信頼・裏切り・復讐

>> 50 私はベッドから出て貰った金額を確認する。
本当に３万貰っちゃった………。
こんなに簡単に稼げるのなら…もうちょっとやろ♪
１０代を売りにすれば稼げる。
少しの時間を我慢すればいいだけだもんね。。。
貰ったお金を財布に入れながら安易な考えをしていた私。


そんな私に天罰は下ることになる。
最初で最後の大切な人を傷つけることになるとも知らずに…。

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>> 51 相手がシャワーから出てきて私もシャワーを浴び着替える。
着替え終わった相手はタバコを吸いながら
お金で困ったらいつでも連絡して☆
笑顔で私に伝えてくれた。

私も笑顔で
そうですね～…お互いの都合があったら…
考えときます♪
当たり障り無い答え方をした。


車に乗り込みホテルを出た。
車の中では他愛も無い話をして待ち合わせ場所で
車を停めバイバイのキスをした。

今日はありがとう。また逢えるといいな。
こちらこそ…楽しい時間ありがとう。
また逢えるといいですね☆
互いに言葉を交わし私は車から降り帰宅した。

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>> 52 自宅に着いていつもの自分に戻る。
ただいま～♪

母親の声が聞こえた。
舞どこに行ってたの！？
心配しながらも声が怒っていた。
無理も無い。
今日出かけることを伝えていなかったからだ。

ちょっと…出かけてた。
ご飯食べるから用意しておいて。
そう母親に伝えて私はスグに部屋に戻り財布の中を確認した。
貰ったお金を見ながら心臓がバクバクする。

本当に本当に…私やったんだ。。。
罪悪感が残っていた。
母親と父親から貰った身体を傷つけてしまった罪悪感。
やってはいけない【売春】をやってしまった罪悪感。
後悔しても後にはもう戻れない。
気にしちゃダメ！
自分に言い聞かせながら財布から２万を取り出し母親ところに行く。

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>> 53 リビングにご飯が用意されていた。
他の兄弟はみんな食べ終わって好きな事をしている。
ＴＶ見たりゲームしたり…。

母親が呆れながら言う。
舞だけがご飯食べ終わってないんだから
早く食べ終わらないと片付くものが片付かないでしょ？

そう言う母親に私はさっき財布から取り出したお金を渡す。
ママ…これ……。

母親は私が渡したお金を見て不思議そうな顔をしていた。
アンタこのお金どうしたの？

私はスグに答えた。
この間渡し忘れたお給料のお金。
ちょっと多かったからまた渡したんだ。
お金を私ご飯を食べ始める私。

母親は私が渡したお金を受け取り笑顔になった。
どうもありがとう☆これで少し助かるわ。
また渡し忘れがあったらいつでも待ってるよ～♪
のん気な事をいいながらキッチンに戻っていった。

母親の笑顔と引き換えに自分が犠牲になっていく…。
でも自分が選んだ道。
絶対に家族にバレないように上手くやらないと。


バレないようにやっていたけどそれはいつしかバレることになる。

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>> 54 援交を多くて１日３回少なくて１～２回。
月平均で２０～３０万を稼いでいた。
出逢う相手が多くなっていくとテクニックが磨かれていく。
その磨いたテクニックで相手が喜び満足する。
変な話…
バイトするよりも身体売っている方が慣れていった。

コンビニのアルバイトもしていたけど…
店長が失踪しいて経営が厳しくなり潰れる前に私は辞め
新しいバイトをすることにした。
ファミレスのアルバイト。
コンビニバイトよりも時給がよくて４～５万を稼いでいた。
メル友で知り合った彼氏とは別れた。
人のことは言えないけど浮気してるのが分かったから。
別れる時に簡単に別れられられた。

やっぱり…遊びだったんだね。
１５～６歳の女の子相手に本気になる人はいないよね。
年上の人を彼氏にするのが少しだけ恐怖になっていた。

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>> 55 学校生活は最初の１年は真面目に通っていた。
同じ年の女の子や男の子は妙にガキっぽく感じ話が合わない。
だから私は学校でいつも独りだった。
たまに話しかけてくれる女の子は
ギャル系だったりヤンキーな感じの女の子。
だからと言って私がそう言う系の女の子では無い。
寧ろ真面目で純粋って周囲に言われる。
ナゼかそう言う女の子に好かれやすかった。

２年目になった時の最初は真面目に通っていた。
通っていたけど学科単位が取れなくて学校自体をサボるようになっていた。
最終的に学科単位が取れなく…中退することを考えてた。

高２の２学期の終わり頃に三者面談があって担任から
中退をするか足りない単位を取って進級するかどうかを言われた。
自分の中で中退を望んでいたけど目の前で
【中退】って言葉を聞いたら怖くなり涙が出てきた。

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>> 56 担任と母親の前で泣いてる私を母は見て言いかけた。
泣いても仕方ないでしょ？学校辞めるのなら仕事しなさい。
学校だけじゃないんだから。
凜とした態度でいた母親。

普通ならきっと厳しいことを言うと思う。
でも私がこれからしようとする行動に対しても凜として
受け入れてくれる。

私が学校を辞めても文句を言わない母親。
長男・次男・三男（卒業予定）・長女は高卒。
私だけ中卒…。
【学歴】で見ていない母親を改めて尊敬した。
私は中退することを伝え高２の３学期に辞める事になった。

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>> 57 ちょうどその時期…
私が１７歳の春にと父と母の離婚が重なった。
私含めた兄弟７人は母親についていく。
残りの１人は末っ子四男。
まだ小学校低学年。
兄弟全員で四男を説得して母親のところにいるようにした。

四男は父親大好きだったので説得するのに時間が掛かった。
私は父親から愛情を貰った記憶が無い。
父親から見れば兄弟全員平等に愛情を注いでいたかもしれない。
でも私は愛情を貰った記憶が本当に無い。
むしろ大嫌いだった。

浮気相手と行った場所に家族を連れて行ったりした。
浮気がバレた理由は父親の口からありもしないことがポロって出たから。
浮気を認めない父親に対してずっと根に持っていた。
それと同時に家族名義で借金を擦り付けようとしていた。
そう言うのがあって大嫌いになった。

だから離婚するって言う話を聞いた時に私は賛成した。
パパがいないほうが私はいい。
私が稼ぐから大丈夫。
１８になったら水商売するから。
母に伝えた。

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>> 58 水商売？
大変だけど大丈夫なの？
私も昔してたけど…舞には多分向かないよ。
舞の性格だと客に触られたら顔に出るから。
でも何事も経験。
何でもいいからチャレンジしないさい☆
母親は図星なことを私に言ってきたけど夜の仕事を認めてくれた。
水商売の経験があるから簡単に承知してくれたと思う。

父親と母親が正式に離婚してから私は学校を辞め毎日がバイト三昧。
バイトじゃなくてフリーター…かな？
朝～夜までみっちり入って仕事してた。
パートのおばちゃんにたくさん可愛がってもらってたけど
相変わらず援交は時間と暇を見てやっていた。
もちろんお金を渡す時は何かしら嘘をついて毎回渡していた。
貰う金額が多いのに母親は何も言ってこない…。
いや…言えないだけ？
自分の娘が売春をしている。って思いたくないだけ？
悶々しながら自分で考えていた。

学校を辞めてから半年がたった時…
ふと気になったことがあり母親に聞くことにした。
奨学金のこと。
学校に通っていないのなら奨学金を返済しなきゃ。
って私は思っていたからだ。

• << 61 キッチンにいた母親に聞いてみた。 ねぇママ…私高校辞めたじゃん？奨学金の返済ってどうなるの？ いつから支払いが始まるの？ どのくらい支払えばいいのかな… 学校行ってる期間が短いから支払う額も少ないよね？ 母親は食器を洗いながら答える。 舞と同じ年の子が社会人になってから支払いが始まるから… あと２～３年後だね。 学校に通ってた期間だと２年半分の奨学金を返済すれば大丈夫だよ。 あと２～３年後かぁ～。。。 長いなぁ～～～～～～～… もっと早く生まれれば水商売とか出来たのに…。 独り言のようにポツリと呟く私の声を母親は聞き逃さなかった。 ねぇ舞？本当に水商売ヤル気あるのなら紹介するよ。 食器洗いが終わって温かいお茶を出してくれた母が言った言葉だった。

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観覧の皆様へ

リアル生活が忙しすぎて更新がなかなか出来なくて申し訳ないです(Ｔ＿Ｔ)
落ち着いたら必ず更新しますのでお待ちください( _ _ )

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>> 59 水商売？ 大変だけど大丈夫なの？ 私も昔してたけど…舞には多分向かないよ。 舞の性格だと客に触られたら顔に出るから。 でも何事も経験。 何で… キッチンにいた母親に聞いてみた。
ねぇママ…私高校辞めたじゃん？奨学金の返済ってどうなるの？
いつから支払いが始まるの？
どのくらい支払えばいいのかな…
学校行ってる期間が短いから支払う額も少ないよね？

母親は食器を洗いながら答える。
舞と同じ年の子が社会人になってから支払いが始まるから…
あと２～３年後だね。
学校に通ってた期間だと２年半分の奨学金を返済すれば大丈夫だよ。

あと２～３年後かぁ～。。。
長いなぁ～～～～～～～…
もっと早く生まれれば水商売とか出来たのに…。
独り言のようにポツリと呟く私の声を母親は聞き逃さなかった。

ねぇ舞？本当に水商売ヤル気あるのなら紹介するよ。
食器洗いが終わって温かいお茶を出してくれた母が言った言葉だった。

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>> 61 私はビックリした。
えっ…！？ちょッ…だって私まだ１７歳だよ！？未成年でも働けるの？
普通に考えて無理だよね！？
どもった声で母親に伝える。

母親はチラシを見せながら伝えた。
【水商売】って言っても居酒屋風のパブかな？
ここの駅前に居酒屋があるんだけど普通の居酒屋とちょっと違うんだよね。
キャバクラじゃないけど座敷パブとかなんとか…
年齢見たら舞の年齢でも募集してるんだよね。
ダメ元で面接行ってみたら？

受かるか分からないけど面接受けるのはタダだもんね♪
連絡して面接に言って来る☆
温かいお茶を飲みながら私は言う。

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>> 62 母親は安心そうに言ってくれた。
実はこのお店を前に見に行ったことがあってね。
普通の居酒屋だと思ったらお店に女の子が多くてビックリしたの。
舞がちょうど学校辞めるか辞めないかくらいに募集が入ってて…。
タイミングよく舞が水商売の仕事したいって言ったから勧めたのよ。

へぇ～…そんな偶然もあるんだね～～～。
駅前にそんなのあったなんて知らなかった。
面接する前１度お店を確認してみるね。
母親にそう伝え部屋に戻った。

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>> 63 部屋に戻り私は再び携帯を片手に援交の相手を探しながら画面を見ていた。

いつもと同じように相手との約束を取り付ける。
これで相手と交わるのは何度目なんだろう…。
でも水商売をすれば少しは稼げるからマシになるかな？

甘い考えをしながら私は母親が勧めた居酒屋パブに電話をして面接を取り付けた。
電話を切り時間を見たら２３時過ぎだった。
明日は援交の相手と逢う時間が早かったので早めに寝ることにした。

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>> 64 翌日になり私は起きてリビングに向かう。
兄弟たちは学校だったり会社に行ってるのでいるのは母親だけ。

ママ～おはよ～～～。
あくびをしながらママに挨拶。

あら？舞おはよう♪
面接の電話は入れたの？
ＴＶのワイドショーを見ながら母親が言う。

ちゃんと面接入れたよ♪
今日の１９時からあるんだ。
私メイク道具とか無いから今日ちょこっと買ってくる。
出かけることを母親に伝え朝ごはんを食べ始める。


面接があるんだから遅れないようにしなさいね！
舞なら絶対に受かるから！
私の昔は舞にソックリでこれでもモテたんだからね～（笑）
だから舞は絶対に売れるよ。
後押しをしてくれるように母親は言ってくれた。

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>> 65 ホントにぃ～？（笑）
ぶちゃいくだったら面接落ちるもんね♪
ありがとう☆
朝ごはんを食べ終わってお風呂に行く準備をし始める。

シャワーを浴びながら今日の予定を再確認。
１０時に援交。
　　　↓
１４時に援交。
　　　↓
１５時に買い物。
　　　↓
そのまま帰宅して一休み。
　　　↓
１９時から面接。
………。
今日は２人か…合計６万。。。
母親には３万渡せばいいかな？
残りの金額でメイクを買えばいっかな？
この組み立てなら完璧だね☆

組み立て＆再確認が終わりシャワーから出て着替え始める。
メイク道具は殆ど持っていない私は最低限のメイクのみをした。
マスカラ＆ビューラーで目をパッチリさせた。
人はメイクでも変わる。
でも一番変るのが【目元】
自分の顔が一番分かりやすいからだ。

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>> 66 いってきま～す☆
全ての準備が終わり母親に伝えた。

いってらっしゃ～い♪
気をつけて行ってくるのよ～
大きな声で返された。

私は自宅を出て歩いて駅まで向かう。
駅に着いたら見たことが無い居酒屋を見つけた。
なんか寂れた感じの居酒屋…？
もしかして面接入れた店ってここだったりして…
頭の中に過ぎった。

今更キャンセルするのも面倒だし行くしかないよね。。。
面接する店を遠くから眺めながら駅の改札を通る。
駅のホームで時間の確認をする。
０９：３４
待ち合わせの場所に余裕で着くのが分かるから相手にメールをする。

今から電車に乗って○○に行きます＾＾
○○駅から降りたらまたメールしますね♪
－送信－

メールをしいて５分後に電車が来てそのまま乗り込んだ。

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>> 67 平日でこの時間帯だと空いていて簡単に座れる。
座って相手からの連絡を待つ。
ヴーヴーヴー。
携帯のバイブが鳴る。
援交相手からメールが着ていた。

俺も今向かってるところです☆
今日は楽しく過そうね♪
また近くなったらメールします。

こんな感じのメールが着ていた。
毎回同じ内容のメールが来るのが分かってるので
定型に登録してある文章をコピペして貼り付け
絵文字も交えてメールをする。

私も楽しく過したいし過しましょうね❤
今から逢うのが楽しみです✨
また後でメールします🐱
－送信－

メールをして携帯をカバンに入れる。
ハァ…と軽く溜め息をする。
今回はどんな相手なんだろ…。
デブだったりしたら嫌だなぁ。
あとヘンなことを要求する人も嫌だなぁ。。。
マイナスな考えをずっとしていたら待ち合わせの駅に着いた。

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>> 68 駅に着いて近くのコンビニ入る。
相手の分と自分の分の飲み物を買って
コンビニから出て相手に到着のメールをした。

私が好きでも無い相手に【尽くせる理由】がちゃんとあった。
自分は商品。
【買ってもらってる身】だから。
買ってもらっているのなら…相手が満足しないと意味が無い。
だから最低限自分ができる【気が利く行動】を表す。
それが小さなことでも…。

援交を始めて半年が過ぎようとしていた。
こんな考えを持っていることを援交相手のオジサンに話したら
高級デートクラブに紹介したがっていた。
もちろん断った。
都内なんかに行けない。
県内でも無理なのに。

過去に交わった相手との会話を思い出しながら相手を待っていた。

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>> 69 携帯が鳴ってメールを見る。
相手からのメールだ。

今着きました。
○○の場所で待ってます。
ワンボックスの黒の車です。
非通知で構わないので電話ください。
０００－××××ー△△△△

非通知が面倒なのでそのまま電話した。
プルルル・プルルル
もしもし？
相手が電話に出た。

私も答える。
もしもし？
えっと～車がいっぱいあってどの車か分からないです💦
と電話を片手に周りを見渡したら黒のワンボックスが
クラクションを鳴らし教えてくれた。

そのまま私は車の場所に向かいながら
あ～見つけましたぁ♪電話切りますねぇ☆
電話を切った。

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>> 70 相手の車に乗り込み先ほど買った飲み物を相手に渡す。
好みが分からなくて…温かい缶コーヒーで大丈夫ですか？💦

ありがとう☆気が利くね☆
えっと舞ちゃんで言いんだよね？
相手は嬉しそうに言う。

私も喉が渇いていたので大丈夫ですよ☆
名前は…はい。
舞ですよ。サイトのハンネは本名と同じです☆
明るく元気に答える。

相手は私の顔を見て言う。
てっきりブサイクが来たらどうしよう…
って思っていたんだけど舞ちゃんが可愛くてよかった（笑）
このままホテルに行ってもいいかな？

えぇ～？そうなんですかぁ？
ブサイクとかっているんですか？
私見たことがないから分からないです（笑）
あ…女性が女性のを観覧できないですもんね（笑）
ホテルですか？大丈夫ですよ♪
毎回みんな同じことを言う。
聞き飽きた。
だから私が答えるのは毎回同じ。

車の中で他愛も無い話をしてたらホテルに着いた。

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>> 71 ホテルに着いたら車から降りて相手とフロントに向かう。
顔が幼い私は顔だけは絶対に見られたくないのでいつも
きょろきょろしながら待っていた。

相手が部屋のキーを貰ってエレベーターで部屋に向かう。
エレベーターの中の無言の時間が苦手な私は
どんな部屋にしたんですか？楽しみです☆
相手に話を掛ける。

シンプルでキレイな部屋だよ☆
相手が言う。

チン☆
エレベーターが止まった。
ドアが開いてエレベーターから出る。
相手と手を繋ぎながら部屋に向かう。

部屋の前に着いて相手が部屋の鍵を取り出し開ける。
部屋に入りお風呂の準備をする。
そんな姿を見て相手が言う。

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>> 72 舞ちゃんなんか慣れてるね？
何人くらいとヤッてきたの？？
一番聞かれたくない質問だ。
って言っても会う相手は毎回違っても必ず聞いてくる。
だから私は上手く回避する。

あんまり言いたくないけど…貴方が２人目。。。
お風呂の準備は時間が掛かるから早く用意をしてるんだ☆
自宅でもそうだよ♪
ちょっと申し訳なさそうに答える。
そうすれば相手も少なからず嫌な顔をしないを知ってるからだ。

お風呂の準備が終わったことを相手に伝える。
相手は何か言いたそうな顔をしてるのが分かったので
自分から答えた。

良かったら一緒に入りませんか？
一緒に入ったほうが楽しいですよね☆
笑顔で相手に伝えた。

相手は恥ずかしそうに言う。
え…？い…いいの？

相手の手を引っ張りお風呂場に一緒に行き一緒に洋服を脱ぐ。
もちろん普通に脱がせるんじゃなくて相手のを脱がせてあげた。
相手は喜んでいた。
私の洋服も脱がせてくれた。

そのままお風呂場に行き身体を洗ってあげて一緒に湯に浸かる。
相手から求められることをお風呂の中でした。
口で抜くのは既に当たり前になっていて慣れていた。

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>> 73 相手は満足そうな顔をしながら
舞ちゃん超気持ちよかった！どこでそんなの覚えてくるの！？
落ち着いたらまた口でして欲しいな☆

私は答える。
ホントですか！？気持ちよくてよかった～☆
どこで覚えてくる？…それはナイショです♪（笑）
一休みしてからにしましょ♪
お風呂から出て身体をタオルで拭きながらベッドに向かう。

ベッドに入って相手から…
舞ちゃん俺。。。ゴム付けてするとイケないんだ。
お金プラスするから生じゃダメ？

こんなことを言われたのが今までに無かったので少し躊躇した。
ナマですか？プラスって…？？
う～～～ん。。。いいですよ☆
笑顔で答える。


相手は嬉しいのかいつの間にかアレが大きくなってた。
このまま放置して最初からするのが面倒なのでそのまますることにした。
さっきは口で抜いたけど軽く口でする。
そのまま行為に入る。
相手が色々求めてくる。出来る限り答えた。
ようやく相手は絶頂に達し時間を見たら１３時過ぎ。

相手も用事があるらしくシャワーを浴び私もシャワーを浴び
約束の金額を貰う。
プラスされた金額を合わせて４万。
ナマでプラス１万だと思ってなくてビックリした。

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>> 74 相手も自分も着替えて部屋を出る。
エレベーターに向かうまで手を繋いで廊下を歩く。
ボタンを押しエレベーターに乗ると相手からキスを求められた。
嫌だけど答える。

チン☆

エレベーターが着いてフロントにカギを置いて車に戻る。
相手も自分も車に乗りエンジンを掛け走り出す。

あ～あ～～～～～。
まだ時間があればもっと一緒にいたかったなぁ～
残念。
相手の顔を見るとちょっと寂しそうだった。

用事があるのなら仕方ないですよ…
私ももう少しいたかったですし。。。
残念だけど楽しく過せたので嬉しかったです☆
ありがとう☆
笑顔いっぱいで答える私。

待ち合わせ場所に着き相手とバイバイのキスをして車から降りる。
時間を見ると１３時半。
ギリギリセーフ。
次の相手にメールをして私はファーストフード店で時間を潰す。
相手にシャンプーの香りとか言われても上手く答えるようにする。
店で待っていたら相手からメールが来た。

• << 77 今○○に向かってます。 少し遅れるかもですが必ず行くので待っててくださいね。 時間を見たら１４時前だった。 本当に来るのかな…。 もしかして初のバックレ！？ そう考え始めていたが…実際にそれが的中した。 １４時過ぎても相手からメールがこなくなった。 自分からメールしても返信無し。 このメールを送ったら今日は買い物して帰宅しよう…。 相手にメールを送ってみた。 数秒後メールが来た。 【メール送信エラー】 相手が私のアドレスを拒否をしたみたいでメールが戻ってきた。 マジかよ…。やられた。 まぁいっか。。。少ないけど今日はこれで終わりにしよう。 携帯をカバンに入れて店を出た。

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ホント今更ですが…
信頼・裏切り・復讐の感想スレを立ち上げてるので
似たような方がいたら是非書き込みとかいただけると嬉しいです😃
【感想】信頼・裏切り・復讐
http://mikle.jp/threadres/1508808/

ちなみに【復讐第一弾】は実行済みです😁
過去の話を早く終わらせて現在に話を
持っていくようにしますのでお待ちください🙇
主婦業＆仕事＋趣味のジム通いで時間がほとんどないので
お許しくだい😂

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>> 75 相手も自分も着替えて部屋を出る。 エレベーターに向かうまで手を繋いで廊下を歩く。 ボタンを押しエレベーターに乗ると相手からキスを求められた。… 今○○に向かってます。
少し遅れるかもですが必ず行くので待っててくださいね。

時間を見たら１４時前だった。

本当に来るのかな…。
もしかして初のバックレ！？

そう考え始めていたが…実際にそれが的中した。
１４時過ぎても相手からメールがこなくなった。
自分からメールしても返信無し。

このメールを送ったら今日は買い物して帰宅しよう…。
相手にメールを送ってみた。
数秒後メールが来た。
【メール送信エラー】
相手が私のアドレスを拒否をしたみたいでメールが戻ってきた。

マジかよ…。やられた。
まぁいっか。。。少ないけど今日はこれで終わりにしよう。

携帯をカバンに入れて店を出た。

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>> 77 私は店を出て近くのドラッグストアに行き必要なメイクを見た。
色々種類がありすぎてワケが分からない…。
店員を呼んで一緒に選んで貰った。
化粧下地・ファンデーション・アイシャドウ・アイブロウ・マスカラ
アイライナーは買わなかった。
理由は手先が不器用で上手くラインが描けないから。

皆なんであんなに器用にラインが描けるんだろ？
私には出来ない…
でもマスカラとビューラーで目元がハッキリするし
アイシャドウで鮮やかになるからいっか♪

選んだメイク道具を持ってレジに行き会計。
レジの店員が金額を言う。
１２４８５円になります。

メイクってこんなに高いんだ…。
自分に対しての【投資】だと思えば安いハズ。
これからもっと稼げばいいんだもんね☆
心の中でそう思った。

店員にお金を渡して商品を貰い店を出て歩き始めた。
少し歩いた時に後ろから声がした。

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>> 78 すみませ～ん…。
後ろを振り向くとスーツを着た４０代ぐらいのサラリーマン風な男性がいた。
私の嫌いなタイプ…デブで少し禿げてた。

あの～なんでしょうか？
私は不思議そうな顔で答える。

男性は道に迷ったらしく私に道を聞いてきた。
ここの場所に行きたいんですが迷ってしまって…
良ければ案内してくれませんか？

ここの場所ですか？
…いいですよ。今の場所から近いので。
本当は面倒だから断りたかったけど困っていたので案内することにした。
この【案内】をしなければよかった。と後悔をする。

男性と一緒に歩く私はある路地に入った。

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>> 79 その路地は人通りが殆ど無い路地。

私は相手の男性に伝えた。
ここの路地を抜ければ目的地に着きますよ。

そう伝えた瞬間…
男性が急に私の手を強く掴んで
引っ張り早歩きしながらもっと狭い路地に入った。

！？
急な出来事で声が出なく男性の力に勝てなくそのまま引っ張られた。

狭い路地に入り男性は私に抱きついてきた。
ちょ…離して下さい！止めて下さい！！

男性は抱きついて離れようとしない。
自分でもがいて離れようとしても力が強くて離れることができない。

男性は興奮してて大きくなった自分のモノを私に当ててきた。
私を正面では無く後ろ向きにされて自分のモノを入れてこようとした。

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>> 80 キミ可愛いねぇ～…カレシとかいるの？
カレシとはもうヤっちゃった？
ハアハア興奮しながら男性は自分のモノを入れようとしてきたけど
なかなか入らない。

可愛くなんかないですッ…カレシはいません…。
男性のモノが入らないように必死に抵抗する私。

男性がなかなか入らないことに対して諦められないらしく
今度はパンツに手を入れてきた。

絶対に触らせないッ！！！
そう決めて太ももに力を入れてガードした。

男性は諦めた様子でこう言ってきた。
分かった。諦めるよ。ただこの事は誰にも言わないで。
上着のジャケットから財布を取り出し私にお金を渡そうとしてきた。

その隙を見て私は走ってその場から離れた。
走りながら私は
お金なんかいらない！今のはなんだったの！？
レイプ？考えたくも無い…。

走り疲れた私は駅の近くまで来ていた。

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>> 81 恐怖と走り疲れたせいで心臓がバクバクしてる。
駅内に入り切符を購入して改札に入り電車を待つ。

そして再びさっきのことを考える。
あれはやっぱりレイプ…。
未遂に終わっててもレイプに間違いないよね。
こんなこと誰にも話せない。
キモチワルイ…家に帰ったらシャワー浴びよう。

電車が着たので乗り込み地元の駅に向かう。
購入したメイクを見ながら今日の面接のことを考えてた。
面接受かるかな？受かるよね…きっと。
色々な出来事があって電車揺れが眠りを誘いそのまま寝てしまった。

地元の駅まで１つ前のところで目が覚めた。
寝起きでボーっとしてる。
○○駅～○○駅～
車内のアナウンスが降りる駅を伝えそのまま電車を降りた。

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>> 82 改札で切符を渡して自宅に帰宅した。
ただいま～♪
何事も無かったかのように言う。

お帰り～☆早かったわね。
いつもの母親の声がした。
小学生の弟や妹はまだ帰宅してなく自宅にいたのは母親だけだった。

リビングに向かい母親に言う。
あ…あのねバイトから給料が入ってたのすっかり忘れてた。
これ少ないけど…はい☆
財布から２万を出し母親に渡す。
本当はあと１万渡したかったけど今月バイト出勤が少なくて
稼ぎが少なかったんだ…ごめんね。
もっとたくさん稼ぐから☆
援交で稼いだお金を毎回渡す時は気が引ける…。

毎回毎回本当にありがとう。
すごく助かるわ。
私が出したお金を両手で受け取り洗濯物を取り込みに二階に行った。

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>> 83 母親がいなくなり再び考え出す自分。
やっぱり気になる…。
ママは本当に私の行動を疑っていないの？
毎回こんなにお金を渡すことって普通はできないよ？
なんで何も言ってこないの？
信用してるから？それとも怖くて聞けないだけ？

母親が自分に対してしてる行動をどこかで
【止めて欲しい】って言う【心の叫び】だったのかもしれない。
その心の叫びがある病気の一歩手前になるのもしらずに続けていく。

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>> 84 私はシャワーを浴びて着替えた。
慣れないメイクを母親に教えてもらいながら自分なりにしていく。

ちょっとメイクが濃いんじゃない？
まぁ初めてだから仕方ないか☆（笑）
面接までまだ時間があるんだからご飯食べてから行きなさいね。
母親がそう言いながら夜ご飯を出してくれた。

うわ～…メイクってホントに人の顔が変わるんだね…。
別人みたい☆
でもメイク好きじゃ無い。。。
メイクするの面倒だな…
鏡を見てカバンに鏡を入れてご飯を食べ始める。

小学生の弟や妹も帰宅してきた。
ただいま～♪
弟＆妹は私の顔を見て一言。
なんなのその顔！？ヘンなの（笑）

頭にきた私は
見んじゃねぇ！
好きでこんな顔をしてるんじゃねぇよ！
あっちいけ！
軽く怒鳴って言った。

ご飯も終わりまったりしてて気づいたら１８時半過ぎていた。
もう面接に行かないと！ママちょっと早いけどもう出るね☆
行ってきます。

母親に伝えて私は自宅を出た。

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>> 85 自宅を出て再び駅方面に歩き出す。
面接場所の店に着いた。
１９時前だったけど客は誰一人いないのが店の外から見て分かった。
恐る恐る店の中に入る。

いらっしゃいませ～♪
可愛いギャルっぽい子が挨拶をしてきた。

あ…あの～…
今日１９時から面接を入れてる者ですが…。
ギャルっぽい子に伝えた。

あ…今日面接なんですねッ☆
今呼ぶのでここに座ってお待ちください♪
ギャルっぽい子は私に伝えて店の奥に入っていった。

店内を見ると居酒屋っぽいけどナゼかバーみたいなカウンターがある。
しかもお座敷付きだ。

妙な場所に面接を入れちゃったな…。
少し後悔をしていた。

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>> 86 少しして店の奥から綺麗な女性が出てきた。
銀座のクラブにいそうなママみたいな人。
こんばんわ☆今日は来てくれてありがとう☆
これ私の名刺…よかったらどうぞ。

渡された名刺には【彩乃】と書いてあった。
あやの…さん？
綺麗な名前…。
渡された名刺を眺めていたら彩乃さんは面接しないで
私に言ってきた。

貴女可愛いから合格！今から働けるかしら？
詳しい話を聞かないのは貴女のお母さんから話を聞いてるから。

思わず声が出た。
え…？話を聞いてる？えええ？
合格！？
ありがとうございます！
一生懸命頑張ります！


彩乃さんも嬉しそうに言う。
お名前…舞ちゃんだよね？
水商売の世界ではね本名で仕事をする子もいるんだけど
基本は【源氏名】って言う仮の名前を付けて仕事をするの。
だから舞ちゃんも源氏名を考えてね☆
まだ今すぐに決めれないと思うから今は【舞】が源氏名ね☆
決まったら名刺作って渡すから♪
期待してるよ☆

こちらこそありがとうございます！
私頑張ります！
源氏名…悩みますが可愛い名前考えますね！
笑顔で私は答えた。

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>> 87 店の奥から私の様子を見ている女の子が６～７人いた。
目が合った私はペコリとお辞儀をした。

彩乃さんはある女の子の名前を呼んだ。
まな～まな～…舞ちゃんに仕事のことを色々教えてあげて☆
店の奥から一人女の子が出てきた。

はじめまして。私…まなって言います☆
舞ちゃんよろしくね☆
まなちゃんは自己紹介をして私に名刺を渡して目の前に座った。
名刺を見たら【真菜】と書いてあった。

本名なのかな？それとも源氏名？
それよりも真菜ちゃんめちゃくちゃ可愛すぎる。
当時…浜崎あゆみが流行っていてそのメイクをしていた真菜ちゃん。
顔も目もあゆにソックリでビックリした。

あゆみたい…可愛い！！
それが最初の一言だった。

ありがとう☆でもあゆみたいに細くないよ（笑）
真菜ちゃんは照れながら言う。

確かにお世辞でも細い。って言える体型では無い。
むしろぽっちゃり⇔デブの境目かもしれない…。
でも体型じゃなくて彼女から溢れ出すオーラや笑顔が
他の女の子と違って輝いてるのが分かった。

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>> 88 真菜ちゃんに更衣室に案内してもらい渡されたワンピに着替える。
真菜ちゃんは私に質問してきた。
舞ちゃんって何歳なの？

私はバカだからそのまま素直に自分の年齢を伝えた。
１７歳だけど…もう少しで１８になる。

真菜ちゃん笑いながら言った。
舞ちゃん本当の年齢を言っちゃダメだよ～
水商売の仕事…風俗営業は１８歳以上からじゃないと
出来ないから客に年齢聞かれたら必ず【１８歳】って答えてね♪
ちなみに私は…１６歳（笑）
舞ちゃんの１つ下だよ☆

ごめんごめん…つい本当の年齢を伝えちゃった。
今後言わないようにするね！
ありがとう☆
真菜ちゃんに伝えた。

• << 91 彩乃さんは私の姿を見て… 舞ちゃん似合ってるわ☆綺麗☆ 真菜の指名客が来てるから舞ちゃんはヘルプで付いて☆ 真菜の仕事のしてるところを見て盗んで。 真菜ちゃんは私にアドバイスをくれた。 今日着てるお客さんは毎回色んな人を連れてくるの。 運とタイミングが合えば舞ちゃんの客になるから… 頑張って掴んで☆ 私も出来る限りフォローするからね♪ 私の手を引っ張りながら客の元へ行く。 客が座ってる席に私と真菜は着いた。 遅くなってごめんねぇ～☆甘えた声で真菜が指名客に言う。 私はそれを見つつ固まってる。 何をすればいいか分からないからだ。 それを見た真菜ちゃんはフォローを入れてくれた。 今日から入った舞ちゃんだよ～ お水の世界初めていたいで担当教育が私なんだ♪ 舞ちゃんをよろしくね☆ 指名客とその連れの人に伝えてくれた。 はじめまして…舞と言います。 こう言う仕事始めてて全く分からないですが頑張ります☆ よろしくお願いします☆ 緊張してぎこちない言葉が出てしまった。

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>> 89 真菜ちゃんの口から意外なことを言われる。
ここの皆…って言っても全員じないけど殆どが未成年なんだよね。
私の彼氏が彩乃さんの息子なんだけど息子に紹介されて働いてるんだ。
他の子は私の紹介だったり…。
この事は誰にも言わないでね。
知ってるのは舞ちゃんと彩乃さんだけだから…。

一瞬固まった私は我に返り真菜ちゃんに伝える。
殆どが未成年！？ってことは現役高校生！？
ヤバいんじゃないの！？
私も未成年だからヤバイけど…
誰にも言わないよ。
捕まりたくないもんね。

真菜ちゃんに伝えて一緒に更衣室を出た。

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>> 89 真菜ちゃんに更衣室に案内してもらい渡されたワンピに着替える。 真菜ちゃんは私に質問してきた。 舞ちゃんって何歳なの？ 私はバカだからそのま… 彩乃さんは私の姿を見て…
舞ちゃん似合ってるわ☆綺麗☆
真菜の指名客が来てるから舞ちゃんはヘルプで付いて☆
真菜の仕事のしてるところを見て盗んで。

真菜ちゃんは私にアドバイスをくれた。
今日着てるお客さんは毎回色んな人を連れてくるの。
運とタイミングが合えば舞ちゃんの客になるから…
頑張って掴んで☆
私も出来る限りフォローするからね♪
私の手を引っ張りながら客の元へ行く。

客が座ってる席に私と真菜は着いた。
遅くなってごめんねぇ～☆甘えた声で真菜が指名客に言う。
私はそれを見つつ固まってる。
何をすればいいか分からないからだ。

それを見た真菜ちゃんはフォローを入れてくれた。
今日から入った舞ちゃんだよ～
お水の世界初めていたいで担当教育が私なんだ♪
舞ちゃんをよろしくね☆
指名客とその連れの人に伝えてくれた。

はじめまして…舞と言います。
こう言う仕事始めてて全く分からないですが頑張ります☆
よろしくお願いします☆
緊張してぎこちない言葉が出てしまった。

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>> 91 客達は…
初々しいね～☆いくつなの？
可愛いなぁ～☆
いろんな言葉が飛び交う。
なんて答えればいいか分からなかった。

困った顔をしてたら真菜ちゃんが言ってくれた。
そんなに質問したら舞ちゃんが答えられないよ～
１つづつね♪
あ…焼酎切れてるから作るね～
真菜のフォローでなんとか乗り切ることが出来た。

私は真菜ちゃんがする仕事姿やしぐさを全部見て盗めるところを盗んだ。
お酒の作り方も目で盗んで覚えた。

客の一人が私に慣れ慣れしくしてきた。
舞ちゃんはカレシとかいないのぉ～？
あといくつぅ～？
結構若く見られるでしょ？
酔っ払った客が私にもたれかかってくる。

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>> 92 もたれかかってきた客を避けることも出来なく
客はエスカレートしてきて私の太もも辺りを触ってくる。

脚細いね～
ピチピチの肌してて触ってて気持ちいいよ～
ニヤニヤしながら私の顔を見ながら言ってきた。
私は愛想笑いをするのが精一杯で客の手を払うことが出来ない。

そして助けを求めようと真菜ちゃんの方を見ても真菜ちゃんは
指名客の相手をしていてそれどころでは無さそう…。

辺りを見回していると彩乃さんと目が合った。
目で必死に状況を訴える。
それに気づいた彩乃さんは私のところに来てくれた。

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>> 93 あらぁ～ダメよぉ～♪
舞ちゃんまだこう言うの慣れてないから…
お触りダ～メ♪
そう言いながら私と客との間に入り私はその状況から助かった。

彩乃さんこんな可愛い子よく見つけたね～
舞ちゃんのこと好きになりそう（笑）
客は彩乃さんと話し始めた。

えぇ～！？
そんなこと言うと私…寂しいわぁ～
綾乃さんは猫なで声？みたいに客に甘えながら言った。

彩乃さんの会話
真菜ちゃんの会話
二人を見ながら共通点を見つけそれをずっと観察していた。

自分の中で
あ…こう言う風にして上手く逃げたり甘えたりするんだ。。。
１つ１つの動作を目に焼き付けて自分のモノにするように
頭に叩き込んだ。

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>> 94 時間が来て真菜ちゃんの指名客や連れの客は店から出た。
客のお見送りをする為に真菜ちゃんや彩乃さんも外に出た。
私もそれに着いて行く。
外で真菜ちゃんや彩乃さんは客と話してる。

さっき脚を触ってきた客が私を手招きで呼んだ。
なんだろ？と思い私は客のところに行く。

さっきはごめんね。無防備だったからつい触ったんだ…
これ俺のアドレス。あと連絡先…。
よかったらメールとかしたい。
そう言いながら私に名刺を渡してきた。

さっきのこと…あ…大丈夫です☆
連絡先ありがとうございます☆
私まだお店に入ったばっかりで自分の名刺がないので
あとで携帯にメールします☆
今日はありがとうございました☆
笑顔で名刺を受け取りお礼を伝える。

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>> 95 客も店内にいた時よりも酔いが醒めてきたらしく落ち着いた感じだった。
真菜ちゃんと彩乃さんと一緒に客が見えなくなるまで見送った。
客が見えなくなってから真菜ちゃんと彩乃さんに言われた。

彩乃さんが私を見て抱きついてた。
きゃー☆舞ちゃんやるわね～♪
初日でお客さん掴むなんて凄いわ！
あのお客さん舞ちゃんのこと気に入ったから
次もお店に来てもらえるように頑張ってね☆

その隣で真菜ちゃんが言う。
舞ちゃんホント凄いよ！
あのお客さんウチの店の女の子を片っ端から
自分の客にしようと必死だったのに
舞ちゃん簡単に落とすんだもん…
あたし負けられない（笑）

え…？そうなの？そうなんですか？
私何も出来なくて役立たずだったのに…。
申し訳なさそうに私は二人に言った。

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>> 96 彩乃さんは店の入り口辺りで私と真菜ちゃんを手招きしながら言った。
外寒いし中に入ろう☆
時間も時間だし今日はこれでお店閉めちゃうから☆
舞ちゃん…あなたは原石。
磨けばもっと輝く。
今日私達の行動やしぐさ見てて何か感じたでしょ？
それを次回から自分でしてみれば大丈夫だから。
彩乃さんの言葉が水商売に不安だった私を温かく包み込んでくれた。

お店に入ろうとしたら外から声がした。
まだやってるか～い？
今日杏里（あんり）ちゃんいる？
見たことが無いオジサンが一人いた。
彩乃さんと真菜ちゃんは顔見知りみたいだ。

彩乃さんはオジサンを見て
杏里なら…いますよ☆杏里ご指名ですね☆
寒いので中に入ってください☆

私はオジサンの顔を見て挨拶をした。
こんばんわ☆

オジサンも挨拶をしてくれた。
コンバンワ。見かけない顔だね…
新人さん？？
私の顔を不思議そうに見ていた。

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>> 97 えっと…今日から入った舞と申します。
こう言うお仕事初めてて何も知らなく彩乃さんたちに
色々聞きながら仕事を覚え最中です。
まだ慣れなくてやっぱりぎこちないことをオジサンに言ってしまった。

オジサンは彩乃さんにチェンジを伝えた。
彩乃ママ～…今日は杏里じゃなくて舞と話がしたい。
なんか初々しくて気に入った。
舞と色々話しをしたい。
オジサンはカウンター席に着いて私を呼ぶ。

奥からギャルな杏里ちゃんがそれを見ていた。
そして私を睨んだ。凄く怖かった。
私の客を取って最低。
そんな顔をしていた。

杏里ちゃんは私と同じ年の１７歳。
私よりも大人っぽくて細くて長身で小麦色の肌が綺麗な
女の子。
私は正反対でチビで童顔…。
同じ１７歳の比べたら幼い顔立ちだ。

私は杏里ちゃんの客を取ったつもりは全く無かった。
だから私は困った。。。

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>> 98 彩乃さんが私と杏里ちゃんの様子を見て
杏里ちゃんに彩乃さんがヒソヒソ話で何かを伝えてる。
彩乃さんの言ったことを杏里ちゃんはスグに実行してオジサンの元に向かう。

舞ちゃんが可愛いからってぇ～
私を一人にしないで下さいよぉ～
オジサンの隣に座りながらベッタリ気味。

彩乃さんはオジサンに伝えた。
舞ちゃんにも今から行って貰うのでちょっとお待ちくださいね☆

私と彩乃さんは店の奥に行った。
真菜ちゃんも…もちろん一緒だ。

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>> 99 奥で彩乃さんに言われた。
舞…あのオジサンは凄くお金持ちなの。
正直言って今は杏里じゃなくて舞が気に入ってる。
だから舞の客にしなさい。
杏里は今…
必死に繋ぎとめようとしてるけど無理かな…。
杏里にはたくさんの指名客が付いてるから大丈夫。

私はビックリして言葉が出なかった…。
他人の客を取るってダメなんじゃないの？
客自身が望むのならいいかもだけど杏里ちゃんと
気まずいな…。

そんな顔をしてたら真菜ちゃんにツッコミを貰った。
舞ちゃん今悩んでたでしょ？
元々杏里ちゃんのお客さんだったけど今は舞ちゃんが気に入ってる。
だから舞ちゃんのお客さんにしても大丈夫だよ☆
彩乃さんもあたしもフォローするから☆
真菜ちゃんの言葉に救われた。

• << 101 奥から私を含めた３人が出てきて彩乃さんは私の耳元でこう言った。 舞ちゃん… さっき私たちがしてた接客を全部するんじゃなくて 少しでいいからやってみて☆ あのオジサン絵を描くの好きだから絵の話題をしてみて。 私の耳元でアドバイスをしてくれた。 そして私はオジサンの横に座った。 遅くなってゴメンナサイ。 さっき仕事でミスしちゃって… 彩乃さんにアドバイスを貰ってました。 たくさん覚えることがあって大変です（笑） オジサンは杏里ちゃんの方を見て会話をしてたのに私の方を見て お仕事初めてならたくさん失敗して覚えれば大丈夫！ すごい笑顔で私に言ってくれた。 杏里ちゃんはオジサンの席を離れてオジサンに伝えた。 舞ちゃんにヘンなことしちゃダメだからね～（笑） そう言うと店の奥に行ってしまった…。 オジサンと私…２人きり。 もちろん店の中にはまだ人はいるけどこの空間に慣れない。 なんとか会話をするように話を持ちかけた。

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