信頼・裏切り・復讐

>> 100 奥から私を含めた３人が出てきて彩乃さんは私の耳元でこう言った。
舞ちゃん…
さっき私たちがしてた接客を全部するんじゃなくて
少しでいいからやってみて☆
あのオジサン絵を描くの好きだから絵の話題をしてみて。
私の耳元でアドバイスをしてくれた。

そして私はオジサンの横に座った。
遅くなってゴメンナサイ。
さっき仕事でミスしちゃって…
彩乃さんにアドバイスを貰ってました。
たくさん覚えることがあって大変です（笑）

オジサンは杏里ちゃんの方を見て会話をしてたのに私の方を見て
お仕事初めてならたくさん失敗して覚えれば大丈夫！
すごい笑顔で私に言ってくれた。

杏里ちゃんはオジサンの席を離れてオジサンに伝えた。
舞ちゃんにヘンなことしちゃダメだからね～（笑）
そう言うと店の奥に行ってしまった…。

オジサンと私…２人きり。
もちろん店の中にはまだ人はいるけどこの空間に慣れない。
なんとか会話をするように話を持ちかけた。

• << 103 私は未成年でお酒が飲めないのでソフトドリンクを頂いた。 自分なりにオジサンを楽しませるように会話をした。 オジサンも楽しそうに自分の話をしてくる。 お店の時計を見たら１時だった。 閉店する時間だったのでオジサンにそのことを伝え オジサンは料金を支払い私に一言をくれた。 今日は舞に出逢えて本当に嬉しかった。 また来るからね。 オジサンが店を出た時に私も外に出てオジサンを見送った。 彩乃さんも一緒に来てくれて見送ってくれた。

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話が進まなくて本当に申し訳ないです🙇
ここから一気にペースをあげて書いていきます。
楽しみにしている方々は今後ともよろしくお願いします🙇

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>> 101 奥から私を含めた３人が出てきて彩乃さんは私の耳元でこう言った。 舞ちゃん… さっき私たちがしてた接客を全部するんじゃなくて 少しでいいからや… 私は未成年でお酒が飲めないのでソフトドリンクを頂いた。
自分なりにオジサンを楽しませるように会話をした。
オジサンも楽しそうに自分の話をしてくる。

お店の時計を見たら１時だった。
閉店する時間だったのでオジサンにそのことを伝え
オジサンは料金を支払い私に一言をくれた。

今日は舞に出逢えて本当に嬉しかった。
また来るからね。

オジサンが店を出た時に私も外に出てオジサンを見送った。
彩乃さんも一緒に来てくれて見送ってくれた。

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>> 103 オジサンが見えなくなるまで見送りお店の中に入った。
彩乃さんと真菜ちゃんと杏里ちゃんとお店のボーイだけが
店内に残り掃除をし始めた。
彩乃さんはお店の売り上げとかの集計をしていた。

掃除も終わって着替える為にみんなは更衣室に行った。
私と真菜ちゃんと杏里ちゃん…３人で着替えてた。

杏里ちゃんの顔を私は見れなかった…。
さっきのオジサンのことが絡んでるから。
気まずいなぁ…って思ってたら杏里ちゃんが話をかけてくれた。

舞ちゃん…さっきのオジサンのこと気にしてる？
私はもう気にして無いし大丈夫。
客が私達を選ぶんだし…。
それに私には無い魅力が舞ちゃんにはある。
選ばれなかった私は魅力が足りないってことに気づいたから。
ありがとう舞ちゃん。

杏里ちゃんの口から【ありがとう】って言われると思ってなかった。
だって今まで自分を指名してた客が私を指名してくれたのだから。

舞ちゃん杏里ちゃんは気にして無いから大丈夫☆
杏里ちゃんはこう見えて実は指名してる
お客さんたくさんいるんだよ～（笑）
舞ちゃんも杏里ちゃんを見習って頑張ってね☆
真菜ちゃんは私に優しく言ってくれた。

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>> 104 更衣室から出て彩乃さんは私達を呼んで茶封筒を渡してくれた。
ハイ☆今日もありがとう。明日もヨロシクね☆
中身を見ると今日働いたお給料だった。
お金を見ると３万とちょっと入ってた。

真菜ちゃんも杏里ちゃんも彩乃さんにお礼を伝え
封筒をカバンに入れお礼を伝えた。

お店の外に出たら送迎の車が来ていたので私もそれに乗り帰宅した。
車の中でウトウトしてたら自宅付近に着いたので降ろしてもらい
彩乃さん達にお礼を伝え車を見送った。

自宅に着きドアを開けたら鍵が掛かってないので
音を立て無いように静かに部屋に入り荷物を置いてシャワーを浴びた。
シャワーから出るとリビングにオレンジ色の電気が着いてた。

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>> 105 着替えてリビングに行くと母親が起きていて私に温かいお茶を出してくれた。
舞おかえりなさい。面接してそのまま仕事してたの？
仕事どうだった？楽しかった？
質問攻めだ。

私はイスに座り母親に伝える。
ただいま。ゴメン…面接したら受かってそのまま仕事してきた。
連絡したかったけど入れれなかった。
仕事は…楽しいのかな…。
多分私には水商売向いてない……。
半年か１年経ったら辞めて違う仕事するよ。
今日はもう遅いし明日バイトが昼から入ってるからもう寝るね。
お休み。

イスから立ち私は部屋に向かってそのまま布団で眠った。

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>> 106 眠りから覚め時計を見たら１０時半。
ファミレスのバイトは１２時からだ。
今日からファミレスとキャバクラの掛け持ちの仕事。
支度をして朝ごはんを食べた。
朝ごはんを食べ終わり母親に行って来ます。を伝え自宅を出た。

自宅を出て少し歩いてたらヘンな人を見かけた。
こっちをキョロキョロしながら見てるオジサン。。。
気持ち悪い。
って思いながら歩いてたら後ろから母親の声がした。
ま～い～！携帯忘れてるよ～！
走りながら私の携帯を届けてくれた。

ゴメンゴメンありがとう☆
今日も夜仕事入ってるから☆
行ってくるね～♪
携帯を受け取り歩き出した。

母親も気をつけていってらっしゃい♪と言ってくれた。

母親と分かれ歩いてたらさっきのオジサンがいた。
私はオジサンを見た。
え…こんなところで立ちション……？
キモチワルイなぁ。。。
でもなんか違う…

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>> 107 恐る恐るオジサンの顔から下を見たら一人でオ○ニーをしていた。
私は声が出なくてその場にペタンと座ってしまった。
オジサンは私の姿を見て走って逃げていく。
周りを見渡しても人がいない。

バイトにも遅刻しそうだったので気持ちを切り替えて
私は走ってバイト先に向かった。

バイト先に着いたけど少し遅刻したので店長に事情を話した。
こんな真昼間から痴漢や変態が出るの？
舞ちゃん嘘ついちゃダメだよ～（笑）
遅刻しちゃダメだからね～
笑いながらホールに出てしまった。

私も制服に着替えてホールに出た。
お昼はサラリーマンや主婦達でホールが忙しくなる。
昼間に起こった出来事を忘れるように仕事をしていた。

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>> 108 ファミレスのバイトを上がる１７時になった。
私はスタッフ達にお疲れ様でした。と伝え更衣室に行き着替え足早に帰宅した。
帰宅して夜ご飯を食べシャワーを浴び仕事に行く準備をする。
メイクも初めての時より少し上手くなってた。
全ての準備が終わり自宅を出る。

そのまま仕事先に着くと真菜ちゃん達がいた。
挨拶をして着替えに更衣室に向かった。
着替え終わり真菜ちゃん達のところに向かった。
開店準備をする為に掃除をしていたので私も掃除を一緒にした。

掃除が終わり開店時間になり皆は営業メールをし始めた。
私は皆がしていることが分からなく真菜ちゃんに聞いた。
早い時間帯にはお客さん来ないから皆お客さんにメールをして
お店に来てもらうようにしてもらってるんだ。
舞ちゃんもこの間のお客さんにメールしてみたら？

あ…そうだね☆
あれ依頼忙しくてメールしてないからしてみる。
ありがとう☆
私は前に名刺を貰った人にメールをした。

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>> 109 少ししてから相手からメールが来た。
営業メールでしょ（笑）
外で会ってくれるならお店にいってもいいよ♪
そんな内容だった。

意味が分からなく真菜ちゃんに質問する。
真菜ちゃんは答えてくれた。
お店だとお金がかかるからお金がかからないように
舞ちゃんと会いたいんじゃないの？
ん～～～～……あッ！
同伴してもらうようにお願いしてみたら？

そんなこと言われてもなぁ…。
私昼間別のバイトしてて時間取れないし…
それより同伴って何？
また質問をした。

同伴って言うのはね…
お店のお客さんと一緒にお店の外で逢ってそのまま
お店に一緒に行くの。
軽いデートみたいな感じかな？
真菜ちゃんは答えてくれた。

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>> 110 同伴…ちょっと聞いてみる♪

外で逢いたいのは逢いたいけど…
私昼間もバイトしてて時間が殆どないんだ。
お店に行く前の時間なら逢えるかな？
出来れば一緒にそのままお店に一緒に来てくれると嬉しい☆
お店とか関係なしに逢うのなら…
もうちょっと時間が経ってからでもいい？

ちょっと申し訳なさそうに営業も含んだメールを私は
メールに入れて送信した。

相手からの返事が来た。めちゃくちゃ早い！
同伴出勤かぁ～…ほんの少しだけならいいよ。
でも今度は絶対に２人で逢ってね。
今日はお店に行くけどその時に話を決めよう☆
また後で♪

メールの内容見て安心した。
真菜ちゃんにもメールの内容を見せて喜んでた。
舞ちゃんやったじゃ～ん♪
私も一安心。
彩乃さんにお客さんが来ることを伝えた。

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>> 111 時間が経つに連れて色んなお客さんが入ってくる。
私もいろんなところにヘルプに着く。
指名されてる女の子の邪魔をしないように上手く仕事をしていた。

舞ちゃんいる～？
真菜ちゃんもいる～？
名前を呼ばれて振り向くと
真菜ちゃんと私を指名してくれた客がいた。

私はヘルプに付いてる席を離れ
また後で楽しくお話をしたいです☆あとで着ますね☆
ヘルプに着いてた客にお礼を言い真菜ちゃんと一緒に
指名された客のところに向かった。

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>> 112 私と真菜ちゃんは楽しく客と話をしていた。

さっきのこと…
ボソっと私の耳元で相手が言ってきた。

あ…さっきのことですね。
昼間アルバイトしてて本当に時間が無いんですよ。
ここのお店と昼間のバイト…
両方の休みが合った時に逢えます。
ただいつお休みが合うか分からない状態で…。
もうちょっと待っててもらえますか？
相手にそう伝えた。


プライベートでお客さんに逢ってエッチな関係になったら
お客さんはお店に来ないよ。
来るお客さんもいるかもしれないけど…
殆どがこない。
舞ちゃん気をつけてね。
彩乃さんに相談した時に言われた。

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>> 113 相手は不満そうな顔をしてたけど何とか納得してくれ
そのまま何事も無かったかのように真菜ちゃんたちと会話をしていた。
そして相手の人と真菜ちゃんの指名客はラストまで残ってくれた。
相手の人たちはお会計をして店を出る。
私たちは見送る。
そのまま店に入り掃除して着替える。
お給料を貰いそのまま帰宅する。
そんな日がずっと続いてた。

ファミレスのバイトも夜のキャバクラの影響で遅刻することが多くなった。
遅刻が原因か覚えてないけど店長とケンカして店長の口から
【オマエなんか死ね！！】と怒鳴られた。
私は泣きそうになってバイト先から飛び出そうとしたけど
忙しい時間帯で人手が足りないのを知ってから抜けなった。
翌日も昼間からバイトが入っていた。
行くのが嫌だったけどちゃんと行って仕事をした。

パートのおばちゃんたちに心配されながらも私は言った。
ムカつくけど…あんなことで私は負けない。と…
昼と夜の仕事の掛け持ちで体力がついていけなく
最終的に昼間のバイトを辞めた。

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>> 114 キャバクラの仕事は慣れてきて指名客も少しだけどついてきた。
お店の女の子の人数は全員で２０人くらい。
少ない人数の中…私は常に常に３位以内に入っていた。
１位は真菜ちゃん。
２位が私…舞。
３位が杏里ちゃんだったり他の女の子。
真菜ちゃんを抜かそうとしても絶対に抜けない…。
私は店で禁止されている【枕営業】と言うことをしていた。
メールを交換する相手に条件を付けお店に来てもらい
時間が出来た時に相手と逢い枕営業をしていた。

真菜ちゃんの連れの客で私を指名していた相手の人とは…
１度も外で逢わずメールする数も減っていき相手は店に来なくなった。
相手のご機嫌を伺いながら接客するのが面倒になっていた私だった。。。

キャバクラで働き始め１年目になるか
ならないかの時に事件は起こる。
妊娠＆中絶。

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>> 115 店に来ていた客…真。
元ホストで歌が凄く上手くて顔もイケメン。
周りからはＧａｃｔっぽいとか石井竜也に似てると
周りはキャーキャー騒いでた。
そんな客に私と真菜ちゃん着く。
真菜ちゃんは真の連れの人と楽しく会話をしている。

私は真の隣で真にストレートに伝えた。
カッコいいですね（笑）
良かったら…何か１曲歌ってもらってもいいですか？
私ラルク好きなんですよ☆
なのでラルクの歌歌ってください☆

誰が歌うか！歌うなんかしねーよ。
ツンツンしながら私に言う。

私も引き下がらない。
１曲…１曲だけでいいから…
真さんの歌声聞かせて欲しいです。。。
真の腕を恋人同士で組むような組み方をしてお願いをした。

真はしぶしぶＯＫして歌を歌ってくれた。
本当に歌が上手い。
音程も取れていて歌手みたいだった。

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>> 116 真が１曲歌い終わり私はまた真にお願いをした。
ホント歌が上手いですね☆
また歌ってください！
お願いします！

もういいだろ…。１曲歌ったじゃん。
真は呆れながら言う。

だってまだ聞きたいから…ダメですか？
悲しそうな顔をしてたらマイクを手に取り真は
仕方ないな～。これで最後だよ。と言い歌ってくれた。
何度聞いても歌声が綺麗で惚れ惚れする。

歌が終わり真にお礼を言う。
真は私に対して告白をしてきた。
アンタみたいなストレートに言う女…
初めてだわ（笑）面白い。
キャバクラにいる女と違うね。
俺と付き合って。

周囲がシーンと静まり返る。
私も言われた言葉にビックリして固まる。
そこに彩乃さんが入ってきて
舞ちゃんとお付き合いはもう少ししてからね～♪
今日はお店を終わりにするからまた来てね☆

真と連れの客に伝えて真達はお会計をして店を出た。
私達も店を出て真達を見送る時に真は私にアドレスを書いた紙を
私に渡してきた。

今度一緒に遊びに行こう。メール待ってるから。
私に伝えてそのまま帰ってしまった。。。

• << 121 真達が帰った後に真菜ちゃんや彩乃さんに色々言われた。 あのお客さんと深く付き合ってはダメ。 恋愛すると接客に集中が出来なくなるよ。 色々言われた…。 仕事は仕事。 プライベートはプライベート。 自分で割り切っていた。 正直私は真みたいなタイプは苦手。 俺様系の男は自分勝手でワガママだから。 だから恋愛の対象にならない。 そう自分で思っていた。 店に入り帰宅する準備をして自宅に送ってくれた。 車から降りる時に彩乃さんに言われた。 舞ちゃん…何度も言うけど気をつけてね。 あのお客さんには…。 お疲れ様。おやすみなさい。 車から降りて私は彩乃さんに会釈して家に入った。

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皆様へ

たくさんの観覧本当にありがとうございます(/ _ ; )
現在私情があり更新が出来ない状況であります。・°°・(＞_＜)・°°・。
私情が落ち着き次第必ず更新をしますのでお待ち下さいませ。

お待たせしてて申し訳ありません。

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3月11日（金）に発生した東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

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皆様へ

更新がようやく出来るので書き込みします。
２月中旬に仕事先から突然の解雇宣言をされて
今まで仕事を探していました。
先週仕事が見つかり無事落ち着いたので書き込みをしました。

以前みたいにまとめての更新が厳しいかもしれませんが
最後までお付き合いしてしていただけると嬉しいです😊

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>> 117 真が１曲歌い終わり私はまた真にお願いをした。 ホント歌が上手いですね☆ また歌ってください！ お願いします！ もういいだろ…。１曲歌ったじ… 真達が帰った後に真菜ちゃんや彩乃さんに色々言われた。
あのお客さんと深く付き合ってはダメ。
恋愛すると接客に集中が出来なくなるよ。
色々言われた…。

仕事は仕事。
プライベートはプライベート。
自分で割り切っていた。
正直私は真みたいなタイプは苦手。
俺様系の男は自分勝手でワガママだから。
だから恋愛の対象にならない。
そう自分で思っていた。

店に入り帰宅する準備をして自宅に送ってくれた。
車から降りる時に彩乃さんに言われた。
舞ちゃん…何度も言うけど気をつけてね。
あのお客さんには…。
お疲れ様。おやすみなさい。

車から降りて私は彩乃さんに会釈して家に入った。

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>> 121 皆が起きないようにそ～っとお風呂場に行きシャワーを浴びてそのまま布団に入った。

私は真からアドレスが書かれている紙を見てメールした。
舞です＾＾遅くにごめんなさい。
今日はとっても楽しかったです☆
私の無理なお願いも聞いてくれてありがとう☆
おやすみなさい☆

メールを送信してスグに返信が来た。
メールありがとう☆
こっちこそ楽しく過せたよ～
舞ちゃんみたいな女の子は初めてだよ。
俺マジで惚れたから付き合って。
ってかいつがヒマ？
一緒に遊びに行こうよ☆
あ…舞ちゃんって本名なの？それとも源氏名？

真からのメールを見てまた固まった…。
告白するのがメールって…。
やっぱりありえない。
こう言うガサツな男は合わない。
とりあえず返信して寝よう。

名前の舞は源氏名じゃなくて本名。
最初の源氏名は凪沙（なぎさ）だったんだ。
でも合わなくて本名に戻した（笑）
いつがヒマ？
ん～～～～～～今度の金曜の夕方なら空いてるよ。
それと付き合うのはまだダメです。
知り合って間もないのに付き合えないよ。
もううちょとお互いを知ってから…ね？
今日は遅いから寝ます☆
おやすみなさい☆

メールを送信して片手に携帯を持ったまま私は眠りについた。

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>> 122 朝…って言っても昼だけど私は目覚めて携帯を見た。
１１時半。寝すぎた。。。

ん？メール？
確認したら２件とも真だった。
１件目は寝る前に送ったメールの返信。
俺のことたくさん知って舞ちゃんが
大丈夫になったら付き合ってね☆
おやすみなさい☆

２件目は…携帯番号が入ったおはようメール。
おはよ～☆
俺の仕事は土木関係の仕事なんだ。
朝起きるのが大変だったよ～
あ～そうそう♪
俺の連絡先は…○○○－○○○○－○○○○
俺の連絡先教えるから舞ちゃんの連絡先も教えてね☆

連絡先を教えられたので拒否することが出来なかった
私はそのままメールで連絡先を教えた。
メールを送信してからいつものようにリビングで
ご飯を食べてまったり。

メールの着信が鳴る。
携帯を開いて確認…真だった。
声が聞きたいから休憩の時に電話していい？（笑）
ダメかな？

嫌とも言えずメールでＯＫと返事した。
それから３０分後…再び携帯が鳴る。
今度は電話だ。
相手を見ると真だ。。。
とりあえず電話に出る私。

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>> 123 もしもし？

もしも～し？舞ちゃん？真だよ～
いつまでゴロゴロしてるの～？
今日もお仕事？

お仕事お疲れ様です☆
さっき起きてご飯食べて少しだけゴロゴロしてた（笑）
よくお分かりで（笑）
今日もお仕事だよ。
仕事つまんないから辞めたいんだよね…。
私キャバクラに合ってないかも…

仕事の愚痴をつい真に言ってしまった。
今まで愚痴を他人に言ったことが無かった私。

どうかしてる…。
もしかして真が気になりだしてる！？
ダメダメダメ！！！
まだ何も知らないのに付き合うとか絶対にありえあい！
頭の中がグチャグチャになってる。。。
真の声で我に返った。


仕事中そう言う風には見えなかったけど…
仕事つまらないんだ？なら辞めちゃえば？
なんなら俺が辞めさせようか？
俺と付き合えば…

真が最後の一言を言い終わる前に私がすかさず
そう言えば金曜日どこに連れて行ってくれるの？
あ…また歌声聞きたいからカラオケに決定♪
楽しみにしてるよ～
それと舞ちゃんって呼ぶのはダメ。
【ちゃん付け】はトラウマがあるから…。

カラオケぇ～？
可愛い舞が言うのなら仕方無いなぁ～
って何でちゃん付けダメなの？
トラウマって？
つーか俺の愛の告白の邪魔するな～！
仕事始まるから夜また電話するね～～～

また夜に話をするね☆
じゃね～

電話を切り軽く溜め息。
この感覚はなんだろ………。
やっぱり私は真の事が気になりだしてるの？
でもスグも付き合うのは…う～ん。。。
金曜に告白されたら付き合えばいっか？
告白されるか分からないけど。。。

安易な考えをしていた私だった。
それが本当に実現するとは思わなかった。

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>> 124 その日の仕事から真と遊ぶ前日までメールのやり取りや
電話のやり取りをしていた。

電話先で真から言われた。
舞のトラウマの話まだ聞いてないけど…
何が原因でちゃん付けがダメになったの？
ずっと気になるんだよね。
もし嫌だったら無理に話をしなくてもいいからね。

私は真に話をした。
私が小学校６年の担任がセクハラ？わいせつに
近いことをしてたんだ。
体育の時間みんなの前に私を呼び出して鉄棒の練習とか
いいつつ…お尻や太ももを触ってた。
居残りをさせられた時は顔がすごく近くて
キスされそうなくらいの距離だったりした。
あと私と仲が良い女の子と男の子グループを
あからさまに贔屓（ひいき）して
私や友達は周りからイジメを受けてた。。。
その担任が私の名前を【舞ちゃん】って呼んでた。
たまに【舞】とも呼んでた。
それがちゃん付けが嫌な理由。

過去を思い出しながら真に話をした。

話を聞き終わった真が言った。
舞ごめんな。そんな辛い話をさせて。
その分…俺が癒してやる。

真の声が涙声に聞こえた。
なんで泣くのかが私には分からなかった。
だから私はふざけながら真に言った。

あれ～？もしかして泣いてるぅ～？
泣かなくても大丈夫だよ～
過去のことだし……ちゃん付けだけをしなければ
大丈夫だから☆

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