃん あんた あの女に…
…お母さんに 昨日
歯だの お腹だのが痛いって 本当に言ったのかい!?」
「お母ちゃん 優しく…」
ミヨ子を凛々香が おさえる…
「ミウ 言わないよ…
そんなこと……」
…
「どうやら 虚言癖は…
山口薫の方みたいですね
望さん 」
「その通りね 凛々ちゃん(笑)
しかも…
山口薫… でもない。」
「え!?」
凛々香とミヨ子が 顔を見合わせると
「薫も ここに…?」
杉浦が 望の顔を見る。
…
郷 相原 坂牧が
3人並んで
「う~~ん」と腕組みをした。
>> 132
中鉢リョウは 急に走り出した 和馬の背中を 少しの苛立ちを抱えながら 見つめていた…
「加藤のババァの言った事は
本当なのか…?」
(この状況見たら 間違いなく 相手は笠原係長だし…!)
…
「営業か?」
「ぅわっ!!」
突然 後ろから声をかけられた中鉢が 驚いて振り向く…
「遠藤係長…」
(ところで この人は なんでこんなに アツくなってんだ?)
「あ!
芹沢 一緒じゃないんすか?
遠藤係長…」
「ルカ? …
戻ってないのか?」
(ルカとか呼ぶのも なんかムカつくな…… )
「いや 俺も すぐ事務所出たんで… もしかしてエレベーターで すれ違ったのかも… 」
「あの状況じゃ
戻りづれぇよな… 」
遠藤が 自分のつま先を見る…
「遠藤係長は
どこ行ってたんですか?」
「あ… 俺?
車だよ… 駐車場… 」
「何を… 」
「いいだろ なんだって」
(なんだよ(怒)その言い方!)
「中鉢 おまえ…」
「は、はい?」
…
「笠原に会ってない?」
(あ~ ビックリした)
「加藤のババァと芹沢のこと教えたら 血相変えて 会社に走って行きましたよ… 」
「 … 」
「遠藤係長… 」
「 … なんだ?」
「どうして…
笠原係長を殴ったんですか?」
…
「…
おまえにゃ 関係ね~よ…」
「(笑)そうですね…」
(こいつ…
マジで クソ腹立つ(怒)!!)
>> 133
「望?」
『あ… あぁ美紀… ごめん…』
「どうしたの?」
『大丈夫よ 今…
事務所の外出たから…』
「かけ直しても いいのよ…」
美紀は 道に迷っていた
街なかでばかり暮らして来た美紀は 田舎道に めっぽう弱い。
ナビも古い物で あまり役には 立っていなかった…
『美紀… お願いだから…』
「わかってるわ 望(笑)」
コンビニにとめた車の中
店員に道を聞き 出発の準備は万端にととのえたのだが…
『わかってるって…?』
「心配かけて ごめんね 望…」
『美紀…』
「もう バカな事はしない」
『本当に!?』
「連絡もとれないし…
ちゃんと終わりにする…」
『あぁ…
美紀…… 』
(泣いてるし…)
窓を開け 美紀はタバコに
火をつける…
「瑞穂や… 和馬にも…
悪いことしたと 思ってる…」
『わかってくれて…
嬉しいよ 美紀……』
「だから 望!」
『…ん?』
美紀は 窓の外に煙りを 大きく吐き出す…
「私の再出発のために…
佐川さんには…… 」
『もちろんよ! 美紀!
決して言わない…
約束するわ……!!』
「クっ… 」
『泣かないで!美紀…!
ありがとう…… 』
(早く切りたい…)
「うん… じゃあ またね望…」
…
「(笑)クっクっク…」
…
タバコの煙りと笑う女。
町びとが 怪訝な顔を向け
通り過ぎて行った…
>> 134
「… っしょ」
瑞穂は 精一杯 背伸びをした。
「あと… 少し… 」
窓の外は まだ明るい
けれど…
(暗くなっても… ママが帰って来なかったら どうしよう)
「こわい… こわいよ~…」
背伸びをしながら 指先をピンと張る瑞穂の頬には とまったはずの涙が また流れてくる…
腕と足が痛くて 息もきれる
瑞穂は いったんあきらめて 床に座り込んで泣いた。
「ママに… ヒッ… つけてもらえば… ヒック よかった…」
(だけど そんな事言ったら… ママ『もったいない』って きっとスゴク怒ったはず…)
「帰って来るもん 絶対…!」
言い聞かせるように立ち上がり
瑞穂は テレビをつけた。
…
(アンパンマンには ママいないのかな~… 寂しくないのかな~……)
…
「あっ(笑) アンパンマンのチョコレート 食~べよ… 」
テレビの前に お菓子を どっさり置いて座った瑞穂は なんだか少し ウキウキして来た。
袋のまま お菓子を抱えて
ゴロンと横になる…
「うふふ♪…」
テレビの明かりが 眩しくて
近づいて来た夕闇に
瑞穂は まだ
気づいていなかった…
>> 135
お互いに 口を開かないまま
孝志と由紀子の間には
時間ばかりが流れていた…
「由紀子… 」
微かな期待が
由紀子の胸をかすめる…
「なぁに…」
「オシッコしたい…」
「 … 」
ため息をつきつつ 尿瓶を持って 掛け布団を少しめくる…
…
「おまえが 居てくれて…
よかったよ…… 」
「 … 」
「なんか これって…
すごい屈辱なんだよな…」
「… バカにしてるの?」
「え?」
ぶるっと身震いしながら
孝志は 由紀子の顔を見た。
「私は…
なんのために…
あなたのそばにいるの?」
…
(悔しい…!!)
「私も今
ものすごい屈辱感じたわ…
パパの その言葉に…!」
さっと 後始末を済ますと
尿瓶を持って カーテンの外へと 由紀子は消えた…
「感動すんじゃないのかよ…」
思わず口にする 孝志。
「ちくしょ… 」
「孝志…っ!」
「え?」
…
「…美紀……」
…
あまりの愛おしさに 涙が溢れ出るのを とめられないのと同時に 孝志は そんな自分に激しく驚いていた。
「あとで 来るわね…!」
「あ… 美紀!」
美紀が もう1度顔を覗かせる
「愛してる…」
>> 136
閉じられた事務所の ドアの脇
携帯を握りしめながら
望は 声を殺して泣いた…
(美紀… 美紀…
……和馬 …よかった)
…
ドアの内側からは 楽しそうな笑い声が 響いて来る。
なにもかもが うまく運ばれてゆくような気すら してしまう 望…
…
ガチャリとドアが開き
美羽が 顔を覗かせる
「お母さん?」
望は急いで ポケットのハンカチで 涙を拭くと
「今 行くね(笑)」
と 笑ってみせた。
(問題は
まだ山積みだったな…)
「聞きました(笑)二羽加さん」
「え?」
中に戻るとすぐ
杉浦が 話しかけて来る
「僕が
誰に似てるのか…」
望は少し ばつが悪くなり
赤くなる…
「なんで照れてんですか?
望さん」
「うるさい(怒)相原!」
「すぐ怒る~(泣)💦」
ミヨ子が大笑いしたあとに
「望ちゃんも 美羽ちゃんのお母さんに そんなに似てるのかい? 杉浦さん…」
と聞くと 彼は首をかしげ
「僕には似ているようには
思えないんだよな~…」
「似てるんじゃないよ!
お母さんなんだよ!!」
美羽が 跳びはねて怒る。
「子供が1番 やっかいな難問を しかけて来ますね…」
坂牧が腕組みしながら言うと
「あたしは オッサンの涙のワケを知りたいわ 坂牧さん…」
凛々香が 郷を見ながら
腕組みをした。
>> 137
ルカは ビル内の階段をのぼる
7階へと…
(誰にも会いませんように…)
心臓が トットッと鳴る音と ヒールのコツコツが重なり合う ほの暗い階段…
更衣室に行くには 事務所のガラス扉の前を 通過しなくてはならない
(あのエロジジイ… ストッキング無駄になったじゃん(怒))
踊り場の重い扉を グッと押し開けると フロアの眩しさに 目を細めた…
左手奥が レストランと喫煙ブース。 右に行き 事務所前を通りぬけた 1番奥が 更衣室。
ルカは 左右に素早く視線を走らせると スルリと扉をぬけ 右手へと 一目散に走り出す
事務所前を通過
(よしっ!誰も気づいてな…)
「ルカっ!!」
( …!!)
立ち止まり
ゆっくりと振り向く…
…
「絵里奈…」
「どこ行くの~!?」
( … )
「更衣室… 」
小さな声で言い 足早に歩き出すルカを 絵里奈が追う。
「待ってよ!!ルカ!!」
(デカい声出すなって(怒))
ルカは スピードをゆるめる事なく 更衣室まで辿り着き、ドアを 思いきり開け 中に飛び込んだ。
「キャっ!」
「ごめんなさい!」
ドアを閉め 反射的に謝るルカ
…
「芹沢さん…
(笑)どうしたの?慌てて… 」
経理課の 結木綾香。
優しい雰囲気をいつも漂わせる彼女に ルカは無意識に抱きつき 声をあげて泣いた…
>> 138
ルカの閉めた 更衣室のドアが 絵里奈によって すぐさま開けられた。
理由を聞くことなく ただ優しく ルカの背中を撫でていた綾香が 静かに言った…
「黒田さんが来たわよ(笑)
芹沢さん…」
絵里奈は
ただ驚き立ち尽くしていた。
「綾香さん…
ごめんなさい……」
ルカは 小さくつぶやくと
彼女から離れ
絵里奈を キっと睨みつける。
「あんたでしょ!?絵里奈!」
「な… なによ…」
「なんの恨みがあるのよ!?」
午後出社の 結木綾香には もちろん事情が 飲み込めていない…
「落ち着いて…
芹沢さん… 」
綾香が ルカをなだめる。
「綾香さん!
ルカ…
何か勘違いしてるんですよ!」
絵里奈が慌てる。
「勘違い…?」
ルカの目が変わる…
「絵里奈 何も言ってないよ!
加藤主任が勝手に…… 」
「加藤さん…?」
綾香が つぶやく。
「加藤さんに 何か言われたの? 芹沢さん… 」
ルカは うなずき
「ルカが…
…不倫してるって」
…
綾香が 大声で笑い出す。
「あや… か さん?」
ルカと絵里奈が
顔を 見合わせる。
「あ… (笑)ごめん ごめん…」
綾香が 笑って出た涙を
細い指でおさえながら
「…あの人
もっと酷い事してるわ(笑)
…
気にしないことよ(笑)」
いつもの 優しい微笑みを
2人に 投げかけた。
>> 139
「お母さんも 一緒に おうちに帰れれば いいのに… 」
「なに言ってんだよ(笑)
美羽(笑)!」
杉浦は ランドセルを背負った美羽と手を繋ぎ 家までの道を 歩いていた…
(美羽のためにも 早く…)
…
「おばあちゃん(笑)!」
「おかえり(笑)美羽…
あら
お父さんも一緒だったの(笑)」
【山口】の表札の門を開け
庭で 洗濯物を取り込む かつての義母に 微笑みかける杉浦。
(この人のためにも…)
「ただいま 母さん(笑)」
…
一人娘だった 美羽の母親を亡くした この家の両親は 若かった杉浦を気遣い 美羽を置いて此処を出るようにすすめたのだが…
「あいつは…?」
「さっき戻って来て…
部屋にいるんじゃないかな…」
よっこらしょ… と カゴの洗濯物を持ち上げようとする母親から 杉浦は カゴを奪う。
「運ぶよ(笑)」
「(笑)わるいね… 」
(悪いのは こっちだ…)
怒りと 申し訳なさで 杉浦の目には 涙が浮かぶ…
「アッちゃん 今日仕事は?」
「終わらせて来た(笑)
一緒に メシ食うよ(笑)」
「じゃあ 今日は
お肉にしよう(笑)(笑)」
…
義母の笑顔の後ろ
開け放ってある居間に
ランドセルを背負ったまま チョコレートを頬張る 美羽が見えた。
>> 140
(悔しい… 悔しい…!!)
ザーザーと お湯を流し なかば狂ったように、ゴシゴシと手を洗う由紀子が 病棟の洗面所にいた。
孝志の 力無い性器に 由紀子が どんな気持ちで 触れたか…
孝志には
何も わかっていない。
(握り潰してやればよかった)
恐ろしいことを思いながら
由紀子は顔をあげ 鏡を見る。
「酷い顔…」
思わず つぶやいた時
鏡の中の 由紀子の顔の後ろを 1人の女性が横切ってゆく…
「ん…?」
お湯をとめ ペーパータオルで 手早く拭き取ると その奥まった洗面所を飛び出し 廊下まで小走りで駆け出す。
その女性は 廊下の突き当たりを 左に折れ すぐに 由紀子の視界から消えた…
(気のせいかな…
こんな田舎に 知り合いがいるわけ ないわよね(笑))
「はぁ~~…」
由紀子は 大きなため息をつくと 孝志の病室のある 右方向へと歩き出す。
(そばにいたいのに…
顔を見れば 苛々してしまう…
苦しい… 助けてよパパ… )
…
そっと カーテンをめくる。
「パパ…」
孝志の顔が
涙で 濡れていた…
由紀子は たまらずベッドの傍らに 急いで寄り添うと
「ごめんね…
意地悪言って ごめんね
パパ…… 」
と泣いた。
「由紀子… 」
…
孝志は ただひたすら
由紀子を帰らせる方法ばかりを 頭の中で考えつづけていた…
>> 141
(寒い… )
目をパっと開く。
「ママっ!?」
ガバッと起き上がった瑞穂の横に スナック菓子が バラバラとこぼれ落ちる…
…
チラチラと テレビの画面の灯りだけが 部屋を照らしていた。
「マ~マ~…」
怖くて 悲しくて 涙がポロポロと 流れおちる…
急いで立ち上がり もう1度 電気のスイッチに 手をのばしてみたが… 今の瑞穂には 気力がなかった。
「どうしよう…」
(お隣のおうちに行こう…)
玄関に向かおうとした時
電話が鳴った。
急いで 飛びつく瑞穂。
『もしもし』
「ママ!ママ! ママあ~…」
『なに泣いてんのよ…』
「瑞穂ね ヒッ 電気ね ヒック
つけられ… ヒッないんだよ」
『届かないの?』
「ママ… ヒックまだ
帰って来ないの?… ウッ…」
『 …
台所の椅子持ってくりゃ いいでしょ… それのぼって… 』
「だって 瑞穂 ヒック寒いよ」
『 …
お布団 入ってな… 』
「早く… 帰って来て ママ…」
『遠いのよ!ここ!
メソメソしないで!!
… あら~(笑)!
こんばんは~(笑)どうも… 』
「ママ!! ママあ~!!」
ツー ツー ツー…
…
ぶら下がり 揺れる受話器…
「ママ… 」
>> 142
「あら~(笑)
こんばんは~(笑)
ど~も佐川さん… 」
病院の駐車場
美紀は 携帯を急いで バッグにしまい込みながら 車に乗り込もうとした…
(よりによって なんで
鉢合わせなのよ!!… )
「お見舞いに来てくれたの?」
「あ… いえ💦💦
私 実家がこっちで…
父が 入院してるんですよ~」
「それは 大変ね…」
(いいから 早く行けよ(怒))
「じきに 退院なんで(笑)…」
「おばあちゃん 早く行こう」
ひなが 祖母の腕を引っ張る。
「まったく 女はスグ長話しが はじまりやがる(怒)」
…
( …孝志の お父さんか~
似てるなぁ(笑))
「あ💦 いや💦
お嬢さんは 悪くね~よ💦」
「やだわ(笑)
お嬢さんだなんて(笑)」
(優しいとこも 孝志ソックリね(笑)口は悪いけど(笑))
…
「おじいちゃん!!」
(… ハッ)
「じゃあ ひなちゃんパパ
お大事に(笑) 」
「お父さまも お大事にね…」
「ありがとうございます(笑)」
(ピンピンしてるけど…)
…
「あ~… ビックリした… 」
(だけど あいつらが来たなら あの女も 早く帰らざるをえないわよね(笑) ラッキー♪)
「うふふ…」
…
孝志の『愛してる』を
何度も噛みしめながら
美紀は 出入り口の見える場所へと 車を移動しはじめた。
>> 143
「さて…
まずは……」
望が 机で頭を抱えた。
「…
おまえは 今冷静に 物事を考えられる状態か? 望… 」
郷の言葉に 望が顔をあげる。
「どういう意味ですか?」
「最近のおまえを見てたら
不安になる… 」
机の横に立つ 郷の顔を
望は まじまじと見つめた。
(… 見んなよ💦)
「俺達はチームだ…」
「 … はい 」
(だから 見んなって!)
「トップのおまえが 隠し事をしてたら 俺達はガタガタだ」
…
「じゃあ お先ね(笑)」
「お疲れさまでした~(笑)」
「お疲れ…」
ミヨ子と 凛々香が 事務所を あとにする…
「隠し事なんて…」
望が 目をそらすと
「ちゃんと こっち向けよ!」
…
おいおい。 郷さん。
「なんだか
痴話喧嘩みたいですね…」
「ほんとだね(笑)」
坂牧と相原は
なんだか 仲良しだ。
…
望は あきらめて口を開く。
「郷さんには
かなわないな(笑)…」
(可愛いじゃね~か…)
「 …… 」
「佐川孝志の不貞の相手は…
私の学生時代からの
親友だったんです… 」
「なんだって!?」
「… 隠してて
ごめんなさい 郷さん…」
頭を下げる望に
「つらかったな… 」
と言った郷の手は
その艶やかな髪を撫でることも出来ず ただカタく…
むすばれていた。
>> 144
「笠原係長! 2番に サンシン工業さんから お電話です」
和馬は うなずき 受話器をあげ 点滅する【2】を指で押す。
「お世話になっております!
笠原です… 」
…
(ちくしょう…
何も 頭に入んね~…)
早々に話しを済ませると 受話器を置き 遠藤の顔を盗み見る…
「なに 見てんだよ…」
(気づくのかよ(泣)💦)
「なぁ 遠藤…」
「仕事中だ…!!」
「 …… 」
加藤とともに 事務所に戻ると 遠藤はもう 自分の席に座っていた。
幾人かの社員が 好奇の目を 和馬達に向けたが いたって 淡々と仕事は続けられていた…
ルカと絵里奈… そして 結木綾香が 談笑しながら 事務所に入って来たのは その後だ。
「どこに行ってたの!?
芹沢さん!!」
加藤敦子が 自分の席から 大声でルカに話しかけると 事務所の中が 一瞬シンとなる…
ルカは ツカツカと 加藤の席に 歩み寄ると
「ご心配おかけして 申し訳ありませんでした 加藤主任…」
深々と 頭を下げる。
「心配なんかしてないけど…
迷惑かかる人がいるんだから…
気をつけなさいよ…!」
和馬を チラリと見る加藤。
「もういいじゃないですか(笑)
加藤さん… 」
綾香が その柔らかい手を 加藤の両肩に 笑顔でのせる…
「結木…… 」
加藤が 怪訝な目で
綾香を 見上げた。
>> 145
「出てってくれ…!!
頼む!! 」
杉浦は 夕食後、二階の自室に戻ると 山口薫… 仙石薫に 頭を下げた。
畳に 額がつくほどに…
「 … 」
「おまえ…
異常だと思わないか?」
「…なにが?」
表情ひとつ変えず
タバコに火をつける…
「この状況がだよっ!!」
杉浦は もう限界だった。
美羽も この家の人々も
杉浦には大切な家族…
手放すことの出来ない状況の中で 杉浦は かつて薫を愛した。
美羽の父親としても 多くの収入を望めない この家の両親の為にも 家を出て薫と2人で暮らすことは その時の杉浦の選択肢には 含まれていなかった…
本当の息子のように 杉浦を慕う両親も なんの迷いもなく 薫を この家に迎え入れた。
平和な時間は それでも しばらくの間 この家にも流れていたのだ…
…
「行くところなんか…
私には ないのよ…
アっちゃん…… 」
薫が 大声で泣き出す。
「僕が見つけるよ!
言ってるだろう 何度も!!」
「独りでなんか
暮らせない!!!」
…
情の深い杉浦は
いつも ここから先に進むことが出来ずにいた。
(どこで…
狂ってしまったんだ…!!)
「薫…
僕たちは 他人だよ」
杉浦は 望の言葉を思い出し
絞り出すように
声を 押し出した…
>> 146
「今から
次長と飲みに行く人~!!」
…
事務所の真ん中で 三谷が 大きく手を挙げながら叫ぶ。
先程とは違う 異様な雰囲気が 事務所内を満たしていた。
「…なんだよ
突然のキャラ変えかよ…」
和馬が ゾっとしてつぶやく。
「誰も行くわけね~だろが…」
遠藤が 馬鹿にしたように フンと鼻を鳴らしたとき
「は~い♪
ルカ 行きま~す(笑)」
「はっ!?」
和馬と遠藤が 同時に顔を そちらに向けた。
「芹沢君だけか~?」
三谷が言うと
「俺も行きます…」
「遠藤…?」
遠藤が 立ち上がる。
「じゃあ 俺も!」
中鉢も 立ち上がった。
「女子は~???」
クネクネする三谷。
「大丈夫か あのオッサン…」
呆然とする和馬に
「おまえも来いよ 笠原…」
遠藤が 低く言った。
「いや… 俺は今日は… 」
…
和馬は
どうしても望に会いたかった…
一瞬でも 抱きとめてしまったことで 和馬の気持ちは また加速しはじめている。
「加藤君も行こうよ…」
三谷が 加藤の肩に腕をまわす
「な…」
「加藤さんが行くなら
私も行こうかな(笑)」
「結木君!
そう来なくっちゃ(笑)」
三谷の言葉に、結木綾香が ニッコリと微笑む…
「あとは~(笑)?
締~め切っちゃうぞ~!!」
…
「次長…
ここも しめて… 」
加藤が 眼鏡を指でクイっと押し上げると 三谷の股間に 鋭い視線を投げかけた。
>> 147
「アンパンマンは きみさ~♪
ゆうきを 出し~て~♪
アンパンマンは… 」
美紀が 敷いたままの布団に 瑞穂はくるまり 歌をうたう…
「あったかい(笑)…」
目をパチパチさせて 天井を見ながら 蛍光灯のまんまるが ドラえもんの顔に似ていることに 気づく。
「あんなこと いいな♪
でっきたら いいな♪
あんな夢 こんな夢 いっ…」
涙が 冷たい顔をつたう。
「涙 あったか~い(笑)」
足をバタバタしてみる…
「…パパ
まだかな~ 」
『遠いのよ!ここ!』
美紀の言葉が 瑞穂の耳に いつまでも残って消えなかった…
帰って来ないのかもしれない
なんとなく 瑞穂は
そんな気さえしていた。
「ママ… ママぁ… 」
口にすると 鼻の奥が痛くなって また涙が ボロボロと流れ出て来る…
「どうして 瑞穂を置いて行ったの? いつも一緒にいたのに どうして…?」
胸が ギュウっと苦しくなる。
「こわいよ~ こわいよ~…」
ピンポ~ン
「きゃあ!」
瑞穂は驚き 布団をかぶる。
ピンポ~ン
そっと布団から顔を出す
「誰だろう…」
ピンポ~ン…
ガバッと布団をめくると 瑞穂は起き上がり ソロリソロリと 玄関に向かって歩き出した。
>> 148
「パパ いたい~?」
ひなが背伸びをして 孝志の顔を のぞき込むと 彼は とたんに笑顔になる…
「ぜんっぜん痛くないよ(笑)」
「ほんとに~(笑)?」
「 … 」
(来るなら来るって 言ってくれたらいいじゃない(怒))
「由紀子さん ごめんね
連絡もしないで…
ひなが パパに会いたいって言うもんだから(笑)」
すぐ 表情に出る由紀子の顔を見て 察した姑が 声をかける。
(ギクっ…)
「いいえ(笑)お義母さん…
お迎えも
ありがとうございました(笑)」
孝志の母親は 微笑みながら
(なんで 息子に会いに来るのに いちいち あんたにことわらなきゃならないのよっ(怒))
と 心で叫ぶ。
「パパ お遊戯会まで
おケガなおる~?」
「ああ(笑) 治…」
「治んね~な~ ひな(笑)」
「ヤメロよ 親父(怒)」
ひなを からかうのが大好きな 孝志の父親…
「パパは ワリ~ことばっかりしてっから バチがあたったんだぞ ひな(笑)(笑)」
「おじいちゃんのバカ!」
「こら! ひな…」
(なによ…
今のどういう意味…?)
「大丈夫だ ひな(笑)
パパ 見に行くよ 幼稚園に…」
孝志の言葉に
「そう言えば… 」
と 母親が話し出す。
「さっき 駐車場で ひなの幼稚園の 友達のお母さんに会ったよ! 由紀子さん(笑)」
皆様へ…
フィクションで このような事を 書き綴っておりましたが…
リアルに浮気をされてしまいました( ̄▽ ̄)…
気持ちの整理がつくまで おやすみさせていただきます…
m(_ _)m
本当に 申し訳ありません。
墜天使 ふたたび… です。
もうじき 6年目の結婚記念日だったというのに…
ちなみに 明日は 下の子供の2歳の お誕生日だというのに…
やはり 5年周期説は 私の人生から 拭い去れないようです。
パニクって別スレたてようとしたのですが 皆様へ ご挨拶かたがた ここに書かせていただきましたm(_ _)m
自レス解除しますので お時間のある方に アドバイスいただけると嬉しいです(;_;)
ただ 主 パニクり状態のため 返信は滞るかと思います。
なんだかね~…
泣けないんです…
あ…
くだけて すみません。
16年ぶりぐらいに起こった絶望に 自分で笑っちゃってます😂
はあ~あ…
楽しみにしてくださってた方々に 心より お詫び致します。
クロス
- << 151 💦💦💦 結婚6周年&👶誕生日を目前に…今とてもショックを受けてらっしゃるのに気丈に振る舞われているクロス様がとても心配です😭 どうか、旦那さんとじっくり話して下さい🙇 もしかしたらクロス様の小説執筆に夫婦の時間を取られて寂しかったのかも… 擁護する気持ちはありません。浮気は絶対に×ですが、👶ちゃんの為にもクロス様の為にも旦那さんとじっくり話して下さい🙇
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