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まり( 20代 ♀ XebKh )
14/08/13 01:57(更新日時)

私の過去から現在までを綴ります。
誤字脱字あるかと思いますが批判などは無視します💦
よろしくお願いします🙇

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No.1655523 11/08/18 23:53(スレ作成日時)

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No.1 11/08/19 00:00
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私には三つ上の姉と双子の妹がいます。

そう。私は双子に生まれて姉ですね。



No.2 11/08/19 00:14
まり ( 20代 ♀ XebKh )

姉は俺様な性格だった。
私が小1のときは姉は四年生。体が大きかった。

姉は私達双子よりも頭は良くて…

時間があれば「おい、おまえら教科書もってこい」

で私らは2階の部屋に行き、ランドセルに入っている算数の教科書を持って行き、スパルタ授業の始まり❗


問題を出され、決められた時間内で新聞付属の広告の裏に答えを書いた

間違っていたらげんこつかビンタだ。

げんこつは中指の第二関節を突き出してのげんこつ。
痛いすぎ😭
姉は小さいあたしらからしたら大人の体格。

だって手がでかくて皮膚も固くて、今思い出してもビビるくらいです。

No.3 11/08/19 00:21
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そんな事や、姉の部屋に勝手に入ったのがわかったら、すぐ呼びだし

「こらお前ら二人来いや❗」


私達双子「…」

入ってはダメだとわかってる❗
でも引き出しの中がめっちゃ気になる❗ …

開けたけど元に戻した私はおおざっぱでいつも痕跡を残すんだろうな…


ほんま馬鹿な私😠

姉に呼ばれて案の定ビンタ10回の刑…

No.4 11/08/19 00:23
まり ( 20代 ♀ XebKh )

書ききれないですが、姉の暴力ぶりはまだまだです…


が、すみません書いたらちょっと辛いのでこれで終わりにしときます🙇


No.5 11/08/19 00:31
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そして私は小学四年になりました。

ある日、一人のかわいらしい女の子が転校してきました。

「初めまして。夏美です。」


当時でいえば安達○実みたい✨
色白で細くて背が低い。

私はあの時は、めちゃくちゃ社交的だった。
話しかけた。

まい「あたしが学校案内してあげるよ❗」

夏美「ありがとう…」

これが仲良くなるきっかけだった…

No.6 11/08/19 00:40
まり ( 20代 ♀ XebKh )

一通り案内した。

夏美は運動は出来ないけど頭がよくて算数の得意な子だった。
小学生て算数ができれば…=頭いいみたいな感じでしたよね…




夏美が来る前、私はクラスの秋ちゃんと仲良しでいつも一緒に居ました。


秋ちゃんも夏美同様、凄い頭がよく、ちょっとぽっちゃり体型。

家も近いしよく家に遊びに行ってた。









No.7 11/08/19 10:04
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私と夏美は家が近い事から学校にはいつも一緒に行っていたし、塾も同じだったのでだんだんと毎日一緒にいる仲になって、いつの間にか秋と三人でつるむ仲になった。


でも夏美は私を誘わずに秋の家に行ったり、学校も私ではなく秋と帰ったりと、なぜかのけ者になっていた。


私は諦めて同じクラスの友子と仲良くなり、休み時間などは友子と一緒に居だした。
友子はよく笑うぽっちゃりした子で私はすぐに友子の事が大好きになった。

それで学校が終わったら家を行き来したり、私の家の前に小さな川があったので、ザリガニやメダカを取ったりして遊んだり。

No.8 11/08/19 10:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ところが❗

私と友子の仲にまたしても夏美が入ってきた。
私は前に仲間ハズレみたいにされないかとか少し不安になりながらも三人でつるむことにした。


しかしまた私に内緒で二人だけで遊ばれたり、何も言わずに勝手に帰っていたりと前みたいな事をされた。


でも私は友子が大好きだったしこのまま取られたくない!


そう思って、私も夏美がしたみたいに友子と勝手に遊んだりした。


といっても私と夏美は塾も同じ、帰り道も同じ。
夏美と私は気が合わなかった訳では無かったので、夏美と私だけで遊ぶ時もあった。

そこにいない友子の悪口をぼろくそに言ったり、はたまた私がそこにいなけりゃ、私の悪口を言ったり…

皆が皆そこにはいない子の悪口を言っていた。

No.9 11/08/19 20:15
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私はかなり怒り心頭だった。

そんな日が続き、学校で私は夏美に言った。

「夏美、一緒に帰ろ😃」

「うんいいよ😃」
そして帰りながら
「今日あたしんちで遊ぼうよ😃」

「いいよ😃」

私の家に着き、誰もいなかった。

「ちょっと待ってて」

私は電話をしに行った。

No.10 11/08/20 23:46
まり ( 20代 ♀ XebKh )

「真紀、この前言ってたでしょ、今夏美が来てるの。今から来て❗」


「わかったすぐ行く」


真紀とは、私が幼稚園の頃からの幼なじみだ。

しかも家はすぐそこで歩いて30秒❗

真紀は隣のクラスで仲良し。

真紀に夏美の事は話していた。

No.11 11/08/20 23:55
まり ( 20代 ♀ XebKh )

間もなくして真紀は来た。


真紀を見た夏美は、目が点。

「え❓」
みたいな感じ。もちろん夏美、真紀は顔を見合わせた事はある。だって二クラスしかなかったから。小学高を卒業するまで。田舎だし💦

私は、夏美に

「お前、転校生の癖に生意気なんよ❗」

そして夏美を蹴ったり叩いたりした。真紀と一緒に。

No.12 11/08/21 00:04
まり ( 20代 ♀ XebKh )

しばらくして夏美は息を切らしながら

「夏美もう帰る❗」

私と真紀は笑いながら

「何いってんの❓まだだよ」

また私達は叩いたりし続けた。

でもかなり手加減…とゆうか甘く…叩いたのですが

No.13 11/08/21 00:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

気が済んだ。

次の日の学校での休み時間、

「夏美~また遊ぼうね💖」

「もう遊ばん😠」

こんな会話だった💦
こんなんがありながら、さすが❗小学生、夏美と私は今まで通り、仲良く遊んでいた。

No.14 11/08/23 12:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そんなこんなで小学5年になり、クラス替えで仲良くなった子が居た。

千香(ちか)


千香は喋り方がブリッコ系でぽっちゃり、千香は喋り方が少しおバカっぽいので頭悪そうに見えるが、かなり勉強のできる子だった。

私はというと…勉強大っキライ😚

母には小さい時からよく「勉強しなさい❗」と言われていた。
我が子に期待していたのだろう。

この時習字、公文、算数の塾に通わされていた。

幼稚園から小2までピアノにも習わされていた。

ピアノはすごく難しくて、週1で30分のレッスンが嫌で嫌で仕方なかった。先生がかなり怖い女の先生で、家での練習をしなかったり宿題をしてなかったら、めちゃめちゃ怒られる😥 (当たり前ですが💦)

ある日レッスンで筆記用具を忘れてしまった。

「まいちゃん鉛筆忘れたらどうやってノートに書くん❓まいちゃんの指切って血で書く❓」

と私の指をぎゅっと持って言った。

これを人に言ったら、
「そんなん言っていいん❓今の時代なら問題やな😃💦」

だって。そうですね笑

No.15 11/08/24 23:06
まり ( 20代 ♀ XebKh )

話がズレましたが…
夏休みになり、学校からのイベントのお知らせを貰った。私はこういうイベントが大好きで、しょっちゅう行っていた。

夏休みにどこかの施設で昼間は班を作ってのオリエンテーリング、夜はバーベキューしてテントで寝る。それが3泊くらい。

いろんな学校で学年の子達が集まっていた。そこで友達ができた。
隣町の小学校で一学年下のメイ。
明るい性格の女の子だった。

その子と、その子の従兄弟だという、みっくんとも友達に。

みっくんは三つ上だった。ちょうど私の姉と同じ歳でした。

No.16 11/08/24 23:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

イベントは本当に楽しかった。

お風呂ももちろんなかったので、メイが流さないシャンプーを貸してくれた。(当時流行りました)

髪にシュッシュとまんべんなくかけて、ハンドタオルでガシャガシャするんですよ😃 シー○リーズが出しているんです。まだあるかな❓

夏なんで汗をかなりかいてもそれをしたら頭がスーっとして爽快でした✨

No.17 11/08/24 23:26
まり ( 20代 ♀ XebKh )

みっ君はサッカーボールを持って一人で遊んでいた。

みっ君は普通でも、いつも笑っているような笑顔で体はスラっとしていて、ほんのり茶色いマッシュルームカットのような男の子。
私と目が合うと、ニコッとしてくれる。

その度にしびれる🔥ような感覚。私からしたらみっ君は大人の男だった…

初恋はみっ君だった。

No.18 11/08/25 17:12
まり ( 20代 ♀ XebKh )

用事もないのにみっ君にちょっかいを出す。

その度にみっ君は和やかな笑顔。

そんな感じでイベントは終わり、隣町のスーパーにチャリで夏美と遊びに行った。

そのスーパーはゲーセンがあって、よく夏美と遊びにいっていた。

そしたらみっ君がいた❗
私と夏美が車のゲームをしていたらみっ君がスッと後ろに来て、ニコニコしながら見ている。

私はうれし恥ずかしいみたいな気持ち…
取り留めない話をしながら、一日は終わり、私はちょくちょくそのゲーセンに足を運んでいた。

No.19 11/08/25 18:25
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私はみっ君が好き過ぎて、手紙を書いた。ラブレターみたいな。

それをゲーセンに行ったときにみっ君に会ったら渡そうと思っていた。

またゲーセンに行く私…

いた❗

「みっ君…はいコレ」

渡すと私は逃げた。恥ずかしかったから…

夏休みが開け、また二学期が始まった。
家に帰り2階の部屋にいた。

と姉が大きい声で

「まいーちょっと来な❗」

毎回私に用があるときなど、自分から出向かず、大きい声で自分の方に呼ぶ。

その度に私は怒られるのでは…とびくびくする。

No.20 11/08/26 16:26
まり ( 20代 ♀ XebKh )

コンコン

姉の部屋に入る前は必ずノックをしなければならない。

カチャ

「そこに座れ」

私は床の上に正座した

「お前、小林道邦しっとんのう?」

みっ君の本名はミチクニという。

「うん」

「姉ちゃん、あいつと同じクラスなんよ。お前あいつにラブレターみたいなん書いたみたいやな。」

え?同じクラスなの?💦

「姉ちゃんがどんだけ恥かいたかわかっとんか❗あいつニヤニヤしながら見せにきたぞ❗」

姉は私に手紙を投げつけた。

え?私が書いた手紙… 姉ちゃんに見せたの❓

頭が真っ白だった。

そして私は姉のビンタ往復10回の刑が執行された。

No.21 11/08/27 00:36
まり ( 20代 ♀ XebKh )

頬は赤く腫れ、おたふくみたいになった😠
あのころは妹と揃って毎日のように姉にビンタをされていたので、他のちょっとした痛みは感じなかった。
お母さんにも怒られたり、頭を叩かれたりしたこともあったが、姉が怒ったときの威圧感、恐怖感、力の強さと比べたら…😠
お母さんのげんこつなんて…

屁だよ。

あプ~っと😃

No.22 11/08/27 20:59
まり ( 20代 ♀ XebKh )

姉に知られてはずかしいと思ったのと、なんでみっ君は人にそんなこと言うの❓

もしかして他の友達にも見せて笑ったりしてた❓

悲しくなった…
しかし私は懲りずにスーパーのゲーセンに行っていた。

みっ君にまだ未練があったのだ。
だって初恋だから…

簡単にスパっと嫌いになんてなれなかった。

ゲーセンで私はみっ君にまたちょっかいを出していた。みっ君も私にちょっかい出したり…

私は完全に浮かれていた。
そんな私を面白くないと思っている女のこがいた。

その名は…

No.23 11/08/27 21:08
まり ( 20代 ♀ XebKh )

メイです。
そう。隣町の学校の年下の。

メイもたまにゲーセンにきていた。
ゲーセンは、メイが住む、A町にあります。
姉やみっ君が通う中学校もA町です。

(私は比較的、田舎のB町です)

メイとゲーセンで会いました。
「まいちゃ~ん、久しぶりだね。」

「メイ元気してた❓」

「まぁね。文通しない❓住所とか教えよ😃」
「うん。紙とペンある❓」

そうして切手を貼った手紙交換が始まった。

No.24 11/08/28 21:33
まり ( 20代 ♀ XebKh )

手紙はたわいもないやりとりが続いた。

後に私がみっ君を好きだということが分かる。
すると手紙にはボケあほ死ねの文字😠

その時は意味がわからなかった。

でも手紙でもみっ君のことばかり書いてる…

そこで私は「あっ、メイはみっ君が好きなんだな…」

そう思った。

でもメイとみっ君はいとこだよな…

No.25 11/08/29 18:48
まり ( 20代 ♀ XebKh )

まぁ従兄弟だけどそれでも好きっていうのはなんとなく分かるし…

でも悪口ばかりの手紙にめっちゃ頭きた❗
私はまたしょうもない事で仕返しした。

メイの家にイタズラ電話をかけまくった。

一日3回ほどを毎日。メイが電話に出たら「○ね」 とか一言だけ言って切る!

メイじゃない人が来たら「メイにあほって言っとけボケ❗」

と言って電話を切った。

私はかなりばかですね💦

No.26 11/08/29 19:10
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そんなある日のこと朝7時頃、家に電話がかかってきた。

そしてお母さんに呼ばれた。
「あんたメイって子にイタズラ電話かけまくってるんだって⁉
向こうのお母さんめっちゃ怒ってたよ❗お父さんが仕事から帰ってきて疲れてんのにイタズラ電話ばっかりだってN○Tに調べて貰ったらここだって❗ 」

ガーン😨

こっぴどく叱られ…
それからもうメイと私は関わる事は無くなった。

No.27 11/08/31 00:03
まり ( 20代 ♀ XebKh )

もうメイやみっ君の事は忘れていた。

私は気にせずに、夏美とまたゲーセンに行っていた。

すると全然知らない顔の女の子が二人、アンパンマンの乗り物に乗り、漫画を読んでいた。

「何❓あいつら❗あたしらの聖域を❗新顔のくせに…」

私は無性に腹がたった。

いつも私が遊んでいる所に知らない奴らがいたことに❗


すると偶然に私と同じ小学校の一つ下の学年の子が話しかけてきた。

その子とは家も近く、たまに遊ぶ子だった。

なんとその子が、あの二人組に話かけていたのだ❗

「え❓友達なの❓」

私はその子を手招きした。

「あのね、あたし達がスーパーの自転車置場に行ったら、あたしがあほって言ってたって、伝えといてね」
「わかった😃」


その子が新入りのとこにテクテク歩いていった。

No.28 11/08/31 18:07
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私は
「夏美っ行くよ❗」

夏美と足早に自転車置場に行き、またがった。

その時…

「待てコラァっ❗」

後ろを振り返るとあの新入り二人組が追いかけてきた❗

私は思いっきりペダルをこいだ。

振り返ると夏美が遅い💦

「夏美早く❗」

夏美は走ってきた奴に荷台を掴まれていたが、逃げ出し成功した。

「お前ら顔覚えたからの~❗」

と怒っていた。

しばらく逃れて、自転車を止めた。

「あ~怖かったね夏美😫」

「何であんな事言ったんよ~💦」

「だってムカついたから。あ~でも本当怖かった」

そう言って私達は笑った。

No.29 11/08/31 18:30
まり ( 20代 ♀ XebKh )

イロイロありながら私は六年生になった。
一学期に、転入生がやってきたと朝から噂になり…

転校生は色白の男のコ。スポーツが得意で東京から来たらしい…

お父さんが大学教授で転勤になったという。

男のこの名前は
山崎隼人。

私は好きになっていった。

No.30 11/08/31 23:52
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ちょっと休憩😃

こんな私

を読んでくれている人はいるのかな…

と思いました😃💦

初めての投稿でしたので不安になりました💦

No.32 11/09/01 19:14
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 31 見て頂いてるなんて…🙇ありがとうございます🌼
姉は怖かったですね💦

No.33 11/09/01 20:33
まり ( 20代 ♀ XebKh )

なんとなくだけど…
向こうも私の事を好きかは分からないが、気になっていると思った。

よく目が合うしよく話かけてくる…

話なんていっても小学生の会話だけど、毎日がすごく楽しかった。


学校が終わって一緒に帰ったりしてた。

といっても、私と家が反対方向だけど、なぜか私がその子の方向に合わせて歩いてた…

学校が終わって一緒にいたいけど、「遊ぼう」
なんて言えるはずもなく…

遊ぶ変わりに一緒に帰っていた。

No.35 11/09/02 21:46
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 34 ありがとうございます😃✨
嬉しいです🙇

No.36 11/09/03 00:18
まり ( 20代 ♀ XebKh )

山崎君はきさくな事もあり、すぐにクラスの人気者になった。

私は毎日学校に行くのが楽しかった。

ある日また一緒に帰って、山崎くんを見送った後、私は反対の自分の家に帰った。
結構遠かったが全然苦では無く…
一人で帰りながら幸せだった。笑

そして私は電話のところに行き、一人で帰っていた時に思いついた行動にでる…

No.37 11/09/03 00:27
まり ( 20代 ♀ XebKh )

連絡網を見て、ダイヤルを押す。

プルル…プルル…

ガチャ

「はい山崎です」

はい、山崎君に電話しました😃

出たのは妹さんでした。

私は声を360度変えて
「山崎君いますか❓」

「少しお待ちください」

どちら様ですか❓とは聞かれなかった。

ドキッドキッ…

心臓がバクバクしていた。

「はい変わりました」

😳❗

「私ね、山崎君の事好きなの…。」

「❓うん😃💦」

「この事は誰にも言わないでね」

「うん…😃」

「じゃあねバイバイ😃」

「うんバイバイ😃」


受話器を置いた。





なんじゃそりゃー‼

No.38 11/09/03 00:37
まり ( 20代 ♀ XebKh )

何がしたいか分からないけど、私は山崎くんに思いを伝えたかった。

声も変えて、名前も名乗らず…

私が告白した、それは何故かバレたくなかった。

声では絶対私とバレてないと思った。

私は声モノマネを得意としていた。

工藤静香
ドラえもん
忍者はっとり君に出てくるししまる
今では松浦亜弥
倖田來未(カラオケ)
安室奈美恵(カラオケ)
松任谷由実(カラオケ)

まだいるが思い出したらキリがない。自他共に似ている声が出せる。





と思う💦

No.39 11/09/03 00:59
まり ( 20代 ♀ XebKh )

時間は夕方6時頃だった。

家には外で飼っている犬がいる(柴犬)

何故か私が『ご主人様』ということになり、私が朝と夕方毎日、散歩に行くようになっていた。

名前はタロ。

晩ご飯前にいつものようにタロの散歩に行き、引っ張られながら電話した事を思い出す。


ニヤニヤしながら走っていた。

前から犬の散歩しているおばちゃんがいた。

タロはしつけをしていなかった為におバカでした。

誤って手綱を離してしまった。

もう大変…タロはその犬に吠えまくり、ちょっかいをだす。

追いかけても逃げて逃げて…
全然つかまらない。
「もー❗こらタロ❗」

追えば追うほど逃げいくタロ。

タロはよその犬にちょっかいをだし、それを止めた飼い主が自分の犬に噛まれた。
血出ていた💦
私はタロの手綱を踏み、捕まえる事ができた…

おばちゃんに謝り…
「ほんま、躾なってないなぁ❗」

と怒り帰っていった。

No.40 11/09/03 01:02
まり ( 20代 ♀ XebKh )

さきほどのスレ間違いだらけでした💦

送り仮名なかったり…
すみません🙇

No.41 11/09/03 01:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

家に帰り、母に
「ただいまぁ、さっきね、あーだこーだ…」

説明した。

「え~😥でも自分の犬に噛まれたんでしょ❓しかもどこの人か分からんし…」

お詫びに行かないと…
と思ったが母にそう言われ…

タロは散歩中にたまに逃げた…
逃げては、なかなかつかまらなかった。

手綱をギュッと掴んでも、バカな私はたまに離してしまう…

No.42 11/09/03 01:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

話は戻り…

私は次の日学校にドキドキしながら行った。

誰にも言わないでっていったよね…

ちょっぴり不安になりながら給食の時間に…。

給食は席が近い四組で机を四方にくっつける。

山崎くんをいつものように見る…

山崎くんは昨日の出来事を誰にも言ってないようだった。

ますます山崎くんの事を好きになった。

No.43 11/09/03 01:23
まり ( 20代 ♀ XebKh )

仲の良かった千香にも山崎くんが好きだとは言ってなかった。

千香も見ていて山崎くんが好きかもしれない…と思ったし…

私は好きな人がいるということも言ってなかった。

千香は、私達と同じクラスの吉井くんが好きと言っていたけど…。

吉井くんも頭がよくスポーツ万能、優しげなルックス。

山崎くんと少し似ていた。
私も吉井君を小5の時、ちょっぴりいいな…と思った存在だった。

No.44 11/09/03 01:31
まり ( 20代 ♀ XebKh )

吉井くんの家は、お母さんが習字教室を開いていた。
私は習字教室に通っていると書きましたが、
そこに言っていました。

幼稚園から、硬筆(鉛筆であかさたな行、文章などをノートに書く)

小学二年から毛筆(習字道具を使い、筆で書く)

を習っていた。

No.45 11/09/03 01:37
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私はあんまり習字が好きではなかった。

何故かというと、
そこの生徒の
小川茜

とその姉のアミ、

母親がいたからだ。
茜は幼なじみ。
町内会も同じでたまに遊んだりしていたが、私の事を嫌いなようで…

姉のアミの入れ知恵もあり、よく嫌がらせをされていた。


No.46 11/09/03 01:49
まり ( 20代 ♀ XebKh )

町内会が同じということは…
町内会は毎年、遠足という行事があり、それに行く時いつも、私は茜と茜の姉、アミにハミられていた。

町内会の遠足は日帰りで、だいたい遊園地などの行楽地。

友達を連れて行ってよかったので、私はいつも友美を連れていった。
私の妹の真美と

(すみません💦初めて名前だしました)

三人で行動していた。

私の母は移動中のバスの中で恥じらいなく、カラオケをよく歌っていた。

茜の母親からは、私と同じくハミられていた。

と思う…

No.47 11/09/03 02:00
まり ( 20代 ♀ XebKh )

茜は私と同い歳で隣のクラス。
アミは私より二つ上だった。

町内会の他に、子供会というのがあった。

子供会は毎年、夏になったら近くの海でバーベキューをする。

泳ぎはしないが、大人が肉やヤキソバを焼き、出来上がるまでの時間を子供達は、砂浜でボール遊びをしたり、砂浜にあらかじめ用意しておいた文具などの景品を埋めた、
『宝探し』

というゲームをした。

が、私と妹の真美はいつもハミられ…

たまにアミは、
「まいー、一緒にバレーしよう」

と声をかけてくる…
いつもいつもがハミられたわけではない…
アミの気分次第だった。

No.48 11/09/03 02:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私の姉(美奈子)は、
子供会でアミと仲が良かった。

といってもアミが一方的に姉を慕っていた。
姉とアミは一歳違い。
姉が小学校にいたとき、私と三つ違いといえど、私は小さかった。

姉は当時体が大きく…

私が男子にイジメられて泣いて帰ったら、
「おまえ誰にやられたんや」

名前をいうと、次の日学校で仕返しで殴り泣かしてくれた。
姉は王様だった。
「おまえ、うちの妹泣かしたな‼」

と。
いやいや、あんたいつも私ら泣かしてますやん。笑

とは言えず…

ありがたかった。

子供会は小学校を卒業したら参加資格が無くなる。

姉が子供会にいたときは、アミは私と真美をハミらない。

が、姉がいなくなった途端ハミられた。
狙っていたのか…

No.49 11/09/03 02:26
まり ( 20代 ♀ XebKh )

話をまた戻して…

私は習字教室ではいつも、友達の千香、アンネちゃん、さぎりちゃん、真美の五人で座っていた。

静か~に書行をしなければいけたいのだが、私はおしゃべりで、ずっと皆で小さい声で話していて、爆笑し、私は盛り上げ役だった。

もちろんその度に先生に怒られていた…
「静かにしなさい❗
ここはおしゃべりする所じゃないよ❗」

と…


そこは楽しかった。お陰で私は自分を、頭は悪いが字だけは綺麗だと思っている…

アミ茜、母親の三人はというと…
私達の席と離れて座っていた。

No.50 11/09/03 02:41
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私達がうるさくしていたのが気に入らなかったのか…

私がトイレに入った時だった。

バーン‼




後ろを振り返るとアミがドアを勢いよく開けてしばらく立っている。

トイレは和式で、鍵が壊れていて、入る時はノックをしなければいけない。

でもアミは私が入っている事を見て知っていた。

…のに、入る度にバーン‼と勢いよく開けられる。

これがいっつも嫌だった。

No.51 11/09/03 02:54
まり ( 20代 ♀ XebKh )

何なん‼やめてよ‼」
そんなことは言えずに、私は黙っていた。
これが続いたりして、私はこんな理由から、習字は嫌いだった。

No.52 11/09/03 03:20
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私は嫌な事があっても、立ち直りが早かった。
家に帰り、夕方にまたタロの散歩をしていた。

そのときは寒い冬で…
まだ夕方6時なのに外は真っ暗…

いつもの道を行く。

私の家は、広い畑に囲まれている。
余談だが、茜んちも農家で、でっかい畑を持っていた。

畑を超えると、海が広がる。

自慢だ。

道を行くと、向こうからライトをつけた自転車がゆっくり走っていた。

タロは畑でう○こをしていた…

私はタロが用をたしていたので立ち止まり、自転車を見て


「あの自転車がこっちに曲がってきたら、私は殺される」

そんなまたバカな事を思っていた。

すると

自転車は、こっちに曲がってきたのだ。


私はとっさに、

あー❗さっきのは無し無し❗


心で唱えてみた。

すると自転車は、止まっている私に向かって、










「走れんのかー‼」


と男が叫んだ。


よく見ると、自転車の荷台にはオノがくくり付けられている…

私は思った



殺される‼‼




私は、まだう○こしているタロをひっぱり、必死で走った…
近道の畑と畑の間の、わずか人が一人通れる道を走り、家に着いた。


私は走るのが得意で、マラソンはいつも一位で、短距離走も一番だった。

No.53 11/09/04 21:44
まり ( 20代 ♀ XebKh )

100㍍走を一気に走るように、私はダーッと家まで走り、
家の台所に繋がる勝手口をバンと開け

「お母さん‼殺されよった‼」


これを言うのが精一杯😫

ゼーゼー息切れる。
「何言よん蚊が入るからはよ閉めな❗」

私はタロを繋ぎ水とゴハンをあげて手を洗い台所に行った。

「さっきね、私がタロの散歩で……」


私はさっきあった事を一気に喋った。

「ふぅん
分かったからちょっとレタスむいて‼」


母は、夜ご飯を作っているときに話しかけたら不機嫌になる。

キーッ‼🙉←こんな可愛くありません。

と猿のように怒る。



主婦の方、分かる人は分かると思います。


No.54 11/09/04 21:48
まり ( 20代 ♀ XebKh )

あれが何だったのか、
おっさんが何故
「走れんのかー‼」

なのか分からない。

イロイロ考えた結果、犬が畑にう○こしていたのを見て、腹がたって言った


これしか考えられなかった


が、散歩でもうこんな怖い出来事は無かった。

No.55 11/09/04 21:56
まり ( 20代 ♀ XebKh )

茜は、芸能人みたいに可愛い。

私は当時、クラスの中で身長が高く、後ろから2か3番だった。

茜は、前から四番目くらい。

目がぱっちり、お人形さんみたい。

私は生まれつきガリガリで地黒。

姉と妹は色白。
私だけが色黒だった。

今も黒いです😥

茜の意地悪な姉、
アミは背が高め、すらっとしたまた美人さん 。


悔しいが、成長期で見た目を気にする心はしょうがない。


No.56 11/09/04 22:01
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私は思った。

茜が山崎くんと同じクラスじゃなくて良かった~。

茜は可愛いもん。

きっと同じクラスなら好きになってた。
両思い。


でも卒業式…

山崎くんは再び東京に戻るって…

私は自分の思いを伝える間なく

中学生になりました。

No.57 11/09/04 22:07
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ドキドキの入学式…

全然覚えていません。笑

クラスが振り分けられ、私はB組へ。

嬉しい事に千香と同じクラス。


中学校は隣町の小学校と私の小学校の、ニ校とでなる中学校でした。

私の人生で第三の好きになる人ができる。

みっくん、山崎君の…


No.58 11/09/04 22:12
まり ( 20代 ♀ XebKh )

井上君。

入学式の次の日、B組に入った。

私の苗字は石川。

あかさたなで席がわけられる

私は『い』
井上くんも『い』

隣の席でした。

スポーツがりの背が高い、犬顔でよく笑う、野球少年。

私は一目惚れ‼


今までにないときめき様。

No.59 11/09/05 01:05
まり ( 20代 ♀ XebKh )

井上くんのいたずらな感じの笑顔が大好きでキュンとくる。
理科の時間、班になって実験をする時に
「石川さんて歌手誰が好き❓」

「安室ちゃんとかスピードかな😃💦」

「石川さんて安室ちゃんに似てるよな😃」



なんと‼


そんなん言われたことなかった。 芸能人ではよく神田うのとか葉月りおなに似てるって言われていた。

葉月りおなは、大人によく言われていた。


自分では全くわからないけど💦

ありがたい‼

当時安室ちゃんはもの凄く人気でした。

No.60 11/09/05 01:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

その頃、私はめちゃくちゃモテてた。

A町の○○くんが石川さんのこと好き

とか

一年上の○○さんが…

とかよく聞いた。モテ期なのか…

女の子には、

「目でかいね~」

「顔小さっ」

今まで聞いたことない言葉ばかりどかなり‼


嬉しかった。

年下の女の子から手紙ももらった。


しかしモテ期はいつまでも続かない。

No.61 11/09/05 01:17
まり ( 20代 ♀ XebKh )

一年の頃、陸上部で短距離100メートルや、ハードルをしていた。

陸上部の練習をする所は、地元の陸上競技場。


他の学校と混じって練習をしていた。


初めての練習…

私達、一年生は千香と、その他三名が入部。
先輩を合わせて10人くらいでした。


顧問は、黒井という。

専門は社会科。


またその黒井のうざいこと❗



No.62 11/09/05 01:29
まり ( 20代 ♀ XebKh )

練習は学校が終わり、自転車で競技場に向かう。

競技場は私の家のB町。

私は一番家に近かった。自転車で5分程。


練習に行くのに、自転車で皆と競技場に行っていた。


すると

車のクラクション


ブー‼


振り返ると部活の顧問の黒井先生。


黒井は窓をウィーン

と開け


「石川❗ヘルメットちゃんとかぶれ‼
あと電気つけろ‼」

電気とはチャリの電気です。

電気つけたらチャリをこぐの重いですよね。

それがトレーニングになると。

練習以外にも体の筋肉を使え❗

的な事なんだと思ったが、うざいと思ってた。



No.63 11/09/05 01:40
まり ( 20代 ♀ XebKh )

競技場についた。

準備運動をするために腹筋、腕立てをする。


私は腹筋ができない

起き上がれない。

「いちっにーさんっ」


すると千香が私の足を押さえてくれた。

ありがと


笑顔で言った。



「おい❗ 腹筋なんて自分でせえっ‼

手伝ってもらうな‼」

ごもっとも。

No.64 11/09/05 01:44
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私は一回腹筋ができないままだった。

何回か大会にも出たが…

親なんて誰も来てくれなかった。

会場は人でいっぱい。

でも私の身内はいない…

頑張る意味なんてないけど、精一杯走った。


準決勝行き、決勝…

結果は…









No.65 11/09/05 01:46
まり ( 20代 ♀ XebKh )

すみません…


記憶にありません…

🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇

私はものすごくおっちょこちょいとゆうか…

ばかです。



No.66 11/09/05 02:00
まり ( 20代 ♀ XebKh )

何回か大会に出ていた。

またある日、いつものようにハードルを飛ぶ練習をしていた。

50メートル先に、一つだけハードルがあるとゆうもの。

皆は跳べたり跳べなかったり…

私の番。

位置について~

よ~い

バン❗



私は走った。ハードルを跳ぼうとした。

え❓高い…
そう思ったすぐに…



ガン‼



股間の恥骨に思っきり当たったのだ‼
でも平然とスタート位置に歩いて行った。


「いった~‼痛いよ~痛いよ~痛いよ~‼」


私は今にも、のたうちまわりたかった。

めちゃくちゃ痛かった‼


ぎゃ~😂😂

って…


普通ハードルは、跳ぶ所(真ん中の板)

がちょっとあたっただけで外れる仕組み。

しかもゴム製

なのに私の恥骨にあたったのは、鉄だった‼


そりゃ痛いわ💦

No.67 11/09/05 16:44
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そんな感じで学校が終わると練習の毎日だった。

黒井のうざい厳しさから、陸上部を辞めたいという気持ちができてきた。


ある日、練習中に気持ちが悪くなり、練習を中断した。


しかしまた次の日もかなりの吐き気にさらされた。


その日の夕方、隣町のB町の内科に、母が運転する車で姉と三人で行った。


検査でレントゲンをとった。


先生はレントゲンを指差し、

「これが何かわかる❓」


胃全体にかけて、煙のような白いモヤモヤがある。



先生が続けた。「これはね…」

No.68 11/09/05 17:56
まり ( 20代 ♀ XebKh )

「ガスよガス」

ポカン🐮

としていると

「あんた便秘ね。
ご飯ゆっくり噛んで食べてる❓
早食いしたら空気も一緒に胃に入るよ。便秘も溜まるとガスの原因になるよ」


確かにいつウンしたか覚えてない。


「お尻出して。
注射するよ」


お尻をプリンと出して注射された。

「ぎゃー🔥」



No.69 11/09/05 18:15
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ガスを出す注射らしい… 痛かった…


母はそのままスナックの仕事へ行った。私と姉は歩いて帰っていた。


話しながら歩いていたら…


「う゛ぅっ」


私は道にうずくまった

「吐く…」

気持ち悪さがMAXに達した時







ブー🔥‼‼



今までに聞いたことのないようなでっかいオナラが出た。

服が破れたみたいな音がした。

No.70 11/09/07 17:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ガスが出たのだ。

それから少し楽だった。でもまたガスが溜まるように…

私はガスが溜まることを黒井に言った。


「そうか…実は先生もなぁ、ガスが溜まってそんな事もあった。無理をせず調子が悪いのなら見学でもいいから」


やったぁ🎵

という気持ちに。

それから毎日、私は職員室の黒井のとこに行き、調子などを説明した。

部活を休むために❗

いや、辞めるために❗

同級生で同じ部の一人が、部活を休みたいが為に足に石をぶつけて理由をつけていた。

黒井は頑固まじめな感じで、ちょっと変わった先生。

とっつきにくい…

先生の嫁さんは大変だろうな~
と、いらん心配をしていた。

No.71 11/09/08 13:09
まり ( 20代 ♀ XebKh )

部活が終わって皆でヘルメットを被り、家へと帰っていた。
私達の一つ先輩の横田先輩も同じ方向だった。

帰りに、
「今から横田先輩の家寄っていい❓」
と千香。


先輩「いいよ~」


他の子二人「あたしも行きたい~」


「あたしも行きたいけど今日は帰るね💦」


と私…。

私は行けない…

部活が終わったらすぐ家に帰らないといけないから。
部活がない日は門限5時…

これも姉が決めたことだ。

小学校の時、遊びに出掛けて帰りが5時過ぎると、張り手やコミックの角で頭を叩かれたり、ティッシュの表で顔も叩かれたものだ…

泣きながらごめんなさいと言ったが…


内気な妹もたまにそんなのがあった。

姉の前に二人正座で並ばされ、横で何発も妹が叩かれている…
私はそれを見て姉を睨みつけた。姉は気づいて「何じゃその目は‼姉ちゃんに文句あるんか❗ゆうてみぃ‼」
と私も叩かれる。

私が叩かれている間…妹は涙を流しながら堪えている…


そしてそれを見た姉が
「何じゃブス‼キモいんじゃお前~」

と行って妹がはね飛ばされる位のビンタ…

私は「やめてよ~😭」

泣き叫んだ。

「やめてよ~」
と姉がふざけた声で私の真似をする…

そして私もビンタされる…

小学生時代は、こんなのが週二回くらいあった。

No.72 11/09/08 23:45
まり ( 20代 ♀ XebKh )

妹はブスではない。 小中高校生時代は内気な性格だった。

妹は爪をかむ癖があり、いつも深爪。

爪を噛む人は心に何らかのストレスを持っている人に多いと聞いた。

妹が爪を噛んでいると、姉が


「お前何爪かんどんじゃ‼汚いなぁ❗爪噛むな‼だからこんなへんな指しとんじゃボケ」

と。


私も妹が爪を噛んでいる姿を見た事があるが、「爪噛むな~」

と言った。


爪を噛むという事態が、だめなんじゃなく、姉がいつも言っていたことが私にうつって…


と思う。嫌な奴が言った言葉でも何回も聞いていると自然と言葉に出てくる。

私が言うと妹ははにかんだ様な顔をしていた。

No.73 11/09/15 19:26
まり ( 20代 ♀ XebKh )

部活をなんとか辞めることができたものの、また新しい部活に入らなければいけない。


だるいから美術部になりたかったが、美術部は何故か入れず、運動部に入らなければいけない。


う~んどうしよう…

休み時間に、千香と廊下で話していると、小学校から仲良しだった智美と夏美が来た。


まいって陸上部辞めたんでしょ?お願い水泳部に入って~❗ 人数が少ないんだ❗


え!あたし泳げないよ。



だから入るんだよ❗


いやでも…あたしでも泳げるようになるかなぁ?



もちろん❗まぁ考えといてよ。
じゃぁね~


行ってしまった…。

No.74 11/09/15 19:40
まり ( 20代 ♀ XebKh )

🚨間違いです🚨
智美→友子

すみません🙇💦



水泳部は一年は友子、夏美、サチ、アミカちゃんと男子が三名。


小四の時サチと友子とで漫画を書いていたこともあり、仲良しだ。


アミカちゃんも小学校低学年の時たまに遊ぶ仲だったが、ここ何年か話したことがなかった。

No.75 11/09/16 16:05
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そしてアミカちゃんは変わり物。

アニメが好きで、当時はるろうに剣心が好きだった。
あと、すごい個性の持ち主で、流行りには一切興味無し、色白長身の髪は真っ黒天然パーマで超ロング。地味で真面目だけど、たまにおもしろい。


私はアミカちゃんが何か好きだった。そんなアミカちゃんとは同じクラスで、井上くんにもからかわれていた。


水泳部でもいいけど、一つ問題が…


意地悪なアミも水泳部だった。


アミが私のクラスに来た


まいちゃ~ん水泳部入って。


考えとく…


そう言うと、友達と出て行った。


あいつは三年だし、もうすぐ部活やめて受験勉強になるから入るとしたらあいつが辞めてからだな…

アミは、最初バレー部に入っていたらしい。そこで同級生の女子を集団でいじめていたらしい。

もちろん主犯はアミだ。


いじめられていた女子は、陸上部に入った。

後から姉に聞いた話だった。

No.76 11/09/16 16:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

アミは一見クールな感じでキャピキャピ感がなく、でもいつもリーダー的存在。

アミの冷静な態度にビビった人がアミの取り巻きになるのかわからないが…


まぁ勝手な憶測だが。 アミにだっていいとこがあるのかもしれないし。


私が好きな井上くんが、アミを意識している事が分かる。


井上くんは、面食いぽい…

アミは美人さんだし、アミがたまに休み時間に取り巻きと一緒に一年の階に来る。


すると井上くんがアミと楽しそうに話しする…


私は井上くんが好きでいつも観察していたので、見ていてすぐに気があるんだと思った。

No.77 11/09/16 16:28
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私は嫉妬に燃えた❗
私が嫌いな奴を好きとか絶対に嫌だ❗


目を覚ませ❗


でもそんな事が言えるはずがない。


でもアミは同級生の彼氏がいた。


まだ救われた。

しかし私の一つ上の先輩、セリさんとも仲良く話していた。

セリさんは顔がとても整って可愛かった。でも口が悪く、足がぞうのように太かった。


これも井上くんがちゃんと好きにならなかった理由と思った。

私は井上君は、太くなく、顔が可愛い子が好きだと勝手に推測した。笑


そして同じクラスなのか、私にもすごく話かけてきてくれた。


私は幸せ過ぎて毎日学校が楽しみだった。

No.78 11/09/16 16:44
まり ( 20代 ♀ XebKh )

一年も終わりになりかけたとき…

私は気づいたら太っていた。


入学したときは、156センチ42㌔だったのが、気が付くと顔がものすごくパンパンだった。


体重は49とか。

体重どうこうよりも、なんせ顔がパンパンだった。


思い出せば、私は中学校からチャリで妹と数学塾に通っていた。

学校が終わり、少し何かを食べて塾に行き、夜9時に終わると、自販機のカロリーメ○トを買って食べながら帰りーの、また夜ご飯を食べていた。

これをずっと繰り返したら…
顔がアンパンマンになっていたのだ。


昔はよく食べる子だったのに、ガリガリで栄養失調のようにお腹が出ていた。


生理が始まってから太っていったのだ。


自信がなくなった。自信なんて最初から無いけど…


太ってから、井上君にあまり顔を見せないようにしていた。


理科の移動教室の時も、向かい合わせになるのだが、ずっと横を向いたり、話しかけられないように下を向いていたり…

井上くんに太ったと思われるのが嫌だった。

No.79 11/09/16 23:52
まり ( 20代 ♀ XebKh )

給食も前なら全部完食。

でも今は完食なんかしてはだめ❗


朝にすごい量を食べ、昼はほとんど箸をつけない。


親が給食費を払ってくれていたのに私はもったいない事を…


と、凄い罪悪感に見舞われた。


クリスマスは毎年ケン○ッキーを頼んでいたが、私は食べなかった。


一本だけ食べたふりしてタロにあげた。


タロ、メリークリスマス✨

タロはガツガツと骨まで食べてあっとゆう間に無くなった。

No.80 11/09/17 16:43
まり ( 20代 ♀ XebKh )

休日は一日何も食べなかったり…

若いからか、いきなり太ったのかで何も食べなかったら二、三㌔は痩せていた。


見た目も全然違う。

私は顔がむくみやすいのか、太ると顔にきていた。顔以外は細かった。


そんな顔肉が嫌で、中1のくせに資○堂の顔が引き締まるクリームや、半身浴をする際に小顔マスクを着けたり、ティーパックを顔に貼ったりと顔痩せに効くという方法はイロイロとしてみた。


効果無し❗だったが…


思いつきで寝る前に冷シップを貼ってみたり…

朝起きて剥がすと…スーッとはするものの、全然痩せなかった。笑

顔だけ痩せるのは無理なのね…



No.81 11/09/17 17:28
まり ( 20代 ♀ XebKh )

でも私は忘れていた。

こんな極端なダイエットしてても、次の日が学校が休みな日とかは、バクバクと食べていた。

父も


まい食べ過ぎ❗もう止めときな💦


言われていたが、いつも我慢している反動かで、止まらなかった。


どうせまた一日食べなかったら戻るし…

学校が休みの前日に大量に食べて、学校がある前日にまた絶食していた。

こんなんを繰り返していた。


私は太ったのを誰かに見られるのを極端に嫌がった。


見知らぬ通行人でも嫌だった。


誰も私なんか見てないのに、年頃なのか異常に気にした。


たまに千香と街に買い物に行く約束をしても、前日に食べて太ったから外に出るのが嫌で、しょっちゅうドタキャンをしていた。


私があんなに食べていたのは姉からのストレスもあるのかもしれない。


姉はあの時高校一年で寿司屋でバイトをしていた。

姉が家にいるとあまり食欲はわかない…

でも姉がバイトの日で夜家にいない時は、気が楽なのか食欲がわいてくる。

No.82 11/09/17 20:20
まり ( 20代 ♀ XebKh )

🚨訂正🚨
前スレで
私は忘れていた
とありますが間違えて意味不明な文章を書いてしまいました💦すみません🙇
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟



こんなのをずっと繰り返していった。ある日夜ご飯を少し食べて次の日顔がパンパンだった。


なぜかというと…

便秘


私は忘れていた。
自分が便秘だったことを。

前に出した日を全然覚えていなかった。
お腹はパンパンに張り、体が思い。

よくおならがでる…しかもくさい😳


むくみからくるのか太ったのか…


今思うけど、便秘で体の代謝が悪くなり、食べたものを溜めこみすぎていたのだと思う。

No.83 11/09/18 00:13
まり ( 20代 ♀ XebKh )

自分が便秘だと分かるのはもう少し後の方だった。
下剤を飲んだらお腹が痛くて授業中にトイレによく行っていた。


いちじくかんちょうもしたが我慢出来ず、あまり効果がなかった。


もう夜ご飯は食べなくなった。

変わりに朝4時とかにお腹が空いて起きてしまう。


そんな時は一人台所ど食べる食べる❗


毎日体重はバラバラだった。

体重が重い時は早く家に帰りたい、誰にも見られたくない、と、そればかり思っていた。


No.84 11/09/18 00:24
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ある日、隣のクラスの茜が井上君の事が好き、
と人から聞いた。

私はものすごくショックだった。

茜はものすごく可愛い。性格は悪いが、そんなこと男には分からない、とゆうか違うクラスだから知り得ない。


茜が井上君を好きなのを井上君が知ってるか知らないかは分からないが…


井上君を観察すると、やっぱり❗

茜をチラチラ見ていた❗


もぉ❗井上くんて結構フラフラしてるんだ…


と思った。

私が太りだしてから、井上くんは私の事を見てくれなくなった。

前は遠くからでもよく目が合っていた。

多分、私の事も気になってはいたのかもしれない…


でもそれは細い時の話。


な~んて自惚れていた。笑

No.85 11/09/18 00:34
まり ( 20代 ♀ XebKh )

部活は何も入らず、勉強もせず、フラフラしたまま、2月になった。


2月といえば…

バレンタイン❗💝


まり~バレンタインあげるんでしょ井上君に~。


一応あげるよ~千香は誰にあげるの❓


こんな話をして、私の家で、一緒に作ることになった。


No.86 11/09/20 17:35
まり ( 20代 ♀ XebKh )

バレンタイン前日


私達は本を見ながら初めてトリュフを作った。


チョコあげるだけ❓


と千香。


❓うん。


告白はしないの❓


何を❓


好きです付き合ってください って。


そんなんムリ❗考えただけでムリムリムリ~‼😳


キャーキャー言っていた。

No.87 11/09/20 17:50
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そしてバレンタイン当日


井上君の下駄箱にメモをいれた。

『5時に下駄箱に来てください』


5時は、皆部活に行っている時間なのでちょうど良かった。

ちなみに井上君は野球部。


井上君が来た…


心臓バクバク🔥


石川さんどしたん❓😃


コレ… チョコレート…

手足が震えた。


ありがとう😃💦

笑顔でそう言ったのを聞くと私は

じゃあねっ


と走って家に帰った。


バレンタインチョコをあげたのは生まれて初めてだった。

No.88 11/09/20 18:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

この日はドキドキがとまらなかった。


そして次の日、何もなかったかのように日が過ぎていった。

茜からももらったんだろうか…


分からないが、私は井上君が好きで考えただけでときめいていた。
初めて感じる嫉妬、不安、せつない気持ち…


そしてホワイトデーは、クッキーを頂いた。

家に帰ってすぐ食べましたが。笑

No.89 11/09/20 18:38
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そして私は中二になった。
クラスが千香とは離れてしまった。


私は千香から話してもらえないようになった。


まぁ言えば嫌われた
みたいな感じだ。
話しかけても素っ気ないー

鈍感な私は突然の事で何でか分からなかった。


戸惑った私は千香に手紙を書いた。


でも返事は来なかった。


じっくり考えてみた。

私は小学生のときに千香と仲良くなった。


千香はぶりっ子で面白い奴だった。でもぶりっ子が私をイラっとさせた。


私は千香に「ブス」

「自分のこと可愛いと思ってんの❓」

など心ない言葉をよく言っていた…。


他にもあるかもしれないが分からなかった。

自業自得



この言葉がピッタリだった。

私は家に帰るとタロの前で泣いた。

タロは外で飼っている。


躾が悪いのか外で飼っていてコミュニケーションができていないのか…


私が泣いていても寝たままこちらをチラリとも見ない。


でも私はタロに話しかけていた。


今日もなぁ、千香に無視されてなぁ、もうあたしどないしたらいいか分からん…

No.90 11/09/20 19:12
まり ( 20代 ♀ XebKh )

千香は真紀と同じクラスになった。

真紀は、私の家のめっちゃ近くに住んでいて、私とは幼稚園かり仲良しで、昔で夏美を二人で殴ったりした仲間だ。(レスにも書いた)


真紀と千香が仲良くなってしまった。


私は嫉妬し、二人の組み合わせにヤキモキした毎日だった。

私はクラス替えで仲良くなったユリちゃんと毎日いた。


ユリちゃんは塾が同じで、とても優しくいつもニコニコしている子だった。


でもユリちゃんは、本音を言わないコだったから、私はまだ打ち解けてはなかった。


毎日学校が嫌だった。
学校に行きたくなかった。友達はいたが、心を本当に許せるコはいなかった。

No.91 11/09/21 16:06
まり ( 20代 ♀ XebKh )

修学旅行に行く日が近づいてきた。

私は全然楽しくなかった。


修学旅行から帰ってきても思いでもあまりなかった。


友達って大事だなぁ…


つくづく思った。

気の合う友達がいて、一日が楽しいかどうかが決まる。


修学旅行は無駄な時間だった。

No.92 11/09/21 16:58
まり ( 20代 ♀ XebKh )

中二は全然楽しくないまま、私は中三になった。
クラスは、また千香と同じクラスになったが、結局また一緒にいるようになった。
真美は、気分屋で、調子が良いときは優しいおっとりした女の子。機嫌が悪い時は、だんまりを決め込む。理由はわからないが、たまにそうゆう時があり、やりづらい感じがあり、二人はうまくいかなかったようだ。


私は中三になると同時に水泳部に入った。
息つぎが出来なかったから泳げるようになるようにワクワクしていた。


水泳部は5月最後くらいから9月まで泳ぎの練習をする。それ以外の日はグラウンドを走ったりする。かなり楽だった。
もう一つ嬉しい事は、井上君が野球をしている近くで練習ができる事だった。

No.93 11/09/21 17:14
まり ( 20代 ♀ XebKh )

🚨訂正🚨

真美→真紀
の間違いです💦


井上君はピッチャーだった。私が泳いでると、ボールがプールにポチャンと入ってきた。


グラウンドを見ると、井上君がいた…


私はボールを取り、投げ返した。


ありがとうー❗


キャッチすると戻って行った。私は井上君を見てボーッとしていた…


あっあたし競泳水着だしっ‼

ギャー恥ずかしいっ‼

練習にもどった。

井上君まじかっこいい…


誰にも取られたくないー‼


No.94 11/09/23 20:45
まり ( 20代 ♀ XebKh )

この時井上君の事が好きだという茜は、私と同い年の水泳部の男と付き合っていた。

決してカッコ良くなく、背も私と同じくらいで小さい。

カッコよくないけど声が低くて喋り方がカッコイイ。
顔を知らないで電話で話したら惚れてまうやろ~みたいな…


この男が茜の彼氏かぁ…

ん~もったいない‼


でもライバルが一人減って良かった❗

本当に思った。

No.95 11/09/24 14:12
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そんな三年の一学期、とんでもない噂を聞いた。


愛しの井上君に、彼女がいるというのだ…


私は目の前が真っ暗になった。

誰…❓😭


何でも、よその学校で同い年らしい。そな子の知り合いという子にプリクラを見せてもらった。



めちゃくちゃカワイーやないかい‼


でも私は井上君が好きなまま、毎日を過ごした。
彼女ができようと出来なかろうと、井上君は井上君だ。


そんなある日、友達のユキナちゃんが、クラスに来た。


まいのプリクラを見て紹介したい男がいるんだけど😃


え~いいよぉ😥


まぁ暇つぶしと思って😃今度皆で遊ぼうよ。


ん~、わかった…


じゃあ決まったらまた連絡する~😃



そして日曜日、皆で遊ぶ日が来た。


No.96 11/09/24 14:44
まり ( 20代 ♀ XebKh )

チャリでユキナちゃんちに着いた。


ユキナちゃんが迎え入れてくれた。


待ってたよ~😃入って入って~


ユキナちゃんの部屋に向かう。


カチャ


そこには男の子二人がいた。


ユキナちゃんが紹介してくれた。

この子はB組の岩田くん。


どうも😃

どうも😃💦


そしてこの子はまいに紹介する、誠くん。


初めまして😃


初めまして😃💦

岩田君は喋った事は無いが、見た事があった。


誠君は、顔が濃かった。背も高めでまぁまぁカッコイイ。井上君程じゃないけど😃💦


No.97 11/09/24 19:41
まり ( 20代 ♀ XebKh )

皆でいろんな事を話した。内容は忘れましたが💦


するとユキナちゃんが缶ビールを持ってきた❗ ビールなど飲んだことがなかったが、興味本意で皆で飲んだ。酔っ払ってぐだぐだ言いながら枕を思い切り投げたりして遊んだ。

No.98 11/09/26 18:22
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そして皆いつの間にか寝てしまっていた。
一人起き…私も起き、皆起きた。


起きると夕方だったので門限がやばいから、その日は帰った。

No.99 11/09/27 22:27
まり ( 20代 ♀ XebKh )

誠くんはまぁかっこいいけど好きなタイプじゃぁないなぁ。

次の日学校に行き、休み時間に廊下に出ると、井上君が男友達とふざけていた。


やっぱりかっこいいなぁ…



彼女とはどこまでイッタのだろうか…

エッチ…



なんてしてないよね❓😥


キスは…どうなのかな…

だいたい学校が別々なのに、いつ会ってんだろ😥


井上君を見つめながらずっと考えていた。

うちの中学はすごく厳しくてルーズソックスも禁止、茶髪はもちろん禁止、スカートは膝下絶対❗

男女交際なんて絶対に禁止だった。


私達中三で付き合ってたのは知ってたので二組。

二組とも付き合いは一年くらいでヤッテた。


茜を見る度に、エッチってどんなんだろう…

と思ってた。

No.100 11/09/27 22:42
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そしたらユキナちゃんが来た。


まりー😃昨日楽しかったねぇ🎵
誠君カッコイイっしょ❓

誠くんも、まりのこと気に入ってたから付き合っちゃいなよ🎵


いやいや、まだ一回会っただけだから決めれないよ~💦


あんたまだ井上のことが好きなんでしょ‼


違うよ~彼女いるしもう諦めたよ😃💦

(…って嘘ですけど‼)


ユキナちゃんとは小学校が違った。しかもユキナちゃんはメイとイトコ。


ユキナちゃんと私と井上君は中一の時同じクラスで席も近かった。


あの頃ユキナちゃんに言われた。


まりちゃんて井上のこと好きなんでしょ❓

私は違うと言っても


見たら誰でもわかるよ~😁

と…。


ユキナちゃんも井上君が好きみたいなそぶりを見せたので


ユキナちゃんも井上君が好きなんでしょ❓

と何回か聞いた。


でも

違う違う😁


と…。

多分好きだったんだと思う。

No.101 11/09/27 23:05
まり ( 20代 ♀ XebKh )

書くのを忘れていたが、誠くんの中学校は遠かったが、私の家と誠君ちは、まぁまぁ近かった。


もともと誠くんの小学校は、ユキナちゃんや井上君と同じ隣町だった。

小学校の時、野球部の推薦で野球の上手い中学校に行く事になったらしい。

No.102 11/09/28 20:41
まり ( 20代 ♀ XebKh )

あっ誠君ベル持ってるから鳴らしてあげなよ😃


この時代は携帯じゃなくポケベルだった。千香はベルを持っていたけど私は持っていなかった。



分かったよ💦


誠君の家の番号とベルの番号を書いたメモをもらった。


姉や千香もベルを持っていて、遊び感覚でメールを送ったりしていたので打つのは早かった。


あの頃は公衆電話で早打ちをしている女子高生をよく見たなぁ。


私は家に帰って早速電話に向かった。

No.103 11/09/29 19:02
まり ( 20代 ♀ XebKh )

こんにちわ
ユキナちゃんから教えてもらいました


こんなメールを送ったと思う。
でも私はベルを持ってなかったから返事なんてない。笑


そしてどうにかして二人で遊ぶ約束をした。

場所は、私が陸上部で使っていた練習場が入っている公園だ。

公園といってもすご~く広く、公園の中に陸上競技場と野球場もあった。
公園の敷地内には鯉が泳ぐ池や、雨風をしのげそうなすべり台もある。


そんな公園の真ん中にある時計台の下で日曜日の2時に待ち合わせをした。


No.104 11/09/30 00:57
まり ( 20代 ♀ XebKh )

当時は化粧なんてしなかった。
ファンデの代わりの薄付きのパウダーに、ちょっと赤い色のついた、さくらんぼの香りのグロス、まつげはビューラーで上げていた。
眉毛は剃ったらダメだったから抜いてもいなかった。

髪はその時ショートカットよりは少し長い感じ。


チビTにミニスカートかキュロットが私の定番。(今思うとすごくダサい💦)
たまにタンクトップかキャミソールの上にオーバーオール。


とりあえず待ち合わせ場所に向かった。


誠君がチャリで向こうからやってきた。私は目が良く、視力は2.0だった。


あ~久しぶり✋😃


なんかドキドキして緊張した。


池の前のベンチに座り、いろんな話をした。 話していると、なんかすごく合う。
会話もテンポよく弾む。

お年頃になってから、男のコと学校以外外でこんなに喋った事無かったなぁ~。


たまに無言になる…

でも全然苦じゃない。無言になった方が心地よいような気もする…



これって誠君の事好きなの…❓

No.105 11/09/30 01:05
まり ( 20代 ♀ XebKh )

家に帰った。

もちろん5時前に…


タロの散歩に行きながら、誠くんの事ばかり考えていた。


そしてまた受話器をとりメッセージを送る。


今タロの散歩から帰ったよ
今からご飯です


なんて言っても、ご飯は食べなかった。
夜は抜かなくちゃね



そしてまた遊ぶ約束をした。家での長電話は怒られるので5分くらい話して終わりだけど、学校も別々で毎日会えないから声を聞くだけで安心した。


No.106 11/09/30 01:23
まり ( 20代 ♀ XebKh )

待ち合わせは、いつもの公園の時計台の下。


そして池の前のベンチに座り、またおしゃべり…

すると、また話が途切れた。


長い沈黙の後、私は誠君の方を、気づかれない様に向いた。

並んで座っている為、二人とも前を向いている。話をする時だけはお互いを見る

でも話しに夢中で、マジマジとは見れない。


だから私は誠君をチラ見したのだ。



サラリとしたまっすぐな髪が風にそよめき…

日焼けした綺麗な肌…


長いまつげ…


引き締まった足…


見過ぎてはいけないと思いながら見つめていると、誠君がこちらを向いた。






恥ずかしかったが、何故か目が逸らせずにいる私に誠くんは言った。









なぁ、付き合わん❓

No.107 11/09/30 18:48
まり ( 20代 ♀ XebKh )

えっ❓
付き合うっていうことの意味がわからない…
付き合うってどういうこと❓


グルグル考えて私は黙っていると…


俺、まりちゃんの事好きになった。
まりちゃんは❓



好きかな…

ボソッと答えた。心臓がドキドキした。

学校は遠いけど、俺らは中三で受験生だから部活も無くなって時間もできた。

だから平日でもここで話したりできると思うんだ。



そうだね…


こうして付き合うことになり、その日はおしゃべりしてまた5時前にさよならした。

No.108 11/09/30 19:01
まり ( 20代 ♀ XebKh )

また会う約束をした。
その日は土曜だった。朝からソワソワして学校が終わり、急いで家に帰った。
みだしなみをかわいく整えて、レッツゴー❗笑


自転車で待ち合わせ場所に行くのがなんだか恥ずかしかった。
自転車しか無いのにね。



誠君と落ち合い、またベンチの上でおしゃべりした。

楽しくて楽しくて…

気が付いたら二人の距離が短くなっていた。
しばらく無言が続き、誠君が近づいて来た。


キスっ❓


キスは小四でファーストキスは終えたが、ドキドキの度合いが違う。


誠君の唇が私の唇に触れた…その時






レロ…






No.109 11/10/03 16:44
まり ( 20代 ♀ XebKh )

15分にも及ぶキスが終わり…

お互い照れ状態☺


キスの感想は…


生温い感触。彼は舌を入れてきた。

びっくりした…勇気をだして薄目で見てみると、明らかに口をあけて舌が見え隠れしてる…

私はどうしたらいいかわからなかったので口は開けていた。

小四の初チューは、唇が触れただけだし少女漫画で見たのもドラマで見たのも唇が触れただけのいやらしくもないキス…


気持ち悪かった。

息が臭くないだけマシだった…

No.110 11/10/03 17:22
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私達は一線を越えた深い中になったので、前程ギクシャクはしてなかった。
ちょっと慣れたということ。

それからは夜中にも会うようになった。季節は冬だったので厚着をして自転車で公園へ…


真っ暗で怖いとか思わなかった。


だってもうすぐ誠に会えるから…


その頃から呼び捨てだった。



夜中に会ってもキス止まりで次に行く事はなかった。


そして今度は平日の夕方4時くらいから会った。


冬の4時はすぐに暗くなる。

いつもと同じで話しをしてキスをした。


何回してもドキドキする…


すると誠の手が服の下に入ってきた。


地肌はいや😳…



すると服の上から触ってきた。


もう緊張しすぎて訳がわからなかった。



No.111 11/10/04 16:13
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私の心は、体の関係はまだ早い。

もっと話したい、もっと手を繋いだり普通にラブラブでいたい。


胸を触られたその日、私は家に帰り散歩の途中でいろいろ考えていた。

やっぱり私は誠が好きじゃなかった。


ただ初めての事に恋していた。

恋愛ごっこに酔いしれていただけだった。


といっても誠の事は好きだった。


でも愛とか恋とかではなかったと思う。

No.112 11/10/04 16:17
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私の心は、体の関係はまだ早い。

もっと話したい、もっと手を繋いだり普通にラブラブでいたい。


胸を触られたその日、私は家に帰りタロの散歩の途中でいろいろ考えていた。



ただ男のコと初めて親密になった事に恋をしていただけだった。

恋愛ごっこに酔っていただけだった。


…といっても誠の事は好きだった。


でも愛とか恋とかではなかったと思う。



私は誠に別れを告げた。


一ヶ月弱のお付き合いの幕が閉じた…

No.113 11/10/05 16:15
まり ( 20代 ♀ XebKh )

次の日学校で千夏に別れたことを報告した。


え~別れちゃったんだぁ。
まりなら新しい人すぐ見つかるよぉ😃


その時井上くんが横を通った。

やっぱり私は井上君が好きだ😤


そして早くも夏休みに入る…


私は井上くんの住所を調べた。
そして手紙を送る事にした。


内容は、

中1からずっと好きでした。
付き合ってください
お返事待ってます



みたいな内容が紙、3枚に渡った。


ポストに出し、毎日のようにポストを見る毎日…


来た❗井上君からだ❗
手紙を開く…

No.114 11/10/05 16:22
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ごめん。
前の彼女と別れてから、勉強に集中したいから…



失恋💔


まあいいさ。
私はずっと好きで居つづける❗


すっきりした。
生まれて初めての告白だった。



実は手紙を出すきっかけは、井上君は彼女と別れたというのを聞いていたから。


理由は分からないが井上くんからフッたという。

No.115 11/10/06 18:53
まり ( 20代 ♀ XebKh )

もう進学校を選ぶ時期に。

私は制服が可愛いI高を受験すると決めていた。
姉が行った高校だ。
妹も私と同じ高校にした。

仲良しの千夏はM高校。

ほとんどがM高校だった。

Mは男女共学で人数もものすごく多い高校。


I高校は、女子と不良が多く、ほとんどが女子の高校だった。


井上君はM高で離れ離れ…😢


こうして卒業式を迎えた。

No.116 11/10/06 20:14
まり ( 20代 ♀ XebKh )

千夏が、好きなコに告白すると言っていた。

一コ下の宮田君。


たまに学校ですれ違ったりして千夏の一目惚れらしい✨


私は親が迎えに来ていて帰ったが、答えはオッケー💖


二人は付き合う事になったらしい。


かなり奥手な千夏とクールな不良っぽい宮田くん。


どうなる事やら…

No.117 11/10/07 15:44
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そして高校受験の日…


お母さんに車で妹と二人で乗せて行ってもらい、高校に着いた。

最初の科目は数学…

私と妹は、数学が大っ嫌い😱


「はじめっ❗」で用紙を返し、鉛筆で書いた…
すごくすご~く緊張して字が震えた‼


そして、なんとか出来た🙆


集中力って大事だな
~と思った。


私は集中力が無い。

親に受験勉強しな❗

と言われて部屋にこもるが、10分で集中力散漫で飽きてきて、ベッドに転がり漫画を読む。


そして誰かが来たら慌てて机に向かう…


そして合格かといえば…


妹と受かりました😃

後は入学を待つだけ🍀

No.118 11/10/07 15:59
まり ( 20代 ♀ XebKh )

入学式…

人数はやや少なめ…
6クラスしかなかったから。


金髪のコやピアスのコも居て…


でも私は中学のとき校則が厳しかったのでちょっと嬉しかった。


入学式が始まる前に、母が紹介してくれた女の子がいた。

このコ愛ちゃん。あんたと同じ一年生。お母さんが働いてるスナックの娘さん。


初めまして😳


よろしく~😊


私は中学から何故か人見知りするコになっていた。


愛ちゃんにも初めて会うもんだから、多分仏頂面していただろう。


一方の愛ちゃんは、ニコニコ顔でおっとり系。


挨拶が終わり教室に戻ると人だかりになっていた。


先輩方がクラスを囲んでいた。


No.119 11/10/07 19:34
まり ( 20代 ♀ XebKh )

先輩方は、どんなコがピカピカの一年生なのかを見に来たご様子。


恐そうな女の先輩方。ヤンチャしてそうでオシャレな男の先輩方。


クラスには夏美もいて、私達は毎朝一緒に登校していた。


クラスはやっぱり女子ばかりで男は、野球部か柔道部かちょいおとなし系男子しかいなく、八人程。


おぃちょっと待てよあなた見た事ある❗

No.120 11/10/07 20:12
まり ( 20代 ♀ XebKh )

🚨訂正🚨

千夏→千香

間違いです💦
同じ文章載せたりすみません🙇

🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟


あなたは誠君じゃありませんか😱
何故ここの学校に‼

この学校は野球がちょい強いとこだった。そういえば推薦でこの学校に決まったって言ってたような…

しかも席近いし…
きまずい💦


No.121 11/10/10 18:47
まり ( 20代 ♀ XebKh )

誠君も私もお互いに話しかけることも無く、席替えもしたりで気にならなくなった。


クラスに、他のクラスの女の子が三人来た。



あたし達あなたと友達になりたいの😃



え❗😲

なぜ私が❓
と思ったが、かなり嬉しかった。


そして後ろの席の、ゆりなちゃんと仲良くなった。

ゆりなちゃんは、体格がよく、悪く言えば、体が太い女の子だ。背は160センチなのに大きく見えた。


一年生の集会や全校集会で、体育館に座る時も私の後ろはゆりなちゃんだったから、私はゆりなちゃんの体に自分の背中をだらーんと背もたれ代わりにしたり…


かなり心地良かった。

No.122 11/10/10 18:52
まり ( 20代 ♀ XebKh )

高校では、ゆりなちゃんとマミ、夏美と四人でつるんでいた。マミは、結構おとなしめな感じだけど茶髪。
グループなのに私はマミと話す機会は、あまりなかった。

ほとんど私はゆりなちゃんと話していたから。

夏美とは一緒に学校に行くだけで、学校でおしゃべりしていた記憶が無い…。


それ程私とゆりなはラブラブだった。

No.123 11/10/10 19:13
まり ( 20代 ♀ XebKh )

泊まりに来なよ😃


とゆりな。
私は「ゆりな」と、ちゃん付けなしで呼んでいた。

ゆりな⇔まい と。


初めてのお泊り💖お母さんにも承諾してもらい、ワクワクした。


学校が終わり、二人で自転車をこぎ、ゆりなの家に着く。


ねぇ…まい、木元の事なんだけどさぁ~…


キモトとは名字で、ゆりなの彼氏。中ニから付き合っているからベテランだ。



木元が会うたびにエッチしようって言ってくるんだよねえ~
最中、なんだか恥ずかしくって、今何時⁉ってどうでもいい事を聞いちゃうんだよねぇ



え💦そっかぁ😃💦それで木元くんは何てゆうのぉ❓



…なんて言いながら、私はかなり興味津々だった。
だってしたことないんだもん…


心では
エッチって何するの❓
エロ本ではお互いのを舐めたり、入れたり… でも入れるとか想像できない😱

気持ちいいの⁉

とか考えてたから…


木元くんのプリクラを見せて貰ったが、かなりのイケメン💦
ジャ○ーズ系みたいな…
ゆりなが言うには背が高くて目が二重でアソコがデカイという…


ゆりなは下ネタをよく言う…下ネタよりエッチな事をズバズバと…。





No.124 11/10/10 19:26
まり ( 20代 ♀ XebKh )

それでまいに紹介したい男がいるの。いい❓


うん😲💦


実は幼なじみってやつで、お隣なんだ

名前はのりお。

正確にはかずのりってゆうんだけどあだ名がのりお😁


またプリクラ帳で見せてくれた。

背は低いし真っ黒に日焼けしてるけど、部活でソフトボールしてんの。


まぁ不細工では無い。


オッケーしようかな…

まぁメールだけなら…
ということで、紹介の話をオッケーした。

後日携帯のメールと番号を教えてもらい、メールをしていた。電話も後からするようになる


電話は毎晩。


楽しくて毎晩2時間はおしゃべりした。

このとき私とのりおは、ピッチを持っていた。この時代ほとんどの学生がピッチ。(安いけど電波悪い😁)


もちろん自腹で。

No.125 11/10/12 18:35
まり ( 20代 ♀ XebKh )

のりおは優しくて楽しい人で友達も多い。


いつものようにのりおと電話で楽しく会話した。


じゃぁね~また明日😃


電話を切って寝る用意をして布団に入る。


寝かかった時にピッチが鳴った。


ん…こんな夜中に誰だよ…



電話をみると

非通知…

誰かな❓



もしもし…


あ、カリナちゃん❓俺だけど。


は❓
あたしカリナじゃないですけど間違いではないですか❓


ごめんね、間違えたみたい。
君何歳❓


え…15ですけど😥


15❓中学生❓


いえ高一です😥


電話をきるタイミングがわからない。


私は誰だかわからないこの男とおしゃべりをしている…

No.126 11/10/12 18:48
まり ( 20代 ♀ XebKh )

こんな時間に起きてるの❓もう1時だよ
彼氏と電話でもしてたのかな❓


彼氏はいません…😥



じゃぁテレフォンセックスなんてした事ないよね❓


‼‼


なんだこいつ…声からして30以上のオッサンだよな😥


心で思う。


No.127 11/10/13 18:02
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ありません…


答えずに電話をきればいいのに私は強引には断れず、会話してしまった。


何色の下着をつけてるの❓

黄色…


へぇオシャレだね。
ブラは何カップ❓


Bかな…


その位の方が僕は好きだよ…
あぁムラムラしてきた…
今度は上のパジャマの下から手を入れて、入れた❓


うん入れた…


そう。えらいね。そうしたら乳首を両手でつまんで転がしてみて…

気持ちいい❓気持ちいいなら声をもっと出していいんだよ❓
はぁはぁ…


うん…気持ちいい…


エロ表現はここまでにしておきますが、こういう感じで私は男の言うように体を触り、感じ、しかもイキました💦


変態電話でかなりキモいはずなのに、男の優しい喋り方に安心を覚え感じてしまった。
しかしそれが本当に気持ち良かった。
実は初めてイったのは、小二の時シャワーで。

それからも何度もオ○ニをしたが、誰かに促されてイったのは初めてだった。

No.128 11/10/13 20:30
まり ( 20代 ♀ XebKh )

それから月一かニのペースで非通知から電話があった。
最初は不謹慎だと思っていたのに途中からは電話を待っていた。
その度に自分でしていた。


変態電話の事は誰にも言えないまま、月日が過ぎ、のりおと初対面の日を迎える。


のりおとゆりなと木元くんと遊ぶ事になった。


プリクラで見ただけなのでドキドキした。

お昼に学校が終わり、自転車で一緒にゆりなの家に向かう。

コンビニでご飯を買い、食べるとのりおが来た❗


ピンポーン


初対面…
誠と会った時のシチュエーションに似ている…

No.129 11/10/14 15:14
まり ( 20代 ♀ XebKh )

あっ初めまして~😃
明るく振る舞う。


のりおは筋肉質で色黒。顔が小さいと印象を受けた。


皆でいろいろ話ているうちに、ゆりなペアは居なくなった。

のりおに打ち解けた私は安心して話していた。

私はおしゃべりが好きだが、自分のペースで話すのではなく、相手のペースで話しをする。(これは後に気付く)

No.130 11/10/14 15:22
まり ( 20代 ♀ XebKh )

時間を見ると、もう6時だった❗

ゆりなに電話をし、もう帰る事を伝えた。


それから皆にバイバイをし、自分のチャリで家まで急ぐ。


着いたのは19時になっていた。
家に入ると母がいた。

姉は、高校を卒業していて社会人で、顔を合わす機会が少なくなり、姉は次第に私と同じ目線で話しをしてくれ、前みたいな暴力は無くなっていた。


何時だと思ってんの‼いままで何してたん❗


夏で、外はまだ明るい。


ごめん😥ゆりなの家におって帰るのが遅くなった。


はよ着替えてきなっ❗

私は部屋に戻り着替えてタロの散歩にいった。

No.131 11/10/14 15:36
まり ( 20代 ♀ XebKh )

もうタロの散歩は自転車で行っていた。
タロは引っ張って走るから。


私の家は海岸が近い。海岸の前を走り、坂を勢いよく下った。
その時…

キャインキャインキャインキャイン

タロが痛そうに泣き出した。


どしたん❓❗タロ大丈夫か~❓

そのまま帰ったが、タロの足は折れてもいない。


なんでタロは泣いたのかな…


家につき、ドッグフードを皿に盛った。


でもタロは食べようとしない。


どしたん❓あんたの好きなドッグフードやのに…😥お食べ💦

でもタロは座り込み、食べようとしない。

次の日、父と妹と車で病院に連れていった。


No.132 11/10/14 15:53
まり ( 20代 ♀ XebKh )

結果はガンと心臓病だった…

悪性のガンで、末期だという。

安楽死か、苦しむのを看取るしかないという先生…


帰りの車で妹とボロ泣き


そして私が決断したのは…


安楽死だった。
安楽死は、ガスで…
というものだった。


苦しまずに行けるなら、この方がいいのかもしれない…


親として最後まで看取りたい、とも思ったが、苦しむ姿は見たくない…


そう思った。

私はタロに基本はドッグフードを朝と夜の二回、散歩の後にあげていたが、たまに家のご飯の残りをあげていた。


それが今回の病気の元となった。


犬や猫がダメな玉ねぎやイカ、チョコレートはあげなかったが、人間の食べる物を数年に渡ってあげたことにより、命取りとなったタロ…

本当にごめんよ😢

No.133 11/10/14 18:28
まり ( 20代 ♀ XebKh )

タロの命は長くなかった。


父とタロと妹で保健所に向かった。

何も知らずリードを引っ張り保健所の木におしっこをするタロ。


保健所の人に案内され、離れの石でできている倉庫に入る。

10段程の小さい階段を上り、マンホールみたいなフタをあける。すると中は地下になっていて、電気も無い真っ暗闇の中に、ワンワンと声が聞こえてきた。


中に犬が10匹くらいいた。
いやもっといるかもしれない…


そこに保健所の人がタロの首輪を外すと、タロを抱き抱え、さっと中に入れた…


そしてマンホールを閉めた。


こんなに簡単に入れるの❓


なんともいえない気持ちになり、帰りの車の中でまた妹と泣いた。



タロとの思い出が頭を駆け巡る…

言うことを全然聞かなくて、お手もおすわりもできなかったタロ

自転車で散歩に行って引っ張られこけた私が、頭を強打して泣いてのたうちまっているのにリードごと逃げたタロ

台風で川から逆流した魚を食べて逃げてドブに落ちたのか帰ってきたら泥だらけで車庫の中に避難していたタロ


泣いて泣いて泣いた

No.134 11/10/15 16:57
まり ( 20代 ♀ XebKh )

いつ別の場所に運ばれるのかは分からない…

ある日姉の彼氏に連れて行ってもらい、保健所の倉庫まで行き、タロー と叫んだ。

キャーン キャーン

とタロの泣き声がする。

いたたまれなくなり、倉庫のドアノブをガチャガチャしたり、裏の窓も探したが無く、家に帰った。

次の日、学校から保健所に電話した。


タロの親のまりですが、タロをやっぱり持ち帰りたいんです。

まだできますか❓



ああ、犬達ならC町に運ばれましたが…


それって処分したという事ですか❓


はい…今朝に




目の前が真っ暗になりそれからは覚えてない。


今でも後悔している…
保健所なんかに預けずに最後まで面倒みるべきだったのに…

No.135 11/10/17 15:10
まり ( 20代 ♀ XebKh )

今でもタロがいた保健所の倉庫の前を車でよく通るが、見たら思い出すので、見ないようにしている。


タロの事は今でも思い出す。私はタロのご主人様だった。

タロは多分そんな事思ってもないだろうけど…

No.136 11/10/17 15:27
まり ( 20代 ♀ XebKh )

のりおと会ってから五日…
まだやりとりは続いていた。
この前のりおに会ったときに泊まらなかったのは、何か帰らなければという胸騒ぎがあった…

それは当たっていた…

No.137 11/10/17 15:47
まり ( 20代 ♀ XebKh )

のりおとまた会う約束をした。
のりおは市内の高校だったから地元からは遠い。
でも会いたいからと、平日のあちらが部活が終わってから会う事にした。

外は薄暗い…


待ち合わせ場所に向かうと、のりおは居た。
また取り留めの無い話をする。

のりおは明るくて何か安心する…


家に帰り、夜にのりおと電話をしているときに、言われた。
「付き合って下さい」



私はOKした。

No.138 11/10/17 17:49
まり ( 20代 ♀ XebKh )

それから何日かたった時、のりおが風邪で熱があると電話で言われた。


私はのりおを好きになっていた。

看病しに行きたい❗
のりおに看病しに行くと言い、のりおの家に自転車をこいで行った。


初めての、のりお宅。
誰もいないから…と言って私はのりおの部屋に入った。


のりおは部屋に地べたに布団を敷いていた。


コンビニで買ってきたお菓子や弁当を食べてもらう。


少ししてから…

布団入る❓

と言われ…

断る理由も無く布団に入った。

横になった状態でキスされ、手が胸に来た…


気持ち良さより緊張で心臓ばくばく❗


そしてパンツを下ろされ上に来た❗


これは初体験脱出や😳

と思った。しかしまだまだ体の関係を結ぶには早いと思っていた。
理想は付き合って一年やニ年くらいがいい。


No.139 11/10/17 17:52
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そんなこんなで初体験は終了した。

かなり痛くてびっくりした😳

次の日も痛かった。学校でガニ股だったのは言うまでもない。

No.140 11/10/17 20:50
まり ( 20代 ♀ XebKh )

それからは、のりおをかずのりと呼んでいた。
正直そう呼ぶのは恥ずかしい…
てゆうかイントネーションを、どう発音したらいいか分からなかった。
のりおの方が呼びやすいけどのりおは、嫌らしい…。

またゆりなの家に泊まりに行く事になり、学校帰りにゆりなの家に行った。
夜中になるとゆりなは家に木元くんを呼んだ。窓から木元くんがコソコソと入ってきた。
私は外に出てのりおと会う約束をしていた。

No.141 11/10/18 19:03
まり ( 20代 ♀ XebKh )

外に出るとのりおが居た。

俺の友達の所行こう。


ついていくと、友達の家に繋がる離れの部屋があり、そこに入る。友達はそこにいなくて、会う場所を借りたのだという。

6畳ほどの畳の部屋だった。

そこで10回以上セックスをした。


二回目だったので慣れるまではかなり痛かった。


のりおも童貞で私も処女だった。お互い初めての相手。
私はのりおが好きだった。


ある日のりおが言い出した。


同じ部活で好きなコが出来たと…


その人は一つ上の女子ソフトのコだという。


好きになったって…あたしの事はもう好きじゃないの❓


好きだよ。でももっと好きなコができたんだ。ごめん


どんな人❓かわいいの❓


顔よりも性格が好きなんだよ。明るくて楽しくて。


私は、のりおと会うときに緊張なのか何なのか、素の自分を出せなかった。口数も少なくて…


じゃぁ別れよう。


それで別れてしまった。一ヶ月の付き合いだった。
悔しくて何日も泣いた。
私の処女を返せ‼
なんてね…

No.142 11/10/18 20:08
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ある日休み時間にゆりな達と話をしていた。


同じクラスの野球部が、話しかけて来た。


先輩が話があるって呼んでるよ


何だろう…あたし何かしたっけ❓と考えていた。


廊下に出ると180センチくらいのボーズ頭の男が立っていた。


俺二年の日下太郎っていうんだけど、まりさんは彼氏とかいる❓


いません…


俺と付き合ってください


え‼


いきなりなんで…返事…明日でもいいですか❓


うんもちろん❗
いい返事待ってるよ。ゆっくり考えてね❗

No.143 11/10/18 23:36
まり ( 20代 ♀ XebKh )

のりおと別れてから何日か経ち、傷もだんだん癒えてきた。
今を楽しまなければ❗
と思い、次の日にオッケーした。


先輩は休み時間の度に会いにきていて、少し恥ずかしかった。
太郎、まりと呼んでいた。


たまにクラスの前に女の先輩が来ていて、私を睨んでいるような気がした…


私は中学生の時から先輩女子に嫌われていた。

廊下を歩いていても睨まれたり、アミの影響からアミの友達からも睨まれたり…

高校になってもアミは三年の先輩なんだから…


まったく小中高と一緒とは…😥


ある日私、ゆりな、マミ三人で学校を歩いていて廊下にアミと仲間が座っていた。

私達が通り過ぎると、
けっば~

と言われたり…
まぁ化粧は覚えて休み時間に皆でし合いっこしていたのでちょっと濃いめだったかもしれないが、ケバいとは違うし…

何かとつけて私は先輩に睨まれていた。

No.144 11/10/18 23:52
まり ( 20代 ♀ XebKh )

太郎は野球をしていたので平日は学校以外で会えなかった。


でも平気だった。太郎は優しいけど好きにはなれなかった。

休み時間の度に来るのが面倒くさいと思うようになっていた。


太郎は野球部の後輩には厳しいで有名だった。噂では嫌われているとも。
歩き方はヤンキーみたいに大股で歩く。
なんかそれもちょっと嫌だった。


ある日太郎が言った。


今度の日曜日、野球ないから家に遊びにおいでよ


うん…


気乗りはしなかった。でも何故か楽しみになった。私の家からは電車で30分くらいで遠出だったから、ちょっとワクワクした。

No.145 11/10/19 16:47
まり ( 20代 ♀ XebKh )

電車に乗って、駅に着くと太郎と太郎のママがいた。


あら~あなたがまりちゃん❓よろしくねぇ❤太郎と仲良くしてあげてね❤


太郎のママは黒髪ロングの美人さんでフンワリした感じだ。


車で太郎の家に着いた。

太郎の部屋に入った。なかなか綺麗に片付けられていた。


お昼になるとお弁当を買ってきてくれていたのでそれを食べた。


取り留めの無い話しをして時間は3時くらいだった。早く帰りたくなり、


そろそろ帰るね今日はありがとう😃


そうか。じゃぁ駅まで送っていくよ。

そうして無事家に着いた。
着いたら電話してと言われていたので電話をした。


もしもし❓もう家に着いたからね。
じゃぁ明日ねぇ😃


電話を切った。


はぁ…疲れた💦

No.146 11/10/19 19:03
まり ( 20代 ♀ XebKh )

家に居たとき太郎は何もして来なかった。
手も繋いだこと無かった。

次の日も休み時間毎に来た。
本当に面倒くさくなり、私はゆりな達と居て廊下には出なかった。

すると先輩は廊下にあったロッカーを蹴飛ばしながら怒って帰っていった。

No.147 11/10/20 16:40
まり ( 20代 ♀ XebKh )

次の日、また太郎が廊下に来ていて私はその日は太郎の所に行った。


今日は出てきてくれたんだな


頭をポンとされる


私は無言だった。


あのさ、さっき誠から聞いたんだけど………



内容は、私を睨んでいた先輩達は、私の事を廊下で見て、こう言ったらしい


あいつが太郎を取ったのか。許せんなぁ。今日呼び出してボコボコにしてやる


女のいかつい先輩がこう言ったのを野球部で私と同じクラスの誠が聞いて、びっくりした誠が太郎に、この出来事を告げた
という話だ。


ん❓「取る」ってどういうこと❓


実は俺…付き合ってたやつがいて、そいつとまだ別れてないのにお前と付き合ったんだよ。


なにっ‼それであたしが取ったことになってんの❓
まだ付き合ってるのにあたしに告るとか最低‼


私は怒り心頭で太郎を放って教室に入った。

No.148 11/10/21 10:17
まり ( 20代 ♀ XebKh )

怒りの先輩方には、そんな事絶対するなと釘を刺してくれたというが…
太郎の事は好きになれなかった。
あれから何回か会いに来たが、私は別れようと告げた。
そしてなんだかんだで前カノとよりを戻したみたいだった。


No.149 11/10/21 10:31
まり ( 20代 ♀ XebKh )

入学してから、三年の先輩から睨まれる事が多くなった。
何もしてないのに…
イキった行動もしてないし。

私の教室は2階で、掃除の時間に何気に窓の下を見た。
たまたまアミとアミの仲間二人が歩いていた。
するとアミがフッとこちらを見上げた。
ゲッ‼

と思い、すぐに引っ込んだ。
そのままゆりな達と廊下に居ると、下にいた三人が階段を上ってこちらを睨みながら、上にあがって行った。
すると間もなくして上からぞろぞろと10人くらいが降りてきた。


そしてその中の一人が私に

何みとんねんコラァ‼


私達


そしてまた階段を上がっていった。


何がしたかったのか…
てか見てないし‼


帰ってからこの出来事を姉に愚痴った。

No.150 11/10/21 10:48
まり ( 20代 ♀ XebKh )

で、その先輩って誰よ❓


アミとA子とB子。


またアミかぁ。あいつ高校でもイキっとんのう。
あ、あたしのツレでアミとA子に恨みもっとる子がおんねん。
キリ子ってゆうんやけど…


話によるとキリ子さんの元彼は今、アミと付き合っており、また違う元彼はA子に寝取られたという。しかもアミは中学の時に、キリ子さんの可愛がっていた後輩をいじめていた。
高校になってからこの事を聞いたが、過去の事だからとアミには何も言わなかったし、A子にも元彼を取られた文句は言わなかったという。


でも多少の恨みは持っている… と。


そして姉はキリ子さんに電話をした。


明日キリ子さんが学校に来て、直接アミ達に言ってくれるとのこと。

私はワクワクしていた。

No.151 11/10/21 16:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

次の日学校に行くと、チャリ置き場にうんこ座りしている二人組がいた。
二人共ジャージ姿で自転車置場前にいた生活指導の先生と仲良く話している


誰だろう❓あ、もしかしてキリ子さん❓
とその友達かな❓


キリ子さんは多分私の顔を知らない。
私は教室へと入った。


その日家に帰ると、姉に言われた。


今日キリ子がお前の学校行ってアミとA子にゆうたんやて。
先にアミがツレとおる所に行って、


あんた、石川まいちゃんて知ってるやろ。いじめてるらしいなぁ。中学のあの子みたいにいじめたら…あんた分かってるよなぁ❓


と言ったらしい。


A子は学校終わりに呼び止め、


あんたにサシで話あるんやけど、今からそこの駅に一人で来いや‼石川まりちゃん知ってるやろ‼


いえ…
しりませぇん💦
○ちゃん駅まで着いてきてぇ💦


と。


それからは電車で座る場所が正面だっても、一切目も合わせて来なくなった。


あれから他の先輩からも睨まれたりすれ違い様に暴言吐かれたりは無くなった。

No.152 11/10/24 17:24
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そんなこんなで…



ゆりなと木元くんが別れたらしい。
ゆりなに好きな人が出来て、その人と付き合う事になったらしい。


他校で同い年の三木くん。これまたイケメンだ。
ゆりなはすごいなぁイケメンばかりと付き合って😲

私は相手はおらず、平凡な毎日だった。マミも年上の彼氏が出来て、学校まで車のお迎えが来ていた。

二人とも首にキスマークなんかつけていやらしい😁


羨ましかった。


彼氏がいないのって悩み事ないから楽しいのに、なんか寂しいな😥

No.153 11/10/24 17:35
まり ( 20代 ♀ XebKh )

季節は夏が来ようとしていた。

海いこーぜ😁

ゆりなとよく話していた。

海に行ったり、川でバーベキューしたり楽しい夏休みだった。

夏休みで、家も遠かった私達は、よく電話で話していた。

ある日の夜、ゆりなから電話が。


なんか最近あやしいあやしいとは思ってたんだけどさ、三木が浮気してたんだよね…


え~❓浮気してたの❓誰と❗


同じクラスの女らしいんだけどさぁ…
プリクラみたらめっちゃ可愛いの。
ちっちゃくて細くて茶髪ロングの目がでかくてさー


安室ちゃんみたいなの❓

う~んそうなんだよね😥


どうするの❓


いや~もう別れた。
あたしにも彼氏候補いるしね。同じ中学だった柏木っての。こいつ背は小さいけどカッコイイんだ☺
てかもうヤッタしね。


それお互いが浮気してんじゃん😃💦

まぁね。でもやっぱ好きかも三木の事😭

(どっちな‼)


いつも気が強いゆりなが泣いてた。

No.154 11/10/24 19:28
まり ( 20代 ♀ XebKh )

あたしが電話して説得してあげようか❓

うそうそマジで~‼んじゃ頼むっ🙇


私はゆりなの元カレ三木くんの電話番号を聞いたた。プリクラで見たら三木くんは本当にカッコイイコだった。


会った事無いし少し緊張した。

No.155 11/10/25 21:48
まり ( 20代 ♀ XebKh )

プルル…プルル…ガチャ

はいもしもし❓


あ、いきなりごめんなさい💦私ゆりなの友達でまりってゆうんだけど


あぁはいはい❗ゆりなの親友ね❗どうしたの❓


あの。ゆりなを振ったらしいね。
ゆりなは三木君が忘れられないって言ってるんだけど…
より戻す気無いの❓



ん~無いねぇ。てかあいつだって次いんじゃん。


知ってたの❓


ツレまわりから聞いたよ。


そうかぁ…😥また電話するから❗


そして電話を切り、引き続きゆりなに電話をした。


ゆりなはやっぱり諦めきれないと。
でも新しい彼氏とも今は別れないと。

ん~💧💧


そして何回か電話で話したり、かかってきたりした。


そして私はいつの間にか三木くんの事を好きになってしまっていた😥

No.156 11/10/26 18:37
まり ( 20代 ♀ XebKh )

でもゆりなには絶対言えるわけもなく…


三木くんと電話していたある日、話の流れで三木くんに好きと告白してしまった…

ゆりなは彼氏いるんだし、まぁいいか。
なんて最低な事を心の隅で思っていた。

三木くんはかなり驚いていた。



気持ちは嬉しいけどさ…俺好きな子いるし…


ううんっそんな重く考えないで💦
言ってみただけだから…


そっか。俺その子と多分両思いなんだ。
ゆりなと別れたばっかだけど、もう付き合ってるようなもんなんだ。

あ、まりちゃんに男紹介してあげるよ❗
まりちゃんの友達も誰か連れてきてよ❗


ん~分かった❗

そして待ち合わせをした。
私が連れて行くのは君子ちゃんという、中学高校と一緒の子。

背は小さく、ぽっちゃりめの子だ。

君子ちゃんは隣のクラスで、めちゃめちゃ仲いいとかでは無いが、誘ったらノリノリでオッケーしてくれた。

私達は電車で待ち合わせ場所に向かった。

No.157 11/10/28 22:57
まり ( 20代 ♀ XebKh )

駅に着いて三木くんと合流した。


生三木くんは本当にイケメン✨😲

と、あと二人の男子。

行き着く先は、三木くんの友達のお部屋。


おじゃましまーす😃



まずは自己紹介✨


はじめまして😃まりです


私君子です


俺は三木でーす


俺は陽介😏


俺は隆(たかし)😁


この家は隆くんちだった。
このトリオは地元の昔からの幼なじみだという。

集まったものの…最初は皆、初対面なのかどこかぎこちない感じ…


私は盛り上げ役に徹した!

普段は決して盛り上げ役では無かったが、なぜかこの日は、盛り上げなければ‼という気持ちが大きかった。


皆緊張してるのか…シラけてる❓

私だって知らない男(ほとんど三人)ばかりでめちゃくちゃ緊張してる‼


でもいつもの倍リアクションを大きく、下手な笑顔を心がけた。


なんとか30分程でワイワイしだした。

そんな中、三木くんが言い出した。



AVみようや‼

なにー⁉

No.158 11/10/28 23:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

正直そんなん見た事ない💦


てかそんなん見てどうなるの⁉


シラけていたがこんなこと言えずに、ビデオ再生‼


あんっあ~ん👯


引く… エロ漫画の方がエロい…


私は画面を直視できない‼
なんか恥ずかしくて💦

No.159 11/11/02 12:36
まり ( 20代 ♀ XebKh )

幼い時に友達の家で、パパのやつだからとエロビデオを見たことはあるが、だいぶ昔の話。


皆無言。
盛り上げ役もこの時ばかりは何て言ったらいいかわからない💧


男子達は
あかんっ‼😳
といいながら股間を押さえていた。


ビデオを止め、皆はタバコを吸い出した。


あれ❓まりちゃんタバコ吸わないの❓
と三木くん。


うん…吸った事はあるけど😃


吸ってみる❓


そう言い一本もらう。


スーッ🚬😚


あれ…
天井がくらくらする…なんか変な感じ…体の力が抜けていく…

まりちゃんそれ『天クラ』ってゆうんだよ。久々に吸うとそうなる😁


そして夕方になり…皆の携帯番号を交換して



おじゃましましたー😊
お開きになった。


帰りの電車で君子ちゃんと話していた。

皆男前だよね~😃


うん❗でもやっぱり三木くんが一番かっこよかったね❗


君子ちゃんは三木くんを初めて見た。




あたし陽介くんかっこいいと思ったなぁ☺


えっそう❓なんかクールな感じだったよね😃ナルシスト的な😁あたしはどっちかってゆうと、もう一人のコかな😃イチローにちょっと似ててさ😃


なんて会話しながら家に着いた。

No.160 11/11/03 00:22
まり ( 20代 ♀ XebKh )

家に帰ると三木くんの事を好きなことなんて忘れていた。

友達の元カレを好きになったなんておかしい…しかもまだ好きだと相談されいて説得するために自ら申し出た相手に…

でももう終わった事…

でもゆりなにはこんな事絶対に言えない。

ゆりなは逆らうと怖いと思う。
マミや夏美、クラスのコ、他のクラスのゆりなの友達の悪口を私に普通に言ってくる。私は陰口を叩くのが好きではないが、たまに乗っていた。
私もゆりなに言われているかもしれないが、私は一番ゆりなと仲良くしているし、陰で言われたくないからと、気に障るようなことは言わないようにしていた。私はたまに悪気は無いのに人を傷つける事を言ってしまうらしいのでそこはかなり気をつけた。

でもそんなんばかり考えていると、話をするときに自分の事を話すより、相手の話を聞く事ばかりになった。変な事を言って嫌われたくなかった。

ここから自分のペースで話すということができなくなったのかもしれない。
いつも相手のペースに私は会わす、という感じだ。

でも私はこの先ゆりなに一番嫌われてしまう事をこの時は知らなかった。

No.161 11/11/07 13:13
まり ( 20代 ♀ XebKh )

あれから君子ちゃんとは全然話をしていなかった。
隣のクラスだったけど会う機会が無かったから。それにもともとそんなに仲が良かったわけではない。

皆で会ってから三日くらい経ったある日、隆くんから📩が来た。


こないだは遠いのにありがとう😃
楽しかった⤴また遊びたいな


みたいなメールだった。
それからちょくちょく隆くんとメールや電話をしていた。


いつものように電話で話をしていると、


俺さぁ、初めて出会った時から一目惚れしました!付き合ってください!


え…😲


返事はいつでもいいから。一回しか会った事ないもんね❗よく考えて答えください😃💦

なんて好印象な告白の仕方❗


隆くんと付き合ってみようと決意し、一週間後にオッケーの電話をした。


マジで⁉ありがとう😱すっげー嬉しい‼


かなりの喜び様でこっちまで嬉しくなった。


早速さぁ、デートのお誘いしてもいいかい?この土曜日学校終わったら遊ばない?


いいよ~😃じゃぁ電車乗ってそっち行くよ👍


遠いのにありがとう!


No.162 11/11/09 13:21
まり ( 20代 ♀ XebKh )

電車で待ち合わせの駅まで行き、着くと隆君が手を振りそこにいた。


久しぶり~😃元気だったぁ?



うん!またこっちまで来てくれてありがとう😃
じゃ後ろに乗って😃


そして私は隆くんの自転車の荷台に乗った。


ドキドキ…男のこの自転車の後ろに乗ったなんて初めてかも。


そして隆くんの家に着いた。
この頃の私は、
女の子一人で男の家にいく事をダメだとか危ない事とか何も考えていなかった。
普通に友達の家に遊びにいく程度にしか思わなかった。


そして家に着き2階に上がる。前に来たからどの部屋が隆くんの部屋か分かった。


あ、お茶かオレンジジュースどっちがいい?


じゃぁお茶で😃


入れて来るからテレビでも見てて😊


テレビをつけてみるが、何を見たらいいのかわからない。私はすごく緊張していた。私は男でも女でも人見知りがあり、回数をこなさないとなかなか仲良くなれない。自分をさらけ出す事ができない。

中学の時から思っていた。
緊張しているのを隠すためにおしゃべりになったり、家族と話す時と友達と話すときの声のトーンもテンションも違う。
友達で素で喋れるのは千香だけ。

夏美にもなんか気を使うようになってしまうし、どれが私という人間なのか、私がどんな人間なのかわからなくなっていた。

ゆりなも一緒にいて楽しいが、どこか怖い所があり、気を使っていた部分があった。
友達って疲れる…

友達と遊んでいて別れて家に帰って自分の部屋に着くと、フゥーとため息が出る程だった。

小学生のときは毎日いろんな友達と遊ぶのが楽しかったが、今はそうじゃない。
本当に親友と呼べる全然気を使わないような友達と騒いだり買い物に行ったりしたい…
そう思っていた。


話はズレたが…

そして隆くんが戻ってきた。

ありがとう😊
お茶を一口飲んだ。


あれっまりちゃん何でこんな番組みてるの?

テレビをみるとN○Kの将棋をやっていた。

あはは本当だ😃

緊張を隠して笑う。


二人でテレビを見ながらおしゃべりしたりしていると…


あ~なんか眠くなってきたぁ😪


そう言って隆くんは布団に入っていった。

なんで私が来てるのに眠くなるんだろう😥と思っていると


まりちゃんもおいでよ☺




えっ⁉

No.163 11/11/13 22:23
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私はドキドキがおさまらなかった。
ドキドキというか緊張して顔がひきつる…みたいな。


固まっていると


おいで~😃


私は恥ずかしながらも布団に入った。
すると隆君はすぐにキスをしてきた。


荒々しいキス…


今思えば、若い男ってムードが無いよね😃💦

まぁ若いから仕方ないか😊


手はすぐにシャツの下に入ってきた。
そして片手でブラのホックを外す…


あえて性的な描写は書きませんが、そんなこんなで事は終わった。



まりちゃん大好きっ☺可愛いっ😚


言われて嬉しいが、私はまだ隆くんを好きとか分からなかった。どっちかっていうと好きだが、お互いをよく知らない。
知らないでもないか。電話やメールは毎日していたし…
でもピンとくるものが無かった。

人を好きになるのにタイミングなど無いと思っている。長い付き合いで友達から恋人になるパターンや、一目惚れで好きになるパターン、一言二言会話しただけで好きになるパターン…


私はまず顔から入って、その人の事をだんだんと知っていって好きになるというパターンが多い。


また話はズレてしまったが…😥


結局若いからHは三回くらいして、もう夕方になっていた。
5時の門限は無くなったものの(姉が何も言わなくなった為)
6時には帰るようにしていた。


あたしもう帰らなきゃ😃


じゃぁ駅まで送って行くよ!


また自転車でニケツする。


まりって呼んでいいかなぁ?


いいよ。じゃぁあたしは隆でいい?


もちろん!俺、女の子と付き合った事無いんだよね。まりが初めて!何かわかんないけど俺まりをめちゃくちゃ好きになったよ!


うん☺あたしもだよ!

えっ本当に?嬉しいなぁ!じゃぁさ、今度は街いかね?買い物とかしてさっ😊



隆は楽しそうにウキウキしながら喋ってる。

そんな顔を見て嬉しくなったが、本音は他人事のように聞こえる。


着いたね。じゃぁ、家に着いたらメールしてよ!


うんありがとう😊
ばいばーい!


隆とさよならして家に着きメールを送った。

No.164 11/11/15 17:30
まり ( 20代 ♀ XebKh )

隆と二回目会う事に。
この日は私が住んでいる町にきてくれるということで、駅から私の家に行った。
男を部屋に入れるなんて隆が初めてで、少し緊張した。
今日は家には誰もいないはず…

隆が私の部屋に行きたい行きたいとあまりにも言うので、連れてきてしまった。


例えば友達が来ていても、私に用事があったら平気でドアを開ける。
母と姉だけだけど。
前なんか友達が来ていて音楽をかけていたら隣の部屋の姉は、ドンっと部屋を叩き、うるさい❗と低い声で言う。こっちは全然大きい音だしてないのに。
友達がびびっていたのが恥ずかしかった。

でもこの日は誰もいなかった。

ホッとしても何故か気を許せない。

隆とイチャイチャしていてベッドに移動しても、気が気でない😥


なんとか事を終え、布団でまったりしていると…

ガラガラ…


下で玄関の開く音が聞こえた。
ゲっ誰か帰ってきた!

急いで下着をつけ、ベッドの横のソファに座った瞬間~



ガチャ


まり~、誰か来てるん?あらっ!


母だった。母は隆を見て少しびっくりしているようだった。


おじゃまします。

隆はぺこりと頭を下げた。

はいごゆっくり☺


とドアを閉めた。
ほらね。いきなり入ってくるんだから😥


隆を駅まで送って行き、15分かけて家に着いた。

何か後ろめたい気持ちになって、


お母さん、あの子野球部でね~○校の子なんだ。


へ~○校なら遠いね。


家はC町なんだけどね。

そんな会話をした。彼氏とか友達とかは聞かれなかったから私も答えなかった。

No.165 11/11/16 12:34
まり ( 20代 ♀ XebKh )

隆に二回目会ってもなぜかまだ好きとかピンと来ない…


ゆりなには彼氏ができた事は言っていた。それが隆っていう事も。


なんでまりが隆の事知ってるの❓


ちょっとね…



ゆりなは疑問に思っていたみたいだったが返答に困って私はちょっとね
なんて反応をしてしまった。


しかしそんな私にそれからは隆の事を聞かなかった。

あたしと隆なんて全然接点がない。

ゆりなは、三木くんと付き合っていたから隆の事を知っていた。



No.166 11/11/19 01:00
まり ( 20代 ♀ XebKh )

次の日、電話があったのは思いがけない人からだった。



着信…

陽介くん


ん?陽介くんて三木くんと隆の友達だよな… そういやあの時皆と電話交換したんだっけ。


はいもしもし。


あーもっし~
わかる?俺。今暇~?


(チャラいかんじだなぁ…)
暇だよどしたの?


陽介の電話は普通に世間話だった。暇だから電話したかんじ


陽介はチャラいけど話が面白くて、笑いが絶えなかった。気がつくと初めての電話で3時間も喋っていた。


ところでさぁ、隆とはどうなわけ~?


うん。付き合ってもうすぐ二週間かな。


へぇ~。隆の事は好きなの?


うん。好きだけど…
まだ付き合ってるとか実感があんまり無いかな。


そうなんだ。隆、中学んときサクかってさ、多分まりちゃんが初めての彼女なんだわ。チェリーだったんじゃね?


(サクい⇒ダサイ)

うーん…それは何も言ってなかったからわかんない…


童貞とかそんなんどっちでもいい。サクかったてのもどっちでもいい。
てか、友達の悪口をあたしに言うかなぁ💦しかも彼氏だし…


そう心で思った。


ねぇまりちゃん。俺と付き合わねぇ?



え?

No.167 11/11/19 01:14
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介くん…君子ちゃんとは連絡してるの?

あ~君子ちゃん?電話二回しただけだけど…どしたの?


(この感じ…君子ちゃん、うまい事いかなかったのかな?)


いや何でも無いけど… そうなんだ。 返事なんだけど考えさせてください。


いいよ~じゃさ、一週間後に電話してよ。ダメでもオッケーでも。

わかった…じゃぁね。



私は最低だ。
言い訳かもしれないが、のりおにフラれた時、すごく苦しかった。好きな人ができたから別れようと言われ…自分を全否定された気がした。
お前では物足りないから好きな人ができた

言われはしないが、そういう意味なのかと思っていた…


あんなに可愛いと言ってくれたのに。あんなにエッチしたのに。あんなに優しく頭を撫でてくれたのに… あたしはあなたの何だったんだよ!
て思っていた。


しかし今私は隆にまさに同じ事をしようとしている…


No.168 11/11/21 00:01
まり ( 20代 ♀ XebKh )

学校でゆりなに聞かれた


最近隆とはうまくいってる~?


うん。まぁ…


隆ってちんち○デカイ?!


出た!ゆりなはいつもこういう事聞いてくるんだよな…
のりおの事も聞かれたし…
エッチな話が好きなのだろう。

私は正直得意ではない。
テレフォンセックスした奴が何言ってんだ❗と思われるだろうが…


友達や彼氏とはそんな話したくなかった。聞かれたら答えるけど、自分から言いたくないし、友達に性的な事を聞くのも恥ずかしかった。

うん。そう。恥ずかしいと感じた。

ゆりなからの質問には


うん…大きいかな…😚

と答えたが、まだ二人しか経験が無いし、比べようがなかったが一応そういう対応をした💦

No.169 11/11/21 00:08
まり ( 20代 ♀ XebKh )

隆とは会わない方がいい…

なぜならあの期限が迫っていたから。
陽介からの返事の日。


隆とは毎日電話メールをしていた。もちろん次はいつ会える?
と聞かれたが、かわしていた。


そしてあの日…

夜9時頃に電話が鳴る…

陽介からだ。


もっしー!俺~


相変わらずチャラい💦


はいはーぃ?


世間話をしたりして陽介が聞いて来た。

告白の返事聞いてもいい?


うん…









よろしくお願いします!

No.170 11/11/21 00:13
まり ( 20代 ♀ XebKh )

マジで~?
こちらこそよろしく~!

陽介は今で言うDA○GOさんに喋りかたが似ていた。
陽介はガリガリで聞くと背は170で体重50キロ!
色白で目が少し離れた感じ…


陽介は話していてナルシストぽかった。


No.171 11/11/21 00:36
まり ( 20代 ♀ XebKh )

それから二日後…

何となく学校がダルくてサボりたい気持ちになった。両親と姉は仕事に行った。妹は学校に行った。だから家はカラ。

私は陽介に電話した。会ってみたくなったからだと思う。


もしも~し!今日ね、学校サボったんだ。今から会わない?


電話したのは朝9時だった。


あーいいよ~!じゃぁ電車乗ってそっち行くわ~。着いたら電話するから。



そして私は陽介を迎えにチャリで北田駅に迎った。




私はまたもや緊張していた。陽介もまた電話よりも無口だった。


男って最初の方は結構無口だな…
電話ではあんなによく喋べっていたのに。


一つ学習した。

男は電話では喋るが実際に会ったら女の子よりも緊張するということを。



それから私のウチに行った。

そしてエッチした。
陽介は感情的にならずに、淡々とこなしているように見えた。
キスだって荒々しくないし、服を脱がせる時だって。



ただクン○はしてくれなかった。


エッチをしたら何故か緊張もほどけた。
多分、裸を見られたからだろうな💦

No.172 11/11/23 21:03
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介、まりと呼び合っていた。


隆には別れるって言ったの?


まだ言ってない…


そう。隆に言わないと。でも面倒なのは嫌だな…

その夜、隆にメールした。

メールでごめんなさい。
突然だけど別れよう。


すぐに電話が来た。

もしもし?メールみたけどどういうこと?

え…そのままだよ…

俺の事好きじゃなくなった?ダメなとこ直すからさっ
別れるとか言わないでよ…

ごめんなさい。嫌いになったわけじゃないの。


そう言って一方的に電話を切った。


しばらく着信拒否にしていた。


最低な私。


でもまだ若く、隆には特別な感情がなかった私は、隆の事はすぐに忘れた。

No.173 11/11/23 21:23
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介とつきあうことになり、ゆりなに報告。


へぇ~。あたし陽介知ってるよ。なんか高校でモテてるみたいだけど、あたしは何でかわからん😤
てか、なんで陽介なの?隆の事はもういいの?


うん。いいの…


そう。


ゆりなはあんまり深くは聞かなかった。



そして季節は体育祭になった。


体育祭には出たが、陽介から電話。
学校をサボってどっか行かないか…

だった。

陽介は私の学校最寄り駅まで来てくれて、一緒に歩いてバス停まで行っていた。

するとパトカーが前から来た。


私は何故かとっさに自販機に隠れた。


するとパトカーが横に止まり、警官が出て来て、


何で隠れたんだ!


と言われた。


わかりません…あははぁ😃💦

と笑ってごまかした。


学校をサボって帰っている… いけない事をしているような気持ちになった。


親に電話されたらどうしよう… そんな事を思ってとっさに隠れたんだと思う。

注意だけされただけだった。



陽介からは


なんで隠れんだよ😤
と少し怒られた。

No.174 11/11/23 21:48
まり ( 20代 ♀ XebKh )

いつも陽介から、スカートが短いと言われた。
自分でも短いとは分かってるが、それを男にパンツ見せたいんだろう!
とか、短いのかなりダサイ~!膝上くらいにしろ!

とか言われていた。


ウチの学校は校則が他と比べて緩く、皆短くしていた。
膝上20~25センチは当たり前。

足が太い細い関係なく、それが流行りだった。
陽介の高校は校則が厳しいから女子は膝上くらいだった。


私は陽介に会ってもスカートを長くしたりはしなかった。

彼氏が何と言おうとファッションの事は変えない!何も言われたくない!強くそう思っていた。


自転車に乗るとき、階段を上る時は長くしている。パンツが見えるのが嫌だから。

いくら私の言い分を話しても、陽介は納得しなかった。


学校終わりに街で待ち合わせするときも、制服が嫌だから一回家に帰って私服で出て来いと言うようにもなった。

No.175 11/11/27 11:57
まり ( 20代 ♀ XebKh )

なんで一回家帰ってまた電車に乗って街までいかないとだめなんよ!


だからそんなスカート短いのダサイって言ってんじゃん!


ルーズ履いてるし中途半端な丈の方がダサイわ!


毎回こんな感じで喧嘩だった

陽介は口がかなり達者だった。


私は陽介と制服で会うとき、スカートの長さは変えなかったからもう何も言ってこなくなって一安心。

No.176 11/11/28 09:44
まり ( 20代 ♀ XebKh )

手をつないで街を歩いていると、女の子三人組が陽介に話しかけてきた。
陽介と同じ学校の制服を来ていた。

あっ陽介君じゃ~ん!


何を話していたかは知らない。


だって私は女の子が来た瞬間に手を離し、陽介を放ってスタスタ歩いて行ったからだ。



5分後…


ちょっと待ってよ~!


(遅いわっ)私 無言…


あいつら同じ学校のコでさ、うち一人が三木の事好きでさ。相談に乗ってあげてたんだよ。



ふぅん…で、何の用だったのよ。あの子達は?


あの可愛い子は誰?彼女?って聞いて来たんだよ。



可愛いと聞いてつい顔がニヤける私…


で、うち一人が俺に告ってきたコ。


一瞬にして顔が曇った。笑


いつよ?💢


一週間前~ 怒んなよ断ったんだしさ~。あんま可愛くなかったしぃ~


可愛いかったらどうなんだよ💢… てかその頃あたしともう付き合ってたでしょ!


だから怒んなって~。怒ると可愛くないぞ!


ムカ‼


てゆーか俺モテんだぜ~。陰で王子なんて呼ばれてんの。


💢💢💢


もの好きなコがいるもんだね😏



本当だぜ?腹減った~マックでも行こうよ。


ムカついた気持ちを抑えながらマックに行った。

No.177 11/11/29 23:34
まり ( 20代 ♀ XebKh )

マックに着いた。
やっぱり好きな人の前で食べるということって恥ずかしい…
大好きなテリヤキバーガーセットを注文した。チマチマ食べながらおしゃべりをする。


学校の事、単車の免許を取りにいっている事、陽介には二歳下の弟がいる事など…。


陽介は細い。そしてオシャレなコだった。
そして部屋にはアイドルのポスターがいっぱいあった。
かなりの女好き。

共通点は黒夢が好きな事。


姉も黒夢が好きで、黒夢は、姉から影響を受けたようなもんだった。
今の若いコ、清春はかなりかっこよかったんだよ💓


あ、今は黒夢を再開してるらしいですよ✨

No.178 11/12/01 23:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

次は遊園地に行く約束をした。

好きな人と初めて行く遊園地…

当日… 雨だった。


ジェットコースターはあまり得意じゃないが、観覧車に乗った。


わー高いの無理~💦




えーマジで?こっち来なよ~


隣に座る。
そしてキス…

怖いはずなのに、何も目に入らない…


観覧車でエッチしてしまった…

No.179 11/12/03 01:50
まり ( 20代 ♀ XebKh )

それから遊園地でご飯を食べ、夕方にはまた帰宅。


家に帰ると寂しい…

あたし陽介の事、好きになっていってる。

陽介の単車の免許も取得。
その矢先、陽介は学校をクビになった。
出席日数が足りないらしい。

でも大検を受けるのに、勉強はしていた。

陽介は頭が良くて見事取得していた。


陽介は物知りだし、知的な部分も持っている。話もなかなかユニークで面白い。


そういう所が好きだった。


ただ、陽介は自分が高校でモテていたことを自慢げに話す。
これにはムカついてばかりで、けんかがたえなかった。

そんなこんなで高校でのある日、何か違う…


No.180 11/12/08 17:32
まり ( 20代 ♀ XebKh )

学校に行き
おはよー。
ゆりなと真美に挨拶。
おはよー といつものように返事が返ってきた。

でも何かが違う…



次音楽だから音楽室行こう~真美!


え?あたしは?


いつもゆりなはあたしに話かけてくれるのに真美とさきさき行ってしまう…


その日も次の日もそんな感じで私の事を避けているみたいな態度…


なんでか分からなかった。

何回も考えてみた。どうしてどうして?


あたしが何したんだよ!

No.181 11/12/08 18:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

休み時間にゆりなを呼び出した。

2階の誰も使っていないトイレ。


話って何?


あの、あたしの事何か避けてない?


え?別に避けてないよ。



いつも一緒にいたら分かるよ。あたし何かした?


あぁ、そういえば三木に告白したんだってねぇ?それでダメだったから隆に乗り換えたんでしょ?

で、それで次は陽介だ。

あんた何考えてんのよ。



シーンとしていた。言い訳なんか見つからない。


百パーセント私が悪い。好きな男の相談任してたのに好きになりましたじゃ通じない…


私は何も言い返せずにいた。



ごめんなさい…


まぁいいよもう…
でも次は無いからねっ!


ゆりなは教室に返って行った。
その日は気まずくて、話かけらなかった。

ゆりなは真美と仲良く話している。


次の日も、また次の日も、二人には入っていけず、孤立していった。


それから学校に行くのが嫌になってサボって家に居た。


陽介にも電話して相談した。

No.182 11/12/09 23:47
まり ( 20代 ♀ XebKh )

実はさ、ゆりなと真美から遠ざけられてるというか…


へぇ~。


へぇ~ってそんだけ?


だってお前が悪いじゃん。友達の元カレなんか好きになったんだから。三木がダメで隆。
で?俺。信じられなくなるの当たり前だろ。


何て言い返したらいいのかわからなくなり電話を切った。


悔しいけど全部本当の事…
でも今あたしはあんたと付き合ってる!


何て言えばいいか分からないが、すごく歯がゆい気持ちになって、もんもんとしていた。


それから学校に行っていたが、ゆりな達から離れた。


皆グループが出来上がっている。
そこに入るのは気がひけたし、何か嫌だったので一人でいる事が多くなった。

No.183 11/12/11 09:57
まり ( 20代 ♀ XebKh )

学校に行っても一人。なんかもういいやぁ…

朝に家を出たふりをして、すぐに誰もいない家に帰る。


たまに陽介の家にも行ったりしていた。


しだいに出席日数も足りなくなってくる。


No.184 11/12/12 23:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私の妹、真美とかきましたが、ゆりなとつるんでいるのも真美と書きましたが、
先程の真美は、友達の方です。

ややこしくてすみません💦


今も見てくれている人いますか❓
すみません最近サボり気味なので活力欲しくて💦

No.187 11/12/14 12:25
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 186 匿名さん、プラネタリウムさん見ていただいてありがとうございます💓
また書いて行きます✨

No.188 11/12/14 18:39
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私の誕生日の11月の日曜に街でデートの約束をした。

一人、駅から電車に乗る。

私なりにかなりオシャレをしてきたつもりだった。


髪はアップで華やかな感じに、赤のレザージャケットに黒のミニスカート、膝下の黒の7センチブーツ。化粧も薄すぎず派手過ぎずにしてきた。

ワクワクドキドキしていた。

男の人ってドキドキさせる人、安心感のある人がいると思うが陽介は前者だった。


No.189 11/12/14 19:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

電車に乗った瞬間に目が合った。

茜だった。茜とは、私の近所に住む性格は悪いが芸能人並みに可愛い子だ。


茜と茜の友達が居た。


茜は私を睨んだりしていないが人の陰口をたたきまくるような子だ。


ちょっとテンションが下がった。


でも街に着いた!


陽介に手を振る私。
手を繋ぎながら歩いた。ふと後ろを見ると茜達が同じ方向に歩いている。


ちょっと勝ち誇った気分🎵


オシャレしてきてよかったぁ☺


そして陽介と一緒に宝石店に入る。


まりの誕生日だから、ペアリング買おうか。


えー!めちゃくちゃ嬉しい!いいの?


そして一つ四百円のペアリングを買ってくれた。


無くすなよ~


うん!


そして指輪をはめ、ちょっと良いとこでご飯を食べ、ブラブラショッピングしたりした。
夕方になった。


遅いかもだけど一緒に俺ん家いこうよ。


う…うん


嬉しいが、もう4時だし、今からだと着くの五時半くらいだよなぁ…


じゃぁちょっと親に電話するね。



そして母に電話をし、8時には帰ると約束をし、陽介の家に行った。

若い二人がする事は一つ。


まりが可愛いかったからすっげエッチしたかったんだ!


かなり激しいエッチ。そして初めてイッた。


体も心も陽介が好きになっていた。

No.190 11/12/15 15:09
まり ( 20代 ♀ XebKh )

🚨訂正🚨
すみませんまた間違いです

四百円の指輪→四万円です。

すみません笑

No.191 11/12/16 01:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介が単車の免許をとって、家にも来てくれたりした。単車だと20分くらい。


陽介はうちの家族公認だ。公認なのかどうかは分からないが、陽介が家に来たときは、母が夜ご飯も用意してくれた。
それを2階にある私の部屋に運び、一緒に食べた。


一階の応接間で姉、妹、私と陽介でテレビを見たりご飯を食べたりもした。


姉は、陽介のチャラい性格を何故か面白いと気に入り、陽介も仲良くしてくれた。


妹の真美は、私が陽介と二人で部屋にいたら、妹は隣の部屋で、何回かドアの隙間から見られていた事があった。笑

思春期だし何しているかが気になったんだろうな。


あと今だから分かる事だが、真美は陽介の顔がタイプだった。妹はジャニーズみたいなのが好きだった。(今でも)


ある夜、応接間でドラマを見てて…


今日はね、あたしがチャーハンとラーメンを作ったんだよ。


(ラーメンはインスタントに具だくさん野菜を炒めて乗せただけ)

と言って出した。好きな人にご飯なんか初めて作った。


チャーハンを一口食べる陽介


美味しい❓





まず~…


私は怒って2階の部屋に走って行った。



そしてベッドに倒れ込んだ。



まずいって!まずくてもありがとうとかないんかいっ!


しかし陽介はなかなか追って来ない。
まさか…

40分程してから陽介が部屋に来た。

怒んなって~


と私の頭をポンポンした。


時計は9時前…


ちょっと!あんたやっぱりさっきのドラマ見終わってから来たでしょー!



うん。だってドラマ見てたし~



呆れた。普通すぐくるだろ…。笑

No.192 11/12/16 17:43
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介は気まぐれだ。パチンコが好きでスロットによく行く。



学校から帰って来て陽介に電話する。ベッドの上に立って窓際で話をする。ピッチなのでそこは私の部屋でも一番電波の良い所。


今日は何するのー?



今パチンコ来てるー。後でかけ直す~


パチンコ屋の音がしていた。


夜8時くらいにかかってきてきた。またベッドに立ち上がって話す。


買ったの~?


一万負けちったよ😏
これから帰るわ。


うん。また寝る前に電話する。じゃね。


何か寂しい…

No.193 11/12/18 00:31
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介はヤキモチ焼きやと判明した。

もともと男友達が少なかったが、携帯のアドレスを消した。


スカートも短いのはダメ(これは直さなかったが)

ずっと隆や三木君との事でブチブチ怒る


それなのに陽介はよく女の話を私にしてくる。


○○高校のなんとかチャンが可愛いとか、元自分の高校のめちゃくちゃ可愛い子のプリクラもらった~やった~!


なんて言ったり。ムカついて私も酷い言葉で言い返す。


あんたみたいなかなり目が離れてる男が何でそんなに良いかねぇ~😏マジ意味不明。

とか。笑


陽介にはこんな事も言われた。


最初会ったとき、皆でまりと君子ちゃん、どっちがタイプか話してたんだよ。俺は君子ちゃん派だったけど~



ふぅーん。じゃぁ何で君子ちゃんと付き合わんかったんよ!?あ、フラれたんか!



違うよ。電話で話してて何か違うなって思ったんだよ。向こうは俺の事多分好きだよ?


んなわけないやろっ!自惚れ過ぎ!(気に入ってたと知っていたが)


いやいやマジで💢一回ヤッときゃよかったな~。



はぁ~?あんた最低!

よくケンカしてたなぁ…。



No.194 11/12/21 13:17
まり ( 20代 ♀ XebKh )

電話で話しているときに私が

今度いつ会える❓


うーん明日○○とパチンコ行くけど夕方には終わると思うからそれからまりんち行くよ。


次の日学校から帰ってきて、陽介は部屋が片付いていないと怒るので、部屋を綺麗に片付けた。
あと部屋着でいる事とすっぴんも嫌がるのでオシャレをして待っていた。


でも陽介から連絡は来ない。夕方6時頃に電話をした。


プルルル…プルルル

はい!どした?
(パチンコ屋の音)

今日何時に来るの?

え~今まだ打ってるんだけど!


夕方に終わってから来るって言ったじゃん!


そんな事言ったか?また終わったら電話するよ~ じゃぁっ

プーップー…


こんな事が何度もあった。
陽介は独り言の様に電話や一緒にいるとき、私と会う約束をする。でも覚えているのは私だけで陽介はいつも忘れている。
あまり言うと逆ギレするので、もう何も言わないでおこうと決めた。
それに私からは誘わないでおこうと決めた。

No.195 11/12/21 16:53
まり ( 20代 ♀ XebKh )

夜に電話をしている時…


今日夜中抜け出して遊びに行こうぜ!

どこに?

秘密!じゃぁ1時に行くから前の倉庫に出て来るべし~


べしって何よ…
と思ったけど楽しみ🎵一週間ぶりくらいに陽介に会える!

そして時間は1時…
電気は消しているものの、もうお化粧もして着替えている。
寒かったのでジーンズだが。


忍び足で階段を下り、玄関から靴を出して応接間の窓から抜け出し、倉庫へ…


陽介がいた!

とりあえず後ろ乗って~。


ヘルメットを被り、単車で走り出す。
夜中抜け出したドキドキと、陽介に会えた喜び、冬の夜空に輝く星が綺麗で、なんともいえない思いだった。

No.196 11/12/21 23:08
まり ( 20代 ♀ XebKh )

行き着いた先は…



家から10分の場所にあったラブホ。


生まれて初めての所。
小学生の頃、夜にタロの散歩に母と行った時… 夜空にクルクル光る明かりを見て
お母さんあの光何~?


なんだろね~?飛行場かなぁ?


あの時のはラブホの空室を表す光だったのね…💦


今思うと恥ずかしい💦


バイクを停めて、扉を開ける。
するとお風呂が周りを囲うガラスでまる見えで、2階に向かう階段があり、2階はベッドのみ。しかも横、上は鏡張りだった。


とりあえず二人でお風呂に入った。初めてのお風呂…

先に私が湯舟に浸かった状態で後で入ってきてもらった。


髪や顔を洗うのが恥ずかしくて、先にでてもらってから私は全身洗い、すっぴんでバスタオルで階段を上がって陽介が待つベッドに行った

No.197 11/12/25 23:35
まり ( 20代 ♀ XebKh )

こっちおいで☺

陽介に抱かれた。

陽介は会うと二回エッチをする。

性欲は低い方だと思う。


それから何回か、陽介とそのラブホに泊まりに行った。


陽介と会うのはやっぱり週1か2回だった。

不満だった。
毎日会いたい…

陽介は毎日居たいとか思わないのかなぁ?


私ばかりこんな追いかけてばかりなの?ずるいよ…


でも毎日会いたいとかは私は言わなかった。反応が怖かったからだ。


No.198 11/12/27 00:31
まり ( 20代 ♀ XebKh )

相変わらず陽介は、女の子の話をする。

もういい加減キレそうだったが、我慢我慢。
だって惚れた方の負けなんだから…



土曜日、当時は土曜日は3時間目までしか無く、陽介の家に行こうとした。いつもは高校の最寄駅から○駅に行き、それからは乗り換えなんだけど、陽介が免許を取ってからは、陽介が単車でお迎えに来てくれていた。


学校を辞めた陽介は、週四くらいでガソリンスタンドでバイトをしていた。

今日は会う約束をしていたが、陽介はまだ寝ているんだろうな…。



メールも無かったから何となくそうだと思った。

No.199 11/12/29 21:06
まり ( 20代 ♀ XebKh )

仕方ない。陽介の家には歩いて向かおう!
乗り換えをして、歩いて陽介が住む住宅街を歩く。
やっぱりドキドキするなぁ…


下まで来て電話を鳴らしてみた。


はーい…


あたし!やっぱり寝てたんだね😥


あ~上がってきて~


仕方ない。チャイムを押すと陽介ママが出てきた。


こんにちは!陽介くんいますか?

あぁ、上にいるからどうぞ。


陽介ママは私の事をあまりよく思ってないのかもしれない。


私はあの頃はかなり無愛想で愛想笑いとかができなかったので、気に入れられるはずもないか…。


おじゃまします…



ガチャ


お帰り~
こっちおいで~


陽介が寝たまま言う。

恥じらいながらベッドに入った。


もぉ~駅から一人で来たんだからね!


No.200 12/01/04 17:03
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ごめん寝てた~。

(息臭いたばこ臭い!しかも昨日お風呂入らんと寝たなぁ…)

陽介は息が臭い。いつも香水つけてて少しは紛れてるけど… 歯は磨いてるけど多分舌を磨いてないんだろうなぁ…
しかし臭い😠

でも息が臭いなんて言えない!
自分で気づいてくれ~!


No.202 12/01/06 17:19
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 201 こんな駄文を読んでくださってありがとうございます✨

とても嬉しいです✨

No.203 12/01/06 17:46
まり ( 20代 ♀ XebKh )

高校のときにはよくプリクラをとっていた。
プリクラ帳なるものも持っていて、撮ってはあげ、貰い、ペタペタと貼っていた。

陽介ともよくプリクラをとっていたなぁ…

街を歩く度、


あ、さっきの子可愛いー!

とか言うので常にムカムカしていた😥


ある日陽介の家に行っていつものようにまったりしていた。すると陽介のピッチが鳴った。


♪♪♪♪♪♪♪~


陽介は寝そべったまま電話を見るものの出る気配が無い。


怪しい…


電話でなよ。


いいのいいの~


何よ女?!

違うわ。
ピッ もっし~?
あ、またかけるから~
プッ


電話を切った。


ちょっと誰よ!女だろ!


違うわ~


電話見してみ!


ヤダヨばーか!


プチッと何かがキレた。


おい!はよ見せ~ゆうとるだろがっ!


私は寝そべる陽介を蹴った。とゆうか思っきり踏み付けた。


最初は笑っていた陽介だが、


辞めろや!


電話見せんけんじゃ!


だからって踏むことないだろ~


もういいわあたし帰る!


かばんを持って家を出た。

No.204 12/01/06 17:52
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介は街を歩く度、


あ、さっきの子可愛いー!
あの子めっちゃタイプ!

とか言うので常にムカムカしていた😥


ある日陽介の家に行っていつものようにまったりしていた。すると陽介のピッチが鳴った。


♪♪♪♪♪♪♪~


陽介は寝そべったまま電話を見るものの出る気配が無い。


怪しい…


電話でなよ。


いいのいいの~


何よ女?!

違うわ。
ピッ もっし~?
あ、またかけるから~
プッ


電話を切った。


ちょっと誰よ!女だろ!


違うわ~


電話見してみ!


ヤダヨばーか!


プチッと何かがキレた。


おい!はよ見せ~ゆうとるだろがっ!


私は寝そべる陽介を何回も蹴った。とゆうか思っきり踏み付けた。


最初は笑っていた陽介だが、


やめろや!


あんたが電話見せんけんじゃ!


だからって踏むことないだろ~


もういいわあたし帰る!


かばんを持って家を出た。

No.205 12/01/08 23:21
まり ( 20代 ♀ XebKh )

裏切られた…また裏切られた…

駅までの道のり、私は歩きながら泣いた。

いたたまれなくなり、しゃがみこんだ。


うぅっ…う~


たまにいた通行人が見てたかもしれないがそんなん目に入らなかった。


心のどこかで、陽介が迎えに来て追いかけてくれるかもしれない…


そう思っていた。



何分くらい泣いただろうか…
立ち上がり駅に向かう。


駅に着く寸前に陽介の単車の音が聞こえてきた…


何回も聞いてると分かるようになってた。


振り返ると陽介がいた。


単車から下りてきて、


まり、アレは友達だよ。


私は泣きながら、


なら友達って言ったらいいじゃん!!
(つーか、迎えにくるん遅いわっ!)


まりに誤解されると思ったからさぁ…


私は何も言わずに電車に乗った。


陽介が外から見送る。
車内で、窓の外を一点に見つめた。



家に着くと、陽介から電話が鳴る



はい…



着いた?さっきはごめんね。



うん…
あたし陽介の事、信じられないよ。
もう別れよ…



…分かった。


電話を切った。


陽介とのお付き合いに幕が閉じた。






No.206 12/01/13 17:46
まり ( 20代 ♀ XebKh )

別れて、小学校から親友の千香に電話した。


最近彼氏とどうな~ん?


ん~いい感じだよ~優しいし。でも最近束縛みたいなのが厳しくて。


束縛って?

友達と遊んでる最中に電話きて、今どこにいる?とか夜7時までには帰れよ だとかゆうのよ。


それは千香が可愛いくて心配してんだよ~


そうかなぁ?ねぇまた久々にまりに会いたいから遊ぼうよ~。


うんいつでも暇だから電話してよ!


いつでもって陽介くんがいるじゃん!


あ~最近別れたんだよね…


えー!あんなカッコイイのに?


また今度話すよ!じゃぁね~。


はぁ…

最後はあっけなかったけど、楽しかったよ。


陽介…

No.207 12/01/16 19:29
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 206 とにかく前に進まなくては!


学校は相変わらず一人だったが、完璧一人ではなかった。


話しかけてくれる子もいたし、移動教室も誘ってくれる子もいた。

でもなんとなく一人が心地良かったのもあり、たいがいは一人だった。
話かけてくれる子もいたし、苦ではなかった。


それから学校の帰りに友達と大型スーパーでブラブラしていた。
ここは屋上にプリクラをとれたりゲーセンがあった。

プリクラを撮り帰ろうとしたとき、うんこ座りをした男の集団がいた。
私は集団でいる男が苦手だった。


通り過ぎようとした時、そのリーダー格ぽい背の高い色白な男の子が、


お姉さーん。携帯番号教えて~。


びっくり!顔はめちゃくちゃタイプだったのだ。


あんた何歳?


中2!


はいはいだめー。彼氏いるし~


そして帰った。しかしカッコイイ子だったなぁ…

No.208 12/01/18 15:21
まり ( 20代 ♀ XebKh )

それからは陽介からの連絡も無く、毎日が過ぎていった。


No.209 12/01/18 16:19
まり ( 20代 ♀ XebKh )

それからは陽介からの連絡も無く、毎日が過ぎていった。


彼氏いるって言ったけど…
本当はいない。あの子は中二だし、

No.210 12/01/19 17:33
まり ( 20代 ♀ XebKh )

それからは陽介からの連絡も無く、毎日が過ぎていった。


彼氏いるって言ったけど…
本当はいない。それにあの子は中二だし、ありえない。でも気になるなぁ…


ある日友達と街に買い物に行っていた。
駅の改札口から隣のファッションビルの透明のガラス扉を開けようとすると…


!!


あの男の子が目の前にいる。



男の子
あっ!また会いたいと思ってたんだよ!


あたしも…


電話番号教えてよ!


うん…


そして番号交換をし、別れた。


なによなによどうゆう事よ~!


うん。前に会った友達…かな?


面倒くさい話が嫌いな私はこれだけ言って友達と買い物を楽しんだ。


No.211 12/01/22 01:51
まり ( 20代 ♀ XebKh )

それから二日後に電話があった


もしもし俺だけどわかる?


えーと…中二のコだよね?



そうそう。あんた名前まだ聞いてなかったよね。



うん。あたしまりってゆうの。



俺はカズキ。



なんだかんだでいろんな話をした。
たいした話じゃぁ無かったが、ずっと会いたかったという思い、そして寂しかったんだと思う。


電話しだしてから間もなく、カズキが会いたいと言ってきた。


軽々しいかもしれないが、彼氏もいなかったしOKした。


会うのは夜1時…


私は自転車を20分走らせて高校の最寄り駅まで来ていた。



おーいここだよ!


真っ暗闇で声がした。カズキだった。



俺んちこの近くだから。


ついていくと二階建ての大きなお家…


お邪魔します…


カズキの2階にある部屋に来た。


広ーい!



10畳ほどのフローリングの部屋は薄暗く間接照明。


とりあえず床に座った。

No.212 12/01/26 10:09
まり ( 20代 ♀ XebKh )

カズキはいくつか恐い話をした。

内容は忘れてしまったが…


時間は夜中2時を回っていた…
話も区切りがついた頃…

なぁ、俺、したことないんだよね


何を?


(こんな状況なんでなんとく分かったけど)


その…エッチを…


そうなんだ…


何だかカズキが可愛く見えた。
顔はキリッとした少しキツネ顔で、色白で背が高くて細くて。
喋り方もクールな感じで中二には見えない。
でも盛りのついたオス。


下を向いて恥ずかしそうにしてるカズキがとても可愛らしく感じた。


私はカズキに近づき、そっとキスをした。

No.213 12/01/27 15:24
まり ( 20代 ♀ XebKh )

カズキは一瞬びっくりしたような顔をしたが、そのまま肌を重ねた。


事が終わり、二人で横になっていた。


カズキは初めてなのもあり、すぐに果てた。


でも私は素で、ぼーっとしていた。


もう帰るね…


何だかしてはいけない事をしてしまった… そう思い、

私帰るね。


わかった。下まで送るよ。


本当に下までだった。笑


一人、寒い夜空で自転車で家に帰る私…


何してんだろ…


あんな事して…私は…


ぼーっとしたまま真っ暗な家に帰り、応接間の窓から入り、そろりと自分の部屋へ…


そして寝た…。

No.214 12/02/02 00:28
まり ( 20代 ♀ XebKh )

それから二日後…

陽介から電話が来た番号は消したけど番号は覚えていた。

はい。


まり、俺…元気でやってる?



心のどこかで電話を期待していたのか、何故か嬉しかった。


うん…まぁまぁ元気だよ~。普通に。


そっか…おれ、まりがいないとダメみたいで。もう一回付き合ってほしい。


うん。



馬鹿な事は分かっていたが、またよりを戻す事になった。


No.215 12/02/04 02:35
まり ( 20代 ♀ XebKh )

本当はあのままカズキと付き合うつもりでいた。

好きとかまだ分からないけど、エッチしたし嫌いじゃないからという理由で。


カズキと別れたあの日、付き合おうとか言われなかったなぁ…って次の日思ったけど。


次の日も電話無かったし、やっぱりあの子も若いし、やりたかっただけなのかなぁ…


あまり気にせず、次の日に陽介の家に行く約束をして布団に入って夜11時には寝た。

あの頃は日付けが変わるまでには寝てたなぁ。笑


No.216 12/03/04 01:49
まり ( 20代 ♀ XebKh )

カズキと会ってから一週間くらい後、陽介とケンカをした。

電話の会話で、また女関係の事…

陽介は相変わらず、私が不安になる事を言った。



何でいつもそんな事ゆうの?
もうそんなんばっか聞きたくないよ!




何怒ってんだよ!ただ話してるだけじゃんか!







内容は忘れたけど、そんな会話だった。


怒りにまかせ、私はとんでもないことを言った…



あたし、浮気したから!!

No.217 12/03/04 02:01
まり ( 20代 ♀ XebKh )

はぁ?!




陽介のびっくりした言葉を聞いて、言ってからやばい事を言ってしまった!


嘘だけど!言ってみただけ…


嘘つけ!
いつも嘘なんか言わないだろ!浮気って…いつだよ?!



(あ~ゆっちゃった…)


陽介と前に別れてたとき…


この前か?
誰だよ!名前は?



誰かって…陽介は知らない…



いくつだよ!


年下…


何歳なんだよ!


……中二



………


お前最低だな!!俺なんかより最低だよ!



ごめん…



沈黙が一分くらい続いた後…


プープー…


電話が切れた。



私はすぐに陽介に電話をした…


が、繋がらない。


何回も何回も電話した…


陽介!お願い出て!


陽介はその日電話に出なかった…

No.218 12/03/04 02:15
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介と最後に電話をした夜…


次の日、私は朝起きていつものように学校に行った…


授業中はなんとか気がそれたが…


休み時間は泣いて泣いて泣いた。



誰かが話しかけてくれることも無く、泣いて泣いて…


私があまりにも号泣していたので、誰も話しかけにくかったのだろう…


今思えば、だが…


休み時間の15分はすぐに明け…


国語の授業になって、先生が教室に入ってきた。


27歳ぐらいの田中先生は、独身で華奢な人。


先生が黒板に何かを言って書きはじめた…


その時に私のピッチがバイブを鳴らした…


机の下でパカっと開けると…



『陽介』


私はおもむろに立ち、トイレに向かおうとした。



No.219 12/03/13 18:37
まり ( 20代 ♀ XebKh )

何してるの!座りなさい!


振り返ると田中先生が私に鬼の様な形相でいた。


(陽介から電話なんだよ!うるせーよ!)


と思いながら、私は無視してトイレに向かった。


もう何も見てられない。頭は陽介でいっぱいだった


田中先生が私の腕を引っ張り無理矢理席に着かせた。



私は頭に血がのぼり、ペンを思いっきり先生の背中に投げつけた。


―---

気づいたら私は職員室に居た。



田中先生はめちゃくちゃ怒って私に謝りなさい!と文句をいっ。


下をむいて無言な私は このままだと帰れないと思い、謝った。


職員室から出たら掃除の時間になっていた。


No.220 12/04/02 23:29
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そのまま早退をした。

そして陽介に電話をした。


プルル…


私だけど…


ああ。あの後考えたんだけど。

やっぱり俺にはまりしかいない…

やり直さないか?


うん!あたしも毎日毎日陽介からの電話待ってたよ!


今からそっちに会いに行くよ。


わかった…駅に着いたら電話してね。


電話を切った。


私は学校を出てから陽介が電車で着く駅へと自転車を走らせた。

No.221 12/04/02 23:43
まり ( 20代 ♀ XebKh )

一時間くらい待っただろうか…


陽介と別れて1ヶ月…

陽介が改札から出てきた。化粧はばっちり!


変わってないなぁ~。てか痩せた?

そんなの変わってるわけないじゃん!まぁ少し痩せたかな…

陽介と別れてからご飯が食べられなくて40キロは切っていた。

陽介に会えた喜びで私のテンションは上がっていた。


その辺をぶらぶらし、私の家に2ケツで向かった。

No.222 12/04/02 23:49
まり ( 20代 ♀ XebKh )

その日は誰もいなく、久々に昼から愛し合った。


もう誰にも渡さない!


この時本気でそう思った。


久々に燃えるエッチ…

寂しかった心が満たされていた。


No.223 12/04/12 02:45
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私はやっぱり陽介を好きなんだ!


うちに来たときは誰が入ってくるかわからないから服は全部脱がない。


コトが終わるとすぐに二人で服を直してソファでテレビを見る。


陽介はエッチの後もイチャイチャしない人で、エッチの前だけイチャイチャするから私からしたら少し物足りなかった。笑


戻ったばかりでラブラブな私達は、珍しく次の日も会う約束をした。


---20時---

俺そろそろ帰るよ。終電だし。

じゃあ駅まで送ってくね!


何か嬉しくてチャリを私が運転して、陽介は荷台に座り、駅まで運転していた。


駅までに¨難所の坂¨
がある。
とにかくきつい坂だ。

そこに向かう直前、私は立ちこぎの体制に変え、万力の力で力いっぱいこいだ!


坂の途中で…



ブッ

私はオナラをしてしまった。。😠


プッ


陽介が笑った…


(うわっ聞こえたんだ~❗)


でも私は顔を真っ赤にしながら難所の坂を恥ずかしさをバネに登りきった。



(オナラしてもうたー❗

どないしょー💦😳

しかも陽介その事に触れんし❗

突っ込んでくれたら笑えるのに❗
プッだけなんてよけ~恥ずかしいわー😳❗)



No.225 12/04/13 12:44
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 224 まだ見てくれる方がいるなんて😃
ありがとうございます🍀
今日何時かわらりませんがまた更新します🍀
ゆっくりですみません💦

No.226 12/04/14 00:18
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ごめんなさい
明日更新しますします🙇

No.228 12/04/14 17:31
まり ( 20代 ♀ XebKh )

次の日、学校から真っすぐに帰宅して服を着替えてみだしなみを整えた。


しばらくしてから陽介の単車の音が聞こえてきた。


陽介の単車の音も、もう分かってきた。


ワクワク嬉しくなる瞬間だった。



私は外に出て、家の前の倉庫に単車にまたがった陽介に


単車の音で分かったよ🎵
じゃぁいこっか!


私はヘルメットを被り、陽介の後ろで背中をギュッとつかまった。


行き先は近くの本やDVDのレンタルやCDをたくさん取り扱ったお店で、いつもたくさんの人が来ていた。


私達は一緒にCDを見ていた…その時…



(あっ!)




目の前にカズキがいた。

No.229 12/04/15 23:27
まり ( 20代 ♀ XebKh )

カズキと目があって、私はどうしていいか分からず、何故か私はカズキにニコッとした。


カズキは無表情なまま、私の横を通り過ぎて行った。



誰よアレ❓


………あれが相手よ…



あいつが❓


陽介はスタスタとカズキの方に向かっていった。



カズキは三人くらいで男の子といた居た。


陽介が何かカズキと話していた。



何を話しているの?…


少しして陽介が私の所に戻ってきた。


何を言ったの?



あぁ、あいつこないだ子供をはらんで降ろしたんだぜ。
って言ってやったよ!


陽介は冷静に怒っていた。



私は意味が分からずしばらく固まっていた。


(なに言ってんだよ!)


多分陽介なりの相手への当てつけだったのだろう。

陽介はDVDコーナーに足早に去っていった。


でも私は何も言い返せなかった。

No.230 12/04/24 02:25
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私はポカンとしたまましばらく動けなかった。



陽介の元に駆け寄ったものの、陽介も怒ったような表情、無言で、私は何て話しかけていいか分からなかった。


帰ろうか…



うん、帰ろう…



店を出て、単車にまたがりヘルメットを被った。


エンジンをかけると店の外に5人くらいのカズキを筆頭に男がこちらに文句でもいいたそうな顔で睨んでいた。



(怖わ~)…


私達は店を後にした。

No.231 12/04/24 02:38
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私の家に着いた。


私が単車から降りると陽介は



パチンコ行ってくるわ。


とだけ言い、去って行ってしまった。



話は戻り、本文では書き忘れたが、私がカズキとの一夜を終えた、次の日に股が異常に痒かった。


入口が特に…


三日たってもかゆいかゆい!掻きむしった!


ので母に保険証をもらい、近くの産婦人科を受診した。



もちろん母には歯医者に行くからと嘘をつき、保険証を貰ったのだけれど…



診断結果は、名前は忘れたが性病だと言われた。



カズキとの一夜は後悔はしていないが、カズキという人間を知らずに、セックスしてしまった事に後悔した…



しかもその産婦人科は、千香のお母さんが看護婦として長年働いていた…



千香のお母さんが対応してくれて、胸が痛かった。


こんなコが千香の友達なんて、きっと友達をやめてほしいに決まっている…



千香のお母さんは厳しいらしい…



千香にも軽蔑されたらどうしよう…



自分の事ばかりだった。

No.232 12/04/25 00:29
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介に性病の事を言えず、治って順調に行っていた日の出来事だった。


その日の晩、陽介から電話があった。
今日のショップての出来事に触れぬまま、パチンコで勝ったという報告としょっとしたおしゃべり。



毎日夜は陽介と電話をしていた。



次の日は私が休みで、珍しく二日続けて陽介からのお誘いだった。普段は有り得ないのに…


私は陽介の家にバスで向かった。バスは電車と違い、乗り換えも無いから楽だと知った。(料金は高いが…)


いつもの様にチャイムを鳴らし、陽介の部屋に入った。
陽介はいつもと変わらない態度で私もホッと胸を撫でおろした。



昼飯は俺の知り合いのとこに食いに行くか?


うん!近く?


近くだよ。すぐそこだし~。


バイクで5分くらいのラーメン屋さんだ。



陽介が今働いているバイト場所だという。店長の太一さんが良くしてくれているといっていた。


私達は店に向かった。


ガラガラ…



こんちわーす。




おぉ陽介か!飯食いにきたんか?
安くしたるから座れ座れ~!



太一さんに会釈して席についた。
2時くらいだった為、お店には私達しかいなかった。



やぁよく来てくれね。あんたが噂の彼女か~。まぁゆっくりしていってよ。



ラーメンを注文し、待っている間太一さんのラーメンさばきを見ていた。



太一さんは背は175位いでブラマヨの小○みたいな体型で短髪、少しコワモテだった。


ラーメンをすすり、美味しかった!



こす…あ、太一さんと陽介が軽く喋って、私達は店を後にした。


ありがとうございましたごちそうさまでした😃

(気さくで喋りやすい人だったなぁ~。)


私達は陽介んちに帰った。

No.233 12/04/27 01:36
まり ( 20代 ♀ XebKh )

帰ってきてテレビをみていたら、陽介の携帯が鳴った。



陽介は携帯を見ないでテレビを見ていた。

(またかぁ?)


電話なってるよ。出たら?



いいよツレだし…


ツレなら尚更!また女なんでしょ…


いいから出なよ!



すると携帯を持って出ていってしまった…


15分後、また陽介が戻ってきた。



無言になる二人…



てか女だろ?
私と別れてるときにお知り合いになったとか?



しばらくの沈黙のあと、



そうだよ。お前と別れてからコンパで出会ってヤッタよ。



でもまりも同じ事してるしこれでアイコだろ…



私は切れて陽介のドアを勢いいよく開け、



あんたなんか知らない。もう別れよ。
ほなさいなら!


ドアを閉め、私は歩き出した。


No.234 12/04/27 01:39
まり ( 20代 ♀ XebKh )

もうっ!最っ悪!
自分だってやってんじゃん!


歩きながら叫んだ!


このまま最寄り駅まで行こうか…


すると目の前にさっきの太一さんのラーメン屋…



愚痴でも聞いてもらおうか…


足早にラーメン屋に向かった。夕方5時頃だった。

No.235 12/05/05 23:50
まり ( 20代 ♀ XebKh )

のれんをくぐりぬけた。


いらっしゃっ…
あれ?まりちゃん?

はい…ここに座っていいですか?


いいよ。何にする?


う~ん…ごめんなさい…お冷やでもいいですか?



あいよ!


私はカウンターに座った。何も食べる気にはならなかった。



お客さんはまだ二人しかいかない。


まりちゃん何かあったの?



何で?




いや、なんか暗いし。


ん~実は…




私は今日あった事を伝えた。

No.237 12/05/07 23:22
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 236 ありがとうございます☺
ほんとに退屈な小説ですが嬉しいです💕
これからもよろしくお願いします☺

No.238 12/05/07 23:59
まり ( 20代 ♀ XebKh )

太一さんは、うんうんと頷きながら聞いてくれた。

私は興奮で顔が真っ赤になっていたのが分かる。


まぁ…コーラでも飲んでっ。


コーラのビンを手に取ると、ぐびぐびと一気飲みした。



はははっすごいね!
…で、まりちゃんはどうしたいの?



どうしたい?そんなんもうどうでもいいですよあんな奴!



太一さんと陽介の話抜きで、いろんな話しをした。



太一さんは25サイ、独身で三年くらい彼女いなくて(申し訳ないが居たことにびっくりした。)
仕事と家を行ったり来たりでつまらない、とかいう愚痴とかを聞いた。



私もたわいない話しをして緊張などほぐれ、タメ口で話すようになっていた。



もう1時間くらいいた。



太一さん私、もう帰ります!ありがとうございました!



いつでも来いよ~!




太一さんに番号を聞かれた。陽介にチラリと罪悪感があったが、いいや!と即決だった。


帰り道、気分が軽くなった。
太一さんの店に行かなきゃ、また泣きながら帰っていたかもしれない。



ありがとう太一さん。

No.239 12/05/08 02:46
まり ( 20代 ♀ XebKh )

帰って来ても陽介からのめはまだきてなかった。


自分であんな事を言っといて…
謝りのメールもないんかい!


私は陽介にメールを送信した。



もう別れよう。さよなら。



陽介からのメールもなかった。



またこれで終わったんだな…

小さいため息をついていた。



次の日は学校も休みで、朝から家にいた。することも無いのでテレビを見ていたら…


🎵🎵🎵🎵🎵



着信…


しかも非通知…⁉



だれだろ?


この頃、携帯やピッチが出てきて、変な電話が増えていた時代だった。


番号非通知は着信拒否をしていたが、何が目的でかけているのか…


気になって電話にでた。



もしもし…


No.240 12/05/08 02:59
まり ( 20代 ♀ XebKh )

お前か~石川まりってやつは!


は…?



は、じゃね~んだよ!わしのカズキにかわいそうな事したらしいなぁお前!







なんとか言えやぁ!お前、カズキとは遊びだったんか!コラァ答えんかいインランが!


カズキがおるのに男作っとんやないかい!どうしてくれるんやぁ!おぅっ⁉


私は意味が要約理解できた…


カズキの上の人がカズキの話しを聞いて怒ってるんだろう。


ものすごい凄みで私が喋る間もなくどなりつけられていた…



お前、いまから来いや~❗

近くまで皆で行ったるからのぉ~❗


……



私は電話越しで震えていた…何を言えばいいのかわからない…


(どうしようどうしよう…)


あの…じゃぁ近くまで行きます。


後でまた電話します…



と言い、勝手に電話を切った。

No.241 12/05/09 01:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

切った後もすぐに電話は折り返しかかってくる。


どうしよう… そうだ、太一さんに電話してみよう!



私は太一さんに電話をした。



プルルル…



はいはい!まりちゃん?電話してくるなんて…何かあったんか?!




(ズバリ😳!)
実は…陽介から聞いてると思うんだけど、私が陽介と別れてた時期あったでしょ?



うん…バイトであいつから何となく話は聞いてるけど…



何となく話しの口調で、私に男がいたことを知ってるのかな… と思った。



うん!それでその時に私に彼氏ができたんだ。 その子に、こないだ陽介と一緒に行ったショップで久々に会って…怒ってたみたいなんだけど、今その子の先輩みたいな男から電話きて…




そいつ何ていってんのよ?




太一さんの口調が変わった…💦



私は詳しく電話の内容を伝えた



とりあえず電話は電源を切って、相手にするな。
今からまりちゃんちに行くから。



え!?😲今から…?



店なら心配いらねーよ!今閉めたとこだから。




(いや、そうじゃなくて…あたしんとこに来てくれるの?💦)


まりちゃんちどこ?



私は道順と自分ちの前にある工場みたいな小さい建物の場所を説明した。



そこだと多分20分くらいだからそこにいて!



わ、わかった!



電話を切り、電源を落とした。落ち着かない…20分がとても長く感じた。

No.242 12/05/09 01:36
まり ( 20代 ♀ XebKh )

15分たってから家をするりと抜け出した。時間はもう23時を回っている。私の部屋は2階だから階段の音を消すべく、抜き足差し足忍び足… 一階の台所には母と父が晩酌している…



玄関は開けるとガラガラと音がするので、また応接間の窓から靴を持って脱出!



走って5秒のとこに工場(多分倉庫)
がある。

向こうから車の光が来る。多分太一さんかな…


やっぱり太一さんだった。車は倉庫の前に停まった。マジェス○のフルスモーク…


まりちゃん!電源きった?


太一さんはタバコをくわえながら降りて来た。



うん電源切ってるよ!



電話貸してみ。
何か笑顔の太一さん。


私はピッチを差し出した。



するとすぐに着信があり、着メロが倉庫に響き渡る。



太一さんは何か話していたが私は外に出て待っていた。




しばらくして太一さんが倉庫から出てきた。




No.243 12/05/10 02:39
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ハイこれ。


太一さんが私のピッチを差し出した。


…何て言ったの?



…俺はまりの親戚だ。これ以上、まりに電話して困らせるな!
って言ってやったんだよ😉



(それだけじゃないはずだ…。きっと、もっと酷い事を相手に言ってビビらせたに違いない…)



ありがとう太一さん!こんな事でわざわざ来てくれてありがとね💦



いやいやいいよ!暇だったしな~。
んで陽介とは別れたのか?


うん。今日帰ってきてメールだけど送ったよ!さよならってね!



そうか…まぁ俺は基本的に陽介が好きだし… まぁまりちゃんと陽介の問題は二人にしかわからないもんだよな。



うん… 今日は来てくれてありがとう!



またな~眠いし帰るわ!



ブロロロ…

太一さんの車が見えなくなるまで見送った。



家に帰るとやはり電話はかかってこなかった。


誰からも…


No.245 12/05/10 23:05
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 244 プラネタリウムさん💕いつもレスありがとうございます👸
励みになります☺
太一さんはお兄ちゃんみたいにしてくれました✨本当にくだらない小説ですが、これからもお付き合いください💕

  • << 248 まりさん✨ お返事ありがとうございます💌 はい💖これからも楽しみにしています☺

No.246 12/05/10 23:26
まり ( 20代 ♀ XebKh )

数日間はものすごくしんどかった。



陽介の事を忘れる日なんて無い。連絡はしないものの、心は追いかけてばかりだ。
別れたのに未練たらしいなぁ私…


相変わらず夏美とは学校に一緒に行っていたが、私が学校に行きたくなかったので、朝に度々


夏美!悪いけど遅刻するかもだから先に行ってて~!ごめん🙇

と電話していた。



夏美は私のグループから離れて違うグループで仲良くやっていた。



私はグループなんていないし夏美のグループに入ろうなんてこれっぽっちも思わなかった。



夏美をほったらかした罰だ…


ゆりなを怒らせたのも、カズキの事も、陽介の事も全て私のせいだ…



いや、陽介は違うか…



まぁいいや。はぁ~学校行くのだるいなぁ~と思いながら二日に一度しか学校に行かなくなっていた。

No.247 12/05/10 23:40
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介と別れてからまだ二週間しかたってないのに随分長く感じた。



ある日違う科の友達と話しをしてるときの事。



まり、コンパしない?


と言われていた。男友達がいるなら誘ってよ、と。



コンパなんて全然興味無いし、私の心には、まだ陽介の存在がいたから乗り気ではなかったが



いたら誘うよ!



とテキトーに返事をした。



その夜に太一さんから電話が鳴った。



はいはーい。太一さん?久しぶりだねぇ!先日はお世話になりまして🙇


もうあいつから電話
無いか?


うん全然ないよ!



よかったよかった。
実はさ、まりちゃんの友達で彼氏いない子いたら、コンパでもしないかな~と思って!



(なんて偶然!しかも今日の今日だし!)



うんいいよ~!一応いることはいるから!明日相談してみるよ!は~いまた電話しまーす😃バイバーイ✋



次の日に早速、友達に話した。この子は亜希子という。

No.249 12/05/11 02:42
まり ( 20代 ♀ XebKh )

次の日、亜希子のクラスに行った。


亜希子、コンパの事だけどさ、女のコ何人集められる?



そうだねぇ…一人、二人…と、あたしとまりで四人かな😃



あのさ…ごめんあたしは行く気ないんだ。


何で!?あんたが来なきゃ意味ないでしょ?



だよね…まぁ男が何人来るのか今日聞いてみるよ。



年上なの?絶対に割り勘無しだからね!割り勘とかうざいし!で、近くまで迎えに来てほしいんだ😃


(そうなんだ割り勘は無しか…私んちと亜希子の家結構離れてるなぁ。いいのかなぁ?)

うん年上だよ😃私の知り合いは25だからツレ周りも、そんぐらいと思うよ。


わかった!てかまりも来てよ~?


う~… じゃまとりあえず明日報告するから!


クラスを後にした。


初めてのコンパかぁ… 亜希子はコンパ好きだからなぁ数踏んでるんだなぁ…

私には初体験の世界だ💦


そして夜に太一さんに電話をした。

No.250 12/05/11 02:56
まり ( 20代 ♀ XebKh )

はいもしもし!



太一さん仕事終わりました?


終わったよ~!で。コンパの件どうなってんの?


うん、私を入れたら四人!太一さんは何人くらいなの?


四人か!うちは六人の予定だよ。男余っちまうなぁ~。
…まぁいいや!



あの…私、行かないでおこうと思ってるの。



え?まりちゃんが来ないとダメだろ!笑



やっぱり私、陽介と別れたばかりだし、そういう気になれないや…



あのな~、好きな気持ちはどうしようも無いけど、引きこもってばっかだと新しい事も何も始まんねーぞ!視野が狭いままの気持ちでずっといたら、人生損しちまうぞ!
まりちゃんまだ若いし、俺みたいに退屈な毎日送るより、視野を広げてみるべきだよ!
ふさぎ込むばかりじゃ何も見えないだろ?




う~ん…



まぁ、無理しなくてもいいけど、また連絡してよ!



わかった~😥



じゃぁなっ😃


はい!ありがとう⭐


はぁ…

やっぱ私が行かなきゃだよね!

No.251 12/05/11 03:17
まり ( 20代 ♀ XebKh )

次の日、午前中はサボり、5時間目から学校に行った。そして放課後に亜希子のクラスに行った。



亜希子~😃


おぅ!今日は午後様ですか!



あははっ午後様っ😃
昨日相手と話したんだ。向こうは六人みたい。



皆社会人なんだ!割り勘無しなの?



いや、そんな話しはしてないけど。



あたしら、割り勘だといつもトイレ行くフリして帰るから😁

(なぬ!なんて子だ!)
そうなんかぁ笑 ま、イケメンいたらいいよね!



まりは来るんでしょ?


うん。私もいくよ~!やっぱ私がいなきゃこいつら誰?って感じだし!


そらそうじゃ😁
じゃぁ… 土曜がいいなぁ。日曜日ならうちら学生で休みだし。


だね。じゃ、ゆっとくよ!詳しい事決まったら言うね😃



わかった😃じゃぁの~😁


はいよ~✋😃


てな感じで私は太一さんに報告。割り勘がいいなどとは、もちろん言って無いけど。




そしてコンパ当日。

No.252 12/05/11 03:38
まり ( 20代 ♀ XebKh )

学校から帰って来た。

時間は太一さんが夜8時にお迎えにきてくれる。
親にはD市の友達が誕生日だから、帰りは遅いと伝えていた。


ドキドキした。だがなんとか大丈夫だった…
なぜなら帰りはそのコのお姉ちゃんが家まで送ってくれると言ったから。



あまり乗り気じゃない私は、髪はブローも無しの若干茶髪で肩下長さ、七分のグリーンのシャツ、ラインストーンがお尻に、かなりついたオシャレなベルボトムの細身のジーンズに白のミュールと、シンプルにした。服なんてすぐ決まった。適当でいいや。


そして時間が迫るにつれて、かなり行く気マイナスになってた。



その頃、太一さんから電話。



おー、もう着くから出てきて!


は~い(┳◇┳)


何て感じの悪い女だ…

No.253 12/05/12 05:01
まり ( 20代 ♀ XebKh )

太一さん、ごめんD市に私の友達がいるからお願いします!



D市のどこだ?



~のローソン



はいはいわかったよ😃



で、どこに予約してるの?



市内の居酒屋だよ。



ふぅ~ん…



車内はあまり会話の無いまま、コンビニに向かうと、そこには亜希子達がいた。



私は一度車を出て、三人娘の方に行き


こんばんみ😺



こんばんみ😺てかマジェでフルスモじゃん!


運転手、ヤバくない?太いし!笑


いい人だよ?早く車に乗りなさい。


皆で車に乗った。私は助手席、三人娘は後ろ。



えーと、お兄ちゃん何て名前~?


太一だよ!よろしく!皆は何て名前なの?


亜希子
私はミナで~す

メグ
私はレイナです!

幸江
私はリナです~


(おいおい偽名かい❗てかMAXやな笑)


顔あんまり見えないから後でまた自己紹介してよ!


と太一さん。


私はまりです☺



お前は分かるわ!


太一さんから初めてのツッコミ笑


皆で笑った。


車のBGMは、太一さんが若い私達を気遣ってくれたのか、CDであゆをかけてくれた。


皆さん車で大合唱❗笑


私は外の景色を見ながらタバコを吸っていた。


陽介の影響でマルボロ…

No.254 12/05/12 05:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

居酒屋についた。


個室は座敷だった。


四人の男が座って待っていた。


あと一人は太一さん。


初めまして~!
と言いながら娘は皆横同志に座る。向かい合った形。


あと一人男来るけどとりあえず乾杯するか! と太一さん。


(飲み物なにしよっか…)

皆が店員さんに次々と注文していく。娘達はビールだ。すげぇ…


最後に、


私烏龍茶で!


シーン…


まり、空気よめよ!
とボソッと隣に座る恵が。


あ、カシスオレンジお願いします…

No.255 12/05/12 05:12
まり ( 20代 ♀ XebKh )

恵→メグ


間違いです😨

No.256 12/05/15 01:26
まり ( 20代 ♀ XebKh )

太一さんを含めた五人の男が前に座っている。


高校生しか知らない私にしたら皆、大人だ…


少し遅れてからもう一人来た。



おぉ~おつかれ!



皆はその人に言った。


結構イケメンだ!笑
女子皆もそう思っていたに違いない。



えーと…それじゃ自己紹介から始めようか。

と太一さん。


女子は皆偽名のMAX名で、私は、まりです😃と紹介した。


男性陣も自己紹介をした。




🍺😃-🍺😉-😏🍺-😁🍺-☺🍺-----


皆、酔いも回り打ち解けつつあった時…



皆好き放題動いて、私の隣にも男性が来て話しをした。
これが全然覚えてないのだが💦



覚えていたのが一個ある💡



私はほろ酔いでトイレに行こうと思い、席を立った。



トイレは男女兼用でございます❗笑




和式で小をしていたら、足音が近づいて来て、トイレのドアがガチャ と音がした。


何か嫌な予感…



(あ❗私鍵かけ忘れてる😱❗)


と思った瞬間、振り向くと後ろのドアが少し開いた…



あ~開けないで❗入ってます~‼‼‼


あっごめん‼


隙間から見えたその人は、あのイケメンだった。



もう…最悪~😫‼



でも…ま、いいか😢


No.257 12/05/15 02:02
まり ( 20代 ♀ XebKh )

席に戻り、イケメンをチラッと見たが、イケメンは私に目を合わせてくれなかった。


気まずかったんだろうな。気を使わせてごめんなさい😥


もう、この人とは無いなぁ~とちょっぴりがっかり😃💦



2時間くらいして、お開きとなった。


各男性が家の近い子を乗せて、送って行く事に。


私と幸江(レイナ)
は白のワンボックスに乗った男性の車に乗った。


私達は後ろに乗り、先に幸江を降ろした。



さち、リナ!おつかれ~😃💦
また学校でね❗


うん❗おつかれ~😁


幸江を降ろした場所から私の家は30分くらいかかる。


幸江を降ろした後、



まりちゃん、助手席来たら?



あ、はい。



言われたから後ろからよいしょ、と助手席に乗った。



え~と。俺の名前わかるかなぁ❓


タケシさんですよね?


うん。店ではあまり話さなかったよな。



そうですね😃


タケシさんがタバコに火をつけた。私もタバコに火をつけた。



なんか、まりちゃんていつもああゆう感じなのか?


ああゆう感じって?



なんか楽しそうじゃないってゆうか、あまり笑わないとゆうか。



あ~、基本楽しい事以外は笑わないかもですね~。人見知りもしますし。



(そう。たまに笑顔で挨拶とかする人とか、普段から笑顔でいる人、何が楽しいんだろうか?て思ってたくらい、私には意味がわからなかった。人柄なのかな
いつもニコニコしている人がうらやましい…というのはあったものの、自分は違った。作り笑いなんてできない。)



最近何かあった❓



ん…実は、二週間前に彼氏と別れたんです私。



話し出すと、どんどん喋っていた。多分酔ってたんだな。いつもなら別れました、以外は特に言う事なんてないから…



送ってもらってる途中、私はずーっと陽介の悪口ばかり言っていた。



タケシさんも良く聞いてくれたもんだ。


家についた。



ありがとうございました😃



あのさ。敬語とか無しにしねえか?
こっちも気ぃ使うしな😃


あ、ほんとですか!
分かりました😃


(一度敬語で長々話していていきなりタメ口なんてなかなかできないよ…)


あ、まりちゃん、よかったら番号交換しないか?



いいですよ!



今みたいに赤外線通信が無かったもんだから、メアドも一文字一文字登録して、番号も登録完了!

No.258 12/05/15 16:48
まり ( 20代 ♀ XebKh )

家に着き、時間も23時と遅かったが、部屋に入るなり服を脱ぎ、転がるように寝た。



バン‼朝、母が部屋に入ってきた。



起きな❗はよ用意しぃ‼


う~ん😣時間は朝7時。


書き忘れたが、私と妹のマミは、母が働いてる職場でバイトをしていた。土日、祝日限定で。


眠いながら顔を洗い、歯を磨き、適当に服を来て、母が運転する車に乗り込む。


妹のマミはすっぴん、私は車の中で化粧をしていた。母も化粧をしながら運転している。笑


いつもギリギリに家を出るから猛スピード🚗💨


アイライナーを引いているとき何度かはみだしたりしていた笑



職業はとゆうと、観光地の食事処。


3階立ての一階は土産売り場

2階と3階は食べる所で、お客様は主に観光バスで来た、年齢層が少し高い人が予約何十人とかが多かった。
あとは普通に家族で車などで来た一般客。



朝から予約が何十名も入っているから皆で用意をしたりする。


時間は朝8時から大体夕方5時から6時まで。



No.259 12/05/16 02:23
まり ( 20代 ♀ XebKh )

仕事内容は、観光バスで来た数十名のお客様の席に、指定された器を置き、回りながら器に料理をいれていく。



私はワカメの茎を入れていく作業があり、大きい柱にかくれてマミと食べたりしていた😁


うまかったなぁ🎵



私休憩時間に駐車場でタバコを吸っていた。


後にばれて、奥さんからは
タバコはいいけどあんな一目につくようなとこでは吸ったらあかん❗


といわれていた。
うち店の雰囲気が悪くなるからね💦



すみませんでした😫

No.260 12/05/16 02:34
まり ( 20代 ♀ XebKh )

作業は、まだいいものの、片付けが大変だった💦


重いし、…

仕事とゆうものを舐めていた私には無理だった。


お客様から
ビールちょうだい!
ご飯おかわり!


と言われても
ビールなんて…


なんで私がもっていかなあかんねん❗…


こんな感じでした。


お客様の前では、



おまたせしましたー❗と威勢もよかったが、本心は


なんであたしがオッサンに酒出さなあかんねん😤自分で取りに来いや❗😤
みたいな感じ…




多分私は接客にむいてない。

いつもそう思っていた。

No.261 12/05/16 02:41
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そして仕事をやりこなした。

マミは洗いながら食器を割ったりしていた😣


飲食業で働いてるいる人…


すごく尊敬します…飲食業ってかなり頭使うし愛想よくしたり…



本当に尊敬します❗

No.262 12/05/16 18:23
まり ( 20代 ♀ XebKh )

仕事も終わり、家に帰った。


ここは電波悪いから携帯でも電波入らないからもちろんピッチなんて本当に圏外だ。



家に帰る途中にメールが鳴る。


タケシさんからだ。


昨日はおつかれ❗
夜に電話してもいいか?



といった内容。



いいよ!私も昨日はありがとうね✨



とメールを送った。


20時ぐらいにテレビを見ていると



🎵🎵🎵🎵🎵🎵



着信あり タケシさん

私は電波のいい窓際に立った。



もしもーし❗

No.263 12/05/18 22:41
まり ( 20代 ♀ XebKh )

今電話大丈夫?


うん大丈夫だよ~!


タケシさんはクールで男!みたいな感じで、顔は押尾まな○にすごく似ていて背も高いしガッチリした体型…


タケシさんは配管工の仕事をしていて25歳。



4年付き合ってた彼女と最近別れたと言う。



まぁ私と陽介みたいな感じ。


親近感もわいていた。


何回か電話を重ねる内に、付き合って


と言われた。


寂しかった私はすんなりOKした。

No.264 12/05/18 23:28
まり ( 20代 ♀ XebKh )

まだ16歳の私にはすごく壁があった。


タケシさんに制服で来て


と言われ、制服でタケシさんの車に乗り込んだ。タケシさんは私の家の前の倉庫に週二回くらい来てくれていた。


キスをしたのは付き合って発言から二週間くらいの頃だった。


タケシさんはいい男。

だけど壁は狭まる所か遠退いていった。


年齢じゃない。太一さんみたいに親しみも湧かない。


何だろこの感じ…😥

No.265 12/05/20 00:46
まり ( 20代 ♀ XebKh )

何だかわからないまま時間だけが過ぎて行った。


陽介の事ももうあまり思い出さなくなっていた。



あの日コンパに行ってよかった~と心から思えた。


学校は楽しくは無いけど、タケシさんに会えるのは嬉しかった。好きかもわからないに、車で会いに来てくれる事が嬉しかったのかもしれないが…。



チャリの女子高生からみたら車持ち(しかもデカイ) の男はステイタスでもあったから。


MAX娘達にも付き合った事は報告した。


皆、


やっぱりね~❗
コンパの時もずっとまりの事聞いてたしうちらちょっと気分わるかったわよ😤
タケシさんカッコイイしね❗



え?そうなんだ…😳
知らなかったよ❗



うちらもお気にいたけど全然ダメだし❗またコンパやるしかないね~👌✨


No.266 12/05/20 00:56
まり ( 20代 ♀ XebKh )

お前ちゃんと学校行ってんのか?


行ってるよ~❗(あまり行ってないけど面倒くさいから言わないけど…)



ギャルみたいなメイクしてミニスカで、ちょっと妬けるな笑


はは… イマドキ~って感じでしょ。



そんなミニの制服で来られたら…俺たまんないよ😏



タケシさんとはいつも車で会うだけだ。
家にも来たことも行った事も無い。



あの…彼女と何で別れちゃったの?💦



…なんか男がいたんだよ。
俺ら長かったしさ…なぁなぁになっちまって。俺にも悪いとこあったんだろうけど許せないよ。浮気だけはさ…



そうだよね…



……………


長い沈黙…


(やなこと聞いちゃったよフォローもできないのに😥)



タケシさんさぁ、彼女のプリクラとかある?

No.267 12/05/20 01:08
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そこのごみ箱に入ってるよ。二人で撮ったのが…



見たい❗見せて❗


見てみると、すごく綺麗な人だった。
私みたいな子供なんか…
でもヤキモチは何故か妬かなかった。あんなにヤキモチ焼きの私なのに。


あの~、私の事好き?


好きだよ❗当たり前じゃんか😳


やっぱりそうなの?😳


(聞いてみてすごく恥ずかしかった。後悔した😥)



好きじゃ無かったら付き合ってねーよ。



タバコに火をつけたタケシさん。



二人はまた無言になる……



タケシさんはタバコを消し、頭をかきながら



そろそろタケシさんての辞めねぇか?



そうだよね。タケシでいいの?



そりゃそうだろ。笑



そう言いながらタケシは私にキスをした。

No.268 12/05/20 01:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

タケシはいつものフレンチキスからディープのやつをしてきた!


しかも私の胸を触ってる!
今度はシャツの中に手も入ってきた!


緊張で胸がバクバク…


感じているのかさえも分からない状態…



そしたらスカートの中にも手を入れてきた!



(今までキスだけだったのにタケシどうしたの?!)



したら次はパンツのの上からアソコを触り、中に手を入れてきた!



とうとう来ましたこの時が❗


いいよね…もう一ヶ月だし…



でも私、全然準備出来てないよ…


No.269 12/05/20 01:38
まり ( 20代 ♀ XebKh )

やっぱできない❗


タケシは私からサッと離れた。


(私じゃダメなの?やっぱこんな私なんか…)


でも内心ホッとしていた。ドキドキも収まった。



やっぱまりは大事なんだよ…
可愛いいから、大事にしてやりてぇし、こんな車じゃぁな…


(いや思いっきり広い車ですけど💦)


ちらりとタケシをみたらジーンズがモッコリしていた笑


何だかなぁ…



倉庫の自販機でジュースを買ってもらい、二人で飲んだ。



タケシさん…あ。タケシ、明日も早いんでしょう?



7時に現場だよ。あともうちょっと…


私と居たいの?


分からなくなった。



大事にしてくれてるのは嬉しいけど…


何だろこのモヤモヤは…


そして時間は12時。



タケシは1時間の道のりを帰って行った。



私はまたコソコソと家を出て、就寝。



何も考えずに爆睡した。

No.270 12/05/20 02:01
まり ( 20代 ♀ XebKh )

また学校…


今日は行かなきゃ…


出席日数が足りない私は補習を放課後にしなければならない。


が、同じクラスの子が


まり、手伝うよ~❗と言ってくれてなんとか補習ができた❗これができなけりゃ留年💦
でもこれで二年になれる❗


ありがとうね✨晶子❗


たまにタケシと会ったが、やはりまだ体の関係は無し。



その日、奴から電話があった。



もちろん陽介。


No.271 12/05/21 00:29
まり ( 20代 ♀ XebKh )

えっ何だろ…


電話に出た



もしもし?



お前、男ができたのかぁ❓


は❓んなのあんたに関係ないでしょ。


年下の次は年上かよ❗なんなんだよお前



いまから行くからまってろよ❗


電話が切れた。

いや、私こそ何なん?て感じなんやけど😥


でも何故か少し嬉しかったような…



私ってやっぱり変なの…?



軽く着替えていると陽介の単車の音がきこえた



早っ❗


ま10分しかたってない…



私は急いでまた応接間から外にでた。


走って倉庫に行くと陽介は居ない。




倉庫の扉をガラガラと開けて入ったら陽介がヘルメットを持って私を見た。

No.272 12/05/22 01:12
まり ( 20代 ♀ XebKh )

お前何男作ってんだよ❗
ふざけんな❗


と言い、陽介は珍しく興奮していた。


そしてメットを激しく床に投げつけ、メットは転がっていく。


何よ❗ 別れたのはあんたが悪いんだろ❗
今更出てくんな❗あんたに用事は無いんよ❗



私は家に帰ろうとしたら後ろからお尻を蹴られた。



いったぁ…何するんよ❗



陽介はタバコに火をつけて言った。



男に今すぐ別れるって言えよ…電話してよ…


少し泣いていたような気がした。



私達は無言のまま、倉庫にある木の椅子みないなのに座った。


初めて見せた陽介の怖い顔…


自分の父以外で叩かれた事がない私は少し怖かった

No.273 12/05/22 01:20
まり ( 20代 ♀ XebKh )

沈黙が続いた時…



あの頃は楽しかったな…
まりとカラオケも行ったり…
遊園地に行ったり…


黙って聞いていた私…私も楽しかった事を思い出していた。



なんか落ち着く…


私が欲しかったのはこの安堵感なのかも…



タケシは…こんなんじゃなかったなぁ…

なんかいつも気を使って…
お兄ちゃんみたいになってたんだ…
そうだ。恋人としてじゃなく、お兄ちゃんだ…。
だから違和感があったんだ。




私はタケシに電話をした。


時間はもう夜中だった。

No.274 12/05/22 01:31
まり ( 20代 ♀ XebKh )

プルルル…プルルル…


はい…どうした?こんな時間に…

タケシは寝起きだったようだ。




あのね、私達別れよう…
ごめんなさい…



何だよ急に…どうして?



理由は無いよ…ごめん…



沈黙が続いた。



----------


お前、なんか様子が変だぞ?

…もしかして、そこに陽介がいるんだろ!



いないよ!……


なんて言えばいいか分からず、黙り込んでしまった。


陽介が隣にいるんだろ?
まりは言わされてんだろ!
いまからそっち行くからお前ら二人ともそこにいろ!
すぐ行たるからの~❗



電話が切れた。



私は陽介に言った。



いまからココにくるって…

No.275 12/05/22 23:36
まり ( 20代 ♀ XebKh )

はぁ?!ここに来るって!
何でだよ!


とにかく来るの…


陽介が外にスタスタと歩いていく。


すると単車にまたがった。



まり、乗って!


え?



俺と行こう…?


どこによ?



わかんねぇけど、俺はあいつと話なんてないから!


(話なんてない?
多分逃げてる…陽介は怖いんだ。)



私は行かないよ!だって今こっちに向かってるんだよ?


だから俺は話なんてすることねえから!




陽介は押し問答でそんな話ばかり!

私は太一さんに電話した


プルルル…プルルル…

はい…



太一さんあたし!
今からタケシがうちの方に来るって!今陽介と居るんだけど、怒ってるの…
太一さん今からきて!お願い!



え~?何かよくわかんね!けど今から行くから!まってろ。



太一さんは寝起きだったようでうつろな感じだった。



陽介は一人で単車に乗り、メットもかぶらずにエンジンをかけた。


完璧逃げてる…




少ししてからタケシの車が倉庫前にブーンと勢いよくつけた。

No.276 12/05/22 23:38
まり ( 20代 ♀ XebKh )

まりです。
感想レスをたてました❗


よければ またレスお待ちしております😺💕

No.277 12/05/23 12:10
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介は観念したみたいで、単車から降りた。



タケシが車から降りてきて陽介の方にツカツカ歩いて行った



おいコラ何逃げよんや❗どこ行くんなお前❗
お前が陽介か❗


陽介は小さい声で
はい

とだけ言った。


私も初めて見るタケシの罵声に固まっていた。笑

こわ~💦 いつものタケシはクールで男!といった感じで、大きい声で笑ったのも聞いた事無かった。
でも太一さんも太一さんの友達も、皆、若いときはヤンチャしてると思う。
タケシの迫力にもそう感じた。



お前、俺の女に何ゆうたんじゃ❗
お前は昔はまりと付き合っとったかもしれんけど、今は俺の女ぞ❗



陽介はどんな顔して聞いているのか…

私はビビった陽介を見たくなくて、遠くを向いていた。



するとガタン❗という音がして見てみるとタケシが陽介につかみ掛かっていた❗

暴力が大嫌いな私は、止めて~❗❗



と止めに入った。


その時、奇跡的に太一さんが車で来てくれた❗

No.278 12/05/23 13:42
まり ( 20代 ♀ XebKh )

太一さんナイスタイミング~😤



太一さん早く❗止めて❗


私は太一さんの車に行き太一さんを車から引っ張り下ろした。


お願い殴らないで❗


まだ殴ってはいないようだった…



お前こっち来いや…

タケシに着いていくように陽介は裏に消えて行った。



振り返ると太一さんがニヤニヤしてタバコを吸っていた。


も~!太一さん止めてって言ったのに!



いや~何かおもしろくて😁


笑わないでよ…


陽介とタケシが何を話てるかわからない。もしかしたら殴ったりするかも…



太一さん❗タケシが陽介を殴ってないか見てきて❗
ほんで殴らないでって言って来て❗


はいは~ぃ💨


太一さんは行って、また戻ってきた。



殴ってないよ😃



あ、よかった…

No.279 12/05/23 14:02
まり ( 20代 ♀ XebKh )

太一さんは自販機でジュースを買ってくれた。


ありがとう…


少ししてから二人は帰ってきた。


まり、来て。


次は私か…


少し緊張しながら着いて行った。



まり、さっきはあいつから聞いた。
おまえからも聞きたいんだ。さっきの電話、言わされてたのか?


タケシの顔は少し疲れていたようだった。


(今日も仕事早いのに、ごめんね…)



今日家で居たらね、陽介から電話があったんだ。
で、ここに出てきてしまった…
タケシを裏切るなんて頭に無くて、陽介と話をしている内に、陽介との楽しかった時の事を思いだした。
で、陽介に電話してと言われてタケシに電話したの。



あいつっ❗


待って待って❗言わされてたっていうよりも、自分の意思なの…




………………………

そうか。
まりは陽介と俺とどっちといたいんだ?


まりの口から聞きたい。


私は…

No.280 12/05/25 02:22
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私は陽介といたい… ごめん😔



はぁ~…
そうか…まりはそれがいいんだな❓


うん



そうか…そうか…


まり、陽介に幸せにしてもらえよ❗
あ~、こんな事ならあん時ちゅうちょするんじゃなかったよ😁💦



え?あぁ…うん😳💦



困った事があったら何でも言えよ!あいつに泣かされたらすぐ電話してこい。すぐ行ったるからな❗



そう言って頭に手をポンと乗せてくれた。


ありがとう…😢ごめんね😢



私は泣きそうだった。
泣きたいのはタケシなのに。



おいコラお前❗まり泣かせたらこらえへんぞ❗
分かったなぁ❗



はい…



じゃ、帰るわ…
まり、じゃな❗



うん…


タケシは車に向かって歩いていった。


あまりのかっこよさに、正直ちょっと惚れた☺やっぱりタケシについていく❗って笑


太一さんは、何も言わず、陽介の肩をポンとたたき、帰っていった。


太一さん何しにきたかわらないね❗
ごめんね💦


いーよ😃じゃぁなっ✋


タケシと太一さんはそれぞれ帰っていった。


もう深夜2時だった

No.281 12/05/25 02:52
まり ( 20代 ♀ XebKh )

はぁ💨 ムナクソ悪いわ😤


(何言ってんだこいつ😣陽介が悪いんじゃん。)


まり、行こうか。


どこ行くの❓


カラオケでもいかん❓


いいよ😃陽介とカラオケ初めてだね。


そしてカラオケに着いた。当時そのカラオケにはドリンクバーなんか無く、私はウーロン茶、陽介はコーラを注文し、歌った。


私は歌は少し自信がある☺


当時流行っていたglobe、安室ちゃんや、あゆ、宇多田なんかを歌った。


陽介はKICK THE CAN CREWとかモンパチなどHiphopぽいのを歌っていた。

正直、オンチ😁笑


笑いをこらえながら聞いていた。


そしてまたいつものラブホに行った。


俺…まりに男が出来たってツレに聞いて、本当に焦ったよ…いてもたってもいられなくて、まりんちに飛んでったんだ…



そうなの…いつもずるいよ陽介は…いつもは私の事なんかほったらかしてたくせに…


これからはまりを大事にするから…



キスをし、陽介といつもより濃厚で開放的な気分で愛し合った。



そろそろ帰ろうか❗


うん、もう6時じゃん❗お母さんが起きてるかもしれないから急いでっ😨💦



家まで送ってもらい、チュッ

とした。


また応接間から入って、靴を玄関に置いた。すると調度母が2階から降りてきた。


(げっ❗ばれてないよなぁ❓😨)


あれ、まり何しよん❓



あ、トイレに起きてきたのよ!


ふうん…



母は洗濯機を回し始めていた。


私はホッとして2階にあがり、赤のカーテンを閉めて、陽介にメールを送り、爆睡した。

No.282 12/05/25 03:13
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 281 まりです😺

すみません💦
カラオケ初めて陽介と行ったと書きましたが、このときは二回目でした。

昔の話なんで前後して分からなくなってました💦

No.283 12/05/27 01:48
まり ( ♀ XebKh )

朝に起きた。とゆうか母に起こされ、妹と車で学校まで送ってくれた。


今日は学校に行こう。


足どりが少し軽かった。陽介の存在からだろう、生活に張りが出て楽しみができた。


ナルシストだけどまだ親近感の沸く陽介、いつも何かと遠慮していたタケシ。



この差の違いだろうか。タケシはお兄ちゃん的存在で恋人とは程遠かった存在だが、陽介とは年齢も同じで、まだ親しみがある。
そんな感じ…



私は担任の四十代独身男に、何故学校に来ないんだ?と聞かれ、私は適当にゆりなとケンカして、あまり学校には行きたく無かったが、絶対に本人には言わないで❗という旨を伝えた。



次の日、先生に言われた。



ゆりなさんに仲直りしなさいと伝えたから、早く仲直りしなさい❗って言ったと…



私はかなり怒り心頭で、掃除の時間に長いほうきで後ろから先生を思いきり叩いた。



何でゆうたんよ❗ばかかお前❗



普段理性の効く私でも抑えらられないくらい怒りの衝動だった。


何も考えずに先生がゆりなに言ったのだろうが。
私の不登校の理由がゆりなだと知れば、向こうも嫌な気がするだろうに❗



担任は天然か、あほというか、あまり何も考えてない人だ。悪い人じゃないけれど…



そして月日は流れ、私は二年生になった。


ゆりなとマミとやっと離れた。

安堵感…でも二人は同じクラス。
私は隣のクラス。



No.284 12/05/27 22:20
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 283 二年になり生徒が各組に振り分けられた


私は二年になり、ゆりな達と別れる事が出来たが、余計にゆりなからの攻撃を受ける事になった。



トイレに行こうとすれば廊下出来いる二人に私に対して愚痴をいわれ、またトイレにきては、私の悪口を聞こえるように言いまくる。



私は学校を辞めたいと思ってやりての担任の女性の先生に言った。


あたし、学校辞めます…

No.285 12/05/28 16:07
まり ( 20代 ♀ XebKh )

話はさかのぼる。


私が二年になり、知らない子ばかりだった。ちょっと話したことのある子は、入学式に母に紹介された、愛ちゃんの親友のくみちゃん。

くみちゃんとは一年の時隣のクラスだが、私が愛ちゃんの家に遊びに行った時にいつも居て、話しをしたことがある。


でもくみちゃんとは友達というよりは知り合いに近い存在だった。
くみちゃんは、凄く細くて背も高いくてちょっと滑舌の悪い、でもかわいらしい生活をしていた。(私も滑舌悪いです😁)


あと二年になって話しかけて来たのが由美子。


めちゃめちゃ明るくて、いつも笑顔でヤンキーチックな子。


ゆりな達のいやがらせ(上靴も隠された)
も続く中で適当に学校に行ったり行かなかったりの生活を続けていた。



もう陽介には相談しないと決めていたから陽介とも普通にやっていた。

No.286 12/05/28 16:22
まり ( 20代 ♀ XebKh )

すぐに修学旅行があった。


私は修学旅行には行かないと決めていた。


母に
私修学旅行行かないから😃


何でよ?


一緒に行きたい友達も居ないし、修学旅行行かなけりゃお母さんだってお金も浮くし、私だって小遣いもらって遊んでた方がいいわ😁


小遣いなんてやらんし😏



中学の修学旅行の時、身を持って経験した。仲が良い友達が居るときに旅行にいけばいい…と。
あん時と同じ思いははもう絶対に嫌だ。



そして修学旅行の日、私は朝から昼まで学校の図書室で読書をしたり寝ていたりして昼から陽介と遊んだ


こっちのが全然楽しいわ🎵



修学旅行は東京だった。妹が帰って来て

全然おもんなかった。私も行かんけゃよかったわ😤

と言っていた


No.287 12/05/28 23:54
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そして時は過ぎ、私は休み時間に由美子と、くみちゃんと一緒にいる事が多くなった。



でも昼休みは、私は由美子と由美子の友達(隣クラス)A子とB子とご飯を食べていた。


くみちゃんは隣のクラスの愛ちゃんと。




悪い子は休み時間の度にタバコを吸いにトイレに行っていた。笑


私は午前中に二回、昼ご飯後に一回とかだって、皆、だいたい誰かと個室に入っていた。



昼休み----



私はだいたい弁当持参だったが、大体休み時間に早弁をしていていたからお昼は食堂に行っていた。


母は朝、仕事なら早いし、朝休みの時は前の夜、愛ちゃんのとこでスナックを行っており、寝ていたり…

だから皆各自、家で朝に適当に弁当を詰めたり、時間が無いときは、私がおにぎりを握って、中にから揚げを小さく切った物や、とにかくおかずになるものを何でも入れていた。

それをキティちゃんのおにぎり用のフィルムで包み、コンビニ風なおにぎりの出来あがり✨


これを持っていった。


よく由美子やくみちゃんに、今日の具は何~❓と笑われたもんだ。



一年からそうだけど、朝はご飯を食べながら弁当を作り、朝の休み時間にそれを食べ、3時間目の休み時間には一階の売店でおにぎりを二個買って食べ、昼は食堂に。


たまに下校後にマックを食べに行ったりして…


あの頃は本当によく食べていたなぁ😚


でもチャリを漕ぐからか、そんなに体重は増えなかった。


でもそれだけじゃない。私は以前にも書いた通りのかなりの便秘症なので、お茶を一日3リットルは飲み、晩ご飯は抜き。

晩飯なんか食べていたらブクブク太っていたに違いない。笑


No.288 12/06/01 19:49
まり ( 20代 ♀ XebKh )

由美子は兄二人が名をはせたヤンキーだったらしい。
姉が言っていた。


たしかに由美子はちょっとだけヤンキー気質。
廊下を風をきって歩くような。


昼ご飯を食べたあと、一服をしてから校内中を歩きまわる。

自販機で買った、飲み終わって空になった紙パックのコーヒー牛乳を膨らましてから床に落とし、思いっきり踏んでパーン❗とゆう音を出し、どうだ❗やったったぞ❗という顔で笑う…


痛い…
私とAとBはもちろんどん引き。笑



ある日、理由が何か忘れたが、私のシャツの襟を持ち上げ、

なんなコラ!あん?

みたいな事を言われた。確かしょーもないことで…


かなりムカついた。
前ならそんな事されたら

あぁー?手ぇどけろや!


と凄んでいたけど、今は…


もう嫌われたくない、という理由で真顔で手を振りほどく事しかできなかった



そんな毎日である事件が起きる…

No.289 12/06/01 20:09
まり ( 20代 ♀ XebKh )

休み時間…


私はピッチから携帯に変えた。
当時人気を博したDO0OMOのiモード。


理由は陽介がそれに変えたから。
置いてけぼりにならないように、とか悔しい気持ちで母と買いに行った。



お気に入りのホワイトの携帯❤


陽介との📩や画像も入った思い入れ深い携帯。


私はそれを机の上に置いたままトイレに行った。



次の授業も始まるという前、帰ってきてみたら…


携帯が無かった。


あれ~?机の上に置きっぱなしだったのにな~


と思いながら、机の中や教台の中、とにかくいろんなとこを探す



が、


無い!どこにも無い!


私はクラスにいた子達に


私の携帯見てない?白い携帯!


と聞いたが、皆知らないと言う…


モヤモヤした気持ちで、私は教台を思いっきり蹴り飛ばした。


すると間もなく科目の先生が来た。



仕方無く席に座り、いろいろ考えていた。


誰かに取られたんだ…

No.290 12/06/01 22:13
まり ( 20代 ♀ XebKh )

誰が?
いつの間に?
何で?


頭がぐるぐるしていた…


そしてお昼休みに入り、私、由美子、AとBと四人で食堂へ向かった。


お金が無いのでわかめうどんを注文。


あと三名は、カレーうどん。(またかいな)


一服をして教室に戻り、また私は携帯を探した。教室のありとあらゆる所や、トイレ、ロッカーも…



だけど無かった。



仕方なく、新しい携帯を買った。


母は怒り心頭だった。私の上履きが無くなった事も含め、女の担任に少しキレながら電話していた。



母は私が学校に時々行っている事を知らない。


こんな私の為に迷惑かけてごめんよ…(泣)



携帯は見つからないまま、二年の三学期になった。

No.291 12/06/02 02:57
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私はくみちゃんと凄く仲が良くなり、私はくみちゃんをくみりん、くみりんは私をまーさん
と呼び合い、三人で愛ちゃんちにいったり、私の家に泊まりに来たり、私とくみりんの家を泊まり合ったり…


くみりんは霊感の強い女の子だった。


学校が終わり、くみりんちに電車で行き歩いて家に向かった。

くみりんちは淡いグリーンで、新築だった。最近飼いはじめた白のラブラドールはまだ子犬で、ずごく可愛い❤


毛が短いから豚みたいでしょ?笑


確かに❗☺


くみりんには弟が二人いて、長男は一つ下でサッカー部、次男は小三で人懐っこい❤


癒された✨



夜に二つの布団で二人で寝るのがいつもで、くみりんは実体験の話を始めた。


No.292 12/06/03 00:42
まり ( 20代 ♀ XebKh )

毎日夜中の2時になると、お坊さんが持ってるシャーンシャーン
てゆうやつ?の音が聞こえてたんだよね。
でも最近はもう聞かないけどね。



夜中の2時に😲?うそ~!


本当。私の友達もその音聞いてるんだよ。


こわ~😲💦
ねぇもっと怖い話し無いの?💦



ん~、今の家って新しいでしょ?この家が建つ前はボロボロの木で作ったような家だったの。そのときによく変な音とかがよくしてたなぁ。


変な音って…?


ん~誰も居ないのに戸が開いた音とか廊下を歩く足音とかかな…
あと、小さい時に車に乗ってたら、ルームミラーにひょっとこが追いかけて来た。


ひょっとこって❗えー?!笑



あと小学校二年の時、学校から帰ってて空を見たらピエロが飛んでた。飛行機くらいの大きさで。
だから実物はめちゃめちゃ大きいんだと思う。

こんな事言っても誰も信じてくれなかったけど…でもこの前、愛ちゃんと歩いてた時もピエロを昼間に見たよ!
ピエロって本当にいるんだな~って言ってた。笑



へぇ~😲 何だかよく分からないけどそんなんがいるんだねぇ…


怖くない話し(少し笑えた)だけども、この子は嘘をつくタイプじゃない。私は少なからず信じていた。
そして夜中の1時くらいに一緒の布団で眠った。



---------


またある日にくみりんちに泊まりに行った。


夕ご飯はおでんを頂いた☺



お風呂に入り上がって部屋で世間話しをしていた。



夜中になり、くみりんが、


お腹すいた~下に行ってポテチ持ってくるねー😃


くみりんはポテチ大好きで、いつもビッグサイズのコンソメ味だ。毎日夜中に食べても変わり無く細いので、何故だ?といつも思っていた。


くみりんはトントンと下に下りてった。




No.293 12/06/03 01:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

くみりんが下に行ったので一人でつけていたテレビを見ていたら、

ザーッと砂嵐になった。


くみりんいわく

このテレビは古いからたまに電源落ちるの。でもテレビを叩いたらまた写るんだよね~😚


そう言っていたのを思い出して、テレビを叩かず、砂嵐を見つめていた。
すぐにくみりん戻ってくるだろう。


そのとき静かにトントン…と、階段を上ってくる音がした。


あ、くみりんがポテチ持って戻ってきたんだろうな😃



足音は部屋の前まで来て止まった。


くみりん?


と呼んだが無言…



(ドアの前まで来てるのに何で入ってこないんだろう…)



程なくしてからタンタンタンタンと、階段を登る足音が聞こえた。


さっきとは全然違う音だった。


ガチャ…


どしたん?まーさん、テレビがザーザーになってるよ?笑



だって、このテレビ調子わるいんでしょう?



いや、調子わるいけど、ザーザーとはならないよ~笑



え…?


私はくみりんに、さっきの階段の音の事を伝えた。



くみりんさっき階段を登って、ドアの入口で止まったでしょう!?


と。


でも足音が全然違っていた。


一回目は軽く階段を登る音でくみりんの足音は、確かに人が登ってくる足音だった。




No.294 12/06/03 01:14
まり ( 20代 ♀ XebKh )

くみりんが下に行ったので一人でつけていたテレビを見ていたら、

ザーッと砂嵐になった。


くみりんいわく

このテレビは古いからたまに電源落ちるの。でもテレビを叩いたらまた写るんだよね~😚


そう言っていたのを思い出して、テレビを叩かず、砂嵐を見つめていた。
すぐにくみりん戻ってくるだろう。


そのとき静かにトントン…と、階段を上ってくる音がした。


あ、くみりんがポテチ持って戻ってきたんだろうな😃



足音は部屋の前まで来て止まった。


くみりん?


と呼んだが無言…



(ドアの前まで来てるのに何で入ってこないんだろう…)



程なくしてからタンタンタンタンと、階段を登る足音が聞こえた。


さっきとは全然違う音だった。


ガチャ…


どしたん?まーさん、テレビがザーザーになってるよ?笑



だって、このテレビ調子わるいんでしょう?



いや、調子わるいけど、ザーザーとはならないよ~笑



え…?


私はくみりんに、さっきの階段の音の事を伝えた。



くみりんさっき階段を登って、ドアの入口で止まったでしょう!?


と。


でも足音が全然違っていた。


一回目は軽く階段を登る音でくみりんの足音は、確かに人が登ってくる足音だった。

え?今来たんだよ~

ポテチを持ったくみりんが言う。



No.295 12/06/03 01:27
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 294 似たような内容乗せてすみません💦
携帯が変わって操作も前と違うので💦

No.296 12/06/03 23:29
まり ( 20代 ♀ XebKh )

ポテチ(ビッグサイズ)を開けて食べながら話しをした
わたしはつまむくらい。こんな夜中に太るわ~😱


くみりんの家だからさっきの話しは怖い…



さっきの足音は誰だったんだろう。
確かに聞いた…
私は耳がかなり良い。だからなのか…?
いや、ちがう絶対音した❗


もう忘れよう…



ねえくみりんもっと怖い話しして❗


ん~と…

今このクローゼットあるじゃん?


表は全部が鏡のクローゼット。


この前にベッドで寝てて、うとうとしてたんだ。
そしたらクローゼットの前に貞子みたいに髪の長い女が立ってて…


それの服とかは?


全身黒だった。
それが貞子みたいに顔が隠れてなくて、顔がはっきり見えた。
凄い顔して両手で包丁を持って私を睨んでた。


で、くみりんはどうしたの❗


女は、ずっとその体制から動かないから怖くなって、そばにあったラジカセで音楽をつけた。
気づいたら朝になってたよ。



私はかなり怖かった。それを見たのはこの前にあるクローゼットなんだから…



最近はないの?そんな現象…


うん。今はないよ。多分寝ぼけいきにそんな夢を見たのかな私… って感じ。



私はその夜、くみりんに抱き着いて寝た笑

No.297 12/06/03 23:43
まり ( 20代 ♀ XebKh )

次の日の朝、洗面所で顔を洗わせて頂いた。
パンの朝食付きで☺


そしたら階段で、ばったりくみりんの長男に会った。男前やん☺


おはよ~😃


あ、おはようございます。

彼は高校でサッカー部らしい。


私達は制服に着替えて、くみりんママの車で私、くみりん、弟君で学校に向かった。弟くんが先に降りてから、


弟が、まーさんの事、めちゃめちゃ可愛いっていってたよ😃


階段で合ったあのときは寝起きのすっぴん😱
まぁ社交辞令だろう。


少しテンションが上がりながらも、学校に到着。


No.298 12/06/08 01:33
まり ( 20代 ♀ XebKh )

くみりんも私の家に遊びにきてくれて泊まったり、泊まり合ったりを繰り返していた。


私は高二で酒を覚えた。今まで飲まなかったのでは無いが、くみりんが泊まりに来てくれたある日、キッチンから焼酎を取り出し、自販機でジュースを買いに行き、割って飲んでみた。

炭酸の着色料とかいっぱい入ったのは焼酎に合わない事を知った。


くみりんはあまり飲まなかったが、私だけ飲んでた。笑


楽しくなりたかったんだろうな。

田舎だから娯楽もお金も無いし…😃


皆様、未成年の飲酒はいけませんよ💦

No.299 12/06/08 01:52
まり ( 20代 ♀ XebKh )

深夜は1時か2時まで話しをしながら二人で布団に入った。



朝になり、通学は母が仕事前に、私達を学校に送ってくれた。



私が学校に行かないと知って、友達が泊まりに来れば、一緒に学校に送っていくから学校にいくだろう…と安心していたのかな…。



私は相変わらずゆりな達から陰の悪口攻撃、由美子の私に対するぞんざいに扱うのも変わらず、私もかなり舐められたもんだ。



我慢したが、昼休みは由美子とAとBと行動を共にした。



何故だかわからない。私は群れたいの?もう麻痺していた

ぞんざいに扱われる日もあれば、普通の日もある。


私は…トラブルも無く普通が一番だと思っていたから皆で一緒にいた。



でもおかしいよね。AとBは私はあまり知らないのに四人で昼休みって。


未熟な私は流れに身を流せていた。




No.300 12/06/08 23:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

話は戻るが、二年の担任に、


私は学校やめたいという旨を伝えた。



先生は50くらいの女性のベテラン。



私は辞めたい発言の前に、母に学校に行かないことがバレ、母はスナックの仕事をしていた為、帰りが深夜1時とか。



夜中12時になり、代行でスナックから帰ってきた母は、寝ている私の寝室に直行。


バンっ


ドアを勢い良く開け、



お前学校いけよ~!
こら~!学校辞めたらあかんでぇ!

と、私の頭をショルダーバッグで何度もしばいてくる。



出てけ!寝とるっちゅーねん!



私は無理矢理母を押し出して母の部屋に追い返した。


母は普段から大酒飲みで、勤務先の愛ちゃんのスナックの和式トイレでパンツを下ろしたままひっくり返ってたくらい。笑(私も何度か見た)



ベロベロに酔って帰るのは毎日の事だが、最近は違っていた。


深夜に私の部屋に来て叩き起こして学校に行け~の連発。


毎日だから、妹のマミが加勢してくれて、二人でよく部屋のドアを押さえたもんだ。笑


ドアを押さえながら、二人でお母さん!もう寝な!


これしか言えなかった。


お母さんは私のせいで深酒をして私を叩き起こしていたのだから。


No.301 12/06/14 22:05
まり ( 20代 ♀ XebKh )

毎晩毎晩、こんなやりとりが続いた。


当時は、高校を中退する事は珍しくなかったものだから、辞める人も多かったので、私も便乗して辞めたかった



そしてついに担任が家に来た。



応接間に案内した。



母、私、担任と三人で座った。



石川はこれからどうするの?学校やめたら、まず働かなくちゃいけない。
働くの?


母も



そうよまり!働かないで家でいるなんて許さんよ!



……働くよ!



どこで働くんだ?(女性担任)



まだわからないけど、探すよ!


など担任と母にこっぴどく言われ、とりあえず二週間程休学する変わりに、働き場を探せという感じで収まった。

1時間くらい話して担任は帰って行った。


まり!はよ探しなよ!


と怒る母。


すぐにタウンページで近くの飲食店に電話をかたっぱしからかけた。


No.302 12/06/14 22:18
まり ( 20代 ♀ XebKh )

断られ続け、あるうどん屋で、面接に来てと言われたので後日履歴書を作り、店に向かった。



チャリで20分のうどん屋で結構繁盛してて、私もお客として行った事がある。



面接で今の事情を話し、アルバイトで採用と決まった。



私は、これで学校辞めれる!と喜んだ。


次の日から働く事に。


覚えることはまぁ普通にある…


ただ席番が多過ぎて戸惑った。


私はホール担当で料理を運ぶ毎日。


昼ご飯は休憩室で、まかないでやっぱりうどん。
あとかき揚げみたいなのが大皿でドンとあったが、食欲のなかった私はうどんを少しすすった。


昼休みが終わったらまたホールに。10時間くらい立ちっぱの動きっぱでなまけていた私はとても疲れた。


仕事が11時くらいに終わり、陽介に電話しながらチャリで家に帰った。

No.303 12/06/14 22:23
まり ( 20代 ♀ XebKh )

お疲れ~!今終わったよ~。


お疲れ~。気をつけて帰れよ~。


など、陽介には学校を辞めたいから働く事は伝えていた。

お互い中卒になるのか…


寂しいながら、毎日の仕事を頑張った。
とても長く感じた時間だった。



そしてある夜、家の電話が鳴った。



たまたま家にいた私は、電話を取った。



相手は、夏美だった。


私は携帯を無くしてから番号が変わった事を夏美には伝えていなかった。

No.304 12/06/17 13:53
まり ( 20代 ♀ XebKh )

夏美どうしたの?


まり、最近学校行ってないよね?


うん。実は辞めようと思ってバイトしてる


辞めたいのは分かる…私も一年のときに辞めたいと思ってたから… でも今は楽しいよ!
まりも、学校だけは辞めないで。
辞めるのはいつでもできるよ!でも辞めたら後悔しても遅いんだから!
だから夏美みたいに、まりも頑張ってよ…。


夏美は泣いている感じだった。



一年のとき同じクラスで、ゆりなと私、真美、夏美と四人でいたのに夏美の気持ちを考えないでいた私…
最低だ。



夏美、ありがとう…私学校いくよ。卒業する!
ありがとう。



夏美と電話を切った。


私がうどん屋で働いて一週間…



これがきっかけで学校に行こうと決めた時だった。


No.305 12/06/19 00:23
まり ( 20代 ♀ XebKh )

次の日から学校に行った。バイトには学校に行くから辞めさせてほしいと伝えたら、心良くOKしてくれた。


バイトの面接で事情を話していたからか…


人との出会いは大切にしなきゃ。


善い悪いにしろ、そう感じた瞬間だった。



私は誰にも夏美の電話以来、学校を辞めるかもしれないということは誰にも言っていなかった。


普通に学校に行き、毎日普通に過ごした。


たまに由美子にイライラしながら笑

No.306 12/06/19 00:28
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介と週②のデート、くみりんと週一ペースでどちらかの家にお泊り、たまに遊ぶ千香とプリクラを撮ったりまぁまぁ充実した毎日を送っていた



ある日、由美子とその友達A、B、くみりんが家に遊びに来た。


No.307 12/06/19 01:28
まり ( 20代 ♀ XebKh )

何故私の家に来たのかなどわからないが…


変な組み合わせだ。


由美子とはプライベートで遊んだ事は一度もないが、まりの家に行ってみたい!


と言われた。その日はくみりんがたまたま来るという事だったが、由美子がそう言ったので断る理由もなく。



下に降りて、お茶を入れて上にあがって五人でたわいもない話。


そして皆は帰って行った。


次の日、財布のお金が千円札五枚あったのが、なぜか三枚になっていた事に気づいた。



が、私は


あれ~?
五千円あったけど気のせいだったのかな?


と思った。


No.308 12/07/07 05:26
まり ( 20代 ♀ XebKh )

皆が帰ってから少しモヤモヤ感があったが、私は考えるのをやめた。
こんな気持ちでずっといても解決策は無いからだ。
私はこの日から考え込むという意思をやめた。



それからは由美子は私の家に来ず、相変わらずくみりんはよく泊まったり泊まりに行ったりを繰り返していた。



くみりんには一つ先輩の彼氏がいて、いつも一日1時間近く電話をしていた笑


でもいつもマイペースなくみりんだから私は何とも思わなかった。


No.309 12/07/07 05:44
まり ( 20代 ♀ XebKh )

一方、私と陽介は続いていた。
陽介とは相変わらず週2ペースで会っていた。

私の誕生日、お祝いした。



平日で私は学校があり、午後はサボり、着替えて電車で街に行き、二人プラプラデート。



安いディナーを食べ、笑

楽しかったから私はまだ帰りたく無かった。


でも自分からは言えない。

「もっと一緒にいたい」
と。


いつもは帰るとき街から電車で、途中まで一緒。

でも陽介は乗り換えで途中から出ていく、というパターン。


でも陽介は


今から家来る?


うん🙆


意外な返事。


一緒に陽介宅へ。



プレゼントに何かを貰ったが記憶に無い笑


そして陽介宅で初めて食事を頂く事に…


陽介ママ、陽介弟、パパと初めての食事…


少し緊張しながら会話しながら皆でハンバーグを食べた。


陽介父が、お酒を持ち出した❗


まりちゃん、飲めるかな❓😁


はい、飲めます❗


注がれ、注がれる度に飲む私。



食事が終わり2階の陽介部屋に行き、酔いが回った私は陽介との愛の行為の中、でかい声を出していた。


行為が終わるとコンコンと陽介ママが。



まりちゃん大丈夫?



そして入ってきた。


私の首にはキスマーク有り。

No.310 12/07/08 21:56
まり ( 20代 ♀ XebKh )

あきらかに、しましたよ的な雰囲気…


でもここは悟られてはいけないと思い、酔った勢いで飲み過ぎましたをアピールして乗り切ったが、陽介ママはどう思ったかはわからない笑



陽介ママに初めて家まで送ってもらった。


この時間、22時くらいで実は父から電話が鳴りまくっていたが無視していた。



初めて父からの着信。


家に帰ると、玄関に父がいた。



何しよったんじゃこんな時間まで❗



陽介の家にいた。ごちそうになって陽介のお母さんに送ってもらって…




バチン❗バチン❗バチン❗バチン


往復ビンタをくらわされた。




父は普段優しいが、怒ったらたまに手を挙げてくる。



久々に叩かれたが、姉のビンタに比べたら屁みたいなもの。



私は一言




ごめんなさい


と言った。


父は、


はよ寝な❗


そう言って去っていった。

No.311 12/07/08 22:03
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介には叩かれた事は言ってなかった。


心配するかも…


よりは、俺のせいだからまりんちにいきにくくなる


といった感じと思う。


陽介とは家を行き来したりしていたが、ほとんど陽介の家で会っていた。


私の部屋では落ち着けないし…


喧嘩ばかりだったけど、別れては戻ったりの日々だった。



No.313 12/07/09 08:27
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 312 野いちごさん✨
レスありがとうございます🙆
また感想スレの方に来て頂けたらと思います❤

No.314 12/07/12 02:39
まり ( 20代 ♀ XebKh )

別れてまた戻っては、お互いに気持ちが冷めて来ていた


大体陽介の気分が分かる。自分で勝手に別れると言っておきながら、一週間後には電話してくる。


多分私に彼氏ができていないかどうかの確認なんだろうな。


でも陽介は口がうまい。


腹立ってケンカ別れしても、一週間や二週間も経てば、お互い気持ちも落ち着いている。


それで電話してきて楽しかった思い出を語りだす。



私もやっぱり陽介が好きだから、電話に出てしまう。



好きというより、陽介の他に好きな人がいなかったからだろうな…

No.315 12/07/16 05:05
まり ( 20代 ♀ XebKh )

そんなこんなで私は三年生になった。


そろそろ車の免許でもとるかな~なんて思っていた。


姉は高三で免許を取り、成績が良かったから歯医者の歯科助手の仕事の推薦が決まっていた。



姉が高一から付き合っていたヒロシと三人でドライブやプリクラをとりにいったりボーリングに行ったり。


車って便利でいいな~と


チャリ限定の私はよく思っていた。


No.316 12/07/16 05:24
まり ( 20代 ♀ XebKh )

三年になり、意地悪な先輩方も去って行き、お気楽かと思いきや、またクラス替えが始まった。


私のクラスは、愛ちゃん、また由美子。


群れない私は昼休みだけ、由美子と愛ちゃん、隣のクラスのかなっぺとご飯を食べていた。


由美子は話が長いし面白くない。


なのに延々と喋り続けていつも笑顔。



でも兄二人の影響でヤンキー気質。

私服はいつもプージャー。


家も遠いため由美子宅には行ったことは無い。


由美子は相変わらずな態度。


私は由美子はただのクラスメイトだと思って接していた。


ある日、家庭科の調理実習でご飯を炊き、みそ汁、肉じゃがを作った。


私は料理が好きだ。

この時はだし巻き卵と母伝授の照り焼きチキンしか作れなかったのだが。


晩御飯の手伝いも進んでしていたので身についていた。


が、米を炊くのはしらなかった。

でも教科書の作り方通りに作った。



グループではクラスの真面目さんたちもいたが、私は真面目の子にも平等にしたくて、役割を作り皆で出来上げたかった。



私は先導者になり、指示をしながら作った❗
由美子も私と班だったが、やる気なしでヘラヘラしていた。


私は由美子を無視して真面目さん達と協力して出来た❗



おいしかったなぁ☺

No.317 12/07/18 03:58
まり ( 20代 ♀ XebKh )

由美子は食べるだけ食べて、真面目さんたちに


皿洗っといてよ😒


とだけ言って立ち去って行った。
私達は皿を洗い拭き、そのままお昼休みになった。



お腹いっぱい食べたのに食堂でうどんと前のお菓子屋さんでポテチを平らげた…


学校帰りは私と妹の真美と仲良く帰った。


そんな毎日でまたある事件?
が起こる…

No.318 12/07/18 04:05
まり ( 20代 ♀ XebKh )

私に新たな友達か出来た。


クラスは遠いが、背が高く色白でモデルのように脚が長い女の子。


集会などで顔は見たことあれど、喋った事が無い。



名前は貴子。(たかこ)


貴子は愛ちゃんと仲が良く、休み時間に頻繁に来ていた。


そこで何となく話をするようになった。


貴子ちゃん→貴子になり、私をまりと呼んだ。


貴子は声がアニメ声で引っ張ってくれるドSタイプ



優柔不断な私は貴子との距離を知らず知らずの内に埋めていった

No.319 12/07/18 04:14
まり ( 20代 ♀ XebKh )

貴子にはいろんな知り合いがいた。


貴子はギャルで、よく喋り、気が強い。


でも根は優しい。


私と貴子は気づけばほぼ毎日遊んでいた。


二人でカラオケに行こうとなったとき、


誰か連れてってくれる人呼ぶわ~


と言い、携帯で電話。
相手はいつも男で、貴子にはアッシーやメッシーがいるのだ



そして男達と私達はカラオケに。


私はかなり嫌だった。知らん人の前で歌なんか歌えるか!たまには二人だけで行きたいよ…


と。



こんな私でもたまにあからさまに不機嫌な顔をした。



まりなんか怒ってる?


怒ってないよ…😒



……❓😥


あの時の私は何が嫌かとか、本音を言わないめんどくさい女だった

No.320 12/08/12 04:43
まり ( 20代 ♀ XebKh )

たまには女同士でいたい

知らない人いても楽しくない

No.321 12/08/12 04:59
まり ( 20代 ♀ XebKh )

貴子にそんな思いを抱きながら、言えない自分に腹が立ちつつ、また学校が終わってから街にいき、プラプラしていた。


陽一もその時に友達と偶然街にいて、後で落ち合うつもりだった。


そこで貴子が前を歩いていた原色の服着たロン毛の男を面白がって、後ろをつけていたがその人のかかとを踏んでしまった瞬間…



なんじゃお前!



と男。



別に何も無いわ!



するとその男が




はぁ❓
と言ってそいつが火をつけたタバコを貴子に投げつけた。



近くにいた陽介もびっくりしていた。



貴子


何でタバコなげるんよ❗

No.322 12/08/13 04:26
まり ( 20代 ♀ XebKh )

>> 321 あの男マジうざい!


貴子は誰かに電話をし始めた


もしもしあたし。
今へんな奴にタバコ投げられて~。
これって傷害になるんちゃう?


しばらくして黒塗りのマジェスタがきた。

やくざ風で、私は何故か貴子の言うままにその人の車に乗り、追跡をし始めた。



どこに行ったか分からないまま…


No.323 12/09/05 03:16
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介に間近で見られてるし変な車で訳も分からず追跡するし…
大体女子高生から言われてわざわざ車出す男も男だし😱


正直私はかなり呆れていた。



そしてメールが…


今どこにいるんだよ!


私は気まずくなり、貴子に


あたし降りるわ!


そしてマジェは走り去って行った。



陽介に何て言おう…


メールで、

貴子の知り合いが車て゛来たからさっきの男追ってた


返信…

知らん奴の車に乗るなんてお前あほか!もう知らんし。



貴子と別れた後、電話をかけたが陽介は出ず…


無視されてから一週間後にようやく電話があった。



ごめんよー😠もう二度とないから…


もう貴子と遊ぶな!


それからも陽介と私が喧嘩する度に陽介とのバトルを貴子に代わっていた。



らちがあかない!あいつ本当にあーいえばこう言うやつやなぁ!


貴子も陽介の口の達者にはかなわなったのだろう💨

No.324 12/11/17 13:36
まり ( 20代 ♀ XebKh )

陽介とは続いていたが、やっぱり週に一、二回は会っていた。


私はもっともっと遊びたかったのにな~と思いながら。



そしてまた事件が起きる…

No.325 13/01/13 11:02
まり ( 20代 ♀ XebKh )

季節は6月。


陽介とはまた喧嘩して売り言葉な買い言葉で別れていた。


休みの日、貴子と遊んでいた。貴子は、



夜に、あたしの彼氏が、友達連れてくるから、まりに紹介するよ!


えー、いいよいいよ~

私は乗り気じゃなかった。


いいじゃん!もう陽介の事なんて忘れな!泣かされてばっかだし、もっといい男なんていっぱいいるって!
あ、その友達、かっこいいらしいよ!



自分の中で心が揺れた気がした笑



そうして夜8時…


貴子の彼氏と友達が来た。



貴子の家から歩いて待ち合わせ場所に向かった。


白のハイエースが見える。



貴子の彼は知っていたので、隣にいた人…



え?!

めっちゃイケメン!

No.327 13/06/03 00:14
まり ( 20代 ♀ XebKh )

とりあえず貴子と私は車に乗った。
どこいくー?

とりあえず飯でも食べにいこーや。

貴子と彼氏が話している間、私は無言で外を眺めていた。

彼氏の横の彼を斜め後ろから見てみる。

やっぱりかっこいい。

行き着いた先は居酒屋。

皆でお酒を注文してとりあえず乾杯した。

えーと、こいつ、さっきも言ってた通り、貴子。
んで、貴子の連れのまりちゃん。
俺の隣はツヨシ。


はじめましてー。(私、貴子)

やっぱりこの感じ、なじめない。

今まで他人だったのに、喋らないといけないような雰囲気が。





No.328 13/06/07 00:11
まり ( 20代 ♀ XebKh )

店を出た私達は、たわいもない話をして夜景スポットと呼ばれる山に行った。
車を降りた。

じゃぁ、私達はあっちの方に行ってるから!まり達はまだ打ち解けて無さそうだから二人で話でもしてよ!じゃぁ…2時間後に車でねー!




貴子は行ってしまった。

立ち尽くす私…


本当に打ち解けて無いのに、何を話すのやら。

とりあえず向こうの方いってみる?

ツヨシととりあえず指差した方へと歩いた。

No.329 13/10/16 00:38
まり ( 30代 ♀ XebKh )

階段を登ってまわりが芝生で囲まれている所に行った。
ツヨシが手を繋いできた。

5分くらい登った所で、

休憩しようか。


とツヨシ。

そこには木があった。木にもたれると、ツヨシが離していた手をまた繋いできた。

緊張しながら、戸惑っていた。

するととりとめもない話をしながら、体をベタベタ触ってきた。

まりちゃんすごい可愛いね。
ホントに彼氏とかいない?


いないよ… いたらこんなとこに来てないよ!


ごめんごめん!そうだよね。



ツヨシさんは?彼女いないの?


俺は… 4年ぐらいいないよ。

そんなにいないの?


うん。仕事してたら出会いもないしな。


仕事してたら出会いがない… そうゆうもんなんかなー…


まだ高校生だった私は思った。


まだ高校生のあたしでも出会いなんてないのになー…


No.330 13/10/17 00:43
まり ( 30代 ♀ XebKh )

付き合ってください。



ツヨシに手を繋がれたまま言われた。



ごめん、まだ付き合うのは早い…
まだツヨシくんのことあまり知らないし…

わかった!そうだよな。
じゃあメールアドレスと番号教えて!また遊ぼうよ。


それなら…と思い、交換した。


まだ知り合ったばかりで付き合ってとかゆう?


心のなかで思った。


(何かビビビ!と来るものがあればそれもアリかもしれない。でもそれがあなたにはあったの?ツヨシ…)


そんな話をして、手を繋いだままふたりで階段をおりた。駐車場に着き、私は貴子に電話をした。


が、出ず。



何やっとんねん!!笑



No.331 13/10/17 00:46
まり ( 30代 ♀ XebKh )

貴子出ないや。


俺も電話してみようか?

その時、貴子から電話が。



もう、駐車場にいるよー。貴子どこ?



あたしももう着くよ!まってて!



電話切ったがいつまでもたっても来ず。


ほんま何しよんねん!!

No.332 13/10/17 01:04
まり ( 30代 ♀ XebKh )

おまたせー!ごめん、一番上まで登ってた!


景色きれかったよー♪


(髪ボサボサですけど?)笑


私達4人は車に乗り込み、貴子の家まで送ってもらった。


ありがとー!また電話するー!おやすみー!


と貴子。




ありがとう(^.^)


私は貴子の彼氏とツヨシに手を振った。

そして静かに貴子の部屋に行った。


時間にして夜中2時。


貴子の親は何も言わないのだろうか?こんな遅い時間に帰ってきて…


貴子はお母さんとおばあちゃんと妹の4人家族。




離婚してお父さんはいない。


お父さんは心配して怒るはず!

と思った。


部屋に入り、


まり、先にメイク落としてくるわあ!


うん。




かえってきた貴子は、のっぺらぼうさんですか?



みたいにスッピンとメイク後と顔が変わる。


ツケマツゲしてないときは、一重で、スッピンだとニキビも目立つ。


眉毛もない。


私も貴子の後に顔を洗う。


化粧水で潤した後で貴子が言う。




まり、どうだったどうだった?ツヨシくん、かなり男前だったでしょ?












No.333 13/10/17 01:13
まり ( 30代 ♀ XebKh )

うん。カッコいいね。
付き合ってって言われた。


えー!何てゆったん?




いやふ普通に連絡先交換しただけだけどさ。だってまだ知り合ったばかりだよ?



でも、まりはフリーだし、遊んどき!
今を楽しもうよ!また皆で遊べるし!
あ、でも、まりはいろいろ考えてるから大丈夫と思うけどね。



うん、まあ連絡先交換したし、また会うかもしれないからさ、考え変わるかもだし。


そだね。
ファ~ 寝むてー(>_<) 寝よー!


二人で一つの布団で寝た。


夏休みだから、朝は大丈夫だしねー。



No.334 13/10/23 00:09
まり ( 30代 ♀ XebKh )

朝起きて、電話を見てみる。

昨日楽しかったよ!また会いたいな。会える日教えて!

とツヨシからメール。


あたしもありがとう。
あんな、遅くまでゴメンね。また連絡するね。

とメールを返信した。


そして私は貴子の彼氏の車で家に帰った。


No.335 13/10/31 01:44
まり ( 30代 ♀ XebKh )

次の日、メールがあった


まりちゃん、今度遊ぼうよ!いつが大丈夫?



私はその頃観光地でバイトをしていた。


じゃあ、来週の日曜日の6時は?


わかった!迎えにいくよ。


当日になり、私ってはソワソワして仕事をした。
仕事は観光地にあるお土産屋さん兼、団体さんもいける和食屋。


仕事は五時に終わり、可愛い服に着替えて1時間を待つ。


この日は肩までの茶髪に襟足ウィッグをつけたロング。キャミソールにミニスカート。


夏だからか解放的になり、しかもギャル世代の私は、
うゆう格好がよそ行きだったのだ。


五時は半頃、ツヨシからメールが。



もうつくよ。



しばらくすると、ツヨシの車が目の前に。


私は作り笑顔で駆けて行った。

No.336 13/11/07 00:40
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ツヨシは年上で、車もある。どこに連れてってくれるんだろう?ワクワクしていた。


車に乗った。

お疲れー!


お疲れ。とりあえず行くね。




………………



会話無し!!


どこにいくんだろ…


ツヨシはものすごく口数が少なくて…


会話が無かった。


話してもすぐに途切れ…

やがて 山道に入った。夏なので時間は18時。まだ明るかった。

どこいってるの?


んーとりあえず、俺んち行ってる。


(ほな言えやー!大体どこいきたいとかも無しかいな


ツヨシは私の住んでる隣の県なのだ。


二時間くらいで、ツヨシの街にきた。



お腹すいた…


そして私は緊張していた。ツヨシは口数が少なく、何を考えてるか分からない。


これから何が起こるかも…


打ち解けないからか緊張していた。


もうすぐで着くよ。


かなりのいなか道。


すると自販機発見!


あ、何か飲みたい!



と私。



あれ?お酒かあ!


今は、ありえないが、当時はお酒の自販機がたまにあり、誰でも買えていた。



No.337 14/01/21 02:00
まり ( 30代 ♀ XebKh )

まりちゃん、これお酒の自販機だよ?


ビール飲みたい!買ってくる!


ビールの500缶を一つ買った。

私は何も言わずに飲んだ。


車は田んぼを走っていた。


どこいくん?


俺んちいこうかなーと思って。



車は家の駐車場に入った。


ここがツヨシの家かぁ…


私は酔っていてあまり覚えてないが、家に上がった。


おじゃましまーす。


お腹すかない?おかんが、カレー作ってるから、食べる?


うん。食べる!


(お腹ペコペコ!)


出された温かいカレーをたべた。



もうビールはない。


食べ終わって


美味しかったーご馳走さま…


すると突然、
ツヨシがキスをしながら、押し倒してきた。

No.338 14/01/21 02:23
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ツヨシは、荒々しいくらいにキスをして、体をさわってきた。


ちょっと待って!待って!待って!


俺のことキライ?


ううん、でもいきなりすぎでしょ?私まだ…



俺もう…










また流された…


酔っていてあまり覚えてないが、事が終わり、


まりちゃんごめん。いきなりこんなことして。


ツヨシは、申し訳けなさそうな顔をしていた。


私は服を着て、


帰る…



じゃぁ送っていくよ。


うん。



私たちは無言のままの車内で
そのまま家に帰った。


ただいまー


誰の返事もないまま、二階の自室にいった。


ベッドに転がった。


私、本当にダメだ…

流されて…もうこんなのいけない…


ツヨシにメールもせず、家について安心したのか爆睡していた。
メイクしたまま…


No.339 14/01/21 02:38
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ちょっと待って!待って!待って!…


俺もう…俺のことキライ?



違うけど…
いきなりすぎでしょ?


(ずっと話もしてなかったし…)


俺もうがまん出来ない…



……





また流された…




事が終わり、



私、帰る…


服を着た。


まりちゃんごめん。いきなりこんなことして…



また無言のまま、車で送ってもらった。


じゃあ、ありがと。


おやすみ。


手をふるツヨシを横目に、走って家の玄関に。

ただいまー。



夜九時の家には誰もいない。


二階の自室にあがる。




あー…はぁーぁ



カバンを投げ、ベッドに転がった。


あたし、最悪だ…

ホントに…


流されて…



バカだ。こんなんじゃあたしただのヤリマンじゃん。


窓を開け、タバコをすう。



しばらくしたら眠くなってきて…


着替えないまま、メイクも落とさずに寝た。




No.340 14/01/21 23:59
まり ( 30代 ♀ XebKh )

こんな私

読んでくれている方いらっしゃいますか?

本当に本当にくだらない文才もない私の小説ですが、見ている方がいてくださればはげみになります(*^^*)

何せ、間がものすごく空いたもので(((^^;)


No.343 14/01/22 21:40
まり ( 30代 ♀ XebKh )

一括ですみません(;_;)レスありがとうございます!ゆっくりですがまたかいていこうと思います!

No.344 14/01/23 00:36
まり ( 30代 ♀ XebKh )

次の日の学校は朝から行った。


おはよーまり!


おはよー由美子!あれ?愛ちゃんはまだ来てないの?


まだ。笑 また遅刻じゃね?



休み時間に貴子が来た。


まりー!昨日ツヨシさんと遊んだんでしょ?
どうだった?


ニヤニヤして聞いてきた。


あー、うーん。

もうヤっちゃった?


あー、うん…


えー!うそー!好きなの?ツヨシさんのこと!


まだわかんない… てゆーかツヨシさんて、無口だよね。シャイなんかな?なんか車でもずっと喋んないの。


緊張してたんじゃない?
まぁ、緊張してても男はいざとゆうときは男になれるしねー!笑


何考えてるか分かんないんだよ。別に付き合ってってゆーのも昨日なかったし。


え?でも最初会ったときゆわれたんでしょ?


うん。でも断ってから一回もないよ。付き合ってとか。てかホントに好きなら何回でも告白しない?普通は。



まーねー。



するとチャイムがなり、貴子はクラスに戻って行った。


授業が始まり、ノートだけはいつも録っていた。この高校は、出席日数とノートの提出さえあれば進級、卒業できるのだ。



お昼休みになり、由美子が来た。



まりー、食堂いこう。



(あれ?いつものA子B子がいないぞ?
ま、いいや。)

No.345 14/01/23 00:50
まり ( 30代 ♀ XebKh )

次の日、私はいつもより早く登校していたので、久しぶりにホームルームも参加してた。

ホームルームも終わり、一時間目までの少しの間を席で寝て過ごしていた。



すると、


まりちゃん!



の声でハッとなり、起きた。


前には隣のクラスのA,B子、そしてC子がいた。


C子はABと同じクラスで、隣のクラスでもクラスの主的に敵にまわすとめんどくさい女だ。




(あたし、何かした?(^^;))))



C子が怒った顔で私を見下ろして言った。




ねぇ、前にまりちゃん、ケータイなくなったよね?


その犯人あたし知ってるよ。



え?




突然過ぎて何を言ってるのか分からなかった。




そこに、登校してきた由美子が私達を見つけるなり、とびきりの笑顔で駆け寄って来た。



なになにー?何かあったのー?(^O^)

No.346 14/01/23 01:34
まり ( 30代 ♀ XebKh )

アイツだよ!



(え?え?え?)



こいつだよ!まりちゃんのケータイ取ったの!


由美子の顔を見た。


由美子には笑顔が消えていた。



C子は続ける。


あたしは取ったのは見てないけど、しばらくしてこの二人から相談受けてた。
まりちゃんに言った方がいいかなって。

A子


でも由美子を思ったらなかなかまりちゃんに言えなかった…
私はまりちゃんとそんなに仲が言い訳でもないし…
でも、無くなったとき、まりちゃん凄く探してたよね?
あのときが一番可哀想だと思った!

B子

まりちゃん、由美子と今も仲良しだから、何も知らないまりちゃんが可哀想だと思ってた!それに、まりちゃんの家に行った時、お金…


もういい!!


…………………………………



もう、分かった。ありがとう。言ってくれて。


沈黙のあと、ABC子は帰っていった。そして由美子も自分の席に戻っていき、一時間目の授業が始まった。



(可哀想って思うなら、なんですぐ言ってくれなかったの?
私ケータイ無くなったとき、スゴいショックだった。怒り、悲しみ、不安、疑い…いろんな感情。
でもどこ探しても無いから諦めるしかなかった。
お母さんとショップに契約しに行って、ケータイ無くして取られたと分かっていても、心配かけるから自分が無くしたってついた……

でも本当は私が何ヵ月も友達だと思っていたあなただったの?


由美子…)







No.347 14/01/26 07:43
まり ( 30代 ♀ XebKh )

その日は1日モンモンとしていたが何とか夕方のホームルームも終わった。


由美子、駅まで一緒に帰ろう?



うん…



私は自転車を押しながら、由美子と歩いて行った。


長い沈黙のあと、


何で私の携帯とったの?


……



由美子の言い分はこうだ。


私のケータイが教壇の上に置いてあって、最初は私に渡すつもりだった。でも興味本意で中身を見た。
そして飽きたから捨てた。どこに捨てかたは覚えていない。



私は不思議と怒りの感情も沸いてこなかった。すごく冷静だった。当時はあんなに怒っていたしモヤモヤしていたのに。
あのときは本当に由美子が盗んだなんて思いもしなかった。


真相があやふやなまま、時が流れて、忘れかけていたときに、問題が解決したからなのか分からないが…




それで、お金もとったの?



うん、ごめん…


本当に!返すから……




そしてお金を返してもらった。



無言のまま駅に着いた。



由美子、あたし由美子のこと許すからまた明日から普通にしよう。





え?……
いいの?あたしなんかと!
許してくれるの?




うん。もう過ぎた事だし、ケータイも返って来ないしね。


と笑った。



ごめん、本当にごめんなさい!


由美子は泣いていた。




いつもテンションが高く笑っていた由美子が。





由美子は電車に乗り、また笑顔で手を振り帰って行った。









No.348 14/01/26 07:54
まり ( 30代 ♀ XebKh )

もう忘れよう忘れよう!



そう思いながら自転車をこいだ。
そして私が向かった先、たこ焼き屋。


揚げたこ焼き12コ入りを買った。


いいにおい♪



その匂いに負け、自転車を漕ぎながらたこ焼きを食べながら帰る。
器用だ。笑




そしてスーパーに入り、お菓子売り場に向かった。





すると妹のマミがいた。





お客さん、何か忘れてない?!



後ろからマミの手を掴んだ。




なによー!ビックリしたー!



お客さん、お会計まだだよねえ?困るよ。事務所行こうか!



払いますぅ!許してくださいぃー



二人でゲラゲラ笑いながらお菓子を買った。




まり、青のり歯に着いてるぞ。



バレた?たこ焼き食べた。笑




仲良く二人で帰った。




No.349 14/01/26 10:23
まり ( 30代 ♀ XebKh )

それからは由美子とは普通に話もしたし休み時間も一緒にいた。

さすがに私への扱いも前より良くなった。


というか、優しく気を使ってる感じがした。なんか気持ち悪いなぁ……



するとクラスのみち子が来た。




まり、由美子とまだ友達続けてるの?!



私はみち子を引っ張って廊下に出た。




まり、あんなことされて由美子を許すの?!いいの?



うん、もう過ぎたことだから、今さら何もないよ。


まりは心が広いなぁ……

あたしなら絶対許せないわ。顔も見たくないってなるわ。


みち子は去っていった。



(そうなんだ……)


いくら許せないとしても、友達ってそんなもん?



今まで仲良くしてたのに、ハイ裏切りましたね。ハイもう許せません。バイバイ


ってすぐになるものなのか?



って思った。



人それぞれ感情はいろいろだろうが……



そんなにめちゃくちゃ仲良しじゃない由美子にも絶縁をしようとは思わなかった。





No.350 14/01/26 10:43
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ツヨシとはメールや電話はしていた。


電話ではよく喋る。笑


会った時はあんなに無口だったのに。


まりちゃん、また会いたいよ。


うん。そうだね。



こないだは俺んち遠かったよね。笑

ごめんね。どっか行きたいとこある?


うーん、まだわからないや。
また電話するね!



……………


何かピンと来ない。




ごめんなさい。もう会いません。


メールを送った。


すると返事


寂しいよ。でもまりちゃんがそう思うなら仕方ない。




(仕方ないって…どうせあたしのことなんかヤリ目的でしかないんだろ?)
好きならアピールするだろうし。でも何も無かった。



再確認した。





それから友達の紹介やコンパなどたくさん行ったが、誰かを好きになることはなかった。




相思相愛になりたい!!



愛されたい、愛したい。


そんな人現れたらいいなぁ…


そんな気持ちを常に持ってた。








陽介…

なにしてんだろ…

陽介とはいろいろあったけど、相思相愛だったのかなぁ…




そんなことも思い出していた。



それから私は観光地でしたバイトを辞めて、コンビニで働いていた。

No.351 14/01/26 11:06
まり ( 30代 ♀ XebKh )

バイト仲間の薫。(かおる)高1が、



いっちゃ~ん。


私は振り向いた。


薫トイレ掃除イヤー。
いっちゃんしてよー。






ハイハイ。じゃあ薫は、ドリンク補充してね。




薫は私よりも二個したで、他校の女の子。よくオキナメグ○に似てると言われていた美人さん。


いっちゃんとは私の名字→石川


年下の薫はかなりワガママで、二人でバイトに入る事が多かった。
よく私の悪口を、私にズバズバ言ってきていた。


いっちゃんてぇ、色黒だよねぇー。
薫は白すぎて日焼けしたらすぐ赤くなるから痛いんよー。



よかったね( ̄^ ̄) !







No.352 14/01/31 22:09
まり ( 30代 ♀ XebKh )

薫はたびたび私に舐めたくちをきいていた。


大体は容姿の事。


ある日バイトに出勤した。



私はその日頭にカチューシャをしていた。
前髪を全開にしたカチューシャ。



自分でもあまり似合ってない。



出勤した私は薫に


おはよー。





プッ!


私を見て笑ったのだ。


私はそこにあった商品のラックで薫の頭に思いっきり降り下ろした。



ガコン!


いったー!!



薫、パパにも殴られたことないのにー!


ああそう!ほなあたしがお前の事殴ったるわ!!



すると他の従業員の女の子が


ちょっとー!石川さん、やめてくださいよ!


薫ちゃんも何いってるのよ!



走ってきた。




(いいきみ!)


右口角が上がった。笑

No.353 14/02/04 22:52
まり ( 30代 ♀ XebKh )

あれから少したったある日。


私と薫はレジで作業をしていた。


この店は他と比べたら物凄く暇だ。


ある日本映画のポスターが貼ってあった。


ボーッと、あ、これ見たいなぁ。


と思って眺めていた。



ちらっと横を向くと、薫もポスターを見ていた。



目があった。




……



いっちゃん…
薫…




一緒に観に行く?






同時だった。




二人で笑った。

No.354 14/02/04 23:05
まり ( 30代 ♀ XebKh )

観に行くと決まったら、今までなかったくらい、急に仲良くなった。

薫と近くの駅で待ち合わせして、学校帰りだった為、二人制服だった。




しかし、いつもはそんなに会話はなくても、仕事だったから、気にならなかったのだが、遊びで会うのは初めてだった為、なんかおたがいにぎくしゃくした。笑




いっちゃん、何か食べる?薫お腹すいたぁ~。



どうする?何か食べる?




ちょっとー、今薫が質問したんだから質問で返さんといてよー!


あーそうだね!笑


何しよーか?あっ、ここは?ここおいしいよー。



二人で洋食屋に入った。



私はハンバーグセット、薫はパスタを食べ、映画を見た。



私は途中で感動して涙が出そうになった。


でもギリギリまで我慢した。




泣いたのがバレたら、絶対ばかにされる!





私はギリギリまで我慢したが、鼻水が!




グスッ



鼻をすすった瞬間、薫がこっちを向いた。



私は顔を伏せた。



映画館を出たら、


もー!いっちゃん、泣くの早すぎ!!笑 どこで泣くんよー!泣くとこ無いでしよー。


案の定言われた。



私はバカにされるのが大嫌いだ(T_T)








No.355 14/02/05 15:42
まり ( 30代 ♀ XebKh )

次の日、バイトにでた。
この日は私、薫、もう一人の女の子と三人だ。


聞いてくださいよー。私昨日、この映画、いっちゃんと見に行ったんですよー。



あれ?二人いつの間に仲良くなったの?笑



私は聞こえてないふりをしてタバコの補充をしていた。




そしたらー、いっちゃん始まって五分くらいでもう泣いてるんですよ!早すぎだろーって!
あはははー



(やっぱり人に言いやがったコイツ!)





No.356 14/02/21 00:32
まり ( 30代 ♀ XebKh )

退屈な毎日を過ごしていた。


学校が終わったらバイトに行って、無い日は友達と遊んだり。


でも私は物足りなさを感じていた。

周りは、彼氏がいる。


私も彼氏がほしい。


彼氏でなくても、何かこう…



夢中になれることがしたい!



退屈をもてあましていた。



すると、ある日見覚えのあるアドレスにはない番号から電話がなった。



もしもし…

No.357 14/02/21 00:49
まり ( 30代 ♀ XebKh )

もしもし、俺ー!





この声…


陽介だ!


あ、久し振りー!


胸が高鳴る…


このドキドキ、待ってたかのように。



なるべく明るく振る舞う。なるべく平常心で。



何かさ,本当久し振りじゃねぇ?


うん、久し振りだね。



最近どうしてたー?


別に普通だよ。あ、バイト変わって、いま◯◯のコンビニで働いてるよ。


ハイハイあそこね。
あそこは客あんま入って無いんじゃね?

まあねえー。

毎日暇よー!





陽介は本当ズルい。


また昔話をしてきた。


付き合ってた頃の楽しかったときのこと。


なんだろ…


策略なのかもだけど、だんだんまた私もいい気分になってきた。


(陽介、あんたほんま天才やなー笑! )






No.358 14/03/02 00:16
まり ( 30代 ♀ XebKh )

それから私はまた陽介とよりを戻していた。
陽介は、高校を、やめていたので、比較的暇なんだろう。

バイトや、高校を卒業する通信の資格をすぐに習得していた。


陽介は、物知りで本当に頭がいい。







でもまた1ヶ月後にケンカ別れをした。



ケンカの理由は、本当にしょうもない事で覚えてもいなかった。


しばらくして、私は車の免許を習得するため、教習所に行き始めた。

No.359 14/03/07 00:30
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ここで友達ができた。
美奈ちゃん。



美奈ちゃんは私の高校の近くの高校で、進学校で頭が良い。


教習所は隣の県で送迎の車で一時間近くかかるが、乗り降りが一緒だったので、退屈しなかった。ずーっと喋りっぱなし。



まりちゃんて、彼氏いるの?



いないよー。最近別れた。笑
美奈ちゃんはいるの?


うん。プリクラ見る?


見る見るー!




美奈ちゃんのプリクラ帳をみると、美奈ちゃんの彼氏は私の幼なじみだった。


そんな話しで盛り上がった。




教習所は、タバコが吸えた。休憩室で高校生がタバコを吸えるのが何故か容認済みだ。制服も着ているのに。今思うと変な感じ。




美奈ちゃんは優等生だけど、タバコは吸うので一緒にタバコを吸いに休憩室に行った。



すると、見たことのある男の子がいた。




あれ?見たことあるけど…誰だったかな?




ずっと見ていると、





あれ?陽介の元彼女?









No.360 14/03/07 00:37
まり ( 30代 ♀ XebKh )

え?うん。



あ、浅田くん?





思い出した。浅田くんは、陽介の友達で、一度一緒にいるところを見たことがあった。




陽介、元気?



うん、相変わらずスロット三昧だよ。笑
昨日はなんか新しい彼女連れてるとこ見たなぁ。



(え?新しい彼女?もういるの?早っ!)





そうかぁ…陽介は、早いね。はは…




ボーゼンとしていた。

気づいたら浅田くんはいなかった。




何だか、もう嫌だなぁー…



すごく自暴自棄になった瞬間だった。


No.361 14/03/07 00:48
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ある日、教習が無いとき、私は学校帰りに電車で貴子の家に行こうと学校の近くの駅に一人でいた。そこは無人で時計も止まっていて、ケータイも充電が切れていて、時間が分からなかった。



近くで作業していた土木関係のお兄さんがいたので、



すいません、今何時かわかりますか?







今は…12時45分だよ。



ありがとうございます!







(あーよかった。あと五分くらいで電車がくる。)



そうして私は、貴子の待つ駅に向かった。




No.362 14/03/08 00:33
まり ( 30代 ♀ XebKh )

それから少ししたある日、学校が終わって帰ろうと歩いていた。たまたまその日は母に車で送ってもらっていたので、歩きだった。


すると校門の前に白のワンボックスがとまったいた。


ファーン


とクラクションが鳴る。



ちらっと見てみると、車から出てきた一人の男、


見たことある…



あー!



その人はニコニコしていた。



(この前時間聞いた人か!)



よぉーっす。この前はどうも。



あー、どうも…




こないだの制服見て、ここの子だって思ってさ。
ずっと待ってたから見つけてよかったよー。
サボってたらどうしようって思ってたよ~



そうなんですか…



今から帰るの?
乗ってかない?


あー、…向こうで妹と待ち合わせてるんで…
大丈夫です…



そう?じゃぁ番号教えてよー。今度俺の友達も連れてくるからさ、遊ばない?



うーん。いいですよ。



(彼氏も居ないしいいか。遊ぶだけなら!)



そして番号を交換した。



メールもよくしていた。








No.363 14/03/08 00:52
まり ( 30代 ♀ XebKh )

貴子は彼氏いるしー、(前と違って物凄くイケメンの)



クラスの愛ちゃんを誘った。愛ちゃんも合コンばかりしていて、彼氏もいなかったから。


愛ちゃんは


いくいくー!カッコいいの?友達って!


とかなり乗り気だった。笑



健ちゃんがゆうには、かなり男前みたいよ!




そうなーん?めっちゃ楽しみー!まりーありがとー(^o^)


愛ちゃんの喜ぶ顔を見たら私まで嬉しくなっていた。



健ちゃんとは、その人は彼の名前。
歳は20才。



書いてなかったが、そもそも健ちゃんは、私と同じ中学だった。話をしたことは無いが、中学のときから私は健ちゃんを知ってたし、健ちゃんも私を知っていた。




でも時間を聞いたときは、健ちゃんだとは分からなかった。




そして居酒屋にいくことになった。




健ちゃんの車が家の前の倉庫に着いたとメールが鳴る。



支度をして車へ向かった。



最初に会うときは緊張する。



ドキドキしながら、後部座席を開けた。



オッス!どうぞー!あ、土足禁止なんで、靴脱いで上がってくれる?ごめんね!


健ちゃんは本当にいつもニコニコしている。
ニヤケ顔とでもゆうのだろうか?




おじゃましまーす。



履いていたショートブーツを脱いで座った。



助手席の男性が振り向く。



あ、こんにちわー。



と私。



よろしくー。




(え?!めちゃめちゃイケメンやないかーい!)




愛ちゃんを迎えに行った。



そして愛ちゃんと皆で近くの居酒屋に向かった。

No.364 14/03/09 01:46
まり ( 30代 ♀ XebKh )

こいつは俺の友達のマサヤ。親友かな?


うん、そんなものんかな。



とマサヤさん。クールだ。



そして本当にイケメンだ。隣を見るとニコニコ顔の愛ちゃん。


前にはニコニコ顔の健ちゃん。
ニコニコオーラに私とマサヤさんは無表情。
変な感じだ。フィフティーフィフティーみたいな。
愛ちゃんも普段からニコニコしている。羨ましい…私もニコニコしてたい!




まりちゃんは中学のときから知ってたんだ。目立ってたからね~。可愛くてさ。昔はさ。



今は可愛くないんかい!




ははは~!



皆少し笑ってくれた。

私の緊張も少し和らぐ。




しかし、マサヤさんはかなりかっこよかった。
男らしい感じの、EXILEにいそうな。

健ちゃんは、誰かな?関ジャニにいそうなホンワカしたイケメン。
(両者ファンの方、すみません!)




あ、愛ちゃんです。愛ちゃんは、高一からの友達で、親が愛ちゃんちのスナックで働いてるの。見ての通りギャルだけどね、笑





まりもギャルやーん!



愛ちゃん程じゃないよー!





イヤイヤ、俺らからしたら、十代皆ギャルやから!




あはは~!



といった感じで、すぐに打ち解けた。




皆相性が良かったのかな。




相性というのは、どんなときでも大事だ。




友達、家族、仕事など…




生活を共にするには。




当たり前か…


No.365 14/03/09 01:59
まり ( 30代 ♀ XebKh )

盛り上がったので、近くのカラオケに行くことに。





当時流行っていた歌を皆歌う。


ストレス発散!



陽介の新彼女が出来たっていうのを打ち消すように…



大声で歌った。


カラオケなら…当たり前か。




二時間して出てきた。


あー!!楽しかった!



と私は両腕を上げて夜空の星を見た。





星はあまり無いが、澄んでいた気がした。





あたし、今めっちゃ
自由だ。
気持ち良い…




そしてお開きとなり、私と愛ちゃんは送ってもらい、家に帰った。




No.366 14/03/09 02:20
まり ( 30代 ♀ XebKh )

昨日凄く楽しかったなぁー。




授業中余韻に浸っていた。



メールが鳴った。



また四人で飲みいかない?



健ちゃんからだった。



休み時間に愛ちゃんに、メールの事を言った。




あたしはいつでも良いよぉー。
てゆうか、マサヤくん、めっちゃカッコ良かったぁ~。凄い楽しかったぁ~




そうだね、本当にかっこ良かったよね。愛ちゃん、付き合っちゃいなよ~




うん、付き合ってって言われたんだー。
でもカッコいいからモテるよねぇー。







No.367 14/03/10 00:43
まり ( 30代 ♀ XebKh )

そしてまた会う日がきた。


健ちゃんが迎えに来た。今日は一人だった。




愛ちゃんを乗せて約束の居酒屋に行くと、遅れてからマサヤさんも来た。




仕事が長引いちゃってさ、ごめん。




いいよ~、お疲れ様マサヤくん!




(ニコニコがデレデレになってるぞ!愛ちゃん)




好きなものを注文した。



健ちゃんが日本酒を注文していた。




まりも飲む?




うん、うん、飲みたい。




初めての日本酒… 甘い!アルコールくさい!


でもゴクゴク飲んだ。





店を出る頃にはめちゃくちゃ酔っていた。



どーする?

俺、愛ちゃん送ってくわ。



とマサヤさん。



ほーい、じゃ、愛ちゃんまた明日ね~!



まりも気をつけてね~!




二人とも酔ってた。




そして私達が向かったのは、
ラブホテル。

No.368 14/03/10 00:54
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ラブホに着いてから、吐いた。




本当に酔っていて初めて吐いた。



あまり覚えて無いが、事が終わり、健ちゃんはシャワーを浴び、イビキをかいて寝ていた。



私も一人でシャワーを浴びて、健ちゃんの隣で寝た。





まり、まりー…




ハッとして起きると、健ちゃんの顔が。





まり、送ってくよ。




とニコニコしていた。




危ない、寝て外泊するとこだった。



車に乗った。




まり、俺と付き合ってほしい。





健ちゃん、奥さん大丈夫なの?




今別居中だしさ!大丈夫だよ…




健ちゃんは結婚して二年の奥さんがいるが、別居しているらいし。
興味がないので理由は聞かなかったが。


子供はいないらしい。




付き合うのは出来ないけど…


友達でいい?




いいよ。まりがそう思うなら。




とニコっとしていた。



No.369 14/03/10 01:08
まり ( 30代 ♀ XebKh )

まり、おはよー!



愛ちゃんおはよー!昨日どうだったの?




マサヤ、彼女がいるんだって 。
でも、あたし、それでも良いって言ったんよ。あたし、マサヤのこと好きだから。




そーかぁ。良かったね!





まりは?あのあとどうしたの?
あ、ハイハイあぁな。分かったよ。
健ちゃんイイ人そうだもんねー。




うん…。




何故か言えなかった。好きと言えば好き。でもそれは恋人の好きではないかも…
しかも奥さん居るって…
そんなの言えなかった。





それからも健ちゃんと私は会うたびに体の関係を持っていた。



時には、お金がないと言って連れられた先は、奥さんと住んでいた家だった。




ちょっと待ってよ!奥さん、帰ってこないの?




大丈夫、仕事行ってるからまだ帰ってこないって。




帰ってくるかもしれないでしょ?
何考えてんのよ!もう帰る!送って!




こんなこともあった。



こいつ…何考えてんの?夫婦寝ているベッドでやろうだなんて。


















No.370 14/03/10 01:28
まり ( 30代 ♀ XebKh )

今考えたら…

健ちゃんは多分別居なんかしていない。
仲は良かれ悪かれ、一緒には住んでる。よっぽどじゃない限り、自分のテリトリー以外では女を連れてきたりしてこない。





ある日私が教習所に行ったとき、迎えにいきたいとメールがあった。


そして、五時に迎えにきてもらった。




健ちゃんの後輩だという人とその人の車で迎えにきてもらった。



その日は送って貰っただけだ。




その日の夜、健ちゃんから電話が鳴った。




私は健ちゃんの待つ家の前の倉庫にいった。





どしたの?




いや、まりに会いたかっただけやけどな。




とりとめもない話を30分くらいした。



そして、私はまた、家に帰った。




















No.371 14/03/12 01:02
まり ( 30代 ♀ XebKh )

愛ちゃんもマサヤさんとは良好だったみたいで、よくあっていた。



ありー、本当ありがと。まりが紹介してくれてあたし本当に嬉しい!



良かったねぇ。あたしも嬉しいよ。



まりは?健ちゃんとうまくいってる?



健ちゃん、結婚してたんだ。 だからあんまり健ちゃんのことは信用してない。
何か体の関係だけであたしといるみたいな感じだけど、あたしも好きとかじゃないかな…
冷めてきてるし笑






そうかぁー。




ま、嫌いとかじゃないんだけどね。





あたしも最近分かったんだけど、マサヤも、彼女いたんだ。
◯◯ってゆう。
まり知ってる?



えっ?あたしその人と同じ小、中学校だったよ。
◯◯さんと付き合ってたんだ…
二股?!
ごめんね、知らなかった…





…だと思った!でもいいの!あたし、本気でマサヤのことが大好きだから、まりには感謝してる。
彼女とは付き合いも長くて、付き合ったり別れたりを繰り返してるみたいだけど、マサヤはあたしとも会ってくれるし、いいんだ。



そう?何か…
マサヤさんもちゃんとしたらいいのにね!
どっちか一人にさ!





愛ちゃんはイキイキして話してくれた。




あたしは…本当に健ちゃんには冷めていたが、友達として、として、いうことで、相変わらず暇なときは教習所から家に送ってもらっていた。








No.372 14/03/12 01:08
まり ( 30代 ♀ XebKh )

内容が前後して申し訳ありません。


愛ちゃんには、後々健ちゃんの事を話しました。


なんせ10年以上前の事で…(((^_^;)

すみません!まだまだ続きますが御愛読下さい!

No.373 14/03/12 01:24
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ある日、違う科の友達、洋子がクラスにいた。




まり、陽介くんってまりの彼氏だよね?



え?陽介とはこの前別れたけど、どうしたん?




あたしの友達が、陽介と付き合ってるって聞いたけど、多分まりの彼氏と思って変だと思って!




あぁー、今、洋子の友達と付き合ってんだ。
陽介の彼女ってどんな子?




この前あたしのプリクラ帳見て、まりが、カワイーって騒いでた子だよ。




うー?んー…



え?!あのめっちゃ可愛いコでしょ?!




うん。プリクラ写りは良いけどかわいいよ。





そっか。そのコ、名前なんてゆうの?





マリ子だよ。








めっちゃブルーになった。



あのコが陽介の彼女?
陽介にはもったいないだろー。あたしと違い、色白でthe女の子って感じ。
てゆーか、名前似てるし!子あるか無いかって!




その日はものすごく嫌な気持ちになった。







何故かショックで。


No.374 14/03/12 01:41
まり ( 30代 ♀ XebKh )

教習所が終わると、健ちゃんに送ってもらう日は、美奈ちゃんも一緒におくってもらっていた。





家についた。




まり、ホテル行こう。



ニコニコしていた。




いかない。もう健ちゃんとは会わない。


何で!!




好きじゃないから。




好きなやつ出来たの?




ううん、違うけど。






マサヤが、まりと付き合いたいって言ってるから、今度あってあげてよ。




(はぁー? )





何で?




マサヤ、愛ちゃんと別れてさ、まりのことずっと可愛い可愛い言ってるからさ。






確かに愛ちゃんはマサヤさんと別れたって言ってたけど、突っ込み所ありすぎて、呆れて私は下を向いていた。





健ちゃんて本当サイテー!もう会わない!
バイバイ!



車を出て走って家に入った。




それから着信がずっとあったが、あまりの怒りに無視を決め込んだ。



メールも、


会ってもう一度話しがしたい。


まりお願い!出てきて!




健ちゃんはしばらくまだそこにいたが、次の日窓を開けて見た時には、居なかった。





ありえない!
健ちゃんもマサヤさんも、何を考えてるの?!

No.375 14/03/12 01:53
まり ( 30代 ♀ XebKh )

どーせ今までも二人で 今日初めてヤッタとか、なんとか言ってたんだろうな。

と思うと、呆れてきた。怒りはない。最初から好きじゃなかったから。




昨日の出来事を愛ちゃんに言ったら、





まりは、あたしの事裏切らんと思ってたよ。





と。




愛ちゃは、元カノから電話があって、二度とマサヤに関わるな!と激怒されたらしい。



でも愛ちゃんは、
もうあなたの彼氏と関わらない。
あなたの彼氏はズルくて最低!


だと言ったみたい。



あたしはマサヤのこと、本当に好きだったけど、まりのこと聞いて冷めた。
でもいい経験ができたよ。




とまたイキイキしていた。



私は府に落ちないまま、また教習にいった。



教習所が終わる頃、知らない番号から電話が鳴った。





誰だろ?




大体こうゆうときは、良いことがない。





恐る恐る出てみた。





もしもし?

No.376 14/03/12 02:27
まり ( 30代 ♀ XebKh )

もしもし?、



マリ子だけどー!



あぁはい。




今、陽介と付き合ってるんだけどあたしが付き合ってるのにあんたと陽介浮気しただろ?




頭がハテナになった。





こないだ陽介とあったけど、あんたの存在なんて一言も知らなかったよ。





嘘つけ!浮気してたんだろ陽介と!





…だから陽介はあんたの事なんて言ってないよ。







だったら、あんたにちゃんと聞かなきゃわかんない!
今日あんたの家に行くわ!






分かった。





とゆうわけで、マリ子は私の家に来て話しをすることに。



何だかなー。



でも、まずキレている本人に話を聞かないと話は始まらない。

No.377 14/03/14 01:12
まり ( 30代 ♀ XebKh )

教習所が終わったら、健ちゃんから電話があったが出なかった。

どうせ何か言い訳並べるんだろ。


家に着いたら健ちゃんの車が倉庫にあったが、予想してたから裏道から家に入った。




健ちゃんからは電話の嵐が。



メールも見ないで削除した。



今は健ちゃん処じゃないよ…



夜6時、マリ子から着信が。



もしもし。





あたし、マリ子のツレやけどなー、家どこー?




私は家の行き方を細かく説明した。




分かったー。あたしは運転手として行くだけで、マリ子の見方意見とか、何もせんから、安心してなぁー。黙っとくからさ。





この子は、ゆりなの親友だった。




前に私がゆりなと仲が良かったとき、ゆりなの会話によく出てきていた子だった。中学からの仲だそう。

それでその子とマリ子は高校で仲良くなったらしい。





ピンポーン…





二人が来た。



どうぞー。




二階の部屋に案内した。




親には友達が来ると伝えていた。






No.378 14/03/14 01:42
まり ( 30代 ♀ XebKh )

マリ子はソファ、友達はベッドに座った。
私はマリ子の前。




あんたが陽介とずっと付き合ってたのは、前に聞いてた。
でも、あんた別れてからも、陽介と会ってただろ?



私は今日あんたから電話があった時まで訳が分からなかった。



嘘つけ!あんたマリ子と付き合ってた事知ってて、陽介と浮気してたんだろ?!(マリ子は自分の事をマリ子と呼ぶ)


そう言うと、部屋にあったコンポのリモコンを思いきり壁に投げた。





ちょっと!やめてくれる?部屋の物壊すの!!

私は、陽介に新しい彼女が出来たのだって、最近知ったよ。





だからそれは陽介に聞いたんだろ!!




マリ子は叫ぶ。





違うって!私は陽介に聞いてない!陽介の友達に偶然会って聞いたんだよ。
私は私と別れてからあんたと付き合ってるって思ってた!







陽介はそんな人じゃないだろ!嘘ついてんじゃねぇよ!







マリ子の聞くところによると、多分マリ子は処女で、初めての相手が陽介だったと。


だからこんなに純粋なのか?
初めての陽介に裏切られて、こんなに怒っているのか?


マリ子はキレて叫んでいた。




ちょっと待って



この部屋、防音設備ないよ。

No.379 14/03/15 01:34
まり ( 30代 ♀ XebKh )

黙っていたマリ子の友達が言った。




ねえ、陽介呼ぼうよ。さっきから話し進んでないやん。陽介呼んだ方が、早くないん?




ほんまや。陽介呼ぶわ。






マリ子が陽介に電話し始めた。







もしもし陽介?今、まりの家ー。

………もういいからはよ来いや!あと何分したら来る?!




……



それから 陽介が来て部屋に上がってもらった。






陽介は不機嫌な表情でマリ子の隣に座った 。





話ってなにー?






陽介!あんた、こいつとより戻したんていつよ!?




あー、多分マリ子と別れてから?



そうなん?てゆーかあたしと付き合ってる時に、こいつと連絡取ってただろが!



ちょっと!あんたにこいつとか言われたくないわ!!ほんまいい加減にせえよ!




私はぶち切れた。





お前に言われたーないわ!!



マリ子が私に向かってきた途中で、陽介が止めに入った。




何よあんた!やっぱりまりの味方するんか!



もー、さっきからお前ちょっとうるさいわ。
俺は正直、マリ子と続いてる時に、まりに電話して、より戻した。
てゆうか、あのときマリ子とは喧嘩して別れたと思ってたわ。




それはあんたが勝手に思った事だろが!それに別れるとか一言も言ってないだろ!




話は三時間程続いた…





最終的に、私達はもう今後一切連絡は取らないということで話は終わった。




マリ子は、プリクラで見たら可愛いかったが、実際も可愛かった。
が、あまりに取り乱し過ぎて途中で笑いそうになった。




お邪魔しましたー。



と三人揃って帰っていった。


母に、

何言ってたん?ものすごくドタバタいってたけど。


と言われたが、


遊んでただけよ。


とだけ答えて私は自分の部屋に戻った。



疲れた…



そしてすぐに寝た。

No.380 14/03/17 01:34
まり ( 30代 ♀ XebKh )

おはようまり!



おはよ!



貴子に昨日の事を言った。



えー?なんで言ってくれなかったの?あたし行ったのに!!




いや、いきなりだったもんでさ。笑


悔しくない?!マリ子と陽介くんはまた付き合ってんの?




さぁ…全然知らないし、どーでもいいや。
もう陽介はいいや!


健ちゃんて人は?




健ちゃんもいいよ…




まりはまた彼氏いないんだね!また紹介するからさ、放課後あたしんち泊まりに来なよ。




うん分かった!








No.381 14/03/17 01:52
まり ( 30代 ♀ XebKh )

コンビニではまだバイトしていた。



今日バイトの面接入ってるんだ。
もう少ししたら来るよ。



と店長。



どんな人が来るんだろうねー。


薫と話ていたら




来た!!あのいつものお客さんだ!


と思ってたらその人は裏に入ってった。





え?まさか今のお客さんが面接の人?!




マサオ(24)は、お客さんとして毎日店に缶コーヒーを買いに来ていた。毎日だからレジで話しかけられた事もあり、顔見知りだ。




マサオは、帰り際に私のと薫に手を挙げ、帰っていった。





次の日の夕方、バイトに行くと、マサオは出勤していた。



あ、おはようございます…



おはようございます!今日から働くマサオです。
よろしく!



初日はマサオにいろいろ教えた。



マサオはおっとりして優しくて、当時流行っていたB系で、音楽を趣味でしていた。



マサオは、すぐにバイトの先でも誰とも仲良が良かったが、私が多分、一番仲が良かった。



でもマサオは大体が夜9時からなので、私が終わる10分前だけかぶる程度だった。


No.382 14/03/17 02:04
まり ( 30代 ♀ XebKh )

マサオと薫と三人で遊ぶことになった。


マサオん家で三人で飲んだ。
マサオは偶然にも私と家が近かった。


三人でくだらないことを喋った。


マサオは彼女いるのー?


いないよ。ずっといない。三年くらいかなぁー。



三年もいないの?!



皆は?


薫はいるー。でも喧嘩ばっかりで疲れるー。



あたしは居ないわ。最近別れたしねー。
てゆうか三年もいないんだマサオ!



だって出会いも無いしさ。彼女欲しいんだけどね




マサオ寂しいんだ!!



この歳になるとね。周りは結婚してるとか多いしな。



そんな話をして私は自転車で帰った。




寂しいよね…
あたしも寂しいよ。 恋愛っていいよね!




帰ってお風呂に入って音楽を聞きながら寝た。

No.383 14/03/17 02:14
まり ( 30代 ♀ XebKh )

教習所も終わりが近づいて来た。



教習所では、いろいろあった。
先生がうざくて、文句を言いまくったら新しい先生に変わった。新しい先生もうざかったが。

でも車の運転をするということは、命が掛かっている!
厳しくて当たり前だ。と今は思う。
あの頃は分からなかった。

そして、教習所を卒業した。



後は筆記試験のみ!これが受かったら免許証が貰える。



No.384 14/03/17 23:57
まり ( 30代 ♀ XebKh )

美奈ちゃんも同時に卒業していたので、一緒に試験を受けに行った。


試験は朝だから、その日の夜中に試験場のそばにある塾へ行って勉強をする。


私と、美奈ちゃんが塾へ行くと、偶然にくみりんがいた。



私は塾を途中で抜け出してくみりんと近くの喫茶店でタバコを吸いながらサボっていた。
美奈ちゃんはちゃんと塾で勉強していた。



そんなんだから試験の結果は、落ちてしまった。
美奈ちゃんはもちろん受かっていた。
くみりんは…

受かっていた!
私だけ、落ちた笑



美奈ちゃんごめんよー。ちゃんと勉強してたらよかった。



美奈ちゃんとくみりんは二人で次の手続きへ行った。



あたし何してるんだろ…


本当馬鹿だ…


私はバスと電車で二時間程かけて帰った。


悔しかった。




落ちたことを母に言うと、かなり怒っていた。



アホちゃうか!!お金がもったいないわ!
今度は絶対受かりな!落ちたら自分で金払え!



一時間程説教をくらった。



車の免許取るのって大変なんだ…
道には当たり前に車を乗っている人がこんなにいる。皆すごいなぁ…



本気でそう思った。

No.385 14/03/18 00:26
まり ( 30代 ♀ XebKh )

よし!頑張るぞ!

私は帰りに免許のテストのマニュアル本を買った。必死に読んで勉強した。



試験会場には、マサオが送ってくれた。




夜食に近くのスーパーで鳥の照り焼きおにぎりを買った。
車に戻って食べようとしたら、中に具が無かった。
これ普通の具無しのおにぎりやーん!笑
と一人で笑った。


マサオ!この本で何か問題出して!




はいよ!
車で走ってたら前に遅い速度のバイクが走っていたのでクラクションを鳴らした。マルかバツか?





バツ!!




正解!次は…




こんな感じで夜中2時から朝の8時半まで車のなかで問題をずっと出してくれたり、世間話をしたりしていた。




ほなマサオ!行ってくるわ!



おう頑張れよ!絶対受かるから!


ありがとう!行ってきます!




そして二回目の試験に挑んだ。



結果は…









合格!!



マサオのお陰で私は次の手続きへと向かった。



写真も取った!疲れてて化粧もよれてパンダみたいだった。笑



あれだけ頑張れたのは前回の悔しさとマサオのエールがあったから。


そのあとマサオと二人でお祝いの二人飲み会をした。




カンパーイ!マサオありがとう!



いえいえ。まりの努力の甲斐あっての事ですよ。また落ちるかもと思ってたけど。



なんでよー!




あはは嘘!
まりにプレゼントがあるんだ。
はい、これ!



ケースに入ったCDだった。




何これ!



高校ももうすぐ卒業だろ?
これ、卒業ソング集めてみた。あと、俺の作ったラップも入ってる。笑




えー!?ラップ?めっちゃ
れしー、ありがとう!




い家に帰って早速聞いてみた。


これは、松任谷由美…
これは、聞いたことある洋楽だな…

最後にマサオのラップ。何だか暗めのリズムで聞き取れないラップで訳がわからなかった。笑




マサオ…本当にありがとう。


No.386 14/03/18 00:42
まり ( 30代 ♀ XebKh )

高校の卒業式…




石川さんは、卒業したらどうするの?



就職するよ。中田くんは?





俺は◯県で大学にいくよ。



そう…遠いけど、頑張ってね。



うん!ずっと好きだった…






え?


なかなか言えなかった。彼氏いたみたいだし。
これから頑張ろうな…



うん。頑張ろうね。


中田くんはすぐ去っていった。




中田くんはいつも席が近くて、たまに喋っていた。柔道部で推薦があったのだろう。




私も頑張らなければ。
本気で思った。

No.387 14/03/20 02:44
まり ( 30代 ♀ XebKh )

そして頼んでいた車が来た。中古のステーションワゴン。黒塗りのトヨタ。
私的には見た瞬間にびびっと来た。
別に車の事なんか詳しくないが、めっちゃかっこよかったのだ。



運転初心者は軽自動車が一番多い。

でも、皆が軽自動車だから私は敢えてこれを選んだ。



母は、
中古なんて止めて新車の軽にしな!どうせぶつけるのに!


と怒っていた。でも車のお金は、私が払うので、新車の軽と同じ値段のこれを買った。(一括で母に買ってもらい、後で返す)


どうせ後になったら軽に戻るんよ。


と母。

でも、後で戻りたいならば今は自分が乗りたい車でいいやん。

と思った。


何でも今が大事。


今でしょ!
まさに。笑


初めての運転は物凄く緊張した。


でも父に車庫止めを毎日のように訓練?
されていたので コツがつかめてきた。


そして初めてのホテル出勤…


入社式だ。




着たことの無いスーツは履いたことのないストッキングで、ホテルに向かった。髪は黒に染めた。



車で40分くらい。
場所は父に一番の近道で教えてもらっていたが、今まで一度も通った事のない道。


でもなんとか行けた!




No.388 14/03/20 02:54
まり ( 30代 ♀ XebKh )

入社式は、お偉いさんであろう人達のあいさつ。



ただただ聞くだけだった。
眠い…



おい!寝るな!何寝てんだ!



大声で一瞬にして覚めた。



同期生は、10人いた。




誰かがうたた寝して、注意されていた。




ここは学校じゃないんだ…

当たり前のことに初めて気づかされた瞬間だった。



No.389 14/03/21 01:11
まり ( 30代 ♀ XebKh )

すみません、質問です。

今スレを長文で書いたのに、投稿するをクリックしたら、
問題が生じましたと出て、内容が消されてました。^_^;たまにこんなこと起こりますがありえますか?

No.390 14/03/22 00:40
まり ( 30代 ♀ XebKh )

マミもそこにいた。

マミとは高1の時にでゆりなと三人でつるんでいたコだったが。遊んだこと無いし二人で根詰めて喋ったことも 無かった。



私がゆりなにハミられた時は、ゆりなと一瞬に私の悪口を言ったりしていた。
でも多分だが、ゆりなに合わせていただけだと思った。一緒にいたときも人の悪口は言わないこで真面目だったから。


書き忘れたが、高3の時にゆりなとは和解して何回か遊んだりもした。



休憩になり、マミが私の所に来た。



まりもここに就職したんだね。
ビックリしたよ。ねぇトイレ行かない?


二人でトイレに行き、10分後また集まった。




えー、今日は金曜日ですが、月曜日から5日間、泊まり込みで研修してもらいます。



(えー?!嫌だ…)



荷物の準備をして、月曜の9時に出社してください。



マミと駐車場に行き、別れた。



そして私はその足で貴子の家に行った。

No.391 14/03/22 00:48
まり ( 30代 ♀ XebKh )

貴子の家について勝手に二階に上がった。



お疲れー。何スーツなんか着ちゃって!ストッキングの色何かおかしいよ。笑



天使!笑みたいでしょ。なんか白くて。
どんな色を選んだらいいのか全然わかんなくて。



髪も黒で、前髪短すぎだよ?笑



切りすぎちゃった!笑
来週から泊まりで研修だよー。




頑張って来なよ!あたしも大学生頑張るよ。



そして貴子ママも部屋に入ってきた。



あら、まりちゃん!就職おめでとう!スーツ似合ってるわよ!



そしてお昼ご飯をご馳走になり、その足で帰った。




そして母と必要なものを買いに出掛け、月曜日に備えた。







No.392 14/03/22 01:04
まり ( 30代 ♀ XebKh )

9時前にホテルのロビーに出勤した。


服装はスーツだ。


動きやすい服装に着替えて初日の仕事は、ベッドメイキングだ。


おばちゃんに着いて同行する。一部屋は二人でするみたいで、洗面所の掃除、掃除機、シーツの交換、アメニティの補充などを教わる。
とにかく暑い。動くし、4月の室内は真夏!
移動するも走らなきゃいけないし、スピード命で無駄のない動きを要求される。
おばちゃんはテキパキ動く。
私は汗だくでゼーゼーいっていた。
推定50過ぎの先輩…
凄いぜ!




No.393 14/03/24 00:21
まり ( 30代 ♀ XebKh )

石川さんだっけ?もうちょっとテキパキ動いてね!大丈夫?



はいぃ…


そしてお昼休憩となり、着替えて一階のビュッフェに向かった。


疲れてあまり食欲もない。


マミー、かなり疲れたね…


うん、暑いし…



でも料理を取ってきて食べると…


食欲挽回!!


皆モリモリ食べていた。
やっぱ若いからか?私もホテル特性パンを10コくらい食べていた。


ここのバイキングめっちゃおいしーよね!


そしてお昼が終わったら、またベッドメイキングの仕事に戻った。


その日は20時まで働いた。


どんだけ働かせるん~(´Д`)


部屋のシャワーで着替えて、マミとある場所にコソッと向かった。

休憩室だ。


そしてタバコを吸った…




あああー、久しぶりに吸ったね。


うん、うまい!クラクラしてきたぁ…



たまたま休憩室に誰もいない22時。


タバコは禁止、持ってくるのも禁止だった。


総務の新人係の上司(男)は、怒ると怖いだろうなーという雰囲気の人。


バレたらダメだ。


私達は部屋に向かった。


だめだね、次は休憩室でなんか吸えないね。バレたら大変だ。


そうだねー。



そして早めに寝た。私とマミはたまたま同じ部屋だ。四人部屋だった。

No.394 14/03/24 00:41
まり ( 30代 ♀ XebKh )

次の日、5時起床!



6時からマラソンで1日が始まる。これから毎朝マラソンから始まるらしい…


よーし!ラジオ体操してから走るぞ!



3キロくらい走った


私は陸上をしていたからか、走るのには自信がある。だから、皆がハーハー言っていたが私は大丈夫だった。



朝ごはんは、バイキングの朝食。
これは朝日を浴びて運動したからか、お腹が空いて美味しく頂いた。




そして今日は宴会場の仕事をすることに。



何が何やら分からないが会場へ。



内容は、ウエディングで使うナイフやフォーク(シルバーという)


を磨いてピカピカにいたり、洗ったり、元の場所に戻したり、という初歩的な業務から始まる。



ここでは、メイドのような制服、透明のストッキングに黒のローファーという宴会場での女性の格好。



足が痛い…


裏では床は硬いアスファルト(?)

会場は比較的柔らかいじゅうたん。



作業をしていると、あちやこちやで怒鳴り声。



ヒヤヒヤしながら仕事した。



No.395 14/03/24 00:54
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ここでも仕事の早さと段取りの良さが要求される。
怒鳴ってるのは社員や、派遣の上司。怒られてるのは仕事が出来ないコ。


このホテルは派遣の人がかなり多いかった。宴会場はほとんどが派遣の大学生。派遣のお局様もいた。


派遣は時給が社員よりも高いので、派遣の人はよく怒られていた。


厳しい社会だ…


大人の階段を一歩登った気がした。




そして今日の業務が終わり、部屋に戻る。



疲れたー!!



4ベッドの上で軽く話した。



そして私とマミはバッグからタバコを出し、窓を開けてタバコに火を着けた。





あー、今日初めてのタバコだわー。




ちょっと、タバコダメでしょ?!



と年上の22歳の女の子。




大丈夫だって!証拠残さないから。




タバコは洗面所で消し、トイレに流した。



あとの二人は何やら言いたげだったが、無視して寝た。

No.396 14/03/25 00:34
まり ( 30代 ♀ XebKh )

次の日、また朝からマラソンの為6時集合。


皆おはよう!


おはようございます!


マラソンの前に、お前らに聞きたい事がある!
タバコは研修の間は禁止だったなぁ!
でも、吸ったヤツいるよな!?


シーン…



部屋とか徹底的に調べるからな!バッグの中も!
後で俺に言いに来い!

すぐ来たら許してやる!



バレるはずがない。


証拠は無いし…
いくら上司でも女のバックはさすがに見ないだろ。



後日やはりばれなかった。

バレたのは同期の男の子。




怪しまれたのはその男の子だった。


マミとは肩を撫で下ろした。


それからも部屋で吸っていたが、密告の無いまま研修が終了。

No.397 14/03/26 01:30
まり ( 30代 ♀ XebKh )

2連休だった。


疲れた。緊張感も半端ない。宴会の上司は皆怖いし。

華やかなホテル業界も、裏ではこんな厳しいんだな。

休みも束の間、また月曜日から出勤した。



これから1ヶ月は、宴会の仕事。


履き慣れないローファーのヒールが痛い
仕事終わりのストッキングがかなり匂った。

ストッキングってこんなに匂うんか!ルーズソックスは夏でも匂わんのにな。



宴会は慌ただしく
毎日が過ぎた。毎回毎回同じことをするから段々なれてきた。

ウエディングの円卓のナプキン折りも、卓上に十数種類といったシルバー置きも、なんとなく見についていった。



一人一人の作業で、こんなに綺麗な様になるとは。


プロの仕事なんだなぁと、感心した。



お昼は社食を食べた。

30枚セットの定食の綴り券を6千円で買う。給料天引きだ。


ボリュームは多かった。ご飯が多すぎて残してしまいそう!

だが、オバチャンの目が怖くて全部食べた。
前は、水をほんの一瞬立たまま飲んだらめっちゃ怒られた。


お前!女の癖にたったまま飲むな!


だって。ムカついた。笑

No.398 14/03/26 02:05
まり ( 30代 ♀ XebKh )

泊まりの研修ではタバコ禁止だったがそれが終わったらタバコを吸っても全然何も言われなかった。


泊まりの研修は、社会人として秩序を学ばせたかったんだろうか。



たまに朝食バイキングの仕事もあった。



ここでは無くなりそうな料理をキッチンに頼んだり、飲み物、お皿などを補充、お客様のテーブルにある空のお皿を下げるなど。



朝は5時起きだったので眠い眠い。
まだ5時は真っ暗で、運転も少し怖い。


朝のバイキングがおわったら、宴会の仕事、そして昼のバイキングの仕事。



日曜日はお昼バイキングはケーキがある。
業務が終わってからケーキが余ると、それを皆で食べれるのでラッキーに思っていた。




私は派遣のスタッフと一緒にマネージャー飲み物と私達の飲み物を入れた。



派遣の子はケーキを食べるとすぐに洗い物などの仕事をしていた。派遣のバイトの子は時給が高いので、時間内はきちんと仕事をしてもらっていた。





石川さんて家どこ?とマネージャー。




あ、◯市です。



そうなの?今度仕事おわったら、映画見に行かない?



あぁ… はい…



適当に返事をしてその後もかわしていた。


この人何か辛気くさいし、34にして独身てやっぱり何かあって結婚もしてないんだろうか。



そんな事を思った。





No.399 14/03/26 23:46
まり ( 30代 ♀ XebKh )

それから決定した。

私の部署が決まった。

中国料理。


私と同期の女の子が同じ配属に決まった。




女の子は、山西さん。
私はやまにっちゃんと言った。



やまにっちゃんとは性格も合い、少しづつ仲良くなっていった。
たまに同じ時間に終わったら二人でご飯食べたり遊びに行く仲 だった。



中華料理では女の先輩が二人いた。


先輩は二人とも24歳だった。
このうちのひとり、坂本さんのことは初めから大好きだった。

スタイルがよくて綺麗で色白で。
仕事を教えてくれる際、


ここまでで何か分からないが事あるかな?



と気さくに聞いてくれた。




No.402 14/03/28 00:18
まり ( 30代 ♀ XebKh )

>> 400 削除されたレス 読んで頂いてありがとうございます。



電話の話、本当ですね。
360度じゃなくて180度ですね。
突っ込みに笑ってしまいました。



自分でも文章力も無く、小説なんておこがましいです。
思いだしながらダラダラ書いています。



突っ込みありがとございます★

No.403 14/03/28 00:20
まり ( 30代 ♀ XebKh )

>> 401 私は楽しみにしています まりちゃんのさばさばした性格が好き 読んでてスカッとします 続けて欲しいです レスありがとうございます(*^^*)

とても嬉しいです。

退屈な文章ですが、お願いします♪

No.404 14/03/28 00:50
まり ( 30代 ♀ XebKh )

坂本さんは美人なのに、本当に動作などがかわいらしくて、素な感じで本当に大好きだった。坂本さんにもよく坂本さんて本当に可愛いですよね!
と言ったり、二人で仕事の手伝いをした時なども、よく喋って笑っていた。私もよく笑い、坂本さんも私の話に爆笑してくれたり。
本当に楽しかった。坂本さんがいるだけでテンションが上がった。


もう一人の女性の先輩の、多田さん。



多田さんは背が小さくて、ショートカットで仏頂面だった。
仕事のことを教えてくれるが、淡々としていて、何となく苦手だった。


坂本さんと違い、多田さんがいるだけで嫌な気持ちになった。笑





あとマネージャーの田代さん。


田代さんは背が高く、デカイ。メガネをかけていて見た目怖い。あまり喋らないし笑わない。


でも田代さんは愛されキャラで、私達もやまにっちゃんも田代さんが好きだった。


サブマネージャーの新田さん。
新田さんは仕事の事もたまに教えてくれるが、教育係では無かったので、
あまり喋る機会は無いが、あんまり好きじゃなかった。



新田さんは私ややまにっちゃんとは話もしてくれなかった。何か、見下した感じだった。




もう一人男の先輩の高城さん。背が高く、話しやすくて便りになる先輩。


ホールはこの7人で回していた。




No.405 14/03/28 01:58
まり ( 30代 ♀ XebKh )

やまにっちゃんとたまに仕事帰りに飲みに行っていた。
お酒なんて二人とも甘いカクテルを二杯くらい。

その代わりめちゃくちゃ食べていた。



飲みに行くよりも食べに行く、お酒はおまけ。



疲れるよねー、仕事…


まぁねぇー。



仕事や恋の話をした。
やまにっちゃんには二年続いている、年上の彼氏がいた。やまにっちゃんの恋ばなを聞いていた。

仕事の話では誰が好きとか嫌いとかいった話はしなかった。
人の悪口はあまり好きじゃないし、一番は、もし私が多田さんや新田さんをあまり好きじゃないと言ってしまうと、私も人に言うことで自分だけで思っている事が、事実になって自分の心が受け止めてしまうのが嫌だから。


というのと、やまにっちゃんに、


あー、まりはこの人達が嫌いなんだな、と、仕事現場で思われるのが嫌だったから。
人に心を読まれたくないから。





人の悪口は、ある程度はものすごくストレス発散になるかもしれないが、お互いに同じことを思っている時でないとダメだ。例えば仕事の愚痴とかは言ってもいいと思っている。




私は勝手に思っている。

No.406 14/03/28 22:48
まり ( 30代 ♀ XebKh )

やまにっちゃんは、とても女の子オーラを出す子だった。ふんわりしてもブリッコらしい発言はしない。
話やすいので私も友達になった。



一方私はというと、どちらかというとサバサバしているのだと思う。相談なんてしないし、女っぽい仕草など考えたこともない。
サバサバの定義が何か分からないが。まぁ女の子って感じというのではない。人見知りするから笑顔なんて楽しい時じゃないと出せない。




いいな。 やまにっちゃんは。


そんなやまにっちゃんに、新しい彼ができたらしい。


聞けば、ケータイのサイトで知り合って付き合ったみたい。彼氏がいるのに新しい人と付き合っていた。
元カレからは、泣きつかれて困ってると。





やまにっちゃんはそのあとも新しい彼が出来ても続かなくて、続いても3か月くらいだった。



やまにっちゃんは、多分誰かに側にいてほしい寂しがりやだったのだ。


そんなやまにっちゃんとは週二で、夜中まで遊んでいた。








No.407 14/03/28 23:01
まり ( 30代 ♀ XebKh )

楽しい独り身があった。


朝食バイキングで人が足りないとヘルプで行っていたとき、たまたま16時に仕事がおわった。


ウキウキしていて、これからどうしようかな…




そして向かった先は、チェーン店のファミレス。



そこでステーキサラダ付きに、ご飯の代わりにカクテルを頼んだ。

綺麗なスカイブルーのカクテル。


一人で一口一口、味わった。
おいしーい!


今でも覚えている。

本当に至福の時だった。

No.408 14/03/28 23:29
まり ( 30代 ♀ XebKh )

いつものように仕事にいった。

悩みがあった。


お昼の忙しさのピークが終わり、私は立っていた。



ボーッとしていると、痛いっ



私の足を、マネージャーの田代さんが踏んで通り過ぎていったのだ。




物凄い激痛が走った。







何日もそれが、続いた。



田代さん!本当に痛いんですけど!!
私は本気で言った。


あー、そう。と田代さん。



それからも、私の足を踏んだり、肩にぶつかってきた。



本当に痛かった。180㎝越えのデカイ体をぶつけてきたから。

田代さんにしてみたら、私はイジられていた。



でもいくら痛いと言ってもわかってくれなかったので、
また
体をぶつけられたとき、



本気で痛いんですけど!!
本当に止めてください!と泣いて訴えた。


ごめん…!


それから田代さんからのスキンシップは無くなった。




No.409 14/03/30 00:28
まり ( 30代 ♀ XebKh )

私とやまにっちゃんは、田代さんによく、

ご飯連れてってくださいよー。

と行っていた。田代さんは独身だが、バツイチで、今はホテル内に彼女がいると噂で聞いた。
彼女という人は、入社式の時に講演してくれたので知っていた。
ハキハキしていて、終始笑顔で、キラキラしていて、素敵な女性で、私はその人とロッカールームで会ったとき、


講演、凄くよかったです!ありがとうございました!


なんて話かけた。彼女は少しビックリした様子で、

ありがとう。頑張ってね!

と笑顔で言ってくれた。




そういうのも、あって、この田代さんがあの人の彼氏なんだ…


と思っていた。





田代さんの事が可愛いんだろうな。
顔の怖いプーさんだからかな。


と思った。

田代さんは誘っても曖昧な返事だったが、いつか連れてってくれるかもしれないと思っていたし、私達は田代さんが好きだからいつもそんな事言っていた。


No.410 14/03/30 00:42
まり ( 30代 ♀ XebKh )

入社してからの大晦日、やまにっちゃんと街に飲みに行くことに。



22時くらいに居酒屋に入り、やがてカウントダウンが始まった。



お店は賑わっていた。
すると、斜め前の前くらいの席に目が入った。


あれ?!

あの人…



井上君だ!


井上君は、中学時代、すごくすごく大好きだった人。告白したがフラレた。

井上君は、高校卒業後は東京の大学に進学したと千香から聞いていた。


私は残っていたお酒をグビっと飲み、

やまにっちゃん、トイレ行ってくる!


と気合いをいれてわざと井上君の席の前を通りトイレに行った。


前を通ると、何となくだがこっちを見ていた。


(気づいてくれた? )


トイレでよれていたマスカラを直し、トイレを出て井上君の前を通った。



石川さん!?

No.411 14/04/02 00:53
まり ( 30代 ♀ XebKh )

あれ?井上君久しぶりだね…


中学の時の緊張感はあまり無かったが、ドキドキした。
中学の時のスポーツ刈りとは違い、少しだけのびていた。
でも話すと井上君だ。


久しぶり!



井上君の前には知らない男の子。
高校の同級生だという。



石川さんは一人?


いや、会社の、同僚と一緒だよ。


良かったら後でカラオケ行かない?



(まじですか!?)



やまにっちゃんに報告。




やまにっちゃんもいいと言ってくれた。



そして、4人でカラオケに行くことに。

No.412 14/04/02 00:59
まり ( 30代 ♀ XebKh )

井上君とカラオケ…

夢みたい。中学の頃、憧れて大好きだった人…


あれから何年も経って、カラオケに行く…あり得ない!



カラオケでは皆でお酒を飲みながら歌った。



私は胸がいっぱいだった。




そして井上君を車で送って行くことに。



あの頃は飲酒運転が今よりは厳しくないときでした。不快にさせてしまいすみません。



No.413 14/04/02 01:10
まり ( 30代 ♀ XebKh )

同じ高校だった千香によると、井上君は高校卒業後、東京の大学に進んだそうだった。




井上君、今は冬休みなんだ?


うん、今、東京のホテルでバイトしてるんだけどね。 正月休み少しだけもらったらまた東京帰るよ。



そうなの?!あたしもホテルで働いてるよ!
偶然だね!



井上君は宴会の裏方をしてるみたいで、私が研修していた事と同じ事をしていた。




大変でしょ?あそこの部署って。厳しいでしょ?




めちゃくちゃ厳しいよ。上の人とか偉そうでさ。見下されてる感じだし!バイトには社員も厳しいし。




あー、やっぱりどこも同じなんだね。うちもだよー




職場のことで話が弾んだ。




そして携帯番号を交換して帰宅中した。



中学みたいな時ほどのドキドキは無いがテンションが上がったまま寝た。



No.414 14/04/02 01:29
まり ( 30代 ♀ XebKh )

それからす少し経つと井上君からメールが。



私は仕事が終わってから井上君を迎えに行った。
私の家から車で5分と近くて井上君は車の免許を持っていなかった。




おまたせー!どこいく?




車で他愛ない話をしてから、コンビニでお酒
を買いに行った。




車を止めて飲んで話をしていたら、何となく雰囲気になって…



井上君が体をさわってきた。



少し戸惑ったが、受け入れた。





No.415 14/04/05 00:47
まり ( 30代 ♀ XebKh )

目の前にはあの井上君がいる。

でも昔のようなドキドキは無かった。


いろんな経験をしてきたから?




酔っていたからお酒のせいだよね…




多分お酒のせいだ。



そしてついに井上君と体の関係を持ってしまった。




車の中で。



No.416 14/04/05 01:04
まり ( 30代 ♀ XebKh )

俺、ぶっちゃけ、初めてなんだ。





事が終わり、井上君が言った。





そうなの?



少しビックリしたが、あえて落ち着いて答えた。



千香から高校時代の井上君の話は少し聞いていた。


告白して付き合った女の子がいたが、フラレたと。それからは井上君の浮いた話は一切聞いたことがないと。




俺、高校入ってから全然モテなくて。
東京行っても何か浮いた感じだし。



そうなの?
井上君なら大丈夫だよ!だって大学入ってまだ少ししか経ってないでしょ?




そうかな。
ありがと!まりりん優しいね!





まりりんとは、私のニックネームで中学の時に呼ばれていた。
井上君はこの日からまりりんと呼んだ。



井上君は私に一回もキスをしなかった。


私に恋愛感情が無いのだと思った。

No.417 14/04/09 00:51
まり ( 30代 ♀ XebKh )

そのあとも井上君が街に飲みに来ていて、私もたまたま街にいたのでまた一緒に飲んで、帰りを送って行った。




広い三車線道路を70キロ位だして走っていたら



ちょっと!飛ばしすぎだって!危ない危ない!
わー!斜め前の車、ウインカー出してる!

前に来るよ!


こわー!



など、井上君は隣でうるさかった。



ちょっとうざかった。




あー、俺ほんと、何で友達できないのかなー!




隣でずっとブツブツ言っている井上君に適当にあいずちをうって、前を向いてただ安全運転をしていた。





井上君はずっと自分の話をしていた。




んー…

友達出来ない理由、少し分かったかも…





隣に居たのは、昔、あんなに憧れていた井上君。



でも私は嘘のように冷めていた。

No.418 14/04/09 01:19
まり ( 30代 ♀ XebKh )

その日を最後に井上君は東京に帰って行った。



それからも連絡は全然とらなかった。




私はまだホテルのレストランで働いていた。



高校時代に、仲良しだった愛ちゃんから電話が あ った 。
まりにはイイ人を紹介してもらって感謝してる。
まりに紹介したい人がいると。




暇な私は、いきなりその人に迎えにきてもらい、愛ちゃんの家に行った。


もちろん初めて喋る人なので車内では特に会話は無かった。





迎えにきてくれたのは男性二人。


紹介したい人ってどっちなんだろう…



夜だし顔もよく見えない。



そして愛ちゃんちに着いた。





愛ちゃん着いたよ!



電話すると玄関まで、迎えに来てくれた。



まりー久しぶりだねー!
会いたかったよー!上がってぇー!



皆で愛ちゃんの部屋がある二階に上がる。


お邪魔しまーす。


愛ちゃんのお母さんが出てきた。



まりちゃん久しぶりね!ゆっくりしてってね。



はーい!





愛ちゃんの家は夜はスナックになり、うちの母が週に 二回ここに働きに来ていた。この日はたまたま出勤していなかったが。

No.419 14/04/10 01:37
まり ( 30代 ♀ XebKh )

買ってきたお菓子やチューハイを出して乾杯した。


俺、愛ちゃんとは三年前くらいからの友達なんだ。24才。こっちは俺のダチのケンタ。よろしくねー。



まりです。


私は少し緊張していた。

そして宴会が始まった。



家飲みはすごく楽しかった。ゲームとかくだらない話をして。






No.420 14/04/10 01:43
まり ( 30代 ♀ XebKh )

皆凄く酔っていた。



私が酔って横になって寝ようとしたら髪の毛や頭を引っ張ってきたりしてちょっかいを出して来る。





愛ちゃんの、友達の守くん。



やめてよー。笑



まりちゃん番号教えてよー。



いいよ。用事があるときだけかけてきてね。笑


そして守君と番号とメールを交換した。



そして気が付いたら皆で雑魚寝していた。






No.421 14/04/10 01:43
まり ( 30代 ♀ XebKh )

皆凄く酔っていた。



私が酔って横になって寝ようとしたら髪の毛や頭を引っ張ってきたりしてちょっかいを出して来る。





愛ちゃんの、友達の守くん。



やめてよー。笑




そして気が付いたら皆で雑魚寝していた。






No.422 14/04/10 01:56
まり ( 30代 ♀ XebKh )

次の日。


皆仕事が休みだったので、朝に起きた。



あー、喉渇いたぁー。


もしもしママー、朝ごはん作ってぇー。


愛ちゃんは内線で電話していた。




(お母さん優しいなぁー。ご飯作ってくれるんだ。あたしなんか、家に男なんて呼べないや)


愛ちゃんは一人っ子だったので愛されているようだった。



少しして、私と愛ちゃんで下に降りた。



香ばしく焼いたクロワッサンにスクランブルエッグにハム。冷たいお茶。


いいにおいー♪



二階の愛ちゃんの部屋に持って行って皆で食べた。



俺、めっちゃ頭痛いわ。笑



守君昨日、ビグビ飲んでたよね。強いんだねー。



俺とケンタはおっさんだからね。君たちとはキャリアが違うのだよ。
てかおまえら未成年!酒タバコだめ!不良がー!




守君だって成人してんだから未成年と飲んだら犯罪だよ!



愛ちゃんが言って皆で笑った。




二日酔いのテンションは無敵。






No.423 14/04/10 02:06
まり ( 30代 ♀ XebKh )

このあと何する?


テンション高い守君。



あたしは友達と約束あるんだよねー。



と愛ちゃん。




まりちゃんは?


何もない。笑



じゃあ俺んち来る?



返答に困っていた。



(予定も無いし、どっちみち送ってもらうからなぁ…)




じゃ、行く!



そして私と守君、ケンタ君で車に乗ったが、先にケンタ君を家まで送ってから守君の家に。



守君は背が160センチくらいで細身のおしゃれさんだ。AB型。顔もまぁまぁ。性格は、明るくプラス思考でいつも笑顔でよく喋る。



No.424 14/04/10 02:15
まり ( 30代 ♀ XebKh )

お邪魔しまーす。


これが俺の部屋。


あー、広い!片付いてるね!


うん、こう見えてキレイ好き。笑



しばらくは部屋にある物やマンガを読んでいた。




守君は、実家で住んでいた。守君ちはバイク屋で、全ちチェーン。



まりちゃん、ランチ行こうよ!



私達はランチに出かけた。

No.425 14/04/11 03:07
まり ( 30代 ♀ XebKh )

守君はよく喋るし、いつも笑顔で楽しい。



恋愛感情は無かったが、暇だったし、それからもちょくちょくご飯食べたりしていた。
私も、仕事が終わって暇な時は、守くんちは私の職場から近いので帰りによったりしていた。



まり、飯食ったのか?


まだだよ。




じゃ、そこの居酒屋いくか?
歩いてすぐの居酒屋があるんだよ。 まりの車、俺の借りてる駐車場にとめていこうよ。



歩いて二人で居酒屋へ。




まりさぁ、彼氏居ないんだよね?


いないよ?




前の彼氏とはいつ別れたの?



前の…
誰だっけかな?笑
忘れたよ。なんで?



興味あるし。てかまりって自分の事あんまり話さないし静かだし…
どんな人がタイプなのよ?




わかんない。好きになった人がタイプ。ほんとなの!今まで付き合った人だっていろいろだし!



いろいろって、お前どんだけ恋多き女なんだよ!



いやいや、笑
わかんないの。ホントに。魅力的な人が好きかも





顔がいいやつか?!



そりゃぁカッコいいに越したことないよね!



二人で笑った。



そして沈黙…




私はあまり人との沈黙に焦ったりはなく、会話に沈黙は付き物だと思っていたし沈黙はよくあった。





まり、俺と付き合ってください!



守君は頭を下げた。



(酔ってるからだよね。)
どこか冷静な自分がいた。



ダメかな?

守君は顔を上げてこっちを見た。




………





ごめん。あたし何か…付き合うとか…好きとかよくわかんないの…



俺のこと嫌いか?




全然!そういうんじゃなくて…



そうか?じゃぁ今まで通り、遊んだりしてくれるか?




うん!もちろん!笑



よかったぁー。



守君は笑った。








No.426 14/04/12 01:06
まり ( 30代 ♀ XebKh )

この頃、仕事の人と段々仲良くなっていた。


私はウェイターだったので、キッチンの男性二人とは、仕事の合間に喫煙所で話したりして歳も近か った為、その二人とやまにっちゃんとでドライブしたりボーリングしたりして遊んでいた。


後は先輩の高城さんとも何度かご飯行くうちに、ため口でタカちゃんと呼んでいた。タカちゃんとは、仕事が終わってやまにっちゃんと三人でご飯に行ったりしていた。


タカちゃんには彼女がいて、何度か店にもご飯を食べに来ていて、可愛かった。
ヘソだしトップスにジーパンで、ロングヘアーの茶髪。
ブリトニーが好きだと言っていて真似しているのだと思った。タカちゃんもブリトニーファン。
私もブリトニーが高校の時から好きだったので、タカちゃんとは話が弾んで二人でタカちゃんの家でブリトニーのPVを見たりもしていた。
タカちゃんは彼女にいろんな物を貢いでいて、ゾッコンだったけど他に男の影がいて悩んでいるとかで私は話を聞いたりしていた。




よくわかんないけど、タカちゃんの話を聞いたらおかしくて、男女の仲なんて無く、仲良くしていた。



あたしだって、タカちゃんの彼女にしてみたらグレーゾーンだよ?



まりりんはいいんだよ。まりりんは友達。それに俺は彼女一筋だからね。笑



あっそう!彼女に裏切られないようにね!笑





毎日のように、遊んでいて本当に寝不足だった。




仕事中にボーッとすることもしばしばでミスばかりしていた。
そのたびに女の先輩の多田さんやサブマネージャーに注意されていた。




朝方まで遊んでいたので、解散した後に車の中で寝ることもあったので、毛布を積んでコンビニの駐車場で少し寝てから家に帰る日もあった。




若いから出来たのかもしれないが、今は絶対出来ないや。




No.427 14/04/13 00:46
まり ( 30代 ♀ XebKh )

男女の友情は成り立つと思っている。



職場の友達も皆、良き友達だ。



どちらかが好きと言う感情が芽生えて、体の関係を持ちたいと思ってしまったら話は別だが。


仕事の合間にある人にメールした。



明日休みだから、飲みにいかない?



いいよ!終わったら駐車場に車停めて上がってきて。部屋いるから。



メールの相手は守君。



守くんの部屋は三階にある。



ドアを空けるとしっかりおしゃれした守くんがいた。



さぁ、出掛けるか!今日は街いくぞ!



そして車で5分のカフェバーに着いた。
店内はオシャレな狭いカジュアルなバーだった。



オシャレやなー。守くんぽいわー。



酒飲みはいろんな店に行くものよ。マスターと友達なんだよな。




そして私はカクテル、守君はビールでひとまず乾杯した










No.428 14/04/13 01:00
まり ( 30代 ♀ XebKh )

仕事はどないなん?


楽しいよ!敬語がなかなか使えないけど…



まぁ、こないだまで高校生だったもんなぁー。


いつもマネージャーに怒られてるよ。笑
守君はどうなの?仕事。やっぱりバイク屋だから修理とかしてるの?



修理はできるよ!部品があればバイク一体作れるよ。




マジで?すごい!



世間話をして帰る事に。





守君の家に着いた。



もう帰るの?上がってけよ!



まだ12時かぁー。じゃ、ちよっとだけね。




コーヒーを入れてもらった。

守君は隣に座った。



近いよー!!




いいだろー!今更!笑


そして頬っぺにキスしてくる。


酔いすぎ!酒くさい!離れて!


守君を押す。


すると押し倒された。












No.429 14/04/14 01:34
まり ( 30代 ♀ XebKh )

まり、好きだ。


そしてキスされた。
私は拒否しなかった。
だめだだめだ…
心で思っていても、断る理由もない。
彼氏も好きな人もいない。
そして私は守君を受け入れた。







翌朝…


私が先に起きた。
何時だろ…
時計を見ると、7時だった。




ボーッと昨日の飲みかけのコーヒーを飲んだ
守君が起きた。




早いなー。いつ起きた?




今だよ。




守君にパンと卵を焼いてもらった。


俺、仕事いくから、ゆっくりしていけよ!
仕事っていっても隣だけどな!笑



うん。ありがと。あたしも出るよ!



守君は支度をして、一緒に家を出た。




家ついたらメールしてよ。



分かった…




(何でメールせなあかんのだろ。)



そして、家に帰って、仕事が休みだったので映画を借りて見た。




No.430 14/04/14 01:43
まり ( 30代 ♀ XebKh )

それからは、守君とは普通に遊んでいたし、体の関係もあった。
いわゆる、セフレ。

でも守君は前と変わらない姿勢で私と接してくれていた。
ただ変わったことといえば、私からは連絡をしなかったことだ。



男は、付き合いたいよりも、ヤりたいだけなのか?ヤれたから付き合うのはもういいんだろうな。
と思っていた。



そして守君のメールの返事も返さないようになり、私はメールアドレスと番号を変えて連絡さえとらなくなった。

No.431 14/04/15 02:07
まり ( 30代 ♀ XebKh )

あたし、彼氏ができたんだ。



やまにっちゃんが言った。



その人って、あの人?




その人とは、よく皆で遊んでいたキッチンの内の一人だ。



そう。よく分かったね!


うん。何となく、前から仲良かったからね。
やまにっちゃん分かりやすいよね。




そう?一応まだ内緒ね!


うん。順調なの?


まあね…笑



(やまにっちゃんはいいなぁ。これでこそ恋多き女だ。)




皆と遊びに行ってもいつもやまにっちゃんと彼氏はラブラブで、二人の世界だった。




プリクラを撮ったといっていつも見せてもらった。



職場恋愛かぁ。いいね!

No.432 14/04/15 02:14
まり ( 30代 ♀ XebKh )

姉と遊びに行って、その帰りに、コンビニに寄った。




いつもは行かない家より少し遠いコンビニだった。



レジをしてくれた店員さんがすごくイケメンだった。



店を出て、車に戻った。



あの人すっごいイケメンだったよね!



え?あの二人の内の右の人?うん、すっごいイケメンだったね。何?連絡先聞いてこようか?



いや、そんなんじゃないよ!




姉ちゃん、聞いてくるよ!




いいー!いいって!いいから!



姉は車から出ていってしまった。



すごいなぁ姉ちゃんは…



私は恥ずかしさのあまり、助手席で両手で顔を覆い隠していた。




No.433 14/04/18 01:17
まり ( 30代 ♀ XebKh )

少しして、姉が車に戻ってきた。


何てゆったん?!



私と一緒にいた子が、お兄さんのことカッコいいって言ってるから、彼女いなかったらメアド教えてって言った。




えー!!で、何て?



書いてもらったよ!




そして姉は私にレシートの裏に書いたメアドを渡してきた。



すぐにでもメールしなよ!



ドキドキしたまま、家に帰った。








No.434 14/04/18 01:37
まり ( 30代 ♀ XebKh )

次の日の仕事の合間に、メールを送った。




昨日は仕事お疲れ様です。
まりといいます。
友達になってくれたら嬉しいです。



しばらくしてメールが来た。





ドキドキ…


あの人かな…




はじめまして。信也です。
友達、OKです。




こんなやりとりから続いた。




たまに、電話もするようになって、飲みにいこうと約束をした。
私は姉を連れていく事になり、信也くんも大学の友達を連れてくると、いった。




信也くんは大学生で私の2つ年上で、コンビニの近くで一人暮らしをしているそう。




そして、私と姉とで信也くん宅で飲むことに。



私と姉は言われた場所に向かった。

No.435 14/04/18 01:57
まり ( 30代 ♀ XebKh )

着くと、男性が出てきた。信也くんだ!


ドキドキ…



ここに止めて!


車を止めると、二人で信也くんに着いていき、アパートについた。


ここ、信也くんちー?


うん、この部屋。上がって。



部屋は1DK。
部屋にはすでに信也くんの友達がいた。




こんばんわー。




あ、こんばんわー。




優しい感じの人だった。



えーと、この人はなお君です。笑




あ、まりと、私の姉ですー。




なんやかんやでお菓子を食べながら買ってきたお酒を皆で飲んだ。



信也くんは、イケメンだけど恋愛には慣れてない感じで、今で言う草食男子。



楽しんで、私と姉は帰る事に。



ありがとー!

じゃ。またね。、



車に乗った。




まり、信也くんどうよ?


うーん、真面目だよね。




好きになった?



まだわかんないや。好きとかはないかな。


No.436 14/04/20 02:00
まり ( 30代 ♀ XebKh )

イケメンということで興味をもったものの、好きにになる訳では無かった。



好きになるのに時間はかかるとか、少し話しただけで好きになるとか、一目惚れをしたとか、今まで一瞬にして好きになるのは、井上君だけだった。
あとも先も。


それは今考えても変わらない。


ただ今分かったのは、凄く好きになってずっと好きでも、ある日突然、前触れもなく冷めるという事だけ。




恋愛や出会いも、回数を重ねるとだんだん分かってくるもんだ。






No.437 14/04/20 02:16
まり ( 30代 ♀ XebKh )

仕事は段々覚えてきていて、やまにっちゃんも私も、朝イチからの一人で行う仕事もしていた。



10時に出勤して、ブラインドカーテンを開けて、昨夜テーブルセッティングで、うつ伏せにしていたグラスを上向きにしたり、ランチで出すウーロン茶を蒸したり、テーブルをふく布巾を用意したりと、やることはたくさん。



10時に来たら間に合うことを、私はギリギリに出勤して、10時半に来てやっていた。


これではダッシュで用意しても、皆が来る10時50分には間に合わず、結局皆に手伝ってもらっていた。




一度ならず、何度もこんなんで、皆から怒られていた。



何度も何度も怒られても、私はミスを繰り返した。


やまにっちゃんはちゃんとやっていたから、私は皆から評価されなかった。







怒られるのは嫌だから、怒られないようにきちんとやってやる!!



そう思っても、何故か心が集中できない…




注意力散漫…


自分は病気なのかもしれないと本気で思ったほどだった。

No.438 14/04/22 00:15
まり ( 30代 ♀ XebKh )

そして、信也くんとデートすることに。



待ち合わせ場所に行って、そこに信也くんも自分の車できた。



家まで車で迎えに来てくれたらいいのに…



と思った。

そして待ち合わせのファミレスで遅めのランチをとることに。
私はお腹が空いてなかったので、マンゴージュース、信也くんは、チャーハンを頼んだ。



信也くん、大学楽しい?



うーん… 特には。
何となく短期を選んだけどね。大学を勤めあげてなるべく中退しないようにしてるけど笑




そうなんだ。



あんまり大学を楽しんでいないようだった。



私は先に来たマンゴージュースを飲んだ。



ここのマンゴージュースおいしんだよねー!




ちょっとちょうだい!



信也くんは私の返事を待たずにジュースを飲んだ。



(あっ…間接キスだ…)




顔が赤くなった。



信也くんも私の顔を見て赤面していた。



赤面は伝染するのだ。笑

No.439 14/04/22 00:40
まり ( 30代 ♀ XebKh )

信也くんは、チャーハンをバクバク食べていた。



いる?




私を見て、信也くん。



少し緊張していたが、断るのも何だし、スプーンで一口だけ頂いた。



男は食べる事は緊張はしないのだろうか?
女は心を許してない場合は緊張する。


と思った。



そして、お店を出ることに。



レジで財布を出すと、普通に割り勘だった。
私が飲んだジュースの390円は、きっちり支払った。



大学生で独り暮らしだもんな。




そして信也くんの車でドライブ。



まりちゃんて、付き合った中で長いのってどのすらい?




うーん。多分二年くらいかな…
私、好きじゃなくなると、メアドも番号も変えるんだよね。



え?!全部変えちゃうの?何で?





うん。話したくないから。いざこざも嫌だから。




前に付き合ってた陽介の時のように
付き合ったり別れたりを、繰り返すのはもう嫌だった。
結局絶ちきれないのは、自分なんだけど。



でも話し合いとか、もう面倒臭くなっていた。




ドライブを終えて、私は家にかえった。



まだ16時か…



私は夕方の明るい中、帰宅した。

No.440 14/04/22 00:55
まり ( 30代 ♀ XebKh )

信也くんとは、週一で姉も交え、遊んでいた。



そして今度は、二人だけで信也くんちで遊ぶことになった。




私はお気に入りの洋楽のCDとお酒を持っていった。




そしてCDを聞きながら、お酒を飲んだりお菓子を食べながらテレビゲームしたりした。




時間は12時を過ぎていた。



眠くなった。




信也くん、眠いから…寝てもいい?



うん。俺も寝るよ。遅いしね…



いっても布団は一つ。ベッドの上に…



私はお酒で通常の意識がぼんやりしていた。




私はベッドにのって、目をつむった。



あとから信也くんがベッドに乗ってきた。



ギシッ




信也くんは私の隣に来た。









何も始まらない…



少しすると私は本当に寝かけていた。


すると隣の信也くんが、私に一瞬でキスした。




(あっ!! )

No.441 14/04/23 02:49
まり ( 30代 ♀ XebKh )

(キスしてきた…)



でも信也くんは何もせず、反対を向いて動かない。



(信也くんは真面目だな…)



安心と共に眠りについた。



翌日、私は小学校から仲良千の香と遊んだ。




千香には中学から付き合っていた一つ下の彼氏がいて、愚痴などを聞いたりしていた。




まりは最近どう?仕事は?




厳しいけどまぁなんとかやってるよ。



社会人て大変だね!なんか本当大変そう!





千香は県外の大学生だけど、たまたま地元に帰ってきていた。
千香とは月1で電話などでやりとりをしていたけど、久々に会ったら話は尽きない。



千香は私を必要としてくれ、私も千香を一番の親友と思っていた。




何でも話せる仲だけど、男関係だけは千香には喋らなかった。
千香は多分、私が付き合ってもいない男と遊んでいると知ったら、軽蔑するとタイプだったから。


千香は中学で初めての彼氏とずっと続いていたし、下ネタなどは恥ずかしがって一切拒否するのだ。





千香には言えない。多分言ったら皮肉たっぷりのことを、言われるだろうな。

と思った。



No.442 14/04/23 03:01
まり ( 30代 ♀ XebKh )

信也くんはたまにメールをしてきたが返さずにいた。



あきらめたのか違う内容のメール。

まりちゃん、CD忘れてるよ。




そう。CD忘れてたんだ。あのCDは欲しいけど…でも面倒くさいな。




姉が




まり、最近信也くんと遊んでる?




ううん。CD忘れてるってメール来てたけど、もういいや。面倒くさい。




はぁー?信也くん、わざわざメールしてくれてるのに返信くらいしたりーな!



いいの!



すると電話があった。電話も取らないで、私はまた番号とアドレスを変えた。



信也くんには、私は好きじゃなくなったら、番号とアドレスを消す事は言っていた。

多分信也くんは、私がメールを返さないでいることで、


あ、俺もどうでもいいんだな。

と悟ったはず。でも最後までCDのことを言ってくれたのにも関わらず、私は番号を変えた。








No.443 14/04/24 00:51
まり ( 30代 ♀ XebKh )

それから少したって、仕事の閉店の片付けなどをして、22時くらいになった。


やまにっちゃんと同じ勤務で、用事が無いときは仕事が終わっても、調理場の人達と、上司の田代さん、タカちゃんと残っていた。調理場の人達は、単価の低いチャーハンや、麻婆豆腐を作って料理の練習を毎日しているのだ。




田代さんは、それをつまみにビールを飲んで、調理場の人達とコミュニケーションをとっていた。




仕事でサービスと調理場のコミュニケーションは必須だ。




怖い料理長は仕事が終わったらすぐに帰っていたから居ない。



他のホールサービスの先輩達は、仕事が終わるとすぐに帰っていた。





やまにっちゃんは、調理場の彼氏がいるから待ってられる。


田代さんはコミュニケーションで晩酌。



私はただの暇人(((^^;)

No.444 14/04/24 01:09
まり ( 30代 ♀ XebKh )

あ、
タカちゃんも暇人(((^^;)




仕事が終わり、また私、田代さん、タカちゃん、やまにっちゃんで一息つこうと思ったら、




石川、ハッピーバースデー!!



え?え?え?



見るとロウソクとイチゴが乗ってデコレーションされた生クリームケーキが出てきた。




うわぁー!ありがとうございますー!!



まだあるよ!



でてきた料理は…



鶏肉とカシューナッツの炒め、麻婆豆腐、和牛と小松菜の炒め、ゴマだんご、タピオカココナッツミルク




あっ、この前に私の好きな中華料理聞いたやつですか?



リーダーが言った。
そうだよ。ケーキはこいつの手作り!



中華のデザートを担当者していた、いつも私ややまにっちゃんと遊んでいた人だった。



その人は照れくさそうに笑った。




本当にありがとうございますー!

No.445 14/04/26 02:56
まり ( 30代 ♀ XebKh )

19歳の誕生日だった。



夜中まで宴会は続いた。


夜中なのに中華で油っこいもの…太るーと思いながら、間食した。本当に美味しくて、皆に感謝した。
やまにっちゃんからはプレゼントを貰った。


調理場の人達は、いい人ばかりで、ホールの皆とも仲が良かった。





仕事中は私語は一切無しだったけど、終わったらこんな感じでワイワイするのだ。



石川もチャーハン作ってみるか?




とリーダーが。



鍋を片手で持っただけで右手が上がらない。



重たっ!!こんな重い鍋毎日振って、凄いですー!


ハハハ!慣れだよ!




炒め鍋は、取っ手がなく、乾いた布で左手で持って振るのだ。右手にお玉を持ってかき回す、そして右手で振る。

これを営業中は鍋担当の人はひっきりなしにしていた。



中華レストランは繁盛していたのでバンバン注文が入る。
調理場の人達は手に火傷がたくさんある。




そして仕事が終わっても皆毎日練習をしている。
プロだなぁ…と思った。

No.446 14/04/26 03:12
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ある日調理場のリーダーに連れられ、街に連れていってもらった。
いつもの仲良しメンバーと一緒に。



連れていってもらった小料理屋は、リーダーはこの店の常連みたいで、キープのボトルを飲んでいた。



好きなの頼めよー!


料理が運ばれて、やまにっちゃんと私は好きなカルアミルクを飲んでいた。



美味しいねーやまにっちゃん!やっぱこれだよねー。



と言いながらそればかり飲んでいた。



お前らそんな、甘いの飲んでお子ちゃまやなー。
じゃあ、これ飲んでみるか?飲みやすいぞ!



そういってでてきたのは甘めのお酒、すだち酒のボトル。


やまにっちゃんは美味しかったのかぐびぐび飲んでいた。


やまにっちゃん、これヤバイよ!飲みやすいから。飲み過ぎ注意だよー!


でもやまにっちゃんはぐびぐび…




次第に、泣き出してしまった。笑



泣きながら何かを喋っていたが、聞き取れなくて、皆で笑った。




私はあまり酔ってなくてツマミを食べ続けていた。



やまにっちゃんは、遂にギブアップしたので一緒に、来ていた彼氏と彼氏の社宅に帰っていった。


ごちそうさまでした!



リーダーは皆のお会計をしてくれた。



リーダー、お金いっぱい使ったのではないですか?



あー、大丈夫だよ。こんなん。仕事ばっかで女もいないから金はあるんだ。



太っ腹~!また連れてってください!


おう!じゃ、またなー。



お疲れ様でしたー。



調理場の人は社宅があるので皆帰っていった。

No.447 14/04/27 01:50
まり ( 30代 ♀ XebKh )

しばらくして調理場の人達とやまにっちゃん、タカちゃんで社宅のリーダーの部屋で飲む事になった。



ワイワイと買ってきたお酒や料理で盛り上がった。


ゲームしたりテレビを見たりしていると、もうお開きに。


それじゃ帰ろうかなー、と玄関に向かうと、リーダーに腕を掴まれた。


もう少しいてくれ。




と小声で言われた。




え?と思ったけど、皆はもう部屋を出ていない。



おまえ好きなやついるか?



いないです…



石川!好きだー!




いきなり畳の上に押し倒された。



No.448 14/04/27 02:15
まり ( 30代 ♀ XebKh )

何ですかー。酔ってるんですか?


振り切って私は外に出た。



笑いながら言ったが、びっくりした。あまり騒いでも酔いが冷めたらリーダーも後々気を使う。


だが、内心バクバクしていた。リーダーのことは先輩でお兄ちゃんだ。




次の日…




まりおはよー。


おはよー!眠そうだね。



だってお開き4時だよ?眠いわー。



あたしもかなり眠いー(*_*)



ちらっとリーダーを見た。


開店したてで、忙しく鍋を振っている。



ー16時の休憩ー



あたし、彼と別れそうなんだよね。



え?!


やまにっちゃんの隣には先輩の坂本さんと多田さんがいる…



やまにっちゃんは気にせず続ける。



もうだめかも~笑



大丈夫?



うん…(*_*)


今日終わったら話聞くよ?



今日はだめなんだー。友達に会うから。


(あっそ。笑)




たばこを吸いに休憩室にいくと、やまにっちゃんの彼氏がいた。



お疲れ様でーす。


お疲れ様でーす。




……


やまにっちゃんと別れたの?



え?誰がゆってるん?



…いや、なんとなく。



なんか、あいつがメールしてるの見てしまってさ、男みたいで、それで冷めつつある。


友達じゃないの?



友達ったって、ずっとメールしてるし、会うのもたまにキャンセルされるし…
そんなんばかりじゃ冷めるよ。
もーいいわって。


やまにっちゃんには聞いたの?



うん。やっぱり友達って言い張るよ。出会い系でもしてるんじゃね?まあ、今日くらいに別れ言うつもり。



(やまにっちゃん、友達と会うっていってたな…)








No.449 14/04/28 01:50
まり ( 30代 ♀ XebKh )

やまにっちゃんはそれから彼氏と別れて、その友達と付き合った。



私は、マネージャーの田代さんからお誘いがあった。




ご飯を食べに連れていってくれるという。


やまにっちゃんはお休みだったので、二人だ。


田代さんと待ち合わせていたチェーンの中華ファミレスで待ち合わせした。



先について適当にテーブルにすわった。



しばらくして田代さんが来た。



初めて田代さんとプライベートでご飯を食べることになったのだが、田代さんなので全然緊張もしなかった。



何か適当に頼んでいい?俺ビール飲むけど、石川さんは?



はい。あ、ウーロン茶で。



とりあえず



お疲れ様でーす。



乾杯した。






No.450 14/04/28 01:58
まり ( 30代 ♀ XebKh )

俺は、ホテルに来る前は、中国料理の調理師になりたかったんだ。
いろんな勉強をしてた。


じゃあ田代さんは料理作れるんですか?


うん作れるよ。でも仕事もしなければいけなかったから、このホテルの調理場希望だったけどだめで、サービスとして働き始めたんだ。


そうなんですか…



酒豪の田代さんは次々に ビールを開けて、ずっと自分の話をしていた。




時間は2時を過ぎた。



そろそろ帰ろうかな。眠いんだろ?



はい、眠いです…



そして解散した。





田代さんが誘ってくれて凄く嬉しかった。
今日の事は、誰にも言わないでおこう。

No.451 14/04/29 08:21
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ある日のこと。出勤して、中国料理レストランに廊下を歩いていた所…


前から白い服をきていた背の高いコックさんが歩いてきた。




お疲れ様です。




お疲れ様です。



今まで一度も見たことない人だった。



どこの部署の人だろう…?
背が高くてかっこよかったなぁー。



渡り廊下を歩き、到着した。



うちのレストランと本館は離れている。


やまにっちゃんおはよー!



おはよー…眠いわ(*_*)



また寝不足?あたしは今日は元気だよ!
さっきね、男前に出会ったんだ!どこの人かわからないけど…



そしてあわただしくランチ営業が始まった。









No.452 14/04/29 08:38
まり ( 30代 ♀ XebKh )

この日の仕事も修了し、やまにっちゃんが私を誘った。


今日はやまにっちゃんちに泊まる。次の日は同じ時間に出勤だったから。



DVDを借りてきて、やまにっちゃんの部屋で見ることに。初めて行ったやまにっちゃんの部屋は離れだった。とても可愛くて片付いていた。
やまにっちゃんはきれい好きだ。
洗車も週一でする。(拭かないが)


やまにっちゃんの部屋かわいいね!片付いてるし、すごいよね。あたしなんか散らかってるよ。



そう?なんか帰ってきて散らかってたら嫌なんだ。


(見習わないとな。)
買ってきたお弁当を食べながらDVDを見ていた。






……



朝ごはんをご馳走になり、やまにっちゃんの車で出勤。




まり、昨日、
あたしのベッドで爆睡だったね~。




え?!ごめん!やまにっちゃんはどこで寝たの?



ベッドで寝た。笑




添い寝?ホントにあたしのこと好きなんだから~。


まりDVD始まってほんとすぐ寝てたよ!



ありゃ。ごめんー(^-^;










No.453 14/04/29 09:18
まり ( 30代 ♀ XebKh )

イケメンに会ってから、やまにっちゃんに



あたし、あの人と次に会ったら告白する!


まじかー!会えたらいいね。



うん。



仕事終わりにカウンターで田代さんに呼ばれた。




なんですか?



石川さん、異動で、フランス料理にいってもらうから。




え?!



フランス料理店は、本館の最上階にある。
ここには同期の男の子がいる。私と入社したアルバイトが次々に辞め、何か先輩がかなり厳しいので皆毛嫌いする所だ。中にはストレスで右手が動かなくなった同期の女の子がいた。



何で私なんですか?私、まだここで働きたいです!



でも、もう決まった事だから。



納得できず、その日
休憩にかいたメモを田代さんに渡した。



仕事が終わって23時頃、休憩室 に来てください。













No.454 14/04/30 02:01
まり ( 30代 ♀ XebKh )

田代さんが休憩室にきた。



田代さん、私まだ皆と働きたいです!行きたくないです!




でももう決まった事だから……
来月、フランス料理の方にいってもらうよ。



行きたくないです!行くなら、辞めます!



辞められないよ。もう決まったんだ。



私は泣いて田代さんに訴えたが、田代さんの返事は変わらない。




一時間ほどして家に帰り、また次の日も誰もいない休憩室で同じことを話し、泣いての繰り返し……






多分怖かったのだ。



居心地のいい場所から、未知の仕事場への異動……




異動先の同僚の休憩室でのテンションの低い顔……


右手が動かなくなるくらいのストレスの職場事情……




私の塞ぎこんでいる顔をみたタカちゃんが
仕事終わりにラーメンに誘ってくれた。



No.455 14/04/30 02:14
まり ( 30代 ♀ XebKh )

まりさん、どうしたの?最近暗いよ?



私、異動になるんだって。
フランス料理に……
タカちゃんは行ったことある?



ないよ。俺はずっとここで働いてるからね。



はぁー。どうしよう……行きたくないよ……
でも、辞めさせてくれないし……




それは、まりさんにまだ見込みがあるからだよ。




違う、人がいないからだよ……




異動してみろよ。
行かないと何もわからないだろ?行ってから辞めるか続けるか決めればいい。
そうだろ?合わなけりゃ辞めればいい。行く前から蹴るんじゃなくてさ。





タカちゃんの言葉で何か光が見えた気がした。



そうだよね。
そうだよね……




ラーメンを一口食べた。
あ、美味しい……





だろ?ここ、お気に入りなんだよ。



汗をかきながら夢中で食べた。



ご馳走さまです!



ご馳走さま!じゃ、まりさんのおごりな!




何でやねーん!! 笑




久しぶりに笑った気がした……



No.456 14/05/01 02:19
まり ( 30代 ♀ XebKh )

次の日。


私、異動します!



田代さんはいつもの無表情でびっくりしていた笑




そうか。分かった。



それだけだった。




休憩の時に多田さんと坂本さんにも言った。



今まで、色々ありがとうございました。
こんな仕事ができない私に…いつも優しくして頂いて……



私は泣いて言葉にならなかった。




石川さん、離れても何でも相談してね!




と多田さん。



多田さんとは最初の頃は本気 で悩むほど、好きになれなかったし、多分向こうも私のことを好きじゃなかった。

でも働いてる内に、私を仲間として受けいれてくれていた。
普通に仲間として接してくれていた





私が多田さんと話をしている内に、気が付いた時には、坂本さんはいなくなっていた。




後でタカちゃんに聞いたが、坂本さんが凄い剣幕で、



まりちゃんを異動させないで下さい!私はまだまりちゃんと仕事したいです!



と田代さんに言いに行ったのをタカちゃんは、たまたま見たという。




坂本さんは、私の話にいつも爆発してくれて、でも普段は話し掛けれないくらいクールで、疲れたら仕事終わりにじゅうたんの上で誰かに突っ込まれるまで倒れてた。笑
そして仕事が終わったら、遊びで残る組を残して
すぐに帰っていった。



あまり人とは係わりたくないテンションを出していた坂本さんが、田代さんに言ってくれた。



それだけで嬉しさMAX!



坂本さんは長い事付き合った彼氏がいるけど、いなかったら私、完全にアプローチしてました!






もちろん恋愛で。

No.457 14/05/02 01:35
まり ( 30代 ♀ XebKh )

私のお別れ会を閉店後にお店でしてもらった。


サービスの皆からもプレゼントを頂き、調理場からは料理とデザート。



ここの皆は最高だ!




さぁ、明日からは新しい職場だ!



頑張ろう!




No.458 14/05/02 01:57
まり ( 30代 ♀ XebKh )

次の日……


たまにしかしないガッツリメイクを施し、出勤。


制服にきがえた。
制服は7号だ。中華に入って少し太ったからウエストがきついが、サイズをあげるのが嫌だった。
見栄だ。



いつもの道のりの中華レストランに向かった。



おはようございます!


あ、石川おはよう!


とサブマネージャーの新田さん。



それじゃ、行こうか?



エレベーターまで長い……



無言でエレベーターに乗った。



私はずっと無言だった。





……石川、わかるよその気持ち……



苦笑いして新田さんが言った。

新田さんは、大先輩で10年も働いている。新田さんも中華で働いた後に、フレンチに異動になったらしい。
そしてまた中華に戻ってきたのだ。




エレベーターは最上階についた。



(初めてきたわココ……)




石川、ほないこか。



新田さんの後をついていく。




おはようございます!
今日からお世話になる社員を連れてきました。



新田さんが私をみた。



今日から入ってお世話になります。石川まりです。よろしくお願いします!



笑顔で言えた!!



フレンチのキッチンの人達の顔を一人一人見た。



その中の一人にいた人……




(あれ?この人……
あ!前に廊下で会ったイケメンだ!)



No.459 14/05/03 02:24
まり ( 30代 ♀ XebKh )

調理場の挨拶が終わり、次はサービスの人 に挨拶だ。





(あの人……ここにいたんだ。)
テンションが上がった。



そして新田さんとホールに行った。



おっす!今日から異動になるコ。



石川まりです。よろしくお願いします!



あ、三上です。よろしくお願いします!
あたし、教育係なの。でも、一週間で異動になるんだけどね。



挨拶してくれたのは、元気な印象の三上さん(女性)



(え?そうなの?じゃぁ、それからは誰が教えてくれるの?)




じゃ、俺戻るから。
三上、よろしくな!石川頑張れよ!




新田さんと三上さんは一緒に働いていた時期があり、ノリもテンポよく話していた。
新田さんは帰って行った。




石川さん、来て。



三上さんについていく。




おはようございます!



目の前に居たのは、背が高く、体格のいい黒服をきた人だった。




こちら、マネージャーの藤田さん。



石川まりです。
よろしくお願いします!




よろしく!分からないことがあったら、三上さんや、他の人聞いたら、何でも教えてくれるよ。



藤田さんは笑顔で言ってくれた。



はい。ありがとうございます!




ペコリと、頭を下げた。



後から来たメンバーにも挨拶した。




私と同期の椎名くん、この子は入社して配属がココに決まったから、ずっと働いてる。


バイト歴5年の金井さん。(男性)




あとね、今日は休みだけど、もう一人社員の女の人で三木さんて
いう人がいるから。私が辞めたら教育係になってくれるからね。



No.460 14/05/04 00:19
まり ( 30代 ♀ XebKh )

その日の仕事は三上さんに教わった。三上さんは、ここで8年仕事をしていた。


サバサバしているが明るくて楽しい人がだった。




石川は、おバカだね。笑


石川さんからもう呼び捨てだった。



厳しかったが、愛があり、私は助かった。

先輩でバイトの金井さんも、ものすごく優しくて、分からないことも親切に教えてくれた。



22時過ぎ……
お客様が帰って片付けをしていた。



椎名くん、今日用事ある?



え?無いけど……どうしたの?



悪いけど……今日、仕事が終わったら、教えて欲しいことがあるから教えてくれるかな?




いいよ!




ありがとう!


そして仕事が終わり、サービスの人も調理場も帰った。



ここの調理場の人達は、オーダーが終わったら、皆でそそくさと帰る。


前の時みたいに、終わって練習するとかも無かった。
サービスより先に帰ってしまう。



すごくびっくりした。



椎名くんに仕事を教わり、家に着くと、夜中を過ぎていた。



次の日は、三木さんが出勤している。


三木さんはどんな人なんだろう……

三上さんと同期らしいけど……怖くなかったらいいな……




No.461 14/05/04 00:29
まり ( 30代 ♀ XebKh )

おはようございます!


みたことない女の人がいた。



三木さんかな?


おはようございます。石川まりです。よろしくお願いします!


何度この言葉を言っただろう……笑



あ、私、三木です。三上と同期だけど、私ここで働いてまだ2年なの。それまでは、石川さんと同じ、中華にいたんだよ。



そうなんですか……。



分から無いことが、あればなんでも聞いてね!



ニコニコして、優しいな
感じの良い人だな。



それが第一印象だ。


人は会ってか5秒でその人がどんな人かが、わかるらしい。




でも感じが良いとは思ったが、本当のところどんな人か分からない。


1日仕事をしてみても三木さんの事はよく分からなかった。



No.462 14/05/04 00:47
まり ( 30代 ♀ XebKh )

三木さんは、三上さんがないときによく言っていた。



三上は、バカだから石川は私の事を聞いとけばいいんだよ。



三上より私の方が仕事できる。



耳にタコだ。
聞きあきたわ。



三上さんは皆から好かれていたが、三木さんはサービスや、他の部署 からも嫌われいた。


でも三上さんを本人の前ではチヤホヤするのに居ないときに悪口を言う。


学生時代よりも最悪だ。
仕事は、悪口を言うとその人の信用も失う。
言われ過ぎた人の信用も失う。



本当に嫌いなら、チヤホヤする必要なんてないのに……



陰険だ。


いろんな人を見て、思った。


嫌いな人をチヤホヤごますりする人には、絶対に なりたくない!



No.463 14/05/05 23:32
まり ( 30代 ♀ XebKh )

一週間は早い。


三上さんが異動する日になった。



三上さん行っちゃうんですね。寂しいです……



なにいってんの!嫌かもしれないけど、これからは三木と仲良くやってね。
あ、仲良くしすぎないほうがいいよ。




なんでですか?



あの人とは、仲良くしすぎないほうが良いよ。
今日、終わったらご飯食べに行こう。



はい!



仕事が終わり近くのファミレスに着いた。



私はミックスグリルセット。


三上さんはおろしハンバーグステーキ。



石川、三木も曲者だけど、一番うざいやつがいる。



誰ですか?



マネージャーの藤田だよ。
アイツは本当にめんどいよ。



どういう所がですか?



今は優しいけど、もう少ししたら来るよ。
椎名君も入ってから3ヶ月は毎日いびられてたよ。



あ、なんか前にいた女の子がストレスで腕が動かなくなったって聞きました……




それ!それ、藤田のいびりだよ。酷かったからね。あたしも昔は相当られたわ。
金井さんも、皆やられてた。




三木さんもですか?



三木は、気が強くて、仕事も勝手にこなしてたからあまり言われて無かったかな。笑


そうなんですか……




三上さんが異動でいなくなって不安なのと同時にやる気もみなぎっていた。



もっと勉強しなきゃな!

No.464 14/05/06 00:16
まり ( 30代 ♀ XebKh )

石川、来週までに、うちのワインセラーにあるワイン、シャンパンの名前と、味の特徴を説明して。来週の月曜日、テストするからね!
と三木さん。



私は休みの日、ワインの勉強をするために、分厚い百科辞典みたいなのを買った。



そして仕事が終わり、一人残ってワインセラーを開けて勉強した。




電気をつけず、ワインセラーの電気で勉強していたので、誰かが






わっ!!びっくりした!!



あ、すみません!



調理場の福田さんだった。




石川さん、何してるの?こんな暗い……電気つけなよ!



いいんです、ここの明かりだけで大丈夫です。




勉強してることを誰に知られたくて電気を消していたから
見つかって気まずかった。



この福田さんとは、たまに喋ったことがって、とても喋りやすいひとだなーと思った。



石川さん、俺、あと一時間したら上がりなんだけど、ご飯付き合ってくれない?



えーと、いいですよ。
(あと一時間なら、まだ勉強できるな)




じゃ、終わったらそっち行くよ。


調理場の人はローテーションで、隣接しているバーや、ルームサービスの軽食を提供するため、誰か一人は夜中1時まで在中しているのだ。



夢中で勉強しハッとして時間を見ると、一時前……


片付けをしていたら、



石川さん、大丈夫?



はい!もう終わったんで。行きましょうか?



私達は近くの居酒屋に向かった。


カンパーイ!


お疲れ様です!
お疲れ様ー!



石川さん、勉強して偉いね!


全然!勉強しなきゃ迷惑かけちゃうから。


ははは。三木さん怖いもんね。


あはは!頑張ります。



料理もお酒も美味しかった。
福田さんも6才歳がはなれてたけど、本当に良い人で安心できた。
仕事のストレスもぶっ飛ぶくらい安心できた人だ。



恋愛対象ではないけど、それからもたまにご飯を食べに行っていた。


私達は、本当に友達みたいになり、お互いを福ちゃん、まりちゃんと呼んでいた。


No.465 14/05/06 05:31
まり ( 30代 ♀ XebKh )

訂正


知られたくて→知られたくなくて



前のスレに、坂本さんとの会話で爆発→爆笑



です。



間違いだらけですみませんm(__)m

No.466 14/05/06 05:49
まり ( 30代 ♀ XebKh )

毎日勉強をして、月曜日になった。


石川、テストするよ!
じゃあ、このワインの名前と特徴は?


シャブリです。フランスの白ワインで、辛口できりっとした口当たりで……



とりあえず、全部オッケーになった。



ちゃんと勉強してたんだね!
不合格だと思ったわ。笑



(メニューのフランス語も勉強したし、基礎はだいたいオッケーかな。)



もの覚えもやる気もダメだった私は、三木さんの厳しいお叱りでずいぶん改められた。



三木さんからは毎日嫌みを言われたり、怒りながら、肩を叩かれたり……笑


お蔭でメンタルも強くなった。



仕事が早く終われば、経理に異動になった三上さんをご飯に誘うこともあった。




三上さんからはアドバイスや、たまに愚痴も聞いてもらったり、三上さんの長年の彼氏の話を聞いたり……



三上さんは、五年付き合っている彼氏がいて、結婚したいと時々言われているけど、彼とは結婚したくないという。



優しいけど新鮮味がなく、別れを考えてるみたい。




彼氏かぁ……

私も彼氏がいたら、生活に張りも出るのかなぁ……



最近はよく福ちゃんとご飯行くけど、福ちゃんはそんなんじゃないしな……













No.467 14/05/06 06:15
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ここにきてから、体重も三キロ減って、42キロになった。私のベスト体重だ。



少しスカートがゆるくなったが、またすぐに体重なんて戻るだろう。



中華の頃は毎日遅い時間に食べたりしていたし、仕事前はコンビニで大量に買ったパンやお菓子おにぎりなどを食べていた。


変わったことといえば、かなり動き、仕事が終わってから食べるのが前よりも減った。



福ちゃんとご飯を、食べにいった。



このあと、俺んち来ない?


福ちゃんちってこの近くだよね?



うん。車停めれるよ。
ゲームしようよ。



そして福ちゃんちに行ってゲームをしていた。
コタツに入ってたら、眠くなった。



眠くなったから、寝てもいい?



いいよ!



あたし、こっちで寝てるから、絶対に何もしないでね!


福ちゃんから離れたコタツに移動した。



了解しました!笑



何となく、福ちゃんから好意があるとは感じていたが、福ちゃんは癒し系で、友達だから、それ以上の関係は絶対考えられなかった。



でも二人で部屋にいても全然やましいこともなく、福ちゃんの部屋で少し寝させてもらって、家に帰ってから仕事に、いくということが増えた。



ある日、いつものように福ちゃんとご飯を食べてたら




俺、まりちゃんの事が好きです。
付き合って下さい……



びっくりした……


ちょっと考えさせて……



そして店を出てから、私は帰った。









No.468 14/05/08 02:56
まり ( 30代 ♀ XebKh )

私は返事に困った。


もし、下手に返事をしたら、前のように友達には戻れないかもしれない……



ご飯食べて笑って話をして……
落ち着ける人で楽しい福ちゃん。



考えて考えて、私は次の日に福ちゃんをご飯に誘った。



私の答えは、今の関係のままでいたい、友達のままいたいから、付き合えない、といった。




付き合うのは、やっぱり無理だ……




分かった。まりちゃんが考えた答えなら……



と納得してくれた。


仕事で顔も合わすし、気まずいのは嫌だった。




でも、やっぱり福ちゃんとはそれから仕事以外で会うのを止めた。



お誘いはあったが、やんわり断り続けた。


そうしたら福ちゃんのお誘いも無くなった。



仕事でも、ほとんど喋る事も無くなった。



そもそも、サービスと調理場が話すことはそんなに無かったから、助かった。



気まずい思いをしないで良かった。






No.469 14/05/11 23:40
まり ( 30代 ♀ XebKh )

仕事では相変わらず忙しくしていた。


夜の営業が始まる3ふ分前になったら、ミーティングが始まる。
本日の魚やお肉のメニューを社員が ホール、厨房の皆に簡単なフランス語で伝えるのだ。
この日は私がメニューを伝える役目だった。

No.470 14/05/15 00:56
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ミーティングではかなり緊張した。
ミーティングが終わったら、マネージャーが、



石川さん、仕事慣れた?



少しですが、まだまだです。覚える事も他にあるし……




石川さんがここに来て、2ヶ月が経つね。
そろそろ厳しくいこうかぁー。



マネージャーは、レジの方に消えて行った。




それまで特に厳しくは無かったマネージャーのしごきが始まった。


No.471 14/05/15 01:14
まり ( 30代 ♀ XebKh )

私の接客を見て毎回ダメ出しが始まった。



裏で大声で怒鳴られたり、壁を叩いたり…
細かいダメなところも指摘され、その理由なども何回も聞かれた。



理由が分からないでいたら、また大声で怒鳴られた。



怖くて泣いた事もあった。



たまに、何で怒られているのか分からないときもあった。こういう時は、何に怒っているかも言われずに怒鳴られる。



仕事は大変だ……



やまにっちゃんや中華の時の仲間に、痩せたと言われる。



同僚の椎名君に、仕事が終わったら、また教えて欲しいことがあると告げた。



今日はキッチンの高井さんと遊ぶんだ。ごめん。



高井さん?




高井さんは、私が一目惚れした人だ。何回か話したが、明るくてよく喋る人で、少し苦手だった。
廊下で会った時と印象が違いすぎていた。 廊下で会った時は、なんというか、寂し気で……クールな印象。
ま、人は話して見ないと分からないもんだ。



そうだ、石川さんも来る?!最近何か元気ないしね!



あたし……行っていいの?


うん、高井さんとはゲーセンで待ち合わせしてるんだけどね。




No.472 14/05/18 01:47
まり ( 30代 ♀ XebKh )

その日は勉強はやめにして、待ち合わせのゲーセンに行った。



高井さんて、最近結婚して、もうすぐしたら奥さんと住むって言ってた。
できちゃった結婚。
詳しいことはしらないが、三上さんが言ってた。
高井さんの私服ってどんなだろう……




そんな事を思って少し緊張していた。




高井さんは、一人でスポーツカーの乗り物に乗っていた。



高井さーんお疲れ様です!


と椎名君。



あ、お疲れー、ちょっと待って、すぐ終わる……





高井さんは普段テンション高めだが、この日は控えめだった。




高井さんは上下オレンジのジャージだった。





No.473 14/05/18 02:00
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ゲームが、終わってこっちにきた高井さん




お疲れです。


お疲れー。さて、何する?



ゲーセンに、車を置いて、高井さんの車でドライブに行くことに。




高井さんの車は、日本のスポーツカーだった。
正直少し引いた。


紫色で、助手席のシートは、スポーツ仕様で乗り心地もわるかった。車庫はものすごく低くて揺れるし、走ると爆音がする。
スポーツカーなんて初めてだし、周りは四駆だの外車だのが良いと言ってたし、私も同じだった。



そしてかなり車酔いした。




でもこの日は椎名君と高井さんの距離がぐんと縮まった気がした。



中華の時みたいに皆が仲が良い感じがして。



No.474 14/05/22 01:01
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ドライブ途中は、キャーワーと、叫んでいた。


飛ばす飛ばす。



変える頃は、気分が悪くなり……

吐いた……笑


楽しかった。


それから高井さんと、椎名君でドライブにたまに行った。

No.475 14/05/25 02:19
まり ( 30代 ♀ XebKh )

仕事では、相変わらず、マネージャーや、三木さんにきつく教育されていた。


やまにっちゃんとたまに遊んだり……


仕事が精神的に少し辛くなり、仕事が早く終わった私は、三上さんに会いたくなった。



三上さんは18時に仕事が終わるから、まだいるな……そうだ!三上さんに会いにいこう!




私は三上さんのいる経理に向かった。




総務の事務所に三上さんがいた。




三上さーん!



小声で三上さんを呼んだ。



あ、石川!



お疲れ様です!三上さん、私今終わったんです。
待ってるんで終わったらご飯行きましょうよ!



あ、ごめんね石川……
今日は約束があるんだ。
また今度……



そうですか……わかりました!また誘いに来ます!




そうか……じゃあ、仕方ないな……帰るか。




着替えて車を走らせた。

向かった先はコンビニ……




コンビニでデラックス弁当という、スパゲッティとチャーハンがコンビのメガ弁当を買って、駐車場で食べた。



幸せ……笑



ストレスには食べることだ。お酒よりも。


まだ家には帰りたくない。


一人の時間を満喫していた。




No.476 14/05/25 02:29
まり ( 30代 ♀ XebKh )

三木さんは、仕事はできるが、機嫌の悪いときは私にあたっていた。
これをしてと言われていてしていたら、少したってから


まだしてんの?!遅いわ!


と来た。



新しいメニューをコピーして他のメニュー20冊にノリのスプレーで張り付ける。



まだ五分しかたってないのに……できるわけないのに……





すみません!すぐ終わらせます!



あのなぁ、あんた、もう少し速く出来んか?
遅いわほんま!ほんまあほやな!



(なんやねんむかつく!)








No.477 14/06/09 00:50
まり ( 30代 ♀ XebKh )

高井さんが、奥さんと一緒に住む事になり、仕事が終わったら手伝いに行く事になった。

籍をいれたものの、なぜか高井さんと奥さんはまだ同居していなかった。



仕事が終わり、三木さんと金井さんと前の高井さんのアパートに向かった。
先に椎名くんと高井さんは二人で荷物を運んでいたので、運ぶものはあまりなかった。




新居に皆で行くと、職場からは少し距離はあるが、新しい綺麗な広いアパートだった。



高井くん、家賃いくらするのよ?


と三木さん。




そんなに高くないよ。6万だよ!




(そうなんだ。一人暮らしなんてしたことないから相場なんてわからないや。)




また旧アパートに戻り、皆でテレビを見ながら買ってきたお惣菜やお菓子を食べた。


寒い……
冬の2月に……コタツはつけないのだろうか?
でも誰も寒いなんて言わない。



あたし、そろそろ帰るね!早番だから。



あ、すみません。僕もお先に失礼します!



今日はありがとう!俺、明日休みだけど、助かったよ!



三木さんと椎名くんは帰って行った。
もう夜中1時を過ぎていたから、眠いだろうな。



寒くて震える中、私と金井さんはまだコタツに丸まっていた。

私と金井さんは休みだから、安心していた。








No.478 14/06/09 01:09
まり ( 30代 ♀ XebKh )

寒い……
コタツ……
そればかり考えていた。

寒くて動けない……


しばらくして、金井さんは横になり、眠りだした。



高井さんは、後ろにあるベッドで横になっていた。




…………




高井さんの方に行った。



高井さん、


どうした?石川さん。



寒くて寝れないんです。
隣、いいですか?




No.479 14/06/09 01:16
まり ( 30代 ♀ XebKh )

……

どうぞ。


高井さんは壁際で離れて寝ていた。


私もベッドの端のほうで寝ていた。



……



高井さん……



ん?



高井さんのベッドですよ。もう少しこっちで寝てください。



小声でやり取りしていた。


高井さんが私の横に来た。



(暖かい……)



でも何故か寝れない……



ドキドキしていた。



高井さんの手に触れた……


私は高井さんの手を握った。



……



ドキドキの限界だった。



私は高井さんの方に向いた。



高井さんと目が合った。



その直後、キスをした。

No.480 14/06/19 23:29
まり ( 30代 ♀ XebKh )

短いキスから長いキスに変わった。


ドキドキしながらわたしは高井さんの下半身を触った。



……

布団の中では二人裸になっていた。

あ、ゴム無いわ……


そうなんですか?……



車にあるから、ちょっと待ってて……



高井さんは服を来て、外に出て行ってしまった。



私は裸で考えていた。




(時間置いたら、冷める……もうエッチなんてどうでもいい……)




すぐに高井さんは帰って来た。



ごめん……


ううん……



そして私たちはしてしまった。







No.481 14/07/20 14:03
まり ( 30代 ♀ XebKh )

そのあとは、しばらく二人で布団の中で無言だった。


近くには寝てるけど金井なさんがいるし……



朝方になり、金井さんも起きて帰りますと言ったので、私も金井さんと家を出て、私は自分の家に帰った。


No.482 14/07/20 14:26
まり ( 30代 ♀ XebKh )

私が高井さんの家を出たあと、すぐに電話が鳴った。



高井さん。



はいもしもーし!



あ、帰ってた?



はい……



俺、今日休みだからさ、もうちょっと一緒にいれる?



はい、大丈夫です。私も予定無いんで……



そして高井さんの家に戻った。




おじゃまします。


どうぞ。なんか、ごめんね……


いえ……


(気まずい……)




石川さんて、彼氏居ないんだろ?



はい、彼氏いたらおかしいですよね。




そうだね。ごめんね。




高井さんは仕事の明るいキャラじゃなくて、本当に素だった。
何か安心するなぁ……





高井さん、奥さん大丈夫なんですか?




うん。嫁は実家にいるよ。多分まだ寝てる。




私は高井さんの話を聞いた。



奥さんとは 高校の時から付き合ってて、できちゃった婚したが、結婚してからも一緒に住んでくれなかったらしい。

高井さんは早く一緒に住みたかったし、お弁当やご飯も作って欲しかったと。
でも、奥さんは父親と仲がよくて寂しがるからと言って同居を先伸ばししていた。
住むところも自分一人で探したり、結婚資金も出してくれず、いろいろあり精神安定剤を飲んでいる


そういう話を聞いた。





その日から私たちは毎日会っていた。



しっかりしているけど二人のときは子供のように甘えてくる高井さんに私は産まれて初めて異性に母性のような感情を抱いた。




高井さんも私もお互いを必要とし、かけがいのない存在になっていった。

No.483 14/07/27 01:59
まり ( 30代 ♀ XebKh )

高井さんとはそれからほぼ毎日、仕事が終わると会っていた。

でも住んでいた家はもうすぐ引き払い、新居へ引っ越してしまう。
奥さんとの新居に。



まり、俺、離婚するよ。




そう……



まりと一緒にいたい。やっぱり俺、嫁とはいられない。

俺、まりと居るときだけは、薬も飲まなくて大丈夫なんだ。
まりといるとすごく落ち着いて、なんだか眠くなるんだ……




うん。あたしも落ち着くよ。
でも奥さん、大丈夫なの?
もうすぐ産まれるんでしょ?




もう少ししたら、話してみる。
だから……
まりはどこにもいかないで。




高井さんは私が他にいい人を見つけるんじゃないかといつも気にしていた。






No.484 14/07/27 02:16
まり ( 30代 ♀ XebKh )

高井さんのことは、しんごちゃんと呼んでいた。
しんごちゃんは、気さくで楽しい人だから、職場の人皆からそう呼ばれていた。





仕事が終わり、しんごちゃんがから電話がなった。


はいはーい!



おつかれ。昨日嫁が夜11時頃、何の予告もなく、家に来たんだ。
俺、寝てたけど、起きたら嫁が俺の携帯みてたんだよ。





昨日はたまたま会わなかった日だった。




え?!そうなの?
奥さん何て?




一応まりのメールとか着信は消したつもりだったけど一つ残ってた。

おやすみってメール……
嫁は、直感で俺が浮気してんじゃないかって来たって。最近電話も減ったしなんか冷たいからって。

問い詰められたよ。
もしかしたらまりに電話かかってくるかもしれないから、出ないでね!





しんごちゃんからの電話を切ったら、すぐに知らない番号からかかってきた。





私は出た。



はい……




人の旦那に手出してんじゃねーよ!ころ……



ピッ



思わず切ったらバンバンかかってきた。

No.485 14/07/27 02:28
まり ( 30代 ♀ XebKh )

ずっと出ないでいたら、鳴らなくなった。



奥さん……怒り狂っていた。



その日はしんごちゃんからも電話がなかった。



今頃……話し合っているんだろうか……




次の日、三木さんに



石川って彼氏いるでしょ。




えっ?




誰か分かっちゃった。
しんごちゃんだろ。



どうしてですか……?


あんたの携帯のストラップ、しんごちゃんが前にしてたから。



……そうです。




大丈夫!誰にも言わないから!また今度ご飯でも食べにいこうそんときに話きくからさ!




行ってしまった。
言わないって言ってたけど、大丈夫だろうか?
おしゃべりの三木さんだ。

でもいくら三木さんでもこんなこと、言わないだろう……





しんごちゃんは休みだった。


しんごちゃん……どうしてるんだろう……











No.486 14/07/28 20:28
まり ( 30代 ♀ XebKh )

次の日、仕事に行くとしんごちゃんも出勤していた。
目が合ったので、ニコッとしてみたが、そのニコは多分ひきつっていて、薄ら笑いしているように見えたと思う。



休憩の時にメールが入っていた。
しんごちゃんからだ。


連絡出来なくてごめん。明日から新しい家に住む事になったんだ。
今日まりが仕事が終わったら駐車場で待ってる。




22時半……仕事が終わり、早足で駐車場に向かった。


ずっと会ってない様な感じがする……
早くしんごちゃんと話がしたい!



季節は真冬。すごく寒い……

早く会いたい!会いたいけど……







No.487 14/07/28 20:48
まり ( 30代 ♀ XebKh )

しんごちゃんがいた。
バイクに股がっていた。




しんごちゃんを見て、手を振りながら近づいた。


久しぶり!

久しぶり……まり、ここじゃなくて、別の所で話しよう。着いてきて。




車で着いていくと、船の見える波止場だった。
波止場は真っ暗で、向こうの方にポツポツと灯りがあるだけだった。
向こう岸のおしゃれなレストランの光が綺麗だ。





しんごちゃんはバイクを降りると私の助手席に乗った。


今日はバイクなの?車は?


車、売るんだ。お金無いし、しばらくはこのバイクだよ。



そうなんだ……
それで……大丈夫だった?



うん……まりのことを聞かれて、好きな子だって言った。



それで?



泣いてた……子供ももうすぐ産まれるのに、何やってんのって。
それで、今までの事言ったんだ。薬飲んでる事も。

したら、嫌な所も全部直すから、別れたくない、やり直そうって。




それでしんごちゃんはどうするの?



どうするって、俺はもうまりじゃないとダメだ!
まりのこと好きになってしまったから!




でも、子供も産まれるじゃん!
奧さん具合悪くなってるでしょ?




うん……お腹が張って、気分も悪いって。




やっぱり生半可に付き合ったりしたからだよ……



俺、嫌だよ!まりと別れるのは!



だってしんごちゃん結婚してるんだよ……
子供も産まれるし、やっぱりこんなのダメだよ……

もう別れよう……



















No.488 14/08/03 00:12
まり ( 30代 ♀ XebKh )

嫌だよ!



じゃぁどうするの?
隠れて付き合うの?もうだめだよ!





俺のこと、好きじゃなくなった?




好きとかきらいとかじゃなくて、もうダメなんだよ……車から降りて。奧さん待ってるんでしょ?
もう、会えないよ。









No.489 14/08/03 00:23
まり ( 30代 ♀ XebKh )

しんごちゃんは泣いていた。




あたし、もう帰るから。降りてくれないかな……



別れるなんて嫌だよ!





私は運転席からしんごちゃんを押した。




じゃあどうするの?これから!




奧さんとは別れるから!


無理でしょ!子供産まれるんだよ!




そして、私は力の弱ったしんごちゃんを車から
追い出し、車を出した。





後ろを見ても、追って来ていない……

終わった……しんごちゃんごめんね。
もう無理なんだよ。
出会うのが遅かったね。




本当はしんごちゃんが大好きだ。
本当に愛してる。
でも、奧さんもしんごちゃんを愛してる

しんごちゃんも私と出会わなければ、生まれてくる子と幸せになってたかもしれない……


No.490 14/08/03 00:37
まり ( 30代 ♀ XebKh )

石川って……しんごちゃんと付き合ってるの?


次の日、先輩の三上さんからメールがあり、食事に誘われたので仕事終わりにあるファミレスに行った。







えっ!どうしたんですか?いきなり!



三上さんは席に着くなり言った。


石川って、しんごちゃんと付き合ってるの?



あせる私にこう言った。


分かりやすい反応だね笑
三木さんが嬉しそうにあたしらに話してたよ。



あたしらって?



その時たまたまロッカーで、あたしと、他の子といたんだ。そしたらいきなりニヤニヤして話してきた。




マジですか……。



あたしらね、なんで石川はよりによって三木さんに喋っちゃったんだろうねって言ってたんだよ。




はぁ……。いや、でもそうです。
しんごちゃんと付き合ってました……
昨日別れたんですけどね




え?
別れたの?




私ははじめから終わりまで細かく三上さんに話した。







No.491 14/08/03 01:52
まり ( 30代 ♀ XebKh )

そっか……




しばらくの沈黙を経て、三上さんは言った。




あたしさ……石川に謝らなくちゃいけないことがあるの。



三上さんが?なんだ?
私は心あたりがなかった。




なんですか?





この前ね、石川があたしを食事に誘ってくれたじゃん?それで断ったよね。しかも何度も、忙しいとかって。




そう。三上さんに私は何回かご飯のお誘いをした。でも全部断われていた。




石川に焼きもち妬いてたんだ。
あたしね、たかちゃんと付き合ってんだよね。





たかちゃんとは、高城さんのことで、私は一度告白された人だ。






付き合ってるんですか?
え?三上さんて、彼氏いますよね?




そう。三上さんは四年付き合っている彼氏がいた。それは三上さんから聞いていた。




そう。彼氏とはまだ付き合ってる。だから二股だよね。
たかちゃんから別れようってゆわれたんだ。
何でって聞いたら、好きな子ができてたって。
問い詰めたら、それが石川だってゆうからびっくりしたよ。
でもあたしはたかちゃんが好きだから、ひきとめたよ。
あたし石川に嫉妬して、誘いも断ってたの。ごめんね……






そうだったんだ……










No.492 14/08/04 02:14
まり ( 30代 ♀ XebKh )

聞けば、たかちゃんの様子がおかしく、携帯を見たら、私からのメールが入っていて、問いただすと一時、遊んでいた、でも何もやましいことは無かった、と言われた。
あと、たかちゃんは実は結婚していて奧さんとは別居中らしい。
そして三上さんとは一年前から付き合っていて、つまり知らない内に私、三上さんと三角関係だった。
ちなみにしんごちゃんは、たかちゃんとは同僚だが、私とたかちゃんが遊んでいたことは私も言ってなかったし、知らなかった。




石川、ほんとごめんね。石川は、あたしとたかちゃんが付き合ってるのを知らないっていうのはわかってたから石川に嫌な態度とるべきじゃなかったけど……




私は首を振った。




いえ……いいんです全然……私こそすみません。



三上さんは高城さんのこと、大好きなんですね。





うん。大好きだよ。奧さんとはもう離婚するって言ってくれてるし。奧さんとは私と会う前から別居してるし、もうダメだって言ってしね。





(それって……
あたし、三上さんと一緒やん……)





それから仕事や三木さんの事で話は続き……深夜一時をまわっていた。





石川!三木さんは、ホントにウソ付きだし、口も軽いから、気を付けなよ!





はい……今日で知りました。ありがとうございます。苦笑





そして久々の三上さんとのトークも終わった。

No.493 14/08/04 02:26
まり ( 30代 ♀ XebKh )

しんごちゃんと別れても、職場は同じ……



ホールとキッチン離れてはいるけど、私は徹底して目を合わす事だけは、避けていた。

目が合うと気になるし、しかも勘の良い三木さんに、後でねちねち言われたら嫌だし


私はしんごちゃんを、見ることもしなかった。



でも私はまだ好きだ。


しんごちゃんを……




しんごちゃんは……?



奧さんと仲良くしてる?




生まれてくる子を楽しみにしてる?





仕事が終わり一人になると、そんなことばかり考える。




寂しい……



しんごちゃんを知ってしまわなければ、同じ職場じゃなければ、何かが変わっていたのだろうけど……

No.494 14/08/05 01:15
まり ( 30代 ♀ XebKh )

別れて連絡を取らないでから1ヶ月を過ぎた頃、仕事が終わり、車で帰っていたら電話が鳴った。



着信 しんごちゃん





なんだろう……



深呼吸して出た。




もしもし……






まり……




しんごちゃんは泣いているような声だった。





大丈夫……? どうしたの?





俺……


やっぱり……まりじゃないとダメだ……






え?!どうしたの?今家にいないの?




タバコ買ってくるって出てる……


俺、さっきまで 奧さんとテレビ見てたんだ。そしたら急に涙が出て……止まらなくなって……
それで聞かれたんだ。


まだ好きなの?って。



それで?




好きだって言った。

逢いたいの?って……



それで何て言ったの?




逢いたいよって言った。



その時正直、何てことを言ったんだ……

と呆れていた。

奧さん目の前にして、なんてことを言うんだと。


No.495 14/08/05 01:19
まり ( 30代 ♀ XebKh )

会いたいよまり!



……



あたしも、会いたいけど……



つい本音が出てしまった。




明日、仕事?




休みだよ。




俺は早番だから、19時にこの前の波止場に来て。




もう会わないって決めたのに私はさっきまで呆れていたのも 忘れて返事をした。



分かった。待ってる……

No.496 14/08/05 01:22
まり ( 30代 ♀ XebKh )

それから私はまたしんごちゃんとよりを戻した。




奧さんとは離婚……



養育費も月々支払う事になった。
奧さんには別れたと言って……

No.497 14/08/08 02:01
まり ( 30代 ♀ XebKh )

しんごちゃんは、アパートを見つけた。

市営住宅だ。

市営住宅は、家賃が安いマンションで、ほとんどが母子家庭や、お年寄りなどの人が住んでいるのだが、偶然しんごちゃんが当選した。




その頃私としんごちゃんはホテルを辞めて、私は実家の近くの整骨院に働いた。バイトだが、初めてだった。


私は相変わらず実家でお世話になっていたから、しんごちゃんと会うのは週に2回ほど。



ここで、整骨院の時の話を少し交えて書きたいと思う。

No.498 14/08/08 02:21
まり ( 30代 ♀ XebKh )

整骨院は朝の九時から一時まで、昼からは三時から八時まで。
日曜日は朝の診察、休みは木曜日。



初日は、私とそこの奧さん(34)、先輩の咲子さん(24)の、三人だ。


あと、先生(34)




奧さんは基本的には居るだけで、たまに、患者さんと仲良く話をしていたので、教育係りは咲子さん。




咲子さんは小柄でアイドルのように可愛くて、愛想良くできない私は咲子さんをいつも尊敬していた。



すごいな……





本音は、お年寄りは顔が同じに見えて、誰が何て名前なのか区別がつかない。



咲子さんは患者さんが来たら診察券を見ずにすぐにカルテを出し、どこに電気を当てるとか、何の機械をするとか、この人には機械をするときの枕が無しで、とかのマニュアル外の事も把握していた。
ノートには患者の名前の、あいうえお順で細かく書いてあるのだが、それも一切見ていなかった。





全部覚えてるんだ……
咲子さん、スキが無いなぁ……

No.499 14/08/12 00:44
まり ( 30代 ♀ XebKh )

患者には愛想がいい咲子さんは、私には愛想が悪かった。笑


仕事のことを教えてくれないのだ。
聞いても、うん。違うとしか答えてくれないからそれからどうしていいか分からない。

だからみて覚えようと、分からないことはしないでいたら、



ちょっと、ぼーっとしてないでこれやってよ。




と小さい声で言ってくる。


こういうのがずっと続いた。


私は休み以外ずっと出勤していたのだが、たまに咲子さんは何故か休む。

その時に初めて来たもう一人のバイトの先輩の、佐藤さん。


No.500 14/08/13 01:57
まり ( 30代 ♀ XebKh )

☆☆☆まりです☆☆☆

本当に私のくだらない日記、読んでいただいてありがとうございます☆



いつの間にかレス500になりましたので、続きを書きたいと思います。


続きは
こんな私2になります。


ダラダラ書いていきますがもう少しお付き合いください(^o^ゞ



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